JP2009036338A - リンク機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】リンク機構において係合ピンとガイド溝との間のガタツキを抑制する。
【解決手段】従動リンク部材31を介して連結した中間リンク部材32のガイド溝61を、出力軸82と連結した駆動リンク部材33の駆動ピン330が移動させて、被駆動部材6を移動させるリンク機構において、駆動リンク部材33または中間リンク部材32のいずれか一方に被係合部331、332が設けられ、他方に被係合部331、332に係合可能な係合ピン324が設けられており、係合ピン324は、中間ピン320が従動ガイド溝310における従動アイドル溝部310bに位置し、駆動ピン330が第1アイドル溝部323cと第2アイドル溝部323dの第1合流部323eまたは第2合流部323fのいずれか一方に位置している場合に、被係合部331、332に係合し、中間リンク部材32を規制するように設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数本のリンク部材からなるリンク機構に関するもので、車両用空調装置の内外気切替装置等の流体通路開閉装置に適用して有効である。
従来、リンク機構として、車両用空調装置の空調ケースに形成される内気導入口および外気導入口を選択的に閉じる内外気切替ドアに適用されるものがある。このリンク機構は、一般的には、所定形状のガイド溝を有する中間リンク部材を空調ケースに一体の軸部に回動可能に設け、中間リンク部材のガイド溝内に摺動可能に係合する駆動ピンを有する駆動リンク部材を駆動源の出力軸に連結し、さらに所定形状のガイド溝を有する従動リンク部材を、内外気切替ドアの軸部に設け、この従動リンク部材のガイド溝に中間リンク部材に設けられた中間ピンを摺動可能に係合している。この構成により、駆動源からの駆動力を内外気切替ドア等の被駆動部材に伝達するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−213562号公報
ところで、上記特許文献1に記載のリンク機構によれば、従動リンク部材のガイド溝内を中間リンク部材の中間ピンが摺動し、また中間リンク部材のガイド溝内を駆動リンク部材の駆動ピンが摺動することで、駆動源からの駆動力を各リンク部材に伝達し内外気切替ドア等の被駆動部材を駆動させている。ここで、従動リンク部材のガイド溝には、駆動ピンの停止位置のバラツキを吸収するためにアイドル溝部が設けられている。また、中間リンク部材のガイド溝には、中間ピンの停止位置のバラツキを吸収するために第1、第2アイドル溝部が設けられている。従動リンク部材および中間リンク部材のガイド溝にそれぞれアイドル溝部が設けられており、内外気切替ドアの開閉を行なう場合に、各ガイド溝と各係合ピンとの間のガタツキが発生しやすい。その結果、ガイド溝と係合ピンとの間で衝突音、ガイド溝からの係合ピンの外れ、係合ピンの逆行等が発生する場合がある。
本発明は、上記点に鑑み、リンク機構において係合ピンとガイド溝との間のガタツキを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明者はリンク機構のガタツキの発生について鋭意検討を行なった。その結果、リンク機構(30)におけるガイド溝(310、323)と係合ピン(320、330)との間のガタツキは、特に駆動ピン(330)が中間リンク部材(32)に設けられた中間ガイド溝(323)における第1、第2アイドル溝部(323c、323d)の合流部(323e、323f)に位置し、中間ピン(320)が従動リンク部材(31)に設けられたガイド溝(310)における従動アイドル溝部(310b)に位置した際に発生することを見出した。
具体的には、駆動ピン(330)が中間リンク部材(32)に設けられた中間ガイド溝(323)における第1、第2アイドル溝部(323c、323d)の合流部(323e、323f)に位置し、中間ピン(320)が従動リンク部材(31)に設けられた従動ガイド溝(310)における従動アイドル溝部(310a)に位置した際には、中間リンク部材(32)には、駆動源(20)からの駆動力が駆動ピン(330)から伝達されず、また、中間ピン(320)からも負荷が伝達されないため、中間リンク部材(32)に駆動負荷がかからない状態となり中間リンク部材(32)のガタツキが発生する。
