JP2009004848A - ミキシング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サンプリングレートが異なる複数のデジタルデータをミキシングする装置の演算負荷または回路規模を抑制する。
【解決手段】変換用データバッファ132は、データBにおける最新の複数のサンプルと、該複数のサンプル間に挿入され、データBのサンプリングレート変換の倍率に応じた個数の0値とを変換用サンプルとしてシフトしながら格納する。FIRフィルタ複合係数バッファ134は、FIRフィルタ係数と、データBのボリュームを調整するためのBボリューム係数を乗算して得た複合係数を格納する。演算制御セレクタ138は、変換用データバッファ132に格納された変換用サンプルと、相対応する複合係数とを順次出力し、乗算器140は、演算制御セレクタ138から出力されたサンプル/係数ペアを乗算する。累積加算部150は、乗算器140の乗算結果を累積加算する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のデジタルデータ、具体的にはサンプリングレートが異なる複数のデジタルデータをミキシングする技術に関する。
デジタルオーディオデータが、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)、DAT(Digital Audio Tape)、DVD(Digital Versatile Disc)など種々の記録媒体に様々な記録方式で記録されることは多く行われている。記録媒体や記録方式によって、オーディオデータのサンプリングレートは異なる場合がある。
サンプリングレートが異なる複数のデジタルオーディオデータをミキシングする手法は概して2つに分けられる。第1の手法は、これらの複数のデジタルオーディオデータに対してD/A変換を行いアナログ信号に変換してからミックスし、ミックスされたアナログ信号に対してD/A変換によってサンプリングしてデジタルのオーディオデータに戻す手法である。第2の手法は、これらの複数のデジタルオーディオデータのサンプリングレートが同一になるようにサンプリングレート変換をし、サンプリング変換後のオーディオデータをサンプル毎に加算することによってデジタルデータのままでミックスする手法である。
第1の手法は、オーディオデータを一旦アナログに戻してミックスするので、オリジナルのオーディオデータソースの品質がミキシングによって低下してしまうという問題が生じる。
第2の手法のようにデジタルデータのままでオーディオデータをミックスするための、オーディオ−データのサンプリングレートを変換する処理について様々な手法が提案されている。
例えば、特許文献1には、サンプリングレートが異なる2つのデジタルオーディオデータA、Bをミキシングする際に、サンプリングレートが低いデータBに対して補間処理を施すことによってそのサンプリングレートをデータAのサンプリングレートに変換する手法が開示されている(特許文献1の「0015」を参照)。この補間処理は、具体的には、横軸が時間であり、縦軸がサンプリングデータの値である座標系において、データBの時間的に連続した3つのサンプル(Y0、Y1、Y2)中のY2とY1、およびY2とY0をそれぞれ直線で結び、2つの直線の傾きおよびサンプリングレートの変換倍率に基づいてサンプリングデータY1とY2の間で補間すべき1以上の補間サンプルの値を求める。この処理は、サンプルY0、Y1、Y2の値に、それぞれに対応する補間係数を乗算する積和演算であり、補間係数はサンプリングレートの変換倍率に依存する。
また、特許文献2には、複数のデジタルデータのうちの、サンプリングレートが変換されるデジタルデータに対してサンプリングレート変換倍率に応じた頻度で0値を挿入した後に、FIR(Finite Impulse Response)フィルタで重み付き移動平均をとることでサンプリングレートを変換する手法が開示されている。図13は、特許文献2の図6であり、この手法に基づいて、時分割多重化された入力データに含まれる2つのチャンネルの入力データ(サンプリングレートが異なる2つの入力データに相当する)を処理するデジタルフィルタを示している。このデジタルフィルタは、データ格納部70と、乗算部20と、入力データのレベルを変換するための出力係数が格納された出力係数格納部31と、フィルタ処理を行うための複数のフィルタ係数が格納されたフィルタ係数格納部30と、2つの入力データを所定の割合で混合するパン処理のためのパン係数が格納されたパン係数格納部32と、累積加算部40と、データ出力部51および52を備える。
データ格納部70は、入力データ毎に、最新の複数個のサンプルと、該複数個のサンプル間に挿入される0値とを格納する。以下説明上の便宜のため、これらの複数のサンプルと0値を、変換用サンプルという。
図13に示すデジタルフィルタは、まず1つの入力データに対して下記の処理を行うことによってサンプリングレートを変換する。
データ格納部70におけるセレクタ78は、当該入力データの上記変換用サンプルを乗算部20に順次出力し、乗算部20は、セレクタ78から出力された変換用サンプルと、出力係数格納部31に格納された出力係数とを乗算して累積加算部40に出力する。累積加算部40は、乗算部20の乗算結果を保持すると共に、データ格納部70にフィードバックする。この処理によって、データ格納部70には、レベルが変換された各変換サンプルが格納される。
次にセレクタ78は、レベルが変換された各変換サンプルを順次乗算部20に出力し、乗算部20は、セレクタ78の出力と、フィルタ係数格納部30に格納された相対応するフィルタ係数とを乗算して累積加算部40に出力する。累積加算部40は、乗算部20の乗算結果を累積加算して、データ格納部70にフィードバックする。この処理によって、データ格納部70には、サンプリングレートが変換された後のサンプル値が格納される。
2つの入力データのうちのもう1つの入力データに対しても上記と同じ処理が行われ、データ格納部70には、この入力データの、レベルが変更されてサンプリングレートが変換されたサンプル値が格納される。
そして、セレクタ78は、2つのデータの上記サンプル値をデータ格納部70から順次読み出して乗算部20に出力し、乗算部20は、セレクタ78の出力と、パン係数格納部32に格納されたパン係数とを乗算して累積加算部40に出力する。累積加算部150は、それぞれのパン係数が乗算されたサンプル値を加算し、データ出力部51は、累積加算部150の加算結果を出力する。
特許文献2の手法は、デジタルデータをデジタル形式のままでミキシングすることができると共に、それぞれの入力データに対して共通した乗算部20と累積加算部40を用いることができるため、回路規模をある程度抑制している。
