JP2009038066A - 光源装置、照明装置、モニタ装置及び画像表示装置 - Google Patents

光源装置、照明装置、モニタ装置及び画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アレイ光源を用いる場合に、高い効率で光を射出することが可能な光源装置、その光源装置を用いる照明装置、モニタ装置及び画像表示装置を提供すること。
【解決手段】光を射出する複数の発光部12を並列させたアレイ光源である半導体素子11と、アレイ光源からの光を反射する反射構造である干渉縞16を備え、アレイ光源からの光を共振させる外部共振器である体積ホログラム15と、を有し、複数の発光部12は、湾曲した形状の湾曲面である射出面S1に沿って並列し、反射構造は、湾曲面の形状に対応して湾曲させた形状を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源装置、照明装置、モニタ装置及び画像表示装置、特に、外部共振器を用いる光源装置の技術に関する。
近年、プロジェクタの光源装置としてレーザ光源を用いる技術が提案されている。レーザ光源は、高出力化及び多色化に伴い、プロジェクタの光源として開発されている。プロジェクタの光源として従来用いられているUHPランプと比較すると、レーザ光源は、高い色再現性、瞬時点灯が可能、長寿命等の利点がある。レーザ光源は、光を共振させる外部共振器を用いることで、レーザ光の波長を狭帯域化でき、またレーザ光の高出力化が可能となる。外部共振器を有する光源装置の技術は、例えば、特許文献1に提案されている。
特開2001−284718号公報
従来、プロジェクタは、高輝度化が求められている。光源装置を高出力化するためには、レーザ光を射出する複数の発光部を並列させたアレイ光源を用いることができる。一般に、アレイ光源は、AuSn半田等を用いて、サブマウントに接合されている。アレイ光源及びサブマウントは、通常、異なる線膨張係数の材料で構成されている。半田接合時の温度から室温までの温度変化による収縮量がアレイ光源とサブマウントとで異なるため、アレイ光源及びサブマウントの接合体は、反りを生じる場合がある。かかるアレイ光源を外部共振器と組み合わせると、外部共振器の反射構造に対して斜めに入射する光の成分が存在することとなる。反射構造に対して光が斜めに入射する場合、光は反射を繰り返すうちに拡散することになる。光が拡散すると、効率的なレーザ発振が困難となる。アレイ光源の単なる位置ずれに対しては、外部共振器の位置調整により、外部共振器へ入射する光の進行方向を容易に補正可能である。これに対して、アレイ光源が湾曲している場合に、外部共振器へ入射する光の進行方向を補正することは困難である。このように、従来の技術によると、アレイ光源を用いる構成において、高い効率で光を射出することが困難な場合があるという問題を生じる。本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、アレイ光源を用いる場合に、高い効率で光を射出することが可能な光源装置、その光源装置を用いる照明装置、モニタ装置及び画像表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る光源装置は、光を射出する複数の発光部を並列させたアレイ光源と、アレイ光源からの光を反射する反射構造を備え、アレイ光源からの光を共振させる外部共振器と、を有し、複数の発光部は、湾曲した形状の湾曲面に沿って並列し、反射構造は、湾曲面の形状に対応して湾曲させた形状を備えることを特徴とする。
湾曲面の形状に対応して反射構造を湾曲させることにより、反射構造に対して垂直に光を入射させることができる。反射構造に対して垂直に光を入射させることにより、共振器構造における光の拡散を低減させ、効率的なレーザ発振が可能となる。これにより、アレイ光源を用いる場合に、高い効率で光を射出することが可能な光源装置を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、外部共振器は、アレイ光源からの光を回折させる体積ホログラムを備え、反射構造は、体積ホログラムに記録された干渉縞であることが望ましい。これにより、所望の波長のレーザ光を射出できる。
また、本発明の好ましい態様としては、干渉縞は、共に発散光である第1光束及び第2光束の干渉により体積ホログラムに記録された干渉縞であることが望ましい。これにより、湾曲させた形状の干渉縞を形成することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、反射構造は、特定波長の光を透過させる波長選択部であることが望ましい。これにより、所望の波長のレーザ光を射出できる。
また、本発明の好ましい態様としては、アレイ光源及び外部共振器の間の光路中に設けられ、アレイ光源からの光の波長を変換する波長変換素子を有することが望ましい。これにより、波長変換された光を射出できる。
また、本発明の好ましい態様としては、波長変換素子は、分極を反転させた分極反転層を並列させ、アレイ光源は、分極反転層に対する発光部からの光の傾きに応じて設定された波長の光を、発光部から射出することが望ましい。位相整合条件に適合する波長は、分極反転層に対する光の傾きに応じて決定することができる。位相整合条件に適合するように発光部からの光の波長を適宜決定することにより、高い波長変換効率を得ることができる。これにより、高い波長変換効率によりさらに効率良く光を射出できる。また、各発光部からの光の波長を異ならせることで、スペックルの発生を低減できる。