本発明は、上記の検討の結果、創出されたものであり、駆動手段(20)の出力軸(20a)の回動運動を被駆動部材(6)に伝達して、被駆動部材(6)を第1所定位置と第2所定位置の間で回動させるリンク機構であって、駆動ピン(330)を有し、出力軸(20a)とともに回動する駆動リンク部材(33)と、中間ピン(320)と、駆動ピン(330)が摺動する中間ガイド溝(323)とを有し、駆動リンク部材(33)の回動による駆動ピン(330)の移動に伴って第1支持軸(321)を支点として回動する中間リンク部材(32)と、被駆動部材(6)に固定され、中間ピン(320)が摺動する従動ガイド溝(310)を有し、中間リンク部材(32)の回動による中間ピン(320)の移動に伴って第2支持軸(6b)を支点として回動する従動リンク部材(31)とを備え、中間ガイド溝(323)は、駆動ピン(330)の移動を従動リンク部材(31)に伝達し、被駆動部材(6)を第2所定位置から第1所定位置へ移動させる第1伝達溝部(323a)と、第1伝達溝(323a)と距離を隔てて配置され、駆動ピン(330)の移動を従動リンク部材(31)に伝達し、被駆動部材(6)を第1所定位置から第2所定位置へ移動させる第2伝達溝部(323b)と、駆動ピン(330)が、第2伝達溝部(323a)から第1伝達溝部(323b)へ移動するときの移動経路を構成する第1アイドル溝部(323c)と、第1アイドル溝部(323c)と異なる経路であって、駆動ピン(330)が第1伝達溝部(323b)から第2伝達溝部(323a)へ移動するときの移動経路を構成する第2アイドル溝部(323d)とを有しており、第1伝達溝部(323a)は、第1アイドル溝部(323c)と第2アイドル溝部(323d)の一端側における第1合流部(323e)側に接続され、第2伝達溝部(323b)は、第1アイドル溝部(323c)と第2アイドル溝部(323d)の他端側における第2合流部(323f)側に接続されており、従動ガイド溝(310)は、被駆動部材(6)が第1所定位置および第2所定位置の一方側に移動するときの中間ピン(320)の移動経路を構成する従動アイドル溝部(310b)を有しており、駆動リンク部材(33)または中間リンク部材(32)のいずれか一方には被係合部(331、332)が設けられ、他方には被係合部(331、332)に係合可能な係合ピン(324)が設けられており、係合ピン(324)は、中間ピン(320)が従動アイドル溝部(310b)に位置し、駆動ピン(330)が第1合流部(323e)または第2合流部(323f)のいずれか一方に位置している場合に、被係合部(331、332)に係合することを特徴としている。
これによると、駆動ピン(330)が第1、第2アイドル溝部(323c、323d)における第1合流部(323c)若しくは第2合流部(323d)に位置し、中間ピン(320)が従動アイドル溝部(310a)に位置する際に、駆動リンク部材(33)または中間リンク部材(32)のいずれか一方に設けられた被係合部(331、332)に、他方側のリンク部材に設けられた係合ピン(324)に係合することで、中間リンク部材(32)の回動を規制(制限)することができる。
その結果、中間リンク部材(32)のガタツキを抑制することができ、リンク機構(30)における係合ピン(320、330)とガイド溝(310、323)との間のガタツキを抑制することができる。
また、第1支持軸(321)は、中間リンク部材(32)における中間ピン(320)と中間ガイド溝(323)の間に設けられ、中間ガイド溝(323)における第2合流部(323f)は、第1合流部(323e)よりも第1支持軸(321)から遠い側に設けられており、駆動ピン(330)は、被駆動部材(6)を第1所定位置から第2所定位置へ移動させる場合に、第2アイドル溝部(323d)→第2合流部(323f)→第2伝達部(323b)→第2合流部(323f)→第1アイドル溝部(323c)の順に中間ガイド溝(323)を摺動するようになっており、被係合部(331、332)は、駆動リンク部材(33)に設けられるとともに、駆動ピン(330)が第2アイドル溝部(323d)から第2合流部(323f)に移動した場合に、係合ピン(324)に係合する第1被係合部(331)と、駆動ピン(330)が第2伝達溝部(323b)から第2合流部(323f)に移動した場合に、係合ピン(324)に係合する第2被係合部(332)とを有している場合、駆動ピン(330)が第2合流部(323f)を通過する際の中間リンク部材(32)のガタツキを抑制することができる。
また、被係合部(331、332)は、係合ピン(324)が係合可能な溝形状としてもよい。
また、被駆動部材(6)は、車両用空調装置の空調ケース(2)に形成される内気導入口(4)および外気導入口(5)を選択的に閉じる内外気切替ドア(6)であって、第1所定位置は、内外気切替ドア(6)が内気導入口(4)を閉じる位置であり、第2所定位置は、内外気切替ドア(6)が外気導入口(5)を閉じる位置である場合は、内外気切替ドア(6)を駆動するリンク機構として用いることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態について図1〜図9に基づいて説明する。本実施形態では、本発明に係るリンク機構を車両用空調装置の内外気切替え装置に適用したものである。
