JP2009048944A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な動作機構を設けなくても配光パターンを容易に変更することができる照明装置を提供することにある。
【解決手段】照明装置は、光源部1と、光源部1の点灯制御を行う制御部とを備え、光源部1は、有機材料からなる発光層を備え厚み方向一面側に発光面11が形成されるとともに厚み方向他面側に非発光面12が形成された有機エレクトロルミネッセンス素子からなる一対の発光素子10を、非発光面12同士が対向する形に配置してなり、制御部は、光源部1の一対の発光素子10を個別に点灯制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置に関するものである。
従来から、図5(a),(b)に示すように、配光パターンを変更可能な照明装置が提案されている。この照明装置は、ランプからなる光源部100と、底面(図5(a)における下面)が開口したドーム状に形成され内側に光源部100が配置された反射板200とを備えている。ここで、反射板200は、光源部100に対して所定方向(図5(a)における上下方向)に移動可能となっており、反射板200の光源部100に対する相対位置が変化することによって、図5(a),(b)に示すように反射板200で反射された光L100の進行方向が変化し、これによって照明装置の配光パターンが変更可能となっている。
また、このような照明装置としては図6に示すものが挙げられる。図6に示す照明装置は、ランプからなる光源部100と、光源部100の一側方(図6(a)における左側方)に配置され光源部100から放射された光を他側方(図6(a)における右側方)に反射する反射板200と、光源部100の上記他側方に配置された集光レンズ300とを備えている。ここで、光源部100および反射板200は集光レンズ300に対して所定方向(図6(a)における左右方向)において相対的に移動可能となっており、集光レンズ300の光源部100に対する相対位置が変化することによって、図6(a),(b)に示すように集光レンズ300に入射する光L100の角度が変化し、その結果、集光レンズ300より出射される光L100の進行方向が変化し、これによって照明装置の配光パターンが変更可能となっている(同様なものとしては、特許文献1に示す例が挙げられる)。
特開2002−8404号公報(図1参照)
しかしながら、上記図5,6に示す従来の照明装置では、光源部100に対して反射板200やレンズ300などの光学部材を相対変位させることによって、配光パターンを変更しているため、光学部材を光源部100に対して相対変位させるための複雑な動作機構が必要になる。そのため、従来の照明装置では、部品点数や組立工数が増加して製造コストが増加し、また上記動作機構を設けるために照明装置が全体として大型化してしまうという問題があった。さらに、上記動作機構が故障の原因となるおそれがあり、長期信頼性が低下するという問題もあった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、その目的は、複雑な動作機構を設けなくても配光パターンを変更できる照明装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明では、光源部と、光源部の点灯制御を行う制御部とを備え、光源部は、有機材料からなる発光層を備え厚み方向一面側に発光面が形成されるとともに厚み方向他面側に非発光面が形成された有機エレクトロルミネッセンス素子からなる一対の発光素子を、非発光面同士が対向する形に配置してなり、制御部は、光源部の一対の発光素子を個別に点灯制御することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、一方の発光素子のみを点灯させたときと、他方の発光素子のみを点灯させたときと、両方の発光素子を点灯させたときとでは、それぞれ配光パターンが異なるので、従来のように反射板やレンズ、プリズムなどの光学部材と光源部とを相対変位させる必要がなく、光学部材と光源部とを相対変位させるための複雑な動作機構を設けなくても、点灯させる発光素子の組み合わせを異ならせるだけで配光パターンを変更できる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、一方の発光素子の発光面と対向する形に配置され、当該一方の発光素子の配光パターンを他方の発光素子の配光パターンとは異ならせる配光変更部を備えていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、一方の発光素子の配光パターンを所望の配光パターンに変更することが可能となる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、配光変更部は、一方の発光素子の発光面との対向面に反射面を備えた反射板からなり、当該反射面は、一方の発光素子の発光面から放射された光を所定箇所に集光する形に反射する凹面状に形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、一方の発光素子の配光パターンを、特定箇所を照らす形の配光パターンとすることができる。
