JP2009003771A - プロジェクト構築支援プログラム及びプロジェクト構築支援システム - Google Patents

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文昭 河野
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Abstract

【課題】新規プロジェクトの構築に際しての新規テンプレートの作成をコンピュータの利用により効率よく行うことでプロジェクトの構築を容易になし得るプロジェクト構築支援プログラム及びプロジェクト構築支援システムを提供する。
【解決手段】パーソナルコンピュータからなるプロジェクト管理装置が有する表示部にはエクセル画面からなる処理画面40が表示され、その処理画面40上には複数のエクセルファイル41,42,43の各データ内容が入力手段の操作に基づき加工処理可能な表示態様で貼付け表示されている。これらの各エクセルファイル41,42,43は編集処理が簡単なCSVファイル形式で各データ内容が定義されている。そのため、エクセルファイル41及びエクセルファイル42に定義された各選択テンプレートTempA,TempBの各データ内容を利用してエクセルファイル43に新規テンプレートを容易に作成できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数の作業項目情報を含んだテンプレートが作成されるプロジェクトの構築をコンピュータの利用により支援するためのプロジェクト構築支援プログラム及びプロジェクト構築支援システムに関する。
一般に、企業内では企業ニーズに沿った幾つかのプロジェクトが構築される。こうしたプロジェクトは、複数の作業項目からなり、各作業項目は項目毎に所要工数や期間が設定されて時系列的にテンプレートに表される。新規プロジェクトが構築される場合には、こうしたテンプレートが作成されるが、その作成にあたり予めデータベースに蓄積されている過去のプロジェクトであって且つ今回のプロジェクトに類似したプロジェクトのテンプレートを参考にすれば、新規プロジェクトの構築に便利である。
そこで、例えば特許文献1に示すように、予めデータベースに蓄積された過去における類似プロジェクトのテンプレートを参考にして今回のプロジェクトの新規テンプレートを作成するようにした技術が提案されている。すなわち、この特許文献1では、データベースから類似プロジェクトのテンプレートが参考テンプレートとして選択されると、その参考テンプレートが表示手段の画面上に表示されるようになっている。そして、その表示された参考テンプレートにおける作業項目情報(作業項目の項目名や工数及び期間など)が今回のプロジェクトに適合した作業項目情報に変更されたり、また、必要に応じて追加・削除がされたりすることによって、その参考テンプレートが新規プロジェクト用の新規テンプレートに改変されて登録されるようになっている。
特開2005−338968号公報
ところで、新規プロジェクトのテンプレートを作成する際において、参考にしたい過去におけるテンプレートは一つだけとは限らない。しかしながら、特許文献1の技術では、そうした幾つかある過去のテンプレートのうちから任意の一つしか選択できない構成になっている。そして、選択された一つの参考テンプレートの内容を表示手段の画面上に表示させ、その画面上で今回のプロジェクトに適合した新規テンプレートとなるように作業項目情報の変更・追加・削除の手入力作業を行って新規テンプレートを作成するようにしている。
そのため、今回のプロジェクトに作業項目数が多く含まれる場合は、参考テンプレートとして読み出した一つのテンプレートに対する変更・追加・削除に係る手入力作業が増加してしまい、新規テンプレートの作成作業が煩雑になり、その結果、新規プロジェクトの構築が面倒になるという問題があった。
本発明は、こうした事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、新規プロジェクトの構築に際しての新規テンプレートの作成をコンピュータの利用により効率よく行うことでプロジェクトの構築を容易になし得るプロジェクト構築支援プログラム及びプロジェクト構築支援システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、プロジェクト構築支援プログラムに係る請求項1に記載の発明は、複数の作業項目情報を含んだテンプレートが作成されるプロジェクトの構築をコンピュータの利用により支援するためにコンピュータに所定の機能を発揮させるプロジェクト構築支援プログラムにおいて、コンピュータを、複数のプロジェクトに各々対応した複数のテンプレートであって対応するプロジェクトに関する作業項目情報を各々含んでなる複数のテンプレートを、該各テンプレートが記憶されたテンプレート記憶手段から読み出すテンプレート読み出し手段と、該テンプレート読み出し手段により読み出された前記各テンプレートのうち少なくとも2つのテンプレートを入力手段の操作に基づく前記作業項目情報の加工処理を可能とする処理画面上に表示する処理画面表示手段と、該表示手段の前記処理画面上において前記入力手段の操作に従い前記少なくとも2つのテンプレートの各作業項目情報を利用した新規テンプレートを作成するテンプレート作成手段として機能させることを特徴とする。
この発明によれば、処理画面表示手段の処理画面上において、テンプレート作成手段が入力手段の操作に基づき、その処理画面上に表示された少なくとも2つのテンプレートの各作業項目情報を利用して、今回のプロジェクトに適合した作業項目情報を含んだ新規テンプレートを簡便に作成することができるようになる。したがって、プロジェクトの構築に際しての新規テンプレートの作成をコンピュータの利用により効率よく行うことができ、プロジェクトの構築を容易になし得る。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプロジェクト構築支援プログラムにおいて、前記コンピュータを、更に、前記テンプレート読み出し手段により読み出された前記各テンプレートを前記処理画面とは異なる選択画面上に前記入力手段の操作に基づき選択可能とする表示態様で表示する選択画面表示手段と、該表示手段の前記選択画面上において前記入力手段の操作に基づき選択されたテンプレートを一時記憶手段に一時記憶させた後に該一時記憶手段から読み出して前記処理画面上に表示させる表示制御手段として機能させることを特徴とする。
