JP2007042248A - グラフィカルユーザインターフェース - Google Patents

グラフィカルユーザインターフェース Download PDF

Info

Publication number
JP2007042248A
JP2007042248A JP2005228165A JP2005228165A JP2007042248A JP 2007042248 A JP2007042248 A JP 2007042248A JP 2005228165 A JP2005228165 A JP 2005228165A JP 2005228165 A JP2005228165 A JP 2005228165A JP 2007042248 A JP2007042248 A JP 2007042248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase error
histogram
recording
write strategy
host computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005228165A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Yuzuba
昭典 柚場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005228165A priority Critical patent/JP2007042248A/ja
Publication of JP2007042248A publication Critical patent/JP2007042248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

【課題】最良のライトストラテジを効率よく求めるのに最適なグラフィカルユーザインターフェースを提供する。
【解決手段】本発明のグラフィカルユーザインターフェースは、光ディスク記録装置に接続可能なホストコンピュータを対象としたプログラムで使用するグラフィカルユーザインターフェースであって、ホストコンピュータ用プログラムは、光ディスク記録装置の位相誤差測定手段15にて検出された位相誤差情報を受信しグラフィック表示装置26にヒストグラムを出力する機能と、ヒストグラムを用いて入力装置27により入力された設定値に基づいてライトストラテジを決定する機能を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスク記録装置、光ディスク再生装置における記録条件最適化手法に関するものである。
記録媒体に対してマークの前端と後端に情報を記録するマークエッジ記録方式を用いた情報記録装置においては、前記記録媒体からの再生RF信号とその再生RF信号から生成されるデータ抽出クロック信号との位相差が小さいほど、つまりジッターが小さいほど、再生時の誤り率が小さくなる。そのため、誤りなく再生できるようにするため、再生ジッターが小さくなるように記録する必要がある。
また、ライトストラテジ設定部を持った光ディスク記録装置においては、このライトストラテジ(レーザ発光波形規則)を調整することにより記録媒体に生成される記録マークの大きさやデータ抽出クロック信号との位相誤差を調整することが出来る。つまり、誤りなく再生が出来るように記録するためには、ライトストラテジの調整は重要な要素である。
このライトストラテジは記録装置の特性、記録媒体の種類によって異なるため、記録媒体ごとに数多くのライトストラテジを求める必要がある。そのため、特許文献1乃至特許文献7のように、自動的に最適なライトストラテジを求める手法が数多く考案されている。
特開2003−30837号公報 特開2004−146040号公報 特開2004−355727号公報 特開2005−149580号公報 特開2005−4887号公報 特開2005−4888号公報 特開2004−296068号公報
しかし、自動化された手法では常に最適のライトストラテジを求められるとは限らない。そこで、求められたライトストラテジの善し悪しを判断する必要と、自動化手法では調整し切れていない項目があればさらに作業者が微調整を行う必要がある。
従来のライトストラテジを自動で求めるための手法は、ライトストラテジの品質を値でのみ示している。たとえばジッター値であったり、各位相誤差の平均値であったり、分布の広がり値などである。
