JP2009045679A - 研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の周縁部を高い研磨レートで研磨することができる研磨装置を提供する。
【解決手段】本発明の研磨装置は、研磨具41を基板Wの周縁部(ベベル部、ノッチ部、エッジカット部)に摺接させて該周縁部を研磨する研磨装置である。この研磨装置は、基板Wを保持する基板保持部20と、基板保持部20に保持された基板Wの周縁部を研磨具41を用いて研磨する研磨ヘッド42とを備える。この研磨ヘッド42は、研磨具41を基板Wの周縁部に押圧する加圧パッド50と、加圧パッド50を往復運動させるリニアモータ90とを有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、半導体ウエハなどの基板の周縁部を研磨する研磨装置に関するものである。
半導体製造における歩留まり向上の観点から、半導体ウエハの周縁部の表面状態の管理が近年注目されている。半導体製造工程では、多くの材料がウエハ上に成膜され、積層されていくため、製品には使用されない周縁部には不必要な材料や表面荒れが形成される。近年では、ウエハの周縁部のみをアームで保持してウエハを搬送する方法が一般的になってきている。このような背景のもとでは、周縁部に残存した不要物質が種々の工程を経ていく間に剥離してデバイス表面に付着し、歩留まりを低下させてしまう。そこで、研磨装置を用いて、ウエハの周縁部を研磨して不要な銅膜や表面荒れを除去することが従来から行われている。
ここで、本明細書では、ベベル部、ノッチ部、およびエッジカット部を総称して周縁部という。ベベル部とは、図1(a)において、ウエハWの端部において断面が曲率を有する部分Bをいう。図1(a)の符号Dで示される平坦部はデバイスが形成される領域である。このデバイス形成領域Dとベベル部Bとの間の平坦部Eはエッジカット部と称され、デバイス形成領域Dと区別される。すなわち、周縁部は、エッジカット部EからウエハWの裏面までの延びる丸みを帯びた部分である。なお、エッジカット部Eとデバイス形成領域Dとの境界線からウエハWの最外周縁までの距離は、約6mmである。一方、ノッチ部とは、図1(b)に示すように、ウエハWの端部に形成されたV字型の切り欠きをいい、図1(b)では符号Nで表されている。
ウエハのベベル部またはエッジ部に形成された膜を除去する装置として、研磨テープを用いた研磨装置が知られている(特許文献1及び2参照)。この研磨装置は、研磨テープの裏面側に配置された加圧パッドにより研磨テープの研磨面をウエハに押圧することでウエハのベベル部またはエッジ部を研磨する。
この種の研磨装置は、加圧パッドおよび研磨テープを往復運動させ、研磨テープの研磨面をウエハに摺接させてウエハを研磨する。加圧パッドを往復運動させる機構は、一般に、回転運動を直進運動に変換するカム(回転部材)およびロッド(直進運動部材)から構成される。ロッドはばねによりカムに押し付けられており、これによりカムとロッドとは常に接触に保たれる(例えば、特許文献2参照)。
研磨レートを上げるためには、研磨テープが往復運動する速度を上げることが一般に必要とされる。しかしながら、上述の往復運動機構では、カムの回転速度を高速にすると、直進運動するロッドがカムに追従できなくなり、結果として往復運動の振幅が小さくなってしまう。ばねを用いない往復運動機構も存在するが、このタイプの機構では、カムとロッドとを常に接触させるための連結機構が必要となり、その連結機構に掛かる負荷が大きくなるという問題がある。これらの理由から、従来の研磨装置では研磨レートを大きく上げることができなかった。
特開平8−174399号公報 特開2002−93755号公報
本発明は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたもので、基板の周縁部を高い研磨レートで研磨することができる研磨装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、研磨具を基板の周縁部に摺接させて該周縁部を研磨する研磨装置であって、基板を保持する基板保持部と、前記基板保持部に保持された基板の周縁部を前記研磨具を用いて研磨する研磨ヘッドとを備え、前記研磨ヘッドは、前記研磨具を基板の周縁部に押圧する加圧パッドと、前記加圧パッドを往復運動させるリニアモータとを有することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記研磨ヘッドは、前記加圧パッドの往復運動を直線に沿った往復運動に規制するリニアガイドを有することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記加圧パッドは、パッド本体部と、前記研磨具を基板の周縁部に押圧する押圧面と該押圧面の反対側に位置する裏面とを有する板状の押圧部と、前記押圧部と前記パッド本体部とを連結する複数の連結部とを有し、前記押圧部の前記裏面と前記パッド本体部との間には空間が形成されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記研磨ヘッドは、前記加圧パッドを基板の周縁部に向かって移動させる駆動機構を有することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記基板保持部に保持された基板の表面に対して前記研磨ヘッドを傾斜させる傾斜機構をさらに備えたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記研磨具は、研磨面を有した研磨テープであることを特徴とする。
