JP2009021644A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録再生装置を複数のユーザが共同で使用する場合、あるユーザが残しておきたい番組を他のユーザが削除してしまうことを防止する。
【解決手段】記録した各番組について、ユーザの操作に基づいて各番組の時間帯ごと興味度を取得する(早送り部分は低く、巻き戻して視聴した部分は高くする等)。記録した各番組に含まれるキーワードを抽出し、前記興味度に応じて各番組の各キーワードの嗜好度を取得する(興味度の高い時間帯のキーワードの嗜好度は高くする等)。各番組の各キーワードの嗜好度から、当該記憶装置に記録されている複数の番組の各キーワードの嗜好度を取得し、記録した各番組についての重要度を計算する。記録した番組を削除する場合、重要度に応じて、番組の削除に対する警告を表示する。
【選択図】図1

Description

技術分野は番組を記録する記録装置、番組を記録する記録方法に関する。
番組を記録する記憶媒体として、DVD等の光ディスクやハードディスクドライブ(HDD)等が普及している。このような記録媒体を利用した従来例として以下のような方法が開示されている。
特許文献1には、「記録媒体の空き容量が不足している場合に、ユーザが容易に削除すべき番組を判断することができるよう、空き容量を確保するために削除すべき番組候補を検索する情報検索装置およびそれを備えた記録再生装置を提供する」ことを課題とし、その解決手段として「情報検索装置20は、画像音声データ10および管理データ11をそれぞれ含む複数の画像音声情報が記録された記録媒体9から、管理データ11の少なくとも一部を取得して保持する管理データ保持部2と、記録媒体9における記録可能な空き容量を取得する空き容量取得部3と、記録媒体に記録すべき画像音声情報が必要とする必要容量を入力する必要容量入力部5と、複数の画像音声情報のうちから削除または圧縮すべきものを検索するための検索条件を設定する検索条件設定部4と、記録媒体9に必要容量を確保することができるよう、空き容量、検索条件および画像音声情報の管理データ11に基づいて、複数の画像音声情報から削除または圧縮すべき画像音声情報候補あるいはその組み合わせを求める検索処理部6とを備える」ことが記載されている。
特許文献2には、「番組情報を伴なう番組の中から利用者の嗜好にあった番組を精度よく順位付けする番組順位付け装置を提供する」ことを課題とし、その解決手段として「利用者の視聴履歴から視聴頻度計算部202より番組毎の視聴頻度を求める。またキーワード抽出部201、嗜好分析部203と項目別嗜好適合度計算部205を用いて視聴頻度が任意の閾値を超えた番組の番組情報を除く番組毎の項目別嗜好適合度を求める。番組順位付けの判断基準学習部204は、視聴した番組と、同時刻に放送した番組の、項目別嗜好適合度と視聴頻度を入力として、視聴した番組が利用者の嗜好にあっているという判断結果を出力とする番組選択情報を基に、利用者の嗜好を分析して番組順位付けの判断基準の精度を向上させる。将来放送予定の各番組の項目別嗜好適合度と、同一番組タイトルの番組の視聴頻度を入力とし番組順位付けの判断基準を基に、番組選択部206により番組を順位付けし自動選択する」ことが記載されている。
特開2004−328608号公報([要約]参照) 特開2006−333423号公報([要約]参照)
しかしながら、特許文献1において、このような記録再生装置は削除、圧縮する番組を検索する条件をユーザが入力しなければならず、ユーザにとって煩雑である。また記録再生装置を複数のユーザが共同で使用する場合、あるユーザが残しておきたい番組を他のユーザが検索した結果にヒットしてしまった場合削除されてしまうおそれがある。
また特許文献2の装置では、番組の削除については考慮されておらず、ユーザが残しておきたい番組が他のユーザに削除されてしまうおそれがある。
また、番組の順位付けについては、順位付けを行う対象は番組情報を伴なって放送される番組に限定している。またキーワードを番組情報から抽出しているが、そのキーワードが含まれている番組内のシーンは、実際にはユーザが視聴していない可能性がある。嗜好抽出のパラメータには番組の視聴回数のみを考慮しているため、1番組内の複数のキーワードのうち実際にはユーザが全く視聴していないシーンに出現したキーワードに対しても同等の重みで計算されるため、精度が悪くなるといった問題がある。
上記課題を解決する為に、本発明の一実施の態様は、記録媒体に記録された映像音声信号に対するユーザの指示が入力される入力部と、入力されるユーザの指示と記録媒体に記録された映像音声信号に含まれる単語とに基づいて第1の映像信号についての第1の指標を算出する番組管理部と、映像音声信号を出力する出力部と、第1の映像音声信号を削除する指示が入力部に入力された場合に、番組管理部で算出された第1の映像音声信号についての第1の指標に基づいて当該第1の映像音声信号の削除に対する警告を出力するよう前記出力部を制御する制御部とを有する構成にすればよい。
具体的には、特許請求の範囲に記載された発明によって上記課題を解決できる。
上記手段によれば、より効率良く番組を記録することができる。具体的には、他のユーザの嗜好度が高い番組を意識せずにユーザが誤って記録媒体から削除することを防ぐことができる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
1.本実施例の概要
本実施例の概要を説明する。本実施例の記録装置は、
(1)記録した各番組について、ユーザの操作に基づいて各番組の時間帯ごと興味度を取得する(早送りした部分は興味度を低くする、巻き戻して視聴した部分は興味度を高くする等)。
(2)記録した各番組に含まれるキーワードを抽出し、前記興味度に応じて各番組の各キーワードの嗜好度を取得する(興味度の高い時間帯のキーワードの嗜好度は高くする等)。この各番組の各キーワードの嗜好度を実施例1では番組キーワードデータ125(図9に示す)とする。
(3)(2)で求めた各番組の各キーワードの嗜好度から、当該記憶装置に記録されている複数の番組の各キーワードの嗜好度を取得する。この当該記録装置における各キーワードの嗜好度を実施例1ではユーザキーワードデータ143(図10に示す)とする。
(4)(3)で取得した当該記録装置における各キーワードの嗜好度(ユーザキーワードデータ143)から、記録した各番組についての重要度を計算する。
(5)記録した番組を削除する場合、(4)で計算した重要度に応じて、番組の削除に対する警告を表示する。
ここで、興味度とは、番組又は番組内のシーンに対するユーザの興味を示す指標である。具体的には当該番組に対するユーザの操作に基づいて決める。
また、嗜好度とは、番組又は番組内のシーンに関係する単語に対するユーザの嗜好を示す指標である。具体的には、番組又は番組内のシーンについての興味度と、その番組又はそのシーンに関係する単語とに基づいて決める。
また、重要度とは、ユーザにとっての或る番組の重要性を示す指標である。具体的には、或る番組に含まれる単語と、他の番組又は他のシーンについて算出したこの単語についての興味度とに基づいて決める。
興味度、嗜好度、重要度の各指標の詳細や具体例は、後述する。
以下、本実施例について具体的に説明する。実施例1の記録装置を記録装置1とする。

2.機能ブロック図
図1は、記録装置1の機能ブロックの一例を示す図である。
図1に示すように、記録装置1は、CPU101と、表示装置102と、入力装置103と、録画再生部104と、番組管理部105と、アンテナ106と、チューナ107と、記録媒体108と、外部記録媒体接続部109とを備える。
CPU101は、記録装置全体を制御する。表示装置102は、映像や音声を表示し、例えばテレビやパソコンのディスプレイあるいは液晶パネル等がある。入力装置103はユーザが本記録装置に対する操作を行うもので、例えばリモコン、あるいはキーボード、あるいはマウス、あるいはペン入力装置等のポインティングデバイス、あるいは液晶タッチパネル等によって実現され、ユーザによって入力される端末の操作に関する制御情報を取得する。
録画再生部104は記録媒体108に放送番組の録画や再生を行うことのできる装置であり、例えばHDDや録画可能なDVDを搭載した録画機等である。番組管理部105は記録媒体108の内容の管理及び更新等の役割を行う専用ユニットであり、例えば汎用マイコン上に実装されたプログラムである。図1ではCPU101の機能を切り出して番組管理部105を表現しているのであって、必ずしもCPU101と別に番組管理部105を設けなくてもよい。また番組管理部105はCPU101で動作するプログラムであってもよい。アンテナ106は放送電波を受信するものであり、例えばパラボラアンテナ等がある。チューナ107は放送局より受信した電波を復調して放送番組データを所得するもので、例えば地上波デジタルチューナや衛星放送チューナである。記録媒体108は放送番組データを記録が行われるものであり、例えばDVDなどの光ディスクやHDDやフラッシュメモリ等であってもよいし、これらを着脱可能にしたものであってもよい。外部記録媒体接続部109は記録媒体108の記憶容量を補填しており、例えばDVDなどの光ディスクや外付けHDDやフラッシュメモリ等で構成される。
録画再生部104についてさらに詳しく説明する。録画再生部104は、録画部111と、再生部112と、番組付加データ取得部113と、操作解析部114と、操作履歴取得部115と、出力部116とを備えている。いる。さらに再生部112は、例えばMPEG等の復号化を行う復号化装置を含んでいる。これら111〜116は1つの回路に含まれていてもよいし、複数の回路で構成されていてもよい。また、番組管理部105と併せて1つの回路に含まれるよう構成してもよい。
録画部111は、チューナ107により取得した放送番組データを記録媒体108へ保存する。例えば、MPEG等の符号化を行う符号化装置を含み、放送番組がアナログ放送の場合、符号化装置へ映像と音声を入力し、符号化された映像音声データ121として記録媒体108へ保存してもよい。
また放送番組がデジタル放送の場合、放送番組データが既に符号化されているため、そのまま映像音声データ121として記録媒体108に保存してもよい。
また、番組の記録に必要とする容量を削減するため、デジタル放送の放送番組データを再生部112の復号化装置へ入力して、復号化した映像と音声を録画部111の符号化装置へ入力して、ユーザの指定したデータ圧縮率で符号化した映像音声データ121として記録媒体108に保存してもよい。
再生部112は、MPEG等の復号化を行う復号化装置を含み、記録媒体108に保存されている映像音声データ121を当該復号化装置で復号化して映像及び音声を出力部116へ出力してもよい。
また、映像音声データ121を復号化した映像及び音声と、あるいはデジタル放送である場合には、同時に放送局から放送される電子番組ガイド(EPG)のデータや字幕データを番組付加データ取得部113へ入力する。また、CPU101の指示内容により、映像音声を指定位置で再生を停止すること、あるいは映像音声の再生順序を順方向と逆方向それぞれについて速度を自由に切り替えて再生すること、あるいは映像音声を指定位置から再生することが可能である。また再生部112は前記CPU101からの指示内容を操作履歴取得部115へと入力する。
番組付加データ取得部113は、放送番組データに含まれる映像音声データ121以外のデータを番組付加データ122として、記録媒体108に保存する。番組付加データ取得部113は、再生部112より入力される復号化された映像及び音声と、あるいはデジタル放送である場合には、同時に放送局から放送される電子番組ガイド(EPG)や字幕データに対して、番組付加データ抽出処理を行うことにより番組付加データ122を抽出する。
番組付加データ122について詳しく説明する。番組付加データ122は、番組に関連のある映像や音声以外の情報を示しており、番組内の出演者あるいはコーナー名あるいは台詞などの出現する時刻を特定することのできる文字情報である。番組付加データ122は、例えばデジタル放送の場合に放送局から放送される字幕データ、あるいはアナログ放送及びデジタル放送に関わらず放送される映像に含まれるテロップデータ、あるいは音声データ、映像データ等に付加されるtag情報、あるいは放送される音声データを認識することにより取得できる音声文字列データとして保存される。
図2は番組付加データ122の一例を示している。番組付加データ122は番組単位毎に別ファイルで保存される。
