JP2009023289A - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出液タンクと液滴吐出ヘッドとの間を複数の経路により吐出液を循環させる構成において、循環路の一部と送液手段を共有としても、複数の経路のうちノズル側の位置から吐出液タンクへ還流させる還流路の流量の低下が抑えられ、気泡除去性に優れる。
【解決手段】弁内へ気泡が進入すると開放され、弁内がインクで満たされていると閉鎖する弁の一例としてのフロートボール弁52を、インク循環復路42に設ける。これにより、ノズル側の位置から吐出液タンクへ還流させる還流路54の流量の低下が抑えられ、気泡除去性に優れる。
【選択図】図3

Description

本発明は、液滴吐出装置に関する。
液滴吐出装置としては、特許文献1に開示されるインクジェット記録装置が公知である。特許文献1に開示されるインクジェット記録装置は、第1の循環路でインクを循環させると同時に、第2の循環路でインクを循環させる様になっている。
第1の循環路は、インクタンクから第1の供給管、ポンプ手段、第1の供給管、第1の供給口、第1のリザーバ、第3のリザーバ、第2のリザーバ、第2の供給口、第2の供給管を経て再びインクタンクに戻る経路である。
第2の循環路は、インクタンクから第1の供給管、ポンプ手段、第1の供給管、第1の供給口、第1のリザーバ、圧力室、第2のリザーバ、第2の供給口、第2の供給管を経て再びインクタンクに戻る経路である。上記2系統のインクの循環により、ヘッドの内部に残留する気泡は、インクタンクに送り出される。
特開平6−143602号公報
本発明は、吐出液タンクと液滴吐出ヘッドとの間を複数の経路により吐出液を循環させる構成において、循環路の一部と送液手段を共有としても、弁を持たない場合に比べて、複数の経路のうちノズル側の位置から吐出液タンクへ還流させる還流路の流量の低下が抑えられ、気泡除去性に優れる液滴吐出装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る液滴吐出装置は、吐出液を貯留する吐出液タンクと、前記吐出液タンクに貯留された吐出液を下流へ供給する吐出液循環往路と、前記吐出液循環往路が下流へ供給した吐出液が充填され該吐出液に圧力を付与するための圧力室と、前記圧力室と通じ圧力が付与された前記吐出液を吐出するノズルと、を有する液滴吐出ヘッドと、前記吐出液循環往路が下流へ供給した吐出液を前記液滴吐出ヘッドから前記吐出液タンクへ送る吐出液循環復路と、前記吐出液循環復路に設けられ、弁内へ気泡が進入すると開放され、弁内が前記吐出液で満たされていると閉鎖する弁と、前記弁の下流側で前記吐出液循環復路に接続され、前記吐出液が前記ノズルへ流通する前記液滴吐出ヘッド内の流通経路において前記吐出液循環復路よりも前記ノズル側の位置から前記吐出液循環復路へ前記吐出液を還流させる還流路と、前記吐出液循環往路、前記吐出液循環復路及び前記還流路により、前記吐出液タンクと前記液滴吐出ヘッドとの間で前記吐出液を循環させる送液手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る液滴吐出装置は、請求項1の構成において、前記弁は、前記吐出液より比重の小さい弁体と、鉛直下方に向いて開いた先細形状の弁体受けと、を備えていることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る液滴吐出装置は、請求項1又は請求項2の構成において、前記液滴吐出ヘッドは、前記吐出液循環往路が下流へ供給した前記吐出液を受けると共に、その受けた吐出液を前記圧力室へ送る供給受け部を備え、前記吐出液循環復路は、前記吐出液を前記供給受け部から前記吐出液タンクへ送り、前記弁は、前記供給受け部の鉛直上方に配置されていることを特徴とする。
本発明の請求項1の構成によれば、吐出液タンクと液滴吐出ヘッドとの間を複数の経路により吐出液を循環させる構成において、循環路の一部と送液手段を共有としても、弁を持たない場合に比べて、複数の経路のうちノズル側の位置から吐出液タンクへ還流させる還流路の流量の低下が抑えられ、気泡除去性に優れる。
本発明の請求項2の構成によれば、本構成を有していない場合に比して、制御不要な簡易な構成で、複数の経路により吐出液を循環させることができる。
本発明の請求項3の構成によれば、吐出液循環往路の気泡は圧力室を通ることなく、吐出液循環復路で吐出液タンクへ送られるので、本構成を有していない場合に比して、液滴吐出ヘッドの吐出信頼性が向上する。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
本実施形態では、液滴を吐出する液滴吐出装置の一例として、インク滴を吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置について説明する。