請求項4の発明では、請求項2の発明において、配光変更部は、一方の発光素子の発光面との対向面に反射面を備えた反射板からなり、当該反射面は、一方の発光素子の発光面から放射された光を当該発光面の法線方向に交差する方向へ反射する凸面状に形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明によれば、一方の発光素子の配光パターンを、一方の発光素子の発光面から放射された光が当該発光面の法線方向に交差する方向へ進む形の配光パターンとすることができる。
請求項5の発明では、請求項1の発明において、一対の発光素子の発光面それぞれに対向する形に配置された一対の配光変更部を備え、一対の配光変更部は、一方の発光素子の発光面から放射された光と、他方の発光素子の発光面から放射された光とをそれらの進行方向が同方向とならない形に反射する反射板からなることを特徴とする。
請求項5の発明によれば、一方の発光素子の配光パターンは、他方の発光素子の配光パターンとは光の照射範囲が異なる配光パターンとなるから、一対の発光素子それぞれを異なる用途の光源、例えば、一方の発光素子を直接照明の光源、他方の発光素子を間接照明の光源として利用することが可能となる。
請求項6の発明では、請求項1〜5のうちいずれか1項の発明において、一対の発光素子は互いに光色が異なることを特徴とする。
請求項6の発明によれば、配光パターンだけではなく、光色も容易に変更することができる。
本発明は、従来のように反射板やレンズ、プリズムなどの光学部材と光源部とを相対変位させる必要がなく、光学部材と光源部とを相対変位させるための複雑な動作機構を設けなくても、点灯させる発光素子の組み合わせを異ならせるだけで配光パターンを変更できるという効果を奏する。
本発明の一実施形態の照明装置は、図1に示すように、光源部1と、光源部の点灯制御を行う制御部(図示せず)と、配光変更部2とを備えている。
光源部1は、一対の発光素子10により構成されている。発光素子10は、例えば、支持基板(図示せず)と、支持基板の一表面側に形成された透明電極(図示せず)と、透明電極における支持基板とは反対側に形成された発光層(図示せず)と、発光層における透明電極とは反対側に形成された金属製の反射電極(図示せず)と、支持基板の上記一表面側に透明電極および反射電極の一部を露出するとともに発光層を覆う形で取り付けられる封止部(図示せず)とを備えている。
ここで、上記支持基板は、発光層を支持するための平板状の部材であり、発光層が放射する光に対して透光性を有する材料により形成されている。例えば、支持基板としては、ガラス基板などの透明基板が利用される。
上記透明電極は、発光層が放射する光に対して透光性を有する材料からなる導電性の薄膜である。このような透明電極の材料としては、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明な導電性材料が用いられる。
上記発光層は、例えば、蛍光物質の有機材料または蛍光物質を含む有機材料からなり、必要に応じて、正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層および電子注入層などが備えられる。
上記反射電極は、発光層が放射する光を反射する材料からなる導電性の薄膜である。このような反射電極の材料としては、例えば、アルミニウムや、アルミ・リチウム合金、マグネシウム・銀合金などを用いることができる。
上記封止部は、例えば絶縁性を有する材料(例えば、ガラスなど)により一面が開口した箱状に形成されており、上述したように、支持基板の上記一表面側に、透明電極および反射電極の一部を露出するとともに、発光層を覆う形に取り付けられている。この封止部は、有機材料からなる発光層が酸素や湿気の影響により徐々に劣化することを抑制するために、接着剤などにより支持基板に気密に取り付けられている。ここで、封止部より露出する透明電極の部位および反射電極の部位それぞれが給電用の端子部を形成している。