表示時刻201は番組の開始時刻を0として文字列データ202の出現した時刻を示すものである。単位は例えば一般的な秒である。文字列データ202は取得された文字情報である。本実施例の字幕データは、表示時刻201と画面に表示すべき文字列データ202を一単位として、番組全体に渡る複数単位で保存される。デジタル放送の字幕データは一般に文字列とその表示時刻を特定できる形式を取っているため、放送される字幕データをそのまま保存される、あるいは文字列と表示時刻の全てあるいはどちらか一方に対して独自暗号化あるいは形式を変更して他プログラムからアクセスできない形態で保存してもよい。
テロップデータは、例えば放送局から放送される映像の中にコンピュータグラフィックなどの手法で埋め込まれているため、テロップが出現する領域を検出する処理と、検出したテロップ領域に含まれる文字情報を認識する処理を行って、文字列として検出される。
テロップデータは、テロップが含まれる領域の座標情報あるいはテロップ領域を抜き出した映像とテロップ領域の出現時刻を一単位として、番組全体に渡る集合形式として保存される。またテロップデータは、検出したテロップ領域に含まれる文字情報の認識を行い、認識された文字列と出現時刻を一単位として、番組全体に渡る集合形式として保存してもよい。
テロップデータの認識には、例えば一般的なOCR (Optical Character Recognition: 光学文字認識)技術等を用いることで可能となる。テロップデータの集合形式についてどちらのデータ形式で保存するかは、テロップデータの領域取得時の処理時間とテロップ領域の文字情報の認識時の処理時間を考慮して、番組付加データ取得部113が動作するときに許される処理時間内で収まるように決定する。
音声文字列データは、文字情報を取得するために一般的な音声認識技術等を用いることで、放送される音声データから取得される。番組付加データに含まれるべき音声文字列データは、音声データを音声認識処理に都合のよい音声認識中間データに変換を行い、音声認識中間データとその出現時刻を一単位として番組全体に渡る集合として保存されてもよい。
また音声文字列データは、例えば音声認識中間データに対して音声認識処理を行い、検出された文字列と出現時刻を一単位として、番組全体に渡る集合形式で保存されてもよい。音声文字列データの集合形式についてどちらのデータ形式で保存するかは、音声データを音声認識中間データに変換する処理時間と音声認識中間データから文字列に変換する処理時間を考慮して、番組付加データ取得部113が動作するときに許される処理時間内で収まるように決定する。
番組付加データ122は、必ずしも字幕データとテロップデータと音声文字列データを全て含んでいるとは限らず、少なくとも一つ以上のデータを含んでいればよい。また、番組付加データ122は、字幕データあるいはテロップデータあるいは音声文字列データ以外にもEPG等の放送局から放送されるデータを同時に含んでいてもよい。また番組付加データ122は、インターネット等の外部接続により取得した、放送外番組関連データを同時に含んでいてもよい。
操作解析部114は、入力装置103を介して入力されるユーザの操作を解析し、CPU101に伝える。例えば入力装置103が赤外線リモコンの場合、当該リモコンの押されるボタンに応じて異なる信号パターンが操作解析部114に入力される。操作解析部114は入力された信号パターンを認識することにより、チャンネル切り替えや音量調整や番組表を表示等の操作内容(物理パターン)に変換してCPU101へ伝達する。
操作履歴取得部115は、ユーザの当該記録装置に対する操作の履歴を取得し、操作履歴データ123として保存する。図1では再生部112に対するCPU101からの指示内容が入力され、操作履歴データ123として保存するよう構成してあるが、ユーザの当該記録装置に対する操作の履歴が取得できれば他の構成でもかまわない。操作履歴取得部115へ伝達される指示内容は、例えば操作対象の番組名あるいは番組名を特定する数字コードと、操作を行った時刻と、操作内容と、操作を行った番組内の開始時間と、操作を行った番組内の終了時間とを含んだデータである。
操作履歴データ123は、ユーザの番組への操作内容を保存したデータの一例である。図3は操作履歴データの一例を示した図である。操作履歴データ123は、例えば操作を行った時刻である操作日時301と、操作内容を示す操作内容302と、操作を開始した番組内の時刻である開始時刻303と、操作を終了した番組内の時刻304とを、図3に示すように番組ごとに操作履歴の集合形式として保存される。操作履歴データ123は番組単位毎に別ファイルで保存される。
番組ごとに操作履歴データ123を保存するには、ユーザが新しく番組に対して操作を行った場合、当該番組の操作履歴データ123が存在しているか否かをチェックし、当該番組の操作履歴データ123が存在している場合には、既に存在する操作履歴データ123の最後に新しい操作履歴を追記するようにしてもよい。逆に存在しない場合には、操作履歴データ123を新規に作成してもよい。
次に、図1の番組管理部105についてさらに詳しく説明する。番組管理部105は、例えばCPU101の指令に基づきその動作は制御される。番組管理部105は、例えばシーン重要度解析部131と番組キーワード生成部132と番組キーワード生成部133とユーザキーワード生成部134と番組重要度生成部135と番組重要度比較部136とで構成される。

3.興味度の算出
シーン重要度解析部131は、操作履歴データ123を元に番組興味度データ124を生成する処理を行う。図4はシーン重要度解析の処理フローの一例を示している。以下、図4について説明する。
シーン重要度解析部131は、例えばユーザが当該番組を視聴した後にCPU101により処理が開始される。
ステップ(以下、「ステップ」を「S」とする。)401では、シーン重要度解析部131は、操作履歴データ123から操作履歴データの入力を受ける。S401で入力される操作履歴データは、図3に示した操作履歴データである。S401では、全部でN個含む操作履歴データ123が順番に入力される。以降の説明では、一般化してk番目の操作履歴データ301が入力された後の処理フローについて説明する。
S402では、シーン重要度解析部131は次のステップにおいて(k−1)番目の操作履歴データを保持しているか否かを判断する。S402において(k−1)番目の操作履歴データが保持されていないと判断された場合(S402でNoの場合)には、S405に移り、入力されたk番目の操作履歴データを、次回の演算に用いる(k−1)番目の操作履歴データとして保存する。
一方、本ステップにおいて(k−1)番目の操作履歴データが保持していると判断した場合(S402でYesの場合)にはS403へ移る。シーン重要度解析部131は、S403において例えば後述する図6に示す興味度得点付けルール表141を用いて、k番目の操作内容601と(k−1)番目の操作内容602により、興味度データを参照して取り出し、S404に移る。
S404では、シーン重要度解析部131はk番目の操作内容601と(k−1)番目の操作に関わる番組内の時間と、興味度得点付けルール表141から参照された興味度データの内容に従い、後述の図5に示す番組興味度データ124における当該時間の興味度データ503に得点を加える。シーン重要度解析部131は、Sにおいて番組興味度データ124の更新を終えた後に、S405に移る。
S405では、シーン重要度解析部131はk番目の操作履歴データを、次回の演算に用いる(k−1)番目の操作履歴データとして保存し、S406に移る。
S406では、シーン重要度解析部131は全体でN個の操作履歴データ123のうち、シーン重要度解析部131に未入力のデータが残っているかを判断する。S406において残っていると判断された場合(S406でYesの場合)にはS401へ戻り、次の操作履歴データを入力する。S405において全ての操作履歴データを入力したと判断された場合(S406でNoの場合)には、シーン重要度解析部131は処理を終了する。
図5は、S404に示される番組興味度データ124の一例を示している。番組興味度データ124は番組単位毎に別ファイルで保存される。番組興味度データ124は、例えばデータを識別するID501と、ID501に対する時刻を示す時間502と、当該時刻のシーンに対するユーザの興味を数値化したものである興味度503とを含み、図5に示すようにID501に関する時間502における興味度503の集合とする。興味度503は、ユーザの操作履歴データ123より抽出した当該時間のシーンに対するユーザ嗜好を数値化したものである。ただし、数値化以外に例えばランク分けするようにしてもよい。
図5の興味度503について、ユーザの嗜好を数値化する一例を説明する。一般にユーザは、興味のあるシーンに関しては通常速度による再生やもう一度見たいシーンへの早戻しによる再視聴やスロー再生等の確実に見るような操作を行う。一方、ユーザは、興味のないシーンに関しては早送りやジャンプ等の操作により視聴時間の短縮のための操作を行う。またユーザは2回以上同じ番組を視聴することがあり、1度全体を視聴した後に自分のもう一度見たいシーンだけを選んで再生するといった操作や、ダイジェスト再生等のアプリケーションにより特定のシーンのみを再生するといった操作を行う。興味度503は、当該時間における全ての操作履歴データ123の内容から、当該指示内容に応じて、管理データ140に含まれる興味度得点付けルール表141を用いて、計算したものとする。
なお、管理データ140とは後述する興味度得点付けルール表141とキーワード辞書142とユーザキーワードデータ143を総称したものを示す。管理データは記録媒体108に保存されてもよいし、当該装置内のメモリに保存されてもよいし、着脱可能な外部記録媒体に記録してもよい。
図6は興味度得点付けルール表141の一例を示している。興味度得点付けルール表141は記録装置毎に1つ保存される。興味度得点付けルール表141は、図6に示すように、例えば今回の操作元601と前回の操作元602とで構成されている。例えば、前回の操作で30秒まで通常再生していて、今回の操作で早送りを開始した場合には、今回の操作元601の早送り列603と、前回の操作元602の再生列604の直交する、「遷移前5秒間 −0.5」が興味度として選択されることになる。すなわち、25秒から30秒までの範囲にある興味度は、−0.5が加算される。
なお、図6の今回の操作元601及び今回の操作元602に含まれる早送り列603や再生行604等の各項目は、任意に決定してもよい。例えば、番組のロード、再生、ジャンプ、早送り、早戻し、スロー送り、スロー戻し、停止等が考えられる。また、図6の興味度得点付けルール表141は、あるシステムにおいて前記操作のうち一部のみを対象として作成されてもよいし、計算に不要となる操作の得点を0点とした状態で作成してもよい。また図6の興味度得点付けルール表141における605等の各項目の数値は任意に決定してもよい。また、図6の興味度得点付けルール表141における605等の各項目の数値は、システムの起動時の値により計算するだけでなく、ユーザのリモコン操作や外部装置により各数値を調整する構成にしてもよい。

4.嗜好度の算出
次に、図1の番組管理部105に含まれる番組キーワード生成部132について説明する。番組キーワード132は、番組を録画する際に生成された番組付加データ122とシーン重要度解析部131により生成される番組興味度データ124より、番組キーワードデータ125を生成する機能を有する。以下、図7のフローチャートを用いて番組キーワード生成部132による番組キーワードデータ125の生成について説明する。
処理の開始はシーン重要度解析部131の処理が終わった後でもよいし、CPU101により制御してもよい。
S701では、番組キーワード生成部132は対象となる番組に関連するキーワードの一覧(以下、「番組キーワード一覧」という)を取得する。番組に関連するキーワードとは、例えば番組に登場する人名やタイトル名やコーナー名などの固有名詞等を対象とする。番組キーワード生成部132は、キーワードの一覧の取得のために例えば番組付加データ122を用いる。番組付加データ122は図2に例示してあるように、放送字幕抽出処理や音声認識処理やテロップ認識処理等の手法により取得した番組中に登場する文字列と当該文字列の表示時刻を1単位とした文字列データを含んでいる。
ここで、S701の処理についてさらに詳しく説明する。
図8は、前記文字列データを用いたS701の処理フローを示している。図7のS701の処理が開始されると、番組キーワード生成部132はS801で順番に図2の番組付加データ122から、文字列データ202を1単位ずつ番組キーワード生成部に入力し、S802に移る。
S802では、番組キーワード生成部132は入力された文字列データを一般的な形態素(言語の中で意味を持つ最小単位)解析により単語に分解し、S803に移る。この形態素解析により、動詞や助詞、名詞などに分解することができる。
S803では、番組キーワード生成部132は分解された単語を1つずつ取得し、S804に移る。
