JP2008530413A - ロータ・ピストン内燃機関 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ハウジング内の中心軸の回りに回転し得るように取り付けられるロータを備えた内燃機関に関する。このロータの内部においては、複数のシリンダが同一平面に配置され、シリンダにはピストンが導入される。ピストンの内側の端部は、偏心配置された軸に関節方式で連結される。シリンダは、それぞれその外側の端部が、ロータの外端部に回転可能に取り付けられ、シリンダの終端部はロータの外被に達する。ハウジングには、少なくとも1つの燃焼室が配置され、該燃焼室の内側の終端部は、ロータの外被を取り囲むハウジングの内壁に達している。燃焼室は、ロータの半径に対して、45°〜90°の角度、特に70°〜85°の角度に配置される。

Description

本発明は、請求項1の前段に記載の内燃機関に関する。
ピストンを備えたシリンダが星形に配置され、ピストンロッドがクランクシャフトを駆動する星形機関が知られている。星形機関の1つの特殊な形態は、クランクシャフトが静止して、ピストンを備えたシリンダが回転するロータリエンジンである。
また、バンケル機関などのロータリエンジンが知られている。この機関においては、外トロコイド形状のチャンバを有する長円形のハウジング内で、ロータが、この長円形の形状に従って回転する。ロータが動くに連れて個々のチャンバの容積が変化し、ロータが1回転する間に、最適とはいえない区分分割において機関の4行程が実行される。長円形の形状が、チャンバ容積における差異を生成し、それによって4つの作動行程が実現される。この機関並びにピストンを備えた通常の内燃機関は、シリンダ内の燃焼がピストンを作動させ、これによって駆動力が発生するという共通点を有している。
本発明の目的は、簡単な構造および円滑な作動挙動の下で高い効率を有する内燃機関を提供することにある。チャンバのシール性を最大化し、振動を最低限度まで低減し、かつ構造を簡素にするために長円形状を回避することも本発明の目的である。
この目的は、請求項1の特徴部分によって、本発明により達成される。
本発明の新規な特徴は、特に、空気/ガス混合気の燃焼がシリンダ内で直接行われず、従ってピストンが直接駆動を提供するのに用いられるのではなく、ピストンを備えたシリンダが、圧縮された空気/ガス混合気を付加的に設けられる燃焼室に供給するという点にある。点火後に、ロータの外部に設けられる燃焼室から流出するガスがロータを駆動する。
圧縮と燃焼とのこの分離によって、効率が向上し、振動が低下し、摩耗が低減する。圧縮と燃焼とを、分離された機関の領域において最適化することができる。
ロータ・ピストン内燃機関は、外形寸法が小さく軽量であるが非常に高性能であり、経済的であるにも拘らず、機関出力の幅広い多様な制御が可能であること、燃費が低いこと、および、例えば水素などの比較的高い着火点を有する燃料を燃焼し得ること、という際立った特徴を有する。
本発明のさらに有利な実施形態が従属請求項に列挙されている。
本発明によれば、ロータ・ピストン機関は、円形のロータを有しており、その中心Cから変位した位置にある軸を有するように構成される。これによって複雑な長円形の動きがなくなり、個々の作動チャンバの良好なシールが可能になる。
吸気、圧縮および空気/燃料混合気の点火並びに排気ガスの排出は、ロータの中心(C)から点B(中心B)に変位されたピストン群の軸の、ロータの周縁までの距離の相違によって実現される。ロータの1回転において、最大半径(rmax)の部分で吸気が行われ、最小半径(rmin)の部分で空気/燃料混合気の点火および排気ガスの排出が実行される。点火の結果として生じる力は、ロータの回転方向の接線方向に向けられる。ロータの回転方向は、燃焼室と、ピストン群と、変位された中心(B)とによって予め規定される。
本発明の有利な実施形態を図面に示しており、以下、これに基づいて本発明を詳述する。
図面においては、基本的に、同一の部品には同じ参照符号を付している。
