JP2009015898A - ディスク記録制御方法、ディスク記録再生装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

ディスク記録制御方法、ディスク記録再生装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】例えば、近似直線がその線形性及び傾きが安定する領域にあるときにOPC処理での評価を行い、当該評価にバラツキがないように安定させることができるディスク記録制御方法、ディスク記録再生装置及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】記録媒体上に記録用パワーPWで光ビームを照射してデータを夫々記録し、記録したデータを再生してRF信号を生成し(S103)、出力したRF信号の波形に基づいてアシンメトリ値βを算出し(S104)、光ビームの記録用パワー及びアシンメトリ値の組み合わせにより識別されるデータ点を2次元座標平面上に展開し(S105)、展開したデータ点から得られた近似直線に存在する抽出点が所定の偏りを有している場合に光ビームの記録用パワーを最適に調整する。
【選択図】図4

Description

本発明は、データを記録するときに用いる光ビームの記録用パワーを最適に調整することができるディスク記録制御方法、該方法を実行するためのディスク記録再生装置及び該方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムに関する。
従来、DVD−R、DVD−RW、DVD+RW、DVD−ROM、CD−R及びCD−RWなどのディスク形状の記録媒体上にレーザ光などの光ビームを照射してデータを書き込むディスク記録再生装置がある。ディスク記録再生装置は、記録媒体へ記録するときに当該記録媒体の品質を向上させるべく、OPC(Optimum Power Control)処理を行うように構成されている。
OPC処理では以下の手順を実行する。図6はOPC処理により得られたRF信号の波形図、図7はアシンメトリ値βと記録用パワーPWとを展開した2次元座標平面の一例を示すグラフである。ディスク記録再生装置は、記録媒体に予め記憶してある記録条件を読み取り、読み取った記録条件に基づいてデータを記録するときに用いる光ビームの記録用パワーの基準値T及び初期値の記録用パワーPWを決定する。ディスク記録再生装置は、記録媒体に設けてあるPCA(Power Calibration Area)に対して初期の記録用パワーPWでテストデータの書き込み、書き込まれたテストデータを読み出して再生する。ディスク記録再生装置は、初期値の記録用パワーPWを所定値αに基づいて順次変更していき、変更した記録用パワーPWで記憶媒体のPCAに対してテストデータを順次書き込み、同様の処理を繰り返す。
ディスク記録再生装置は、再生により得られたDVD記録信号(以下、RF(Radio Frequency)信号という。)を得、得られたRF信号の波形に基づいてアシンメトリ値βを算出する。
RF信号は、例えば、3Tから11Tまでの複数の正弦波信号によって形成されている。図中は、3T及び11Tの正弦波信号を抽出した一例を示している。3Tの正弦波信号は、マークスベースが短いため、該マークスペースが長い11Tの正弦波信号に比して記録用パワーPWの変動に対して顕著に変化する。そのため、3Tの正弦波信号は、11Tの正弦波信号に対して上下にずれが生じ、このずれにより3Tの正弦波信号と11Tの正弦波信号との間には、電位レベルA、B及びCが存在する。3つの電位レベルは、
アシンメトリ値β[%]=((C−B−A)/2)/C*100)
という関係式に代入され、アシンメトリ値βを算出するために用いられる。算出されたアシンメトリ値βは、最も周期の短い信号である3Tの正弦波信号がRFのエンベロープに対してどの辺りに位置するのかを示しており、記録媒体への記録品質を評価するための評価値となる。
