JP2009025047A - 磁気センサ及びそれを備えた磁気式エンコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】より高分解能で小型である磁気式エンコーダ用の磁気センサを提供すること。
【解決手段】本発明の磁気センサは、電子素子231上に実装されており、磁気抵抗効果素子を一対の軟磁性体で挟持してなる複数の磁気検出部232を備えた磁気センサであって、前記磁気検出部232は、磁界が通過する方向に沿って並設するA相用の磁気検出部232aと、磁界が通過する方向に沿って並設するB相用の磁気検出部232bとを有し、前記磁気検出部232a及び前記磁気検出部232bは、隣接する磁気検出部が磁気的に干渉を及ぼさない距離だけ離した状態で、交互に配設される。
【選択図】図4

Description

本発明は、磁気抵抗効果素子を一対の軟磁性体で挟持した磁気検出部を複数備えた磁気センサ及びそれを用いた磁気式エンコーダに関する。
各種分野における自動化装置では、直線あるいは回転移動体の正確な位置を求めるために光学式或いは磁気式のエンコーダが用いられている。この中で磁気式のエンコーダは、構造が簡単であり、耐水性、耐油性などの環境条件に対して有利であることから多用されている。この磁気式エンコーダは、例えば、特許文献1に開示されているように、所定のピッチで着磁した回転ドラムと、これに対向させて配置した磁気センサと、から主に構成されている。
この磁気式エンコーダにおいては、着磁体の磁極の位置のみを極の正負に無関係に検出する場合、磁気センサは、磁気検出にあたって抵抗変化が外部磁界の正負に関して対称に変化する磁気抵抗効果素子を用いた磁気センサであることが望ましい。
特開平10−122808号公報
近年、より高分解能で小型のエンコーダが求められており、磁気抵抗効果素子を用いた磁気センサを備えた磁気式エンコーダにおいても、高分解能化、小型化が望まれているが、満足する分解能を得ることができないのが現状である。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、より高分解能で小型である磁気式エンコーダ用の磁気センサを提供することを目的とする。
本発明の磁気センサは、基体上に実装されており、磁気抵抗効果素子を一対の軟磁性体で挟持してなる複数の磁気検出部を備えた磁気センサであって、前記磁気検出部は、磁界が通過する方向に沿って並設する第1相用の第1磁気検出部と、磁界が通過する方向に沿って並設する第2相用の第2磁気検出部とを有し、前記第1磁気検出部及び前記第2磁気検出部は、隣接する磁気検出部同士が磁気的に干渉を及ぼさない距離だけ離した状態で、交互に配設されることを特徴とする。
この構成によれば、隣接する磁気検出部を、互いに磁気的に干渉を及ぼさない距離だけ離した状態で、交互に配設するので、磁気検出部の出力が小さくなることを防止できる。また、このような配置によれば、特定の領域に効率良く磁気検出部を配置することができるので、磁気センサの小型化を図ることができる。
本発明の磁気センサにおいては、前記隣接する磁気検出部が磁気的に干渉を及ぼさない距離は、磁気検出部の軟磁性体が磁束を収束させる領域を楕円と推定し、前記第1磁気検出部の長軸半径をa1、短軸半径をb1とし、前記第2磁気検出部の長軸半径をa2、短軸半径をb2とし、前記第1磁気検出部と前記第2磁気検出部との間の距離をDとし、前記第1磁気検出部と前記第2磁気検出部とを結ぶ仮想線と前記磁界が通過する方向との間のなす角tとすると、下記式(1)を満足することが好ましい。
√{(a1×cost)2+(b1×sint)2}+√{(a2×cost)2+(b2×sint)2}<D
…式(1)
本発明の磁気式エンコーダは、所定のピッチでN極及びS極が着磁された多極磁気パターンを有する回転ドラムと、前記回転ドラムに対向して配置された上記磁気センサと、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、基体上に実装されており、磁気抵抗効果素子を一対の軟磁性体で挟持してなる複数の磁気検出部を備えた磁気センサであって、前記磁気検出部は、磁界が通過する方向に沿って並設する第1相用の第1磁気検出部と、磁界が通過する方向に沿って並設する第2相用の第2磁気検出部とを有し、前記第1磁気検出部及び前記第2磁気検出部は、隣接する磁気検出部が磁気的に干渉を及ぼさない距離だけ離した状態で、交互に配設されるので、より高分解能で小型である磁気式エンコーダ用の磁気センサを実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
