JP2008531765A - アミンオキシド系界面活性剤及びこれを用いた洗浄剤組成物 - Google Patents

アミンオキシド系界面活性剤及びこれを用いた洗浄剤組成物 Download PDF

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Abstract

洗浄力の優れた陰イオン界面活性剤との混用性が優れ、洗浄力と柔軟力を有するアミンオキシド系界面活性剤を提供する。洗浄力の優れた陰イオン及び非イオン界面活性剤と、混用性が優れ且つ洗浄力と柔軟力を有するアミンオキシド系界面活性剤に関し、化学式1のアミンオキシド系界面活性剤を提供する。

Description

本発明は、洗浄剤に使用可能なジアルキルアミド鎖(di−alkyl amide chain)を有するアミンオキシド(amine oxide)形界面活性剤及びこれを用いた洗浄剤組成物に関し、より詳しくは、改善されたマイルド性(mildness)を有して洗浄力、纎維柔軟効果及び帯電防止効果を有する界面活性剤及びこれを用いた洗浄剤組成物に関する。
日常生活で用いる生活用品分野の洗浄剤は、一般的に纎維、食器、人体、物などから汚染物を除去するものである。人体に直接使用するシャンプー、リンス、石鹸のみならず、纎維や食器洗浄剤から洗浄作業中に人体に直接接触するようになることで、すべての生活用品分野で肌と人体に対するマイルド性の確保は非常に重要な要件である。
従って、国内外的に関連業界では、マイルド性を向上させた製品を開発するために多くの努力してきた。代表的な方法として、生分解度が高くてマイルド性が高い界面活性剤を開発するための努力である。これは、洗浄剤はその特性上、界面活性剤を主原料として用いるため、優れた界面活性剤の開発が即ち優れた製品開発に直接的につながるからである。上記の結果として、生分解度とマイルド性を高めるために直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(Linear alkylbenzene sulfonate:LAS)からアルファ-オレフィンスルホン酸(Alpha−olefin sulfonate:AOS)、アルキルエトキシレート硫酸塩(Alkyl ethoxylated sulfate:AES)などが開発され、最近では糖誘導体であるアルキルポリグリコシド(Alkyl poly glucoside:APG)が開発された。また、非イオン界面活性剤でエチレンオキシド(Ethyleneoxide:EO)の付加モル数の分布を狭めるための方法として、BRE(Broad range ethoxylate)からNRE(Narrow range ethoxylate)への研究開発がなされた。一般に、非イオン界面活性剤では、EOの付加モル数の低い界面活性剤の割合が増加するほど、洗浄剤の性能が低下したり、刺激性が高くなる。したがって、NREの技術は、全体組成でEOの付加モル数が少ないエトキシレートの割合を減少するように設計されている。
上記の研究として、既存の製品に比べて、界面活性剤の生分解度とマイルド性の側面において向上したが、消費者の側での満足すべきの成果は現われなかった。根本的な問題は、既存の開発された界面活性剤の場合は、大体に生分解度の向上に集中されており、マイルド性の側面では既存の界面活性剤と対比して刺激性が低い水準でしか向上されていないので上記の問題を根本的に解決することができなかった。また、原料の面でも製品開発に負担を与えるようになった。よって、界面活性剤開発と併行された製品開発にも既存の製品と比較して刺激性を低下したり、マイルド性の高い原料を含有したというコンセプト次元の性能を超えることができなかった。
このような問題が発生する根本的な原因は、洗浄力とマイルド性は相反する性質であるためである。洗浄力を増加させるためには、洗浄剤の主原料として用いられる界面活性剤または界面活性剤補助制の乳化力、浸透力、起泡力などが増加されるべきであるが、この場合、汚染物のみならず肌または纎維の保護成分まで全部除去されることから肌と纎維の損傷が不可避になる。また、マイルド性の確保のために洗浄力を低下する場合は、洗剤本来の役割を果たすことができなくなる。このような矛盾した洗浄/マイルドメカニズムは、すべての生活用品の洗浄剤の分野で共通的に適用される。