S804では、番組キーワード生成部132は取得した単語が固有名詞であるか否かを判定する。
S804で、固有名詞であると判断された場合(S804でYesの場合)にはS805に移り、固有名詞ではないと判断された場合(S804でNoの場合)はS807に移る。
この固有名詞であるか否かの判断には、固有名詞に加えて形容詞や副詞等を含めることができる。例えば、当該判断を固有名詞、形容詞、又は副詞であると判断された場合にはS805に移り、固有名詞、形容詞及び副詞のいずれでもないと判断された場合にはS807に移るとしてもよい。
S805では、番組キーワード生成部132は既に存在している番組キーワード一覧に前記固有名詞が含まれているか否かを判定する。
S805でキーワード一覧に含まれていないと判定された場合(S805でNoの場合)にはS806へ移り、キーワード一覧に含まれていると判定された場合(S805でYesの場合)にはS807に移る。
S806では、番組キーワード生成部132は新しく前記固有名詞を番組キーワード一覧に登録し、S807に移る。
S807では、番組キーワード生成部132はS802で分解された単語のうち未取得のものがあるか否かを判定する。
S807においてまだ未取得の単語が存在していると判断された場合(S807でYesの場合)にはS803に戻る。一方、S807において全ての単語を取得し処理を終えたと判断された場合(S807でNoの場合)には、S808に移る。
S808では、未処理の文字列データが存在するか否かを判定する。S808で未処理の文字列データが存在すると判断された場合(S808でYesの場合)にはS801に戻り、次の文字列データの処理を行う。一方、S808で、全ての文字列データが処理されたと判定された場合(S808でNoの場合)には、キーワード一覧抽出処理701は処理を終了する。本処理フローをキーワード抽出処理第1手法とする。
上述した図8は、番組付加データ122に含まれる文字列データに対して番組キーワード一覧抽出処理を行う際の処理フローである。一方番組付加データ122は、例えばテロップ領域を抽出した座標情報のデータ、あるいは字幕情報を暗号化したデータ等、暗号化を解除する等の処理を行わなければ解読できないデータで構成される可能性がある。このような場合には、例えばテロップ領域に対するOCRや復号処理等を行い文字列データを抽出する処理を図8のS801の前で行うようにしてもよい。これにより、何らかの処理を行わなければ解読できないデータでについても図8のS801以降の処理を行なうことができる。このように、図8のS801の前に何らかの処理を行うフローをキーワード抽出処理第2手法とする。
また、S701は番組付加データ122に含まれるEPG情報の一部として含まれる番組内容を説明する文字列に関して形態素解析を行い、取得した固有名詞に関して番組キーワード一覧として使用してもよい。この手法は、キーワードの数は図8の処理フローより抽出した番組キーワード一覧よりも少なくなるが、形態素解析の処理回数の減少により、キーワード抽出処理701の処理負荷を減らすことができる。本処理フローをキーワード抽出処理第3手法として定義する。
またキーワード抽出処理701は、番組のEPG情報から取得することのできるジャンル情報や番組名や放送局に応じたキーワード辞書142を予め例えば管理データ140に用意することにより、キーワード辞書142に含まれる単語が番組内の文字列データに出現した場合は、番組キーワード一覧に登録するといった処理を用いてもよい。この方法により、形態素解析を省略することが可能となる。本処理フローをキーワード抽出処理第4手法として定義する。
なお、キーワード辞書142とはキーワードとなる単語を含むデータである。
キーワード抽出処理701において、第1手法と第2手法と第3手法と第4手法の選択については、記録装置1記録装置が一意的にどれか単一の手法を選択してもよいし、あるいは複数の手法を併用してもよいし、別の手法を用いてもよい。
また、番組のジャンルや、デジタル放送もしくはアナログ放送といった放送形態や、映像の解像度や、二ヶ国語放送とステレオ放送などの番組中の音声形式や、テロップや音声認識等の番組に対する精度等に応じて、番組単位で上述の4手法の取捨選択を行ってもよいものとする。例えばアナログ放送の番組の場合は、字幕データやEPG情報を取得できないため、第2手法のテロップ認識を用いて番組キーワード一覧を抽出するようにしてもよい。一方で、デジタル放送の番組の場合は、全ての手法を併用して番組キーワード一覧を抽出するようにしてもよい。
以上の処理により、番組キーワード生成部132は、図7のS701に示した番組キーワード一覧の抽出処理を終えS702に移る。
S702では、番組キーワード生成部132は例えば番組付加データ122より文字列データを取得し、S703に移る。なお、番組付加データ122は、前述の通り文字列と表示時刻とを1単位とした文字列データでもよいし、例えばテロップ領域を示す座標情報とその表示時刻を一単位とした非文字列データでもよい。前者の場合、文字列データを本ステップで一単位ずつ取得すればよい。後者の場合は、前述の番組キーワード一覧抽出処理第二手法での非文字列データから文字列を取得する方法と同様の方法で文字列と表示時刻を一単位とした文字列データに変換して入力すればよい。
S703では、番組キーワード生成部132はS702の処理で文字列データを取得したか否かを判断する。S703において、文字列データを取得したと判定された場合(S703でYesの場合)にはS704に移る。一方、S702で文字列データを取得していないと判断された場合、すなわち全ての文字列データに対する処理を行った場合(S703でNoの場合)、番組キーワード生成部132は処理を終了する。
S704では、番組キーワード生成部132はS701で取得した番組キーワード一覧の中から順番にキーワードを取得してS705に移る。
S705では、番組キーワード生成部132は当該取得したキーワードについて後述するS706〜710の処理が終了したか否かの判定を行い、未処理のキーワードがあると判定された場合(S705でYesの場合)S706へ移る。一方、全てのキーワードの処理を終了したと判断された場合(S705でNoの場合)、S702へ戻って、次の文字列データの取得を行う。
S706では、番組キーワード生成部132はS702で取得した文字列中にS705で取得したキーワードが含まれるか否かを判定する。S702で取得した文字列中にS705で取得したキーワードが含まれていると判定された場合(S706でYesの場合)には、S707に移り、含まれていないと判定された場合(S706でNoの場合)には、S704へ戻り次のキーワードに対して処理を行う。
S707では、番組キーワード生成部132はS706でキーワードが含まれていると判定された文字列の出現時刻を取得し、S708に移る。
S708では、番組キーワード生成部132はS707で取得した出現時刻について、番組興味度データ124の中で最も近い時間の興味度を取得し、S709に移る。
S709では、番組キーワード生成部132は、S708で取得した興味度を用いてキーワード嗜好度を計算する。
キーワード嗜好度及びその計算方法の一例について以下説明する。
番組内でユーザが実際に見たシーンに含まれるキーワードは、全く見ずに飛ばしたシーンに含まれるキーワードよりもユーザにとっての嗜好度が高いと言える。キーワード嗜好度は、ユーザが番組内のシーンに対する興味を数値化した番組興味度データ124を用いて、ユーザがキーワードに嗜好している度合いを数値化したものである。
キーワード嗜好度は数1によって与えられる数値データである。数1によって計算したキーワード嗜好度は、興味度の低いシーンに含まれるキーワードよりも興味度の高いシーンに含まれるキーワードの方が大きくなるという性質を有す。
Figure 2009021644

数1においてPgKeyint(k)はk番目のキーワードに対するキーワード嗜好度を示している。Int(i,t)は、キーワードがi回目に出現した時刻における図5の興味度503である。またw(i)は、i番目に出現したキーワードに対する重み演算である。またMaxIntは、キーワードが出現した各時刻の興味度の中での最大値である。
S709で例えば上記の方法によりキーワード嗜好度を取得し、S710に移る。
S710では、番組キーワード生成部132は番組キーワードデータ125に結果を反映し、S704に戻る。
図9は番組キーワードデータ125の内容の一例を示したものである。番組キーワードデータ125は番組単位毎に別ファイルで保存される。番組キーワードデータ125は、例えばID901とキーワード名902とキーワード嗜好度903で構成されている。
ID901は、キーワードを識別するための番号である。
キーワード名902は、S701で求めた番組キーワード一覧を並べたものである。
キーワード嗜好度903は、S709で求めたキーワード名902に対応したキーワード嗜好度の値である。
番組キーワード生成部132は、S710においてS704で取得したキーワード名902に対応したキーワード嗜好度903を、S709で計算したキーワード嗜好度で更新する。
なお、映像音声データ121と番組付加データ122と操作履歴データ123と番組興味度データ124と番組キーワードデータ125は番組単位に生成されてもよい。以降の説明では、映像音声データ121と番組付加データ122と操作履歴データ123と番組興味度データ124と番組キーワードデータ125を総称して録画番組情報120として略すことがある。
次に、図1のユーザキーワード生成部133について説明する。ユーザキーワード生成部133は、番組キーワード生成部132によって求めた様々な番組の番組キーワードデータ125を用いて、複数の番組によるキーワード嗜好度を含むユーザキーワードデータ143を生成する。またユーザキーワード生成部133は、番組の分類条件により分類単位毎のユーザキーワードデータ143を生成してもよい。また、ユーザキーワード生成部133は、番組キーワードデータ125以外の方法で取得したキーワードに対する嗜好度を計算し、ユーザキーワード143に反映してもよい。
図10は、ユーザキーワードデータ143の一例を示したものである。ユーザキーワードデータ143は、図10に示すようにヘッダ部1001とデータ部1011とで構成されている。
ヘッダ部1001は主にユーザキーワードデータを構成した条件が格納されているフィールドである。ヘッダ部1001は番号1002と条件1003と設定内容1004の各項目で構成されている。
番号1002は項目の番号を示している。
条件1003は、データ部1011を構成するために用いた番組の条件を示している。条件1003に示したのは一例であり、番組のカテゴリや録画したフォルダ名や録画日時の範囲やチャンネル番号やタイトルに含まれる文字等の条件が各項目に挿入されている。
設定内容1004は、条件1003の各項目に対する設定値を示している。図10の例においては、カテゴリの条件に対して設定内容がグルメと設定されている。また条件1003には、コンテンツ選定式1005を含むことが可能である。
コンテンツ選定式1005は複数条件が設定されたときに対するコンテンツの選定方式を定義した式である。コンテンツ選定式1005の内容は、他の条件1003に含まれる項目と同様に、設定内容1004の項目に挿入される。コンテンツ選定式1005は、条件1003と設定内容1004で設定された複数条件に対して、論理和あるいは論理積あるいは否定あるいは、複数の組み合わせを表現することのできる式を設定することが可能である。
コンテンツ選定式1005に対する設定内容1004の項目に挿入される内容は、番号1002と、論理和及び論理積あるいは否定等を示す記号等と、コンテンツ選定式1005の内容を計算するための優先順位を決めることのできる記号等によって表現することができる。ヘッダ部1001は、条件の項目数が2個以上存在する場合、必ずコンテンツ選定式1005を含む必要がある。一方条件が一つのみで構成されている場合においては、コンテンツ選定式1005を含む必要はない。またヘッダ部1001に設定できる条件の数や内容は、特に制限しないこととする。ただし記録装置1の設定や記憶容量や計算速度に応じて、システム側が予め制限することも可能である。
次にユーザキーワードデータ143のデータ部1011について説明する。データ部1011に含まれるデータは、ヘッダ部1001で設定された条件に合致する番組に対する番組キーワードデータ125から集められたデータであり、番組キーワードデータ125と同様にID、キーワード及び嗜好度からなる。ID1012はキーワードを識別するための番号である。キーワード名1013は、ヘッダ部1001の設定内容により取得したキーワード一覧を並べたものである。キーワード嗜好度1014は、ヘッダ部1001の設定内容により取得したキーワード一覧に対する嗜好度を計算した結果である。
