JP2005215206A - 撮像装置および撮像方法及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置および撮像方法及びプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】撮像装置のレスポンスを低下させることなく、絞り径の誤差による露出バラツキを低減させる。
【解決手段】撮像装置において、本露光撮影時の絞りの駆動誤差を補正するために行なう測光動作を、オートフォーカス時に設定する絞り値と、本露光撮影時に設定される絞り値とが同じ場合には省略することにより、シャッターレリーズタイムラグを低減する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、撮像装置において、測光を行ない、絞り値とシャッタースピードを決定する技術に関するものである。
従来よりデジタルカメラ等には、絞りが備えられているが、絞りを動作させたときの機械的誤差等の要因により、狙った絞り径の大きさにならないという問題がある。すなわち、絞りを設定しようとしても設定した絞りの径にならず、そのまま撮影してしまうと誤差により露出バラつきが生じてしまう。
特開平9−15675号公報
この絞り径の誤差の対策として、絞りを動作させた後に測光動作を行う手法が知られている。すなわち誤差を含む絞りの径で測光を行ない、その絞りの径の大きさで輝度を測定し、適正な露出となるようにシャッタースピードを決定する。
しかしながら、この手法においては、必ず絞りを動作させた後に測光を行う必要があり、その測光を行うための時間が発生するため、カメラのレスポンスの低下を引き起こすという問題がある。
したがって、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、撮像装置のレスポンスを低下させることなく、絞り径の誤差による露出バラツキを低減させることである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる撮像装置は、絞りを有するレンズにより結像された被写体像を光電変換する撮像手段と、該撮像手段から出力される画像信号に基づいて被写体輝度を求める測光動作を行なう第1の測光手段と、該第1の測光手段により求められた測光値に基づいて、前記レンズの焦点調節を行なうオートフォーカス動作を行なうときの第1の絞り値及び第1のシャッタースピードを決定する第1の決定手段と、前記第1の絞り値を目標値として前記絞りを動作させたときの実際の絞り値である第2の絞り値と前記第1のシャッタースピードで被写体像を撮像した画像信号に基づいて前記測光動作を行なう第2の測光手段と、該第2の測光手段により求められた測光値と前記第2の絞り値に基づいて、前記第1のシャッタースピードを補正して、第2のシャッタースピードを決定する第2の決定手段と、前記第2の測光手段により求められた測光値に基づいて、前記撮像手段の本撮影のための第3の絞り値及び第3のシャッタースピードを決定する第3の決定手段と、前記第3の絞り値を目標値として前記絞りを動作させたときの実際の絞り値である第4の絞り値と前記第3のシャッタースピードで被写体像を撮像した画像信号に基づいて前記測光動作を行なう第3の測光手段と、該第3の測光手段により求められた測光値と前記第4の絞り値に基づいて、前記第3のシャッタースピードを補正して、第4のシャッタースピードを決定する第4の決定手段と、前記第1の絞り値と前記第3の絞り値とが同一である場合に、前記第3の測光手段と第4の決定手段の動作を行なわず、且つ絞り駆動を行なうことなく前記第2のシャッタースピードで前記本撮影を行なう制御手段とを具備することを特徴とする。
また、この発明に係わる撮像装置において、前記第1の決定手段は、前記第1の測光手段により求められた測光値と、オートフォーカス動作を行なうときの絞り値とシャッタースピードの関係を示すオートフォーカス用プログラム線図とに基づいて、前記第1の絞り値及び第1のシャッタースピードを決定することを特徴とする。
また、この発明に係わる撮像装置において、前記第3の決定手段は、前記第2の測光手段により求められた測光値と、本撮影動作を行なうときの絞り値とシャッタースピードの関係を示す本撮影用プログラム線図とに基づいて、前記第3の絞り値及び第3のシャッタースピードを決定することを特徴とする。
また、この発明に係わる撮像装置において、前記第2の絞り値と前記第2のシャッタースピードを用いて被写体像を撮像して前記オートフォーカス動作を行なうオートフォーカス手段をさらに具備することを特徴とする。
