JP2008542509A - ポリマーによる洗濯洗浄剤の清浄力向上 - Google Patents

ポリマーによる洗濯洗浄剤の清浄力向上 Download PDF

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Abstract

洗濯洗浄剤の汚れ解離作用を改良した。これは、スチレン、メチルメタクリレートおよびメチルポリエチレングリコールのモノマーの重合によって得られる、汚れ解離性ポリマーの使用により達成された。

Description

本特許出願は、特定の汚れ解離性ポリマーを組み入れることによる繊維製品洗浄用の洗浄剤の清浄力向上に関する。
洗浄過程に欠かせない成分、例えば、界面活性剤およびビルダーなど、に加えて、洗浄剤は、一般に、洗浄補助剤の用語に要約でき、異なる活性物質、例えば、発泡調整剤、灰色化抑制剤、漂白剤、漂白活性化剤および色移り抑制剤など、を含む、さらなる構成物質を含んでなる。また、この種の補助剤は、汚れ解離特性をもたらし、洗浄サイクル中に存在する際に、残りの洗浄剤の構成物質の汚れ解離能力を補助する物質を含む。同様に、硬化表面の清浄剤に対しても同じことがいえる。この種の汚れ解離性物質は、処理表面、例えば、繊維の表面に、汚れ防止性を付与し得るという事実に起因し、しばしば「汚れ防止剤」と称される。例えば、このように、メチルセルロースの汚れ防止特性は、米国特許US4136038から既知である。欧州特許出願EP0213729は、石鹸と、アルキルヒドロキシアルキルセルロースを有する非イオン性界面活性剤との組み合わせを含んでなる洗浄剤を使用する際に、再沈着が減少することを開示する。カチオン性界面活性剤および3.1〜3.8のHLB値を有する非イオン性セルロースエーテルを含んでなる繊維製品用処理剤は、欧州特許出願EP0213730から既知である。米国特許US4000093は、0.1重量%〜3重量%のアルキルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロースまたはアルキルヒドロキシアルキルセルロースならびに5重量%〜50重量%の界面活性剤を含んでなり、該界面活性剤成分が、本質的にC10〜C13アルキルスルフェートからなり、5重量%までのC14アルキルスルフェート、ならびに5重量%未満の、C15およびより高級のアルキル基を有するアルキルスルフェートを有する洗浄剤を開示する。米国特許US4174305は、0.1重量%〜3重量%のアルキルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、またはアルキルヒドロキシアルキルセルロース、ならびに5重量%〜50重量%の界面活性剤を含んでなり、該界面活性剤成分が、本質的にC10〜C12アルキルベンゼンスルホネートからなり、5重量%未満の、C13およびより高級のアルキル基を有するアルキルベンゼンスルホネートを有する洗浄剤を開示する。欧州特許出願EP0634481は、過炭酸アルカリ塩、および一つ以上の非イオン性セルロース誘導体を含んでなる洗浄剤に関する。後者の中でも、単に、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースおよびメチルセルロース、ならびに(実施例では)メチルヒドロキシエチルセルロース、Tylose(登録商標)MH50、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、Methocel(登録商標)F4Mおよびヒドロキシブチルメチルセルロースが、明確に開示される。欧州特許EP0271312(P&G)は、セルロースアルキルエーテルおよびセルロースヒドロキシアルキルエーテル(1.5〜2.7のDS(置換度)および2000〜100000の分子量を有するもの)、例えば、メチルセルロースおよびエチルセルロースなどを含む汚れ解離性剤に関し、該剤は、ペルオキシ酸漂白剤とともに10:1〜1:10の重量比(漂白剤の活性酸素含量に基づく)で添加されるよう意図される。液状または顆粒状の洗浄剤は、欧州特許EP0948591B1から既知であり、該洗浄剤は、ともに洗浄する織布および繊維製品に、織布の外観的利点、例えば、毛玉およびけば立ちの低減、退色の予防、向上した摩耗耐性および/またはさらなる柔軟性など、を付与し、1〜80重量%の界面活性剤、1〜80重量%の有機または無機のビルダー、10000〜2000000の分子量を有する疎水変性非イオン性セルロースエーテルを、0.1〜80重量%含んでなり、該変性は、任意に、オリゴマー化(20までのオリゴマー化度)されたエチレンオキシ−または2−プロピレンオキシ−エーテル単位およびC8〜24アルキル置換基を存在させることにあり、該アルキル置換基は、セルロースエーテル材料に基づいて0.1〜5重量%の量で存在する必要がある。
ポリエステル繊維との化学的な類似性がゆえに、この材料で作られた繊維製品に対して、特に効果的な汚れ解離性剤は、ジカルボン酸単位、アルキレングリコール単位、ポリアルキレングリコール単位を含んでなるコポリエステルである。引用技術の汚れ解離性コポリエステルならびに洗浄剤中でのその使用は、以前から既知である。
このように、ドイツ特許公開公報DT1617141は、例えば、ポリエチレンテレフタレート−ポリオキシエチレングリコールコポリマーの使用を含む洗浄方法を記載する。ドイツ特許公開公報DT2200911は、非イオン性界面活性剤、およびポリオキシエチレングリコールとポリエチレンテレフタレートとの混合ポリマーを含んでなる洗浄剤に関する。繊維製品用の酸性仕上げ剤は、ドイツ特許公開公報DT2253063に記載され、二塩基性カルボン酸およびアルキレンまたはシクロアルキレンポリグリコール、ならびに任意にアルキレンまたはシクロアルキレングリコールのコポリマーを含んでなる。ポリエチレングリコール単位が750〜5000の分子量を有し、エチレンテレフタレートとポリエチレンオキシドテレフタレートとのモル比が50:50〜90:10である、エチレンテレフタレートおよびポリエチレンオキシドテレフタレートのポリマー、ならびに洗浄剤中でのその使用は、ドイツ特許DE2857292に記載される。ドイツ特許公開公報DE3324258によれば、ポリエチレングリコール単位が1000〜10000の分子量を有し、エチレンテレフタレートとポリエチレンオキシドテレフタレートとのモル比が2:1〜6:1であり、15000〜50000の分子量を有する、エチレンテレフタレート、およびポリエチレンオキシドテレフタレートのポリマーを洗浄剤中で使用してよい。欧州特許EP066944は、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、芳香族ジカルボン酸およびスルホン化芳香族ジカルボン酸のコポリエステルを規定のモル比で含んでなる繊維製品仕上げ剤に関する。エチレンテレフタレートおよび/またはプロピレンテレフタレート単位およびポリエチレンオキシドテレフタレート単位を有する、メチルまたはエチル基で末端キャップされたポリエステルならびにそのような汚れ解離性ポリマーを含んでなる洗浄剤は、欧州特許EP185427から既知である。