JP2009069198A - 同期処理システム及び半導体集積回路 - Google Patents

同期処理システム及び半導体集積回路 Download PDF

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【課題】端子数を増加させることなく、同期処理の同期を取ることができる同期処理システム及び半導体集積回路を提供する。
【解決手段】マスタIC12が、同期タイミング信号を同期をとって実行する処理内容に応じて信号状態を変えて生成し、生成した同期タイミング信号を出力すると共に、当該同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行し、スレーブIC14が、マスタIC12より出力された同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行する。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数個のIC(半導体集積回路)の同期処理により所定の処理対象物の制御を行なう同期処理システム及び当該同期処理システムに用いる半導体集積回路に関するものである。
従来より複数個のICの同期処理により所定の処理対象物の制御を行なう同期処理システムが知られている。
例えば、特許文献1には、複数個のIC(特許文献1では2個のIC)の同期処理により一つの液晶パネルの表示を制御する技術が記載されている。
図5には、2個のICの同期処理により液晶パネル等のパネル18’の表示を制御する場合の構成の一例が示されている。
一般的に、一つのパネル18’を2個のICによって制御する場合、何れか一方のICをマスタIC12’とし、他方のICをスレーブIC14’として、マスタIC12’が制御用のクロック信号(図5の(1)clock)、及びフレームの表示タイミングの同期を取るための信号(図5の(2)に示すframe−synchronizing−signal(以下、「fsync信号」という。))を生成し、各信号をそれぞれスレーブIC14’に出力して同期を取る構成である。このフレームとは、一般的に1画面の表示間隔を示すものであり、この間隔は一般的に数十〜数百Hzの周期で制御される。
また、ホスト(Host)16’は、パラレルIF(インタフェース)やシリアルIF(図5の(3))を通じてマスタIC12’及びスレーブIC14’に諸設定、表示用画像データのライトや表示開始−停止の制御を行う。
このとき、マスタIC12’で生成されるクロック信号(図5の(1))とホスト16’からのデータのライト(図5の(3))のタイミングは、全くの非同期である。このため、マスタIC12’及びスレーブIC14’では、ホスト16’から設定されたデータを受けてクロック信号による処理のタイミングで内部で当該データを使用するのが一般的である。
図6には、従来のマスタIC12’及びスレーブIC14’の動作に関するタイミングチャートの一例が示されている。
例えば、マスタIC12’及びスレーブIC14’を使用してパネル18’の表示を開始させる場合、図6に示すように、ホスト16’は、マスタIC12’及びスレーブIC14’の両方にDisplay−ON(図6の(4)、(7))を設定する。このDisplay−ONとはホスト16’からの表示開始の要求を示す信号である。
このDisplay−ON信号がHighとなるタイミングは、マスタIC12’及びスレーブIC14’のクロック信号とは全くの非同期である。このため、各IC内部では、Display−ON信号の同期を取るためにIC内部の制御のクロック信号に合わせてDisplay−ON信号を一旦ラッチする。これは、メタステーブル対策である。プロセスや動作周波数によっても異なるが通常2段以上のフリップフロップでラッチされるが、このフリップフロップについては図示を省略する。このメタステーブルとは、フリップフロップのクロック信号に対するデータのセットアップ/ホールドタイムが満たせない場合に出力がレーシングしてしまい、最終的にHighかLowのどちらかに落ち着くか分からない現象である。このため、そのレーシング時間を吸収するためにフリップフロップを数段設けてその数段のフリップフロップによりラッチが行われる。
マスタIC12’及びスレーブIC14’では、クロック信号に合わせてラッチした信号のタイミング(図6の(5)(8))をそのまま使用するのではなく、fsync信号を受けてから表示開始が始まる(図6の(6)、(9))。
これは、パネル18’の表示タイミングを、fsync信号に示されるフレームの表示タイミングに同期させることで表示開始のタイミングを制御し易くする目的や複数個のICを使用する場合に同期を合わせ易くする目的がある。
特開平6−274134号公報
しかしながら、上記で説明した一般式な制御では、以下の要因によりマスタIC12’及びスレーブIC14’の同期処理によるパネル18’の表示のON/OFFの制御がfsync信号の1フレーム周期分ずれてしまう場合がある、という問題があった。
この問題の発生には、以下のような要因が考えられる。
<要因1>