また、本発明の好ましい態様としては、波長変換素子は、分極を反転させた分極反転層を並列させ、分極反転層は、湾曲面の形状に対応して湾曲させた形状を備えることが望ましい。湾曲面の形状に対応して分極反転層を湾曲させることにより、分極反転層に直交する方向に沿って光を透過させ、高い波長変換効率を得ることが可能となる。これにより、高い波長変換効率によりさらに効率良く光を射出できる。
さらに、本発明に係る照明装置は、上記の光源装置を有し、光源装置からの光を用いて被照射物を照明することを特徴とする。上記の光源装置を用いることにより、高い効率で光を射出できる。これにより、高い効率で光を供給可能な照明装置を得られる。
さらに、本発明に係るモニタ装置は、上記の照明装置と、照明装置により照明された被写体を撮像する撮像部と、を有することを特徴とする。上記の照明装置を用いることにより、高い効率で光を供給できる。これにより、高い効率で供給された光を用いて明るい像をモニタすることが可能なモニタ装置を得られる。
さらに、本発明に係る画像表示装置は、上記の光源装置を有し、光源装置からの光を用いて画像を表示することを特徴とする。上記の光源装置を用いることにより、高い効率で光を射出できる。これにより、高い効率で供給された光を用いて明るい画像を表示可能な画像表示装置を得られる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る光源装置10の概略構成を示す。光源装置10は、複数のレーザ光を射出するレーザアレイである。光源装置10は、半導体素子11及び体積ホログラム15を有する。半導体素子11は、光を射出させる複数の発光部12を備える面発光型のアレイ光源である。発光部12は、射出面S1に沿って並列している。発光部12は、所定の間隔で設けられている。射出面S1は、光を射出する側とは反対側へ中央部が凸となるように湾曲した形状の湾曲面である。
図2は、半導体素子11及びサブマウント13の斜視構成を示す。半導体素子11は、例えばGaAs系の材料を用いて構成されている。半導体素子11は、光を反射する不図示のミラー層を有する。半導体素子11は、サブマウント13上にマウントされている。サブマウント13は、半導体素子11で発生した熱を放散させる放熱基板である。サブマウント13は、例えば窒化アルミニウム(AlN)材料を用いて構成されている。半導体素子11及びサブマウント13は、例えば、AuSn半田を用いて互いに接合されている。
AuSn半田の接合時の温度は、例えば、約280度である。AuSn半田に代えて、比較的低融点である半田を用いても、半田の接合時の温度は170度程度となる。半導体素子11及びサブマウント13は、互いに異なる材料で構成されているため、半田接合時の温度から室温までの温度変化に対する収縮量が異なってくる。半導体素子11及びサブマウント13の接合体は、半導体素子11及びサブマウント13の収縮量の差が顕著であることによって反りを生じる。半導体素子11及びサブマウント13は、光を射出する向きとは逆側へ中央部が凸となるように湾曲している。なお、半導体素子11及びサブマウント13は、本実施例で図示する程度の反りが生じるものに限られない。半導体素子11のアレイ方向への長さを10mmとすると、射出面S1は、水平面に対する角度で表すと、例えば1mrad程度の傾きが生じている。半導体素子11は、図示する数の発光部12を備える構成に限られず、複数の発光部12を備えていれば良い。
図1に戻って、半導体素子11及びサブマウント13の接合体は、パッケージベース14上に配置されている。体積ホログラム15は、アレイ光源からの光を回折させる。体積ホログラム15は、半導体素子11のミラー層との間において、半導体素子11からの光を共振させる外部共振器である。体積ホログラム15は、半導体素子11から入射した光の一部を透過させ、その他を反射する。体積ホログラム15としては、例えば、VHG(Volume Holographic Grating)を用いることができる。VHGは、LiNbO、BGO等のフォトリフラクティブ結晶、ポリマー等を用いて形成できる。体積ホログラム15は、直方体形状をなしている。体積ホログラム15は、板状に形成された材料を切り分けることで得られる。
体積ホログラム15には、二方向から入射させた入射光によって生じた干渉縞16が記録されている。干渉縞16は、高屈折率部分と低屈折率部分とが周期的に配列された周期構造として記録される。体積ホログラム15は、干渉縞16とブラッグ条件が適合する光のみを、回折により選択的に反射させる。干渉縞16は、射出面S1と同様に湾曲させた形状を備える。干渉縞16は、半導体素子11からの光を反射する反射構造として機能する。なお、図示する干渉縞16は、模式的に表したものである。