欧州特許EP241984は、オキシエチレン基およびテレフタル酸単位に加え、また、置換エチレン単位ならびにグリセリン単位を含んでなるポリエステルに関する。オキシエチレン基およびテレフタル酸単位に加えて、1,2−プロピレン、1,2−ブチレンおよび/または3−メトキシ−1,2−プロピレン基ならびにグリセリン単位を含有し、C〜Cアルキル基で末端キャップされるポリエステルは、欧州特許EP241985から既知である。欧州特許EP253567は、ポリエチレングリコール単位が300〜3000の分子量を有し、エチレンテレフタレートとポリエチレンオキシドテレフタレートとのモル比が0.6〜0.95であり、900〜9000の分子量を有する、エチレンテレフタレートおよびポリエチレンオキシドテレフタレートからなる汚れ解離性ポリマーに関する。ポリプロピレンテレフタレート単位、およびポリオキシエチレンテレフタレート単位を有し、少なくとも部分的にC1〜4アルキル基またはアシル基で末端キャップされたポリエステルは、欧州特許出願EP272033から既知である。欧州特許EP274907は、スルホエチル基で末端キャップされたテレフタレート含有汚れ解離性ポリエステルについて記載する。欧州特許出願EP357280によれば、テレフタレート単位、アルキレングリコール単位、およびポリ−C2〜4グリコール単位を有する汚れ解離性ポリエステルは、不飽和末端基のスルホン化によって調製される。ドイツ特許出願DE2655551は、そのようなポリエステルとイソシアネート基含有ポリマーとの反応、および合成繊維の洗浄時に汚れの再沈着に対する、このような方法で調製されたポリマーの使用について記載する。ドイツ特許DE2846984から既知である洗浄剤は、汚れ解離性ポリマーとして、ポリエステルと、末端イソシアネート基を含有し、ジイソシアネートと親水性非イオン性マクロジオールとから調製されるプレポリマーとの反応生成物を含んでなる。
米国特許US4136038 欧州特許出願EP0213729 欧州特許出願EP0213730 米国特許US4000093 米国特許US4174305 欧州特許出願EP0634481 欧州特許EP0271312 欧州特許EP0948591B1 ドイツ特許公開公報DT1617141 ドイツ特許公開公報DT2200911 ドイツ特許公開公報DT2253063 ドイツ特許DE2857292 ドイツ特許公開公報DE3324258 欧州特許EP066944 欧州特許EP185427 欧州特許EP241984 欧州特許EP241985 欧州特許EP253567 欧州特許出願EP272033 欧州特許EP274907 欧州特許出願EP357280 ドイツ特許出願DE2655551 ドイツ特許DE2846984
この広範囲な先行技術から既知であるポリマーの大多数は、ポリエステルからなる、または少なくともほとんどがポリエステルからならない繊維製品との活性を有さないか、または不十分な活性しか示さないという欠点を有する。しかしながら、今日、繊維製品の多くは、綿または綿/ポリエステルの混合繊維からなり、その結果、これらの種類の脂汚れ繊維製品に対して、より効果のある汚れ解離性ポリマーが必要とされる。
驚くべきことに、きわめて特定のモノマーから得られるポリマーが、綿含有の繊維製品上で、非常に優れた汚れ解離作用を有することが判明した。
従って、本発明の主題は、スチレン、メチルメタクリレート、メチルポリエチレングリコールのモノマーから得られるポリマーの、繊維製品を洗浄する際に洗浄剤の清浄力を強化するための使用である。
前述の3つのモノマー全てが、本発明で使用するポリマー中に含まれることが本質的要素である。スチレン5〜40mol%、メチルメタクリレート20〜40mol%、メチルポリエチレングリコール25〜65mol%とする割合から得られるポリマーが好ましい。好ましいメチルポリエチレングリコールは、1000D〜5000Dの範囲、特に約2000Dの分子量を有するものである。この種のメチルポリエチレングリコールは、Pluriol(登録商標)A2000E(製造業者BASF AG)の名で市販である。特に好ましいポリマーはブロックポリマーであり、即ち、最初のモノマー、特にスチレンが重合し、その後さらに、これと他のモノマーとが同時または連続的に重合したブロックポリマーである。本発明によれば、特に適当なポリマーは、10000D以下の、特に3000D〜8000Dの分子量を有する。分子量は、既知の標準を用いて、通常のクロマトグラフ法によって決定し得る。
洗浄過程で、本発明の使用を、ポリマーを別個に洗浄剤含有の洗浄液へ添加するような方法、またはポリマーを洗浄剤の構成物質として、洗浄液中へ組み入れるような方法で行うことができる。従って、さらなる本発明の主題は、上記のポリマーを含んでなる洗浄剤である。洗浄の後処理過程で、本発明の使用を、ポリマーを別個に添加するように、または後処理剤、特に柔軟リンス剤の構成物質として組み入れるように行うことができる。本発明のこの態様では、前述の洗浄剤は、本発明により使用するべきポリマーを含んでなってもよいが、該洗浄剤はポリマーを含まなくてもよい。
さらなる本発明の主題は、繊維製品の洗浄方法であり、洗浄剤および上述の汚れ解離性ポリマーを使用する。この方法は、手動で、または好ましくは通常の家庭用洗浄機を用いて行うことができる。ここで、洗浄剤および本発明にとって本質的要素であるポリマーを、同時にまたは連続的に使用してもよい。同時使用は、ポリマーを含んでなる洗浄剤を使用する際に、特に有利であり得る。
本発明により用いられるポリマーを含んでなる洗浄剤は、ポリマーと望ましくない相互作用を起こさないこの種の剤の、他の通常の成分全てを含んでなってよい。汚れ解離性ポリマーは、好ましくは、0.1重量%〜2重量%、特に0.4重量%〜1重量%の量で洗浄剤中に組み入れられる。
本発明のさらなる態様は、綿からなる、または綿を含んでなる繊維製品を洗浄する際の、洗浄剤の清浄力の強化に関する。
驚くべきことに、本発明により使用するポリマーは、洗浄剤および清浄剤の、特定の他の成分の作用に好ましい影響を及ぼし、逆に、本発明により使用するポリマーの作用は、特定の他の洗浄剤成分により強化されることが見出された。これらの効果は、特に、酵素剤、特にプロテアーゼおよびリパーゼ、水不溶性無機ビルダー、水溶性の無機および有機のビルダー、特に酸化炭水化物系、過酸化物に基づく漂白剤、特にアルカリ金属パーカーボネート、スルフェート型およびスルホネート型の合成アニオン性界面活性剤、ならびに灰色化抑制剤、他の例として、特にアニオン性セルロースエーテル、例えば、カルボキシメチルセルロースなど、によって生じ、それゆえ、本発明により使用するポリマーと、少なくとも一つの前述の付加的な成分との添加が好ましい。
好ましい実施形態において、そのような剤は、脂肪アルキルポリグリコシド、脂肪アルキルポリ−アルコキシレート、特に−エトキシレートおよび/または−プロポキシレート、脂肪酸ポリヒドロキシアミドおよび/または脂肪アルキルアミン、ビシナルジオール、脂肪酸アルキルエステルおよび/または脂肪酸アミドのエトキシ化および/またはプロポキシ化生成物、ならびにそれらの混合物から選択される非イオン性界面活性剤を、特に2重量%〜25重量%の範囲の量で含んでなる。