この発明によれば、テンプレート読み出し手段により読み出された複数のテンプレートが選択画面表示手段の選択画面上に選択可能に表示され、選択されたテンプレートは一時記憶手段を経由して処理画面上に表示される。そのため、新規テンプレートの作成に利用可能なテンプレートを選択画面上で選択することにより、新規テンプレートの作成効率を向上することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のプロジェクト構築支援プログラムにおいて、前記選択画面表示手段は、前記選択画面上に選択可能に表示された各テンプレートのうち前記入力手段の操作に基づき選択対象とされたテンプレートに含まれる作業項目情報を前記選択画面上に設けられたテンプレート詳細欄に表示可能とされ、前記表示制御手段は、前記選択対象とされたテンプレートが前記入力手段の操作に基づき選択確定のテンプレートとされた場合に該テンプレートを前記処理画面上に表示させることを特徴とする。
この発明によれば、選択画面上に選択可能に表示された各テンプレートのうち入力手段の操作に基づき選択対象としたテンプレートの作業項目情報をテンプレート詳細欄の表示により確認でき、その選択対象としたテンプレートは入力手段の操作に基づき選択確定とされた場合に処理画面上に表示されるようになる。したがって、新規テンプレートの作成に利用するテンプレートを、そのテンプレートの作業項目情報を確認した上で、処理画面上に表示させることができるので、今回のプロジェクトに係る新規テンプレートの作成に利用価値の高いテンプレートを効率よく選択できるようになる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のプロジェクト構築支援プログラムにおいて、前記選択画面表示手段は、前記選択画面上の前記テンプレート詳細欄に前記テンプレートの作業項目情報を表示する場合、該テンプレートの作業項目情報を前記入力手段の操作に基づき加工処理可能とする表示態様で表示することを特徴とする。
この発明によれば、選択画面上で選択したテンプレートの作業項目情報を入力手段の操作に基づく少しの手入力による加工処理で新規テンプレートを作成できるような場合には処理画面表示手段の処理画面上での加工処理を経ることなく選択画面表示手段の選択画面上において簡便に新規テンプレートの作成をすますことができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のプロジェクト構築支援プログラムにおいて、前記コンピュータに、更に、前記画面上において前記入力手段の操作に基づく加工処理により新規に作成された新規テンプレートを前記入力手段の操作に基づき前記テンプレート記憶手段に登録するテンプレート登録手段として機能させることを特徴とする。
この発明によれば、新規プロジェクトのテンプレートとして作成した新規テンプレートをテンプレート登録手段によりテンプレート記憶手段に登録して記憶させることにより、そのテンプレートを次回の新規プロジェクトのためのテンプレート作成にも利用することができるようになる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載のプロジェクト構築支援プログラムにおいて、前記テンプレートは、該テンプレートに含まれる作業項目情報がCSVファイル形式で定義されていることを特徴とする。
この発明によれば、テンプレートに含まれる作業項目情報は、編集作成が簡単にできるCSVファイル形式で定義されているため、新規プロジェクトのためのテンプレート作成作業を容易に行うことができる。
また、プロジェクト構築支援システムに係る請求項7に記載の発明は、複数の作業項目情報を含んだテンプレートが作成されるプロジェクトの構築を支援するためのプロジェクト構築支援システムにおいて、複数のプロジェクトに各々対応した複数のテンプレートであって対応するプロジェクトに関する作業項目情報を各々含んでなる複数のテンプレートを、該各テンプレートが記憶されたテンプレート記憶手段から読み出すテンプレート読み出し手段と、該テンプレート読み出し手段により読み出された前記各テンプレートのうち少なくとも2つのテンプレートを入力手段の操作に基づく前記作業項目情報の加工処理を可能とする処理画面上に表示する処理画面表示手段と、該表示手段の前記処理画面上において前記入力手段の操作に従い前記少なくとも2つのテンプレートの各作業項目情報を利用した新規テンプレートを作成するテンプレート作成手段とを備えたことを特徴とする。そして、この発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏し得る。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のプロジェクト構築支援システムにおいて、前記テンプレート読み出し手段により読み出された前記各テンプレートを前記処理画面とは異なる選択画面上に前記入力手段の操作に基づき選択可能とする表示態様で表示する選択画面表示手段と、該表示手段の前記選択画面上において前記入力手段の操作に基づき選択されたテンプレートを一時記憶手段に一時記憶させた後に該一時記憶手段から読み出して前記処理画面上に表示させる表示制御手段とを更に備えたことを特徴とする。そして、この発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の作用効果を奏し得る。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のプロジェクト構築支援システムにおいて、前記選択画面表示手段は、前記選択画面上に選択可能に表示された各テンプレートのうち前記入力手段の操作に基づき選択対象とされたテンプレートに含まれる作業項目情報を前記選択画面上に設けられたテンプレート詳細欄に表示可能とされ、前記表示制御手段は、前記選択対象とされたテンプレートが前記入力手段の操作に基づき選択確定のテンプレートとされた場合に、該テンプレートを前記処理画面上に貼り付け表示することを特徴とする。そして、この発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の作用効果を奏し得る。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のプロジェクト構築支援システムにおいて、前記選択画面表示手段は、前記選択画面上の前記テンプレート詳細欄に前記テンプレートの作業項目情報を表示する場合、該テンプレートの作業項目情報を前記入力手段の操作に基づき加工処理可能とする表示態様で表示することを特徴とする。そして、この発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の作用効果を奏し得る。