まず、車両用空調装置の概略構成について、図1に基づいて説明する。図1は、車両用空調装置の室内空調ユニット1の模式的な断面図を示している。
図1に示すように、室内空調ユニット1は、車室内最前部の計器盤(図示せず)内側等に配置されており、外殻部を構成する空調ケース2を有している。この空調ケース2の内部には、車室内へ向かって空気が流される空気通路が形成され、空気流れ最上流部には内外気切替装置3が配置されている。
内外気切替装置3は、内気導入口4、外気導入口5および内外気切替ドア6等を有して構成されている。内気導入口4は、空調ケース2内に内気(車室内空気)を導入させる導入口であり、外気導入口5は、外気(車室外空気)を空調ケース2内に導入させる導入口である。
内外気切替装置3における内外気切替ドア6は、内気導入口4および外気導入口5を開閉する樹脂製のドア本体6aと、ドア本体6aを回転可能に支持する回転軸6b等を有して構成されている。ここで、回転軸6bが、本発明における第2支持軸に相当している。なお、内外気切替ドア6は、後述する内外気切替ドア6を駆動するサーボモータ20等によって回転移動される内外気切替手段である。内外気切替装置3の詳細については後述する。
内外気切替箱3の空気流れ下流側には、車室内に向かって空気を送風する電動式の送風機7が配置されている。送風機7は、周知の遠心多翼ファン7aを電動モータ7bによって回転駆動させて空気を矢印B方向に送風するものである。送風機7の空気流れ下流側には、送風空気を冷却する冷却用熱交換器である蒸発器8が配置されている。
蒸発器8は、冷凍サイクル(図示せず)を構成する要素の一つであり、周知の如く、蒸発器8に流入した低圧冷媒が蒸発する際に送風機7によって送風された送風空気から吸熱して送風空気を冷却するものである。蒸発器8の下流側には、蒸発器8通過後の空気(冷風)を加熱するヒータコア9が配置されている。
ヒータコア9は、エンジン冷却水を熱源として(エンジン冷却水回路は図示せず)、蒸発器8通過後の空気(冷風)を再加熱する加熱用熱交換器である。また、空調ケース2内部のヒータコア9の側方には、蒸発器8通過後の空気(冷風)がヒータコア9をバイパスして通過するバイパス通路10が形成されている。
蒸発器8とヒータコア9との間には、エアミックスドア11が配置されている。このエアミックスドア11は、空調ケース2内に回転自在に配置されており、サーボモータ(図示せず)によって駆動されて、その回転位置(開度)が連続的に調整できるようになっている。
従って、エアミックスドア11の開度によって、ヒータコア9を通過する空気量(矢印Cに示す温風量)と第1バイパス通路10を通過する空気量(矢印Dに示す冷風量)との風量割合が調整される。この温風(矢印C)と冷風(矢印D)はヒータコア9側通路およびバイパス通路10下流側で混合されて、車室内に吹き出されるので、上記の風量割合の調整によって車室内吹出空気温度が調整される。
空調ケース2の空気通路の最下流部には、車両の前面窓ガラスに向けて空調風を吹き出すためのデフロスタ開口部12、乗員の顔部に向けて空調風を吹き出すためのフェイス開口部13、および乗員の足元部に向けて空調風を吹き出すためのフット開口部14の計3種類の開口部が設けられている。
これら開口部12〜14の上流部には、それぞれデフロスタドア15、フェイスドア16およびフットドア17が回転自在に配置されており、これらのドア15〜17は、図示しないリンク機構を介して共通のサーボモータ(図示せず)によって開閉操作される。なお、図1では、デフロスタドア15とフットドア17とを同時に開放するフット・デフロスタモードの状態を示している。
デフロスタ開口部12は、デフロスタダクト(図示せず)を介して車両計器盤上面のデフロスタ吹出口(図示せず)に接続され、フェイス開口部13は、フェイスダクト(図示せず)を介して車両計器盤乗員側面のフェイス吹出口(図示せず)に接続される。さらに、フット開口部14はフットダクト(図示せず)を介して乗員の足元近傍に配置されるフット吹出口(図示せず)に接続されている。
次に、内外気切替装置3の詳細について図2に基づいて説明する。ここで、図2(a)は、内外気切替装置の正面図を示しており、図2(b)は、中間リンク部材32における中間ガイド溝323の部分拡大図を示している。
図2に示すように、内外気切替装置3におけるサーボモータ20は、出力軸20aの回転力を後述するリンク機構21を介して内外気切替ドア6に伝達し、内外気切替ドア6を回転させる駆動源である。