ロータ・ピストン内燃機関は、互いに平行に配置されて相互作用する流体冷却の3個以上のハウジング1から構成され、図1〜3によれば、ハウジング1ごとに、点火プラグ2と、排気ガス開口3と吸気開口4とが装備される。ハウジング1の内部には、2つのリングギヤ14を有するロータ5が配備される。このロータ5には、シリンダ6の各個別作動チャンバ11の両側に切片9が装着される。この切片9は、各個別作動チャンバ11をシールする役割を果たす。ロータ5内に可動に把持されるシリンダ6の一部は、その外側が球形になっており、それによってボールジョイントの機能を果たすようになっている。
シリンダ6は、半径方向に可動で、軌道上を運動し、小ピストン13(伸張器)を装着したピストン8で、それ自体切片9によってシールされるピストン8の上を滑動する。ピストン8は、図2に示すように、互いに独立に可動となるように軸方向に組み込まれる。ピストン8/Iおよび8/IIIはハウジング1内に取り付けられ、ピストン8/IIは、ピストン8/および8/IIIの間にかつその中に取り付けられる。ピストン群8/I+II+IIIの取り付けは、ロータ5の中心Cから点Bに変位されている(変位された中心B、軸10が交差している)。ピストン8は、中心Bに対して軸方向に可動ではなく、軌道上を運動しない。各歯車15aが、各ロータ5の両側でリングギヤ14と噛み合っており、終端ハウジングR1およびR3(図7参照)から、出力軸15が出ている。動きは、ロータ5の周囲から出てくるのであって、その中心に由来するものではない。作動チャンバ11の容積および機関の出力が、ピストン8の直径と、ロータ5の直径と、ロータ5の中心Cから変位された軸10とによって決定される。
各ピストンの上死点には、排気ガスの排出が始まる領域(図1)において到達する。ロータの中心Cと変位された中心Bとを通る直線がこの領域を正確に示している。燃焼室17は、排気ガス開口前のこの直線から正確に30°の角度間隔に配置される。燃焼室17における空気/燃料混合気の点火位置においては、ピストン8はなお上死点に完全には達していない。
ロータ5内にボールの形態で可動に把持されるシリンダ6は補償アーム(角度補償器)として作用し、この補償アームが、変位された中心Bとロータ5の円周形状とによって定められる軌道上の種々の位置への角度変化を伴う移行を補償する。各シリンダ6の作動チャンバ11内には、小ピストン13が設けられる。この小ピストン13は、種々の事前規定される出力における、排気ガス排出時点までの異なる負荷トルクを補償する役割を果たす。この小ピストン13は、作動チャンバ11内に形成される図示圧力(圧力)になんら影響を及ぼさない。圧力によって、ロータ5が、その動きの方向に接線方向に動かされる。この動きの方向は、ハウジング1内の燃焼室17の構造と、図2のハウジング1内(軸10)に取り付けられる、ロータ5の中心Cから変位されたピストン群とによって予め定められる。
変位された中心Bの位置を点Bから他の点に変える(これは自動制御可能)ことによって、シリンダの行程(作動容積)が変化し、それによって、作動サイクルの間の機関の出力を変化させることができる。図1および図9に見られるように、燃焼室17から排出開口3までの間隔(これを曲線Lで表す)を部分Yにおいて変化させることができる。この調整は、作動行程(A=Fcosφ)および排気ガス排出の開始点に影響を及ぼし、それらを決定する。部分(rmax)においては、部分Xにおける吸気開口4の選択可能な位置決めによって空気/燃料混合気の吸気の開始点を変化させ得るように、吸気開口4を構造的に予め設定する。
A=Fcosφ φ=ωt
F=φt L=rφ
但し、式中、
A=作用力
F=力
ω=角速度
φ=回転角
t=時間
L=燃焼室17から排出開口3までの曲線(距離)
Z=伝達比
である。
本発明によれば、作動工程H中の作動チャンバ11の一定容積によって、大幅に少ない燃料量で所望の図示圧力に到達する。この図示圧力は、特定時間tの間、回転角φに作用する事前規定された力Fに相当するものである。