この種の剤のさらなる実施形態は、スルフェート型および/またはスルホネート型の合成アニオン性界面活性剤、特に脂肪アルキルスルフェート、脂肪アルキルエーテルスルフェート、スルホ脂肪酸エステル、および/またはスルホ脂肪酸の二塩の存在を、特に2重量%〜25重量%の範囲の量で含む。アニオン性界面活性剤は、好ましくは、アルキル基またはアルケニル基が8〜22個、特に12〜18個の炭素原子を有する、アルキルまたはアルケニルスルフェート、および/またはアルキルまたはアルケニルエーテルスルフェートから選択される。
適用可能な非イオン性界面活性剤は、アルコキシレート、特に10〜22個の炭素原子、好ましくは12〜18個の炭素原子を有する、飽和または単不飽和ないし多不飽和の直鎖状または分枝鎖状アルコールのエトキシレートおよび/またはプロポキシレートを含む。アルコールのアルコキシ化度は、一般に、1〜20の間、好ましくは3〜10の間である。それらを、相当するアルコールと、相当するアルキレンオキシドとの既知の反応を用いることによって調製し得る。脂肪アルコールの誘導体は特に適当であるが、その分枝鎖状異性体、特にいわゆるオキソアルコールを、使用可能なアルコキシレートを調製するために用いてもよい。従って、アルコキシレート、特にエトキシレート、直鎖状の、特にドデシル、テトラデシル、ヘキサデシルまたはオクタデシル基を有する1級アルコールならびにそれらの混合物を使用し得る。さらに、アルキルアミン、ビシナルジオールおよびカルボン酸アミドの、相当するアルコキシ化生成物を、前述のアルコールに相当するアルキル部分に関して使用し得る。なおその上、脂肪酸アルキルエステルのエチレンオキシド、および/またはプロピレンオキシドの挿入生成物、例えば、国際特許出願WO90/13533に挙げられる方法により調製し得るようなもの、ならびに脂肪酸ポリヒドロキシアミド、例えば、米国特許US1985424、US2016962およびUS2703798ならびに国際特許出願WO92/06984に挙げられる方法により調製し得るようなものが検討される。本発明による剤に組み入れるための、適当なアルキルポリグリコシドは、一般式(G)−OR12(R12は、8〜22個の炭素原子を有するアルキル基またはアルケニル基を意味し、Gはグリコース単位であり、nは1〜10の間の数値)の化合物である。この種の化合物およびその調製は、例えば、欧州特許出願EP92355、EP301298、EP357969およびEP362671または米国特許US3547828に記載される。グリコシド成分(G)は、天然由来のアルドースまたはケトースのモノマーでできたオリゴマーまたはポリマーに関係し、特にグルコース、マンノース、フルクトース、ガラクトース、タロース、グロース、アルトロース、アロース、イドース、リボース、アラビノース、キシロースおよびリキソースを含む。この種のグリコシドを結合したモノマーからなるオリゴマーは、含む糖の種類だけでなく、その数値「オリゴマー化度」をも特徴とする。オリゴマー化度nは、分析的に決定される値として、一般に少数を前提とする;nは、1〜10の間であり、好ましく使用するグリコシドに対しては1.5未満、特に1.2〜1.4の間である。良好な有用性に起因して、グルコースは、好ましいモノマー成分である。また、グリコシドのアルキルまたはアルケニル部分のR12は、再生可能な原材料の利用し易い誘導体、特に脂肪アルコールから好ましく誘導されるが、その分枝鎖状異性体、特にいわゆるオキソアルコールを適当なグリコシドを調製するために用いることもできる。従って、特に、直鎖状のオクチル、デシル、ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシルまたはオクタデシル基を有する1級アルコール、ならびにそれらの混合物を使用し得る。特に好ましいアルキルグリコシドは、ココナツ脂肪アルキルエステル基、すなわち、本質的に、R12がドデシル、およびR12がテトラデシルである混合物を含んでなる。
非イオン性界面活性剤を、本発明により使用するポリマーを含んでなる剤中に、好ましくは1重量%〜30重量%、特に1重量%〜25重量%の量で含んでなり、上限域での量は液状洗浄剤で見られやすく、粒子状洗浄剤は5重量%までの、いくぶん少ない量を好ましく含んでなる。
剤は、代わりにまたは加えて、さらなる界面活性剤、好ましくはスルフェート型またはスルホネート型の合成アニオン性界面活性剤、例えば、アルキルベンゼンスルホネートなどを、それぞれ全剤に基づいて、好ましくは、20重量%を超えない量、特に0.1重量%〜18重量%の量で含んでなってよい。この種の剤中での使用のため、特に適当な合成アニオン性界面活性剤として、8〜22個の炭素原子を含有する、アルキルおよび/またはアルケニルスルフェートを挙げることができ、それは、対イオンとしてアルカリ金属、アンモニウム、またはアルキルもしくはヒドロキシアルキル置換アンモニウムイオンを有する。特に12〜18個の炭素原子を含有する脂肪アルコール、およびその分枝鎖状類似体(いわゆるオキソアルコール)の誘導体が好ましい。アルキルおよびアルケニルスルフェートを、相当するアルコール成分を通常の硫化試薬、特に三酸化硫黄またはクロロスルホン酸で処理することによって、その後のアルカリ金属−、アンモニウム−、またはアルキル−もしくはヒドロキシアルキル−置換アンモニウム塩基との中和による、既知の方法で調製することができる。これらの種類のアルキル、および/またはアルケニルスルフェートは、0.1重量%〜15重量%、特に0.5重量%〜10重量%の量で剤中に好ましく含有される。
また、スルフェート型の適当な界面活性剤は、前述のアルコール、いわゆるエーテルスルフェートの硫酸化アルコキシ化生成物を含む。好ましくは、そのようなエーテルスルフェートは、1分子あたり2〜30個、特に4〜10個のエチレングリコール基を含んでなる。適当なスルホネート型アニオン性界面活性剤は、脂肪酸エステルを三酸化硫黄で処理し、それに続く中和によって得られるα−スルホエステル、特に、8〜22個の炭素原子、好ましくは12〜18個の炭素原子を含有する脂肪酸、および1〜6個の炭素原子、好ましくは1〜4個の炭素原子を含有する直鎖状アルコールから誘導されるスルホン化生成物、ならびにこれらの上述のスルホ脂肪酸の形式的な鹸化により得られるものを含む。
さらなる任意の界面活性剤のような成分として、石鹸を検討してもよく、飽和脂肪酸石鹸が適当であり、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸またはステアリン酸の塩、ならびに天然脂肪酸混合物、例えば、ココナツ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸または獣脂脂肪酸などから誘導される石鹸などである。それらの石鹸混合物は、特に好ましく、50重量%〜100重量%の飽和C12〜C18脂肪酸石鹸、および50重量%までのオレイン酸石鹸からなる。好ましくは、石鹸は0.1重量%〜5重量%の量で含まれる。しかしながら、特に、本発明に従い使用するポリマーを含んでなる液状剤中に、より多い量の石鹸が、一般に20重量%まで、含まれてもよい。