ところが人が検査する場合においては、測定結果を一つの数字としてだけではなく面としての広がりを持った図で提示した方が直感的に理解しやすい。そこで、本発明者は、位相誤差をヒストグラムとして図で扱うことにより一目でそのときのライトストラテジの優劣を判断することができると同時に、どの設定に問題があるかも一目で判断することが出来ると考えた。そこで、ライトストラテジの修正手段もあわせて用意することにより、評価、問題の認識、修正、再評価を連続して効率的に行うことが出来ると考えた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、最良のライトストラテジを効率よく求めるのに最適なグラフィカルユーザインターフェースを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のグラフィカルユーザインターフェースは、光ディスク記録装置又は光ディスク再生装置に接続可能なホストコンピュータを対象としたプログラムで使用するグラフィカルユーザインターフェースであって、前記ホストコンピュータ用プログラムは、光ディスク記録装置の位相誤差測定手段にて検出された位相誤差情報を受信し、グラフィック表示装置にヒストグラムを出力する機能と、前記ヒストグラムを用いて前記入力装置により入力された設定値に基づいてライトストラテジを決定する機能を有する。例えば、マークの前端、後端のデータ抽出クロック信号に対する位相誤差を前スペース長:自マーク長、自マーク長:後スペース長の組合わせでグループ化しそれぞれのグループでの位相誤差をヒストグラムとしてホストコンピュータのグラフィック表示装置に表示する。このヒストグラムの平均、広がり、形を見ることにより、作業者はどのグループの位相誤差に問題があるかを容易に判断することができ、ライトストラテジのどのパラメータを修正すれば記録品質がより良くなるのかを知ることが出来る。
またそのヒストグラムに対応した、ライトストラテジのパラメータをヒストグラムのそばに表示させ、その値を入力装置により変更できるようにする。
また、調整されたライトストラテジを光ディスク記録装置に転送し、そのライトストラテジを用いてデータを記録媒体上に記録する機能を持たせる。
上述のように、調整前もしくは自動調整後のライトストラテジの問題がある部分を見つけ出し、さらに手動でライトストラテジの微調整を行うときに最適なグラフィカルユーザインターフェースを考案する。
本発明を利用することにより、検査と調整を連続的に行えるため記録媒体に応じた最良のライトストラテジを短時間で求めることが出来る。
本発明のグラフィカルユーザインターフェースは、グラフィック表示装置と入力装置を備え、光ディスク記録装置に接続可能なホストコンピュータを対象としたプログラムで使用するグラフィカルユーザインターフェースであって、前記光ディスク記録装置は、レーザー発光規則を決定するライトストラテジ設定部と、前記レーザー発光規則にしたがって記録媒体の記録面にレーザー光を照射して記録データを記録する記録部と、前記記録媒体からの再生RF信号を出力するとともに前記再生RF信号からデータ抽出クロック信号を生成する再生部と、前記再生RF信号から前記データ抽出クロック信号との位相差を、記録されたマーク長毎に位相誤差として検出する位相誤差測定手段とを具備し、前記ホストコンピュータ用プログラムは、前記位相誤差測定手段にて検出された位相誤差情報を受信し、前記グラフィック表示装置にヒストグラムを出力する機能と、前記ヒストグラムを用いて前記入力装置により入力された設定値に基づいてライトストラテジを決定し、決定されたライトストラテジを前記ライトストラテジ設定部に設定する機能とを備える。
また本発明の他のグラフィカルユーザインターフェースは、グラフィック表示装置と入力装置を備え、光ディスク再生装置に接続可能なホストコンピュータを対象としたプログラムで使用するグラフィカルユーザインターフェースであって、
前記光ディスク再生装置は、記録媒体の記録面にレーザー光を照射して、前記記録媒体からの再生RF信号を出力する再生部と、前記再生部からの再生RF信号からデータ抽出クロック信号を生成し、前記再生RF信号から前記データ抽出クロック信号との位相差を、記録されたマーク長毎に位相誤差として検出する位相誤差測定手段とを具備し、前記ホストコンピュータ用プログラムは、前記位相誤差測定手段にて検出された位相誤差情報を受信し、前記グラフィック表示装置にヒストグラムを出力する機能と、前記ヒストグラムを用いて前記入力装置により入力された設定値に基づいてライトストラテジを決定し、決定されたライトストラテジを前記ホストコンピュータの記憶装置に保存する機能とを備える。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について、エンドユーザーが光ディスク記録装置とホストコンピュータを接続して実施する形態を、図を用いて説明する。
図1は本実施形態に係る光ディスク記録装置の構成ブロック図である。DVD−Rなどの記録可能な光ディスク10は、図示しないスピンドルモーターによって回転駆動される。
光ピックアップ11は光ディスク10の記録面に対して対向配置され、光ピックアップ11内にあるレーザーダイオードから光ディスク10に対して光を照射する。レーザーダイオードはレーザー制御手段25により再生時には再生レーザーパワーで、記録時には記録レーザーパワーで駆動される。
レーザーダイオードから発せられた光は光ディスク10の記録面で反射し、光ピックアップ11内にある光ディテクタにより電気信号100に変換される。
光ディテクタにより変換された電気信号100はプリアンプ12で増幅され、増幅された信号101はAGC、イコライザー13により波形整形され、波形整形されたアナログ信号102はA/D変換手段14に入力される。
