JP2008524564A - 導波管に電流パルスを発生するための回路および方法 - Google Patents

導波管に電流パルスを発生するための回路および方法 Download PDF

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Abstract

導波管(160)に電流パルスを発生するための導波管駆動回路(100)は、直流電圧を供給するための電圧源(140)と、その第1の端子(122)が電圧源(140)の第1の端子に接続されるチョークコイル(110)と、その第1の端子がチョークコイル(110)の第2の端子(114)に接続され、さらにその第2の端子が電圧源(140)の第2の端子に接続される第1のスイッチ(120)と、第1の導波管端部(162)におけるその第1の端子(PIN)が第1のスイッチ(120)の第1の端子に接続され、さらに第1の導波管端部(162)におけるその第2の端子(NIN)が電圧源(140)の第2の端子に接続される導波管(160)と、第1の導波管端部(162)における導波管(160)の端子(PIN、NIN)で電流パルスを発生するために、第1のスイッチ(120)を開閉するように実装される制御手段とを備える。導波管に電流パルスを発生するための本発明の方法は、インダクタンス(110)に電流フローを準備するステップと、電流フローを導波管(160)に送るステップとを備える。本発明の装置および本発明の方法は、利用可能な高い直流電圧を供給する電圧源を用いることなく、導波管に電流パルスを印加する利点を生じる。さらに、本発明のアセンブリは、従来の回路と比べて、低減されたエネルギー消費で、導波管駆動回路を実現することを可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、導波管に電流パルスを発生するための導波管駆動回路に関し、さらに、そのような電流パルスを発生するための方法に関し、特に、磁気歪位置測定のための装置に適用される、導波管に電流パルスを発生するための導波管駆動回路および方法に関する。
所定の電流振幅で可能な限り急峻なエッジを有する電流パルスを導波管に印加することは、多くの用途で望ましい。これは、たとえば、磁気歪位置測定に有用である。この位置測定の方法では、接線方向に予め磁化されたワイヤまたは接線方向に予め磁化されたパイプが、軸方向に磁化された位置センサによって磁気歪を介して機械的にバイアスされる。ワイヤを通してまたはパイプを通して送られる電気的な電流パルスによって、ワイヤまたはパイプに沿って伝搬される音波が、磁気位置センサの位置でトリガされる。この機械的な波は、波面の位置で接線方向の要素磁石を偏向し、音波とともに伝搬される磁気波をワイヤおよび/またはパイプに沿って生じる。磁気波は、アセンブリの端部に到着するときに、コイルを用いて検出される。初期電流をワイヤおよび/またはパイプに印加してから磁気波をコイルで検出するまでの時間は、従来技術システムにおいて数μmの位置に決定することができるセンサ磁石の位置の非常に正確な測定となる。
磁気歪位置測定における課題の1つは、用いられる導波管に、すなわち接線方向に予め磁化されたワイヤおよび/または予め磁化されたパイプに、急峻なエッジの電流インパルスを印加することである。従来技術の解決策として、MOSトランジスタを用いて別々に実現される電流源において、電流源は、オンおよびオフに切り替えることができ、電流を印加するために用いられている。この種の従来の回路アセンブリにおける供給電圧は、通常、5ボルトから40ボルトの間にある。この種のアセンブリにおいて、電流がその最終値にどれだけ速く達するかは、切り替えられたトランジスタのゲートがどれだけ速く「オン」電圧に達するかによるだけでなく、測定距離の過渡的挙動にもよる。高速プロセスのための測定距離は、とりわけ、その導波管特性によって定められる。頻繁に用いられる1つまたは複数の導体の高い電気特性インピーダンスのために、小さい供給電圧については、電流は、約1アンペアから3アンペアの最終値に達するまでに非常に長い時間がかかる。5ボルトの供給電圧と用いられる導体のたとえば100オームの造波抵抗とについては、理想的に急速にトランジスタをオンに切り替えた場合に、オンに切り替えた後の最初の瞬間において、5V/100オーム=50mAの電流を導体に印加することができる。そのとき、電気波は、最初は導体に沿って伝搬する必要がある。ラインおよび/または導体の終端において、高い電流フローを可能にする短絡回路がある。その波はそこで反射され、波の反射後、別の50mAの電流を導体の始まりまで印加することができる。その結果、電流は、ラインの長さおよび利用可能な供給電圧に基づいて時間とともに増加する。
対応する挙動は、短絡されたラインを、ラインの電気長が波長の1/4よりかなり短い高すぎない周波数に対するインダクタンスであると考慮することができるという観察に適合する。しかしながら、インダクタンスは、電流フローの増加を遅延する。
電流パルスのスルーレートの改善は、第1のステップにおいてすでに達成されるようにするために、電流パルスの完全な最終総量を可能にするより高い供給電圧を用いることによって達成することができる。220オームの特性インピーダンスおよび1アンペアの電流最終値については、220ボルトの供給電圧が必要である。この電圧は、残りの電子機器にある供給電圧に加えて発生されなければならない。これは、領域消費を増加しさらに相当な追加コストを生じる構成部品のための費用をかなり増加することを意味する。
図7は、従来技術による電流パルスを導波管に印加するための回路アセンブリの回路図を示す。回路アセンブリの全体を800で参照する。回路アセンブリ800は、電圧源810、切替調整アセンブリ812、導波管814および導波管終端器816を含む。ここで導波管は、第1の導体LTRA1および第2の導体LTRAを含む。第1の導体LTRA1は、導波管814の第1の端部820において、電圧源810の正端子に接続される。導波管814の第2の導体LTRAは、第1の端部820において切替調整回路812に接続される。導波管の第1の導体LTRA1および第2の導体LTRAは、導波管終端器816を介して導波管814の第2の端部830において互いに接続される。ここで導波管終端器816は、抵抗器で形成される。切替調整回路812は、ドレイン−ソース間が導波管814の第2の導体LTRAの端子NINおよび基準電位GND間において抵抗器842に直列に接続されるエンハンスメントタイプのn−チャネルMOS電界効果トランジスタ840を含む。n−チャネルMOS電界効果トランジスタのドレイン−ソース間には、オフに切り替えた場合に大きな負のピーク電圧からトランジスタを保護する保護ダイオード844が並列に接続される。さらに、そのトランジスタのゲート端子は、パルス電圧源846によって駆動される。
従来技術による回路アセンブリ800の構造説明に基づいて、それについて機能するモードを後述する。ここで初期状態は導波管814に電流のない状態であり、すなわち切替調整回路812は、十分に長い期間、オフに切り替えられ、および/または、ハイインピーダンス状態にされている。切替調整回路812が電圧源846による適切な駆動によってイネイブルにされている場合、すなわちn−チャネルMOS電界効果トランジスタが導通状態に置かれている場合、対応する入力電流IINに関するUIN=ZW*IINのコンテクスト中にある電圧UINが、端子PINおよびNINを介して導波管814の第1の端部820に印加される。ここでZWは、導波管814の特性インピーダンスである。電流IINは、電圧源846によって決定されるn−チャネルMOS電界効果トランジスタ840のゲート電位に基づいて、切替調整回路812によって調整することができる。たとえば、電圧源810が250ボルトの電圧を有し、さらに導波管814の特性インピーダンスが220オームに等しい場合、1アンペアの電流IINにおいて導波管の入力電圧UINは、UIN=220ボルトになる。したがって、30V=250V−220Vの電圧が、切替調整回路812にわたってかかる。