なお、液滴吐出装置は、インクジェット記録装置に限定されるものではない。液滴吐出装置としては、例えば、フィルムやガラス上にインク等を吐出してカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造装置、溶解状態の半田を基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成する装置、金属を含む液体を吐出して配線パターンを形成する装置及び液滴を吐出して膜を形成する各種の成膜装置であってもよく、液滴を吐出するものであればよい。
(本実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成)
まず、本実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成を説明する。図1及び図2には、本実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成が概略図にて示されている。
図1及び図2に示すように、インクジェット記録装置10は、用紙等の記録媒体Pが収容される記録媒体収容部12と、記録媒体Pに画像を記録する画像記録部14と、記録媒体収容部12から画像記録部14へ記録媒体Pを搬送する搬送手段16と、画像記録部14によって画像が記録された記録媒体Pが排出される記録媒体排出部18と、を備えている。
画像記録部14は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドの一例として、インク滴を吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録ヘッド20Y、20M、20C、20K(以下、20Y〜20Kと示す)を備えている。
このインクジェット記録ヘッド20Y〜20Kは、記録媒体Pの搬送方向の上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色の順で配置されており、その各色に対応したインク滴を、圧電方式によって、ノズル面に形成された複数のノズルから吐出し、画像を記録する構成となっている。なお、サーマル方式等の他の方式によって吐出する構成であっても良い。
また、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kは、ぞれぞれ、画像記録が可能な幅が、記録媒体Pの被記録領域の幅以上とされている。なお、ここでいう幅とは、記録媒体Pの搬送方向と交差する方向の長さである。
インクジェット記録装置10には、吐出液を貯留する吐出液タンクの一例として、インクを貯留するインクタンク21Y、21M、21C、21K(以下、21Y〜21Kと示す)が設けられている。このインクタンク21Y〜21Kから、各インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kへインクが供給される。なお、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kへ供給されるインクとしては、水性インク、油性インク、溶剤系インク等、各種インクの使用が可能である。
更に、インクジェット記録装置10には、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kのメンテナンスをするメンテナンスユニット22Y、22M、22C、22K(以下、22Y〜22Kと示す)が設けられている。このメンテナンスユニット22Y〜22Kは、それぞれ、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kのノズル面に対向する対向位置(図2参照)と、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kのノズル面から退避した退避位置(図1参照)との間を移動可能に構成されている。
各メンテナンスユニット22Y〜22Kは、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kのノズル面を覆うキャップ、予備吐出(空吐出)された液滴を受ける受け部材、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kのノズル面を清掃する清掃部材、ノズル内のインクを吸引するための吸引装置等を有しており、各インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kをメンテナンスする際には、各インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kが所定高さ上昇すると共にメンテナンスユニット22Y〜22Kが対向位置に移動し、各種のメンテナンスを行う。