さらなる実施形態では、本発明に従い使用するポリマーを含んでなる剤は、特に、アルカリ金属アルミノシリケート、1より大きいモジュラスを有する結晶性アルカリ金属シリケート、モノマーポリカルボキシレート、ポリマーポリカルボキシレートおよびそれらの混合物から選択される、水溶性および/または水不溶性のビルダーを、特に2.5重量%〜60重量%の範囲の量で含んでなる。
本発明に従い使用するポリマーを含んでなる剤は、好ましくは20重量%〜55重量%の水溶性および/または水不溶性の、有機および/または無機のビルダーを含んでなる。水溶性有機ビルダーは、特に、ポリカルボン酸、特にクエン酸および糖酸、ならびにポリマー(ポリ)カルボン酸、特に、多糖類の酸化によって得ることができる国際特許出願WO93/16110のポリカルボキシレート、ポリマーアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸およびそれらの混合ポリマーの部類に由来するものを含み、カルボン酸官能基を含有しない、重合可能な物質を共重合したものを少量含んでなってもよい。不飽和カルボン酸のホモポリマーの相対分子量は、一般に、遊離酸に基づいて5000〜200000の間であり、コポリマーでは2000〜200000、好ましくは50000〜120000である。特に好ましいアクリル酸−マレイン酸のコポリマーは、50000〜100000の相対分子量を有する。好ましいほどではないが、適当なこのクラスの化合物は、アクリル酸またはメタクリル酸と、ビニルエーテル、例えば、ビニルメチルエーテル、ビニルエステル、エチレン、プロピレンおよびスチレンなど、とのコポリマーであり、酸の濃度は少なくとも50重量%である。ターポリマーは、モノマーとして2つの不飽和酸および/またはその塩、ならびに第3モノマーとしてビニルアルコールおよび/またはエステル化されたビニルアルコール、または炭水化物を含んでなり、水溶性有機ビルダー物質として使用してもよい。第1酸モノマーまたはその塩は、モノエチレン性不飽和C〜Cカルボン酸から、および好ましくはC〜Cモノカルボン酸から、特に(メタ)アクリル酸から誘導される。第2酸モノマーまたはその塩は、C〜Cジカルボン酸の誘導体であってよく、マレイン酸は特に好ましい。この場合、第3モノマー単位は、ビニルアルコール、および/または好ましくはエステル化ビニルアルコールから形成される。特に、短鎖状カルボン酸、例えば、C〜Cカルボン酸と、ビニルアルコールとのエステルに相当するビニルアルコール誘導体が好ましい。好ましいターポリマーは、60重量%〜95重量%、特に70重量%〜90重量%の(メタ)アクリル酸または(メタ)アクリレート、特に好ましくはアクリル酸またはアクリレート、およびマレイン酸またはマレエート、ならびに5重量%〜40重量%、好ましくは10重量%〜30重量%のビニルアルコールおよび/またはビニルアセテートを含んでなる。ターポリマーは、きわめて特に好ましく、(メタ)アクリル酸または(メタ)アクリレートと、マレイン酸またはマレエートとの重量比は、1:1〜4:1の間、好ましくは2:1〜3:1の間、特に2:1〜2.5:1の間である。この場合、量および重量比はいずれも酸に基づく。第2酸モノマーまたはその塩は、アルキル基、好ましくはC〜Cアルキル基、またはベンゼンもしくはベンゼン誘導体から好ましく誘導される芳香族基によって、2位に置換されたアリルスルホン酸の誘導体であってもよい。好ましいターポリマーは、40重量%〜60重量%、特に45〜55重量%の(メタ)アクリル酸または(メタ)アクリレート、特に好ましくはアクリル酸またはアクリレート、10重量%〜30重量%、好ましくは15重量%〜25重量%のメタリルスルホン酸またはメタリルスルホネート、および第3モノマーとして、15重量%〜40重量%、好ましくは20重量%〜40重量%の炭水化物を含んでなる。この炭水化物は、例えば、モノ−、ジ−、オリゴ−またはポリサッカリドであってよく、モノ−、ジ−またはオリゴサッカリドが好ましく、サッカロースは特に好ましい。第3モノマーの添加は、ポリマー内に、意図された弱い部分を作ると思われ、ポリマーの優れた生物分解に寄与する。これらターポリマーを、特にドイツ特許DE4221381、およびドイツ特許出願DE4300772に記載される方法により調製することができ、該ターポリマーは、一般に、相対分子量を1000〜200000の間、好ましくは200〜50000の間、特に3000〜10000の間で有する。特に、液状剤の調製のため、それらを、水溶液の形態で、好ましくは30〜50重量パーセント水溶液の形態で添加することができる。一般に、全ての前述のポリカルボン酸は、その水溶性の塩、特にそのアルカリ金属塩の形態で添加される。
そのような有機ビルダーを、40重量%まで、特に25重量%まで、および特に好ましくは1重量%〜5重量%の量で好ましく含んでなる。前述の上限に近い量を、好ましくはペースト状または液状、特に水性の剤に組み入れる。
特に、結晶性または無定形のアルカリ金属アルミノシリケートを、50重量%まで、好ましくは40重量%を超えない量で、および液状剤中では特に1重量%〜5重量%を超えない量で、水不溶性、水分散性の無機ビルダーとして添加する。この中でも、洗浄剤品質の結晶性のアルミノシリケートナトリウム、特にゼオライトNaA、および任意にNaXが好ましい。前述の上限に近い量は、固体の粒子状剤に好ましく組み入れられる。適当なアルミノシリケートは、特に、30μmを超える粒子寸法の粒子が無く、好ましくは、少なくとも80重量%の、10μmより小さい粒子から成る。そのカルシウム結合能力は、ドイツ特許DE2412837の記載により測定でき、1gあたり100〜200mgCaOの範囲内である。前述のアルミノシリケートの適当な代替物または部分代替物は、単独または無定形シリケートとの混合物中で存在し得る結晶性アルカリ金属シリケートである。本発明の剤中で、ビルダーとして使用し得るアルカリ金属シリケートは、好ましくは0.95未満、特に1:1.1〜1:12の、アルカリ金属酸化物とSiOとのモル比を有し、無定形または結晶性であってよい。好ましいアルカリ金属シリケートは、ケイ酸ナトリウム、特に無定形ケイ酸ナトリウムであり、1:2〜1:2.8のNaO:SiOモル比を有する。1:1.9〜1:2.8のNaO:SiOモル比を有するものを、欧州特許出願EP0425427の方法により調製し得る。調製において、それらは、溶液の形態ではなく固体として、好ましく添加される。単独で、または無定形シリケートとの混合物として存在し得る結晶性シリケートは、好ましくは、一般式NaSi2x+1・yHO(式中、x、いわゆるモジュールは1.9〜4の数値であり、yは0〜20の数値であり、xの好ましい値は2、3または4である)に相当する、結晶性の層状シリケートである。この一般式に相当する、結晶性層状シリケートは、例えば、欧州特許出願EP0164514に記載される。好ましい結晶性層状シリケートは、前述の一般式でxを2または3の値とするものである。β−とδ−二ケイ酸ナトリウム(NaSi・yHO)のいずれも特に好ましく、β−二ケイ酸ナトリウムを、例えば、国際特許出願WO91/08171に記載の方法から得ることができる。