JP2009006069A - ナースコールシステム - Google Patents

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【課題】 故障しそうで交換や修理の必要があるナースコール子機の存在を医療従事者などに通知することを目的とする。
【解決手段】 ナースコール子機1は、衝撃センサ5により衝撃を検知してその値をナースコール子機1の子機識別信号とともに衝撃検知信号として出力する。ナースコール親機10は、衝撃センサ5に加わった衝撃の値を子機識別信号に関連付けて記憶部14に記憶し、記憶部14に記憶された衝撃検知信号からナースコール子機1に加わった衝撃の値の合計値を子機識別信号毎に演算部15により算出して、合計値が所定の値以上となった場合に、そのナースコール子機1が故障しそうであることを故障予測部16により予測して、提示部17に提示するようにしている。これにより、交換や修理の必要があるナースコール子機1の存在を医療従事者などに適切に通知することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ナースコールシステムに関し、特に、患者別のナースコール子機からの呼び出しに対して、ナースコール親機および携帯端末で応答通話できるように成されたナースコールシステムに用いて好適なものである。
従来、病院などの施設に設置されるナースコールシステムでは、病室内の患者の近辺(例えば、ベッド近傍など)に設置されたナースコール子機および看護師などの医療従事者が在室しているナースセンターなどに設置されたナースコール親機を有線や無線などにより接続している。また、ナースコール子機およびナースコール親機は、廊下灯や制御機などを介して接続されている。
ナースコール子機およびナースコール親機を有線にて接続する場合には、ナースコール子機のコードの先端に設けられた接続端子は、病室内のベッド近傍の壁面に埋め込まれたウォールユニットのコンセント部に着脱自在に取り付けられている。
また、ナースコール子機としては、握り押しボタン式子機やハンド形子機等がある。握り押しボタン式子機は、呼び出しボタンの押下により医療従事者を呼び出すものであり通話機能は持っていない。また、ハンド形子機は、呼び出しボタンに加え、マイク、スピーカを内蔵しており通話機能を有している。なお、このようなナースコールシステムは、病院だけではなく、介護施設などでも使用されている。
このようなナースコールシステムにおいて、握り押しボタン式子機やハンド形子機は、患者が操作し易いように、ベッド上の患者の近傍に特に固定されることなく置かれることが多い。そのため、患者のちょっとした動作によりナースコール子機がベッドから落下してしまうことがある。このように、ナースコール子機がベッド上から落下するとナースコール子機に衝撃が加わり、これが繰り返されたり一定以上の衝撃が加わったりすると、ナースコール子機が故障してしまうという問題があった。ナースコールシステムでは、ナースコール子機の操作により行われる人命に関わるような緊急の呼び出しを確実にナースコール親機に通知する必要がある。そのため、ナースコール子機は、できるだけ故障しないように運用される必要があった。
ところで、機器にダメージが付加されたことをダメージ検出手段により検出し、その要因や日時を記憶しておくことで、故障の原因や責任の所在の特定を行う技術が知られている(例えば、特許文献1など)。
特開平9−134216号公報
また、携帯電話機本体の落下等による衝撃を検知し、それを表示することにより、本体に衝撃が加わったことを知らせる技術も知られている(例えば、特許文献2など)。
特開平11−225188号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術をナースコールシステムに適用した場合、ナースコール子機の故障の原因や責任の所在の特定を行うことはできるが、ナースコール子機の故障を把握し、代わりのナースコール子機を準備して、ナースコール子機の交換を完了するまでに時間を要してしまうという問題があった。
一方、特許文献2に記載の技術をナースコールシステムに適用した場合、ナースコール子機に衝撃が加わったことを表示することはできるが、その表示を見た医療従事者などは、ナースコール子機にどのような衝撃が加わったかを把握していないので、ナースコール子機が故障しているか否かを推測することができないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、故障しそうで交換や修理の必要があるナースコール子機の存在を医療従事者などに通知することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、ナースコール子機は、衝撃センサにより衝撃を検知してその衝撃の値をナースコール子機の識別信号とともに衝撃検知信号として出力する。ナースコール親機は、衝撃センサに加わった衝撃の値を識別信号に関連付けて記憶部に記憶し、記憶部に記憶された衝撃検知信号からナースコール子機に加わった衝撃の値の合計値を識別信号毎に演算部により算出して、衝撃の値の合計値が所定の値以上となった場合に、識別信号により特定されるナースコール子機が故障しそうであることを予測する故障予測信号を出力する。そして、ナースコール子機が故障しそうであることを提示部に提示するようにしている。
