JP2008521988A - 被覆されたフィルムまたはその改善 - Google Patents
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Abstract
本発明は、タッカープレートを備えた高速包装機を使用して紙の連を包装フィルムで包装する方法に用いるための被覆されたポリマーフィルムに関する。このフィルムは各主要面に被覆を有し、各被覆面はDyn(動摩擦係数)0.30〜Dyn0.50のフィルム対フィルムCOF(摩擦係数)を有する。一方の主要被覆面は、他方の被覆面対タッカープレート面のCOF値よりも大きい被覆面対紙COF値を有する。主要面に塗布された被覆は、その面対タッカープレート面のCOFを調節するのに効果的でありかつフィルムの他方の主要面に塗布された被覆中に存在する量よりも多いブロッキング防止剤を含有する。
【選択図】 図1
【選択図】 図1
Description
本発明は、被覆されたフィルムまたはその改善、さらに詳しくは被覆された熱可塑性フィルム、例えば特に連ラップ(リームラップ;ream wrap)のような包装に用いるためのポリプロピレンフィルムに関する。
連ラップとは、紙の束または個々の包装若しくはカートンの群のような、物質のラップ包装に用いるための包装フィルムを指す。そのような包装は、80〜140包装品/分の速度で動く高速機を使用してしばしば行われる。そのような機械で起こりうる1つの問題は、パック間スリッピング(interpack slipping)、すなわちシングリング(shingling)である。さらに生じる問題は、高速機に用いられるタッカープレートとして知られる装置の作用に起因するいわゆる「プルアウト(pull out)」である。
このたび、スリッピング(すなわちシングリング)および「プルアウト」が、連ラップに用いられるフィルムの両面の摩擦係数(以後、COF)を調節することによって調整できることを見出した。我々が見出したそのような調整は、フィルムの両主要面に特定の被覆を用いることによって行うことができる。そのようなフィルムには満たす必要のある他の要件があり、そしてその被覆はまた、フィルムが溶媒および水をベースとするインクで容易に印刷可能であることを保証するように配合しなければならない。フィルムはまた、耐熱性があり、湿潤ブロッキング(humidity blocking)に対して耐性を有しなければならない。ブロッキング(blocking)とは、フィルムが互いに、例えばフィルムのリール内で接触したとき、あるいはフィルムに包まれた2つの包装品が互いに接触して置かれたとき、2つのフィルム面が共に付着すること(adhesion)を説明するのに用いられる用語である。ブロッキングは、フィルムの1層を負荷の下で別のものと接触させることによって試験される。熱ブロッキング(thermal blocking)は、0.5psiの負荷を60℃で1時間加えてブロッキングが生じたかどうかを見ることによって試験される。熱帯ブロッキング(tropical blocking)は、同じ負荷を40℃にて90%RHで48時間かけることによって試験される。両試験の場合、フィルムから切った25mmのストリップを離す力が「ダベンポートブロッキングバランス」を用いて測定される。
好ましい被覆材料はポリプロピレン、特に延伸または2軸延伸されたポリプロピレンフィルムである。2軸延伸ポリプロピレンフィルムは、ポリプロピレンのホモポリマーのコアと、コアの各面またはコアの主要面に形成されたスキン層とを有する多層フィルムとして形成され得る。そのようなスキン層は、プロピレンおよびエチレンのコポリマーのようなコポリマー、またはプロピレン、エチレンおよびブチレンのターポリマーから形成されてもよい。どのような被覆もスキン層に満足に接着するためには、被覆が塗布される前にそれらを下塗り剤(primer)で処理する必要がある。そのような下塗り剤には、ポリエチレンイミンが含まれる。BOPPという用語は、以後、ポリプロピレンのホモポリマーのコア層とコポリマーまたはターポリマーまたはそれらの混合物から形成されたスキン層とからなるフィルムを指すのに用い、このスキン層は下塗り剤で処理されている。疑念を避けるために、コポリマーにはブロックコポリマーが含まれる。