内外気切替装置3のリンク機構30は、従動リンク部材31、中間リンク部材32、駆動リンク部材33から構成されている。なお、各リンク部材からなるリンク機構30は、空調ケース2の外側に配置されている。
ここで、本実施形態で採用する内外気切替装置3のリンク機構30として、車室内乗員が手動で内外気モードの切替を行なうマニュアル切替用のリンク機構と、電気式の駆動源により内外気切替を行なうサーボ駆動切替用のリンク機構とを共用させることができるリンク機構を採用している。
本実施形態では、サーボ駆動切替用のリンク機構として用いているが、マニュアル切替用のリンク機構とした場合は、乗員の車室内最前部の計器盤に設けられた切替レバー(図示せず)の切替操作を、後述する中間リンク部材32における中間ピン320と支持軸321(第1支持軸)の間に設けられたマニュアル駆動伝達部322にワイヤ等(図示せず)により伝達し、中間リンク部材32を移動させ、中間ピン320の移動を従動リンク部材31に伝達し、内外気切替ドア6を回転移動させる機構となっている。
まず、従動リンク部材31について説明すると、従動リンク部材31は、従動リンク部材31の一端部が内外気切替ドア6の回転軸6bに一体に固定されている。従動リンク部材31の他端部(回転軸6bに固定されていない側の端部)には、後述する所定形状の従動ガイド溝310が設けられている。
中間リンク部材32は、中間リンク部材32の中央部付近が、空調ケース2と一体の支持軸32bに回転可能に支持されている。中間リンク部材32の一端部には、従動リンク部材31の従動ガイド溝310内を摺動可能に係合する中間ピン320が設けられている。このように、中間リンク部材32と内外気切替ドア6は、従動リンク部材31を介して連結されている。また、中間リンク部材32の他端部(中間ピン320が設けられていない側の端部)には、後述する所定形状の中間ガイド溝323が設けられている。
駆動リンク部材33は、駆動リンク部材33の一端部が、サーボモータ20の出力軸20aに一体に固定されている。駆動リンク部材33の他端部は、中間リンク部材32の中間ガイド溝323内を摺動可能に係合する駆動ピン330が設けられている。
そのため、サーボモータ20の出力軸20aの回転力により、サーボモータ20の出力軸20aを中心に駆動リンク部材33が回転する。駆動リンク部材33の回転移動は、駆動ピン330を介して中間リンク部材32に伝達され、中間リンク部材32が支持軸321(第1支持軸)を中心に回動する。なお、サーボモータ20の出力軸20aは図中矢印Eで示す方向にのみ回転する。
さらに、中間リンク部材32の回動は、中間ピン320を介して従動リンク部材31に伝達され、従動リンク部材31が内外気切替ドア6の回転軸6bを中心に回動し、それとともに内外気切替ドア6が回転移動する。
次に、従動リンク部材31の他端部に設けられた従動ガイド溝310および中間リンク部材32の他端側に設けられた中間ガイド溝323について説明する。
まず、従動リンク部材31の従動ガイド溝310は、中間リンク部材32の一端部側に設けられた中間ピン320の移動を従動リンク部材31に伝達する従動伝達部310a(図中、従動ガイド溝310における直線部位)と、内外気切替ドア6が内気導入口4の閉鎖位置および外気導入口5の閉鎖位置の一方に移動するときの中間ピン32aの移動経路に沿った形状の従動アイドル溝部310bとを有している。
ここで、従動アイドル溝部310bは、本実施形態のリンク機構30をマニュアル切替用のリンク機構として使用する際、マニュアル駆動伝達部322に伝達される操作力のバラツキに起因する内外気切替ドア6の停止位置のバラツキを吸収するために設けられている。
また、中間リンク部材32に設けられた中間ガイド溝部323について説明すると、中間ガイド溝部323は、第1、第2伝達溝部323a、323b、および第1、第2アイドル溝部323c、323dから構成されている。
具体的に、第1伝達溝部323aは、駆動ピン330の移動を従動リンク部材31を介して内外気切替ドア6に伝達し、内外気切替ドア6を外気導入口5の閉鎖位置から内気導入口4の閉鎖位置へ移動させるものである。
また第2伝達溝部323bは、第1伝達溝部323aから所定距離を隔てて配置され、駆動ピン330の移動を従動リンク部材31を介して内外気切替ドア6に伝達し、内外気切替ドア6を内気導入口4の閉鎖位置から外気導入口5の閉鎖位置へ移動させるものである。
第1アイドル溝部323cは、駆動ピン330が第2伝達溝部323aから第1伝達溝部323bへ移動するときの移動経路を構成しており、サーボモータ20の出力軸20aを中心とした駆動ピン330の移動経路に沿った円弧形状である。
