JP2009018933A - 用紙処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機械を停止させることなく、生産性が高く、構成が簡単で低コストの用紙処理装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】搬入された用紙に対して、前記用紙の端辺を裁断するカッタユニットJと、このカッタユニットJによって裁断された用紙屑を収納する複数のホッパ502,505と、前記ホッパ502,505のいずれを用紙屑排出先として選択し、排紙する切替爪501とを備えた。ホッパ502,505の上部には用紙屑の満杯状態を検知する満杯センサ504,507、及び用紙屑が満杯であることを表示するためのLEDを備え、前記ホッパ502,505はストッパによって受入位置が保持され、満杯の場合に空いたホッパ側に排紙先を切り替える。これにより満杯側のホッパの取り出しが可能となる。
【選択図】図11

Description

本発明は、画像形成済みのシート状記録媒体(本明細書では、単に「用紙」と称する)に対して綴じ、穴明け、揃え、折り、あるいはこれらを含む製本処理などの所定の処理を行った後、切断する機能を有する用紙処理装置及びこの用紙処理装置を一体もしくは別体に備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、印刷機、及びこれらの機能を複合して有するデジタル複合機等の画像形成装置に関する。
画像形成装置本体の下流側へ配置され、出力される記録紙などに綴じなどの後処理装置は広く知られているが、昨今その機能は多機能化され、従来の端面綴じに加えて中綴じ処理及びくるみ製本処理等さまざまな後処理を可能としたものが広く提案されている。これらの後処理装置の普及に伴い、中綴じ処理のみならずくるみ製本時の小口断裁等の製本機能向上への要求が高まってきている。
一方、前記裁断手段による裁断屑の収納方法として特許文献1ないし3記載の発明が知られている。このうち特許文献1には、押し込みダストボックスの積載容量を大きく残したまま満載検知と判断することを防止し、確実に許容積載量まで用紙屑を収納するため、用紙を搬送する搬送手段と、前記用紙の端辺を裁断する裁断機構と、裁断した際に発生する用紙屑を収納するダストボックスと、前記ダストボックス内に積載される用紙屑を押し込むプッシャー機構を備えたことを特徴とする発明が記載されている。
また、特許文献2には、切り屑収納箱内の切り屑の集積量を増加させ、装置の駆動停止の低減、切り屑収納箱の交換、廃棄等の操作を低減、回収置き場の縮小、運搬、廃棄処分の容易化を達成するため、切り屑収納箱に収納された切り屑を押圧する切り屑押圧手段を設けた発明が記載されている。
さらに、特許文献3には、用紙束小口の端面をきれいに切り揃えるために裁断装置で綴じ部と対向する辺(小口)の端面を切り揃えると、切り屑は端面の長さ分だけある短冊状の切り屑となり、そのままの形状では非常に嵩張って、少ないジョブでもすぐに屑箱が満杯になってしまうことから、発生する用紙束端面の短冊状の切り屑を裁断する方向と異なる方向にさらに細かく裁断し屑箱の切り屑が嵩張らないようにして装置の小型化を図ることを特徴とする発明が記載されている。
特開2004−160598号公報 特開2004−331328号公報 特開2005−007539号公報
しかしながら、前記特許文献1ないし3記載の発明では、
1)用紙(シート)屑収納手段が、いずれも1つとなっているため、切り屑収納箱の満杯時は、装置全体を停止させる必要があり、生産性が低下する。
2)押し込む手段として、複雑な機構及びスペースが必要であり、効果に対するコストも優れているといえない。
などの問題がある。
そこで、本発明が解決すべき課題は、機械を停止させることなく、生産性が高く、構成が簡単で低コストの用紙処理装置及び画像形成装置を提供することにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、搬入された用紙に対して、前記用紙の端辺を裁断する裁断手段と、前記裁断手段によって裁断された用紙屑を収納する用紙屑収納手段と、を有する用紙処理装置において、複数の前記用紙屑収納手段と、前記用紙屑の収納先を切り替える切替手段と、を備えたことを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、用紙屑の満杯状態を検知する用紙屑満杯検知手段、用紙屑が満杯であることを表示するための表示手段、及び前記用紙屑収納手段の受入位置を保持するための固定手段を前記複数の用紙屑収納手段がそれぞれ備えていることを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、前記用紙屑満杯検知手段によって検知された用紙屑の満杯状況に応じて、前記表示手段の表示、前記固定手段、及び前記切替手段を制御する制御手段を備えていることを特徴とする。
第4の手段は、第2又は第3の手段において、前記制御手段が、前記用紙屑満杯手段によっていずれかの用紙屑収納手段が満杯であることを検知したとき、前記切替手段により排出先を他の用紙屑収納手段に切り替えることを特徴とする。