また、請求項11に記載の発明は、請求項7〜請求項10のうち何れか一項に記載のプロジェクト構築支援システムにおいて、前記画面上において前記入力手段の操作に基づく加工処理により新規に作成された新規テンプレートを前記入力手段の操作に基づき前記テンプレート記憶手段に登録するテンプレート登録手段として機能させることを特徴とする。そして、この発明によれば、請求項5に記載の発明と同様の作用効果を奏し得る。
また、請求項12に記載の発明は、請求項7〜請求項11のうち何れか一項に記載のプロジェクト構築支援システムにおいて、前記テンプレートは、該テンプレートに含まれる作業項目情報がCSVファイル形式で定義されていることを特徴とする。そして、この発明によれば、請求項6に記載の発明と同様の作用効果を奏し得る。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクト構築支援システム11は、プロジェクト構築支援プログラムを実行するパーソナルコンピュータ等からなるプロジェクト管理装置12と、該プロジェクト管理装置12がプロジェクト構築支援プログラムを実行する際に使用する各種の情報を蓄積したプロジェクト情報蓄積データベース13とを備えている。プロジェクト情報蓄積データベース13は、テンプレートデータベース(DB)14と、プロジェクトデータベース(DB)15と、システムデータベース(DB)16を有しており、それら各データベース(DB)14〜16はインターネットやイントラネット等の通信ネットワーク17を介してプロジェクト管理装置12に接続されている。なお、前記各データベース(DB)14〜16はプロジェクト管理装置12の内部に格納された構成(すなわち、スタンドアローン版システム)とすることも可能である。
テンプレートデータベース(DB)14には、過去における複数のプロジェクトに各々対応した複数のテンプレート(TempA,TempB,TempC…)が蓄積記憶されており、この点でテンプレートデータベース(DB)14はテンプレート記憶手段として機能している。図2に示すように、各テンプレートは対応するプロジェクトにおける複数の作業項目情報を含んでおり、それらの各作業項目情報がCSV(Comma Separated Values)ファイル形式で定義されている。
なお、CSVファイル形式とは、文字や文字コードがカンマにより区切られて管理されたファイル形式であり、例えば、エクセル、ワード、テキストエディター等の各ファイル形式の保存データを管理するものとして知られている。このように、エクセル等のファイル形式であるCSVファイル形式は、コンピュータを使用しての文書作成・編集処理において、特別な知識・技術を持っていなくても、一般的な知識・技術を持っているならば、誰もが簡単に操作できるファイル管理形式である。そのため、このCSVファイル形式でテンプレートに含まれる各作業項目情報をデータベースに蓄積管理しておけば、その蓄積管理された各種データを、プロジェクト管理装置12を使用して簡単に加工処理することが可能となる。本実施形態では、こうしたCSVファイル形式のうち、エクセルファイル形式でテンプレートの作業項目情報が記憶管理されている。
ここで、テンプレートの具体的内容について説明する。
例えば、図2に示すテンプレート(TempA)は、No.1〜No.10まで時系列的に並べられた10の作業項目情報を含んでいる。そして、そのテーマ名の欄には、各作業項目名(「要件定義」〜「出荷」)がプロジェクト進行過程での実行順に設定されている。また、テーマ名の欄の右隣にはテーマ内容の欄が設けられ、そのテーマ内容の欄には、各作業項目の作業内容(「要件を定義する」〜「出荷する」)が作業項目毎に説明記載されている。
さらに、テーマ内容の欄の右隣にはオフセットの欄が設けられ、そのオフセットの欄には、最も重要な作業項目とされる「出荷」の実行期日を「0」とした場合における、その「出荷」という作業項目の実行期日に対する他の作業項目の実行期日のオフセット日数(相対的日数)が作業項目毎に設定されている。例えば、時系列的に最初に実行される「要件定義」という作業項目は「出荷」という作業項目が実行される期日よりも120日前の期日に開始される旨の設定がされている。また、時系列的に最後に実行される「データ照合」という作業項目は「出荷」という作業項目が実行された期日から5日後の期日に開始される旨の設定がされている。そして、オフセット欄の右隣には期間の欄が設けられ、この期間の欄には、各作業項目の実行にかかる所要日数(所要工数)が作業項目毎に設定されている。
また、プロジェクトデータベース(DB)15にはテンプレートデータベース(DB)14に記憶されている各テンプレート(TempA,TempB,TempC…)と各別に対応する複数のプロジェクトに関するプロジェクト情報(PJ1,PJ2,PJ3…)が蓄積記憶されている。なお、プロジェクト情報は、そのプロジェクトの運用開始期日、そのプロジェクトの管理責任者の氏名、そのプロジェクト用に作成されたテンプレートのテンプレート名などを含んだデータ構成をしている。
また、システムデータベース(DB)16にはシステム使用者情報及び実稼動日情報等が蓄積記憶されている。すなわち、システム使用者情報は、プロジェクト管理装置12を使用してプロジェクト構築支援システム11を稼動させることが許可されている者の氏名等を含んだデータ構成をしている。また、実稼動日情報は、各テンプレートに含まれる各作業項目を実行する場合の実行期日を特定するためのカレンダー情報などを含んだデータ構成をしている。