最近、一種類の洗剤として、洗浄力と柔軟力を具現するというソフタージェント(softergent)の発売開始が主流をなしているが、前述の矛盾した洗浄/マイルドメカニズムによって消費者の側面では満足ではないコンセプト次元の製品にとどまっている。関連業界では、このような矛盾点を解決して優れた性能を発揮するソフタージェントを開発するために1970年代から多くの努力と研究を行っている。
日本特許公告昭56−21795号、日本特許出願昭53−58478、アメリカ特許第4,961,866号等によると、70年代から90年の初めまで進行されたベントナイト(Bentonite)、モンモリロナイト(Montmorillonite)等のクレイ(clay)を柔軟基剤として用いる特許がある。洗浄効果を低下させず、クレイの纎維に対する累積効果によって柔軟力を発揮することを特徴としているが、纎維柔軟剤を使用する場合に比べて柔軟力の側面では微弱な水準にとどまっている。
アメリカ特許第5,863,887号などによると、陰イオン界面活性剤と相互作用を生じる陽イオン界面活性剤の代りに三級アミンを柔軟基剤として用いて洗浄低下を低めた技術を紹介している。
一方、日本特開平7-286195号、アメリカ特許第4,141,841号等には、基本的に柔軟基剤として陽イオン界面活性剤を使用し、陽イオン界面活性剤を使用する場合は陰イオン界面活性剤との相互作用によって深刻な洗浄力の低下を発生させるため、洗浄基剤として非イオン界面活性剤を単独で用いる技術と陽イオン界面活性剤の分散性を抑制させて洗浄力の低下を最小化させる技術を紹介している。
最近では、日本特開2001-48851号、日本特開2002-60789号、アメリカ特許第4,095,946号等には、アルキルジアンモニウム(alkyldiammonium)、ジェミニ型界面活性剤(gemini type surfactant)、ポリマー型(polymer type)等の既存の陽イオン界面活性剤から構造が変形された陽イオン性柔軟基剤を開示している。技術的な特徴として、既存の4級アンモニウム形態の陽イオン界面活性剤に比べて変形された構造によって洗浄力の減少を低くして柔軟力を発揮することを特徴とする。
既存の研究は、矛盾した洗浄/柔軟力メカニズムから洗浄力の低下現象を最小化させることに技術的に集中され、このような問題が発生する根本的な原因を解決していない。
特公昭56−21795号公報 特開昭53−58478号公報 米国特許第4,961,866号明細書 米国特許第5,863,887号明細書 特開平7-286195号公報 米国特許第4,141,841号明細書 特開2001-48851号公報 特開2002-60789号公報 米国特許第4,095,946号明細書
本発明は、従来の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、本発明の一実施形態として洗浄力の優れた陰イオン界面活性剤との混用性に優れ、洗浄力と柔軟力を有するアミンオキシド系界面活性剤を提供することにある。
本発明の他の実施形態として、上記アミンオキシド系界面活性剤を含有した纎維柔軟効果を有する洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明は、下記化学式1のアミンオキシド系界面活性剤を提供する。
Figure 2008531765
上記式でR及びRは、お互いに同一又は異なり、独立的にC〜C22である直鎖または分岐鎖のアルキル、又はアルケニル基であり、AはC〜Cのアルキル、アルケニル、又はヒドロキシアルキル基であり、XはOH、C〜Cのアルキル、ヒドロキシアルキル、(CHCHO)H、(CHCHCHO)H、又は(CHCHO)H、(CHCHCHO)Hの混合物であり、nは1ないし30である。