発光部12からの光は、射出面S1に対して略垂直な方向へ射出する。半導体素子11からの複数の光は、互いに収束しながら進行する。半導体素子11からの光は、体積ホログラム15へ入射する。体積ホログラム15へ入射した光は、干渉縞16に対して略垂直に進行する。干渉縞16に対して略垂直に入射した光の大部分は、干渉縞16で反射し、体積ホログラム15へ入射したときと同じ光路を逆に辿って、半導体素子11へ入射する。体積ホログラム15から半導体素子11へ入射した光は、半導体素子11のミラー層で反射する。ミラー層及び体積ホログラム15により反射された光は、発光部12から新たに射出される光と共振して増幅される。体積ホログラム15は、半導体素子11及び体積ホログラム15間で増幅された光の一部を透過させ、光源装置10外部へ射出させる。かかる構成により、レーザ光の高出力化及び狭帯域化が可能となる。
図3は、本実施例の比較例に係る従来の光源装置20の概略構成を示す。比較例に係る光源装置20の体積ホログラム21には、略平坦な干渉縞22が形成されている。干渉縞22は、パッケージベース14に略平行に設けられている。半導体素子11の中央付近の発光部12から射出する光は、干渉縞22に対して略垂直に入射する。これに対して、半導体素子11の端部付近の発光部12から射出する光は、干渉縞22に対して斜めに入射する。干渉縞22に対して斜めに入射した光は、もとの発光部12の方向とは異なる方向へ進行する。このため、半導体素子11からの光は、半導体素子11及び体積ホログラム21の間で往復するうちに拡散することとなる。拡散による光の損失が顕著となると、効率的なレーザ発振が困難となる。
本発明の光源装置10は、射出面S1の形状と同様に湾曲させた形状の干渉縞16を用いることにより、干渉縞16に対して垂直に光を入射させることができる。干渉縞16に対して垂直に光を入射させることにより、半導体素子11及び体積ホログラム15間における光の拡散を低減させ、効率的なレーザ発振が可能となる。これにより、アレイ光源を用いる場合に、高い効率で光を射出できるという効果を奏する。
図4は、干渉縞16を形成する手法の例を説明するものである。干渉縞16は、第1光束L1及び第2光束L2の干渉により体積ホログラム15に記録される。第1光束L1、第2光束L2は、いずれもある程度の広がりを持たせた発散光である。発散光である第1光束L1及び第2光束L2を用いることにより、湾曲させた形状の干渉縞16を形成できる。干渉縞16の形成には、発散光を用いた露光を行う他、他の手法を用いても良い。なお、第1光束及び第2光束として平行光を用いる場合、略平坦な干渉縞22(図3参照)を形成できる。
図5は、本実施例の変形例に係る光源装置30の概略構成を示す。本実施例の光源装置30は、上記の光源装置10の半導体素子11(図1参照)とは逆に湾曲する半導体素子31を有する。半導体素子31及びサブマウント32は、光を射出する側へ中央部が凸となるように湾曲している。半導体素子31は、湾曲の仕方が逆である他は、上記の半導体素子11と同様に構成されている。
射出面S2は、光を射出する側へ中央部が凸となるように湾曲した形状の湾曲面である。体積ホログラム33は、半導体素子31から入射した光の一部を透過させ、その他を反射する。体積ホログラム33は、射出面S2と同様に湾曲させた形状の干渉縞34を備える。体積ホログラム33は、干渉縞34の湾曲の仕方が逆である他は、上記の体積ホログラム15(図1参照)と同様の構成を有する。
発光部12からの光は、射出面S2に対して略垂直な方向へ射出する。半導体素子31からの複数の光は、互いに発散しながら進行する。体積ホログラム33へ入射した光は、干渉縞34に対して略垂直に進行する。干渉縞34に対して略垂直に入射した光の大部分は、干渉縞34で反射し、体積ホログラム33へ入射したときと同じ光路を逆に辿って、半導体素子31へ入射する。本変形例の場合も、高い効率で光を射出することができる。
干渉縞16、34の形状は、半導体素子11、31の形状を計測した計測結果に基づいて決定できる。射出面S1、S2の形状に基づいて正確に干渉縞16、34を形成することで、体積ホログラム15、33で反射した光を正確に半導体素子11、31へ戻し、効率的なレーザ発振が可能となる。但し、干渉縞16、34の形状は、射出面S1、S2の形状と同一である場合に限られない。干渉縞16、34は、射出面S1、S2の形状に近い形状であっても良い。半導体素子11、31からの光に対して垂直に近くなるように形成された干渉縞16、34を用いることで、光を射出する効率を向上させる効果を得ることができる。例えば、光源装置10、30の製造工程において半導体素子11、31の形状に個体差が生じる場合に、射出面S1、S2の平均的な形状に基づいて干渉縞16、34の形状を決定しても良い。
また、複雑な形状の射出面S1、S2を持つ半導体素子11、31に対しては、かかる複雑な形状に近似する簡単な形状の干渉縞16、34を形成しても良い。例えば、異なる曲率の部分を組み合わせた形状の射出面S1、S2に対して、一定の曲率を持つ形状の干渉縞16、34を適用しても良い。干渉縞16、34は、一定の曲率を有する曲面である場合に限られず、一定の曲率を持たない自由曲面であっても良い。干渉縞16、34は、曲面である場合に限られず、複数の平面を組み合わせたものや、平面と曲面を組み合わせたものであっても良い。このように、干渉縞16、34は、射出面S1、S2の形状に対応して湾曲させた形状であれば良い。
光源装置10、30は、特定の一方向へ並列された複数の発光部12を備えるアレイ光源に代えて、互いに直交する二方向へ複数の発光部12を並列させたアレイ光源を用いても良い。互いに直交する二方向について湾曲したアレイ光源に対しては、互いに直交する二方向について湾曲させた形状の干渉縞を適用しても良い。
