JP2009025809A - 静電荷像現像用トナー及びそれを用いる現像方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも、バインダー樹脂及び着色剤を含有するトナー母粒子の表面に、酸化チタン微粒子を付着又は固着してなる静電荷像現像用トナーであって、該酸化チタン微粒子の体積抵抗率が1.0×1012Ω・cm以下、粒径の標準偏差が5〜50、体積平均一次粒径が30nm〜200nmであることを特徴とする静電荷像現像用トナー、並びに、非磁性一成分方式の現像方法であって、上記の静電荷像現像用トナーを用いることを特徴とする現像方法。
【選択図】なし
Description
本発明の静電荷像現像用トナー(以下、「トナー」と略記する場合がある)は、トナー母粒子に対して、その表面に特定の酸化チタン微粒子を付着又は固着させることによって得られる。以下、トナー母粒子の表面に微粒子を付着又は固着させる操作を「外添」と略記し、トナー母粒子の表面に付着又は固着させる微粒子を「外添剤」と略記することがある。
該トナー母粒子は、少なくともバインダー樹脂と着色剤を含有してなる。ここで、バインダー樹脂としては特に限定はなく、トナー粒子に適した公知の種々のものが使用できる。例えば、スチレン系樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、アイオノマー樹脂、シリコン樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチル(メタ)アクリレート共重合体、ポリビニルブチラール樹脂等が挙げられ、これらの混合物であってもよい。より好ましい樹脂としては、スチレン系樹脂又はポリエステル樹脂が挙げられ、上記した重合法が好適に適用できる点で、スチレン系樹脂が特に好ましい。
使用される着色剤としては特に限定はなく、トナーに適した公知の種々のものが使用でき、例えば、ファーネスブラック、ランプブラック等のカーボンブラック類;ベンジジンイエロー、ベンジジンオレンジ、キノリンイエロー、アシッドグリーン、アルカリブルー、ローダミン、マゼンタ、マカライトグリーン、ヒドロキシアントラキノン、フタロシアニン系染顔料、キナクリドン系染顔料、ジオキサン系染顔料、アニリン黒、アゾ系染顔料、ナフトキノン系染顔料、インジゴ系染顔料、ニグロシン系染顔料、フタロシアニン系染顔料、ポリメチン系染顔料、ジ及びトリアリールメタン系染顔料等の合成染顔料等が挙げられ、これらの2種以上を併用することもできる。
トナー母粒子には、ワックスを含有させることも好ましい。ワックスはトナー用途に通常使用されているものであれば特に限定されず、具体的には、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、共重合ポリエチレン等のオレフィン系ワックス;パラフィンワックス;アルキル基を有するシリコーンワックス;ステアリン酸等の高級脂肪酸;エイコサノール等の長鎖脂肪族アルコール;ベヘン酸ベヘニル、モンタン酸エステル、ステアリン酸ステアリル等の長鎖脂肪族基を有するエステル系ワックス;ジステアリルケトン等の長鎖アルキル基を有するケトン類;水添ひまし油、カルナバワックス等の植物系ワックス;グリセリン、ペンタエリスリトール等の多価アルコールと長鎖脂肪酸より得られるエステル類又は部分エステル類;オレイン酸アミド、ステアリン酸アミド等の高級脂肪酸アミド;低分子量ポリエステル等が好ましい。
また用途に応じて、トナー母粒子には、磁性粉を含有させることができる。磁性粉は、0℃〜60℃付近においてフェリ磁性又はフェロ磁性を示す強磁性物質であり、具体的には、例えば、マグネタイト(Fe3O4)、マグヘマタイト(γ−Fe2O3)、マグネタイトとマグヘマタイトの中間物や混合物、MxFe3−xO4(式中、Mは、Mg、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Cd等を示す)等のスピネルフェライト、BaO・6Fe2O3、SrO・6Fe2O3等の6方晶フェライト、Y3Fe5O12、Sm3Fe5O12等のガーネット型酸化物、CrO2等のルチル型酸化物、Cr、Mn、Fe、Co、Ni等の金属が挙げられる。中でも、マグネタイト、マグヘマタイト、マグネタイトとマグヘマタイトの中間体等が好ましい。
