JP2009045417A - スプリンクラー装置 - Google Patents

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勝昭 鹿毛
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Abstract

【課題】 非作動時における水道水の腐敗や消火管の腐蝕・劣化を確実に防止でき、しかも点検が容易に行えるようにする。
【解決手段】 部屋の天井にスプリンクラーヘッドと感知器を設置し、消火管5を水道管6から分岐してスプリンクラーヘッドまで配管し、電動三方弁7・手動三方弁8・タイマー9・バッテリー10等を収容した防災弁ユニット11を室外に設置し、水抜き管12,13をユニット外へ配管する。防災弁ユニット11は、感知器が部屋の熱又は煙を感知すると電動三方弁7の消火管5側の水抜き管12側のポートを閉塞して上流及び下流ポートを一定時間連通し、平時は消火管5側の上流ポートを閉塞して消火管5側の下流ポートと水抜き管12側のポートを連通する制御を備える。点検時は手動三方弁8の消火管5側の下流ポートを閉塞して消火管5側の上流ポートと水抜き管13側のポートを連通する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、戸建住宅・マンション・アパート・学校・グループホーム・介護施設・病院等に使用されるスプリンクラー装置に関する。
従来のスプリンクラー装置としては、例えば特許文献1に開示されているものがある。この技術は、水道管の途中位置とスプリンクラーヘッドとを消火管で接続し、スプリンクラーヘッドの下流側に流量調整弁を介して水使用器具を取り付け、平時は水道水が流量調整弁を経由して水使用器具側へ給水され、火災時は流量調整弁を閉塞することでスプリンクラーヘッド側へ給水できるようにしたことを特徴とし、水道管内の水道水は絶えず入れ替わるから、水道水の腐敗や消火管の腐蝕・劣化を防止できるというものである。
しかしながら、前記の技術は、平時において水道水が消火管を通過する際、水道水の一部が消火管に流れ込み、スプリンクラー装置が作動するまで滞留した状態となるから、水道水の腐敗や消火管の腐蝕・劣化の対策が不十分であった。また、スプリンクラー装置の点検時はスプリンクラーヘッドから散水する水で部屋が水浸しにならないように対策する必要があった。
特開2005−211283号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、非作動時における水道水の腐敗や消火管の腐蝕・劣化を確実に防止でき、しかも点検が容易に行えるスプリンクラー装置を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 部屋の天井に設置されるスプリンクラーヘッドと、水道管に接続され水道水をスプリンクラーヘッドへ給水する消火管と、消火管の途中位置に設けられる電動切替式の電動三方弁と、電動三方弁より下流の消火管途中に設けられ消火管側の上流及び下流ポートを常時連通させている手動切替式の手動三方弁と、電動三方弁及び手動三方弁それぞれの消火管と接続されるポートとは別のポートに接続される水抜き管と、部屋の熱又は煙を感知する感知器と、感知器が熱又は煙を感知すると電動三方弁の水抜き管側のポートを閉塞するとともに消火管側の上流及び下流ポートを一定時間連通し且つそれ以外は消火管側の上流ポートを閉塞するとともに消火管側の下流ポートと水抜き管側のポートを連通する制御手段とで構成された、スプリンクラー装置
2) 制御手段が、電動三方弁の消火管側の上流及び下流ポートが連通する一定時間を15〜25分間に設定したタイマーを備えたものである、前記1)記載のスプリンクラー装置
3) 制御手段が、停電時に制御手段及び電動三方弁に給電するバッテリーを備えたものである、前記1)又は2)記載のスプリンクラー装置
4) 制御手段が、感知器が熱又は煙を感知すると警報音を発音する警報ブザーを備えたものである、前記1)〜3)いずれか記載のスプリンクラー装置
にある。
