JP2008533168A - 化粧品剤およびケラチン繊維の鏡光沢化(mirrorizing)方法 - Google Patents

化粧品剤およびケラチン繊維の鏡光沢化(mirrorizing)方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、ケラチン繊維の鏡光沢化(mirrorizing)のための、少なくとも1つの硫黄フリー還元化合物を含む製剤と、少なくとも1つの有機または無機銀塩を含むアンモニア性製剤との組み合わせの使用、ならびに鏡光沢化(mirrorizing)された毛髪の(銀)光沢をフレッシュニングまたは復元するための、硫黄フリー還元化合物を含む剤の使用に関する。

Description

本出願は、ケラチン繊維の鏡光沢化(mirrorizing)を達成するための、少なくとも1つの硫黄フリー還元化合物を含む構成成分1と、少なくとも1つの銀塩を含む構成成分2との組み合わせの使用、ならびに鏡光沢化(mirrorizing)された毛髪の(銀)光沢をフレッシュニングまたは復元するための、硫黄フリー還元化合物を含む剤の使用に関する。
毛髪着色方法、とりわけ、先行技術、例えばDE2806603A1またはUS2003/0223944A1に記載される銀塩と還元剤との混合物によるケラチン繊維の着色も伴う毛髪着色方法が多数存在する。
US2003/0223944A1によると、ケラチン繊維には金属的なきらめき(shimmer)が与えられる。しかしながら、この金属的なきらめき(shimmer)は、均一に輝く層(shiny layer)または銀鏡を示さないので、あまり満足できない。
現在では、おそらく毛髪上で考えられる全ての色にて金属光沢を生じる製品が既にあるが、これらは、毛髪の表面に接着性をもたらすと言われているポリマーまたは他の原料との組み合わせの金属フレーク、非常に異なる種類の光沢顔料、または他の高屈折率粒子に基づく。しかしながら、それらの色彩付与効果にもかかわらず、そのような製品はむしろ、それらの系に関連する全ての不都合、例えば洗浄に対する耐性の欠如、フレーキングしやすさ、および低い磨耗耐性を有する、スタイリング製剤である。
従って、ハンドタオル、枕、帽子、および同種のものの上で、金属フレークが、ゆるくなる(loose)または擦れ落ちる(rubbing off)ことなしに、ならびにコーミングまたはブラッシングの間にコーティングが剥がれ落ちる(flaking off)ことなしに、均一で、光沢があり、耐性がある銀鏡によるケラチン繊維のコーティング方法を見出すという目的が依然としてある。この銀鏡は、「新しい」毛髪色を生じるが、他方では、他の適切な色と組み合わせることによって、現在までに既知の色合いを、鏡光沢または「金属的外観」で仕上げることができる。
驚くべきことに、硫黄フリー還元化合物を含む製剤と、有機または無機銀塩を含むアンモニア性製剤とが、ケラチン繊維に、同時にまたは順々に塗布されるならば、耐性があり、明るく(bright)、浸透性(penetrable)の銀光沢(銀鏡)が、ケラチン繊維上に生成され得ることが、多くの実験後、今では見出されている。
したがって、本発明は、例えば、羊毛または毛髪、特にヒトの毛髪のようなケラチン繊維の鏡光沢化(mirrorizing)のための、少なくとも1つの硫黄フリー還元化合物を含む製剤と、少なくとも1つの有機または無機銀塩を含むアンモニア性製剤との組み合わせの使用を提供する。
本発明における1つの特定の実施形態では、金属銀繊維の他に、例えば、赤色金属または青色金属のような他の金属的外観色も生じることができるように、鏡光沢化(mirrorizing)は、適切な着色方法と結合されることもできる。
ケラチン繊維全体を鏡光沢化(mirrorizing)することだけでなく、個々の部分(例えば、毛髪束)を鏡光沢化(mirrorizing)することによってファッション傾向を追うことも、もちろん可能である。
適切な銀塩は、特に、硝酸銀、塩化銀、硫酸銀、炭酸銀、硫酸水素銀、リン酸銀、酢酸銀、および銀ミョウバン、ならびにこれらの銀塩の対応するアンモニウムまたはチオ硫酸錯体である。
アンモニア性銀塩製剤中で使用される銀塩の量は、好ましくは約0.5〜10重量%、特に1〜4重量%である。
