JP2006137571A - シート積載装置、シート処理装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】折りを施されたシートを排出する下排紙ローラ83と、前記シートを積載する下トレイ203と、前記下排紙ローラ83近傍の上方側に回動支点501aを有し、前記下トレイ203に積載されたシートの高さに応じて回動可能に設けられ、前記下トレイ203上のシート上面を押える加圧アーム501とを備えたシート積載装置において、加圧アーム501にバネ引掛け部501bを設け、引っ張りバネ503が回動支点501aに関してシートを抑える側とは反端側の端部に掛けられ、アーム501を図示時計方向に引っ張って、シートに加わる荷重を減らすようにした。
【選択図】図32
Description
図1は本発明の第1の実施形態に係る用紙処理装置としての用紙後処理装置と画像形成装置とからなる画像形成システムのシステム構成を示す図であり、図では、用紙後処理装置の全体と画像形成装置の一部を示している。
この用紙後処理装置PDの最下流部に位置するシフトトレイ排紙部Iは、シフト排紙ローラ6と、戻しコロ13と、紙面検知センサ330と、シフトトレイ202と、図2に示すシフト機構Jと、図3に示すシフトトレイ昇降機構Kとにより構成される。なお、図2はシフト機構Jの詳細を示す要部を拡大した斜視図、図3はシフトトレイ昇降機構Kの要部を拡大した斜視図である。
シフトトレイ202の昇降機構について詳細に説明する。
図4はシフトトレイ202への排紙部の構造を示す斜視図である。
3.1 スティプル処理トレイの全体構成
スティプル処理を施すスティプル処理トレイFの構成を詳細に説明する。
放出爪52aは、図7に示すように、放出ベルトHPセンサ311によりそのホームポジションが検知されるようになっており、この放出ベルトHPセンサ311は放出ベルト52に設けられた放出爪52aによりオン・オフする。この放出ベルト52の外周上には対向する位置に2つの放出爪52aが配置され、スティプル処理トレイFに収容された用紙束を交互に移動搬送する。また必要に応じて放出ベルト52を逆回転し、これから用紙束を移動するように待機している放出爪52aと対向側の放出爪52a’の背面でスティプル処理トレイFに収容された用紙束の搬送方向先端を揃えるようにすることもできる。したがって、この放出爪52aは用紙束の用紙搬送方向の揃え手段としても機能する。
図6に示すように、叩きコロ12は支点12aを中心に叩きSOL(ソレノイド)170によって振り子運動を与えられ、スティプル処理トレイFへ送り込まれた用紙に間欠的に作用して用紙を後端フェンス51に突き当てる。なお、叩きコロ12は反時計回りに回転する。
前記スティプル処理トレイFで中綴じが行われた用紙束は用紙の中央部で中折りされる。この中折りは中折り処理トレイGで行われる。そのためには、綴じた用紙束を中折り処理トレイGに搬送する必要がある。この実施形態では、スティプル処理トレイFの搬送方向最下流側に、用紙束偏向手段が設けられ、中折り処理トレイG側に用紙束を搬送する。用紙束偏向機構は、図1および図15のスティプル処理トレイFと中折り処理トレイG部分の拡大図に示すように分岐ガイド板54と可動ガイド55とからなる。分岐ガイド板54は図10ないし図12の動作説明図に示すように支点54aを中心に上下方向に揺動自在に設けられ、その下流側に回転自在な加圧コロ57が設けられ、スプリング58により放出ローラ56側に加圧される。また、分岐ガイド板54の位置は、束分岐駆動モータ161より駆動力を得て回転するカム61のカム面61aとの当接位置によって規定される。
5.1 各部構成
図13および図14は中折りを行うための折りプレート74の移動機構の動作説明図である。
制御装置350は、図16に示すように、CPU360、I/Oインターフェース370等を有するマイクロコンピュータからなり、画像形成装置PR本体のコントロールパネルの各スイッチ等、および入口センサ301、上排紙センサ302、シフト排紙センサ303、プレスタックセンサ304、スティプル排紙センサ305、紙有無センサ310、放出ベルトホームポジションセンサ311、スティプル移動ホームポジションセンサ312、スティプラ斜めホームポジションセンサ313、ジョガーフェンスホームポジションセンサ314、束分岐ガイドホームポジションセンサ315、束到達センサ321、可動後端フェンスホームポジションセンサ322、折り部通過センサ323、下排紙センサ324、折りプレートホームポジションセンサ325、紙面検知センサ330,330a,330b、排紙ガイド板開閉センサ331等の各センサからの信号がI/Oインターフェース370を介してCPU360へ入力される。
以下、前記CPU360によって実行される本実施形態に係る用紙後処理装置の動作について説明する。
本実施形態では、後処理モードに応じて下記の排出形態をとる。
このモードは、搬送路Aから搬送路Bを通り、上トレイ201へ用紙を綴じないで排出するモードである。このモードでは、分岐爪15が図1において時計方向に回動し、搬送路B側が開放された状態になる。このときの処理手順を図17のフローチャートに示す。