本発明によれば、往復運動機構としてリニアモータを用いることにより、加圧パッドおよび研磨具を高速で往復運動させることが可能となる。その結果、従来の研磨装置に比べて、基板の周縁部の研磨レートを大きく上げることが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る研磨装置を示す平面図である。図3は図2に示す研磨装置の断面図である。なお、第1の実施形態に係る研磨装置は、ウエハのベベル部を研磨するベベル研磨装置である。
図2および図3に示すように、本実施形態に係る研磨装置は、ウエハWを保持するためのウエハステージ23を有するウエハステージユニット(基板保持部)20と、ウエハステージユニット20をウエハステージ23の上面(ウエハ保持面)と平行な方向に移動させるためのステージ移動機構30と、ウエハステージ23に保持されたウエハWのベベル部を研磨するベベル研磨ユニット40とを備えている。
ウエハステージユニット20、ステージ移動機構30、ベベル研磨ユニット40は、ハウジング11内に収容されている。このハウジング11は仕切板14によって2つの空間、すなわち上室(研磨室)15と下室(機械室)16とに区画されている。上述したウエハステージ23およびベベル研磨ユニット40は上室15内に配置され、ステージ移動機構30は下室16内に配置されている。上室15の側壁には開口部12が形成されており、この開口部12は図示しないエアシリンダにより駆動されるシャッター13により閉じられる。
ウエハWは、開口部12を通じてハウジング11の内外に搬入および搬出される。ウエハWの搬送は、搬送ロボットのような既知のウエハ搬送機構(図示せず)により行われる。ウエハステージ23の上面には複数の溝26が形成されている。これらの溝26は垂直に延びる中空シャフト27を介して図示しない真空ポンプに連通している。この真空ポンプを駆動すると、溝26に真空が形成され、これによりウエハWがウエハステージ23の上面に保持される。中空シャフト27は軸受28によって回転可能に支持され、さらにプーリp1,p2およびベルトb1を介してモータm1の回転軸に連結されている。このような構成により、ウエハWは、ウエハステージ23の上面に保持された状態でモータm1により回転する。すなわち、中空シャフト27、プーリp1,p2、ベルトb1、およびモータm1により、ウエハステージユニット20を回転させる回転機構が構成される。
研磨装置は、ハウジング11内に配置されたウエハチャック機構80を更に備えている。このウエハチャック機構80は、上記ウエハ搬送機構によりハウジング11内に搬入されたウエハWを受け取ってウエハステージ23に載置し、またウエハWをウエハステージ23から取り上げて上記ウエハ搬送機構に渡すように構成されている。なお、図2にはウエハチャック機構80の一部のみが示されている。
図4は、ウエハチャック機構80のチャックハンドを示す平面図である。図4に示すように、ウエハチャック機構80は、複数のコマ83を有する第一のチャックハンド81と、複数のコマ83を有する第二のチャックハンド82とを有している。これらの第一及び第二のチャックハンド81,82は、図示しない開閉機構により互いに近接および離間する方向(矢印Tで示す)に移動する。また、第一及び第二のチャックハンド81,82は、図示しないチャック移動機構によりウエハステージ23に保持されたウエハWの表面に垂直な方向に移動する。
ウエハ搬送機構のハンド85は、ウエハWを第一及び第二のチャックハンド81,82の間の位置にまで搬送する。そして、第一及び第二のチャックハンド81,82を互いに近接する方向に移動させると、これら第一及び第二のチャックハンド81,82のコマ83がウエハWの周縁部に接触する。これにより、ウエハWが第一及び第二のチャックハンド81,82に挟持される。このときのウエハWの中心とウエハステージ23の中心(ウエハステージ23の回転軸)とは一致するように構成されている。したがって、第一及び第二のチャックハンド81,82はセンタリング機構としても機能する。
図3に示すように、ステージ移動機構30は、中空シャフト27を回転自在に支持する円筒状の軸台29と、軸台29が固定される支持板32と、支持板32と一体に移動可能な可動板33と、可動板33に連結されるボールねじb2と、このボールねじb2を回転させるモータm2とを備えている。可動板33はリニアガイド35を介して仕切板14の下面に連結されており、これにより可動板33はウエハステージ23の上面と平行な方向に移動可能となっている。軸台29は、仕切板14に形成された貫通孔17を通って延びている。支持板32には、中空シャフト27を回転させる上述のモータm1が固定されている。
このような構成において、モータm2によりボールねじb2を回転させると、可動板33、軸台29、および中空シャフト27がリニアガイド35の長手方向に沿って移動する。これにより、ウエハステージ23がその上面と平行な方向に移動する。なお、図3においては、ステージ移動機構30によるウエハステージ23の移動方向を矢印Xで示している。
図3に示すように、ベベル研磨ユニット40は、研磨テープ(研磨具)41をウエハWのベベル部に押圧する研磨ヘッド42と、研磨テープ41を研磨ヘッド42に供給する供給リール45aと、研磨ヘッド42に繰り出された研磨テープ41を巻き取る回収リール45bとを備えている。供給リール45aおよび回収リール45bは、研磨装置のハウジング11に設けられたリール室46に収容されている。