上述のように、導波管が導波管終端器816によってインピーダンス補正方法で終端される場合、信号反射は、導波管814の第2の端部830で生じない。このように導波管814を通しての電流フローは、電流フローをオフに切り替えるまで、時間とは無関係にほぼ1アンペアであり、切替調整回路812が電流フローの安定した調整を実行すると考えられる。
電流フローは、電圧源846によってn−チャネルMOS電界効果トランジスタ844を適切に駆動する場合、遮断することもできる。適切なインピーダンスを有する伝送ライン840の終端のために、信号の反射がなく、導波管814は、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ844をオフに切り替えた後に電流のない1つの信号実行時となる。
従来の先行技術回路アセンブリ800は、多くの不利な点を有する。通常の導波管インピーダンス(たとえば220オーム)および技術的に通常の電流(たとえば1アンペア)の場合、電圧源810は、非常に高い電圧(たとえば250ボルト)を有するようにしなければならない。これは、技術的に見て、電圧が従来のシステムにおいて直接利用できなく特別に発生しなければならなく、実現に相当のコストを伴うので、非常に好ましくない。さらに、従来の回路アセンブリは、導波管814の第2の端部830が抵抗器816で終端されるという点で、不利な点がある。準定常状態において、同じ電流が、導波管814を通過するように、終端抵抗器を通過する。これは、終端抵抗器816において相当な電力損失を発生する。これは、消失することが非常に困難であり、さらに、全体の測定アセンブリの電流消費が非常に増加するように、回路アセンブリの効率を極めて低下する。
本発明の目的は、高電圧を不要とする直流電圧源を用いることを可能にする、導波管に電流パルスを発生するための導波管駆動回路および方法を提供することである。
この目的は、請求項1に記載の導波管駆動回路および請求項11に記載の導波管に電流パルスを発生するための方法によって達成される。
本発明は、導波管に電流パルスを発生するための導波管駆動回路であって、直流電圧を供給するための電圧源と、その第1の端子が電圧源の第1の端子に接続されるチョークコイルと、その第1の端子がチョークコイルの第2の端子に接続され、さらにその第2の端子が電圧源の第2の端子に接続される第1のスイッチと、第1の導波管端部におけるその第1の端子が第1のスイッチの第1の端子に接続され、さらに第1の導波管端部におけるその第2の端子が電圧源の第2の端子に接続される導波管と、第1の導波管端部における端子で電流パルスを発生するために第1のスイッチを開閉するように実装される制御手段とを備える、導波管駆動回路を提供する。
さらに、本発明は、インダクタンスの端子に接続される導波管に電流パルスを発生するための方法であって、その方法は、インダクタンスに電流フローを準備するステップと、電流フローを導波管に送るステップ(710)とを備える、方法を提供する。
本発明の中心思想は、低電圧の電圧源を用いてインダクタンスに電流フローを発生し、スイッチ状態を変えることによって、電流フローを導波管に印加するためにインダクタンスを備える利点があるということである。ここで、電流フローの急変を防止するインダクタンスの基本的な物理的特性が用いられる。スイッチがオンに切り替えられた時点で、インダクタンスに接続される導波管の入力ポートにおいて、電圧および電流の間のコンテクストが特性インピーダンスを介して決定される一方で、導波管の入力において、切り替え前にインダクタンスを通して流れる電流に等しい必要な電流を印加するために、十分に高い電圧がインダクタンスにわたって形成される。このように、本発明の導波管駆動回路では、高い直流電圧を供給する必要がない。しかしながら、所望の電流を導波管入力に印加するために必要な電圧と少なくとも同じ程度である直流電圧が、通常、従来の回路において供給されている。本発明の導波管駆動回路および/または導波管に電流パルスを発生するための本発明の方法を用いる場合、高い出力電圧を有する直流電圧源を実現するためにコストがかからない。このように、構成部品を節約することができ、導波管駆動回路の準備サイズおよびコストを従来の回路と比較して低減することができる。
本発明の回路の他の利点は、第1のスイッチが導通状態からハイインピーダンス状態に置かれる切り替え時点において、導波管に印加される電流が、切り替え前に直接インダクタンスを通して流れている電流に等しいということである。このように切り替え時点および切り替え時点の直後に導波管に印加される電流は明確である。このように切り替え時点における電流は、インダクタンスを通しての前の電流だけで決定され、通常避けられない設定時間を有するいかなる電流調整回路と無関係である。しかしながら、電流の変化に反対に作用して変化を防止することは、インダクタンスの特徴である。本発明の実現において電流の急峻なエッジは、第1のスイッチを開くときに生じる寄生効果によって制限される。対照的に従来の実現では、トランジスタがオンに切り替えられる電流調整回路は、電流フローを導波管に印加する役割を果たす。そのような従来の回路では、特に大きな電流がオンに切り替えられなければならない場合、正確なエッジを達成することにはかなり大きな問題を有する。
好適な実施の形態では、導波管は、磁気歪位置測定のためのアセンブリの一部分である。特にそのような用途では、低い供給電圧が利用可能であり、本発明の導波管駆動回路および/または本発明の方法を用いることは、特別な利点がある。大きい電流の強さおよび非常に急峻なエッジを有する電流パルスを印加するため、磁気歪位置測定手段は、かなり改善することができると同時に、回路コストを低減することができる。
他の好適な実施の形態では、導波管駆動回路は、第2の導波管端部における第1の端子と第2の導波管端部における第2の端子とに接続される導波管終端器を含み、導波管終端器は、終端抵抗器および終端インダクタンスの並列回路によって形成される。そのような導波管終端器は、その抵抗特性によって第2の導波管端部において反射を減衰する一方で、直流電流が終端インダクタンスを通して短絡される。終端抵抗器が導波管の特性インピーダンスに整合される場合、特に有利な挙動が得られる。導波管終端器のそのような本発明の設計によって、有利な方法で反射を大きく減衰することができる一方で、直流電流部分について、終端インダクタンスの寄生抵抗によって極めて小さい損失だけとなる。しかしながら、インダクタンスを備えていない従来の回路では、直流電流が終端抵抗器を通して流れ、結果として相当な程度で電力が浪費される。したがって、本発明の導波管終端器は、効率における改善と電力損失の低減とを伴い、熱的問題と同様に回路アセンブリ全体の電流消費を低減する。
他の好適な実施の形態では、導波管終端器の終端インダクタンスはダイオードに並列に接続され、そのダイオードは、導波管端部における電流フローが遮断されるスイッチオフプロセスにおいて、終端インダクタンスによって供給される電流を取り込むように実装される。導波管終端器のそのような実施の形態は、スイッチオフプロセスにおいて、電流が終端インダクタンスから第2の導波管端部に送られることを防止する。むしろ、この場合、終端ダイオードは、終端インダクタンスによって供給される電流がダイオードを通して流れて導波管に流れないように、終端インダクタンスを短絡する。したがって、終端ダイオードは、導波管における電流フローを急速にオフに切り替えることを可能にする。