エンコーダにおいては、A相、B相(2相)の位相差(進み、遅れ)を方向別パルスに変換して出力し、この2相パルスを計数することにより回転方向と回転量を求めることができる。磁気式エンコーダにおいては、A相出力及びB相出力を得るために、A相用磁気検出部と、B相用磁気検出部とを有する磁気センサが備えられている。この磁気検出部は、図1(a)に示すように、磁気抵抗効果素子(MR素子)11を一対の軟磁性体12で挟持してなる構成を有する。この磁気検出部において、軟磁性体12からMR素子11を経て軟磁性体12に向かう方向が磁界の通過する方向である。磁気検出部において、検出感度を高めるためには、軟磁性体の長さを長くすることが望ましい。
図1(a)に示すように、A相用磁気検出部A1,A2及びB相用磁気検出部B1,B2を磁界が通過する方向に沿って直線状に配置する場合、隣接する磁気検出部、例えば、図1(a)において、磁気検出部A1と磁気検出部B1とを接近させると、磁束収束効果が積算されて感度が高くなるが、磁気検出部A1,B1間の磁気的結合が生じて実効的な素子の位置がずれてしまう。
ここで、磁束収束用の軟磁性体12を持つ磁気検出部の磁束収束効果を磁場解析で確認すると図2に示すようになる。すなわち、磁気検出部の磁界が通過する方向において磁気検出部の両側に、磁束密度が大きくなる領域M1が形成され、磁気検出部の磁界が通過する方向に略直交する方向において磁気検出部の両側に、磁束密度が小さくなる領域M2が形成されることが確認された。したがって、磁気検出部の周囲には、磁気検出部による磁束収束効果を発揮する領域が存在し、その領域は、他の磁気検出部との間で干渉が起こる領域(干渉領域)Iであると考えられる。すなわち、図1(a)において、磁気検出部A1,B1間の磁気的結合が生じて実効的な磁気検出部の位置がずれてしまうのは、磁気検出部の磁束収束効果による磁気検出部A1,B1間の干渉に起因すると考えられる。
本発明者らは上記の点に着目し、互いに隣接する磁気堅検出部の干渉領域同士が重ならない状態で、しかも磁気検出部を近接させて配置することにより、磁気検出部の磁束収束効果を効率良く積算させて高分解能で小型の磁気式エンコーダ用の磁気センサを実現することができることを見出し本発明をするに至った。このように、互いに隣接する磁気検出部の干渉領域同士が重ならない状態で、しかも磁気検出部を近接させて配置する例として、図1(b)に示すような配置(いわゆる千鳥配置)が挙げられる。
すなわち、本発明の骨子は、基体上に実装されており、磁気抵抗効果素子を一対の軟磁性体で挟持してなる複数の磁気検出部を備えた磁気センサであって、前記磁気検出部は、磁界が通過する方向に沿って並設する第1相用の第1磁気検出部と、磁界が通過する方向に沿って並設する第2相用の第2磁気検出部とを有し、前記第1磁気検出部及び前記第2磁気検出部は、隣接する磁気検出部同士が磁気的に干渉を及ぼさない距離だけ離した状態で、交互に配設される磁気センサにより、より高分解能で小型である磁気式エンコーダ用の磁気センサを実現することである。
図3は、本発明の実施の形態に係る磁気センサを備えた磁気式エンコーダを示す図である。図3に示す磁気式エンコーダは、所定のピッチでN極及びS極が着磁された多極磁気パターン22を有する回転ドラム21と、この回転ドラム21に対向して配置された磁気センサデバイス23とから主に構成されている。磁気センサデバイス23は、図4に示すように、基体である支持体230上に形成されたリードフレーム233と、リードフレーム233上に形成されたASICのような電子素子231と、電子素子231上に実装された磁気検出部232とから構成されている。電子素子231には、電極パッド235が形成されており、この電極パッド235とリードフレーム233とは、ワイヤボンディングされており、ワイヤ234で電気的に接続されている。
電子素子231上の磁気検出部232は、図5に示すような配置で実装されている。すなわち、複数の磁気検出部232は、互いに隣接する磁気検出部232の干渉領域同士が重ならない状態で、しかも磁気検出部232をできるだけ近接させるように実装されている。この配置においては、磁気検出部232は、磁界が通過する方向に沿って並設するA相用の磁気検出部232aと、磁界が通過する方向に沿って並設するB相用の磁気検出部232bとを有し、磁気検出部232a及び磁気検出部232bは、隣接する磁気検出部が磁気的に干渉を及ぼさない距離だけ離した状態で、交互に配設される。この場合において、各相用の磁気検出部間の間隔は、N極間又はS極間の距離の約半分である。すなわち、N極間又はS極間の距離をλとすると、各相用の磁気検出部子間の間隔はλ/2である。
