JP2009055149A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】前段の電子機器に、後段側の電子機器の受像可能解像度を考慮した受像可能解像度情報を供給する。
【解決手段】テレビ受信機140は、リピータ機能を持ち、受像可能解像度情報を記憶しているフラッシュROM143を持つ。テレビ受信機160は、受像可能解像度情報を記憶しているフラッシュROM162を持つ。テレビ受信機140は、システム構成時に、ROM143の受像可能解像度情報を、テレビ受信機140,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度を示すように書き替える。DVDレコーダ120は、ROM143から読み出したEDID情報を解析し、テレビ受信機140,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度を認識する。DVDレコーダ120は、テレビ受信機140側に送信する画像データの解像度を、上述のように認識した解像度に合わせる。そのため、テレビ受信機140,160の双方で受像が可能となる。
【選択図】図1

Description

この発明は、映像信号を中継する電子機器に関する。詳しくは、この発明は、記憶部に記憶されている前段の電子機器が取得するための受像可能解像度の情報を、後段の電子機器から取得した受像可能解像度の情報に基づいて書き替えることにより、前段の電子機器に後段側の電子機器の受像可能解像度を考慮した受像可能解像度情報の供給を可能とし、後段側の電子機器における画像表示が良好に行われるようにした電子機器に係るものである。
近年、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダや、セットトップボックス、その他のAVソース(Audio Visual source)から、テレビジョン受像機、プロジェクタ、その他のディスプレイに対して、デジタル映像信号、すなわち、非圧縮(ベースバンド)の映像信号(以下、「画像データ」という)と、その映像信号に付随するデジタル音声信号(以下、「音声データ」という)とを、高速に伝送する通信インタフェースとして、HDMI(High Definition Multimedia Interface)が普及しつつある(例えば、特許文献1参照)。この場合、AVソースは、ディスプレイからEDID(Enhanced-Extended Display Identification)情報を取得し、当該EDID情報に含まれる受像可能解像度の情報に基づき、ディスプレイの受像可能解像度に対応した解像度の映像信号をディスプレイに出力できる。
HDMI規格では、AVソースからの映像信号を、単一のあるいは複数のリピータとなる電子機器を介してディスプレイに伝送することも可能である(例えば、特許文献2参照)。例えば、リピータ機器として、リピータ機能を持つディスプレイ、例えばテレビ受信機も考えられる。この種のディスプレイを用いることにより、AVソースの後段側に複数のディスプレイを直列接続したAVシステムを構成することが可能となる。
特開2006−319503号公報 特開2006−186544号公報
上述したAVソースの後段側に複数のディスプレイを直列接続したAVシステムにおいて、AVソースは、直接接続されているディスプレイのEDID情報を取得し、当該EDID情報に含まれる受像可能解像度の情報に基づいて、出力映像信号の解像度を如何にすべきか判断する。そのため、AVソースに直接接続されていないディスプレイにあっては、AVソースから出力される映像信号の解像度が当該ディスプレイの受像可能解像度よりも高くなることもあり、受像できなくなるおそれもある。
この発明の目的は、前段の電子機器に後段側の電子機器の受像可能解像度を考慮した受像可能解像度の情報を供給可能とし、後段側の電子機器おける画像表示が良好に行われるようにする、ことにある。
この発明の概念は、
第1の伝送路を介して接続された前段の電子機器から送られてくる映像信号を受信する信号受信部と、
第2の伝送路を介して接続された後段の電子機器に、上記信号受信部で受信された映像信号を送信する信号送信部と、
上記前段の電子機器が上記第1の伝送路を介して取得するための受像可能解像度の情報を記憶する記憶部と、
上記後段の電子機器から上記第2の伝送路を介して受像可能解像度の情報を取得する情報取得部と、
上記情報取得部で取得された受像可能解像度の情報に基づいて、上記記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報を書き替える情報書き替え部と
を備えることを特徴とする電子機器にある。
この発明の電子機器は、リピータ機能を有している。つまり、第1の伝送路を介して接続された前段の電子機器から送られてくる映像信号が信号受信部により受信される。そして、この映像信号は、信号送信部により、第2の伝送路を介して接続された後段の電子機器に、送信される。
この発明の電子機器は、前段の電子機器および後段の電子機器に、例えば、HDMIの通信インタフェースを用いて接続される。すなわち、信号受信部では、前段の電子機器から、複数チャネルで、差動信号により、第1の伝送路を介して送られてくる映像信号が受信される。また、信号送信部では、後段の電子機器に、信号受信部で受信された映像信号が、複数チャネルで、差動信号により、第2の伝送路を介して送信される。
後段の電子機器が接続されるとき、情報取得部により、当該後段の電子機器から第2の伝送路を介して受像可能解像度の情報が取得される。そして、情報書き替え部により、取得された受信解像度の情報に基づいて、記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報が書き替えられる。
例えば、情報書き替え部では、情報取得部で取得された受像可能解像度の情報で示される第1の解像度が、記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報で示される第2の解像度よりも低いとき、記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報は、第1の解像度を示すように書き替えられる。また、例えば、情報書き替え部では、記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報は、情報取得部で取得された受像可能解像度の情報で示される解像度を示すように書き替えられる。
このように後段の電子機器から取得した受像可能解像度の情報に基づいて記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報を書き替えることにより、前段の電子機器に、後段側の電子機器の受像可能解像度を考慮した受像可能解像度の情報の供給が可能となり、後段側の電子機器おける画像表示が良好に行われるようになる。
また、この発明において、例えば、第1の伝送路を介して接続された前段の電子機器に供給する、接続を示す信号を発生する信号発生部と、情報書き替え部が記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報を書き替えるとき、信号発生部における接続を示す信号の発生を一時的に停止する制御部とをさらに備える、ようにされてもよい。
第1の伝送路を介して接続された前段の電子機器は、当該接続時に、記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報を取得する。上述したように、制御部により、信号発生部における接続を示す信号の発生が一時的に停止されることで、前段の電子機器の接続後に後段の電子機器が接続されて、記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報の書き替えがあった場合、前段の電子機器は、記憶部から書き替えられた受像可能解像度の情報を取得することが可能となる。
また、この発明において、例えば、放送信号に基づいて所定の番組の映像信号を取得する放送受信部と、この放送受信部で取得された映像信号または信号受信部で受信された映像信号を選択的に出力する切り替え部と、この切り替え部から出力される映像信号による画像を表示する画像表示部とをさらに備える、ようにされてもよい。この場合、この発明の電子機器は、リピータ機能を有するテレビ受信機を構成する。
また、この発明において、後段の電子機器が複数であるとき、情報取得部は、複数の電子機器から第2の伝送路を介して受像可能解像度の情報を取得し、情報書き替え部は、情報取得部で取得された複数の受像可能解像度の情報に基づいて、記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報を書き替える、ようにされてもよい。
例えば、情報書き替え部では、情報取得部で取得された複数の受像可能解像度の情報で示される解像度のうち、最低解像度を示すように、記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報が書き替えられる。また、例えば、情報書き替え部では、情報取得部で取得された複数の受像可能解像度の情報で示される解像度のうち、最高解像度を示すように、記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報が書き替えられる。また、例えば、情報書き替え部では、情報取得部で取得された複数の受像可能解像度の情報で示される解像度のうち、最低解像度と最高解像度との間の解像度を示すように、記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報が書き替えられる。
このように後段の複数の電子機器から取得した受像可能解像度の情報に基づいて記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報を書き替えることにより、前段の電子機器に、後段の複数の電子機器の受像可能解像度を考慮した受像可能解像度の情報の供給が可能となり、後段の複数の電子機器おける画像表示が良好に行われるようになる。
この発明によれば、記憶部に記憶されている前段の電子機器が取得するための受像可能解像度の情報を、後段の電子機器から取得した受像可能解像度の情報に基づいて書き替えるものであり、前段の電子機器に後段側の電子機器の受像可能解像度を考慮した受像可能解像度の情報を供給でき、後段側の電子機器において良好な映像表示が可能となる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としてのAV(Audio Visual)システム100の構成例を示している。
AVシステム100は、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ120と、テレビ受信機140と、テレビ受信機160とを有している。DVDレコーダ120は、HDMIのソース機器を構成している。テレビ受信機140は、リピータ機能を有しており、HDMIのリピータ機器を構成している。テレビ受信機160は、HDMIのシンク機器を構成している。