また、本発明の他の態様によれば、ナースコール子機は、衝撃センサにより衝撃を検知してナースコール子機の識別信号とともに衝撃検知信号として出力する。ナースコール親機は、入力した衝撃検知信号の回数を識別信号毎にカウント部によりカウントし、その回数が所定の回数以上となった場合に、識別信号により特定されるナースコール子機が故障しそうであることを予測する故障予測信号を出力する。そして、ナースコール子機が故障しそうであることを提示部に提示するようにしている。
以上のように、本発明によれば、ナースコール子機が落下などによる衝撃を受けた場合に、その衝撃の蓄積量を記憶し、その蓄積量が所定の値以上となったときにナースコール子機が故障しそうであると予測されるので、交換や修理の必要があるナースコール子機の存在を医療従事者などに適切に通知することができる。これにより、ナースコール子機が故障する前に、代わりのナースコール子機を準備してナースコール子機の交換を完了することができる。
また、本発明の他の態様によれば、ナースコール子機が落下などによる衝撃を受けた場合に、衝撃を受けた回数をカウントし、その回数が所定の回数以上となったときにナースコール子機が故障しそうであると予測されるので、交換や修理の必要があるナースコール子機の存在を医療従事者などに適切に通知することができる。これにより、ナースコール子機が故障する前に、代わりのナースコール子機を準備してナースコール子機の交換を完了することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態によるナースコールシステムは、ナースコール子機1、ナースコール親機10を備えて構成されている。
また、ナースコール子機1は、子機用制御部2、呼び出し操作部3、子機用インターフェース4、衝撃センサ5を備えて構成されている。また、ナースコール親機10は、親機用制御部11、親機用インターフェース12、呼び出し報知部13、記憶部14、演算部15、故障予測部16、提示部17を備えて構成されている。
ナースコール子機1は、病室内の患者の近辺(例えば、ベッド近傍など)に設置されており、伝送線を介してナースコール親機10に接続されている。また、ナースコール親機10は、医療従事者が在室するナースセンターなどに設置されている。ここで、ナースコール親機10には、複数のナースコール子機1が接続されている(図示せず)。
また、ナースコール子機1とナースコール親機10との間に廊下灯や制御機などを設けるようにしても良い。ここで、廊下灯は、病室毎に設けられており、各部屋の出入口近傍の外側の壁面などに取り付けられており、患者からの呼び出し時に点灯するなどの状態変化により呼び出しを報知する。また、制御機は、ナースコール子機1から入力した各種の信号を識別すると共に、それらの信号がどの患者からのものであるか(どのベッドからのものであるか)をナースコール子機1から出力される子機識別信号(特許請求の範囲のナースコール子機の識別信号に該当する)により特定してナースコール親機10に送信する。
子機用制御部2は、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御する。呼び出し操作部3は、患者により医療従事者を呼び出すための操作を行うもので、ボタンなどにより構成されている。呼び出し操作部3が操作されると、子機用制御部2は、呼び出し信号を生成する。
子機用インターフェース4は、ナースコール親機10との間で呼び出し信号や音声信号、後述する衝撃検知信号などの送受信を行う。具体的には、子機用インターフェース4は、子機用制御部2により生成された呼び出し信号、医療従事者との通話時の音声信号、衝撃検知信号をナースコール親機10に送信する。また、子機用インターフェース4は、医療従事者との通話時の音声信号をナースコール親機10から受信する。ここで、呼び出し信号には、子機識別信号が含まれており、制御機やナースコール親機10にて、呼び出し信号がどのナースコール子機1から送信されたものであるかを特定することができる。
衝撃センサ5は、周知の加速度センサなどを用いて構成されている。ここで、衝撃センサ5は、衝撃の有無だけではなく、衝撃の値をも計測するようにしている。例えば、衝撃の値を計測するためには、加速度センサとして圧電素子を利用する。圧電素子は、加わった衝撃に応じた電圧値が得られるため、その電圧値を衝撃の値に変換することで衝撃の値が得られる。衝撃センサ5は、ナースコール子機1が衝撃を受けると、その値を出力する。
子機用制御部2は、衝撃センサ5から衝撃の値を入力し、ナースコール子機を識別するための子機識別信号とともに衝撃検知信号を生成して、子機用インターフェース4から出力する。