A/D変換手段14で数値化された情報103はPLL手段16と、パターン検出同期手段19に送られる。パターン検出同期手段19で生成された同期信号105はタイミング制御手段20へ送られ、PLL手段16はA/D変換手段14からの数値化された情報103とタイミング制御手段20からのタイミング情報107を用いてデータ抽出クロック106を生成する。
また、位相誤差測定手段15はA/D変換手段14で数値化された情報103とデータ抽出クロック106とを比較し、当該マーク端の位相誤差情報104を求める。
位相誤差情報104はコントローラ21により統計処理される。
コントローラ21で光ディスク10に記録する情報110を生成する。コントローラ21により生成された情報110はECCエンコーダ23でECC情報を付加され、ECC付き情報111は変調手段24へと出力される。
変調手段24ではECC付き情報111を、書き込もうとする光ディスク10の規格に則って変調を行い記録パターン112へと変換する。
レーザー制御手段25はライトストラテジ設定部を有しており、記録パターン112をコントローラ21から設定されたライトストラテジ114に従ってレーザー光の強さ、発光パターン、発光タイミングが調整された記録レーザーパワー113に変換される。
記録レーザーパワー113は光ピックアップ11内のレーザーダイオードへと送られ、そこで光信号に変換され、光ディスク面へと記録レーザー光として照射される。
その他、図示されていないが光ピックアップ11を所望のセクターへ移動させるためのシーク機構、レーザー光を光ディスク10の記録面へ合焦させるフォーカス機構などにより、指定したセクターでの記録、再生、測定を可能にする。
ホストコンピュータはホストコンピュータ本体22と光ディスク記録装置からの情報を図示することを可能にするグラフィック表示部26と、作業者からの指示を光ディスク記録装置に伝えることを可能にするポインティング入力装置27を備えている。
光ディスク記録装置のコントローラ21とホストコンピュータ本体22とは接続されており、コマンド、測定データ、記録データ、ライトストラテジ109など双方向にやりとりすることが出来る。
なお、A/D変換手段14は一般的にはアナログ信号102を数値情報103に置き換える手段であれば何でも良く、2値化手段に置き換えることが可能である。
なお、記録される情報110はコントローラ21で生成せず、外部に接続したホストコンピュータ本体22で生成することも可能である。
なお、ECCエンコーダー23による処理は外部に接続したホストコンピュータ本体22による演算処理に置き換えることが可能である。
なお、変調手段24は外部に接続したホストコンピュータ本体22による演算処理に置き換えることが可能である。
なお、位相誤差情報104は外部に接続したホストコンピュータ本体22により統計処理を行うことも可能である。
なお、ポインティング入力装置27は文字入力装置に置き換えることが可能であり、また併用することも可能である。
図3は位相誤差の検出方法である。一例として図3(a)のように3T長のマーク130、4T長のスペース131、6T長のマーク132が順に並んでいるトラックをあげる。このトラックを再生し、AGC、イコライザー13により波形整形すると、波形整形されたアナログ信号102は再生RF信号133のようになる。この再生RF信号133を測定する光ディスク10の規格で示される方法により2値化した波形を2値化後の再生RF信号134に示す。また同時にこの再生RF信号133を測定する光ディスク10の規格で示される方法により生成したデータ抽出クロック135を示す。
ここで、2値化後の再生RF信号134とデータ抽出クロック135のエッジの時差136,137,138,139が位相誤差である。
図4は記録された自マーク146と前後スペースの関係である。データ抽出クロック信号に対する自マーク前端148の位相誤差を前スペース長141対自マーク長142にグループ化して集計し、同様にデータ抽出クロック信号に対する自マーク後端149の位相誤差を自マーク長142対後スペース長143にグループ化して統計処理を行い、その集計結果をホストコンピュータのグラフィック表示装置26にヒストグラムとして表示する。
図5に形成する記録マークと、その記録マークを形成するためのライトストラテジにより変換されたレーザー発光列の関係を示す。記録マーク前端の位置は主にTld150,151,152,153により調整可能であり、また記録マーク後端の位置は主にTtr154,155,156,157により調整が可能である。
ここで、ライトストラテジのTldは前スペース長141対自マーク長142ごとに、Ttrは自マーク長142対後スペース長143ごとに設定できるようにすることで、測定された位相誤差のヒストグラムと設定するライトストラテジのTld150,151,152,153、Ttr154,155,156,157は1対1に対応させることができ、直接調整することができるようになる。