DVDレコーダ120およびテレビ受信機140は、HDMIケーブル210を介して接続されている。すなわち、HDMIケーブル210の一端はDVDレコーダ120が備えるHDMI端子121に接続され、その他端はテレビ受信機140が備える入力側のHDMI端子141に接続されている。また、テレビ受信機140およびテレビ受信機160は、HDMIケーブル220を介して接続されている。すなわち、HDMIケーブル220の一端はテレビ受信機140が備える出力側のHDMI端子142に接続され、その他端はテレビ受信機160が備えるHDMI端子161に接続されている。
テレビ受信機140は、記憶部としてのフラッシュROM143を備えている。このフラッシュROM143には、EDID(Enhanced-Extended Display Identification)情報等が記憶されている。このEDID情報には、テレビ受信機140の受像可能解像度の情報も含まれている。同様に、テレビ受信機160は、記憶部としてのフラッシュROM162を備えている。このフラッシュROM162には、EDID情報等が記憶されている。このEDID情報には、テレビ受信機160の受像可能解像度の情報も含まれている。
図2は、DVDレコーダ120の構成例を示している。DVDレコーダ120は、HDMI端子121と、制御部122と、ユーザ操作部123と、表示部124と、コーデック125と、外部装置を接続するための端子126と、記録再生部127と、HDMI送信部(HDMIソース)129とを有している。
制御部122は、DVDレコーダ120の各部の動作を制御する。ユーザ操作部123および表示部124は、ユーザインタフェースを構成し、制御部122に接続されている。ユーザ操作部123は、DVDレコーダ120の図示しない筐体に配置されたキー、釦、ダイアル、あるいは表示部124の表示面に配置されたタッチパネル等で構成される。表示部124は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成される。
記録再生部127は、コーデック125から供給される、画像データ(映像信号)、およびこの画像データに付随する音声データ(音声信号)を、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式等でエンコードして得られるエンコードデータを、DVD128に記録する。また、記録再生部127は、DVD128からエンコードデータを再生し(読み出し)、コーデック125に供給する。
コーデック125は、記録再生部127から供給されるエンコードデータを、ベースバンド(非圧縮)の画像と音声のデータにMPEG方式等でデコードし、当該ベースバンドの画像と音声のデータを、HDMI送信部(HDMIソース)129に供給すると共に、端子126に出力する。また、コーデック125は、図示しない外部装置から端子126に入力されるベースバンドの画像と音声のデータを、エンコードデータにエンコードし、当該エンコードデータを、記録再生部127に供給する。ここで、外部装置は、HDレコーダ、パーソナルコンピュータ、DVDレコーダ、ビデオカメラ等である。
HDMI送信部129はHDMI端子121に接続されている。このHDMI送信部129は、HDMIに準拠した通信により、コーデック125から供給されるベースバンドの画像と音声のデータを、HDMI端子121から、HDMIケーブルに210を介して、テレビ受信機140に、一方向に送信する。このHDMI送信部129の詳細については後述する。
図3は、テレビ受信機140の構成例を示している。このテレビ受信機140は、HDMI端子141,142と、フラッシュROM143と、制御部144と、ユーザ操作部145と、HDMI受信部(HDMIシンク)146と、チューナ147と、アンテナ端子148と、切り替え器149と、表示処理部150と、表示パネル151と、HDMI送信部(HDMIソース)152と、プルアップ抵抗153と、接続スイッチ154とを有している。
制御部144は、テレビ受信機140の各部の動作を制御する。ユーザ操作部145は、ユーザインタフェースを構成し、制御部144に接続されている。ユーザ操作部145は、テレビ受信機140の図示しない筐体に配置されたキー、釦、ダイアル、あるいはリモコン等で構成される。フラッシュROM143は、上述したようにテレビ受信機140の受像可能解像度の情報を含むEDID情報等を記憶するものであり、制御部144に接続されている。
HDMI受信部146は、HDMI端子141に接続されている。このHDMI受信部146は、HDMIに準拠した通信により、HDMIケーブル210を介して接続されているDVDレコーダ120のHDMI送信部129から一方向に送信されてくるベースバンドの画像と音声のデータを受信する。HDMI受信部146は、受信した画像データを切り替え器149に供給する。なお、HDMI受信部146が受信した音声のデータは、音声データ用の切り替え器に供給される。このHDMI受信部146は信号受信部を構成している。このHDMI受信部146の詳細については後述する。
チューナ147は、BS放送、地上波デジタル放送等を受信する。このチューナ147には、アンテナ端子148に接続された図示しないアンテナで捕らえられた放送信号が供給される。このチューナ147は、放送信号に基づいて、所定の番組の画像データ(映像信号)および音声データを取得する。このチューナ147は、放送受信部を構成している。切り替え器149は、HDMI受信部146で受信された画像データまたはチューナ147で取得された画像データを選択的に取り出す。
表示処理部150は、切り替え器149で取り出された画像データに対して、色調整、輪郭強調、グラフィックスデータの重畳等の処理を行う。表示パネル151は、表示処理部150で処理された画像データによる画像を表示する。表示パネル151は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(ElectroLuminescence)、PDP(Plasma Display Panel)等で構成される。
HDMI送信部152はHDMI端子142に接続されている。このHDMI送信部152は、HDMIに準拠した通信により、HDMI受信部146で受信されたベースバンドの画像と音声のデータを、HDMI端子142から、HDMIケーブルに220を介して、テレビ受信機160に、一方向に送信する。このHDMI送信部152は信号送信部を構成している。このHDMI送信部152の詳細については後述する。
後述するように、HDMI端子141の19ピンはHPD(Hot Plug Detect)端子になっている。このHDMI端子141の19ピンは、プルアップ抵抗153を介して+5V電源に接続されている。テレビ受信機140がHDMIケーブル210を介してDVDレコーダ120に接続されるとき、DVDレコーダ120から電源が供給されることから、HDMI端子141の19ピンの電圧が高くなる。DVDレコーダ120の制御部122は、HDMI端子121の19ピンの電圧を監視しており、当該19ピンの電圧が高くなることにより、テレビ受信機140の接続を確認する。プルアップ抵抗153は、DVDレコーダ120に供給する、接続を示す信号を発生する信号発生部を構成している。
また、HDMI端子141の19ピンは接続スイッチ154を介して接地される。この接続スイッチ154は、制御部144の制御のもと、後述するように、フラッシュROM143の受像可能解像度の情報の書き換えが行われるときは一時的にオンとされる。上述したように、テレビ受信機140がHDMIケーブル210を介してDVDレコーダ120に接続されるとき、HDMI端子141の19ピンの電圧が高くなり、接続を示す信号が発生されている状態に置かれる。しかし、接続スイッチ154がオンとされることで、HDMI端子141の19ピンの電圧は低くなり、接続を示す信号の発生が一時的に停止される。
図4は、テレビ受信機160の構成例を示している。このテレビ受信機160は、HDMI端子161と、フラッシュROM162と、制御部163と、ユーザ操作部164と、HDMI受信部(HDMIシンク)165と、チューナ166と、アンテナ端子167と、切り替え器168と、表示処理部169と、表示パネル170と、プルアップ抵抗171とを有している。
制御部163は、テレビ受信機160の各部の動作を制御する。ユーザ操作部164は、ユーザインタフェースを構成し、制御部163に接続されている。ユーザ操作部164は、テレビ受信機160の図示しない筐体に配置されたキー、釦、ダイアル、あるいはリモコン等で構成される。フラッシュROM162は、上述したようにテレビ受信機160の受像可能解像度の情報を含むEDID情報等を記憶するものであり、制御部163に接続されている。
HDMI受信部165は、HDMI端子161に接続されている。このHDMI受信部165は、HDMIに準拠した通信により、HDMIケーブル220を介して接続されているテレビ受信機140のHDMI送信部152から一方向に送信されてくるベースバンドの画像と音声のデータを受信する。HDMI受信部165は、受信した画像データを切り替え器168に供給する。なお、HDMI受信部165が受信した音声のデータは、音声データ用の切り替え器に供給される。このHDMI受信部165の詳細については後述する。
チューナ166は、BS放送、地上波デジタル放送等を受信する。このチューナ166には、アンテナ端子167に接続された図示しないアンテナで捕らえられた放送信号が供給される。このチューナ166は、放送信号に基づいて、所定の番組の画像データ(映像信号)および音声データを取得する。切り替え器168は、HDMI受信部165で受信された画像データまたはチューナ166で取得された画像データを選択的に取り出す。
表示処理部169は、切り替え器168で取り出された画像データに対して、色調整、輪郭強調、グラフィックスデータの重畳等の処理を行う。表示パネル170は、表示処理部169で処理された画像データによる画像を表示する。表示パネル170は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(ElectroLuminescence)、PDP(Plasma Display Panel)等で構成される。
後述するように、HDMI端子161の19ピンはHPD(Hot Plug Detect)端子になっている。このHDMI端子161の19ピンは、プルアップ抵抗171を介して+5V電源に接続されている。テレビ受信機160がHDMIケーブル220を介してテレビ受信機140に接続されるとき、テレビ受信機140から電源が供給されることから、HDMI端子161の19ピンの電圧が高くなる。テレビ受信機140の制御部144は、HDMI端子142の19ピンの電圧を監視しており、当該19ピンの電圧が高くなることにより、テレビ受信機160の接続を確認する。