本発明のトナーに導電性を付与する場合は、前記着色剤成分としての導電性カーボンブラックや、その他の導電性物質を配合することが好ましい。導電性物質の含有量は、トナー母粒子全体に対して、0.05質量%〜5質量%程度が好ましい。
更に、帯電量、帯電安定性付与のため、帯電制御剤が含有されていてもよい。帯電制御剤としては、従来公知の化合物が使用され、例えば、正荷電性帯電制御剤としては、ニグロシン系染料、四級アンモニウム塩、トリアミノトリフェニルメタン系化合物、イミダゾール系化合物、ポリアミン樹脂等、負荷電性帯電制御剤としては、Cr、Co、Al、Fe、B等の原子を含有するアゾ錯化合物染料やアルキルサリチル酸錯化合物、カリックスアレン化合物等が好ましい。フルカラートナーでは、トナーとしての色調障害を回避するために、帯電制御剤の色調は無色ないしは、淡色のものを選択する必要があり、その用途のためには、上記のうちでも正荷電性帯電制御剤としては、四級アンモニウム塩、イミダゾール系化合物であるのが好ましく、負荷電性帯電制御剤としては、Cr、Co、Al、Fe、B等の原子を含有するアルキルサリチル酸錯化合物、カリックスアレン化合物が好ましい。また、これらの混合物であってもよい。帯電制御剤の含有量は、バインダー樹脂100質量部に対し、0.01質量部〜5質量部の範囲が好ましい。
更に、トナーの粘着性、凝集性、流動性、帯電性、表面抵抗等の改質のために公知の各種「他の内添剤」を含有させることもできる。「他の内添剤」としては、例えば、シリコーンオイル、シリコーンワニス等が挙げられる。
本発明におけるトナー母粒子の製造方法は特に限定されず、粉砕法、湿式法等の公知の方法が使用できる。中でも、水系媒体中でトナー母粒子を調製する湿式法によることが好ましい。湿式法には、重合法、「溶解懸濁法等の化学粉砕法」等があるが、本発明においては、何れの方法で調製されたトナー母粒子でもよい。本発明のトナーは、特定粒径の酸化チタン微粒子を含むことを特徴とし、帯電立ち上がり性を向上させるものである。
「粉砕法」は、従来公知の方法が用いられる。すなわち、通常は、先ずバインダー樹脂、着色剤、ワックス、及び必要に応じて添加される帯電制御剤や「他の内添剤」(以下、これらを総称して「原料」ということがある)を混合機で均一に分散混合する。この際の装置としては、Vブレンダー、ボールミル等の重力落下式混合機やヘンシェルミキサー(三井三池化工機社製)、スーパーミキサー(カワタ社製)等の高速流動式混合機等が使用される。次いで、該混合物を二本或いは三本ロール、バンバリーミキサー、CMミキサー、密閉式ニーダーまたは一軸若しくは二軸の押出機等で溶融混練し、冷却後、クラッシャー、ハンマーミル、カッターミル等で粗粗砕し、ジェットミル、高速ロータ回転式ミル等で細粉砕し、風力分級機(例えば、慣性分級方式のエルボジェット、遠心力分級方式のミクロプレックス、DSセパレータ等)等で分級して、所定の粒径範囲のものを取得する。通常は粒径範囲3〜12μm、好ましくは3〜10μmのものを取得する。
溶解懸濁法等の化学粉砕法は、従来公知の方法が用いられる。すなわち、例えば、バインダー樹脂が溶解する溶剤に、バインダー樹脂及び着色剤、必要に応じて帯電制御剤、磁性粉、「他の内添剤」等を溶解又は分散させ、この溶液をバインダー樹脂にとって溶解性の低い液体と混合することによって粒子を析出させ、その後、ろ過、乾燥させてトナー母粒子を得る。
懸濁重合法は、従来公知の方法が用いられる。すなわち、水系媒体中に重合性単量体、ラジカル重合開始剤、着色剤等を懸濁分散させた後に重合させ、その後、ろ過、乾燥してトナー母粒子を得る。
乳化重合凝集法としては従来公知の方法を使用できる。すなわち、重合開始剤及び乳化剤を含有する水性媒体中に芯用樹脂微粒子を構成する重合性モノマーを乳化させ、攪拌下に重合性モノマーを重合させて、まず芯用樹脂微粒子(以下、「重合体一次粒子」と略記する場合がある)のエマルジョンを製造し、次いで、得られた重合体一次粒子エマルジョンに着色剤、及び、必要に応じて帯電制御剤等を添加して、重合体一次粒子を凝集させて一次粒子の凝集体となし(以下、「凝集工程」ということがある)、その後、要すれば加熱融着させて(以下、「融着工程」ということがある)、芯粒子とする。本発明においては、トナー母粒子は乳化重合凝集法によって製造されたものが、前記理由で好ましい。乳化重合凝集法について以下に詳述する。