1.9〜3.2の間のモジュールを有するδ−ケイ酸ナトリウムを、日本特許出願JP04/238809またはJP04/260610により調製し得る。特に、xが1.9〜2.1の数値である、上述の一般式の無水結晶性アルカリ金属シリケートを、欧州特許出願EP0548599、EP0502325およびEP0425428に記載のように、無定形アルカリ金属シリケートから調製してもよく、本発明により使用する組み合わせを含んでなる剤中で使用してよい。剤のさらに好ましい実施形態では、欧州特許出願EP0436835の方法により砂および炭酸ナトリウムから調製できるような、2〜3のモジュールを有する結晶性層状ケイ酸ナトリウムが添加される。本発明により使用するポリマーを含んでなる洗浄剤または清浄剤の、さらに好ましい実施形態では、欧州特許EP0164552、および/または欧州特許出願EP0294753の方法から調製されるような、1.9〜3.5のモジュールを有する結晶性ケイ酸ナトリウムが添加される。アルカリ金属シリケートの含量は、好ましくは、無水活性物質に基づいて1重量%〜50重量%、および特に5重量%〜35重量%の範囲内である。また、アルカリ金属アルミノシリケート、特にゼオライトが、付加的なビルダーとして存在する際に、その時のアルカリ金属シリケートの含量は、好ましくは、無水活性物質に基づいて1重量%〜15重量%、および特に2重量%〜8重量%の範囲内である。アルミノシリケートとシリケートとの重量比は、その時好ましくは、それぞれ無水活性物質に基づいて4:1〜10:1である。無定形および結晶性アルカリ金属シリケートのいずれも含んでなる剤において、無定形アルカリ金属シリケートと結晶性アルカリ金属シリケートとの重量比は、好ましくは1:2〜2:1および特に1:1〜2:1である。
前述の無機ビルダーに加えて、さらなる水溶性または水不溶性無機物質を、本発明により使用するポリマーを含んでなる剤中へ組み入れることができる。これに関し、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸水素塩、およびアルカリスルフェート、ならびにそれらの混合物が適当である。この種の付加的な無機物質は、70重量%までの量で存在し得る。
加えて、剤は、さらに、通常の洗浄剤および清浄剤の成分を含んでなってもよい。これらの任意の成分は、特に、酵素、酵素安定剤、漂白剤、漂白活性化剤、重金属用錯化剤、例えば、アミノポリカルボン酸、アミノヒドロキシポリカルボン酸、ポリホスホン酸および/またはアミノポリホスホン酸、色定着剤、色移り抑制剤、例えば、ポリビニルピロリドンまたはポリビニルピリジン−N−オキシド、発泡抑制剤、例えば、オルガノポリシロキサンまたはパラフィン、溶媒、および蛍光増白剤、例えば、スチルベンスルホン酸誘導体を含む。好ましくは、本発明に従って使用する組み合わせを含んでなる剤は、1重量%まで、特に0.01重量%〜0.5重量%の蛍光増白剤、特に、置換4,4’−ビス−(2,4,6−トリアミノ−s−トリアジニル)−スチルベン−2,2’−ジスルホン酸の群に由来する化合物、5重量%までの、特に0.1重量%〜2重量%の重金属用錯化剤、特にアミノアルキレンホスホン酸およびその塩、3重量%までの、特に0.5重量%〜2重量%の灰色化抑制剤ならびに2重量%までの、特に0.1重量%〜1重量%の発泡抑制剤を含んでなり、前述の重量分率はそれぞれ全剤に基づく。
特に、液状剤に添加する溶媒は、水に加えて、好ましくは水との混和性のあるものである。それらは、低級アルコール、例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノールおよび異性体ブタノール、グリセリン、低級グリコール、例えば、エチレンおよびプロピレングリコール、ならびに前述の化合物の群から誘導し得るエーテルである。本発明により使用する組み合わせの成分は、一般に、そのような液状剤中に溶解しているか、または懸濁状態で存在する。
任意に存在する酵素は、好ましくは、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、オキシダーゼ、パーオキシダーゼ、またはそれらの混合物を含む群から選択される。微生物、例えば、バクテリアおよび菌類など、から遊離するプロテアーゼは、何よりもまず先に検討される。それらを、例えば、ドイツ特許公開公報DE1940488、DE2044161、DE2101803およびDE2121397、米国特許US3623957およびUS4264738、欧州特許出願EP006638ならびに国際特許出願WO91/02792に記載の、適当な微生物に由来する発酵過程を用いて、既知の手法で遊離し得る。プロテアーゼは、例えば、BLAP(登録商標)、Savinase(登録商標)、Esperase(登録商標)、Maxatase(登録商標)、Optimase(登録商標)、Alcalase(登録商標)、Durazym(登録商標)またはMaxapem(登録商標)の名で市販されている。適当なリパーゼは、例えば、欧州特許出願EP258068、EP305216およびEP341947に記載のHumicola lanuginosa、例えば、国際特許出願WO91/16422または欧州特許出願EP384717に記載のようなBacillus種、例えば、欧州特許出願EP468102、EP385401、EP375102、EP334462、EP331376、EP330641、EP214761、EP218272もしくはEP204284または国際特許出願WO90/10695に記載のPseudomonas種、例えば、欧州特許出願EP130064に記載のFusarium種、例えば、欧州特許出願EP117553に記載のRhizopus種、または例えば、欧州特許出願EP167309に記載のAspergillus種から遊離し得る。適当なリパーゼは、例えば、Lipolase(登録商標)、Lipozym(登録商標)、Lipomax(登録商標)、Amano(登録商標)−リパーゼ、Toyo−Jozo(登録商標)−リパーゼ、Meito(登録商標)−リパーゼおよびDiosynth(登録商標)−リパーゼの名で市販されている。適当なアミラーゼは、例えばMaxamyl(登録商標)、Termamyl(登録商標)、Duramyl(登録商標)およびPurafect(登録商標)OxAmの名で市販されている。適当なセルラーゼは、バクテリアまたは菌類に由来する遊離酵素であってよく、好ましくは6〜9.5の弱酸性〜弱アルカリ性領域で至適pHを示す。そのようなセルラーゼは、例えば、ドイツ特許公開公報DE3117250、DE3207825、DE3207847、DE3322950または欧州特許出願EP265832、EP269977、EP270974、EP273125ならびにEP339550、ならびに国際特許出願WO95/02675およびWO97/14804から既知であり、Celluzyme(登録商標)、Carezyme(登録商標)およびEcostone(登録商標)の名で市販されている。
