JP2009017310A - デジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信機能を有するデジタルカメラにおいて、外観デザインを損なうことなく電波特性的にも有利な形態で効率的に無線アンテナを配置したデジタルカメラを提供する。
【解決手段】撮影手段により被写体を撮影して画像データ等を取得して記憶媒体に記憶し、この画像データ等を無線通信により外部装置に送信する機能を有するデジタルカメラであって、被写体を照明するフラッシュユニットと、フラッシュユニットをデジタルカメラ筐体の内部から外部へと突出させるポップアップ機構と、ポップアップ機構を制御するポップアップ制御手段と、外部装置との間で無線接続により情報の送受信を行う通信ユニットと、通信ユニットに接続されフラッシュユニットに装着された無線アンテナとを具備し、ポップアップ制御手段は通信ユニットにより無線通信が開始されるとポップアップ機構を動作させてフラッシュユニットを自動的に突出させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、デジタルカメラ、詳しくは撮影手段により被写体を撮影して画像データ等を取得して記憶媒体に記憶し、この画像データ等を無線通信により外部装置に送信する機能を有するデジタルカメラに関するものである。
従来、レンズ等の撮影光学系により結像される光学像を撮像素子等の光電変換素子により光電変換処理することで、所望の被写体の光学像を電気的な画像信号として取得した後、この画像信号をデジタルデータ化した形態の画像データと当該画像信号に関連する各種の情報データとを含めて形成したデジタル画像データファイル(以下、画像ファイルという)として記憶媒体に記憶し得るように構成したいわゆるデジタルカメラ等の撮影装置(以下、単にデジタルカメラ等という)が広く一般に普及している。
このような従来のデジタルカメラ等には、記憶媒体に記憶された画像ファイルを、例えば小型コンピュータ等の外部装置や、他のデジタルカメラ等との間で無線通信により送受信する無線通信手段を有しているものがある。
従来のデジタルカメラ等に具備される無線通信手段としては、例えば無線接続インターフェース(IF)であって、具体的にはワイヤレスUSB(Wireless Universal Serial Bus;WUSB)規格に準拠した無線接続を行うWUSB接続手段や、超広帯域(UWB;Ultra Wide Band) 無線接続手段や、無線LAN接続手段や、IrDA(アイアールディーエイ;Infrared Data Association)規格に準拠した赤外線通信を行う光無線接続手段等がある。
このような無線通信手段を具備するデジタルカメラ等においては、筐体内部に無線通信ユニットや無線アンテナ等が配置されることになるが、その内部配置に関しては、例えば特開2001−157099号公報等によって種々の提案が開示されている。
上記特開2001−157099号公報によって開示されているデジタルカメラにおいては、カメラの使用時に手が触れずに露出する部位又はその近傍に無線アンテナを配置するようにしている。これによれば、利用者が無意識の内に手や付属機器によって当該カメラの無線アンテナ部を覆ってしまうことがなく、よって無線通信性能を損なうことを抑止するというものである。
一方、近年のデジタルカメラにおいては、外観デザイン面を考慮して、デジタルカメラの外装部材として金属部材を採用することが実施されている。金属部材を外装部材とすることで、高級感を得られる等の利点がある。
特開2001−157099号公報
ところが、デジタルカメラの外装部材として金属部材を適用する場合、電波等は外装部材を透過することなく反射してしまうため、筐体内部の無線アンテナに無線通信のための電波を伝搬させることができないという問題点がある。そこで、筐体内部における無線アンテナの配置を工夫する必要が生じる。
そのために、上記特開2001−157099号公報によって開示されている手段を金属外装のデジタルカメラに適用することを考えると、無線アンテナの配置されている部位に対応する外装部材を金属部材を使用しないように構成することになる。しかしながら、当該公報による手段では、使用時に露出する部分に対応する部位に無線アンテナを配置している事から、デジタルカメラの外観デザインを損なってしまうことになるという問題点がある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、撮影手段により被写体を撮影して画像データ等を取得して記憶媒体に記憶し、この画像データ等を無線通信により外部装置に送信する機能を有するデジタルカメラにおいて、外観デザインを損なうことなく、かつ電波特性的にも不利にならないように、効率的に無線アンテナを配置したデジタルカメラを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明によるデジタルカメラは、撮影手段により被写体を撮影して画像データ等を取得して記憶媒体に記憶し、この画像データ等を無線通信により外部装置に送信する機能を有するデジタルカメラであって、被写体を照明するフラッシュユニットと、上記フラッシュユニットをデジタルカメラ筐体の内部から外部へと突出させるポップアップ機構と、上記ポップアップ機構を制御するポップアップ制御手段と、外部装置との間で無線接続により情報の送受信を行う通信ユニットと、上記通信ユニットに接続され、上記フラッシュユニットに装着された無線アンテナと、を具備し、上記ポップアップ制御手段は、上記通信ユニットにより無線通信が開始されると上記ポップアップ機構を動作させて上記フラッシュユニットを自動的に突出させることを特徴とする。
本発明によれば、撮影手段により被写体を撮影して画像データ等を取得して記憶媒体に記憶し、この画像データ等を無線通信により外部装置に送信する機能を有するデジタルカメラにおいて、外観デザインを損なうことなく、かつ電波特性的にも不利にならないように、効率的なに無線アンテナを配置したデジタルカメラを提供することができる。