本発明でいう三方弁は、3つのポートを備えた構造のもの、又は3つ以上の複数のポートを備え、そのうち3つのポートを有効にした構造のもの、あるいは2つの弁を組み合わせ、それぞれの弁を相対的に開閉するように連動させた構造のものを包含する。
本発明によれば、感知器が部屋の熱又は煙を感知すると電動三方弁の水抜き管側のポートが閉塞されるとともに消火管側の上流及び下流ポートが連通され、水道管の水道水が電動三方弁と手動三方弁を経由してスプリンクラーヘッドまで充水し、部屋の温度が所定温度以上に上昇するとスプリンクラーヘッドがノズルを連通して散水される。
散水が15〜20分程の一定時間継続すると消火管側の上流ポートが閉塞されるとともに消火管側の下流ポートと水抜き管側のポートが連通され、水道管からの水道水は電動三方弁で遮水されるとともに、消火管内に残った水道水が電動三方弁と水抜き管を通じて水抜きされ、作動後の消火管内は空となる。このように、非作動時の消火管内は常時空となるから、非作動時における水道水の腐敗や消火管の腐蝕・劣化を確実に防止できる。
また、スプリンクラー装置の点検時は手動三方弁の消火管側の上流ポートと水抜き管側のポートを連通して消火管側の下流ポートを閉塞しておき、感知器に熱又は煙を感知させると電動三方弁の水抜き管側のポートが閉塞されるとともに消火管側の上流及び下流ポートが連通され、水道管の水道水が電動三方弁を通過するが、手動三方弁で水抜き管へ送水されて水抜きされ、スプリンクラーヘッドには給水されない。
水抜きが一定時間継続すると消火管側の上流ポートが閉塞されるとともに消火管側の下流ポートと水抜き管側のポートが連通され、水道管からの水道水は電動三方弁で遮水されるとともに、電動三方弁と手動三方弁との間の消火管内に残った水道水が水抜き管を通じて水抜きされ、手動三方弁からの水抜きも停止する。点検者は水抜きされた水道水と水抜きの停止を確認することで、機器が正しく作動していることを点検する。このように、実際にスプリンクラーヘッドから散水させることなく容易に点検できる。
本発明では、制御手段のタイマーの設定時間は二次災害を考慮して15〜25分(消防車が火災現場に到着するまでに要する時間)に設定し、タイマーの作動後は火災の状況に係わらず自動的に散水を停止させる。制御手段に前記15〜25分間給電できるバッテリーを備えると、停電時でも制御手段及び電動三方弁に給電して作動させることができる。
一般住宅向けにおいては、既存住宅に自動火災報知設備が既に設置されている場合、これを感知器として使用することで、既存の火災受信基盤から火災信号を受けて本発明のスプリンクラー装置を起動させることができ、新たに設備を設ける必要がなく低コストで実施できる。また、木造住宅等で新設する場合は、本発明のスプリンクラー装置を採用することで、住宅用火災警報器を省略できる。本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜4に示す実施例は、二階建ての住宅に本発明のスプリンクラー装置を設置した例である。図1は実施例のスプリンクラー装置の説明図、図2は実施例の防災弁ユニット(制御手段)の説明図、図3,4は実施例のスプリンクラー装置の使用状態を示す説明図である。
図中、1はスプリンクラーヘッド、2は感知器、3は受信機、4は警報ブザー、5は消火管、6は水道管、7は電動三方弁、8は手動三方弁、9はタイマー、10はバッテリー、11は防災弁ユニット、12,13は水抜き管、Rは部屋、Wは水道水である。
本実施例のスプリンクラー装置は、図1,2に示すように部屋Rの天井にスプリンクラーヘッド1と感知器2を隣接して設置し、部屋Rの壁面に感知器2の感知を受信する受信機3と警報ブザー4を設置し、消火管5を水道管6から分岐して壁内と天井裏を通じてスプリンクラーヘッド1まで配管し、電動三方弁7・手動三方弁8・タイマー9・バッテリー10等を収容した防災弁ユニット11を室外に設置し、水抜き管12,13をユニット外へ配管している。