このモードは、用紙を綴じることなく搬送路Aから搬送路Cを経て、シフトトレイ202へ排出するモードである。このモードでは、分岐爪15が反時計方向、分岐爪16が時計方向にそれぞれ回動し、搬送路Cが開放された状態になる。このときの処理手順を図18のフローチャートに示す。
このモードは、用紙を搬送路Aから搬送路Cを経てシフトトレイ202へ排出するモードであるが、その際、シフトトレイ202を部の区切れ毎に排紙方向と直交方向に揺動させ、シフトトレイ202上に排出される用紙を仕分けるモードである。このモードでは、ノンスティプルモードBと同様に、分岐爪15が反時計方向、分岐爪16が時計方向にそれぞれ回動し、搬送路Cが開放された状態になる。このときの処理手順を図19のフローチャートに示す。
このモードは、用紙を搬送路Aと搬送路Dを経てスティプル処理トレイFに搬送し、スティプル処理トレイFで整合および綴じ処理を行った後、搬送路Cを通ってシフトトレイ202へ排出するモードである。このモードでは、分岐爪15と分岐爪16はともに反時計方向に回動し、搬送路AからDに至る経路が開放された状態になる。このときの処理手順を図20に示す。
このモードは、用紙を搬送路Aと搬送路Dを経てスティプル処理トレイFに搬送し、スティプル処理トレイFで整合および中央綴じを行った後、さらに中折り処理トレイGで中折りし、中折りされた用紙束を搬送路Hを経て下トレイ203へ排出するモードである。このモードでは、分岐爪15と分岐爪16はともに反時計方向に回動し、搬送路AからDに至る経路が開放された状態になる。また、分岐ガイド板54と可動ガイド板55が後述の図24に示すように閉鎖状態となって用紙束を中折り処理トレイGに導き、中折りが行われる。このときの処理手順を図21に示す。
この中折りモード時の綴じ動作と折り動作についてさらに詳細に説明する。
本実施形態に係る積載装置は、図30に示すように加圧アーム501にバネ引掛け部501bがあり、減圧手段として引っ張りバネ503が回動支点501aに関してシートを抑える側とは反端側の端部に掛けられ、アーム501を図示時計方向に引っ張って、荷重を減らしている。当然のことながらアーム501が前記回動支点501aを中心に図示時計方向に回れば引っ張りバネ503の取り付け長は短くなり、引っ張り荷重は減少し、加圧アーム501の加圧力が増加するように構成されている。なお、前記引っ張りバネ503に代えて、回動支点501aを通る回転軸上にねじりコイルバネを配置させ、同様の動作を行わせることもできる。
203 下トレイ
360 CPU
501 加圧アーム
501a 回動支点
501d シート先端ガイド面
503 引っ張りバネ
504 ガイドコロ
PD 用紙後処理装置
PR 画像形成装置
Claims (11)
- 折りを施されたシートを排出する排出手段と、
前記シートを積載する積載トレイと、
前記排出手段近傍の上方側に回動支点を有し、前記積載トレイに積載されたシートの高さに応じて回動可能に設けられ、前記積載トレイ上のシート上面を押えるアームと、
を有するシート積載装置において、
前記アームの回動量に応じて当該アームの加圧力を変更する手段を備えていることを特徴とするシート積載装置。 - 前記加圧力を変更する手段は、前記アームの回動量が大きくなるほど加圧力を増加させることを特徴とする請求項1記載のシート積載装置。
- 前記加圧力を変更する手段は、前記積載トレイ上のシート積載高さが低いほど加圧力を低下させることを特徴とする請求項1記載のシート積載装置。
- 前記アーム先端部の前記積載トレイに対する接触点から前記排出手段までの距離は大サイズのシート長さより短く小サイズのシート長さより長く設定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート積載装置。
- 前記アームの通紙側の形状は、前記積載トレイに近接している側の前記積載トレイの積載面に対する傾斜角が、離間している側の傾斜角より大きく設定されていることを特徴とする請求項4記載のシート積載装置。
- 前記アームの前記積載トレイに近接している側の先端部に、回転可能なコロを備えていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート積載装置。
- 前記アーム回動支点を共有し、または前記回動支点の近傍に回動支点を有し、通紙側が凹状に形成され、先端で排出されたシートの浮き上がってきた後端部を押えるシート後端押え部材を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシート積載装置。
- 前記積載トレイは前記アーム先端部が接する近傍の傾斜角が緩く設定されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート積載装置。
- 請求項1ないし8のいずれか1項に記載のシート積載装置を備えていることを特徴とするシート処理装置。
- 請求項1ないし8のいずれか1項に記載のシート積載装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項9記載のシート処理装置を一体または別体に備えていることを特徴とする画像形成装置。
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