JP2009059085A - セキュリティシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】同じ機器で入退出管理と侵入監視とを切り替え運用可能とし、効率的にかかる管理と監視とを行なうことができるようにする。
【解決手段】端末装置1は、入退出管理や侵入監視が必要なエリア内の所定の場所に設置される。制御部15がメモリ17からRFID通信ソフトウェア18を取得すると、ソフトウェア無線機13を管理領域内での入退出が許可された者のRFIDと通信可能し、そのIDコードを読み取って入室を許可し、退室を検出する入退出管理モードが端末装置1に設定され、また、制御部15がメモリ17から侵入検知ソフトウェア19を取得すると、ソフトウェア無線機13でセンサ信号を送出して侵入監視領域内での侵入者からの反射センサ信号を受信可能にし、侵入者を検出する侵入監視モードが端末装置1に設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、部屋などのエリアでの入退出管理や侵入監視を行なうためのセキュリティシステムに関する。
セキュリティが要求される特定の部屋や建物などエリアに対し、許可された特定の利用者に対してのみこのエリアでの入退出を許可するようにした入退出管理システムや、このようなセキュリティが要求されるエリアへの不審者の侵入を検出し、警報を発するようにした侵入監視システムが提案されている。
かかる入退出管理システムとしては、一例として、セキュリティが要求されるエリアでの入退出が許可された利用者(入退出許可者)に割り当てられたキーカードとの通信が可能なリーダライタ部をこのエリアの出入口に設け、入退出許可者がこのキーカードをリーダライタ部にかざすと、このキーカードとリーダライタ部との間でデータの授受が行なわれ、これによって入退出許可者が入退出しようとしているものと判定されて、この出入口のドアが開錠されるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、侵入監視システムとしては、その一例として、セキュリティが要求されるエリア内にセンサユニットが設けられ、このセンサユニットからエリア内に超音波を送信して、侵入者からの反射波があると、これを検出して所定の処理をすることにより、侵入者があることを検出し、検知信号を発生して警報などを発するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000ー132722号公報 特開2001ー229471号公報
ところで、上記のような入退出管理システムや侵入監視システムを用いて入退出管理と侵入監視とを行なうようにすると、夫々のシステムを使用することになる。この場合のセキュリティシステムを図5で説明すると、セキュリティが要求されるエリアとしての部屋102内のドア103の近くに入退出管理用の端末装置100aが、この部屋102の外側の通路104でのドア103の近くに入退出管理用の端末装置100bが夫々設けられ、部屋102内の天井などに侵入監視用の検知センサ101aが、部屋102の外の通路104の天井などに侵入監視用の検知センサ101bが夫々設けられる。
入退出管理システムが稼働しているときに、入退出許可者が、この部屋102に入るために、そのキーカードを端末装置100bにかざすと、このキーカードと端末装置100bとの間で正常な通信が行なわれることにより、ドア103が開錠されて入室可能となり、また、部屋102内でキーカードを端末装置100aにかざすと、同様に、このキーカードと端末装置100aとの間で正常な通信が行なわれることにより、ドア103が開錠されて退出可能となる。また、侵入監視システムが稼働しているときに、不審者が通路104でこの部屋102のドア103に近づくと、これを検知センサ101bがこの不審者を侵入者として検知して警報を発し、不審者が部屋102に侵入すると、これを検知センサ101aが検知して警報を発する。
ところで、このような入退出管理システムと侵入監視システムとは、一般に、同時に運用されることはまれであり、例えば、会社などの場合には、勤務時間帯では、入退出管理システムを稼働させて入退出許可者の部屋102での入退出を可能とし、この勤務時間帯を過ぎると、入退出管理システムを停止させて侵入監視システムを稼働させ、不審者の部屋102への侵入を防止するようにするものである。