図6は、本発明の実施例2に係る光源装置40の概略構成を示す。本実施例の光源装置40は、共振ミラー41を有する。上記実施例と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。光源装置40は、光を射出する側とは反対側へ中央部が凸となるように湾曲する半導体素子11及びサブマウント13を有する。共振ミラー41は、半導体素子11からの光を共振させる外部共振器である。共振ミラー41は、半導体素子11から入射した光の一部を透過させ、その他を反射する。共振ミラー41は、射出面S1の形状に対応して湾曲させた形状を備える。
半導体素子11からの光は、共振ミラー41に対して略垂直に入射する。共振ミラー41に対して略垂直に入射した光の大部分は、共振ミラー41で反射し、共振ミラー41へ入射したときと同じ光路を逆に辿って、半導体素子11へ入射する。共振ミラー41は、半導体素子11及び共振ミラー41間で増幅された光の一部を透過させ、光源装置40外部へ射出させる。本実施例の場合も、高い効率で光を射出することができる。
図7は、本実施例の変形例に係る光源装置45の概略構成を示す。本実施例の光源装置45は、光を射出する側へ中央部が凸となるように湾曲する半導体素子31及びサブマウント32を有する。共振ミラー46は、半導体素子31から入射した光の一部を透過させ、その他を反射する。共振ミラー46は、射出面S2の形状に対応して湾曲させた形状を備える。共振ミラー46は、湾曲の仕方が逆である他は、上記の共振ミラー41(図6参照)と同様に構成されている。半導体素子31からの光は、共振ミラー46に対して略垂直に入射する。本変形例の場合も、高い効率で光を射出することができる。
共振ミラー41、46は、射出面S1、S2の形状に対応して湾曲させた形状の基材を予め形成し、基材に金属膜等を成膜することにより形成できる。基材は、透明部材を用いて構成されている。基材は、板状部材を熱変形等させることで容易に形成できる。所望の形状の基材を予め形成することで、容易に共振ミラー41、46を形成することができる。共振ミラー41、46は、上記実施例1の干渉縞16、34(図1、5参照)と同様に、適宜変形しても良い。
図8−1は、本発明の実施例3に係る光源装置50の概略構成を示す。本実施例の光源装置50は、第二高調波発生(Second−Harmonic Generation;SHG)素子52を有する。上記実施例と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。光源装置50は、光を射出する側とは反対側へ中央部が凸となるように湾曲する半導体素子51及びサブマウント13を有する。半導体素子51は、複数の発光部12により、複数の波長の光を射出する。半導体素子51は、複数の発光部12により複数の波長の光を射出する他は、上記の半導体素子11(図1参照)と同様の構成を有する。
SHG素子52は、半導体素子51からの第1波長の基本波光を入射させることにより、第2波長の高調波光を射出させる。SHG素子52は、半導体素子51からの光の波長を変換する波長変換素子である。SHG素子52は、半導体素子51及び体積ホログラム15の間の光路中に設けられている。第2波長は、第1波長の半分の波長である。例えば、基本波光は赤外光であって、高調波光は可視光である。
SHG素子52は、例えば、非線形光学結晶であるニオブ酸リチウム(LiNbO)の分極反転結晶(Periodically Poled Lithium Niobate;PPLN)である。SHG素子52は、自発分極層53及び分極反転層54を交互に並列させた分極反転構造を有する。SHG素子52は、所定のピッチの分極反転構造を有する。自発分極層53、分極反転層54は、パッケージベース14に略平行に形成されている。なお、図示する自発分極層53及び分極反転層54は、模式的に表したものである。
分極反転構造は、コヒーレント長ごとに非線形光学定数の符号を反転させて構成されている。分極反転構造の形成には、自発分極を持つ非線形光学結晶へ電圧を印加する手法が多く用いられている。分極反転層54は、非線形光学結晶の自発分極を反転させた層状領域である。自発分極層53は、非線形光学結晶の自発分極が残された層状領域である。分極反転構造は、例えば、ニオブ酸リチウム(LN)基板上に絶縁層の微細なパターンを形成し、電極或いは電解液を介して電圧を印加することにより得ることができる。分極反転構造は、例えば、絶縁層のパターン、及び電極が形成された材料基板を切り分けた後、パルス電圧を印加することにより形成できる。さらに、光を通過させる面の研磨、及び反射防止膜(ARコート)の形成を経て、SHG素子52が完成する。SHG素子52は、素子全体において光の波長変換を可能とする、いわゆるバルクタイプの波長変換素子である。SHG素子52は、光を透過させる導波路を持つ構成であっても良い。
体積ホログラム55は、半導体素子51のミラー層との間において、半導体素子51からの光を共振させる外部共振器である。体積ホログラム55は、第1波長の光を選択的に反射し、第1波長とは異なる波長(第2波長を含む)の光を透過させる。干渉縞56は、射出面S1と同様に湾曲させた形状を備える。干渉縞56は、半導体素子51からの基本波光を反射する反射構造として機能する。
