JP2009021846A - 複数のネットワーク間の通信システム及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 NAPT装置に不要な負担をかけずに、複数のローカルネットワーク内の通信端末間での通信を可能にする。
【解決手段】 NAPT装置11,12を介した複数のネットワーク間の通信システムであっつて、ローカルネットワーク10,20及びグローバルネットワーク30内に設けられた通信端末12、13、22、32と、通信端末12、13、22,32の通信情報を管理する主装置100と、主装置100に設けられかつ各通信端末12、13、22,32の識別情報とローカルアドレスとグローバルアドレスとを対応付けて記憶したテーブルとを有し、通信端末12、13、22、32が発信する際に、テーブルを参照し、ネットワーク外の通信端末への発信の場合には、お互いの送信先として相手ネットワークのNAPT装置11、12が持つグローバルアドレスを使い、同一のネットワーク内の通信端末への発信の場合には、ローカルネットワーク10内でのみ有効なローカルアドレスを使う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、NAPTを介した複数ネットワーク間の通信システム及び通信方法に関する。
NATやNAPT機能を持ったルータにより、グローバルアドレス一つで複数の端末がグローバルネットワークに接続できる。一方、主にローカル環境内でIP電話やビデオ通信をネットワークで実行する場合、それらの環境内ではアドレスは全てローカルアドレスであった。
これらの通信システムは、送信元送信先を記すIPの基本的なフィールドとは別に、例えば、SIPなどの独自形式によりデータ内で自分や相手のアドレスを通信しあっているものがある。このシステムをグローバルネットワークを挟んだ先に広げようとすると、上記NATなどによりデータの中身は変わらないため、通信を受け取った端末が返信する相手にローカルアドレスが入ってしまう。
これを防ぐために、例えば、NAPT装置自身がデータの中身を解析して、その中にあるアドレスを書き換えたり、あるいは端末自身があらかじめNAPT装置の持つグローバルアドレスを指定して通信するなどの手法がある。
しかし、これらの手法では装置の改造が必要だったり、NAPT装置に負担を強いる形になってしまうなどの問題があった。
これに関連する技術として、特開2005−45678号公報がある。この関連技術は、ルータのNAT機能に手を加えなくても、ホスト同士の直接通信が可能となる通信方法を提供する。具体的には、この通信方法は、第1のルータと、この第1のルータを介してネットワークに接続された第1のホストと、第2のルータと、この第2のルータを介してネットワークに接続された第2のホストと、ネットワークに接続されたコントローラとを用いる。第1及びの第2のルータは、NAT機能及びマスカレード機能を有する。
また、他の関連する技術として、特開2004−304318号公報がある。この関連技術は、NAPT装置を介して他の装置と容易に通信を行うものである。具体的には、ローカル通信装置は、装置用サービス提供処理装置を利用して、中継装置のグローバルアドレスポート情報である通信元アドレスポート情報を取得し、ユーザ用サービス提供装置を利用して、その通信元アドレスポート情報を通信相手であるローカル通信装置と交換する。ローカル通信装置は、その情報に基づいて、開通要求パケットを複数の方法で交換して、通信が開通可能なポートを検索し、開通維持パッケットを用いて、通信を開通させて維持する。
特開2005−45678号公報 特開2004−304318号公報
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、NAPT装置に不要な負担をかけずに、複数のローカルネットワーク内の通信端末間での通信を可能にすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、NAPT装置を介した複数のネットワーク間の通信システムにおいて、
ローカルネットワーク及びグローバルネットワーク内に設けられた通信端末と、
通信端末の通信情報を管理する主装置と、
主装置に設けられ、かつ各通信端末の識別情報とローカルアドレスとグローバルアドレスとを対応付けて記憶したテーブルとを有し、
通信端末が発信する際に、テーブルを参照し、ネットワーク外の通信端末への発信の場合には、お互いの送信先として相手ネットワークのNAPT装置が持つグローバルアドレスを使い、同一のネットワーク内の通信端末への発信の場合には、ローカルネットワーク内でのみ有効なローカルアドレスを使うことを特徴とする。
また、本発明では、NAPT装置を介した複数のネットワーク間の通信方法において、
ローカルネットワーク及びグローバルネットワーク内に通信端末を設け、
各通信端末の通信情報を管理し、