このように、入退出管理と侵入監視とのために、夫々別々の設備を用い、しかも、これらを同時に使用する機会がほとんどないようなセキュリティシステムでは、設備に高コストを必要としながら、入退出管理システムと侵入監視システムとの一方を稼働させるときには、他方を停止させるといった無駄な使用の仕方となっており、また、設備場所の面でも、無駄が多いという問題がある。
本発明の目的は、かかる問題を解消し、同じ機器で入退出管理と侵入監視とを切り替え運用可能とし、効率的に入退出管理と侵入監視とを行なうことができるようにしたセキュリティシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、入退出管理のための第1のソフトウェアと侵入監視のための第2のソフトウェアとが切り替え設定可能な端末装置がエリアの所定の位置に設置され、該第1のソフトウェアが設定されたときには、該端末装置が入室許可者のRFIDと通信を行なうことにより、該入室許可者の該エリアへの入室を許可し、該第2のソフトウェアが設定されたときには、該端末装置がセンサ信号を用いて侵入者の検出を行なうものである。
本発明によると、同じ端末装置でエリアへの入退出管理機能と侵入監視機能とを切り替えて運用可能となるので、セキュリティシステムでの設備の縮小を実現して効率的な入退出管理と侵入監視とを行なうことができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明によるセキュリティシステムの一実施形態を概略的に示すシステム構成図であって、11,12,13,……は端末装置、2はセンタ装置、3はネットワークである。
同図において、端末装置11,12,13,……は夫々、図示しない建物内の部屋などの管理,監視を必要とするエリア内の所定の位置に設置されており、また、ネットワーク3を介してセンタ装置2に接続されている。これら端末装置11,12,13,……は夫々、それが設置されている部屋の入退出管理や侵入監視に必要な情報をセンタ装置2から取得し、このセンタ装置2からの指令制御のもとに、この設置されている部屋の入退出管理や侵入監視を行なう。以下では、端末装置11,12,13,……の入退出管理を行なう動作モードを入退出管理モードといい、侵入監視を行なう動作モードを侵入監視モードということにする。
図2は図1に示す端末装置の設置位置の一具体例を示す図であって、1a,1bは端末装置、4は部屋、5は通路、6はドアである。
同図において、部屋4内のドア6の近くに1つの端末装置1aが設置されており、また、部屋4の外側、即ち、通路側のドア6の近くにもう1つの端末装置1bが設置されている。これら端末装置1a,1bは、センタ装置2(図1)からの指令に基づいて、入退出管理モードと侵入監視モードとの切り替えが行なわれる。即ち、一日のうちの所定の時間帯で部屋4の入退出室管理を行なう入退出管理モードに設定され、これ以外の時間帯では、この部屋4の侵入監視を行なう侵入監視モードに設定される。かかる所定の時間帯としては、例えば、この部屋4が会社である場合、予め決められた出勤時刻から最後の社員の退社時刻までの時間帯であり、図書館や博物館などの公共施設の場合には、開館前の所定時刻から閉館後の所定時刻までの時間帯である。
図3は入退出管理モードと侵入監視モードとでの各端末装置が管理,監視する領域を示す図であって、7a,7bは入退出管理領域、8は入室許可者、9はRFID、10a,10bは侵入管理領域、11は窓、12a,12bは侵入者となる不審者であり、図2に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
入退出管理モードの場合には、図3(a)に示すように、部屋4内に設置されている端末装置1aがドア6の内側(部屋4内のドア6付近)の領域を入退出管理領域7aとして管理し、部屋4の外側に設置されている端末装置1bがドア6の外側(部屋4の外側のドア6付近)の領域を入退出管理領域7bとして管理する。この入退出管理のモードでは、この部屋4への入室が許可された利用者(入室許可者)8が所有する割り当てのRFID9と端末装置1a,1bが通信したか否かを管理するものであって、RFID9を所有してこの入室許可者8が入退出管理領域7a,7b内に移動してくると、このRFID9と端末装置1a,1bとの間の通信が行なわれ、このことから、端末装置1a,1bが、RFID9を所有する入室許可者8に対して、ドア6を開錠して開閉可能にする。