図5は、図1のAVシステム100における、DVDレコーダ120のHDMI送信部(HDMIソース)129と、テレビ受信機140のHDMI受信部(HDMIシンク)146の構成例を示している。
HDMI送信部129は、ある垂直同期信号から次の垂直同期信号までの区間(以下、適宜、「ビデオフィールド」という)から、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間を除いた区間である有効画像区間(以下、適宜、「アクティブビデオ区間」という)において、ベースバンド(非圧縮)の一画面分の画像データの差動信号を、複数のチャネルで、HDMI受信部146に一方向に送信する。また、HDMI送信部129は、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間において、画像データに付随する音声データおよび制御パケット(Control Packet)、さらにその他の補助データ等に対応する差動信号を、複数のチャネルで、HDMI受信部146に一方向に送信する。
HDMI送信部129は、ソース信号処理部71およびHDMIトランスミッタ72を有する。ソース信号処理部71には、コーデック125(図2参照)から、ベースバンドの非圧縮の画像(Video)および音声(Audio)のデータが供給される。ソース信号処理部71は、供給される画像および音声のデータに必要な処理を施し、HDMIトランスミッタ72に供給する。また、ソース信号処理部71は、HDMIトランスミッタ72との間で、必要に応じて、制御用の情報やステータスを知らせる情報(Control/Status)等をやりとりする。
HDMIトランスミッタ72は、ソース信号処理部71から供給される画像データを、対応する差動信号に変換し、複数のチャネルである3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で、HDMIケーブル210を介して接続されているHDMI受信部146に、一方向に送信する。
さらに、トランスミッタ72は、ソース信号処理部71から供給される、非圧縮の画像データに付随する音声データや制御パケットその他の補助データ(auxiliary data)と、垂直同期信号(VSYNC)、水平同期信号(HSYNC)等の制御データ(control data)とを、対応する差動信号に変換し、3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で、HDMIケーブル210を介して接続されているHDMI受信部146に、一方向に送信する。
また、トランスミッタ72は、3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で送信する画像データに同期したピクセルクロックを、TMDSクロックチャネルで、HDMIケーブル210を介して接続されているHDMI受信部146に送信する。
HDMI受信部146は、アクティブビデオ区間において、複数チャネルで、HDMI送信部129から一方向に送信されてくる、画像データに対応する差動信号を受信すると共に、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間において、複数のチャネルで、HDMI送信部129から送信されてくる、補助データや制御データに対応する差動信号を受信する。
HDMI受信部146は、HDMIレシーバ81およびシンク信号処理部82を有する。HDMIレシーバ81は、TMDSチャネル#0,#1,#2で、HDMIケーブル210を介して接続されているHDMI送信部129から一方向に送信されてくる、画像データに対応する差動信号と、補助データや制御データに対応する差動信号を、同じくHDMI送信部129からTMDSクロックチャネルで送信されてくるピクセルクロックに同期して受信する。さらに、HDMIレシーバ81は、差動信号を、対応する画像データ、補助データ、制御データに変換し、必要に応じて、シンク信号処理部82に供給する。
シンク信号処理部82は、HDMIレシーバ81から供給されるデータに必要な処理を施し、切り替え器149およびHDMI送信部(HDMIソース)152(図3参照)に供給する。その他、シンク信号処理部82は、HDMIレシーバ81との間で、必要に応じて、制御用の情報やステータスを知らせる情報(Control/Status)等をやりとりする。
HDMIの伝送チャネルには、HDMI送信部129からHDMI受信部146に対して、画像データ、補助データ、および制御データを、ピクセルクロックに同期して、一方向にシリアル伝送するための3つのTMDSチャネル#0,#1,#2と、ピクセルクロックを伝送する伝送チャネルとしてのTMDSクロックチャネルとの他に、DDC(Display Data Channel)83、さらには、CECライン84と呼ばれる伝送チャネルがある。
DDC83は、HDMIケーブル210に含まれる図示しない2本のライン(信号線)からなり、DVDレコーダ120が、HDMIケーブル210を介して接続されたテレビ受信機140のフラッシュROM143から、EDID(Extended Display Identification)情報を読み出すために使用される。DVDレコーダ120は、当該EDID情報に基づいて、テレビ受信機140の設定、性能を認識する。
CECライン84は、HDMIケーブル210に含まれる図示しない1本のラインからなり、DVDレコーダ120とテレビ受信機140との間で、制御用のデータの双方向通信を行うために用いられる。
また、HDMIケーブル210には、HPD(Hot Plug Detect)と呼ばれるピンに接続されるライン86が含まれている。DVDレコーダ120は、当該ライン86を利用して、テレビ受信機140の接続を検出することができる。また、HDMIケーブル210には、DVDレコーダ120からテレビ受信機140に電源を供給するために用いられるライン87が含まれている。
図6は、HDMIの3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で各種の伝送データが伝送される伝送区間(期間)の例を示している。なお、図6は、TMDSチャネル#0,#1,#2において、横×縦が720×480画素のプログレッシブの画像が伝送される場合の、各種の伝送データの区間を示している。
HDMIの3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で伝送データが伝送されるビデオフィールド(Video Field)には、伝送データの種類に応じて、ビデオデータ区間(VideoData period)、データアイランド区間(Data Island period)、およびコントロール区間(Control period)の3種類の区間が存在する。
ここで、ビデオフィールド区間は、ある垂直同期信号の立ち上がりエッジ(active edge)から次の垂直同期信号の立ち上がりエッジまでの区間であり、水平ブランキング期間(horizontal blanking)、垂直ブランキング期間(verticalblanking)、並びに、ビデオフィールド区間から、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間を除いた区間であるアクティブビデオ区間(Active Video)に分けられる。
ビデオデータ区間は、アクティブビデオ区間に割り当てられる。このビデオデータ区間では、非圧縮の1画面分の画像データを構成する720画素×480ライン分の有効画素(Active pixel)のデータが伝送される。
データアイランド区間およびコントロール区間は、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間に割り当てられる。このデータアイランド区間およびコントロール区間では、補助データ(Auxiliary data)が伝送される。
すなわち、データアイランド区間は、水平ブランキング期間と垂直ブランキング期間の一部分に割り当てられている。このデータアイランド区間では、補助データのうち、制御に関係しないデータである、例えば、音声データのパケット等が伝送される。
コントロール区間は、水平ブランキング期間と垂直ブランキング期間の他の部分に割り当てられている。このコントロール区間では、補助データのうちの、制御に関係するデータである、例えば、垂直同期信号および水平同期信号、制御パケット等が伝送される。
ここで、現行のHDMIでは、TMDSクロックチャネルで伝送されるピクセルクロックの周波数は、例えば165MHzであり、この場合、データアイランド区間の伝送レートは約500Mbps程度である。
図7は、HDMI端子121,141,142,161のピン配列を示している。このピン配列はタイプA(type-A)と呼ばれている。
TMDSチャネル#iの差動信号であるTMDS Data#i+とTMDS Data#i-が伝送される差動線である2本のラインは、TMDS Data#i+が割り当てられているピン(ピン番号が1,4,7のピン)と、TMDSData#i-が割り当てられているピン(ピン番号が3,6,9のピン)に接続される。
また、制御用のデータであるCEC信号が伝送されるCECEライン84は、ピン番号が13であるピンに接続され、ピン番号が14のピンは空き(Reserved)ピンとなっている。また、EDID情報等のSDA(SerialData)信号が伝送されるラインは、ピン番号が16であるピンに接続され、SDA信号の送受信時の同期に用いられるクロック信号であるSCL(Serial Clock)信号が伝送されるラインは、ピン番号が15であるピンに接続される。上述のDDC83は、SDA信号が伝送されるラインおよびSCL信号が伝送されるラインにより構成される。
また、上述したようにソース機器110がシンク機器120の接続を検出するためのライン86は、ピン番号が19であるピンに接続される。また、上述したように電源を供給するためのライン87は、ピン番号が18であるピンに接続される。
なお、上述では、図1のAVシステム100における、DVDレコーダ120のHDMI送信部(HDMIソース)129とテレビ受信機140のHDMI受信部(HDMIシンク)146の構成例を示した。詳細説明は省略するが、図1のAVシステム100における、テレビ受信機140のHDMI送信部(HDMIソース)152とテレビ受信機160のHDMI受信部(HDMIシンク)165も、同様に構成されている。
図1に示すAVシステム100のシステム構成時の動作例を説明する。
まず、テレビ受信機140のHDMI端子142とテレビ受信機160のHDMI端子161とがHDMIケーブル220により接続される。このとき、HDMIケーブル220のライン87(図5参照)を通じて、テレビ受信機140からテレビ受信機160に電源が供給される。そのため、テレビ受信機160のHDMI端子161における19ピンの電圧が高くなり、テレビ受信機140のHDMI端子142における19ピンの電圧も高くなる。