本実施形態における発光素子1は、上述したように、支持基板、透明電極、発光層、反射電極、封止部を順次積層してなる矩形板状の有機エレクトロルミネッセンス(organic electroluminescence、有機ELともいう)素子(以下、「有機EL素子」と略す)からなり、このような発光素子10では、給電用の端子部により透明電極および反射電極それぞれに所定の電位を与えることにより、発光層から光が放射される。
このとき発光層から透明電極側に放射された光は、透明電極を透過した後に、支持基板に入射し、支持基板内を通過し、支持基板の他表面側から支持基板外に出射される。一方、発光層から反射電極側に放射された光は、反射電極により透明電極側に反射された後に、支持基板内を通過し、支持基板の上記他表面側から支持基板外に出射される。
つまり、本実施形態における発光素子10は、厚み方向一面側(支持基板の上記他表面側)に発光面11が形成されるとともに、厚み方向他面側(封止部における支持基板とは反対面側)に非発光面12が形成された所謂片面発光型の有機EL素子である。
そして、一対の発光素子10を、非発光面12同士が対向する形に配置することによって光源部1が構成されている。つまり、光源部1は、片面発光型の有機EL素子の非発光面を対向配置させた有機ELモジュールからなる。なお、以下の説明では一対の発光素子10を区別するために必要に応じて一方の発光素子(図1における上側の発光素子)10を符号10Aで表し、他方の発光素子(図1における下側の発光素子)10を符号10Bで表す。同様の理由から発光素子10Aの発光面11を符号11Aで表し、発光素子10Bの発光面11を符号11Bで表す。
上記制御部は、例えば、商用電源などの交流電源より発光素子10を点灯させるための直流電源を生成するAC/DCコンバータなどを備える電源回路部(図示せず)と、発光素子10Aと電源回路部との間に挿入された第1のスイッチ(図示せず)と、発光素子10Bと電源回路部との間に挿入された第2のスイッチ(図示せず)と、マイクロコンピュータ(マイコン)などからなる演算処理部とを備えている。なお、第1のスイッチおよび第2のスイッチとしては、例えば、MOSFETなどの半導体スイッチング素子などを利用している。
上記演算処理部は、外部より入力された制御信号に応じて各半導体スイッチング素子を制御する機能がプログラムなどにより実現されており、例えば、発光素子10Aを点灯させる旨の制御信号(点灯信号)が入力されると、第1のスイッチをオンして(電源回路部から発光素子10Aへの給電を開始して)、発光素子10Aを点灯させ、発光素子10Aを消灯させる旨の制御信号(消灯信号)が入力されると、第1のスイッチをオフして(電源回路部から発光素子10Aへの給電を停止して)、発光素子10Aを消灯させる。また、演算処理部は、発光素子10Aを所定の明るさで点灯させる旨の制御信号(調光信号)が入力されると、例えば第1のスイッチをPWM制御して、発光素子10Aを所定の明るさで点灯させる。
この演算処理部は、発光素子10Bについても発光素子10Aと同様な制御を行うように構成されており、発光素子10B用の点灯信号が入力されると、第2のスイッチをオンして発光素子10Bを点灯させ、発光素子10B用の消灯信号が入力されると第2のスイッチをオフして発光素子10Aを消灯させ、発光素子10B用の調光信号が入力されると、第2のスイッチをPWM制御して、発光素子10Bを所定の明るさで点灯させる。
このように本実施形態における制御部は、光源部1の一対の発光素子10を個別に点灯制御することができるようになっている。
配光変更部2は、発光素子10Aの発光面11Aから放射された光を反射することで、発光素子10Aの配光パターンを発光素子10Bの配光パターンとは異ならせるものであり、図1に示すように、高さ方向の一面(図1における下面)が開口したドーム状に形成され、その高さ方向に直交する面内における断面形状が放物線形状となっている。このような配光変更部2は、その内面が一方の発光素子10Aの発光面11Aと対向するとともに、光源部1の発光素子10Aの光軸(または中心線)と配光変更部2の中心線とが一致する形に配置されている。そして、配光変更部2においては、発光素子10Aの発光面11Aとの対向面となる内面が発光素子10Aの発光面11Aから放射された光を反射する反射面20となっている。つまり、図1に示す配光変更部2は、発光素子10Aの発光面11Aとの対向面に反射面20を備えた反射板(反射鏡ともいう)からなる。