ディスク記録再生装置は、算出したアシンメトリ値βと照射した記録用パワーPWとの組み合わせにより識別されるデータ点を2次元座標平面上にプロットし、プロットしたデータ点を線形近似する。ディスク記録再生装置は、線形近似により近似直線L1を得、近似直線L1上の抽出点の値と基準値Tとを比較することにより最適な記録用パワーを決定する。
ところで、近似直線は、最も正確な評価が可能になる線形が理想的である。しかし、現実的には、記録媒体又はディスク記録再生装置の個体差、周辺温度などに影響を受けて非線形になり(図7のL2参照)、非線形の近似直線は、抽出点と基準値Tとを比較したときに評価のバラツキを発生させるという問題を有していた。
そこで、近似直線が非線形の場合、エラー処理として扱い、OPC処理をリトライする制御方法が提案された(例えば、特許文献1)。
特開2005−100558号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法では、OPC処理のリトライを多数実行した場合に記録媒体のPCAが不足してOPC処理の実行が不可能になるという問題を有していた。また、OPC処理をリトライした場合であっても評価のバラツキが解消しないときは、最適な記録用パワーの調整ができないという問題を有していた。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、2次元座標平面上に展開したデータ点から得られた近似直線に基づいて光ビームの記録用パワーを最適に調整する場合において、近似直線から抽出した複数の抽出点が所定の偏りを有している場合に光ビームの記録用パワーを最適に調整することにより、例えば、近似直線がその線形性及び傾きが安定する領域にあるときにOPC処理での評価を実行し、評価にバラツキがないように安定させることができるディスク記録制御方法、ディスク記録再生装置及びコンピュータプログラムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、光ビームの記録用パワーを最適に調整した調整結果を記憶しておき、記憶してある調整結果に基づいて光ビームの記録用パワーを最適に調整するようにしてあることにより、記憶してある調整結果を用いて記録用パワーを調整することができ、OPC処理を極力減らすことができるディスク記録再生装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るディスク記録制御方法は、ディスク形状の記録媒体上に所定の初期値から順次変更した記録用パワーで光ビームを照射してデータを夫々記録し、記録したデータを再生して再生信号を出力するディスク記録再生装置で出力した再生信号の波形に基づいてアシンメトリ値を算出し、照射した光ビームの記録用パワー及び算出したアシンメトリ値の組み合わせにより識別されるデータ点を2次元座標平面上に展開し、該2次元座標平面上に展開したデータ点から得られた近似直線に基づいて光ビームの記録用パワーを最適に調整するディスク記録制御方法において、前記近似直線から抽出した複数の抽出点が所定の偏りを有している場合に光ビームの記録用パワーを最適に調整することを特徴とする。
また、本発明に係るディスク記録再生装置は、ディスク形状の記録媒体上に所定の初期値から順次変更した記録用パワーで光ビームを照射してデータを夫々記録する手段と、記録したデータを再生して再生信号を出力する手段と、再生信号の波形に基づいてアシンメトリ値を算出する手段と、照射した光ビームの記録用パワー及び算出したアシンメトリ値の組み合わせにより識別されるデータ点を2次元座標平面上に展開する手段と、該2次元座標平面上に展開したデータ点から得られた近似直線に基づいて光ビームの記録用パワーを最適に調整する調整手段とを備えるディスク記録再生装置において、前記調整手段は、前記近似直線から抽出した複数の抽出点が所定の偏りを有している場合に光ビームの記録用パワーを最適に調整するようにあることを特徴とする。
また、本発明に係るディスク記録再生装置は、前記近似直線から抽出した複数の抽出点が含む正値及び負値の個数を計数する手段と、計数した正値と負値との個数の差を算出する手段と、算出した差が所定範囲を超えるか否かを判断する判断手段とを更に備え、前記調整手段は、算出した差が所定範囲を超えると判断した場合に光ビームの記録用パワーを最適に調整するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係るディスク記録再生装置は、前記判断手段で算出した差が所定範囲を超えると判断した場合に算出した差に応じて初期値を補正する補正手段を更に備えることを特徴とする。