第5の手段は、第4の手段において、前記制御手段が、前記切替手段により排出先を他の用紙屑収納手段に切り替えるとともに、満杯となった前記用紙収納手段について前記表示手段に満杯を表示させ、当該用紙収納手段に対して前記固定手段による固定を解除し、固定解除された用紙収納手段の取り出し可能とすることを特徴とする。
第6の手段は、第1ないし第5のいずれかの手段において、用紙屑が切替手段を通過する際に前記切替手段を微振動させる手段を備えていることを特徴とする。
第7の手段は、第6の手段において、前記切替手段がステッピングモータにより駆動されることを特徴とする。
第8の手段は、第1ないし第7のいずれかの手段に係る用紙処理装置を画像形成装置が備えていることを特徴とする。
本発明によれば、機械を停止させることなく、生産性が高く、構成が簡単で低コストの用紙処理装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
1.全体構成
図1は本発明の実施形態に係る用紙処理装置としての用紙後処理装置と画像形成装置とからなる画像形成システムのシステム構成を示す図であり、図では、用紙後処理装置の全体と画像形成装置の一部を示している。
図1において、用紙後処理装置PDは、画像形成装置PRの側部に取付けられており、画像形成装置PRから排出された用紙(記録媒体)は用紙後処理装置PDに導かれる。前記用紙は、1枚の用紙に後処理を施す後処理手段(この実施形態では穿孔手段としてのパンチユニット100)を有する搬送路Aを通り、上トレイ201へ導く搬送路B、シフトトレイ202へ導く搬送路C、整合及びスティプル綴じ等を行う処理トレイF(以下、スティプル処理トレイとも称する)へ導く搬送路Dへ、それぞれ分岐爪15及び分岐爪16によって振り分けられるように構成されている。
搬送路A及びDを経てスティプル処理トレイFへ導かれ、スティプル処理トレイで整合及びスティプル等を施された用紙は、偏向手段である分岐ガイド板54と可動ガイド55により、シフトトレイ202へ導く搬送路C、折り等を施す処理トレイG(以下、中折り処理トレイとも称する)へ振り分けられるように構成され、中折り処理トレイGで折り等を施された用紙は搬送路Hを通り、カッタユニットJを経て下トレイ203へ導かれる。また、搬送路D内には分岐爪17が配置され、図示しない低荷重バネにより図の状態に保持されており、搬送ローラ7を経て搬送される用紙の後端がこれを通過した後、搬送ローラ9,10、スティプル排紙ローラ11のうち少なくとも搬送ローラ9を逆転させ、ターンガイド8により用紙後端を用紙収容部Eへ導く。これにより用紙収容部Eに用紙を滞留させ、次用紙と重ね合せて搬送することが可能となる。この動作を繰り返すことによって2枚以上の用紙を重ね合せて搬送することも可能である。
搬送路B、搬送路C及び搬送路Dの上流で各々に対し共通な搬送路Aには、画像形成装置から受け入れる用紙を検出する入口センサ301、その下流に入口ローラ1、パンチユニット100、パンチかすホッパ101、搬送ローラ2、分岐爪15及び分岐爪16が順次配置されている。分岐爪15、分岐爪16は図示しないバネにより図1の状態に保持されており、図示しないソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方に、各々回動することによって、搬送路B、搬送路C、搬送路Dへ用紙を振り分ける。
搬送路Bへ用紙を導く場合は、分岐爪15は図1の状態で前記ソレノイドはOFF、搬送路Cへ用紙を導く場合は、図1の状態から前記ソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方にそれぞれ回動した状態となり、搬送路Dへ用紙を導く場合は、分岐爪16は図1の状態で前記ソレノイドはOFF、分岐爪15は図1の状態から前記ソレノイドをONすることにより、上方に回動した状態となる。
この用紙後処理装置PDでは、用紙に対して、穴明け(パンチユニット100)、用紙揃え+端部綴じ(ジョガーフェンス53、端面綴じスティプラS1)、用紙揃え+中綴じ(ジョガーフェンス53、中綴じスティプラS2)、用紙の仕分け(シフトトレイ202)、中折り(折りプレート74、折りローラ81、82)、切断(カッタユニットJ)などの各処理を行うことができる。
画像形成装置PRは、この実施形態では、入力された画像データに基づいて感光体ドラムなどの画像形成媒体に光書き込みを行って感光体ドラム表面に潜像を形成し、形成された潜像をトナー現像して用紙などの記録媒体に転写し、定着して排紙するいわゆる電子写真プロセスを使用した画像形成装置であり、電子写真プロセスを使用した画像形成装置自体は公知なので、ここでの詳細な構成の説明と図示は省略する。なお、この実施形態では、電子写真プロセスを使用した画像形成装置を例示しているが、そのほかに、インクジェットや印刷機などの公知の画像形成装置及び印刷機(プリンタ)を使用したシステムでも良いことはいうまでもない。
2.シフトトレイ部
この用紙後処理装置PDの最下流部に位置するシフトトレイ排紙部は、シフト排紙ローラ6と、戻しコロ13と、紙面検知センサ330と、シフトトレイ202と、図示しないシフト機構及びシフトトレイ昇降機構とにより構成される。