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態のデジタルカメラの主な構成を示すブロック構成図である。図2,図4は、本実施形態のデジタルカメラの外観斜視図であって、図2はフラッシュユニットが筐体内部に収納されている状態を示し、図4はフラッシュユニットが筐体内部から外部に突出している状態を示している。図3,図5は、本実施形態のデジタルカメラにおけるフラッシュユニット近傍の要部拡大断面図であって、図3はフラッシュユニットの収納状態を示し、図5はフラッシュユニットの突出状態を示している。図6は、本実施形態のデジタルカメラの作用のうち再生モード処理を示すフローチャートである。図7は、図6の再生モード処理における無線モード初期化処理の詳細を示すフローチャートである。
本実施形態のデジタルカメラは、レンズによって形成される被写体像を受光して、これを光電変換し電子的な画像データとして記憶すると共に、外部装置(例えば小型コンピュータ等の外部装置や、他のデジタルカメラ等)との間で無線通信を行うための無線通信機能を具備する無線機器である。
即ち、本実施形態のデジタルカメラ100は、図1に示すように、レンズ1と、撮像素子2と、撮像回路3と、A/D変換器(図1では単に「A/D」と表記している)4と、信号処理回路5と、フレームメモリ6と、FIFOメモリ7と、TFT液晶駆動回路9と、TFTパネル10と、バックライトユニット11と、ビデオ出力回路12と、ビデオ出力端子13と、記憶バッファ14と、記憶媒体インターフェース(I/F)15と、記憶媒体16と、アクチュエータ17と、アクチュエータ駆動回路18と、外部有線データインターフェース(I/F)22と、キーマトリクス23と、LCD表示回路24と、LCDパネル25と、電池26と、電源回路27と、バックアップ電源28と、電池状態検出回路29と、第1CPU31と、第2CPU32と、EEPROM19と、外部無線データインターフェース(I/F)20と、無線アンテナ21と、アンテナ電波レベル検出機能部35と、フラッシュ38と、フラッシュ回路39と、フラッシュポップアップ検出機能部36と、フラッシュ自動ポップアップ機構部37等によって主に構成されている。
レンズ1は、光学的な被写体像を形成し、これを撮像素子2の受光面上に結像させるために設けられるものである。
撮像素子2は、レンズ1によって形成される光学的な被写体像を受けて光電変換処理を行って、電気的な画像信号を出力する素子である。この撮像素子2としては、高速読み出しを行うことができるタイプの固体撮像素子であって、例えばCCD(電荷結合素子),CMOS(相補型金属酸化膜半導体)あるいはその他の各種のタイプの撮像素子が適用され得る。
撮像回路3は、撮像素子2からの出力信号を受けて、その画像信号に対して各種のアナログ信号処理を行う電子回路である。
A/D変換器4は、撮像回路3から出力されるアナログ形式の画像信号を受けて、デジタル形式の画像信号に変換するための回路である。
なお、本実施形態のデジタルカメラ100においては、上述のレンズ1,撮像素子2,撮像回路3,A/D変換器4等によって、被写体を撮影する撮影手段の主要部が構成される。
信号処理回路5は、A/D変換器4から出力されたデジタル形式の画像信号を受けて、各種のデジタル的な信号処理を行う回路である。
フレームメモリ6は、信号処理回路5によって処理された画像信号を受けて、処理済の画像信号や、この画像信号に関する各種データ等を一時的に記憶する一時記憶手段である。このフレームメモリ6としては、例えばSDRAM等の半導体記憶素子等が適用される。
FIFOメモリ7は、画像信号を各種の表示装置へ向けて出力する際に、当該画像信号の一時的な記憶を行うために設けられるメモリである。
TFT液晶駆動回路9は、FIFOメモリ7から出力される画像信号を受けてTFTパネル10を制御する回路である。
TFTパネル10は、TFT液晶駆動回路9の制御によって画像信号に基づく画像や当該デジタルカメラ100における各種の情報等を表示するための表示部であり、カラー表示可能なものが用いられる。
バックライトユニット11は、TFTパネル10の背面側に設けられ、当該TFTパネル10を背面側から照明するためのものである。
なお、本実施形態のデジタルカメラ100においては、上述のTFT液晶駆動回路9,TFTパネル10,バックライトユニット11等によって、上記撮影手段により撮影された被写体像を電子的な画像として表示する表示手段の主要部が構成される。
ビデオ出力回路12は、FIFOメモリ7からの画像信号を受けて、例えばNTSC形式のビデオ信号に変換し、ビデオ出力端子13を介して、当該ビデオ出力端子13に接続される外部表示装置等へ出力するための回路である。
ビデオ出力端子13は、本デジタルカメラ100と外部表示装置等との間を電気的に接続するビデオケーブル等の信号線を接続するための接続端子である。
記憶バッファ14は、フレームメモリ6に一時的に記憶されている画像信号等を記憶媒体16に画像データとして記憶するとき、若しくは記憶媒体16から画像データを読み出してフレームメモリ6に一時的に記憶するとき等に用いられるバッファ(一時保存領域)である。
記憶媒体I/F15は、記憶媒体16への画像データ等の記憶処理や、記憶媒体16からの画像データ等の読み出し処理等を制御するためのものである。
記憶媒体16は、画像データやその他の各種データを記憶するための不揮発性の記憶媒体、例えば薄板形状,カード形状からなるメモリカード等である。この記憶媒体16としては、例えばデジタルカメラ100等の機器に対して着脱自在とする形態のものや、デジタルカメラ100等の機器内部の電気回路に固設されている形態のもの等、様々な形態のものがあり、いずれの形態のものでも、本実施形態のデジタルカメラ100に適用し得る。
