JP2008509275A - ホットメルト接着剤に関する組成物および方法 - Google Patents

ホットメルト接着剤に関する組成物および方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、初期は接着性を示し、続いて非接着性を示す組成物および組成物を用いる方法に関する。本発明の組成物はブテン−1のコポリマーを含むホットメルト接着剤を含む。本組成物は紙箱のような基材の一時的な接着に特に有用である。

Description

発明の分野
本発明は、ブテン−1のコポリマーを含む接着剤のような組成物および組成物を用いる方法に関する。本発明の組成物は、基材を一時的に接着するのに有用である。
発明の背景
ホットメルト接着剤は種々の用途に幅広く用いられている。典型的には、ホットメルト接着剤は、2つの基材を、この基材を損傷させるまたは破壊することなく分離することができないように、2つの基材の表面を接着し且つ接着したままにするように設計される。例えば基材が板紙の場合には、永続的な接着を典型的なホットメルト接着剤により形成することができ、基材を剥がそうとすれば、基材の一方または双方の引裂けおよび/または破壊が生じるであろう。このような接着剤の1つの欠点は、ある種の用途においては、永続的というよりはむしろ一時的に接着が強く、ある時間経過後には、基材を片方または双方の基材を破壊することなく剥がすことができるということが望まれるということである。さらに、全ての用途ではないが、ある種の用途について、ホットメルト接着剤がその色のために容易にわかる場合、またはホットメルト接着剤が粘着性を保ったままである場合には、基材上のあらゆる残存ホットメルト接着剤が美的に望ましくないように見えるであろう。他方では、いくつかの既知のホットメルト接着剤は所望の美的性質をもって離れるが、多くの用途に有用である必要な初期接着力を欠く。
従って、当該技術分野において、ある期間2つの基材の接着を可能にし、続いてその接着力を失わせ、よって基材表面の否定的な美的な変化を伴うことなく2つの基材を容易に剥がすことができる接着剤組成物についての要求がある。
発明の概要
本発明は組成物と組成物を用いる方法に関し、ここで組成物は初期は接着性を示し、続いて非接着性を示す。1つの実施形態において、組成物はブテン−1のコポリマーを含み、ホットメルト接着剤である。本組成物は、約10重量%〜約80重量%のブテン−1のコポリマーと、約5重量%〜約60重量%のワックスと、約5重量%〜約70重量%の粘着性付与樹脂とを含むことができる。1つの実施形態において、本組成物は、約0.5秒〜約30秒で接着性を示し、続いて約11分〜約24時間で非接着性を示す。本発明の組成物は非感圧性接着剤であり得る。
他の実施形態において、本発明は一時的に容器を互いに固定する方法である。本方法は、本発明のホットメルト接着剤組成物を用意すること、およびこの組成物を第1の基材に塗布することを含む。第2の基材をこの第1の基材上の組成物にあてがい、第1の基材と第2の基材の間の接着を生じさせる。組成物は、初期は接着性を示し、続いて非接着性を示すように接着を形成し、これは基材を繊維引裂けを伴うことなく剥離することができる。
複数の実施形態を開示するが、本発明のさらに他の実施形態は、本発明の具体例を示し、記載する以下の詳細な記載から当業者には明らかになるであろう。理解され得るように、本発明は、本発明の意図および範囲を逸脱することなく種々の明らかな態様における改変が可能である。示す実施形態が好ましいが、本発明の意図を逸脱することなく他の特徴と組み合わせることができる。従って、詳細な記載および例は、本質的に例としてみなされ限定的ではない。全ての重量を他に示さない限り組成物の全重量のパーセントとして示す。全ての参照文献を、全体として本明細書中に組み込む。
詳細な記載
本発明の方法および組成物は初期は接着性を示し、続いて非接着性を示すホットメルト接着剤に関する。より詳細には、本発明の接着剤は、他と異なり予想外に以下のタイプの性質変化を連続して起こす。この接着剤は最初に塗布したときには、典型的にほとんど接着強度をもたない(例えば最初は、剥離抵抗試験で不合格になる)。ほぼ「固化時間」後に接着を生じる(例えば、10秒で剥離抵抗試験に合格する)。その後接着はある時間完全に保たれる(例えば、10秒後のある期間、剥離抵抗試験に合格する)。その後、接着剤はその接着性を失う(例えば、繊維引裂けがない)。接着剤がこの時点で粘着性でないことは、しばしば有益である。