親機用制御部11は、ナースコール親機10の各構成要素を後述するように制御する。親機用インターフェース12は、ナースコール子機1との間で呼び出し信号や音声信号、衝撃検知信号などの送受信を行う。具体的には、親機用インターフェースは、ナースコール子機1から出力された呼び出し信号および患者との通話時の音声信号、ナースコール子機1に加わった衝撃の値を示す衝撃検知信号を受信する。また、親機用インターフェース12は、患者との通話時の音声信号をナースコール子機1に送信する。
呼び出し報知部13は、呼び出し信号に含まれる子機識別信号により特定されるナースコール子機1により呼び出しが行われていることを音声や表示などにより報知する。
親機用制御部11は、親機用インターフェース12が受信した衝撃検知信号を解析して、衝撃検知信号に含まれる子機識別信号により衝撃を受けたナースコール子機1を特定するとともに、そのナースコール子機1が受けた衝撃の値を取得する。
記憶部14は、親機用制御部11により取得した衝撃の値を子機識別信号に関連付けて記憶する。すなわち、取得した衝撃の値をナースコール子機1毎に記憶する。ここで、記憶部14に記憶された衝撃の値は、ナースコール子機1が交換されたタイミングなどで図示しないリセットボタンが操作されたときに消去される。
演算部15は、記憶部14に記憶された衝撃の値の合計値を子機識別信号毎に算出する。なお、本実施形態では、ナースコール子機1が衝撃を受けた場合に、衝撃の値の全てを記憶部14に記憶するようにしているが、これに限定されない。例えば、演算部15により算出された衝撃の値の合計値のみを記憶部14に記憶するようにしても良い。これにより、記憶部14が必要とする容量を少なくすることができる。
故障予測部16は、演算部15により算出された衝撃の値の合計値を取得し、予め故障予測部16に設定されている衝撃の値の許容範囲を示す閾値(特許請求の範囲の所定の値に該当する)と比較する。衝撃の値の合計値が閾値以上となった場合には、故障予測部16は、衝撃の値の合計値が閾値以上となったナースコール子機1を子機識別信号により特定し、そのナースコール子機1にダメージが蓄積されていて、今にも故障しそうな状況であるとの予測結果を出力する。ここで、故障予測部16に設定されている衝撃の値の合計値の閾値は、ナースコール子機1に対する耐久性の試験の結果などを基に設定される。
親機用制御部11は、ナースコール子機1が故障しそうな状況であるとの予測結果を故障予測部16から入力すると、そのナースコール子機1が故障しそうな状況であることを提示部17に提示する。
提示部17は、故障予測部16により特定されるナースコール子機1が故障しそうな状況であることを音声や表示などにより提示する。ここで、提示部17は、スピーカなどの放音装置、ディスプレイやランプなどの表示装置の何れかまたは両方を備えて構成されている。また、提示部17と報知部13とを同じ放音装置や表示装置を兼用するようにしても良い。
このように、ナースコール子機1が故障しそうなことが提示部17により提示されると、ナースコール親機10を確認した医療従事者などが該当するナースコール子機1を交換することで、ナースコール子機1が故障する前に交換を実施することが可能となる。
次に、本実施形態によるナースコールシステムの動作およびナースコール子機1の故障予測方法を説明する。図2は、本実施形態によるナースコールシステムの動作およびナースコール子機1の故障予測方法を示すフローチャートである。まず、ナースコール子機1では、衝撃センサ5が衝撃を検知したか否かを子機用制御部2にて調べる(ステップS1)。衝撃センサ5が衝撃を検知していないと子機用制御部2にて判断した場合には(ステップS1にてNO)、ステップS1の処理を繰り返す。
一方、衝撃センサ5が衝撃を検知したと子機用制御部2にて判断した場合には(ステップS1にてYES)、子機用制御部2は、衝撃センサ5から衝撃の値を入力し、ナースコール子機1を識別するための子機識別情報とともに衝撃検知信号を生成して出力する(ステップS2)。そして、ステップS1の処理に戻る。
ナースコール親機10では、親機用インターフェース12がナースコール子機1から衝撃検知信号を入力したか否かを親機用制御部11にて調べる(ステップS3)。衝撃検知信号を入力していないと親機用制御部11にて判断した場合には(ステップS3にてNO)、ステップS3の処理を繰り返す。一方、衝撃検知信号を入力したと親機用制御部11にて判断した場合には(ステップS3にてYES)、親機用制御部11は、衝撃検知信号に含まれる衝撃の値を衝撃検知信号に含まれる子機識別信号に関連付けて記憶部14に記憶する(ステップS4)。
そして、演算部15は、記憶部14に記憶された衝撃の値の合計値を子機識別番号毎に算出する(ステップS5)。故障予測部16は、演算部15により算出された衝撃の値の合計値が所定の値以上となったナースコール子機1が存在するか否かを調べる(ステップS6)。衝撃の値の合計値が所定の値以上となったナースコール子機1が存在しないと故障予測部16にて判断した場合には(ステップS6にてNO)、ステップS3の処理に戻る。