このように、隣接する磁気検出部を、互いに磁気的に干渉を及ぼさない距離だけ離した状態で、交互に配設することにより、磁気検出部の出力が小さくなることを防止できる。また、このような配置によれば、特定の領域に効率良く磁気検出部を配置することができるので、磁気センサデバイスの小型化を図ることができる。
各相用の磁気検出部は、電気的には図6に示すような回路を構成している。すなわち、磁気検出部の出力とVdd/2とを、例えばコンパレータ236の−端子と+端子とにそれぞれ接続して、磁気検出部のON、OFFの組み合わせを各相(ここではA相)の出力としている。これにより、エンコーダとしての機能を発揮することができる。このエンコーダ機能について図5を用いて説明する。磁気検出部232a2にはN極からS極への磁力線が通過するので磁気抵抗効果素子の抵抗が変化してONとなる。一方、磁気検出部232a1には磁力線が通過しないので磁気抵抗効果素子の抵抗が変化せずにOFFとなる。したがって、一方の磁気検出部がONとなり、他方の磁気検出部がOFFとなる。図6に示す回路においては、磁気検出部232a2がONで磁気検出部232a1がOFFであると、コンパレータ236でVddとVdd/2(しきい値)とが比較される。反対に、磁気検出部232a1がONで磁気検出部232a2がOFFであると、コンパレータ236でGNDとVdd/2(しきい値)とが比較される。これにより、A相出力としては、しきい値を超えた出力(1又は0)、又はしきい値未満の出力(0又は1)となる。これにより、2つの角度の検出を行うことができる。本実施の形態においては、磁気検出部間の間隔をλ/2としているので、互いに180°異なる角度(A相は0°、180°)の検出を行うことができる。同様にして、B相についても互いに180°異なる角度(90°、270°)の検出を行うことができる。
上述した、隣接する磁気検出部が磁気的に干渉を及ぼさない距離は、磁気検出部が磁束を収束させる領域を楕円と推定し、A相用の磁気検出部の長軸半径をa1、短軸半径をb1とし、B相用の磁気検出部の長軸半径をa2、短軸半径をb2とし、A相用の磁気検出部とB相用の磁気検出部との間の距離をDとし、A相用の磁気検出部とB相用の薄膜磁気抵抗効果素子とを結ぶ仮想線と磁界が通過する方向との間のなす角tとすると、下記式(1)を満足するように設定することが望ましい。
√{(a1×cost)2+(b1×sint)2}+√{(a2×cost)2+(b2×sint)2}<D
…式(1)
ここで、上記式(1)について説明する。まず、説明を簡単にするために、磁気検出部が磁束を曲げて収束させる干渉領域を磁気検出部の中心から半径rの円とし、このときのA相用の一つの磁気検出部A2と、B相用の一つの磁気検出部B1との関係について考える。
磁気検出部A2と磁気検出部B1とが互いに影響を及ぼすのは、両磁気検出部の干渉領域が重なったときであり、磁気検出部A2の中心と磁気検出部B1の中心との間の距離をDとすると、図7(b)に示すように、D<2rとなったときである。このとき、磁気検出部の出力は、干渉領域が重なる面積に比例して小さくなる。なお、図7(a)に示すように、D>2rの状態では磁気検出部A2と磁気検出部B1とが互いに影響を及ぼさない。
磁気検出部が磁束を収束させる領域は、実際には、磁気検出部の磁束の収束率に応じて変化する。すなわち、この干渉領域は、図8に示すように、楕円と推定することが望ましい。図8に示す楕円の長軸半径をaとし、短軸半径をbとすると、この長軸半径a及び短軸半径bは、以下のように表わされる。
a=k×N1×S b=k×N2×S
ここで、Sは磁気検出部の面積であり、N1はX方向の磁束の収束率であり、N2はY方向の磁束の収束率であり、kは磁気検出部の材料特性及び形状で決まる定数である。
ここで、磁気検出部A2の干渉領域Eと磁気検出部B1の干渉領域Fが図9に示すような大きさである場合の磁気検出部間の距離(磁気的に干渉を及ぼさない距離)について説明する。なお、干渉領域E及び干渉領域Fは楕円であると推定する。
干渉領域Eの長軸半径をa1、短軸半径をb1とし、干渉領域Fの長軸半径をa2、短軸半径をb2とし、磁気検出部A2と磁気検出部B1とを結ぶ仮想線と磁界が通過する方向との間のなす角tとする。このとき、磁気検出部A2の干渉領域の半径REと、磁気検出部B1の干渉領域の半径RFとは以下のように表わされる。
E=√{(a1×cost)2+(b1×sint)2
F=√{(a2×cost)2+(b2×sint)2
したがって、磁気検出部間で磁気的に干渉を起こさない磁気検出部間の最短距離Xは、この両干渉領域の半径の和であり、以下のように表わすことができる。