上述の記憶バッファ14,記憶媒体I/F15等によって、上記撮影手段で撮影された画像に関する画像信号及びその付随データ等を所定の形態のデータとして記憶媒体16に記憶する画像記憶手段の主要部が構成される。
アクチュエータ17は、レンズ1を駆動して、オートフォーカス動作を行ったりあるいはズーミング動作を行ったりするための駆動源である。
アクチュエータ駆動回路18は、第1CPU31の制御に基づいてアクチュエータ17を制御し駆動する回路である。
外部有線I/F22は、本デジタルカメラ100と外部装置との間においてデータ等の送受信を接続ケーブル等を介して行うための接続部分(インターフェース)であって、例えばUSB((Universal Serial Bus))規格やIEEE1394等に準拠したものが適用される。
なお、外部有線I/F22は、第1CPU31と電気的に接続されていて、当該外部有線I/F22は、第1CPU31のシステムコントロール部31aのUSB通信制御機能部31c(後述する)によって制御されるようになっている。
これら外部有線I/F22,接続ケーブル(図示せず)及びUSB通信制御機能部31c等によって、外部装置と有線接続により情報を送受信する有線通信手段の主要部が構成される。
キーマトリクス23は、本実施形態のデジタルカメラ100に設けられる各種の操作スイッチや操作ボタン等を含む操作入力手段の総称として用いている。即ち、キーマトリクス23の具体的な構成例は、例えば当該デジタルカメラ100の電源状態をオン又はオフ状態に切り換える電源ボタンや、撮影動作を開始させるレリーズボタン、メニュー画面などの選択設定を行う四方向選択キー(十字キーともいう)等等、各種の操作部材とこれらの操作部材のそれぞれに連動し所定の指示信号を発生させるスイッチ部材及び各スイッチ部材からの指示信号を伝達する電気回路等である。このキーマトリクス23の各操作部材が操作されることによって発生した信号は、第1CPU31に向けて出力されるようになっている。
LCD表示回路24は、第1CPU31の制御に基づいてLCDパネル25を制御し、これに各種の情報表示を行わせる回路である。
LCDパネル25は、例えばモノクロLCD等によって構成され、当該デジタルカメラ100において設定済みの各種設定情報、例えば撮影モード等の動作モード情報や、記憶媒体16に記憶可能な画像の枚数情報,撮影時のシャッタ速度や絞り値等の露出に関する情報等を表示する情報表示部材である。なお、このLCDパネル25によって表示し得る各種の情報の一部又は全部を、上述のTFTパネル10を用いて表示させることも可能である。
電池26は、当該デジタルカメラ100における主(メイン)電源である。
バックアップ電源28は、当該デジタルカメラ100の内部メモリや内部時計等に対して常に電力を供給するために設けられ、例えば本デジタルカメラ100における各種の設定値等の情報や日時情報等を保持したり、日付表示を上記LCDパネル25等を用いて常時行い得るようにするための副(サブ)電源である。
電源回路27は、第1CPU31の指令に基づいて上記電池26及び上記バックアップ電源28からの電源を受けて、本デジタルカメラ100の内部の各電気回路へと適宜供給する制御を行う回路である。
電池状態検出回路29は、電池26における電圧等、当該電池26の状態を検出して、同電池26の電池残量等を算出し、その結果を第1CPU31へと出力する回路である。
第1CPU31は、主(メイン)CPUとして配設されているものである。この第1CPU31は、本実施形態のデジタルカメラ100における各回路を統括的に制御するための制御手段である。そのために、本デジタルカメラ100の第1CPU31は、同デジタルカメラ100におけるシステム全体を適宜制御(コントロール)するためのシステムコントロール部31aを備えている。
このシステムコントロール部31aの内部には、各種の電気回路等、例えばWUSB通信制御機能部31b,USB通信制御機能部31c,ポップアップ機構制御機能部31d,アンテナ電波レベル管理機能部31e等、例えば外部装置との無線通信を行う機能のための制御回路等、各種の機能を実現する制御回路が構成されている(詳細は後述する)。
上記第1CPU31は、主に各種の構成部材の動作制御等を行う制御手段として機能するようになっている。
その一方、第2CPU32は、主に撮影手段により取得した画像データ等の情報についての各種の処理制御を行うようになっている。
即ち、第2CPU32は、フレームメモリ6に記憶されている画像データを受けて、各種の信号処理を施す回路である。この第2CPU32は、画像圧縮伸張部32a,記憶媒体アクセス部32b等を有して構成されている。
画像圧縮伸張部32aは、フレームメモリ6に記憶されている画像データ等を読み出して、例えばJPEG圧縮処理等を行ったり、記憶媒体16から読み出された圧縮画像データ等の伸張処理等を行うものである。
記憶媒体アクセス部32bは、記憶媒体I/F15による記憶媒体16へのアクセスを制御するための回路部である。
EEPROM19は、第1CPU31,第2CPU32により実行される処理プログラム(アプリケーションソフトウエア)等や、外部装置と通信するための通信設定情報等のデータ等、本デジタルカメラ100における各種の設定データや固有データ等を記憶し保持するための不揮発性記憶媒体であって、通信設定メモリとしての役目をしている。
EEPROM19は、例えばフラッシュロム(FlashROM)等が適用される。なお、EEPROM19に保持されるデータのうち、外部装置と通信するための通信設定情報としては、例えば通信手段に関するWUSB認証情報19aや、当該デジタルカメラ100を特定するための固有ID番号(CDID;Connection Device ID)情報等のデータである。
無線アンテナ21は、本デジタルカメラ100と外部装置との間で無線接続によるデータ通信等を行うのに際して、外部装置から発信される所定の形態の電磁波等の無線信号を受信すると共に、本デジタルカメラ100から発信する所定の形態の電磁波等の無線信号を送信する無線信号の入出力部である。