搬送手段16は、記録媒体収容部12に収容された記録媒体Pを送り出す送出しロール24と、送出しロール24によって送り出された記録媒体Pを挟持搬送する搬送ロール対25と、搬送ロール対25によって搬送された記録媒体Pの被記録面をインクジェット記録ヘッド20Y〜20Kに対面させる無端状の搬送ベルト30と、を備えている。
搬送ベルト30は、記録媒体Pの搬送方向下流側に配置された駆動ロール26と、記録媒体Pの搬送方向上流側に配置された従動ロール28とに巻き掛けられ、所定方向(図1においてA方向)に循環移動するように構成されている。
また、従動ロール28の上部には、記録媒体Pを搬送ベルト30へ押え付ける押さえロール27が設けられている。この押さえロール27は搬送ベルト30に従動すると共に帯電ロールを兼ねており、この押さえロール27によって搬送ベルト30が帯電されることにより、記録媒体Pが搬送ベルト30に静電吸着されて搬送される構成である。
この搬送ベルト30が記録媒体Pを搬送することにより、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kと記録媒体Pとが相対移動し、相対移動する記録媒体Pにインク滴が吐出されて画像が形成される。
なお、記録媒体Pに対してインクジェット記録ヘッド20Y〜20Kが移動する構成であっても良く、記録媒体Pとインクジェット記録ヘッド20Y〜20Kとが相対移動する構成であればよい。
また、搬送ベルト30は、記録媒体Pを静電吸着して保持する構成に限定されるものではなく、記録媒体Pとの摩擦により、あるいは記録媒体Pを吸引や粘着などの非静電的手段によって保持する構成にしてもよい。
また、搬送ベルト30の下流側には、その搬送ベルト30から記録媒体Pを剥離する剥離爪が接近・離隔可能に配設されている。インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kにより画像が記録された記録媒体Pは、搬送ベルト30の曲率及び剥離爪により記録媒体Pが搬送ベルト30から剥離される構成となっている。なお、図1及び図2においては、剥離爪の図示を省略している。
剥離爪の下流側には、記録媒体Pの被記録面側がスターホイールとされた複数の搬送ロール対29が設けられている。この搬送ロール対29により、画像記録部14で画像が記録された記録媒体Pが、記録媒体排出部18へ搬送される。
また、搬送ベルト30の下方には、記録媒体Pを反転させる反転部37が設けられており、搬送ロール対29が記録媒体Pを下流に一旦搬送した後、搬送ロール対29が逆転して記録媒体Pが反転部37に送られる構成となっている。
この反転部37には、記録媒体Pの被記録面側がスターホイールとされた複数の搬送ロール対23が設けられ、反転部37に送り込まれた記録媒体Pが再度、搬送ベルト30へ送られるようになっている。
また、インクジェット記録装置10は、図示しないが、画像データに応じてインク滴の吐出タイミングと、使用するインクジェット記録ヘッド20Y〜20Kのノズルを決定するヘッドコントローラーと、インクジェット記録装置10の全体の動作を制御するシステム制御手段と、を備えている。
次に、インクジェット記録装置10の画像記録動作について説明する。
まず、送出しロール24により、記録媒体収容部12から記録媒体Pが送り出され、搬送ベルト30よりも上流側の搬送ロール対25により、搬送ベルト30へ送られる。
搬送ベルト30へ送られた記録媒体Pは、その搬送ベルト30の搬送面に吸着・保持され、インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kの記録位置へ搬送され、記録媒体Pの被記録面に画像が記録される。そして、その画像記録終了後、記録媒体Pは搬送ベルト30から剥離爪によって剥離される。
記録媒体Pの片面へのみ画像を記録する場合は、搬送ベルト30よりも下流側の搬送ロール対29によって記録媒体排出部18へ排出される。
記録媒体Pの両面へ画像を記録する場合には、片面に画像が記録された後、記録媒体Pは、反転部37で反転されて、再び搬送ベルト30に送られる。記録媒体Pの反対面側に上記と同様に画像が記録され、記録媒体Pの両面へ画像が記録され、記録媒体排出部18へ排出される。
(本実施形態に係る各インクタンク21Y〜21Kと各インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kとの間で循環するインクのインク循環路の構成)
次に、本実施形態に係る各インクタンク21Y〜21Kと各インクジェット記録ヘッド20Y〜20Kとの間で循環するインクのインク循環路の構成を説明する。なお、ここでは、インクタンク21Yとインクジェット記録ヘッド20Yとの間で循環するインクのインク循環路を例に挙げて説明するが、インクタンク21M〜21Kとインクジェット記録ヘッド20M〜20Kとの間でそれぞれ循環するインクのインク循環路についても同様に構成されている。図3は、インクタンク21Yとインクジェット記録ヘッド20Yとの間で循環するインクのインク循環路を模式的に示す図である。