各通信端末の識別情報とローカルアドレスとグローバルアドレスとを対応付けて記憶し、
通信端末が発信する際には相手通信端末が同一ネットワーク内にあるかネットワーク外にあるか判断し、
ネットワーク外の通信端末への発信処理時には、互いの送信先として相手ネットワークのNAPT装置が持つグローバルアドレスを使い、
同一ネットワークにある通信端末への発信にはローカルネットワーク内でのみ有効なローカルアドレスを使うこと特徴とする。
また、本発明に係る複数のネットワーク間の通信システムでは、少なくとも二つの第1及び第2の通信端末を有しかつ第1のNAPT装置に接続された第1のローカネットワークと、
少なくとも一つの第3の通信端末を有しかつ第2のNAPT装置に接続された第2のローカルネットワークと、
第1のNAPT装置と第2のNAPT装置とを接続するグローバルネットワークとを有し、
第1及び第2の通信端末には第1のローカルネットワーク内でのみ有効な第1及び第2のローカルアドレスが付与され、
第3の通信端末には第2のローカルネットワーク内でのみ有効な第3のローカルアドレスが付与され、
第1のNAPT装置と第2のNAPT装置にはグローバルネットワーク内で第1及び第2のグローバルアドレスが付与され、
通信端末の識別情報とローカルアドレス及びグローバルアドレスとをそれぞれ対応させて記憶したテーブルを有する主装置とを有し、
第1の通信端末から第3の通信端末への発信要求に応答して、主装置はテーブルを参照することにより、第1の通信端末と第3の通信端末とが異なるネットワークに属すると判断して、互いの送信先のアドレスとしてグローバルアドレスを使用し、
第1の通信装置から第2の通信端末への発信要求に応答して、主装置はテーブルを参照することにより、第1及び第2の通信端末が同一のネットワークに属すると判断して、互いの送信先のアドレスとしてローカルアドレスを使用することを特徴とする。
好ましくは、前記主装置が、前記第1の通信端末と第3の通信端末とが異なるネットワークに属すると判断した場合、前記主装置は第2のNAPT装置宛に送信するためのデータを作成する際に、データの中の発信要求元アドレスを第1のNAPT装置の第1のグローバルアドレスにし、
第3の通信端末が応答した場合、応答したことを第1の通信端末に通知するデータを作成する際に、第3の通信端末の通信応答側アドレスを第2のNAPT装置の第2のグローバルアドレスにする。
一方、前記主装置が、前記第1及び第2の通信端末が同一のネットワークに属すると判断した場合、前記主装置は第2の通信端末宛に送る発信要求元アドレスとして第1の通信装置の第1のローカルアドレスを使用し、
第2の通信端末が応答した場合、第1の通信端末に送る通信応答側アドレスとして第2の通信端末のローカルアドレスを使用する。
例えば、前記主装置は、前記第1のローカルネットワーク内あるいは前記グローバルネットワーク内に設けられている。
好ましくは、前記通信端末は、通信端末に関するデータを主装置のテーブルに登録するために、このデータを予め主装置に送信しておく。
好ましくは、前記主装置は前記通信端末から登録要求を受け取ったとき、その通信端末のアドレスに対応するネットワークが自分と同じローカルネットワーク否かを判断して、その判断結果を前記テーブルに記憶する。
好ましくは、前記主装置と前記通信端末間の通信に前記NAPT装置を介した場合、前記データの送信元のローカルアドレスが前記NAPT装置のグローバルアドレスに置き換えられて前記主装置に送信される。
好ましくは、前記第3の通信端末から前記テーブルへの登録の際、第2のNAPT装置のグローバルアドレスと第3の通信端末のローカルアドレスを受け取り、前記テーブルに記憶する。
好ましくは、前記第1及び第2の通信端末から前記テーブルへの登録の際、前記第1及び第2の通信端末のローカルアドレスを第1のNAPT装置のグローバルアドレスと共に前記テーブルに記憶する。
好ましくは、前記通信端末が相手通信端末と直接通信を行う際には、前記通信端末は前記主装置に対して相手通信端末のアドレスを直接問い合わせる。
好ましくは、前記第1の通信端末が主装置に第3の通信端末のアドレスを問い合わせた場合、主装置は第1の通信端末と第3の通信端末のネットワークが同一か否かを判断し、異なるネットワークと判断した場合には、主装置は第1の通信端末に第3の通信端末のグローバルアドレスを返し、
第1の通信端末はそのグローバルアドレスを受け取り、そのグローバルアドレスに対して通信を開始する。
好ましくは、前記第1の通信端末が主装置に第2の通信端末のアドレスを問い合わせた場合、主装置は第1の通信端末の第2の通信端末のネットワークが同一と判断して、第2の通信端末のローカルアドレスを第1の通信端末に返し、
第1の通信端末はそのローカルアドレスを受け取り、そのローカルアドレスに対して通信を開始する。