次にユーザキーワード生成部133の処理フローを説明する。図11はユーザキーワード生成部133の処理フローを示したものである。
ユーザキーワード生成部133はCPU101からの命令により処理が開始される。ユーザキーワード生成部133の処理は、例えば入力装置103よりユーザに明示的に指示されたとき、あるいは一定周期の決まった時間(例えば毎週日曜の午前1時等)に開始される。
ユーザキーワード生成部133は処理を開始すると、S1101では番組キーワードデータ125を入力し、S1102に移る。
S1102では、ユーザキーワードデータ143の分類条件が入力された番組の分類条件に合致するか否かを判定する。例えば図10に示すようにユーザキーワードデータ143の分類条件としてグルメが設定されていた場合には、例えば番組付加データ122に含まれているEPG情報の番組ジャンル情報等を用いて、番組がグルメに関する番組であるかを判定すればよい。
S1102においてユーザキーワードデータ143の分類条件に番組が合致していると判定された場合(S1102でYesの場合)、S1103に移る。一方、S1102においてユーザキーワードデータ143の分類条件に番組が合致していないと判定された場合(S1102でNoの場合)、当該番組に対する処理を終了し、S1109に移る。
S1109では、対象となる番組キーワードデータを全て処理したか否かを判定する。S1109において未処理の番組キーワードデータが残っていると判断された場合(S1109でNoの場合)、S1101ヘ戻り、次の番組キーワードデータの入力を行う。一方、S1109において全ての番組キーワードデータが処理されたと判断された場合(S1109でYesの場合)、ユーザキーワード生成部133は処理を終了する。
S1103では、入力された番組キーワードデータ125から順番にキーワード名と対応する嗜好度を取得し、S1104に移る。図10の例では、コンテンツ選定式1005に該当する番組に対するユーザキーワードを作成する。すなわち、番組カテゴリがグルメの番組によるユーザキーワードを作成する。
S1104では、番組キーワードデータ125からキーワード名と嗜好度の取得が成功したか否かを判定し、全てのキーワードの計算が終わってキーワードの取得に失敗した場合(S1104でNoの場合)には、当該番組に対する処理を終了してS1109に移る。一方、番組キーワードデータ125からキーワード名と嗜好度の取得が正しく行われたと判定された場合(S1104でYesの場合)にはS1105に移る。
S1105では、S1103で取得したキーワード名が、ユーザキーワードデータ143に含まれているか否かを判定する。S1105で、S1103で取得したキーワード名がユーザキーワードデータ143に含まれていると判定された場合(S1105でYesの場合)にはS1106に移り、一方S1103で取得したキーワード名が、ユーザキーワードデータ143に含まれていないと判定された場合(S1105でNoの場合)にはS1107に移る。
S1106では、ユーザキーワードデータ143の中から、S1103で取得したキーワード名に合致するキーワード名と対応する嗜好度を取得し、S1108に移る。
S1107では、ユーザキーワードデータ143のキーワード名項目にS1103で取得したキーワード名と対応するキーワード嗜好度1014を0として追加し、S1108に移る。
S1108では、図10におけるユーザキーワードデータ143のキーワード嗜好度1014を更新し、S1103に戻る。
ここで、S1108におけるユーザキーワードデータのキーワード嗜好度1014の更新方法の一例を説明する。当該更新は例えば数2に従って計算する。
Figure 2009021644

数2におけるInt(i)はi番目の番組に対する図9のキーワード嗜好度903を示し、len(i)はi番目の番組全体の長さを示し、H(len(i))は番組の長さに応じて決定される重みである。また数2のUserKeyIntは、計算されたユーザキーワードデータのキーワード嗜好度を示している。図10のキーワード嗜好度1014は、複数の番組の同一キーワードに対する図9のキーワード嗜好度903の和で計算される。一方で、番組キーワードデータ125のキーワード嗜好度は複数の番組間で比較すると、番組長が長い番組の方がキーワードの登場回数が多いため、番組長が長い番組は、キーワード嗜好度903が大きくなる可能性がある。よって番組の長さにより正規化するためにH(len(i))を乗じることとしているが、H(len(i))の定義についてはシステムの都合により設定してもよい。H(x)の値を常に1とすれば、重み付けを行わないことと同等となる。
ユーザキーワード生成部133は、以上の処理によりユーザキーワードデータ143を生成する。
次に図1の番組重要度生成部134について説明する。番組重要度生成部134は、ユーザキーワードデータ143を用いて番組重要度144を生成する。番組重要度144は、ユーザキーワードデータ143に含まれる各キーワード名が番組に含まれている回数とさらにキーワード嗜好度を積算して、さらに番組自体の長さに応じて重み付けを行って求めた数値である。また、番組重要度生成部134は、番組重要度の計算対象となる番組を選定する条件を入力して、特定の条件に一致した番組に対してのみ番組重要度を計算することが可能である。

5.重要度の計算
ここで、番組重要度生成部134の処理フローを説明する。図12は番組重要度生成部134の処理フローを示している。処理の開始はCPU101により制御される。番組重要度生成部134の処理は、例えば入力装置103よりユーザに明示的に指示されたとき、あるいは一定周期の決まった時間(例えば毎週日曜の午前1時等)に開始される。
S1201では、番組重要度生成部134は番組重要度を計算する対象となる番組を記録媒体108から取得し、S1202に移る。
S1202では、S1201で取得した番組が、番組の選定条件に一致しているかを判定する。番組の選定条件とは、例えば番組のカテゴリやチャンネル番号等の録画番組に関する情報、視聴済の番組に限る、あるいは未視聴の番組のみ等の視聴状態に関する情報、又はユーザが手動で録画した番組か、記録装置が自動録画した番組かといった手法で録画した番組等の録画方法の情報等とすることができる。番組重要度生成部134は、S1202においてS1201で入力した番組が選定条件に一致すると判定した場合(S1202でYesの場合)は、S1203へ進む。一方、番組重要度生成部134は、S1202においてS1201で入力した番組が選定条件に一致しないと判定された場合(S1202でNoの場合)は、当該番組に関する処理は行わず、S1205に移る。なお、番組重要度生成部134は番組の選定条件の入力を省略することが可能であり、その場合S1202を省略してもよい。
S1203では、番組重要度生成部134は、番組重要度144を計算するためのユーザキーワードデータ143を取得し、S1204に移る。
S1204では、S1203で取得したユーザキーワードデータ143により番組重要度を計算し、S1205に移る。ここで、S1204における番組重要度の取得処理を図13に示した処理フローで説明する。図12のフローチャートでS1204に移ると、図13に示す処理が開始される。
S1301では、番組重要度生成部134は番組重要度の取得に関して、最初に計算対象となる番組の番組付加データ122を取得しS1302に移る。
S1302では、続いて取得した番組付加データ122より文字列データ1単位を取得し、S1303に移る。ここで、S1302における文字列データの取得方法は、図7のS702と同様であるため説明を省略する。
S1303では、ユーザキーワードデータ143から図10のデータ部1011におけるキーワード名1013とキーワード嗜好度1014を1組として順番に取得し、S1304に移る。
S1304では、S1302で取得した文字列データ中に、S1303で取得したキーワード名が含まれるかを判定する。S1304においてS1303で取得したキーワード名が含まれないと判定された場合(S1304でNoの場合)には、取得したキーワードをスキップしてS1307に進む。一方、S1304においてS1303で取得したキーワード名が含まれると判定された場合(S1304でYesの場合)には、S1305に移る。
S1305では、当該キーワード名に対応するキーワード嗜好度を取得し、S1306に移る。
S1306では、S1305において取得したキーワード嗜好度を番組重要度に加算し、S1307に移る。
S1307では、次のキーワードに対する処理を行うために、ユーザキーワードデータ143に未処理のデータがあるか否かを判定する。S1307においてユーザキーワードデータ143に未処理のデータがあると判定された場合(S1307でYesの場合)には、S1305へと戻り処理を続行する。一方、S1307においてユーザキーワードデータ143に未処理のデータがないと判定された場合(S1307でNoの場合)には、S1308に移る。
S1308では、番組付加データ122中に未処理の文字列データが存在するか否かを判定する。S1308において番組付加データ122中に未処理の文字列データが存在すると判定された場合(S1308でYesの場合)には、S1302へ戻り処理を続行する。一方、S1308において番組付加データ122中に未処理の文字列データが存在しないと判定された場合(S1308でNoの場合)には、S1309に移る。
S1309では、番組重要度の重み計算を行う。番組重要度の大きさはキーワードの出現回数に比例するため、強いては番組の長さに左右される可能性がある。S1309の処理は番組重要度の精度を改善するための処理であり、番組重要度生成部134の負担を減らすために省略してもよい。続いてS1309の処理を終えると、図12のS1204における番組重要度の取得処理を終了する。
番組重要度生成部134は図12のS1204における番組重要度の取得処理を終了すると、S1205に移り、対象となる全ての番組において番組重要度を計算したか否かを判定する。S1205において未計算の番組が存在すると判定された場合には、S1201へと戻り処理を続行する。一方、S1205において全ての番組の番組重要度を計算したと判定された場合には、番組重要度生成部134は処理を終了する。
上記で説明した興味度、嗜好度、重要度は必ずしも数値でなくてもよい。例えば、計算結果に応じたランク(一定数値以上はAランク、ある一定範囲はBランク等)であってもよい。

6.番組を削除する動作
続いて記録装置1が、ユーザの操作によって番組を削除する方式について説明する。番組の削除は、ハードディスクから当該番組のデータを削除するようにしてもよいし、実際はハードディスクから削除せず、ユーザからは見えないように見かけ上削除するだけにしてもよい。見かけ上削除するだけではハードディスクの容量が減らないため、見かけ上削除されたデータはハードディスクの容量が満杯になったら削除するようにしてもよい。
図14に、記録装置1の表示装置102に表示される録画番組一覧画面の一例を示す。図14の録画番組一覧画面は、主にユーザが記録装置1の中に録画されている番組一覧を閲覧する場合に表示される画面の一例である。CPU101が記録媒体108に記録されている映像・音声データ121から番組一覧を取得する。図14のユーザ操作画面は、番組一覧表示部1401と、番組1401内に含まれる番組サムネイル表示部1402と番組説明表示部1403と、番組条件選択部1404で構成されている。
番組一覧表示部1401は、記録装置1の記録媒体108に録画されている番組一覧を表示する領域である。番組一覧表示部1401は、図1における管理データ部140から取得された録画番組の一覧(以下、「録画番組リスト」とする。)の各番組の代表静止画を表示する番組サムネイル表示部1402と、各番組のタイトル名や放送チャンネル名と放送日時を表示する番組説明表示部1403で構成される。
ユーザが例えば図1の入力装置103を介して図14の番組サムネイル表示部1402で指し示された番組を削除する場合の動作について説明する。図15は、ユーザが図1の入力装置103を介して図14の番組サムネイル表示部1402で指し示された番組を削除する場合の、記録装置1の処理フローを示す。
処理の開始は例えば入力装置103により番組を削除する指令がユーザから行われた後に、CPU101により制御される。
CPU101は、ユーザが番組削除を実行する場合、CPU101はS1501で最初に図14の番組一覧表示部1401に表示されている番組一覧を記録媒体108に記録されている映像・音声データ121から取得し、S1502に移る。
S1502では、S1501で取得した番組一覧に対する番組重要度を取得し、S1503に移る。S1502の番組重要度は、図1のCPU101が番組重要度取得部134に対して、S1501で取得した番組一覧の番組重要度を取得する命令を行うことにより取得される。図1の番組重要度取得部134は、例えば先で説明した図13の処理フローに従い実行する。