一方、プロジェクト管理装置12は、CPU(Central Processing Unit)18、ROM(Read Only Memory)19、RAM(Random Access Memory)20、HDD(Hard Disk Drive)21、グラフィック処理部22、入力I/F23、通信I/F24等により構成され、これらがバス25を介して相互に接続されている。ここで、CPU18は、ROM19やHDD21等に格納されている各種のプログラム及びデータに基づき、プロジェクト構築支援システム11全体を制御する。
ROM19には、プロジェクト管理装置12の稼動時にCPU18が実行する基本的なプログラムやデータが格納されている。また、RAM20には、CPU18が実行途中の各種プログラムや、演算途中のデータ等が記憶される。なお、RAM20の一部領域は、一時記憶手段として機能するクリップボード領域とされている。また、HDD21には、プロジェクト管理装置12を稼動させるためのオペレーションプログラム、プロジェクト構築支援プログラムを含む各種のアプリケーションプログラム、及びその他各種のデータ等が格納されている。
グラフィック処理部22には、表示装置としてのディスプレイ27が接続されており、ディスプレイ27はグラフィック処理部22を介したCPU18の表示制御に基づき各種の表示情報を表示部27a上に表示する。また、入力I/F23には、マウス26a及びキーボード26b等からなる入力手段26が接続されており、入力I/F23はプロジェクト管理装置12の使用者による入力手段26の操作内容をCPU18にバス25を介して伝送する。さらに、通信I/F24は、通信ネットワーク17を介してプロジェクト情報蓄積データベース13や他のユーザ端末28と接続され、それらとの間で情報通信を行う。
次に、以上のように構成された本実施形態のプロジェクト構築支援システム11におけるプロジェクト管理装置12のCPU18が実行する各制御処理のうちテンプレート作成処理ルーチンについて図4に示すフローチャートに基づき以下説明する。
さて、CPU18は、プロジェクト構築支援プログラムが立ち上げられると、ステップS11において、ディスプレイ27の表示部27aに入力画面(図示略)を表示させる。この入力画面は、プロジェクト管理装置12の使用者に対して使用者ID等の使用者識別情報の入力を促す画面であって、この入力画面に使用者識別情報が入力されると、CPU18は、通信I/F24及び通信ネットワーク17を介してプロジェクト情報蓄積データベース13のシステムデータベース(DB)16からシステム使用者情報を取得する。
そして、CPU18は、ステップS12において、入力画面に入力された使用者識別情報と、システムデータベース(DB)16から取得したシステム使用者情報とを比較することにより、プロジェクト構築支援プログラムを立ち上げた今回の装置使用者が予め設定された本システムの使用許可者であるか否かを判定する。このステップS12の判定結果が否定判定(NO)である場合、CPU18は、その装置使用者はプロジェクト管理装置12を使用しての新規テンプレートの作成を許可された使用許可者でないと判断し、今回のテンプレート作成処理ルーチンを一旦終了する。
一方、ステップS12の判定結果が肯定判定(YES)である場合、CPU18は、次のステップS13に移行する。そして、CPU18は、通信I/F24及び通信ネットワーク17を介してプロジェクト情報蓄積データベース13のテンプレートデータベース(DB)14から該テンプレートデータベース(DB)14に蓄積記憶されている過去における複数のプロジェクトに各々対応した複数のテンプレート(TempA,TempB,TempC…)を読み出す。この点で、CPU18は、複数のテンプレートをテンプレート記憶手段としてのテンプレートデータベース(DB)14から読み出すテンプレート読み出し手段として機能する。
そして、次のステップS14において、CPU18は、読み出した複数のテンプレートをディスプレイ27の表示部27aに表示させる。このとき、ディスプレイ27の表示部27aには、図5に示す選択画面30が表示される。この選択画面30は、テンプレート編集ダイアログと名付けられた画面であり、その画面の中央上部にはプルダウン表示方式のテンプレート選択窓31が設けられている。すなわち、CPU18によりテンプレートデータベース(DB)14から読み出された複数のテンプレートは、テンプレート選択窓31の右端に設けられたスクロールボタン32がクリックされることによりマウス26aの操作に基づき選択対象として選択可能な表示態様に一覧表示される。この点で、CPU18は、テンプレートデータベース(DB)14から読み出された複数のテンプレートを入力手段26の操作に基づき選択可能とする表示態様で選択画面30上に表示する選択画面表示手段として機能する。
また、図5に示すように、選択画面30上においてテンプレート選択窓31の下方にはテンプレート詳細欄33が設けられている。このテンプレート詳細欄33の中央上部には前記テンプレート選択窓31においてクリック操作により選択対象として表示された一つのテンプレート(図5ではテンプレートTempA)の名称を表示するテンプレート名称窓34が設けられている。そして、このテンプレート名称窓34に選択対象として表示された一つのテンプレートに具体的に含まれる複数の作業項目情報が、テンプレート名称窓34の下方に設けられた作業項目情報の表示領域に一覧表示されるようになっている。
さらに、図5に示すように、選択画面30には、テンプレート詳細欄33におけるテンプレートの作業項目情報の表示領域とテンプレート名称窓34との間に、クリップボードへコピー(以下、「コピー」と略称する。)ボタン35と、クリップボードから貼付け(以下、「貼付け」と略称する。)ボタン36が横並びに設けられている。また、選択画面30の上部においてテンプレート選択窓31の右側には、新規ボタン37と削除ボタン38が横並びに設けられている。さらに、選択画面30におけるテンプレート詳細欄33の右下隅には保存ボタン39が設けられている。
コピーボタン35は、選択対象とされたテンプレートの内容(つまり、作業項目情報)をテンプレート詳細欄33の表示により確認の上、そのテンプレートを新規テンプレートの作成に利用するテンプレートとして選択確定する場合にマウス26aの操作に基づいてクリックされるボタンである。このコピーボタン35がクリック操作された場合、CPU18は、その時点でテンプレート詳細欄33に表示されているテンプレートの内容を一時記憶手段として機能するクリップボードに一時記憶させるようになっている。