また、侵入監視モードの場合には、図3(b)に示すように、部屋4内の端末装置1aが部屋4の内部全体を不審者の監視可能な侵入監視領域10aとし、部屋4の外側の端末装置1bがドア6を囲む通路5の所定の広さの領域を不審者の監視可能な侵入監視領域10bとする。この侵入監視モードでは、端末装置1a,1bからセンサ信号を放射し、これら侵入監視領域10a,10b内に居る不審者12a,12bからのこのセンサ信号の反射信号をこれら端末装置1a,1bで受信検出することにより、侵入者の有無を検出するものである。侵入監視領域10a,10bは、端末装置1a,1bがかかる反射信号を検知可能な範囲であり、かかる侵入監視領域10a,10bの範囲外からの反射信号は、レベルが低すぎて端末装置1a,1bで受信することができない。また、端末装置1a,1bは、このようにして侵入者を検知すると、この部屋4内外に設置された警報装置(図示せず)を作動させて警報を発生させ、また、センタ装置2(図1)にアラーム通知をする。
図4は端末装置の構成の一具体例を示すブロック図であって、1は先の端末装置の総称、13はソフトウェア無線機、14は送受信アンテナ、15は制御部、16は通信ユニット、17はメモリ、18はRFID通信ソフトウェア、19は侵入検知ソフトウェア、20は入室許可IDコードリスト、21はログ(履歴情報)である。
同図において、端末装置1は、送受信アンテナ14を備え、設定されるソフトウェアに応じて入退出管理モードと侵入監視モードとの動作モードが切り替え設定される。ここで、入退出管理モードでは、入退出管理領域7a,7b内でRFID9と通信を行ない、侵入監視モードでは、侵入監視領域10a,10b内での不審者の検知を行なうソフトウェア無線機13と、センタ装置2(図1)との通信を行なうための通信ユニット16と、各種情報が格納されたメモリ17と、端末装置1の各部の制御を行なうCPUなどからなる制御部15などによって構成されている。
ここで、メモリ17には、ソフトウェア無線機13を入退出管理モードで動作させるためのRFID通信ソフトウェア18と、ソフトウェア無線機13を侵入監視モードで動作させるための侵入検知ソフトウェア19と、部屋4(図2)への入室許可者が名義のRFID9に記録されているIDコードが全て登録されている入室許可IDコードリスト20と、入退出管理モードでの通信の結果やこれに関連する情報からなるRFID通信ログや侵入監視モードでの検知結果やそれに関連した情報からなる侵入検知ログなどのログ(履歴情報)21とが記録されている。RFID通信ソフトウェア18や侵入検知ソフトウェア19,入室許可IDコードリスト20はセンタ装置2(図1)からダウンロードされたものであり、また、ログ21でのRFID通信ログや侵入検知ログは、通信ユニット16を介してセンタ装置2に送信することができるものである。
次に、以上の図1〜図4を用いて、この実施形態の動作について説明する。
図2に示すように、端末装置1を、端末装置1aとして、部屋4内のドア6の近くに設置し、また、端末装置1bとして、部屋4の外側のドア6の近くに設置するようにして、所定の場所に設置するが、かかる設置が行なわれると、まず、通信ユニット16により、センタ装置2からネットワーク3を介してRFID通信ソフトウェア18と侵入検知ソフトウェア19とをダウンロードされて、メモリ17に格納される。また、部屋4への入室が許可された入室許可者8に割り当てられたRFID9に登録されているIDコードのリスト(入室許可IDコードリスト)20も、同様に、ダウンロードされてメモリ17に格納される。これにより、端末装置1は、入退出管理モードと侵入監視モードとの切り替え設定が可能となる。
なお、かかる入室許可IDコードリスト20は、入室許可者8が変更される毎に、オペレータの更新操作によって更新される。そして、この更新が行なわれる毎に、この入室許可IDコードリスト20が、上記のようにして、端末装置1にダウンロードされ、メモリ17で更新される。
また、この入室許可IDコードリスト20は、センタ装置2で画面表示、あるいはプリントアウトすることができ、これにより、オペレータなどがこれを確認することができる。
センタ装置2には、端末装置1の監視スケジュールが登録されており、この監視スケジュールによるセンタ装置2からの動作の制御命令により、端末装置1が入退出管理モードと侵入監視モードとの切り替え設定などの動作を実行する。なお、この監視スケジュールは、例えば、曜日などの所定期間毎に異ならせてもよいし、また、一定のものとしてもよい。この制御命令も、ネットワーク3を介して通信ユニット16で受信される。
