JP2008508228A - 新規アミノ環状尿素誘導体、その調製及びキナーゼ阻害剤としてのその薬学的使用 - Google Patents

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Abstract

本発明は、式(I)の生成物に関する。

Description

本発明は、新規アミノ環状尿素誘導体、これらを調製する方法、医薬品としてのこれらの使用、これらを含有する薬学的組成物並びにタンパク質キナーゼの活性を阻害することによって調節され得る病気を予防及び治療するためのこのような誘導体の薬学的使用に関する。
本発明は、タンパク質キナーゼに対して阻害的効果を有する新規アミノ環状尿素誘導体に関する。
本発明の生成物は、このように、特に、タンパク質キナーゼの活性を阻害することによって調節することが可能な病気を予防又は治療するために使用され得る。
タンパク質キナーゼの阻害及び制御は、特に、多数の充実性腫瘍を治療するための強力な新しい作用機序を構成する。
本特許出願の生成物が治療できるこのような病気は、このため、最も具体的には、充実性腫瘍である。
このようなタンパク質キナーゼは、特に、以下の群に属する。IGFl、Raf、EGF、PDGF、VEGF、Tie2、KDR、Flt1−3、FAK、Src、Abl、cKit、cdk1−9、オーロラ1−2、cdc7、Akt、Pdk、S6K、Jnk、IR、FLK−I、FGFRl、FGFR2、FGFR3、FGFR4、FGFR5、PLK、Pyk2、CDK7、CDK2及びEGFR。
このようなタンパク質キナーゼは、特に、以下の群に属する。IGFl、cdc7、オーロラ−2、Src、Jnk、FAK、KDR、IR、Tie2、CDK7、CDK2びEGFR。タンパク質キナーゼIGF1−R(インシュリン成長因子−1受容体)が特に示される。
タンパク質キナーゼFAKも示される。
タンパク質キナーゼAKTも示される。
本発明は、このため、腫瘍治療に使用され得る、IGF−1Rの新規阻害剤に特に関する。
本発明は、腫瘍治療に使用され得る、新規FAK受容体阻害剤に特に関する。
本発明は、腫瘍治療に使用され得る、新規FAKT受容体阻害剤に特に関する。
癌は、なお、既存の治療が明確に不十分な疾病である。ある種のタンパク質キナーゼ(特に、IGF−1R(インシュリン成長因子1受容体))は、多くの癌において重要な役割を果たしている。このようなタンパク質キナーゼの阻害剤は、特に、腫瘍の増殖又は生存を抑制するための、癌の化学療法において重要である可能性を秘めている。このため、本発明は、このようなタンパク質キナーゼを阻害する新規生成物の同定に関する。
タンパク質キナーゼは、細胞外媒介物質又は環境の変化の何れかに応答して、細胞の活性化、増殖及び分化を調節するシグナル伝達現象に関与する。一般的に、これらのキナーゼは、セリン及び/又はスレオニン残基を優先的にリン酸化するキナーゼ並びにチロシン残基を優先的にリン酸化するキナーゼという2つの群に属する[S.K. Hanks and T. Hunter,FASEB. J.,1995,9,pages 576−596]。セリン/スレオニンキナーゼは、例えば、タンパク質キナーゼCのイソフォーム[A.C. Newton,J. Biol. Chem.,1995,270,pages 28495−28498]及びサイクリン依存性キナーゼの群、例えば、cdc2[J. Pines,Trends in Biochemical Sciences,1995,18,pages 195−197]である。チロシンキナーゼは、増殖因子受容体(例えば、上皮増殖因子(EGF)受容体)[S. Iwashita and M. Kobayashi,Cellular Signalling,1992,4,pages 123−132]、及びサイトゾルキナーゼ、例えば、p56tck、p59fYN及びZAP−70及びキナーゼcsk[C.Chan et al, Ann.Rev.Immunol.,1994,12,pages555−592]を含む。
キナーゼタンパク質活性の異常に高いレベルは、異常な細胞機能に起因する多くの疾病に関与していると考えられる。これは、例えば、酵素の突然変異、過剰発現若しくは不適切な活性化又はサイトカイン若しくは増殖因子の過剰もしくは過少産生に関連し、キナーゼの上流又は下流のシグナル伝達にも関わっているキナーゼ活性を調節するための機序の不全から、直接又は間接に生じ得る。これらのケース全てにおいて、キナーゼの作用の選択的阻害は、有益な効果の期待を与える。
インシュリン様増殖因子(IGF−I−R)に対する1型受容体は、第一にIGFIに結合し、これより低い親和性でIGFII及びインシュリンにも結合するチロシンキナーゼ活性を有する膜貫通受容体である。IGF1のその受容体への結合は、受容体のオリゴマー化、チロシンキナーゼの活性化、分子間自己リン酸化及び細胞基質のリン酸化(主な基質:IRS1及びShc)をもたらす。そのリガンドによって活性化された受容体は、正常な細胞中では、***促進活性を誘導する。しかしながら、IGF−I−Rは、「異常な」増殖において重要な役割を果たしている。
幾つかの臨床報告は、ヒトの癌の発生におけるIGF−Iルートの重要な役割を強調している。
すなわち、IGF−I−Rは、しばしば、腫瘍の多くの種類(乳癌、大腸癌、肺癌、肉腫など)で過剰発現することが見出されており、その存在は、しばしば、より浸潤性の表現型を伴う。
循環するIGF1の高濃度は、前立腺癌、肺癌及び乳癌のリスクと強く相関している。
さらに、インビボと同様、インビトロでも、形質転換された表現型を確立及び維持するためにIGF−I−Rが必要であることが広く文献に記載されている[Baserga R,Exp. Cell. Res.,1999,253,pages 1−6]。IGF−I−Rのキナーゼ活性は、幾つかの発癌遺伝子(EGFR、PDGFR、SV40ウイルスの巨大T抗原、活性化されたRas、Raf及びv−Src)の形質転換活性にとって不可欠である。正常な繊維芽細胞中でのIGF−I−Rの発現は、新生物表現型を誘導し、次いで、この誘導がインビボで腫瘍の形成をもたらす。IGF−I−Rの発現は、基質非依存性の増殖において重要な役割を果たしている。IGF−I−Rは、化学療法によって誘導された及び放射線によって誘導されたアポトーシス並びにサイトカインによって誘導されたアポトーシスにおける保護物質であることも示されている。さらに、ネガティブドミナントによる内在性IGF−I−Rの阻害、三重螺旋の形成又はアンチセンス配列の発現は、インビトロでの形質転換活性の抑制及び動物モデルでの腫瘍増殖の低減をもたらす。
活性の調節が望まれるキナーゼとして、FAK(局所接着キナーゼ)も好ましいキナーゼである。
FAKは、インテグリン(細胞接着のヘテロ二量体受容体のファミリー)によって伝達されるシグナルを伝達する上で重要な役割を果たす細胞質チロシンキナーゼである。FAK及びインテグリンは、付着板として知られる膜周囲構造中に共存している。FAkの活性化及びそのチロシン残基のリン酸化、特に、チロシン397の自己リン酸化は、インテグリンの細胞外リガンドへの結合に依存しているため、細胞接着の間に誘導されることが、多くの細胞種において示されている[Kornberg L,et al J. Biol. Chem. 267(33):23439−442(1992)]。 FAKのチロシン397の自己リン酸化は、そのSH2ドメインを介して、別のチロシンキナーゼであるSrcに対する結合部位を示す[Schaller et al MoI. Cell. Biol. 14:1680−1688 1994;Xing et al MoI. Cell. Biol. 5:413−421 1994]。Srcは、次いで、FAKのチロシン925をリン酸化することができ、このため、アダプタータンパク質Grb2を動員し、細胞増殖の調節に関与するras及びMAPキナーゼ経路の活性化をある種の細胞中で誘導する[Schlaepfer et al Nature;372:786−791 1994;Schlaepfer et al Prog. Biophy. MoI. Biol. 71:435− 478 1999;Schlaepfer and Hunter,J. Biol. Chem. 272:13189−13195 1997]。
FAKの活性化は、このため、jun NH2末端キナーゼ(JNK)シグナル伝達経路を誘導し、細胞を細胞周期のG1期へ進行させることが可能である[Oktay et al,J. Cell. Biol. 145:1461−1469 1999]。ホスファジチルイノシトール−3−OHキナーゼ(PI3−キナーゼ)は、FAKのチロシン397にも結合し、この相互作用は、PI3−キナーゼの活性化に必要である可能性がある[Chen and Guan,Proc. Nat. Acad. Sci. USA. 91:10148−10152 1994;Ling et al J. Cell. Biochem. 73:533−544 1999]。FAK/Src複合体は、様々な基質、例えば、繊維芽細胞中のパキシリン及びp130CASをリン酸化する[Vuori et al MoI. Cell. Biol. 16:2606−2613 1996]。
多くの研究の結果が、FAK阻害剤が癌を治療する上で有用であり得るという仮説を裏付けている。研究は、FAKがインビトロでの細胞増殖及び/又は生存において重要な役割を果たし得ることを示唆している。例えば、CHO細胞中では、p125FAKの過剰発現がG1のSへの移行の加速を誘導することを一部の著者が示しており、pI25FAKは細胞増殖を促進することを示唆している[Zhao J.−H et al J. Cell Biol.143:1997−2008 1998]。他の著者は、FAKアンチセンスオリゴヌクレオチドで処理された腫瘍細胞が、それらの接着を失い、アポトーシスへと移行することを示している(Xu et al,Cell Growth Differ. 4:413−418 1996)。FAKは、インビトロで細胞の遊走を促進することも示されている。このため、FAKの発現を欠損する繊維芽細胞(FAKの「ノックアウト」マウス)は、丸い形態及び走化性シグナルに応答した細胞遊走の欠損を示し、これらの欠損は、FAKの再発現によって抑制される[DJ.Sieg et al,J. Cell Science 112:2677−91 1999]。FAKのC末端ドメイン(FRNK)の過剰発現は、接着細胞の伸展を遮断し、インビトロで細胞遊走を低減する[Richardson A. and Parsons J.T. Nature. 380 :538−540 1996]。CHO若しくはCOS細胞中又はヒト星状細胞腫細胞中でのFAKの過剰発現は、細胞の遊走を促進する。インビトロで、多数の細胞種において、細胞の増殖及び遊走を促進することにFAKが関与していることは、新生物プロセスにおけるFAKの潜在的な役割を示唆する。最近の研究は、ヒト星状細胞腫細胞中でのFAKの発現の誘導後に、インビボでの腫瘍細胞の増殖が増加することを効果的に示している[Cary L.A. et al J. Cell Sci.109:1787−94 1996 ;Wang D et al J. Cell Sci.113:4221−4230 2000]。さらに、ヒト生検に対する免疫組織化学的研究は、FAKが、前立腺癌、乳癌、甲状腺癌、大腸の癌、悪性黒色腫、脳癌及び肺癌中で過剰発現されていることを示しており、FAKの発現のレベルは、最も浸潤性が高い表現型を有する腫瘍に直接相関している。[Weiner TM,et al Lancet. 342 (8878):1024−1025 1993;Owens et al Cancer Research. 55:2752−2755 1995;Maung K. et al Oncogene 18:6824−6828 1999;Wang D et al J. Cell Sci. 113 :4221−4230 2000]。
タンパク質キナーゼAKT(PKBとしても知られる。)及びホスホイノシチジド3−キナーゼ(PI3K)は、膜受容体を活性化する増殖因子からシグナルを伝達する細胞シグナル伝達経路に関与している。
この伝達経路は、数多くの細胞機能:アポトーシスの制御、転写及び翻訳の調節、グルコース代謝、血管新生並びにミトコンドリアの完全性に関わっている。最初、代謝応答を制御するインシュリン依存性シグナル伝達経路の重要な成分として同定されたセリン/スレオニンキナーゼAKTは、次いで、増殖因子によって誘導された生存において重要な役割を果たす媒介物質として同定された。AKTは、細胞種及び腫瘍細胞の一定数の中で、様々な刺激によって誘導されたアポトーシスによる死を阻害することが可能であることが示された。これらの知見に従って、AKTは、所定のセリン残基のリン酸化によって、BAD、GSK3D、カスパーゼ−9及びフォークヘッド転写因子を不活化し、IKKalpha及びe−NOSを活性化できることが示された。研究された41のヒト腫瘍細胞株のうち11のヒト腫瘍細胞株中で、タンパク質BADが過剰リン酸化されていることが見出されたことに注目することは興味深い。さらに、低酸素は、PI3K/AKT経路を活性化することによって、及びHRE「低酸素応答性要素」として知られているHIF−1(低酸素誘導因子−1)転写因子の結合配列を巻き込むことによって、Ha−rasで形質転換された細胞中でのVEGFの誘導を調節することが示された。
AKTは、癌の病理において極めて重要な役割を果たしている。AKTの増幅及び/又は過剰発現は、多くのヒト腫瘍、例えば、胃癌(AKT1の増幅)、卵巣癌、乳癌又は膵臓癌(AKT2の増幅及び過剰発現)並びにエストロゲン受容体が欠損した乳癌及びアンドロゲン非依存性前立腺癌(AKT3の過剰発現)において報告されている。さらに、AKTは、全てのPTEN腫瘍中で恒常的に活性化されており、PTENホスファターゼは、腫瘍の多くの種類、例えば、卵巣、前立腺、子宮内膜、神経膠芽腫及び悪性黒色腫中の変異によって欠失又は不活化されている。AKTは、bcr−ablの発癌活性化にも関与している。(参考文献:Khawaja A.,Nature 1999,401,33−34;Cardone et al Nature 1998,282,1318−1321;Kitada S. et al,Am J Pathol 1998 Jan;152(1) :51−61;Mazure NM et al Blood 1997,90,3322−3331;Zhong H. et al Cancer Res. −2000,60,1541−1545)。
本発明の1つの主題は、このため、一般式(I)の生成物である。
Figure 2008508228
(式中:
pは、整数0、1及び2を表し、
Aは、アリール、ヘテロアリール又は単環式若しくは二環式縮合炭素環式若しくは複素環式5員ないし11員の基を表し(これらの基は全て、Rから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されている。);
Xは、単結合又は以下の二価の基を表し:−N(R6)−;−NH−アルク−;アルキレン;−O−;−C(O)−;−S(O)n−;−N(R6)−C(O)−;−NH−CO−アルク−,−N(R6)−C(O)−N(R6’)−;−N(R6)−C(S)−N(R6’)−;−N(R6)−C(O)O−;−N(R6)−SO2−;−N(R6)−SO2−N(R6’)−;−C(O)−N(R6)−;−SO2−NR6−;及び−C(O)O−;
L1は、単結合又は以下の二価の基を表し:アルキレン、アルケニレン、アルキニレン及びシクロアルキレン(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);フェニレン及びヘテロアリーレン(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基で場合によっては置換される。);
基NR1R2は、次のとおりであり:
R1及びR2(同一又は別異であり得る。)のいずれかは、次のとおりであり:
R1は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル及びシクロアルキル(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル及びヘテロアリールアルキル(芳香環の各々は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換され得る。);−SO2R9;−C(O)R9;−C(O)OR9;−C(O)NR10R11,−C(S)NR10R11及び−SO2NR10R11を表し;
並びにR2は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル及びシクロアルキル(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
又はR1及びR2は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、NR12及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を形成し;
又はNR1とL1若しくはNR2とL1は、一緒に、O、N、NR12及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を形成し;
R3は、水素原子;ハロゲン原子;ヒドロキシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アルコキシ及びアルキレンジオキシ(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);−NR13R14;−C(O)R13;−S(O)R13;−C(O)OR13;−C(O)NR15R16;−S(O)NR15R16;SF5;ニトロ;シアノ;ハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ又はオキソ基から選択される1つ以上の基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員のヘテロシクロアルキル;アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);但し、Aが単環式又は二環式縮合11員基を表す場合には、R3は、さらなるオキソ、R4に対して以下で定義された基から選択されるR4、R4’、R4’’及びR4’’’(同一又は別異であり得る。)を表し;
R4は、水素原子;ハロゲン原子;アルキル、アルケニル、アルキニル又はシクロアルキル基(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);オキソを表し;R4、R4’及びR4’’の中から得られる2つの置換基は、これらが結合している炭素原子とともに3員ないし10員環(O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有する。)を形成し得ることが理解され;
L2は、単結合;アルキレン;アルケニレン;アルキニレン;シクロアルキレン;−O−;−NR17−;−C(O)−及びSO基から選択され;
Yは、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR5から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された飽和、部分飽和又は不飽和N−複素環を表し;
R5は、水素原子;ハロゲン原子;アルキル、アルケニル、アルキニル又はシクロアルキル基(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール及びヘテロアリールアルキル(芳香環は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);−OR18;−NR19R20;NR19COR20;−NR19CONR19’R20;−NR19−S(O)2−R20;NR19−S(O)2−NR19’R20;−COR18;COOR21;−CONR22R23;−S(O)nR18;SO2NR22R23;シアノ;ニトロを表し、
R6は、次のとおりであり:
R6は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル若しくはシクロアルキル基(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
又はR6とNR1R2は、一緒に、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし8員の複素環を形成し;
又はR6は、L1と一緒に、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし8員の複素環を形成し;
R6’(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6から選択され;
R7は、ハロゲン原子;アルキル;シクロアルキル:シクロアルキルアルキル;ヒドロキシル;アルコキシ;シクロアルコキシ;シアノ;−CF3;−NR24R25;−NR26COR27;−NR26CONR26’R27;−NR26−S(O)2−R27;−NR26−S(O)2−NR26’R27;−COOR26;−COR26;−CO(NR24R25);S(O)nR26;−S(O)2NR24R25;OH及びNH2基、ハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ又はオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4ないし7員の複素環;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアリール;ハロゲン原子及びNH2、アルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたヘテロアリール;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたフェノキシを表し;
R8(R7と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R7と同じ基を表し、さらに、ハロゲン原子;ニトロ;−OCF3;アルキレンジオキシ;ジフルオロメチレンジオキシ;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたベンジルを表し;
R9(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基を表し;
R10及びR11(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
R12は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アルキルCO又はアルキルSO基(全て、ハロゲン原子、OH、アルコキシ及びジアルキルアミノ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
R13(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基を表し;
R14(R13と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R13と同じ基を表し、並びにC(O)R28;C(O)N28R29;SO2R28及びSO2NR28R29も表し;
R13及びR14は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
R15及びR16(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR13と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R13と同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
R17は、水素原子、アルキル又はシクロアルキルを表し;
R18(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基を表し;
R19及びR20(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
R21(R13と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R13と同じ基を表し、及び水素も表し;
R22及びR23(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
R24及びR25(同一又は別異であり得る。)は、水素原子を表し、又はハロゲン原子及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル、アルケニル又はアルキニル基を表し;あるいは、R24及びR25は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N、N−アルキル及びN−C(O)アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子及びOH、アルキル、アルコキシ及びオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を場合によっては形成することができ;