貼付けボタン36は、クリップボードに一時記憶されているテンプレートの内容をテンプレート詳細欄33に貼付ける場合にマウス26aの操作に基づいてクリックされるボタンである。この貼付けボタン36がクリック操作された場合、CPU18は、その時点でクリップボードに一時記憶されているテンプレートの内容(作業項目情報)をテンプレート詳細欄33におけるテンプレートの作業項目情報の表示領域に貼付け(上書き)表示させるようになっている。
また、新規ボタン37は、テンプレート選択窓31に一覧表示された各テンプレートを参考にすることなく、全く新規にテンプレート詳細欄33において新規プロジェクト用のテンプレートを作成しようとする場合にマウス26aの操作に基づいてクリックされるボタンである。この新規ボタン37がクリック操作された場合、CPU18は、テンプレート選択窓31及びテンプレート名称窓34を空白表示にさせると共に、テンプレート詳細欄33の作業項目情報の表示領域を新規テンプレートのための作業項目情報の新規入力を促すべく空白状態に表示させるようになっている。
また、削除ボタン38は、テンプレート選択窓31に一覧表示された各テンプレートのうち今後において蓄積記憶しておくことが不要と判断されるテンプレートを削除する場合にマウス26aの操作に基づいてクリックされるボタンである。この削除ボタン38がクリック操作された場合、CPU18は、その時点でテンプレート選択窓31に選択状態で表示されているテンプレートをテンプレート選択窓31から削除すると共に、その削除したテンプレートについてプロジェクト情報蓄積データベース13のテンプレートデータベース(DB)14から削除するようになっている。
また、保存ボタン39は、選択画面30のテンプレート詳細欄33における表示内容によって作業項目情報が確認されたテンプレートを保存しようとする場合にマウス26aの操作に基づいてクリックされるボタンである。この保存ボタン39がクリック操作されると、CPU18は、その時点でテンプレート詳細欄33に表示されているテンプレートをプロジェクト情報蓄積データベース13のテンプレートデータベース(DB)14に新規テンプレートとして蓄積記憶するようになっている。なお、この場合、新規テンプレートはテンプレート名称窓34に名称を特定する入力がなされた後、テンプレートデータベース(DB)14に蓄積記憶される。
再び図4のフローチャートに戻り、ステップS14において、テンプレート詳細欄33に表示された一つのテンプレートが、コピーボタン35のクリック操作により選択確定のテンプレートとされると、ステップS15において、CPU18は、その選択確定されたテンプレートをクリップボードに一時記憶させる。そして、次のステップS16で、CPU18は、ディスプレイ27の表示部27aに、図5に示した選択画面30とは画面態様が異なる図6に示すような処理画面40を表示させ、続けてステップS17において、該処理画面40上にクリップボードに一時記憶されている選択確定のテンプレートを貼付け表示する。また、その状態において、入力手段26により画面切替えの操作がなされた場合(ステップS18でYESの場合)、CPU18は、その処理をステップS14に戻して再び選択画面30をディスプレイ27の表示部27aに表示する。そして、以後、ステップS14〜ステップS18までの処理を繰り返す。
ここで、本実施形態の場合、処理画面40はエクセル画面であって、エクセルファイル形式で管理されたデータが表示されるようになっている。したがって、この処理画面40上に表示されたデータ、すなわち選択画面30上からクリップボードを介して貼付け表示されたテンプレートは入力手段26の操作により作業項目情報の加工処理が可能となる。この点で、CPU18は、テンプレートデータベース(DB)14から読み出したテンプレートを入力手段26の操作に基づき作業項目情報の加工処理を可能とする表示態様で表示する処理画面表示手段として機能している。また、選択画面30上において入力手段26の操作に基づき選択されたテンプレートをクリップボードに一時記憶させた後に読み出して処理画面40上に表示させている点で表示制御手段としても機能している。
図6に示す処理画面40は、3つのエクセルファイル41,42,43が同じ画面上に同時に且つ一覧可能に表示された表示例を示している。この場合、画面上で左上のエクセルファイル41は選択画面30を介して新規テンプレートの作成に利用するために選択されたテンプレートTempA(図2に示したテンプレート)であり、画面上で右上のエクセルファイル42は同じく選択画面30を介して選択されたテンプレートTempBである。また、両エクセルファイル41,42の下に表示されているエクセルファイル43は、これら2つのエクセルファイル41,42により作業項目情報が具体的に表示された2つのテンプレートTempA,TempBを利用して作成された新規テンプレートである。
ここで、エクセルファイル41のテンプレートTempAと、エクセルファイル42のテンプレートTempBとを比較すると、両者は、それぞれ10個の作業項目からなる点で一致しているものの、以下の点で相違している。すなわち、テンプレートTempAは、その最後の作業項目として「データ照合」というテンプレートTempBには含まれていない作業項目を設定している一方、テンプレートTempBは、その最初の作業項目として「顧客との契約」というテンプレートTempAには含まれていない作業項目を設定している点で互いに相違している。そして、エクセルファイル43の新規テンプレートは、これらの2つの選択されたテンプレートTempA,TempBから今回のプロジェクト用の新規テンプレートの作成に利用すべくコピー(又は切り取り)されると共に新規に追加された複数(図6では12個)の作業項目情報により構成されている。
なお、エクセル画面の処理画面40上では入力手段26のキーボード26bからの文字入力によりデータ内容の変更・追加が可能であることから、選択した2つのテンプレートTempA,TempBに含まれていない新たな作業項目情報(図6の事例では「反省会」という作業項目情報)を追加することにより作業項目情報を増やした新規テンプレートを作成することも可能である。この場合、作業項目情報の追加は手入力に依存することになるが、それ以外の作業項目情報は処理画面40上に貼付け表示した2つのテンプレートから必要に応じてコピー等することで対応しているので、新規テンプレートの作成作業全体としてみれば作業効率は低下しない。このように処理画面40上では入力手段26の操作に基づき新規テンプレートの作成が行われる。したがって、この点で、CPU18は、処理画面40上において入力手段26の操作に基づき少なくとも2つのテンプレートの各作業項目情報を利用した新規テンプレートを作成するテンプレート作成手段として機能している。