また、本発明に係るディスク記録再生装置は、光ビームの記録用パワーを最適に調整した調整結果を記憶する手段を更に備え、前記調整手段は、記憶してある調整結果に基づいて光ビームの記録用パワーを最適に調整するようにしてあることを特徴とする。
更にまた、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、ディスク形状の記録媒体上に所定の初期値から順次変更した記録用パワーで光ビームを照射してデータを夫々記録させ、記録したデータを再生して再生信号を出力させ、再生信号の波形に基づいてアシンメトリ値を算出させ、照射した光ビームの記録用パワー及び算出したアシンメトリ値の組み合わせにより識別されるデータ点を2次元座標平面上に展開させ、該2次元座標平面上に展開したデータ点から得られた近似直線に基づいて光ビームの記録用パワーを最適に調整させるコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、前記近似直線から抽出した複数の抽出点が所定の偏りを有している場合に光ビームの記録用パワーを最適に調整させるステップを実行させることを特徴とする。
本発明にあっては、2次元座標平面上に展開したデータ点から得られた近似直線に基づいて光ビームの記録用パワーを最適に調整する場合において、近似直線から抽出した複数の抽出点が所定の偏りを有している場合に光ビームの記録用パワーを最適に調整することにより、例えば、近似直線がその線形性及び傾きが安定する領域にあるときにOPC処理での評価を行い、当該評価にバラツキがないように安定させることができる。また、近似直線から抽出した複数の抽出点が含む正値及び負値の個数との差が所定範囲を超えるか否かに応じて初期値を補正してOPC処理をリトライすることにより、近似直線がその線形性及び傾きが安定する領域に近づけて当該評価にバラツキがないように安定させることができる。また、光ビームの記録用パワーを最適に調整した調整結果を記憶しておき、記憶してある調整結果に基づいて光ビームの記録用パワーを最適に調整するようにしてあることにより、OPC処理を極力減らすことができる。
本発明にあっては、当該評価にバラツキがないように安定させることができ、記録媒体又はディスク記録再生装置の個体差、周辺温度などに影響されることなくデータの記録品質を安定化させることできる。また、OPC処理を極力減らすことができ、PCA不足による記録用パワーの調整不可能という事態を回避することができる。また、記録用パワーの調整を迅速に完了させることができる。
以下、本発明に係るディスク記録再生装置について、実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係るディスク記録再生装置である光ディスク装置の要部構成例を示すブロック図、図2はピックアップを構成する回路図である。
図中1は、本発明に係るディスク記録再生装置であり、データを記録するときに用いる光ビームの記録用パワーPWを振り直して最適に調整し、データの記録品質を安定させる。ディスク記録再生装置1は、制御部10、ピックアップ11、検出部12、RF信号生成部13、OPC処理部14、アシンメトリ検出部15、回転駆動部16及びモータ17で構成されている。尚、本実施の形態では、ディスク記録再生装置1がピックアップ11から光ビームを照射することにより記録媒体1aにデータの記録再生処理を行う一例を説明する。但し、本発明は、これに限定するものでなく、ピックアップ11から光ビームを照射すると共に磁気ヘッド(図示せず)からの磁界により記録媒体にデータを記録再生処理を行うものであってもよい。記録媒体1aは、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM、DVD+RWなどの光ディスクのみならず、MOなどの光磁気ディスクが該当する。