図1において、符号13はシフト排紙ローラ6から排出された用紙と接して前記用紙の後端をシフトトレイ202の最下端と接する用紙後処理装置PDの側面に設けられたエンドフェンスに突き当てて揃えるためのスポンジ製のコロを示す。この戻しコロ13は、シフト排紙ローラ6の回転力で回転するようになっている。戻しコロ13の近傍には、図1に示すように、シフトトレイ202上に排紙された用紙もしくは用紙束の紙面位置を検知する紙面位置検知手段としての紙面検知センサ330が設けられている。
シフトトレイ202は前記紙面検知センサ330の紙面の検知状態に応じて下降または上昇し、仕分けを行う場合には、用紙搬送方向に直交する方向に部毎に移動(シフト)して、仕分けを行うようになっている。この上昇下降動作、シフト動作は公知なので、ここでの詳細な説明は省略する。
3 スティプル処理トレイ
3.1 スティプル処理トレイの全体構成
スティプル処理を施すスティプル処理トレイFの構成を詳細に説明する。
図2はこのスティプル処理トレイFを用紙搬送面に垂直な方向から見た平面図、図3はスティプル処理トレイFとその駆動機構を示す斜視図、図4は用紙束の放出機構を示す斜視図である。まず、図3に示すように、スティプル排紙ローラ11によってスティプル処理トレイFへ導かれた用紙は、スティプル処理トレイF上に順次積載される。この場合、用紙毎に叩きコロ12で縦方向(用紙搬送方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス53によって横方向(用紙搬送方向と直交する方向−用紙幅方向とも称す)の整合が行われる。ジョブの切れ目、すなわち、用紙束の最終紙から次の用紙束先頭紙までの間で、制御装置350(図13参照)からのスティプル信号により端面綴じスティプラS1が駆動され、綴じ処理が行われる。綴じ処理が行われた用紙束は、ただちに放出爪52aが突設された放出ベルト52によりシフト排紙ローラ6へ送られ、受取り位置にセットされているシフトトレイ202に排出される。
3.2 用紙放出機構
放出爪52aは、図4に示すように、放出ベルトHPセンサ311によりそのホームポジションが検知されるようになっており、この放出ベルトHPセンサ311は放出ベルト52に設けられた放出爪52aによりオン・オフする。タイミングベルトからなるこの放出ベルト52の外周上には対向する位置に2つの放出爪52aが配置され、スティプル処理トレイFに収容された用紙束を交互に移動搬送する。また必要に応じて放出ベルト52を逆回転し、これから用紙束を移動するように待機している放出爪52aと対向側の放出爪52aの背面でスティプル処理トレイFに収容された用紙束の搬送方向先端を揃えるようにすることもできる。したがって、この放出爪52aは用紙束の用紙搬送方向の揃え手段としても機能する。
また、図2に示すように、放出モータ157により駆動される放出ベルト52の駆動軸である放出軸65には、用紙幅方向の整合中心に放出ベルト52とその駆動プーリ62とが配置され、駆動プーリ62に対して対称に放出ローラ56が配置、固定されている。さらに、これらの放出ローラ56の周速は放出ベルト52の周速より速くなるように設定されている。
放出ベルト52は放出モータ157の駆動力をタイミングベルト、タイミングプーリ62を介して伝達されている。ここではタイミングプーリ(駆動側のプーリ)62と放出ローラ56は同一軸(放出軸65)に配置されている。放出ローラ56と放出ベルト52の速度関係を変更する場合等は放出ローラ56を前記放出軸65上に空転可能とし、放出ローラ56に対し放出モータ157から分割された駆動力を伝達して減速比の設定に自由度を持たせても良い。また、放出ローラ56の円筒面はゴム等の高摩擦部材で形成され、従動ローラである加圧コロ57の自重あるいは付勢力で、両者間に挟持された用紙あるいは用紙束に対して搬送力を発生できる。
図3に示すように、叩きコロ12は支点12aを中心に叩きSOL(ソレノイド)170によって振り子運動を与えられ、スティプル処理トレイFへ送り込まれた用紙に間欠的に作用して用紙を後端フェンス51に突き当てる。なお、叩きコロ12は図において反時計回りに回転する。ジョガーフェンス53は、正逆転可能なジョガーモータ158によりタイミングベルトを介して駆動され、用紙幅方向に往復移動する。
端面綴じスティプラS1は、正逆転可能なスティプラ移動モータによりタイミングベルトを介して駆動され、用紙端部の所定位置を綴じるために用紙幅方向に移動する。その移動範囲の一側端には、端面綴じスティプラS1のホームポジションを検出するスティプラ移動HPセンサが設けられており、用紙幅方向の綴じ位置は、前記ホームポジションからの端面綴じスティプラS1移動量により制御される。端面綴じスティプラS1は、針の打ち込み角度を用紙端部と平行あるいは斜めに変更できるように、さらには、前記ホームポジション位置でスティプラS1の綴じ機構部だけを所定角度斜めに回転させ、スティプル針の交換が容易にできるように構成されている。
中綴じスティプラS2は図1及び図2に示すように、後端フェンス51から中綴じスティプラS2の針打ち位置までの距離が、中綴じ可能な最大用紙サイズの搬送方向長の半分に相当する距離以上となるように配置され、かつ、用紙幅方向の整合中心に対して対称に2つ配置され、ステー63に固定されている。中綴じスティプラS2自体は公知の構成なので、ここでは詳細についての説明は省略するが、中綴じを行う場合、ジョガーフェンス53で用紙の搬送方向に直交する方向が整合され、後端フェンス51と叩きコロ12で用紙の搬送方向が整合された後、放出ベルト52を駆動して放出爪52で用紙束の後端部を持ち上げ、中綴じスティプラS2の綴じ位置に用紙束の搬送方向の中央部が位置するようにし、この位置で停止して、綴じ動作を実行させる。そして、綴じられた用紙束は、中折り処理トレイG側に搬送され、中折りされる。詳細は後述する。