従ってこれらの接着剤は、パレタイジングおよびその他の短期間の一時接着用途を含む種々の用途に有用であり、ここで箱同士の一時接着のような初期の基材間の接着が役立ち、続いて基材(例えば箱)を見苦しい繊維引裂けを伴うことなく容易に分離することができる。
I.組成物
本発明の組成物は、以下の試験により記載し定義される「接着」性および「非接着」性の所望の、および独自の組み合わせを有する。このような組成物は、以下により詳しく記載するようにブテン−1のコポリマーと、ワックスと、粘着性付与樹脂とを含む組成物を含む。組成物は、初期の接着と続く非接着を示す。
A.ブテン−1のコポリマー
ブテン−1のコポリマーを、例えば、組成物の約10重量%〜約80重量%の範囲の量で組成物中に含むことができる。あるいはこの濃度は組成物の約20重量%〜約70重量%に渡る。さらなる選択においては、この濃度は組成物の約30重量%〜約45重量%に渡る。
ブテン−1の好ましいコポリマーは、ブテン−1と、メチレン、エチレン、プロピレンおよびこれらの混合物から成る群から選択される成分とのコポリマーである。本発明の1つの態様において、コポリマー中のブテン−1の濃度はコポリマーの約90〜約99重量%である。あるいは、ブテン−1の濃度はコポリマーの約92重量%〜約98重量%に渡る。さらなる選択において、この濃度は約94重量%〜約97重量%に渡る。
1つの実施態様によれば、コポリマー中のメチレン、エチレンおよび/またはプロピレンの濃度は、コポリマーの約1重量%〜約10重量%である。あるいは、この濃度はコポリマーの約3重量%〜約9重量%に渡る。さらなる選択において、この濃度はコポリマーの約4重量%〜約8重量%に渡る。
1つの特に有用であるブテン−1とエチレンのコポリマーを、例えば、バーゼル(Basell)からPB−1(登録商標)の名で購入することができる。PB−1(登録商標)は、立体特異的なチーグラ−ナッタ触媒を用いてブテン−1を重合し、線状で高分子、アイソタクチックの半結晶質ポリマーを生成することにより得られる。
B.ワックス
「ワックス」という語は当該技術分野において認知されており、いかなる粘度調整剤、固化速度調節剤、またはレオロジー調節剤をも含むことが意図される。ワックスは、限定されないが、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、合成ワックス(好ましくは高融点)、またはこれらの機能化させた変形物であってよい。本発明の組成物中のワックスの濃度は約5重量%〜約60重量%である。あるいは、この濃度は約10重量%〜約40重量%に渡る。種々のワックスを、例えば、エクソンモービルケミカル、カリュメット、およびベーカーペトロライト(Baker Petrolite)から購入することができる。
ワックスは、本発明の他の成分と共に用いた場合に、多くの利益を提供しおよび/または多くの利益に貢献することが見出された。例えば、組成物の粘度を低減させるのに役立てることができ、組成物を基材に塗布することをより容易にする。さらにワックスは、組成物により速い固化速度を提供することができる。重要なことだが、ワックスの添加は、ブテン−1のコポリマーとの組み合わせの結果、組成物の続く結晶化を導き、これによって望ましいその後の接着性の喪失をもたらす。
C.粘着性付与樹脂
組成物は粘着性付与樹脂も含む。「粘着性付与樹脂」という語は当該技術分野において認知されており、組成物に粘着性と固有の接着力を提供し、これにより組成物が固化する間要素が接着されることを確実にし、組成物の粘度を低下させ、組成物を基材に塗布することをより容易にする物質を含むことが意図される。粘着性付与樹脂は、限定されないが、当該技術分野において知られるようなロジン、ロジン誘導体、テルペン、改質テルペン樹脂、炭化水素、または改質炭化水素樹脂であり得る。本発明の組成物中の粘着性付与樹脂の濃度は約5重量%〜約70重量%である。あるいは、この濃度は約10重量%〜約60重量%である。さらなる選択において、この濃度は約25重量%〜約55重量%である。種々の粘着性付与樹脂を、例えば、アリゾナケミカル、エクソンモービルケミカル、およびイーストマンケミカルから購入することができる。