我々は2004年12月2日付けの同時係属出願GB042651.7で、0.30〜0.50DynのCOFを有し、同時に広いヒートシール範囲を有する被覆を得る方法を教示した。(Dynは、動的摩擦係数(Dynamic coefficient of friction)を示すのに用いられる)。この範囲のCOFを有する被覆を用いると、「シングリング」の問題を調整することができる。タッカープレートの使用で生じる問題の場合、フィルム対フィルムのCOFだけでなく、フィルム対紙のCOF、およびフィルム対金属のCOFを考慮することが重要であることがわかった。さらに、フィルムの片面は印刷されていてもよく、そして印刷された面は上塗り(仕上げ塗料(over lacquer))でカバーされている場合もある。従って、紙と接触しているフィルム面は印刷された面、上塗り(仕上げ塗料)またはヒートシールを形成することができる被覆で被覆された印刷された面であってもよい。紙と接触しているフィルム面のCOFが、タッカープレート面と接触しているフィルム面のCOFを確実に越えている限り、プルアウトによる問題は実質的に減じるかあるいはなくなることを我々は見出した。
包装フィルムが紙の連の周りを包装している間および包装された連のストックを輸送する間、3つの面対面滑り接触があり、そこではそのような面対面滑り接触の摩擦係数の相対値が確実に「シングリング」および「プルアウト」のような問題をなくすかあるいは実質的に軽減するほどの値になる必要がある。
これらの面対面滑り接触は次の通りである:
A.1つの包装品と別の包装品との間の接触、すなわち、1つの包装品を包装するフィルムの外面と別の包装品を包装するフィルムの外面との間の滑り接触。
A.1つの包装品と別の包装品との間の接触、すなわち、1つの包装品を包装するフィルムの外面と別の包装品を包装するフィルムの外面との間の滑り接触。
B.包み込まれた状態で包装品の端を形成するフィルムの面と紙の面との間の接触。
C.包み込まれた状態で包装品の端を形成するために設置するフィルムの面と、紙の連を包装フィルムで包装するように設計された機械に用いられるタッカープレートのような装置の表面との間の接触。
C.包み込まれた状態で包装品の端を形成するために設置するフィルムの面と、紙の連を包装フィルムで包装するように設計された機械に用いられるタッカープレートのような装置の表面との間の接触。
フィルム面(またはフィルム表面)という用語は、紙の連を包装フィルムで包装するように設計された機械にリールから供給される状態のフィルム面のどのような状態も指すのに用いられる。この状態は、フィルムが機械に供給される前に受ける処理によって決定される。従って、フィルム面は:
(1)ヒートシール可能な被覆で被覆されている;
(2)印刷されている;および/または
(3)上塗り(仕上げ塗料)で被覆されている。
(1)ヒートシール可能な被覆で被覆されている;
(2)印刷されている;および/または
(3)上塗り(仕上げ塗料)で被覆されている。
紙の面についての言及は、包装される紙の表面のどのような状態も指し、例えば、その紙は被覆紙であってもよい。
タッカープレートの面についての言及は、包み込み操作の間、包装フィルムと接触する面のどのような状態も指す。これは単にステンレス鋼のような金属面であっても、あるいはタッカープレートの操作を改善するためにまたは摩擦を減じるために被覆が施用されていてもよい。
タッカープレートの面についての言及は、包み込み操作の間、包装フィルムと接触する面のどのような状態も指す。これは単にステンレス鋼のような金属面であっても、あるいはタッカープレートの操作を改善するためにまたは摩擦を減じるために被覆が施用されていてもよい。
紙を包装フィルムで連ラップする機械の効率的および経済的な操作のため、そして、特に「シングリング」および「プルアウト」として知られる問題による製造損失を排除し又は実質的に減じるために、フィルム面対紙面のCOFを確実に、フィルム面対タッカープレート面のCOFより大きくする必要があることをこのたび見出した。
本発明によれば、タッカープレートを備えた高速包装機を使用して紙の連を包装フィルムで包装する方法に用いるための被覆されたポリマーフィルムが提供される。ここに、このフィルムは各主要面に被覆を有し、各被覆面はDyn0.30〜Dyn0.50のフィルム対フィルムCOFを有する。一方の主要被覆面は、他方の被覆面対タッカープレート面のCOF値よりも大きい被覆面対紙COF値を有し、主要面に塗布されたこの被覆は、その面対タッカープレート面のCOFを調節する量のブロッキング防止剤を含む。その量はブロッキングを防止するのに必要な量より多く、フィルムの他方の主要面に塗布された被覆に存在する量よりも多い。
被覆面対タッカープレート面のCOF値を調節するのに用いられるブロッキング防止剤は球状粒子の形のポリメチルメタクリレート(pmma)が好ましい。被覆組成物中に存在するそのような球状粒子の量は被覆の0.5〜2.5重量%であるのが好ましい。
球状粒子は、粒子サイズ分布が、4〜12マイクロメートルの範囲の粒子直径、約5〜約7、好ましくは約6マイクロメートルのメジアンサイズとなるように選択するのが好ましい。