研磨ヘッド42は、研磨テープ41を送るテープ送り機構43と、研磨テープ41の進行方向をガイドする複数のガイドローラ57c,57d,57e,57fとを備えている。テープ送り機構43は、テープ送りローラと保持ローラとを備えており、テープ送りローラと保持ローラとの間に研磨テープ41を挟むことにより研磨テープ41を把持し、テープ送りローラを回転させることにより研磨テープ41を送ることができるようになっている。研磨テープ41は、テープ送り機構43によって供給リール45aから引き出され、ガイドローラ57aを通って研磨ヘッド42に向かう。研磨ヘッド42は研磨テープ41の研磨面をウエハWのベベル部に接触させる。そして、ベベル部と接触した研磨テープ41はガイドローラ57bを通って回収リール45bに巻き取られるようになっている。図3に示すように、ウエハWの上方および下方には研磨液供給ノズル58がそれぞれ配置されており、研磨液や冷却水などがウエハWと研磨テープ41との接触箇所に供給されるようになっている。
研磨テープ41としては、研磨面となるその片面に、例えば、ダイヤモンド粒子やSiC粒子などの砥粒をベースフィルムに接着した研磨テープを用いることができる。研磨テープに接着する砥粒は、ウエハWの種類や要求される性能に応じて選択されるが、例えば平均粒径0.1μm〜5.0μmの範囲にあるダイヤモンド粒子やSiC粒子を用いることができる。また、砥粒を接着させていない帯状の研磨布でもよい。また、ベースフィルムとしては、例えば、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレートなどの可撓性を有する材料からなるフィルムが使用できる。
図5は、研磨ヘッド42をウエハWの表面に対して傾斜させる傾斜機構を示す図である。図5に示すように、研磨ヘッド42は支持アーム71の一端部に固定され、支持アーム71の他端部には支持軸78が固定されている。支持軸78は、ベベル研磨ユニット40のハウジング79に固定された軸受75に回転自在に支持されている。支持軸78はプーリp13,p14およびベルトb11を介して動力源としてのモータm5の回転軸に連結されている。研磨ポイントは支持軸78の中心線Lt上に位置している。したがって、モータm5により支持軸78を回転させることにより、研磨ヘッド42の全体を研磨ポイントを中心として回転させる(すなわち傾斜させる)ことができる。本実施形態においては、研磨ポイントを中心として研磨ヘッド42を傾斜させる傾斜機構は、支持軸78、プーリp13,p14、ベルトb11、およびモータm5により構成される。
図6は図3の研磨ヘッド42の内部構造を示す平面図である。図7は図6のA−A線断面図であり、図8は図6のB−B線断面図であり、図9は図6に示す研磨ヘッドの水平断面図である。図6乃至図9に示すように、研磨ヘッド42は、研磨テープ41の研磨面をウエハWに対して押圧する押圧面50aを有するバックパッド(加圧パッド)50と、バックパッド50を往復運動させるリニアモータ90とを備えている。なお、研磨面は、ウエハWに対向する側の研磨テープ41の表面である。バックパッド50は研磨テープ41の裏面側に配置される。
リニアモータ90は、永久磁石92と、この永久磁石92に近接して配置される電磁石91とを備えている。永久磁石92は長板形状を有しており、その両端部はS極およびN極にそれぞれ着磁している。電磁石91は、電磁石ホルダー101に保持されている。電磁石91は、永久磁石92に向かって延びる3つの脚部を有するコア91aと、中央の脚部に巻回されたコイル91bとを有している。コア91aは、横から見たときにE字型の形状を有しており、一般に、Eコアと呼ばれるものである。このコア91aは、積層された複数のけい素鋼板から構成されている。
コイル91bは駆動ユニット93に電気的に接続されている。この駆動ユニット93は、所定の周波数の交流電流を電磁石91に供給するように構成されている。電磁石91に交流電流が供給されると、コア91aの3つの脚部にはS極とN極の磁力が交互に誘起される。これにより、脚部の先端の近傍に配置された永久磁石92は、図10(a)乃至図10(c)に示すように、電磁石91に発生した磁力により往復移動する。
図7に示すように、永久磁石92の両端部にはばね94が取り付けられている。それぞれのばね94の端部は電磁石ホルダー101の内面に固定されている。これらのばね94は、永久磁石92の往復運動を支持するためのものである。永久磁石92は、第1の連結ブロック95を介してパッドホルダー96に連結されている。パッドホルダー96には、バックパッド50が固定されている。このような配置により、第1の連結ブロック95、パッドホルダー96、およびバックパッド50は、永久磁石92と一体的に動くようになっている。バックパッド50が往復運動する方向は、ウエハステージ23に保持された円盤状のウエハWの接線方向に対して垂直な方向である。
図8及び図9に示すように、電磁石ホルダー101には、互いに平行な2つの第1のリニアガイド98が固定されている。これら第1のリニアガイド98は、永久磁石92が往復運動する方向と略平行に配置されている。上述のばね94は第1のリニアガイド98と平行に配置される。パッドホルダー96には、第1のリニアガイド98に対応する位置に貫通孔96aが形成されており、これら貫通孔96aには第1のリニアガイド98がそれぞれ挿入されている。貫通孔96aには、樹脂製のブッシュ99が埋め込まれており、パッドホルダー96はブッシュ99を介して第1のリニアガイド98にスライド自在に支持されている。パッドホルダー96と電磁石ホルダー101との間には、第1のリニアガイド98に沿ったすき間が形成されており、これによりパッドホルダー96は、電磁石ホルダー101に対して移動自在となっている。このすき間は、1〜4mmである。