無線アンテナ21は、アンテナ電波レベル検出機能部35を介して外部無線データI/F20に接続されていて、送受信した無線信号を外部無線データI/F20へと入出力するようになっている。
アンテナ電波レベル検出機能部35は、無線アンテナ21と外部無線データI/F20との間に介在し、無線アンテナ21により受信される外部装置からの入力信号の電波レベル又は入力信号強度又は送受信データの伝送エラーの割合等を検出することで、当該デジタルカメラ100と外部装置との間の通信状況の良否を検出する通信状況検出手段としての役目をしている。
また、アンテナ電波レベル検出機能部35は、第1CPU31に接続されていて、その検出結果はシステムコントロール部31aのアンテナ電波レベル管理機能部31eや、WUSB通信制御機能部31bへと出力されるようになっている。
外部無線I/F20は、無線アンテナ21と第1CPU31との間に介在し、上記無線アンテナ21により入力された無線信号を所定の形態の電気信号に変換して、第1CPU31へ出力したり、第1CPU31からの信号を無線信号に変換して無線アンテナ21へ出力する無線通信接続部(インターフェース)としての役目をするものである。
上記無線アンテナ21,アンテナ電波レベル検出機能部35,外部無線I/F20,第1CPU31のシステムコントロール部31aにおけるWUSB通信制御機能部31b,アンテナ電波レベル管理機能部31e等によって、外部装置との間で無線通信により情報の送受信を行う無線通信手段の主要部が構成される。
なお、この無線通信手段のうち、特にアンテナ電波レベル検出機能部35,外部無線I/F20等からなり無線アンテナ21に接続されるユニットは、通信ユニットを構成している。
また、上記無線通信手段の構成要素のうちWUSB通信制御機能部31bは、WUSB規格に準拠した無線接続を行う際の制御回路であって、特に外部装置との通信を確立するための通信設定情報等を自動的に生成する通信制御手段としての役目をしている。
そして、アンテナ電波レベル管理機能部31eは、アンテナ電波レベル検出機能部35による検出結果を受けて、無線アンテナ21の入力信号の電波レベルや入力信号強度や送受信データの伝送エラーの割合等の各種情報を管理し処理する回路である。
フラッシュ38と、本デジタルカメラ100の前方に存在する被写体に向けて閃光を発光して、当該被写体を照明する閃光発光装置であって、後述するフラッシュ回路39と共にフラッシュユニット40(図2〜図5参照)を構成している。
フラッシュ回路39と、フラッシュ38を駆動して閃光発光動作の制御を行う駆動制御回路である。
フラッシュ自動ポップアップ機構部37は、第1CPU31のシステムコントロール部31aのポップアップ機構制御機能部31dの駆動制御によって所定の時に上記フラッシュユニット40を本デジタルカメラ100の筐体の内部から外部へと突出させるポップアップ機構である。ここで、ポップアップ機構制御機能部31dは、フラッシュ自動ポップアップ機構部37を駆動制御するポップアップ制御手段としての役目をしている。
フラッシュポップアップ検出機能部36は、上記フラッシュユニット40の状態、特にフラッシュユニット40が本デジタルカメラ100の筐体の外部に突出している状態にあることを検出する機能を有する検出回路である。
本実施形態のデジタルカメラ100におけるフラッシュユニット40は、図2〜図5に示すように、フラッシュ38やフラッシュ回路39等を内部に有して構成される。
フラッシュ38は、例えばキセノン管38a,反射傘38b,閃光発光窓38c等からなり、このフラッシュ38にフラッシュ回路39が電気的に接続されている。
また、フラッシュユニット40の内部には、特に図3,図5に示すように無線アンテナ21が配設されている。無線アンテナ21は、アンテナ素子21aを実装したアンテナ基板21bと、このアンテナ基板21bから延出されるリード線21c等によって構成されている。
そして、フラッシュユニット40は、本デジタルカメラ100の固定部材(特に図示せず)に対して支軸100dを介して図5に示す矢印R方向に回動自在に配設されている。
フラッシュユニット40が、図2,図3に示す状態にあるときには、フラッシュユニット40の一部、特に上端部であってフラッシュ38,フラッシュ回路39,無線アンテナ21等が内部に配設されている部位は、本デジタルカメラ100の筐体における凹形状からなるフラッシュ収納部100c内に完全に収納されるようになっている。この状態を、フラッシュユニット40の収納状態というものとする。
この状態から、フラッシュユニット40が支軸100d周りに図5の矢印R方向に回動すると、フラッシュユニット40は、図4,図5に示す状態に変位する。
フラッシュユニット40が、図4,図5に示す状態にあるときには、フラッシュユニット40は、本デジタルカメラ100の筐体から突出した状態となっている。このとき、フラッシュユニット40は、その上端部であってフラッシュ38,フラッシュ回路39,無線アンテナ21等が内部に配設されている部位が、本デジタルカメラ100の筐体の外部に露呈した状態となる。この状態を、フラッシュユニット40の突出状態というものとする。
このように、本実施形態のデジタルカメラ100におけるフラッシュユニット40は、図2,図3に示す収納状態から図4,図5に示す突出状態に変位するようになっている。
ところで、本デジタルカメラ100の筐体100aは、例えばプラスチック部材等によって主に形成されており、この筐体100aの外面を金属部材からなる外装部材100bが外面を覆うように配設されている。
同様に、フラッシュユニット40のフラッシュ筐体40aは、例えばプラスチック部材等によって主に形成されており、このフラッシュ筐体40aの外面の一部、即ち図2,図3の収納状態において、外部に露出する部位に金属部材からなるフラッシュ外装部材40bが外面を覆うように配設されている。つまり、フラッシュユニット40のフラッシュ筐体40aの外面の他の一部、即ち図4,図5の突出状態となったときに初めて外部に露出する部位は、プラスチック部材等のままとなっている。