そして、ステップS18において、予め設定した判定待ち時間を経過しても画面切替えの操作がない場合(ステップS18でNOの場合)、CPU18は、その処理をステップS19に移行し、処理画面40上で作成した新規テンプレート(作成テンプレート)をクリップボードに一時記憶させる。そして同時に、ディスプレイ27の表示部27aにおける画面表示を処理画面40から選択画面30に切替え、貼付けボタン36がクリック操作された場合に、図7に示すように、その選択画面30のテンプレート詳細欄33に対して新規テンプレートを貼付け表示する。
こうして処理画面40で過去の複数のテンプレートを利用して作成された新規テンプレートが選択画面30に表示されると、CPU18は、その選択画面30上のテンプレート選択窓31及びテンプレート名称窓34に、その表示されたテンプレートが新規に作成されたものであることを示す「新規」という文字と、作成日時を表示する。そして、それらの各窓31,34に新規テンプレートを特定する名称が入力手段26の操作に基づき入力された後において、保存ボタン39がクリック操作されると、CPU18は、ステップS20において、その新規テンプレートをプロジェクト情報蓄積データベース13のテンプレートデータベース(DB)14に新規テンプレートとして蓄積記憶する。したがって、この点で、CPU18は、画面上での入力手段26の操作に基づく加工処理により新規に作成されたテンプレートをテンプレートデータベース(DB)14に登録するテンプレート登録手段として機能している。そして、このステップS20の処理が終了すると、CPU18は、本ルーチンを終了する。
そこで次に、以上のように構成されたプロジェクト構築支援システム11において前記プロジェクト管理装置12にプロジェクト構築支援プログラムを実行させてプロジェクトの新規テンプレートを作成する場合の作用について説明する。
さて、新規プロジェクト用のテンプレートを作成するためにプロジェクト管理装置12でプロジェクト構築支援プログラムを立ち上げた場合、その装置を立ち上げた装置使用者は使用者ID等の使用者識別情報の入力を促される。その際、その装置使用者が入力画面に入力した使用者識別情報がシステムデータベース(DB)16のシステム使用者情報と不一致であると、プロジェクト管理装置12はプロジェクト構築支援プログラムをダウンさせる。そのため、機密情報等を含むことのあるプロジェクトのテンプレートが無許可で変更されたり、削除されたりするという不具合が抑制される。
その装置使用者が使用許可者である場合、その装置使用者はプロジェクト管理装置12を使用して以下の手順により新規テンプレートを作成することができる。すなわち、まず装置使用者は入力手段26を操作してディスプレイ27の表示部27aに選択画面30を表示させ、その選択画面30のテンプレート選択窓31に一覧表示された複数のテンプレートの中から今回の新規テンプレートの作成に利用できると思われるテンプレートを選択する。その際、選択画面30のテンプレート詳細欄33には、選択対象となっているテンプレートに含まれる作業項目情報の詳細が表示されるので、装置使用者は真に利用価値の高いテンプレートを内容確認しながら選択できる。
そして、内容確認により選択確定しようと判断したテンプレートがある場合には、選択画面30上のコピーボタン35をクリック操作すると、ディスプレイ27の表示部27aの画面表示が選択画面30からエクセル画面である処理画面40に切替わる。そして、その切替わった処理画面40上に選択画面30上において選択確定した選択テンプレートが貼付け表示される。そして、画面表示を入力手段26の操作に基づいて処理画面40から選択画面30に切替えた後、再び新規テンプレートの作成に利用可能な別のテンプレートを選択し、その選択した別のテンプレートを処理画面40上に先の選択テンプレートと同様に貼付け表示する。
このようにして少なくとも2つの選択テンプレートが処理画面40上に貼付け表示されると、次には各選択テンプレートに含まれる各作業項目情報のうち新規テンプレート用に複写して使用できる作業項目情報が各選択テンプレートから個々別々にコピー・切り取りなどされて新規テンプレートが作成される。この場合、コピーや切り取りによりデータを貼付けるという作業は簡単な操作で行えるため、新規テンプレートの作成効率は最初から全ての作業項目情報を手入力で作成する場合に比して飛躍的に向上する。また、コピー元となる選択テンプレートは一つではなく、同一画面上に比較可能に表示された複数の選択テンプレートから各々コピーしたいと思う情報が、いわゆる「おいしいとこ取り」の取得態様でコピーなどされる。そのため、コピー元または変更対象となる選択テンプレートが一つとされた場合に比しても、新規テンプレートの作成効率は向上する。
また、処理画面40上での新規テンプレートの作成にあたり、選択テンプレートからの作業項目情報の取得は、エクセルファイルの加工処理における一般的な文書作成・編集処理の技術を使用して行われる。そのため、例えばプロジェクト管理装置12に通信ネットワーク17を介して接続されたユーザ端末28に加工処理用データを転送し、そのユーザ端末28において立ち上げたエクセル画面上で新規テンプレートの作成を行うことも可能となる。
そして、処理画面40上で複数の選択テンプレートを利用した新規テンプレートが作成されると、その作成テンプレート(新規テンプレート)は選択画面30上に表示された後に保存ボタン39がクリック操作されて、テンプレートデータベース(DB)14に新規登録される。そして、そのようにして新規登録されたテンプレートは以後における更なる新規テンプレートの作成時に選択対象として利用される。