このような配置により、リニアモータ90によって駆動されるバックパッド50の往復運動の方向は、第1のリニアガイド98によって直線的な方向に規制される。研磨中は、バックパッド50と研磨テープ41とは、それらの間に働く摩擦力により一体的に往復運動する。ブッシュ99と第1のリニアガイド98との間に形成されているすき間は極めて微小であり、研磨液供給ノズル58から供給された研磨液がそのすき間に入り込むことがなく、バックパッド50の円滑な動きが確保されている。
電磁石91を励磁すると、電磁石91と永久磁石92との間には、吸引力と反発力が発生する。このため、第1のリニアガイド98がないと、それらの力の影響を受けて永久磁石92の動きは直線的な動きとならない。その結果、研磨テープ41の研磨面上の砥粒がウエハを引っかいて、深い傷を付けてしまう。本実施形態によれば、バックパッド50は直線に沿った往復運動を行うので、バックパッド50は、その押圧面50aに沿って平行移動する。したがって、上述のような問題が発生することはない。
図6に示すように、電磁石ホルダー101は第2のリニアガイド102を介して第2の連結ブロック103に連結されている。この第2の連結ブロック103は研磨ヘッド42のハウジング105に固定されている。電磁石ホルダー101には駆動機構としてのエアシリンダ88が連結されており、これにより、リニアモータ90、第1の連結ブロック95、パッドホルダー96、およびバックパッド50は、エアシリンダ88によりウエハWの周縁部に向かって移動する。このエアシリンダ88により、研磨テープ41の研磨面のウエハWに対する押圧力を調整することができる。
図3に示す供給リール45aおよび回収リール45bは、研磨テープ41がたるまないように、図示しないモータを用いて研磨テープ41に適度なテンション(張力)を付与している。テープ送り機構43は、研磨テープ41を供給リール45aから回収リール45bへ一定の速度で送るようになっている。このテープ送り速度は、毎分数ミリメートル〜数十ミリメートル(例えば、30mm〜50mm/min)である。一方、リニアモータ90により往復運動する研磨テープ41の速度は極めて高速であり、かつ研磨テープ41の振幅は数ミリメートルである。したがって、研磨テープ41の往復運動の速度および振幅に対して、研磨テープ41の送り速度はほとんど無視することができる。なお、研磨テープ41が往復運動する速度は、リニアモータ90に供給される交流電流の周波数によって決定される。交流電流の好ましい周波数は、10hz〜1000hz、より好ましくは、100hz〜300hzである。
次に、上述のように構成された研磨装置の動作ついて説明する。ウエハWは、図示しないウエハ搬送機構により開口部12を通ってハウジング11内に搬入される。ウエハチャック機構80はウエハ搬送機構のハンド85(図4参照)からウエハWを受け取り、第一及び第二のチャックハンド81,82によりウエハWを把持する。ウエハ搬送機構のハンド85はウエハWを第一及び第二のチャックハンド81,82に受け渡した後、ハウジング11の外に移動し、次いでシャッター13が閉じられる。ウエハWを保持したウエハチャック機構80はウエハWを下降させ、ウエハステージ23の上面に載置する。そして、図示しない真空ポンプを駆動してウエハWをウエハステージ23の上面に吸着させる。
その後、ウエハステージ23は、ウエハWとともにステージ移動機構30によって研磨ヘッド42の近傍まで移動する。次に、モータm1によりウエハステージ23を低速で回転させる。次いで研磨液供給ノズル58からウエハWに研磨液の供給を開始する。研磨液の供給流量が所定の値になった時点で、ウエハWを研磨テープ41と接触する位置までステージ移動機構30によって移動させる。そして、リニアモータ90によりバックパッド50および研磨テープ41を高速で往復運動させる。これにより研磨テープ41の研磨面をウエハWに摺接させてウエハWのベベル部を研磨する。必要に応じて、傾斜機構により研磨ヘッド42を傾けてベベル部のみならずエッジカット部(図1(a)参照)を研磨してもよい。
上述した実施形態によれば、リニアモータ90を採用したことにより、研磨テープ41を高速で往復運動させることができる。したがって、研磨レートを上げることができる。また、研磨テープ41を高速で動かすことができるので、結果として、ウエハWと研磨テープ41との相対速度を低下させずに、研磨中のウエハWの回転速度を下げることができる。研磨中は、ウエハWをできるだけ低速(例えば、100min−1以下)で回転させることが好ましい。ウエハWを低速で回転させることにより、ウエハWからの研磨液の飛散を防ぐことができ、その結果、パーティクルに起因するデバイスの動作不良を防止することができる。
なお、研磨テープに代えて、テープ状の不織布を用いることもできる。この場合は、研磨液供給ノズル58からは、研磨液としてスラリーが供給される。さらに、この場合、図11に示すように、研磨液供給ノズルを用いずに、バックパッド50の中央部に形成された微小な孔を通じて、不織布の裏面からウエハにスラリーを供給してもよい。バックパッド50に形成される孔は、0.5mm〜3mmの直径を有することが好ましい。この場合、複数の孔を設けてもよい。
次に、上記研磨ヘッド42が備えるバックパッド50について詳細に説明する。図12はバックパッド50を示す斜視図である。図12に示すように、バックパッド50は矩形状の平らな押圧面50aを有している。この押圧面50aは、ウエハステージ23(図3参照)に保持されたウエハWのベベル部に対向するように配置される。バックパッド50はゴムやスポンジなどの材料から形成される。例えば、ウレタンゴム、シリコンスポンジなどが材料として選定され、研磨に適した硬度(例えば、20〜40度)が選定される。
図13(a)はバックパッド50の変形例を示す斜視図であり、図13(b)は図13(a)に示すバックパッドの上面図である。