本実施形態に係るインクジェット記録装置10は、図3に示すように、吐出液タンクに貯留された吐出液を下流へ供給する吐出液循環往路の一例として、インクタンク21Yに貯留されたインクをインクタンク21Yからインクジェット記録ヘッド20Yへ供給するインク循環往路40を備えている。
また、インクジェット記録装置10は、吐出液循環往路が下流へ供給した吐出液を液滴吐出ヘッドから吐出液タンクへ送る吐出液循環復路の一例として、インク循環往路40がインクジェット記録ヘッド20Yへ供給したインクをインクジェット記録ヘッド20Yからインクタンク21Yへ送るインク循環復路42を備えている。
本実施形態に係るインクジェット記録ヘッド20Yは、液滴を吐出する液滴吐出ユニットの一例としてのヘッドユニット19を複数繋ぎ合わせて構成されている。なお、インクジェット記録ヘッド20Yとしては、複数のヘッドユニット19で構成されたものに限られず、単一のヘッドユニット19で構成されたものであってもよい。
各ヘッドユニット19は、インク循環往路40によりインクタンク21Yから供給されるインクを受ける供給受け部34と、複数のプレートを積層してインク流路が形成された流路部32と、を備えている。
供給受け部34は、箱状に形成され内部に所定の空間を有した供給受け部本体35を備えている。供給受け部本体35の上部には、内部へインクを流入させるためのインク流入口35A及び内部からインクを流出させるためのインク流出口35Bが形成されている。
インク流入口35Aには、インク循環往路40が形成された往路管の一端部がそれぞれ接続され、往路管の他端部は、インクタンク21Yに接続されている。
インクタンク21Yに貯留されたインクは、インク循環往路40を通って供給受け部本体35に供給され、この供給されたインクは、供給受け部本体35内部の空間に一時的に収容される。
供給受け部本体35内部に収容されたインクは、供給受け部本体35内部に設けられたフィルタ45で濾過されて流路部32へ送られる構成となっている。
インク流出口35Bには、インク循環復路42が形成された復路管の一端部がそれぞれ接続され、復路管の他端部は、インクタンク21Yに接続されている。これにより、各供給受け部本体35のインク流出口35Bからインクタンク21Yへインクが送り戻される経路が形成される。
インク循環復路42には、弁内へ気泡が進入すると開放され、弁内がインクで満たされていると閉鎖する弁の一例としてのフロートボール弁52が設けられている。
フロートボール弁52は、インクより比重の小さい球状の弁体52Aと、鉛直下方に向いて開いた先細形状(テーパ形状)の弁体受け52Bと、を備えている。
図4に示すように、弁体受け52Bは、インク流出口35Bからインクが流入する円形状の入口52Cが下側に、この入口52Cから流入したインクが排出される円形状の出口52Dが入口52Cと同軸線上の上側に設けられており、出口52Dから入口52Cへかけてテーパ状に拡径されている。
また、弁体受け52B内では、出口52Dよりも大径且つ入口52Cよりも小径で、インクよりも比重が小さい球体状の弁体52Aが、インクに浮遊している。
また、弁体受け52Bの入口52Cには、網目状の開口部材59が取付けられている。この開口部材59の網目によって形成された開口をインクが通過し、弁体52Aは開口部材59によって入口52Cで止められ、入口52Cから下側へ落下しないようになっている。
フロートボール弁52は、供給受け部34の鉛直上方に配置されている。供給受け部本体35の上部の内壁には、インク流出口35Bへ向けて上り勾配とされた傾斜面35Cが形成されている。供給受け部本体35に混入した気泡は、その浮力により上昇し、傾斜面35Cをつたってインク流出口35Bへ向かうようにされている。すなわち、傾斜面35Cは、気泡を供給受け部本体35の上部へ集める機能を有する。
フロートボール弁52の弁内がインクにより満たされていると、弁体52Aの浮力により、弁体52Aが弁体受け52Bに押し付けられて、フロートボール弁52は閉鎖状態となる。一方、弁内がインクで満たされていないと、すなわち、弁内に気泡が進入すると、弁体52Aの自重により、弁体52Aは、弁体受け52Bから離れるので、フロートボール弁52は開放状態となる。このように、フロートボール弁52は、弁内にインクが満たされるか否かによって開閉する弁となっている。なお、弁体52Aの形状は、球状に限られず、円板形状や角錐台形状であっても良い。