本発明の他の好適な実施の形態では、第1のスイッチは、制御手段によって供給される第1の駆動電圧に基づいて電流フローを調整しまたは遮断するように実装される第1の切替型電流調整回路の一部分である。切替型電流調整回路の一部分としての第1のスイッチの実施態様は、電流調整回路が十分な時間、アクティブであることが確かである限り、電圧源によって供給される電圧の大きさと、インダクタンスの大きさと、インダクタンスを通しての電流フローを準備するために利用可能な時間とに無関係である明確な電流フローを、第1のインダクタンスに発生することを可能にする。したがって、上述の設計は、インダクタンスを通しての電流フローが電圧とインダクタンスと時間との上述の3つのパラメータの関数である本発明の基本回路を改善する。このように電流フローの正確でかつ調整された設定は、他の重要な利点を本発明の導波管駆動回路に加える。
他の実施の形態では、本発明の導波管駆動回路が、第1の導波管端部における導波管の第2の端子を第2の切替型電流調整回路を介して電圧源の第2の端子に接続することによって改善され、第2の切替型電流調整回路は、制御手段によって供給される第2の駆動電圧に基づいて電流フローを調整しまたは遮断するように実装される。第1の導波管端部における導波管の2つの端子にわたる電圧が十分に低い値に達するとすぐに、電流フローを調整することは、第2の電流調整回路のタスクである。この低電圧値に達するまでの時間は、導波管の実行時遅延および第2の導波管端部における配線による。このように第2の切替型電流調整回路は、導波管を通しての電流フローをより長い期間にわたってほぼ一定量に維持することを可能にする。さらに、第2の切替型電流調整回路は、好ましくは導波管を通しての電流フローをオフに切り替えるために用いることができる。
それは別として、チョークコイルの第1の端子が第2のスイッチを介して電圧源の第1の端子に接続され、第2のスイッチは、電圧源からのエネルギーの供給が必要とされない場合に、電圧源からチョークコイルを切り離すように実装されることが好ましい。その磁場における十分な量のエネルギーをさらに保存する場合、エネルギーがチョークコイルに供給されるのを防止することは、これらの手段によって可能である。したがって、電圧源の負荷および回路の全体の電流消費は低減される。さらに、電圧源およびチョークコイル間に第2のスイッチを挿入することは、チョークコイルが基本的にそのエネルギーを保つ動作状態を許容することを可能にする。
本発明の好適な実施の形態は、チョークコイルの第1の端子と電圧源の第2の端子との間にフリーホイーリングダイオードとして接続されるダイオードを含む。そのようなフリーホイーリングダイオードは、実際の電圧源の入力に結果として電圧源を破壊する負電圧が供給されるのを防止する。
チョークコイルの第2の端子と電圧源の第2の端子との間に接続される第3のスイッチに関して、第3のスイッチが閉じる場合、回路は、フリーホイーリングダイオード、チョークコイルおよび第3のスイッチを含んで閉じることができる。小さい電圧が第3のスイッチおよびフリーホイーリングダイオードにわたってかかる場合、チョークコイルを通しての電流フローおよびそれに保存される磁場エネルギーは、損失を除いて、一定量に保つことができる。したがって、導波管を通しての電流フローが必要でない場合であっても、エネルギーは、保つことができ、チョークコイルに保存することができ、必ずしも浪費されることがない。第3のスイッチを用いることは、好ましくはそれにわたって非常に低電圧がかかるようにそれが実装されるので利点がある。このように、第3のスイッチは、それに並列に接続される、その設計により等しい電流フローでより大きい損失とより大きい電圧降下とを典型的に含む調整回路としての第1の切替型電流調整回路と異なる。
最後に、第1、第2または第3のスイッチを半導体スイッチとして実施することは、これが小さいセットアップ体積および長い寿命を有する安価な実施態様を許容するので好ましい。
本発明の好適な実施の形態が添付図面を参照して以下に詳細に説明されるが、これらの図面としては:
図1は、本発明の第1の実施の形態による本発明の導波管駆動回路の回路図であり、
図2は、本発明の第2の実施の形態による本発明の導波管駆動回路の回路図であり、
図3は、本発明の第3の実施の形態による本発明の導波管駆動回路の回路図であり、
図4は、本発明の第3の実施の形態による本発明の導波管駆動回路における電流維持サイクルのない動作のためのスイッチングフォームの時間説明図であり、
図5は、本発明の第3の実施の形態による本発明の導波管駆動回路における電流維持サイクルを含む動作のためのスイッチングフォームの時間説明図であり、
図6は、本発明の実施の形態による本発明の方法のフローチャートであり、
図7は、従来技術による導波管に電流パルスを印加するための回路アセンブリの回路図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態による本発明の導波管駆動回路の回路図を示す。導波管駆動回路の全体を100で参照する。駆動回路の中心は、第1の端子112および第2の端子114を備えるインダクタンス110である。インダクタンス110の第2の端子114は、第1の切替型電流調整回路120を介して基準電位GNDに接続される。ここで第1の切替型電流調整回路は、調整トランジスタおよび第1のスイッチとして同時に働くn−チャネルMOS電界効果トランジスタ122を含む。チョークコイルインダクタンス110の第1の端子112は、第2のスイッチ130を介して電圧源140の正端子に接続される。電圧源140の負端子は、基準電位GNDに接続される。さらに、チョークコイル110の第1の端子112は、フリーホイーリングダイオード150を介して基準電位に接続され、フリーホイーリングダイオード150のアノードは基準電位GNDに接続され、そのカソードはチョークコイル110の第1の端子112に接続される。さらに、導波管駆動回路100は導波管160を含む。それは、その第1の導波管端部162において、チョークコイル110の第2の端子114に接続される第1の端子PINを有する。第1の導波管端部162における導波管160の第2の端子NINは、基準電位GNDに接続される。導波管160の第2の導波管端部164における端子POUTおよびNOUTは、導波管終端器170に接続される。
次に、導波管駆動回路100の個々の構成部品を、最後に回路全体の機能するモードについて述べる前に、より詳細に述べる。
その調整間がチョークコイル110の第2の端子114と基準電位GNDとの間に接続される第1の切替型電流調整回路120は、調整される電流をそのドレイン−ソース間を通して流すn−チャネルMOS電界効果トランジスタ122を含む。ドレイン電流が定められるシャント抵抗器180は、トランジスタ122のソース端子と基準電位GNDとの間に接続される。さらに、逆接続の場合に破壊されることからトランジスタを保護することができる保護ダイオード182が、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ122のドレイン−ソース間に並列に接続される。n−チャネルMOS電界効果トランジスタ122のゲート端子は、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ122を抵抗器180とともに定電流源として働かせる動作状態にでき、さらにn−チャネルMOS電界効果トランジスタを必要に応じてハイインピーダンス状態にできるように実装される電圧源184によって駆動される。