ところで、配光変更部2の反射面20は、発光素子10Aの発光面11Aから放射された光を所定方向、図1に示す例では発光素子10Bの発光面11Bの法線方向と同方向(図1における下方向)に反射する形の凹面状に形成している。したがって、図1に示す配光変更部2は、発光面11Aの法線方向側に拡散し、広く全体を照らす形(全般拡散配光形)の発光素子10Aの配光パターンを、例えばスポットライトのように特定箇所のみを照らす形(集光配光形)の配光パターンに変更するようになっている(つまり、発光素子10Aの発光面11Aから放射された光を特定箇所に集光している)。
ここで、他方の発光素子10Bの配光パターンは、図1に示すように、発光面11Bの法線方向側に拡散する形、つまり全般拡散配光形の配光パターンであるから、配光変更部2によって変更された発光素子10Aの配光パターンは、発光素子10Bの配光パターンとは当然に異なっている。
したがって、本実施形態の照明装置では、発光素子10Aのみを点灯させた際には、発光素子10Aの発光面11Aより法線方向側に拡散する形に光L1が放射されるが、この光L1は配光変更部2の反射面20により発光素子10Bの発光面11Bの法線方向と同方向(図1における下方向)に反射され、その結果、集光配光形の配光パターンが得られる。また、本実施形態の照明装置では、発光素子10Bのみを点灯させた際には、発光素子10Bの発光面11Bよりその法線方向側に拡散する形に光L2が放射されるので、集光配光形ではなく、全般拡散配光形の配光パターンが得られる。さらに、本実施形態の照明装置では、両方の発光素子10を点灯させることによって、集光配光形の配光パターンと全般拡散形の配光パターンとが合わさった形、すなわち、広く全体を照らしながらも、特定箇所のみを特に明るく照らす形の配光パターンが得られる。
以上述べたように本実施形態の照明装置は、光源部1と、光源部1の点灯制御を行う制御部とを備え、光源部1は、有機材料からなる発光層を備え厚み方向一面側が発光面11となるとともに厚み方向他面側が非発光面12となる形に形成された有機EL素子からなる一対の発光素子10を、非発光面12同士が対向する形に配置してなり、制御部は、光源部1の一対の発光素子10を個別に点灯制御するようになっている。
そのため、本実施形態の照明装置によれば、一方の発光素子10Aのみを点灯させたときと、他方の発光素子10Bのみを点灯させたときと、両方の発光素子10を点灯させたときとでは、それぞれ配光パターンが異なるので、従来のように反射板やレンズ、プリズムなどの光学部材200と光源部100とを相対変位させる必要がなく、光学部材200と光源部100とを相対変位させるための複雑な動作機構を設けなくても、点灯させる発光素子10の組み合わせを異ならせるだけで配光パターンを変更できる。また、複雑な動作機構を設ける必要がないから、部品点数、および組立工数の削減が図れ、その結果、製造コストを低減でき、安価な照明装置を提供でき、しかも、動作機構の故障といった不具合が生じることもない。
また、本実施形態の照明装置は、一方の発光素子10Aの発光面11Aに対向する形に配置され、当該一方の発光素子10Aの配光パターンを他方の発光素子10Bの配光パターンとは異ならせる配光変更部2を備えているので、一方の発光素子10Aの配光パターンを所望の配光パターンに変更することが可能となる。
特に図1に示す配光変更部2は、一方の発光素子10Aの発光面11Aとの対向面に反射面20を備えた反射板からなり、当該反射面20は、一方の発光素子10Aの発光面11Aから放射された光を所定箇所に集光する形に反射する凹面状に形成されているので、一方の発光素子10Aの配光パターンを、集光配光形の配光パターンとすることができる。
このような配光変更部2は、図1に示す例に限定されるものではなく、例えば、図2に示すようなものであってもよい。
図2に示す配光変更部2は、中央部が突出した板状に形成されており、厚み方向に直交する面内における断面形状が略V字状となっている。図2に示す配光変更部2は、中央部が突出された面(図2における下面)を一方の発光素子10Aの発光面11Aに対向させるとともに、光源部1の発光素子10Aの光軸(または中心線)と配光変更部2の中心線(突出された中央部の頂点を通る線)とが一致する形に配置されている。そして、配光変更部2においても、発光素子10Aの発光面11Aとの対向面が発光素子10Aの発光面11Aから放射された光を反射する反射面20となっている。したがって、図2に示す配光変更部2も、図1に示す配光変更部2と同様に、発光素子10Aの発光面11Aとの対向面に反射面20を備えた反射板である。
図2に示す配光変更部2の反射面20は、図1に示す配光変更部2とは異なり、一方の発光素子10Aの発光面11Aから放射された光を当該発光面11Aの法線方向に交差する方向(図2における左右方向)へ反射する凸面状に形成している。したがって、図2に示す配光変更部2は、全般拡散配光形の配光パターンを、一方の発光素子10Aの発光面11Aから放射された光が当該発光面11Aの法線方向に交差する方向へ進む形の配光パターン、すなわち発光面11Aから放射された光の大部分が直接照明ではなく壁などを照らす間接照明に用いられる形(半間接配光形、あるいは側方配光形)の配光パターンに変更するようになっている。