なお、図中符号64aは前側板、64bは後側板であり、符号310はスティプル処理トレイF上の用紙の有無を検出する紙有無センサである。
4.用紙束偏向機構
前記スティプル処理トレイFで中綴じが行われた用紙束は用紙の中央部で中折りされる。この中折りは中折り処理トレイGで行われる。そのためには、綴じた用紙束を中折り処理トレイGに搬送する必要がある。この実施形態では、スティプル処理トレイFの搬送方向最下流側に、用紙束偏向手段が設けられ、中折り処理トレイG側に用紙束を搬送する。
用紙束偏向機構は、図1及びスティプル処理トレイFと中折り処理トレイG部分の拡大図である図5に示すように分岐ガイド板54と可動ガイド55とからなる。
分岐ガイド板54は図6及び図7の動作説明図に示すように支点54aを中心に上下方向に揺動自在に設けられ、その下流側に回転自在な加圧コロ57が設けられ、スプリング58により放出ローラ56側に加圧される。また、分岐ガイド板54の位置は、束分岐駆動モータ161より駆動力を得て回転するカム61のカム面61aとの当接位置によって規定される。
可動ガイド55は放出ローラ56の回転軸に前記可動ガイド55と一体に揺動する従動側プーリ60とともに揺動自在に支持され、可動ガイド駆動モータ171の駆動軸に設けられた駆動側プーリ171aとの間に掛け渡されたタイミングベルト59によって駆動され、また、その停止位置が規定される。可動ガイド55は、その遮蔽部55bを可動ガイドホームポジションセンサ337によって検知させることにより、ホームポジションを検知することができ、検出されたホームポジションを基準として可動ガイド駆動モータ171の駆動パルスによって停止位置を制御することができる。
束分岐ガイドHPセンサ315はカム61の遮蔽部61cを検知してカム61のホームポジションを検知する。これにより、カム61はそのホームポジションを基準として束分岐駆動モータ161の駆動パルスをカウントすることにより、停止位置の制御が行われる。カム61の停止位置によって分岐ガイド板54の開閉量が決定される。すなわち、束分岐駆動モータ161の駆動パルスに応じて前記開閉量が設定され、その設定値に応じて放出ローラ56と加圧コロ57の間の間隔を自由に設定することができる。この制御については後述する。
図6は、カム61がホームポジションに位置したときの分岐ガイド板54と可動ガイド55の位置関係を示す動作説明図である。可動ガイド55のガイド面55aは放出ローラ56の表面と所定の間隔をおいて離間した曲面状に形成され、分岐ガイド板54の加圧コロ57設置部より用紙搬送方向下流側は放出ローラ56の表面の曲率に準じた曲面に形成されているが、上流側は平面状に形成され、シフト排紙ローラ6への経路において、用紙をガイドする機能を有する。この状態は、用紙束を搬送路Cに送り込むときの状態であり、可動ガイド55はスティプル処理トレイFから搬送路Cに用紙束が送り出される経路から十分に後退し、また、分岐ガイド板54も放出ローラ56の表面から十分に後退し、スティプル処理トレイFから搬送路Cに用紙束を送り出す経路を十分に開放している。この開放幅は、一般には端面綴じスティプラS1の綴じ能力によって決められるが、通常の厚さのコピー用紙50枚以下が一般的である。
この状態から可動ガイド駆動モータ171が回転し、可動ガイド55が用紙束を中折り処理トレイG側に搬送する位置に移動し、束分岐駆動モータ161がホームポジションから所定パルス駆動分回転し、カム61を所定量回転させて分岐ガイド板54が図示反時計方向に回転し、加圧コロ57が放出ローラ56の表面に対して微小距離離間した状態になる。そして、カム61がさらに回転することにより、分岐ガイド板54が図において反時計方向にさらに回転し、加圧ローラ57が放出ローラ56に対して加圧状態になる。加圧力はスプリング58の弾性力によって決定される。
なお、図5及び図6がスティプル処理トレイFで整合及びスティプル綴じ等を施された用紙をシフトトレイ202へ導く搬送路Cへ送り込む位置で、図7が中折り処理トレイGへ送り込む搬送路へ用紙を送り込むことができる位置となる。そして、図6の位置から可動ガイド55を図示時計方向に回動させ、可動ガイド55が回動するスペースを可動ガイド側面55aと分岐ガイド板54とにより塞ぐことが可能となっている。これにより用紙を中折り処理トレイGへ導く際、スムーズに送り込むことが可能となる。このように、分岐ガイド板54と可動ガイド55の動作に順序をつけることで互いにオーバーラップすることが可能となり円滑な搬送路を形成できる。
この状態では、図6に示した分岐ガイド板54の開放状態に比べて用紙束の搬送方向に対して斜めの方向から放出ローラ56の表面に圧接し、用紙束の先端部はいわばくさび状に規制されて加圧コロ57位置に導かれる。用紙束は、中折り処理トレイG側に搬送されるときには、用紙束の中央部が綴じられ、用紙束の先端部はフリーの状態であるが、前述のように規制され、さらに加圧コロ57によって加圧された状態で可動ガイド55と放出ローラ56の間隙に導入される。これにより、用紙束の先端部はばらばらにならずに可動ガイド55と放出ローラ56の間隙に入り込み、可動ガイド55によってターン(偏向)して中折り処理トレイG側に搬送される。
