JP2008539344A5

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Publication number: JP2008539344A5
Application number: JP2008508022A
Authority: JP
Filing date: 2006-04-28
Publication date: 2009-07-02
Anticipated expiration: 2026-04-28

Claims

家具本体と、この家具本体内又はこの家具本体に接して配置されている可動な家具部品と、この可動な家具部品を閉位置から第１の開位置まで移動させるための少なくとも一つの放出部材及びこの少なくとも一つの放出部材のための少なくとも一つのロック可能な駆動装置を有している放出装置と、を備えている家具であって、
前記少なくとも１つの放出部材（５）を、前記第１の開位置（Ｏ）を超えて移動させるための手段を備えることを特徴とする家具。
前記駆動装置（６）は、手動で負荷を掛けられる動力蓄積体（８）を備えており、この手動で負荷を掛けられる動力蓄積体（８）は、好ましくはばねであることを特徴とする請求項１に記載の家具。
前記少なくとも一つの放出部材（５）を、前記第１の開位置（Ｏ）を超えて移動させるために備えられた前記放出部材（５）に直接若しくは間接的に接触するか、又は接触可能な前記手段は、前記可動な家具部品（３）に配置されることを特徴とする請求項１又は２に記載の家具。
前記手段は、前記可動の家具部品（３）に配置された少なくとも一つの第１の部品と、前記放出部材（５）に配置された少なくとも一つの第２の部品とを、互いに磁力で引きつけ合うように備えることを特徴とする請求項３に記載の家具。
少なくとも１個の放出部材（５）を前記第１の開位置（Ｏ）を超えて移動させるために備えられた前記放出部材（５）に直接若しくは間接的に接触するか、又は接触可能な前記手段は、前記家具本体（２）に配置され、及び／又は前記放出装置（４）内若しくはこの放出装置（４）に接して配置されることを特徴とする請求項１又は２に記載の家具。
前記放出装置（４）に加えて前記駆動装置（６）は、少なくとも一つの付加的な補助駆動装置（２３、２３’）を備えており、この補助駆動装置（２３、２３’）は、前記可動な家具部品（３）が、前記第１の開位置（Ｏ）を超えて開く間に、前記放出部材（５）を移動させるための前記手段を構成することを特徴とする請求項５に記載の家具。
前記補助駆動装置（２３，２３’）は、動力蓄積体であって、この動力蓄積体は、好ましくは手動で負荷が掛けられ、かつ好ましくはばねであることを特徴とする請求項６に記載の家具。
前記放出装置（４）内の前記一つ又は複数の放出部材（５）は、前記可動な家具部品（３）が、前記第１の開位置（Ｏ）と開端位置（Ｅ）との間で開くとき又は閉じるときに、少なくも一時期この可動な家具部品（３）に接触したままであるか又は追従することを特徴とする請求項１〜７のいずれかに記載の家具。
前記放出装置（４）内の前記一つ又は複数の放出部材（５）は、前記可動な家具部品（３）が開くとき又は閉じるときの５０％又は好ましくは８０％の間、この可動な家具部品（３）に接触していることを特徴とする請求項８に記載の家具。
家具本体と、この家具本体内又はこの家具本体に接して配置されている可動な家具部品と、この可動な家具部品を閉位置から第１の開位置まで移動させるための少なくとも一つの放出部材及びこの少なくとも一つの放出部材のための少なくとも一つのロック可能な駆動装置を有している放出装置と、を備えている家具であって、
定位置（Ｓ’）の前記放出部材（５）の接触点と放出工程の終了後の位置（Ｏ’）の接触点との間の距離（ｄ）と、前記定位置（Ｓ’）の前記放出部材（５）の接触点と開工程の終了後の位置（Ｅ’’）の接触点との間の距離（ｄ’）とは、異なることを特徴とする請求項１〜９のいずれかに記載の家具。
前記家具部品（３）は、前後に移動するように前記家具本体（２）内又はこれに接触して配置されており、前記放出装置（４）の前記放出部材（５）は、直線的に可動であるか回転的に可動であるかに関わらず、前記家具本体（２）又は前記可動な家具部品（３）に配置されていることを特徴とする請求項１〜１０のいずれかに記載の家具。
前記家具部品（３）は、蝶着されるように前記家具本体（２）内又はこれに接触して配置されており、前記放出装置（４）の前記放出部材（５）は、直線的に可動であるか回転的に可動であるかに関わらず、前記家具本体（２）又は前記可動な家具部品（３）に配置されていることを特徴とする請求項１〜１０のいずれかに記載の家具。
回転可能な放出部材（５）において、前記可動な家具部品（３）の前記第１の開位置（Ｏ）の前記放出工程の終了後の位置（Ｏ’）の前記放出部材（５）の開角（α）と、前記可動な家具部品（３）の前記開端位置（Ｅ）の前記開工程の終了後の位置（Ｅ’）の前記放出部材（５）の開角（α’）とは、異なることを特徴とする請求項１〜１２のいずれかに記載の家具。
前記放出部材（５）の最大開角（α）は、前記可動な家具部品（３）の最大開角（β）に好ましくは可能な限り、等しいことを特徴とする請求項１２又は１３に記載の家具。
可動な家具部品と、この可動な家具部品を閉位置から第１の開位置まで移動させるための少なくとも一つの放出部材及びこの少なくとも一つの放出部材のための好ましくは手動で負荷を掛けられる動力蓄積体を備える少なくとも一つの駆動装置を有している放出装置と、を備えている家具であって、