テレビ受信機140の制御部144は、HDMI端子142における19ピンの電圧を監視しており、当該電圧が高くなることで、テレビ受信機140にHDMIケーブル220を介してテレビ受信機160が接続されたことを認識でき、所定の動作を開始する。
制御部144は、HDMIケーブル220のDDC83を用いて、テレビ受信機160のフラッシュROM162に記憶されているEDID情報を読み出し、テレビ受信機160の設定、性能を認識する。この意味で、制御部144は、情報取得部を構成している。また、制御部144は、上述したようにテレビ受信機160のフラッシュROM162から取得したEDID情報に含まれる受像可能解像度の情報が示す第1の解像度と、フラッシュROM143に記憶されているEDID情報に含まれる受像可能解像度の情報が示す第2の解像度とを比較する。
そして、制御部144は、第1の解像度が第2の解像度よりも低いとき、フラッシュROM143に記憶されているEDID情報に含まれる受像可能解像度の情報を、第1の解像度を示すように書き替える。この意味で、制御部144は、情報書き替え部を構成している。例えば、第1の解像度が480i、480pであり、第2の解像度が480i、480p、1080i、720p、1080pであるとき、フラッシュROM143の受像可能解像度の情報は、480pを示すように書き替えられる。これにより、フラッシュROM143の受像可能解像度の情報は、テレビ受信機140,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度を示すものとなる。なお、フラッシュROM143の受像可能解像度の書き換えが行われるとき、接続スイッチ154は一時的にオンとされる。
次に、DVDレコーダ120のHDMI端子121とテレビ受信機140のHDMI端子141とがHDMIケーブル210により接続される。このとき、HDMIケーブル210のライン87(図5参照)を通じて、DVDレコーダ120からテレビ受信機140に電源が供給される。そのため、テレビ受信機140のHDMI端子141における19ピンの電圧が高くなり、DVDレコーダ120のHDMI端子121における19ピンの電圧も高くなる。
DVDレコーダ120の制御部122は、HDMI端子121における19ピンの電圧を監視しており、当該電圧が高くなることで、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機140が接続されたことを認識でき、所定の動作を開始する。
制御部122は、HDMIケーブル210のDDC83を用いて、テレビ受信機140のフラッシュROM143に記憶されているEDID情報を読み出し、テレビ受信機140の設定、性能を認識する。上述したように、テレビ受信機140のフラッシュROM143の受像可能解像度の情報で示される解像度は、テレビ受信機140,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度となっている。したがって、DVDレコーダ120の制御部122は、テレビ受信機140のフラッシュROM143から読み出したEDID情報を解析することで、テレビ受信機140,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度を認識する。
なお、上述の動作は、テレビ受信機140にHDMIケーブル220を介してテレビ受信機160が接続された後に、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機140が接続されたものである。
しかし、この逆に、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機140が接続された後に、テレビ受信機140にHDMIケーブル220を介してテレビ受信機160が接続されることもある。その場合、DVDレコーダ120の制御部122は、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機140が接続されるとき、HDMIケーブル210のDDC83を用いて、テレビ受信機140のフラッシュROM143からEDID情報を読み出す。
さらに、テレビ受信機140にHDMIケーブル220を介してテレビ受信機160が接続され、テレビ受信機140のフラッシュROM143の受像可能解像度の情報が書き替えられる場合には、接続スイッチ154が一時的にオンとされ、HDMI端子141の19ピンの電圧が一時的に低くなる。そのため、DVDレコーダ120の制御部122は、テレビ受信機140の取り外しおよび再接続を認識し、HDMIケーブル210のDDC83を用いて、テレビ受信機140のフラッシュROM143からEDID情報を再度読み出す。
そのため、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機140が接続された後に、テレビ受信機140にHDMIケーブル220を介してテレビ受信機160が接続される場合にあっても、DVDレコーダ120の制御部122は、テレビ受信機140のフラッシュROM143から読み出したEDID情報を解析することで、テレビ受信機140,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度を認識する。
次に、図1に示すAVシステム100のシステム構成後の動作例を説明する。
例えば、DVDレコーダ120(図2参照)の端子126に外部装置が接続された状態で、ユーザが、外部装置からのデータを記録するようにDVDレコーダ120を操作すると、コーデック125により外部装置からの画像と音声のデータがエンコードされ、エンコードデータは記録再生部127によりDVD128に記録される。
また、ユーザが、DVD128に記録されているデータを送信するようにDVDレコーダ120を操作すると、記録再生部127により、DVD128からエンコードデータが再生され、コーデック125に供給される。コーデック125では、記録再生部127で再生されたエンコードデータが、ベースバンドの画像と音声のデータにデコードされ、そのベースバンドの画像と音声のデータは、HDMI送信部129に供給される。
HDMI送信部129では、コーデック125から供給される画像データの解像度が、上述したように、DVDレコーダ120の制御部122で認識した、テレビ受信機140,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度に合わせられる。例えば、テレビ受信機160の受像可能解像度が480i、480pであり、テレビ受信機140の受像可能解像度が480i、480p、1080i、720p、1080pであるとき、HDMI送信部129では、コーデック125から供給される画像データに対し、その解像度を480pとする処理が行われる。
そして、HDMI送信部129では、HDMIに準拠した通信により、テレビ受信機140,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度に合わせられた画像データと、コーデック125から供給されるベースバンドの音声データとが、HDMIケーブル210を介して、テレビ受信機140に、一方向に、送信される。
テレビ受信機140(図3参照)では、HDMI受信部146で、HDMIに準拠した通信により、DVDレコーダ120のHDMI送信部129からHDMIケーブル210を介して一方向に送信されてくるベースバンドの画像と音声のデータが受信される。HDMI受信部146で受信された画像データは切り替え器149に供給され、また、HDMI受信部146で受信された音声データは、図示しない音声データ用の切り替え器に供給される。
また、チューナ147で受信された画像データは切り替え器149に供給される。また、チューナ147で受信された音声データは、図示しない音声データ用の切り替え器に供給される。ユーザがユーザ操作部145でHDMI受信部146を選択する操作を行うとき、切り替え器149ではHDMI受信部146で受信された画像データが取り出される。この画像データの解像度はテレビ受信機140の受像可能解像度に含まれることから、当該テレビ受信機140において受像が可能である。一方、ユーザがユーザ操作部145でチューナ147を選択する操作を行うとき、切り替え器149ではチューナ147で受信された画像データが取り出される。なお、図示しない音声データ用の切り替え器では、切り替え器149で取り出される画像データに対応した音声データが取り出される。
切り替え器149で取り出された画像データは、表示処理部150に供給される。この表示処理部150では、制御部144の制御のもと、画像データに対して、色調整、輪郭強調、グラフィックスデータの重畳等の処理が行われる。また、この表示処理部150では、必要に応じて、スケーリングの処理も行われる。例えば、切り替え器149においてHDMI受信部146で受信された画像データが取り出され、この画像データの解像度が480pであるのに対して、テレビ受信機140の受像可能解像度に1080pが含まれるとき、表示処理部150では、ユーザの画像拡大の指示に基づいて、拡大スケーリングの処理が行われる。表示パネル151には、表示処理部150から供給される画像データによる画像が表示される。
なお、音声データ用の切り替え器で取り出される音声データはアナログ信号に変換された後図示しないスピーカに供給され、表示パネル151に表示された画像に対応した音声が出力される。
また、HDMI受信部146で受信されたベースバンドの画像と音声のデータは、HDMI送信部152に供給される。HDMI送信部152では、HDMIに準拠した通信により、ベースバンドの画像と音声のデータが、HDMIケーブル220を介して、テレビ受信機160に、一方向に、送信される。
テレビ受信機160(図4参照)では、HDMI受信部165で、HDMIに準拠した通信により、テレビ受信機140のHDMI送信部152からHDMIケーブル220を介して一方向に送信されてくるベースバンドの画像と音声のデータが受信される。HDMI受信部165で受信された画像データは切り替え器168に供給され、また、HDMI受信部165で受信された音声データを、図示しない音声データ用の切り替え器に供給される。
また、チューナ166で受信された画像データは切り替え器168に供給される。また、チューナ166で受信された音声データは、図示しない音声データ用の切り替え器に供給される。ユーザがユーザ操作部164でHDMI受信部165を選択する操作を行うとき、切り替え器168ではHDMI受信部165で受信された画像データが取り出される。この画像データの解像度はテレビ受信機160の受像可能解像度以下にあることから、当該テレビ受信機160において受像が可能である。一方、ユーザがユーザ操作部164でチューナ166を選択する操作を行うとき、切り替え器168ではチューナ166で受信された画像データが取り出される。なお、図示しない音声データ用の切り替え器では、切り替え器168で取り出される画像データに対応した音声データが取り出される。