D.任意成分
他の実施態様において、本発明の組成物は酸化防止剤を含むことができる。「酸化防止剤」という語は当該技術分野において認知されており、自動酸化プロセスを妨げる物質を含むことが意図される。1つの実施態様において、酸化防止剤は本発明の接着剤調合物を、分解を抑えて安定化させる。酸化防止剤は、限定されないが、IRGANOX 565(登録商標)、IRGANOX 1010(登録商標)、およびIRGANOX 1076(登録商標)であり、これらはヒンダードフェノール系酸化防止剤であり、チバガイギーから入手できる。本発明の組成物中の酸化防止剤の濃度は約0.1重量%〜約1重量%であってよい。
本発明の他の態様において、組成物は、限定されないがブテン−1のホモポリマーを含む1種以上のさらなるポリマーを含んでいてもよい。さらなるポリマーを配合する際に、ブテン−1のコポリマーは、全ポリマー量のうち、所望の性能を維持するのに十分な量を占める必要がある。例えばこれは、全ポリマー量(ブテン−1のコポリマーと、ブテン−1のホモポリマー、EVAなどのようなさらなるポリマー)の少なくとも50重量%を占める。第2のポリマーが配合物中で用いられる場合には、好ましくは、ブテン−1のコポリマーは、全ポリマー量の70重量%、75重量%、80重量%、または90重量%を占めていてもよい。
本発明は、美的な目的で接着剤が基材の色と調和することが望ましいかもしれないので、着色剤/顔料/染料を含むこともできる。
II. 組成物を作製する方法
本発明の1つの態様において、組成物を以下のように作製する。ポリマー以外の組成物の成分を、ホットメルト接着剤の成分を配合するためのいずれかの既知の温度において溶融状態で配合して混合物を生成する(例えば、なめらかで均質になるまで)。あるいは、成分を約150℃〜約175℃の温度で溶融させる。1つの実施態様によれば、成分を強制空気タイプのオーブン中で溶融させる。例えばインディアナ州テレホートにあるグラス−コル(Glas-Col)により製造されるような加熱マントルを用いて、またはいずれかの既知の方法若しくは装置により、混合物の温度を保つことができる。
本発明の1つの態様において、続いてポリマー成分をこの混合物に加える。ポリマー成分を、カナダ、オンタリオ州、ワイアートンにある Caframo により製造されているSTIRRER TYPE RZRI(登録商標)のような直立または軽量ミキサにおいて加えることができる。あるいは、ポリマーをいずれかの既知の方法または装置により加えることができる。
本発明の1つの態様において、全ての酸化防止剤成分を初期成分に加える。あるいは、酸化防止剤を、これはポリマーを加える時も含むが、組成物の調製中いつでも加える。
本発明の組成物を作製するより具体的な方法において、ホッパーに成分を充填し、2軸押出機に量り入れる。その後、材料を高剪断応力下、最小限の熱曝露および短時間で系を通して押し出し、この時点で材料を切断してペレットにする。
III. 物品、用途および接着性質
使用時、本発明の組成物を基材に、一時的に他の基材に接着させるために塗布することができる。例えば、組成物は2つ以上の容器を互いに一時的に接着させるのに特に有用である。本明細書中で用いられる「容器」という語は、制限されないが、カートン、ボトル、ダンボール箱、バッグ(紙およびプラスチック)などを含む。同様に、「基材」と言う語は、他に明記しない限り、接着される全ての表面を意味する。
1つの特に有用な用途は、一般的に消費財を一般人に配達するために、例えば食料品店において用いられるようなカートンを一時的に接着することを含む。カートンに例えば品物を充填する、および/またはカートンを自動化されたラインで密封する間、このようなカートンを一時的に互いに接着させることがしばしば望ましい。組成物は初期は、所望のプロセス中カートンを互いに固定するに充分な接着強度を有するが、その後、例えば販売時にカートンを容易に分離することができるように接着力を失う。このような分離は、カートン上の見苦しい繊維引裂けを残すことなく起こる。同様に、本発明の組成物を、食料品店のような最終の販売地に輸送する間、2個以上の容器を互いに固定するために用いることができる。あるいは、基材のうち少なくとも1つは、例えばパッケージに一時的に接着され、その後容器またはクーポン/ダグを損傷することなく取り除く必要がある、クーポン、タグ、または容器ではない他の基材であってもよい。