前記放出装置（４）は、前記可動な家具部品（３）が前記第１の開位置（Ｏ）と開端位置（Ｅ）との間で開くとき又は閉じるときに、少なくも一時期前記放出部材（５）のための前記駆動装置（６）の前記動力蓄積体（８）に少なくとも部分的に負荷を掛けるように構成されていることを特徴とする請求項１〜１４のいずれかに記載の家具。
前記放出装置（４）は、好ましくは前記可動な家具部品（３）の位置に関わらず、概して前記可動な家具部品（３）の閉動作で前記動力蓄積体（８）の負荷工程を開始するように構成されていることを特徴とする請求項１５に記載の家具。
前記放出部材（５）は枢支されており、前記可動な家具部品（３）の前記第１の開位置（Ｏ）の前記放出工程の終了時の前記放出部材（５）の前記開角と、前記動力蓄積体（８）の負荷工程の開始時の角度とが異なっており、前記定位置（Ｓ’）の前記放出部材（５）の接触点と前記放出工程の終了時の接触点との距離と、前記定位置（Ｓ’）の前記放出部材（５）の接触点と前記動力蓄積体（８）の前記負荷工程の開始時の接触点との距離が異なっていることを特徴とする請求項１５又は１６に記載の家具。
前記放出装置（４）は、伝導装置と、好ましくはギアトレインと協働する枢支された放出部材（５）及びロック可能な駆動装置（６）とを備えており、この駆動装置（６）は、好ましくはコイル引張ばねであることを特徴とする請求項１〜１７のいずれかに記載の家具。
前記放出部材（５）は、連結部材（１４）を介して前記駆動装置（６）に連結されており、回転可能な軸受部材（１３）に固定されたピニオン（１２）に係合するように形成された歯を備える部分（Ｚ）を有することを特徴とする請求項１８に記載の家具。
少なくとも前記放出部材（５）と、前記ピニオン（１２）のための前記軸受部材（１３）と、連結部材（１４）とが同軸上に配置されていることを特徴とする請求項１８又は１９に記載の家具。
前記駆動装置（６）のロックは、トグルレバー（１７）及び／又はデッドポイント機構を用いることによって行うことができることを特徴とする請求項１８〜２０のいずれかに記載の家具。
前記トグルレバー（１７）のハンドル（１８）は、その自由端で前記連結部材（１４）に回転自在に連結されており、前記デッドポイント機構は、一端で前記トグルレバー（１７）のトグルと回転自在に連結されて、他端で湾曲した継手（１６）と回転自在に連結されているレバー（１５）を有しており、前記湾曲した継手（１６）は、回転可能なように好ましくは前記連結部材（１４）に同軸上で固定されていることを特徴とする請求項２１に記載の家具。
前記ピニオン（１２）は、回転しないように制動体（１９）に連結されており、この制動体（１９）は、この外周が前記湾曲した継手（１６）に接触するように形成されていることを特徴とする請求項１８〜２２のいずれかに記載の家具。
前記放出装置（４）は、少なくとも前記放部材（５）のための出口開口（２１）を備えるケース（２０）に配置されていることを特徴とする請求項１８〜２３のいずれかに記載の家具。
前記ピニオン（１２）の前記軸受部材（１３）のための少なくとも一つの停止部材（２２）が、前記ケース（２０）に配置されており、前記軸受部材（１３）は、前記可動な家具部品（３）が前記第１の開位置（Ｏ）にあるときに前記停止部材（２２）に当接していることを特徴とする請求項１４〜２４のいずれかに記載の家具。
前記放出部材（５）を前記第１の開位置（Ｏ）を超えて移動させるための手段は、補助駆動装置（２３）を備えており、この補助駆動装置（２３）は、好ましくは湾曲した板ばねであって、
この板ばねの第１のアーム（２４）は、前記放出部材（５）に係合しており、第２のアーム（２４’）は、前記連結部材（１４）に係合していることを特徴とする請求項１８〜２５のいずれかに記載の家具。
前記放出部材（５）を前記第１の開位置（Ｏ）を超えて移動させるための手段は、補助駆動装置（２３）を備えており、この補助駆動装置（２３）は、好ましくは渦巻きばねであって、
この渦巻きばねの第１のアーム（２４）は、前記放出部材（５）に係合しており、第２のアーム（２４’）は、好ましくは回転可能かつ定位置に保持されるように、前記ケース（２０）に係合していることを特徴とする請求項１８〜２５のいずれかに記載の家具。
前記放出装置（４）は、前記駆動装置（６）のロックを解除するための解除部材（２６）を備えるロック解除機構（２５）を更に有することを特徴とする請求項１〜２７のいずれかに記載の家具。
前記ロック解除機構（２５）は、前記解除部材（２６）が閉位置にて前記可動な家具部品（３）又は家具本体（２）に直接接触して静止するように構成されていることを特徴とする請求項２８に記載の家具。
家具の家具本体内又はこれに接して配置されている可動な家具部品を開閉するための方法であって、
ロック可能な駆動装置好ましくは手動で負荷を掛けられる動力蓄積体に接触又は接触可能な放出部材を有する放出装置を使用し、特に請求項１〜２９のいずれかに記載の放出部材によって、前記可動な家具部品の閉動作の間に前記動力蓄積体に負荷が掛けられ、前記可動な家具部品（３）が第１の開位置（Ｏ）を超えて開いた後に、第１の開位置（Ｏ）と開端位置（Ｅ）との間の前記可動な家具部品（３）の開閉経路の一部における前記可動な家具部品（３）の閉動作の間にこの動力蓄積体（８）を負荷する工程が開始されることを特徴とする方法。
前記動力蓄積体（８）への前記負荷工程は、前記可動な家具部品（３）の閉動作毎に概して開始され、好ましくは前記可動な家具部品（３）の開位置からは独立して開始されることを特徴とする請求項３０に記載の方法。