また、図7に示すように加圧コロ57と放出ローラ56との間に所定の間隙を設け、用紙束が所定量通過した後、加圧コロ57によって用紙束を加圧するようにすれば、前記間隙に進入するときの負荷を小さくできるので、用紙束先端を乱すことなく偏向することが可能になり、用紙束の偏向時におけるジャム発生を最小限に抑えることができる。
5.中折り処理トレイ
図8は中折りを行うための折りプレート74の移動機構の動作説明図である。折りプレート74は前後側板64a、64bに立てられた各2本の軸64cに長孔部74aを遊嵌することにより支持され、さらに、折りプレート74から立設された軸部74bがリンクアーム76の長孔部76bに遊嵌され、リンクアーム76が支点76aを中心に揺動することにより、折りプレート74は図1を左右に往復移動する。すなわち、リンクアーム76の長孔部76cに折りプレート駆動カム75の軸部75bは遊嵌されており、折りプレート駆動カム75の回転運動によりリンクアーム76は揺動し、これに応じて、図5において、折りプレート74は束搬送ガイド板下上91,92に対して垂直な方向に往復動する。
折りプレート駆動カム75は折りプレート駆動モータ166により図8において矢印方向に回転する。その停止位置は半月形状の遮蔽部75a両端部を折りプレートHPセンサ325により検知することで決定される。また、図5は処理トレイGの用紙束収容領域から完全に退避したホームポジション位置を示す。この位置から折りプレート駆動カム75を矢印方向に回転させると折りプレート74は矢印左方向に移動し、処理トレイGの用紙束収容領域に突出する。そして、さらに折りプレート駆動カム75を矢印方向に回転させると折りプレート74は矢印右方向に移動し、処理トレイGの用紙束収容領域から退避する。
なお、この実施形態では、中折りについては用紙束を折ることを前提にしているが、この発明は1枚の用紙を折る場合でも適用できる。この場合は、1枚だけで中綴じが不要なので、1枚排紙された時点で中折り処理トレイG側に送り込み、折りプレート74と折りローラ81,82とによって折り処理を実行し、排紙ローラ83から下トレイ203に排紙するようにする。
6.カッタユニット
図9はカッタユニットJの正面図、図10は図9の右側面図である。これらの図において、固定刃420はステー409に固定され、ステー409は側板410,411に固定され、独立したユニットとして成立可能な構成を取っている。側板410,411には各々ブラケット408とモータブラケット412が固定され、それぞれにアイドラプーリ406、カッタモータ404が固定されている。一方、スライダベース413はコロ414が回転自在にステー409を挟み込む形で配置され、スライダベース413は直線的に移動可能となっている。このスライダベース413にはベルト歯形とギア歯形を持った2段形のアイドラギア405がある。また丸刃401は軸を介してスライダベース413を挟む形で駆動ギア402と接続されており、アイドラギア405が回転すると丸刃401も回転する構成となる。
丸刃401は駆動ギア402側から板バネ415で押圧されており、常に適切な押圧力を持ちながら固定刃420に当接している。タイミングベルト407は有端のベルトで両端を図9のように固定されカッタモータ404もプーリとアイドラプーリ406、2個のアイドラギア405に掛け渡されている。このように掛け渡すことによってカッタモータ404を図9において時計方向に回転させる、スライドユニット400は丸刃401が反時計方向に回転しながら図9において左方向に移動することとなる。このとき丸刃401と固定刃420の隙間に用紙があれば裁断が可能となる。また、スライドユニット400のホームポジションはカッタHPセンサ416により検出される。なお、カッタユニットJの下部には、カットした切り屑を回収するための2つのホッパ502,505が設けられている。なお、これらの2つのホッパが複数の用紙屑収納手段に対応し、カッタユニットJが裁断手段に対応する。
図11はカッタユニットJ近傍を拡大して示す概略構成図である。同図において、ホッパ502,505の上部にはカッタユニットJにより裁断された切り屑をホッパ502,505に導くガイド500が設けられている。ガイド500は、切り屑を受け取るためのカッタ付近の開口部とホッパ(502,505)上方に設けられた開口部を備えている。
ホッパ502,505は、切り屑を収納するための箱状のものであり、紙面奥行き方向に対し最大用紙サイズ以上の幅を有しており、用紙満杯時は、ホッパ502,505をホルダ503,506により、紙面手前側に引き出せる構成としている。