適切な還元剤は、硫黄フリー化合物のみであり、例えば、アルデヒドおよびアルドース、例えば、グリオキシル酸、グリオキサール、グリセリルアルデヒド、アニスアルデヒド、ベンズアルデヒド、ピルブアルデヒド(pyruvaldehyde)、エチルバニリン、グルタルジアルデヒド、ラウリルアルデヒド、マロンジアルデヒド、シンナムアルデヒド、p−ジメチルアミノベンズアルデヒド、ピリドキサルホスフェート、バニリン、D−リボース、ラクトースまたはマルトース、ケトンおよびケトース、例えば、アセトイン、ピルビン酸、ラブリン酸(lavulinic acid)、アセト酢酸、エリトルロース、フルクトース、オキサル酢酸またはα−ケトグルタル酸、エノール、エンジオール、レダクトン、例えば、アスコルビン酸、水素化物、例えば、ホウ化水素ナトリウム、並びに皮膚日焼け剤、例えば、ジヒドロキシアセトン、ヒドロキシメチルグリオキサール、または6−アルド−D−フルクトースである。
好ましい還元剤は、グリオキシル酸、グリオキサール、グリセリルアルデヒド、マルトース、ピルビン酸、エリトルロース、フルクトース、ラクトース、アセトイン、オキサル酢酸、α−ケトグルタル酸、ジヒドロキシアセトン、ヒドロキシメチルグリオキサール、および
6−アルド−D−フルクトースであり、特に好ましいのは、グリオキシル酸、グリオキサール、グリセリルアルデヒド、およびジヒドロキシアセトンである。
還元剤は、好ましくは全量で約0.1〜15重量%、特に0.5〜5重量%で使用される。
有機または無機銀塩を含むアンモニア性製剤のpHは、好ましくは約7〜13、特に8〜12であり、一方、還元剤含有製剤は、好ましくは2〜12、特に3〜11のpHを有する。
本発明の特に好ましい実施形態に従うと、1つまたは両方の構成成分(銀塩溶液、還元剤)にも、結晶化に影響する少なくとも1つの物質が添加され、これは、ポリアルコール、アミノ酸、ポリマー、有機または無機塩、有機塩基、有機酸塩、溶媒、糖、界面活性剤および乳化剤、あるいは微結晶形態ではなく、主にミラー層の形態で沈殿する銀を生じるタンパク質からなる群から選択される。このような添加剤は、以下で「光沢付与剤」と呼ばれる。適切な「光沢付与剤」は、特にソルビトール、キシリトール、ペンタエリスリトール、グリセロール、プロピレングリコール、セリン、ヒスチジン、グリシン、タウリン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニルコポリマー、ギ酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、シュウ酸ナトリウム、炭酸グアニジン、尿酸塩、酒石酸塩、マロン酸塩、酢酸塩、またはギ酸塩、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、モノエタノールアミン、チオ硫酸ナトリウム、チオシアン酸カリウム、エタノール、イソプロパノール、アセトン、ラウリルエーテル硫酸塩、PEG−35ヒマシ油、ケイ酸ナトリウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、リボース、スクロース、トレハロース、ゼラチン、およびカゼインである。
「光沢付与剤」は、好ましくは全量で20重量%以下、特に0.1〜10重量%で使用される。
もちろん、銀塩を含む製剤および還元剤含有製剤の両方(酸化剤および硫黄含有還元剤を除く)は、化粧品剤に適した慣例的な全ての添加剤を含むことができる:例えば、香油;染料;防腐剤;水、低級脂肪族アルコールのような溶媒、例えば、エタノール、プロパノールおよびイソプロパノールのような1〜4個の炭素原子を有する脂肪族アルコール、またはグリセロールおよび
1、2−プロピレングリコールのようなグリコール;アニオン性、カチオン性、両性、または非イオン性界面活性物質の部類からの湿潤剤または乳化剤;柔軟剤;ペトロラタム;シリコーン油、パラフィン油および脂肪酸;ならびにカチオン性樹脂、ラノリン誘導体、ビタミン、コレステロール、パントテン酸、およびベタインのようなケア物質。上述の構成要素は、このような目的のために慣例的な量で、例えば湿潤剤および乳化剤は0.1〜30重量%の濃度で、ケア物質は0.1〜5重量%の濃度で使用される。
対応する製剤は、特に水性または水性−アルコール性製剤の形態で、例えば、濃縮溶液、エマルション、クリーム、またはゲルのような形態で処方され得るが、粉体、粒剤、またはペレットの形態での使用も同様に可能であり、これらは使用前に適切な水性または水性−アルコール性製剤に溶解しておく。
ケラチン繊維、特にヒトの毛髪の鏡光沢化(mirrorizing)は、様々な方法で行なわれることができる。