特開平11−213558号公報 特開2003−264451号公報 特開2004−266824号公報
近年、記録媒体の高密度化、データ通信の高レート化、データ圧縮技術の向上などの背景において、デジタルオーディオデータなどのデジタルデータの多チャンネル化、高サンプリングレート化が進み、これらのデータを処理する装置の処理負荷および回路規模が増大しており、今後もさらに増大すると予測される。各企業がコストダウンにしのぎを削る昨今では、装置の処理負荷と回路規模の抑制のさらなる軽減は希望されている。
本発明の一つの態様は、第1のサンプリングレートを有するデジタルAと、第1のサンプリングレートより低い第2のサンプリングレートを有するデータBとをミキシングするミキシング装置である。このミキシング装置は、データ格納部と、係数格納部と、演算制御セレクタと、乗算器と、累積加算部と、制御部とを備える。
制御部は、挿入信号を生成してデータ格納部に供する。
データ格納部は、データBにおける最新の複数のサンプルと、制御部からの挿入信号に応じて該複数のサンプル間に挿入され、第1のサンプリングレートと第2のサンプリングレートの比に応じた個数の挿入値とを変換用サンプルとしてシフトしながら格納する。
係数格納部は、データ格納部に格納された複数の変換用サンプルと積和演算されることによって、サンプリングレートが第1のサンプリングレートに変換された後にデータBにおけるサンプルを得ることができる複数の変換係数に、データBのボリュームを調整するためのBボリューム係数を乗算して得た複数の複合係数を格納する。
演算制御セレクタは、データ格納部に格納された複数の変換用サンプルのうちの1つの変換用サンプルと、該変換用サンプルに対応し、係数格納部に格納された複数の複合係数のうちの1つの複合係数とからなるサンプル/係数ペアを出力するものであって、上記積和演算の次数に応じた数のサンプル/係数ペアを順次出力する第1の出力処理を行う。
乗算器は、演算制御セレクタから出力されたサンプル/係数ペアを乗算し、累積加算部は、乗算器の結果を累積加算する。
本発明の別の態様も、第1のサンプリングレートを有するデジタルAと、第1のサンプリングレートより低い第2のサンプリングレートを有するデータBとをミキシングするミキシング装置である。このミキシング装置は、データ格納部と、係数格納部と、演算制御セレクタと、乗算器と、累積加算部と、制御部とを備える。
制御部は、「元のサンプルの出力」と「補間サンプルの生成」のいずれかを示す制御信号を生成して演算制御セレクタに出力する。
データ格納部は、データBにおける最新の複数のサンプルをシフトしながら格納する。
演算制御セレクタは、複数の複合係数と、データBのボリュームを調整するためのBボリューム係数を格納している。複数の複合係数は、複数の補間係数とBボリューム係数とを乗算して得たものである。複数の補間係数は、第1のサンプリングレートと第2のサンプリングレートの比に応じて決められ、データ格納部に格納された複数のサンプルと積和演算されることによって、データBのサンプリングレートを第1のサンプリングレートに変換するための、上記複数のサンプル間に挿入される補間サンプルを求めることができるものである。
演算制御セレクタは、制御部から与えられた制御信号が「元のサンプルの出力」を示すときに、データ格納部に格納された複数のサンプルのうちの所定のサンプルと、係数格納部に格納されたBボリューム係数とを出力する一方、制御信号が「補間サンプルの生成」を示すときに、複数のサンプルを1つずつ順次に、該サンプルと対応した、係数格納部に格納された複数の複合係数のうちの1つの複合係数と共に出力する。
乗算器は、演算制御セレクタから出力されたサンプル/係数ペアを乗算し、累積加算部は、乗算器の結果を累積加算する。
なお、上記各態様のミキシング装置を方法、およびこの方法をコンピュータに実行せしめるプログラムや、システムなどとして表現したものも、本発明の態様として有効である。
本発明にかかる技術によれば、サンプリングレートが異なる複数のデジタルデータミキシングする際に、処理負荷の軽減または回路規模の抑制を図ることができる。
本発明の具体的な実施の形態を説明する前に、まずデジタルオーディオデータを例にして本発明の原理について説明する。
前述したように、デジタルオーディオデータのサンプリングレートを変換する際に、該オーディオデータのサンプル間に、サンプリングレート変換の倍率に応じた個数の0を挿入してフィルタたとえばFIRフィルタ処理を行う手法がある。FIRフィルタ処理は、通常、下記の式(1)で表す積和演算である。なお、式(1)においてXで表される「入力信号値」は、FIRフィルタ処理に供する信号値を意味し、オーディオデータのサンプル値または挿入された0値である。
=h+hK−1+・・・hK−n (1)
但し,Y:出力信号値(サンプリングレート変換後の信号値)
X:入力信号値
h:変換係数
n:次数
式(1)から分かるように、FIRフィルタ処理によれば、時刻kにおける出力信号値Yは、現在および過去の入力信号値X、XK−1、・・・XK−nの重み付け平均値である。
また、サンプリングレートが異なる複数のオーディオデータをデジタル形式のままでミキシングする際に、各オーディオデータのサンプリングレートを同一にしてからミックスするが、ミックスする際に、音量バランス調整のために、オーディオデータのサンプルにそのオーディオデータに対して設定されたボリューム調整の係数(ボリューム係数)を乗算するボリューム調整処理が行われる。ボリューム調整処理は、下記の式(2)で表すことができる。
X'=α×X (2)
但し,X':ボリューム調整後の入力信号値
X:ボリューム調整前の入力信号値
α:ボリューム係数
なお、ボリューム係数は、図13に示すデジタルフィルタにおける出力係数格納部31に格納された出力係数と、パン係数格納部32に格納されたパン係数とを乗算して得たものに対応する。
式(2)におけるX'を入力信号値Xとして式(1)に代入すれば、下記の式(3)を得ることができる。
=αh+αhK−1+・・・αhK−n (3)
但し,Z:出力信号値
X:入力信号値
h:FIRフィルタ係数
α:ボリューム係数
式(3)における出力信号値Zは、サンプリング変換およびボリューム調整後ボリューム調整後の信号値となる。すなわち、FIRフィルタ処理の係数を「FIRフィルタ係数×ボリューム係数」に設定すれば、FIRフィルタ処理によってサンプリングレート変換とボリューム調整が同時にできる。
次いでFIRフィルタを使用せず、デジタルオーディオデータに対して補間処理を行うことによってサンプリングレートを変換する手法の場合について説明する。