機関の機能は、起動装置を作動させて、ロータ5が回転すると発揮される。中心Cから変位された軸10までの、ロータ5の周囲からの距離が構造的に変化する結果として、シリンダ6が作動チャンバ11の容積を変化させ、その接触点に応じて、ロータ5の1回転において5つの作動工程(図10参照)が実現される。ピストンの位置(8/I、図1参照)における点火工程においては、作動チャンバ11とハウジング1内の燃焼室17とが会同する。この瞬間において、空気/燃料混合気は、作動チャンバ11内で最大限に圧縮されている。作動チャンバ11が燃焼室17と会同すると、空気/燃料混合気がこの燃焼室17の中に圧入され、直ちに点火される。点火後に、発生した力Fがピストンヘッド8/Iに、さらにはロータ5に作用する。その結果、力Fは、ロータ5に対して、その作動方向の接線方向に分配され、排気ガスが調節可能な排出開口3を通して排出される時点まで作用する。ロータ5内の作動チャンバ11は、相互に120°の角度間隔をもって配置される。これによって、ロータ5の1回転の間に、点火工程が3回(120°の角度間隔で)行われることになる。この行程が、機関の3つのハウジング1/R1、R2、R3のそれぞれにおいて分離して実行される。
初めに述べたように(図6参照)、全機関は、互いに歯車15aによって噛み合わされかつ同期して作動する3つ以上のハウジング1/R1、R2、R3から構成される。連続する各ハウジング1のピストン群8は、その前のピストン群に対して、機関のハウジング1の数に比例したある特定の角度だけずらされている。ハウジング1が3つの場合には、連続する各ピストン群8は、その前のピストン群に対して40°だけずらして配置される。機関において、種々のハウジングの直径を組み合わせると、個々のロータ5当たりの出力値を変えることができる。このような構造によって、必要性と状況とに応じて、機関の作動運転に関与するハウジング1の数を自動的に選択する可能性が得られる。これによって、燃料消費の一段の低下が実現される。高い出力が必要な場合は、3つのすべてのハウジング1、R1、R2、R3が機関の作動運転に関与する。
リング形状のピストン16が、最大半径(rmax、図8参照)の部分において空気を吸気し、最小半径(rmin、図9参照)の部分において空気を圧縮する機能を果たす。空気は、シリンダ6内およびロータ5内の流路を通って、ハウジング1におけるそのような流路と合致する特定の接触点において、その空気が付加的な冷却を提供する領域に流入する。圧縮された空気は、ハウジング1の点火プラグ2および燃焼室17を冷却し、排気ガスの排出を支援する。シリンダ6における半径上に配置されるリング形状のピストン16はコンプレッサを形成する。必要な場合には、空気を、空気/燃料混合気の追加的な圧縮に利用する(用いる)ことができる。
静止状態において、ロータ5は特定の構造質量を有するが、その全質量は、回転している場合の質量よりも小さい。ロータ5の内側の空間には一旦オイルを充填する。回転によって遠心力が発生し、それがオイルをロータ5の内壁に分配する。
ロータ5は、その内壁に構造的に設けられたリリーフ(relief)形状を有している。これは、オイルを機関の内部空間に気化させて戻すように作用する。この結果、回転時のロータ5の質量が、新しい、より大きな値になるのである。これによって、機関始動時のエネルギー消費の相対的な低下と、機関の作動運転中の相対的に高いトルクとが可能になる。
本発明は、ロータ・ピストン型の内燃機関に関係し、自動車、航空機、船舶の製造において、動輪用、発電機用、ポンプ用として、並びに、種々の変速機および機構の駆動用として用いることができる。
ロータ・ピストン機関が始動すると、ロータ5は右回りの回転方向に駆動され、この場合、作動チャンバ11の容積は、作動工程(燃焼室17における空気/燃料混合気の点火)の間一定に保持される。ピストン8は、この瞬間には、後退する動きを全く行わない。ピストン8は、空気/燃料混合気をシリンダ6内に吸引し、その空気/燃料混合気を燃焼室17内に圧入し、排気ガスを排出する役割を果たすだけである。各個別ピストン8は互いに独立に取り付けられている。全ピストン群は、中心Cから変位された軸10の回りを回転する。
空気/燃料混合気の点火は、作動チャンバ11の外部、特に燃焼室17内で行われる。この時点においては、空気/燃料混合気を燃焼室17内に圧入し終わったピストン8はロータに対して70°の角度を形成する。爆発において生じる力Fは、圧力によって直接接線方向にロータ5に配分される。ピストン8は、図1および図3に見られるように、爆発の結果後退方向に動かされることはない。各個別ピストン8は小ピストン13を有しており、この小ピストン13が、爆発の力Fの一部を最初の瞬間に吸収し、それによって、排出開口3または吸気開口4の位置あるいは中心Bの位置を変化させる場合に、異なる爆発の強さを平均化する(補償する)ことを可能にする。従って、この小ピストンが、燃焼室17およびハウジング1をも過負荷から保護する。