第2のスイッチ130は、そのドレイン−ソース間が電圧源140の正端子とチョークコイル110の第1の端子112との間に接続されるエンハンスメントタイプのp−チャネルMOS電界効果トランジスタ190を含む。保護ダイオード192が、そのドレイン−ソース間に並列に接続される。p−チャネルMOS電界効果トランジスタ190のゲート電極は、電圧源194によって駆動され、それによって、p−チャネルMOS電界効果トランジスタ190のチャネルは、ハイインピーダンス状態またはローインピーダンス状態に任意にすることができる。
導波管160は、第1の導体LTRA1および第2の導体LTRAを備える。第1の導体LTRA1は、第1の導波管端部において端子PINに接続され、第2の導波管端部において端子POUTに接続される。第2の導体LTRAは、対応して端子NINおよび端子NOUTに接続される。2つの導体は、好ましくは磁気歪位置測定のための装置の一部分である。ここで電気導体LTRA、LTRA1は、同軸配置に示される。しかしながら、実際には、そのような配置は、コスト理由のためにめったに用いられない。むしろ、導波管として2つの平行なワイヤを用いることが実際には好ましい。しかしながら、本発明は、導波管の正確な配置と無関係である。このように図に用いられる導波管の説明図は、磁気歪位置測定のために用いることができるいかなる導波管配置の代表である。
導波管終端器170は、終端インダクタンス202および終端ダイオード204が並列に接続される終端抵抗器200を含む。好ましくは、終端抵抗器200は、導波管160の特性インピーダンスZWに適合され、すなわち終端抵抗器200の抵抗値は、特性インピーダンスZWに等しい。また、抵抗値と導波管の特性インピーダンスとの間の小さい違い、例示として導波管の特性インピーダンスに言及される約20パーセントの小さい違いは、1つの実施の形態において許容できる。
構造説明に基づいて、本発明の導波管駆動回路100について機能するモードをより詳細に後述する。問題解決への本発明のアプローチは、スイッチングレギュレータおよびスイッチング電力供給源の分野から公知の昇圧チョッパの原理に基づく。したがって、昇圧チョッパについて機能するモードについては、本発明の導波管駆動回路がどのように昇圧チョッパの機能原理に基づいて開発されるかを示すために、簡単に述べる。昇圧チョッパでは、電流は、低い供給電圧からより長い期間にわたってチョークコイルに準備されるか蓄積される。電流が所定の値に達した場合または所定の時間が経過した場合、このチョークコイルは、昇圧チョッパのコンデンサに切り替えられる。電流の急変を許容していないチョークコイルの自己インダクタンスのため、その時に流れている電流は、コンデンサに送り込まれる。最初は、これは、コンデンサがすでにそれに保存される充電によって有する電圧と無関係である。このように昇圧チョッパの原理は、たとえば電池のようなエネルギー源から利用可能な電圧より大きい電圧を発生するために頻繁に用いられる。
コンデンサは、コンデンサに接続される出力において可能な限り定電圧を得るために、昇圧チョッパに用いられる。しかしながら、電流パルスを導波管に印加する電流源の場合には、可能な限り定電流源が必要である。これは、チョークコイルによってだけ確実にされる。このように昇圧チョッパに用いられるコンデンサは、チョークコイルが電流源として用いられる場合に省略することができる。
速い電流パルスを導波管に供給するための本発明の導波管駆動回路では、電流は、昇圧チョッパにおけるように、チョークコイル110に最初に準備される。このように、第2のスイッチ130はローインピーダンス状態にあり、第1の切替型電流調整回路120はチョーク110を通して流れる電流に影響を与える。チョークコイル110を通しての十分な電流フローに達するかまたは所定の時間が経過した場合、チョークコイルは、本発明の回路において、供給される導波管LTRA1に切り替えられる。これは、第1の切替型電流調整回路120をハイインピーダンス状態に切り替えることによって達成される。導波管160の高い特性インピーダンスおよびチョークコイル110の自己インダクタンスによって、チョークコイルを通して流れる電流を導波管160に供給するために必要な高電圧が自動的に得られる。このように本発明の回路は、チョークコイルが、供給される導波管以外に、コンデンサに切り替えられないという点で、昇圧チョッパと異なる。
測定距離すなわち導波管160の電気的な終端器が導波管160の特徴に整合される場合、特に有利な切り替え動作が得られる。今までに公知の他のアセンブリにおいて用いられているように、導波管終端器としての短絡回路は、短絡回路が電流パルスおよび/または関係する電圧パルスをラインに反射し、望ましくない過渡的挙動を生じるので、不適当である。導波管終端器としての単純な終端抵抗器は、許容することができないさらなるエネルギー損失を起こすので、不適当である。一定の電流フローでは、抵抗器は、かなりの電力損失を発生してしまう。
このために、終端抵抗器200、終端インダクタンス202および終端ダイオード204からなる並列回路を含む導波管終端器170は、本発明の導波管駆動回路に用いられる。一定またはほぼ一定の電流フローのエネルギー損失を避けるために、本発明の導波管終端器170では、終端インダクタンス202は、終端抵抗器200に並列に接続される。波面が測定距離の終端すなわち導波管160の第2の導波管端部164に到着した後、チョークコイル110と比べて小さい終端インダクタンス202は、徐々に電流を送り、ひいては損失を最小化する。
導波管を通しての電流が再びオフに切り替えられる場合、終端抵抗器200に並列に接続される終端インダクタンス202は、その自己誘導によって、最初は電流を維持しようとする。これは、ここでバイパスダイオードとして働き、終端インダクタンス202に並列に接続される終端ダイオード204によって、防止することができる。本発明の導波管終端器170を用いて、特にバイパスダイオードとしての終端ダイオード204を組み込むことによって、導波管が最大限に2つの実行時の後に基本的に電流のないことは、このように達成することができる。ここで実行時とは、導波管160を1回通過するために電気波にとって必要な時間のことである。
電流を発生しチョークコイル110に供給する電圧源140は、第2のスイッチ130を介してチョークコイル110から切り離すことができ、その一方で、チョークコイル110は、電流を導波管160に供給する。この間に、電流は、フリーホイーリングダイオードとして働くダイオード150を介して流れる。電圧源140をオフに切り替えおよび/または切り離すことは、電圧源140が、全体として、電流を短時間にわたって供給するので、より小さい電力を放出する結果となる。
図2は、本発明の第2の実施の形態による本発明の導波管駆動回路の回路図を示す。回路の全体を300で参照する。本発明の第2の実施の形態による回路300は本発明の第1の実施の形態による回路100と比較して非常にわずかに異なるだけであるので、2つの回路の同じ手段については、同一の参照番号を与えて再び説明しない。むしろ、何が回路100と比較した回路300の進歩であるかについて述べる。