組成物を既知のホットメルト接着剤塗布装置に入れ、塗布装置のノズルを通して押し出すか、またはローラに塗布して第1の基材に移して第1の接着表面を形成することができる。その後第2の基材を第1の接着表面と貼り合せる。あるいは、組成物を、第1の基材を第2の基材に、本発明の組成物を介して最終的に接着させるためのいずれかの既知の方法により塗布する。
接着を生ずるために必要とされる時間を「硬化時間」と呼ぶ。2つの基材の貼り合せ後、組成物は初期は接着性を示し、2つの基材間に接着を生ずる。接着は、例えば塗布後約0.5秒〜約30秒の時間で生ずる。これが接着剤の「硬化時間」であり、これは以下の試験方法により好都合に測定することができる。あるいは、約1秒(または1秒未満)〜約20秒、または約5秒〜約10秒の時間で接着を生ずる。本発明の組成物により提供されるような十分に速い硬化時間を有することは、高速の自動塗布には特に重要である。組成物には、意図される最終用途、例えば2つのパッケージを接着することに耐える十分な接着強度を有することが必要とされる。つまり、以下に記載する剥離抵抗試験を、接着の強度を試験するために用いる。ある時間後組成物は接着力を失い始め、これにより2つの基材間の接着は、2つの基材を繊維引裂けを伴わずに容易に分離することができる程度にまで弱められる。基材が繊維引裂けを示さない場合(例えば、プラスチックボトル)でも、本明細書中で説明する繊維引裂け試験は、本発明の接着剤の接着力の喪失を確認する有用な試験方法であることを理解すべきである。組成物は、組成物の塗布後約11分〜約24時間で接着力を失う(FTなし)。あるいは、組成物は、塗布後約20分〜約18時間、約40分〜約8時間、または約1時間〜約4時間で接着力を失う。この接着力の喪失を、種々の時間間隔でクーポンテストを用いて試験することができ、この試験は分離時の基材の美しさに関して、接着剤が有する効果を模擬するためのものである。クーポンテストが繊維引裂けを生じない時間が、組成物が接着力を失った時間である。明瞭にする目的で、塗布後8時間で接着剤が繊維引裂けを示さないということは、8時間までに、つまり組成物は8時間またはそれ以前のいつかに接着力を失ったということを意味する(すなわち、2時間で繊維引裂けが無くなることもある)。しかしながら、同じ接着剤が4時間で繊維引裂けを有する場合には、組成物は4時間よりも後であって、8時間よりも前のいずれかの時間で接着力を失う。
1つの実施形態によれば、組成物は接着力を失った後は粘着性がなくなる。本明細書中で用いられる「非感圧接着剤」という語は、接着力を失った後は粘着性でなくなる組成物を言う。非感圧接着剤は、上記のクーポンテストにおいて定義されるように接着剤が接着力を失った後、インチあたり約5オンス未満の本明細書中で定義されるループタック値を有するであろう。あるいは、そのような特徴が最終用途に害とはならない場合には、組成物は粘着性を残したままでもよい。
本発明の他の態様に従って、接着力を失う際または後の組成物は、脆く結晶化した形態となる。この形態においては、組成物は白色の外観を有することがあり、および/または約1または約2のガードナーカラーを有することがある。このような白色の外観は、典型的に、それが接着している基材の色に関らず殆どまたは悪い美的な影響を有さず、従って多数な色の基材が同じ接着剤により接着される場合には望ましいであろう。あるいは、組成物は異なる色であってもよく、基材の色に調和するように着色されていてもよい。
IV. 試験方法
本発明の組成物は、上記したように長時間に渡り独自の一連の物理的性質を示す。種々の時間におけるこれら物理的性質の試験方法を本明細書中に記載する。
A.繊維引裂け(FT)