また、この発明に係わる撮像装置において、前記第3の絞り値と前記第3のシャッタースピード、又は前記第4の絞り値と前記第4のシャッタースピードを用いて本撮影を行なう本撮影手段をさらに具備することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像方法は、絞りを有するレンズにより結像された被写体像を光電変換する撮像工程と、該撮像工程において出力される画像信号に基づいて被写体輝度を求める測光動作を行なう第1の測光工程と、該第1の測光工程において求められた測光値に基づいて、前記レンズの焦点調節を行なうオートフォーカス動作を行なうときの第1の絞り値及び第1のシャッタースピードを決定する第1の決定工程と、前記第1の絞り値を目標値として前記絞りを動作させたときの実際の絞り値である第2の絞り値と前記第1のシャッタースピードで被写体像を撮像した画像信号に基づいて前記測光動作を行なう第2の測光工程と、該第2の測光工程において求められた測光値と前記第2の絞り値に基づいて、前記第1のシャッタースピードを補正して、第2のシャッタースピードを決定する第2の決定工程と、前記第2の測光工程において求められた測光値に基づいて、前記撮像手段の本撮影のための第3の絞り値及び第3のシャッタースピードを決定する第3の決定工程と、前記第3の絞り値を目標値として前記絞りを動作させたときの実際の絞り値である第4の絞り値と前記第3のシャッタースピードで被写体像を撮像した画像信号に基づいて前記測光動作を行なう第3の測光工程と、該第3の測光工程において求められた測光値と前記第4の絞り値に基づいて、前記第3のシャッタースピードを補正して、第4のシャッタースピードを決定する第4の決定工程と、前記第1の絞り値と前記第3の絞り値とが同一である場合に、前記第3の測光工程と第4の決定工程を行なわず、且つ絞り駆動を行なうことなく前記第2のシャッタースピードで前記本撮影を行なう本撮影工程とを具備することを特徴とする。
また、この発明に係わる撮像方法において、前記第1の決定工程では、前記第1の測光工程において求められた測光値と、オートフォーカス動作を行なうときの絞り値とシャッタースピードの関係を示すオートフォーカス用プログラム線図とに基づいて、前記第1の絞り値及び第1のシャッタースピードを決定することを特徴とする。
また、この発明に係わる撮像方法において、前記第3の決定工程では、前記第2の測光工程において求められた測光値と、本撮影動作を行なうときの絞り値とシャッタースピードの関係を示す本撮影用プログラム線図とに基づいて、前記第3の絞り値及び第3のシャッタースピードを決定することを特徴とする。
また、この発明に係わる撮像方法において、前記第2の絞り値と前記第2のシャッタースピードを用いて被写体像を撮像して前記オートフォーカス動作を行なうオートフォーカス工程をさらに具備することを特徴とする。
また、本発明に係わるプログラムは、上記の撮像方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係わる記憶媒体は、上記のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置のレスポンスを低下させることなく、絞り径の誤差による露出バラツキを低減させることが可能となる。
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる撮像装置の構成を示すブロック図である。
図1において、100は撮像装置である。10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、 A/D変換器16、 D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、 A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。
さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。
また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御部であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。
42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御部、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御部、46はバリアである保護装置102の動作を制御するバリア制御部である。
48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
露光制御部40、測距制御部42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う。
50は撮像装置100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダー104内に設置されている。
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダー104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60、62、64、66、68及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
62はシャッタースイッチSW1で、シャッターボタンの操作途中(シャッターボタンの半押し)でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2で、シャッターボタンの操作完了(シャッターボタンの全押し)でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データとして書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表示部28のON/OFFを設定することが出来る。