記録媒体1aは、ディスク形状をなしており、ピックアップ11から照射された光ビームをディスク面で受光し、受光した光ビームに応じてディスク面を化学変化また物理変化させてデータを記録する。また、記録媒体1aは、ディスク面上で受光した光ビームを反射させて自らが記録するデータをディスク記録再生装置1に読み取らせる。記録媒体1aには、記録パルス幅、記録用パワーPW、推奨値SP(Suggested Power)などが予め記憶されている。また、記録媒体1aには、テストデータを記録するためのPCAが予め設けられている。記録媒体1aは、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM、DVD+RWなどの光ディスクなどが該当する。尚、記録媒体1aは、各別に記録感度のバラツキがありデータの記録品質が安定していないので、本発明によりバラツキを抑制されデータの記録品質の安定性を得る。
制御部10は、ROM10a及びRAM10bが内蔵されたCPU(Central Processing Unit)10c又はMPU(Micro Processor Unit)10dなどで構成された制御部10を備えている。制御部10は、ディスク記録再生装置1が備えるハードウェアの動作を制御すると共に、内蔵されたROM10aに予め記憶されている制御用のコンピュータプログラムを適宜RAM10bに読み出して実行する。ROM10aには、ディスク記録再生装置1を本発明に係るディスク記録再生装置として動作させるために必要な制御用のコンピュータプログラムが予め格納されている。ROM10a及びRAM10bは、例えば、フラッシュメモリなどで構成されており、制御部10が制御用のコンピュータプログラムを実行したときに発生する各種データを一時的に記憶する。
回転駆動部16は、記録媒体1aを載置する載置トレイ1bを回転させるモータ17を制御部10から送信された制御信号に従い駆動させるモータ駆動制御回路(図示せず)などで構成されている。回転駆動部16は、制御部10から送信された制御信号に従って載置トレイ1bを定角速度又は定線速度で回転させる。
ピックアップ11は、記録手段及び再生手段であり、載置トレイ1bに載置された記録媒体1aに対向配置されている。ピックアップ11は、DAC111、加算器112、抵抗器113、レーザドライバ114、照射用レーザダイオード115及び受光用レーザダイオード116などで構成されている(図2参照)。
ピックアップ11は、制御部10から送信されたパワー制御信号をDAC111でアナログ信号に変換し、変換したアナログ信号を加算器112で加算すると共に抵抗器113で抵抗を与えることにより、周波数変調(FM)した電気信号の入力を調整する。ピックアップ11は、調整した電気信号をレーザドライバ114へ送信する。ピックアップ11は、レーザドライバ114で受け付けた電気信号に応じた記録用パワーPWの光ビームを照射及び受光するように照射用レーザダイオード115及び受光用レーザダイオード116を制御する。ピックアップ11は、レーザドライバ114により制御された照射用レーザダイオード115で光ビームであるレーザ光を記録媒体1aのディスク面上に照射する。また、ピックアップ11は、記録媒体1aのディスク面上で反射した光ビームをレーザドライバ114により制御された受光用レーザダイオード116で受光し、受光した光ビームを周波数変調した電気信号に変換して外部へ送信する。
ディスク記録再生装置1が記録媒体1aのデータを再生する場合、ピックアップ11は、自身が照射した光ビームであって記録媒体1aのディスク面上を反射した光ビームを電気信号に変換して検出部12に送信する。
また、ディスク記録再生装置1が記録媒体1aにデータを記録する場合、制御部10が光ディスク1aに記録すべきデータに応じたパワー制御信号を生成してピックアップ11へ送信する。ピックアップ11は、制御部10から送信されたパワー制御信号に基づいて光ビームを照射し、記録媒体1aに対して最適なアドレスへのデータの記録処理を実行する。