CPU101は、S1503ではS1502において全ての番組重要度を取得すると、取得した番組重要度に基づいて番組一覧の番組を整列し、各番組の順位を取得し、S1504に移る。番組一覧の各番組の順位は、例えば番組重要度の高い(又は低い)番組から整列することで取得するにしてもよい。図15Bに取得された番組重要度のデータ構成の一例を示す。図15Bに示すように、番組毎に番組名15B1と対応する番組重要度15B2で構成される。図15Bの形式のデータは一時的にRAMに保存される。
図15Cに、図15Bのデータを番組重要度の高い順番に整列した場合の例を示す。
S1504では、S1503で生成した整列された番組一覧から、削除対象となる番組の順位を取得し、S1505に移る。
S1505では、S1504で取得した削除対象となる番組の順位が、システムで予め設定されている所定の順位以上(又は以下)に位置しているか否かを判定する。S1505において削除対象となる番組の順位が、システムで予め設定されている所定の順位以上(又は以下)に位置していると判定された場合(S1505でYesの場合)には、S1506に移る。一方、S1505において削除対象となる番組の順位が、システムで予め設定されている所定の順位以上(又は以下)に位置していないと判定された場合(S1505でNoの場合)には、ユーザにとっての重要度が低い番組と判定されるため、S1508に移り通常の番組削除を実行する。図15Cのような整列された番組重要度が得られた場合で4位以下のデータが重要でないと設定されていた場合について具体的に説明する。削除しようとする番組が番組名「A××」であった場合は、当該番組は第5位となっているため番組削除が実行される。
S1506では、ユーザにとって重要な番組と判定されるため、番組を削除することに対する警告や、重要度に関する情報(例えば重要度の順位)、当該番組の削除をするか否かの選択肢等を表示し、S1507に移る。
図15Cのような整列された番組重要度が得られた場合で4位以下のデータが重要でないと設定されていた場合について具体的に説明する。削除しようとする番組が番組名「△×○」であった場合は、当該番組は第3位となっているため当該番組の削除をするか否かの選択肢等を表示する。
図15のS1506に表示される警告と選択肢の一例を図16に示す。CPU101は、図15のS1505を実行後に、図14の画面から図16の削除警告表示部1601と削除実行選択部1602と削除拒否選択部1603とを伴う画面へと遷移する。削除警告表示部1601は、当該番組が重要である旨等の削除に関するユーザへの警告を意味する文字列の表示領域である。削除警告表示部1601に表示される文字列はシステムで予め設定されていてもよい。削除実行選択部1602と削除拒否選択部1603は、ユーザが図1の入力装置103を介して実際に削除するか否かを選択する際にどちらか一方が選ばれ、選ばれた後に削除警告表示部1601と削除実行選択部1602と削除拒否選択部1603の表示が消えて、図14の表示画面へと遷移する。なお、削除警告表示部では、ユーザに「重要度第3位の番組ですが、削除しますか?」といった、重要度の順位を表示する手段を提供してもよい。また、重要度が所定の値を超えている番組については「重要度1234の番組ですが、削除しますか?」といった、番組の重要度の値を示すようにしてもよい。
また、S1503で取得する順位については、当該ステップだけではなく、例えば図14の録画番組一覧画面や、削除とは直接関係しない画面(例えば再生する番組を選択する画面等)で表示するようにしてもよい。これにより、削除するときだけでなく、例えば再生するときにも番組の重要度を参考にすることができる。
また、S1506においては、警告表示の代わりに当該警告の対象となる番組が削除できないようにし、当該番組は重要度が高いため削除できない旨を表示して処理を終了する構成にしてもよい。
S1507では、CPU101は、図15のS1506において表示された図16の削除実行選択部1602と削除拒否選択部1603のどちらが選択されたかを判定する。S1507において、削除実行選択部1602が選択されたと判定された場合(S1507でYesの場合)にはS1508に移る。一方、S1507において、削除拒否選択部1602が選択されたと判定された場合(S1507でNoの場合)には、削除を行わずに処理を終了する。
S1508では、CPU101は実際に番組削除を実行し、処理を終了する。
なお、S1505においてユーザにとって重要度が低くS1508で通常の削除処理がされる場合(S1505でNoの場合)であっても、本当に削除するか否かの確認のメッセージを表示する構成にしてもよい。当該確認のメッセージはS1506で表示される警告とは異なるようにしてもよい。
また、図14に示した録画番組一覧画面は、番組条件選択部1404を伴うことができる。番組条件選択部1404は、例えばユーザに対して番組一覧表示部1401に表示する番組の条件を選定する方法を提示する。図14に示すように、例えば録画番組視聴条件選択部1405で構成される。録画番組視聴条件選択部1405は、さらに録画番組全選定部1411と、録画番組既視聴選定部1412と、録画番組未視聴選定部1413で構成してもよい。録画番組全選定部1411が選択された場合、記録装置1において録画されている全ての番組が番組一覧表示部1401に表示される。録画番組既視聴選定部1412が選択された場合、記録装置1において録画されている番組のうち既に視聴した番組が番組一覧表示部1401に表示される。録画番組未視聴選定部1413が選択された場合、記録装置1において録画されている番組のうち未視聴の番組が番組一覧表示部1401に表示される。
番組条件選択部1404で番組一覧表示部1401に表示する番組の条件を選定された後に、ユーザが例えば図1の入力装置103を介して図14の番組サムネイル表示部1402で指し示された番組を削除する場合の動作について説明する。
図17は、番組条件選択部1404で番組一覧表示部1401に表示する番組の条件を選定された後に、ユーザが図1の入力装置103を介して図14の番組サムネイル表示部1402で指し示された番組を削除する場合の、記録装置1の処理フローの一例を示す。
処理の開始は例えば入力装置103により番組を削除する指令がユーザから行われた後に、CPU101により制御される。
S1701でCPU101は、S1401で、番組条件選択部1404で番組一覧表示部1401に表示する番組の条件を選定された後にユーザが番組削除を実行する場合、最初に番組条件選択部1404で選択された条件に合致するユーザキーワードデータ143が存在するか否かを判定する。この判定は、例えばユーザキーワードデータ143に含まれる図10のヘッダ部1001の内容と、番組条件選択部1404で選択された条件に合致するか否かを照査することで実現してもよい。
S1701において、図10のヘッダ部1001の内容と番組条件選択部1404で選択された条件が全てのユーザキーワードデータ143と合致しない場合(S1701でNoの場合)は、S1702に移り、一方S1701において、図10のヘッダ部1001の内容と番組条件選択部1404で選択された条件が全てのユーザキーワードデータ143と合致する場合(S1701でYesの場合)は、S1703に移る。
S1702では、図1のユーザキーワード生成部133により、番組条件選択部1404で選択された条件でユーザキーワードデータ143が新しく生成される。図1のユーザキーワード生成部133は、先で説明した図13の処理フローに従い実行する。
続いて記録装置1は、番組条件選択部1404で番組一覧表示部1401に表示する番組の条件を選定された後に、ユーザが番組削除を実行する場合、S1701又はS1702で取得したユーザキーワードデータ143を用いて、S1703以降の処理が行われる。図17におけるS1703から1710までの処理は、図15におけるS1501からS1508までの処理と同様であるため説明を省略する。
番組条件選択部1404は、上記で示した録画番組の視聴状態に関する選択だけでなく、録画番組のEPG情報に含まれるジャンルやチャネルや録画番組名等による条件選択を可能にしてもよい。あるいは複数の条件による組み合わせてもよい。
また、図14に示した録画番組一覧画面において、番組重要度の大きさにより整列して番組一覧表示部1401に表示する手段を提供してもよい。番組一覧表示部1401に表示されている番組は番組重要度の大きさにより整列されているため、使用するユーザがある番組について不要か否かを容易に判定することができる。よって番組重要度の大きさにより整列して番組一覧表示部1401に表示された後に番組一覧表示部1401から番組を選んで削除する場合は、図16における警告画面を省略してもよい。図16における警告画面を省略することによってユーザは、入力装置103の操作をより少なくすることができる。また番組一覧表示部1401内に計算された番組重要度を同時に表示してもよい。番組一覧表示部1401内に計算された番組重要度を同時に表示することにより、ユーザの理解を深めることが可能となる。また番組重要度の値を適切な段階分けでコンテンツを表示分けする手段を備えていてもよい。
また、図16の削除実行選択部1601については、ユーザに削除を行うか否かの選択肢を提示しているが、例えば番組映像音声データ121を圧縮や移動といった手段により、記録媒体108の容量を増やすための他の手段を同時に提示してもよい。記録装置を共有で使用している他ユーザにとっても嗜好度の高い番組であるため、番組を完全に消さない圧縮や移動といった手段による保存方法も提供してもよい。
なお番組削除を行った場合には、削除した番組に関する図1の映像音声データ121と番組付加データ122と操作履歴データ123と番組内重要度データ124と番組キーワードデータ125が全て削除されてもよい。前記番組キーワードデータ125が削除されると、ユーザキーワード生成部133において、ユーザキーワードデータ143を再計算する必要がある。ユーザキーワードデータ143の再計算は、削除実行時に行う。ただしユーザキーワードデータ143の再計算を削除実行時に行うと、ユーザが削除実行してから次の操作可能になるまで、時間を要するおそれがある。よってシステムであらかじめ指定した日時にユーザキーワードデータ143の再計算を実行するように設定しておき、番組削除実行時にはユーザキーワードデータ143の再計算を回避してもよい。
また記録装置1は、ユーザキーワードデータ143に含まれるキーワードを番組付加データ122より取得するが、ユーザが入力装置103を介してキーワードを追加する機能を有していてもよい。CPU101は、ユーザが入力装置103を介して新しく追加されたキーワードに対して、番組キーワード生成部132とユーザキーワード生成部133に計算を行い、ユーザキーワードデータ143を更新することができる。
また記録装置1は、ユーザキーワードデータ143に含まれるキーワードの順位をユーザが操作できるようにしてもよい。ユーザがあるユーザキーワードデータ143に含まれるキーワードを第n位から、第k位に変更した場合には、ユーザキーワードデータ143の一例を示している図10のデータ部内の嗜好度1014から、第k位のキーワードの嗜好度と第n位のキーワードの嗜好度を抽出して、その差分を第n位のキーワードの嗜好度に加えればよい。
また記録装置1は、一般的な自動録画システムを備えていた場合、録画を行う際に記録媒体108の空き容量が少なくて録画できない場合に、番組重要度の低い番組を自動的に削除する手段を持っていてもよい。番組重要度の低い番組を自動的に削除する手段を持つことにより、ユーザは残り容量を気にせず記録装置を扱うことができる。
また記録装置1は、予約録画の設定を行う際に記録媒体108の空き容量が少なくて録画できない場合に、番組重要度の低い番組を削除するように提示する手段を提供してもよい。ユーザは番組重要度の低い順番で並べてあるため、容易に自分にとって不要な番組を区別することができる。
また記録装置1は、一般的な自動録画システムを備えていた場合、録画を行う際に記録媒体108の空き容量が少なくて録画できない場合に、番組重要度の低い番組を自動的に削除する手段を持っていてもよい。番組重要度の低い番組を自動的に削除する手段を持つことにより、ユーザは残り容量を気にせずに記録装置を扱うことができる。
また記録装置1は、記録媒体に録画番組情報120が含まれる構成を示しているが、外部記録媒体109に含まれていてもよいものとする。
次に、実施例2について説明する。本実施例は、実施例1と共通する構成を有するので、共通する構成については、説明を省略することがある。実施例2の記録装置を記録装置2とする。