この機能により、光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等から成る画像表示部への電力供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
68はクイックレビューON/OFFスイッチで、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定する。なお、本実施形態では特に、画像表示部28をOFFとした場合におけるクイックレビュー機能の設定をする機能を備えるものとする。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像移動−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、画像削除ボタン、画像削除取消しボタン等がある。
80は電源制御部で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源部である。
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92及び/或いは96に記録媒体200及び/或いは210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知部である。
なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
インターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
さらに、インタフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCFカード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
102は、撮像装置100のレンズ10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護装置である。
104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
110は通信部で、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
112は通信部110により撮像装置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、撮像装置100とのインタフェース204、撮像装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。
210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、撮像装置100とのインタフェース214、撮像装置100と接続を行うコネクタ216を備えている。
図2は、本実施形態の撮像装置を電子カメラとして構成した場合の斜視図である。
2−1は電源ON/OFFのためのボタンである。2−2はモード切り替えレバーで、撮影モード、再生モード、動画撮影モード、静止画撮影モード等の各機能モードを切り替え設定することができる。2−3はシャッターボタンを示す。
カメラの撮影画像は画像表示部に表示されるが、これは通常LCD(液晶ディスプレイ)を使用しているので、以下、LCDと称する。静止画像及び/或いは動画像の再生等のための画面もこのLCD 2−4に表示される。2−5はMENUボタンで、撮影パラメータやカメラの設定を変更するためのメニュー画面に出入りするためのボタンである。2−6はSETボタンで、メニューの決定等に使用する。2−7は削除ボタンで、画像の削除を指定することができる。2−8はDISPボタンで、LCD 2−4における表示の有り無しなどを切り替えるボタンである。2−9は十字ボタンで、この上下左右ボタンを使ってメニュー画面での項目の移動などを行ったり、再生モードでは左右ボタンを押して画像送りを行ったりするのに使用する。
次に本実施形態の撮像装置の動作の流れを図3と図4のフローチャートを用いて説明する。
撮像装置のシャッタースイッチSW1が押されると、201で測光動作が行われる(Step1)。測光された被写体輝度値(Ev0)は203のAFP線図(オートフォーカスプログラム線図)へと送られ、オートフォーカス動作を行うための絞り値(Av0)とシャッタースピード値(Tv0)が決定される(Step2)。202のAvTv制御では決定された絞り値をもとに絞りを動作させ(Step3)、電子シャッターのシャッタースピードを設定する。ただしここではAv0を目標に絞りを動作させるが、メカ的誤差を含むため、絞りの大きさが完全にAv0とならない場合がある。次に204の測光(Step4)において、202でAv0を目標に絞り駆動を行なったときの実際の絞り値(Av1)と電子シャッター(Tv0)で測光を行う。ここで測光された輝度値(Ev1)と実際の絞り値(Av1)とから、205のTv制御においては実際の絞り値Av1で最適露出になるようなシャッタースピード値Tv1が求められる(Step5)。この考え方を以下に示す。