特に液体剤中に、任意に存在する通常の酵素安定剤は、アミノアルコール、例えば、モノ−、ジ−、トリ−エタノールアミンおよびモノ−、ジ−、トリ−プロパノールアミンおよびそれらの混合物、低級カルボン酸、例えば、欧州特許出願EP376705およびEP378261から既知のものなど、ホウ酸またはアルカリ金属ホウ酸塩、ホウ酸−カルボン酸の組み合わせ、例えば、欧州特許出願EP451921から既知のものなど、ホウ酸エステル、例えば、国際特許出願WO93/11215または欧州特許出願EP511456から既知のものなど、ホウ酸誘導体、例えば、欧州特許出願EP583536から既知のものなど、カルシウム塩、例えば、欧州特許EP28865から既知のCa−ギ酸の組み合わせ、マグネシウム塩、例えば、欧州特許出願EP378262から既知のものなど、および/または硫黄含有還元剤、例えば、欧州特許出願EP080748またはEP080223から既知のものなど、を含む。
適当な発泡抑制剤は、長鎖石鹸、特にベヘン酸石鹸、脂肪酸アミド、パラフィン、ワックス、微結晶性ワックス、オルガノポリシロキサンおよびそれらの混合物を含み、該抑制剤は、さらに、超微細な、任意にシラン化または別の方法で疎水化されたシリカを含んでなってよい。粒子状剤中での使用のため、これらの種の発泡抑制剤、例えば、ドイツ特許公開公報DE3436194、欧州特許出願EP262588、EP301414、EP309931、または欧州特許EP150386に記載のものなどを顆粒状の水溶性キャリアに好ましく結合させる。
本発明により使用するポリマーを含んでなる、この種の剤のさらなる実施形態は、過酸化物系漂白剤を、特に5重量%〜70重量%の範囲の量で、ならびに任意に漂白活性化剤を、特に2重量%〜10重量%の範囲の量で含んでなる。これらの可能な漂白剤は、一般に洗浄剤中で使用するペルオキシ化合物、例えば、過酸化水素、四水和物または一水和物として存在し得る過ホウ酸塩、過炭酸塩、パーピロホスフェートおよびパーシリケートなどであり、それらは、一般にアルカリ金属塩として、特にナトリウム塩として存在する。そのような漂白剤は、本発明により使用するポリマーを含んでなる洗浄剤中に、それぞれ全剤に基づいて25重量%までの、特に15重量%までの、および特に好ましくは5重量%〜15重量%の量で存在し、特に、過炭酸塩が組み入れられる。漂白活性化剤の任意に存在する成分は、通例使用するN−またはO−アシル化合物、例えば、ポリアシル化アルキレンジアミン、特にテトラアセチルエチレンジアミン、アシル化グリコールウリル、特にテトラアセチルグリコールウリル、N−アシル化ヒダントイン、ヒドラジド、トリアゾール、ウラゾール、ジケトピペラジン、スルフリルアミドおよびシアヌレート、またカルボン酸無水物、特に無水フタル酸、カルボン酸エステル、特にナトリウムイソノナノイルフェノールスルホネート、およびアシル化糖誘導体、特にペンタアセチルグルコース、ならびにカチオン性ニトリル誘導体、例えば、トリメチルアンモニウムアセトニトリル塩などを含む。貯蔵の間、漂白活性剤を、ペルオキシ化合物との相互作用から防ぐために、それを既知の方法によりカプセル化または粒状化することができ、例えば、欧州特許EP37026に記載の方法により調製できるような、カルボキシメチルセルロースを用いて、0.01mm〜0.8mmの平均粒子寸法に粒状化されたテトラアセチルエチレンジアミン、ドイツ特許DD255884に記載の方法により調製できるような、粒状化された1,5−ジアセチル−2,4−ジオキソヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、および/または国際特許出願WO00/50553、WO00/50556、WO02/12425、WO02/12426、またはWO02/26927に記載の方法により粒子形態で作られるトリアルキルアンモニウムアセトニトリルが特に好ましい。洗浄剤は、これらの種類の漂白活性化剤を、それぞれ全剤に基づいて8重量%まで、特に2重量%〜6重量%の量で含んでなる。
また、繊維製品を洗浄する際に洗浄剤の清浄力を強化するため、前述のポリマーを、ジカルボン酸と、ポリマージオールまたはモノマージオールとポリマージオールの混合物であってもよいジオールとのポリエステル活性汚れ解離性ポリマーとともに使用することができる。
本発明の本質的なポリマーに、付加的に組み入れることができる活性ポリエステル汚れ解離性ポリマーは、ジカルボン酸、例えば、アジピン酸、フタル酸またはテレフタル酸、と、ジオール、例えば、エチレングリコールまたはプロピレングリコールと、ポリジオール、例えば、ポリエチレングリコールまたはポリプロピレングリコールのコポリエステルを含む。用いる好ましい汚れ解離性ポリエステルは、2のモノマー部分のエステル化により、形式的に得られるような化合物を含み、第1モノマーは、ジカルボン酸HOOC−Ph−COOHであり、第2モノマーは、ジオールHO−(CHR11−)OHであり、それは、ポリマージオールH−(O−CHR11−)OHとして存在してもよい。ここで、Phは、1〜22個の炭素原子を有するアルキル基、スルホン酸基、カルボキシル基およびそれらの混合物から選択される1〜4個の置換基を有し得るo−、m−またはp−フェニル基を意味し、R11は、水素、1〜22個の炭素原子を有するアルキル基およびそれらの混合物であり、aは2〜6の数値であり、bは1〜300の数値である。好ましくは、モノマージオール単位−O−(CHR11−)O−と、ポリマージオール単位−(O−(CHR11−))bO−のいずれも、生じるポリエステル中に存在する。モノマージオール単位とポリマージオール単位とのモル比は、好ましくは100:1〜1:100、特に10:1〜1:10で変動する。ポリマージオール単位において、重合度bは、好ましくは4〜200、特に12〜140の範囲内である。好ましい汚れ解離性ポリエステルの分子量または平均分子量、または分子量分布の最大値は、250〜100000、特に500〜50000の範囲内である。Ph基が基づく酸は、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、トリメリト酸、メリト酸、スルホフタル酸、スルホイソフタル酸およびスルホテレフタル酸の異性体、ならびにそれらの混合物から好ましく選択される。それらの酸基が、ポリマー中のエステル結合部分でない限り、その場合、それらは、好ましくは、塩の形態で、特にアルカリ金属またはアンモニウム塩として存在する。これらの中でも、ナトリウムおよびカリウムの塩が特に好ましい。必要に応じて、HOOC−Ph−COOHモノマーのかわりに、少量の、特に上記の意味を有するPhの割合に基づき、10mol%を超えない、少なくとも2つのカルボキシル基を有する他の酸を、汚れ解離性ポリエステル中に含んでなってよい。典型的なアルキレン−およびアルケニレン−ジカルボン酸は、例えば、マロン酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸およびセバシン酸を含む。好ましいジオール、HO−(CHR11−)OHは、R11が水素であり、aが2〜6の数値であるジオール、ならびにaが2の値を有し、R11が水素および1〜10個、特に1〜3個の炭素原子を有するアルキル基から選択されるジオールを含む。先ほど指定したジオールは、特に好ましくは、R11が上記の意味を有する、式HO−CH−CHR11−OHのジオールである。例となるジオール成分は、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、1,2−デカンジオール、1,2−ドデカンジオールおよびネオペンチルグリコールである。1000〜6000の平均分子量を有するポリエチレングリコールは、ポリマージオールの中でも特に好ましい。