この手法は、補間処理に際してデジタルオーディオデータにおける複数のサンプルを用いて、これらの複数のサンプルの間の所定の位置に挿入される補間サンプルを求める。補間データを求める補間処理の種々の手法の中で、例えば特許文献1に開示されたような、複数のサンプル(特許文献1の例では3つのサンプル)と複数の補間係数とを積和演算するものがある。この手法を下記の式(4)で表すことができる。なお、式(4)における「入力信号値」は、補間データを求める処理に供される信号値を意味し、オーディオデータの元のサンプル値である。
=β+βK−1+・・・βK−m (4)
但し,Y:補間サンプル値
X:入力信号値
β:補間係数
m:補間に用いられるサンプルの個数
ボリューム係数を同じくαとすると、下記式(5)に示す演算によって、ボリューム調整された補間サンプルを得ることができる。
Z=αβ+αβK−1+・・・αβK−m (5)
但し,Z:出力信号値
X:入力信号値
α:ボリューム係数
β:補間係数
m:補間に用いられるサンプルの個数
式(3)における出力信号値Zは、サンプリング変換およびボリューム調整がなされた後の信号値となる。すなわち、補間処理の係数を「補間係数×ボリューム係数」に設定して補間処理を行うようにすれば、補間処理とボリューム調整が同時にできる。
すなわち、サンプリングレート変換のための積和演算の係数にボリューム係数を乗算して得た複合係数を用いて積和演算を行えば、サンプリングレート変換とボリューム調整が同時にできる。
以下、上記原理を具現化した実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるミキシング装置100を示す。ミキシング装置100は、複数のオーディオデータをミキシングするものであり、ここで一例として、ミキシング装置100の処理対象となるオーディオデータの数がデータAとデータBの2つであり、データAはデータBより高いサンプリングレートを有する。また、ミキシング装置100は、データBのサンプリングレートをデータAのサンプリングレートに変換し、データAと、サンプリングレート変換がなされたデータBとをミックスするものであり、データBのサンプリングレート変換に際しては、0値を挿入してFIRフィルタ処理を施す手法を用いる。
図1に示すように、ミキシング装置100は、制御部110と、入力部120と、データ/係数格納部130と、演算制御セレクタ138と、乗算器140と、累積加算部150と、出力部160とを備える。データ/係数格納部130は、変換用データバッファ132と、FIRフィルタ複合係数バッファ134と、Aボリューム係数バッファ136とを有し、累積加算部150は、加算器152とデータレジスタ154とを有する。なお、図1において、様々な処理を行う機能ブロックとして記載された各要素は、ハードウェア的には、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、その他のLSIで構成することができ、ソフトウェア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックは、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
入力部120は、デジタルオーディオデータであるデータAとデータB、および挿入値となる0値を、制御部110の制御に従って入力する。
入力部120は、制御部110により制御され、データAまたはデータBのサンプルをデータ/係数格納部130に入力する。さら、入力部120は、制御部110からの挿入信号(図示せず)に応じてデータBのサンプル間に挿入される挿入値ここでは0をデータ/係数格納部130に入力する。
データ/係数格納部130において、変換用データバッファ132は、データBのサンプリングレート変換用のデータをシフトしながら格納する。本実施の形態において、データBのサンプリングレート変換について、データBのサンプル間に、サンプリングレート変換倍率(データAとデータBのサンプリングレートの比)に応じた個数の0値を挿入してFIRフィルタ処理を施すため、データBのサンプリングレート変換用のデータ(以下変換用サンプルともいう)は、データBの最新の複数のサンプルと、これらのサンプル間に挿入された0値である。
また、FIRフィルタ複合係数バッファ134とAボリューム係数バッファ136は、FIRフィルタ複合係数と、データAのボリューム調整用の係数(以下Aボリューム係数ともいう)をそれぞれ格納する。FIRフィルタ複合係数は、FIRフィルタ係数と、データBのボリューム調整用の係数(以下Bボリューム係数ともいう)とを乗算して得たものである。
演算制御セレクタ138は、4入力2出力のセレクタであり、変換用データバッファ132に格納された変換用サンプルと、入力部120から入力されたデータAのサンプルのうちのいずれか1つ、および、FIRフィルタ複合係数バッファ134に格納された係数のうちの1つと、Aボリューム係数バッファ136に格納された係数のうちのいずれかを出力する。
乗算器140は、演算制御セレクタ138から出力されたサンプル/係数ペアを乗算する。
累積加算部150は、加算器152とデータレジスタ154を備える。データレジスタ154は、加算器152の出力を、出力部160に出力すると共に加算器152にフィードバックする。加算器152は、乗算器140の出力と、データレジスタ154からのフィードバックとを加算してデータレジスタ154に出力する。
出力部160は、制御部110の制御に従って、データレジスタ154による累積加算の結果を出力する。
制御部110は、例えばマイクロプロセッサで構成されるものであり、上記各機能ブロックの制御や、各種係数バッファにおける係数の設定を行う。ここで制御部110による演算制御セレクタ138と出力部160の制御を説明する。
制御部110は、「サンプリングレートの変換」と「ミックス」の2つの制御モードを有し、制御モードによって異なる制御信号を生成して出力し、演算制御セレクタ138と出力部160に異なる処理を行わせる。「サンプリングレートの変換」モードは、データBに対してサンプリングレート変換を行うためのモードであり、「ミックス」モードは、データAと、サンプリングレート変換後のデータBのサンプルとをミックスするためのモードである。
図2は、2つの制御モード毎に、演算制御セレクタ138と出力部160が制御部110の制御に従って行う処理を示す。
「サンプリングレートの変換」モードのとき、演算制御セレクタ138は、サンプルについては、変換用データバッファ132に格納された変換用サンプルを出力し、係数については、FIRフィルタ複合係数バッファ134に格納されたFIRフィルタ複合係数を出力する。また、この場合、出力部160は、データレジスタ154からの累積加算結果を出力しない。
