JP2009064911A - 電子回路モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板に対するカバー体の取付位置を高精度に規定できる電子回路モジュールを提供すること。
【解決手段】4箇所の隅部にそれぞれ湾曲面12aに沿う切欠き部12が設けられている回路基板10と、これら切欠き部12内に個別に配置される4つの取付脚16を有し、回路基板10の上面を覆うように取付脚16を介して該回路基板10に取り付けられる金属板からなる箱形のカバー体11とを備えた電子回路モジュールにおいて、4つの取付脚16にそれぞれカバー体11の内方へ向けて斜めに(好ましくは略45度)折り曲げた折曲片17を形成し、各折曲片17の先端側の一側縁17aを対応する切欠き部12の湾曲面12aに近接させると共に、これら4つの折曲片17が回路基板10の中央部から見て略放射状に分散配置されるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、金属板からなるカバー体を回路基板に取り付けて構成される電子回路モジュールに係り、特に、回路基板の四隅に設けられた切欠き部にカバー体の取付脚を配置させるという構造の電子回路モジュールに関する。
例えば無線通信機器等においては、高周波回路等が配設された回路基板に金属板からなるシールドケース等のカバー体を取り付けて構成される電子回路モジュールを使用することがある。一般的に、このような電子回路モジュールでは、箱形にフォーミングされたカバー体が回路基板の上面を覆うように取り付けられており、特に小型の電子回路モジュールの場合、回路基板の四隅に設けられた切欠き部にカバー体の取付脚を配置させて、各取付脚を対応する切欠き部やその近傍に露出する電極やランド部に半田付けするという構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図6はこの種の電子回路モジュールの従来例を示す底面図であり、略矩形状の回路基板1に金属板からなる箱形のカバー体2が取り付けられている。同図において、回路基板1の4箇所の隅部にはそれぞれ、湾曲面に沿って切り欠かれた切欠き部3が設けられている。これら切欠き部3は、回路基板1を多数個取りするための図示せぬ大判基板の段階で、該大判基板上の縦横の分割線の交点に穿設された長孔が、該大判基板の分割工程で4等分されることによって形成されたものであり、回路基板1がフェノール樹脂等の樹脂基板である場合、各長孔はルータ等のドリルによって高精度に形成される。カバー体2は、長方形の天板部7と、天板部7の長辺で直角に折り曲げられた相対向する一対の側壁部4と、天板部7の短辺で直角に折り曲げられた相対向する一対の側壁部5と、各側壁部4の長手方向両端部から下方へ突出する計4片の取付脚6とからなり、各取付脚6が回路基板1の各切欠き部3と対応する位置に配設されている。そして、カバー体2を回路基板1に取り付ける際には、回路基板1の上方から各取付脚6を対応する切欠き部3内へ挿入していき、各側壁部4,5を回路基板1の上面に当接させる。こうすることによって、回路基板1に対するカバー体2の高さ位置を精度よく規定できると共に、取付脚6が対応する切欠き部3の表面で位置規制されるため、回路基板1の面内方向におけるカバー体2の位置ずれを抑制することが可能となる。こうしてカバー体2を位置決め状態で回路基板1に取り付けた後、各取付脚6を切欠き部3の表面の図示せぬ電極等に半田付けすることによって、カバー体2が電気的かつ機械的に回路基板1に接続されて電子回路モジュールが完成する。
特開2005−64157号公報
しかしながら、図6に示す従来の電子回路モジュールでは、回路基板1の切欠き部3内において、カバー体2の取付脚6が板厚方向には位置決めしやすいものの幅方向には精度よく位置決めできないという不具合があった。すなわち、図7の部分拡大図に示すように、取付脚6は切欠き部3の平坦面3aに沿って配置されるため、この平坦面3aと取付脚6間のクリアランスC1の許容値を小さく設定しておくことによって同図Y方向の位置ずれを抑えることはできるが、このクリアランスC1が許容範囲内で変化すると、切欠き部3の湾曲面3bと取付脚6間のクリアランスC2が大きく変化してしまうため、カバー体2はクリアランスC2の許容値を大きめに設定しておかねばならない。それゆえ、このカバー体2は図7においてX方向に位置ずれを生じやすく、よって回路基板1に対する取付位置を高精度に規定することが困難であった。
