JP2008545753A5 - - Google Patents

Claims (23)

1. 患者において脳腫瘍を処置するための組成物であって、
   モノクローナル抗体（ｍＡｂ）
   を含み、
   該組成物は脳腫瘍を有する患者に全身投与されることを特徴とする、
   組成物。
2. 請求項１に記載の組成物であって、前記モノクローナル抗体（ｍＡｂ）がキメラモノクローナル抗体、ヒト化モノクローナル抗体、またはヒトモノクローナル抗体である、組成物。
3. 請求項１に記載の組成物であって、前記モノクローナル抗体（ｍＡｂ）が中和抗ＨＧＦ ｍＡｂである、組成物。
4. 請求項２に記載の組成物であって、前記モノクローナル抗体（ｍＡｂ）がヒト化Ｌ２Ｇ７ ｍＡｂである、組成物。
5. 請求項１に記載の組成物であって、該組成物は静脈内投与されることを特徴とする、組成物。
6. 請求項１に記載の組成物であって、前記脳腫瘍が神経膠腫である、組成物。
7. 請求項６に記載の組成物であって、前記脳腫瘍が神経膠芽細胞腫である、組成物。
8. 請求項１に記載の組成物であって、前記患者がヒトである、組成物。
9. 請求項１に記載の組成物であって、前記患者が放射線療法でもまた処置されることを特徴とする、組成物。
10. 請求項１に記載の組成物であって、該組成物は１種以上の他の活性な抗癌薬とともに投与されることを特徴とする、組成物。
11. 請求項１に記載の組成物であって、前記モノクローナル抗体（ｍＡｂ）が増殖因子に結合し、該増殖因子は、脈管内皮細胞増殖因子（ＶＥＧＦ）、神経成長因子（ＮＧＦ）、脳由来神経栄養因子（ＢＤＮＦ）、ＮＴ−３、トランスフォーミング増殖因子（ＴＧＦ）−α（ＴＧＦ−α）、ＴＧＦ−β１、ＴＧＦ−β２、血小板由来増殖因子（ＰＤＧＦ）、上皮増殖因子（ＥＧＦ）、ヘレグリン、エピレグリン、エンフィレグリン、ニューレグリン（ＮＲＧ）−１α（ＮＲＧ−１α）、ＮＲＧ−１β、ＮＲＧ−２α、ＮＲＧ−２β、ＮＲＧ−３、ＮＲＧ−４、インスリン様増殖因子（ＩＧＦ）−１（ＩＧＦ−１）、ＩＧＦ−２、酸性線維芽細胞増殖因子（ＦＧＦ）（ＦＧＦ−１）、塩基性ＦＧＦ（ＦＧＦ−２）、およびＦＧＦ−ｎ（ｎは３〜２３の任意の数である）からなる群より選択される、組成物。
12. 患者において脳腫瘍の退縮を引き起こすための組成物であって、
    モノクローナル抗体（ｍＡｂ）
    を含み、
    該組成物は脳腫瘍を有する患者に全身投与されることを特徴とする、
    組成物。
13. 請求項１２に記載の組成物であって、前記モノクローナル抗体（ｍＡｂ）がキメラモノクローナル抗体、ヒト化モノクローナル抗体、またはヒトモノクローナル抗体である、組成物。
14. 請求項１２に記載の組成物であって、前記モノクローナル抗体（ｍＡｂ）が中和抗ＨＧＦ ｍＡｂである、組成物。
15. 請求項１３に記載の組成物であって、前記モノクローナル抗体（ｍＡｂ）がヒト化Ｌ２Ｇ７ ｍＡｂである、組成物。
16. 請求項１２に記載の組成物であって、該組成物が静脈内投与されることを特徴とする、組成物。
17. 請求項１２に記載の組成物であって、前記脳腫瘍が神経膠星状細胞腫である、組成物。
18. 請求項１７に記載の組成物であって、前記脳腫瘍が神経膠芽細胞腫である、組成物。
19. 請求項１２に記載の組成物であって、前記退縮が全体的退縮である、組成物。
20. 請求項１２に記載の組成物であって、前記患者が放射線療法でもまた処置されることを特徴とする、組成物。
21. 請求項１２に記載の組成物であって、該組成物は１種以上の他の活性な抗癌薬とともに投与されることを特徴とする、組成物。
22. 請求項１２に記載の組成物であって、前記モノクローナル抗体（ｍＡｂ）が増殖因子に結合し、該増殖因子は、脈管内皮細胞増殖因子（ＶＥＧＦ）、神経成長因子（ＮＧＦ）、脳由来神経栄養因子（ＢＤＮＦ）、ＮＴ−３、トランスフォーミング増殖因子（ＴＧＦ）−α（ＴＧＦ−α）、ＴＧＦ−β１、ＴＧＦ−β２、血小板由来増殖因子（ＰＤＧＦ）、上皮増殖因子（ＥＧＦ）、ヘレグリン、エピレグリン、エンフィレグリン、ニューレグリン（ＮＲＧ）−１α（ＮＲＧ−１α）、ＮＲＧ−１β、ＮＲＧ−２α、ＮＲＧ−２β、ＮＲＧ−３、ＮＲＧ−４、インスリン様増殖因子（ＩＧＦ）−１（ＩＧＦ−１）、ＩＧＦ−２、酸性線維芽細胞増殖因子（ＦＧＦ）（ＦＧＦ−１）、塩基性ＦＧＦ（ＦＧＦ−２）、およびＦＧＦ−ｎ（ｎは３〜２３の任意の数である）からなる群より選択される、組成物。
23. 全身投与による脳腫瘍処置用の医薬の製造における、中和抗ＨＧＦ抗体の使用。