繊維引裂けは、接着剤により互いに接着されている基材を分離する際に、接着剤に付着している繊維の量を測定する。特に、2つの基材のうちの一方に残る接着剤を、2つの基材のもう一方からの繊維について試験する。パーセントFTは、接着剤の総表面積のうち繊維が占める表面積パーセントの目測である。本発明の目的上、好ましい実施形態において、裸眼により視覚的に顕著である全てのFT量は、美的に望ましくない。視覚的に顕著なFTを有する系を、性質上「繊維引裂け」と報告し、このような視覚的に顕著なFTを有さない(約0%)系を、性質上「繊維引裂け無し」と報告する。
FTを、本明細書中では以下の「クーポンテスト」により測定する。7ミリメートル直径の接着剤のドットを、MINI−SQUIRT(登録商標)を用いて350°F(周囲雰囲気)で基材上に付着させる。(第2の基材と貼り合せる前の)1秒の試験の開放時間と、2秒の加圧時間(固化時間)を割り当てる。この時点で、その後生じた接着を、1秒〜24時間の種々の時間間隔で手で引き離し、基材をFTについて試験する。この試験を行う際に3つのサンプルを各時間間隔で試験したほうがよく、主観的であり、定量的でない「繊維引裂け」または「繊維引裂け無し」の測定が試験者によりなされる。明瞭にするために、当業者である試験者が、3つのサンプルのうち2つが明らかに「繊維引裂け無し」であり、第3のサンプルが非常に少量の「繊維引裂け」を有すると認めるとき、その妥当な判断の範囲内で「繊維引裂け無し」であるとしてその時間間隔を報告することができる。少なくとも1分の段階までは、1分におけるFTが接着の存在を示すことが望ましい。接着剤が1分の段階までに固化しないかまたは接着を失った場合は、クーポンテスト「不合格」という。というのも、本発明の接着剤は、約1分でFTを生じるに十分な接着力を有することが望ましいためである。時間と共に接着力を失う兆候として、接着剤の塗布から約11分後、30分後、1時間後または2時間後またはそれ以上の後にFTを有さないことが望ましい。接着剤が1分後であって約11分よりも前に接着力を失う場合もまた、早すぎる剥離のために「不合格」という。つまりクーポンテストの結果を、接着剤が「繊維引裂け無し」を示す全ての時間間隔を挙げることにより報告することができるが、当業者は、接着剤/基材が30分で「繊維引裂け無し」であり、5分では「繊維引裂け」を有するということは、10分では「繊維引裂け無し」である可能性があるということを意味するということを理解するはずである。より一層の正確さが望まれる場合には、試験者は10分で試験することもあり得る。しかしながら、当業者は、また、多くの試験と同様に、試験に対してはある種の主観が存在し、従って近い時間間隔における多すぎるデータは有用ではないということも理解するであろう。本明細書中で報告するクーポンテストの結果は、COCA COLA(登録商標)CLASSIC COKE FRIDGE PACKから切り取られた板紙の一部を用いた。
COCA COLA(登録商標)CLASSIC COKE FRIDGE PACKの板紙とは本質的に異なる表面を最終的に接着することが望ましい場合には、クーポンテストを改変し、接着しようとする基材を置き換えることができる(つまり、これらは、2つの異なる基材であってよい)。これを、本明細書中では「改変クーポンテスト」と呼ぶ。改変クーポンテストは、例えばより具体的には、接着される具体的な基材を、特定の接着剤について繊維引裂け無しに分離することができるときを測定するのに役立つ有用で迅速な試験である。つまり、改変クーポンテストは、特定の用途のための最良の製品を迅速に同定するのに特に有用である。
B.剥離抵抗
剥離抵抗は、本発明の接着剤を用いて互いに貼り合わされた2つの板紙の箱を分離するために必要とされる力の量に関連する接着性の測定である。図1および図2は、この試験を示すのに役立つことを意図している。この試験は、COCA COLA(登録商標)CLASSIC COKE製品を詰めるために用いられる、長さ15.5インチ、幅5.25インチ、高さ5.25インチの寸法を有し、全重量4500グラムの容量を有する板紙のFRIDGE PACKボックスを2つ用いる。この試験の目的上、ほぼ同じサイズの6つのドット10であって全体で約0.6グラムの接着剤を、第1のボックス1の一方の外部表面(長さ15.5インチ、高さ5.25インチである)に塗布する。ドットを以下のように塗布する。1つのドットを、ボックスの側面の各角部に配置し、残りの2つのドットをボックスの側面のそれぞれの2つの長さ方向の縁の中間点に配置する。ボックスの貼り合せ時に適切な接着を得るために、缶のピーク(2つの缶の間というより、ボックスの角部と接触する丸みを帯びた角の部分)に接着剤を塗布するように注意する。