程、融着工程を経た後のトナー表面からの漏洩、それに伴うトナー樹脂同士の結着、融着等を防止することが可能となり好ましい。また、ワックス乳化重合時にシードとして添加することにより、ワックスがトナー中に微細かつ均一に分散されるため、トナーの帯電性や耐熱性の悪化を抑制することができる。
Dns≦0.233EXP(17.3/Dv50) (1)
[式(1)中、Dnsは粒径2.00μm以上3.56μm以下のトナー母粒子の個数%を示す。「EXP」は「Exponential」、すなわち自然対数の底を示し、その右側は指数である。]
<体積平均一次粒径>
本発明は、体積平均一次粒径30nm〜200nmの酸化チタン微粒子をトナー母粒子表面に付着又は固着させてなるトナーに係るものである。ここで言う本発明の「体積平均一次粒径」とは、後述の通りに測定・算出する、BET比表面積の測定値から求めた球換算相当径である。
まずガラス製の専用セルに測定サンプルを1.0g程度充填する(以下、このサンプル充填量をA(g)とする)。次いで、セルを測定器本体にセットし、窒素雰囲気下で200℃、20分の乾燥脱気を行った後、セルを室温まで冷却する。その後、セルを液体窒素で冷却しつつ、セル内に測定ガス(第一級の窒素30%・ヘリウム70%混合ガス)を流量25mL/minで流し、測定ガスのサンプルへの吸着量V(cm3)を測定する。サンプルの総表面積をS(m2)とすると、求めるBET比表面積(m2/g)は以下の計算式によって算出できる。
(BET比表面積)=S/A
=[K・(1−P/P0)・V]/A
K:ガス定数(本測定においては、4.29)
P/P0:吸着ガスの相対圧力であり、混合比の97%(本測定においては、0.29)
(BET比表面積)(m2/g)=4π(r/2)2/[4π(r/2)3ρ/3]
=6/rρ (rの単位はμm)
r:球換算相当径(μm)
(本発明の体積平均一次粒径、ただし、本発明では単位nmで表わすことがある。)
ρ:理論密度
(後述の実施例及び比較例では、酸化チタンを4.26g/cm3、シリカを2.40g/cm3、PMMA微粒子を1.19g/cm3とした。)
また、本発明において、トナー母粒子の表面に付着又は固着されている酸化チタン微粒子の「粒径」及び「粒度分布」は、トナーのSEM写真の画像解析を行うことで測定される。本発明における「粒径」、「粒度分布」及び「粒径の標準偏差」は、SEM写真の画像解析から求めたものである。具体的には、例えば、日立製作所製・走査電子顕微鏡S4500を用いて、30000倍に拡大したトナー表面の写真を適当枚数撮影した後、無作為に酸化チタン微粒子を100個選定し、例えば、三谷商事株式会社製画像解析ソフトウェアWinROOFにてこれらの円相当径を測定し、その平均値を粒径とする。「粒径」の値としては、30〜200nmが好ましく、40〜150nmが更に好ましく、50〜110nmが特に好ましい。
本発明において、トナー母粒子の表面に付着又は固着されている酸化チタン微粒子の「体積抵抗率」は、1.0×1012Ω・cm以下が必須であり、1.0×1011Ω・cm以下が好ましく、1.0×1010Ω・cm以下が特に好ましい。体積抵抗率が低いと、摩擦帯電により発生した電荷を速やかに周囲へ拡散させ、トナーの帯電立ち上がりを良好にすることで、低帯電からくるカブリを良好にすることができる。
該酸化チタン微粒子の結晶性に関しては特に限定はなく、アナターゼ型やルチル型の結晶性のものや無結晶のものが使用できる。このうち、ルチル型のものが本発明における好ましい範囲に体積平均一次粒径を有するものが得やすいことから好ましい。また、該酸化チタン微粒子の製造方法は、上記体積平均一次粒径のものができれば特に限定はなく公知の方法が用いられる。