一段階法。還元構成成分および銀塩含有構成成分を、室温において共に完全に混合するが、1:1の比が特に好ましい。混合は、好ましくは塗布器内において直接行なわれ、その結果、混合後、可能な限り早急に、ケラチン繊維が製品に接触することを確実にする。鏡光沢化(mirrorizing)のために十分な得られる剤の量は、一般に鏡光沢化(mirrorizing)されるケラチン繊維1グラム当たり少なくとも5mLであり、鏡光沢化(mirrorizing)される繊維に均一に塗布される。0〜30分後、好ましくは1〜10分後、繊維を加熱する。約1〜60分、好ましくは5〜20分である接触時間の終わりに、繊維を水ですすぎ、所望によりシャンプーで洗浄し、乾燥する。
二段階法。還元構成成分および銀塩含有構成成分を、ケラチン繊維に順々に塗布する;還元構成成分を初めに塗布し、次に銀塩含有構成成分を塗布するか、あるいはさもなければ、銀塩含有構成成分を初めに塗布し、次に還元構成成分を塗布する。第一構成成分および第二構成成分の塗布する間の時間は、約0〜60分間、特に1〜10分間である。鏡光沢化(mirrorizing)に十分な個々の構成成分の量は、一般に、いずれの場合にも鏡光沢化(mirrorizing)されるケラチン繊維1グラム当たり少なくとも5mLであり、鏡光沢化(mirrorizing)される繊維に均一に塗布される。その後、繊維を加熱する。約1〜60分間、好ましくは5〜30分間である接触時間の終わりに、繊維を水ですすぎ、所望によりシャンプーで洗浄し、乾燥する。
中間すすぎ工程を有する二段階法。もし、上記の二段階法において、第一構成成分(還元剤または銀塩)が、第二構成成分と比較して増加した濃度、少なくとも2倍の濃度で使用されるならば、第二構成成分の塗布前に、ケラチン繊維を、吸収性の布で軽く叩くか、または非常に短くすすぐ。第一構成成分を塗布後、第二構成成分を塗布するまでの間の時間は、約0〜60分間、特に1〜10分間である。その後、第二構成成分(銀塩または還元剤)は、鏡光沢化(mirrorizing)に十分な量が、一般にいずれの場合にも、鏡光沢化(mirrorizing)されるケラチン繊維1グラム当たり少なくとも5mLが、ケラチン繊維に塗布され、同様にできるだけ均一に分配される。その後、繊維を加熱する。約1〜60分間、好ましくは5〜30分間である接触時間の終わりに、繊維を水ですすぎ、所望によりシャンプーで洗浄し、乾燥する。
「金属色」の製造。上記の一段階または二段階鏡光沢化(mirrorizing)の前、最中、または後に、繊維は、適切な、好ましくは非酸化的着色剤(例えば、顔料)により、常法で処理される。ここで、好ましくは、角皮を特に集中的に着色する染毛剤である。これは、金属光沢と共に問題になっている色合いを与える。
本発明に従う方法におけるケラチン繊維の処理温度は、20〜99℃、特に少なくとも50℃、特に50〜80℃の温度であることが好ましい。
特に好ましいのは、二構成成分が同時に塗布される一段階法である。
銀イオンの還元が、毛髪の表面だけでなく、角皮の可能な限り深部においても起こり、さらに、金属銀が、微結晶形態でなく、可能な限り最も連続な層で生成されることは、特に有利である。この理由から、反応は好ましくは、銀が急にではなくいくぶん遅れて沈殿するように調節される。さらに、自動的に表面に沈積される銀層は、完全にシャンプーすることにより、大部分は除去されることができる。
銀鏡を破壊することになるので、鏡光沢化(mirrorizing)されるケラチン繊維は、例えば過酸化水素のような酸化剤と接触すべきではない。これにもかかわらず、鏡光沢化(mirrorizing)されるケラチン繊維が、酸化剤と接触すべきであるならば、元の銀光沢は、すぐにケラチンに浸透する硫黄フリー還元剤による後続の処置によって大部分回復することができる。
したがって、本発明は、酸化の影響を受けた後の金属光沢をフレッシュニングまたは復元するための剤を更に提供し、これは、適切な化粧品基剤中に少なくとも1つの硫黄フリー還元剤、特に上記の硫黄フリー還元剤の1つを含むことを特徴とする。
金属光沢をフレッシュニングまたは復元するためのこの剤のpHは、約2〜12、特に約3〜10である。
金属光沢をフレッシュニングまたは復元するための本発明に従う剤を、ケラチン繊維(好ましくは、ヒトの毛髪)中に完全にもみ込み、約20〜99℃、好ましくは約50〜80℃に加熱して、約5〜30分間、好ましくは10〜15分間作用させ、水ですすぎ流し、所望によりシャンプーで洗浄し、最後に乾燥させる。
以下の実施例は、本発明の主題を説明することを意図し、本発明を限定するものではない。