なお、すべての位相誤差グループに対して1対1で対応している必要はなく、たとえば長いマーク長や長いスペース長に対する調整は一般に感度が低いため、さらにグループ化することも可能である。また、記録媒体や記録装置の特性によっては一部を省略することも可能であり、例えば、自マーク前縁148および自マーク後端149の位相誤差を自マーク長142だけでグループ化あるいはマーク長及びそのマーク直前又は直後のスペース長の組合せ毎にグループ化して統計処理を行なってもよい。
図6に本発明の主題である、グラフィカルユーザインターフェースについて示す。図6の上段はLeading Edge(Tld)の複数のヒストラム群であり、下段はTrailing Edge(Ttr)の複数のヒストラム群である。例としてヒストグラム図201は光ディスク10上の測定領域の中から、前スペース長141が3T(3sと表記)かつ自マーク長142が3T(3mと表記)に該当する自マーク前端148のデータ抽出クロック信号に対する位相誤差をヒストグラムとして表示したものである。ライトストラテジは約100〜200のパラメータにより制御され、その中には3s3mの前端の発光タイミングを調整するための項目も含まれている。その値を調整することにより結果的に3s3mの位相誤差の平均を変化させることができる。ライトストラテジを制御する多くのパラメータのうちこの3s3m前端の発光タイミングを調整するパラメータの値を増減するためのスライドバー202を3s3mのヒストグラムの近くに配置する。位相誤差の平均が0に近いほどジッターの少ないよい記録状態である。ヒストグラム図201において中心にある破線205は位相誤差0を示す。ヒストグラム図201においてはヒストグラムの中心206は、破線205の左側にある。そこで、ヒストグラムの中心つまり位相誤差の平均を0に近づけるためにはヒストグラムを右へ平行移動すればよいことがわかる。ここでスライドバー202をポインティング入力装置27を用いて右へ移動することにより、位相誤差を右へ移動させることに対応するライトストラテジのパラメータが変化する。ここで変更したライトストラテジのパラメータをレーザー制御手段25に送る。このようにしてヒストグラム201の位相誤差の平均のズレをスライドバー202を用いて直感的に修正することが出来る。なお、上記実施の形態ではスライドバー202を用いてヒストグラムを移動させると捉えたため右へ移動させたが、スライドバー202を用いて位相誤差0を示す破線205を移動させると捉えた場合は左へ移動させることになる。このように、定義によっては、修正するためのスライドバー202の移動方向はどちらであってもかまわない。
ヒストグラム図203はヒストグラム図201の列(3s3m,4s3m,5s3m,6s3mの図)の総和である。この広がり方を見ることで、例では3T長マークの前端のヒストグラム列のそろい具合が一目で分かる。前スペース長に関わらず自スペース長に基づいてのみ調整するライトストラテジのパラメータを増減するスライドバーを、この近傍に設置することも出来る。
ヒストグラム図204はすべてのマークの前端148の位相誤差のヒストグラムの総和である。これについてもヒストグラム図203と同様で、この広がり方を見ることですべての前端の位相誤差の広がり具合が一目で分かる。またすべてのマークの前端位置を調整するライトストラテジのパラメータを増減するスライドバーを、この近傍に設置することも出来る。
このように、ライトストラテジ調整用スライドバー202を対応するヒストグラム図201の近傍に表示することにより、ライトストラテジの変更すべきパラメータを直感的に得ることが出来る。ヒストグラム図203および204は、主に検査目的であり本発明においては省略することも可能である。
また、この例では前スペース長141および後スペース長143が7T以上のものつまり7s以上は、個別にヒストグラムを表示せずにスペース長6Tの項目つまり6sのヒストグラムに加算し重ねて表示している。これは一般的にスペース長およびマーク長が長いものは存在確率が低く、またライトストラテジの対応するパラメータを変化させても位相誤差の変化は短いスペース長や短いマーク長のものに比べて小さい。このように全体の記録品質に対して寄与度が低いものを合算して表示することにより表示および設定項目を減らし簡略化することも可能である。
図6のように、すべてのヒストグラムを一覧で表示すると、どのヒストグラムがずれているか、どのライトストラテジ項目を調整すればよいかが一目で分かる反面、それぞれのヒストグラムが小さくしか表示できない。そこで、任意のヒストグラムをポインティング入力装置27で指定することにより拡大表示する機能を追加することも可能である。
図7に拡大表示された例を示す。ヒストグラム300はヒストグラム図201のヒストグラムに、スライドバー301はスライドバー202に対応するものである。表示域が広くなったことで、さらにこれに併せてスライドバーでの設定値を表示する機能とスライドバーを用いず直接に値を設定する機能を備えたテキストボックス302を配置することも可能である。