一般のHDDレコーダやPC等の記録装置は、録画番組の所有者を区別するため、ディレクトリ構造をサポートしている装置が存在する。記録装置2は、実施例1に加えて前記ディレクトリ構造をサポートした場合の構成となる。
図18は本実施例における記録装置の機能ブロックの構成例を示す図である。図18は、実施例1のブロック図である図1と構成とほぼ共通であり、管理データ1840内にディレクトリ情報1844を所持していることのみが異なる。他のブロックについては図1とほぼ共通であるため説明を省略する。
ディレクトリ情報1844は、各録画番組がどのディレクトリに含まれるか否かを示す情報である。ディレクトリ情報1844は、各録画番組が複数のディレクトリ情報を所持することも可能である。これは複数のユーザが使用する記録装置においては、一つの番組に対して複数のユーザが興味を持つことを示している。またディレクトリ情報1844は、録画番組データが外部記録媒体1809に含まれる可能性があるため、録画番組データのアドレスを含めてもよい。
ディレクトリ情報1844は、予約録画実行時や録画番組一覧において整理を行う際に生成及び更新される。図19は、本実施例における記録装置において、ユーザが番組を録画する際に表示される画面の一例を示す。ユーザが、番組の予約録画実行を図18の入力装置1803を介して実行すると、例えば番組タイトル部1901と番組予約録画時間部1902と番組チャンネル部1903と番組画質設定部1904と番組ディレクトリ設定部1905と番組関連情報提示部1906で構成される画面が表示される。
番組タイトル部1901は、予約録画番組の名称を設定する項目である。
番組予約録画時間部1902は予約録画を行う時間を設定する項目である。
番組チャンネル部1903は、録画番組のチャンネルを設定する項目である。
番組画質設定部1904は、録画番組の圧縮率を設定する項目である。
番組ディレクトリ設定部1905は、録画番組のディレクトリを設定する項目である。
番組関連情報提示部1906は、録画番組の出演者情報等の録画番組に関連した情報を提示する項目である。
番組タイトル部1901と番組予約録画時間部1902と番組チャンネル部1903と番組関連情報1906とは、ユーザが予約録画時に手動で入力する他、EPG情報等により自動的に入力されることもある。図19に示したように番組ディレクトリ設定部1905が設定されて本実施例における記録装置が予約録画を実行した場合、当該録画番組が番組ディレクトリ設定部1905の内容のディレクトリに属していると、図18のディレクトリ情報1844に反映される。
次に図20は、本実施例における記録装置において表示装置1802に表示される録画番組一覧画面の一例を示す。図20は、実施例1における図14に、ディレクトリ選択部2005が加わっている。ディレクトリ選択部2005は、選択したディレクトリに所属する番組のみを番組一覧表示部2001に表示することができる項目である。図20に示すディレクトリ選択部2005において「ユーザA」が選択された場合には、本実施例における記録装置内の全番組のうちユーザAを示すディレクトリに属する番組のみが表示される。一方ディレクトリ選択部2005において「すべて」が選択された場合には、本実施例における記録装置内の全番組が表示される。
図20の録画番組一覧画面において、ユーザは録画番組に対し各ディレクトリへの移動や複製を行うことができる。ユーザが図18の入力装置1803を介して、特定番組の移動や複製を行うための操作を行った場合、例えば図20に示すように番組移動種別選択部2006と番組移動先表示部2007が表示される。
番組移動種別選択部2006は、例えば特定の番組をディレクトリへ移動もしくは複製を行うか否かを選択する項目である。
番組移動種別選択部2007は、例えば選択した番組の移動先を選択する項目である。
例えば番組移動種別選択部2006において移動が選択された場合、ディレクトリ情報1844に含まれる特定番組に対する移動元のディレクトリの所属情報は消去され、新たに番組移動種別選択部2007で選択されたディレクトリの所属情報が追加される。
一方、番組移動種別選択部2006において複製が選択された場合、ディレクトリ情報1844に含まれる特定番組に対する移動元のディレクトリの所属情報は維持され、新たに番組移動種別選択部2007で選択されたディレクトリの所属情報が追加される。以上によりディレクトリ情報1844の生成及び更新が行われる。
また図20の録画番組一覧画面は、第一実施例における図14の録画番組一覧画面と同様の動作を行う番組条件選択部2004を備えている。本実施例における記録装置は図20の録画番組一覧画面において番組条件選択部2004とディレクトリ選択部2005とは同時に使用することが可能である。図20の録画番組一覧画面において番組条件選択部2004とディレクトリ選択部2005とが同時に使用される場合、番組一覧表示部2001において、番組条件選択部2004の条件を満たし、かつディレクトリ選択部2005に所属する番組一覧が表示されるようにしてもよい。
図20の番組条件選択部2004とディレクトリ選択部2005で番組一覧表示部2001に表示する番組の条件を選定された後に、ユーザが例えば図18の入力装置1803を介して図20の番組サムネイル表示部2002で指し示された番組を削除する場合の動作について説明する。図21は、番組条件選択部2004及びディレクトリ選択部2005で番組一覧表示部2001に表示する番組の条件を選定された後に、ユーザが図1の入力装置103を介して図20の番組サムネイル表示部2002で指し示された番組を削除する場合の、記録装置2の処理フローの一例を図21に示す。
処理の開始は例えば入力装置1803により番組を削除する指令がユーザから行われた後に、CPU1801により制御される。
S2101では、CPU1801は、番組条件選択部2004で番組一覧表示部2001に表示する番組の条件を選定された後に、ユーザが番組削除を実行する場合、最初に番組条件選択部2004で選択された条件に合致するユーザキーワードデータ143が存在するか否かを判定する。本実施例における記録装置は、例えばS2101においてディレクトリ選択部2005に含まれる各ディレクトリ毎に番組条件選択部2004で選択された条件に合致するユーザキーワードデータ143を作成されているか否かを判定する。例えば各ディレクトリ毎のユーザキーワードデータ143に含まれる図10のヘッダ部1001の内容と、番組条件選択部2004で選択された条件に合致するか否かを照査する。
S2101において、各ディレクトリ毎の図10のヘッダ部1001の内容と番組条件選択部2004で選択された条件が全てのユーザキーワードデータ143と合致しない場合(S2101でNoの場合)、S2102に移る。
一方、S2101において、図10のヘッダ部1001の内容と番組条件選択部2004で選択された条件に合致したユーザキーワードデータ143が各ディレクトリ毎に生成されていた場合はS2103に移り、当該ステップで発見されたユーザキーワードデータ143を用いて以降の処理を行う。
S2102では、図18のユーザキーワード生成部133により、番組条件選択部2004で選択された条件と各ディレクトリに関するユーザキーワードデータ143が新しく生成され、S2103に移る。図18のユーザキーワード生成部133は、先で説明した図13の処理フローと同様の手順でユーザキーワードデータ143の生成を実行する。S2102において、番組条件選択部2004で選択された条件の下で各ディレクトリ毎のユーザキーワードデータ143が生成される。ユーザキーワードデータ143の取得方法は実施例1における図17のS1702と同様であるため説明を省略する。
S2103では、CPU1801は、記録装置2に含まれるディレクトり情報1844から、図20でユーザにより選択された削除対象の番組が属しているディレクトリを取得し、S2104に移る。
S2104では、S2103で取得したディレクトリに属する録画番組リストを取得し、S2105に移る。
S2105では、S2101で取得したユーザキーワードデータのうち、S2103で取得したディレクトリに合致するユーザキーワードデータを用いて、S2103で取得した録画番組リストに対して番組重要度を取得すし、S2106に移る。番組重要度の取得方法については実施例1における図17のS1704と同様であるため説明を省略する。
S2106では、S2105で取得した番組重要度よりS2104で取得した番組一覧を整列し、S2107に移る。
S2107では、図20でユーザにより選択された削除対象の番組について、S2106で整列した番組一覧から取得した録画番組リスト中での順位を取得し、S2108に移る。
S2108では、図20でユーザにより選択された削除対象の番組の属しているディレクトリが他にも存在するか否かを判定する。
S2108において、図20でユーザにより選択された削除対象の番組の属しているディレクトリが他にも存在すると判定された場合(S2108でYesの場合)にはS2103に戻り、次に取得したディレクトリの処理を行う。
一方、S2108において、図20でユーザにより選択された削除対象の番組の属しているディレクトリが他にも存在しないと判定された場合(S2108でNoの場合)には、S2109に移る。
S2109では、S2107で取得した当該削除番組の順位が、全ディレクトリの番組において所定の順位以内に収まっているか否かを判定する。S2109においてS2107で取得した当該削除番組の順位が、少なくとも一つのディレクトリについての所定の順位以上に含まれている場合(S2109でYesの場合)には、S2110に移る。一方、S2109においてS2107で取得した当該削除番組の順位が、全ディレクトリについて所定の順位以下に含まれていると判定された場合(S2109でNoの場合)、S2112に移る。
S2110では、実施例1における図17のS1708と同様に番組の削除に関する警告と選択肢を表示し、S2111に移る。
S2111では、実施例1の図17のS1709と同様に、番組の削除に関する警告と選択肢の表示方法として実施例1における図16の削除警告表示部1601と同様の手段を用いてもよい。全ディレクトリにおいて当該番組が所定の順位以下となっていた場合には警告を行わずに削除するが、少なくとも一つ以上のディレクトリで所定の順位以上となっていた場合には、警告を表示する。また、その際にどのディレクトリにおいて所定の順位以上となっているかを表示してもよい。また、各ディレクトリについての順位を表示してもよい。
S2111、S2112はそれぞれ実施例1における図17のS1709、S1710と同様であるため説明を省略する。
以上の手段により、記録装置を操作していないユーザにとって嗜好度が高い番組が、簡易操作で他のユーザに勝手に消去されることを防止することができる。
なおディレクトリ情報144は録画番組情報120に含まれている構成であってもよい。ディレクトリ情報144が録画番組情報120に含まれている場合、ある番組に関する録画番組情報120全体を外部記録媒体108に移動や複製されたとしても、記録媒体107と外部記録媒体108に含まれる全ての録画番組情報120から、ディレクトリ情報144を探索することにより、先に説明した管理データ140内にディレクトリ情報144を所持する仕組みと同等の処理を行うことができる。
また実施例1と同様に図20に示した録画番組一覧画面において、番組重要度の大きさにより整列して番組一覧表示部2001に表示する手段を提供してもよい。例えば図20のディレクトリ選択部2005において「ユーザA」が選択された後に番組一覧表示部2001に表示されている番組は番組重要度の大きさにより整列された場合、使用する「ユーザA」にとっての番組重要度の昇順もしくは降順で表示されているため、図21のS2109の際に、「ユーザA」のディレクトリに属している録画番組リスト内における削除対象の番組の番組重要度の順位を照査する必要がなくなる。
また図21において処理を簡略化するために、番組重要度の計算を行わず削除対象の番組がディレクトリに含まれているかのみを判定してS2110以降の処理を行うようにしてもよい。削除対象の番組が複数のディレクトリに属している場合、あるディレクトリから削除するために選ばれた番組は他のディレクトリにも所属している可能性があるため、番組重要度の計算を行わずに警告を行うだけでも効果がある。よって図20のディレクトリ選択部2005において「全て」が選択されている場合、図21におけるS2101からS2108までを省略して、S2109において削除対象の番組がディレクトリに所属しているか否かを判定するのみでよい。また、図20のディレクトリ選択部2005において「ユーザA」が選択されていた場合、図21におけるS2101からS2108までを省略して、S2109において削除対象の番組がユーザAのディレクトリ以外に所属しているか否かを判定してもよい。このようにすれば処理を簡略化することはできる。なお、番組重要度による判定を行うと、不要な番組を削除する際に警告される場面を減らすことが可能となるため、ユーザが選択を行なう回数を減らすことが可能となる。