流路部32は、図3に示すように、インク循環往路40が供給受け部34へ供給したインクが充填され、その充填されたインクに圧力を付与するための圧力室50と、圧力室50と通じ圧力が付与されたインクを吐出するノズル56と、を備えている。ノズル56が配置されたノズル面19Aが形成されており、ノズル面19Aのノズル56からインク滴を吐出して記録媒体Pに画像を記録するようになっている。
インク循環復路42には、インクがノズル56へ流通するインクジェット記録ヘッド20Y内の流通経路においてインク循環往路40よりもノズル56側の位置からインク循環復路42へインクを還流させる還流路54が、フロートボール弁52の下流側で接続されている。
還流路54は、後述する排出路68、排出孔69、共通排出路41、排出受け部60、排出受け部60の排出口60Aに接続される排出路61を備えて構成されている。
本実施形態では、インクタンク21Yからインク循環往路40、供給受け部34、インク循環復路42を通って、インクタンク21Yへ循環させる上流側循環と、インクタンク21Yからインク循環往路40、供給受け部34、流路部32、還流路54、インク循環復路42を通って、インクタンク21Yへ循環させる下流側循環と、の2系統の循環経路が設けられている。
また、本実施形態では、上流側循環及び下流側循環において、インク循環往路40、供給受け部34、インク循環復路42の一部が共有に用いられる。なお、上流側循環より下流側循環は、その流路抵抗が大きくなっている。
このように、本実施形態では、上流側循環は、流路部32の流入する前のインクをインクタンク21Yへ送る構成となっている。上流側循環としては、インクタンク21Yからノズル56までのインク流通経路において、圧力室50に充填される前のインクをインクタンク21Yへ送る構成でもよい。
また、本実施形態では、下流側循環は、ノズル56の付近からインクをインクタンク21Yへ送る構成となっている。下流側循環としては、流路部32内であって、上流側循環よりもノズル56側(下流側)の位置からインクをインクタンク21Yへ送る構成であれば良い。すなわち、後述する共通供給路39と圧力室50との間、圧力室50、圧力室50とノズル56との間のいずれかの位置から、インクタンク21Yに送る構成であっても良い。
インク循環復路42には、インク循環往路40、インク循環復路42及び還流路54により、インクタンク21Yとインクジェット記録ヘッド20Yとの間でインクを循環させる送液手段の一例としてのポンプ58が設けられている。
ポンプ58は、インク循環復路42に負圧を発生され、インクジェット記録ヘッド20Yのインクをインクジェット記録ヘッド20Yからインクタンク21Yへ引っ張ることにより、上流側循環及び下流側循環により、インクを循環させる構成となっている。
このように、本実施形態では、単一のポンプ58が設けられており、上流側循環及び下流側循環において、共有として用いられる。
なお、ポンプ58は、インク循環往路40に設ける構成であっても良い。この構成では、インク循環往路40内を加圧し、インク循環往路40内のインクをインクジェット記録ヘッド20Yへ押し込むことにより循環させる。
ポンプ58は、上流側循環において、最適な流量、例えば、4cc/secと、下流側循環において、最適な流量、例えば、上流側循環の場合より小さい2cc/secとに、インクを循環させる流量を調整可能となっている。
なお、最適な流量は、流量が小さくなることで生じる気泡排出性の悪化と、流量が大きくなることで生じるノズルからの空気を引き込みが、発生しない範囲で決定される。なお、加圧による循環の場合は、流量が大きくなることで生じるノズルからインクの吐出が、発生しない範囲で決定される。
また、本実施形態では、インクタンク21Yは、ヘッドユニット19よりも下方に設けられており、ヘッドユニット19のノズル面19Aよりもインクタンク21Yのインクの液面は下方に配置されている。
これにより、インクタンク21Yのインクと、ヘッドユニット19のノズル内のインクとの水頭差によって、ヘッドユニット19へ付与される背圧(負圧)が発生する。本実施形態では、ヘッドユニット19のノズルの高さは、各ヘッドユニット19間において一定であるので、ヘッドユニット19において生じる背圧も、各ヘッドユニット19間において一定となっている。
(本実施形態に係る流路部32の構成)
本実施形態に係る流路部32の構成の一例を説明する。図5は、本実施形態に係る流路部32を部分的に取り出して主要部分を示した図であり、(A)が平面図、(B)が概略縦断面図である。図6は、流路部32においてインクが流通する部分を抜き出した斜視図である。