ホスト16’から設定されるDisplay−ONコマンドは、マスタIC12’及びスレーブIC14’の両方に発行されるが、IC内部のクロック信号とは非同期であるためIC間のクロックスキュー差やメタステーブルにより同じタイミングでデータをラッチできない場合がある。
<要因2>
ホスト16’からの設定が2つのICに同時に行えない仕様の場合はシリアルに設定(例えば、マスタIC12’を設定した後にスレーブIC14’を設定)するしかなく、その間にfsync信号の1フレーム周期分の表示タイミングをまたいでしまう可能性がある。一般的にホスト16’側はfsync信号などのIC内部の信号状態を検出して設定を行わない。これは、配線が増えることやホスト16’側の負担が増大してしまうためである。
また、仮に設定を同時に行えたとしても、<要因1>の問題によって結局はデータをラッチするラッチタイミングがずれてしまうことになる。
図7には、ホスト16’からマスタIC12’及びスレーブIC14’の両方に同時に表示開始(Display−ON)を設定した場合において、上述した<要因1>の要因によりデータを同じタイミングでラッチできない場合のタイミングチャートの一例が示されている。
図7の(1)、(2)は、マスタIC12’から出力された信号がスレーブIC14’へ入力される際に生じる遅延であり、これは配線遅延、IO遅延により必ず発生する。
図7の(3)、(4)、(5)、(6)は、それぞれのICでメタステーブル対策を行うためのフリップフロップでラッチされた制御信号であり、クロック信号に非同期で設定されたDisplay−ONをクロック信号に同期させて使用するために必要な制御である。なお、図7の(3)、(4)、(5)、(6)は、フリップフロップ(FF)を例えば2段設けてその2段のフリップフロップにより非同期信号を内部のクロック信号で2段受けしているタイミングの例である。
ここで、図7の(7)のタイミングでホスト16’よりマスタIC12’及びスレーブIC14’にDisplay−ONが設定されると、各ICでのメタステーブル対策用のフリップフロップの出力は図7に示すようなタイミング(図7の(3)、(4)、(5)、(6))となる。
最終的なIC内部の表示開始のタイミングは、上述したように各IC間で同期を取るために(4)、(6)の信号がHighであり、かつfsync信号がHighとなっているクロック信号による処理のタイミング(図7の(8)、(9))であり、パネル18’はこのタイミングで表示開始となる。
以上の結果から、図7に示すようにホスト16’から設定されるDisplay−ONのタイミング如何によっては、マスタIC12’及びスレーブIC14’で表示開始のタイミングが1フレーム周期分ずれてしまうことが分かる。
これは、図7の(1)、(2)のような2チップ以上のICの同期処理を行なう場合に必ず存在する信号線のスキューやメタステーブルの問題に起因するものであり、例えクロック信号を外部から2チップに対して同時に供給しても、各ICの特性のバラツキによりスキューの発生を防ぎきれない。
また、この問題は、表示開始時の同期処理の制御だけではなく、表示停止時にも同様な問題が発生し、1fsync(数十〜数百Hz)区間での表示開始、停止のずれが発生してしまう可能性があることから画面のちらつきなどの問題となる。
以上の問題を回避するためには、IC間の同期制御信号を増加させることで対応することができるが、この場合、端子数の増加となるため一般的には好まれない。
本発明は上記事実を鑑みてなされたものであり、端子数を増加させることなく、複数個の半導体集積回路による同期処理の同期を取ることができる同期処理システム及び半導体集積回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、所定の処理対象物に対し、同期して処理を行なうためのタイミングを示す同期タイミング信号を、同期をとって実行する処理内容に応じて信号状態を変えて生成する生成手段、前記生成手段により生成された前記同期タイミング信号を出力する出力手段、及び前記出力手段により出力された前記同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行する第1処理実行手段を有する第1半導体集積回路と、前記出力手段より出力される前記同期タイミング信号が入力される入力手段、及び前記入力手段に入力される前記同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行する第2処理実行手段を有する第2半導体集積回路と、を備えている。
請求項1記載の発明の第1半導体集積回路は、所定の処理対象物に対し、同期して処理を行なうためのタイミングを示す同期タイミング信号を、同期をとって実行する処理内容に応じて信号状態を変えて生成し、生成された同期タイミング信号を出力すると共に、出力された同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行する。
一方、第2半導体集積回路は、入力される同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行する。