また記録装置2は、実施例1と同様に、予約録画を設定を行う際に記録媒体108の空き容量が少なくて録画できない場合に、番組重要度の低い番組を削除するように提示する手段を提供してもよい。また複数のディレクトリに存在する番組について、各ディレクトリの番組重要度を計算することにより、他のディレクトリで所定の順位以上に位置付けられる場合には、削除候補として選定しなくてもよい。
また記録装置2は、実施例1と同様に、一般的な自動録画システムを備えていた場合、録画を行う際に記録媒体108の空き容量が少なくて録画できない場合に、番組重要度の低い番組を自動的に削除する手段を持っていてもよい。また複数のディレクトリに存在する番組について、各ディレクトリの番組重要度を計算することにより、他のディレクトリで所定の順位以上に位置付けられる場合には、削除候補となくてもよい。
次に、実施例3について説明する。なお、上記、実施例1及び実施例2と共通する構成については、説明を省略する。実施例3の記録装置を記録装置3とする。
HDDレコーダやPC等の記録装置を複数のユーザで使用する際にどのユーザが使用しているかを識別できれば、ユーザ毎に操作履歴を取得することが可能になるため、実施例2より精度良くユーザ毎の番組重要度を計算することが可能になる。記録装置3は、実施例1及び実施例2に加えてユーザ認証機構が加わった構成を示す。
図22は本実施例における記録装置の機能ブロックの構成例を示す図である。図22は、実施例1のブロック図である図1と実施例2のブロック図である図18構成とほぼ共通であり、録画再生部2204の中にユーザ認証部2217を持っていることが異なる。さらに操作履歴データ2223と興味度データ2224と番組キーワードデータ2225を操作する(使用する)ユーザ毎に生成されることが異なる。
本実施例では、操作履歴データ2223と興味度データ2224と番組キーワードデータ2225をまとめたデータをユーザ番組データ2226として説明する。また、管理データ部2240の中にユーザ特定情報2245を所持していることが異なる。また、管理データ部2240の中にユーザ番組情報2246を所持していることが異なる。他のブロックについては図1とほぼ共通であるため説明を省略する。
ユーザ認証部2217は、入力されたデータを解析してユーザ特定情報2245の内容と一致しているか否かを判定して、現在本実施例における記録装置を使用しているユーザを特定する。
ユーザ特定情報2245は、例えばPCなどで用いられる入力装置2203を介したユーザIDとパスワード情報等することができる。また、ユーザ特定ボタンを装備したリモコンを入力装置2203あるいは指紋、静脈などによる生体認証を用いてもよい。また、ユーザ認証部2217は、外部記録媒体2208に含まれるユーザ特定情報とユーザ特定情報2245を照合することにより、ユーザを特定してもよい。また、パスワードや指紋、静脈等を用いず、ユーザにより入力されるユーザを区別する情報より記録装置を使用しているユーザを特定してもよい。
ユーザ番組情報2246は、番組がどのユーザの所有であるかを示す情報であり、実施例2におけるディレクトリ情報と同様の情報を含んでもよい。よって、実施例2におけるディレクトリ情報と同様にユーザ番組情報2246は管理データ部2240内に含まれているか、あるいは番組データ部2220に含まれていてもよい。
ユーザ認証部2217は、使用しているユーザをユーザ特定情報2245より特定すると、特定されたユーザ情報をCPU2201へ通知する。CPU2201は、ユーザ情報を通知されると操作履歴取得部2215に対して、再生部2212への指示内容を再生部操作しているユーザに対するユーザ番組データ2226内に含まれる操作履歴データ2223に保存するように指示する。またCPU2201はユーザ番組データ2226に含まれる操作履歴データ2223に対して興味度データ2224と番組キーワードデータ2225を生成するように、シーン重要度解析部2231と番組キーワード生成部2232及び番組重要度生成部2233に対して指示する。
記録装置3はユーザの操作により録画番組一覧を表示する場合、実施例2における図20とほぼ同様の構成となる。次に記録装置3が図20の番組条件選択部2004で番組一覧表示部2001に表示する番組の条件を選定された後に、ユーザが図20の入力装置103を介して図20の番組サムネイル表示部2002で指し示された番組を削除する場合の動作について説明する。
図23は、番組条件選択部2004で番組一覧表示部2001に表示する番組の条件を選定された後に、ユーザが図1の入力装置103を介して図20の番組サムネイル表示部2002で指し示された番組を削除する場合の、記録装置3の処理フローを示す。図23は、実施例2における番組を削除する際の処理フローである図21とほぼ同様のステップにより行われる。よって、異なるステップのみ説明する。
処理の開始は入力装置2203により番組を削除する指令がユーザから行われた後に、CPU2201により制御される。
S2301では、最初にユーザ特定情報2245より登録されているユーザ情報を1人ずつ取得し、S2302に移る。
S2302では、図20の番組条件選択部に合致しており、S2301で取得したユーザのユーザ番組データ2226を用いて計算したユーザキーワードデータが存在するか否かを判定する。S2302において、ユーザキーワードデータが存在しないと判定された場合(S2302でNoの場合)は、S2303に移る。一方、S2302において、ユーザキーワードデータが存在すると判定された場合(S2302でYesの場合)はS2304へと進む。
S2303では、ユーザキーワードデータ2226を用いて、当該条件におけるユーザキーワードデータを生成し、S2304に移る。S2303における処理は、他の実施例(例えば図17のS1702)と同様である。
S2304からS2307までの処理フローは、図21におけるS2104からS2107までのステップと同様であるため説明を省略する。
S2308では、S2307において削除対象となる番組の順位を取得すると、ユーザ特定情報2245のうちまだ削除対象となる番組の順位を取得していないユーザが存在するか否かを判定する。S2308においてユーザ特定情報2245のうちまだ削除対象となる番組の順位を取得していないユーザが存在すると判定された場合(S2308でYesの場合)は、S2301へ戻る。一方、S2308において全ての順位を取得したと判定された場合(S2308でNoの場合)には、S2309に進む。
S2309では、削除対象の番組が、全てのユーザに対して所定の順位以下となっているか否かを判定する。S2309において、削除対象の番組が1人以上のユーザで所定の順位以上となっている場合(S2309でYesの場合)には、S2310に移る。一方、S2309において、削除対象の番組が全てのユーザで所定の順位以下となっている場合(S2309でNoの場合)には、S2312に移り番組削除を実行する。
S2310では、番組の削除に関する警告と選択肢を表示する。S2310では、実施例1の図17のS1709と同様に、番組の削除に関する警告と選択肢の表示方法として実施例1における図16の削除警告表示部1601と同様の手段を用いてもよい。また、その際にどのユーザにおいて所定の順位以上となっているかを表示してもよい。また、当該番組の各ユーザ毎の順位を表示してもよい。
S2310以降の処理方法は、図21におけるS2110以降のステップと同様であるため説明を省略する。
以上により番組削除を実行することにより、他のユーザにとって重要度の高い番組を簡単に削除することを防ぐことができる。
また実施例2と同様に、図20に示した録画番組一覧画面において、番組重要度の大きさにより整列して番組一覧表示部2001に表示する手段を提供してもよい。整列された番組の順番は、現在使用しているユーザの番組重要度の大きい、あるいは小さい順番となる。番組一覧表示部2001に表示されている番組は番組重要度の大きさにより整列された場合、使用しているユーザAにとっての番組重要度の昇順もしくは降順で表示されているため、図23のS2309の際に、ユーザAにとっての録画番組リスト内における削除対象の番組の番組重要度の順位を照査する必要がなくなる。
また記録装置3は、実施例2と同様のディレクトリをサポートしてもよい。図20におけるディレクトリ選択部2005の中から「ユーザA」を選択するとディレクトリ名「ユーザA」に所属している番組の一覧が番組一覧表示部2001に表示される。実施例2と同様に、ディレクトリ間の番組の移動や複製等も可能である。
また記録装置3は、ユーザ特定情報2245に含まれる各ユーザに対応したディレクトリを自動的に生成してもよい。ユーザ専用のディレクトリを用意された場合、例えば予約録画を行う際には自動的に予約録画操作を行うユーザのディレクトリに属するといった処理を行う。またシステムの設定により、操作しているユーザはまた他のディレクトリから自分専用のディレクトリへの移動や複製は可能する一方で他のユーザ専用ディレクトリ内への移動や複製といった処理は不可能であるといったアクセス制御を行うことを可能にしてもよい。
また図23において処理を簡略化するために、番組重要度の計算を行わず削除対象の番組がディレクトリに含まれているかのみを判定してS2310以降の処理を行うようにしてもよい。削除対象の番組が複数のディレクトリに属している場合、あるディレクトリから削除するために選ばれた番組は他のディレクトリにも所属している可能性があるため、番組重要度の計算を行わずに警告を行うだけでも効果がある。よって図20のディレクトリ選択部2005において「全て」が選択されている場合、図21におけるS2301からS2308までを省略して、S2309において削除対象の番組が操作しているユーザ以外のディレクトリに所属しているか否かを判定するのみでよい。但し番組重要度による判定を行う方が、不要な番組を削除する際に警告される場面を減らすことが可能となるため、ユーザの入力装置を介して入力する回数を減らすことが可能となる。
また記録装置3は、図23において処理を簡略化するために、番組重要度の計算を行わず削除対象の番組が他のユーザが未視聴か否かを判定してS2310以降の処理を行うようにしてもよい。他のユーザが未視聴か否かを判定する方法は、例えば他のユーザの当該番組に対する操作履歴データ2223が存在するか否かを判定すればよい。図21におけるS2301からS2308までを省略して、S2309において少なくとも1人以上の他ユーザが未視聴の場合、S2310以降の処理を行う。一方、他ユーザが全員視聴済みの番組であれば、S2312の番組削除を実行する。またS2310ノ警告を表示する際に、どのユーザが未視聴であるかを表示する手段を提供してもよい。
また記録装置3は、図23においてS2309の際に、削除対象の番組が他のユーザが未視聴か否かを判定してもよい。つまり削除対象の番組に対して他ユーザの番組興味度が低く、かつ全ユーザが視聴済みであった場合にはS2312へ進み、そうでなければS2310以降の処理を行う。なお、一つ以上のディレクトリで所定の順位以上となっていた場合に行う警告の表示については、その際にどのユーザにおいて所定の順位以上となっているかを表示してもよい。また、各ユーザについての順位を表示してもよい。
また実施例1において説明したように、 S2310においてユーザに削除を行うか否かの選択肢を提示しているが、例えば番組映像音声データ2221を圧縮や移動といった手段により、記録媒体2208の容量を増やすための他の手段を同時に提示してもよい。記録装置を共有で使用している他ユーザにとっても嗜好度の高い番組であるため、番組を完全に消さない圧縮や移動といった手段による保存方法も提供してもよい。また移動を行う場合、外部媒体2308とユーザ特定情報2245を照合する手段をユーザ認証部2217が備えている場合、番組の移動先を特定して表示してもよい。番組の移動先を特定する方法は、図23のS2301からS2308までの処理により取得した削除対象番組の順位が最も高いユーザ専用の外部媒体2308を選択するといった方法が考えられる。また記録装置3は、番組の削除や移動や圧縮といった処理履歴を保存しておき、他ユーザが番組の処理履歴を参照できるようにしてもよい。特に他ユーザにとって番組重要度が大きい番組に対して削除や移動や圧縮といった処理を行った場合には、当該ユーザが記録装置3を使用してユーザ認証を成功したあとに、番組の削除や移動や圧縮といった処理を行ったことを通知してもよい。