ロータ・ピストン内燃機関は、3つのロータ5と、関連するシリンダ6を有した3つのピストン群8/I、8/II、8/III、従って合計9つのピストン8とから構成される。各ピストン8は、このピストン8間に40°の角度が形成されるように、他のピストンに対して構造的に予め設定して位置決めされる。すなわち、機関の始動に際して、40°の間隔で点火が実行される。この角度間隔は、4つのロータ5を備えた機関の可能なデザインの場合には、それに対応して比例して30°に縮小される(例えば5つのロータ5の場合は24°になる)。
機関の回転トルクが低い場合は、ロータ5がその周囲において直接噛み合う出力軸15において高速回転が達成される。しかもそれは、例えば減速機などの複雑な構成なしで実現可能である。
最後に、本発明によって、バンケル機関とは対照的に、長円体の動作をなんら行うことなく、このバンケル機関に対して構造的な利点をも有するロータ・ピストン内燃機関が開発されたことを提示する。この利点には、作動チャンバ11のシールが最適であること、機関始動時のエネルギー消費が少ないこと、軽量であり運転において高出力であること、小型の機関であること、動的な均衡性が良好であること、経済的であること、必要に応じて機関出力のユーザ指向の自動制御を利用し得ること、従って状況に応じて燃料消費を選択し得ること、水素などの相対的に高い爆発点を有する燃料を燃焼し得ること、が含まれる。
ロータ・ピストン内燃機関の断面を示す。 図1のD−Dに沿った断面での、ピストン群の取り付けの1つの変形態を示す。 図1のF−Fに沿った断面を示す。 図1のE−Eに沿った断面を示す。 機関の端面図を示す。 機関の平面図を示す。 機関の個々のロータ(R1、R2、R3)間の噛み合わせの図である。 空気/燃料混合気の吸気工程と、その開始点を定める調整可能な部分(X)との概略図である。 作動工程と、排気ガスの排出の開始点を定める調整可能な部分(Y)との概略図である。 吸気(N)と、圧縮(M)と、作動(H)と、排気ガスの排出(E)と、減圧発生(G)との各工程の円グラフを示す。

Claims (32)

  1. ハウジング(1)の中心軸(C)の回りに回転可能となるように取り付けられるロータ(5)を備えた内燃機関であり、該ロータ(5)内においては複数のシリンダ(6)が同一平面に配置され、該シリンダ(6)内にはピストン(8)が挿入され、該ピストン(8)の内側の端部は偏心配置された軸(B)に関節で連結される内燃機関において、
    該シリンダ(6)が、それぞれ、その外側の端部において、該ロータ(5)の外端部内に回転可能に取り付けられ、
    該シリンダ(6)が、該ロータ(5)の外殻内に開口しており、
    該ハウジング(1)に少なくとも1つの燃焼室(17)が配置され、該燃焼室(17)の内側の端部は、該ロータ(5)の外殻を取り囲む該ハウジングの内壁内に開口しており、
    該燃焼室(17)が、該ロータ(5)の半径に対して、45°〜90°の角度(α)、特に70°〜85°の角度(α)に配置される
    ことを特徴とする内燃機関。
  2. ピストン(8)を有する3つのシリンダ(6)が、前記ロータ(5)内において、互いに対してそれぞれ120°の角度間隔をもって配置されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記ロータ(5)の回転方向において、前記燃焼室(17)の後に排気ガス開口(3)が配置され、該排気ガス開口(3)の後に、前記機関のハウジング(1)の吸気開口(4)が配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関。
  4. 前記リング形状のロータ(5)が内歯を有しており、駆動出力ピニオン(15)が該内歯に係合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関。