また、ヒストグラムの平均値303、0からの偏差304、標準偏差305などのヒストグラムの数値的特徴をコントローラ21もしくはホストコンピュータ本体22で演算してヒストグラムと同時に表示させることも可能である。
さらに、ここで変更したライトストラテジを用いてランダムデータや固定データなど任意のデータを光ディスク10に記録する機能を追加することも可能である。このように記録する機能を持つことにより、変更したライトストラテジを用いて記録し、その位相誤差を測定してヒストグラムを表示することにより、変更したライトストラテジの効果をすぐに検査することができる。このように、記録・測定・調整をどんどん繰り返すことにより、さらによいライトストラテジを求めることが可能となる。
測定項目をヒストグラムという直感的に善し悪しを認識しやすい形式でグラフィカル表示することと、そのヒストグラムで表示された測定項目を改善するためのライトストラテジのパラメータを近傍に配置することにより、直感的に設定項目を修正することを可能としている。
また、図6のように測定項目を一覧表示させることにより、全体の中でどの測定項目に問題があるかを瞬時に認識することが可能である。
また、図7のように拡大表示させる機能を追加することも可能であり、測定項目を詳細に吟味することも可能である。
また、修正したライトストラテジを用いて光ディスク10に記録を行う機能を追加し、その場所の位相誤差を測定することにより、修正したライトストラテジの善し悪しを即座に判断することが出来る。
上記に示した、位相誤差測定手段15にて検出された位相誤差情報104をコントローラ21を経由して受信する機能、グラフィック表示装置26にヒストグラム201を出力する機能、入力装置27により入力された設定値に基づいてライトストラテジを決定する機能、決定されたライトストラテジをコントローラ21を経由してレーザー制御手段25内にあるライトストラテジ設定部に設定する機能はホストコンピュータ本体22の記録部に記録されているプログラムを用いてホストコンピュータ本体22により実現される。
(実施の形態2)
本発明を記録品質を診断するための再生装置に組み込んだ場合、その再生装置には必ずしも記録機能およびストラテジ調整機能を有している必要はない。これは請求項2に対応する。具体的には、光ディスク記録装置の開発もしくは光ディスク記録装置の工場出荷時の調整における使用があげられる。
図2は本実施形態に係る光ディスク装置の構成ブロック図である。DVD−Rなどの記録可能な光ディスク10は、図示しないスピンドルモーターによって回転駆動される。
光ピックアップ11は光ディスク10の記録面に対して対向配置され、光ピックアップ11内にあるレーザーダイオードから光ディスク10に対して光を照射する。レーザーダイオードは、コントローラ21からレーザー制御手段25に設定された再生レーザーパワー値117に従って、レーザー制御手段25により駆動される。
レーザーダイオードから発せられた光は光ディスク10の記録面で反射し、光ピックアップ11内にある光ディテクタにより電気信号100に変換される。光ディテクタにより変換された電気信号100はプリアンプ12で増幅され、増幅された信号101はAGC、イコライザー13により波形整形され、波形整形されたアナログ信号102はA/D変換手段14に入力される。
A/D変換手段14で数値化された情報103はPLL手段16と、パターン検出同期手段19に送られる。パターン検出同期手段19で生成された同期信号105はタイミング制御手段20へ送られ、PLL手段16はA/D変換手段14からの情報とタイミング制御手段20からのタイミング情報107を用いてデータ抽出クロック106を生成する。
また、位相誤差測定手段15はA/D変換手段14で数値化された情報103とデータ抽出クロック106とを比較し、当該マーク端の位相誤差情報104を求める。
位相誤差情報104はコントローラ21により統計処理される。
その他、図示されていないが光ピックアップ11を所望のセクターへ移動させるためのシーク機構、レーザー光を光ディスク面へ合焦させるフォーカス機構などにより、指定したセクターでの再生、測定を可能にする。
ホストコンピュータはホストコンピュータ本体22と光ディスク記録装置からの情報を図示することを可能にするグラフィック表示部26と、作業者からの指示を光ディスク記録装置に伝えることを可能にするポインティング入力装置27を備えている。
光ディスク記録装置のコントローラ21とホストコンピュータ本体22とは接続されており、コマンド、測定データ109など双方向にやりとりすることが出来る。
なお、A/D変換手段14は一般的にはアナログ信号102を数値情報103に置き換える手段であれば何でも良く、2値化手段に置き換えることが可能である。
なお、位相誤差情報104は外部に接続したホストコンピュータ本体22により統計処理を行うことも可能である。
なお、ポインティング入力装置27は文字入力装置に置き換えることが可能であり、また併用することも可能である。
別の記録装置において記録された光ディスクを、図2で示した本発明を組み込んだ再生装置をもちいて実施の形態1と同様に位相誤差の測定を行い、スライドバー202を用いてライトストラテジのパラメータを変更する。この変更されたライトストラテジのパラメータをホストコンピュータの記録装置に保存し、その後、上記光ディスクに記録を行った光ディスク記録装置に設定する。