ここで、他方の発光素子10Bの配光パターンは、上述したように全般拡散配光形の配光パターンであるから、配光変更部2によって変更された発光素子10Aの配光パターンは、発光素子10Bの配光パターンとは当然に異なっている。
したがって、図2に示す照明装置では、発光素子10Aのみを点灯させた際には、発光素子10Aの発光面11Aよりその法線方向側に拡散する形に光L1が放射されるが、この光L1は、その発光面11Aの法線方向に交差する方向(図2における左右方向)に反射され、その結果、半間接配光形の配光パターンが得られる。また、図2に示す照明装置では、発光素子10Bのみを点灯させた際には、発光素子10Bの発光面11Bよりその法線方向側に拡散する形に光L2が放射されるので、半間接配光形ではなく、全般拡散配光形の配光パターンが得られる。さらに、図2に示す照明装置では、両方の発光素子10を点灯させることによって、半間接配光形の配光パターンと全般拡散配光形の配光パターンとが合わさった形、すなわち、全般拡散配光形の場合よりも広い範囲を照らす形の配光パターンが得られる。このように図2に示す配光変更部2によれば、一方の発光素子10Aの配光パターンを、全般拡散配光形から半間接配光形の配光パターンに変更することができる。
なお、本実施形態の照明装置においては、一対の発光素子10はそれぞれの発光面11が異なる方向を向いているため、発光素子10Aの配光パターン(発光面11Aの法線方向側に拡散する形の配光パターン)と、発光素子10Bの配光パターン(発光面11Bの法線方向側に拡散する配光パターン)とは、異なる形の全般拡散形の配光パターンである。そのため、配光変更部2を設けなくても、発光素子10Aのみを点灯したときと、発光素子10Bのみを点灯したときと、発光素子10を両方点灯したときとで異なる配光パターンを得ることができる。そのため、配光変更部2は必ずしも設ける必要はないが、上述したように発光素子10の配光パターンを所望の配光パターンに変更したい場合には配光変更部2を用いればよい。
また、図1,2に示す照明装置では、一方の発光素子10Aにのみ配光変更部2を設けているが、図3,4に示すように、他方の発光素子10Bにも配光変更部2を設けることで、照明装置が、光源部1の一対の発光素子10の発光面11それぞれに対向する形に配置された一対の配光変更部2を備えるようにしてもよい。なお、以下の説明では、2つの配光変更部2を区別するために、必要に応じて、発光素子10Aに対向する形に配置された配光変更部2を符号2Aで表し、発光素子10Bに対向する形に配置された配光変更部2を符号2Aで表す。
図3に示す照明装置は、室内の天井CBにおける壁W近傍に設置されるダウンライトであり、光源部1は発光素子10Aが壁W側(図3における左側)、発光素子10Bが居室空間側(図3における右側)に位置する形に配置されている。
図3に示す配光変更部2Aは、発光素子10Aの発光面11Aと対向する形(光源部1よりも図3における左側に位置する形)に配置され、発光素子10Aの発光面11Aとの対向面に、発光面11Aから放射された光L1を居住空間側(図3における右下側)に反射する凹面状の反射面20を備えた反射板からなる。したがって、配光変更部2Aは、発光面11Aの法線方向側に拡散し、広く全体を照らす形(全般拡散配光形)の発光素子10Aの配光パターンを、居室空間を照らす形(直接照明形)の配光パターンに変更する。
一方、図3に示す配光変更部2Bは、発光素子10Bの発光面11Bと対向する形(光源部1よりも図3における右側に位置する形)に配置され、発光素子10Bの発光面11Bとの対向面に、発光面11Bから放射された光L2を壁W側(図3における左下側)に反射する反射面20を備えた凹面状の反射板からなる。したがって、配光変更部2Bは、発光面11Bの法線方向側に拡散し、広く全体を照らす形(全般拡散配光形)の発光素子10Bの配光パターンを、居室空間を照らさずに壁Wなどを照らす形(間接照明形)の配光パターンに変更する。
ここで、一対の配光変更部2は、発光面11Aから放射され配光変更部2Aの反射面20で反射された光L1の照射範囲が、発光面11Bから放射され配光変更部2Bの反射面20により反射された光L2の照射範囲よりも狭くなる形に形成されている。例えば、一対の配光変更部2は、配光変更部2Aの反射面20の曲率が配光変更部2Bの反射面20の曲率よりも大きくなるような形に形成されている。