R26は、水素原子を表し、又はハロゲン原子及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル、アルケニル若しくはアルキニル基を表し;
R27(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
R26及びR27は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N、N−アルキル及びN−C(O)アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子及びOH、アルキル、アルコキシ及びオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環も場合によっては形成することができ;
R28(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
R29(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
R30(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
nは、整数0、1及び2を表し;
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
本発明の1つの主題は、このため、上記定義の一般式(I)の生成物である。
式中:pは、整数0、1及び2を表し、Aは、アリール、ヘテロアリール又は単環式若しくは二環式縮合炭素環式若しくは複素環式5員ないし11員の基を表し(これらの基は全て、R3から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されている。);
Xは、単結合又は以下の二価の基を表し:−N(R6)−;−O−;−C(O)−;−S(O)n−;−N(R6)−C(O)−;−N(R6)−C(O)−N(R6’)−;−N(R6)−C(S)−N(R6’)−;−N(R6)−C(O)O−;−N(R6)−SO2−;−N(R6)−SO2−W(R6’)−;−C(O)−N(R6)−;−SO2−NR6−;及び−C−(O)O−;
L1は、以下の二価の基を表し:アルキレン、アルケニレン、アルキニレン及びシクロアルキレン(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);フェニレン及びヘテロアリーレン(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基で場合によっては置換される。);
基NR1R2は、次のとおりであり:
R1及びR2(同一又は別異であり得る。)のいずれかは、次のとおりであり:
R1は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル及びシクロアルキル(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル及びヘテロアリールアルキル(芳香環の各々は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換され得る。);−SO2R9;−C(O)R9;−C(O)OR9;−C(O)NR10R11,−C(S)NR10R11及び−SO2NR10R11を表し;
並びにR2は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル及びシクロアルキル(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
又はR1及びR2は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、NR12及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を形成し;
又はNR1とL1若しくはNR2とL1は、一緒に、O、N、NR12及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし8員の複素環を形成し;
R3は、水素原子;ハロゲン原子;ヒドロキシル;アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アルコキシ及びアルキレンジオキシ(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);−NR13R14;−C(O)R13;−S(O)R13;−C(O)OR13;−C(O)NR15R16;−S(O)NR15R16;SF5;ニトロ;シアノ;ハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ又はオキソ基から選択される1つ以上の基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員のヘテロシクロアルキル;アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);但し、Aが単環式又は二環式縮合11員基を表す場合には、R3は、さらなるオキソ、R4に対して以下で定義された基から選択されるR4、R4’、R4’’及びR4’’’(同一又は別異であり得る。)を表し;
R4は、水素原子;ハロゲン原子;アルキル、アルケニル、アルキニル又はシクロアルキル基(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);オキソを表し;R4、R4’及びR4’’の中から得られる2つの置換基は、これらが結合している炭素原子とともに3員ないし10員環(O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有する)を形成し得ることが理解され;
L2は、単結合;アルキレン;アルケニレン;アルキニレン;シクロアルキレン;−O−;−NR17−;−C(O)−及びSO基から選択され;
Yは、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR5から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された飽和、部分飽和又は不飽和N−複素環を表し;
R5は、水素原子;ハロゲン原子;アルキル、アルケニル、アルキニル又はシクロアルキル基(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール及びヘテロアリールアルキル(芳香環は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);−OR18;−NR19R20;NR19COR20;−NR19CONR19’R2O;−NR19−S(O)2−R20;−NR19−S(O)2−NR19’R20;−COR18;COOR21;−CONR22R23;−S(O)nR18;SO2NR22R23;シアノ;ニトロを表し、
R6は、次のとおりであり:
R6は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル若しくはシクロアルキル基(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
又はR6とNR1R2は、一緒に、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし8員の複素環を形成し;
又はR6は、L1と一緒に、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし8員の複素環を形成し;
R6’(R6と同一であってもよく、又は別異であってもよい。)は、R6から選択され;
R7は、ハロゲン原子;アルキル;シクロアルキル:シクロアルキルアルキル;ヒドロキシル;アルコキシ;シクロアルコキシ;シアノ;−CF3;−NR24R25;−NR26COR27;−NR26CONR26’R27;−NR26−S(O)2−R27;−NR26−S(O)2−NR26’R27;−COOR26;−COR26;−CO(NR24R25);S(O)nR26;−S(O)2NR24R25;OH及びNH2基、ハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ又はオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4ないし7員の複素環;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアリール;ハロゲン原子及びNH2、アルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたヘテロアリール;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)1つ以上の置換基で場合によっては置換されたフェノキシを表し;
R8(R7は同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R7と同じ基を表し、さらに、ハロゲン原子;ニトロ;−OCF3;アルキレンジオキシ;ジフルオロメチレンジオキシ;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたベンジルを表し;
R9(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基を表し;
R10及びR11(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基から選択され、並びにこれらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
R12は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アルキルCO又はアルキルSO基(全て、ハロゲン原子、OH、アルコキシ及びジアルキルアミノ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
R13(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基を表し;
R14(R13と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R13と同じ基を表し、並びにC(O)R28;C(O)N28R29;SO2R28及びSO2NR28R29も表し;
R13及びR14は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
R15及びR16(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、並びにR13と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R13と同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
R17は、水素原子、アルキル又はシクロアルキルを表し;
R18(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基を表し;
R19及びR20(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
R21(R13と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R13と同じ基を表し、及び水素も表し;
R22及びR23(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
R24及びR25(同一又は別異であり得る。)は、ハロゲン原子及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル、アルケニル又はアルキニル基を表し;あるいはR24及びR25は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N、N−アルキル及びN−C(O)アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子及びOH、アルキル、アルコキシ及びオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を場合によっては形成することができ;
R26は、水素原子を表し、又はハロゲン原子及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル、アルケニル又はアルキニル基を表し;
R27(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
R26及びR27は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N、N−アルキル及びN−C(O)アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子及びOH、アルキル、アルコキシ及びオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環も場合によっては形成することができ;
R28(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
R29(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
R30(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
nは、整数0、1及び2を表し;
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
式(I)の生成物において、このように、整数0、1又は2を表すp及び対応する環(R4、R4’、R4’’、R4’’’)の1つ以上の置換基を表す基R4が得られる。このため、pが0、1又は2を表す場合には、環は、場合によって、それぞれ2、4又は6個の置換基R4(同一又は別異であり得る。)で置換されることが理解される。R4は水素も表すことが注目される。2つの置換基R4は、環の同一炭素によって又は2つの異なる炭素によって保持されることができ、これら2つの事例では、これらを保持する炭素とともに、それ自体上記のように場合によって置換された環状の基を形成し得る。
式(I)およびその後の生成物において、表記されている用語は、以下の意味を有する。
−「ハル」、「ハロ」又はハロゲンという用語は、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素原子を表す。
−「アルキル基」又は「アルク」という用語は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、sec−ペンチル、tert−ペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、sec−ヘキシル、tert−ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル及びドデシル基から選択される、12個以下の炭素原子を含有する直鎖又は分岐した基を表し、並びに直鎖又は分岐したこれらの位置異性体も表す。
より具体的には、6個以下の炭素原子を含有するアルキル基、特に、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、直鎖又は分岐したペンチル及び直鎖又は分岐したヘキシル基が挙げられる。
−「アルケニル基」という用語は、例えば、以下:エテニル又はビニル、プロペニル又はアリル、1−プロペニル、n−ブテニル、i−ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、n−ペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、シクロヘキシルブテニル及びデセニルから選択される、12個以下の炭素原子、好ましくは、4個の炭素原子を含有する直鎖又は分岐した基を表し、並びに直鎖又は分岐したこれらの位置異性体も表す。
より具体的に挙げられるアルケニルには、値アリル又はブテニルがある。
−「アルキニル基」という用語は、例えば、以下:エチニル、プロピニル又はプロパルギル、ブチニル、n−ブチニル、i−ブチニル、3−メチル−2−ブチニル、ペンチニル又はヘキシニルから選択される、12個以下の炭素原子、好ましくは、4個の炭素原子を含有する直鎖又は分岐した基を表し、並びに直鎖又は分岐したこれらの位置異性体を表す。
より具体的に挙げられるアルキニルには、プロパルギル値がある。
−「アルコキシ基」という用語は、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、直鎖、二級又は三級ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキシ及びヘプトキシ基から選択される、12個以下の炭素原子、好ましくは、6個の炭素原子を含有する直鎖又は分岐した基を表し、並びに直鎖又は分岐したこれらの位置異性体も表す。
−「アルコキシカルボニル基」又はアルキル−O−CO−という用語は、アルキル基が上記意味を有する、12個以下の炭素原子を含有する直鎖又は分岐した基を表す。挙げられる例には、メトキシカルボニル及びエトキシカルボニル基が含まれる。
−「アルキレンジオキシ基」又は−O−アルキレン−O−という用語は、アルキレン基が上記意味を有する、12個以下の炭素原子を含有する直鎖又は分岐した基を表す。挙げられる例には、メチレンジオキシ及びエチレンジオキシ基が含まれる。
−「アルキルスルフィニル基」又はアルキル−SO−という用語は、アルキル基が上記意味を有し、好ましくは4個の炭素原子を含有する、12個以下の炭素原子を含有する直鎖又は分岐した基を表す。
−「アルキルスルホニル基」又はアルキル−SO2−という用語は、アルキル基が上記意味を有し、好ましくは4個の炭素原子を含有する、12個以下の炭素原子を含有する直鎖又は分岐した基を表す。
−「アルキルスルホニルカルバモイル基」又はアルキル−SO2−NH−C(=O)という用語は、アルキル基が上記意味を有し、好ましくは4個の炭素原子を含有する、12個以下の炭素原子を含有する直鎖又は分岐した基を表す。
−「アルキルチオ」又はアルキル−S−という用語は、12個以下の炭素原子を含有する直鎖又は分岐した基を表し、特に、メチルチオ、エチルチオ、イソプロピルチオ及びヘプチルチオ基を表す。
−「シクロアルキル基」という用語は、3員ないし10員の単環式又は二環式の炭素環基を表し、特に、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシル基を表す。
−「−O−シクロアルキル基」という用語は、シクロアルキル基が上記意味を有する基を表す。
−「シクロアルケニル基」という用語は、少なくとも1つの二重結合を含有する3員ないし10員の単環式又は二環式の非芳香族炭素環基を表し、特に、シクロブテニル、シクロペンテニル及びシクロヘキセニル基を表す。
−「シクロアルキルアルキル基」という用語は、シクロアルキル及びアルキルが上記から選択される基を表す。この基は、このため、例えば、シクロプロピルメチル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル及びシクロヘプチルメチル基を表す。
−「アシル基」又は−r−CO−という用語は、基rが水素原子又はアルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル若しくはアリール基を表す、12個以下の炭素原子を含有する直鎖又は分岐した基を表し、これらの基は上記基を有し、表記のように場合によっては置換される。挙げられる例には、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル又はベンゾイル基、あるいは、バレリル、ヘキサノイル、アクリロイル、クロトノイル又はカルバモイルが含まれる。
−「アシルオキシ基」という用語は、アシルが上記意味を有するアシル−O−基を意味する。挙げられる例には、アセトキシ又はプロピオニルオキシ基が含まれる。
−「アシルアミノ基」という用語は、アシルが上記意味を有するアシル−NH−基を意味する。
−「アリール基」という用語は、縮合炭素環からなる不飽和単環式基又は不飽和基を表す。挙げられるこのようなアリール基の例には、フェニル又はナフチル基が含まれる。
より具体的には、フェニル基が挙げられる。
−「アリールアルキル」という用語は、場合によって置換されてもよい上記アルキル基と同じく上記されている場合によっては置換されてもよいアリールの組み合わせから得られる基を意味する。挙げられる例には、ベンジル、フェニルエチル、2−フェネチル、トリフェニルメチル又はナフタレンメチル基が含まれる。
−「複素環基」という用語は、酸素、窒素及び硫黄原子から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を含有する飽和(ヘテロシクロアルキル)又は部分飽和又は不飽和(ヘテロアリール)5員ないし10員の基を表す。「複素環式」という用語は、好ましくは、N、O及びSから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有する飽和又は部分飽和の4員ないし7員複素環基を表す。
特に挙げられるヘテロシクロアルキル基には、ジオキソラン、ジオキサン、ジチオラン、チオオキソラン、チオオキサン、オキシラニル、オキソラニル、ジオキソラニル、ピペラジニル、ピペリジル、ピロリジル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、モルホリニル、又はテトラヒドロフリル、テトラヒドロチエニル、クロマニル、ジヒドロベンゾフラニル、インドリニル、ピペリジル、ペルヒドロピラニル、ピリンドリニル、テトラヒドロキノリル、テトラヒドロイソキノリル及びチオアゾリジニル基が含まれ、これらの基は全て、場合によっては置換されてもよい。
特に挙げられるヘテロシクロアルキル基に含まれるのは、場合によっては置換されてもよいピペラジニル、場合によっては置換されてもよいピペリジル、場合によっては置換されてもよいピロリジニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、モルホリニル及びチオアゾリジニル基である。より具体的には、場合によっては置換されてもよい、モルホリニル、ピロリジル及びピペラジニル基も挙げられる。
−「ヘテロシクロアルキルアルキル基」という用語は、ヘテロシクロアルキル及びアルキル残基が上記意味を有する基を意味する。
−挙げられる5員のヘテロアリール基には、2−フリルなどのフリル基、2−チエニル及び3−チエニルなどのチエニル基、及びピロリル、ジアゾリル、チアゾリル、チアジアゾリル、チアトリアゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、3−又は4−イソオキサゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル及びイソオキサゾリル基がある。特に挙げられる6員のヘテロアリール基には、2−ピリジル、3−ピリジル及び4−ピリジルなどのピリジル基並びにピリミジル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル及びテトラゾリル基である。
−硫黄、窒素及び酸素から選択される少なくとも1個の複素原子を含有する縮合ヘテロアリール基として、挙げられる例には、3−ベンゾチエニルなどのベンゾチエニル、ベンゾフリル、ベンゾフラニル、ベンゾピロリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、アザインドリル、チオナフチル、インドリル、プリニル、キノリル、イソキノリル及びナフチリジニルが含まれる。
より具体的に挙げられる縮合ヘテロアリール基には、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、インドリル、キノリル、ベンゾイミダゾリル、−ベンゾチアゾリル、フリル、イミダゾリル、インドリジニル、イソオキサゾリル、イソキノリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、ピラジニル、ピリダジニル、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリル、キナゾリニル、1,3,4−チアジアゾリル、チアゾリル及びチエニル基及びトリアゾリル基があり、これらの基は、ヘテロアリール基に対して表記されているように場合によって置換される。
「患者」という用語は、ヒトを表し、他の哺乳動物も表す。
「プロドラッグ」という用語は、インビボで、代謝機構(加水分解など)を介して、式(I)の生成物へと変換され得る生成物を表す。例えば、ヒドロキシル基を含有する式(I)の生成物のエステルは、インビボで、加水分解によって、その親分子へと変換され得る。あるいは、カルボキシル基を含有する式(I)の生成物のエステルは、インビボでの加水分解によって、その親分子へと変換され得る。