実施例1:クリーム系ケア銀髪カラー
Figure 2008533168
いずれの場合にも、等容量(鏡光沢化(mirrorizing)される毛髪1グラム当たり5mL)の構成成分1および2を、室温にて塗布瓶中で完全に共に混合し、鏡光沢化(mirrorizing)される毛髪に均一に塗布する。室温における5分間の接触時間後、毛髪を80℃に加熱する。15分間の接触時間後、反応はほぼ完了し、混合物を水ですすぎ流すことができる。その後、シャンプーで毛髪を完全に洗浄し、再び水ですすぐ。乾燥後、毛髪は、金属銀光沢のある、ふわりとした(loose)、滑らかな見栄えがする。
実施例2:ケア銀クリーム毛髪カラー
Figure 2008533168
いずれの場合にも、還元剤を含む少なくとも5mLの構成成分1を、鏡光沢化(mirrorizing)される毛髪1グラム当たりに均一に塗布する。室温における5分間の接触時間後、等容量の銀塩含有構成成分2を毛髪の問題の部分に塗布し、同様にできるだけ均一に分配する。その後、60〜70℃に加熱する。25分後、反応はほぼ完了し、毛髪を水ですすぐことができる。その後、またシャンプーで毛髪を完全に洗浄し、再び水ですすぐ。乾燥後、毛髪は、金属銀光沢のある、ふわりとした(loose)、滑らかな見栄えがする。
実施例3:鏡光沢化(mirrorizing)クリーム
Figure 2008533168
いずれの場合にも、還元剤を含む少なくとも5mLの構成成分1を、鏡光沢化(mirrorizing)される毛髪1グラム当たりに均一に塗布する。室温における5分間の接触時間後、等容量の銀塩含有構成成分2を問題の毛髪の部分に塗布し、同様にできるだけ均一に分配する。その後、50〜60℃に加熱する。40分間後、毛髪を水ですすぎ、シャンプーで完全に洗浄し、再び水ですすぐ。乾燥後、毛髪は、金属銀光沢のある、ふわりとした(loose)、滑らかな見栄えがする。
実施例4:銀クリーム毛髪カラー
Figure 2008533168
いずれの場合にも、10mLの銀塩含有構成成分2を、鏡光沢化(mirrorizing)される毛髪1グラム当たりに均一に塗布し、室温で2分間作用させる。その後、還元剤を含む等容量の構成成分1を毛髪に塗布し、同様にできるだけ均一に分配する。その後、毛髪を少なくとも80℃の温度に加熱する。
15分後、毛髪を水ですすぎ、シャンプーで完全に洗浄し、再び水ですすぐ。乾燥後、毛髪は、金属銀光沢のある、ふわりとした(loose)、滑らかな見栄えがする。
実施例5:ジェル系毛髪鏡光沢化(mirrorizing)剤
Figure 2008533168
いずれの場合にも、還元剤を含む少なくとも15mLの構成成分1を、鏡光沢化(mirrorizing)される毛髪1グラム当たりに均一に塗布し、室温で5分間作用させる。その後、毛髪を吸収性薄片ティッシュで軽くたたく。その後、鏡光沢化(mirrorizing)される毛髪1グラム当たりに銀塩を含む5mLの構成成分2を、毛髪に塗布し、同様にできるだけ均一に分配する。その後、毛髪を75℃に加熱する。15分間の接触時間後、ぬるま湯で毛髪をすすぎ、シャンプーで完全に洗浄し、再び水ですすぐ。乾燥後、毛髪は、金属銀光沢のある、ふわりとした(loose)、滑らかな見栄えがする。
実施例6:銀化(silvering)フォーム(二構成成分フォーム)
Figure 2008533168
鏡光沢化(mirrorizing)は、実施例2に記載の手法により生じる。
金属銀光沢のある毛髪が得られる。
実施例7:銀化(silvering)メッキ溶液
Figure 2008533168
いずれの場合にも、銀塩を含む20mLの構成成分2を、鏡光沢化(mirrorizing)される毛髪1グラム当たりに均一に塗布し、室温で5分間作用させる。その後、毛髪を吸収性の布で軽くたたく。その後、いずれの場合にも、鏡光沢化(mirrorizing)される毛髪1グラム当たりに還元剤を含む8mLの構成成分1を、毛髪に均一に塗布し、同様にできるだけ均一に分配する。その後、毛髪を65〜75℃に加熱する。30分間の接触時間後、ぬるま湯で毛髪をすすぎ、シャンプーで完全に洗浄し、再び水ですすぐ。乾燥後、毛髪は、金属銀光沢のある、ふわりとした(loose)、滑らかな見栄えがする。
実施例8:銀バルサム
Figure 2008533168
鏡光沢化(mirrorizing)は、実施例1に記載の手法にて生じる。
金属銀光沢のある毛髪が得られる。
実施例9:銀リンス