また、第2アイドル溝部323dは、第1アイドル溝部323cとは異なる経路であって、駆動ピン330が第1伝達溝部323bから第2伝達溝部323aへ移動するときの移動経路を構成しており、サーボモータ20の出力軸20aを中心とした駆動ピン330の移動経路に沿った円弧形状である。
そのため、駆動ピン330が、この第1、第2アイドル溝部323c、323dを移動するときは、駆動ピン330の移動が中間リンク部材32に伝達されず、従動リンク部材31および内外気切替ドア6が移動しない。
ここで、第1アイドル溝部323cおよび第2アイドル溝部323dは、本実施形態のリンク機構30をサーボモータ駆動用のリンク機構として使用する際、駆動リンク部材33の駆動ピン330からの伝達されるサーボモータ20の回転力のバラツキに起因する内外気切替ドア6の停止位置のバラツキを吸収するために設けられている。
また、第1アイドル溝部323cと第2アイドル溝部323dは、互いに対向するように配置され、第1アイドル溝部323cと第2アイドル溝部323dの両端部において合流するように形成されている。
第1伝達溝部323aは、第1アイドル溝部323cと第2アイドル溝部323dの合流する位置である第1合流部323eと接続されており、第2伝達溝部323bは、第1アイドル溝部323cと第2アイドル溝部323dの合流する位置である第2合流部323fと接続されている。この第2合流部323fは、第1合流部323eよりも中間リンク部材32の支持軸321から遠い側に設けられている。
ところで、駆動ピン330が中間リンク部材32に設けられた中間ガイド溝部323における第1、第2アイドル溝部323c、323dの第2合流部323fに位置し、中間ピン320が従動リンク部材31に設けられた従動ガイド溝部310における従動アイドル溝部310aに位置した際に、中間リンク部材32には、サーボモータ20からの駆動力が駆動ピン330および中間ピン320から伝達されず、中間リンク部材32に駆動負荷がかからない状態となり、中間リンク部材32のガタツキが発生する。
そのため、本実施形態では、駆動リンク部材33にガタツキ防止用溝部331(第1被係合部)およびガタツキ防止用受け部332(第2被係合部)を設け、中間リンク部材32にガタツキ防止用溝部332およびガタツキ防止用受け部332を摺動するガタツキ防止用係合ピン324(係合ピン)が係合されることで、中間リンク部材32を所定の位置で規制(制限)し、中間リンク部材32のガタツキを抑制している。
ここで、ガタツキ防止用係合ピン324は、中間リンク部材32における中間ガイド溝部323の第2合流部323fの第2アイドル溝部323d側の部位に設けられている。
ガタツキ防止用溝部331は、駆動リンク部材33における駆動ピン330が設けられた側の端部に設けられている。ガタツキ防止用溝部331の溝形状は、ガタツキ防止用係合ピン324の移動経路に沿った形状となっており、また溝幅は、ガタツキ防止用係合ピン324が摺動可能な幅に形成されている。
ガタツキ防止用受け部332は、駆動リンク部材33における駆動ピン330が設けられた部位のサーボモータ20の回転方向とは逆方向(図中矢印Eと反対方向)に設けられている。ガタツキ防止用受け部332における受け面332aの形状は、ガタツキ防止用係合ピン324の移動経路に沿った形状となっている。
そのため、中間リンク部材32は、駆動ピン330が第1、第2アイドル溝部323c、323dの第2合流部323fに位置し、中間ピン320が従動ガイド溝310の従動アイドル溝部310bに位置した際に、ガタツキ防止用溝部331およびガタツキ防止用受け部332にガタツキ防止用係合ピン324を係合することで、中間リンク部材32のガタツキを規制している。
次に、本実施形態における内外気切替ドア6が、内気導入口4および外気導入口5を開閉する際のリンク機構30の作動について図3〜9に基づいて説明する。ここで、図3は、内外気切替ドア6が外気導入口5の閉鎖状態にあるときのリンク機構の正面図を示している。図4〜6は、内外気切替ドア6が外気導入口5の閉鎖状態から内気導入口4の閉鎖状態にする際のリンク機構の作動説明図を示している。図7〜9は、内外気切替ドア6が内気導入口4の閉鎖状態から外気導入口5の閉鎖状態にする際のリンク機構の作動説明図を示している。
まず、内外気切替ドア6が、外気導入口5の閉鎖状態から内気導入口4の閉鎖状態に駆動させる際のリンク機構30の作動を説明する。なお、サーボモータ20により内外気切替ドア6を駆動させる前のリンク機構30の状態は、図3に示すように駆動リンク部材33の駆動ピン330が、中間リンク部材32の第1アイドル溝部323cに位置し、中間ピン320が従動リンク部材31の従動アイドル溝部310bに位置しており、内外気切替ドア6は外気導入口5を閉鎖状態にしている。