例として挙げることができる、ヒドロキシル基を含有する式(I)の生成物のエステルには、酢酸エステル、クエン酸エステル、乳酸エステル、酒石酸エステル、マロン酸エステル、シュウ酸エステル、サリチル酸エステル、プロピオン酸エステル、コハク酸エステル、フマル酸エステル、マレイン酸エステル、メチレンビス−β−ヒドロキシナフトエ酸エステル、ゲンチシン酸エステル、イセチオン酸エステル、ジ−p−トリル酒石酸エステル、メタンスルホン酸エステル、エタンスルホン酸エステル、ベンゼンスルホン酸エステル、p−トルエンスルホン酸エステル、シクロヘキシルスルファミン酸エステル及びキナ酸エステルが含まれる。
特に有用である、ヒドロキシル基を含有する式(I)の生成物のエステルは、「Bundgaard et. al.,J. Med. Chem. ,1989,32,page 2503−2507によって記載されたエステルなど、酸残基から調製され得る。これらのエステルには、特に、置換された(アミノメチル)安息香酸エステル、ジアルキルアミノメチル安息香酸(2つのアルキル基は一緒に連結されてもよく、又は酸素原子で、もしくは場合によって置換された窒素原子(すなわち、アルキル化された窒素原子)で寸断されてもよい。)、あるいは(モルホリノメチル)安息香酸エステル(例えば、3−又は4−(モルホリノメチル)安息香酸エステル)及び(4−アルキル−ピペラジン−1−イル)安息香酸エステル(例えば、3−又は4−(4−アルキルピペラジン−1−イル)安息香酸エステル)が含まれる。
式(I)の生成物のカルボキシル基は、当業者に公知の様々な基と塩を形成し、又はエステル化されることができ、挙げられる非限定的な例には、以下の化合物が含まれる。
−加塩化合物(salification compound)としては、例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム若しくはアンモニウムの1当量などの無機塩基、又は、例えば、メチルアミン、プロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、エタノールアミン、ピリジン、ピコリン、ジシクロヘキシルアミン、モルホリン、ベンジルアミン、プロカイン、リジン、アルギニン、ヒスチジン又はN−メチルグルカミンなどの有機塩基。
−エステル化化合物としては、例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル又はベンジルオキシカルボニルなどのアルコキシカルボニル基を形成するためのアルキル基(これらのアルキル基は、例えば、クロロメチル、ヒドロキシプロピル、メトキシメチル、プロピオニルオキシメチル、メチルチオメチル、ジメチルアミノエチル、ベンジル又はフェネチル基のように、例えば、ハロゲン原子及びヒドロキシル、アルコキシ、アシル、アシルオキシ、アルキルチオ、アミノ又はアリール基から選択される基で置換されることができる。)。
「エステル化されたカルボキシル」という用語は、例えば、アルキルオキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブチル又はtert−ブチルオキシカルボニル、シクロブチルオキシカルボニル、シクロペンチルオキシカルボニル又はシクロヘキシルオキシカルボニルなど)の基を意味する。
メトキシメチル又はエトキシメチル基;ピバロイルオキシメチル、ピバロイルオキシエチル、アセトキシメチル又はアセトキシエチルなどのアシルオキシアルキル基;メトキシカルボニルオキシメチル又はエチル基などのアルキルオキシカルボニルオキシアルキル基、及びイソプロピルオキシカルボニルオキシメチル又はエチル基など、容易に切断可能なエステル残基とともに形成される基も挙げられる。
このようなエステル基の例は、例えば、欧州特許EP 0 034 536号に見出すことができる。
「アミド化されたカルボキシル」という用語は、アミノ基−NRxRyが上記意味を有する−CONRxRy種の基を意味する。特に、Rx及びRy(同一又は別異であり得る。)は、水素原子、上記若しくは下記で定義されている環状基、又はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル又はtert−ブチル基など、1から4個までの炭素原子を含有するアルキル基、並びに特にアミノ、アルキルアミノ及びジアルキルアミノ基を表し、これらの環状及びアルキル基は全て、場合によっては置換されてもよい。
「アルキルアミノ基」という用語は、例えば、直鎖又は分岐した、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ又はブチルアミノ基を意味する。4個以下の炭素原子を含有するアルキル基が好ましく、アルキル基は、上記アルキル基から選択することができる。
「ジアルキルアミノ基」という用語は、例えば、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ及びメチルエチルアミノ基を意味する。前述のように、上記リストから選択される4個以下の炭素原子を含有するアルキル基が好ましい。
「加塩されたカルボキシル」という用語は、例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム又はアンモニムの一当量と形成される塩を意味する。メチルアミン、プロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン及びトリエチルアミンなどの有機塩基と形成される塩も挙げることができる。ナトリウム塩が好ましい。
式(I)の生成物が酸と塩を形成し得るアミノ基を含む場合には、これらの酸塩も本発明の一部を形成することが自明である。例えば、塩化水素酸又はメタンスルホン酸を用いて得られる塩が挙げられる。
式(I)の生成物の無機酸又は有機酸との付加塩は、例えば、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸、プロピオン酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、ギ酸、安息香酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸、酒石酸、クエン酸、シュウ酸、グリオキサール酸、アスパラギン酸、アスコルビン酸、アルキルモノスルホン酸(例えば、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸又はプロパンスルホン酸など)、アルキルジスルホン酸(例えば、メタンジスルホン酸又はα,β−エタンジスルホン酸など)、アリールモノスルホン酸(ベンゼンスルホン酸など)及びアリールジスルホン酸とともに形成される塩であり得る。
立体異性は、特に置換基がアキシアル又はエカトリアル位置にあり得る一置換されたシクロヘキサン及びエタン誘導体の想定可能な様々な回転立体構造など、同一の構造式を有するが、その様々な基が空間的に異なって配置されている化合物の異性として、その広義の意味で定義され得ることが想起され得る。しかしながら、二重結合上又は環上での、固定された置換基の異なる空間的配置に起因する立体異性の別の種類が存在し、これはしばしば、幾何異性又はシス−トランス異性と称される。「立体異性体」という用語は、本特許出願において、その最も広い意味で使用され、このため、上記全ての化合物に関わる。
本発明の主題は、このため、上記定義の一般式(I)の生成物である。
(式中、Aは、R3から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される、フェニル又はヘテロアリール基又は単環式若しくは二環式の縮合炭素環又は複素環式5員ないし11員の基を表し、
R3及び式(I)の前記生成物の他の置換基は、R3及び前記置換基について定義された値から選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体又はジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
式(I)の前記生成物において、
Aは、より具体的には、フェニル、5員ないし6員のヘテロアリール又は以下のリスト:1,2,3,4−テトラヒドロキノリン、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン、インドリル、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドリル、2,3−ジヒドローベンゾチアゾール、テトラヒドロキノリン又はテトラヒドロイソキノリン(これらの基は全て、R3から選択される1以上の基で場合によって置換される。)から選択される縮合複素環系を表し:
Aは、より具体的には、フェニル又は1,2,3,4−テトラヒドロキノリン、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン、インドリル、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドリル(全て、アルキル、アルコキシ、シクロアルキル、アルキルアミノ及びジアルキルアミノ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されており、各アルキル基は、1つ以上の、フッ素原子及び−OCF3、SCF3及びSO2CF3基で場合によって置換される。)を表す。
Aは、最も具体的には、アルキル、アルコキシ、SCF3、SO2CF3及び−OCF3基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたフェニル又はインドリニル基を表し、式(I)の前記生成物の他の置換基は、前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
本発明の一つの主題は、このため、上記定義の一般式(I)の生成物である。
式中:Xは、単結合又は以下の二価の基を表し:−N(R6)−;−O−;−C(O)−;−S(O)n−;−N(R6)−C(O)−;−N(R6)−C(O)−N(R6’)−;−N(R6)−SO2−;−C(O)−N(R6)−;及び−SO2−NR6−
R6及びR6’(同一又は別異であり得る。)並びに式(I)の前記生成物の他の置換基は、R6及びR6’並びに前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
式(I)の前記生成物において、
Xは、より具体的には、単結合又は以下の二価の基を表し:−N(R6)−、−O−、−C(O)−;−S(O)n、−N(R6)−C(O)−及び−N(R6)−SO2−;
Xは、最も具体的には、単結合又は以下の二価の基を表し:−N(R6)−、−O−、−C(O)−及び−NH−C(O)−;
R6及び式(I)の前記生成物の他の置換基は、R6及び前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
本発明の一つの主題は、このため、上記定義の一般式(I)の生成物である。
式中:L1は、1ないし4個の炭素原子を含有し、及びR7から選択される1又は数個の置換基で場合によって置換されたアルキレン基を表し;R7及び式(I)の前記生成物の他の置換基は、R7及び前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
式(I)の前記生成物において、
L1は、より具体的には、1ないし4個の炭素原子を含有し、並びにハロゲン原子(F)及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアルキレン基を表し;
L1は、さらに具体的には、ヒドロキシル基で場合によっては置換されてもよい、1ないし4個の炭素原子を含有するアルキレン基を表し;
L1、最も具体的には、1ないし4個の炭素原子を含有するアルキレン基を表し、
式(I)の前記生成物の他の置換基は、前記置換基について定義された全てを取り、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
本発明の一つの主題は、このため、上記定義の一般式(I)の生成物である。
式中:基NR1R2は、次のとおりであり:
R1及びR2(同一又は別異であり得る。)のいずれかが、次のとおりであり:
R1は、水素原子、アルキル又はシクロアルキル基(これら最後の2つの基は、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル(芳香環の各々は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換され得る。)を表し;
並びにR2は、水素原子、アルキル又はシクロアルキル基(これら最後の2つの基は、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
又はR1及びR2は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、NR12及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を形成し;
又はNR1とL1若しくはNR2とL1は、一緒に、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし8員の複素環を形成し;
R7、R8、R12及びL1並びに式(I)の前記生成物の他の置換基は、R7、R8、R12及びL1並びに前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
式(I)の前記生成物において、
基NR1R2は、具体的に以下のように定義され、
R1及びR2(同一又は別異であり得る。)のいずれかが、次のとおりであり:
R1は、水素原子、アルキル又はシクロアルキル基(これら最後2つの基は、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されている。)を表し;ともにR8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アリール及びヘテロアリールを表し;
並びにR2は、水素原子、アルキル又はシクロアルキル基(これら最後の2つの基は、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
又はR1及びR2は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、N−アルキル及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を形成し;
又はNR1とL1若しくはNR2とL1は、一緒に、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし8員の複素環を形成し;
基NR1R2は、より具体的には、以下のように定義され、
R1及びR2(同一又は別異であり得る。)のいずれかが、次のとおりであり:
R1は、ハロゲン原子(F)及びヒドロキシル;アルコキシ;シアノ、遊離の又はエステル化されたカルボキシル、フェニル、3員ないし7員のシクロアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−NHCO−アルキル−、−CO(NH−アルキル)、CO(Nジアルキル)基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよいアルキル又はシクロアルキル基を表し、並びに、O、S、N、NH又はN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を含有し、並びにハロゲン原子及びアルキル、NH2及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基で(同一又は別異であり得る。)場合によっては置換されてもよい5員、6員又は7員の飽和、部分飽和又は不飽和ヘテロシクリル基を表し;あるいは、R1は、フェニル基又は飽和、部分飽和若しくは不飽和4員ないし7員の複素環基(これ自体、O、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子を含有し、並びにハロゲン原子、アルキル、NH2及びアルコキシ基)から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されてもよい。)を表し;
及びR2は、水素原子、1つ以上のハロゲン原子で場合によっては置換されてもよいアルキル若しくはシクロアルキル基を表し;
又はR1及びR2は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、NH、N−アルキル及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子、アルキル、アルコキシ、CF3及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を形成し;
又はNR1R2とL1は、一緒に、ハロゲン原子、アルキル及びアルコキシ及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を形成し;
基NR1R2は、さらにより具体的には、以下のように定義され、
R1及びR2(同一又は別異であり得る。)のいずれかが、次のとおりであり:
R1は、ハロゲン原子及びヒドロキシル、アルコキシ、シアノ、遊離の又はエステル化されたカルボキシル基、フェニル及び3員ないし7員のシクロアルキル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されたアルキル基、並びに飽和、部分飽和若しくは不飽和4員ないし7員の複素環基(これ自体、O、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を含有し、1つ以上のアルキル基で場合によっては置換される。)を表し、並びに、
あるいは、R1は、3員ないし7員のシクロアルキル基、フェニル基又は飽和、部分飽和若しくは不飽和4員ないし7員の複素環基(これ自体、O、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子を含有し、並びに1つ以上のアルキル基で場合によっては置換される。)を表し;
及びR2は、水素原子又は1つ以上のハロゲン原子で場合によっては置換されてもよいアルキル基を表し;
又はR1及びR2は、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の他の複素原子を場合によっては含有する4員ないし7員の飽和又は不飽和複素環基を形成し、NとともにR1及びR2によって形成されるこの基は、これ自体、アルキル、CF3及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換され、
又は、NR1とL1は又はNR2とLは、一緒に、少なくとも1つの窒素原子を含有し、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の他の複素原子を場合によっては含有する飽和若しくは不飽和4員ないし7員の複素環を形成し、L1dとともにNR1R2によって形成されるこの基は、これ自体、アルキル及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換され、
R7、R8及びL1並びに式(I)の前記生成物の他の置換基は、R7、R8及びL1並びに前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
本発明の一つの主題は、このため、上記定義の一般式(I)の生成物である。
(式中:
R3は、水素原子、ハロゲン原子;アルキル、シクロアルキル、アルコキシ又はアルキレンジオキシ基(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);−NR13R14;−C(O)R13;−S(O)nR13;−C(O)NR15R16;−S(O)nNR15R16;アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
R7、R8、R13、R14、R15及びR16並びに式(I)の前記生成物の他の置換基は、R7、R8、R13、R14、R15及びR16並びに前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
式(I)の前記生成物において、
R3は、より具体的には水素原子;1つ以上のハロゲン原子で場合によっては置換されてもよい、アルキル、アルコキシ及びシクロアルキル基;OCF3及びS(O)−アルキル基(アルキル残基は1ないし4個の炭素原子を含有し、及び1つ以上のハロゲン原子で場合によっては置換されてもよい。);1つ以上のハロゲン原子で場合によっては置換されてもよいアルキルアミノ;ジアルキルアミノ(2つのアルキル残基は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N−、N−アルキル及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子(F)及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよい4員ないし10員の複素環基を場合によっては形成してもよい。);
R3は、特に、アルキル、アルコキシ、シクロアルキル、アルキルアミノ及びジアルキルアミノ(各々1つ以上のハロゲン原子で場合によって置換されてもよく、並びにアルキル及びアルコキシは、最大4個の炭素原子を含有する。);OCF3、SCF3及びSO2CF3から選択される環Aの1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)を表し、
R3は、特に、水素原子及びアルキル、OCH3、SCF3及び−OCF3基から選択される環Aの1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)を表し;環A及び式(I)の前記生成物の他の置換基は、環A及び前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
本発明の一つの主題は、このため、上記定義の一般式(I)の生成物である。
(式中:
R4は、水素原子、ハロゲン原子(F)、アルキル又はシクロアルキル基(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;2つの置換基R4は、これらが結合している炭素原子とともに3員ないし7員環(O、S、N及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有する。)を形成することが理解され;
R7及び式(I)の前記生成物の他の置換基は、R7及び前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
式(I)の前記生成物において、
R4は、より具体的には、水素原子、ハロゲン原子及び1つ以上のハロゲン原子で場合によって置換された、アルキル又はシクロアルキル基を表し;2つの置換基R4は、これらが結合している炭素原子とともに、3員ないし5員炭素環又は複素環、スピロ環を形成し得ることが理解され;
R4は、より具体的には、水素、アルキル又はスピロシクロアルキルを表し;
式(I)の前記生成物の他の置換基は、前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
式(I)の前記生成物において、R4は、特に、水素及びアルキルを表すことができ、同一の炭素によって保持された2つの置換基R4は、これらが結合している炭素原子と一緒に、窒素原子を含有する3員ないし6員のシクロアルキル又はヘテロシクロアルキル基を形成できることが理解され、
より具体的には、R4は、水素及びCH3を表し、同一の炭素によって保持された2つの置換基R4は、これらが結合している炭素原子と一緒に、3から6個までの炭素原子を含有するシクロアルキル基又はアゼチジニル、ピロリジニル又はピペリジル基を形成できることが理解される。
同一の炭素によって保持された2つの置換基R4が、これらが結合している炭素原子と一緒に、環状の基を形成する場合には、形成される環は、特に、3から6個までの炭素原子を含有するシクロアルキル基、より具体的にはシクロプロピル基である。
式(I)の前記生成物の他の置換基は、前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
本発明の一つの主題は、このため、上記定義の一般式(I)の生成物である。
(式中:
L2は、単結合及びアルキレン、シクロアルキレン;−O−又は−NR17−基から選択され、
式(I)の前記生成物の他の置換基は、前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
式(I)の前記生成物において、
L2は、特に、シクロアルキレン、−O−及び−NR17−を表し、より具体的には、単結合及びメチレンを表し;
L2は、さらに具体的には、−CH2を表し、
式(I)の前記生成物の他の置換基は、前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
本発明の一つの主題は、このため、上記定義の一般式(I)の生成物である。
(式中:
Yは、O、S及びNから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR5から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によって置換されたN−複素環を表し;