「ミックス」のとき、演算制御セレクタ138は、サンプルについては、入力部120から入力されたデータAのサンプルを出力し、係数については、Aボリューム係数バッファ136に格納されたAボリューム係数を出力する。また、この場合、出力部160は、データレジスタ154からのデータを、ミックス結果として出力する。
図3、図4、図5を参照してミキシング装置100による処理の詳細を説明する。分かりやすいように、まず、データAのサンプリングレートがデータBのサンプリングレートの整数倍である場合について説明する。なお、以下の説明において、データAとデータBのサンプリングレートの比を「サンプリングレート倍率」という。
図3は、データAのサンプリングレートがデータBのサンプリングレートの整数倍である場合におけるミキシング装置100の処理を示すフローチャートである。
処理の開始にあたって、制御部110は、変換用データバッファ132をクリアする(S200)。
次に、制御部110は、データ/係数格納部130におけるFIRフィルタ複合係数バッファ134とAボリューム係数バッファ136の係数を設定する(S202)。具体的には、制御部110は、FIRフィルタ複合係数バッファ134に、データBのサンプリングレートを変換するためのFIRフィルタ係数と、データBのボリューム用の係数とを乗算して得た値(FIRフィルタ複合係数)を設定し、Aボリューム係数バッファ136にデータAのボリューム調整用の係数を設定する。
続いて、制御部110は、変換用データバッファ132へデータを格納する回数をカウントするカウンタ値(以下格納回数Kという)を1に設定し、累積加算部150におけるデータレジスタ154をクリアする(S204、S210)。
そして、制御部110は、変換用データバッファ132に、1サンプル分のデータシフトをさせる(S214)。
ここで、変換用データバッファ132にデータが格納された回数kがサンプリングレート倍率に等しい場合には(S218:Yes)、制御部110は、データBのサンプルを変換用データバッファ132に格納する処理を入力部120に行わせると共に、データ格納回数kを0にリセットする(S218:Yes、S220、S224)。一方、変換用データバッファ132にデータが格納された回数がサンプリングレートと等しくない場合には、制御部110は、入力部120に0値を変換用データバッファ132に格納させる(S218:No、S230)。
次いで、制御部110は、データ格納回数kをインクリメントすると共に、制御モードを「サンプリングレートの変換」モードに切り換える(S240、S244)。
これにより、演算制御セレクタ138は、変換用データバッファ132に格納された変換用データのうちの先頭の1サンプル分と、FIRフィルタ複合係数バッファ134に格納されたFIRフィルタ複合係数のうちの先頭の複合係数とを乗算器140に出力する。乗算器140は、演算制御セレクタ138から出力された変換用データと係数とを乗算して加算器152に出力する。加算器152は、乗算器140の出力と、データレジスタ154からフィードバックされた加算器152の前回の加算結果とを加算してデータレジスタ154に出力する。データレジスタ154は、加算器152からの今回の加算結果を出力部160に出力すると共に加算器152にフィードバックする。また、制御部110は、変換用データバッファ132のシフトと、FIRフィルタ複合係数バッファ134から次の複合係数の出力を、FIRフィルタの次数分行わせ、その結果、変換用データとFIRフィルタ複合係数の積和演算が行われ、データレジスタ154には、データBのサンプリングレート変換後のデータ値(1サンプル)が格納される(S248)。
そして、制御部110は、制御モードを「ミックス」に切り換える(S250)。これにより、入力部120からデータAのサンプルが入力され、演算制御セレクタ138から、入力部120が入力したデータAのサンプルと、Aボリューム係数バッファ136に格納されたAボリューム係数が出力される。その結果、乗算器140により、データAのサンプルと、Aボリューム係数が乗算されることによって、データAのサンプルのボリュームが調整される(S254)。
このとき、データレジスタ154から加算器152にフィードバックしたものがサンプリングレート変換後のデータBのサンプル値であり、加算器152により、乗算器140からの、ボリューム調整後のデータAのサンプル値と、データレジスタ154からのフィードバックとが加算され、データAとデータBのサンプルがミックスされる(S258)。
また、制御モードが「ミックス」であるため、出力部160は、データレジスタ154の出力すなわちミックス結果を外部に出力する(S260)。
ステップS210からの上記処理は、入力部120へ入力されるデータが終了するまで行われる。
このように、本実施の形態のミキシング装置100によれば、データBのサンプリングレート変換に際して、FIRフィルタ処理の係数として、FIRフィルタ係数と、データBのボリューム調整用の係数とを乗算して得たFIRフィルタ複合係数を用いることにより、データBのサンプリングレートの変換とボリュームの調整とを同時に行うことができる。特許文献2に記載された技術では、データBのサンプリングレートの変換とボリュームの調整とを別々に行っているので、データAのサンプリングレートが48KHzである場合には、毎秒48000回のボリューム調整処理が必要である。本実施の形態のミキシング装置100では、サンプリングレート変換するためのFIRフィルタ処理における積和演算の回数は、特許文献2に開示された技術と同様にFIRフィルタの次数分であるが、毎秒48000回のボリューム調整処理を行う必要がないため、装置の演算負荷が小さい。
また、特許文献2に開示された技術は、ボリューム調整の後にサンプリングレート変換を行うために、ボリューム調整後のサンプル値をデータBの入力レジスタ(本実施の形態における変換用データバッファ132に対応する)にフィードバックするようになっており、そのための回路が必要である。また、FIRフィルタ係数を格納するバッファ以外に、データBのボリューム係数を格納するバッファが必要である。それに対して、本実施の形態のミキシング装置100は、これらの回路やバッファを必要としないので、回路規模の抑制に功を奏することができる。
次に、図4と図5を参照してデータAとデータBのサンプリングレート倍率が整数ではない場合の本実施の形態のミキシング装置100の処理を説明する。分かりやすいように、例としてデータAのサンプリングレートが48KHzであり、データBのサンプリングレートが32KHzであるとする。