図13(a)および図13(b)に示すように、バックパッド50は、平坦な押圧面51aを有する板状の押圧部51と、該押圧部51の両側部に接続される2つの連結部52と、これら連結部52が固定されるパッド本体部53とを有している。押圧面51aは矩形状であり、その幅(ウエハWの周方向に沿った寸法)D1は高さ(ウエハWの表面に垂直な方向に沿った寸法)D2よりも大きく形成されている。本実施形態では、押圧部51の厚さTfおよび連結部52の厚さTsは約0.5mmである。押圧部51、連結部52、およびパッド本体部53は一体に形成されている。バックパッド50は、PVC(ポリ塩化ビニル)などの硬質プラスチック(硬質樹脂)から形成されている。このような材料を用いることにより、押圧部51は板ばねのような可撓性のある弾性体として機能する。
連結部52は押圧面51aに対して垂直に配置され、かつウエハステージ23上のウエハWの接線方向に対して垂直である。さらに、2つの連結部52はウエハWの周方向に沿って配列されている。押圧部51の裏面51bとパッド本体部53との間には空間Sが形成されている。すなわち、押圧部51は2つの連結部52によってのみパッド本体部53に連結されている。
図14は加圧時および非加圧時の様子を示す平面図である。なお、図14には研磨テープ41は図示されていない。図14に示すように、バックパッド50がウエハWから離間しているときは、押圧部51はそのままの形状を維持し、押圧面51aは平坦となっている。一方、バックパッド50がウエハWを押圧すると、押圧部51がウエハWの周方向に沿って湾曲する。このとき、2つの連結部52は押圧部51の中央部に向かって湾曲する。この連結部52も板状に形成されており、板ばねのような弾性体として機能する。
このように、押圧部51および連結部52が変形(湾曲)することで、押圧面51aがその全長に亘ってウエハWのベベル部に接触する。したがって、図12に示すバックパッドに比べて、ウエハWと研磨テープ41との接触長さが長くなる。この接触長さは、バックパッド50がウエハWに加える押圧力、押圧部51の厚さTf、連結部52の厚さTsによって変更することができる。
図15はバックパッド50の他の構成例を示す斜視図である。なお、特に説明しないバックパッドの構成は、図13(a)および図13(b)に示すバックパッドと同様であるので、その重複する説明を省略する。この例では、押圧部51の裏面51bには、ウエハステージ23(図3参照)に保持されたウエハWの接線方向に対して垂直な方向に延びる複数の溝60が形成されている。これらの溝は互いに平行に等間隔で配列され、それぞれ三角形状の断面を有している。同様に、連結部52の内面にもウエハWの接線方向に対して垂直な方向に延びる溝60が形成されている。
図16はバックパッド50の他の構成例を示す斜視図である。なお、特に説明しないバックパッドの構成は、図13(a)および図13(b)に示すバックパッドと同様であるので、その重複する説明を省略する。この例では、押圧部51の裏面51bには、ウエハステージ23(図3参照)に保持されたウエハWの接線方向に対して垂直な方向に延びる複数の補強板(補強部材)61が接着されている。これらの補強板61は押圧部51の中央部に寄せて配置されている。
図17はバックパッド50の他の構成例を示す斜視図である。なお、特に説明しないバックパッドの構成は、図13(a)および図13(b)に示すバックパッドと同様であるので、その重複する説明を省略する。この例では、押圧部51の裏面51bには、ウエハステージ23(図3参照)に保持されたウエハWの接線方向に延びる2つの凹部62が形成されている。ウエハWのベベル部に接触する部位の裏面側には凹部は形成されていない。すなわち、上記2つの凹部62の間においては押圧部51は元の厚さのままである。
図18はバックパッド50の他の構成例を示す斜視図である。なお、特に説明しないバックパッドの構成は、図13(a)および図13(b)に示すバックパッドと同様であるので、その重複する説明を省略する。この例では、押圧部51の裏面51bがその両端部から中央部に向かって傾斜しており、押圧部51の厚さがその両側部から中央部にかけて直線的に増加している。
図19(a)はバックパッド50の他の構成例を示す斜視図であり、図19(b)は図19(a)に示すバックパッド50の上面図であり、図19(c)は加圧時および非加圧時の様子を示す平面図である。なお、特に説明しないバックパッドの構成は、図13(a)および図13(b)に示すバックパッドと同様であるので、その重複する説明を省略する。
この例では、押圧部51および2つの連結部52は一体的に形成されているが、パッド本体部53は別部材として構成されている。押圧部51および2つの連結部52は、PVC(ポリ塩化ビニル)などの硬質プラスチック(硬質樹脂)から形成されている。パッド本体部53も同じ材料から形成されている。各連結部52の端部には内側に延びる返し部52aが形成されており、これらの返し部52aとパッド本体部53の裏面とが接着剤などにより接合されている。
パッド本体部53は、その正面から見たときに略H字形状を有しており、パッド本体部53の側面と連結部52との間には隙間54が形成されている。この隙間54を設けることにより、図17(c)に示すように、連結部52が内側に湾曲したときに連結部52がパッド本体部53と接触することがない。したがって、連結部52がパッド本体部53に邪魔されることなく内側に湾曲することができる。さらに、隙間54を設けることで、連結部52が内側に湾曲する際にパッド本体部53と連結部52との接合部に作用するせん断力を低減させることができる。