その他、本発明に関連しない部分の構成については、通常一般のデジタルカメラと同様の構成となっているものとして、その詳細な図示及び説明は省略する。
このように構成された本実施形態のデジタルカメラ100において、外部装置との間で無線接続によるデータ通信を行って、撮影画像データ等を送信する際の作用を、図6を用いて以下に説明する。
本実施形態のデジタルカメラ100において、外部装置との間で無線接続を確立し、無線データ通信を行って撮影画像データ等を送信する際には、まず、記憶媒体16に記憶されている画像データファイルに基づく画像を、上記表示手段に再生表示させる再生モードで、本デジタルカメラ100を動作させる。
デジタルカメラ100を再生モードで動作させるには、例えばキーマトリクス23の操作部材のうち撮影モードと再生モードとを切り換えるモード切り換えスイッチ等を操作する。
このようにして、デジタルカメラ100が再生モードで動作する状態になると、図6のステップS1において、第1CPU31,第2CPU32は、画像選択再生処理を実行する。この画像選択再生処理では、例えば記憶媒体16に記憶されている画像データファイルを読み込んで、これに基づく画像を、上記表示手段を用いて所定の形態(一画面一画像表示形態又は複数画像一覧表示形態等)で再生表示させる。そして、デジタルカメラ100は、使用者によって操作される選択ボタン等の入力信号を待機する状態となる。その後、ステップS2の処理に進む。
ステップS2において、第1CPU31は、無線モード切り換え信号がオン(ON)状態であるか否かの確認を行う。即ち、使用者がキーマトリクス23のうち無線モードに切り換えるための操作部材を操作することにより生じる無線モード切り換え指示信号が発生しているか否かの確認を行う。ここで、無線モードオン信号が確認された場合には、ステップS6の処理に進む。一方、無線モードオン信号が確認されない場合には、ステップS3の処理に進む。
ステップS3において、第1CPU31は、撮影モード切り換え信号がオン(ON)状態であるか否かの確認を行う。即ち、使用者がキーマトリクス23のうち撮影モードに切り換えるための操作部材を操作することにより生じる撮影モード切り換え指示信号が発生しているか否かの確認を行う。ここで、撮影モードオン信号が確認された場合には、所定の撮影モード処理へ移行する。一方、撮影モードオン信号が確認されない場合には、ステップS4の処理に進む。
ステップS4において、第1CPU31は、パワーオフ信号が発生したか否かの確認を行う。即ち、使用者がキーマトリクス23のうち電源ボタンを操作することにより生じるパワーオフの指示信号が発生しているか否かの確認を行う。ここで、パワーオフ信号が確認されない場合には、上述のステップS1の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。また、ここでパワーオフ信号が確認された場合には、ステップS5の処理に進む。
ステップS5において、第1CPU31は、パワーオフ処理を実行する。その後、一連の処理を終了する。
一方、上述のステップS2の処理において、無線モードオン信号が確認されて、ステップS6の処理に進むと、このステップS6において、第1CPU31は、無線モード初期化処理を実行する。この無線モード初期化処理の詳細は、図7に示す通りである。
即ち、ステップS6の無線モード初期化処理が実行されると、まず、図7に示すステップS11において、第1CPU31は、無線接続処理を実行する各回路部(無線処理部)等の初期化処理を行う。その後、ステップS12の処理に進む。
ステップS12において、第1CPU31は、ポップアップエラーフラグを初期化(クリア)する処理を実行する。その後、ステップS13の処理に進む。
ステップS13において、第1CPU31は、フラッシュユニット40がポップアップ状態(突出状態)にあるか否かの確認を行う。この確認は、フラッシュポップアップ検出機能部36からの信号の有無により行われる。ここで、フラッシュユニット40がポップアップ状態にあることが確認された場合には、一連の処理を終了して元の図6の処理シーケンスに復帰して(リターン)、同図6のステップS7の処理に進む。
一方、ここで、フラッシュユニット40がポップアップ状態にないことが確認された場合には、ステップS14Aの処理に進む。
ステップS14Aにおいて、第1CPU31は、フラッシュ自動ポップアップ機構部37を制御して、フラッシュユニット40を自動的にポップアップ(突出)させる処理を実行する。その後、ステップS15Aの処理に進む。
ステップS15Aにおいて、第1CPU31は、フラッシュユニット40がポップアップ状態(突出状態)にあるか否かの確認を再度行う。ここで、フラッシュユニット40がポップアップ状態にあることが確認された場合には、一連の処理を終了し図6の処理シーケンスに復帰して(リターン)、同図6のステップS7の処理に進む。
一方、ここで、フラッシュユニット40がポップアップ状態にないことが確認された場合には、ステップS16Aの処理に進む。
ステップS16Aにおいて、第1CPU31は、ポップアップエラーフラグを立てる(オン(ON)状態にする)と同時に、上記表示手段を用いて所定の故障警告表示をTFTパネル9の表示画面上に表示させる処理を実行する。その後、一連の処理を終了し図6の処理シーケンスに復帰して(リターン)、同図6のステップS7の処理に進む。
図6に戻って、ステップS7において、第1CPU31は、ポップアップエラーフラグがオン(ON)状態とされているか否かの確認を行う。ここで、ポップアップエラーフラグがオン(ON)状態であることが確認された場合には、ステップS9の処理に進む。