このように請求項1記載の発明によれば、第1半導体集積回路が、同期タイミング信号を同期をとって実行する処理内容に応じて信号状態を変えて生成し、生成した同期タイミング信号を出力すると共に、当該同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行し、第2半導体集積回路が、前記第1半導体集積回路より出力された前記同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行するので、端子数を増加させることなく、複数個の半導体集積回路による同期処理の同期を取ることができる。
なお、請求項1記載の発明は、請求項2記載の発明のように、前記同期タイミング信号が、パルス信号であり、前記信号状態が、前記パルス信号のパルス幅であるものとしてもよい。
また、請求項1又は請求項2記載の発明は、請求項3記載の発明のように、前記処理対象物が、液晶パネルであり、前記同期タイミング信号が、前記液晶パネルに画面を表示する表示タイミングを示すものとしてもよい。
一方、上記目的を達成するため、請求項4記載の発明の半導体集積回路は、所定の処理対象物に対し、同期して処理を行なうためのタイミングを示す同期タイミング信号を、同期をとって実行する処理内容に応じて信号状態を変えて生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記同期タイミング信号を出力する出力手段と、前記出力手段により出力された前記同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行する処理実行手段と、を有している。
また、請求項5記載の発明の半導体集積回路は、所定の処理対象物に対して同期して処理を行なうためのタイミングを示し、同期をとって実行する処理内容に応じて信号状態を異なり、外部より入力される同期タイミング信号が入力される入力手段と、前記入力手段に入力される前記同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行する処理実行手段と、を有してする。
よって、請求項4及び請求項5の半導体集積回路を用いることにより、請求項1記載の発明と同様に作用するので、請求項1記載の発明と同様に、端子数を増加させることなく、同期処理の同期を取ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、第1半導体集積回路が、同期タイミング信号を同期をとって実行する処理内容に応じて信号状態を変えて生成し、生成した同期タイミング信号を出力すると共に、当該同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行し、第2半導体集積回路が、前記第1半導体集積回路より出力された前記同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行するので、端子数を増加させることなく、複数個の半導体集積回路による同期処理の同期を取ることができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下では、マスタICとスレーブICの2つのICの同期処理により液晶パネル等のパネル18の表示を制御する同期処理システムの場合について説明する。
図1には、本実施の形態に係る同期処理システム10の構成が示されている。
本実施の形態に係る同期処理システム10は、マスタIC12と、スレーブIC14と、を含んで構成されており、マスタIC12が制御用のクロック信号(図1の(1)clock)、及びfsync信号(図1の(2))を生成し、それをスレーブIC14に出力して同期を取る構成である。
本実施の形態に係るマスタIC12及びスレーブIC14の端子構成は従来と同じであるが、本実施の形態には、マスタIC12がfsync信号として出力するパルスのパルス幅を変化させることで、マスタIC12とスレーブIC14の表示開始/停止の同期を行うものである。
ホスト16は、パラレルIF(インタフェース)やシリアルIF(図1の(3))を通じてマスタIC12やスレーブIC14の諸設定、表示用画像データのライト、表示開始−停止の制御を行う。また、ホスト16は、マスタIC12とスレーブIC14の2つのICを使用してパネル18の表示を開始させる場合、マスタIC12のみに対してDisplay−ONを設定する。
図2には、マスタIC12とスレーブIC14の機能構成を示すブロック図が示されている。
マスタIC12は、制御用のクロック信号を生成するクロック信号生成部20と、フレームの表示タイミングを示すfsync信号を周期的に生成する表示タイミング生成部22と、ホスト16やパネル18、スレーブIC14と各種信号を入出力するための端子24と、パネル18の表示を制御する制御処理を実行する表示制御処理部28と、を有している。
表示タイミング生成部22は、フレームの表示タイミングを示すFrame_signal信号を生成する不図示の発振回路を内部に備えており、Frame_signalに同期させてfsync信号を生成して出力しており、ホスト16から表示開始を指示するDisplay−ONが設定されると、表示開始が指示されたことを示すためにfsync信号のパルス幅(サイクル)を変更する。