Figure 2008533168
鏡光沢化(mirrorizing)は、実施例1に記載の手法にて生じる。
金属銀光沢のある毛髪が得られる。
実施例10:銀鏡クリームリンス
Figure 2008533168
鏡光沢化(mirrorizing)は、実施例1に記載の手法にて生じる。
金属銀光沢のある毛髪が得られる。
実施例11:ケア銀鏡トリートメント
Figure 2008533168
鏡光沢化(mirrorizing)は、実施例2に記載の手法にて生じる。
金属銀光沢のある毛髪が得られる。
実施例12:鏡光沢化(mirrorizing)クリーム
Figure 2008533168
鏡光沢化(mirrorizing)は、実施例1に記載の手法により生じる。
金属銀光沢のある毛髪が得られる。
実施例13:ケア鏡光沢化(mirrorizing)
Figure 2008533168
鏡光沢化(mirrorizing)は、実施例5に記載の手法にて生じる。
金属銀光沢のある毛髪が得られる。
実施例14:ジェル系鏡光沢化(mirrorizing)塊
Figure 2008533168
鏡光沢化(mirrorizing)は、実施例1に記載の手法により生じる。
金属銀光沢のある毛髪が得られる。
実施例15〜20:銀鏡をフレッシュニングまたは復元するための剤
Figure 2008533168
いずれの場合にも、銀鏡をフレッシュニングまたは復元するための上記の剤を、完全に毛髪にもみ込み、少なくとも50℃の加熱を伴う10分間の接触時間後、毛髪をぬるま湯ですすぎ流す。その後、毛髪を、シャンプーで完全に洗浄し、再び水ですすぐ。乾燥後、毛髪は、その元の銀光沢をほとんど完全に回復した。
他に記載のない限り、本出願における全ての所与のパーセントは、重量パーセントである。

Claims (22)

  1. ケラチン繊維の鏡光沢化(mirrorizing)のための、少なくとも1つの硫黄フリー還元化合物を含む製剤と、少なくとも1つの有機または無機銀塩を含むアンモニア性製剤との組み合わせの使用。
  2. 前記銀塩が、硝酸銀、塩化銀、硫酸銀、炭酸銀、硫酸水素銀、リン酸銀、酢酸銀、および銀ミョウバン、並びにこれらの銀塩の対応するアンモニウムまたはチオ硫酸錯体から成る群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の使用。
  3. 前記銀塩製剤中の銀塩が、全量の0.5〜10重量%で使用されることを特徴とする請求項1または2に記載の使用。
  4. 前記還元剤が、アルデヒドおよびアルドース、ケトンおよびケトース、エノール、エンジオール、レダクトン、水素化物、並びに皮膚日焼け剤から成る群からの硫黄フリー化合物から選択されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の使用。
  5. 前記還元剤が、グリオキシル酸、グリオキサール、グリセリルアルデヒド、マルトース、ピルビン酸、エリトルロース、フルクトース、ラクトース、アセトイン、オキサル酢酸、α−ケトグルタル酸、ジヒドロキシアセトン、ヒドロキシメチルグリオキサール、および6−アルド−D−フルクトースから成る群から選択されることを特徴とする請求項4に記載の使用。
  6. 前記還元剤が、還元剤含有製剤中に、全量の0.1〜15重量%で存在することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の使用。
  7. 前記銀塩を含む製剤が、pH7〜13を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の使用。
  8. 片方または両方の製剤(銀塩溶液、還元剤)が、結晶化に影響を与え、ソルビトール、キシリトール、ペンタエリスリトール、グリセロール、プロピレングリコール、セリン、ヒスチジン、グリシン、タウリン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニルコポリマー、ギ酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、シュウ酸ナトリウム、炭酸グアニジン、尿酸塩、酒石酸塩、マロン酸塩、酢酸塩、ギ酸塩、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、モノエタノールアミン、チオ硫酸ナトリウム、チオシアン酸カリウム、エタノール、イソプロパノール、アセトン、ラウリルエーテル硫酸塩、PEG−35ヒマシ油、ケイ酸ナトリウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、リボース、スクロース、トレハロース、ゼラチン、およびカゼインから成る群から選択される少なくとも1つの物質を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の使用。