切り替え器168で取り出された画像データは、表示処理部169に供給される。この表示処理部169では、制御部163の制御のもと、画像データに対して、色調整、輪郭強調、グラフィックスデータの重畳等の処理が行われる。また、この表示処理部169では、上述したテレビ受信機140の表示処理部150と同様に、必要に応じて、スケーリングの処理も行われる。
表示パネル170には、表示処理部169から供給される画像データによる画像が表示される。なお、音声データ用の切り替え器で取り出される音声データはアナログ信号に変換された後図示しないスピーカに供給され、表示パネル170に表示された画像に対応した音声が出力される。
以上説明したように、図1に示すAVシステム100においては、システム構成時に、テレビ受信機140のフラッシュROM143の受像可能解像度の情報が、テレビ受信機140,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度を示すように書き替えられる。そして、DVDレコーダ120の制御部122では、テレビ受信機140のフラッシュROM143から読み出したEDID情報が解析されて、テレビ受信機140,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度が認識される。
そのため、図1に示すAVシステム100においては、システム構成後に、DVDレコーダ120からテレビ受信機140,160に送信される画像データの解像度は、上述したように制御部122で認識された解像度、つまり、テレビ受信機140,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度に合わせられる。したがって、テレビ受信機140,160のいずれにおいても、DVDレコーダ120から送られてくる画像データによる受像が可能となる。
また、図1に示すAVシステム100のテレビ受信機140においては、システム構成時に、テレビ受信機140の受像可能解像度がテレビ受信機160の受像可能解像度よりも低く、フラッシュROM143の受像可能解像度の情報が、テレビ受信機160の受像可能解像度を示すように書き替えが行われるとき、接続スイッチ154は一時的にオンとされる。
そのため、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機140が接続された後に、テレビ受信機140にHDMIケーブル220を介してテレビ受信機160が接続される場合にあっても、テレビ受信機140のフラッシュROM143の受像可能解像度の情報の書き替えがあるとき、DVDレコーダ120の制御部122は、HDMI端子141の19ピンの電圧が一時的に低くなることから、テレビ受信機140の取り外しおよび再接続を認識し、テレビ受信機140のフラッシュROM143からEDID情報を再度読み出す。
したがって、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機140が接続された後に、テレビ受信機140にHDMIケーブル220を介してテレビ受信機160が接続される場合にあっても、DVDレコーダ120の制御部122は、テレビ受信機140のフラッシュROM143から読み出したEDID情報を解析することで、テレビ受信機140,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度を認識できる。
なお、上述したようにシステム構成時にテレビ受信機140のフラッシュROM143の受像可能解像度の情報は、テレビ受信機160の受像可能解像度がテレビ受信機140の受像可能解像度よりも低い場合には書き替えられる。その場合、テレビ受信機140に対するテレビ受信機160の接続が外されてシステムが解除されるとき、フラッシュROM143の受像可能解像度の情報は、当該テレビ受信機140の受像可能解像度を示す元の状態に戻される。
次に、この発明の他の実施の形態について説明する。図8は、他の実施の形態としてのAVシステム100Aの構成を示している。この図8において、図1と対応する部分には同一符号を付し、適宜、その詳細説明は省略する。
AVシステム100Aは、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ120と、テレビ受信機140と、テレビ受信機140Aと、テレビ受信機160とを有している。DVDレコーダ120は、HDMIのソース機器を構成している。テレビ受信機140,140Aは、リピータ機能を有しており、HDMIのリピータ機器を構成している。テレビ受信機160は、HDMIのシンク機器を構成している。このAVシステム100Aは、図1に示すAVシステム100のテレビ受信機140とテレビ受信機160との間に、テレビ受信機140Aが挿入された構成となっている。
DVDレコーダ120およびテレビ受信機140は、HDMIケーブル210を介して接続されている。すなわち、HDMIケーブル210の一端はDVDレコーダ120が備えるHDMI端子121に接続され、その他端はテレビ受信機140が備える入力側のHDMI端子141に接続されている。
また、テレビ受信機140およびテレビ受信機140Aは、HDMIケーブル220を介して接続されている。すなわち、HDMIケーブル220の一端はテレビ受信機140が備える出力側のHDMI端子142に接続され、その他端はテレビ受信機140Aが備える入力側のHDMI端子141Aに接続されている。
また、テレビ受信機140Aおよびテレビ受信機160は、HDMIケーブル230を介して接続されている。すなわち、HDMIケーブル230の一端はテレビ受信機140Aが備える出力側のHDMI端子142Aに接続され、その他端はテレビ受信機160が備えるHDMI端子161に接続されている。
テレビ受信機140,140A,160は、記憶部としてのフラッシュROM143,143A,162を備えている。このフラッシュROM143,143A,162には、EDID情報等が記憶されている。このEDID情報には、テレビ受信機140,140A,160の受像可能解像度の情報も含まれている。
DVDレコーダ120、テレビ受信機140およびテレビ受信機160は、上述の図1に示すAVシステム100におけるDVDレコーダ120、テレビ受信機140およびテレビ受信機160と同様の構成とされている(図2、図3、図4参照)。また、テレビ受信機140Aは、詳細説明は省略するが、テレビ受信機140と同様に構成されている。
図8に示すAVシステム100Aにおいて、システム構成時にあっては、テレビ受信機160は、上述した図1のAVシステム100のテレビ受信機160と同様に動作し、また、テレビ受信機140およびテレビ受信機140Aは、上述した図1のAVシステム100のテレビ受信機140と同様に動作する。
そのため、テレビ受信機140のフラッシュメモリ143の受像可能解像度の情報は、テレビ受信機140,140A,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度を示すものとされる。そして、DVDレコーダ120の制御部122では、図1に示すAVシステム100と同様に、テレビ受信機140のフラッシュROM143から読み出したEDID情報を解析して、テレビ受信機140,140A,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度が認識される。
したがって、図8に示すAVシステム100Aにおいては、システム構成後に、DVDレコーダ120からテレビ受信機140,140A,160に送信される画像データの解像度は、上述したように制御部122で認識された解像度、つまり、テレビ受信機140,140A,160の受像可能解像度のうち最も低い解像度に合わせられる。そのため、テレビ受信機140,140A,160のいずれにおいても、DVDレコーダ120から送られてくる画像データによる受像が可能となる。
なお、図8に示すAVシステム100Aでは、DVDレコーダ100とテレビ受信機160との間に、リピータ機能を持つ2個のテレビ受信機140,140Aを直列に挿入したものを示したが、同様のテレビ受信機を3個以上挿入したAVシステムも同様に構成することができる。
また、上述の図1、図8に示すAVシステム100,100Aにおいて、テレビ受信機140,140Aは、後段のテレビ受信機の受像可能解像度が自己の受像可能解像度よりも低いとき、フラッシュROMの受像可能解像度の情報を後段のテレビ受信機の受像可能解像度を示すように書き替えるものを示した。しかし、テレビ受信機140,140Aは、自己の受像可能解像度の大小によらずに、フラッシュROMの受像可能解像度の情報を後段のテレビ受信機の受像可能解像度を示すように書き替えることも考えられる。
その場合、図1、図8に示すAVシステム100,100Aにおいて、システム構成時には、テレビ受信機140のフラッシュROM143の受像可能解像度の情報は、最後段に接続されるテレビ受信機160の受像可能解像度を示すものとされる。そして、DVDレコーダ120の制御部122は、テレビ受信機140のフラッシュROM143から読み出したEDID情報を解析して、テレビ受信機160の受像可能解像度を認識する。
したがって、その場合、システム構成後に、DVDレコーダ120から後段に送信される画像データの解像度は、上述したように制御部122で認識された解像度、つまり、テレビ受信機160の受像可能解像度に合わせられる。そのため、少なくとも、テレビ受信機160では、DVDレコーダ120から送られてくる画像データによる良好な受像が可能となる。
なお、この場合、その他のテレビ受信機140,140Aにおいては、その受像可能解像度が、テレビ受信機160の受像可能解像度以上である場合には、同様に受像が可能となる。
次に、この発明の、さらに他の実施の形態について説明する。図9は、他の実施の形態としてのAV(Audio Visual)システム100Bの構成例を示している。この図9において、図1と対応する部分には同一符号を付し、適宜、その詳細説明を省略する。
AVシステム100Bは、DVDレコーダ120と、テレビ受信機180と、テレビ受信機160A〜160Cとを有している。DVDレコーダ120は、HDMIのソース機器を構成している。テレビ受信機180は、リピータ機能を有しており、HDMIのリピータ機器を構成している。テレビ受信機160A〜160Cは、HDMIのシンク機器を構成している。
DVDレコーダ120およびテレビ受信機180は、HDMIケーブル210を介して接続されている。すなわち、HDMIケーブル210の一端はDVDレコーダ120が備えるHDMI端子121に接続され、その他端はテレビ受信機180が備える入力側のHDMI端子181に接続されている。