本実施形態に係る流路部32は、図5(B)に示すように、凹部形成プレート31、ノズルプレート33、排出路形成プレート36、排出孔形成プレート43、共通排出路形成プレート44、樹脂プレート47、共通供給路形成プレート49、第1供給孔形成プレート53、供給路形成プレート55、第2供給孔形成プレート57、圧力室形成プレート63、振動板38、圧力室50へ圧力を付与する圧力付与手段の一例としての圧電体46を備えている。凹部形成プレート31、ノズルプレート33、排出路形成プレート36、排出孔形成プレート43、共通排出路形成プレート44、樹脂プレート47、共通供給路形成プレート49、第1供給孔形成プレート53、供給路形成プレート55、第2供給孔形成プレート57、圧力室形成プレート63、振動板38、圧電体46は、この順に積層されている。
ノズルプレート33には、図5(A)、(B)及び図6に示すように、インク滴を吐出するノズル56が形成されている。凹部形成プレート31には、このノズル56の周縁に凹部72が形成されている。凹部72は、ノズル56の周縁に形成された段差であり、ノズル56が形成された部分を周囲のプレート面よりも後退させることで、例えば、ノズル56周辺が、記録用紙Pの接触による摩擦や、ノズル面の払拭等による機械的な摩擦を受けないようにするものである。
ノズル56と通じると共にインクが充填される圧力室50が、圧力室形成プレート63に形成されている。この圧力室50は、排出路形成プレート36、排出孔形成プレート43、共通排出路形成プレート44、樹脂プレート47、共通供給路形成プレート49、第1供給孔形成プレート53、供給路形成プレート55及び第2供給孔形成プレート57に形成された通路48を介して、ノズル56と通じており、圧力室50からノズル56へインクが流通可能となっている。
共通供給路形成プレート49には、供給受け部34と通じる共通供給路39が形成されており、この共通供給路39から各圧力室50へインクを供給する供給路64が、供給路形成プレート55に形成されている。この供給路64は、第1供給孔形成プレート53に沿って形成された溝部によって構成されている。
また、供給路64は、第1供給孔形成プレート53に形成された第1供給孔65を介して、共通供給路39と通じている。さらに、供給路64は、第2供給孔形成プレート57に形成された第2供給孔67を介して、圧力室50と通じている。
このように、本実施形態では、圧力室50へインクを供給するインク供給路は、共通供給路39と、第1供給孔65と、供給路64と、第2供給孔67を備えて構成されている。
これにより、供給受け部34から共通供給路39へ供給されたインクは、第1供給孔65と、供給路64と、第2供給孔67を通じて圧力室50に充填される(図6参照)。
圧力室形成プレート63上に形成された振動板38は、圧力室50の上部開口を閉鎖して、圧力室50の上壁をなすことにより、圧力室50の一部を構成している。
振動板38に積層された圧電体46の上面には、電極73が形成されており、圧電体46は、電極73を介して、駆動信号としての電気信号を取得して駆動するようになっている。
圧電体46は、電気信号を取得して、圧力室50内の容積を減少させるように振動板38を変位させて、圧力室50内のインクへ圧力を付与する。これより、圧力室50から通路48を介してノズル56へインクが送られ、ノズル56からインク滴が吐出される。
なお、インクを吐出する方式としては、発熱によりインクを沸騰させ、その時発生する気泡の圧力によりインクを吐出させるサーマル方式であっても良く、この場合は、圧力室50内のインクへ圧力を付与する圧力付与手段としては、発熱素子が用いられる。
一方、ノズルプレート33の直上に積層された排出路形成プレート36には、通路48と通じる排出路68が形成されている。この排出路68は、排出孔形成プレート43に形成された排出孔69を介して、共通排出路41と通じ、共通排出路41は排出受け部60と通じている。
また、排出路68は、ノズルプレート33に沿って形成された溝部によって構成されているが、プレートの積層方向に沿って排出路形成プレート36形成された貫通孔で構成されていても良い。さらに、排出路68は、圧力室50からノズル56の間の通路48のいずれかの箇所と通じていればよく、ノズル56の直上にある必要はない。
このように、本実施形態では、圧力室50よりインクを外部へ排出するインク排出路は、通路48と、排出路68と、排出孔69と、共通排出路41と、を備えて構成されている。
圧力室50に充填されたインクは、フィルタ70で濾過されると共にその一部がノズル56からインク滴として吐出され、他のインクは、排出路68を通って共通排出路41に送られる。共通排出路41に送られたインクは、排出受け部60に戻される。
共通排出路41と共通供給路39とは、ノズル56が形成されたノズル面から見て重なるように配置されており、2階建て構造となっている。
なお、共通排出路41と共通供給路39とは、ノズル面から見てその一部又は全部が重なっている構成であっても、ノズル面から見て全く重なっていない構成であってもよい。
また、共通排出路41及び共通供給路39と、圧力室50と、供給路64と、排出路68とについても、それぞれの一部が、ノズル面から見て重なるように配置されている。