ステップS9において、第1CPU31は、上記表示手段を用いてアンテナエラー表示をTFTパネル9の表示画面上に表示させる処理を実行する。同時に、無線モードを解除する処理を実行する。その後、ステップS4の処理に進み、以降の処理を実行する。
一方、上述のステップS7の処理において、ポップアップエラーフラグがオン(ON)状態ではないことが確認された場合には、ステップS8の処理に進む。
ステップS8において、第1CPU31は、無線接続によるデータ通信処理(無線通信処理)を実行する。その後、ステップS4の処理に進み、以降の処理を実行する。
以上説明したように上記第1の実施形態によれば、使用者により無線モードが選択されてモード切り換えがなされると、無線アンテナ21を内蔵したフラッシュユニット40の状態を確認し、同フラッシュユニット40が収納状態にある場合には、当該フラッシュユニット40を自動的に突出させるポップアップ状態にするように動作制御されている。
したがって、無線接続でのデータ通信を行う際には、無線アンテナ21は、自動的に金属の外装部材100bに対して露出すると共に、本デジタルカメラ100の筐体100aの外部に突出した位置に配置されるので、無線接続によるデータ通信の際の安定性を確保することができる。
ポップアップ式のフラッシュユニット40は、通常の場合、デジタルカメラ100の筐体内部に収納された状態にあり、使用時に筐体から突出させるようにしているものである。本発明は、この点に着目し、このフラッシュユニット40の内部に無線アンテナ21を含む通信ユニットを配置し、無線モードに切り換えて無線接続によるデータ通信を行うときに、このフラッシュユニット40を自動的にポップアップさせるようにしている。これにより、非使用時には無線アンテナ21等はフラッシュユニット40と共に筐体内部に収納された状態にあり、使用時に筐体の外部に突出した位置に配置されるようにしている。
この場合において、フラッシュユニット40がポップアップ状態になったときには、無線アンテナ21は、収納状態の場合に比べて、高い位置に配置されることになるので、使用時のアンテナ性能を改善することができる。一方、非使用時の収納状態にあるときには、邪魔にならない位置に配置されることになるので、カメラ自体のデザインを損なうことなく、効率的な部材配置を実現することができる。
そして、デジタルカメラ100において、元々具備されているフラッシュユニット40の内部に無線アンテナ21及び通信ユニット等を配置するようにしたので、特別な機構を追加することなく、上記効果を容易に得ることができる。
上述の第1の実施形態では、デジタルカメラ100の動作モードのうち再生モードにおける無線モードが選択され、この無線モードに切り換えられたことが検出されると、無線モード初期化処理(図6のステップS6の処理、図7参照)において、フラッシュユニット40が自動的にポップアップさせるようにしている。
この無線モード初期化処理としては、上述の第1の実施形態における処理(フラッシュユニット40の自動ポップアップ処理)とは別に、例えば、図8に示すような動作シーケンスとすることもできる。
図8は、本発明の第1の実施形態のデジタルカメラにおける無線モード初期化処理の変形例を示すフローチャートである。
図8のフローチャートで示す変形例の無線モード初期化処理は、基本的には上述の第1の実施形態の処理シーケンスと同様であり、一部の処理ステップが異なるのみである。したがって、本実施形態では、同様の処理ステップには同じステップ番号を附して、その説明を省略し、異なる処理ステップのみを以下に詳述する。
図8に示すように、本変形例における無線モード初期化処理において、ステップS11〜ステップS13の処理は、上述の第1の実施形態における処理(図7)と同様である。
ステップS13の処理において、フラッシュユニット40がポップアップ状態にはないことが確認されて、ステップS14Bに進むと、このステップS14Bにおいて、第1CPU31は、TFT液晶駆動回路9を制御してTFTパネル9の表示画面上に、フラッシュユニット40をポップアップ(突出)させる指示を表示させる処理を行う。その後、ステップS15Bの処理に進む。
ステップS15Bにおいて、第1CPU31は、キーマトリクス23の所定の操作部材からの指示信号を監視して、キャンセル操作がなされたか否かの確認を行う。ここで、所定のキャンセル指示信号が確認されなかった場合には、上述のステップS13の処理に戻り以降の処理を繰り返す。一方、ここで、所定のキャンセル指示信号が確認された場合には、ステップS16Bの処理に進む。
ステップS16Bにおいて、第1CPU31は、ポップアップエラーフラグを立てる(オン(ON)状態にする)処理を実行する。その後、一連の処理を終了し図6のシーケンスに復帰して(リターン)、同図6のステップS7の処理に進む。
その他の作用は、上述の第1の実施形態と同様である。
この変形例によれば、無線モードに切り換えられたことを検出して、フラッシュユニット40のポップアップ操作を促す表示を行うようにしている。つまり、本変形例では、無線モードを選択したときには、使用者が手動にてフラッシュユニット40のポップアップ操作を行うことになる。したがって、使用者は、デジタルカメラ100の動作モードを常に意識して操作することになることから、例えば当該デジタルカメラ100のポップアップ機構等に故障等が発生しているような場合にも確実に対応することができる。
次に、本発明の第2の実施形態のデジタルカメラについて、以下に説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態のデジタルカメラの作用のうち再生モード処理を示すフローチャートである。図10は、図9の再生モード処理における無線通信処理の詳細を示すフローチャートである。
本実施形態のデジタルカメラの構成は、上述の第1の実施形態のデジタルカメラと全く同様であって、再生モード処理における無線モードでの動作時の無線通信処理の処理シーケンスが異なる。したがって、本実施形態においては、デジタルカメラの構成についての説明は省略して図1〜図5を参照する。