好ましくは、前記第2のローカルネットワークからグローバルネットワークに接続する第3のNAPT装置が追加され、かつ第2のローカルネットワーク内に第4の通信端末が追加され、
各通信端末は、主装置のテーブルへの登録時に自分の所属するエリアを一意に決めるエリアIDを一緒に登録する。
好ましくは、前記主装置は各通信端末が同一ネットワークにあるか否かを判断する際に、前記エリアIDを比較する。
例えば、前記エリアIDは、自分の通信端末が所属するローカルネットワークのIDあるいはグローバルネットワークのIDである。
好ましくは、前記第3の通信端末が前記第4の通信端末への発信要求を主装置に送った場合、主装置はそれぞれのエリアIDを比較して、同一エリアのネットワークにある通信端末同士だと判断し、主装置は第4の通信端末へ送るデータを作成する際に、発信要求元アドレスを第3の通信端末のローカルアドレスにする。
好ましくは、前記第4の通信端末からの応答があった際に、第3の通信端末へ送るデータの通信応答側アドレスは第4の通信端末のローカルアドレスを使用する。
このように、本発明は、通信端末の通信情報を管理する主装置で、各通信端末の登録時にその所属するネットワークを記録し、通信端末が発信する際には主装置が相手通信端末が同一ネットワーク内にあるかネットワーク外にあるか判断し、ネットワーク外の通信端末への発信処理時には、互いの送信先として相手ネットワークのNAPT装置が持つグローバルアドレスを使い、同一ネットワークにある通信端末への発信にはローカルアドレスを使う。これにより、NAPT装置に無駄な負担をかけずに、受け取った相手通信端末が正しいセッション発信相手を認識できるようになる。
本発明では、NATあるいはNAPT装置を用いてグローバルネットワークに接続された複数のローカルネットワーク環境において、ローカルネットワーク内で動作する電話などの端末間通信システムを、既存のNATあるいはNAPT装置の改変無しに、また、NATあるいはNAPT装置に不要な負担をかけずに、同一ローカルネットワークにある通信端末と同様に、他のローカルネットワークにある通信端末から利用できる。
以下、図を参照して、本発明の実施例について詳細に説明する。
(実施例1の構成)
図1に示すように、ローカルネットワーク10とローカルネットワーク20が存在し、それぞれがNATまたはNAPT装置(以下、NAPT装置という)11とNAPT装置21でグローバルネットワーク30に接続している。NAPT装置11とNAPT装置21はそれぞれグローバルネットワーク30内でのグローバルアドレスを持つ。
通信主装置(以下、主装置という)100は通信端末12、13と同じくローカルネットワーク10に属する。通信端末22はローカルネットワーク20に属する。それぞれの主装置100及び通信端末12,13、22はローカルネットワーク10,20内でのみ有効なローカルアドレスを持つ。通信端末32はグローバルネットワーク30に直接接続されており、グローバルアドレスを持つ。通信端末12,13と主装置100は、一般的な電話交換機PBXの機能を有する。
この主装置100は通信端末12,13,22,32、からレジスト(登録)要求を受け取ったとき、そのアドレスのネットワークが自分と同じローカルネットワークか、そうでないかを分析する機能及びそれを内部テーブルに記録する機能を有する。また、テーブル内の端末情報を参照し、通信しようとする二つの端末が同一ネットワークに所属しているかどうかを判断する機能を有する。
テーブルには、各通信端末12,13,22,32の内線番号やID、名称など一意に識別できるキー情報と、ローカルアドレスと、各通信端末12,13,22,32が所属するグローバルアドレスの両方を記憶できる。また、通信端末12,13,22,32の接続要求データ内のソース側アドレスを必要に応じて書き換える機能を有する。主装置100の持つローカルアドレスは、手動設定または他の手段により通信端末12及び13に既知の状態であるとする。NAPT装置11の持つグローバルアドレスは、ローカルネットワーク10内の主装置100に他のネットワークから接続するための情報として、主装置100と通信端末22及び32において手動設定あるいは他の手段により既知の状態であるとする。
(実施例1の動作)
各通信端末12,13,22,32は自分を主装置100に登録するために自分のデータを送信する作業が必須である。このときに主装置100との通信にNAPT装置11,21を介した場合、図2に示すように、データの送信元アドレスがNAPT装置11,21のものに置き換えられて主装置100に届く。しかし、そのデータの内部にも登録情報として自分のアドレスを納めてある場合、NAPT装置11,21はデータの中身は見ないためそのアドレスは置き換えない。よって、主装置100が受け取る通信端末22の情報として、NAPT装置21のアドレスと通信端末22のアドレスの両方が手に入る。