1秒後、接着剤のドットを有する第1のボックスの側面を、同じ寸法を有する第2のボックスの側面に貼り合せるように第2のボックス2を第1のボックスに貼り合せ、接着線4を形成する。その後、貼り合せたボックスを、典型的な平らなエポキシ仕上げの黒色の研究室用作業台上に並べて配置されるように置く。続いてヒモ6を第1のボックスの端部8の中心に取り付ける。ボール箱を貼り合せた時間から例えば10秒または1分後に、第1のボックスの端部を、接着線4から離れる方向で且つ垂直な方向への引張力を加えることにより、ほぼ典型的なオトナの腕の長さの距離だけ第2のボックスから静かに(速い動きや、ぎくしゃくした動きでなく)引き離す(第1のボックスの端部は、湾曲経路を辿って動き、ヒモを取り付けた方とは逆の端部は、ほんの少し動く)。この試験のポイントは、接着剤が十分に強力でない場合に、例えば自動化されたラインにおいてボックスを早い段階で分離させ得る通常の力を模擬するためのものである。この試験を種々の時間間隔で繰り返してよい。剥離抵抗試験は、接着剤が殆ど/全く強度を有さない場合のように、繊維引裂けを伴わずにボール箱が早い時期に離れた場合には、「不合格」とする。というのは、硬化しなかったか、あるいはあまりにも早く離れたためである。ボックスが試験の間貼りついたままであるか、離れたとしても繊維引裂けを伴う(ここで繊維引裂けは、接着剤ではなくボックスが破損したことを示す)場合に、この試験は「合格」とする。
実質的に4500グラム未満の重さのパッケージを最終的に接着することが望まれる場合には、改変剥離試験を用いることができる。というのは、接着剤はその意図される目的のために機能するには、強力な接着を生じることを必要とされないためである。改変試験において、COCA COLA(登録商標)CLASSIC COKE FRIDGE PACKSを300グラムだけ詰めて、上記した剥離抵抗試験を他の点では繰り返す。上記の「合格」と「不合格」の定義を同様に適用する。
あるいは、カスタマイズされた剥離抵抗試験において、一時的に互いに接着されることを意図される実際の、満杯の長方形の紙箱を上記の剥離抵抗試験において用い、従って重さのみでなく、基材表面も正確に「現実のもの」に一致させる。当業者は、パッケージのサイズに適合するように試験を調整するために、試験をどのようにカスタマイズしたらよいかを容易に理解するであろう。例えば、パッケージが様々な表面積の側面を有する場合には、パッケージの最も小さい端部にヒモを取り付けるのがよい。最も大きい表面積を有するパッケージの側面を作業台と接触させるのがよい。上記したように、第2のパッケージの表面に貼り合せる第1のパッケージの表面に接着剤を塗布する。
C.硬化時間
本発明の接着剤の硬化時間を、剥離抵抗試験を用いて測定することができる。ひとたびパッケージを貼り合せたら、試験を10秒間隔(またはより一層の正確さが求められる場合はこれ未満)で行い、剥離抵抗試験に合格した最初の時間がその接着剤の硬化時間に相当する。より一層の正確さが望ましい場合には、改変剥離抵抗試験を用いることができる。
D.ループタック
ループタックはタック性の測定である。より具体的には、ループタックはスチール表面への接着力の測定であり、オハイオ州フェアフィールドの Cheminstruments から入手できるループタックテスタを用いて測定する。まず、試験しようとする接着剤を、1と1/8インチ×5インチのストリップに切り取ったマイラー上に塗布する。各ストリップをループ状にし、ここで接着剤はループの外面上に存在し、このループをテスタ中のスチールプレートと接触するように配置する。テスタは、スチールプレートからループを引き離すのに必要な力を、インチあたりオンスで測定する。本発明の目的上、ループタックは接着剤がクーポンテストにより接着力を失った後に測定する(例えば、クーポンテストが繊維引裂けを示さなくなった1分後)。というのは、接着剤が2つの基材を互いに一時的に接着するという本来の目的を果たした後に、粘着性であるか、または非感圧接着剤であるかどうかを判断することが目的であるためである。