201で測光された輝度値Ev0と203で決定されたAv0、Tv0の関係は式(1)で示される。
Ev0=Av0+Tv0 …(1)
すなわち(1)式は、Ev0の被写体を撮影するためには絞り値Av0とシャッタースピードTv0で撮影すれば適正露出となることを意味する。
また202で絞り駆動をされた現実の絞り値をAv1とし、204で測光された輝度値をEv1とするならば、実際の絞り値(Av1)で適正露出を得るためのシャッタースピードTv1は以下で求めることができる。
Av1=Av0+ΔAv0とすると、Ev1=Av1+Tv0=(Av0+ΔAv0)+Tv0であるから、ΔAv0=Ev1−Ev0であるが、被写体の現実の輝度値はEv0であることから、Ev0=Av1+Tv1が成り立つように設定されるべきであるので、
Tv1=Ev0−Av1=Tv0−ΔAv0 …(2)
202で動作設定された実際の絞り値Av1と205で求められたシャッタースピード値Tv1を用いることで、絞り誤差を除去した適性の輝度レベルで206のAFの動作が行われる。このAFの動作についてはここでは詳述しないが、ピント位置を複数ステップ動かし、一番高周波成分の多いステップにピント位置を設定する(Step6)。
AF動作が終了すると、204で測光された輝度値Ev1から208の撮像P線図において、撮像をおこなうための絞り値Av2とシャッタースピードTv2が決定される(Step7)。
207の判定においては203のAFP線図(オートフォーカスプログラム線図)で決定された絞り値Av0と208の撮像P線図で決定された絞り値Av2の値の比較を行う(Step8)。ここで、Av0とAv2が等しければ、絞り値Av2、205のTv制御において求められたシャッタースピード値Tv1が212へと送られる(Step12)。なお、この場合、上記のStep3で絞りがAv0を目標値として駆動されてAv1の絞り値になってから、最終的にStep12で本撮影が行なわれるまで、絞りは駆動されず、Av1の値に保たれる。
また207の判定で、Av0とAv2が等しくなければ、209のAvTv制御は決定された絞り値をもとに絞りを動作させ(Step9)、シャッタースピードを設定する。また、ここでも202と同様にAv2を目標に絞りを動作させるが、メカ的誤差を含むため、絞りの大きさが完全にAv2とならない場合がある。次に210の測光において、209でAv2を目標に絞り駆動を行なったときの実際の絞り値(Av3)と電子シャッター(Tv2)で測光を行う(Step10)。ここで測光された輝度値(Ev3)と実際の絞り値(Av3)とから211のTv制御において、実際の絞り値Av3で最適露出になるようなシャッタースピード値Tv3が求められる(Step11)。この考え方を以下に示す。
204で測光された輝度値Ev1と208で決定されたAv2、Tv2の関係は式(3)で示される。
Ev1=Av2+Tv2 …(3)
また209で動作設定された実際の絞り値をAv3とし、210で測光された輝度値をEv3とするならば、実際の絞り値で適正露出を得るためのシャッタースピードTv3は211において式(4)で求められる。
Av3=Av2+ΔAv2とすると、Ev1=Av2+Tv2であるから、ΔAv2=Ev3−Ev1であるが、被写体の輝度値はEv1であることから、Ev1=Av3+Tv3が成り立つように設定されるべきであるので、
Tv3=Tv2−(Ev3−Ev1)=Ev1−Av3=Tv2−ΔAv2 …(4)
211で求められたシャッタースピード値Tv3と209で動作設定された実際の絞り値Av3が211へと送られる。
以上がSW1が押されたときの動作であり、さらにシャッタースイッチSW2が押されると212において設定された絞り値およびシャッタースピード値により撮影が行われる(Step12)。
以上説明したように、上記の実施形態によれば、オートフォーカス時に設定した絞り値と、撮像時に用いる絞り値が同じ場合には、絞り誤差を排除するための測光動作を行わないシーケンスで撮像装置が動作するため、シャッターレリーズタイムラグを低減することが可能となる。
(他の実施形態)
また、各実施形態の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の一実施形態に係わる撮像装置の構成を示すブロック図である。 一実施形態の撮像装置を電子カメラとして構成した場合の斜視図である。 一実施形態の撮像装置の動作の流れを説明するための図である。 一実施形態の撮像装置の動作の流れを説明するためのフローチャートである。

Claims (11)

  1. 絞りを有するレンズにより結像された被写体像を光電変換する撮像手段と、
    該撮像手段から出力される画像信号に基づいて被写体輝度を求める測光動作を行なう第1の測光手段と、
    該第1の測光手段により求められた測光値に基づいて、前記レンズの焦点調節を行なうオートフォーカス動作を行なうときの第1の絞り値及び第1のシャッタースピードを決定する第1の決定手段と、
    前記第1の絞り値を目標値として前記絞りを動作させたときの実際の絞り値である第2の絞り値と前記第1のシャッタースピードで被写体像を撮像した画像信号に基づいて前記測光動作を行なう第2の測光手段と、