図14はホルダの装着部を示す斜視図である。同図から分かるように前記ホルダ503,506の引き出し面手前側前面には、それぞれホッパ502,505を引き出すための取っ手502a,505aと、ホッパ502,505の切り屑の満杯表示を点灯して知らせるLED502b,505bが設けられている。満杯センサ504,507は、各ホッパの切り屑の満杯状態を検出するセンサであり、ホッパ502,505の上端開口部近傍に設けられ、切り屑が堆積し、ホッパ502,505から溢れ出す直前に検出する。実施例では、紙面垂直方向で用紙搬送中心付近に1つずつ反射型センサを設けた構成としているが、複数個設けることにより、最上面を検出する方式または、ホッパの前後方向の透過型とし、最上面を検出するようにしても良い。したがって、満杯センサ504,507が用紙屑の満杯状態を検知する用紙屑満杯検知手段に、LED502b,505bが用紙屑の満杯状態を表示するための表示手段に、ホルダ503,506が用紙屑収納手段の受入位置を保持するための固定手段にそれぞれ対応する。
ガイド500の出口部には切替爪501が設けられ、切り屑を各ホッパ502,505に振り分けるようになっている。この振り分けは、実線と2点鎖線の位置の回動往復移動により行われる。さらに、一方の排出時においては、回転方向に微振動させ、切り屑を振り落とすことにより引っ掛かるのを防止している。図12は、この切替爪501の駆動機構を示す説明図である。同図において、切替爪501の支点(回転中心)と同軸上にギア550が固定され、前記ギア550をステッピングモータ552で駆動し、前記切り替えと微振動動作が行われる。
切替爪501のホームポジションの検出は、ギア550に一体で設けられたフィラー部550aの切り欠きをHPセンサ551で検出することにより行う。前記検出位置から、切替時の動作位置まで指定パルス分、ステッピングモータ552を駆動することによりいずれかの振分け位置へ回動し、移動する。切替爪501を微振動させるときは、動作位置まで移動後、ステッピングモータ552を正逆方向に微回転させることにより行う。なお、本実施形態では、第2のホッパ505の振分け位置をホームポジションとしている。また、前記切替爪501が切替手段に対応する。
図13は第1及び第2のホッパ502,505のロック機構を示す概略構成図である。各ホッパ502,505には、引き出し方向(矢印)に対し、ホッパをロックするための突起502a,505aが設けられている。前記突起502a,505aには、一端を突起502a,505aに引っ掛けるような構成で、ストッパ560が設けられており、このストッパ560は支点560aを中心に回動する。また、ストッパ560の他端には、ソレノイド562及び引張りバネ561が、連結されておりソレノイド562に通電することにより、非ロック位置(実線→2点鎖線)へ回動し、ロックが解除される。なお、前記突起502a,505aにはストッパ560を解除するための傾斜が設けられており、ストッパ560がロック位置(実線)にあっても、ホッパ502,505をセットすることが可能となっている。
7.退避ガイド板
図15及び図16は退避ガイド板474の退避動作を示す説明図である。退避ガイド板474は図1に示すようにカッタユニットJに対し進退可能に構成され、図15に示すように、退避ガイド板474は前後側板に立てられた各2本の軸に長穴部474aが遊嵌することによって支持されている。また、その軸部474bにリンクアーム476の長穴部476bが遊嵌し、リンクアーム476が支点476aを中心に揺動することによって退避ガイド板474は図15及び図16に示すように左右に往復移動する。リンクアーム476の長穴部476cは退避ガイド板駆動カム475の軸部475bに遊嵌しており、退避ガイド板駆動カム475の回転運動によりリンクアーム476は揺動する。退避ガイド板駆動カム475は退避ガイド板駆動モータ477により図15及び図16の矢印方向に回転する。その停止位置は遮蔽部475aを退避ガイド板HPセンサ478により検知することで決定される。
なお、図15は、カッタユニットJのスライダユニット400の通過範囲から完全に退避したホームポジション位置(図1−P1−退避位置)を示す。退避ガイド板駆動カム475を矢印方向に回転させると退避ガイド板474は矢印方向に移動し、カッタユニットJの固定刃420を越えた位置までに突出する。図16は、退避ガイド板474の先端がカッタユニットJの固定刃420を越えた位置まで進入している状態(図1−P2−進出位置)を示す。退避ガイド板駆動カム475を図16において矢印方向(図示時計方向)に回転させると退避ガイド板474は矢印方向に移動し、カッタユニットJのスライダユニット400の通過範囲から退避する。
また、退避ガイド板駆動カム475の周囲にはストッパ480がありこれが遮蔽部475aの一部に突き当たることによって必要以上の移動を防止している。したがって退避ガイド板474の進退はモータ477の正逆転で行われる。
スライドユニット400を移動させる場合にはまず退避ガイド板474が退避位置(P1)にいることをチェックし、退避位置にいれば移動を開始し、もし退避位置にいないと分かればまず退避ガイド板474をホーミングしてから移動を行う。
8.制御装置
制御装置350は、図17に示すように、CPU360、I/Oインターフェース370等を有するマイクロコンピュータからなり、画像形成装置PR本体のコントロールパネルの各スイッチ等、及び入口センサ301、上排紙センサ302、シフト排紙センサ303、プレスタックセンサ304、スティプル排紙センサ305、紙有無センサ310、放出ベルトホームポジションセンサ311、スティプル移動ホームポジションセンサ312、折りプレートホームポジションセンサ325、紙面検知センサ330、その他の各センサ321,322,323,324からの信号がI/Oインターフェース370を介してCPU360へ入力される。