さらにまた、OPC処理により最適な記録用パワーPWを調整すべくディスク記録再生装置1が記録媒体1aのPCAに対して複数のテストデータを記録する場合、制御部10が記録条件として記憶媒体1a内に予め記憶してある記録パルス幅、初期値の記録用パワーPW、推奨値SP(Suggested Power)を参照してパワー制御信号を生成し、ピックアップ11へ送信する。更に、初期値の記録用パワーPWに所定値αを加えることにより順次変更した記録用パワーPWに基づいてパワー制御信号を生成してピックアップ11へ送信する。ピックアップ11は、制御部10から送信されたパワー制御信号に基づいて光ビームを順次照射していき、記録媒体1aに対してPCAへのテストデータの記録処理を実行する。
検出部(PDIC)12は、ピックアップ11から送信された電気信号に対して増幅処理を行い、増幅した電気信号を所定の閾値電圧に基づいて2値化処理を行う。検出部12は、2値化処理により得られた2値化信号に対してPLL(Phase Locked Loop)回路(図示せず)によるクロック検出処理を行う。検出部12は、2値化信号及び検出したクロック信号をRF信号生成部13へ送信する。
RF信号生成部13は、検出部12から送信された2値化信号及びクロック信号を受信し、受信したクロック信号に基づいて2値化信号を復号処理することにより再生信号であるRF信号を生成する。また、RF信号生成部13は、3Tの正弦波信号を抽出し易いように生成したRF信号に対してローパスフィルタ回路13aによるフィルタ処理を行う。RF信号生成部13は、フィルタ処理により得られたRF信号をOPC処理部14及びアシンメトリ検出部15へ送信する。また、RF信号生成部13は、データの再生処理のときのノイズ、記録媒体1aのディスク面上のキズ及び汚れなどにより生じたデータの誤りを検出し、検出した誤りのうち訂正が可能な誤りの訂正処理を行う。
アシンメトリ検出部15は、RF信号生成部13から送信されたRF信号を受信し、受信したRF信号が含む3Tの正弦波信号と11Tの正弦波信号との間で生じた電位レベルA、B及びCを抽出し、抽出した電位レベルA、B及びCを、アシンメトリ検出部15内に予め記憶してある、アシンメトリ値β[%]=((C−B−A)/2)/C*100)という関係式に代入してアシンメトリ値βを算出する。アシンメトリ検出部15は、算出したアシンメトリ値βを制御部10へ送信する。制御部10は、アシンメトリ検出部15から送信されたアシンメトリ値βを受信したとき、受信したアシンメトリ値β及びピックアップ11で照射した記録用パワーPWをOPC処理部14へ送信する。尚、ピックアップ11で照射した光ビームの記録用パワーPWは、自身が生成したパワー制御信号を参照する。
OPC処理部14は、制御部10からアシンメトリ値β及び光ビームの記録用パワーPWを受信したとき、仮想的に生成した2次元座標平面上において、算出したアシンメトリ値βをX軸に対応付け、ピックアップ11で照射した光ビームの記録用パワーPWをY軸に対応付け、X軸のアシンメトリ値βとY軸の光ビームの記録用パワーPWとの組み合わせにより識別されるデータ点を2次元座標平面上にプロットする。
OPC処理部14は、2次元座標平面上にプロットした複数のデータ点に基づいて線形近似して近似直線を得る。OPC処理部14は、近似直線から抽出した複数の抽出点の偏りを検出し、検出した偏りに応じて当該近似直線に基づいてOPC処理を続行するか否かを判断する。抽出点の偏りの検出方法については後述する。
その結果、OPC処理部14は、当該近似直線に基づいてOPC処理部を続行すると判断した場合、当該近似直線上から複数の抽出点を等間隔で抽出し、抽出点が示す記録用パワーPWと推奨値SPとを比較することにより、最適な記録用パワーPWへと調整するための修正量REを決定する。OPC処理部14は、決定した修正量REを制御部10へ送信する。制御部10は、OPC処理部14から送信された修正量REを記憶媒体1aの種類又はOPC処理の読み書き速度などの記録条件に対応付けてROM10aに記憶する。
このように、調整結果である修正量REを所定の記録条件に対応づけて記憶しておくことにより、再度、同一の記録条件でOPC処理を開始しようとする場合、OPC処理を実行することなく、記憶してある修正量REに基づいて最適な記録用パワーPWを調整することができ、OPC処理を極力減らすことができる。