クロック信号生成部20、表示タイミング生成部22により各々生成されたクロック信号、fsync信号は、端子24を介してスレーブIC14へ出力される。
一方、ホスト16やパネル18、マスタIC12と各種信号を入出力するための端子30と、パネル18の表示を制御する制御処理を実行する表示制御処理部32と、を有している。
次に、図3には、マスタIC12とスレーブIC14の動作に関するタイミングチャートの一例が示されている。
図3の(1)(2)はマスタIC12により生成された制御用のクロック信号であり、図3の(3)はマスタIC12により生成されるfsync信号である。
ホスト16は、表示開始させる場合、マスタIC12のみにDisplay−ONを設定する。
表示タイミング生成部22は、内部で生成されるFrame_signalに同期させてfsync信号を生成して出力しており、Display−ONが設定させると、表示開始が指示されたことを示すために図3の(2)のfsync信号のパルス幅(サイクル)を変更する制御を行なう。
なお、本実施の形態では、例えば、表示停止期間中、fsync信号のパルス幅を1サイクル分とし、Display−ONが設定させて表示期間中となるとfsync信号のパルス幅を2サイクル分とする制御を行う。
次にマスタIC12とスレーブIC14の両方では以下の制御を行う。
fsync信号(図3の(2))のパルス幅は、ホスト16から表示開始の命令が(Display−ON(ホスト16))設定されると変化する。
表示制御処理部28、及び表示制御処理部32では、fsync信号をクロック信号(図3の(1))の立ち上がりに合わせて一旦ラッチしてfsync_ff信号(図3の(8))を生成する。
そして、表示制御処理部28、及び表示制御処理部32では、fsync信号とfsync_ff信号から図3に(9)に示すタイミングでfsync_for_real信号を生成する。このfsync_for_real信号は、fsyncの立下りを検出するための信号であり、生成論理は、fsync信号がLow且つfsync_ff信号がHighの場合にHighとする。
また、表示制御処理部28、及び表示制御処理部32にはfsync_ff信号がHigh間のクロック信号(図3の(1)clock)の立ち上がりをカウントし、fsync_ff信号がLowになるとクリアされる不図示のカウンタが設けられており、当該カウンタによりfsync_ff信号がHighとなっている期間(図3の(10)fsync_cnt)を計測することにより、fsync信号のパルス幅を検出する。
そして、表示制御処理部28、及び表示制御処理部32は、検出されたfsync信号のパルス幅に基づいて、当該パルス幅に応じた処理内容の処理を当該fsync信号により示されるタイミングで実行する。
例えば、図3に示した例では、fsync_cntの値が“1”のときは表示停止中であるためパネル18に対して表示制御処理を行なわず、fsync_cntの値が“2”のときは表示中であるパネル18に対して表示制御処理を行なう。
このように本実施の形態によれば、ホスト16は表示開始の設定をマスタIC12のみ行い、マスタIC12がマスタIC12とスレーブIC14の同期の制御を行なうために、IC間のクロックスキューやメタステーブルの影響を受けることはなく、端子数を増加させることなく、マスタIC12及びスレーブIC14によるパネル18への同期処理の同期を取ることができ、パネル18に表示される画面のちらつきなどを抑えることができる。
なお、図3の例では同期をとりたいタイミング(図3の(3))と実際に同期を敢っているタイミング(図3の(9))とはクロック信号1サイクル分のずれが発生しているが、(3)の信号自体を実際の処理タイミングよりも1サイクル分前にずらす((3)のタイミングは同期をとりたいタイミングの1サイクル前の信号とする)ことで実際の処理タイミングに合わせることができる。
また、本実施の形態ではパネル18に対して表示停止中と表示開始の2つのタイミングの同期処理の制御を行なう場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、fsync信号の出力パタンをとりたいタイミングにより変化させることで、マスタIC12とスレーブIC14の2以上の複数の処理の同期を行うことができる。
例えば、図4に示すように、マスタIC12−スレーブIC14間で同期をとりたいタイミングが3つ(図4の同期1、同期2、同期3)あるとする。
この場合、例えば、マスタIC12は、fsync信号のパルス幅を同期1、同期2、同期3のタイミングで変化させる。例えば、同期1の場合:fsync信号のパルス幅を1サイクル(図4の(6))とし、同期2の場合:fsync信号のパルス幅を2サイクル(図4の(7))とし、同期3の場合:fsync信号のパルス幅を3サイクル(図4の(8))とする。
マスタIC12及びスレーブIC14では、上述したように、fsync_ff信号がHighとなっている期間を計測し、fsync_cntの値が“1”のときは、同期1で同期をとりたいと判定し、fsync_cntの値が“2”のときは、同期2で同期をとりたいと判定し、fsync_cntの値が“3”のときは同期3で同期をとりたいと判定することが可能となる。