必要に応じて、上記のように構成されるポリエステルは、末端ブロックされていてよく、封鎖基は、1〜22個の炭素原子を有するアルキル基およびモノカルボン酸のエステルであってよい。エステル結合を経て結合する封鎖基は、5〜32個の炭素原子、特に5〜18個の炭素原子を有する、アルキル−、アルケニル−およびアリール−モノカルボン酸に基づいてよい。それらは、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ウンデセン酸、ラウリン酸、ラウロレイン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、ミリストレイン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ペトロセリン酸、ペトロセライジン酸、オレイン酸、リノール酸、リノライジン酸、リノレン酸、エレオステアリン酸、アラキジン酸、ガドレイン酸、アラキドン酸、ベヘン酸、エルカ酸、ブラッシジン酸、クルパノドン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、メリシン酸、合計で25個までの炭素原子、特に1〜12個の炭素原子を有する、1〜5個の置換基を有し得る安息香酸、例えば、tert-ブチル安息香酸を含む。末端基は、例えば、ヒドロキシ吉草酸、ヒドロキシヘキサン酸、リシノール酸、その水素化生成物ヒドロキシステアリン酸ならびにo−、m−およびp−ヒドロキシ安息香酸を含む、5〜22個の炭素原子を有するヒドロキシモノカルボン酸に基づいてもよい。ヒドロキシモノカルボン酸は、そのヒドロキシル基およびそのカルボキシル基を経て、互いに、それ自体結合でき、それゆえ1つの末端基に複数存在し得る。好ましくは、1末端基あたりのヒドロキシモノカルボン酸単位の数、すなわちそのオリゴマー化度は、好ましくは1〜50、特に1〜10の範囲内である。本発明の好ましい実施形態では、ポリエチレングリコール単位は750〜5000の分子量を有し、エチレンテレフタレートとポリエチレンオキシドテレフタレートとのモル比は50:50〜90:10である、エチレンテレフタレートおよびポリエチレンオキシドテレフタレートのポリマーが、本発明の本質的なポリマーと共に用いられる。
汚れ解離性ポリマーは、好ましくは水溶性であり、用語「水溶性」とは、室温およびpH8における、水1リットルあたり、少なくとも0.01g、好ましくは少なくとも0.1gのポリマーの溶解性を意味すると理解される。しかしながら、この条件で、好ましく使用するポリマーは、1リットルあたり少なくとも1g、特に1リットルあたり少なくとも10gの溶解性を示す。
本発明に従って使用するポリマーを含んでなる好ましい洗濯後処理剤は、洗濯柔軟剤として「エステルクォート」、すなわちカルボン酸とアミノアルコールとの4級化エステルを有する。これは、調合有機化学の適切な方法によって得ることができる、既知の物質である。これに関して、国際特許出願WO91/01295を参照でき、それによると、トリエタノールアミンを、次亜リン酸の存在下で、脂肪酸を用いて部分エステル化し、空気を通過させ、その後、ジメチルスルフェートまたはエチレンオキシドを用いて、4級化が生じる。さらに、固体エステルクォートの調製方法は、ドイツ特許DE4308794から既知であり、トリエタノールアミンエステルの4級化は、好適な分散剤、好ましくは脂肪アルコールの存在下で行われる。この主題のレビューは、例えば、R.Puchta他、Tens.Surf.Det.、30、186(1993年)、M.Brock、Tens.Surf.Det.、30、394(1993年)、R.Lagerman他、J.Am.Oil.Chem.Soc.、71、97(1994年)、およびI.Shapiro、Cosm.Toil.、109、77(1994年)によって利用できる。
剤中で、好ましいエステルクォートは、式(I):
Figure 2008542509
[式中、RCOは、6〜22個の炭素原子を含有するアシル基を意味し、RおよびRは、互いに独立し、水素原子またはRCOを表し、Rは、1〜4個の炭素原子を含有するアルキル基または(CHCHO)H基を表し、m、nおよびpは、合計で0または1〜12の数値を表し、qは1〜12の数を表し、Xは荷電平衡アニオン、例えば、ハロゲン化合物、アルキルスルフェートまたはアルキルホスフェートなど、を意味する。]
に相当する4級化脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩である。本発明において利用をみることができる、典型的な例であるエステルクォートは、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、ステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、エルカ酸、ならびに、例えば、天然の脂肪または油の高圧開裂で生じるような、それらの工業用混合物の系の生成物である。工業用C12/18ココナツ脂肪酸および特に部分硬化C16/18獣脂またはパーム脂肪酸ならびに少量のエライジン酸リッチC16/18脂肪酸が用いられる。4級化エステルの調製のため、脂肪酸およびトリエタノールアミンを、一般に1.1:1〜3:1のモル比で一般に使用する。エステルクォートの工業的利用性について、1.2:1〜2.2:1、好ましくは1.5:1〜1.9:1の添加比が、特に有利であることが証明された。好ましく組み入れるエステルクォートは、1.5〜1.9の平均エステル化度を有する、モノ−、ジ−およびトリ−エステルの工業用混合物に相当し、工業用C16/18獣脂またはパーム脂肪酸(ヨード価0〜40)から誘導される。RCOは、16〜18個の炭素原子を含有するアシル基を表し、RはRCOを表し、Rは水素原子を表し、Rはメチル基を表し、m、nおよびpはそれぞれ0を表し、Xはメチルスルフェートを表す式(I)の4級化脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩は、特に有利であることが証明された。
4級化カルボン酸トリエタノールアミンエステル塩に加えて、カルボン酸と、式(II):
Figure 2008542509
[式中、RCOは、6〜22個の炭素原子を含有するアシル基を表し、Rは、水素またはRCOを表し、RおよびRは、互いに独立して1〜4個の炭素原子を含有するアルキル基を表し、mおよびnは、合計で0または1〜12の数値を表し、Xは荷電平衡アニオン、例えば、ハロゲン化合物、アルキルスルフェート、またはアルキルホスフェートなどを表す。]
のジエタノールアルキルアミンとの4級化エステル塩が、エステルクォートとして適当である。