一方、OPC処理部14は、当該近似直線に基づいてOPC処理を続行しないと判断した場合、OPC処理をリトライする旨の通知を制御部10に送信する。制御部10は、OPC処理部14から送信された通知を受信したとき、初期値の記録用パワーPWを補正量ADに基づいて補正し、補正した記録用パワーPWを初期値の記録用パワーPWとしてパワー制御信号を生成してピックアップ11へ送信する。更に、初期値の記録用パワーPWに所定値αを加えることにより順次変更した記録用パワーPWに基づいてパワー制御信号を生成してピックアップ11へ送信する。
次にOPC処理部14が実行する抽出点の偏りの検出方法について詳細に説明する。図3は本発明でのアシンメトリ値βと記録用パワーPWとを展開した2次元座標平面の一例を示すグラフである。
OPC処理部14は、1回目のOPC処理で得られた近似直線から複数の抽出点を抽出し、抽出点が含むアシンメトリ値βが正値であるか負値であるかを判断する。OPC処理部14は、判断した正値及び負値の個数を計数し、計数した値をΔ=正値の個数−負値の個数という式に代入する。
OPC処理部14は、Δ≧4であると判断した場合、初期値の記録用パワーPWを低くしてOPC処理をリトライする旨の通知を制御部10へ送信する。制御部10は、OPC処理部14から送信された記録用パワーPWを低くしてOPC処理をリトライする旨の通知を受信したとき、算出されたΔを補正量AD=1−Δという式に代入して補正量ADを算出する。即ち、近似直線から抽出した複数の抽出点が零地点から正方向への偏りが大きいので初期値の記録用パワーPWを低くしてOPC処理をリトライする。
また、OPC処理部14は、Δ≦−4であると判断した場合、初期値の記録用パワーPWを高くしてOPC処理をリトライする旨の通知を制御部10へ送信する。制御部10は、OPC処理部14から送信された記録用パワーPWを高くしてOPC処理をリトライする旨の通知を受信したとき、算出されたΔを補正量AD=−Δ−1という式に代入して補正量ADを算出する。即ち、近似直線から抽出した複数の抽出点が零地点から負方向への偏りが大きいので初期値の記録用パワーPWを高くしてOPC処理をリトライする。
制御部10は、補正後の初期値の記録用パワーPW=初期値の記録用パワーPW+補正量ADという式に基づいて補正後の初期値の記録用パワーPWを算出する。制御部10は、補正後の初期値の記録用パワーPWに基づいてパワー制御信号を生成してピックアップ11へ送信する。ピックアップ11は、制御部10から送信されたパワー制御信号を受信したとき、記録処理及び再生処理を再度実行してOPC処理をリトライする。
このように、本発明では、初期値の記録用パワーPWを高く補正するか、又は、低く補正するかのパワーの振り直しを行うことにより、近似直線がその線形性及び傾きが安定する領域(例えば、アシンメトリ値β=0の地点)に近づくように操作することができ、OPC処理での評価にバラツキがないように安定させることができ、データの記録品質の安定化を図ることできる。
さらにまた、OPC処理部14は、−4<Δ<4であると判断した場合、OPC処理をリトライせずに続行する旨の通知を制御部10へ送信する。
ここで、抽出点の偏りの検出の一例を示す。例えば、1回目のOPC処理において得られた近似直線において、抽出した複数の抽出点が夫々PW=10のときにβ=−10、PW=11のときにβ=−8、PW=12のときにβ=−6、PW=13のときにβ=−4、PW=14のときにβ=−2、PW=15のときにβ=0となるように展開されている場合(図3のL3参照)、Δ=0(正値の個数)−5(負値の個数)であってΔ≦−4であるから、初期値の記録用パワーPWを高くしてOPC処理のリトライをする。
また、リトライ後のOPC処理のおいて得られた近似直線において、抽出した複数の抽出点が夫々PW=12のときにβ=−6、PW=13のときにβ=−4、PW=14のときにβ=−2、PW=15のときにβ=0、PW=16のときβ=2、PW=17のときβ=4、PW=18のとき6となるように展開されている場合(図3のL4参照)、Δ=3(正値の個数)−3(負値の個数)であって−4<Δ<4であるから、OPC処理を続行する。