また、酸化チタン微粒子の表面の処理も特に限定はないが、表面が疎水化処理されていると、温湿度が変化してもその影響を受けにくく、低温低湿や高温高湿といった条件下でもトナー性能の変化が少なくなる事から好ましい。疎水化処理とは、酸化チタン表面を疎水化する方向にもっていく処理のことをいい、例えば、酸化チタン表面に存在する水酸基等の親水性基の少なくとも一部に疎水性基を有する化合物を反応又は作用させたり、酸化チタン表面の少なくとも一部を、疎水性を与えるもので被覆したりすることが挙げられる。かかる処理は常法に従って行われる。
酸化チタン微粒子の粒度分布や凝集体の存在等を簡便に調べるには、UV吸光法において、波長300nm及び600nmの透過率を利用する方法が挙げられる。波長300nmの紫外線透過率は酸化チタンの粒子径や粒度分布を反映し、この値が低いほど酸化チタンの粒径が細かく、分散媒中での凝集が少ないことを表すと考えられる。ただし、過度に低いと酸化チタンの粒径が小さすぎることを示すため、本発明には好ましくない。一方、600nmの透過率は粗大粒子の存在を判断する指標となる。この値が低いと粒子中に粗大粒子が存在することを示すと考えられ、好ましくない。ただし、過度に高すぎることは酸化チタンの粒径が小さすぎると考えられ、やはり好ましくない。
高温高湿、低温低湿といった環境の変化によってトナーの性能が影響を受けにくいようにするために、酸化チタン微粒子の表面は疎水化処理されていることが好ましい。疎水化の程度を調べるには、粉体サンプルをメタノール水溶液に浮遊させ、徐々にメタノールを加えていきながら粉体が溶媒中に濡れ、沈降する様を観測する、いわゆる「水−メタノール濡れ性試験」が簡便である。より少量のメタノールで沈降するものは疎水性が低く、環境での変化が大きいと考えられるため好ましくない。一方、より多量のメタノールを添加しなければ沈降しないようなものは疎水性が高いと考えられ、好ましい。本発明では、後述の方法に従って、この水−メタノール濡れ性試験を行った時、透過率が70%となる時のメタノール濃度が60体積%以上であることを特徴の一つとして有する酸化チタン微粒子が好ましい。
上記酸化チタン微粒子の使用量は特に限定はないが、トナー母粒子100質量部に対して、0.01質量部〜1質量部が好ましく、0.05質量部〜0.8質量部がより好ましく、0.1質量部〜0.5質量部が特に好ましく、0.15質量部〜0.5質量部が更に好ましい。使用量が少なすぎると、本発明の前記効果が発揮されない場合があり、一方、多すぎると、トナーの帯電を過剰に漏洩してしまい、カブリが悪化したり、残像(ゴースト)が発生したりする場合がある。
本発明のトナーは、トナー母粒子の表面に、体積平均一次粒径30nm〜200nmの酸化チタン微粒子を含むものを外添させてなる。すなわち、上記酸化チタン微粒子を用いる際には、酸化チタン微粒子のみをトナー母粒子の表面に付着又は固着させてもよいし、本発明の効果を損なわない範囲で、外添剤として知られている、酸化チタン微粒子以外の「他の微粒子」と併用させてトナー母粒子の表面に付着又は固着させてもよい。
本発明のトナーは、黒色トナー、カラートナー、フルカラートナーの何れに用いることもできるが、カラートナー又はフルカラートナーとして用いると本発明の効果をより顕著に発現することができる。
また、本発明のトナーは、二成分現像方式又は非磁性一成分現像方式等の何れの方式にも用いられる。二成分現像方式に用いる場合、キャリアとしては、鉄粉、マグネタイト粉、フェライト粉等の磁性物質又はそれらの表面に樹脂コーティングを施したものを用いることができる。
現像剤を充填する現像機の保証寿命枚数(枚)×印字率≧500(枚) (2)
式(2)において、「印字率」は、画像形成装置の性能である保証寿命枚数を決定するための印刷物において、印字部分面積の総和を印字媒体の全面積で除した値で表され、例えば、「5%」の印字%の「印字率」は「0.05」である。
トナー母粒子の表面にかかる酸化チタン微粒子を付着又は固着させてなるトナーが、帯電立ち上がり性に優れ、繰り返し使用時においても良好な帯電性を維持し、ライフ後半においてもカブリが悪化しない作用・原理は明らかではないが、また、その作用・原理によって本発明は限定されるものではないが、以下のように考えられる。
<体積平均径(Mv)の測定方法>