実施の形態2の利点は同一の再生装置を用いて複数の光ディスク記録装置の記録を確認・調整することが出来るため、記録に用いる光ディスク記録装置間の再生性能のばらつきを排除することが出来る。
このように、直感的に理解しやすいグラフィカルユーザインターフェースを用いることにより、よりよいライトストラテジを、作業者に対して疲労が少なくそして短時間に導出することが可能になる。
実施の形態1と同様、上記に示した位相誤差測定手段15にて検出された位相誤差情報104をコントローラ21を経由して受信する機能、グラフィック表示装置26にヒストグラム201を出力する機能、入力装置27により入力された設定値に基づいてライトストラテジを決定する機能はホストコンピュータ本体22の記録部に記録されているプログラムを用いてホストコンピュータ本体22により実現される。
以上のように、本発明にかかるグラフィカルユーザインターフェースを用いると、特別な知識のないユーザーであってもライトストラテジのどのパラメータが問題であるかを容易に判断可能となり、ユーザー自身で光ディスク記録装置の記録条件を最適化することが出来る。
また、光ディスク記録装置の開発もしくは工場での出荷調整において本発明を用いることにより、光ディスク記録装置に内蔵する記録ストラテジの最適化を特に訓練されていない作業者であっても行うことが出来る。
本発明の実施の形態1における光ディスク記録装置の構成ブロック図 本発明の実施の形態2における光ディスク再生装置の構成ブロック図 位相誤差測定方法の説明図 自マークに対する前後のマーク・スペースの位置関係を示す図 ディスク上に形成されるマーク、記録パルスと、レーザーダイオード発光パターンのレーザー強度、タイミング関係を示す図 本発明のグラフィカルユーザインターフェースを示す図 本発明のグラフィカルユーザインターフェース(拡大)を示す図
符号の説明
10 記録媒体
11 光ピックアップ
12 プリアンプ
13 AGC・イコライザー
14 A/D変換手段
15 位相誤差測定手段
16 PLL手段
19 パターン検出同期手段
20 タイミング制御手段
21 コントローラー
22 ホストコンピュータ本体
23 ECCエンコーダー
24 変調手段
25 レーザー制御手段
26 グラフィック表示装置
27 ポインティング入力装置もしくは文字入力装置
100,101,102 RF信号
103 数値化されたRF信号
104 位相誤差情報
105 パターン検出同期信号
106 データ抽出クロック
107 タイミング信号
109 読み・書き、位相誤差、ライトストラテジ情報
110 記録情報
111 ECCコードを付加された記録情報
112 変調された記録情報
113 記録情報にライトストラテジを適用したレーザー発光パターン
114 ライトストラテジ
117 再生レーザーパワー値
118 再生レーザーパワー
130 3T長のマーク
131 4T長のスペース
132 6T長のマーク
133 再生RF信号
134 2値化後の再生RF信号
135 データ抽出クロック
136,137,138,139 位相誤差
141 前スペース長
142 自マーク長
143 後スペース長
146 自マーク
148 自マークの前端
149 自マークの後端
150,151,152,153 ライトストラテジにおける自マークの前端発光タイミング
154,155,156,157 ライトストラテジにおける自マークの後端発光タイミング
201 前スペース長対自マーク長、もしくは自マーク長対後スペース長でグループ化された位相誤差のヒストグラム
202 201に対応するライトストラテジ項目を設定する為のスライドバー
203 ヒストグラム201を自マーク長でさらにグループ化した位相誤差のヒストグラム
204 すべてのマークの前端および後端の位相誤差をそれぞれグループ化したヒストグラム
205 位相誤差0を示す線
206 測定された位相誤差の平均
300 拡大表示されたヒストグラム201
301 拡大表示された、ライトストラテジのパラメータを設定する為のスライドバー200
302 301に対応する値を文字入力することが可能なテキストボックス
303 位相誤差の平均値
304 位相誤差の0に対する偏差
305 位相誤差の標準偏差

Claims (7)

  1. グラフィック表示装置と入力装置を備え、光ディスク記録装置に接続可能なホストコンピュータを対象としたプログラムで使用するグラフィカルユーザインターフェースであって、
    前記光ディスク記録装置は、
    レーザー発光規則を決定するライトストラテジ設定部と、前記レーザー発光規則にしたがって記録媒体の記録面にレーザー光を照射して記録データを記録する記録部と、前記記録媒体からの再生RF信号を出力するとともに前記再生RF信号からデータ抽出クロック信号を生成する再生部と、前記再生RF信号から前記データ抽出クロック信号との位相差を、記録されたマーク長毎に位相誤差として検出する位相誤差測定手段とを具備し、