次にディスク記録再生装置1が実行するディスクへの記録制御処理の手順について説明する。図4は本発明に係るディスク記録再生装置1が実行するディスクへの記録制御処理の手順を示すフローチャートである。
ディスク記録再生装置1は、外部から記録媒体1aへのデータ記録指示の入力を受け付けた場合、記録媒体1aに予め記憶してある記録媒体1aの種類又はOPC処理の読み書き速度などの記録条件を読み出し、読み出した記録条件に対応する修正量REがROM10aに記憶してあるか否かを判断する(S101)。ディスク記録再生装置1は、読み出した記録条件に対応する修正量REが記憶してあると判断した場合(S101でYES)、記憶してある修正量REを最適な記録用パワーPWへと調整するための修正量REとして決定し(S110)、決定した修正量REに基づいて最適な記録用パワーを調整する。また、ディスク記録再生装置1は、決定した修正量REを記録条件に対応付けてROM10aに記憶し(S111)、記録制御処理を終了する。
一方、ディスク記録再生装置1は、読み出した記録条件に対応する修正量REをしていないと判断した場合(S101でNO)、記録再生処理を実行する(S102)。ディスク記録再生装置1は、記録再生処理の実行で変換された電気信号に基づいてRF信号を生成し(S103)、生成したRF信号に基づいてアシンメトリ値βを算出する(S104)。
ディスク記録再生装置1は、算出したアシンメトリ値β及び照射した光ビームの記録用パワーPWの組み合わせにより識別されるデータ点を2次元座標平面上に展開する(S105)。ディスク記録再生装置1は、展開したデータ点を線形近似し(S106)、線形近似により得た近似直線から複数の抽出点を抽出する。ディスク記録再生装置1は、抽出点が含むアシンメトリ値βの正値及び負値の個数を計数し(S107)、計数した正値と負値との個数の差を算出する(S108)。
ディスク記録再生装置1は、算出した差が所定範囲を超えるか否かを判断し(S109)、算出した差が所定範囲を超えないと判断した場合(S109でNO)、OPC処理を続行する。ディスク記録再生装置1は、抽出点が示す記録用パワーPWと推奨値SPとを比較することにより修正量REを決定し(S110)、決定した修正量REに基づいて最適な記録用パワーを調整する。また、ディスク記録再生装置1は、決定した修正量REを記録条件に対応付けてROM10aに記憶し(S111)、記録制御処理を終了する。
一方、ディスク記録再生装置1は、算出した差が所定範囲を超えると判断した場合(S109でYES)、正値の個数が負値の個数を上回るか否かを判断する(S112)。その結果、ディスク記録再生装置1は、正値の個数が負値の個数を上回ると判断した場合(S112でYES)、記録用パワーPWを低くする補正を行い(S113)、ステップS101へ戻って処理を繰り返す。
一方、ディスク記録再生装置1は、負値の個数が正値の個数を上回ると判断した場合(S112でNO)、記録用パワーPWを高くする補正を行い(S114)、ステップS101に戻って処理を繰り返す。
次にステップS102で実行する記録再生処理の詳細な手順について説明する。図5は記録再生処理の手順を示すフローチャートである。
ディスク記録再生装置1は、記録用パワーPWに基づいてパワー制御信号を生成し(S201)、生成したパワー制御信号に基づいて光ビームを照射する(S202)。ディスク記録再生装置1は、照射した光ビームの記録用パワーPWでデータをRAM10bに記録する(S203)。ディスク記録再生装置1は、記録媒体1aのディスク面上で反射した光ビームを受光し(S204)、受光した光ビームを電気信号に変換して送信する(S205)。
本発明に係るディスク記録再生装置である光ディスク装置の要部構成例を示すブロック図である。 ピックアップを構成する回路図である。 本発明でのアシンメトリ値と記録用パワーとを展開した2次元座標平面の一例を示すグラフである。 本発明に係るディスク記録再生装置が実行するディスクへの記録制御処理の手順を示すフローチャートである。 記録再生処理の手順を示すフローチャートである。 OPC処理により得られたRF信号の波形図である。 アシンメトリ値と記録用パワーとを展開した2次元座標平面の一例を示すグラフである。