データAとデータBのサンプリングレート倍率が整数ではない場合に、ミキシング装置100は、データBのサンプリングレートを、データBのサンプリングレートの整数倍、かつデータAのサンプリングレート以上のサンプリングレートにアップサンプリングした後に、アップサンプリングされたデータBを間引きしながら乗算器140に出力することによってダウンサンプリングして、データBのサンプリングレートをデータAのサンプリングレートに変換する。データAのサンプリングレートが48KHzであり、データBのサンプリングレートが32KHzである例の場合において、データBのサンプリングレートを96KHzに3倍アップサンプリングした後に、2倍のダウンサンプリングを行って1/2にする。以下の説明において、アップアンプリングの倍率をアップ倍率といい、ダウンサンプリングの倍率をダウン倍率という。
図4と図5において、図3に示すステップと同様のものについて同じステップ番号を付与し、図3に示すステップと異なるステップまたは追加されたステップについてのみ新たなステップ番号を付与する。
図4に示すように、処理の開始にあたって、制御部110による、変換用データバッファ132のクリアからデータ格納回数kを1に設定するまでの処理(S200〜S204)は、図3に示すサンプリングレート倍率が整数であるときと同じである。データBのダウンサンプリングのために、制御部110は、演算制御セレクタ138の出力回数をカウントするカウンタ値(以下出力回数mという)を0に設定する(S300)。
そして、制御部110は、データレジスタ154をクリアし(S210)、変換用データバッファ132によるデータシフト、変換用データバッファ132へのデータ格納を行わせ、データ格納回数kのインクリメントをする(S214〜S240)。これらの処理において、ステップS310における、変換用データバッファ132にデータBのサンプルを格納するか0を格納するかの判断は、格納回数kがアップ倍率に等しいか否かに基づいてなされる(S310)。
制御部110は、格納回数kのインクリメント(S224)と共に、データ出力回数mもインクリメントする(S320)。そして、制御部110は、データ出力回数mがダウン倍率に等しいときには、データ出力回数mを0にリセットして(S330:Yes)、図5に示す処理に進む一方、データ出力回数mがダウン倍率に等しくないときには、処理をステップS210に戻す。
図5に移って説明する。図5は、データ出力回数mが図4のステップS330においてデータ出力回数がダウン倍率に等しいためデータ出力回数mが0にリセットされた後の処理である。図5に示すように、この場合の制御部110の処理は、図3におけるステップS240(データ格納回数kのインクリメント)の後の処理と同じであり、ここで詳細な説明を省略する。
このように、サンプリングレート倍率が整数倍ではないときに、データBのサンプル間に0値の挿入がアップ倍率に応じた回数分行われる(アップサンプリング)一方、アップサンプリング後のデータがダウン倍率に応じた倍率で間引き(ダウンサンプリング)されながら乗算器140に出力される。そのため、サンプリングレート倍率が整数倍ではないときも、データBのサンプリングレート変換とボリュームの調整を同時にできると共に、ダウンサンプリングにより間引きされたサンプルに対して、FIRフィルタ処理による畳み込み演算を行わないので、装置の処理負荷を軽減することができる。
<第2の実施の形態>
図6は、本発明の第2の実施の形態にかかるミキシング装置200を示す。ミキシング装置200も、複数のオーディオデータをミキシングするものであり、ここで一例として、ミキシング装置200の処理対象となるオーディオデータの数がデータAとデータBの2つであり、データAはデータBより高いサンプリングレートを有する。また、ミキシング装置200は、データBのサンプリングレートをデータAのサンプリングレートに変換し、データAと、サンプリングレート変換がなされたデータBとをミックスするものであり、データBのサンプリングレート変換に際しては、FIRフィルタ処理ではなく、たとえば特許文献1に開示されたように、3つのサンプルを用いて補間データを求めて挿入する手法を用いる。なお、図6において、図1に示すミキシング装置100のものと同一の機能を有する構成要素について同じ符号を付与すると共に、それらの詳細な説明を省略する。
図6に示すように、ミキシング装置200は、制御部210と、入力部220と、補間用データ格納部230と、係数格納部240と、演算制御セレクタ250と、乗算器140と、累積加算部150と、出力部260とを備える。
補間用データ格納部230は、第1のデータバッファ232と、第2のデータバッファ234と、第3のデータバッファ236の3つのバッファを有し、この3つのバッファは、データBに対して一つの補間データを求めるための3つのサンプルをそれぞれ格納する。
係数格納部240は、5つの係数バッファを有する。Aボリューム係数バッファ136は、データAのボリューム調整用の係数を格納しており、Bボリューム係数バッファ248は、データBのボリューム調整用の係数を格納している。第1の複合係数バッファ242は、データBの補間データを求めるために第1のデータバッファ232に格納されたサンプルに乗算する係数と、データBのボリューム調整用の係数とを乗算して得た値(以下第1の複合係数という)を格納しており、第2の複合係数バッファ244は、データBの補間データを求めるために第2のデータバッファ234に格納されたサンプルに乗算する係数と、データBのボリューム調整用の係数とを乗算して得た値(以下第2の複合係数という)を格納しており、第3の複合係数バッファ246は、データBの補間データを求めるために第3のデータバッファ236に格納されたサンプルに乗算する係数と、データBのボリューム調整用の係数とを乗算して得た値(以下第3の複合係数という)を格納している。
演算制御セレクタ250は、9入力2出力のセレクタであり、サンプルについては入力部220が入力したデータAのサンプルと、第1のデータバッファ232に格納されたサンプルと、第2のデータバッファ234に格納されたサンプル(第1のデータバッファ232に格納されたサンプルの次のサンプル)と、第3のデータバッファ236に格納されたサンプル(第2のデータバッファ234に格納されたサンプルの次のサンプル)の計4つのデータのうちの1つのデータを選択して乗算器140に出力し、係数については、Aボリューム係数バッファ136に格納されたAボリューム係数と、Bボリューム係数バッファ248に格納されたBボリューム係数と、3つの複合係数バッファにそれぞれ格納された複合係数の計5つの係数から1つを選択して乗算器140に出力する。
乗算器140と累積加算部150の説明はここで省略する。
制御部210は、例えばマイクロプロセッサで構成されるものであり、上記各機能ブロックの制御や、各種係数バッファにおける係数の設定を行う。ここで制御部210による演算制御セレクタ250と出力部260の制御を説明する。