リンク機構30は、図3の状態からサーボモータ20の出力軸20aが図中矢印E方向に回転すると、駆動ピン330は中間リンク部材32の第1アイドル溝部323cを摺動して第1合流部323eを通過し、図4の状態となる。
図4の状態では、駆動ピン330は、第1アイドル溝部323cに位置し、また中間ピン320は、従動リンク部材31の従動アイドル溝部310bに位置しており、駆動ピン330の移動が中間リンク部材32に伝達されず、従動リンク部材31および内外気切替ドア6が外気導入口5の閉鎖位置から移動しない。
さらに、駆動ピン330は第1合流部323eを通過して第1伝達溝部323aに移動しリンク機構30は、図5の状態となる。
図5の状態では、駆動ピン330は、中間リンク部材32の第1伝達溝部323aに位置し、また中間ピン320は、従動リンク部材31の従動伝達溝部310aに位置しており、駆動ピン330の移動が従動リンク部材31を介して内外気切替ドア6に伝達され、内外気切替ドア6が外気導入口5の閉鎖位置から内気導入口4の閉鎖位置へ移動する。
さらに、駆動ピン330は、第1伝達溝部323aから第1合流部323eを介して第2アイドル溝部323dに移動し、リンク機構30は図6の状態となる。
図6の状態では、駆動ピン330は、中間リンク部材32の第2アイドル溝部323dに位置し、また中間ピン320は、従動リンク部材31の従動アイドル溝部310bに位置しており、このような状態でサーボモータ20は停止され、内外気切替ドア6が内気導入口4の閉鎖状態となる。
次に、内外気切替ドア6が、内気導入口4の閉鎖状態から外気導入口5の閉鎖状態に駆動させる際のリンク機構30の作動を説明する。ここで、内外気切替ドア6およびリンク機構30を駆動させる前の状態は、図6に示すように駆動リンク部材33における駆動ピン330が、第2アイドル溝部323dに位置し、中間ピン320が従動アイドル溝部310bに位置し、内外気切替ドア6が内気導入口4を閉鎖状態にしているものとする。
リンク機構30は、図6の状態からサーボモータ20の出力軸20aが図中矢印E方向に回転すると、図7に示すように駆動ピン330は第2アイドル溝部323dを摺動して第2合流部323fに移動する。このとき、中間リンク部材32は駆動ピン330からの移動が伝達されないため、中間ピン320は移動せず従動アイドル溝部310bに位置している。
図7の状態では、駆動ピン330が第2合流部323fに位置し中間ピン320が従動アイドル溝部310bに位置する状態となり、中間リンク部材32に駆動負荷がかからない状態となる。
このとき、駆動リンク部材33に設けられたガタツキ防止用溝部331に中間リンク部材32のガタツキ防止用係合ピン324が係合し、中間リンク部材32は第2合流部323fにおける第2アイドル溝部側323dに規制される。
これにより、駆動ピン330が第2アイドル溝部323dから第2合流部323fに移動し、中間ピン320が従動アイドル溝部323に位置する際には、駆動リンク部材33のガタツキ防止用溝部331に中間リンク部材32のガタツキ防止用係合ピン324に係合することで中間リンク部材32を規制することができる。
次に、駆動ピン330が第2合流部323fを通過して第2伝達溝部323dに移動し、リンク機構30は、図8の状態となる。
図8の状態では、駆動ピン330は、中間リンク部材32の第2伝達溝部323bに位置し、また中間ピン320は、従動リンク部材31の従動伝達溝部310aに位置しており、駆動ピン330の移動が従動リンク部材31を介して内外気切替ドア6に伝達され、内外気切替ドア6が内気導入口4の閉鎖位置から外気導入口5の閉鎖位置へ移動する。
さらに、駆動ピン330は、第2伝達部323bからを通過して第2合流部323dに移動し、リンク機構30は図9の状態となる。
図9の状態では、駆動ピン330が第2合流部323fに位置し中間ピン320が従動アイドル溝部310bに位置する状態となり、中間リンク部材32に駆動負荷がかからない状態となる。
このとき、駆動リンク部材33に設けられたガタツキ防止用受け部332に中間リンク部材32のガタツキ防止用係合ピン324が係合し、中間リンク部材32は第2合流部323fにおける第1アイドル溝部側323dに規制される。
これにより、駆動ピン330が第2伝達部323dから第2合流部323fに移動し、中間ピン320が従動アイドル溝部310bに位置する際には、駆動リンク部材33のガタツキ防止用受け部332に中間リンク部材32のガタツキ防止用係合ピン324に係合することで中間リンク部材32を規制することができる。
さらに、駆動ピン330は、第2伝達溝部323aから第2合流部323fを介して第1アイドル溝部323cに移動し図3の状態となる。