R5及び式(I)の前記生成物の他の置換基は、R5及び前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
式(I)の前記生成物において、
Yは、特に、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジン、ピラジン、アザインドリル、キノリル、イソキノリル、シンノリニル、キナゾリニル、チアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジル、フラザニル、モルホリニル、ピロリジニル、インダゾリル、3H−イミダゾ−(4,5b)−ピリジン、1H−ピラゾロ−(3,4b)−ピリジン、1H−ピラゾロ−(3,4d)−ピリミジン、ピペリジル、チエニル、インドリル、ピロリル、プリニル、ベンゾオキサジニル、ベンゾイミダゾリルから選択される単環式又は二環式ヘテロアリール基を表し、これらの基はR5から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されており;
Yは、特に、ピリジル、ピリミジニル、アザインドリル、キノリル、イソキノリル、シンノリニル、キナゾリニル、チアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル及びイソオキサゾリルから選択されるヘテロアリール基を表し、これらの基は、R5から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよく、
Yは、より具体的には、ピリジル、ピリミジニル、キノリル、イソキノリル、アザインドリル、キナゾリニル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、フラザニル及びイソオキサゾリル基から選択されるヘテロアリール基を表し、これらの基は、R5から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されてもよく、
Yは、さらにより具体的には、ピリジ−4−イル、ピリジ−3−イル、ピリミジン−4−イル、キノリン−4−イル、キノリン−3−、イソキノリン−5−イル、アザインドール−4−イル及びキナゾリン−4−イルから選択されるヘテロアリール基(これらの基は、R5から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されている。)を表し;
Yは、最も具体的には、ピリジ−4−イル、ピリミジン−4−イル、キノリン−4−イル、イソキノリン−5−イル、アザインドール−4−イル及びキナゾリン−4−イルから選択されるヘテロアリール基(これらの基は、R5から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されている。)を表し;
Yは、より具体的には、請求項の何れか一項に定義されたR5から選択される1つ以上の基で場合によって置換された、4−ピリジル及び4−キノリル基を表し、
R5及び式(I)の前記生成物の他の置換基は、R5及び前記置換基について定義された全てから選択され、
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
本発明の1つの主題は、このため、上記定義の一般式(I)の生成物である。
(式中
R5が、より具体的には、水素原子、ハロゲン原子又はアルキル、シクロアルキル、−NHR20、−NHCOR20、−NHCONR19R20又は−NH−S(O)2−R20基を表し、
R5は、より具体的には、水素原子、ハロゲン原子;アルキル、シクロアルキル、NH2、−NH−シクロアルキル、−NHCO−アルキル、−NHCO−シクロアルキル、−NHCONH−アルキル又はーNHCON(ジアルキル)基を表し(アルキル及びシクロアルキル残基は、ハロゲン原子(F)及びアルコキシ、モルホリニル、ピペリジル、ピペラジニル、N−メチル−ピペラジニル及びCOOH基から選択される1つ以上の基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されている。);NH−アリール、NH−ヘテロアリール、−NHCO−アリール及び−NHCO−ヘテロアリール(芳香族残基は、ハロゲン原子並びにアルキル、アルコキシ及びCOOH基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されている。)を表し;
−NHCON(ジアルキル)の2つのアルキル基は、一緒に連結して、1つ以上のO、N、Sを場合によっては含有することが可能であり、及びF又はアルキルによって場合によって置換されることが可能な環を形成することが可能であり;
R19、R20及び式(I)の前記生成物の他の置換基は、上記定義のとおりであり、式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
本発明の一つの主題は、このため、特に、式(Ia)に対応する上記定義の一般式(I)の生成物である。
Figure 2008508228
(式中:
pは、整数0、1及び2を表し、
Aaは、R3aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、フェニル、ヘテロアリール及び単環式又は二環式縮合炭素環式又は複素環式5員ないし11員の基を表し;
Xaは、単結合又は以下の二価の基を表し:−N(R6a)−;−O−;−C(O)−;−S(O)n−;−N(R6a)−C(O)−;−N(R6a)−C(O)−N(R6’a)−;−N(R6a)−SO2−;−C(O)−N(R6a)−;−SO2−NR6a−;
L1aは、1ないし4個の炭素原子を含有し、及びR7aから選択される1つ以上の置換基で場合によっては置換されたアルキレン基を表し;
基NR1aR2aは、次のとおりであり:
R1a及びR2a(同一又は別異であり得る。)のいずれかが、次のとおりであり:
R1aは、水素原子;アルキル及びシクロアルキル(これら最後の2つの基は、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル及びヘテロアリールアルキル(芳香環の各々は、R8aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換され得る。)を表し;
並びにR2aは、水素原子、アルキル及びシクロアルキル(これら最後の2つの基は、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
又はR1a及びR2aは、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、NR12a及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を形成し;
又はNR1aとL1a若しくはNR2aとL1aは、一緒に、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし18員の複素環を形成し;
R3aは、水素原子、ハロゲン原子;アルキル、シクロアルキル、アルコキシ又はアルキレンジオキシ基(全て、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);−NR13aR14a;−C(O)R13a;−S(O)nR13a;−C(O)NR15aR16a;−S(O)nNR15aR16a;アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
R4a、R4a’、R4a’’及びR4a’’’(同一又は別異であり得る。)は、R4aについて以下で定義されている値から選択され;
R4aは、水素原子、ハロゲン原子、アルキル又はシクロアルキル基(全て、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;R4a、R4a’及びR4a’’の中から得られる2つの置換基は、これらが結合している炭素原子とともに3員ないし7員環(O、S、及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有する)を形成し得ることが理解され;
L2aは、単結合;アルキレン;シクロアルキレン;−O−及び−NR17a−から選択され;
Yaは、O、S及びNから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR5aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたN−複素環を表し;
R5aは、水素原子、ハロゲン原子、アルキル又はシクロアルキル基(R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール及びヘテロアリールアルキル(芳香環は、R8aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);−OR18a;−NR19aR20a;NR19aCOR20a;−NR19aCONR19a’R20a;−NR19a−S(O)2−R20a;−NR19a−S(O)2−NR19a’R20a;―COR18a;COOR21a;−CONR22aR23a;−S(O)nR18a;SO2NR22aR23a;シアノを表し、
R6aは、次のとおりであり:
R6aは、水素原子若しくはアルキル若しくはシクロアルキル基(全て、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
又はR6aとNR1aR2aは、一緒に、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された5員ないし7員の複素環を形成し;
又はR6aとL1aは、一緒に、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された5員ないし7員の複素環を形成し;
R6a’(R6aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6aから選択され;
R7aは、ハロゲン原子;アルキル;ヒドロキシル(OH);アルコキシ;シクロアルコキシ;シアノ基;−CF3;−NR24aR25a;−NR26aCOR27a;−NR26aCONR26a’R27a;−NR26a−S(O)2−R27a;−NR26a−S(O)2−NR26a’R27a;−COOR26a;−COR26a;−CO(NR24aR25a);S(O)nR26a;−S(O)2NR24aR25a;OH及びNH2基、ハロゲン原子(F)及びアルキル、アルコキシ又はオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアリール;ハロゲン原子及びNH2、アルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたヘテロアリール;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)1つ以上の置換基で場合によっては置換されたフェノキシを表し;
R8a(R7aと同一又は別異であり得る。)は、R7aと同じ基を表し、ハロゲン原子、−OCF3、アルキレンジオキシ及びジフルオロメチレンジオキシ基も表し;
R12aは、水素原子を表し、又はアルキル、シクロアルキル、アルキルCO若しくはアルキルSO基(全て、ハロゲン原子及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表す。;
R13aは、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアルキル又はシクロアルキル基;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたフェニル基;ハロゲン原子、アルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された5員又は6員のヘテロアリール基を表し
R14aは、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル又はシクロアルキル基;C(O)R28aを表し;
R13a及びR14aは、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N及びNアルキルから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を場合によっては形成することができ;
R15a及びR16a(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR13aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R13aと同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12Aから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を場合によっては形成することができ;
R17aは、水素原子又はアルキル又はシクロアルキル基を表し;
R18a(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基を表し;
R19aは、水素原子又はアルキル又はシクロアルキル基を表し;
R20aは、水素原子又はR7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル若しくはシクロアルキル基;R8aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アリール及びヘテロアリールを表し;
R19a及びR20a(互いに同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12aから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環も形成することができ;
R21a(R13aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)はR13aから選択され、水素原子も表す;
R22a及びR23a(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR6aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6aから選択され、並びに、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12aから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、及びR7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環も形成することができ;
R24a及びR25a(同一又は別異であり得る。)は、ハロゲン原子及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアルキル基を表し、あるいはR24a及びR25aは、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N、N−アルキル及びN−C(O)アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子(F)及びOH、アルキル、アルコキシ又はオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を場合によっては形成することができ;
R26aは、水素原子を表し、又はハロゲン原子(F)及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアルキル基を表し;
R27a(R26aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26aから選択され;
R26a及びR27aは、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N、N−アルキル及びN−C(O)アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子及びOH、アルキル、アルコキシ又はオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環も場合によっては形成することができ;
R28a(R26aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26aから選択され;
R29a(R26aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26aから選択され;
R30a(R26aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26aから選択され;
nは、整数0、1及び2を表し;
pは、整数0、1及び2を表し、
式(Ia)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(Ia)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
本発明の1つの主題は、特に、pが整数0を表し、式(I)の前記生成物の他の置換基の各々が本発明において定義されている値の何れか1つを有する、上記定義の式(I)の生成物である。
本発明の1つの主題は、特に、pが整数1を表し、式(I)の前記生成物の他の置換基が本発明において定義されている基の何れか1つを有する、上記定義の式(I)の生成物である。
本発明の1つの主題は、特に、pが整数2を表し、式(I)の前記生成物の他の置換基が本発明において定義されている基を有する、上記定義の式(I)の生成物である。
本発明の一つの主題は、より具体的には、式(Ib)に対応する上記定義の式(I)又は(Ia)の生成物である。
Figure 2008508228
(式中
Abは、R3bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、フェニル、ヘテロアリール又は炭素環若しくは複素環式7員ないし11員の環状基を表し;
Xbは、単結合又は以下の二価の基を表し:−N(R6b)−;−O−;−C(O)−;−S(O)n−;−N(R6b)−C(O)−及び−N(R6b)−SO2−;
L1bは、1ないし4個の炭素原子を含有し、並びにハロゲン原子及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアルキレン基を表し;
基NR1bR2bは、次のとおりであり:
R1b及びR2b(同一又は別異であり得る。)のいずれかが、次のとおりであり:
R1bは、水素原子又はアルキル若しくはシクロアルキル基(これら最後の2つの基は、R7bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);ともにR8bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アリール及びヘテロアリールを表し;
並びにR2bは、水素原子又はアルキル若しくはシクロアルキル基(これら最後の2つの基は、R7bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
又はR1b及びR2bは、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、N−アルキル及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を形成し;
又はNR1bとL1b若しくはNR2bとL1bは、一緒に、R7bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし8員の複素環を形成し;
R3bは、水素原子を表し、1つ以上のフッ素原子で場合によって置換された、アルキル、アルコキシ(−OCH3)又はシクロアルキル基;OCF3;S(O)−アルキル基(アルキル残基は1ないし4個の炭素原子を含有し、及び1つ以上のFで場合によっては置換される。);1つ以上のFで場合によっては置換されてもよいアルキルアミノ;ジアルキルアミノ(2つのアルキル残基は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、N−アルキル及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにF及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよい4員ないし10員の複素環基を場合によっては形成してもよい。)を表し;
R4b及びR4’b(同一又は別異であり得る。)は、水素原子、ハロゲン原子F、及び1つ以上のFで場合によっては置換された、アルキル又はシクロアルキル基を表し、2つの置換基R4bは、これらが結合している炭素原子と一緒に、3員ないし5員のスピロ環を形成し得ることが理解され;
L2bは、単結合及びメチレンから選択され;
Ybは、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジン、ピラジン、アザインドリル、キノリル、イソキノリル、シンノリニル、キナゾリニル、チアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジル、フラザニル、モルホリニル、ピロリジニル、インダゾリル、3H−イミダゾ−(4,5b)−ピリジン、1H−ピラゾロ−(3,4b)−ピリジン、1H−ピラゾロ−(3,4d)−ピリミジン、ピペリジル、チエニル、インドリル、ピロリル、プリニル、ベンゾオキサジニル、ベンゾイミダゾリルから選択される単環式又は二環式ヘテロアリール基を表し、これらの基はR5bから選択される1つ以上の基で場合によっては置換されており;
R5bは、水素原子;ハロゲン原子;アルキル;シクロアルキル;−NHR20b;−NHCOR20b;−NHCONR19bR20b;−NH−S(O)2−R20bを表し;
R6bは、1から4個までの炭素原子を含有する水素原子又はアルキル基を表し;
R6bとNR1bR2bは、一緒に、R7bから選択される1つ以上の基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された5員ないし7員の複素環を場合によっては形成することができ;
R7bは、ハロゲン原子;ヒドロキシル;シアノ;COOH;−CF3;アルキル、アルコキシ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−NHCO−アルキル、−CO(NH−アルキル)及びCO(Nジアルキル)(アルキル残基は、ハロゲン原子、OH及びメトキシから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよい。);ハロゲン原子並びにアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよいアリール基;4員ないし7員の複素環;ハロゲン原子及びNH2、アルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよいヘテロアリールを表し;
R8b(R7bと同一又は別異であり得る。)は、R7bから選択され、並びに、さらに、ハロゲン原子及び−OCF3、アルキレンジオキシ及びジフルオロメチレンジオキシ基を表し;
R19bは、水素原子又はアルキル又はシクロアルキル基を表し;
R20bは、水素原子又はR7bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル若しくはシクロアルキル基;R8bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アリール及びヘテロアリールを表し;
R19b及びR20b(互いに同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNアルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環も形成することができ;
nは、整数0、1及び2を表し;
式(Ib)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(Ib)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
本発明の一つの主題は、さらにより具体的には、式(Ic)に対応する上記定義の式(I)、(Ia)または(Ib)の生成物である。
Figure 2008508228
(式中、
Aは、フェニル、5員ないし6員のヘテロアリール又は以下のリスト:1,2,3,4−テトラヒドロキノリン、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン、インドリル、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドリル、2,3−ジヒドローベンゾチアゾール、テトラヒドロキノリン又はテトラヒドロイソキノリン(これらの基は全て、アルキル、アルコキシ、シクロアルキル、アルキルアミノ及びジアルキルアミノ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されており、各アルキル基は、1つ以上のF;−OCF3、SCF3及びSO2CF3基で場合によっては置換されている。);