1μm未満の体積平均径(Mv)を有する粒子の体積平均径(Mv)は、日機装株式会社製、型式:Microtrac Nanotrac 150(以下、「ナノトラック」と略記する)を用いて、ナノトラックの取り扱い説明書に従い、同社解析ソフトMicrotrac Particle Analyzer Ver10.1.2.−019EEを用い、溶媒屈折率:1.333、測定時間:100秒、測定回数:1回で、ワックス分散液及び重合体一次粒子分散液については、粒子屈折率:1.59、透過性:透過、形状:真球形、密度:1.04の条件で、着色剤分散液については、透過性:吸収、形状:非球形、密度:1.0の条件で測定した。
1μm以上の体積中位径(Dv50)を有する粒子の体積中位径(Dv50)は、ベックマンコールター社製マルチサイザーIII(アパーチャー径100μm)(以下、「マルチサイザー」と略記する)を用い、分散媒には同社製アイソトンIIを用い、分散質濃度0.03質量%になるように分散させて測定した。測定粒子径範囲は2.00から64.00μmまでとし、この範囲を対数目盛で等間隔となるように256分割に離散化し、それらの体積基準での統計値をもとに算出したものを体積中位径(Dv50)とした。
本発明における「平均円形度」は以下のように測定し定義する。すなわち、トナー母粒子を分散媒(アイソトンII、ベックマンコールター社製)に、5720〜7140個/μLの範囲になるように分散させ、フロー式粒子像分析装置(シスメックス社(旧東亜医用電子社)製、FPIA2100)を用いて、以下の装置条件にて測定を行い、その値を「平均円形度」と定義する。本発明においては、同様の測定を3回行い、3個の「平均円形度」の相加平均値を、「平均円形度」として採用する。
・モード :HPF
・HPF分析量 :0.35μL
・HPF検出個数:2000〜2500個
[円形度]=[粒子投影面積と同じ面積の円の周長]/[粒子投影像の周長]
そして、HPF検出個数である2000〜2500個を測定し、この個々の粒子の円形度の算術平均(相加平均)が「平均円形度」として装置に表示される。
電気伝導度の測定は、導電率計(横河電機社製のパーソナルSCメータモデルSC72と検出器SC72SN−11)を用いて行った。
セイコーインスツルメンツ社製、型式:SSC5200を用い、同社の取り扱い説明書に記載された方法で、10℃から110℃まで10℃/分の速度で昇温させた際の吸熱曲線より、融点・融解熱量・融解ピーク半値幅を測定し、続いて110℃から10℃まで10℃/分の速度で降温させた際の発熱曲線より、結晶化温度・結晶化ピーク半値幅を測定した。
<ワックス分散液の調製>
ペンタエリスリトールテトラステアリルエステル(日本油脂社製H476、表面張力:37.4mN/m、融点ピーク1温度59℃、融点ピーク2温度68℃、融解ピーク1半値幅9.1℃、融解ピーク2半値幅8.5℃、結晶化温度41℃、結晶化ピーク半値幅6.7℃)30部(600g)、20%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム水溶液(第一工業製薬社製、ネオゲンS20A)(以下、「20%DBS水溶液」と略記する)2.8部、脱塩水67.2部を90℃に加熱して、ホモミキサー(特殊機化工業社製 マークII fモデル)を用いて10分間攪拌した。
攪拌装置(3枚翼)、加熱冷却装置、濃縮装置、及び各原料・助剤仕込み装置を備えた反応器(内容積21L、内径250mm、高さ420mm)に、上記したワックス分散液A1を42.9部(729.0g)、脱塩水336部を仕込み、窒素気流下で70℃に昇温し、攪拌しながら、8%過酸化水素水溶液3.2部、8%L(+)−アスコルビン酸水溶液3.2部を一括添加した。
スチレン 76.8部 (1304.8g)
アクリル酸ブチル 23.2部
アクリル酸 1.5部
トリクロロブロモメタン 0.5部
ヘキサンジオールジアクリレート 1.0部
20%DBS水溶液 1.0部
脱塩水 67.3部
8%過酸化水素水溶液 12.4部
8%L(+)−アスコルビン酸水溶液 12.4部
8%過酸化水素水溶液 9.3部
8%L(+)−アスコルビン酸水溶液 9.3部
攪拌装置(3枚翼)、加熱冷却装置、濃縮装置、及び各原料・助剤仕込み装置を備えた反応器(内容積21L、内径250mm、高さ420mm)に、20%DBS水溶液2.0部、脱塩水317部を仕込み、窒素気流下で90℃に昇温し、攪拌しながら、8%過酸化水素水溶液3.2部、8%L(+)−アスコルビン酸水溶液3.2部を一括添加した。