制御部210は、「ミックス」と、「元のサンプルの入力」モードと、「補間モード」の3つの制御モードを有し、「補間モード」についてはさらに3つの補間ステップを有する。制御部210は、制御モードおよび補間ステップによって演算制御セレクタ250と出力部260に異なる処理を行わせる。「ミックス」は、データAとデータBのサンプルのミックスをするためのモードであり、「元のサンプルの入力」モードは、第2のデータバッファ234に格納されたデータBのサンプルを出力するモードであり、「補間モード」は、データBに対して補間サンプルを求めるためのモードである。
図7は、3つの制御モード毎に、演算制御セレクタ250と出力部260が制御部210の制御に従って行う処理を示す。
「ミックス」のとき、演算制御セレクタ250は、サンプルについては、入力部220から入力されたデータAのサンプルを出力し、係数については、Aボリューム係数バッファ136に格納されたAボリューム係数を出力する。また、この場合、出力部260は、データレジスタ154からのデータを、ミックスしたデータとして出力する。
「元のサンプルの入力」モードのとき、演算制御セレクタ250は、サンプルについては、第2のデータバッファ234に格納されたデータBのサンプルを出力し、係数については、Bボリューム係数バッファ248に格納されたBボリューム係数を出力する。また、この場合、出力部260は、データレジスタ154からの累積演算の結果を出力しない。
「補間モード」のとき、演算制御セレクタ250は、補間用データ格納部230の3つのデータバッファのうちの1つに格納されたサンプルと、3つの複合係数バッファのうちの、該1つのデータバッファに対応する複合係数バッファに格納された複合係数とを、補間のステップに応じた順で出力する。具体的には、ステップ1のときに、第1のデータバッファ232に格納されたサンプルと、第1の複合係数バッファ242に格納された複合係数とを出力し、ステップ2のときに、第2のデータバッファ234に格納されたサンプルと、第2の複合係数バッファ244に格納された複合係数とを出力し、ステップ3のときに、第3のデータバッファ236に格納されたサンプルと、第3の複合係数バッファ246に格納された複合係数とを出力する。また、この場合も、出力部260は、データレジスタ154からのデータを出力しない。
ミキシング装置200による処理の詳細を説明する。分かりやすいように、まず、図8と図9を参照してデータAのサンプリングレートがデータBのサンプリングレートの整数倍である場合について説明する。図8に示すように、処理の開始にあたって、制御部210は、補間用データ格納部230の各バッファをクリアする(S400)。
次に、制御部210は、係数格納部240における各係数バッファの係数を設定する(S402)。具体的には、制御部210は、Aボリューム係数バッファ136とBボリューム係数バッファ248にそれぞれAボリューム係数とBボリューム係数をそれぞれ設定し、第1の複合係数バッファ242〜第3の複合係数バッファ246に、データ補間用の各係数と、Bボリューム調整係数とを乗算して得た値をそれぞれ設定する。
続いて、制御部210は、データ出力回数jを0に設定すると共に、データレジスタ154をクリアする(S410)。このデータ出力回数jは、演算制御セレクタ250がデータBのサンプル(補間用データ格納部230のいずれかのデータバッファに格納されたデータ)を乗算器140に出力する回数をカウントするカウンタ値である。
そして、制御部210は、データ出力回数jをインクリメントし(S414)、インクリメントした後のデータ出力回数がサンプリングレート倍率に等しいか否かを確認する(S418)。
ここで、データ出力回数jがサンプリングレート倍率に等しい場合には(S418:Yes)、制御部210は、「元のサンプルの入力」モードの制御を行う(S420)。制御部210の制御に従って、演算制御セレクタ250は、第2のデータバッファ234に格納されたデータと、Bボリューム係数バッファ248に格納されたBボリューム係数を乗算器140に出力し、乗算器140は、演算制御セレクタ250からのデータと係数を乗算することによってデータBのボリュームを調整して加算器152に出力する(S420)。そして、制御部210は、データ出力回数jを0にリセットする(S428)。
一方、データ出力回数jがサンプリングレート倍率に等しくない場合には(S418:No)、制御部210は、「補間モード」の制御を行う(S430)。制御部210の制御に従って、演算制御セレクタ250は、データと係数の出力を行う。その結果、データBの補間およびボリューム調整が行われる(S434)。なお、ステップS434による処理の詳細については後述するが、この処理によって、データBの元のサンプル間に挿入する補間データが求められ、データレジスタ154に格納される。
次いで、制御部210は、制御モードを「ミックス」に切り換える(S440、S244)。これにより、演算制御セレクタ250は、入力部220から入力されたデータAのサンプルと、Aボリューム係数バッファ136に格納されたAボリューム係数を出力する。その結果、乗算器140により、データAのサンプルと、Aボリューム係数が乗算されることによって、データAのサンプルのボリュームが調整される(S442)。
このとき、データレジスタ154から加算器152にフィードバックしたものがサンプリングレート変換後のデータBのサンプル値(データBのサンプル値または補間データ)であり、加算器152により、乗算器140からの、ボリューム調整後のデータAのサンプル値と、データレジスタ154からのフィードバックとが加算され、データAとデータBがミックスされる(S450)。
また、制御モードが「ミックス」であるため、出力部260は、データレジスタ154の出力すなわちミックス結果を外部に出力する(S460)。
ステップS410からの上記処理は、入力部220へ入力されるデータが終了するまで行われる。
図9は、ステップS434における補間およびボリューム調整の詳細を示す。図示のように、制御部210は、まず、制御モードにおける補間ステップ1の制御を行う(S500)。演算制御セレクタ250は制御部210の制御に従って第1のデータバッファ232に格納されたデータBのサンプルと、第1の複合係数バッファ242に格納された第1の複合係数とを出力する。その結果、データレジスタ154におけるデータは「データレジスタ154に格納されたデータ+第1のデータバッファ232のデータ×第1の複合係数」に更新される(S502)。
次に制御部210は、制御モードにおける補間ステップ2の制御を行い(S504)、演算制御セレクタ250は制御部210の制御に従って第2のデータバッファ234に格納されたデータBのサンプルと、第2の複合係数バッファ244に格納された第2の複合係数とを出力する。その結果、データレジスタ154におけるデータは「データレジスタ154に格納されたデータ+第2のデータバッファ234×第2の複合係数」に更新される(S506)。