半導体素子51からの光は、SHG素子52へ入射する。SHG素子52を透過した光は、体積ホログラム55へ入射する。SHG素子52で生じた高調波光は、体積ホログラム55を透過する。体積ホログラム55を透過した高調波光は、光源装置50外へ射出する。半導体素子51からSHG素子52を透過した基本波光は、体積ホログラム55で反射する。干渉縞56に対して垂直に入射した基本波光は、干渉縞56で反射した後、体積ホログラム55へ入射したときと同じ光路を逆に辿る。
半導体素子51の端部近傍の発光部12から射出された光は、分極反転層54及び自発分極層53に対して傾いて進行する。半導体素子51は、自発分極層53及び分極反転層54に対する発光部12からの光の傾きに応じて設定された波長の光を、発光部12から射出する。半導体素子51は、中心部から離れた発光部12ほど、長い波長の光を射出する。半導体素子51の中心部から離れるほど、分極反転層54及び自発分極層53に対する光の傾きは大きくなる。分極反転層54及び自発分極層53に対する光の傾きが大きいほど、長い波長が位相整合条件に適合することとなる。
位相整合条件に適合するように発光部12からの光の波長を適宜決定することにより、高い波長変換効率を得ることができる。これにより、高い波長変換効率によりさらに効率良く光を射出できるという効果を奏する。また、各発光部12からの基本波光の波長を異ならせることで、光源装置50から射出する高調波光の波長も異ならせることが可能となる。光源装置50から射出する光の波長を異ならせることで、スペックルの発生を低減できる。スペックルパターンは、拡散面の各点で拡散した光同士がランダムに干渉し合うことにより発生する。画像を表示する際にスペックルパターンが認識されると、ぎらぎらとするちらつき感を観察者へ与えるため、画像観賞へ悪影響を及ぼすこととなる。スペックルの発生が低減可能であると、例えば、光源装置50からの光を用いて画像を表示する場合に、高品質な画像を表示することが可能となる。
光を射出する側へ中央部が凸となるように湾曲する半導体素子を用いる場合も、半導体素子の中心部から離れるほど、分極反転層54及び自発分極層53に対する光の傾きは大きくなる。この場合も、中心部から離れた発光部12ほど長い波長の光を射出することで、高い波長変換効率により効率良く光を射出できる。各発光部12により射出する光の波長は、例えば0.5nm〜5nm、望ましくは3nm〜4nmの範囲内で分散させることができる。これにより、効果的にスペックルの発生を低減できる。体積ホログラム15は、各発光部12からの光の波長の範囲に対応する構成とすることにより、各波長の基本波光を選択的に反射可能とすることが望ましい。
図8−2は、本実施例の変形例に係る光源装置150の概略構成を示す。本変形例の光源装置150は、バンドパスフィルタ151を有する。バンドパスフィルタ151は、半導体素子51からの光を共振させる外部共振器である。バンドパスフィルタ151は、第1波長の光を選択的に反射し、第1波長とは異なる波長(第2波長を含む)の光を透過させる。バンドパスフィルタ151は、射出面S1の形状に対応して湾曲させた形状を備える。
バンドパスフィルタ151は、誘電体多層膜152を有する。誘電体多層膜152は、特定波長の光である高調波光を透過させる波長選択部である。また、誘電体多層膜152は、半導体素子51からの基本波光を反射する反射構造として機能する。誘電体多層膜152は、基材153に形成されている。基材153は、透明部材を用いて構成されている。
SHG素子52を透過した光は、バンドパスフィルタ151へ入射する。SHG素子52で生じた高調波光は、バンドパスフィルタ151を透過する。バンドパスフィルタ151を透過した高調波光は、光源装置150外へ射出する。半導体素子51からSHG素子52を透過した基本波光は、バンドパスフィルタ151で反射する。誘電体多層膜152に対して垂直に入射した基本波光は、誘電体多層膜152で反射した後、バンドパスフィルタ151へ入射したときと同じ光路を逆に辿る。本変形例の場合も、高い波長変換効率によりさらに効率良く光を射出できる。また、スペックルの発生を低減できる。
バンドパスフィルタ151は、射出面S1の形状に対応して湾曲させた形状の基材153を予め形成し、基材153に誘電体多層膜152を成膜することにより形成できる。基材153は、板状部材を熱変形等させることで容易に形成できる。所望の形状の基材153を予め形成することで、容易にバンドパスフィルタ151を形成することができる。バンドパスフィルタ151は、上記実施例1の干渉縞16、34(図1、5参照)と同様に、適宜変形しても良い。バンドパスフィルタ151は、各発光部12からの光の波長の範囲に対応する構成とすることにより、各波長の基本波光を選択的に反射可能とすることが望ましい。本変形例の場合も、光を射出する側へ中央部が凸となるように湾曲する半導体素子及びバンドパスフィルタを用いても良い。