スチレン 88.0部 (1760.0g)
アクリル酸ブチル 12.0部
アクリル酸 1.5部
トリクロロブロモメタン 0.5部
ヘキサンジオールジアクリレート 0.4部
20%DBS水溶液 1.5部
脱塩水 66.4部
8%過酸化水素水溶液 18.9部
8%L(+)−アスコルビン酸水溶液 18.9部
攪拌機(プロペラ翼)を備えた内容積300Lの容器に、トルエン抽出液の紫外線吸光度が0.02であり、真密度が1.8g/cm3のファーネス法で製造されたカーボンブラック(三菱化学社製、三菱カーボンブラックMA100S)20部(40kg)、20%DBS水溶液1部、非イオン界面活性剤(花王社製、エマルゲン120)4部、電気伝導度が2μS/cmのイオン交換水75部を加えて予備分散してプレミックス液を得た。上記プレミックス液中のカーボンブラックの体積平均径(Mv)は90μmであった。
重合体一次粒子分散液 固形分として95部(固形分として1092.0g)
樹脂微粒子分散液 固形分として5部
着色剤分散液 着色剤固形分として6部
20%DBS水溶液 固形分として0.1部
上記の各成分を用いて、以下の手順によりトナー母粒子を製造した。
三井鉱山社製ヘンシェルミキサー内に、上記トナー母粒子を100部(1000g)投入し、続いてシリコーンオイルで疎水化処理された体積平均一次粒径7nmのシリカ微粒子Aを1.25部と、オクチルシラン処理された体積平均一次粒径65.60nm(BET比表面積21.47m2/g)の酸化チタン微粒子Aを0.3部添加し、3000rpmで15分間、攪拌・混合して篩別することによりトナーAを得た。
<トナーBの製造>
実施例1において、酸化チタン微粒子Aの代わりに、アミノシラン処理された体積平均一次粒径66.78nm(BET比表面積21.09m2/g)の酸化チタン微粒子Bを0.3部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーBを得た。
<トナーCの製造>
実施例1において、酸化チタン微粒子Aの代わりに、シリコーンオイル処理された体積平均一次粒径105.50nm(BET比表面積13.35m2/g)の酸化チタン微粒子Cを0.3部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーCを得た。
<トナーDの製造>
実施例1において、酸化チタン微粒子Aの代わりに、表面を疎水化処理していない体積平均一次粒径61.91nm(BET比表面積22.75m2/g)の酸化チタン微粒子Dを0.3部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーDを得た。
<トナーEの製造>
実施例1において、酸化チタン微粒子Aの添加部数を0.1部とした以外は実施例1と同様にしてトナーEを得た。
<トナーFの製造>
実施例1において、酸化チタン微粒子Aの代わりに、オクチルシラン処理された体積平均一次粒径47.15nm(BET比表面積29.87m2/g)の酸化チタン微粒子Eを0.3部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーFを得た。
<トナーGの製造>
実施例1において、酸化チタン微粒子Aの代わりに、オクチルシラン処理された体積平均一次粒径37.41nm(BET比表面積37.65m2/g)の酸化チタン微粒子Fを0.3部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーGを得た。
<トナーHの製造>
実施例1において、酸化チタン微粒子Aの代わりに、表面を疎水化処理していない体積平均一次粒径120.28nm(BET比表面積11.71m2/g)の酸化チタン微粒子Gを0.3部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーHを得た。
<トナーIの製造>
実施例1において、酸化チタン微粒子Aの代わりに、アルミナ処理された体積平均一次粒径90.58nm(BET比表面積15.55m2/g)の酸化チタン微粒子Hを0.3部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーJを得た。