また記録装置3は、実施例1及び実施例2と同様に、予約録画設定の際に記録媒体108の空き容量が少なくて録画できない場合に、予約録画を行うユーザにとって番組重要度の低い番組を削除するように提示する手段を提供してもよい。また予約録画を行うユーザにとって番組重要度が低い一方で、他のユーザで番組重要度が所定の順位以上となった場合には、削除候補として提示しなくてもよい。
なお、図1、18、22の各構成は必ずしも全て具備する必要はない。例えば、記録容量の補填が必要なければ、外部記録媒体109は具備しなくてもよい。
また、図1、18、22の各構成は、全てハードウェアで構成してもよいし、一部をソフトウェアで構成してもよい。
また、上述の実施例では、放送番組を記録する記録再生装置を説明したが、記録再生装置に記録されている画像音声情報は放送番組以外の画像音声情報であってもよい。また放送番組は電波ではなく、インターネット109を介したユニキャストやマルチキャスト等の通信であってもよい。前記インターネット109を介した通信をする場合場合、記録装置3は通信装置110を備えている。通信装置110は、例えば有線ローカルエリアネットワーク(LAN)カードや無線LANカードである。
また、上記実施例中の番組は、映像と音声とを含んでいてもよいし、映像のみ又は音声のみでもよい。また、文字放送の番組や、電子書籍であってもよい。
実施例1の記録装置の機能ブロックの構成例を示す図である。 図1の番組付加データ122のデータ構成例を示す図である。 図1の操作履歴データ123のデータ構成例を示す図である。 図1のシーン重要度解析部131の処理の一例を示すフローチャートである。 図1の番組興味度データ124のデータ構成例を示す図である。 図1の興味度得点付けルール表141の一例である。 図1の番組キーワード生成部132の処理の一例を示すフローチャートである。 図7のステップ701の処理の詳細例を示すフローチャートである。 図1の番組キーワードデータ125のデータ構成例を示す図である。 図1のユーザキーワードデータ143のデータ構成例を示す図である。 図1のユーザキーワード生成部133の処理の一例を示すフローチャートである。 図1の番組重要度生成部134のフローチャートの一例である。 図12のステップ1204の処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1の記録装置の録画番組一覧表示の一例である。 実施例1の記録装置において番組を削除する処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1の記録装置において番組を削除するときに表示するの警告画面の一例である。 実施例1の記録装置において条件選択後に番組を削除する処理の一例を示すフローチャートである。 実施例2の記録装置の機能ブロックの構成例を示す図である。 実施例2の記録装置で番組を予約するときに表示する画面の一例である。 実施例2の記録装置の録画番組一覧表示の一例である。 実施例2の記録装置において番組を削除する処理の一例を示すフローチャートである。 実施例3の記録装置の機能ブロックの構成例を示す図である。 実施例3の記録装置において番組を削除する処理の一例を示すフローチャートである。 各番組に対する番組重要度のデータ構成の一例 図24のデータを番組重要度の高い順に並べ替えたデータ構成の一例
符号の説明
101…CPU
102…表示装置
103…入力装置
104…録画再生部
105…番組管理部
106…アンテナ
107…チューナ
108…記録媒体
109…外部記録媒体

Claims (25)

  1. 記録媒体に記録された映像音声信号に対するユーザの指示が入力される入力部と、
    映像音声信号についての重要度を算出する番組管理部と、
    前記記録媒体に記録された映像音声信号を出力する出力部と、
    前記記録媒体に記録された第1の映像音声信号を削除する指示が前記入力部に入力された場合に、前記番組管理部で算出された当該第1の映像音声信号についての重要度に基づいて当該第1の映像音声信号の削除に対する警告を出力するよう前記出力部を制御する制御部とを有する情報処理装置。
  2. 請求項1の情報処理装置であって、
    前記番組管理部は、前記第1の映像音声信号についての重要度を、当該第1の映像音声信号に含まれる単語と、前記入力部に入力されるユーザの指示から当該番組管理部が算出する単語についての嗜好度とから算出する情報処理装置。
  3. 請求項2の情報処理装置であって、
    前記番組管理部は、前記単語についての嗜好度を、映像音声信号における当該単語が関係するシーンについて前記入力部に入力されたユーザの指示に基づいて算出する情報処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかの情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記第1の映像音声信号を前記記録部から削除する指示が前記入力部に入力された場合に、当該第1の映像音声信号についての重要度が所定のレベルよりも重要であることを示すときは当該第1の映像音声信号の削除に対する警告を出力するよう前記出力部を制御する情報処理装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかの情報処理装置であって、
    前記番組管理部は、前記記録部に記録されている複数の映像音声信号についての重要度を算出し、
    前記制御部は前記第1の映像音声信号を削除する指示が前記入力部に入力された場合に、前記複数の映像音声信号についての重要度に基づいて順位を算出し、当該第1の映像音声信号についての順位が所定の条件を満たすときは当該第1の映像音声信号の削除に対する警告を出力するよう前記出力部を制御する情報処理装置。
  6. 請求項4の情報処理装置であって、
    前記制御部は前記警告と共に前記第1の映像音声信号についての重要度を出力するよう前記出力部を制御する情報処理装置。
  7. 請求項5の情報処理装置であって、
    前記制御部は前記警告と共に前記第1の映像音声信号についての順位を出力するよう前記出力部を制御する情報処理装置。
  8. 記録媒体から映像音声情報を出力する出力部と、
    ユーザの指示が入力される入力部と、
    前記入力部に第1のユーザからの前記記録媒体の第1の映像音声情報の削除の指示が入力されると、前記出力部が当該第1の映像音声情報が前記第1のユーザとは別の第2のユーザの嗜好に適した映像音声情報である旨を出力するよう制御する制御部とを有する情報処理装置。
  9. 請求項8の情報処理装置であって、
    前記入力部は、ユーザを区別する情報の入力を受け、
    前記制御部は前記第2のユーザの映像音声情報に対する指示の履歴に従って当該第2のユーザの嗜好を算出し、前記第1の映像音声情報が当該第2のユーザの嗜好に適するか否かを判断する情報処理装置。
  10. 請求項9の映像音声情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記第2のユーザがの映像音声情報に対する指示の履歴のうち、再生した場面に含まれるキーワードに重み付けを行い、前記第1の映像音声情報に含まれるキーワードと前記重み付けがされたキーワードとが適合する場合には、当該第2のユーザの嗜好に適すると判断する情報処理装置。
  11. 記録媒体に記録された映像音声信号に対するユーザの指示を入力する入力部と、
    前記入力部に指示を入力するユーザを認証するユーザ認証部と、
    前記入力部に入力されるユーザの指示と前記記録媒体に記録された映像音声信号に含まれる単語と前記ユーザ認証部の認証に基づいて前記記録媒体に記録された第1の映像音声信号についてのユーザごとの第1の指標を算出する番組管理部と、
    記録媒体に記録された映像音声信号を出力する出力部と、
    前記第1の映像音声信号を記録媒体から削除する指示が前記入力部に入力された場合に、前記番組管理部で算出された当該第1の映像音声信号についてのユーザごとの第1の指標に基づいて当該映像音声信号の削除に対する警告を出力するよう前記出力部を制御する制御部とを有する情報処理装置。
  12. 請求項11の情報処理装置であって、
    前記番組管理部は、前記第1の映像音声信号についてのユーザごとの第1の指標を、当該第1の映像音声信号に含まれる単語と、前記入力部に入力されるユーザの指示から当該番組管理部が算出する単語に関する第二の指標と、前記ユーザ認証部の認証とに基づいて算出する情報処理装置。
  13. 請求項11の情報処理装置であって、
    前記番組管理部は、前記単語に対する第二の指標を、前記記録部に記録されている映像音声信号における当該単語が関係するシーンについてのユーザの指示と、前記ユーザ認証部の認証とに基づいて算出する情報処理装置。
  14. 請求項11〜13のいずれかの情報処理装置であって、
    前記制御部は、少なくとも一人のユーザについての前記第1の映像音声信号についての第1の指標が所定の条件を満たす場合は、当該映像音声信号の削除に対する警告を出力するよう前記出力部を制御する情報処理装置。
  15. 請求項11〜13のいずれかの情報処理装置であって、
    前記番組管理部は、前記記録部に記録されている各映像音声信号についてユーザごとの第1の指標を算出し、
    前記制御部は、前記第1の映像音声信号を削除する指示が前記入力部に入力された場合に、前記各映像音声信号についてのユーザごとの第1の指標に基づいて各映像音声信号についてのユーザごとの順位を算出し、少なくとも一人のユーザの順位が所定の条件を満たしたときは当該第1の映像音声信号の削除に対する警告を出力するよう前記出力部を制御する情報処理装置。
  16. 請求項14の情報処理装置であって、
    前記制御部は前記警告と共に前記所定の値より高い第1の指標に係るユーザの名前を出力するよう前記出力手段を制御する情報処理装置。
  17. 請求項15の情報処理装置であって、
    前記制御部は前記警告と共に前記所定の条件を満たす第1の指標に係るユーザの名前を出力するよう前記出力手段を制御する情報処理装置。
  18. 記録媒体に記録された映像音声信号に対するユーザの指示の入力を受け、
    前記ユーザの指示と前記記録媒体に記録された映像音声信号に含まれる単語に基づいて前記記録媒体に記録された第1の映像音声信号についての第1の指標を算出し、
    前記記録した第1の映像音声信号を削除するユーザの入力を受けた場合に、当該第1の映像音声信号についての第1の指標に基づいて当該映像音声信号の削除に対する警告を出力する情報処理方法。
  19. 請求項18の情報処理方法であって、
    前記第1の映像音声信号についての第1の指標を、当該第1の映像音声信号に含まれる単語と、前記入力を受けたユーザの指示から算出する単語に関する第二の指標とから算出する情報処理方法。
  20. 請求項19の情報処理方法であって、
    前記単語に対する第二の指標を、前記記録媒体に記録された映像音声信号における当該単語が関係するシーンについてのユーザの指示に基づいて算出する情報処理方法。
  21. 請求項18〜20のいずれかの情報処理方法であって、
    前記第1の映像音声信号を前記記録部から削除する指示の入力を受けた場合に、当該第1の映像音声信号についての第1の指標が所定の条件を満たすときは当該第1の映像音声信号の削除に対する警告を出力する情報処理方法。
  22. 請求項18〜20のいずれかの情報処理方法であって、
    前記記録した各映像音声信号についての第1の指標を算出し、
    前記第1の映像音声信号を削除する場合に、前記各映像音声信号についての第1の指標に基づいて各映像音声信号についての順位を算出し、当該第1の映像音声信号についての順位が所定の条件を満たしたときは当該第1の映像音声信号の削除に対する警告を出力する情報処理方法。
  23. 請求項18の情報処理方法であって、
    前記警告と共に前記第1の映像音声信号についての第1の指標を出力する情報処理方法。
  24. 請求項19の情報処理方法であって、
    前記警告と共に前記第1の映像音声信号についての順位を出力する情報処理方法。
  25. 記録媒体に記録された映像音声情報に対するユーザの操作に基づいて、映像音声情報の一部分に対するユーザの興味を示す興味度を取得し、
    前記記録媒体に記録された映像音声信号の一部分に対する前記興味度と、当該一部分に含まれるキーワードとから当該キーワードに対するユーザの嗜好を示す嗜好度を取得し、
    前記取得したキーワードに対するユーザの嗜好と当該映像音声信号に含まれるキーワードとから当該映像音声信号のユーザにとっての重要性を示す重要度を取得する情報処理方法。
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