図9は、本発明の実施例4に係る光源装置60の概略構成を示す。図10は、波長変換素子であるSHG素子61の斜視構成を示す。本実施例の光源装置60は、湾曲させた形状の分極反転構造を備えるSHG素子61を有することを特徴とする。上記実施例と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。光源装置60は、光を射出する側とは反対側へ中央部が凸となるように湾曲する半導体素子11及びサブマウント13を有する。SHG素子61の分極反転層62及び自発分極層63は、いずれも射出面S1の形状に対応して湾曲させた形状を備える。分極反転層62及び自発分極層63は、分極反転層62及び自発分極層63の法線方向について、略均一なピッチで形成されている。
体積ホログラム161は、半導体素子11のミラー層との間において、半導体素子11からの光を共振させる外部共振器である。体積ホログラム161は、第1波長の光を選択的に反射し、第1波長とは異なる波長(第2波長を含む)の光を透過させる。干渉縞162は、射出面S1と同様に湾曲させた形状を備える。干渉縞162は、半導体素子11からの基本波光を反射する反射構造として機能する。
半導体素子11からの光は、SHG素子61へ入射する。射出面S1の形状に対応して分極反転層62及び自発分極層63を湾曲させることにより、光は、分極反転層62及び自発分極層63に略直交する方向へ進行する。体積ホログラム161で反射した光も、分極反転層62及び自発分極層63に略直交する方向へ進行する。SHG素子61において分極反転層62及び自発分極層63に略直交する方向に光を透過させることにより、高い波長変換効率を得ることが可能となる。これにより、高い波長変換効率によりさらに効率良く光を射出できるという効果を奏する。
図11は、本実施例の変形例に係る光源装置65の概略構成を示す。本実施例の光源装置65は、光を射出する側へ中央部が凸となるように湾曲する半導体素子31及びサブマウント32を有する。波長変換素子であるSHG素子66は、湾曲させた形状の分極反転構造を備える。SHG素子66の分極反転層67及び自発分極層68は、いずれも射出面S2の形状に対応して湾曲させた形状を備える。
体積ホログラム165は、半導体素子31のミラー層との間において、半導体素子31からの光を共振させる外部共振器である。体積ホログラム165は、第1波長の光を選択的に反射し、第1波長とは異なる波長(第2波長を含む)の光を透過させる。干渉縞166は、射出面S2と同様に湾曲させた形状を備える。干渉縞166は、半導体素子31からの基本波光を反射する反射構造として機能する。SHG素子66へ入射した光は、分極反転層67及び自発分極層68に略直交する方向へ進行する。この場合も、高い波長変換効率を得ることができる。
本実施例のSHG素子61、66は、例えば、射出面S1、S2の形状に対応して湾曲させた形状の絶縁層パターンをLN基板に形成し、電圧を印加することにより形成できる。分極反転層62、67、自発分極層63、68は、上記実施例1の干渉縞16、34(図1、5参照)と同様に、適宜変形しても良い。外部共振器としては、体積ホログラム161、165に代えて、射出面S1、S2の形状に対応して湾曲させた形状のバンドパスフィルタを用いても良い。上記各実施例の光源装置は、本実施例で説明する構成である場合に限られず、構成を適宜変更しても良い。光源装置は、例えば、半導体レーザ励起固体(Diode Pumped Solid State;DPSS)レーザとしても良い。光源装置は、必要に応じて、偏光選択用フィルタ、波長選択用フィルタ等の光学素子を設けても良い。
図12は、本発明の実施例5に係るモニタ装置70の概略構成を示す。モニタ装置70は、装置本体71と、光伝送部72とを有する。装置本体71は、上記実施例1の光源装置10(図1参照)を備える。光伝送部72は、2つのライトガイド74、75を有する。光伝送部72のうち被写体(不図示)側の端部には、拡散板76及び結像レンズ77が設けられている。第1ライトガイド74は、光源装置10からの光を被写体へ伝送する。拡散板76は、第1ライトガイド74の射出側に設けられている。第1ライトガイド74内を伝播した光は、拡散板76を透過することにより、被写体側にて拡散する。光源装置10から拡散板76までの光路中の各部は、被写体を照明する照明装置を構成する。
第2ライトガイド75は、被写体からの光をカメラ73へ伝送する。結像レンズ77は、第2ライトガイド75の入射側に設けられている。結像レンズ77は、被写体からの光を第2ライトガイド75の入射面へ集光させる。被写体からの光は、結像レンズ77により第2ライトガイド75へ入射した後、第2ライトガイド75内を伝播してカメラ73へ入射する。
第1ライトガイド74、第2ライトガイド75としては、多数の光ファイバを束ねたものを用いることができる。光ファイバを用いることで、光を遠方へ伝送させることができる。カメラ73は、装置本体71内に設けられている。カメラ73は、光源装置10からの光により照明された被写体を撮像する撮像部である。第2ライトガイド75から入射した光をカメラ73へ入射させることで、カメラ73による被写体の撮像ができる。上記実施例1の光源装置10を用いることにより、高い効率で光を射出できる。これにより、高い効率で供給された光を用いて明るい像をモニタできるという効果を奏する。なお、モニタ装置70は、上記各実施例で説明するいずれの光源装置を適用しても良い。