アスペクト比が2対1のフレーク状のpmma粒子を用いることも可能である。約7〜約9マイクロメートル、例えば約7.5〜約8マイクロメートルの平均粒子サイズを有するそのようなフレークを用いるのが好ましい。
いずれの形のpmmaも被覆組成物中にブロッキング防止剤としておよびタッカープレート面と接触するフィルム面のCOFの調整のために用いうる。以下の実施例2におけるようにタッカープレート面と接触するフィルム面に塗布する組成物中には、両方の形のpmma混合物を用いるのが好ましく、フィルムの他の主要面に塗布する組成物中にはフレーク状のものを用いるのが好ましい。タッカープレート面と接触するフィルム面に塗布する被覆組成物中に用いられるその量は、COFまたは得るべきCOF範囲により変わり、実験によって容易に決定される。しかしながら、フィルム面上に形成される被覆中のその量は、被覆の約0.25重量%未満であり、約3.5重量%を超えることは考えられず、被覆の約0.5重量%以上で、約2.5重量%以下であるのが好ましい。
シリカのような他のブロッキング防止剤をpmma粒子の代わりにまたはpmma粒子との混合物の形で用いてもよい。
タッカープレートと接触しないフィルム主要面の被覆に用いられる組成物へ加えるブロッキング防止剤の量は、ブロッキング防止剤からなる被覆の約1.5重量%未満、好ましくは約1重量%未満を有する被覆を通常形成することになる。
タッカープレートと接触しないフィルム主要面の被覆に用いられる組成物へ加えるブロッキング防止剤の量は、ブロッキング防止剤からなる被覆の約1.5重量%未満、好ましくは約1重量%未満を有する被覆を通常形成することになる。
本発明はまた、タッカープレートを備えた高速包装機を使用して、紙の連を、各面に被覆を有する包装フィルムで包装する方法に用いるための被覆されたポリマーフィルムに向けられている。各被覆面はDyn0.30〜Dyn0.50の摩擦係数を有し、各被覆面は溶媒および水をベースにするインクで容易に印刷可能でありかつ熱および湿潤ブロッキングに対して耐性を有する。この被覆は、ヒートシールを形成することができるアクリルコポリマーとエチレンアクリル酸コポリマーのブレンドが、被覆全体の少なくとも80〜99.5重量%、好ましくは90〜99重量%を形成する組成物から形成されている。一方の被覆面は、他方の面対タッカープレート面のCOF値より大きい、フィルム対紙COF値を有する。
被覆は約1〜10重量%のカルナウバワックスまたはモンタンワックスのようなワックスを含んでいてもよい。
組成物はブロッキング防止剤を含んでいてもよく、通常1重量%未満で存在していてもよい。用いうるブロッキング防止剤にはPMMA(ポリメチルメタクリレート)粒子およびシリカが含まれる。
組成物はブロッキング防止剤を含んでいてもよく、通常1重量%未満で存在していてもよい。用いうるブロッキング防止剤にはPMMA(ポリメチルメタクリレート)粒子およびシリカが含まれる。
被覆をBOPPフィルムの各面に形成するのが好ましい。
用いられるアクリルコポリマーおよびエチレンアクリル酸コポリマーの量は、次の必要性を実現するように関係して定められる:
(a)Dyn0.30〜Dyn0.50、好ましくはDyn0.35〜Dyn0.40の各面のCOF値;
(b)例えば80〜140℃の広いヒートシール範囲;
(c)水をベースにするインクおよび溶媒をベースにするインクの両方との満足な印刷;および/または
(d)光学的透明性。
用いられるアクリルコポリマーおよびエチレンアクリル酸コポリマーの量は、次の必要性を実現するように関係して定められる:
(a)Dyn0.30〜Dyn0.50、好ましくはDyn0.35〜Dyn0.40の各面のCOF値;
(b)例えば80〜140℃の広いヒートシール範囲;
(c)水をベースにするインクおよび溶媒をベースにするインクの両方との満足な印刷;および/または
(d)光学的透明性。
アクリルコポリマーおよびエチレンアクリル酸コポリマーのブレンドを用いることによって、望ましい値の摩擦係数が得られ、同時に広いヒートシール範囲および他の望ましい性質を維持することができることを見出した。
いかなる面と被覆フィルム面との間の接触面のCOFは、被覆面の組成を変えることによって調節することができる。これは、例えば、被覆中に存在するブロッキング防止剤の量を調節することによって行うことができる。フィルムの外面、すなわち、タッカープレートと接触する面に塗布される被覆へ、通常の量より多くブロッキング防止剤を加えると、連ラップ包装品が1分当たりおよそ140包装の速度で働く高速包装機で形成されるとき、シングリングを解消するのに必要なDyn0.30〜Dyn0.50のフィルム面対フィルム面の摩擦係数レベルを維持しながら、タッカープレートとフィルムの被覆された外面との間の相互作用を減じることができる。