  5. 前記ロータ(5)の円筒状の外壁が、前記燃焼室(17)内におけるガス膨張用の凸部および/または凹部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関。
  6. 凹部が前記シリンダ(6)の出口によって形成されることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関。
  7. 前記ロータ(5)の円筒状の外壁に配置され、かつ前記シリンダ(6)の内部空間(11)に通じる通路開口が、前記燃焼室(17)内におけるガス膨張のための内壁面を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関。
  8. 前記ロータ(5)と、前記シリンダ(6)と、前記ピストン(8)と、前記燃焼室(17)とが、リング形状のハウジング円盤(1)内に配置されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の内燃機関。
  9. 2つ以上の円盤形状のハウジング(1)が1つの機関を構成することを特徴とする請求項8に記載の内燃機関。
  10. 3つのハウジング円盤(1)の場合に、1つのハウジング円盤(1)の前記燃焼室(17)が、隣接するハウジング円盤(1)の燃焼室に対して特に40°だけずらして配置されることを特徴とする請求項9に記載の内燃機関。
  11. 前記ハウジング(1)が、液体冷却され、かつ、等しい直径を有する円形のロータ(5)と、シリンダ(6)とを有しており、該シリンダ(6)は、半径方向に可動であり、軌道上を運動しながらロータ(5)内の中心(7)の回りに旋回することができ、前記ピストン(8)上を滑動することを特徴とする、3つ以上のハウジング(1)を備えた請求項1〜10のいずれか一項に記載の内燃機関。
  12. 前記ピストン(8)が、半径方向に可動でなく、軌道上を運動せず、前記中心(C)から変位された軸(10)の回りに互いに独立に揺動することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の内燃機関。
  13. 前記ロータ(5)内に可動に保持される前記シリンダ(6)の一部分が、その外側において球形であり、ボールジョイントの機能を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の内燃機関。
  14. 前記シリンダ(6)が、前記ピストン(8)と共に互いに独立の角度補償器になっており、該角度補償器が、前記ロータ(5)の周囲形状と、変位されたその中心(B)とによって予め定められる軌道上の種々の位置への角度の移行を補償することを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の内燃機関。
  15. 前記ピストン(8)が互いに独立に取り付けられることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の内燃機関。
  16. 個々の各ピストン(8)が、軸方向に特に同軸上に滑動する小さいピストン(13)であって特にバネで付勢される小ピストン(13)を、作動工程中の動力学の補償器として有することを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載の内燃機関。
  17. 前記作動チャンバ(11)の容積および圧縮比を、前記変位された中心(B)の前記中心(C)に対する選択可能な位置決めによって変えることができることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の内燃機関。
  18. 前記燃焼室(17)から前記排気ガス開口(3)までの距離を表す曲線Lを部分(Y)において制御することが可能であり、この制御によって、爆発力Fの作用の結果として特定の回転角度φの間に前記ロータ(5)に対して生じる作用力Aの大きさが決定されることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載の内燃機関。