好ましくは、R及びRは、C10〜C20である直鎖または分岐鎖のアルキル、又はアルケニルであり、詳しくはRCO-及びRCO-はラウロイル(lauroyl)、ミリストイル(myristoyl)、パルミトイル(palmitoyl)、ステアロイル(stearoyl)、ラウロレオイル(lauroleoyl)、ミリストレオイル(myristoleoyl)、パルミトレノイル(palmitolenoyl)、オレオイル(oleoyl)、リノレオイル(linoleoyl)、リノレノイル(linolenoyl)等であることができる。
本発明のアミンオキシド系界面活性剤は、上記化学式1に示す化合物の中から選択された1種またはこれらを混合して用いることができる。
上記アミンオキシド系界面活性剤は、陽イオン界面活性剤やアミン類柔軟基剤ではない陽性イオン界面活性剤のバルキー(bulky)の一構造として、一つの分子構造としてpHの変化による洗浄力/柔軟力の機能転換を介して二つの機能の作用が可能である。
一般的な洗濯過程で特徴的なことは、洗浄機能は実際にアルカリ領域で行われて、洗い過程を経って徐々にpHが低くなり、柔軟機能が作用する条件は中性領域になる。本発明の界面活性剤は、洗浄力と柔軟力を同時に有するためにアルカリ領域では非イオンまたは陰イオン界面活性剤の特性を有し、中性では陽イオン界面活性剤の特性を有する陽性イオン界面活性剤の挙動を示すので、pH変化によって洗浄力と柔軟力の二つの性質を示すことができる。また、バルキーな分子構造によって柔軟過程で吸着力を増加させることができる。
また、本発明の界面活性剤は、既存の界面活性剤の分子量が約400〜600水準をもち、肌浸透の容易な水準である一方、本発明による新しい界面活性剤の分子量は約800〜1600の巨大分子として肌浸透が難しく、肌に吸着時に被膜を形成して保湿、保護機能を行うことで、優れた肌保護効果を有する。
本発明のアミンオキシド系界面活性剤は、一つの実施例として下記化学式2のアミンを利用して次のように製造される。
Figure 2008531765
上記式において、X'は-H、-OH、-CH、-(CH)OH等があり、nは1ないし4である。Yは、-OH、-NH等で構成されている。また、mは2〜4である。
化学式2のアミンは、脂肪酸との反応を介してアミド、エステルなどの結合を形成する。本反応に用いられる脂肪酸は、通常的なC〜C22の飽和、又は不飽和脂肪酸として、詳しくは、ラウリン酸(lauric acid)、ミリスチン酸(myristic acid)、パルミチン酸(palmitic acid)、ステアリン酸(stearic acid)などの飽和脂肪酸とラウロレイン酸(lauroleic acid)、ミリストレイン酸(myristoleic acid)、パルミトレイン酸(palmitolenic acid)、オレイン酸(oleic acid)、リノール酸(linoleic acid)、リノレン酸(linolenic acid)などの不飽和脂肪酸が用いられる。これらは、単独または混合して使用できる。
化学式2のアミンと脂肪酸は、モル比として約1:1.6〜2の割合として150〜200℃の温度で4〜24時間の間で反応が進行されてアミドまたはエステル結合を形成する。
Figure 2008531765
化学式3の化合物は、脂肪酸が結合された構造を示しており、特にアミド結合を形成している構造である。化学式3において、R及びRは、C〜C22である直鎖または分岐鎖のアルキル、又はアルケニル基であり、X'及びmは上述のとおりである。
化学式3において、X'が-OHまたは-Hを表す場合、エチレンオキシド(EO、-CHCHO)を付加することができる。化学式3の化合物とEOは、モル比として1:1〜30の割合で、3〜7気圧、120〜200℃で反応が進行される。触媒として、EO付加反応に一般的なアルカリ触媒を使用し、反応時間は反応モル比に応じて決定される。また、プロピレンオキシド(PO、-CHCHCHO)を上記のような工程で付加することができ、EO/POの混用付加も可能である。
下記化学式4の化合物は、化学式3の化合物にEOが付加した構造を示す。
Figure 2008531765
上記化学式4において、nは1乃至30であり、R、R及びmは上記のとおりである。EOのモル数の増加によって親水性が高くなることで、脂肪酸の構造と割合、EOのモル数などを通じて、合成物の親水/親油の調節が可能になる。