そして、制御部210は、制御モードにおける補間ステップ3の制御を行い(S508)、演算制御セレクタ250は制御部210の制御に従って第3のデータバッファ236に格納されたデータBのサンプルと、第3の複合係数バッファ246に格納された第3の複合係数とを出力する。その結果、データレジスタ154におけるデータは「データレジスタ154に格納されたデータ+第3のデータバッファ236×第3の複合係数」に更新される(S510)。
ステップS510により得られたデータ値は、データBの、ボリューム調整された補間データであり、その後、図8に示すステップS440からの処理によって、ボリューム調整されたデータAのサンプルとミックスされる。
このように、本実施の形態のミキシング装置200によれば、補間によってデータBのサンプリングレートを変換する際に、補間用の係数と、データBのボリュームを調整する係数とを乗算して得た複合係数を補間に用いることによって、データBのサンプリングレートの変換とボリュームの調整とを同時に行うことができ、図1に示すミキシング装置100と同様の効果を得ることができる。
なお、データAとデータBのサンプリングレート倍率が整数ではない場合には、まず、データBのサンプリングレートを、データAのサンプリングレートより大きく、かつデータBのサンプリングレートの整数倍のサンプリングレートに変換するように補間データを求めながら、「元のサンプルの入力」モードの際には、データBの最終的なサンプリングレートがデータAのサンプリングレートと同一になることを条件に第2のデータバッファ234に格納されたサンプルを間引きしながら出力する。これについて図10と図11を参照して説明する。
図10は、データAとデータBのサンプリングレート倍率が整数(例として2)である場合において、元の入力データ(データB)とサンプリングレート変換後のデータBにおけるサンプルの位置関係を示す。図中黒丸は、データBの元のサンプルを示し、白丸は、データBのサンプリングレートを2倍に変換するように求められた補間サンプルである。図示のように、この場合、データBのすべての元のサンプルが、サンプリングレート変換後のデータに存在している。
図11は、データAとデータBのサンプリングレート倍率が整数ではないここでは例として1.5である場合において、データBとサンプリングレート変換後のデータBにおけるサンプルの位置関係を示す。図示のように、データBの元のサンプルが、2つに1つの割合で間引きされながらサンプリングレート変換後のデータに存在するようになっている。その結果、データBのサンプリングレートが1.5倍になる。これを実現するための具体的な手法については、ミキシング装置100において用いられた手法と同じ手法を用いればよく、ここで詳細な説明を省略する。
このように、本実施の形態のミキシング装置200は、ミキシング装置100と同様に、複数のデジタルオーディオデータのサンプリングレート倍率が整数ではない場合においても、小さな回路規模と軽い演算負荷でミキシングすることができる。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、さまざまな変更、増減を加えてもよい。これらの変更、増減が加えられた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、ミキシング装置100において、演算制御セレクタ138により乗算器140に出力するサンプルと係数を選択している。たとえば、図12に示すように、演算制御セレクタ138の代わりとなる2つの演算制御セレクタ138aと138bを用い、演算制御セレクタ138aによりサンプルを選択し、演算制御セレクタ138bにより係数を選択するようにしてもよい。ミキシング装置200についても同様である。
また例えば、ミキシング装置200は、データBのサンプリングレートを変換する際に、一例として、データBの元の3つのサンプルを用いて補間サンプルを求めている。補間サンプルを求める演算が、複数の元のサンプルと、それぞれのサンプルに対応する補間係数との積和演算であれば、本発明を適用することができ、補間サンプルを求める際に使用される元のサンプルの数は3に限られることがない。
また、ミキシング装置100とミキシング装置200は、2つのオーディオデータをミキシングするものであるが、本発明の技術は、3以上の任意の数のオーディオデータをミキシングする装置にも適用することができる。
また、本発明の技術は、オーディオデータに限らず、ミキシングする際にそれぞれのボリュームの調整を行う必要があるいかなる種類のデータのミキシング処理にも適用することができる。
本発明の第1の実施の形態にかかるミキシング装置を示す図である。 図1に示すミキシング装置における制御部の制御内容を説明するための図である。 図1に示すミキシング装置の処理を示すフローチャートである(その1)。 図1に示すミキシング装置の処理を示すフローチャートである(その2)。 図1に示すミキシング装置の処理を示すフローチャートである(その3)。 本発明の第2の実施の形態にかかるミキシング装置を示す図である。 図6に示すミキシング装置における制御部の制御内容を説明するための図である。 図6に示すミキシング装置の処理を示すフローチャートである(その1)。 図6に示すミキシング装置の処理を示すフローチャートである(その2)。 サンプリングレートの変換倍率が整数倍であるときにサンプリングレート変換前後のデータにおけるサンプルの位置を比較する図である。 サンプリングレートの変換倍率が整数倍ではないときにサンプリングレート変換前後のデータにおけるサンプルの位置を比較する図である。 本発明の他の実施の形態にかかるミキシング装置を示す図である。 背景技術を説明するための図である。
符号の説明
110 制御部 120 入力部
130 データ/係数格納部 132 変換用データバッファ
134 FIRフィルタ複合係数バッファ 136 Aボリューム係数バッファ
138 演算制御セレクタ 140 乗算器
150 累積加算部 152 加算器
154 データレジスタ 160出力部
200 ミキシング装置 210 制御部
220 入力部 230 補間用データ格納部
232 第1のデータバッファ 234 第2のデータバッファ
236 第3のデータバッファ 240 係数格納部
242 第1の複合係数バッファ 244 第2の複合係数バッファ
246 第3の複合係数バッファ 248 Bボリューム係数バッファ
250 演算制御セレクタ 260 出力部

Claims (8)

  1. 第1のサンプリングレートを有するデジタルAと、前記第1のサンプリングレートより低い第2のサンプリングレートを有するデータBとをミキシングするミキシング装置において、