図1は、エチレンアクリル酸コポリマーと共に存在するアクリルコポリマーの量が0%から100%へ変化する被覆の場合、フィルムのシール強度が200g/25mmに達する、ヒートシール温度またはシール限界温度を示すプロットのグラフである。被覆の組成はX軸に沿って、ヒートシール温度はY軸に沿ってプロットされている。
図2は、エチレンアクリル酸コポリマーと共に存在するアクリルコポリマーの量が0%から100%へ変化する時の、被覆フィルムのCOF変化を示すプロットのグラフである。被覆の組成はX軸に沿って、動的摩擦係数はY軸に沿ってプロットされている。
ヒートシール温度および摩擦係数の両者の変化の観察に用いられた被覆組成物を以下の表1に示す。各成分の量はgで表す。
WB1240はベルギー、ドロゲンボス、リュー、ド、アンデルレクト33、B−1620のサイテック・サーフェイス・スペシャリティーズにより供給されたアクリルコポリマーの水分散液である。Aquaseal 1290はParamelt BV. Costerstraat 18、私書箱86、NL−1700、AB Heerhugowaardによって供給されたエチレンアクリル酸コポリマーの分散液である。
好ましいヒートシール範囲は20〜50重量%のアクリルコポリマーおよび50〜80重量%のエチレンアクリル酸ポリマーを用いて得られる。被覆中に用いられるポリマーブレンドが、約35重量%のアクリルコポリマー含有率および約60重量%のエチレンアクリル酸コポリマー含有率であるのが最も好ましい。ヒートシール強度のために好ましいのと同じ組成範囲のブレンドを選択することが、Dyn0.35〜Dyn0.40の好ましい範囲内のCOFを有する被覆フィルムを結果として生じることが図2から分かる。図はまた、ブレンドを用いることが、いずれかの成分単独を用いることと比較して、COFを増加することになることも示している。
1g程度の被覆重量で、かつヒートシール可能な被覆が、フィルム対フィルムのCOFが0.30Dyn〜0.50Dynであるように組成が選択されるアクリルコポリマーおよびエチレン−アクリル酸ポリマーのブレンドに基づいており、そしてスキン層がプロピレンエチレンブロックコポリマーから形成されているBOPPフィルムに塗布されている場合、シールされた連ラップ包装品はいわゆるはぎ取り可能なシール(ピーラブルシール;peelable seal)の状態で形成することができることをさらに見出した。
アクリルポリマーは、スチレンアクリルポリマーのようなヒートシール可能な被覆に用いるために供給されるアクリルポリマーから選択される。
エチレン−アクリル酸は、エチレンおよびアクリル酸の高圧重合によって一般に製造される。エチレンがアクリル酸と共重合されるとき、分子構造は、コポリマーの主鎖(バックボーン)および側鎖に沿って嵩高なカルボン酸基がランダムに混入することによって著しく変わる。カルボキシル基は遊離して、どのような重合基体とも結合を形成したり、相互作用し合う。フィルムは0.5〜1.5g/m2、好ましくは1gの被覆重量で被覆される。
エチレン−アクリル酸は、エチレンおよびアクリル酸の高圧重合によって一般に製造される。エチレンがアクリル酸と共重合されるとき、分子構造は、コポリマーの主鎖(バックボーン)および側鎖に沿って嵩高なカルボン酸基がランダムに混入することによって著しく変わる。カルボキシル基は遊離して、どのような重合基体とも結合を形成したり、相互作用し合う。フィルムは0.5〜1.5g/m2、好ましくは1gの被覆重量で被覆される。
次の実施例を示すが、これらは本発明を限定するものではない。全ての部は重量による部である。
実施例1
パート1
被覆組成物をグラビア法によりBOPPフィルムの両面に1g/m2の被覆重量で塗布し、そして被覆をオーブンで乾燥することによって、被覆されたフィルムを製造した。被覆組成物は:
エチレンアクリル酸コポリマー(Aquaseal 1290)60%;
アクリルコポリマー(WB1240)35%;および
カルナウバワックス5%
を含有していた。
実施例1
パート1
被覆組成物をグラビア法によりBOPPフィルムの両面に1g/m2の被覆重量で塗布し、そして被覆をオーブンで乾燥することによって、被覆されたフィルムを製造した。被覆組成物は:
エチレンアクリル酸コポリマー(Aquaseal 1290)60%;
アクリルコポリマー(WB1240)35%;および
カルナウバワックス5%
を含有していた。
被覆は、固形分15%を有する水性分散液として塗布した。