したがって、図3に示す照明装置では、発光素子10Aのみを点灯させた際には、発光素子10Aの発光面11Aよりその法線方向側に拡散する形に光L1が放射されるが、この光L1は配光変更部2Aの反射面20により居室空間側に反射され、その結果、直接照明形の配光パターンが得られる。また、図3に示す照明装置では、発光素子10Bのみを点灯させた際には、発光素子10Bの発光面11Bよりその法線方向側に拡散する形に光L2が放射されるが、この光L2は配光変更部2Bの反射面20により壁W側に反射され、その結果、間接照明形の配光パターンが得られる。さらに、図3に示す照明装置では、両方の発光素子10を点灯させることによって、直接照明形の配光パターンと間接照明形の配光パターンとが合わさった形、すなわち、室内全体を照らす配光パターンが得られる。
一方、図4に示す照明装置は、室内の壁Wを照らす間接照明用のブラケットライトであり、光源部1は発光素子10Aが天井CB側(図4における上側)、発光素子10Bが床FL側(図4における下側)に位置する形に配置されている。
図4に示す配光変更部2Aは、発光素子10Aの発光面11Aと対向する形(光源部1よりも図4における上側に位置する形)に配置され、発光素子10Aの発光面11Aとの対向面に、発光面11Aから放射された光L1を壁Wにおける床FL側(図4における左下側)の部位に向かう形に反射する凹面状の反射面20を備えた反射板からなる。したがって、配光変更部2Aは、全般拡散配光形の発光素子10Aの配光パターンを、壁Wにおける床FL側の部位を照らす形(夜間用間接照明形)の配光パターンに変更する。
一方、配光変更部2Bは、発光素子10Bの発光面11Bと対向する形(光源部1よりも図4における下側に位置する形)に配置され、発光素子10Bの発光面11Bとの対向面に、発光面11Bから放射された光L2を壁Wにおける天井CB側(図4における左上側)の部位に向かう形に反射する反射面20を備えた凹面状の反射板からなる。したがって、配光変更部2Bは、全般拡散配光形の発光素子10Bの配光パターンを、壁Wにおける天井CB側を照らす形(昼間用間接照明形)の配光パターンに変更する。
したがって、図4に示す照明装置では、発光素子10Aのみを点灯させた際には、発光素子10Aの発光面11Aよりその法線方向側に拡散する形に光L1が放射されるが、この光L1は配光変更部2Aの反射面20により壁Wにおける床FL側の部位に向かう形に反射され、その結果、夜間用間接照明形の配光パターンが得られる。また、図4に示す照明装置では、発光素子10Bのみを点灯させた際には、発光素子10Bの発光面11Bよりその法線方向側に拡散する形に光L2が放射されるが、この光L2は配光変更部2Bの反射面20により壁Wにおける天井CB側の部位に向かう形に反射され、その結果、昼間用間接照明形の配光パターンが得られる。さらに、図4に示す照明装置では、両方の発光素子10を点灯させることによって、夜間用間接照明形の配光パターンと昼間用間接照明形の配光パターンとが合わさった形、すなわち、壁W全体を照らす配光パターンが得られる。
このように、図3,4に示す一対の配光変更部2は、一方の発光素子10Aの発光面11Aから放射された光L1と、他方の発光素子10Bの発光面11Bから放射された光L2とをそれらの進行方向が同方向とならない形に反射する反射板となっている。
そのため、このような一対の配光変更部2を備えた照明装置によれば、一方の発光素子10Aの配光パターンは、他方の発光素子10Bの配光パターンとは光の照射範囲が異なる配光パターンとなるから、一対の発光素子10それぞれを異なる用途の光源として利用することが可能となる。例えば、図3に示す照明装置では、一方の発光素子10Aを直接照明の光源、他方の発光素子10Bを間接照明の光源として利用しており、図4に示す照明装置では、一方の発光素子10Aを夜間用間接照明の光源、他方の発光素子10Bを昼間用間接照明の光源として利用している。なお、図3,4に示す一対の配光変更部2は、一方の発光素子10Aの発光面11Aから放射された光L1と、他方の発光素子10Bの発光面11Bから放射された光L2とをそれらの進行方向間の角度の平均は180度を越えないようになっているが、180度を越えても何ら問題は無く、このような角度は、照明装置の用途に応じて適宜設定すればよい。
ところで、光源部1には、必ずしも光色が同じ一対の発光素子10を用いる必要はなく、光色(色温度)が異なる一対の発光素子10を用いてもよく、このようにすれば、配光パターンだけではなく、光色も容易に変更することができる。