図3の状態では、上述のように駆動ピン330は、中間リンク部材32の第1アイドル溝部323cに位置し、また中間ピン320は、従動リンク部材31の従動アイドル溝部310bに位置しており、このような状態でサーボモータ20は停止され、内外気切替ドア6が外気導入口4の閉鎖状態となる。
以上説明したように、駆動ピン330が第1、第2アイドル溝部323c、323dにおける第2合流部323fに位置し、中間ピン320が従動アイドル溝部310bに位置する際に、駆動リンク部材33のガタツキ防止用溝部331およびガタツキ防止用受け部332に、中間リンク部材32に設けられたガタツキ防止用係合ピン324に係合することで、中間リンク部材32を規制(制限)することができる。
その結果、中間リンク部材32のガタツキを抑制することができ、リンク機構30における中間ピン320、駆動ピン330と従動ガイド溝310、中間ガイド溝323との間のガタツキを抑制することができる。
(他の実施形態)
(1)上記実施形態では、車両用空調装置の内外気切替ドア6に本発明を適用したが、これに限らず、他の種々の被駆動部材に本発明を適用してもよい。
(2)また、上記実施形態では、駆動リンク部材33にガタツキ防止用溝部331、ガタツキ防止用受け部332を設け、中間リンク部材32にガタツキ防止用係合ピン324を設ける構成としたが、中間リンク部材32に被係合部材を設け、駆動リンク部材33に係合ピンを設ける構成としてもよい。
(3)また、上記実施形態では、被係合部材として設けたガタツキ防止用溝部331は、溝形状に限定されるものではない。また、被係合部材として設けたガタツキ防止用受け部332も受け形状に限定されるものではない。
(4)また、上記実施形態では、駆動ピン330が第2合流部323fに位置し、中間ピン320が従動アイドル溝部310bに位置する際に、駆動リンク部材33のガタツキ防止用溝部331およびガタツキ防止用受け部332に、中間リンク部材32のガタツキ防止用係合ピン324に係合しているが、これに限定されるものではない。駆動リンク部材33に被係合部を設け、中間リンク部材の係合ピンを設けて、駆動ピン330が第1合流部323aに位置し、中間ピン320が従動アイドル溝部310bに位置する際に、駆動リンク部材33の被係合部に中間リンク部材の係合ピンを係合する構成としてもよい。
(5)また、上記実施形態では、リンク機構30として、マニュアル切替用のリンク機構とサーボ駆動切替用のリンク機構とを共用させることができるリンク機構を採用しているが、これに限定されるものではない。従動リンク部材31の従動ガイド溝部310に従動アイドル溝部310bが形成され、本実施形態で示す中間リンク部材32の中間ガイド溝部323の第1、第2アイドル溝部323c、323dに第1、第2合流部323e、323fが形成されたリンク機構であればよい。
本発明の実施形態に係る車両用空調装置の模式図である。 本発明の実施形態に係る内外気切替装置の正面図である。 内外気切替ドアが外気導入口の閉鎖状態あるときのリンク機構の正面図である。 内外気切替ドアが外気導入口の閉鎖状態から内気導入口の閉鎖状態にする際のリンク機構の作動説明図である。 内外気切替ドアが外気導入口の閉鎖状態から内気導入口の閉鎖状態にする際のリンク機構の作動説明図である。 内外気切替ドアが外気導入口の閉鎖状態から内気導入口の閉鎖状態にする際のリンク機構の作動説明図である。 内外気切替ドアが内気導入口の閉鎖状態から外気導入口の閉鎖状態にする際のリンク機構の作動説明図である。 内外気切替ドアが内気導入口の閉鎖状態から外気導入口の閉鎖状態にする際のリンク機構の作動説明図である。 内外気切替ドアが内気導入口の閉鎖状態から外気導入口の閉鎖状態にする際のリンク機構の作動説明図である。
符号の説明
3…内外気切替装置、4…内気導入口、5…外気導入口、6…内外気切替ドア、6a…ドア本体、6b…回転軸、20…サーボモータ、31…従動リンク部材、310…従動ガイド溝、310a…従動伝達溝部、310b…従動アイドル溝部、32…中間リンク部材、320…中間ピン、321…支持軸、322…マニュアル駆動伝達部、323…中間ガイド溝、323a…第1伝達溝部、323b…第2伝達溝部、323c…第1アイドル溝部、323d…第2アイドル溝部、323e…第1合流部、323f…第2合流部、324…ガタツキ防止用係合ピン、33…駆動リンク部材、330…駆動ピン、331…ガタツキ防止用溝部、332…ガタツキ防止用受け部。

Claims (4)

  1. 駆動手段(20)の出力軸(20a)の回動運動を被駆動部材(6)に伝達して、前記被駆動部材(6)を第1所定位置と第2所定位置の間で回動させるリンク機構であって、
    駆動ピン(330)を有し、前記出力軸(20a)とともに回動する駆動リンク部材(33)と、