また、本実施形態における再生モード処理も、基本的には上述の第1の実施形態の再生モード処理(図6参照)と略同様であり、一部の処理ステップが異なるのみである。したがって、本実施形態では、同様の処理ステップには同じステップ番号を附して、その説明を省略し、異なる処理ステップのみを以下に詳述する。
図9に示すように、本実施形態における再生モード処理において、ステップS1〜ステップS5の処理は、上述の第1の実施形態における処理(図6)と同様である。
ステップS2の処理において、無線モードオン信号が確認されて、ステップS21の処理に進むと、このステップS21において、第1CPU31は、無線接続処理を実行する各回路部(無線処理部)等の初期化処理を行う。その後、ステップS22の処理に進む。
ステップS22において、第1CPU31は、無線データ通信の相手先となる外部装置(ホスト)を選択するホスト選択処理を実行する。その後、ステップS23の処理に進む。
ステップS23において、第1CPU31は、無線通信処理を実行する。この無線通信処理の詳細は、図10に示す通りである。その後、ステップS4の処理に進み、以降の処理を実行する。
ステップS23の無線通信処理が実行されると、まず、図10に示すステップS31において、第1CPU31は、ホスト認証処理を実行する。このホスト認証処理は、無線接続によるデータ通信を行うのに先立って、本デジタルカメラ100自身と通信相手先となる外部装置とが互いを識別するための一連の処理である。その後、ステップS32の処理に進む。
ステップS32において、第1CPU31は、アンテナ電波レベル管理機能部31eを介してアンテナ電波レベル検出機能部35を制御して受信電波レベルを検出し、その検出結果の電波レベルが一定以上のレベルにあるか否かの確認を行う。ここで、電波レベルが一定以上であることが確認された場合には、ステップS34の処理に進む。また、電波レベルが一定レベルに達していないことが確認された場合には、ステップS33の処理に進む。
ステップS33において、第1CPU31は、フラッシュ自動ポップアップ機構部37を制御して、フラッシュユニット40を自動的にポップアップさせる処理を実行する。その後、ステップS34の処理に進む。
ステップS34において、第1CPU31は、送信画像選択処理を実行する。このそう新画像選択処理は、例えば記憶媒体16に記憶されている画像ファイルに基づく画像の一覧を表示手段におけるTFTパネル10の表示画面上に表示させ、使用者が、この画像一覧表示を見ながらキーマトリクス23の所定の操作部材を用いて選択操作すると、その選択指定信号を受けて、指示された画像ファイルが送信対象画像ファイルとして登録される(フラグが立つ)といった一連の処理である。その後、ステップS35の処理に進む。
ステップS35において、第1CPU31は、上述のステップS34の処理で指定された送信対象画像ファイルを対象とする送信動作処理の実行を開始する。その後、ステップS36の処理に進む。
ステップS36において、第1CPU31は、上述のステップS32と同様に、アンテナ電波レベル管理機能部31eを介してアンテナ電波レベル検出機能部35を制御して受信電波レベルを検出し、その検出結果の電波レベルが一定以上のレベルにあるか否かの確認を行う。ここで、電波レベルが一定以上であることが確認された場合には、ステップS37の処理に進む。
ステップS37において、第1CPU31は、送信対象画像ファイルについて、ブロック単位による転送処理を実行する。その後、ステップS38の処理に進む。
ステップS38において、第1CPU31は、上述のステップS37の転送処理(例えば一つの画像ファイルの処理)が終了したか否かの確認を行う。ここで、送信対象画像ファイルについての全ての転送処理が終了していない場合には、上述のステップS36の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。また、ここで、送信対象画像ファイルについての全ての転送処理が終了したことが確認された場合には、ステップS39の処理に進む。
ステップS39において、第1CPU31は、TFT液晶駆動回路9を制御してTFTパネル10の表示画面上に転送が終了した旨の表示を行う転送終了表示処理を実行する。その後、一連の無線通信処理を終了する。
一方、上述のステップS36の処理において、電波レベルが一定レベルに達していないことが確認された場合には、ステップS40の処理に進む。
ステップS40において、第1CPU31は、フラッシュポップアップ検出機能部36からの信号を確認することにより、フラッシュユニット40がポップアップ状態にあるか否かの確認を行う。ここで、フラッシュユニット40がポップアップ状態となっていないことが確認された場合には、ステップS41の処理に進む。
ステップS41において、第1CPU31は、フラッシュ自動ポップアップ機構部37を制御して、フラッシュユニット40を自動的にポップアップさせる処理を実行する。その後、ステップS38の処理に進み、以降の処理を実行する。
一方、上述のステップS40の処理において、フラッシュユニット40がポップアップ状態にあることが確認された場合には、ステップS42の処理に進む。
ステップS42にぴて、第1CPU31は、通信レベルエラー処理を実行し、通信動作を中断すると共に、TFT液晶駆動回路9を制御してTFTパネル10の表示画面上に所定のエラー表示を行う。その後、ステップS43の処理に進む。
ステップS43において、第1CPU31は、一連の転送処理を中止するための転送中止処理を実行する。その後、一連の無線通信処理を終了する。