したがって、本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(1)エクセル画面の処理画面40上に複数の選択テンプレートが入力手段26の操作に基づく加工処理を可能とする表示態様で表示されるため、それらの選択テンプレートの各作業項目情報を利用して、今回のプロジェクトに適合した作業項目情報を含んだ新規テンプレートを簡便に作成することができる。したがって、プロジェクトの構築に際しての新規テンプレートの作成をコンピュータとしてのプロジェクト管理装置12の利用により効率よく行うことができ、プロジェクトの構築を容易になし得る。
(2)テンプレートデータベース(DB)14から読み出された複数のテンプレートはディスプレイ27の選択画面30に入力手段26の操作に基づき選択可能な表示態様にて一覧表示され、そのように一覧表示された各テンプレートの中から処理画面40に貼付け表示する選択テンプレートを選択できる。したがって、新規テンプレートの作成に利用可能なテンプレートを選択画面30上での選択により絞り込んだ上で、処理画面40に貼付け表示することにより、新規テンプレートの作成効率を向上することができる。
(3)しかも、選択画面30上に選択可能に表示された各テンプレートのうち入力手段26の操作に基づき選択対象とされたテンプレートの作業項目情報はテンプレート詳細欄33に表示されるため、その具体的内容を確認した上で選択確定することができる。したがって、新規テンプレートの作成に利用するテンプレートを、そのテンプレートの作業項目情報を確認した上で、処理画面上に表示させることができるので、今回のプロジェクトに係る新規テンプレートの作成に利用価値の高いテンプレートを効率よく選択できる。
(4)一方、選択画面30上で選択対象としたテンプレートの作業項目情報を確認したところ、入力手段26の操作に基づく少しの手入力による加工処理で新規テンプレートを作成できるような場合には、その選択画面30上において即座に且つ簡便に新規テンプレートの作成をすますことができる。
(5)処理画面40上で複数の選択テンプレートを利用した新規テンプレートの作成をした場合、その作成テンプレート(新規テンプレート)については、これを選択画面30上に一旦貼付け表示した後に保存操作をすることにより、次回以降の新規テンプレートの作成時に選択テンプレートとして利用することができるようになる。
(6)また、テンプレートに含まれる作業項目情報は、編集作成が簡単にできるCSVファイル形式で定義されているため、処理画面40上での新規テンプレートの作成作業を特別な文書作成・編集処理の技術を知らなくても容易に行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・上記実施形態において、テンプレートの作業項目情報を管理するファイル形式はエクセルファイル形式以外でもよい。要するに編集処理が簡便なCSVファイル形式を保存データの形式とするものならば、例えばワード形式、テキストエディター形式などの他のファイル形式でもよい。さらには、CSVファイル形式以外のファイル形式でテンプレートの作業項目情報を管理するものであってもよい。
・上記実施形態において、複数の選択テンプレートを元に作成した新規テンプレートをテンプレートデータベース(DB)14に登録する場合に、選択画面30への貼付け及び保存ボタン39のクリック操作を経ることなく、処理画面40上からエクセルのファイル保存処理により直接にテンプレートデータベース(DB)14に登録してもよい。
・上記実施形態において、選択画面30上からテンプレートデータベース(DB)14への登録処理に際しては、保存ボタン39のクリック操作によらず、例えばマウス26aの右クリックなど他の保存操作に基づき行ってもよい。
・上記実施形態において、選択画面30のテンプレート詳細欄33における作業項目の表示領域では、その表示領域においてデータの加工処理が入力手段26の操作によってはできず、その表示領域に表示されたテンプレートの作業項目情報を内容確認できるだけであってもよい。
・上記実施形態において、選択画面30から処理画面40への選択テンプレートの貼付け表示は、クリップボードへコピーボタン35によらず、例えば、範囲指定した状態でのマウス26aの右クリック操作などに基づき行ってもよい。
・上記実施形態において、選択画面30上においては、テンプレート選択窓31に選択可能に一覧表示されるならば、選択対象としたテンプレートの作業項目情報を、必ずしもテンプレート詳細欄33に具体的に表示する必要はない。
・上記実施形態において、テンプレートデータベース(DB)14から読み出した複数のテンプレートについては、選択画面30上に選択可能に表示することなく、そのままで処理画面40上に直接に貼付け表示するようにしてもよい。
・上記実施形態において、新規テンプレートの作成に利用するため、処理画面40上に貼付け表示するテンプレートの数は少なくとも2つあればよく、2つ以外に3つあるいは4つ以上の複数でもよい。
・上記実施形態において、新規テンプレートの作成に利用する選択テンプレートを読み出す読み出し先(すなわち、過去における複数のテンプレートを蓄積記憶している媒体)は、テンプレートデータベース(DB)14のように通信ネットワーク17を介してプロジェクト管理装置12に接続された記憶手段に限らない。例えば、CD−ROMやFD等のようにプロジェクト管理装置に設けられた媒体挿入口に必要に応じて挿入される小型の記録媒体であってもよい。
・上記実施形態において、プロジェクト管理装置12はパーソナルコンピュータに限定されず、据置型の大型のホストコンピュータなどであってもよい。
本実施形態におけるプロジェクト構築支援システムの概略構成図。 プロジェクト管理装置のハードウェア構成図。 テンプレートに含まれる作業項目情報の一例を示す説明図。 テンプレート作成処理ルーチンを示すフローチャート。 選択テンプレートが表示された選択画面を示す図。 選択テンプレート及び新規テンプレートが表示された処理画面を示す図。 新規テンプレートが表示された選択画面を示す図。
符号の説明
11…プロジェクト構築支援システム、12…コンピュータとしてのプロジェクト管理装置、14…テンプレート記憶手段としてのテンプレートデータベース(DB)、18…テンプレート読み出し手段、処理画面表示手段、テンプレート作成手段、選択画面表示手段、表示制御手段、及びテンプレート登録手段としてのCPU、20…一時記憶手段としてのクリップボードが一部領域を構成するRAM、26…入力手段、30…選択画面、33…テンプレート詳細欄、40…処理画面、TempA,TempB…テンプレート。