テレビ受信機180およびテレビ受信機160A〜160Cは、HDMIケーブル240〜260を介して接続されている。すなわち、HDMIケーブル240の一端はテレビ受信機180が備える出力側の第1のHDMI端子182に接続され、その他端はテレビ受信機160Aが備えるHDMI端子161Aに接続されている。また、HDMIケーブル250の一端はテレビ受信機180が備える出力側の第2のHDMI端子183に接続され、その他端はテレビ受信機160Bが備えるHDMI端子161Bに接続されている。また、HDMIケーブル260の一端はテレビ受信機180が備える出力側の第3のHDMI端子184に接続され、その他端はテレビ受信機160Cが備えるHDMI端子161Cに接続されている。
テレビ受信機180は、記憶部としてのフラッシュROM185を備えている。このフラッシュROM185には、EDID情報等が記憶されている。このEDID情報には、テレビ受信機180の受像可能解像度の情報も含まれている。同様に、テレビ受信機160A〜160Cは、記憶部としてのフラッシュROM162A〜162Cを備えている。このフラッシュROM162A〜162Cには、EDID情報等が記憶されている。このEDID情報には、テレビ受信機160A〜160Cの受像可能解像度の情報も含まれている。
DVDレコーダ120は、上述の図1に示すAVシステム100におけるDVDレコーダ120と同様の構成とされている(図2参照)。また、テレビ受信機160A〜160Cは、詳細説明は省略するが、上述の図1に示すAVシステム100におけるテレビ受信機160と同様の構成とされている(図4参照)。
図10は、テレビ受信機180の構成例を示している。このテレビ受信機180は、HDMI端子181〜184と、フラッシュROM185と、制御部186と、ユーザ操作部187と、HDMI受信部(HDMIシンク)188と、チューナ189と、アンテナ端子190と、切り替え器191と、表示処理部192と、表示パネル193と、HDMI送信部(HDMIソース)194と、プルアップ抵抗195と、接続スイッチ196とを有している。
制御部186は、テレビ受信機180の各部の動作を制御する。ユーザ操作部187は、ユーザインタフェースを構成し、制御部186に接続されている。ユーザ操作部187は、テレビ受信機180の図示しない筐体に配置されたキー、釦、ダイアル、あるいはリモコン等で構成される。フラッシュROM185は、上述したようにテレビ受信機180の受像可能解像度の情報を含むEDID情報等を記憶するものであり、制御部186に接続されている。
HDMI受信部188は、HDMI端子181に接続されている。このHDMI受信部188は、HDMIに準拠した通信により、HDMIケーブル210を介して接続されているDVDレコーダ120のHDMI送信部129(図2参照)から一方向に送信されてくるベースバンドの画像と音声のデータを受信する。HDMI受信部188は、受信した画像データを切り替え器191に供給する。なお、HDMI受信部188が受信した音声のデータは、音声データ用の切り替え器に供給される。このHDMI受信部188は信号受信部を構成している。詳細説明は省略するが、このHDMI受信部188は、上述したテレビ受信機140のHDMI受信部146(図5参照)と同様に構成されている。
チューナ189は、BS放送、地上波デジタル放送等を受信する。このチューナ189には、アンテナ端子190に接続された図示しないアンテナで捕らえられた放送信号が供給される。このチューナ189は、放送信号に基づいて、所定の番組の画像データ(映像信号)および音声データを取得する。このチューナ189は、放送受信部を構成している。切り替え器191は、HDMI受信部188で受信された画像データまたはチューナ189で取得された画像データを選択的に取り出す。
表示処理部192は、切り替え器191で取り出された画像データに対して、色調整、輪郭強調、グラフィックスデータの重畳等の処理を行う。表示パネル193は、表示処理部192で処理された画像データによる画像を表示する。表示パネル193は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(ElectroLuminescence)、PDP(Plasma Display Panel)等で構成される。
HDMI送信部194は、HDMI端子182〜184に接続されている。このHDMI送信部194は、HDMIに準拠した通信により、HDMI受信部188で受信されたベースバンドの画像と音声のデータを、HDMI端子182〜184から、HDMIケーブル240〜260を介して、テレビ受信機160A〜160Cに、一方向に送信する。このHDMI送信部194は信号送信部を構成している。詳細説明は省略するが、このHDMI送信部194は、上述したDVDレコーダ120のHDMI送信部129(図5参照)と同様に構成されている。
HDMI端子181の19ピンはHPD(Hot Plug Detect)端子になっている(図7参照)。このHDMI端子181の19ピンは、プルアップ抵抗195を介して+5V電源に接続されている。テレビ受信機180がHDMIケーブル210を介してDVDレコーダ120に接続されるとき、DVDレコーダ120から電源が供給されることから、HDMI端子181の19ピンの電圧が高くなる。DVDレコーダ120の制御部122(図2参照)は、HDMI端子121の19ピンの電圧を監視しており、当該19ピンの電圧が高くなることにより、テレビ受信機180の接続を確認する。プルアップ抵抗195は、DVDレコーダ120に供給する、接続を示す信号を発生する信号発生部を構成している。
また、HDMI端子181の19ピンは接続スイッチ196を介して接地される。この接続スイッチ196は、制御部186の制御のもと、後述するように、フラッシュROM185に記憶されているEDID情報に含まれる受像可能解像度の情報の書き換えが行われるときは一時的にオンとされる。上述したように、テレビ受信機180がHDMIケーブル210を介してDVDレコーダ120に接続されるとき、HDMI端子181の19ピンの電圧が高くなり、接続を示す信号が発生されている状態に置かれる。しかし、接続スイッチ196がオンとされることで、HDMI端子181の19ピンの電圧は低くなり、接続を示す信号の発生が一時的に停止される。
図9に示すAVシステム100Bのシステム構成時の動作例を説明する。
まず、テレビ受信機180のHDMI端子182〜184と、テレビ受信機160A〜160CのHDMI端子161A〜161CとがHDMIケーブル240〜260により接続される。このとき、HDMIケーブル240〜260のライン87(図5参照)を通じて、テレビ受信機180からテレビ受信機160A〜160Cに電源が供給される。そのため、テレビ受信機160A〜160CのHDMI端子161A〜161Cにおける19ピンの電圧が高くなり、テレビ受信機180のHDMI端子182〜184における19ピンの電圧も高くなる。
テレビ受信機180の制御部186は、HDMI端子182〜184における19ピンの電圧を監視しており、当該電圧が高くなることで、テレビ受信機180にHDMIケーブル240〜260を介してテレビ受信機160A〜160Cが接続されたことを認識でき、所定の動作を開始する。
制御部186は、HDMIケーブル240〜260のDDC83を用いて、テレビ受信機160A〜160CのフラッシュROM162A〜162Cに記憶されているEDID情報を読み出し、テレビ受信機160A〜160Cの設定、性能を認識する。この意味で、制御部186は、情報取得部を構成している。また、制御部186は、上述したようにテレビ受信機160A〜160CのフラッシュROM162A〜162Cから取得したEDID情報に含まれる受像可能解像度の情報に基づいて、以下の第1〜第3のモードのいずれかにより、フラッシュROM185の受像可能解像度の情報の書き替えを行う。この意味で、制御部186は、情報書き替え部を構成している。3つのモードのうちいずれを選択するかは、例えば、ユーザがユーザ操作部187を操作して設定できる。
(a)第1のモード
制御部186は、フラッシュROM162A〜162Cの受像可能解像度の情報で示される解像度のうち、最低解像度を示すように、フラッシュROM185の受像可能解像度の情報の書き替えを行う。例えば、フラッシュROM162Aの受像可能解像度情報で示されるテレビ受信機160Aの受像可能解像度が480i、480pであり、フラッシュROM162Bの受像可能解像度情報で示されるテレビ受信機160Bの受像可能解像度が480i、480p、1080iであり、フラッシュROM162Cの受像可能解像度情報で示されるテレビ受信機160Cの受像可能解像度が480i、480p、1080i、720pであるとき、フラッシュROM185の受像可能解像度の情報は、480pの解像度を示すように書き替えられる。
(b)第2のモード
制御部186は、フラッシュROM162A〜162Cの受像可能解像度の情報で示される解像度のうち、最高解像度を示すように、フラッシュROM185の受像可能解像度の情報の書き替えを行う。例えば、フラッシュROM162Aの受像可能解像度情報で示されるテレビ受信機160Aの受像可能解像度が480i、480pであり、フラッシュROM162Bの受像可能解像度情報で示されるテレビ受信機160Bの受像可能解像度が480i、480p、1080iであり、フラッシュROM162Cの受像可能解像度情報で示されるテレビ受信機160Cの受像可能解像度が480i、480p、1080i、720pであるとき、フラッシュROM185の受像可能解像度の情報は、720pの解像度を示すように書き替えられる。
(c)第3のモード
制御部186は、フラッシュROM162A〜162Cの受像可能解像度の情報で示される解像度のうち、最低解像度と最高解像度との間の解像度(中間解像度)を示すように、フラッシュROM185の受像可能解像度の情報の書き替えを行う。例えば、フラッシュROM162Aの受像可能解像度情報で示されるテレビ受信機160Aの受像可能解像度が480i、480pであり、フラッシュROM162Bの受像可能解像度情報で示されるテレビ受信機160Bの受像可能解像度が480i、480p、1080iであり、フラッシュROM162Cの受像可能解像度情報で示されるテレビ受信機160Cの受像可能解像度が480i、480p、1080i、720pであるとき、フラッシュROM185の受像可能解像度の情報は、480pの解像度を示すように書き替えられる。なお、フラッシュROM185の受像可能解像度の書き換えが行われるとき、接続スイッチ195は一時的にオンとされる。
次に、DVDレコーダ120のHDMI端子121とテレビ受信機180のHDMI端子181とがHDMIケーブル210により接続される。このとき、HDMIケーブル210のライン87(図5参照)を通じて、DVDレコーダ120からテレビ受信機180に電源が供給される。そのため、テレビ受信機180のHDMI端子181における19ピンの電圧が高くなり、DVDレコーダ120のHDMI端子121における19ピンの電圧も高くなる。