例えば、図4に示す照明装置では、発光素子10Aが夜間用間接照明の光源に利用され、発光素子10Bが昼間用間接照明の光源に利用されており、ここで、人間の心理的作用面を考慮すれば、高所が明るい場合には昼間を連想し、低所が明るい場合には夜間を連想する傾向にあるため、発光素子10Aから放射される光L1を暖色系の光、発光素子10Bから放射される光L2を寒色系の光とすることにより、快適な間接照明を行うことが可能となる。ここで、暖色系の光は、色温度が3300K未満の人に視覚を通じて温かみを感じさせる光であり、寒色系の光は、色温度が5300K以上の人に視覚を通じて冷たさや涼しさを感じさせる光である。
当然ながら、一対の発光素子10の光色を互いに異ならせる点は、図1〜図3に示す照明装置においても適用することができる。
ところで、上述の図1〜4に示す照明装置では、配光変更部2の一例として、反射板を例示しているが、配光変更部2は、反射板に限定されるものではなく、例えば、レンズやプリズムなど、光の向きを変更することができるものであればよく、例えば、回折格子なども用いることができる。また、図1〜図4に示す配光変更部2はあくまで一例であって、これに限定する趣旨ではなく、所望の配光パターンが得られるように好適な形状に設計すればよい。所望の配光パターンを得るために配光変更部2の設計する方法は、従来から周知であるから説明は省略する。
なお、発光素子10はあくまで一例であって、複数の発光層を備えたものであってもよいし、複数の有機EL素子を基板上に配列、または積層してなるものであってもよく、要は、片側にのみ光を放射するものであればよい。また、上記制御部はあくまで一例であって上記の例に限定する趣旨ではなく、例えば、発光素子10を調光制御する機能は有していなくても問題はない。つまり、上記制御部は、少なくとも、光源部1の一対の発光素子10を個別に点灯制御することが可能なものであれば、本発明の目的を達成することができる。また、図1〜図4に示す照明装置は、あくまでも本発明の照明装置の一実施形態に過ぎず、本発明の照明装置をこれらに限定する者ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない程度の変形は可能である。
本発明の一実施形態の照明装置の概略断面図である。 同上の照明装置の他例の概略断面図である。 同上の照明装置の他例の概略断面図である。 同上の照明装置の他例の概略断面図である。 従来の照明装置の概略断面図である。 従来の照明装置の他例の概略断面図である。
符号の説明
1 光源部
2(2A,2B) 配光変更部
10(10A,10B) 発光素子
11(11A,11B) 発光面
12 非発光面
20 反射面

Claims (6)

  1. 光源部と、光源部の点灯制御を行う制御部とを備え、
    光源部は、有機材料からなる発光層を備え厚み方向一面側に発光面が形成されるとともに厚み方向他面側に非発光面が形成された有機エレクトロルミネッセンス素子からなる一対の発光素子を、非発光面同士が対向する形に配置してなり、
    制御部は、光源部の一対の発光素子を個別に点灯制御することを特徴とする照明装置。
  2. 一方の発光素子の発光面と対向する形に配置され、当該一方の発光素子の配光パターンを他方の発光素子の配光パターンとは異ならせる配光変更部を備えていることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 配光変更部は、一方の発光素子の発光面との対向面に反射面を備えた反射板からなり、当該反射面は、一方の発光素子の発光面から放射された光を所定箇所に集光する形に反射する凹面状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の照明装置。
  4. 配光変更部は、一方の発光素子の発光面との対向面に反射面を備えた反射板からなり、当該反射面は、一方の発光素子の発光面から放射された光を当該発光面の法線方向に交差する方向へ反射する凸面状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の照明装置。
  5. 一対の発光素子の発光面それぞれに対向する形に配置された一対の配光変更部を備え、一対の配光変更部は、一方の発光素子の発光面から放射された光と、他方の発光素子の発光面から放射された光とをそれらの進行方向が同方向とならない形に反射する反射板からなることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  6. 一対の発光素子は互いに光色が異なることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項記載の照明装置。
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