E.ガードナーカラー
ガードナーカラーは色の測定である。サンプルの接着剤を、ASTM D−1544に記載されているガードナーカラースタンダードと比較する。この色は、サンプルの色に最もぴったりと適合する、18のガードナーカラースタンダードの色標準を選択することにより同定される。
以下の例は実証の目的で示すが、本発明の限定を示すものではない。「比較」例を、本発明の範囲から外れる例を説明するために与える。
Figure 2008509275
Figure 2008509275
Figure 2008509275
Figure 2008509275
あるいは例1〜8を、DP−8910PCの代わりに、ブテン−1と、メチレン、エチレンおよび/またはプロピレンから成る群から選択される成分とのコポリマーと共に配合する。
Figure 2008509275
Figure 2008509275
比較例5は、H.B. Fuller Company からHM2835Yとして市販されている標準的なEVAベースの包装用ホットメルトである。これは、ブテン−1のホモポリマーもコポリマーも含まない。これは、10秒と1分の剥離抵抗試験には合格するが、24時間後のクーポンテストにおいて離れない(不合格)。
比較例6は、H.B. Fuller Company からHL7674として市販されている標準的なEVAベースの包装用ホットメルトである。これは、ブテン−1のホモポリマーもコポリマーも含まない。これは、24時間後のクーポンテストにおいて離れない(不合格)。
本明細書中において用いられる剥離抵抗試験および改変剥離抵抗試験のためのヒモ状の付属物と引っ張り方向を説明する、本発明の組成物により接着された容器の透視図。 本明細書中において用いられる剥離抵抗試験および改変剥離抵抗試験のためのヒモ状の付属物と引っ張り方向を説明する、本発明の組成物により接着された容器の上面図。

Claims (25)

  1. ブテン−1を含む組成物であって、前記組成物は初期は接着性を示し、続いて非接着性を示す組成物。
  2. a.第1の容器と第2の容器を用意することと、
    b.組成物を前記第1の容器の第1の接着表面に塗布することと、
    c.前記第1の接着表面と前記第2の容器を接触させ、前記第1の容器を前記組成物を介して前記第2の容器に接着させることにより、貼り合わされた容器を形成することと
    を含み、前記組成物は初期は接着性を示し、続いて非接着性を示す方法。
  3. 前記組成物が、
    a.ブテン−1と、メチレン、エチレン、プロピレンおよびこれらの混合物から成る群から選択される成分とのコポリマー10重量%〜80重量%と、
    b.ワックス5重量%〜60重量%と、
    c.粘着性付与樹脂5重量%〜70重量%と
    を含む、請求項1または2のいずれかに記載の組成物および/または方法。
  4. 前記組成物が初期は0.5秒〜30秒で接着性を示し、続いて11分〜24時間で非接着性を示す請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物および/または方法。
  5. 前記コポリマーが、ブテン−1とエチレンのコポリマーであり、前記組成物が、30重量%〜45重量%のコポリマーと10重量%〜40重量%のワックスを含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物および/または方法。
  6. 前記コポリマーが、前記コポリマーの3重量%〜9重量%の濃度でエチレンを含む請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物および/または方法。
  7. 前記ワックスが前記組成物の5重量%〜40重量%を占め、パラフィンワックスである請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物および/または方法。