本発明の第2の実施の形態による導波管駆動回路300において、導波管160の第1の導波管端部162における第2の端子NINは、基準電位GNDに直接接続されずに、第2の切替型電流調整回路310を介して接続される。ここで第2の切替型電流調整回路310は、調整される電流をそのドレイン−ソース間を通して流すエンハンスメントタイプのn−チャネルMOS電界効果トランジスタ320を含む。トランジスタが負のピーク電圧で破壊されることを防止する保護ダイオード322が、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ320のドレイン−ソース間に並列に接続される。さらに、フィードバック抵抗器として、改善された調整特性を伴う抵抗器324が、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ320のソース端子と基準電位GNDとの間に接続される。n−チャネルMOS電界効果トランジスタ320のゲート端子は、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ320を任意にそれが電流レギュレータの機能を取る動作状態にするように、または、それをハイインピーダンス状態に切り替えるように実装される電圧源326に接続される。n−チャネルMOS電界効果トランジスタ320が電流レギュレータとして効果的である場合、供給される電流の量は、(基準電位GNDで参照される)そのゲート電位を介して調整することができる。もちろん、所望の電流のフローは、動作電圧および/または導波管インピーダンスによって実際に達成することもできると考えられる。
定常の動作状態においてさえ、導波管を通しての電流フローを目標値に保つことは、第2の切替型電流調整回路を用いることによって可能にされる。このように第2の電流調整回路310は、チョークコイル110を補う。チョークコイル110は、直流フォームを含み、第1の切替型電流調整回路120をイネイブルにした後、導波管160に流れている最後の電流を印加する。さらなる第2の切替型電流調整回路310がなければ、電流フローは、法則diL/dt=(1/L)*uLにより連続的に減少する。端子PIN、NINを介して第1の導波管端部162に印加される高電圧、すなわち電圧源140の電圧より高電圧がある限り、チョークコイル110および導波管160を通しての電流フローは、連続的に減少する。減少する速度は、チョークコイル110にわたってかかる電圧の大きさに比例し、チョークコイル110のインダクタンス値に反比例する。チョークコイル110が十分に大きい場合、すなわちチョークコイルのインダクタンスが十分な場合、電流の減少は、十分に遅く、妨げられない。第1の導波管端部162における端子PIN、NINにわたってかかる電圧が電圧源140の電圧より小さいような範囲に減少されるとすぐに、第2の切替型電流調整回路310は、イネイブルになり、チョークコイル110にわたってかかる電圧に影響を与える。チョークコイル110にわたってかかる電圧に影響を与えることは、チョークコイルを通しての電流フローを制御することを可能にし、効率的な電流調整を達成することができる。したがって、導波管160を通しての電流フローを、いかなる時間においてもほぼ一定の値で実質的に維持することができる。電流調整において第2のスイッチ130を制御することを組み込むことは有益である。
図3は、本発明の第3の実施の形態による本発明の導波管駆動回路の回路図を示す。本発明の第3の実施の形態による導波管駆動回路は、その全体を400で参照し、上述の導波管駆動回路100および300の進歩を表す。同様に、上述の手段は、再び説明せずに、導波管駆動回路100および300のように同一の参照番号によって参照する。
本発明の第3の実施の形態による導波管駆動回路400は、本発明の第2の実施の形態による導波管駆動回路300と比較して、チョークコイル110の第2の端子114と基準電位GNDとの間に接続される第3のスイッチ410で補われる。第3のスイッチ410は、そのドレイン−ソース間がチョークコイル110の第2の端子114と基準電位GNDとの間に接続されるエンハンスメントタイプのn−チャネルMOS電界効果トランジスタ420を含む。保護ダイオード422が、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ420のドレイン−ソース間に並列に接続される。さらに、第3のスイッチ410は、第1の切替型電流調整回路320とは対照的に、好ましくは主電流が流れる抵抗器を含まないことを指摘する。n−チャネルMOS電界効果トランジスタ420のゲート端子は、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ420のチャネルをハイインピーダンス状態またはローインピーダンス状態に任意にするように実装される切替型電圧源426によって駆動される。第3のスイッチ410のタスクは、チョークコイル110、ダイオード150および第3のスイッチ410によって形成される回路を、できるだけローインピーダンスですなわち最も少ない損失で閉じることである。導波管における2つの電流パルス間の中断が短い場合、チョークコイル110における電流は、中断時間の間、完全に再び準備する必要がない。むしろ、チョークコイル110を通しての電流が、中断の間、可能な限り最高レベルに保たれることは有利なことである。チョークコイルにおける電流ができるだけ長く保たれるために、チョークコイルにわたってかかる電圧降下uLは、コンテクストdiL/dt=(1/L)*uLから明白になるように、中断時間においてできるだけ小さくしなければならない。フリーホイーリングダイオード150がすでに約0.3ボルトから1.0ボルトの目立った電圧降下を引き起こすので、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ122、保護ダイオード182および抵抗器180によって形成されるスイッチにわたってかかる電圧降下を回避することは利点がある。このために、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ420および関係する保護ダイオード422からなるスイッチは、好ましくは導波管駆動回路300に挿入することができる。この第3のスイッチは、関係する制御電圧源426とともに410で参照し、好ましくは数ミリボルトの低い電圧降下を引き起こす。
導波管160が本質的に電流のない中断時間の間にチョークコイル110を通しての電流フローを維持することは、特に、第1の切替型電流調整回路120よりも小さい損失の第3のスイッチ410を導入することは、回路400によって必要とされる電力において相当な低減になり得る。このように、インダクタンスにおいて電流フローを維持する概念および必要な回路の低損失設計は、本発明の回路の電気的な効率を改善することに貢献する。
本発明の回路の実施の形態による本発明の導波管駆動回路400の動作における時間フォームを、図4および図5を参照してより詳細に後述する。図4は、本発明の第3の実施の形態による本発明の導波管駆動回路400における電流維持サイクルのない動作のためのスイッチングフォームの時間表現を示す。スイッチングフォームは、その全体を510で参照する。それらは、スイッチング素子のための対応する制御電圧および/またはMOS電界効果トランジスタ122、190、320、420のためのゲート電位を供給する制御手段によって好ましくは制御される。このように、制御電圧源184、194、326、426は、図4および図5を参照して記載されているフォームを発生している制御手段の一部として考慮することができる。
第1の時間表現520は、スイッチングアセンブリ400において、保護ダイオード192に関して、p−チャネルMOS電界効果トランジスタ190に対応するスイッチング素子Q1のスイッチング状態を示す。言い換えると、第1の時間表現は、第2のスイッチ130のスイッチングフォームを示す。ここで、対応するスイッチ130および/またはスイッチングトランジスタ190が導通ステージまたは遮断ステージであることを示している。
同様に、第2の時間表現530は、Q2で参照されるスイッチのスイッチング状態を示す。スイッチQ2は、第1の切替型電流調整回路120におけるn−チャネルMOS電界効果トランジスタ122に対応し、保護ダイオード182を含む。スイッチQ2が遮断されている場合、第1の切替型電流調整回路120は、電流を供給しないおよび/またはごくわずかな電流しか供給しない。しかしながら、第1の切替型電流調整回路120は、電流フローを、導通しているスイッチング素子Q2によって調整することを可能にする。Q2の導通ステージのために調整された電流フローの量は、制御電圧源184によって供給される電圧による。