各面のCOFは、Knella Road Industrial Estate Welwyn Garden City Herts UKのスペシャリスト・エンジニアリング・ユニット2により供給される滑り面テスターを用いる、滑りそり法(sliding sledge method)によって測定した。測定は、巻き直して、スリットしたリールからとったフィルム上で、被覆直後および1ヵ月後に行った。被覆後、フィルムの両面のCOF値は0.45であり、1ヵ月後は0.35であることが分かった。6週間経過後の試験では、COFに有意な変化はなかった。
各面のCOFは、Knella Road Industrial Estate Welwyn Garden City Herts UKのスペシャリスト・エンジニアリング・ユニット2により供給される滑り面テスターを用いる、滑りそり法(sliding sledge method)によって測定した。測定は、巻き直して、スリットしたリールからとったフィルム上で、被覆直後および1ヵ月後に行った。被覆後、フィルムの両面のCOF値は0.45であり、1ヵ月後は0.35であることが分かった。6週間経過後の試験では、COFに有意な変化はなかった。
ブロッキングを試験したところ、申し分のないフィルム性能であった。ヒートシール性の試験では温度と共にヒートシール強度が徐々に増加した。印刷適性について試験した試料は許容される印刷特性を示した。
パート2
フィルム対紙およびフィルム対金属の静的および動的COF値を、この実施例のパート1で用いたのと同じ組成物で被覆された別のBOPPフィルム試料の両面について測定した。試料は試験を行う4週前に被覆した。紙はA4コピー紙であった。結果を表2に示す。
パート2
フィルム対紙およびフィルム対金属の静的および動的COF値を、この実施例のパート1で用いたのと同じ組成物で被覆された別のBOPPフィルム試料の両面について測定した。試料は試験を行う4週前に被覆した。紙はA4コピー紙であった。結果を表2に示す。
フィルム試料は、高速包装機を使用して紙の連を包装するのに用いた。シングリングにより生じる製品の損失はなく、プルアウトによる製品損失はかなり減少した。
実施例2
他方の面の被覆に用いた水性組成物よりも多量のブロッキング防止剤を含有する水性組成物を用いて一方の面を被覆して、被覆BOPPフィルムを製造した。BOPPフィルムは、被覆組成物を塗布する前に、両面にポリエチレンイミン下塗り剤で下塗りした。フィルムを紙の連の包装に用いるとき、タッカープレート面と接触する面、すなわち、フィルムの外面に、より多量のブロッキング防止剤を含有する組成物を塗布した。これによって、包装の間のタッカープレートとフィルム面との間の相互作用が減少する。
実施例2
他方の面の被覆に用いた水性組成物よりも多量のブロッキング防止剤を含有する水性組成物を用いて一方の面を被覆して、被覆BOPPフィルムを製造した。BOPPフィルムは、被覆組成物を塗布する前に、両面にポリエチレンイミン下塗り剤で下塗りした。フィルムを紙の連の包装に用いるとき、タッカープレート面と接触する面、すなわち、フィルムの外面に、より多量のブロッキング防止剤を含有する組成物を塗布した。これによって、包装の間のタッカープレートとフィルム面との間の相互作用が減少する。
内面の被覆に用いた組成物は:
エチレンアクリル酸コポリマー(Aquaseal 1290)60.38%;
アクリルコポリマー(WB1240)35.37%;
カルナウバワックス4%;および
フレーク状のポリメチルメタクリレートブロッキング防止剤粒子0.25%
であった。
エチレンアクリル酸コポリマー(Aquaseal 1290)60.38%;
アクリルコポリマー(WB1240)35.37%;
カルナウバワックス4%;および
フレーク状のポリメチルメタクリレートブロッキング防止剤粒子0.25%
であった。
被覆は、目標固形分が19.5%の水性分散液として塗布した。
外面に用いた組成物は:
エチレンアクリル酸コポリマー(Aquaseal 1290)59.38%;
アクリルコポリマー(WB1240)34.37%;
カルナウバワックス4%;
フレーク状のポリメチルメタクリレートブロッキング防止剤粒子0.25%;および
ポリメチルメタクリレートブロッキング防止剤2.0%(直径サイズ分布4〜12マイクロメートル、メジアンサイズ約6マイクロメートルの球状粒子)
であった。
外面に用いた組成物は:
エチレンアクリル酸コポリマー(Aquaseal 1290)59.38%;
アクリルコポリマー(WB1240)34.37%;
カルナウバワックス4%;
フレーク状のポリメチルメタクリレートブロッキング防止剤粒子0.25%;および
ポリメチルメタクリレートブロッキング防止剤2.0%(直径サイズ分布4〜12マイクロメートル、メジアンサイズ約6マイクロメートルの球状粒子)
であった。
被覆は、目標固形分が19.5%の水性分散液として塗布した。