以上説明したように、上記第2の実施形態によれば、上述の第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態においては、無線接続によるデータ通信処理を開始した後に、再度電波レベルの検出を行って、その検出結果に応じて、受信電波レベルが一定レベル未満になった場合には、当該フラッシュユニット40をポップアップさせるようにしたので、例えば、データ通信動作中に通信状況が変化して電波レベルが低下したとしても、フラッシュユニット40を自動的にポップアップさせて無線アンテナ21をより高い位置に配置するようにしたので、常に安定したデータ通信を確保することが容易にできる。
なお、本実施形態においても、上述の第1の実施形態の変形例において示した処理形態、即ちフラッシュユニット40を使用者の手動操作にてポップアップさせるようにする処理形態を同様に適用することができる。
また、上記第2の実施形態においては、電波レベルを検出して、その検出結果に応じてフラッシュユニット40のポップアップ制御を行うようにしているが、これに限ることはなく、電波レベルの検出に代えて、例えば無線アンテナ21の入力信号の強度を検出したり、送受信データの伝送エラーの割合を検出するようにしてもよい。そして、これらの各種情報に基いて導き出された検出結果に応じて、同様にフラッシュユニット40のポップアップ制御を行なうようにすることも容易にできる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用を実施し得ることが可能であることは勿論である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによって、種々の発明が抽出され得る。例えば、上記一実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態のデジタルカメラの主な構成を示すブロック構成図。 図1のデジタルカメラの外観斜視図であって、フラッシュユニットが筐体内部に収納されている状態を示す図。 図1のデジタルカメラにおけるフラッシュユニット近傍の要部拡大断面図であって、フラッシュユニットの収納状態を示す図。 図1のデジタルカメラの外観斜視図であって、フラッシュユニットが筐体内部から外部に突出している状態を示す図。 図1のデジタルカメラにおけるフラッシュユニット近傍の要部拡大断面図であって、フラッシュユニットの突出状態を示す図。 図1のデジタルカメラの作用のうち再生モード処理を示すフローチャート。 図6の再生モード処理における無線モード初期化処理の詳細を示すフローチャート。 図7の無線モード初期化処理の変形例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態のデジタルカメラの作用のうち再生モード処理を示すフローチャート。 図9の再生モード処理における無線通信処理の詳細を示すフローチャート。
符号の説明
1……レンズ
2……撮像素子
3……撮像回路
16……記憶媒体
21……無線アンテナ
21a……アンテナ素子
21b……アンテナ基板
31……第1CPU
31a……システムコントロール部
31b……WUSB通信制御機能部
31c……USB通信制御機能部
31d……ポップアップ機構制御機能部
31e……アンテナ電波レベル管理機能部
32……第2CPU
35……アンテナ電波レベル検出機能部
36……フラッシュポップアップ検出機能部
37……フラッシュ自動ポップアップ機構部
38……フラッシュ
38a……キセノン管
38b……反射傘
38c……閃光発光窓
39……フラッシュ回路
40……フラッシュユニット
40a……フラッシュ筐体
40b……フラッシュ外装部材
100……デジタルカメラ
100a……筐体
100b……外装部材
100c……フラッシュ収納部
100d……支軸

Claims (4)

  1. 撮影手段により被写体を撮影して画像データ等を取得して記憶媒体に記憶し、この画像データ等を無線通信により外部装置に送信する機能を有するデジタルカメラであって、
    被写体を照明するフラッシュユニットと、
    上記フラッシュユニットをデジタルカメラ筐体の内部から外部へと突出させるポップアップ機構と、
    上記ポップアップ機構を制御するポップアップ制御手段と、
    外部装置との間で無線接続により情報の送受信を行う通信ユニットと、
    上記通信ユニットに接続され、上記フラッシュユニットに装着された無線アンテナと、
    を具備し、
    上記ポップアップ制御手段は、上記通信ユニットにより無線通信が開始されると上記ポップアップ機構を動作させて上記フラッシュユニットを自動的に突出させることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 上記外部装置との通信状況の良否を検出する通信状況検出手段を、さらに具備し、
    上記ポップアップ制御手段は、上記外部装置との通信状況が所定の条件に比べて悪化した場合には、上記ポップアップ機構を動作させて上記フラッシュユニットを自動的に突出させることを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 上記通信状況検出手段は、上記無線アンテナからの入力信号強度を検出し、
    上記ポップアップ制御手段は、上記通信状況検出手段により検出された信号強度が所定値よりも弱くなった場合には、上記ポップアップ機構を動作させて上記フラッシュユニットを自動的に突出させることを特徴とする請求項2に記載のデジタルカメラ。
  4. 上記通信状況検出手段は、上記通信ユニットが送信又は受信するデータの伝送エラーの割合を検出し、
    上記ポップアップ制御手段は、上記通信状況検出手段により検出される伝送エラーの割合が所定値より大きくなった場合には、上記ポップアップ機構を動作させて上記フラッシュユニットを自動的に突出させることを特徴とする請求項2に記載のデジタルカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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