なお、前記大判基板に長孔の代わりに丸孔を穿設し、この丸孔を4等分した切欠き部が回路基板の四隅に形成されることもあり、その場合は切欠き部の表面がすべて湾曲面となるため、回路基板の面内方向におけるカバー体の取付位置を精度よく規定することが一層困難となる。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、回路基板に対するカバー体の取付位置を高精度に規定できる電子回路モジュールを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の電子回路モジュールは、4箇所の隅部にそれぞれ湾曲面に沿う切欠き部が設けられている回路基板と、前記各切欠き部内に個別に配置される4つの取付脚を有し、前記回路基板の上面を覆うように前記取付脚を介して該回路基板に取り付けられる金属板からなる箱形のカバー体とを備え、前記各取付脚にそれぞれ前記カバー体の内方へ向けて斜めに折り曲げた折曲片を形成し、これら折曲片の先端側の一側縁を対応する前記切欠き部の前記湾曲面に近接させると共に、これら折曲片が前記回路基板の中央部から見て略放射状に分散配置されるように構成した。
このように構成された電子回路モジュールでは、回路基板の四隅の切欠き部内に配置されるカバー体の4つの取付脚にそれぞれ、対応する切欠き部の湾曲面に近接するように内方へ折り曲げた折曲片が形成されており、これら4つの折曲片が回路基板の中央部から見て略放射状に分散配置されているため、各折曲片の先端側の一側縁と対応する切欠き部の湾曲面との間に大きなクリアランスを見込む必要がなくなり、回路基板の面内方向におけるカバー体の位置ずれを効果的に抑制することができる。
上記の構成において、カバー体の取付脚の一側部を内方へ略45度折り曲げることによって折曲片が形成されていると、回路基板の各辺の両端に存する切欠き部内の折曲片どうしを略直交する平面内に位置させ、かつ対角な位置に存する切欠き部内の折曲片どうしを略平行(または同一)な平面内に位置させることができるため、各折曲片の先端側の一側縁と対応する切欠き部の湾曲面とを極めて近接させた寸法設定が行えることになり、回路基板に対するカバー体の取付位置を極めて高精度に規定することが可能となる。
なお、上記の構成において、回路基板が樹脂基板であり、かつ切欠き部がドリルによって形成されたものであると、該切欠き部を高精度に形成できるため、回路基板に対するカバー体の取付位置精度も高めやすくなる。
本発明の電子回路モジュールによれば、回路基板の四隅の切欠き部内に配置されるカバー体の4つの取付脚にそれぞれ、対応する切欠き部の湾曲面に近接するように内方へ折り曲げた折曲片が形成されており、これら4つの折曲片が回路基板の中央部から見て略放射状に分散配置されているため、各折曲片の先端側の一側縁と対応する切欠き部の湾曲面との間に大きなクリアランスを見込む必要がなくなり、回路基板の面内方向におけるカバー体の位置ずれを効果的に抑制することができる。それゆえ、回路基板に対するカバー体の取付位置を高精度に規定できるようになる。
発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明すると、図1は本発明の実施形態例に係る電子回路モジュールの外観図、図2は該電子回路モジュールの底面図、図3と図4は図2の要部拡大図、図5は該電子回路モジュールに用いられたカバー体の取付脚を示す要部斜視図である。
図1と図2に示す電子回路モジュールは、フェノール樹脂等の樹脂基板である略矩形状の回路基板10に金属板からなる箱形のカバー体11を取り付けて構成されており、カバー体11が回路基板10の上面をほぼ覆っている。回路基板10の4箇所の隅部にはそれぞれ、湾曲面12a(図3,4参照)に沿って切り欠かれた切欠き部12が設けられている。これら切欠き部12は、回路基板10を多数個取りするための図示せぬ大判基板の段階で、該大判基板上の縦横の分割線の交点に穿設された長孔が、大判基板の分割工程で4等分されることによって形成されたものであり、各長孔はルータ等のドリルによって高精度に形成される。なお、図示していないが、回路基板10上には各種の電子部品が実装されて所望の電気回路が形成されている。
カバー体11は、長方形の天板部13と、天板部13の長辺で直角に折り曲げられた相対向する一対の側壁部14と、天板部13の短辺で直角に折り曲げられた相対向する一対の側壁部15と、各側壁部14の長手方向両端部から下方へ突出する計4片の取付脚16とからなり、各取付脚16の一側部には内方へ略45度折り曲げられた折曲片17(図5参照)が形成されている。かかる折曲片17を有する4片の取付脚16は、回路基板10の各切欠き部12と対応する位置に配設されており、各折曲片17の先端側の一側縁17a(図3〜5参照)が対応する切欠き部12の湾曲面12aと近接して対向するように設定されている。
そして、カバー体11を回路基板10に取り付ける際には、回路基板10の上方から各取付脚16を対応する切欠き部12内へ挿入していき、各側壁部14,15を回路基板10の上面に当接させる。こうすることによって、回路基板10に対するカバー体11の高さ位置を精度よく規定できると共に、各取付脚16の折曲片17が対応する切欠き部12内で位置決めされるため、回路基板10の面内方向におけるカバー体11の取付位置を精度よく規定できる。こうしてカバー体11を位置決め状態で回路基板10に取り付けた後、各取付脚16を切欠き部12の表面の図示せぬ電極等に半田付けすることによって、カバー体11が電気的かつ機械的に回路基板10に接続されて電子回路モジュールが完成する。