フィルムの2つのリールをつくり、各リールから得た試料についてCOF値を測定した。同じ面対面測定についての一方のリールから他方のリールへのCOF値の変化は、COF測定の通常の範囲内である。結果を表3および表3aに示す。
フィルムの2つのリールをつくり、各リールから得た試料についてCOF値を測定した。同じ面対面測定についての一方のリールから他方のリールへのCOF値の変化は、COF測定の通常の範囲内である。結果を表3および表3aに示す。
両試料リールを用いて高速包装機で連ラップ包装を行ったところ、「シングリング」または「プルアウト」による問題は生じなかった。
実施例3
フィルムの両面を次の組成物で被覆した:
エチレンアクリル酸コポリマー(Aquaseal 1290)60.38%;
アクリルコポリマー(WB1240)35.37%;
カルナウバワックス4%;および
フレーク状のポリメチルメタクリレートブロッキング防止剤粒子0.25%。
実施例3
フィルムの両面を次の組成物で被覆した:
エチレンアクリル酸コポリマー(Aquaseal 1290)60.38%;
アクリルコポリマー(WB1240)35.37%;
カルナウバワックス4%;および
フレーク状のポリメチルメタクリレートブロッキング防止剤粒子0.25%。
被覆は、目標固形分19.5%の水性分散液として塗布した。
表4および表4aに示すCOF値を、上記被覆上に裏面印刷し、そして紙が接触する面に別に上塗り(仕上げ塗り)をしたフィルムの2つの試料について測定した。
表4および表4aに示すCOF値を、上記被覆上に裏面印刷し、そして紙が接触する面に別に上塗り(仕上げ塗り)をしたフィルムの2つの試料について測定した。
上で測定したようなCOFを有するフィルムを試料1および2として用いて、高速包装機で紙の連を包装した。試料1および2の上記COFを有するフィルムにシングリング問題は生じなかった。しかしながら、紙と接触する上塗りした面のCOFが、タッカープレートと接触するフィルム面のCOF未満である試料2のフィルムでは「プルアウト」問題がより大きかった。
Claims (24)
- タッカープレートを備えた高速包装機を使用して紙の連を包装フィルムで包装する方法に用いるための被覆されたポリマーフィルムであって、
当該フィルムは各主要面に被覆を有し、各被覆面はDyn0.30〜Dyn0.50のフィルム対フィルムCOFを有し、
一方の主要被覆面は、他方の被覆面対タッカープレート面のCOF値よりも大きい被覆面対紙COF値を有し、
主要面に塗布された当該被覆は、その面対タッカープレート面のCOFを調節するのに効果的であり、かつ、フィルムの他方の主要面に塗布された被覆中に存在する量よりも多いブロッキング防止剤を含有する、
前記被覆されたポリマーフィルム。 - 被覆面対タッカープレート面のCOFの調節に用いられるブロッキング防止剤がポリメチルメタクリレート粒子を含む、請求項1に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- 被覆面対タッカープレート面のCOFの調節に用いられるブロッキング防止剤が球状のポリメチルメタクリレート粒子を含む、請求項2に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- 被覆面対タッカープレート面のCOFの調節に用いられるブロッキング防止剤がフレーク状のポリメチルメタクリレート粒子を含む、請求項2に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- 被覆面対タッカープレート面のCOFの調節に用いられるブロッキング防止剤がフレーク状と球状の両方を混合したポリメチルメタクリレート粒子を含む、請求項2に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- ポリメチルメタクリレートの球状の粒子が4〜12マイクロメートルの直径を有し、メジアンサイズが6マイクロメートルである、請求項3または5に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- ポリメチルメタクリレートのフレークのアスペクト比が2対1、そして平均粒子サイズが7.5〜8マイクロメートルである、請求項4または5に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- ブロッキング防止剤の添加量が被覆の0.5〜2.5重量%である、請求項2〜7のいずれか一項に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- タッカープレートを備えた高速包装機を使用して、紙の連を、各面に被覆を有する包装フィルムで包装する方法に用いるための、請求項1〜8のいずれか一項に記載の被覆されたポリマーフィルムであって、