  9. 適切な化粧品基剤中に少なくとも1つの硫黄フリー還元剤を含むことを特徴とする、酸化の影響を受けた後に鏡光沢化(mirrorizing)されたケラチン繊維の金属光沢をフレッシュニングまたは復元するための剤。
  10. 前記還元剤が、アルデヒドおよびアルドース、ケトンおよびケトース、エノール、エンジオール、レダクトン、水素化物、ならびに皮膚日焼け剤から成る群からの硫黄フリー化合物から選択されることを特徴とする請求項9に記載の剤。
  11. 前記還元剤が、グリオキシル酸、グリオキサール、グリセリルアルデヒド、グルコース、マルトース、ピルビン酸、エリトルロース、フルクトース、オキサル酢酸、α−ケトグルタル酸、アスコルビン酸、ホウ化水素ナトリウム、ジヒドロキシアセトン、ヒドロキシメチルグリオキサール、および6−アルド−D−フルクトースから成る群から選択されることを特徴とする請求項9または10に記載の剤。
  12. 還元製剤および銀塩含有製剤を、室温にて完全に共に混合し、その後、鏡光沢化(mirrorizing)するべきケラチン繊維に均一に塗布し、20〜99℃における1〜60分間の接触時間後、繊維を水ですすぎ、所望によりシャンプーで洗浄し、最後に乾燥する、ケラチン繊維の鏡光沢化(mirrorizing)方法。
  13. 還元製剤および銀塩含有製剤を、鏡光沢化(mirrorizing)するべきケラチン繊維に、任意の順序で順々に、均一に塗布し、20〜99℃における1〜60分間の接触時間後、繊維を水ですすぎ、所望によりシャンプーで洗浄し、最後に乾燥する、ケラチン繊維の鏡光沢化(mirrorizing)方法。
  14. 最初に塗布される製剤(還元剤または銀塩)が、第二構成成分と比較して少なくとも2倍の濃度で使用され、第二構成成分の塗布前に、ケラチン繊維を、吸収性の布で軽く叩くか、または非常に短時間すすぐことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 第一製剤および第二製剤を塗布する間の時間が、60分間以下であることを特徴とする請求項13または14に記載の方法。
  16. 前記ケラチン繊維が、50〜80℃に加熱されることを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 鏡光沢化(mirrorizing)の前、最中、または後に、ケラチン繊維が、好適な着色剤により、常法で着色されることを特徴とする請求項12〜16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 非酸化的着色剤が使用されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 少なくとも1つの硫黄フリー還元化合物を含む製剤と、少なくとも1つの有機または無機銀塩を含むアンモニア性製剤とから成ることを特徴とする、ケラチン繊維を鏡光沢化(mirrorizing)するための二構成成分剤。
  20. 前記銀塩が、硝酸銀、塩化銀、硫酸銀、炭酸銀、硫酸水素銀、リン酸銀、酢酸銀、および銀ミョウバン、ならびにこれらの銀塩の対応するアンモニウムまたはチオ硫酸錯体から成る群から選択されることを特徴とする請求項19に記載の剤。
  21. 前記還元剤が、アルデヒドおよびアルドース、ケトンおよびケトース、エノール、エンジオール、レダクトン、水素化物、およびならびに皮膚日焼け剤の群からの硫黄フリー化合物から成る群から選択されることを特徴とする請求項19に記載の剤。
  22. 前記還元剤が、グリオキシル酸、グリオキサール、グリセリルアルデヒド、グルコース、マルトース、ピルビン酸、エリトルロース、フルクトース、オキサル酢酸、α−ケトグルタル酸、アスコルビン酸、ホウ化水素ナトリウム、ジヒドロキシアセトン、ヒドロキシメチルグリオキサール、および6−アルド−D−フルクトースから成る群から選択されることを特徴とする請求項19または21に記載の剤。
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