そこで、上記の所定時間帯が始まると、監視スケジュールに基づいてセンタ装置2が制御命令を送り、この制御命令により、制御部15はメモリ17からRFID通信ソフトウェア18を読み取り、このRFID通信ソフトウェア18を実行してソフトウェア無線機13を起動させる。これにより、この端末装置1は、その動作モードが入退出管理モードに設定される。また、この所定時間帯が終了すると、監視スケジュールに基づいてセンタ装置2が制御命令を送り、この制御命令により、制御部15はメモリ17から侵入検知ソフトウェア19を読み取り、この侵入検知ソフトウェア19を実行してソフトウェア無線機13を起動させる。これにより、この端末装置1は、その動作モードが侵入監視モードに設定される。このようにして、端末装置1の動作モードの切り替えが自動的に行なわれる。
なお、センタ装置2では、各端末装置1の動作モードをリストやマップで表示できるようにしており、これにより、各端末機1の動作モードを確認することができるし、また、かかるリスト表示やマップ表示で端末装置を選択することにより、選択された端末装置1のログ21などの詳細情報の確認やこの端末装置1の各種の制御を行なうことができる。
以下、図1,図3(a),図4を用い、入退出管理モードについて説明する。
端末操作1で入退出管理モードが設定されると、制御部15は、RFID通信ソフトウェア18により、送受信アンテナ14の指向性を制御し、これにより、図3(a)に示すように、部屋4内のドア6の近くに設置されている端末装置1aは、ドア6の内側の領域を入退出管理領域7aとして管理を行ない、部屋4外のドア6の近くに設置されている端末装置1bは、ドア6の外側の領域を入退出管理領域7bとして管理を行なう。
これにより、割り当てられたRFID9を所持する利用者8が通路5を歩いてきてドア6に接近し、このRFID9が入退出管理領域7b内に入ると、端末装置1bがこのRFID9と通信を行なう。これにより、このRFID9からのIDコードが送受信アンテナ14からソフトウェア無線機13で受信される。制御部15は、この受信されたIDコードとメモリ17での入室許可IDリスト20でのIDコードとを照合し、これらが一致したときには、ドア6に接近した利用者8をこの部屋4の入室許可者と判定し、ドア6を開錠する。これにより、この入室許可者8はドア6を開けることができる。この場合のIDコードや照合結果,時刻などの関連情報が、ログ21として、メモリ17に記録され、また、通信ユニット16からネットワーク3を介して、これらにこの部屋4に割り当てられているコード(部屋コード)や端末装置1bに割り当てられたコード(端末コード)が付加されてセンタ装置2に送られ、そこで管理される。
なお、端末装置1bで受信したIDコードがメモリ17の入室許可IDコードリスト20のいずれのIDコードとも一致しない場合には、制御部15はドア6を開錠せず、かつ通信ユニット16からネットワーク3を介してセンタ装置2にアラーム通知をする。
この入室許可者8がドア6を開けて部屋4内に入ると、この入室許可者8が所有するRFID9が部屋4内の端末装置1aの入退出管理領域7a内に入る。これにより、端末装置1aとこのRFID9との通信が可能となり、同様にして、このRFID9のIDコードが端末装置1aに受信される。端末装置1aでは、制御部15がこのIDコードに部屋コードや端末装置1aの端末コードなどの情報を付加し、通信ユニット16からネットワーク3を介してセンタ装置2に送信する。
センタ装置2では、これら端末装置1b,1aからのIDコードや部屋コード,端末コードなどを受信し、これらIDコードが同じであること、及び端末コードをもとにそれらのIDコードの受信順序が端末装置1b,1aの順序であることなどから、このIDコードが記録されているRFID9を所持する入室許可者8がこの部屋コードの部屋4へ入室したものと判定し、その入室通知とこのIDコードとをネットワーク3を介して該当する部屋コードの部屋4の端末装置1a,1bに送信する。また、ドア6が閉じられた場合、または、ドア6が一定時間開かれなかった場合、ドア6は自動的に施錠される。