樹脂プレート47は、共通排出路41と共通供給路39との間に配置され、共通排出路41と共通供給路39とを仕切る隔壁を構成している。樹脂プレート47は、インク(詳細には、インクの溶媒)と体積弾性率がほぼ同一である材料、例えば、ポリイミド等が用いられる。インク及び樹脂プレート47の体積弾性率のほぼ同一の範囲とは、音響容量の観点から見た場合に、共通排出路41と共通供給路39が1つの共通流路として機能する範囲であればよい。
また、共通排出路41と共通供給路39とを仕切る隔壁としては、樹脂プレートや弾性プレートに限られず、他の材料を用いても良い。
また、樹脂プレート47には、通路48を流通するインクを濾過するフィルタ70が形成されている。フィルタ70は、エキシマレーザーで小径の孔を複数形成することにより、フィルタとしての機能を持たせている。フィルタに形成する孔の径は、ノズル径以下に設定されており、ノズル詰まりの原因となるようなゴミ等の異物は、このフィルタ70で捕獲できるようにされている。
なお、フィルタ70の孔の加工には、エキシマレーザー加工以外の方法を適用してもかまわない。また、フィルタ70は、流路部32内の任意の位置に形成しても良い。
(インクジェット記録ヘッド20Yへインクを充填する充填動作)
次に、インクジェット記録ヘッド20Yへインクを充填する充填動作について説明する。
図7−1(A)に示すように、インクジェット記録ヘッド20Yの初期状態においては、供給受け部34内及びフロートボール弁52内に、インクがない空の状態となっている。この状態においては、フロートボール弁52の弁体52Aは、インクからの浮力をうけず、その自重により弁内で落下した状態となり、フロートボール弁52は開放状態となる。
次に、上流側循環において最適な流量になるようにポンプ58を駆動すると、図7−1(B)に示すように、流路部32は流路抵抗が大きいので、インクは流路部32へ向かいにくく、供給受け部34内に充填されていく。なお、図7−1(B)に示すように、インクタンク21Yに近い側から順にインクの充填がなされる。
さらに、供給受け部34への充填を行うと、図7−2(C)に示すように、供給受け部34内がインクで満たされ、フロートボール弁52内もインクで満たされると、フロートボール弁52の弁体52Aが浮いて、フロートボール弁52が閉鎖状態となる。フロートボール弁52が閉鎖状態となると、流路部32へインクが供給されて、流路部32を経由して、排出受け部60にインクが充填され始める。
さらに、供給受け部34への充填を行うと、図7−2(D)に示すように、全ての供給受け部34及びフロートボール弁52内もインクで満たされて、フロートボール弁52が閉鎖状態となり、順次、排出受け部60がインクで満たされる。
全ての排出受け部60内にインクが満たされることにより、図7−3(E)に示すように、インクの初期充填が完了する。インクの初期充填が終了した後に、下流側循環において最適な流量になるようにポンプ58を駆動し、下流側循環を行う。
(供給受け部34に気泡が混入した際の動作)
次に、供給受け部34に気泡が混入した際の動作を説明する。
下流側循環によるインク循環動作中において、供給受け部34に気泡が混入すると、図8−1(A)に示すように、気泡はその浮力により上方に浮いて、上部の傾斜面35Cをつたい、インク流出口35Bを通じて、フロートボール弁52内に気泡が集まる。
気泡がフロートボール弁52内に集まると、図8−1(B)に示すように、フロートボール弁52が相当量開放される。
フロートボール弁52が開放されると、図8−2(C)に示すように、フロートボール弁52の弁内からインク循環復路42へ気泡が排出される。排出された気泡はインクタンク21Yに送られ、インクタンク21Yに設けられた大気連通孔(不図示)より外部に排出されることとなる。供給受け部34に混入した気泡はフロートボール弁52を介してインクタンク21Yへ送られ、気泡が流路部32へ混入することが抑制される。
気泡が排出されると、図8−2(D)に示すように、再びフロートボール弁52は閉鎖状態となり、気泡の排出が完了し、下流側循環によるインクの循環のみが行われる。フロートボール弁52が無く常に上流側循環と下流側循環の両方が行われる場合に比べると、還流路54に流れるインク流量の低下が抑えられ、還流路54に存在する気泡をインク還流復路42を通じてインクタンク21Yに排出する能力にも優れている。
なお、図9に示すように、インクジェット記録ヘッド20Yとしては、供給受け部34及び排出受け部60を設けない構成であってもよい。
また、図10に示すように、インクジェット記録ヘッド20Yとしては、気泡を収集する気泡収集部66を形成した構成であっても良い。この構成では、供給受け部34に混入した気泡を誘導するガイド74が形成され、気泡が誘導されることにより、気泡が収集される。インク流出口35B及びフロートボール弁52は、気泡収集部66の上部に形成され、気泡収集部66に収集された気泡は、インク流出口35Bを通じて、フロートボール弁52へ進入するようになっている。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