主装置100は、この通信端末22のアドレスをローカルアドレスとして、また、NAPT装置21のアドレスをグローバルアドレスとして、テーブルに記憶する。また、通信端末12及び13からの登録は、NAPT装置を介さないため、送信元アドレスと内部のアドレスが同一のままである。この際、主装置100は、これらの通信端末12,13のアドレスを自分と同一のローカルアドレスであると解析することができ、自己と同一のネットワーク、すなわちNAPT装置11のローカルネットワーク10に所属するものとして、それぞれのローカルアドレスをNAPT装置11のグローバルアドレスと共にテーブルに記憶する。 また、通信端末32からの登録もNAPT装置を介さないため、送信元アドレスと内部のアドレスは同一であるが、これは主装置100自身の所属するローカルアドレスではないと解析することができるので、テーブルのローカルアドレスにもグローバルアドレスにも、通信端末32のグローバルアドレスを記憶する。
この状態で、通信端末12が通信端末22に発信しようとして主装置100に対して通信端末22への発信要求を出した場合の処理を図3を用いて説明する。
主装置100はテーブルから通信端末12,22のネットワークを確認する。この場合には、通信端末12,22が異なるグローバルアドレスであり異なるネットワークであると解析できるので、主装置100はNAPT装置21宛に送信するためのデータを作成する時、データの中の発信要求元アドレスをNAPT装置11のグローバルアドレスにする。
また、通信端末22が応答した場合、応答されたことを通信端末12に通知するデータを作成する時、通信端末22に当たる通信応答側アドレスをNAPT装置21のグローバルアドレスにする。これにより、通信端末12と通信端末22はより上位レイヤの情報を必要とせず、データの内に含まれた情報にてお互いに送信可能なアドレスを認識することになり、以降はそれぞれNAPT装置11及び21を介して通信が可能となる。
また、通信端末12が通信端末32に発信する際も同様であるが、通信応答側のアドレスを置き換える段階で、置き換え元と置き換え先が同じであるため置き換えは起こらない。
次に、通信端末12が通信端末13に発信しようとした場合の処理について図4を参照して説明する。
主装置100に届いた発信要求を同様の手順で識別すると、通信端末12と通信端末13が同一ネットワークであると確認できる。この場合は、主装置100が通信端末13宛に送る発信要求元アドレスは通信装置12のローカルアドレスを使用する。同様に、通信端末13が応答した場合も、通信端末12に送る通信応答側アドレスには通信端末13のローカルアドレスを使用する。
また、通信端末32が通信端末12又は通信端末22に発信しようとした場合、通信端末12が通信端末22に発信する場合と同様であるが、通信端末32のアドレスはローカルもグローバルも同じであるため、発信元アドレスの置き換えは起こらない。
(実施例1の効果)
NAPT装置を挟んだ接続でも、通信端末同士の固有プロトコルを用いた通信を可能にする。同様の効果をもたらす関連技術はいくつか見られるが、NAPT装置にデータ内部のアドレス改変機能を付随する技術と違い、ネットワーク上のNAPT装置そのものは既存のままで利用できる。
また、通信端末が常にグローバルアドレスを通信に利用する技術では、通信開始後も両者の送信先がグローバルアドレスであるので、同一ネットワーク内にある端末同士の通信にも一度グローバルネットワーク上に発信することになり通信経路にNAPT装置が挟まれてしまう。このため、たとえ、NAPT装置自身が判断してローカルネットワーク内に折り返せるとしても、NAPT装置の負担が増大する。
本実施例1によれば、ネットワークの識別能力を持たせた主装置により、シーケンスの追加もなくこれら問題を避けることができる。
(実施例2の構成)
実施例1では、主装置100はローカルネットワーク10内に設けられていたが、実施例2では、図5に示すように、主装置100はグローバルネットワーク30内に設けられている。その他の構成は、実施例1(図1参照)と同様なのでその説明は省略する。尚、主装置100のグローバルアドレスは他の通信端末全てから手動設定あるいは他の手段により既知であるとする。
(実施例2の動作)
実施例1の動作とほぼ同様なのでその説明は省略する。ただし、通信端末12及び13が登録する際も、通信端末22と同様に送信元としてNAPT装置11のグローバルアドレスが主装置100に届くことになる。また、通信端末32は主装置100と同一のグローバルネットワーク30に属するが、ローカルアドレスがグローバルアドレスと同一なので動作的には変わらない。
(実施例2の効果)
実施例2によれば、主装置のネットワーク上の位置に関わらず実施例1と同じ効果が得られる。また、この構成だと当然ながらNAPT装置11のアドレスを主装置100があらかじめ知っておく必要はなく、通信端末12や通信端末13の登録時に確認できればよい。
(実施例3の構成)