次に、回路基板10の切欠き部12内でカバー体11の取付脚16が精度よく位置決め可能な理由について詳しく説明する。図2に示すように、各取付脚16の折曲片17はカバー体11の内方へ略45度折り曲げられているため、4つの折曲片17は回路基板10の中央部から見て略放射状に分散配置されている。ここで、回路基板10の各辺の両端に存する切欠き部12内の折曲片17どうしは略直交する平面内に位置しており、かつ対角な位置に存する切欠き部12内の折曲片17どうしは略平行な平面内に位置している。したがって、図2中の左上と右下の折曲片17については、対応する切欠き部12の湾曲面12aとの間のクリアランスC3(図3参照)の許容値を小さく設定しておくことによってX1方向の位置ずれを抑えることができる。また、図2中の右上と左下の折曲片17については、対応する切欠き部12の湾曲面12aとの間のクリアランスC4(図4参照)の許容値を小さく設定しておくことによってY1方向の位置ずれを抑えることができる。そして、クリアランスC3が許容範囲内で変化してもクリアランスC4が大きく変化することはなく、同様にクリアランスC4が許容範囲内で変化してもクリアランスC3が大きく変化することはないので、これら両クリアランスC3,C4の許容値を共に小さく設定することは容易である。その結果、回路基板10の面内方向におけるカバー体11の取付位置を高精度に規定することができる。
以上説明したように、本実施形態例に係る電子回路モジュールは、回路基板10の四隅の切欠き部12内に配置されるカバー体11の4つの取付脚16にそれぞれ、対応する切欠き部12の湾曲面12aに近接するように内方へ折り曲げた折曲片17が形成されており、これら4つの折曲片17が回路基板10の中央部から見て略放射状に分散配置されているため、各折曲片17の先端側の一側縁17aと対応する切欠き部12の湾曲面12aとの間に大きなクリアランスを見込む必要がなくなり、回路基板10の面内方向におけるカバー体11の位置ずれを効果的に抑制することができる。特に、本実施形態例では、各取付脚16の一側部を内方へ略45度折り曲げることによって折曲片17が形成されているため、各折曲片17の先端側の一側縁17aと対応する切欠き部12の湾曲面12aとを極めて近接させた寸法設定が行えるようになっている。したがって、回路基板10に対するカバー体11の取付位置を極めて高精度に規定することができる。
なお、上記実施形態例では、樹脂基板からなる回路基板10を用いた場合について説明したが、回路基板10がセラミック基板であっても本発明は適用可能である。
本発明の実施形態例に係る電子回路モジュールの外観図である。 図1に示す電子回路モジュールの底面図である。 図2の要部拡大図である。 図2の要部拡大図である。 図1,2に示すカバー体の取付脚を示す要部斜視図である。 従来例に係る電子回路モジュールの底面図である。 図6の部分拡大図である。
符号の説明
10 回路基板
11 カバー体
12 切欠き部
12a 湾曲面
16 取付脚
17 折曲片
17a 一側縁
C3,C4 クリアランス

Claims (3)

  1. 4箇所の隅部にそれぞれ湾曲面に沿う切欠き部が設けられている回路基板と、前記各切欠き部内に個別に配置される4つの取付脚を有し、前記回路基板の上面を覆うように前記取付脚を介して該回路基板に取り付けられる金属板からなる箱形のカバー体とを備え、
    前記各取付脚にそれぞれ前記カバー体の内方へ向けて斜めに折り曲げた折曲片を形成し、これら折曲片の先端側の一側縁を対応する前記切欠き部の前記湾曲面に近接させると共に、これら折曲片が前記回路基板の中央部から見て略放射状に分散配置されるように構成したことを特徴とする電子回路モジュール。
  2. 請求項1の記載において、前記取付脚の一側部を内方へ略45度折り曲げることによって前記折曲片が形成されていることを特徴とする電子回路モジュール。
  3. 請求項1または2の記載において、前記回路基板が樹脂基板であり、かつ前記各切欠き部がドリルによって形成されたものであることを特徴とする電子回路モジュール。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016039201A (ja) * 2014-08-06 2016-03-22 日亜化学工業株式会社 発光装置及び光源モジュール
JP2021118640A (ja) * 2020-01-28 2021-08-10 Tdk株式会社 電源装置

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