各被覆面はDyn0.30〜Dyn0.50の摩擦係数を有し、
各被覆面は溶媒および水をベースにするインクで容易に印刷可能であり、かつ、熱および湿潤ブロッキングに対して耐性を有し、
当該被覆は、ヒートシールを形成することができるアクリルコポリマーとエチレンアクリル酸コポリマーのブレンドが被覆全体の少なくとも90〜99重量%を形成する組成物から形成されており、
一方の被覆面は、他方の面対タッカープレート面のCOF値より大きいフィルム対紙COF値を有する、
前記被覆されたポリマーフィルム。 - 被覆が約1〜10重量%のワックスを含有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- 使用されるワックスがカルナウバワックスまたはモンタンワックスである、請求項10に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- 各主要面上の被覆が、タッカープレートと接触する面のCOFの調節に加えられるブロッキング防止剤の他に、ポリメチルメタクリレート粒子、および/またはシリカおよび/または他の適当なブロッキング防止剤から選択されるブロッキング防止剤を1重量%以下含有する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- 各面上の被覆に存在するアクリルコポリマーとエチレンアクリル酸コポリマーのブレンドを構成する量が、
(e)Dyn0.30〜Dyn0.50、好ましくはDyn0.35〜Dyn0.40の各面のCOF値、
(f)80〜140℃の広いヒートシール範囲、
(g)水をベースにするインクおよび溶媒をベースにするインクの両方との満足な印刷、および/または
(h)光学的透明性、
が得られるように選択される、請求項9〜12のいずれか一項に記載の被覆されたポリマーフィルム。 - 各面上の被覆が20〜50重量%のアクリルコポリマーおよび50〜80重量%のエチレンアクリル酸コポリマーのブレンドを含む、請求項13に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- 各面上の被覆が、アクリルコポリマー含有率が約35重量%であり、エチレンアクリル酸コポリマー含有率が約60重量%であるブレンドを含む、請求項13に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- フィルムがポリプロピレンフィルムである、請求項1〜15のいずれか一項に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- ポリプロピレンフィルムが二軸延伸されている、請求項16に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- ポリプロピレンフィルムが、二軸延伸されており、そしてポリプロピレンのホモポリマーのコアと、コアの各面または主要面に形成されたスキン層とを有する多層フィルムとして形成されている、請求項17に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- スキン層が、プロピレンおよびエチレンのコポリマー、またはプロピレン、エチレンおよびブチレンのターポリマーのようなコポリマーから形成されている、請求項18に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- スキン層が、プロピレンエチレンブロックコポリマーから形成されている、請求項18に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- 0.5〜1.5g/m2の被覆重量で被覆されている、請求項1〜20に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- 1g/m2の被覆重量で被覆されている、請求項20または21に記載の被覆されたポリマーフィルム。
- 高速包装機によって、紙の連を請求項22に記載の被覆されたフィルムで包装することにより、はぎ取り可能なシールで形成された、シールされた連ラップ包装品。
- シングリングまたはプルアウトによる製品の実質的な損失なしで、1分当たりおよそ140包装品の速度で働く高速包装機によって、紙の連を請求項1〜23に記載の被覆されたフィルムで包装することにより形成された、シールされた連ラップ包装品。
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