押圧部51および連結部52は、パッド本体部53とは別の材料を用いて形成することができる。例えば、エンジニアリングプラスチックなどの特殊な材料を用いて押圧部51および連結部52を一体に形成し、パッド本体部53を安価な別の材料で形成してもよい。このような構成とすることで、製作コストを下げることができる。また、連結部52とパッド本体部53とを粘着テープで接合し、押圧部51および連結部52を交換可能としてもよい。
図20(a)はバックパッド50の他の構成例を示す斜視図であり、図20(b)は図20(a)に示すバックパッド50の上面図であり、図20(c)は加圧時および非加圧時の様子を示す平面図である。なお、特に説明しないバックパッドの構成は、図13(a)および図13(b)に示すバックパッドと同様であるので、その重複する説明を省略する。この例では、2つの連結部52は、押圧部51の裏面51bに接続されている。これらの連結部52は押圧部51の側部から中央部に向かった内側の位置にそれぞれ配置されている。すなわち、連結部52の間の距離D3は押圧部51の幅D1よりも小さい。
このように構成されるバックパッド50によれば、次のような効果が得られる。上述したように、研磨時にはウエハWに研磨液が供給される。この研磨液は、図20(c)に示すように、ウエハWの回転によりウエハWの外側に飛散する。連結部52が押圧部51の両側部に位置していると、飛散した研磨液が連結部52に衝突してウエハWに跳ね返ってしまうおそれがある。図20(a)乃至図20(c)に示す構成によれば、連結部52が押圧部51の両側部よりも内側に位置しているので、研磨液は押圧部51の裏側に入り込み、再度ウエハWに飛散することがない。したがって、デバイスが形成された領域に研磨液が再付着することが防止され、デバイスを汚染から保護することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態に係る研磨装置は、ウエハのノッチ部を研磨するノッチ研磨装置である。
図21は、本発明の第2の実施形態に係る研磨装置を示す平面図である。図22は図21に示す研磨装置の断面図である。なお、第1の実施形態と同一または相当する部材には同一の符号を付して、その重複する説明を省略する。
図21および図22に示すように、本実施形態に係る研磨装置は、ウエハWを保持するためのウエハステージ23を有するウエハステージユニット(基板保持部)20と、ウエハステージユニット20をウエハステージ23の上面(ウエハ保持面)と平行な方向に移動させるためのステージ移動機構30と、ウエハステージ23に保持されたウエハWのノッチ部Nを研磨するノッチ研磨ユニット110とを備えている。
ウエハステージ23の下部には、垂直に延びる第1の中空シャフト27Aが固定されており、溝26は第1の中空シャフト27Aおよびパイプ31を介して図示しない真空ポンプに連通している。第1の中空シャフト27Aは軸受28によって回転可能に支持され、さらにプーリp1,p2およびベルトb1を介してモータm1に連結されている。第1の中空シャフト27Aはロータリージョイント34を介してパイプ31に接続されている。真空ポンプを駆動すると、溝26に真空が形成され、これによりウエハWがウエハステージ23の上面に保持される。ウエハWは、ウエハステージ23の上面に保持された状態でモータm1により回転する。すなわち、本実施形態では、中空シャフト27A、モータm1、プーリp1,p2、およびベルトb1により、ウエハステージユニット20を回転させる回転機構が構成される。
上記パイプ31は第2の中空シャフト27Bの内部を通って上記真空ポンプに連結されている。この第2の中空シャフト27Bは垂直に延び、第1の中空シャフト27Aと平行に配置されている。第2の中空シャフト27Bの延長線は、ウエハステージ23の上面に保持されたウエハWの周縁部上に位置している。第2の中空シャフト27Bは円筒状の軸台29により回転自在に支持されている。軸台29は、仕切板14に形成された貫通孔17を通って延びている。第1の中空シャフト27Aは旋回アーム36を介して第2の中空シャフト27Bに連結されている。
軸台29の下端は支持板32に固定されている。支持板32は、第1の可動板33Aの下面に固定されている。第1の可動板33Aの上面はリニアガイド35Aを介して第2の可動板33Bの下面に連結されている。これにより、第1の可動板33Aは第2の可動板33Bに対して相対移動が可能となっている。第2の可動板33Bの上面は、リニアガイド35Aに対して垂直に延びるリニアガイド35Bを介して仕切板14の下面に連結されている。これにより、第2の可動板33Bは仕切板14に対して相対移動が可能となっている。このような配置により、第2の中空シャフト27B、第1の中空シャフト27A、およびウエハステージ23は、このウエハステージ23の上面と平行な方向に移動可能となっている。
第1の可動板33Aにはボールねじb2が連結され、このボールねじb2はモータm2に連結されている。モータm2を回転させると、第1の可動板33Aはリニアガイド35Aの長手方向に沿って移動する。同様に、第2の可動板33Bには、図示しないボールねじが連結され、このボールねじにはモータm3が連結されている。モータm3を回転させると、第2の可動板33Bはリニアガイド35Bの長手方向に沿って移動する。したがって、ステージ移動機構30は、第1の可動板33A、リニアガイド35A、第2の可動板33B、リニアガイド35B、図示しないボールねじ、ボールねじb2、およびモータm2,m3により構成される。なお、図22においては、ステージ移動機構30のモータm2によるウエハステージ23の移動方向を矢印Yで示している。