実施例3のシステム構成は、実施例1(図1参照)または実施例2(図5参照)と同様なので、その説明は省略する。ただし、各通信端末12,13,22,32は、主装置100に相手通信端末との接続を確保してもらうのではなく、相手通信端末に直接データを送信する形で通信を開始する。
(実施例3の動作)
登録処理は実施例1又は実施例2と同様なので、その説明は省略する。
通信端末12,13,22,32が相手通信端末と直接通信を行う時は、通信端末12,12,22,32は主装置100に対して発信要求ではなく相手通信端末のアドレスを問い合わせる。例えば、通信端末12が主装置100に通信端末22のアドレスを問い合わせると、主装置100は問い合わせをしてきた通信端末12と問い合わせ対象の通信端末22のネットワークが同一かどうか識別する。
この場合は、異なるネットワークであるので、主装置100は通信端末12に対して通信端末22のグローバルアドレスを返す。通信端末12はそのグローバルアドレス受け取り、そのグローバルアドレスに対して通信を開始する。
また、通信端末12が通信端末13のアドレスを問い合わせた場合、主装置100はそれら通信端末12,13のネットワークが同一であると判断するため、通信端末13のローカルアドレスを返す。
(実施例3の効果)
実施例3によれば、双方向経路が確立していなくてもよい形式の通信も、NAPT装置を介したネットワーク間で可能になる。この形式は同時に複数の相手と通信する場合などにも用いることができる。
(実施例4の構成)
図6に示すように、図1の構成に加えて、ローカルネットワーク20からグローバルネットワーク30に接続するNAPT装置41が追加される。また、ローカルネットワーク20内に通信端末23も追加されている。その他の構成は実施例1(図1参照)と同様なのでその説明は省略する。
なお、各通信端末12,13,22,23,32は、主装置100への登録時に自分の所属するエリアを一意に決めるエリアIDを一緒に登録する。図7に示すように、主装置100の持つテーブルには、各通信端末12,13,22,23,32のエリアIDが追加されている。主装置100は各通信端末12,13,22,23,32が同一ネットワークにあるか否かを判断する際に、グローバルアドレスではなくエリアIDを比較する。
(実施例4の動作)
各通信端末12,13,22,23,32の主要な登録処理は、実施例1と同様なので、その説明は省略する。以下、実施例1の登録処理と異なるエリアIDの登録処理について説明する。
通信端末23(図6参照)が登録を行う際、グローバルネットワーク30にNAPT装置41を介して通信したとする。ただし、各通信端末12,13,22,23,32は登録時に自分の所属するエリアIDを申告する。図7に示すように、通信端末12及び13はローカルネットワーク10のID(01)、通信端末22及び23はローカルネットワーク20のID(02)、通信端末32はグローバルネットワーク30のID(00)を登録し、主装置100はそれぞれをテーブルに保存する。
通信端末22が通信端末23へ発信しようとして発信要求を主装置100に送った場合、主装置100はそれぞれのエリアIDを比較する。これにより同一エリアのネットワーク(ローカルネットワーク20)にある通信端末同士だと判断し、主装置100は通信端末23へ送るデータを作成する際に、発信要求元アドレスを通信端末22のローカルアドレスにする。同様に、通信端末23からの応答があった際も、通信端末22へ送るデータの通信応答側アドレスは通信端末23のローカルアドレスを使用する。
(実施例4の効果)
実施例4によれば、ローカルネットワークからグローバルネットワークへの経路が複数あり、通信端末が別のNAPT装置を用いて主装置に登録したとしても、エリアIDが同一であるならば同一ネットワークだと判断できる。よって、通信端末間をローカルアドレスでの通信に収めることができ、通信にNAPT装置を挟んで負担をかけてしまうことがなくなる。
(実施例5の構成)
図8に示すように、図6の主装置100がグローバルネットワーク30内にある点以外は、実施例4(図6参照)と同様の構成を有するので、その説明は省略する。尚、主装置100のグローバルアドレスは他の通信端末全てから手動設定あるいは他の手段により既知であるとする。
(実施例5の動作)
実施例4と同様なので、その説明は省略する。ただし、通信端末12及び13が登録する際も通信端末22と同様に、送信元としてNAPT装置11のアドレスが主装置に届くことになる。
(実施例5の効果)
実施例5によれば、主装置のネットワーク上の位置に関わらず実施例4と同じ効果が得られる。また、この構成だと当然ながらNAPT装置11のアドレスを主装置100があらかじめ知っておく必要はなく、通信端末12や通信端末13の登録時に確認できればよい。
(実施例6の構成)
実施例4または実施例5の構成と同様なのでその説明は省略する。ただし、各通信端末12,13,22,23,32は、主装置100に相手通信端末との接続を確保してもらうのではなく、相手通信端末に直接データを送信する形で通信を開始する。