上記化学式4の化合物にHを反応させることで、化学式5に示されるアミンオキシド化合物が合成される。上記反応条件は、通常のアミンオキシドの反応と同一である。また、化学式3でEOが付加されず、即ちX'が-CHである場合に、化学式3の化合物でアミンオキシド反応が進行されて化学式6に示されるアミンオキシド化合物が合成される。
通常的な条件として、化学式3または化学式4の化合物についてHの濃度を約5〜10%過剰量で反応させ、反応温度は50〜80℃で、Hは80〜90%の水を含有する溶液に希釈されて2〜8時間の間に連続的に投入され、24〜48時間の間、反応が進行される。
Figure 2008531765
化学式5において、n、m、R及びRは上述のとおりである。
Figure 2008531765
化学式6において、m、R及びRは上述のとおりである。
本発明の洗浄剤組成物は、洗浄力と柔軟力を同時に有する上記化学式1のアミンオキシド系界面活性剤を含む。その含有量は、洗浄剤組成物に対して0.01乃至40重量%を含むことが好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、通常の非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤などの界面活性剤5ないし50重量%、その他の添加剤を含む洗浄剤組成物に上記アミンオキシド系界面活性剤を0.01ないし40重量%を含むことを特徴とする。
上記非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェノールエーテル、ポリオキシアルキレンアリールフェノールエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、ソルビタン脂肪酸エステル、アルキルアルコールアミン、又はアリールアルコールアミンなどが用いられる。詳しくは、炭素数8乃至20の高級アルコールのエチレンオキシド1乃至20モルの付加物、或いはエチレンオキシド/プロピレンオキシド付加物があげられる。
上記陰イオン界面活性剤としては、高級アルコールの硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルファオレフィンスルホン酸塩、アルファスルホ脂肪酸塩あるいはそのアルキルエステル塩、脂肪酸塩があげられる。
上記添加剤としては、香料、色素、蛍光増白剤(スチルベン系、ジフェニル系等)、酵素(プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ)、保湿剤(グリセリン、ジ-グリセリン、プロピレングリコール、ジ-プロピレングリコール、1、3−ブチレングリコール、ソルビトール、ポリエチレングリコールヒアルロン酸等)、pH調整剤(酸、又は酸性塩としては、リン酸、リン酸二水素ナトリウム、クエン酸、酒石酸、フマル酸など、アルカリ性化合物としては、リン酸三ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素二カリウム、クエン酸三ナトリウム、コハク酸二ナトリウム等)、各種植物抽出物、キレート剤、消泡剤、酸化防止剤、防腐剤、抗菌剤、低級アルコール、多価アルコール等が用いられる。
本発明の洗浄剤組成物は、固形状、液体状、クリーム状、粉末状などの従来の知られたいずれの形状でも使用でき、従来の知られた方法によって製造されることができる。
本発明の界面活性剤は、洗剤類の洗濯洗剤、柔軟剤、台所用洗剤などとシャンプー、リンス、ボディークレンザー、石鹸などと化粧品類のクレンジング製品、スキン/ローションなどの乳化剤などとして洗浄剤の全般にわたって様々な応用が可能である。
本発明のアミンオキシド系界面活性剤は、洗浄力の優れた非イオン、陰イオン界面活性剤と混用することができ、優れた洗浄力と柔軟力を同時に有することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について説明するが、本発明がこれらに限定されるものではない。