第3の時間表現540は、関係する保護ダイオード322に関して、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ320に対応するスイッチング素子Q3のスイッチング状態を表す。第3のスイッチング素子Q3は、第2の切替型電流調整回路310の一部分である。スイッチング素子Q3および/またはn−チャネルMOS電界効果トランジスタ320が導通している場合、第2の切替型電流調整回路310は、制御電圧源326によって供給される電圧に基本的による量の電流を供給する。スイッチング素子Q3および/またはn−チャネルMOS電界効果トランジスタ320が遮断されている場合、非常に低電流だけが第2の切替型電流調整回路310を通って流れることができる。このように、第1の導波管端部162への電流フローは、遮断される。
第4の時間表現550は、本発明の第3の実施の形態による導波管回路400において、保護ダイオード422と組み合わせて、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ420によって形成されるスイッチング素子Q5のスイッチング状態を示す。この時間表現はQ5が導通していることを示す場合、これは、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ420のチャネルがローインピーダンス状態にあることを意味するが、そうでなければ、それはハイインピーダンス状態にある。導通および遮断のそれぞれの状態は、制御電圧源426によって供給される電圧によって決定される。
時間表現510は、導波管駆動回路400を作動するときに生じているスイッチング状態を示すが、可能な電流維持サイクルは、まだ考慮に入れられていない。5つの状態は、時間フォームに示すことができる。始動状態560において、回路アセンブリの全体がパワーレスである。すべてのスイッチング素子Q1、Q2、Q3およびQ5は、遮断状態にある。対応して、第1の切替型電流調整回路120および第2の切替型電流調整回路310は電流を供給せず、さらに、第2のスイッチ130および第3のスイッチ410は開いている。
始動状態の後に、スイッチオン状態564が続く。ここで、スイッチング素子Q1だけが導通状態にある。対応して、導波管駆動回路400における第2のスイッチ130が閉じている。しかしながら、電流は、他のスイッチおよび/または切替型電流調整回路120、310がまだディセイブルであるので、流れない。
スイッチオン状態564の後に、電流準備状態568が続く。ここで、第1のスイッチング素子Q1および第2のスイッチング素子Q2は、導通している。そのため、チョークコイル110は、第2のスイッチ130および第1の切替型電流調整回路120を介して電圧源140に接続される。第1の切替型電流調整回路120は、電流調整が実行される動作状態にある。電流は、電流準備状態においてチョークコイル110に準備され、第2のスイッチング素子Q2(n−チャネルMOS電界効果トランジスタ122、保護ダイオード182)および抵抗器180からなる第1の切替型電流調整回路120は、制御電圧源184の電圧に基づいて電流を調整する。
チョークコイルを通しての電流フローが所望の電流フローに達した場合、または、所定の期間が経過した場合、回路は、電流送り状態572に変わる。スイッチング素子Q1が導通状態にあるままであり、すなわち、スイッチ130が閉じているのに対して、第2のスイッチング素子Q2ひいては第1の切替型電流調整回路120は遮断状態にある。しかしながら、第2の切替型電流調整回路310は、電流送り状態572においてアクティブであり、すなわち調整される電流を引き起こすように駆動される。第5のスイッチング素子Q5は、まだオフに切り替えられたままである。この動作状態において、チョークコイル110を通しての電流は、導波管160に送られる。回路は、第2のスイッチ130、導波管160、導波管終端器170、第2の電流調整回路310および電圧源140を介して閉じる。電流フローの調整は、第2の電流調整回路310を介して行われ、調整される電流フローの量は、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ320の特性、抵抗器324および制御電圧源326によって供給される電圧によって確立される。理想的には、電流調整は、調整される電流が電流準備状態から電流送り状態までのスイッチング時間にチョークコイル110によって印加される電流に等しいように実施される。
スイッチオフの動作状態576において、第1のスイッチング素子Q1は、最終的に遮断状態になり、それによって第2のスイッチ130は遮断される。第2の切替型電流調整回路310も、ディセイブルにされる。チョークコイル110を通しての電流フローは、第1の切替型電流調整回路120およびフリーホイーリングダイオード150を介して低減され、電流の量は、基本的にn−チャネルMOS電界効果トランジスタ122、抵抗器180および制御電圧源184の電圧によって確立される。チョークコイル110に保存されるエネルギーは、それぞれのエレメントにおいて、すなわち特に、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ122、抵抗器180およびダイオード150において電力損失を発生する。必要に応じて、スイッチング素子Q5は、第3のスイッチ410が導通するように、導通状態にすることもできる。
さらに、電流準備状態568および電流送り状態572は、繰り返し矢印580によって示されているように、数回いっしょに繰り返すことができることを指摘する。このように、いくつかの電流パルスは、導波管160において発生することができ、その後に、インダクタンスにおける電流は、スイッチオフ状態576において低減される。本発明の導波管駆動回路400の電気的な効率は、そのような手順によって増加する。
図5は、本発明の第3の実施の形態による本発明の導波管駆動回路400における電流維持サイクルを含む動作のためのスイッチングフォームの時間表現を示す。この時間表現は、その全体を610で参照する。ここで示される時間フォームは、図4に示される時間フォームの続きを表すので、対応する時間フォームおよび状態は、図5において図4と同一の参照番号を与える。そのため、その繰り返し説明を省略する。
ここで示されるフローパターンにおいて、パワーレスな始動状態560、スイッチオン状態564、電流準備状態568および電流送り状態572は、図4に参照されて説明される時間フォームにおけるように、同じ方法および順序で実行されることを指摘する。フローパターンにおける電流送り状態572の後に、電流維持状態620が続く。この状態では、第1のスイッチング素子Q1は、第2のスイッチ130が遮断されるように遮断される。このように、回路は、電圧源140から切り離される。第2の切替型電流調整回路310も非アクティブであり、その結果、第1の導波管端部162における電流フローは遮断される。しかしながら、第5のスイッチング素子Q5は導通状態にある。言い換えると、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ420はローインピーダンス状態にあり、このように第3のスイッチ410は閉じる。任意に、第2のスイッチング素子Q2は、第1の切替型電流調整回路120が電流フローに貢献するように、導通状態にされてもよい。このように、回路は、チョークコイル110、第3のスイッチ410およびダイオード150を介して閉じ、さらに、場合によると第1の切替型電流調整回路120を介して閉じ、チョークコイル110の電流フローを基本的に維持することを可能にする。第3のスイッチ410および/またはn−チャネルMOS電界効果トランジスタ420およびダイオード150において生じる損失は、好ましくは小さい。このように、チョークコイル110を通しての電流フローが基本的に維持されるだけでなく、エネルギーがチョークコイルに保存される。第3のスイッチ410およびダイオード150にわたってかかる電圧効果がより小さいほど、エネルギー損失はより小さい。