また、センタ装置2では、各部屋の現在の入室者のリストが作成されるが、端末装置1b,1aからのIDコードをもとに入室者があったことが判定されると、この該当する部屋4での入室者のリストが更新される。また、センタ装置2では、部屋内に設置された端末装置1a毎の現在の入室者数がリストまたはマップで表示され、これにより、現在の各部屋での入室者数を確認することができる。
さらに、端末装置1a,1bでは、その制御部15がセンタ装置2からIDコードと入室通知とを通信ユニット16で受信すると、メモリ17でのこのIDコードに該当するログ21に入室とその日時などを表わす情報を追加する。
部屋4内の入室許可者8がドア6を開けて退室する場合には、端末装置1a,1bの順でRFID9のIDコードが読み取られる。夫々の端末装置1a,1bは、その通信ユニット16からネットワーク3を介してセンタ装置2に受信したIDカードやこの部屋に割り当てられた部屋コード,端末コードなどを送信する。センタ装置2では、これらIDコードや部屋コード,端末コードなどを受信し、これらが同じIDコードであること、及びこれら端末コードをもとにそれらの受信順序が端末装置1a,1bの順序であることなどから、このIDコードが記録されているRFID9を所持する入室許可者8がこの部屋4から退出したものと判定し、その判定結果とIDコードとをネットワーク3を介して該当する部屋4の端末装置1a,1bに送信するとともに、この部屋4に対する入室者数を更新する。また、この退出通知により、ドア6は自動的に閉じて施錠される。
また、端末装置1a,1では夫々、センタ装置2から判定結果とIDコードとを通信ユニット16から受信すると、制御部15がメモリ17でのこのIDコードに該当するログ21に退室日時などの情報を追加する。
以上の処理により、センタ装置2では、部屋4で人の出入りがあっても、また、この出入りが頻繁にあっても、常に現在の各部屋での入室者数を正確に確認することができる。
また、センタ装置2は、ネットワーク3を介して、端末装置1のメモリ17でのIDコードに関するログ21を読み取ることができ、これにより、センタ装置2では、各入室許可者8の入室が許可されている部屋での出入りの状況や、各部屋毎の出入りの状況などを確認することができる。
次に、図1,図3(b),図4を用い、侵入監視モードについて説明する。
上記の入退出管理モードの所定時間帯が終了すると、センタ装置2は、監視スケジュールをもとに、侵入監視モードの開始を指示する命令をネットワーク3を開して端末装置1に送信する。端末装置1では、通信ユニット16でこの命令が受信されると、制御部15がメモリ17から侵入検知ソフトウェア19を読み出し、ソフトウェア無線機13をこの侵入検知ソフトウェア19をもとに動作させる。これにより、端末装置1は侵入監視モードに設定される。
侵入監視モードが設定されると、制御部15は、侵入検知ソフトウェア19により、送受信アンテナ14の指向性を制御し、これにより、図3(b)に示すように、部屋4内のドア6の近くに設置されている端末装置1aは、部屋4の全体の領域を侵入監視領域10aとして、この侵入監視領域10a内にソフトウェア無線機13が送受信アンテナ14からセンサ信号を常時もしくは短い周期で送出することにより、侵入監視を行なう。また、部屋4外のドア6の近くに設置されている端末装置1bは、通路5内でのドア6からの所定の広い領域を侵入監視領域10bとして、この侵入監視領域10b内にソフトウェア無線機13が送受信アンテナ14からセンサ信号を常時もしくは短い周期で放出することにより、侵入監視を行なう。
そこで、通路5を進んで来た不審者12bがこの侵入監視領域10b内に入ると、端末装置1bから送出されるセンサ信号がこの不審者12bで反射され、この反射信号が、端末装置1bにおいて、送受信アンテナ14からソフトウェア無線機13で受信され、その受信結果が制御部15に供給される。制御部15は、この受信結果を取得すると、通路の侵入監視領域10b内に不審者12bが居るものと判定し、これを侵入者として、「侵入あり」を示す情報とその侵入時刻を示す情報などからなる侵入検出情報をログ(侵入監視ログ)21としてメモリ17に記憶するとともに、図示しない警報装置を作動させて警報音を発生させる。
また、制御部15は、かかる侵入検出情報を、部屋4の部屋コードやこの端末装置1bの端末コードとともに、通信ユニット16からネットワーク3を介してセンタ装置2に送信してアラーム通報する。センタ装置2は、アラーム通報を受信すると、警報音を発生するとともに、表示画面で、部屋コードや端末コードをもとに、侵入があった場所を表わしたアラーム表示をする。この場所をマップ上で表わすようにしてもよい。この場合には、部屋4の前の通路5で侵入者があったことが表示されることになる。