また、仮に同期をとりたいタイミングが同じ場合があるかもしれない。この場合は、例えば、fsync信号のパルス幅に別途設け4サイクルの場合を設けて、同期1と同期2が同時に起きたと認識させることも可能であり、端子を増加させずにさまざまな同期をIC間で取ることが可能となる。
なお、この場合も同期をとりたいタイミング(図4の同期1、同期2、同期3)と実際に同期をとっているタイミング(図4の(10))とはクロック信号1サイクル分ずれているが、同期1、同期2、同期3の信号自体を1サイクル前にずらすことで実際の処理タイミングに合わせることができる。
また、本実施の形態では、実行する処理内容に応じてfsync信号のパルス幅を変える場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、fsync信号の電圧レベルやfsync信号として出力するパルスの波形パターンを変えるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、2個のICを用いて、処理対象物としてパネル18の表示の同期制御を行なう場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、2個以上のICを用いてお互いが同期を取る必要がある製品に適用可能である。
その他、本実施の形態で説明した同期処理システム10の構成(図1参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
実施の形態に係る同期処理システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るマスタICとスレーブICの機能構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るマスタICとスレーブICの動作に関するタイミングチャートである。 実施の形態に係るマスタICとスレーブICの動作に関するタイミングチャートの別な例である。 従来の同期処理システムの構成を示すブロック図である。 従来のマスタIC及びスレーブICの動作に関するタイミングチャートである。 従来のマスタIC及びスレーブICにおいてデータをラッチするラッチタイミングがずれる場合のタイミングチャートである。
符号の説明
10 同期処理システム
12 マスタIC(第1半導体集積回路)
14 スレーブIC(第2半導体集積回路)
18 パネル(処理対象物)
22 表示タイミング生成部(生成手段)
24 端子(出力手段)
28 表示制御処理部(第1処理実行手段、処理実行手段)
30 端子(入力手段)
32 表示制御処理部(第2処理実行手段、処理実行手段)

Claims (5)

  1. 所定の処理対象物に対し、同期して処理を行なうためのタイミングを示す同期タイミング信号を、同期をとって実行する処理内容に応じて信号状態を変えて生成する生成手段、前記生成手段により生成された前記同期タイミング信号を出力する出力手段、及び前記出力手段により出力された前記同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行する第1処理実行手段を有する第1半導体集積回路と、
    前記出力手段より出力される前記同期タイミング信号が入力される入力手段、及び前記入力手段に入力される前記同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行する第2処理実行手段を有する第2半導体集積回路と、
    を備えた同期処理システム。
  2. 前記同期タイミング信号は、パルス信号であり、
    前記信号状態は、前記パルス信号のパルス幅である
    請求項1記載の同期処理システム。
  3. 前記処理対象物は、液晶パネルであり、
    前記同期タイミング信号は、前記液晶パネルに画面を表示する表示タイミングを示すものである
    請求項1又は請求項2記載の同期処理システム。
  4. 所定の処理対象物に対し、同期して処理を行なうためのタイミングを示す同期タイミング信号を、同期をとって実行する処理内容に応じて信号状態を変えて生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記同期タイミング信号を出力する出力手段と、
    前記出力手段により出力された前記同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行する処理実行手段と、
    を有する半導体集積回路。
  5. 所定の処理対象物に対して同期して処理を行なうためのタイミングを示し、同期をとって実行する処理内容に応じて信号状態を異なり、外部より入力される同期タイミング信号が入力される入力手段と、
    前記入力手段に入力される前記同期タイミング信号の信号状態に応じた処理内容の処理を当該同期タイミング信号により示されるタイミングで実行する処理実行手段と、
    を有する半導体集積回路。
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