(実施例6の動作)
登録処理は実施例4または実施例5と同様なので、その説明は省略する。
通信端末12,13,22,23,32が相手通信端末と直接通信を行う時は、通信端末12,13,22,23,32は主装置100に対して発信要求ではなく相手のアドレスを問い合わせる。
例えば、通信端末12が主装置100に通信端末22のアドレスを問い合わせると、主装置は問い合わせをしてきた通信端末12と問い合わせ対象の通信端末22のネットワークが同一かどうかをエリアIDで識別する。この場合は、異なるネットワークであるので、主装置100は通信端末12に、通信端末22のグローバルアドレスを返す。通信端末12はそのグローバルアドレスを受け取り、そのグローバルアドレスに対して通信を開始する。
また、通信端末22が通信端末23のアドレスを問い合わせた場合、主装置100はそれら通信端末22,23のエリアIDからネットワーク(ローカルネットワーク20)が同一であると判断するため、通信端末23のローカルアドレスを返す。
(実施例6の効果)
実施例6によれば、実施例3と同様に、双方向経路が確立していなくてもよい形式の通信も、NAPT装置を介したネットワーク間で可能になる。この形式は同時に複数の相手と通信する場合などにも用いることができる。
(実施例7の構成)
実施例1、2、3、4、5又は6と同様の構成を有するので、その説明は省略する。
ただし、各通信端末12,12,22,23,32は、登録時に登録情報として自らがデフォルトゲートウェイとして使用するNAPT装置11,21,41のグローバルアドレスを自ら指定する機能を持ち、主装置100は受け取ったその情報を各通信端末のグローバルアドレスとしてテーブルに記憶する。
また、テーブルにエリアIDのフィールドがある状態で主装置100と同じローカルネットワークに所属する通信端末がグローバルアドレスの指定を省略した場合、主装置100は、その通信端末と同一エリアの通信端末からのグローバルアドレスの指定がすでにテーブルにあればそれを用いてもよい。
異なるネットワークからの登録情報のグローバルアドレスと、その受信データの送信元アドレスが異なっている場合、通信端末の設定ミスと判断し何がしかのエラー処理を行うこともできる。
(実施例7の動作)
実施例1、2、3、4、5又は6と同様の動作なので、その説明は省略する。ただし、通信端末12,13,22,23,32は登録時に自らのグローバルアドレスを登録情報内で通知し、主装置100はそれをテーブルに記憶する。
(実施例7の効果)
実施例1、2、3、4、5又は6と同様なので、その説明は省略する。
また、使用NAPT装置を登録情報内で指定することができるので、主装置の構成上の都合で受信データの送信元を確認できない場合でもグローバルアドレスを受け取ることができる。
(実施例8の構成)
実施例4、5又は6と同様な構成を有するので、その説明は省略する。
ただし、通信端末12,13,22,23,32は実施例7と同様の機能を持つ構成でもよい。主装置100は各通信端末12,13,22,23,32の登録前にあらかじめ各エリアIDに対応したグローバルアドレスをテーブルに用意しておく機能を持つ。この用意されるアドレスは変更することもできる。異なるネットワークからの登録情報のエリアIDに対応するグローバルアドレスと、その受信データの送信元アドレスまたは登録情報内のグローバルアドレスが異なっている場合、通信端末12,13,22,23,32の情報を優先して保存するか、あるいは通信端末12,13,22,23,32の設定ミスと判断し何がしかのエラー処理を行うこともできる。
(実施例8の動作)
実施例4、5又は6と同様なのでその説明は省略する。
尚、通信端末の登録情報に関して実施例7の処理も含まれていてもよい。主装置100は、主装置100上のテーブルに通信端末のエリアIDが入ればグローバルアドレスが自動的に決まるため、そのアドレスが登録の送信元アドレスまたは登録情報内のグローバルアドレスと一致するかどうかの確認のみ行う。
(実施例8の効果)
実施例4、5又は6と同様なので、その説明は省略する。
また、通信端末が使用するNAPT装置をあらかじめ設定出来るので、通信端末の登録処理を省くことができる。
また、実施例7と同様、主装置の構成上の都合で受信データの送信元を確認できない場合でもグローバルアドレスを特定できる。
本発明の実施例1の構成を示す図である。 本発明の実施例1の登録処理の動作を示す図である。 本発明の実施例1の発信処理の動作を示す図である。 本発明の実施例1の他の発信処理の動作を示す図である。 本発明の実施例2の構成を示す図である。 本発明の実施例4の構成を示す図である。 本発明の実施例4の動作を示す図である。 本発明の実施例5の構成を示す図である。
符号の説明
10 ローカルネットワーク
11 NAPT装置
12 通信端末
13 通信端末