DVDレコーダ120の制御部122は、HDMI端子121における19ピンの電圧を監視しており、当該電圧が高くなることで、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機180が接続されたことを認識でき、所定の動作を開始する。
制御部122は、HDMIケーブル210のDDC83を用いて、テレビ受信機180のフラッシュROM185に記憶されているEDID情報を読み出し、テレビ受信機180の設定、性能を認識する。上述したように、テレビ受信機180のフラッシュROM185の受像可能解像度の情報は、テレビ受信機180に並列的に接続されたテレビ受信機160A〜160Cの受像可能解像度に基づいて、第1〜第3のモードのいずれかにより、書き替えられている。
したがって、DVDレコーダ120の制御部122は、テレビ受信機180のフラッシュROM185から読み出したEDID情報を解析することで、テレビ受信機160A〜160Cの最低受像可能解像度(第1のモード)、最高受像可能解像度(第2のモード)または中間受像可能解像度(第3のモード)を認識する。
なお、上述の動作は、テレビ受信機180にHDMIケーブル240〜260を介してテレビ受信機160A〜160Cが接続された後に、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機180が接続されたものである。
しかし、この逆に、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機180が接続された後に、テレビ受信機180にHDMIケーブル240〜260を介してテレビ受信機160A〜160Cが接続されることもある。その場合、DVDレコーダ120の制御部122は、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機180が接続されるとき、HDMIケーブル210のDDC83を用いて、テレビ受信機180のフラッシュROM185からEDID情報を読み出す。
さらに、テレビ受信機180にHDMIケーブル240〜260を介してテレビ受信機160A〜160Cが接続され、テレビ受信機180のフラッシュROM185の受像可能解像度の情報が書き替えられる場合には、接続スイッチ196が一時的にオンとされ、HDMI端子181の19ピンの電圧が一時的に低くなる。そのため、DVDレコーダ120の制御部122は、テレビ受信機180の取り外しおよび再接続を認識し、HDMIケーブル210のDDC83を用いて、テレビ受信機180のフラッシュROM185からEDID情報を再度読み出す。
そのため、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機180が接続された後に、テレビ受信機180にHDMIケーブル240〜260を介してテレビ受信機160A〜160Cが接続される場合にあっても、DVDレコーダ120の制御部122は、テレビ受信機180のフラッシュROM185から読み出したEDID情報を解析することで、テレビ受信機160A〜160Cの最低受像可能解像度(第1のモード)、最高受像可能解像度(第2のモード)または中間受像可能解像度(第3のモード)を認識する。
次に、図9に示すAVシステム100Bのシステム構成後の動作例を説明する。
例えば、DVDレコーダ120(図2参照)の端子126に外部装置が接続された状態で、ユーザが、外部装置からのデータを記録するようにDVDレコーダ120を操作すると、コーデック125により外部装置からの画像と音声のデータがエンコードされ、エンコードデータは記録再生部127によりDVD128に記録される。
また、ユーザが、DVD128に記録されているデータを送信するようにDVDレコーダ120を操作すると、記録再生部127により、DVD128からエンコードデータが再生され、コーデック125に供給される。コーデック125では、記録再生部127で再生されたエンコードデータが、ベースバンドの画像と音声のデータにデコードされ、そのベースバンドの画像と音声のデータは、HDMI送信部129に供給される。
HDMI送信部129では、コーデック125から供給される画像データの解像度が、上述したように、DVDレコーダ120の制御部122で認識した、テレビ受信機160A〜160Cの最低受像可能解像度(第1のモード)、最高受像可能解像度(第2のモード)または中間受像可能解像度(第3のモード)に合わせられる。
そして、HDMI送信部129では、HDMIに準拠した通信により、テレビ受信機160A〜160Cの最低受像可能解像度(第1のモード)、最高受像可能解像度(第2のモード)または中間受像可能解像度(第3のモード)に合わせられた画像データと、コーデック125から供給されるベースバンドの音声データとが、HDMIケーブル210を介して、テレビ受信機180に、一方向に、送信される。
テレビ受信機180(図10参照)では、HDMI受信部188で、HDMIに準拠した通信により、DVDレコーダ120のHDMI送信部129からHDMIケーブル210を介して一方向に送信されてくるベースバンドの画像と音声のデータが受信される。HDMI受信部188で受信された画像データは切り替え器191に供給され、また、HDMI受信部188で受信された音声データは、図示しない音声データ用の切り替え器に供給される。
また、チューナ189で受信された画像データは切り替え器191に供給される。また、チューナ189で受信された音声データは、図示しない音声データ用の切り替え器に供給される。ユーザがユーザ操作部187でHDMI受信部188を選択する操作を行うとき、切り替え器191ではHDMI受信部188で受信された画像データが取り出される。この画像データの解像度が、テレビ受信機180の受像可能解像度に含まれるとき、当該テレビ受信機180において受像が可能となる。一方、ユーザがユーザ操作部187でチューナ189を選択する操作を行うとき、切り替え器191ではチューナ189で受信された画像データが取り出される。なお、図示しない音声データ用の切り替え器では、切り替え器191で取り出される画像データに対応した音声データが取り出される。
切り替え器191で取り出された画像データは、表示処理部192に供給される。この表示処理部192では、制御部186の制御のもと、画像データに対して、色調整、輪郭強調、グラフィックスデータの重畳等の処理が行われる。また、この表示処理部192では、必要に応じて、スケーリングの処理も行われる。例えば、切り替え器191においてHDMI受信部188で受信された画像データが取り出され、この画像データの解像度が480pであるのに対して、テレビ受信機140の受像可能解像度に480pより大きな解像度が含まれるとき、表示処理部192では、ユーザの画像拡大の指示に基づいて、拡大スケーリングの処理が行われる。表示パネル193には、表示処理部192から供給される画像データによる画像が表示される。
なお、音声データ用の切り替え器で取り出される音声データはアナログ信号に変換された後図示しないスピーカに供給され、表示パネル193に表示された画像に対応した音声が出力される。
また、HDMI受信部188で受信されたベースバンドの画像と音声のデータは、HDMI送信部194に供給される。HDMI送信部194では、HDMIに準拠した通信により、ベースバンドの画像と音声のデータが、HDMIケーブル240〜260を介して、テレビ受信機160A〜160Cに、一方向に、送信される。
テレビ受信機160A〜160C(図4参照)では、HDMI受信部165で、HDMIに準拠した通信により、テレビ受信機180のHDMI送信部194からHDMIケーブル240〜260を介して一方向に送信されてくるベースバンドの画像と音声のデータが受信される。HDMI受信部165で受信された画像データは切り替え器168に供給され、また、HDMI受信部165で受信された音声データを、図示しない音声データ用の切り替え器に供給される。
また、チューナ166で受信された画像データは切り替え器168に供給される。また、チューナ166で受信された音声データは、図示しない音声データ用の切り替え器に供給される。ユーザがユーザ操作部164でHDMI受信部165を選択する操作を行うとき、切り替え器168ではHDMI受信部165で受信された画像データが取り出される。この画像データの解像度がテレビ受信機160A〜160Cの受像可能解像度に含まれているとき、当該テレビ受信機160A〜160Cにおいて受像が可能である。一方、ユーザがユーザ操作部164でチューナ166を選択する操作を行うとき、切り替え器168ではチューナ166で受信された画像データが取り出される。なお、図示しない音声データ用の切り替え器では、切り替え器168で取り出される画像データに対応した音声データが取り出される。
切り替え器168で取り出された画像データは、表示処理部169に供給される。この表示処理部169では、制御部163の制御のもと、画像データに対して、色調整、輪郭強調、グラフィックスデータの重畳等の処理が行われる。また、この表示処理部169では、上述したテレビ受信機180の表示処理部192と同様に、必要に応じて、スケーリングの処理も行われる。
表示パネル170には、表示処理部169から供給される画像データによる画像が表示される。なお、音声データ用の切り替え器で取り出される音声データはアナログ信号に変換された後図示しないスピーカに供給され、表示パネル170に表示された画像に対応した音声が出力される。
以上説明したように、図9に示すAVシステム100Bにおいては、システム構成時に、テレビ受信機180のフラッシュROM185の受像可能解像度の情報が、テレビ受信機160A〜160Cの最低受像可能解像度(第1のモード)、最高受像可能解像度(第2のモード)または中間受像可能解像度(第3のモード)を示すように書き替えられる。そして、DVDレコーダ120の制御部122では、テレビ受信機180のフラッシュROM185から読み出したEDID情報が解析されて、テレビ受信機160A〜160Cの最低受像可能解像度(第1のモード)、最高受像可能解像度(第2のモード)または中間受像可能解像度(第3のモード)が認識される。
そのため、図9に示すAVシステム100Bにおいては、システム構成後に、DVDレコーダ120からテレビ受信機180,160A〜160Cに送信される画像データの解像度は、テレビ受信機160A〜160Cの最低受像可能解像度(第1のモード)、最高受像可能解像度(第2のモード)または中間受像可能解像度(第3のモード)に合わせられる。
したがって、テレビ受信機160A〜160Cにおいては、送信されてくる画像データの解像度が、自己の受像可能解像度に含まれるとき、当該画像データによる受像が可能となる。例えば、DVDレコーダ120からテレビ受信機180,160A〜160Cに送信される画像データの解像度がテレビ受信機160A〜160Cの最低受像可能解像度(第1のモード)であるときは、テレビ受信機160A〜160Cのいずれにおいても、DVDレコーダ120から送られてくる画像データによる受像が可能となる。