CPU360は、入力された信号に基づいて、シフトトレイ202用のトレイ昇降モータ、開閉ガイド板を開閉する排紙ガイド板開閉モータ、シフトトレイ202を移動するシフトモータ、叩きコロ12を駆動する叩きコロモータ、叩きSOL170等の各ソレノイド、各搬送ローラを駆動する搬送モータ、各排紙ローラを駆動する排紙モータ、放出ベルト52を駆動する放出モータ157、端面綴じスティプラS1を移動させるスティプラ移動モータ、分岐ガイド板54及び可動ガイド55を回動する束分岐駆動モータ161、その束を搬送する搬送ローラを駆動する束搬送モータ、可動後端フェンス73を移動させる後端フェンス移動モータ、折りプレート74を移動させる折りプレート駆動モータ166、可動ガイドを駆動する可動ガイド駆動モータ171折りローラ81を駆動する折りローラ駆動モータ等のモータやソレノイドの駆動を制御する。スティプル排紙ローラを駆動する図示しないスティプル搬送モータのパルス信号はCPU360に入力されてカウントされ、このカウントに応じて叩きSOL170及びジョガーモータ158が制御される。また、パンチユニット100もクラッチやモータを制御することによりCPU360の指示によって穴明けを実行する。
なお、用紙後処理装置PDの制御は前記CPU360が図示しないROMに書き込まれたプログラムコードを、図示しないRAMに展開し、当該RAMをワークエリアとして使用しながら実行することにより行われる。
9.動作
以下、前記CPU360によって実行される本実施形態に係る用紙後処理装置の動作について説明する。
本実施形態では、後処理モードに応じて下記の排出形態をとる。
1)ノンスティプルモードA:
このモードは、用紙を搬送路Aから搬送路Bに送り、搬送路Bにおいて搬送ローラ2,3によって搬送し、排紙ローラ4から上トレイ201へ用紙を綴じないで排出するモードである。
2)ノンスティプルモードB:
このモードは、用紙を綴じることなく搬送路Aから搬送路Cを経て、シフトトレイ202へ排出するモードである。用紙は搬送Cを搬送ローラ5によって搬送され、開閉ガイド板の自由端に設けられた排紙従動ローラ6bによって排紙駆動ローラ6a側に所定の搬送圧を加えられた状態でシフトトレイ202に排紙される。
3)ソート、スタックモード:
このモードは、用紙を搬送路Aから搬送路Cを経てシフトトレイ202へ排出するモードであるが、その際、シフトトレイ202を部の区切れ毎に排紙方向と直交方向に揺動させ、シフトトレイ202上に排出される用紙を仕分けるモードである。このモードでは、ノンスティプルモードBと同様に、分岐爪15が反時計方向、分岐爪16が時計方向にそれぞれ回動し、搬送路Cが開放された状態になる。
4)スティプルモード:
このモードは、用紙を搬送路Aと搬送路Dを経てスティプル処理トレイFに搬送し、スティプル処理トレイFで整合及び綴じ処理を行った後、搬送路Cを通ってシフトトレイ202へ排出するモードである。このモードでは、分岐爪15と分岐爪16はともに反時計方向に回動し、搬送路AからDに至る経路が開放された状態になる。
5)中綴じ製本モード(小口断裁なし):
このモードは、用紙を搬送路Aと搬送路Dを経てスティプル処理トレイFに搬送し、スティプル処理トレイFで整合及び中央綴じを行った後、さらに中折り処理トレイGで中折りし、中折りされた用紙束を搬送路Hを経て下トレイ203へ排出するモードである。このモードでは、分岐爪15と分岐爪16はともに反時計方向に回動し、搬送路AからDに至る経路が開放された状態になる。また、分岐ガイド板54と可動ガイド板55が図7に示すような閉鎖状態となって用紙束を束搬送ローラ71,72により中折り処理トレイGに導き、可動後端フェンス73に突き当て、可動後端フェンス73で用紙束の後端を支持させた状態で中折りが行われる。
6)中綴じ製本モード(小口断裁あり):
このモードは5)の中綴じ製本モード(小口裁断なし)で中折りした後、カッタユニットJで小口裁断を行うものである。小口裁断自体は前記6.のカッタユニットで説明した通りである。
9.1 ホッパに関連する動作
図18は、ホッパのセット及び満杯時の動作手順を示すフローチャートである。
同図において、断裁動作に先立ち、最初に第2のホッパセットセンサ563により第2のホッパ505が正しくセットされているかを判定する(ステップS101)。第2のホッパ505が正しくセットされていれば、第2のホッパ505のロック動作を行う(ステップS102)。本実施形態では、セット時にロックされる構成となっているが、別構成となっている場合はロック動作が必要となる。ロック動作後、カッタユニットJによって小口裁断を行うが、裁断動作後、第2の満杯検知センサ507によって第2のホッパ505に切り屑を集積できるかどうかを判定する(ステップS103)。
この判定で、第2のホッパ505に集積できると判定された場合(ステップS103−YES)、切替爪501を第2のホッパ505方向へ導くように回動させ(ステップS104)、満杯になるまで断裁動作を行わせる(ステップS105)。第2のホッパ505の満杯が、第2の満杯センサ507により検出されると(ステップS103−NO)、第2のホッパ505の満杯のLED505bを点灯させ(ステップS106)、同時に第2のホッパ505を引き出せるようにロックを解除する(ステップS107)。