Xcは、単結合又は以下の二価の基を表し:−N(R6c)−;−O−;−C(O)−;及び−N(R6b)−C(O)−;
L1cは、ヒドロキシル基で場合によっては置換されてもよい、1ないし4個の炭素原子を含有するアルキレン基を表し;
R1c及びR2c(同一又は別異であり得る。)のいずれかが、次のとおりであり:
R1cは、ハロゲン原子;ヒドロキシル;アルコキシ;シアノ、遊離の又はエステル化されたカルボキシル、フェニル、3員ないし7員のシクロアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−NHCO−アルキル−、−CO(NH−アルキル)、CO(Nジアルキル)から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよいアルキル又はシクロアルキル基を表し、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を含有し、及びハロゲン原子及びアルキル、NH2及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよい飽和、部分飽和又は不飽和5員、6員又は7員のヘテロアリール基を表し;あるいは、R1cは、フェニル基又は飽和、部分飽和若しくは不飽和4員ないし7員の複素環基(これ自体、O、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子を含有し、並びにハロゲン原子及びアルキル、NH2及びアルコキシ基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されてもよい。)を表し;
及びR2cは、水素原子又は1つ以上のハロゲン原子で場合によっては置換されてもよいアルキル若しくはシクロアルキル基を表し;
又はR1c及びR2cは、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、NH、N−アルキル及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ、CF3及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を形成し;
又はNR1cとL1c若しくはNR2cとL1cは、一緒に、ハロゲン原子、及びアルキル、アルコキシ及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を形成し;
L2cは、単結合及びメチレンから選択され;
R4c及びR4c’(同一又は別異であり得る。)は、水素原子、1つ以上のハロゲン原子で場合によっては置換されてもよい、アルキル又はシクロアルキル基を表し、
2つの置換基R4cは、これらが結合している炭素原子と一緒に、3員ないし5員のスピロ環を形成し得ることが理解され;
Ycは、ピリジ−4−イル、ピリミジン−4−イル、キノリン−4−イル、イソキノリン−5−イル;アザインドール−4−及びキナゾリン−4−イルから選択されるヘテロアリール基(これらの基は、R5cから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されている。)を表し;
Rc5は、水素原子、ハロゲン原子;アルキル、シクロアルキル、NH2、−NH−シクロアルキル、−NHCO−アルキル、−NHCO−、シクロアルキル、−NHCONH−アルキル又は−NHCON(ジアルキル)基を表し(アルキル及びシクロアルキル残基は、ハロゲン原子(F)及びアルコキシ、モルホリニル、ピペリジル、ピペラジニル、N−メチル−、ピペラジニル及びCOOH基;NH−アリール、NH−ヘテロアリール、−NHCO−アリール及び−NHCO−ヘテロアリールから選択される1つ以上の基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよく、芳香族残基は、ハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ及びCOOH基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されている。)、
R6cは、1から4個までの炭素原子を含有する水素原子又はアルキル基を表し;
R6cとNR1cR2cは、一緒に、ハロゲン原子(F)並びにアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された5員ないし7員の複素環を形成し;
式(Ic)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(Ic)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
本発明に係る基の例示として(但し、本発明を限定するものではない。)、以下のように、L1とともに環を形成するNR1又はL1とともに環を形成するNR2が例として挙げられる。
Figure 2008508228
以下の例は、本発明の範囲を限定せずに、R2がR6とともに形成し得る基の例示を与える。
Figure 2008508228
以下の例は、本発明の範囲を限定せずに、R6がL1とともに形成し得る基の例示を与える。
Figure 2008508228
以下の例は、本発明の範囲を限定せずに、Aが縮合複素環基として表すことができる基の例示を与える。
Figure 2008508228
以下の例は、本発明の範囲を限定せずに、2つの置換基R4が、これらが結合している炭素原子と一緒に形成することが可能な3員ないし10員の環状基の例示を与える。
Figure 2008508228
本発明の1つの主題は、特に、Aが、R3から選択される1つ以上の基で場合によっては置換された、フェニル、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル又はインドリル基を表す、上記定義の式(I)の生成物である。
Xは、単結合、−NH−アルク−、アルキレン、−O−、−Nアルク−CO−、NH−CO、−NH−CO−アルク−、−NH−CO−NH、−CO−NH−、−SO2、NR6d又は−CO−を表し、
L1は、単結合、ヒドロキシル基で場合によっては置換されてもよい、1ないし5個の炭素原子を含有するアルキレン基、シクロアルキルアルキル基、フェニル基を表し;
R1及びR2(同一又は別異であり得る。)が、次のとおりであり:
R1は、水素原子を表し、ハロゲン原子及びヒドロキシル、アルコキシ、NH2、NH(アルク)、N(アルク)2、シアノ、遊離の又はエステル化されたカルボキシル基、フェニル及び3員ないし7員のシクロアルキル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されたアルキル基、並びに飽和、部分飽和若しくは不飽和4員ないし7員の複素環基(これ自体、1つ以上のアルキル基で場合によっては置換され、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を含有する。)を表し、
R1は、3員ないし7員のシクロアルキル基、フェニル基又は飽和、部分飽和若しくは不飽和4員ないし7員の複素環基(これ自体、1つ以上のアルキル基で場合によって置換され、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子を含有する。)を表し、
並びに、R2は、水素原子又はアルキル基を表し;
又はR1及びR2は、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子を場合によっては含有する4員ないし7員の飽和又は不飽和複素環基を形成し、NとともにR1及びR2によって形成されるこの基は、これ自体、アルキル、ハロゲン、NH2、NH(アルク)、N(アルク)2、CF3及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換され、上記アルキル及びアルコキシ基は全て、直鎖又は分岐であり、最大6個の炭素原子を含有し、
又は、NR1R2は、L1とともに、少なくとも1つの窒素原子を含有し、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の他の複素原子を場合によっては含有する飽和若しくは不飽和4員ないし10員の複素環を形成し、L1とともにNR1R2によって形成されるこの基は、これ自体、アルキル、シクロアルキル及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換され、
R3は、水素原子及び1つ以上のFで場合によって置換されてもよい、最大4個の炭素原子を含有するアルキル又はアルコキシ基;場合によってはFによって置換されてもよいアルキル−(S)On;OCF3;SO2CF2;又はSCF3から選択される、環Aの1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)を表し、nは0又は2を表し;
R4及びR4’(同一又は別異であり得る。)は、水素原子及び最大4個の炭素原子を含有するアルキル基から選択され、
R6は、水素原子を表し、1つ以上のFで場合によっては置換されてもよいアシル基又は1から4個までの炭素原子を含有するアルキル基を表し、
L2は、アルキレン基を表し、
Y2は、NH2によって場合によっては置換されてもよい、キノリル、ピリジル又はピリミジニル基を表し;
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
本発明の一つの主題は、最も具体的には、式(Id)に対応する上記定義の一般式(I)の生成物である。
Figure 2008508228
(式中:
Adは、R3dから選択される1つ以上の基で場合によっては置換された、フェニル又はインドリル基を表し;
Xdは、−O−、−NH−CO−、NR6又は−CO−を表し、
L1dは、ヒドロキシル基で場合によっては置換されてもよい、1ないし3個の炭素原子を含有するアルキレン基を表し;
R1d及びR2d(同一又は別異であり得る。)が、次のとおりであり:
R1dは、ハロゲン原子及びヒドロキシル、アルコキシ、シアノ、遊離の又はエステル化されたカルボキシル基、フェニル及び3員ないし7員のシクロアルキル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されたアルキル基、並びに飽和、部分飽和若しくは不飽和4員ないし7員の複素環基(これ自体、1つ以上のアルキル基で場合によっては置換され、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を含有する。)を表し、
又は、R1dは、3員ないし7員のシクロアルキル基、フェニル基又は飽和、部分飽和若しくは不飽和4員ないし7員の複素環基(これ自体、1つ以上のアルキル基で場合によっては置換され、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子を含有する。)を表し、
並びに、R2dは、水素原子又はアルキル基を表し;
又はR1d及びR2dは、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の他の複素原子を場合によっては含有する飽和又は不飽和4員ないし7員の複素環基を形成し、NとともにR1a及びR2dによって形成されるこの基は、これ自体、アルキル、CF3及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換され、上記アルキル及びアルコキシ基は全て、直鎖又は分岐であり、最大6個の炭素原子を含有し、
又は、NR1dR2dは、L1dとともに、少なくとも1つの窒素原子を含有し、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の他の複素原子を場合によっては含有する飽和若しくは不飽和4員ないし8員の複素環を形成し、L1dとともにNR1dR2dによって形成されるこの基は、これ自体、アルキル及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換され、
R3dは、水素原子及び1つ以上のFで場合によって置換されてもよい、最大4個の炭素原子を含有するアルキル又はアルコキシ基;OCF3;SO2CF2;又はSCF3から選択される、環Adの1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)を表し;
R4d及びR4’d(同一又は別異であり得る。)は、水素原子及び最大4個の炭素原子を含有するアルキル基から選択され、
L2dは、アルキレン基を表し、
Y2dは、キノリル、ピリジル又はピリミジニル基を表し;
式(Id)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(Id)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
式(Id)の生成物において、
R1d及びR2dは、特に、以下のとおりであり:
R1d及びR2d(同一又は別異であり得る。)が、次のとおりであり:
R1dは、ハロゲン原子及びヒドロキシル;アルコキシ;シアノ;遊離の及びエステル化されたカルボキシル;フェニル;1つ以上のアルキル基で場合によっては置換される、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、イソオキサゾリル、フリル、ピラジニル、モルホリニル、ピリジル及びイソチアゾリル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されてもよいアルキル基(1ないし6C)を表し、
又はR2aは、1つ以上のアルキル基で場合によっては置換される、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ヘキサヒドロピラン、ピロリジニル、ピペリジル又はピリジル基を表し、
並びに、R2dは、水素原子又はアルキル基を表し;
又はR1d及びR2dは、これらが結合している窒素原子とともに、アルキル、CF3及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の基で場合によって置換された、モルホリニル、ピペリジル、ピペラジニル又はピロリジニル基を形成し、上記アルキル及びアルコキシ基は全て、直鎖又は分岐であり、最大6個の炭素原子を含有し、
又はNR1dR2dは、L1dとともに、アルキル及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されたピペリジル基を形成する。
本発明の1つの主題は、特に、Aがフェニル基を表す場合に、Xが−O−、−NR6又は−NH−COを表し、式(I)、(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の前記生成物の他の置換基が前記置換基について定義された全てから選択される、上記定義の式(I)、(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の生成物である。
式(I)、(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)、(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
本発明の1つの主題は、特に、Aがインドリニル基を表す場合に、Xが−O−、−NR6、−CO−又は−NR6−CO−を表し、式(I)、(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の前記生成物の他の置換基が前記置換基について定義された全てから選択される、上記定義の式(I)、(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の生成物でもある。
式(I)、(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)、(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
本発明の主題は、より具体的には、以下に名称が記載されている、上記定義の式(I)の生成物である。
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−モルホリン−4−イル−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(ジメチル−モルホリン−4−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−チオモルホリン−4−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−ピロリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−4−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−メトキシ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジメチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−(シアノメチル−アミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−[1,4]ジアゼパン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(1,2,2−トリメチル−プロピルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− ({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル−アミノ)−アセタートメチルエステル;トリフルオロ−アセタートとの化合物
− 2−(2,2−ジフルオロ−エチルアミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4,4−ジメチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−トリフルオロメチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[1,4]オキサゼパン−4−イル−アセトアミド
− 1−{[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル−ピロリジン−3−カルボン酸メチルエステル
− 2−アゼチジン−1−イル−N−[5−[4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−フルオロ−エチルアミノ)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(2−メトキシ−エチル)−メチル−アミノ]−アセトアミド
({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−酢酸トリフルオロアセタート
− 2−シクロヘキシルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−シクロプロピルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4/4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−モルホリン−4−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(ジメチル−モルホリン−4−イル)−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピペリジン−1−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−チオモルホリン−4−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピロリジン−1−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− 3−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−プロピオンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
− 3−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−モルホリン−4−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジメチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ − 3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 1−メチル−ピペリジン−4−カルボン酸[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アミド,トリフルオロ−アセタート
− 3−[3−(2−シクロペンチルアミノ−エトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−(3−{2−[(フラン−2−イルメチル)−アミノ]−エトキシ}−4−メトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{3−[2−(2−ヒドロキシ−1−フェニル−エチルアミノ)−エトキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−[3,3−ジメチル−1−(2−モルホリン−4−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−[3,3−ジメチル−1−(2−チオモルホリン−4−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{4−メトキシ−3−[2−(2−モルホリン−4−イル−エチルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−[4−メトキシ−3−(2−ピロリジン−1−イル−エトキシ)−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−(4−メトキシ−3−{2−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−エトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{4−メトキシ−3−[2−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{4−メトキシ−3−[2−(l−メチル−ピペリジン−4−イルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{3−[2−ヒドロキシ−3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−プロポキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{3−[2−ヒドロキシ−3−(ピリジン−4−イルアミノ)−プロポキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{3−[2−ヒドロキシ−3−(l−メチル−ピペリジン−4−イルアミノ)−プロポキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある
本発明の主題は、このため、特に、本明細書で以下に名称が記載されている、請求項の何れか1項に定義されている式(I)の生成物である。
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−モルホリン−4−イル−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(ジメチル−モルホリン−4−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−チオモルフィン−4−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−ピロリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−4−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−メトキシ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジメチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−(シアノメチル−アミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−[1,4]ジアゼパン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(1,2,2−トリメチル−プロピルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− ({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−酢酸メチルエステル;トリフルオロ酢酸との化合物