  19. 機関の各ロータ(5)の1回転において、次の5つの工程、すなわち、吸気(N)と、圧縮(M)と、作動(H)と、排気ガスの排出(E)と、減圧発生とが行なわれることを特徴とする請求項1〜18のいずれか一項に記載の内燃機関。
  20. 前記吸気開口(4)および前記排気ガス開口(3)を、それらの選択可能な位置決めによって、第1部分(X)における空気/燃料混合気の吸気の開始点と、第2部分(Y)における排気ガスの排出の開始点と、さらにこれらの工程の持続時間とを変化させることができるように、構造的に予め設定することを特徴とする請求項1〜19のいずれか一項に記載の内燃機関。
  21. 前記ハウジング(1)が、それぞれ2つのリングギヤ(14)を有するロータ(5)を備えており、該リングギヤ(14)によって、平行に後に続けて配置されるロータ(5)と噛み合う歯車(15)を駆動することができることを特徴とする請求項1〜20のいずれか一項に記載の内燃機関。
  22. 端部ハウジング(1、R1およびR3)における各ロータ(5)が、前記出力軸(15)が1対伝達比(Z)で噛み合うリングギヤ(14)を備えていることを特徴とする請求項1〜21のいずれか一項に記載の内燃機関。
  23. 前記歯車(15a)および前記出力軸(15)による動きが、前記ロータ(5)の周囲からもたらされ、その中心(C)に由来するものではないことを特徴とする請求項1〜22のいずれか一項に記載の内燃機関。
  24. 各ロータ(5)の前記作動チャンバ(11)が、相互に120°の角度間隔をもって配置され、機関においてそれぞれ次に続くロータ(5)において、ピストン群(8)が、用いられるロータ(5)の数に応じて定められる特定の角度だけ、先行のロータのピストン群に対してずらして配置されることを特徴とする請求項1〜23のいずれか一項に記載の内燃機関。
  25. 機関における前記ハウジング(1)の数が、1回転に対する前記作動工程の頻度を決定することを特徴とする請求項1〜24のいずれか一項に記載の内燃機関。
  26. 個々の各ハウジング(1)が、それに付属するロータ(5)と共に、異なる直径を有し、それによって、全機関における必要に応じて、燃料消費および出力を選択し得るようになることを特徴とする請求項1〜25のいずれか一項に記載の内燃機関。
  27. オイルの充填がされており、その結果、回転によってオイルが前記ロータ(5)の内面に気化するために、該ロータ(5)の質量は回転時よりも静止時の方が小さいことを特徴とする請求項1〜26のいずれか一項に記載の内燃機関。
  28. 前記ロータ(5)の内壁が、前記リングギヤ(14)の間に構造的に設けられるリリーフを有しており、このリリーフが、オイルを機関の空間に戻すように気化させることを特徴とする請求項1〜27のいずれか一項に記載の内燃機関。
  29. 各ロータ(5)のそれぞれの作動チャンバ(11)が、点火作動工程後に、次の点火作動工程までに完全に1回転し、その結果、該作動チャンバ(11)は十分に冷却され、それによって、該作動チャンバ(11)が、相対的に高い爆発点での燃料の燃焼に適した状態にもなることを特徴とする請求項1〜28のいずれか一項に記載の内燃機関。
  30. 各ピストン(8)に平行に配置され、かつコンプレッサを形成するように前記シリンダ(6)内に形成されるリング形状のピストン(16)と、リング形状のチャンバ(18)とが設けられ、該チャンバ(18)から、シリンダ(6)およびロータ(5)を貫通して空気の流路が通じており、該空気の流路が、特定の回転角度において前記ハウジング(1)内の空気流路と繋がり、該空気が、前記燃焼室(17)の追加的な冷却と前記空気/燃料混合気の追加的な圧縮とが必要な領域に分配されることを特徴とする請求項1〜29のいずれか一項に記載の内燃機関。
  31. 偏心配置される軸(B)に関して、前記シリンダ(6)が、前記ピストン(8)に対してその軸の方向に動くことを特徴とする請求項1〜30のいずれか一項に記載の内燃機関。
  32. 前記ピストンがその軸方向には可動でなく、前記シリンダが、該ピストン上をその軸方向に前後に滑動することを特徴とする請求項1〜31のいずれか一項に記載の内燃機関。
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