[製造例1]:N-ジ-[3-(ステアロイルアミノ)プロピル]-N-メチルアミンオキシドの合成
Figure 2008531765
N-ジ-(3-アミノプロピル)-N-メチルアミン(200g)とステアリン酸(800g)を約1:2のモル比率で混合して160℃の温度で窒素条件下で3時間の間反応させてN-ジ-[3-(ステアロイルアミノ)プロピル]-N-メチルアミンを形成した。このN-ジ-[3-(ステアロイルアミノ)プロピル]-N-メチルアミン500gにH(35%)80gを反応させて表題の化合物を製造した。反応条件は、通常的なアミンオキシドの反応と同一である。Hを反応物に対して約5〜10%過剰量反応させ、反応温度は50〜70℃でHは水が約90%が含有された溶液に希釈して6時間の間に連続的に投入され、70〜80℃で24時間の間に反応が進行された。
NMRスペクトル(CDCl、internal standard:TMS)
2.05ppm(m、4H、(-NO-CH-CH -CH-NHCO-))
2.2ppm (t、4H、(-CH -CONH-))
2.4ppm (t、4H、(-CH -NO-CH -))
3.1ppm (s、3H、(CH -NO-))
3.35ppm(q、4H、(CONH-CH -CH-CH-NO-CH-CH-CH -NHCO-))
7.8ppm(t、2H、(-CO-NH-))
[実施例1ないし2及び比較例1ないし2]
製造例1で合成したN-ジ-[3-(ステアロイルアミノ)プロピル]-N-メチルアミンオキシド(DSA-AO)を用いて表1のような組成で洗浄剤組成物を製造して洗浄力と柔軟力を評価してその結果を表1に示した。
<洗浄力評価>
洗浄力評価は、実験室用として主に用いられる撹拌混合式洗浄力試験機器(Tergotometer、United States Testing Co.、Inc.)を利用して行った。洗浄力測定温度は25℃で、回転RPM120で作動させ、試料量は水1Lに試料1gを使用し、洗濯時間は10分、洗いは3分ずつそれぞれ2回を実施した。
測定に使用する汚染布は、AS12及び日本湿式汚染布を用いた。それぞれの汚染布を横縦4x4cmの大きさに切って試料1個に9枚ずつを使用した。
洗濯前後のそれぞれの汚染布に対して洗浄効果は、色差測定器(colorimeter、Japan testing Co.、Inc.)で白色度を測定し、下式によって洗浄力を計算して比較例1の洗浄力を100として相対的な洗浄力を表した。
洗浄力(%)=(C-B)/(A-B)*100
ここで、A:白布の白色度
B:洗浄前の汚染布の白色度
C:洗浄後の汚染布の白色度
<柔軟力評価>
実施例1ないし2及び比較例1ないし2によって製造された界面活性剤組成物の濃度を35g/35Lにして市販されている100%綿タオルを洗浄後に自然乾燥した。その後、熟練した被験者を対象として官能評価を実施した。触感程度に対する柔軟点数は、最低1点から最高5点まで付与し、これを3回以上繰り返してその平均値で柔軟効果を測定した。
Figure 2008531765
Figure 2008531765
AEO(EO9mol):エチルアルコールエトキシレート(primary laurylalcohol ethoxylate)、エチレンオキシド付加モル数9モル。
ESQ:ジ-アルキルエステル型四級アンモニウム塩(di−alkylesterquaternary ammonium salt)。(Cognis社製造)
[製造例2]:混合アミンオキシド界面活性剤(DE12−OSA28−AO)の合成
DE12−OSA28−AOは、N-ジ-[2-(ステアロイルアミノ)エチル]-N-ポリオキシエチレンアミンオキシド、N-[2-(ステアロイルアミノ)エチル]-N-[2-(オレオイルアミノ)エチル]-N-ポリオキシエチレンアミンオキシド及びN-ジ-[2-(オレオイルアミノ)エチル]-N-ポリオキシエチレンアミンオキシドの混合物を示す。前記化合物は以下の構造で表される。
Figure 2008531765