− 2−(2,2−ジフルオロ−エチルアミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4,4−ジメチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−トリフルオロメチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[1,4]オキサゼパン−4−イル−アセトアミド
− 1−{[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−ピロリジン−3−カルボン酸メチルエステル
− 2−アゼチジン−1−イル−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−フルオロ−エチルアミノ)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(2−メトキシ−エチル)−メチル−アミノ]−アセトアミド
− ({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−酢酸トリフルオロアセタート
− 2−シクロヘキシルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−シクロプロピルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−モルホリン−4−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(ジメチル−モルホリン−4−イル)−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピペリジン−1−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−チオモルホリン−4−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピロリジン−1−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− 3−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−プロピオンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
− 3−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−モルホリン−4−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジメチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 1−メチル−ピペリジン−4−カルボン酸[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アミド、トリフルオロ−アセタート
− 3−[3−(2−シクロペンチルアミノ−エトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−(3−{2−[(フラン−2−イルメチル)−アミノ]−エトキシ}−4−メトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{3−[2−(2−ヒドロキシ−1−フェニル−エチルアミノ)−エトキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−[3,3−ジメチル−1−(2−モルホリン−4−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−[3,3−ジメチル−1−(2−チオモルホリン−4−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
X’がNR6、O又はSを表す一般式Ia、Ib及びIcの化合物は、スキーム1に記載された反応順序に従っている。
この目的のために、変数が上記意味を有し、X’がNH2、OH又はSHを表す一般式Iaの中間体を、一般式Ibの二官能性アルキル化剤、例えば、ハロアルカナールアセタールと反応させる。反応は、場合によっては塩基の存在下で、大量に又は不活性有機溶媒中で行われる。好ましいアルキル化剤は、ブロモアセトアルデヒドジエチルアセタールである。
次いで、一般式Ibの本発明の化合物は、アセタールの加水分解によって得られたアルデヒドから、還元的アミノ化によって得られる。結合基L1がヒドロキシル(Ia)で置換された化合物は、アルデヒドを対応するエポキシドへと変換し、その後アミンで開環することによって調製される
Iを得るための1つの変形は、一般式Hal−L−N(R1R2)のハロゲン化アミノアルキルで、一般式Iaの化合物を直接アルキル化することを記載する。X’がOH及びSHを表す場合には、この反応は、好ましくは、カリウムtert−ブトキシド、炭酸カリウム又は炭酸セシウムなどの塩基の存在下で、酢酸エチル、DMF、NMP又はアセトンなどの有機溶媒中で行われる。X’がNH2を表す場合には、方法は、好ましくは、まずアシル化で始まり、アルキル化のために中間体アミドが使用される。好ましいアシル基は、アセチル及びトリフルオロアセチルである。一旦、アルキル化が行われたら、アシル基の除去によって、本発明の化合物が生じ、これは、さらなる段階を介して一般式Icの化合物へと場合によって変換され得る。
Figure 2008508228
この順序に必要とされる一般式1aの出発物質(X’=NH2)は、スキーム2に要約されている方法に従って調製され得る。例えば、対応するアニリンのニトロ化によって取得され得る適切に置換されたニトロアニリンは、本事例では、不活性溶媒中、ホスゲン、ジホスゲン、トリホスゲン又はカルボニルジイミダゾールの作用下で、補助塩基の存在下又は不存在下で対応するイソシアネートへと、又は類似の反応性の誘導体へと変換され、一般式2aの化合物と反応して、一般式2bの複素環化合物を生じる。2aは、好ましくは、対応するアミノ酸誘導体の、一般式R5−Y−L’−CHOのアルデヒドによる還元的アミノ化によって得られる。
変形として、一般式Iaの中間体(X’=NH2)は、一般式2cの化合物を直接ニトロ化することによっても調製され得る。
その後のニトロ化合物2bの還元は、不均一又は均一遷移金属触媒、好ましくは、不均一遷移金属触媒の存在下での触媒的水素添加によって行われる。変形として、この目的のために、還元は、酸の存在下で、非貴金属を用いて行うことができる。この反応のための好ましい試薬は、亜鉛及び希塩酸、特に好ましくは亜鉛及び氷酢酸である。
Figure 2008508228
同様に、補助塩基の存在下又は不存在下、ホスゲン、ジホスゲン、トリホスゲン又はカルボニルジイミダゾールの作用下で、対応して置換されたシントン3a(反応性の基上で場合によっては保護される。)を、対応するイソシアネート又は類似の反応性の誘導体へと変換し、場合によっては補助塩基(例えばトリエチルアミン又はカリウムtert−ブトキシド)の存在下で、不活性溶媒、例えば、THF、トルエン、ジオキサン又は酢酸エチル中で、一般式2bのアミノ酸誘導体と縮合すると、一般式Iaの構成成分(X’=NH2、OH、SH)が得られる。反応温度は、好ましくは、室温と溶媒の還流点の間にあり、特に好ましくは還流点にある。変形として、閉環は、上昇した温度での水性の酸性溶液中でも行い得る。
Figure 2008508228
X’がNR6、O又はSを表す一般式Ia、Ib及びIcの化合物を調製するための方法の一変形は、補助塩基の存在下又は不存在下で、ホスゲン、ジホスゲン、トリホスゲン又はカルボニルジイミダゾールを用いて、一般式3a−dの構成成分を、対応するイソシアネートへと、又は同様の反応性の誘導体へと変換した後、Iaの調製について記載された条件下で、これらを、一般式2aのアミノ酸誘導体と反応させることに存する。このようにして得られた中間体は、次いで、スキーム1に記載されている反応について様式と類似の様式で、一般式Ia−cの化合物へと変換される。
Figure 2008508228
アリールアミン3aは、部分的に、文献に記載されており、又は文献公知の誘導体から当業者に公知の変換に従って取得され得る。出発物質3b−eは、基本的に、スキーム1に記載されている反応順序と同様の合成経路を介して、3aから得られる。変換のために、遊離のアミノ基は、本事例では、通常の保護基で保護され、又はニトロ官能基の形態でマスクされ、その後の段階で還元される。
X’が−N(R6)−C(O)−、−N(R6)−C(O)−N(R6’)−;−N(R6)−C(S)−N(R6’)−;−N(R6)−C(O)O−;−N(R6)−SO2−又は−N(R6)−SO2−N(R6’)−である一般式Idの本発明の化合物は、一般式4aの中間体を、二官能性試薬、例えば活性化されたハロカルボン酸、ハロイソシアネート、イソチオシアネート又は塩化ハロスルホニルと反応させることによって得られる(スキーム3)。好ましい試薬は、塩化クロロアセチル、塩化アクリロイル、塩化2−クロロプロピオニル及び塩化クロロメタンスルホニルであり、これらの相同体でもある。カップリングは、好ましくは、不活性溶媒中、低温で行われる。場合によって、塩基を使用してもよい。形成された中間体のうち、一般式Idの化合物は、適切に置換されたアミンと反応することによって得られる。本反応は、場合によっては補助塩基の存在下で、不活性有機溶媒中で又は大量に行い得る。
第一の段階で塩化アクリロイルを使用することによって、本発明のアミノプロピオニルアミドは、アミンとの反応後に得られる。
変形として、4aは、一般式4bのアミノ置換された二官能性試薬と直接反応して、一般式Idの化合物を生じることもできる。
Figure 2008508228
Xが−N(R6)−C(O)−を表し、R2とL1が核を形成する一般式Iの化合物は、一般式4aの化合物を、一般式5の活性化されたアミノ酸誘導体と反応させることによって得られる。アミノ酸は、酸塩化物への変換によって、又は当業者に十分に知られたアミドカップリング反応を介して活性化され得る。最初に得られた生成物Ieは、他の変換を介して、本発明の他の化合物Ieへと変換され得る。
Figure 2008508228
Xが上記意味を表す他の環状誘導体は、類似の方法に従って取得され得る。
X’が−C(O)−N(R6)−、−SO2−NR6−又は−C(O)O−を表す一般式Iの化合物は、スキーム5に従って得られる。Tが−COOH、−COO−アルキル、−SO2OH、SO2Cl又は−SO2Fを表す中間体6bは、本事例では、スキーム2にちょうど記載されている反応配列によって調製される。化合物6aは、市販されているか、又は当業者に公知の変換を介して、市販の誘導体から調製され得る。VがNH2、NR6、水素又はヒドロキシルを表す場合には、6bを、式V−L−N(R1R2)の試薬と縮合することによって、所望の化合物が得られる。Tが−COOH又は−SO2OHを表す場合には、6bは、まず、例えば、塩化チオニル、塩化オキサリル又は五塩化リンなどの試薬の作用によって活性化される。変形として、活性化は、当業者に公知のカップリング剤、例えば、TOTU又はDCCを用いて実施することもできる。
Figure 2008508228
スキーム6は、例として、Aが縮合同素環又は複素環式の核を含有する系を表す化合物を調製し得る方法を示している。
この目的のために、化合物2bについて記載されている反応順序に従って、核Aを含有する系を、まず、中央の複素環に連結する。次に、続いて、アルキル化、アシル化、スルホニル化、カルバモイル化又はチオカルバモイル化によって、このようにして得られた誘導体のさらなる反応によって、一般式Iの化合物を得る。
Figure 2008508228
反応に必要とされる一般式R3−A−NH2の誘導体は、文献公知の方法に従って、又は類推して取得され得る。このため、例示されている例に必要とされるインドリンは、文献US6114365に記載されているとおりに調製され得る。
一般式Iの化合物は、さらに、一般式7aのアミノ酸誘導体を、Zが基A−、R3A−又はR3A(X’)−又は
Figure 2008508228
を表すイソシアネート7b又は類似の反応性の類縁体と反応させることによって取得され得る(スキーム7)。形成された中間体7cは、次いで、ハロゲン化物Hal−L−Y−R5又は類似の反応性の別の試薬によるアルキル化によって一般式Iの化合物へと変換される。好ましくは、アルキル化反応は、有機溶媒、例えば、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、酢酸エチル又はアセトン中、塩基、例えば、炭酸カリウム、炭酸セシウム、水素化ナトリウム又はカリウムtert−ブトキシドの存在下で実施される。塩基ジメチルホルムアミド及び炭酸セシウムは、好ましくは使用される。
Figure 2008508228
一般式1の化合物を調製するための全ての方法は、各工程の相対的順序が修飾可能であるという事実によって区別され、中間体の反応性によって決定されるそれぞれの必要性に適合され得る。
本発明は、同じく一般式Iの化合物をもたらす、一般式Iの化合物に対する全ての反応についても記載している。このため、Xが−N(R6)−C(O)−を表し、R6がHを表す一般式Iの化合物は、R6がアルキル又はシクロアルキルを表す一般式Iの化合物へと、アルキル化によって変換され得る。クロロピリジンを表す基YR5の、アミノピリジンを表す基YR5への変換は、さらなる例としての役割を果たし得る。
式(I)の化合物を合成するための全ての反応は、それ自体、当業者に周知であり、文献(例えば、Houben−Weyl,Methoden der Organischen Chemie (Methods of Organic Chemistry)、Thieme−Verlag,Stuttgart、又はOrganic Reactions,John Wiley & Sons,New York 又はR.C. Larock in: Comprehensive Organic Transformations,VCH publishers,1989)に記載されている手順に従って、又は文献に記載されている手順と同様に、標準的な条件下で実施され得る。式(I)の化合物の合成中に副反応を回避するために、各環境に応じて、保護基を導入することによって一時的に官能基を封鎖し、合成中のその後の段階で保護基を脱保護すること、又はその後の反応段階中で所望の官能基へと変換される前駆基の形態の官能基を導入することが必要又は有利であり得る。各事例に適しているこのような合成戦略及びこのような保護基及び前駆基は、当業者に公知である。標準的な慣行は、例えば、「T.W. Greene and P.G.M. Wuts:“Protective Groups in Organic Chemistry” John Wiley and Sons,1991」に記載されている。このように所望であれば、式(I)の化合物は、例えば、再結晶又はクロマトグラフィーによって、一般的な精製手順を介して精製され得る。式(I)の化合物を調製するための出発材料は、市販されているか、文献の手順に従って、又は文献の手順と同様に調製され得る。上記合成方法を介して得られる化合物は、本発明のさらなる主題を構成する。
本発明の主題である生成物には、有利な薬理学的特性が付与される。すなわち、本発明の主題である化合物は、特に、タンパク質キナーゼに対する阻害的特性を有することが見出された。
これらのタンパク質キナーゼとしては、特にIGF1Rが挙げられる。
FAKも挙げられる。AKTも挙げられる。
このため、これらの特性によって、本発明の一般式(I)の生成物は、悪性腫瘍を治療するための医薬品として使用可能となる。
式(I)の生成物は、獣医学の分野でも使用され得る。
本発明の1つの主題は、医薬品としての、上記式(I)の生成物及びこれらのプロドラッグ(式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との薬学的に許容される付加塩でもある。)である。
このため、本発明の主題は、医薬品としての、上記式(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の生成物及びこれらのプロドラッグ(式(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに前記式(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)の使用である。
本発明の主題は、このため、最も具体的には、以下に名称が記載されている式(I)の生成物及びこれらのプロドラッグの医薬品としての使用である。
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−モルホリン−4−イル−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(ジメチル−モルホリン−4−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−チオモルホリン−4−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−ピロリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−4−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−メトキシ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジメチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−(シアノメチル−アミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−[1,4]ジアゼパン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(1,2,2−トリメチル−プロピルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− ({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル−アミノ)−アセタートメチルエステル;トリフルオロ−アセタートとの化合物
− 2−(2,2−ジフルオロ−エチルアミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4,4−ジメチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−トリフルオロメチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[1,4]オキサゼパン−4−イル−アセトアミド
−1−{[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル−ピロリジン−3−カルボン酸メチルエステル
− 2−アゼチジン−1−イル−N−[5−[4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−フルオロ−エチルアミノ)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(2−メトキシ−エチル)−メチル−アミノ]−アセトアミド
({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−酢酸トリフルオロアセタート
− 2−シクロヘキシルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−シクロプロピルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4/4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−モルホリン−4−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(ジメチル−モルホリン−4−イル)−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピペリジン−1−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−チオモルホリン−4−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピロリジン−1−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− 3−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−プロピオンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
− 3−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−モルホリン−4−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジメチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 1−メチル−ピペリジン−4−カルボン酸[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アミド,トリフルオロ−アセタート
− 3−[3−(2−シクロペンチルアミノ−エトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−(3−{2−[(フラン−2−イルメチル)−アミノ]−エトキシ}−4−メトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{3−[2−(2−ヒドロキシ−1−フェニル−エチルアミノ)−エトキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
−3−[3,3−ジメチル−1−(2−モルホリン−4−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−[3,3−ジメチル−1−(2−チオモルホリン−4−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{4−メトキシ−3−[2−(2−モルホリン−4−イル−エチルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−[4−メトキシ−3−(2−ピロリジン−1−イル−エトキシ)−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−(4−メトキシ−3−{2−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−エトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{4−メトキシ−3−[2−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{4−メトキシ−3−[2−(l−メチル−ピペリジン−4−イルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{3−[2−ヒドロキシ−3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−プロポキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{3−[2−ヒドロキシ−3−(ピリジン−4−イルアミノ)−プロポキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{3−[2−ヒドロキシ−3−(l−メチル−ピペリジン−4−イルアミノ)−プロポキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との薬学的に許容される付加塩でもある。
本発明の主題は、このため、最も具体的には、以下に名称が記載されている式(I)の生成物及びこれらのプロドラッグの、医薬品としての使用である。
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−モルホリン−4−イル−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(ジメチル−モルホリン−4−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−チオモルフィン−4−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−ピロリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−4−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−メトキシ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジメチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−(シアノメチル−アミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−[1,4]ジアゼパン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(1,2,2−トリメチル−プロピルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− ({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−酢酸メチルエステル;トリフルオロ酢酸との化合物