支持板32にはモータm4が固定されている。このモータm4は、プーリp3,p4およびベルトb3を介して第2の中空シャフト27Bに連結されている。モータm4は第2の中空シャフト27Bを所定の角度だけ時計周りおよび反時計回りに交互に回転させるように動作する。これにより、ウエハステージ23上のウエハWは、上から見て第2の中空シャフト27Bを中心に水平面内でスイングする。研磨ポイント(ノッチ部)は第2の中空シャフト27Bの延長線上に位置する。したがって、モータm4、プーリp3,p4およびベルトb3は、研磨ポイントを中心にウエハWを旋回させる旋回機構を構成する。
図23は図22の研磨ヘッド112の内部構造を示す平面図である。図24は図23のA−A線断面図であり、図25は図23のB−B線断面図であり、図26は図23に示す研磨ヘッドの水平断面図である。図23乃至図26に示すように、研磨ヘッド112の内部構造は、図6乃至図9に示す研磨ヘッド42と基本的に同一である。ただし、バックパッド130の加圧面130aの幅は、ウエハWのノッチ部Nの幅よりも小さくなっている。また、研磨テープ41の幅は、ノッチ部Nの幅よりもやや大きい程度である。
次に、上述のように構成された研磨装置の動作ついて説明する。ウエハWは、図示しないウエハ搬送機構により開口部12を通ってハウジング11内に搬入される。ウエハチャック機構80はウエハ搬送機構のハンド85(図4参照)からウエハWを受け取り、第一及び第二のチャックハンド81,82によりウエハWを把持する。ウエハ搬送機構のハンド85はウエハWを第一及び第二のチャックハンド81,82に受け渡した後、ハウジング11の外に移動し、次いでシャッター13が閉じられる。ウエハWを保持したウエハチャック機構80はウエハWを下降させ、ウエハステージ23の上面に載置する。そして、図示しない真空ポンプを駆動してウエハWをウエハステージ23の上面に吸着させる。
その後、ウエハステージ23は、ウエハWとともにステージ移動機構30によって研磨ヘッド42の近傍まで移動する。次に、モータm1によりウエハステージ23を回転させて、ウエハWのノッチ部Nを研磨ヘッド112に対向させる。次いで研磨液供給ノズル58からウエハWに研磨液の供給を開始する。研磨液の供給流量が所定の値になった時点で、ウエハWを研磨テープ41と接触する位置までステージ移動機構30によって移動させる。そして、リニアモータ90により研磨ヘッド112を往復運動させる。これにより研磨テープ41の研磨面をノッチ部Nに摺接させる。このようにして、ウエハWのノッチ部Nが研磨される。必要に応じて、傾斜機構によりウエハステージ23に垂直な面内で研磨ヘッド112をノッチ部N(研磨ポイント)を中心に傾けたり、旋回機構によりウエハステージ23に平行な面内で研磨ヘッド112をノッチ部Nを中心に旋回させてもよい。
なお、研磨テープ41に代えて、テープ状の不織布を用いることもできる。この場合は、研磨液供給ノズル58からは、研磨液としてスラリーが供給される。また、バックパッドとして砥粒含浸ゴムから形成された固定砥粒を用い、研磨テープを介さずにバックパッド(固定砥粒)をウエハWのノッチ部Nに直接摺接させてもよい。この砥粒含浸ゴムは、シリコンなどの弾性体にダイヤモンド粒子などの砥粒を練り込むことで形成される。なお、第1の実施形態に係る研磨ヘッド42をハウジング11内に収容させて、ベベル部およびノッチ部の研磨を1台の研磨装置で行うことも可能である。
図27は本発明の第3の実施形態に係る研磨装置に用いられる研磨ヘッドを示す平面図である。図28は図27のA−A線断面図であり、図29は図27のB−B線断面図であり、図30は図27に示す研磨ヘッドの水平断面図である。なお、本実施形態に係る研磨装置の基本的な構成は第2の実施形態の構成と同様である。また、第2の実施形態と同一または相当する部材には同一の符号を付して、その重複する説明を省略する。
本実施形態においては、研磨ヘッド140にはエアシリンダは設けられていなく、電磁石ホルダー101は研磨ヘッド140のハウジング105に固定されている。永久磁石92と一体に動く連結ブロック95の両端はばね94に支持されている。これらばね94の端部は研磨ヘッド140のハウジング105に固定されている。パッドホルダー96は連結ブロック95に固定されている。パッドホルダー96と電磁石ホルダー101とはリニアガイド98を介して互いに連結されている。したがって、パッドホルダー96は電磁石ホルダー101に対して相対的に直線移動する。
本実施形態では、バックパッド130はばね145に支持されている。より詳しくは、パッドホルダー96の両端部にはばねホルダー146が固定されており、これらばねホルダー146には、ウエハWに向かって延びるばね145がそれぞれ取り付けられている。バックパッド130は、リニアガイド98と平行に配置された棒状の支持部材150に固定されている。パッドホルダー96と支持部材150とは、これらのばね145を介して連結されている。このばね145によりバックパッド130は研磨テープ41に向かって付勢されている。支持部材150の各端部と各ばねホルダー146との間には微小なすき間が形成されており、支持部材150はパッドホルダー96に対して相対的に移動可能となっている。
本実施形態の研磨動作は、上述した第2の実施形態の研磨動作と同様である。本実施形態によれば、ばね145によってバックパッド130の押圧力が自動的に調整されるので、常に一定の押圧力をウエハWに対して加えることができる。
これまで述べてきた実施形態は、この技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として説明されたものである。したがって、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