図13は、本発明の実施例6に係るプロジェクタ80の概略構成を示す。プロジェクタ80は、スクリーン89に光を供給し、スクリーン89で反射する光を観察することで画像を鑑賞するフロント投写型のプロジェクタである。プロジェクタ80は、赤色(R)光用光源装置81R、緑色(G)光用光源装置81G、青色(B)光用光源装置81Bを有する。各色光用光源装置81R、81G、81Bは、いずれも上記実施例3の光源装置50(図8−1参照)と同様の構成を有する。プロジェクタ80は、各色光用光源装置81R、81G、81Bからの光を用いて画像を表示する画像表示装置である。
R光用光源装置81Rは、R光を供給する光源装置である。拡散素子82は、照明領域の整形、拡大、照明領域における光量分布の均一化を行う。拡散素子82としては、例えば、回折光学素子である計算機合成ホログラム(Computer Generated Hologram;CGH)を用いることができる。フィールドレンズ83は、R光用光源装置81Rからの光を平行化させ、R光用空間光変調装置84Rへ入射させる。R光用光源装置81R、拡散素子82、及びフィールドレンズ83は、R光用空間光変調装置84Rを照明する照明装置を構成する。R光用空間光変調装置84Rは、照明装置からのR光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。R光用空間光変調装置84Rで変調されたR光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム85へ入射する。
G光用光源装置81Gは、G光を供給する光源装置である。拡散素子82及びフィールドレンズ83を経た光は、G光用空間光変調装置84Gへ入射する。G光用光源装置81G、拡散素子82、及びフィールドレンズ83は、G光用空間光変調装置84Gを照明する照明装置を構成する。G光用空間光変調装置84Gは、照明装置からのG光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。G光用空間光変調装置84Gで変調されたG光は、クロスダイクロイックプリズム85のうちR光が入射する面とは異なる面へ入射する。
B光用光源装置81Bは、B光を供給する光源装置である。拡散素子82及びフィールドレンズ83を経た光は、B光用空間光変調装置84Bへ入射する。B光用光源装置81B、拡散素子82、及びフィールドレンズ83は、B光用空間光変調装置84Bを照明する照明装置を構成する。B光用空間光変調装置84Bは、照明装置からのB光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。B光用空間光変調装置84Bで変調されたB光は、クロスダイクロイックプリズム85のうちR光が入射する面、及びG光が入射する面とは異なる面へ入射する。透過型液晶表示装置としては、例えば高温ポリシリコンTFT液晶パネル(High Temperature Polysilicon;HTPS)を用いることができる。
クロスダイクロイックプリズム85は、互いに略直交させて配置された2つのダイクロイック膜86、87を有する。第1ダイクロイック膜86は、R光を反射し、G光及びB光を透過させる。第2ダイクロイック膜87は、B光を反射し、R光及びG光を透過させる。クロスダイクロイックプリズム85は、それぞれ異なる方向から入射したR光、G光及びB光を合成し、投写レンズ88の方向へ射出する。投写レンズ88は、クロスダイクロイックプリズム85で合成された光をスクリーン89に向けて投写する。
上記の光源装置50と同様の構成を有する各色光用光源装置81R、81G、81Bを用いることにより、高い効率で光を射出でき、かつスペックルの発生を低減できる。これにより、明るく、かつ高品質な画像を表示できるという効果を奏する。なお、各色光用光源装置81R、81G、81Bは、上記各実施例で説明するいずれの光源装置を適用しても良い。プロジェクタ80は、例えば、R光用光源装置81RはSHG素子を用いずアレイ光源からの基本波光をそのまま射出するものとし、G光用光源装置81G及びB光用光源装置81BはSHG素子により波長変換された高調波光を射出する構成としても良い。
プロジェクタは、空間光変調装置として透過型液晶表示装置を用いる場合に限られない。空間光変調装置としては、反射型液晶表示装置(Liquid Crystal On Silicon;LCOS)、DMD(Digital Micromirror Device)、GLV(Grating Light Valve)等を用いても良い。プロジェクタは、色光ごとに空間光変調装置を備える構成に限られない。プロジェクタは、一の空間光変調装置により2つ又は3つ以上の色光を変調する構成としても良い。プロジェクタは、空間光変調装置を用いる場合に限られない。プロジェクタは、ガルバノミラー等の走査手段により光源装置からのレーザ光を走査させ、被照射面において画像を表示するレーザスキャン型のプロジェクタであっても良い。プロジェクタは、画像情報を持たせたスライドを用いるスライドプロジェクタであっても良い。プロジェクタは、スクリーンの一方の面に光を供給し、スクリーンの他方の面から射出される光を観察することで画像を鑑賞する、いわゆるリアプロジェクタであっても良い。
本発明の光源装置は、画像表示装置である液晶ディスプレイに適用しても良い。本発明の光源装置と導光板を組み合わせることにより、液晶パネルを照明する照明装置として用いることができる。この場合も、明るい画像を表示することができる。本発明の光源装置は、モニタ装置や画像表示装置に適用される場合に限られない。本発明の光源装置は、例えば、レーザ光を用いた露光のための露光装置やレーザ加工装置等の光学系に用いても良い。