X=RE+RF
=√{(a1×cost)2+(b1×sint)2}+√{(a2×cost)2+(b2×sint)2
ここで、図9に示す配置において、磁気検出部B1の位置を固定し、角度tを保ったまま磁気検出部A2を遠ざけたときの磁気検出部A2の出力を調べた。その結果を図10に示す。図10から分かるように、互いの干渉領域が重なる状態での磁気検出部間の距離Dでは磁気検出部A2の出力は小さいが、距離Dが上記両干渉領域の半径の和X以上になると磁気検出部A2の出力は安定して高くなる。したがって、磁気検出部間に磁気的な干渉を起こさせずにするための磁気検出部間の距離Dは上記X以上にすることが望ましいことが分かる。すなわち、以下の式(1)を満足することが望ましい。
√{(a1×cost)2+(b1×sint)2}+√{(a2×cost)2+(b2×sint)2}<D
…式(1)
本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。また、本実施の形態においては、磁気検出部が4つである場合について説明しているが、本発明はこれに限定されず、角度の分解能に応じて磁気検出部が4つ以外の数である場合にも同様に適用することができる。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
(a),(b)は、磁気センサにおける磁気検出部の配置を説明するための図である。 磁気検出部の磁束収束を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る磁気式エンコーダを示す図である。 図3に示す磁気式エンコーダにおける磁気センサデバイスを示す図である。 本発明の実施の形態に係る磁気センサの磁気検出部の配置を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る磁気センサの磁気検出部の回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る磁気センサの磁気検出部の配置における磁気検出部間の距離を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る磁気センサの磁気検出部子の配置における磁気検出部間の距離を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る磁気センサの磁気検出部の配置における磁気検出部間の距離を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る磁気センサの磁気検出部間の距離と出力との間の関係を示す図である。
符号の説明
11 磁気抵抗効果素子
12 軟磁性体
21 回転ドラム
22 多極磁気パターン
23 磁気センサデバイス
230 支持体
231 電子素子
232 磁気検出部
233 リードフレーム
234 ワイヤ
235 電極パッド
236 コンパレータ

Claims (3)

  1. 基体上に実装されており、磁気抵抗効果素子を一対の軟磁性体で挟持してなる複数の磁気検出部を備えた磁気センサであって、前記磁気検出部は、磁界が通過する方向に沿って並設する第1相用の第1磁気検出部と、磁界が通過する方向に沿って並設する第2相用の第2磁気検出部とを有し、前記第1磁気検出部及び前記第2磁気検出部は、隣接する磁気検出部同士が磁気的に干渉を及ぼさない距離だけ離した状態で、交互に配設されることを特徴とする磁気センサ。
  2. 前記隣接する磁気検出部が磁気的に干渉を及ぼさない距離は、前記磁気検出部の軟磁性体が磁束を収束させる領域を楕円と推定し、前記第1磁気検出部の長軸半径をa1、短軸半径をb1とし、前記第2磁気検出部の長軸半径をa2、短軸半径をb2とし、前記第1磁気検出部と前記第2磁気検出部との間の距離をDとし、前記第1磁気検出部と前記第2磁気検出部とを結ぶ仮想線と前記磁界が通過する方向との間のなす角tとすると、下記式(1)を満足することを特徴とする請求項1記載の磁気センサ。
    √{(a1×cost)2+(b1×sint)2}+√{(a2×cost)2+(b2×sint)2}<D
    …式(1)
  3. 所定のピッチでN極及びS極が着磁された多極磁気パターンを有する回転ドラムと、前記回転ドラムに対向して配置された請求項1又は請求項2記載の磁気センサと、を具備することを特徴とする磁気式エンコーダ。
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