− 2−(2,2−ジフルオロ−エチルアミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4,4−ジメチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−トリフルオロメチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[1,4]オキサゼパン−4−イル−アセトアミド
− 1−{[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−ピロリジン−3−カルボン酸メチルエステル
− 2−アゼチジン−1−イル−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−フルオロ−エチルアミノ)−アセトアミド
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(2−メトキシ−エチル)−メチル−アミノ]−アセトアミド
− ({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−酢酸トリフルオロアセタート
− 2−シクロヘキシルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−シクロプロピルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−モルホリン−4−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(ジメチル−モルホリン−4−イル)−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピペリジン−1−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−チオモルホリン−4−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピロリジン−1−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− 3−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−プロピオンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
− 3−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−モルホリン−4−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
− N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジメチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
− 1−メチル−ピペリジン−4−カルボン酸[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アミド、トリフルオロ−アセタート
− 3−[3−(2−シクロペンチルアミノ−エトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−(3−{2−[(フラン−2−イルメチル)−アミノ]−エトキシ}−4−メトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−{3−[2−(2−ヒドロキシ−1−フェニル−エチルアミノ)−エトキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−[3,3−ジメチル−1−(2−モルホリン−4−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
− 3−[3,3−ジメチル−1−(2−チオモルホリン−4−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との薬学的に許容される付加塩でもある。
生成物は、非経口的、口内、経舌、直腸又は局所経路を介して投与され得る。
本発明の主題は、このため、上記式(I)の医薬品の少なくとも1つを、活性成分として含有することを特徴とする薬学的組成物である。
これらの組成物は、注射可能な溶液又は懸濁液、錠剤、コート錠、カプセル、シロップ、坐薬、クリーム、軟膏及びローションの形態であり得る。これらの薬学的形態は、通常の方法に従って調製される。活性成分は、水性又は非水性ビヒクル、タルク、アラビアゴム、ラクトース、デンプン、ステアリン酸マグネシウム、カカオバター、動物又は植物由来の脂肪性物質、パラフィン誘導体、グリコール、様々な湿潤剤、分散剤又は乳化剤及び防腐剤など、これらの組成物中で通常使用される賦形剤中に取り込まれ得る。通常の用量(治療される個体及び検討される病気に従って変動する。)は、例えば、ヒトでは、経口的に、10mg/日から50mg/日までであり得る。本発明は、このため、複数のタンパク質キナーゼの、特に1つのタンパク質キナーゼの活性を阻害するための医薬品の調製のための、上記式(I)の生成物の、又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用に関する。
本発明は、このように、タンパク質キナーゼがタンパク質チロシンキナーゼである、上記式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用に関する。本発明は、このように、タンパク質キナーゼが、以下の群:IGFl、Raf、EGF、PDGF、VEGF、Tie2、KDR、Flt1−3、FAK、Src、Abl、cKit、cdk1−9、オーロラ1−2、cdc7、Akt、Pdk、S6K、Jnk、IR、FLK−I、FGFRl、FGFR2、FGFR3、FGFR4、FGFR5、PLK、Pyk2、CDK7、CDK2及びEGFRから選択される、上記式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用に関する。
より具体的には、このようなタンパク質キナーゼは、以下の群:IGFl、cdc7、オーロラ−2、Src、Jnk、FAK、KDR、IR、Tie2、CDK7、CDK2及びEGFRから選択される。
本発明は、特に、このように、タンパク質キナーゼがIGF1Rである、上記式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用に関する。
本発明は、タンパク質キナーゼがFAKである、上記式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用にも関する。
本発明は、タンパク質キナーゼがAKTである、上記式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用にも関する。
本発明は、タンパク質キナーゼが細胞培養物中に存在する、上記式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用にも関し、哺乳動物中でのこの使用にも関する。
本発明は、このように、タンパク質キナーゼの活性の脱制御を特徴とする疾病、特に哺乳動物中のこのような疾病を予防又は治療するための医薬品の調製のための、上記式(I)の生成物の、又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用に関する。
本発明は、以下の群:血管増殖の疾患、繊維性疾患、メサンギウム細胞増殖の疾患、末端肥大症、代謝性疾患、アレルギー、喘息、クローン病、血栓症、神経系の疾病、網膜症、乾癬、関節リウマチ、糖尿病、筋肉変性、老化、年齢に関連する黄斑変性、腫瘍疾病及び癌に属する疾病を予防又は治療するための医薬品の調製のための、上記式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用に関する。
本発明は、このように、腫瘍疾病を治療するための医薬品を調製するための、上記式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用に関する。
本発明は、特に、癌を治療するための医薬品を調製するための、上記式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用に関する。
これらの癌のうち、本発明は、最も具体的には、充実性腫瘍の治療及び細胞毒性薬に対して耐性である癌の治療において興味深い。
これらの癌のうち、本発明は、最も具体的には、乳癌、胃癌、大腸の癌、肺癌、卵巣の癌、子宮の癌、脳の癌、腎臓の癌、喉頭の癌、リンパ系の癌、甲状腺の癌、尿生殖路の癌、精嚢及び前立腺を含む経路の癌、骨癌、膵臓の癌及び悪性黒色腫の治療に関する。
本発明は、さらにより具体的には、乳癌、大腸の癌及び肺癌において興味深い。
本発明は、癌化学療法用の医薬品を調製するための、上記式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用にも関する。
癌化学療法用の本発明の医薬品として、本発明の式(I)の生成物は、単独で、又は化学療法若しくは放射線療法と組み合わせて、あるいは、他の治療剤と組み合わせて使用され得る。
本発明は、このように、特に癌の化学療法用の医薬品として使用されることを特徴とする、上記薬学的組成物に関する。
本発明は、特に、このように、活性成分に加えて、癌を撲滅するための他の化学療法医薬品を含有する上記薬学的組成物に関する。
このような治療剤は、一般的に使用されている抗癌剤であり得る。
タンパク質キナーゼの公知の阻害剤の例として、特に、ブチロラクトン、フラボピリドール,2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−6−ベンジルアミノ−9−メチルプリン、オロムシン(olomucine)、グリベック及びイレッサを挙げることができる。
本発明の式(I)の生成物は、このように、抗増殖剤と組み合わせても有利に使用され得る。このような抗増殖剤の例として(但し、このリストに限定されない。)、アロマターゼ阻害剤、抗エストロゲン、トポイソメラーゼI阻害剤、トポイソメラーゼII阻害剤、微小管活性剤、アルキル化剤、ヒストンデアセチラーゼ阻害剤、ファルネシル転移酵素阻害剤、COX−2阻害剤、MMP阻害剤、mTOR阻害剤、抗新生物性代謝拮抗物質、白金化合物、タンパク質キナーゼの活性を低減する化合物並びに抗血管新生化合物、ゴナドレリンアゴニスト、抗アンドロゲン、ベンガミド、ビホスホナート(biphosphonate)およびトラスツズマブを挙げることができる。
挙げられる例には、抗微小管剤、例えば、タキソイド、ビンカアルカロイド、シクロホスファミドなどのアルキル化剤、DNAインターカレート剤、例えば、シスプラチン、トポイソメラーゼに対して相互作用する薬剤、例えば、カンプトテシン及び誘導体、アンスラサイクリン、例えば、アドリアマイシン、代謝拮抗薬、例えば、5−フルオロウラシル及び誘導体などが含まれる。
本発明は、このように、タンパク質キナーゼ阻害剤としての(I)の生成物(式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体又はジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、薬学的に許容される無機酸及び有機酸との又は薬学的に許容される無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)及びこれらのプロドラッグに関する。
本発明は、特に、IGF1R阻害剤としての上記式(I)の生成物に関する。本発明は、FAK阻害剤としての上記式(I)の生成物にも関する。
本発明は、AKT阻害剤としての上記式(I)の生成物にも関する。
本発明は、より具体的には、IGF1R阻害剤としての、上記式(Ia)、(Ib)、(Ic)、及び特に(Id)の生成物に関する。
以下の実験の部は、より具体的に、上記合成スキームの例を示している。
その調製が従う実施例は、本発明を例示するが、本発明を限定するものではない。
(実施例1a)
3−ニトロ−4−(トリフルオルメトキシ)−アニリン
4−(トリフルオルメトキシ)−アニリン20g(112.9mmol)を、濃硫酸50ml中に溶解し、−5℃で濃硫酸24mlと硝酸6mlの混合物で処理した。混合物を0℃で3時間撹拌した後、反応混合物を氷水1l中に注ぎ、濃水酸化アンモニウム水溶液200mlでアルカリにした。生じた溶液を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機相を無水になるまで脱水し、蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、塩化メチレン:メタノール=98:2)及びその後のメチレンコリド(nethylenchoride)/ヘプタンからの再結晶化により精製した。収量:14.8g。
MS(ES+):m/e=223
LC/MS保持時間[分]=1.84
(実施例1b)
5,5−ジメチル−3−(3−ニトロ−4−トリフルオルメトキシ−フェニル)−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
1,2−ジクロルエタン300ml中のジホスゲン29g(146.5mmol)を、−20℃において、1,2−ジクロルエタン20ml中の3−ニトロ−4−(トリフルオルメトキシ)−アニリン13g(58.6mmol)で処理した。混合物を室温にした後、50℃まで3時間加熱した。一晩放置した後、溶媒を蒸発させ、残渣の油をTHF250ml中に採取した。THF250ml中の2−メチル−2−[(ピリジン−4−イルメチル)−アミノ]−プロピオン酸メチルエステル13g(58.6mmol)を添加し、前記混合物を40℃まで1時間加熱した。溶媒を蒸発させ、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、塩化メチレン:メタノール=95:5)により残渣を精製した。収量:19.7g。
MS(ES+):m/e=425
LC/MS保持時間[分]=1.61
(実施例1c)
3−(3−アミノ−4−トリフルオルメトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
5,5−ジメチル−3−(3−ニトロ−4−トリフルオルメトキシ−フェニル)−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン8.8g(20.7mmol)を200mlの準濃塩酸中に溶解した。亜鉛粉を30g一部添加し、得られた混合物を1時間還流し、室温へ冷却し、水100mlで希釈し、酢酸エチルで抽出した。水性相を飽和水酸化ナトリウム溶液でアルカリにし、塩化メチレンで抽出した。分離している亜鉛塩をセライト上でのろ過により除去した。合わせた有機相の蒸発及び残渣のフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、塩化メチレン:メタノール=95:5)によって、所望の生成物4.7gが得られた。
MS(ES+):m/e=395
LC/MS保持時間[分]=1.27
(実施例1d)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド
3−(3−アミノ−4−トリフルオルメトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン500mg(1.27mmol)及びヒューニッヒ塩基172mg(1.33mmol)を1,2−ジクロロエタン20ml中に溶解した。混合物を−20℃まで冷却し、1,2−ジクロロエタン15ml中のクロロアセチルクロリド143mg(1.27mmol)の溶液で処理した。0℃で1時間撹拌した後、エタノール性塩酸5mlを添加し、無水になるまで混合物を蒸発させた。さらなる精製を行わずに、ヒューニングの(huening’s)塩酸塩基を含有する原材料を使用した。
MS(ES+):m/e=472
LC/MS保持時間[分]=
(実施例1e)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−モルフォリン−4−イル−アセトアミド
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド50mg(原材料、前述のとおり)を、モルフォリン2ml中に溶解し、50℃まで1時間加熱した。その後、混合物を氷上に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を無水になるまで蒸発させ、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、塩化メチレン:メタノール=1. 98:2 2. 95:5)により残留物を精製した。収量:20mg。
MS(ES+):m/e=522
LC/MS保持時間[分]=0.97
(実施例2)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(ジメチル−モルフォリン−4−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
例えば、シス−2,6−ジメチルモルフォリン2mlを用いて、記載されているように、表題化合物を調製した。原材料を調製用HPLCにより精製した。(C18逆相カラム、水(0.1%トリフルオロ酢酸)/アセトニトリル勾配による溶出)収量:25mg。
MS(ES+):m/e=550
LC/MS保持時間[分]=1.04
(実施例3)
2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
シクロペンチルアミン2mlを使用して、実施例2について記載されているように表題化合物を調製した。収量:18mg。
MS(ES+):m/e=520
LC/MS保持時間[分]=1.11
(実施例4)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
N−メチルピロリドン1ml中の2,2,2−トリフルオロエチルアミン2mlを使用して、実施例2に記載されているように表題化合物を調製した。
収量:10mg。
MS(ES+):m/e=534
LC/MS保持時間[分]=1.57
(実施例5)
2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
ジエチルアミン2mlを使用して、実施例2に記載されているように表題化合物を調製した。収量:12mg。
MS(ES+):m/e=508
LC/MS保持時間[分]=1.05
(実施例6)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−チオモルフォリン−4−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド100mg(0.21mmol)(原材料、前述のとおり)及びチオモルフォリン2mlを使用して、実施例2に記載されているように表題化合物を調製した。収量:26mg。
MS(ES+):m/e=538
LC/MS保持時間[分]=0.94
(実施例7)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−ピロリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
ピロリジン2mlを使用して、実施例6に記載されているように表題化合物を調製した。収量:24mg。
MS(ES+):m/e=506
LC/MS保持時間[分]=1.05
(実施例8)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
N−メチルピペラジン2mlを使用して、実施例2に記載されているように表題化合物を調製した。収量:16mg。
MS(ES+):m/e=535
LC/MS保持時間[分]=1.01
(実施例9)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
ピペリジン2mlを使用して、実施例2に記載されているように表題化合物を調製した。収量:20mg。
MS(ES+):m/e=520
LC/MS保持時間[分]=0.92
(実施例10)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
2−(アミノメチル)−ピリジン2mlを使用して、実施例6に記載されているように表題化合物を調製した。収量:35mg。
MS(ES+):m/e=543
LC/MS保持時間[分]=1.18
(実施例11)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
3−(アミノメチル)−ピリジン2mlを使用して、実施例6に記載されているように表題化合物を調製した。収量:32mg。
MS(ES+):m/e=543
LC/MS保持時間[分]=0.87
(実施例12)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−4−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
4−(アミノメチル)−ピリジン2mlを使用して、実施例6に記載されているように表題化合物を調製した。収量:35mg。
MS(ES+):m/e=543
LC/MS保持時間[分]=0.97
(実施例13)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
エタノールアミン2mlを使用して、実施例6に記載されているように表題化合物を調製した。収量:36mg。
MS(ES+):m/e=496
LC/MS保持時間[分]=0.82
(実施例14)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−メトキシ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
2−メトキシエチルアミン2mlを使用して、実施例6に記載されているように表題化合物を調製した。収量:33mg。
MS(ES+):m/e=510
LC/MS保持時間[分]=1.14
(実施例15)
2−ジメチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
ジメチルアミンDMFの2Mの溶液2mlを使用して、実施例6に記載されているように表題化合物を調製した。収量:12mg。
MS(ES+):m/e=480
LC/MS保持時間[分]=0.85
(実施例16)
2−(シアノメチル−アミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
アミノアセトニトリル2mlを使用して、実施例6に記載されているように表題化合物を調製した。収量:18mg。
MS(ES+):m/e=491
LC/MS保持時間[分]=1.20
(実施例17)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド150mg(0.21mmol)(原材料、前述のとおり)及び4−メチルピペリジン1mlを使用して、実施例2に記載されているように表題化合物を調製した。収量:30mg。
MS(ES+):m/e=534
LC/MS保持時間[分]=1.07
(実施例18)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−[1,4]ジアゼパン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
N−メチルホモピペラジン1mlを使用して、実施例17に記載されているように表題化合物を調製した。収量:60mg。
MS(ES+):m/e=549
LC/MS保持時間[分]=0.87
(実施例19)
2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
tert−ブチルアミン1mlを使用して、実施例17に記載されているように表題化合物を調製した。収量:52mg。
MS(ES+):m/e=508
LC/MS保持時間[分]=0.92
(実施例20)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(1,2,2−トリメチル−プロピルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
2−アミノ−3,3−ジメチルブタン1mlを使用して、実施例17に記載されているように表題化合物を調製した。収量:60mg。