また、図9に示すAVシステム100Bのテレビ受信機180においては、システム構成時に、フラッシュROM185の受像可能解像度の情報が書き替えられるとき、接続スイッチ196は一時的にオンとされる。そのため、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機180が接続された後に、テレビ受信機180にHDMIケーブル240〜260を介してテレビ受信機160A〜160Cが接続される場合にあっても、テレビ受信機180のフラッシュROM185の受像可能解像度の情報の書き替えがあるとき、DVDレコーダ120の制御部122は、HDMI端子181の19ピンの電圧が一時的に低くなることから、テレビ受信機180の取り外しおよび再接続を認識し、テレビ受信機180のフラッシュROM185からEDID情報を再度読み出す。
したがって、DVDレコーダ120にHDMIケーブル210を介してテレビ受信機180が接続された後に、テレビ受信機180にHDMIケーブル240〜260を介してテレビ受信機160A〜160Cが接続される場合にあっても、DVDレコーダ120の制御部122は、テレビ受信機180のフラッシュROM185から読み出したEDID情報を解析することで、テレビ受信機160A〜160Cの最低受像可能解像度(第1のモード)、最高受像可能解像度(第2のモード)または中間受像可能解像度(第3のモード)を認識できる。
なお、上述したようにシステム構成時にテレビ受信機180のフラッシュROM185の受像可能解像度の情報は、テレビ受信機160A〜160Cの受像可能解像度の情報に基づいて書き替えられる。その場合、テレビ受信機180に対するテレビ受信機160A〜160Cの接続が外されてシステムが解除されるとき、フラッシュROM185の受像可能解像度の情報は、当該テレビ受信機180の受像可能解像度を示す元の状態に戻される。
また、上述したようにシステム構成時にテレビ受信機180のフラッシュROM185の受像可能解像度の情報は、テレビ受信機160A〜160Cの最低受像可能解像度(第1のモード)、最高受像可能解像度(第2のモード)または中間受像可能解像度(第3のモード)を示すように書き替えられるが、さらに、テレビ受信機180の受像可能解像度の情報を含めて書き替えを行うことも考えられる。
なお、上述実施の形態においては、電子機器間の通信インタフェースとしてHDMIを用いたものを示したが、HDMI以外の通信インタフェースを用いるものにも、この発明を同様に適用できる。また、上述実施の形態においては、電子機器間をHDMIケーブルで接続したものを示したが、電子機器間の接続を無線で行うものにも、この発明を同様に適用できる。
この発明は、前段の電子機器に後段側の電子機器の受像可能解像度を考慮した受像可能解像度情報を供給し、後段側の電子機器における画像表示が良好に行われるようにするものであり、例えば、HDMIのリピータ機能を有するテレビ受信機等に適用できる。
この発明の実施の形態としてのAVシステムの構成例を示すブロック図である。 AVシステムを構成するDVDレコーダ(ソース機器)の構成例を示すブロック図である。 AVシステムを構成するテレビ受信機(リピータ機器)の構成例を示すブロック図である。 AVシステムを構成するテレビ受信機(シンク機器)の構成例を示すブロック図である。 HDMI送信部(HDMIソース)とHDMI受信部(HDMIシンク)の構成例を示すブロック図である。 TMDS伝送データの構造を示す図である。 HDMI端子のピン配列(タイプA)を示す図である。 この発明の他の実施の形態としてのAVシステムの構成例を示すブロック図である。 この発明のさらに他の実施の形態としてのAVシステムの構成例を示すブロック図である。 AVシステムを構成するテレビ受信機(リピータ機器)の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
100,100A,100B・・・AVシステム、120・・・DVDレコーダ、121・・・HDMI端子、122・・・制御部、123・・・ユーザ操作部、124・・・表示部、125・・・コーデック、126・・・外部装置を接続するための端子、127・・・記録再生部、128・・・DVD、129・・・HDMI送信部(HDMIソース)、140,140A・・・テレビ受信機、141,141A,142,142A・・・HDMI端子、143,143A・・・フラッシュROM、144・・・制御部、145・・・ユーザ操作部、146・・・HDMI受信部(HDMIシンク)、147・・・チューナ、148・・・アンテナ端子、149・・・切り替え器、150・・・表示処理部、151・・・表示パネル、152・・・HDMI送信部(HDMIソース)、153・・・プルアップ抵抗、154・・・接続スイッチ、160,160A〜160C・・・テレビ受信機、161,161A〜161C・・・HDMI端子、162,162A〜162C・・・フラッシュROM、163・・・制御部、164・・・ユーザ操作部、165・・・HDMI受信部(HDMIシンク)、166・・・チューナ、167・・・アンテナ端子、168・・・切り替え器、169・・・表示処理部、170・・・表示パネル、171・・・プルアップ抵抗、180・・・テレビ受信機、181〜184・・・HDMI端子、185・・・フラッシュROM、186・・・制御部、187・・・ユーザ操作部、188・・・HDMI受信部(HDMIシンク)、189・・・チューナ、190・・・アンテナ端子、191・・・切り替え器、192・・・表示処理部、193・・・表示パネル、194・・・HDMI送信部(HDMIソース)、195・・・プルアップ抵抗、196・・・接続スイッチ、210〜260・・・HDMIケーブル

Claims (10)

  1. 第1の伝送路を介して接続された前段の電子機器から送られてくる映像信号を受信する信号受信部と、
    第2の伝送路を介して接続された後段の電子機器に、上記信号受信部で受信された映像信号を送信する信号送信部と、
    上記前段の電子機器が上記第1の伝送路を介して取得するための受像可能解像度の情報を記憶する記憶部と、
    上記後段の電子機器から上記第2の伝送路を介して受像可能解像度の情報を取得する情報取得部と、
    上記情報取得部で取得された受像可能解像度の情報に基づいて、上記記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報を書き替える情報書き替え部と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 上記信号受信部は、上記前段の電子機器から、複数チャネルで、差動信号により、上記第1の伝送路を介して送られてくる映像信号を受信し、
    上記信号送信部は、上記後段の電子機器に、上記信号受信部で受信された映像信号を、複数チャネルで、差動信号により、上記第2の伝送路を介して送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 放送信号に基づいて所定の番組の映像信号を取得する放送受信部と、
    上記放送受信部で取得された映像信号または上記信号受信部で受信された映像信号を選択的に出力する切り替え部と、
    上記切り替え部から出力される映像信号による画像を表示する画像表示部とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 上記第1の伝送路を介して接続された上記前段の電子機器に供給する、接続を示す信号を発生する信号発生部と、
    上記情報書き替え部が上記記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報を書き替えるとき、上記信号発生部における上記接続を示す信号の発生を一時的に停止する制御部とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 上記情報書き替え部は、上記情報取得部で取得された受像可能解像度の情報で示される第1の解像度が、上記記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報で示される第2の解像度よりも低いとき、上記記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報を、上記第1の解像度を示すように書き替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 上記情報書き替え部は、上記記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報を、上記情報取得部で取得された受像可能解像度の情報で示される解像度を示すように書き替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. 上記後段の電子機器が複数であるとき、
    上記情報取得部は、上記複数の電子機器から上記第2の伝送路を介して受像可能解像度の情報を取得し、
    上記情報書き替え部は、上記情報取得部で取得された複数の受像可能解像度の情報に基づいて、上記記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報を書き替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  8. 上記情報書き替え部は、上記情報取得部で取得された複数の受像可能解像度の情報で示される解像度のうち、最低解像度を示すように、上記記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報を書き替える
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 上記情報書き替え部は、上記情報取得部で取得された複数の受像可能解像度の情報で示される解像度のうち、最高解像度を示すように、上記記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報を書き替える
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  10. 上記情報書き替え部は、上記情報取得部で取得された複数の受像可能解像度の情報で示される解像度のうち、最低解像度と最高解像度との間の解像度を示すように、上記記憶部に記憶されている受像可能解像度の情報を書き替える
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
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