<トナーJの製造>
実施例1において、シリカ微粒子Aのみを添加した以外は実施例1と同様にしてトナーJを得た。
<トナーKの製造>
実施例1において、酸化チタン微粒子Aの代わりに、オクチルシラン処理された体積平均一次粒径14.89nm(BET比表面積94.62m2/g)の酸化チタン微粒子Iを0.3部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーKを得た。
<トナーLの製造>
実施例1において、酸化チタン微粒子Aの代わりに、アルミナ処理された体積平均一次粒径200.92nm(BET比表面積7.01m2/g)の酸化チタン微粒子Jを0.3部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーLを得た。
<トナーMの製造>
実施例1において、酸化チタン微粒子Aの代わりに、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理された体積平均一次粒径94.63nm(BET比表面積26.42m2/g)の湿式シリカAを0.3部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーMを得た。
<トナーNの製造>
実施例1において、酸化チタン微粒子Aの代わりに、体積平均一次粒径140.33nm(BET比表面積35.93m2/g)の球形PMMA微粒子Aを0.3部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーNを得た。
以上のようにして得たトナーを用いて、プロセススピード100mm/秒、非磁性一成分方式で、現像ゴムローラー、金属ブレード、帯電ローラー(PCR)で帯電する有機電子写真感光体、ベルト転写、熱定着方式を用いたロール定着機を搭載したフルカラープリンタにて、5%印字率チャートを10枚間欠で9000枚プリントした後、画質(感光体カブリ)の評価を行った。
「感光体カブリ」は、以下のようにして評価した。すなわち、白紙の印字途中でプリンターを止め、電子写真感光体ドラム上のトナーを住友スリーエム株式会社製メンディングテープにて写し取り、標準紙(FCドリーム;紀州製紙社製)上に張り付け、更に比較用としてそのままのメンディングテープも張り付けた。上記2サンプルの色差をX−Rite社製X−Riteにて測定し、ΔEの値を感光体カブリとした。判定基準は以下の通りである。
◎+:感光体カブリ 0.8未満
◎ :感光体カブリ 0.8以上、1.3未満
○ :感光体カブリ 1.3以上、3.0未満
× :感光体カブリ 3.0以上
上記と同じトナーを用いて、プロセススピード200mm/秒、非磁性一成分方式で、現像ゴムローラー、金属ブレード、帯電ローラー(PCR)で帯電する有機電子写真感光体、ベルト転写、熱定着方式を用いたロール定着機を搭載したフルカラープリンタにて、1%印字率チャートを3枚間欠で15000枚プリントした後、画質(感光体カブリ)の評価を行った。感光体カブリの測定・判定方法は前述と同様である。
2 トナー担持部材
3 トナー層厚規制部材
4 トナー補給補助部材
5 撹拌羽根
6 トナー
7 トナーホッパー
Claims (18)
- 少なくとも、バインダー樹脂及び着色剤を含有するトナー母粒子の表面に、酸化チタン微粒子を付着又は固着してなる静電荷像現像用トナーであって、該酸化チタン微粒子の体積抵抗率が1.0×1012Ω・cm以下、粒径の標準偏差が5〜50、体積平均一次粒径が30nm〜200nmであることを特徴とする静電荷像現像用トナー。
- 該酸化チタン微粒子の体積平均一次粒径が35nm〜120nmであることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
- 該酸化チタン微粒子の体積平均一次粒径が50nm〜100nmであることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