また、ドア6がこじ開けられる、部屋4の窓11が破壊されるなどして部屋4内に不審者12aが入り込むと、端末装置1aから送出されるセンサ信号がこの不審者12aで反射され、この反射信号が、端末装置1aにおいて、送受信アンテナ14からソフトウェア無線機13で受信され、その受信結果が制御部15に供給される。制御部15は、この受信結果を取得すると、部屋4内に不審者12aが居るものと判定し、侵入者として「侵入あり」を示す情報とその侵入時刻を示す情報などからなる侵入検出情報をログ(侵入監視ログ)21としてメモリ17に記憶するとともに、図示しない警報装置を作動させて警報音を発生させる。
また、制御部15は、かかる侵入検出情報を、部屋4の部屋コードやこの端末装置1aの端末コードとともに、通信ユニット16からネットワーク3を介してセンタ装置2に送信してアラーム通報する。センタ装置2は、アラーム通報を受信すると、上記と同様、警報音を発生するとともに、表示画面で、部屋コードや端末コードをもとに、侵入があった場所を表わしたアラーム表示をする。この場所をマップ上で表わすようにしてもよい。この場合には、部屋4内に侵入者があったことが表示されることになる。
センタ装置2では、各端末装置1から送られてくる上記のアラーム通報を順次記憶し、例えば、各部屋毎のアラーム履歴として保存し、適宜表示画面に表示させるようにすることができるし、また、各端末装置1からそのメモリ17に記憶されている侵入監視のログ21を取得し、同様に、各部屋毎のアラーム履歴として表示するようにすることもできる。
なお、ここでは、端末装置1aと端末装置1bとで入退出管理モードと侵入監視モードとの間の切り替えを同時に行なうものとしたが、これに限らず、状況に応じて端末装置1a,1bで入退出管理モードと侵入監視モードとの間の切り替えタイミングを異ならせるようにしてもよい。
以上のように、この実施形態では、同じ端末装置1を入退出管理モードと侵入監視モードとに選択的に切り替えることができ、入退出管理と侵入監視とが必要なエリアで必要な機器の台数を減らすことができるし、同時に実行されることが少ないかかる入退出管理機能と侵入監視機能とを同じ端末装置で切り替えて運用できるものであるから、エリアでの設備の規模を縮小して効率のよい入退出管理や侵入監視を行なうことができる。
また、室内とその通路のように、同じ場所内の異なるエリア毎に端末装置を用いる場合には、これら端末装置毎に入退出管理モードと侵入監視モードと切り替えタイミングを異ならせることができるし、また、端末装置によっては、入退出管理モード,侵入監視モードのいずれか一方のみが使用されるようにすることもできるものであって、部屋やエリアなど毎に別々システム運用ができて、システムを柔軟に構築することができる。
本発明によるセキュリティシステムの一実施形態を概略的に示すシステム構成図である。 図1に示す端末装置の設置位置の一具体例を示す図である。 図1に示す実施形態における入退出管理と侵入監視とでの各端末装置が管理,監視する領域を示す図である。 図1における端末装置の構成の一具体例を示すブロック図である。 従来のセキュリティシステムの一例を示すシステム構成図である。
符号の説明
1,11〜13,1a,1b 端末装置
2 センタ装置
3 ネットワーク
4 部屋
5 通路
6 ドア
7a,7b 入退出管理領域
8 入室許可者
9 RFID
10a,10b 侵入管理領域
11 窓
12a,12b 侵入者
13 ソフトウェア無線機
14 送受信アンテナ
15 制御部
16 通信ユニット
17 メモリ
18 RFID通信ソフトウェア
19 侵入検知ソフトウェア
20 入室許可IDコードリスト
21 ログ

Claims (1)

  1. 入退出管理のための第1のソフトウェアと侵入監視のための第2のソフトウェアとが切り替え設定可能な端末装置がエリアの所定の位置に設置され、
    該第1のソフトウェアが設定されたときには、該端末装置が入室許可者のRFIDと通信を行なうことにより、該入室許可者の該エリアへの入室を許可し、
    該第2のソフトウェアが設定されたときには、該端末装置がセンサ信号を用いて侵入者の検出を行なう
    ことを特徴とするセキュリティシステム。
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