    前記ホストコンピュータ用プログラムは、
    前記位相誤差測定手段にて検出された位相誤差情報を受信し、前記グラフィック表示装置にヒストグラムを出力する機能と、
    前記ヒストグラムを用いて前記入力装置により入力された設定値に基づいてライトストラテジを決定し、決定されたライトストラテジを前記ライトストラテジ設定部に設定する機能とを備える、グラフィカルユーザインターフェース。
  2. グラフィック表示装置と入力装置を備え、光ディスク再生装置に接続可能なホストコンピュータを対象としたプログラムで使用するグラフィカルユーザインターフェースであって、
    前記光ディスク再生装置は、
    記録媒体の記録面にレーザー光を照射して、前記記録媒体からの再生RF信号を出力する再生部と、前記再生部からの再生RF信号からデータ抽出クロック信号を生成し、前記再生RF信号から前記データ抽出クロック信号との位相差を、記録されたマーク長毎に位相誤差として検出する位相誤差測定手段とを具備し、
    前記ホストコンピュータ用プログラムは、
    前記位相誤差測定手段にて検出された位相誤差情報を受信し、前記グラフィック表示装置にヒストグラムを出力する機能と、
    前記ヒストグラムを用いて前記入力装置により入力された設定値に基づいてライトストラテジを決定し、決定されたライトストラテジを前記ホストコンピュータの記憶装置に保存する機能とを備える、グラフィカルユーザインターフェース。
  3. 前記ホストコンピュータ用プログラムは、前記入力装置により前記グラフィック表示装置に表示された特定のヒストグラムを指定するとそのヒストグラムを拡大表示する機能を備えた、請求項1又は請求項2に記載のグラフィカルユーザインターフェース。
  4. 前記ホストコンピュータ用プログラムは、前記グラフィック表示装置に表示されているヒストグラムそれぞれの平均値、標準偏差、0からの偏差を計算し前記グラフィック表示装置に表示する機能を備えた、請求項1又は請求項2に記載のグラフィカルユーザインターフェース。
  5. 前記ホストコンピュータ用プログラムは、前記ヒストグラムに対応したライトストラテジの設定項目をヒストグラムのそばに表示させ、その値を入力装置により変更できる機能を備えた、請求項1又は請求項2に記載のグラフィカルユーザインターフェース。
  6. 前記ホストコンピュータ用プログラムは、決定されたライトストラテジを光ディスク記録装置に転送し、そのライトストラテジを用いてデータを記録媒体上に記録する機能を備えた、請求項1に記載のグラフィカルユーザインターフェース。
  7. 前記位相誤差測定手段は、記録されたマーク長及びそのマーク直前又は直後のスペース長の組合せ毎に位相誤差として検出する、請求項1または請求項2に記載のグラフィカルユーザインターフェース。
JP2005228165A 2005-08-05 2005-08-05 グラフィカルユーザインターフェース Pending JP2007042248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005228165A JP2007042248A (ja) 2005-08-05 2005-08-05 グラフィカルユーザインターフェース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005228165A JP2007042248A (ja) 2005-08-05 2005-08-05 グラフィカルユーザインターフェース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007042248A true JP2007042248A (ja) 2007-02-15

Family

ID=37800072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005228165A Pending JP2007042248A (ja) 2005-08-05 2005-08-05 グラフィカルユーザインターフェース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007042248A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009009647A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Shibasoku:Kk 評価装置及び評価方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10282165A (ja) * 1997-04-01 1998-10-23 Yokogawa Electric Corp ジッタアナライザ
JP2001126264A (ja) * 1999-10-28 2001-05-11 Yokogawa Electric Corp 符号間干渉解析装置及び符号間干渉解析プログラムを記録した記録媒体