- 該酸化チタン微粒子がUV吸光法において600nm透過率が71%以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 該酸化チタン微粒子がUV吸光法において600nm透過率が75〜89%であることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 該酸化チタン微粒子がUV吸光法において300nm透過率が30%以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかの請求項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 該酸化チタン微粒子がUV吸光法において300nm透過率が32〜59%であることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかの請求項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 該酸化チタン微粒子が、水−メタノール濡れ性試験における透過率が70%となる時のメタノール濃度が60体積%以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れかの請求項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 該酸化チタン微粒子の表面が疎水化処理されている請求項1ないし請求項8の何れかの請求項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 該疎水化処理がアルキルシラン系化合物にてなされている請求項9に記載の静電荷像現像用トナー。
- 該酸化チタン微粒子に加えて、体積平均一次粒径が5nm〜150nmである、酸化チタン以外の他の微粒子を表面に有することを特徴とする請求項1ないし請求項10の何れかの請求項に記載の静電荷像現像用トナー。
- トナー母粒子の表面に付着させ又は固着させる微粒子全体に対して、該酸化チタン微粒子が3質量%〜40質量%であることを特徴とする請求項11に記載の静電荷像現像用トナー。
- 該トナー母粒子が湿式法にて製造されたものである請求項1ないし請求項12の何れかの請求項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 該トナー母粒子が乳化重合凝集法にて製造されたものである請求項13に記載の静電荷像現像用トナー。
- 静電潜像担持体への現像プロセススピードが180mm/s以上で用いられる請求項1ないし請求項14の何れかの請求項に記載の静電荷像現像用トナー。
- 少なくとも、トナー担持部材、それに近接又は圧接されるトナー層厚規制部材及び静電潜像保持体を有し、トナー層厚規制部材にてトナー担持部材上にトナーを薄層化すると共に摩擦帯電させ、次いで静電潜像保持体へ帯電したトナーを接触又は非接触にて現像せしめる非磁性一成分方式の現像方法であって、該トナーが、少なくとも、バインダー樹脂及び着色剤を含有するトナー母粒子の表面に微粒子を付着又は固着してなるものであって、該微粒子が、その体積抵抗率が1.0×1012Ω・cm以下であり、体積平均一次粒径が30nm〜200nmである微粒子を含む静電荷像現像用トナーを用いることを特徴とする現像方法。
- 少なくとも、トナー担持部材、それに近接又は圧接されるトナー層厚規制部材及び静電潜像保持体を有し、トナー層厚規制部材にてトナー担持部材上にトナーを薄層化すると共に摩擦帯電させ、次いで静電潜像保持体へ帯電したトナーを接触又は非接触にて現像せしめる非磁性一成分方式の現像方法であって、該トナーとして請求項1ないし請求項15の何れかの請求項に記載の静電荷像現像用トナーを用いることを特徴とする現像方法。
- 少なくとも、バインダー樹脂及び着色剤を含有するトナー母粒子の表面に微粒子を付着又は固着してなる静電荷像現像用トナーであって、該微粒子が、その体積抵抗率が1.0×1012Ω・cm以下であり、体積平均一次粒径が30nm〜200nmである微粒子を含む静電荷像現像用トナーを用いる現像方法において、そのプロセススピードが180mm/s以上であることを特徴とする画像形成方法。
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