    中間ピン(320)と、前記駆動ピン(330)が摺動する中間ガイド溝(323)とを有し、前記駆動リンク部材(33)の回動による前記駆動ピン(330)の移動に伴って第1支持軸(321)を支点として回動する中間リンク部材(32)と、
    前記被駆動部材(6)に固定され、前記中間ピン(320)が摺動する従動ガイド溝(310)を有し、前記中間リンク部材(32)の回動による前記中間ピン(320)の移動に伴って第2支持軸(6b)を支点として回動する従動リンク部材(31)とを備え、
    前記中間ガイド溝(323)は、
    前記駆動ピン(330)の移動を前記従動リンク部材(31)に伝達し、前記被駆動部材(6)を前記第2所定位置から前記第1所定位置へ移動させる第1伝達溝部(323a)と、
    前記第1伝達溝(323a)と距離を隔てて配置され、前記駆動ピン(330)の移動を前記従動リンク部材(31)に伝達し、前記被駆動部材(6)を前記第1所定位置から前記第2所定位置へ移動させる第2伝達溝部(323b)と、
    前記駆動ピン(330)が、前記第2伝達溝部(323b)から前記第1伝達溝部(323a)へ移動するときの移動経路を構成する形状の第1アイドル溝部(323c)と、
    前記第1アイドル溝部(323c)と異なる経路であって、前記駆動ピン(330)が前記第1伝達溝部(323a)から前記第2伝達溝部(323b)へ移動するときの移動経路を構成する第2アイドル溝部(323d)とを有しており、
    前記第1伝達溝部(323a)は、前記第1アイドル溝部(323c)と前記第2アイドル溝部(323d)の一端側における第1合流部(323e)側に接続され、
    前記第2伝達溝部(323b)は、前記第1アイドル溝部(323c)と前記第2アイドル溝部(323d)の他端側における第2合流部(323f)側に接続されており、
    前記従動ガイド溝(310)は、前記被駆動部材(6)が前記第1所定位置および前記第2所定位置の一方側に移動するときの前記中間ピン(320)の移動経路を構成する形状の従動アイドル溝部(310b)を有しており、
    前記駆動リンク部材(33)または前記中間リンク部材(32)のいずれか一方には被係合部(331、332)が設けられ、他方には前記被係合部(331、332)に係合可能な係合ピン(324)が設けられており、
    前記係合ピン(324)は、前記中間ピン(320)が前記従動アイドル溝部(310b)に位置し、前記駆動ピン(330)が前記第1合流部(323e)または前記第2合流部(323f)のいずれか一方に位置している場合に、前記被係合部(331、332)に係合することを特徴とするリンク機構。
  2. 前記第1支持軸(321)は、前記中間リンク部材(32)における前記中間ピン(320)と前記中間ガイド溝(323)の間に設けられ、
    前記中間ガイド溝(323)における前記第2合流部(323f)は、前記第1合流部(323e)よりも前記第1支持軸(321)から遠い側に設けられており、
    前記駆動ピン(330)は、前記被駆動部材(6)を前記第1所定位置から前記第2所定位置へ移動させる場合に、前記第2アイドル溝部(323d)→前記第2合流部(323f)→前記第2伝達部(323b)→前記第2合流部(323f)→前記第1アイドル溝部(323c)の順に前記中間ガイド溝(323)を摺動するようになっており、
    前記被係合部(331、332)は、前記駆動リンク部材(33)に設けられるとともに、前記駆動ピン(330)が前記第2アイドル溝部(323d)から前記第2合流部(323f)に移動した場合に、前記係合ピン(324)に係合する第1被係合部(331)と、
    前記駆動ピン(330)が前記第2伝達溝部(323b)から前記第2合流部(323f)に移動した場合に、前記係合ピン(324)に係合する第2被係合部(332)とを有していることを特徴とする請求項1に記載のリンク機構。
  3. 前記被係合部(331、332)は、前記係合ピン(324)が係合可能な溝形状であることを特徴とする請求項1または2に記載のリンク機構。
  4. 前記被駆動部材(6)は、車両用空調装置の空調ケース(2)に形成される内気導入口(4)および外気導入口(5)を選択的に閉じる内外気切替ドア(6)であって、
    前記第1所定位置は、前記内外気切替ドア(6)が内気導入口(4)を閉じる位置であり、
    前記第2所定位置は、前記内外気切替ドア(6)が外気導入口(5)を閉じる位置であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のリンク機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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