符号の説明
1 ディスク記録再生装置
1a 記録媒体
10 制御部
10a ROM
10b RAM
11 ピックアップ
111 DAC
112 加算器
113 抵抗器
114 レーザドライバ
115 照射用レーザダイオード
116 受光用レーザダイオード
12 検出部
13 RF信号生成部
13a ローパスフィルタ回路
14 OPC処理部
15 アシンメトリ検出部
16 回転駆動部
17 モータ

Claims (6)

  1. ディスク形状の記録媒体上に所定の初期値から順次変更した記録用パワーで光ビームを照射してデータを夫々記録し、記録したデータを再生して再生信号を出力するディスク記録再生装置で出力した再生信号の波形に基づいてアシンメトリ値を算出し、照射した光ビームの記録用パワー及び算出したアシンメトリ値の組み合わせにより識別されるデータ点を2次元座標平面上に展開し、該2次元座標平面上に展開したデータ点から得られた近似直線に基づいて光ビームの記録用パワーを最適に調整するディスク記録制御方法において、
    前記近似直線から抽出した複数の抽出点が所定の偏りを有している場合に光ビームの記録用パワーを最適に調整することを特徴とするディスク記録制御方法。
  2. ディスク形状の記録媒体上に所定の初期値から順次変更した記録用パワーで光ビームを照射してデータを夫々記録する手段と、記録したデータを再生して再生信号を出力する手段と、再生信号の波形に基づいてアシンメトリ値を算出する手段と、照射した光ビームの記録用パワー及び算出したアシンメトリ値の組み合わせにより識別されるデータ点を2次元座標平面上に展開する手段と、該2次元座標平面上に展開したデータ点から得られた近似直線に基づいて光ビームの記録用パワーを最適に調整する調整手段とを備えるディスク記録再生装置において、
    前記調整手段は、前記近似直線から抽出した複数の抽出点が所定の偏りを有している場合に光ビームの記録用パワーを最適に調整するようにあることを特徴とするディスク記録再生装置。
  3. 前記近似直線から抽出した複数の抽出点が含む正値及び負値の個数を計数する手段と、
    計数した正値と負値との個数の差を算出する手段と、
    算出した差が所定範囲を超えるか否かを判断する判断手段と
    を更に備え、
    前記調整手段は、算出した差が所定範囲を超えると判断した場合に光ビームの記録用パワーを最適に調整するようにしてあることを特徴とする請求項2に記載のディスク記録再生装置。
  4. 前記判断手段で算出した差が所定範囲を超えると判断した場合に算出した差に応じて初期値を補正する補正手段を更に備えることを特徴とする請求項3に記載のディスク記録再生装置。
  5. 光ビームの記録用パワーを最適に調整した調整結果を記憶する手段を更に備え、
    前記調整手段は、記憶してある調整結果に基づいて光ビームの記録用パワーを最適に調整するようにしてあることを特徴とする請求項2から4に記載のディスク記録再生装置。
  6. コンピュータに、ディスク形状の記録媒体上に所定の初期値から順次変更した記録用パワーで光ビームを照射してデータを夫々記録させ、記録したデータを再生して再生信号を出力させ、再生信号の波形に基づいてアシンメトリ値を算出させ、照射した光ビームの記録用パワー及び算出したアシンメトリ値の組み合わせにより識別されるデータ点を2次元座標平面上に展開させ、該2次元座標平面上に展開したデータ点から得られた近似直線に基づいて光ビームの記録用パワーを最適に調整させるコンピュータプログラムにおいて、
    コンピュータに、前記近似直線から抽出した複数の抽出点が所定の偏りを有している場合に光ビームの記録用パワーを最適に調整させるステップを実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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