最後に、カルボン酸と、式(III):
Figure 2008542509
[式中、RCOは、6〜22個の炭素原子を有するアシル基を意味し、Rは、水素またはRCOを意味し、R、RおよびRは、互いに独立して、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を意味し、mおよびnは、合計で0または1〜12の数値と等しく、Xは、荷電平衡アニオン、例えば、ハロゲン化合物、アルキルスルフェート、またはアルキルホスフェートなどを意味する。]
の1,2−ジヒドロキシプロピルジアルキルアミンとの4級化エステル塩が、適当なエステルクォートのさらなる群として挙げられる。
好ましい脂肪酸および最適エステル化度の選択について、式(I)で挙げた、例となる記載が、式(II)および(III)のエステルクォートにとって、基本的に通用する。通常、エステルクォートは、50〜90重量%のアルコール溶液の形態で市販されており、水で容易に希釈でき、エタノール、プロパノールおよびイソプロパノールが、通常のアルコール溶媒である。
エステルクォートを、それぞれ全洗濯後処理剤に基づいて5重量%〜25重量%、特に8重量%〜20重量%の量で好ましく使用する。必要に応じて、本発明により使用する洗濯後処理剤は、不適切な方法でエステルクォートと相互に作用しない限り、上述の洗浄剤の成分をさらに含んでなってもよい。好ましくは、液状、水性剤であり、成分の混合によって容易に得られるものである。
好ましい実施形態で、剤は、本発明に従って使用するポリマーを組み入れたものであり、粒状形態中で、25重量%まで、特に5重量%〜20重量%の漂白剤、特にアルカリ金属パーカーボネート、15重量%まで、特に1重量%〜10重量%の漂白活性化剤、20重量%〜55重量%の無機ビルダー、10重量%までの、特に2重量%〜8重量%の水溶性有機ビルダー、10重量%〜25重量%の合成アニオン性界面活性剤、1重量%〜5重量%の非イオン性界面活性剤、および25重量%まで、特に0.1重量%〜25重量%の無機塩、特にアルカリ金属炭酸塩および/またはアルカリ金属炭酸水素塩を含んでなる。
さらなる好ましい実施形態で、剤は、本発明に従って使用するポリマーを組み入れたものであり、液状形態で、10重量%〜25重量%、特に12重量%〜22.5重量%の非イオン性界面活性剤、2重量%〜10重量%、特に2.5重量%〜8重量%の合成アニオン性界面活性剤、3重量%〜15重量%、特に4.5重量%〜12.5重量%の石鹸、0.5重量%〜5重量%、特に1重量%〜4重量%の有機ビルダー、特にポリカルボキシレート、例えば、クエン酸塩など、1.5重量%までの、特に0.1重量%〜1重量%の重金属用錯化剤、例えば、ホスホネートなど、および任意の酵素、酵素安定剤、着色剤および/または香料ならびに水および/または水混和性溶媒を含んでなる。
固形剤は、汚れ解離性ポリマーを含んでなる粒子を、付加的な固形の洗浄剤成分と混合する方法で、好ましく調製される。好ましくは、噴霧乾燥工程を、汚れ解離性ポリマーを含んでなる粒子を調製するために使用する。あるいは、圧縮コンパウンド工程を、この粒子を調製するためにおよびまた、任意に、完成剤を調製するために使用してもよい。
ブロックポリマーP1(分子量:<10000)の調製
スチレン、メチルメタクリレートおよびPluriol(登録商標)A2000Eをラジカル重合させた。
洗浄条件
洗浄機: Miele W 918 Novotronic
一次洗浄性能: 単一洗浄工程、通常プログラム
洗浄温度: 40℃
測定: 3回
洗浄液容積: 18リットル
水硬度: 16°dH(ドイツ硬度)
総洗濯量: 清潔な洗濯物3.5kg
織布: 綿(1.1.10)
実験
上記の条件で、汚れのない織布を、ポリマーP1を添加した、および添加しない洗浄剤(以下の組成を参照)を用いて3回洗浄し、各洗浄後に乾燥させた。3回の予備洗浄後、織布を、以下の汚れを用いて、手で汚した。
口紅 0.10g
黒い靴墨 0.10g
ほこり/皮脂 0.10g
汚れのついた織布を、Minolta CR 200を用いて測定し、その後、室温で7日間熟成させた。その後、汚れのついた織布をハンドタオルにホチキスでとめ、上記の条件で洗浄した。織布を乾燥させ、Minolta CR 200を用いて再度測定した。
洗浄剤組成(重量%)
FAEOS 5%
C12/14 7 EO 12%
APG 2%
脂肪酸 C12−18 5%
グリセリン 5%
Tinopal(登録商標)CBS−X 0.1%
クエン酸塩 1%
ポリアクリレート 2%
プロテアーゼ +
アミラーゼ +
水 100%まで
洗浄結果(ddE値)
Figure 2008542509

Claims (12)

  1. スチレン、メチルメタクリレート、およびメチルポリエチレングリコールのモノマーの重合により得られる汚れ解離性ポリマーの、繊維製品を洗浄する際に洗浄剤の清浄力を強化するための使用。
  2. スチレン、メチルメタクリレート、およびメチルポリエチレングリコールのモノマーの重合により得られる汚れ解離性ポリマーの、汚れが付く以前に、前記ポリマーの存在下で、すでに洗浄および/または後処理された繊維製品を洗浄する際に、洗浄剤の清浄力を強化するための使用。
  3. 前記繊維製品が綿からなる、または綿を含んでなる、請求項1または2に記載の使用。
  4. 前記ポリマーが、スチレン5〜40mol%、メチルメタクリレート20〜40mol%およびメチルポリエチレングリコール25〜65mol%とする分量から得られる、請求項1〜3のいずれかに記載の使用。
  5. 前記ポリマーがブロックポリマーである、請求項1〜4のいずれかに記載の使用。
  6. スチレン、メチルメタクリレート、およびメチルポリエチレングリコールのモノマーの重合により得られる汚れ解離性ポリマーと、ジカルボン酸と、ポリマージオールまたはモノマージオールとポリマージオールの混合物であってもよいジオールとのポリエステル活性汚れ解離性ポリマーとの組み合わせの、繊維製品を洗浄する際に洗浄剤の清浄力を強化するための使用。
  7. スチレン、メチルメタクリレート、およびメチルポリエチレングリコールのモノマーの重合により得られる前記ポリマーの平均分子量が、10000D未満、特に3000D〜8000Dである、請求項1〜6のいずれかに記載の使用。
  8. スチレン、メチルメタクリレート、およびメチルポリエチレングリコールのモノマーから得られる汚れ解離性ポリマーを含んでなる洗浄剤。
  9. 0.1重量%〜2重量%、特に0.4重量%〜1重量%の汚れ解離性ポリマーを含んでなる、請求項8に記載の剤。
  10. 汚れ解離性ポリマーを含んでなる粒子を、付加的な固形の洗浄剤成分と混合する、請求項8または9に記載の固形剤の製造方法。
  11. 汚れ解離性ポリマーを含んでなる粒子を製造するために噴霧乾燥工程を用いる、請求項10に記載の製造方法。
  12. 汚れ解離性ポリマーを含んでなる粒子を製造するために圧縮コンパウンド工程を用いる、請求項10に記載の製造方法。
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