電流維持状態620の後に、基本的に電流送り状態572に対応する省エネルギー電流送り状態630が続く。しかしながら、省エネルギー電流送り状態630では、第2のスイッチ130は開かれている。このように、エネルギーは、電圧源140からとられない。むしろ、回路は、フリーホイーリングダイオード150を介して閉じられる。
いくつかの電流インパルスが導波管160に出力され、さらに、チョークコイル110が十分な量のエネルギーを保存するために実施される場合、電流維持状態620および省エネルギー電流送り状態630は、チョークコイル110が十分な量のエネルギーを含む限り、数回繰り返されてもよい。この可能な繰り返しは、繰り返し矢印640によって示される。チョークコイル110がもはや十分な量のエネルギーを有しないほど省エネルギー電流送り状態630が頻繁に繰り返された場合、時間フォームは電流準備状態568によって続けられる。用途に応じて、繰り返し矢印650によって示される時間フォームにおけるこの繰り返しは、一度または数回通過することができるか、または省略することができる。
明確さの理由で、繰り返し矢印580、640、650によって示される繰り返しが、一度または数回各々通過されてもよく、または、完全に省略されてもよいことを再び指摘する。
示される時間フォームは、電流が第3のスイッチまたは第1の切替型電流調整回路120を介して低減されるスイッチオフ状態670によって完了される。
導波管駆動回路400の特に省エネルギー動作は、電圧源140に負荷をかけない電流維持状態620および省エネルギー電流送り状態630を導入することによって可能である。特に、スイッチング素子Q5を含む低損失の第3のスイッチ410の存在は、エネルギーを節約するために貢献する。
図6は、本発明の実施の形態による導波管に電流パルスを供給するための本発明の方法のフローチャートを示す。カップリングコイルを通しての電流フローを導波管に送ることができるように導波管に接続されるチョークコイルのようなインダクタンスが利用可能であることは、本発明の方法を実行するために考えられる。さらに、インダクタンスにおいて電流フローを準備することが可能であると考えられる。さらに、インダクタンスを通しての電流フローを維持するための適切なアセンブリが存在すると考えられる。
第1のステップ700において、導波管に電流パルスを発生するための本発明の方法に対応して、インダクタンスにおいて電流パルスが準備される。このために、インダクタンスは、たとえば、直流電圧源に接続されてもよい。電流フローを準備することは、前の期間が経過した場合またはインダクタンスを通しての電流フローが所定の値に達した場合に、好ましくは終了されてもよい。電流フローを準備することは、電流フローの調整を含んでもよい。さらに、電流フローの準備のために所望の電流フローを調節することに置き換えられることが可能であり、ステップの始めにおいて必要とされるよりもインダクタンスを通しての大きな電流フローがある場合に電流フローを低減することが可能である。
第2のステップ710において、第1のステップ700で準備されたインダクタンスを通しての電流フローが導波管に送られる。これは、たとえばスイッチング手段を最適に調節することによって行われる。電流フローを送ることは、既存の回路を開くことおよび他の回路を閉じることを含んでもよい。このように電流フローを維持することのインダクタンスの特徴によって、第1のステップ700で準備された電流フローは、導波管に印加される。インダクタンスの最適に大きな実施態様では、この場合における電流フローはゆっくり減少する。
他の任意のステップにおいて、電流フローは、所定の期間維持することができる。このステップは、導波管を通しての電流フローを調整することを含んでもよい。さらに、1またはいくつかのスイッチングプロセスが、たとえば他のインダクタンスをオンまたはオフに切り替えるために起きてもよい。
導波管を通しての電流フローが所定の期間維持された場合、プロセスを続ける異なる可能性がある。それは、繰り返されるインダクタンスに電流フローを準備する第1のステップ700にとって可能である。インダクタンスに保存されるエネルギーがすでに大きく減少した場合であっても、導波管にさらなる電流パルスを発生することは、これによって可能である。電流フローを導波管に送ること710には、低損失方法でインダクタンスに電流フローを維持する第3のステップ720が続くことができる。導波管に電流フローを送った後に、ステップ730においてインダクタンスにおける電流フローを低減することも可能であり、その後、本発明の方法を終了する。
低損失方法でインダクタンスに電流フローを維持すること720は、たとえば、インダクタンスにわたってかかる電圧が十分にゼロに近く保たれることが確実にされる回路の手段によって回路を閉じることを含んでもよい。好適な実施の形態では、低損失方法でインダクタンスに電流フローを維持することは、インダクタンスをブリッジすることを含んでもよい。
他のステップ710において、低損失方法でインダクタンスに電流フローを維持すること702の後に、電流フローは、導波管に送ることができる。ステップ730において電流フローを低減することも可能である。
このステップ730は、たとえば、ソース(電源)にインダクタンスに保存されるエネルギーを戻すことを含む。このように低損失動作は、確実にされることができる。電流フローを低減することは、インダクタンスに保存されるエネルギーを消失することを含むこともできる。
図6のフローチャートに示すように、個々のステップまたはステップの組み合わせは、数回繰り返すことができる。しかしながら、その繰り返しは、必要ではない。さらに、電流フローが導波管に送られることが確実にされる限り、ステップの順序が変わってもよいことを指摘する。
このように、本発明は、適切なエネルギー保存装置の手段によってすでにある低い供給電圧から電流パルスを発生することが可能である回路アセンブリおよびその手段による方法を提供する。本発明の導波管駆動回路は、従来技術と比較して、多数の利点を含む。このように、電流パルスは小さい電圧源から発生することができ、それはより多くの複雑なシステムにおいて残りの電子機器のために少なくとも必要である。このように、数100ボルトの電圧を有するさらなる(高い)電圧源は、電流パルスを発生するために必要でない。このように、電流パルスを供給することが可能な回路を実現するためのコストは、かなり削減される。たとえば、高価で大きさに関する限りでは大きなトランスは、省略することができる。
抵抗器、インダクタンスおよびフリーホイーリングダイオードの3つの並列エレメントで導波管の端部を終端することによって、終端抵抗器200だけを用いた場合に可能であるよりも小さい電圧で所定の電流をインダクタンス202が伝導することができるので、アセンブリの電力損失がかなり低減される。さらに、終端インダクタンス202のためのフリーホイーリングダイオードとして働く終端ダイオード204は、導波管の電流を急速にオフにすることを可能にする。