Claims (12)

  1. 複数の作業項目情報を含んだテンプレートが作成されるプロジェクトの構築をコンピュータの利用により支援するためにコンピュータに所定の機能を発揮させるプロジェクト構築支援プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    複数のプロジェクトに各々対応した複数のテンプレートであって対応するプロジェクトに関する作業項目情報を各々含んでなる複数のテンプレートを、該各テンプレートが記憶されたテンプレート記憶手段から読み出すテンプレート読み出し手段と、
    該テンプレート読み出し手段により読み出された前記各テンプレートのうち少なくとも2つのテンプレートを入力手段の操作に基づく前記作業項目情報の加工処理を可能とする処理画面上に表示する処理画面表示手段と、
    該表示手段の前記処理画面上において前記入力手段の操作に従い前記少なくとも2つのテンプレートの各作業項目情報を利用した新規テンプレートを作成するテンプレート作成手段として機能させることを特徴とするプロジェクト構築支援プログラム。
  2. 前記コンピュータを、更に、
    前記テンプレート読み出し手段により読み出された前記各テンプレートを前記処理画面とは異なる選択画面上に前記入力手段の操作に基づき選択可能とする表示態様で表示する選択画面表示手段と、
    該表示手段の前記選択画面上において前記入力手段の操作に基づき選択されたテンプレートを一時記憶手段に一時記憶させた後に該一時記憶手段から読み出して前記処理画面上に表示させる表示制御手段として機能させることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクト構築支援プログラム。
  3. 前記選択画面表示手段は、前記選択画面上に選択可能に表示された各テンプレートのうち前記入力手段の操作に基づき選択対象とされたテンプレートに含まれる作業項目情報を前記選択画面上に設けられたテンプレート詳細欄に表示可能とされ、
    前記表示制御手段は、前記選択対象とされたテンプレートが前記入力手段の操作に基づき選択確定のテンプレートとされた場合に該テンプレートを前記処理画面上に表示させることを特徴とする請求項2に記載のプロジェクト構築支援プログラム。
  4. 前記選択画面表示手段は、前記選択画面上の前記テンプレート詳細欄に前記テンプレートの作業項目情報を表示する場合、該テンプレートの作業項目情報を前記入力手段の操作に基づき加工処理可能とする表示態様で表示することを特徴とする請求項3に記載のプロジェクト構築支援プログラム。
  5. 前記コンピュータに、更に、
    前記画面上において前記入力手段の操作に基づく加工処理により新規に作成された新規テンプレートを前記入力手段の操作に基づき前記テンプレート記憶手段に登録するテンプレート登録手段として機能させることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のプロジェクト構築支援プログラム。
  6. 前記テンプレートは、該テンプレートに含まれる作業項目情報がCSVファイル形式で定義されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載のプロジェクト構築支援プログラム。
  7. 複数の作業項目情報を含んだテンプレートが作成されるプロジェクトの構築を支援するためのプロジェクト構築支援システムにおいて、
    複数のプロジェクトに各々対応した複数のテンプレートであって対応するプロジェクトに関する作業項目情報を各々含んでなる複数のテンプレートを、該各テンプレートが記憶されたテンプレート記憶手段から読み出すテンプレート読み出し手段と、
    該テンプレート読み出し手段により読み出された前記各テンプレートのうち少なくとも2つのテンプレートを入力手段の操作に基づく前記作業項目情報の加工処理を可能とする処理画面上に表示する処理画面表示手段と、
    該表示手段の前記処理画面上において前記入力手段の操作に従い前記少なくとも2つのテンプレートの各作業項目情報を利用した新規テンプレートを作成するテンプレート作成手段とを備えたことを特徴とするプロジェクト構築支援システム。
  8. 前記テンプレート読み出し手段により読み出された前記各テンプレートを前記処理画面とは異なる選択画面上に前記入力手段の操作に基づき選択可能とする表示態様で表示する選択画面表示手段と、
    該表示手段の前記選択画面上において前記入力手段の操作に基づき選択されたテンプレートを一時記憶手段に一時記憶させた後に該一時記憶手段から読み出して前記処理画面上に表示させる表示制御手段とを更に備えたことを特徴とする請求項7に記載のプロジェクト構築支援システム。
  9. 前記選択画面表示手段は、前記選択画面上に選択可能に表示された各テンプレートのうち前記入力手段の操作に基づき選択対象とされたテンプレートに含まれる作業項目情報を前記選択画面上に設けられたテンプレート詳細欄に表示可能とされ、
    前記表示制御手段は、前記選択対象とされたテンプレートが前記入力手段の操作に基づき選択確定のテンプレートとされた場合に該テンプレートを前記処理画面上に表示させることを特徴とする請求項8に記載のプロジェクト構築支援システム。
  10. 前記選択画面表示手段は、前記選択画面上の前記テンプレート詳細欄に前記テンプレートの作業項目情報を表示する場合、該テンプレートの作業項目情報を前記入力手段の操作に基づき加工処理可能とする表示態様で表示することを特徴とする請求項9に記載のプロジェクト構築支援システム。
  11. 前記画面上において前記入力手段の操作に基づく加工処理により新規に作成された新規テンプレートを前記入力手段の操作に基づき前記テンプレート記憶手段に登録するテンプレート登録手段として機能させることを特徴とする請求項7〜請求項10のうち何れか一項に記載のプロジェクト構築支援システム。
  12. 前記テンプレートは、該テンプレートに含まれる作業項目情報がCSVファイル形式で定義されていることを特徴とする請求項7〜請求項11のうち何れか一項に記載のプロジェクト構築支援システム。
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