図1(a)はウエハの周縁部を説明するための断面図であり、図1(b)はウエハのノッチ部を説明するための平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る研磨装置を示す平面図である。 図2に示す研磨装置の断面図である。 ウエハチャック機構のチャックハンドを示す平面図である。 研磨ヘッドをウエハの表面に対して傾斜させる傾斜機構を示す図である。 図3の研磨ヘッドの内部構造を示す平面図である。 図6のA−A線断面図である。 図6のB−B線断面図である。 図6に示す研磨ヘッドの水平断面図である。 図10(a)乃至図10(c)は、永久磁石が電磁石の磁力により往復運動をする様子を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る研磨装置の研磨ヘッドの変形例を示す平面図である。 加圧パッドを示す斜視図である。 図13(a)は加圧パッドの変形例を示す斜視図であり、図13(b)は図13(a)に示す加圧パッドの上面図である。 加圧時および非加圧時の様子を示す平面図である。 加圧パッドの他の構成例を示す斜視図である。 加圧パッドの他の構成例を示す斜視図である。 加圧パッドの他の構成例を示す斜視図である。 加圧パッドの他の構成例を示す斜視図である。 図19(a)は加圧パッドの他の構成例を示す斜視図であり、図19(b)は図19(a)に示す加圧パッドの上面図であり、図19(c)は加圧時および非加圧時の様子を示す平面図である。 加圧パッドの他の構成例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る研磨装置を示す平面図である。 図21に示す研磨装置の断面図である。 図22の研磨ヘッドの内部構造を示す平面図である。 図23のA−A線断面図である。 図23のB−B線断面図である。 図23に示す研磨ヘッドの水平断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る研磨装置に用いられる研磨ヘッドを示す平面図である。 図27のA−A線断面図である。 図27のB−B線断面図である。 図27に示す研磨ヘッドの水平断面図である。
符号の説明
11 ハウジング
12 開口部
13 シャッター
14 仕切板
15 上室
16 下室
17 貫通孔
20 ウエハステージユニット(基板保持部)
23 ウエハステージ
26 溝
27,27A,27B 中空シャフト
28 軸受
29 軸台
30 ステージ移動機構
31 パイプ
32 支持板
33A,33B 可動板
34 ロータリージョイント
35A,35B リニアガイド
36 旋回アーム
40 ベベル研磨ユニット
41 研磨テープ(研磨具)
42,112,140 研磨ヘッド
43 テープ送り機構
45a 供給リール
45b 回収リール
46 リール室
50,130 バックパッド(加圧パッド)
51 押圧部
52 連結部
53 パッド本体部
54 隙間
57a〜57f ガイドローラ
58 研磨液供給ノズル
60 溝
61 補強板
62 凹部
71 支持アーム
75 軸受
78 支持軸
79 ハウジング(固定部材)
80 ウエハチャック機構
81 第一のチャックハンド
82 第二のチャックハンド
83 コマ
85 ハンド
88 エアシリンダ(駆動機構)
90 リニアモータ
91 電磁石
92 永久磁石
93 駆動ユニット
94 ばね
95 第1の連結ブロック
96 パッドホルダー
98 第1のリニアガイド
99 ブッシュ
101 電磁石ホルダー
102 第2のリニアガイド
103 第2の連結ブロック
105 ハウジング
110 ノッチ研磨ユニット
145 ばね
146 ばねホルダー
150 支持部材
W ウエハ
b1,b3,b11 ベルト
b2 ボールねじ
m1,m2,m3,m4,m5 モータ
p1,p2,p3,p4,p13,p14 プーリ

Claims (6)

  1. 研磨具を基板の周縁部に摺接させて該周縁部を研磨する研磨装置であって、
    基板を保持する基板保持部と、
    前記基板保持部に保持された基板の周縁部を前記研磨具を用いて研磨する研磨ヘッドとを備え、
    前記研磨ヘッドは、
    前記研磨具を基板の周縁部に押圧する加圧パッドと、
    前記加圧パッドを往復運動させるリニアモータとを有することを特徴とする研磨装置。
  2. 前記研磨ヘッドは、前記加圧パッドの往復運動を直線に沿った往復運動に規制するリニアガイドを有することを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  3. 前記加圧パッドは、
    パッド本体部と、
    前記研磨具を基板の周縁部に押圧する押圧面と該押圧面の反対側に位置する裏面とを有する板状の押圧部と、
    前記押圧部と前記パッド本体部とを連結する複数の連結部とを有し、
    前記押圧部の前記裏面と前記パッド本体部との間には空間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  4. 前記研磨ヘッドは、前記加圧パッドを基板の周縁部に向かって移動させる駆動機構を有することを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  5. 前記基板保持部に保持された基板の表面に対して前記研磨ヘッドを傾斜させる傾斜機構をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  6. 前記研磨具は、研磨面を有した研磨テープであることを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
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