20 ローカルネットワーク
21 NAPT装置
22 通信端末
23 通信端末
30 グローバルネットワーク
32 通信端末
41 NAPT装置
100 主装置

Claims (20)

  1. NAPT装置を介した複数のネットワーク間の通信システムにおいて、
    ローカルネットワーク及びグローバルネットワーク内に設けられた通信端末と、
    通信端末の通信情報を管理する主装置と、
    主装置に設けられ、かつ各通信端末の識別情報とローカルアドレスとグローバルアドレスとを対応付けて記憶したテーブルとを有し、
    通信端末が発信する際に、テーブルを参照し、ネットワーク外の通信端末への発信の場合には、お互いの送信先として相手ネットワークのNAPT装置が持つグローバルアドレスを使い、同一のネットワーク内の通信端末への発信の場合には、ローカルネットワーク内でのみ有効なローカルアドレスを使うこと特徴とする複数のネットワーク間の通信システム。
  2. NAPT装置を介した複数のネットワーク間の通信方法において、
    ローカルネットワーク及びグローバルネットワーク内に通信端末を設け、
    各通信端末の通信情報を管理し、
    各通信端末の識別情報とローカルアドレスとグローバルアドレスとを対応付けて記憶し、
    通信端末が発信する際には相手通信端末が同一ネットワーク内にあるかネットワーク外にあるか判断し、
    ネットワーク外の通信端末への発信処理時には、互いの送信先として相手ネットワークのNAPT装置が持つグローバルアドレスを使い、
    同一ネットワークにある通信端末への発信にはローカルネットワーク内でのみ有効なローカルアドレスを使うこと特徴とする複数のネットワーク間の通信方法。
  3. 少なくとも二つの第1及び第2の通信端末を有しかつ第1のNAPT装置に接続された第1のローカネットワークと、
    少なくとも一つの第3の通信端末を有しかつ第2のNAPT装置に接続された第2のローカルネットワークと、
    第1のNAPT装置と第2のNAPT装置とを接続するグローバルネットワークとを有し、
    第1及び第2の通信端末には第1のローカルネットワーク内でのみ有効な第1及び第2のローカルアドレスが付与され、
    第3の通信端末には第2のローカルネットワーク内でのみ有効な第3のローカルアドレスが付与され、
    第1のNAPT装置と第2のNAPT装置にはグローバルネットワーク内で第1及び第2のグローバルアドレスが付与され、
    通信端末の識別情報とローカルアドレス及びグローバルアドレスとをそれぞれ対応させて記憶したテーブルを有する主装置とを有し、
    第1の通信端末から第3の通信端末への発信要求に応答して、主装置はテーブルを参照することにより、第1の通信端末と第3の通信端末とが異なるネットワークに属すると判断して、互いの送信先のアドレスとしてグローバルアドレスを使用し、
    第1の通信装置から第2の通信端末への発信要求に応答して、主装置はテーブルを参照することにより、第1及び第2の通信端末が同一のネットワークに属すると判断して、互いの送信先のアドレスとしてローカルアドレスを使用することを特徴とする複数のネットワーク間の通信システム。
  4. 前記主装置が、前記第1の通信端末と第3の通信端末とが異なるネットワークに属すると判断した場合、前記主装置は第2のNAPT装置宛に送信するためのデータを作成する際に、データの中の発信要求元アドレスを第1のNAPT装置の第1のグローバルアドレスにし、
    第3の通信端末が応答した場合、応答したことを第1の通信端末に通知するデータを作成する際に、第3の通信端末の通信応答側アドレスを第2のNAPT装置の第2のグローバルアドレスにすることを特徴とする請求項3に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  5. 前記主装置が、前記第1及び第2の通信端末が同一のネットワークに属すると判断した場合、前記主装置は第2の通信端末宛に送る発信要求元アドレスとして第1の通信装置の第1のローカルアドレスを使用し、
    第2の通信端末が応答した場合、第1の通信端末に送る通信応答側アドレスとして第2の通信端末のローカルアドレスを使用することを特徴とする請求項3に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  6. 前記主装置は、前記第1のローカルネットワーク内に設けられていることを特徴とする請求項3乃至5に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  7. 前記主装置は、前記グローバルネットワーク内に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  8. 