JP2003030837A (ja) * 2001-05-11 2003-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録装置、情報記録方法及び情報記録システム
JP2004296068A (ja) * 2003-03-12 2004-10-21 Shinano Kenshi Co Ltd 光ディスク装置制御プログラム、光ディスク制御システム、ホストコンピュータおよび光ディスク装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10282165A (ja) * 1997-04-01 1998-10-23 Yokogawa Electric Corp ジッタアナライザ
JP2001126264A (ja) * 1999-10-28 2001-05-11 Yokogawa Electric Corp 符号間干渉解析装置及び符号間干渉解析プログラムを記録した記録媒体
JP2003030837A (ja) * 2001-05-11 2003-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録装置、情報記録方法及び情報記録システム
JP2004296068A (ja) * 2003-03-12 2004-10-21 Shinano Kenshi Co Ltd 光ディスク装置制御プログラム、光ディスク制御システム、ホストコンピュータおよび光ディスク装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009009647A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Shibasoku:Kk 評価装置及び評価方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070189138A1 (en) Information recording device and method, and computer program
JP2007018582A (ja) 光情報記録装置および光情報記録方法
JP2007042248A (ja) グラフィカルユーザインターフェース
US20040037195A1 (en) Tilt correction device
JP2007141438A (ja) 光ディスクの最適記録パワー決定方法及び光ディスク駆動装置
JP2003132538A (ja) 光情報記録装置
JP2009238266A (ja) 光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法
JP4564210B2 (ja) 光ディスク制御方法及びその制御装置
JP4501934B2 (ja) 光ディスク記録再生装置及びその記録再生方法
JP2008181575A (ja) ディスク装置
US8121004B2 (en) Method for adjusting recording power and optical disk apparatus
JP2006351127A (ja) 光ディスク記録装置および記録パワー調整方法
CN102314902B (zh) 光记录装置和方法
JP2012053967A (ja) 光ディスク装置および光ディスク装置用のジッタ測定方法
JP2006134530A (ja) 光ディスク装置及び光ディスク評価方法
JP4722092B2 (ja) ディスク記録制御方法、ディスク記録再生装置及びコンピュータプログラム
KR100682147B1 (ko) 광기록재생기의 기록 방법
JP4910407B2 (ja) レーザパワー制御装置及びレーザパワー制御方法
JP4564951B2 (ja) 最適記録パワーを求める光ディスク装置ならびにその方法
JP2010129155A (ja) 光ディスクドライブの記録パワー決定方法及び光ディスクドライブ。
JP2010040102A (ja) 光ディスク記録装置及び記録パワーの設定方法
JPH1055543A (ja) 光情報再生装置
JP2004022084A (ja) ディスク記録装置における記録パワー決定方法、およびディスク記録装置
JP2008010105A (ja) 光ディスク装置及び相対角度調整方法
JP2009158046A (ja) 光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080522

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20091116

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20091126

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100413

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02