以上のように、本発明に係る光源装置は、モニタ装置や画像表示装置に用いる場合に適している。
本発明の実施例1に係る光源装置の概略構成を示す図。 半導体素子及びサブマウントの斜視構成を示す図。 実施例1の比較例に係る従来の光源装置の概略構成を示す図。 干渉縞を形成する手法の例を説明する図。 実施例1の変形例に係る光源装置の概略構成を示す図。 本発明の実施例2に係る光源装置の概略構成を示す図。 実施例2の変形例に係る光源装置の概略構成を示す図。 本発明の実施例3に係る光源装置の概略構成を示す図。 実施例3の変形例に係る光源装置の概略構成を示す図。 本発明の実施例4に係る光源装置の概略構成を示す図。 SHG素子の斜視構成を示す図。 実施例4の変形例に係る光源装置の概略構成を示す図。 本発明の実施例5に係るモニタ装置の概略構成を示す図。 本発明の実施例6に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
符号の説明
10 光源装置、11 半導体素子、12 発光部、13 サブマウント、14 パッケージベース、15 体積ホログラム、16 干渉縞、S1 射出面、20 光源装置、21 体積ホログラム、22 干渉縞、L1 第1光束、L2 第2光束、30 光源装置、31 半導体素子、32 サブマウント、33 体積ホログラム、34 干渉縞、S2 射出面、40 光源装置、41 共振ミラー、45 光源装置、46 共振ミラー、50 光源装置、51 半導体素子、52 SHG素子、53 自発分極層、54 分極反転層、55 体積ホログラム、56 干渉縞、150 光源装置、151 バンドパスフィルタ、152 誘電体多層膜、153 基材、60 光源装置、61 SHG素子、62 分極反転層、63 自発分極層、161 体積ホログラム、162 干渉縞、65 光源装置、66 SHG素子、67 分極反転層、68 自発分極層、165 体積ホログラム、166 干渉縞、70 モニタ装置、71 装置本体、72 光伝送部、73 カメラ、74 第1ライトガイド、75 第2ライトガイド、76 拡散板、77 結像レンズ、80 プロジェクタ、81R R光用光源装置、81G G光用光源装置、81B B光用光源装置、82 拡散素子、83 フィールドレンズ、84R R光用空間光変調装置、84G G光用空間光変調装置、84B B光用空間光変調装置、85 クロスダイクロイックプリズム、86 第1ダイクロイック膜、87 第2ダイクロイック膜、88 投写レンズ、89 スクリーン

Claims (10)

  1. 光を射出する複数の発光部を並列させたアレイ光源と、
    前記アレイ光源からの光を反射する反射構造を備え、前記アレイ光源からの光を共振させる外部共振器と、を有し、
    複数の前記発光部は、湾曲した形状の湾曲面に沿って並列し、
    前記反射構造は、前記湾曲面の形状に対応して湾曲させた形状を備えることを特徴とする光源装置。
  2. 前記外部共振器は、前記アレイ光源からの光を回折させる体積ホログラムを備え、
    前記反射構造は、前記体積ホログラムに記録された干渉縞であることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記干渉縞は、共に発散光である第1光束及び第2光束の干渉により前記体積ホログラムに記録された干渉縞であることを特徴とする請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記反射構造は、特定波長の光を透過させる波長選択部であることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  5. 前記アレイ光源及び前記外部共振器の間の光路中に設けられ、前記アレイ光源からの光の波長を変換する波長変換素子を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光源装置。
  6. 前記波長変換素子は、分極を反転させた分極反転層を並列させ、
    前記アレイ光源は、前記分極反転層に対する前記発光部からの光の傾きに応じて設定された波長の光を、前記発光部から射出することを特徴とする請求項5に記載の光源装置。
  7. 前記波長変換素子は、分極を反転させた分極反転層を並列させ、
    前記分極反転層は、前記湾曲面の形状に対応して湾曲させた形状を備えることを特徴とする請求項5に記載の光源装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の光源装置を有し、前記光源装置からの光を用いて被照射物を照明することを特徴とする照明装置。
  9. 請求項8に記載の照明装置と、
    前記照明装置により照明された被写体を撮像する撮像部と、を有することを特徴とするモニタ装置。
  10. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の光源装置を有し、前記光源装置からの光を用いて画像を表示することを特徴とする画像表示装置。
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