    該第2の測光手段により求められた測光値と前記第2の絞り値に基づいて、前記第1のシャッタースピードを補正して、第2のシャッタースピードを決定する第2の決定手段と、
    前記第2の測光手段により求められた測光値に基づいて、前記撮像手段の本撮影のための第3の絞り値及び第3のシャッタースピードを決定する第3の決定手段と、
    前記第3の絞り値を目標値として前記絞りを動作させたときの実際の絞り値である第4の絞り値と前記第3のシャッタースピードで被写体像を撮像した画像信号に基づいて前記測光動作を行なう第3の測光手段と、
    該第3の測光手段により求められた測光値と前記第4の絞り値に基づいて、前記第3のシャッタースピードを補正して、第4のシャッタースピードを決定する第4の決定手段と、
    前記第1の絞り値と前記第3の絞り値とが同一である場合に、前記第3の測光手段と第4の決定手段の動作を行なわず、且つ絞り駆動を行なうことなく前記第2のシャッタースピードで前記本撮影を行なう制御手段とを具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の決定手段は、前記第1の測光手段により求められた測光値と、オートフォーカス動作を行なうときの絞り値とシャッタースピードの関係を示すオートフォーカス用プログラム線図とに基づいて、前記第1の絞り値及び第1のシャッタースピードを決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第3の決定手段は、前記第2の測光手段により求められた測光値と、本撮影動作を行なうときの絞り値とシャッタースピードの関係を示す本撮影用プログラム線図とに基づいて、前記第3の絞り値及び第3のシャッタースピードを決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記第2の絞り値と前記第2のシャッタースピードを用いて被写体像を撮像して前記オートフォーカス動作を行なうオートフォーカス手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記第3の絞り値と前記第3のシャッタースピード、又は前記第4の絞り値と前記第4のシャッタースピードを用いて本撮影を行なう本撮影手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 絞りを有するレンズにより結像された被写体像を光電変換する撮像工程と、
    該撮像工程において出力される画像信号に基づいて被写体輝度を求める測光動作を行なう第1の測光工程と、
    該第1の測光工程において求められた測光値に基づいて、前記レンズの焦点調節を行なうオートフォーカス動作を行なうときの第1の絞り値及び第1のシャッタースピードを決定する第1の決定工程と、
    前記第1の絞り値を目標値として前記絞りを動作させたときの実際の絞り値である第2の絞り値と前記第1のシャッタースピードで被写体像を撮像した画像信号に基づいて前記測光動作を行なう第2の測光工程と、
    該第2の測光工程において求められた測光値と前記第2の絞り値に基づいて、前記第1のシャッタースピードを補正して、第2のシャッタースピードを決定する第2の決定工程と、
    前記第2の測光工程において求められた測光値に基づいて、前記撮像手段の本撮影のための第3の絞り値及び第3のシャッタースピードを決定する第3の決定工程と、
    前記第3の絞り値を目標値として前記絞りを動作させたときの実際の絞り値である第4の絞り値と前記第3のシャッタースピードで被写体像を撮像した画像信号に基づいて前記測光動作を行なう第3の測光工程と、
    該第3の測光工程において求められた測光値と前記第4の絞り値に基づいて、前記第3のシャッタースピードを補正して、第4のシャッタースピードを決定する第4の決定工程と、
    前記第1の絞り値と前記第3の絞り値とが同一である場合に、前記第3の測光工程と第4の決定工程を行なわず、且つ絞り駆動を行なうことなく前記第2のシャッタースピードで前記本撮影を行なう本撮影工程とを具備することを特徴とする撮像方法。
  7. 前記第1の決定工程では、前記第1の測光工程において求められた測光値と、オートフォーカス動作を行なうときの絞り値とシャッタースピードの関係を示すオートフォーカス用プログラム線図とに基づいて、前記第1の絞り値及び第1のシャッタースピードを決定することを特徴とする請求項6に記載の撮像方法。
  8. 前記第3の決定工程では、前記第2の測光工程において求められた測光値と、本撮影動作を行なうときの絞り値とシャッタースピードの関係を示す本撮影用プログラム線図とに基づいて、前記第3の絞り値及び第3のシャッタースピードを決定することを特徴とする請求項6に記載の撮像方法。
  9. 前記第2の絞り値と前記第2のシャッタースピードを用いて被写体像を撮像して前記オートフォーカス動作を行なうオートフォーカス工程をさらに具備することを特徴とする請求項6に記載の撮像方法。
  10. 請求項6乃至9のいずれか1項に記載の撮像方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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