防災弁ユニット11は、受信機3の受信を感知すると電動三方弁7の水抜き管12側のポートを閉塞するとともに消火管5側の上流及び下流ポートをタイマー9で20分間連通し、それ以外は消火管5側の上流ポートを閉塞するとともに消火管5側の下流ポートと水抜き管12側のポートを連通する制御を備えている。
本実施例では、図3(a)に示すように平時は手動三方弁8のポートa,bを連通してポートcを閉塞し、水道水Wを電動三方弁7まで充水させておく。感知器2が部屋Rの熱又は煙を感知すると警報ブザー4が発音し、図3(b)に示すように電動三方弁7のポートcが閉塞されるとともにポートa,bが連通されて水道水Wが電動三方弁7と手動三方弁8を経由してスプリンクラーヘッド1まで充水する。天井面の温度が72℃以上に上昇してスプリンクラーヘッド1のノズルを閉塞している半田が溶解すると、ノズルが開放されて散水する。
散水が20分間継続すると図3(c)に示すように電動三方弁7のポートaが閉塞されるとともにポートb,cが連通され、水道管6からの水道水Wは電動三方弁7で遮水されるとともに、消火管5内に残った水道水Wが逆流して水抜き管12で水抜きされ、作動後の消火管5内は空となる。
スプリンクラー装置の点検時では、図4(a)に示すように手動三方弁8のポートa,cを連通してポートbを閉塞しておく。感知器2に例えばライター等の熱を感知させると警報ブザー4が発音し、図4(b)に示すように電動三方弁7のポートcが閉塞されるとともにポートa,bが連通される。水道水Wは電動三方弁7を通過するが、手動三方弁8で水抜き管13へ送水されて水抜きされ、スプリンクラーヘッド1には給水されない。
水抜きが20分間継続すると図4(c)に示すように電動三方弁7のポートaが閉塞されるとともにポートb,cが連通され、水道管6からの水道水Wは電動三方弁7で遮水されるとともに、電動三方弁7と手動三方弁8との間の消火管5内に残った水道水Wが逆流して水抜き管12で水抜きされ、水抜き管13からの水抜きも停止する。点検者は水抜き管13から水抜きされる水道水Wと20分後の水抜きの停止を確認することで、機器が正しく作動していることを点検する。点検が終了すると手動三方弁8を平時の状態に戻しておく。
本発明の技術は、戸建住宅・マンション・アパート・学校・グループホーム・介護施設・病院等に有用である。
実施例のスプリンクラー装置の説明図である。 実施例の防災弁ユニットの説明図である。 実施例のスプリンクラー装置の使用状態を示す説明図である。 実施例のスプリンクラー装置の使用状態を示す説明図である。
符号の説明
1 スプリンクラーヘッド
2 感知器
3 受信機
4 警報ブザー
5 消火管
6 水道管
7 電動三方弁
8 手動三方弁
9 タイマー
10 バッテリー
11 防災弁ユニット
12,13 水抜き管
R 部屋
W 水道水

Claims (4)

  1. 部屋の天井に設置されるスプリンクラーヘッドと、水道管に接続され水道水をスプリンクラーヘッドへ給水する消火管と、消火管の途中位置に設けられる電動切替式の電動三方弁と、電動三方弁より下流の消火管途中に設けられ消火管側の上流及び下流ポートを常時連通させている手動切替式の手動三方弁と、電動三方弁及び手動三方弁それぞれの消火管と接続されるポートとは別のポートに接続される水抜き管と、部屋の熱又は煙を感知する感知器と、感知器が熱又は煙を感知すると電動三方弁の水抜き管側のポートを閉塞するとともに消火管側の上流及び下流ポートを一定時間連通し且つそれ以外は消火管側の上流ポートを閉塞するとともに消火管側の下流ポートと水抜き管側のポートを連通する制御手段とで構成された、スプリンクラー装置。
  2. 制御手段が、電動三方弁の消火管側の上流及び下流ポートが連通する一定時間を15〜25分間に設定したタイマーを備えたものである、請求項1記載のスプリンクラー装置。
  3. 制御手段が、停電時に制御手段及び電動三方弁に給電するバッテリーを備えたものである、請求項1又は2記載のスプリンクラー装置。
  4. 制御手段が、感知器が熱又は煙を感知すると警報音を発音する警報ブザーを備えたものである、請求項1〜3いずれか記載のスプリンクラー装置。
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