    前記データBにおける最新の複数のサンプルと、挿入信号に応じて前記複数のサンプル間に挿入され、前記第1のサンプリングレートと前記第2のサンプリングレートの比に応じた個数の挿入値とを変換用サンプルとしてシフトしながら格納するデータ格納部と、
    前記データ格納部に格納された複数の前記変換用サンプルと積和演算されることによって、サンプリングレートが前記第1のサンプリングレートに変換された後にデータBにおけるサンプルを得ることができる複数の変換係数に、前記データBのボリュームを調整するためのBボリューム係数を乗算して得た複数の複合係数を格納する係数格納部と、
    前記データ格納部に格納された複数の前記変換用サンプルのうちの1つの変換用サンプルと、該変換用サンプルに対応し、前記係数格納部に格納された前記複数の複合係数のうちの1つの複合係数とからなるサンプル/係数ペアを出力するものであって、前記積和演算の次数に応じた数の前記サンプル/係数ペアを順次出力する第1の出力処理を行う演算制御セレクタと、
    前記演算制御セレクタから出力されたサンプル/係数ペアを乗算する乗算器と、
    該乗算器の結果を累積加算する累積加算部と、
    前記挿入信号を生成して前記データ格納部に供する制御部とを備えることを特徴とするミキシング装置。
  2. 前記変換係数は、FIR(Finite Impulse Response)フィルタ係数であることを特徴とする請求項1に記載のミキシング装置。
  3. 前記挿入値は、0値であることを特徴とする請求項1または2に記載のミキシング装置。
  4. 前記累積加算部の結果を外部に出力するミックス結果出力部とさらに備え、
    前記係数格納部は、前記データAのボリュームを調整するためのAボリューム係数をさらに格納するものであり、
    前記演算制御セレクタは、与えられた制御信号が「サンプリングレートの変換」を示すときに前記第1の処理を行い、前記制御信号が「ミックス」を示すときに、前記データAにおける最新のサンプルと、前記係数格納部に格納された前記Aボリューム係数とからなるサンプル/係数ペアを出力する第2の出力処理を行うものであり、
    前記制御部は、「サンプリングレートの変換」と「ミックス」を示す前記制御信号を生成して交互に前記演算制御セレクタと前記ミックス結果出力部に供するものであり、
    前記ミックス結果出力部は、前記制御信号が「ミックス」を示すことを条件に前記累積加算部の結果を出力することを特徴とする請求項1に記載のミキシング装置
  5. 前記第1のサンプリングレートと前記第2のサンプリングレートの比が整数ではない場合において、
    前記係数格納部に格納された前記複合係数は、前記第2のサンプリングレートの整数倍でありかつ前記第1のサンプリングレート以上の中間サンプリングレートに前記データBのサンプリングレートを変換するように設定されたものであり、
    前記制御部は、前記中間サンプリングレートと前記第2のサンプリングレートに応じた個数の前記挿入値が挿入されるように前記挿入信号を生成すると共に、前記第1の処理が実行される頻度が前記第1のサンプリングレートに合致するように「サンプリングレートの変換」を示す制御信号を前記演算制御セレクタに供する回数を間引きすることを特徴とする請求項4に記載のミキシング装置。
  6. 第1のサンプリングレートを有するデジタルAと、前記第1のサンプリングレートより低い第2のサンプリングレートを有するデータBとをミキシングするミキシング装置において、
    前記データBにおける最新の複数のサンプルをシフトしながら格納するデータ格納部と、
    前記第1のサンプリングレートと前記第2のサンプリングレートの比に応じて決められた複数の補間係数であって、前記データ格納部に格納された前記複数のサンプルと積和演算されることによって、前記データBのサンプリングレートを前記第1のサンプリングレートに変換するための、前記複数のサンプル間に挿入される補間サンプルを求めることができる前記複数の補間係数に、前記データBのボリュームを調整するためのBボリューム係数を乗算して得た複数の複合係数と、前記Bボリューム係数とを格納する係数格納部と、
    与えられた制御信号が「元のサンプルの出力」を示すときに、前記データ格納部に格納された前記複数のサンプルのうちの所定のサンプルと、前記係数格納部に格納された前記Bボリューム係数とを出力する第1の出力処理を行う一方、前記制御信号が「補間サンプルの生成」を示すときに、前記複数のサンプルを1つずつ順次に、該サンプルと対応した、前記係数格納部に格納された前記複数の複合係数のうちの1つの複合係数と共に出力する第2の出力処理を行う演算制御セレクタと、
    前記演算制御セレクタから出力されたサンプル/係数ペアを乗算する乗算器と、
    該乗算器の結果を累積加算する累積加算部と、
    前記制御信号を生成して前記演算制御セレクタに供する制御部とを備えることを特徴とするミキシング装置。
  7. 前記累積加算部の結果を外部に出力するミックス結果出力部をさらに備え、
    前記係数格納部は、前記データAのボリュームを調整するためのAボリューム係数をさらに格納するものであり、
    前記演算制御セレクタは、前記制御信号が「ミックス」を示すときに、前記データAにおける最新のサンプルと、前記係数格納部に格納された前記Aボリューム係数とを出力する第3の出力処理を行うものであり、
    前記制御部は、「元のサンプルの出力」および「補間サンプルの生成」の制御信号を前記演算制御セレクタに与える度に、与えた前記制御信号に続いて「ミックス」を示す制御信号を生成して前記演算制御セレクタと前記ミックス結果出力部に供するものであり、
    前記ミックス結果出力部は、前記制御信号が「ミックス」を示すことを条件に前記累積加算部の結果を出力することを特徴とする請求項6に記載のミキシング装置。
  8. 前記第1のサンプリングレートと前記第2のサンプリングレートの比が整数ではない場合において、
    前記係数格納部に格納された前記複合係数は、前記第2のサンプリングレートの整数倍でありかつ前記第1のサンプリングレートより大きい中間サンプリングレートに前記データBのサンプリングレートを変換するように設定されたものであり、
    前記制御部は、前記第1の出力処理が実行される頻度と前記第2の出力処理が実行される頻度の和が前記第1のサンプリングレートに合致するように、「元のサンプルの出力」を示す制御信号を前記演算制御セレクタに供する回数を間引きすることを特徴とする請求項7に記載のミキシング装置。
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