前記通信端末は、通信端末に関するデータを主装置のテーブルに登録するために、このデータを予め主装置に送信しておくことを特徴とする請求項3に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  9. 前記主装置は前記通信端末から登録要求を受け取ったとき、その通信端末のアドレスに対応するネットワークが自分と同じローカルネットワーク否かを判断して、その判断結果を前記テーブルに記憶することを特徴とする請求項8に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  10. 前記主装置と前記通信端末間の通信に前記NAPT装置を介した場合、前記データの送信元のローカルアドレスが前記NAPT装置のグローバルアドレスに置き換えられて前記主装置に送信されることを特徴とする請求項9に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  11. 前記第3の通信端末から前記テーブルへの登録の際、第2のNAPT装置のグローバルアドレスと第3の通信端末のローカルアドレスを受け取り、前記テーブルに記憶することを特徴とする請求項9に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  12. 前記第1及び第2の通信端末から前記テーブルへの登録の際、前記第1及び第2の通信端末のローカルアドレスを第1のNAPT装置のグローバルアドレスと共に前記テーブルに記憶することを特徴とする請求項9に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  13. 前記通信端末が相手通信端末と直接通信を行う際には、前記通信端末は前記主装置に対して相手通信端末のアドレスを直接問い合わせること特徴とする請求項3に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  14. 前記第1の通信端末が主装置に第3の通信端末のアドレスを問い合わせた場合、主装置は第1の通信端末と第3の通信端末のネットワークが同一か否かを判断し、異なるネットワークと判断した場合には、主装置は第1の通信端末に第3の通信端末のグローバルアドレスを返し、
    第1の通信端末はそのグローバルアドレスを受け取り、そのグローバルアドレスに対して通信を開始することを特徴とする請求項13に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  15. 前記第1の通信端末が主装置に第2の通信端末のアドレスを問い合わせた場合、主装置は第1の通信端末の第2の通信端末のネットワークが同一と判断して、第2の通信端末のローカルアドレスを第1の通信端末に返し、
    第1の通信端末はそのローカルアドレスを受け取り、そのローカルアドレスに対して通信を開始することを特徴とする請求項13に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  16. 前記第2のローカルネットワークからグローバルネットワークに接続する第3のNAPT装置が追加され、かつ第2のローカルネットワーク内に第4の通信端末が追加され、
    各通信端末は、主装置のテーブルへの登録時に自分の所属するエリアを一意に決めるエリアIDを一緒に登録することを特徴とする請求項3に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  17. 前記主装置は各通信端末が同一ネットワークにあるか否かを判断する際に、前記エリアIDを比較することを特徴とする請求項16に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  18. 前記エリアIDは、自分の通信端末が所属するローカルネットワークのIDあるいはグローバルネットワークのIDであることを特徴とする請求項16に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  19. 前記第3の通信端末が前記第4の通信端末への発信要求を主装置に送った場合、主装置はそれぞれのエリアIDを比較して、同一エリアのネットワークにある通信端末同士だと判断し、主装置は第4の通信端末へ送るデータを作成する際に、発信要求元アドレスを第3の通信端末のローカルアドレスにすることを特徴とする請求項16に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
  20. 前記第4の通信端末からの応答があった際に、第3の通信端末へ送るデータの通信応答側アドレスは第4の通信端末のローカルアドレスを使用することを特徴とする請求項19に記載の複数のネットワーク間の通信システム。
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