  8. 前記組成物は非接着性を示した後に脆くなり、1〜2のガードナーカラーを有する請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物および/または方法。
  9. 前記組成物が非感圧接着剤である請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物および/または方法。
  10. 前記接着剤がインチあたり5オンス未満のループタックを有する請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物および/または方法。
  11. 前記組成物がクーポンテストに供した際に30秒で繊維引裂けを示し、1時間で繊維引裂けを示さない請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物および/または方法。
  12. 前記組成物が10分で剥離抵抗試験に合格する請求項1〜11のいずれか一項に記載の組成物および/または方法。
  13. a.第1の基材と第2の基材を用意することと、
    b.前記第1の基材の第1の表面に前記組成物を塗布して第1の接着表面を形成することと、
    c.前記第2の基材に前記第1の接着表面を接触させて、接着を形成することと
    を含む、一時的に基材を接着するために請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物を用いる方法であって、前記組成物はクーポンテストに供した際に5分後に繊維引裂けをもたらし、8時間後には繊維引裂けをもたらさない方法。
  14. 前記第1の基材が板紙容器を含み、前記第2の基材がタグを含む請求項13に記載の方法。
  15. 前記組成物は、前記第1の基材と前記第2の基材を用いる改変クーポンテストに供した際に2分後に繊維引裂けをもたらし、4時間後には繊維引裂けをもたらさない請求項14に記載の方法。
  16. 前記組成物がさらに着色剤を含む請求項1〜15のいずれか一項に記載の組成物および/または方法。
  17. 前記第1の基材が第1の板紙パッケージであり、前記第2の基材が第2の板紙パッケージである請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記組成物が5分で剥離抵抗試験に合格することができ、8時間でクーポンテストにおいて繊維引裂けを有さない請求項1〜17のいずれか一項に記載の組成物および/または方法。
  19. 前記組成物が10分で改変剥離抵抗試験に合格することができる請求項18に記載の方法。
  20. 請求項1〜19のいずれか一項に記載の組成物を介して第2の容器に第1の容器を接着するための方法であって、前記第1の容器と前記第2の容器はそれぞれxグラムの消費財を含み、前記組成物は、それぞれxグラムの消費財を含む前記第1の容器と前記第2の容器を用いる、30秒でのカスタマイズされた剥離抵抗試験に合格することができる方法。
  21. 前記容器が紙箱である請求項20に記載の方法。
  22. 前記組成物が、前記第1の容器と前記第2の容器から切り取られた基材サンプルを用いる4時間後の改変クーポンテストにおいて、繊維引裂けを示さない請求項20に記載の方法。
  23. 前記組成物が、前記第1の容器と前記第2の容器から切り取られた基材サンプルを用いる1時間後の改変クーポンテストにおいて、繊維引裂けを示さない請求項22に記載の方法。
  24. 前記消費財を自動化包装ラインにおいて充填し、さらに、
    前記自動化包装ラインにおいて前記第2の容器に接着させた前記第1の容器を、前記容器を早い時期に分離することなくさらに処理する工程と、
    最終的な販売時点に先立って、繊維引裂けを伴わずに接着部で前記容器を分離する工程と
    を含む請求項23に記載の方法。
  25. 消費財の容器を互いに一時的に接着させるための、請求項1〜24のいずれか一項に記載の方法および/または組成物の使用。
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