次にホッパ1へ積載させるための動作を実施するが、基本的にホッパ2積載時の動作と同じであり、ステップS101ないしS105にステップS108ないしS112が、また、ステップS106ないしS108がステップS113ないしS115に対応するので、説明は省略する。
なお、第1のホッパ502、第2のホッパ505がともに装着されていないとき、又は両ホッパ502,507の満杯時は、システムを停止させ断裁動作を中断する必要がある(ステップS116,S117)。片方のホッパが満杯状態で、他方のホッパに切り屑を捨てている状況であれば(ステップS103,S110)、満杯状態の切り屑を捨てて再セットし、他のホッパが満杯時は同様の動作を交互に行うことにより、切り屑の処理中は、システムでの動作を中断させることなく、断裁動作を継続させることができる。
本発明の実施形態に係る用紙後処理装置を主に示す用紙処理装置と画像形成装置とからなる画像処理システムのシステム構成を示す図である。 実施形態に係る用紙後処理装置のスティプル処理トレイを用紙搬送面に垂直な方向から見た平面図である。 実施形態に係る用紙後処理装置のスティプル処理トレイとその駆動機構を示す斜視図である。 実施形態に係る用紙後処理装置の用紙束の放出機構を示す斜視図である。 実施形態に係る用紙後処理装置のスティプル処理トレイと中折り処理トレイの詳細を示す図である。 中綴じ製本モードにおいてスティプル処理トレイで中綴じされた用紙束を用紙束偏向機構によって偏向させるときの分岐ガイド板と可動ガイドの初期状態を示す動作説明図である。 中綴じ製本モードにおいてスティプル処理トレイで中綴じされた用紙束を用紙束偏向機構によって偏向させ、中折り処理トレイ側に用紙束を導くときの分岐ガイド板と可動ガイドの状態を示す動作説明図である。 中折りを行うための折りプレートの移動機構の動作説明図である。 カッタユニットの正面図である。 図9の右側面図である。 カッタユニット近傍を拡大して示す概略構成図である。 切替爪の駆動機構を示す説明図である。 第1及び第2のホッパのロック機構を示す概略構成図である。 ホルダの装着部を示す斜視図である。 退避ガイド板の退避動作を示す説明図である(退避位置)。 退避ガイド板474の退避動作を示す説明図である(進出位置)。 実施形態に係る画像形成システムの制御系の構成、特に用紙後処理装置の制御構成を主に示すブロック図である。 ホッパのセット及び満杯時の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
500 ガイド
501 切替爪
502,505 ホッパ
502b,505b LED
504,507 満杯センサ
503,506 ホルダ
550 ギア
551 HPセンサ
552 ステッピングモータ
560 ストッパ
562 ソレノイド

Claims (8)

  1. 搬入された用紙に対して、前記用紙の端辺を裁断する裁断手段と、
    前記裁断手段によって裁断された用紙屑を収納する用紙屑収納手段と、
    を有する用紙処理装置において、
    複数の前記用紙屑収納手段と、
    前記用紙屑の収納先を切り替える切替手段と、
    を備えたことを特徴とする用紙処理装置。
  2. 請求項1記載の用紙処理装置において、
    用紙屑の満杯状態を検知する用紙屑満杯検知手段、用紙屑が満杯であることを表示するための表示手段、及び前記用紙屑収納手段の受入位置を保持するための固定手段を前記複数の用紙屑収納手段がそれぞれ備えていることを特徴とする用紙処理装置。
  3. 請求項2記載の用紙処理装置において、
    前記用紙屑満杯検知手段によって検知された用紙屑の満杯状況に応じて、前記表示手段の表示、前記固定手段、及び前記切替手段を制御する制御手段を備えていることを特徴とする用紙処理装置。
  4. 請求項2又は3記載の用紙処理装置において、
    前記制御手段は、前記用紙屑満杯手段によっていずれかの用紙屑収納手段が満杯であることを検知したとき、前記切替手段により排出先を他の用紙屑収納手段に切り替えることを特徴とする用紙処理装置。
  5. 請求項4記載の用紙処理装置において、
    前記制御手段は、前記切替手段により排出先を他の用紙屑収納手段に切り替えるとともに、満杯となった前記用紙収納手段について前記表示手段に満杯を表示させ、当該用紙収納手段に対して前記固定手段による固定を解除し、固定解除された用紙収納手段の取り出し可能とすることを特徴とする用紙処理装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の用紙処理装置において、
    用紙屑が切替手段を通過する際に前記切替手段を微振動させる手段を備えていることを特徴とする用紙処理装置。
  7. 請求項6記載の用紙処理装置において、
    前記切替手段がステッピングモータにより駆動されることを特徴とする用紙処理装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の用紙処理装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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