一方、衝撃の値の合計値が所定の値以上となったナースコール子機1が存在すると故障予測部16にて判断した場合には(ステップS6にてYES)、故障予測部16は、衝撃の値の合計値が所定の値以上となったナースコール子機1を故障しそうなナースコール子機1として提示部17に提示する(ステップS7)。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、ナースコール子機1は、衝撃センサ5により衝撃を検知してその衝撃の値をナースコール子機1の子機識別信号とともに衝撃検知信号として出力する。ナースコール親機10は、衝撃センサ5に加わった衝撃の値を子機識別信号に関連付けて記憶部14に記憶し、記憶部14に記憶された衝撃検知信号からナースコール子機1に加わった衝撃の値の合計値を子機識別信号毎に演算部15により算出して、衝撃の値の合計値が所定の値以上となった場合に、子機識別信号により特定されるナースコール子機1が故障しそうであることを故障予測部16により予測して、提示部17に提示するようにしている。
これにより、ナースコール子機1が落下などによる衝撃を受けた場合に、その衝撃の蓄積量を記憶し、その蓄積量が所定の値以上となったときにナースコール子機1が故障しそうであると予測されるので、交換や修理の必要があるナースコール子機1の存在を医療従事者などに適切に通知することができる。従って、ナースコール子機1が故障する前に、代わりのナースコール子機1を準備してナースコール子機1の交換を完了することができる。
なお、前述した実施形態では、ナースコール子機1に加わる衝撃の値を衝撃センサ5にて取得し、この値の合計値が所定の値以上となった場合に、故障予測部16は、ナースコール子機1が故障しそうであると予測するようにしているが、これに限定されない。例えば、ナースコール子機1に加わる衝撃の回数を衝撃センサ5にて取得し、その回数が所定の回数以上となった場合に、ナースコール子機1が故障しそうであると故障予測部16にて判断するようにしても良い。
具体的には、図3に示すように、ナースコール親機10は、記憶部14および演算部15の代わりにカウント部18を備えるようにしている。また、ナースコール子機1に設けられた子機用制御部2は、衝撃センサ5が衝撃を検知したことを入力し、子機識別信号とともに衝撃検知信号を生成するようにしている。
このように構成したナースコールシステムの動作を図4に示す。図4は、本実施形態の変形例によるナースコールシステムの動作およびナースコール子機1の故障予測方法を示すフローチャートである。まず、ナースコール子機1では、衝撃センサ5が衝撃を検知したか否かを子機用制御部2にて調べる(ステップS11)。衝撃センサ5が衝撃を検知していないと子機用制御部2にて判断した場合には(ステップS11にてNO)、ステップS11の処理を繰り返す。
一方、衝撃センサ5が衝撃を検知したと子機用制御部2にて判断した場合には(ステップS11にてYES)、子機用制御部2は、ナースコール子機1を識別するための子機識別情報とともに衝撃検知信号を生成して出力する(ステップS12)。そして、ステップS11の処理に戻る。
ナースコール親機10では、親機用インターフェース12がナースコール子機1から衝撃検知信号を入力したか否かを親機用制御部11にて調べる(ステップS13)。衝撃検知信号を入力していないと親機用制御部11にて判断した場合には(ステップS13にてNO)、ステップS13の処理を繰り返す。一方、衝撃検知信号を入力したと親機用制御部11にて判断した場合には(ステップS13にてYES)、親機用制御部11は、衝撃検知信号に含まれる子機識別信号毎に衝撃検知信号を入力した回数をカウント部18にてカウントする(ステップS14)。
そして、故障予測部16は、カウント部18にてカウントした回数(換言すると、ナースコール子機1が衝撃を受けた回数)が所定の回数以上となったナースコール子機1が存在するか否かを調べる(ステップS15)。カウントした回数が所定の回数以上となったナースコール子機1が存在しないと故障予測部16にて判断した場合には(ステップS15にてNO)、ステップS13の処理に戻る。
一方、カウントした回数が所定の回数以上となったナースコール子機1が存在すると故障予測部16にて判断した場合には(ステップS15にてYES)、故障予測部16は、カウントした回数が所定の回数以上となったナースコール子機1を故障しそうなナースコール子機1として提示部17に提示する(ステップS16)。