図1は、本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成を示す概略図である。 図2は、本実施形態に係るインクジェット記録装置において、メンテナンスユニットがインクジェット記録ヘッドのノズル面に対向する対向位置にある状態を示す概略図である。 図3は、本実施形態に係るインクタンクとインクジェット記録ヘッドとの間で循環するインクのインク循環路の構成を模式的に示す図である。 図4は、本実施形態に係るフロートボール弁の構成を示す図である。 図5は、本実施形態に係る流路部を部分的に取り出して主要部分を示した図であり、(A)が平面図、(B)が概略縦断面図である。本実施形態に係る流路部の構成を示す図である。 図6は、流路部においてインクが流通する部分を抜き出した斜視図である。 図7−1は、本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドへインクを充填する充填動作(A)、(B)を示す図である。 図7−2は、本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドへインクを充填する充填動作(C)、(D)を示す図である。 図7−3は、本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドへインクを充填する充填動作(E)を示す図である。 図8−1は、本実施形態に係る供給受け部に気泡が混入した際の動作(A)、(B)を示す図である。 図8−2は、本実施形態に係る供給受け部に気泡が混入した際の動作(C)、(D)を示す図である。 図9は、本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドにおいて供給受け部及び排出受け部を設けない変形例を示す図である。 図10は、本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドにおいて、気泡を収集する気泡収集部を形成した変形例を示す図である。
符号の説明
10 インクジェット記録装置(液滴吐出装置)
20Y インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
21Y インクタンク(吐出液タンク)
40 インク循環往路(吐出液循環往路)
42 インク循環復路(吐出液循環復路)
50 圧力室
52 フロートボール弁(弁)
52A 弁体
52B 弁体受け
54 還流路
56 ノズル
58 ポンプ(送液手段)

Claims (3)

  1. 吐出液を貯留する吐出液タンクと、
    前記吐出液タンクに貯留された吐出液を下流へ供給する吐出液循環往路と、
    前記吐出液循環往路が下流へ供給した吐出液が充填され該吐出液に圧力を付与するための圧力室と、前記圧力室と通じ圧力が付与された前記吐出液を吐出するノズルと、を有する液滴吐出ヘッドと、
    前記吐出液循環往路が下流へ供給した吐出液を前記液滴吐出ヘッドから前記吐出液タンクへ送る吐出液循環復路と、
    前記吐出液循環復路に設けられ、弁内へ気泡が進入すると開放され、弁内が前記吐出液で満たされていると閉鎖する弁と、
    前記弁の下流側で前記吐出液循環復路に接続され、前記吐出液が前記ノズルへ流通する前記液滴吐出ヘッド内の流通経路において前記吐出液循環復路よりも前記ノズル側の位置から前記吐出液循環復路へ前記吐出液を還流させる還流路と、
    前記吐出液循環往路、前記吐出液循環復路及び前記還流路により、前記吐出液タンクと前記液滴吐出ヘッドとの間で前記吐出液を循環させる送液手段と、
    を備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記弁は、
    前記吐出液より比重の小さい弁体と、
    鉛直下方に向いて開いた先細形状の弁体受けと、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記液滴吐出ヘッドは、前記吐出液循環往路が下流へ供給した前記吐出液を受けると共に、その受けた吐出液を前記圧力室へ送る供給受け部を備え、
    前記吐出液循環復路は、前記吐出液を前記供給受け部から前記吐出液タンクへ送り、
    前記弁は、前記供給受け部の鉛直上方に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液滴吐出装置。
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