シャント抵抗器180、324が省略される場合、チョークコイルにおける最終点で達する電流は、チョークコイル110における電流が準備される時間を経て制御することができる。しかしながら、これは、定められた電流がサイクルの初めにチョークコイル110において流れることが確実にされる場合、定められた方法で働くだけである。そのような設計によって、本発明の導波管駆動回路の回路コストおよび電力損失は、低減することができる。
電流パルスが、短時間、たとえば数マイクロ秒の間、導波管に供給される必要がある場合、保護ダイオード322、抵抗器324および制御電圧源326を含む、n−チャネルMOS電界効果トランジスタ320からなる第2の切替型電流調整回路は、省略することもできる。この場合、チョークコイル110のみは、十分に安定した電流を供給する。そのような単純化された回路は、図1に示される。
さらに、本発明の回路は、スイッチング素子としてn−チャネルMOS電界効果トランジスタ420を有する第3のスイッチ410によって電流が導波管にほとんど印加されない中断時間において、チョークコイル110にわったてかかる電圧降下を保つことにより改善することができる。このように、電力損失のさらなる低減を達成することができる。
このように、本発明の回路実現は、従来の回路と比較して電流を導波管に印加することをかなり改善することができる多くの特徴を示す。回路コストを低減することとは別に、特に必要な電圧源に関して、電力を低減することは、本発明の回路の実施態様の決定的な効果でもある。
図1は、本発明の第1の実施の形態による本発明の導波管駆動回路の回路図である。 図2は、本発明の第2の実施の形態による本発明の導波管駆動回路の回路図である。 図3は、本発明の第3の実施の形態による本発明の導波管駆動回路の回路図である。 図4は、本発明の第3の実施の形態による本発明の導波管駆動回路における電流維持サイクルのない動作のためのスイッチングフォームの時間説明図である。 図5は、本発明の第3の実施の形態による本発明の導波管駆動回路における電流維持サイクルを含む動作のためのスイッチングフォームの時間説明図である。 図6は、本発明の実施の形態による本発明の方法のフローチャートである。 図7は、従来技術による導波管に電流パルスを印加するための回路アセンブリの回路図である。

Claims (14)

  1. 導波管(160)に電流パルスを発生するための導波管駆動回路(100、300、400)であって、
    直流電圧を供給するための電圧源(140)と、
    その第1の端子(112)が前記電圧源(140)の第1の端子に接続されるチョークコイル(110)と、
    その第1の端子が前記チョークコイル(110)の第2の端子(114)に接続され、さらにその第2の端子が前記電圧源(140)の第2の端子に接続される第1のスイッチ(120)と、
    第1の導波管端部(162)におけるその第1の端子(PIN)が前記第1のスイッチ(120)の前記第1の端子に接続され、さらに前記第1の導波管端部(162)におけるその第2の端子(NIN)が前記電圧源(140)の前記第2の端子に接続される導波管(160)と、
    前記第1の導波管端部(162)における前記導波管の前記端子(PIN、NIN)で電流パルスを発生するために前記第1のスイッチ(120)を開閉するように実装される制御手段とを備える、導波管駆動回路。
  2. 前記導波管(160)は、磁気歪位置測定のためのアセンブリの一部分である、請求項1に記載の導波管駆動回路(100、300、400)。
  3. 第2の導波管端部(164)における前記導波管(160)の第1の端子(POUT)と前記第2の導波管端部(164)における前記導波管(160)の第2の端子(NOUT)とに接続される導波管終端器(170)が、終端抵抗器(200)および終端インダクタンス(202)の並列回路によって形成される、請求項1または請求項2に記載の導波管駆動回路(100、300、400)。
  4. ダイオード(204)が前記導波管終端器(170)の前記終端インダクタンス(202)に並列に接続され、前記ダイオードは、電流フローが前記導波管(160)の前記第1の導波管端部(162)で遮断されるスイッチオフプロセスにおいて、前記終端インダクタンス(202)によって供給される電流を取り込むように実装される、請求項3に記載の導波管駆動回路(100、300、400)。
  5. 前記第1のスイッチ(120)は、前記制御手段によって供給される駆動電圧に基づいて電流フローを調整しまたは遮断するように実装される第1の切替型電流調整回路の一部分である、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の導波管駆動回路(100、300、400)。
  6. 前記第1の導波管端部(162)における前記導波管(160)の前記第2の端子(NIN)は、第2の切替型電流調整回路(310)を介して前記電圧源(140)の前記第2の端子に接続され、
    前記第2の切替型電流調整回路(310)は、前記制御手段によって供給される第2の駆動電圧に基づいて電流フローを調整しまたは遮断するように実装される、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の導波管駆動回路(300、400)。
  7. 前記チョークコイル(110)の前記第1の端子(112)は、第2のスイッチ(130)を介して前記電圧源(140)の前記第1の端子に接続され、前記第2のスイッチ(130)は、前記電圧源(140)からのエネルギーの供給が必要とされない場合に、前記電圧源(140)から前記チョークコイル(110)を切り離すように実装される、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の導波管駆動回路(100、300、400)。
  8. 前記チョークコイル(110)の前記第1の端子(112)と前記電圧源(140)の前記第2の端子との間にフリーホイーリングダイオードとして接続されるダイオード(150)をさらに含む、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の導波管駆動回路(100、300、400)。
  9. 前記チョークコイル(110)の前記第2の端子(114)と前記電圧源(140)の前記第2の端子との間に接続され、さらに前記ダイオード(150)および前記チョークコイル(110)を通しての回路を閉じることによって前記チョークコイルに磁場エネルギーを損失を除いて一定量に保つように実装される第3のスイッチ(410)をさらに備える、請求項8に記載の導波管駆動回路(400)。
  10. 前記第1のスイッチ、前記第2のスイッチ、前記第3のスイッチ、前記第1の切替型電流調整回路または前記第2の切替型電流調整回路は、半導体スイッチを含む、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の導波管駆動回路(100、300、400)。
  11. 導波管に電流パルスを発生するための方法であって、前記導波管はインダクタンスの端子に接続され、前記方法は、
    前記インダクタンスに電流フローを準備するステップ(700)と、
    前記電流フローを前記導波管に送るステップ(710)とを備える、方法。
  12. 前記導波管は、磁気歪位置測定のためのアセンブリの一部分である、請求項11に記載の方法。
  13. 前記電流フローを低損失方法で維持するステップ(720)をさらに備える、請求項11または請求項12に記載の方法。
  14. 前記インダクタンスにおける前記電流フローを低減するステップ(730)をさらに備える、請求項11ないし請求項13のいずれかに記載の方法。
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