このように、ナースコール子機1が落下などによる衝撃を受けた場合に、衝撃を受けた回数をカウントし、その回数が所定の回数以上となったときにナースコール子機1が故障しそうであると予測されるので、交換や修理の必要があるナースコール子機1の存在を医療従事者などに適切に通知することができる。なお、このような場合において、ナースコール親機10にタイマーを設け、ナースコール子機1が所定の時間内に衝撃を受けた回数によって、故障予測部16は、ナースコール子機1が故障していると予測するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、記憶部14、演算部15、故障予測部16、提示部17(変形例では、故障予測部16、提示部17、カウント部18に該当する)をナースコール親機10に設けているが、これに限定されない。例えば、これらの一部または全ての構成要素をナースコール子機1に設けるようにしても良い。これにより、故障しそうなナースコール子機1を現場(病室)で確認することができる。
また、前述した実施形態では、記憶部14、演算部15、故障予測部16、提示部17(変形例では、故障予測部16、提示部17、カウント部18に該当する)をナースコール親機10に設けているが、これに限定されない。例えば、これらの一部または全ての構成要素をナースコールシステムの外部(病院外)、例えば、ナースコールシステムを保守する保守センターなどに設けるようにしても良い。これにより、保守センターの従業員が故障しそうなナースコール子機1の存在を把握することができるので、前もって交換用のナースコール子機1を準備したり、ナースコール子機1の交換を提案したりというセールス活動に活かすことができる。また、医療従事者は、ナースコール子機1の故障に気を使う必要が無くなる。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムの動作およびナースコール子機の故障予測方法を示すフローチャートである。 本実施形態によるナースコールシステムの変形例を示すブロック図である。 本実施形態の変形例によるナースコールシステムの動作およびナースコール子機の故障予測方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ナースコール子機
2 子機用制御部
3 呼び出し操作部
4 子機用インターフェース
10 ナースコール親機
11 親機用制御部
12 親機用インターフェース
13 呼び出し報知部
14 記憶部
15 演算部
16 故障予測部
17 提示部
18 カウント部

Claims (2)

  1. 病床の近傍に設置され患者による呼び出し操作により呼び出しを行うナースコール子機と、ナースセンターに設置され前記ナースコール子機による呼び出しに応答するナースコール親機とを備えるナースコールシステムであって、
    前記ナースコール子機に設けられ、衝撃を検知してその衝撃の値を出力する衝撃センサと、
    前記ナースコール子機に設けられ、前記衝撃センサから出力された衝撃の値を入力して前記ナースコール子機の識別信号とともに衝撃検知信号として出力する子機用制御部と、
    前記子機用制御部により出力された前記衝撃検知信号を入力して前記衝撃の値を前記識別信号に関連付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記衝撃の値の合計値を前記識別信号毎に算出する演算部と、
    前記演算部により算出された前記合計値が所定の値以上となった場合に、前記識別信号により特定されるナースコール子機が故障しそうであると予測する故障予測信号を出力する故障予測部と、
    前記故障予測信号を入力して前記識別信号により特定されるナースコール子機が故障しそうであることを提示する提示部と、
    を備えることを特徴とするナースコールシステム。
  2. 病床の近傍に設置され患者による呼び出し操作により呼び出しを行うナースコール子機と、ナースセンターに設置され前記ナースコール子機による呼び出しに応答するナースコール親機とを備えるナースコールシステムであって、
    前記ナースコール子機に設けられ、衝撃を検知して出力する衝撃センサと、
    前記ナースコール子機に設けられ、前記衝撃センサからの出力を入力して前記ナースコール子機の識別信号とともに衝撃検知信号として出力する子機用制御部と、
    前記子機用制御部から出力された前記衝撃検知信号を入力してその回数を前記識別信号毎にカウントするカウント部と
    前記カウント部によりカウントされた回数が所定の回数以上となった場合に、前記識別信号により特定されるナースコール子機が故障しそうであると予測する故障予測信号を出力する故障予測部と、
    前記故障予測信号を入力して前記識別信号により特定されるナースコール子機が故障しそうであることを提示する提示部と、
    を備えることを特徴とするナースコールシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011067334A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Fujifilm Corp 放射線検出装置、放射線撮影制御装置及び放射線撮影システム、並びに放射線検出器の自己診断方法

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