脂肪酸は、ステアリン酸とオレイン酸を8:2のモル比で混合して使用した。ジ-(2-アミノエチル)アミンと脂肪酸を約1:2のモル比率でアミン150gと脂肪酸850gを160℃の温度で窒素条件下に水分を除去しながら、3時間の間反応させた。反応混合物にエチレンオキシドをモル比として1:12の割合で添加し、アルカリ触媒(NaOH、KOH)を用いて4〜6気圧、120〜140℃で4時間の間反応させた。この時に得られたエチレンオキシド付加アミン500gにH(35%)50gを反応させて表題の化合物を製造した。反応条件は、通常的なアミンオキシドの反応と同一である。Hを反応物に対して約5〜10%過剰量反応させ、反応温度は50〜70℃でHは水を90%含有する溶液に希釈して6時間の間に連続的に投入され、70〜80℃で24時間の間反応が進行された。
NMRスペクトル(CDCl、internalstandard:TMS)
2.0ppm(m、8H、(-CH -CH=CH-CH -))
2.2ppm(t、4H、(-CH -CONH-))
2.6ppm(t、4H、(-CH -NO-CH -))
3.3ppm(q、4H、(-CONH-CH -CH-NO-CH-CH -NHCO-))
3.65ppm(m、48H、(-NO-(CH -CH -O-)12H))
5.4ppm(m、4H、(-CH-CH=CH-CH-))
6.9ppm(t、2H、(-CO-NH-))
[実施例3ないし10及び比較例3ないし6]
製造例2で合成された混合アミンオキシド界面活性剤(DE12−OSA28−AO)を利用して表2、3のような組成で洗浄剤組成物を製造して洗浄力と柔軟力を評価してその結果を表2、3に示した。
Figure 2008531765
Figure 2008531765
*DE5−OSA28−AO、DE7−OSA28−AO、DE9−OSA28−AO:エチレンオキシド付加モル数をそれぞれ5モル、7モル、9モルを使用したことを除き、製造例2のDE12−OSA28−AOと同様の方法で製造された混合アミンオキシド界面活性剤である。
*AOS:アルファオレフィンスルホン酸塩。
表1、2、3に示すように、本発明のアミンオキシド系界面活性剤は、洗浄力の優れた非イオン、陰イオン界面活性剤と混用使用する場合にも、洗浄力を低下させずに優れた柔軟効果を与えることができる。
以上、本発明は、上述した特定の好適な実施例に限定されるものではなく、特許請求範囲から請求する本発明の基本概念に基づき、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば、様々な実施変形が可能であり、そのような変形は本発明の特許請求範囲に属するものである。

Claims (4)

  1. 下記化学式1で表わされるアミンオキシド系界面活性剤、
    Figure 2008531765
    上記式において、R及びRは、お互いに同一又は異なり、独立的にC〜C22である直鎖あるいは分岐鎖のアルキル、又はアルケニル基であり、AはC〜Cのアルキル、アルケニル、又はヒドロキシアルキル基であり、XはOH、C〜Cのアルキル、ヒドロキシアルキル、(CHCHO)H、(CHCHCHO)H、又は(CHCHO)H、(CHCHCHO)nHの混合物であり、nは1ないし30の整数である。
  2. 及びRは、C10〜C20である直鎖または分岐鎖のアルキル、又はアルケニル基であることを特徴とする請求項1に記載のアミンオキシド系界面活性剤。
  3. CO-及びRCO-が、ラウロイル、ミリストイル、パルミトイル、ステアロイル、ラウロレオイル、ミリストレオイル、パルミトレノイル、オレオイル、リノレオイル、及びリノレノイルからなる群から選択されることを特徴とする請求項2に記載のアミンオキシド系界面活性剤。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のアミンオキシド系界面活性剤を含むことを特徴とする洗浄剤組成物。
JP2007556086A 2005-02-22 2006-02-22 アミンオキシド系界面活性剤及びこれを用いた洗浄剤組成物 Active JP4920603B2 (ja)

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