MS(ES+):m/e=536
LC/MS保持時間[分]=1.13
(実施例21)
({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−酢酸メチルエステル;トリフルオロ酢酸との化合物
DMF中の、グリシンメチルエステル塩酸塩及びヒューニッヒ塩基を使用して、実施例17に記載されているように表題化合物を調製した。
MS(ES+):m/e=524
LC/MS保持時間[分]=0.92
(実施例22)
2−(2,2−ジフルオロ−エチルアミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
2,2−ジフルオルエチルアミン1mlを使用して、実施例17に記載されているように表題化合物を調製した。収量:50mg。
MS(ES+):m/e=516
LC/MS保持時間[分]=1.03
(実施例23)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4,4−ジメチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド100mg(原材料、前述のとおり)及び4,4−ジメチルピペリジン15mgを使用して、実施例1eに記載されているように表題化合物を調製した。収量:2.5mg。
MS(ES+):m/e=548
LC/MS保持時間[分]=1.09
(実施例24)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−トリフルオロメチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
4−(トリフルオルメチル)ピペリジン1mlを使用して、実施例1eに記載されているように表題化合物を調製した。
MS(ES+):m/e=588
LC/MS保持時間[分]=1.30
(実施例25)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[1,4]オキサゼパン−4−イル−アセトアミド
塩酸ホモモルフォリン1ml及びヒューニッヒ塩基を使用して、実施例1eに記載されているように表題化合物を調製した。収量:10mg。
MS(ES+):m/e=536
LC/MS保持時間[分]=0.91
(実施例26)
1−{[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−ピロリジン−3−カルボン酸メチルエステル
1ml中のメチル−3−ピロリジンカルボン酸1mlを使用して実施例1eに記載されているように表題化合物を調製した。収量:22mg。
MS(ES+):m/e=564
LC/MS保持時間[分]=1.11
(実施例27)
2−アゼチジン−1−イル−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミド
DMF1ml中のアセチジン1mlを使用して、実施例6に記載されているように表題化合物を調製した。収量:85mg。
MS(ES+):m/e=492
LC/MS保持時間[分]=0.88
(実施例28)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−フルオロ−エチルアミノ)−アセトアミド
2−フルオロエチルアミン塩酸塩及びヒューニッヒ塩基を使用して、実施例1eに記載されているように表題化合物を調製した。収量:10mg。
MS(ES+):m/e=498
LC/MS保持時間[分]=0.93
(実施例29)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(2−メトキシ−エチル)−メチル−アミノ]−アセトアミド
N−(2−メトキシエチル)−メチルアミン1mlを使用して、実施例1eに記載されているように表題化合物を調製した。収量:10mg。
MS(ES+):m/e=524
LC/MS保持時間[分]=0.91
(実施例30)
({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−酢酸トリフルオロアセタート
({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−酢酸メチルエステルトリフルオロアセタート100mg(0.16mmol)を、ジオキサン/水(9/1)5ml中に溶解し、水酸化リチウム9.3mg(0.39mmol)で処理した。50℃で1時間撹拌した後、溶媒を蒸発させ、調製用HPLCによって残留物を精製した。(C18逆相カラム、水(0.1%トリフルオロ酢酸)/アセトニトリル勾配で溶出)収量:10mg。
MS(ES+):m/e=510
LC/MS保持時間[分]=0.93
(実施例31)
2−シクロヘキシルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド200mg(0.43mmol)及びクロロヘキシルアミン1mlを使用して、実施例2に記載されているように表題化合物を調製した。収量:90mg。
MS(ES+):m/e=534
LC/MS保持時間[分]=1.09
(実施例32)
2−シクロプロピルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド250mg(0.53mmol)、シクロプロピルアミン1ml及びDMF1mlを使用して、実施例2に記載されているように表題化合物を調製した。収量:85mg。
MS(ES+):m/e=492
LC/MS保持時間[分]=0.89
(実施例33a)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アクリルアミド
3−(3−アミノ−4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン1000mg(2.54mmol)を1,2−ジクロロエタン25ml中に溶解した。混合物を−20℃まで冷却し、1,2−ジクロロエタン5ml中の塩化アクリル酸272mg(3.00mmol)で処理した。前記混合物を室温に到達させた後、無水になるまで蒸発させた。さらに精製することなく原材料を使用した。
MS(ES+):m/e=
(実施例33b)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−モルフォリン−4−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アクリルアミド50mg(原材料、前述のとおり)を、モルフォリン1ml中に溶解し、室温で1時間撹拌した。その後、混合物を氷上へ注ぎ、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を無水になるまで蒸発させ、残留物を調製用HPLCによって精製した。(C18逆相カラム、水(0.1%トリフルオロ酢酸)/アセトニトリル勾配で溶出)収量:13.5mg。
MS(ES+):m/e=536
LC/MS保持時間[分]=0.93
(実施例34)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(ジメチル−モルフォリン−4−イル)−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
2,6−ジメチルモルフォリン1mlを使用して、実施例33bに記載されているように表題化合物を調製した。収量:57mg。
MS(ES+):m/e=564
LC/MS保持時間[分]=1.05
(実施例35)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アクリルアミド200mg(原材料、前述のとおり)及びN−メチルピペラジン1mlを使用して、実施例33bに記載されているように表題化合物を調製した。収量:85mg。
MS(ES+):m/e=549
LC/MS保持時間[分]=0.82
(実施例36)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピペリジン−1−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
ピペリジン1mlを使用して、実施例35に記載されているように表題化合物を調製した。収量:118mg。
MS(ES+):m/e=534
LC/MS保持時間[分]=0.99
(実施例37)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−チオモルフォリン−4−イルプロピオンアミドトリフルオロアセタート
チオモルフォリン1mlを使用して、実施例35に記載されているように表題化合物を調製した。収量:105mg。
MS(ES+):m/e=552
LC/MS保持時間[分]=1.02
(実施例38)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピロリジン−1−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
ピロリジン1mlを使用して、実施例35に記載されているように表題化合物を調製した。収量:100mg。
MS(ES+):m/e=520
LC/MS保持時間[分]=0.98
(実施例39)
3−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
シクロペンチルアミン1mlを使用して、実施例35に記載されているように表題化合物を調製した。収量:65mg。
MS(ES+):m/e=534
LC/MS保持時間[分]=1.08
(実施例40)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−プロピオンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
トリフルオルエチルアミン1mlを使用して、実施例35に記載されているように表題化合物を調製した。収量:49mg。
MS(ES+):m/e=548
LC/MS保持時間[分]=1.02
(実施例41)
3−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
ジエチルアミン1mLを使用して、実施例35に記載されているように表題化合物を調製した。収量:75mg。
MS(ES+):m/e=522
LC/MS保持時間[分]=1.00
(実施例42a)
4−イソプロピル−3−ニトロアニリン
4−イソプロピル−アニリン25g(185mmol)を濃硫酸260ml中に溶解し、−5℃の硝酸(65%)17.9gで処理した。混合物を、0℃で0.5時間撹拌した後、反応混合物を氷水へと注ぎ、ろ過を介して、沈殿生成物を回収し脱水した。得られた生成物23.8gは本質的に純粋であり、さらに精製することなく、その後の段階のために使用した。
MS(ES+):m/e=181
LC/MS保持時間[分]=1.96
(実施例42b)
5,5−ジメチル−3−(3−ニトロ−4−イソプロピルフェニル)−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
1,2−ジクロロエタン50ml中のジホスゲン6.04g(30mmol)を、−20℃で、1,2−ジクロロエタン20ml中の3−ニトロ−4−イソプロピル−アニリン2g(11.1mmol)の溶液で処理した。混合物を室温に戻した後、50℃まで5時間加熱した。一晩放置した後、溶媒を蒸発させ、残留した油をTHF40mlに採取した。THF30ml中の2−メチル−2−[(ピリジン−4−イルメチル)−アミノ]−プロピオン酸メチルエステル3.93g(18.7mmol)を添加し、混合物を6時間還流した。溶媒を蒸発させ、残留物を酢酸エチル中に採取し、水で洗浄した。有機相を脱水し、溶媒を蒸発させ、調製用HPLCにより残留物を精製した。(C18逆相カラム、水(0.1%トリフルオロ酢酸)/アセトニトリルの勾配で溶出)収量:2.7g。
MS(ES+):m/e=441
LC/MS保持時間[分]=1.67
(実施例42c)
3−(3−アミノ−4−イソプロピル−フェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
5,5−ジメチル−3−(3−ニトロ−4−イソプロピル−フェニル)−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン2.64g(6.90mmol)を酢酸50ml中に溶解した。亜鉛粉7.22gを一部添加し、その間温度を45℃未満に維持した。室温で1時間、混合物を撹拌した後、水100mlで希釈し、6Nの水酸化ナトリウム溶液でアルカリにし、塩化メチレンで抽出した。分離する亜鉛塩を、セライト上でのろ過により除去した。合わせた有機相の蒸発により、1.53gの生成物が得られ、さらに精製せずに使用した。
MS(ES+):m/e=353
LC/MS保持時間[分]=0.91
(実施例42d)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド
3−(3−アミノ−4−イソプロピル−フェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン1.37mg(3.89mmol)及びヒューニッヒ塩基528mg(4.08mmol)を、1,2−ジクロロエタン50ml中に溶解した。混合物を−20℃まで冷却し、1,2−ジクロロエタン20ml中のクロロアセチルクロリド439mg(3.89mmol)の溶液で処理した。0℃で1時間撹拌した後、エタノール性塩酸25mlを添加し、混合物を無水になるまで蒸発させた。ヒューニングの(huening’s)塩基塩酸塩を含有する原材料をさらに精製せずに使用した。
(実施例42e)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−モルフォリン−4−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド150mg(前述のとおりの原材料)及び適切なアミン1mlを使用して、実施例6に記載されているとおり表題化合物を調製した。原材料を調製用HPLCにより精製した。(C18逆相カラム、水(0.1%トリフルオロ酢酸)/アセトニトリル勾配で溶出)収量:70mg。
MS(ES+):m/e=480
LC/MS保持時間[分]=0.95
(実施例43)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド150mg(前述のとおりの原材料)及び適切なアミンの1mlを使用して、実施例2に記載されているように表題化合物を調製した。前記原材料を調製用HPLCにより精製した。(C18逆相カラム、水(0.1%トリフルオロ酢酸)/アセトニトリル勾配で溶出)収量:80mg。
MS(ES+):m/e=478
LC/MS保持時間[分]=0.96
(実施例44)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド150mg(前述のとおりの原材料)及び適切なアミンの1mlを使用して、実施例2に記載されているように表題化合物を調製した。前記原材料を調製用HPLCにより精製した。(C18逆相カラム、水(0.1%トリフルオロ酢酸)/アセトニトリル勾配で溶出)収量:30mg。
MS(ES+):m/e=491
LC/MS保持時間[分]=0.94
(実施例45)
2−ジメチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド150mg(前述のとおりの原材料)及びDMF中のジメチルアミンの1M溶液1mlを使用して、実施例6に記載されているとおり表題化合物を調製した。原材料を調製用HPLCにより精製した。(C18逆相カラム、水(0.1%トリフルオロ酢酸)/アセトニトリル勾配で溶出)収量:25mg。
MS(ES+):m/e=438
LC/MS保持時間[分]=0.98
(実施例46)
2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド150mg(前述のとおりの原材料)及び適切なアミンの1mlを使用して、実施例6に記載されているとおり表題化合物を調製した。前記原材料を調製用HPLCにより精製した(C18逆相カラム、水(0.1%トリフルオロ酢酸)/アセトニトリル勾配で溶出)収量:65mg。
MS(ES+):m/e=466
LC/MS保持時間[分]=1.00
(実施例47)
2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド150mg(前述のとおりの原材料)及び適切なアミンの1mlを使用して、実施例2に記載されているとおり表題化合物を調製した。前記原材料を調製用HPLCにより精製した。(C18逆相カラム、水(0.1%トリフルオロ酢酸)/アセトニトリル勾配で溶出)収量:50mg。
MS(ES+):m/e=466
LC/MS保持時間[分]=0.91
(実施例48)
2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−クロロ−アセトアミド150mg(前述のとおりの原材料)及び適切なアミンの1mlを使用して、実施例2に記載されているとおり表題化合物を調製した。前記原材料を調製用HPLCにより精製した。(C18逆相カラム、水(0.1%トリフルオロ酢酸)/アセトニトリル勾配により溶出)収量:50mg
MS(ES+):m/e=478
LC/MS保持時間[分]=1.08
(実施例49)
1−メチル−ピペリジン−4−カルボン酸[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アミド、トリフルオロアセタート
1−メチル−ピペリジン−4−カルボン酸塩酸塩48mg(0.26mmol)を塩化チオニル5ml中に溶解し、30分間、加熱還流した。過剰の塩化チエニルを蒸発により除去し、得られた酸塩化物を塩化メチレン5ml中に溶解した。この溶液を3−(3−アミノ−4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン100mg(0.25mmol)及びヒューニッヒの(huenig’s)塩基111mg(0.68mmol)の溶液へ添加し、混合物を室温で一晩撹拌し、1時間加熱還流した。前記混合物を飽和炭酸水素ナトリウム溶液上に注ぎ、酢酸エチルで抽出した後、脱水し、蒸発させた。調製用HPLCにより残留物を精製した。(C18逆相カラム、水(0.1%トリフルオロ酢酸)/アセトニトリル勾配で溶出)収量:10mg。
MS(ES+):m/e=520
LC/MS保持時間[分]=0.86
(実施例50)
1−メチル−ピペリジン−3−カルボン酸[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アミド;トリフルオロ酢酸との化合物
1−メチル−ピペリジン−3−カルボン酸塩酸塩270mg(1.50mmol)を塩化メチレン20ml中に懸濁した。塩化オキサリル216mg(1.70mmol)の後にDMF11mgを添加し、混合物を室温で15時間撹拌した。溶媒を蒸発により除去した。得られた酸塩化物塩酸塩30mg(0.15mmol)へ、塩化メチレン3ml中の3−(3−アミノ−4−トリフルオルメトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−ピペリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン39mg(0.10mmol)及びDMAP12mg(0.10mmol)の溶液を付与した。室温で2時間撹拌した後。希釈した炭酸水素ナトリウム溶液へ混合物を注ぎ、塩化メチレンで抽出した後、脱水及び蒸発させた。調製用HPLCにより残留物を精製した。(C18逆相カラム、水(0.1%トリフルオロ酢酸)/アセトニトリル勾配で溶出)収量:8mg。
MS(ES+):m/e=520
LC/MS保持時間[分]=0.92
(実施例51a)
2−(2,2−ジエトキシ−エトキシ)−1−メトキシ−4−ニトロ−ベンゼン
N,N−ジメチルホルムアミド75ml中の2−メトキシ−5−ニトロ−フェノール、9.61gの2−ブロモ−1,1−ジエトキシ−エタン7.50g及び炭酸セシウム15.89gの懸濁液を100℃で4時間撹拌した。室温まで冷却した後、水酸化ナトリウムの1%水溶液で反応混合物を処理し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。減圧下での溶媒のろ過及び濃縮の後、酢酸エチルとn−ヘプタンの混合物中に残留物を溶解した。減圧下で酢酸エチルを除去した後、得られた残留物をろ過し、透明な溶液を減圧下で濃縮した。残留物をさらに精製せずにその後の反応へ直接供した。収量:9,45g。
MS(ES+):m/e=−
1H−NMR(250MHz,DMSO/TMS):d=7.92(d,1H);7.82(s,1H);7.19(d,1H);4.83(t,1H);4.08(d,2H);3.90(s,3H);3.62(m,4H);1.13(t,6H)
(実施例51b)
3−(2,2−ジエトキシ−エトキシ)−4−メトキシ−フェニルアミン
メタノール150ml中の2−(2,2−ジエトキシ−エトキシ)−1−メトキシ−4−ニトロ−ベンゼン10,70g及び炭素上の10%パラジウム1,20gの混合物を、水素雰囲気下で2時間撹拌した。化学溶出カートリッジを通じて反応混合物をろ過し、化合物をさらなるメタノールで溶出した。減圧下で濃縮した後、残留物をさらに精製せずにその後の反応へ直接供した。収量:7.90g。
1H−NMR(400MHz,DMSO/TMS):d=6.65(d,1H);6.28(d,1H);6.09(dd,1H);4.77(t,1H);4.66(s,2H);3.83(d,2H);3.62(m,7H);1.14(t,6H)
(実施例51c)
3−[3−(2,2−ジエトキシ−エトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
テトラヒドロフラン4ml中のジ−イミダゾール−1−イル−メタノン317mg及びイミダゾール20mgの溶液へ、テトラヒドロフラン2ml中の3−(2,2−ジエトキシ−エトキシ)−4−メトキシ−フェニルアミン500mgの溶液を0℃でゆっくり添加した。0℃で1時間撹拌した後、2−メチル−2−[(キノリン−4−イルメチル)−アミノ]−プロピオン酸メチルエステル505mgを添加し、反応混合物を室温へと加温した。室温で2時間撹拌した後、溶液を70℃で2時間加熱した。室温へ冷却した後、混合物の溶媒を減圧下で除去し、残留物調製用HPLCにより精製した(C18逆相カラム、0.1%トリフルオロ酢酸を有する水/アセトニトリル勾配で溶出)。溶液の凍結乾燥によって白色固体が生じた。収量:300mg。
MS(ES+):m/e=508
1H−NMR(400MHz,DMSO/TMS):d=8.88(d,1H);8.27(d,1H);8.08(d,1H);7.83(t,1H);7.70(t,1H);7.59(d,1H);7.16(s,1H);7.09(d,1H);7.03(d,1H);5.13(s,2H);4.84(t,1H);3.95(d,2H);3.82(s,3H);3.69(m,2H);3.56(m,2H);1.43(s,6H);1.15(t,6H)
(実施例51d)
[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−メトキシ−フェノキシ]−アセトアルデヒド
3−[3−(2,2−ジエトキシ−エトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン410mgを、1,4−ジオキサン8ml中に溶解し、塩酸の1N水溶液2.05mlを添加した。混合物を80℃で2時間撹拌した。減圧下で溶媒を除去すると、白色固体を生じ、これをトルエンで2回同時蒸発させた。収量:340mg。
MS(ES+):m/e=434
1H−NMR(400MHz,DMSO/TMS):d=9.70(s,1H);9.15(d,1H);8.50(d,1H);8.35(d,1H);8.10(t,1H);8.02(d,1H);7.95(t,1H);7.10(m,3H);5.33(s,2H);4.82(s,2H);3.84(s,3H);1.48(s,6H)
(実施例51e)
3−[4−メトキシ−3−(2−モルフォリン−4−イル−エトキシ)−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
1,2−ジクロロエタン1ml中の[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−メトキシ−フェノキシ]−アセトアルデヒド20mgの溶液を、モルフォリン8.02mg及びトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム14.62mgで処理した。反応混合物を16時間撹拌した後、溶媒を減圧下で除去した。残留物を調製用HPLCにより精製した(C18逆相カラム、0.1%トリフルオロ酢酸を有する水/アセトニトリルの勾配で溶出)。溶液の凍結乾燥により白色固体を生じた。生成物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た。収量:8.6mg。
MS(ES+):m/e=505
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=9.98(s,1H);8.89(d,1H);8.37(d,1H);8.09(d,1H);7.84(t,1H);7.72(t,1H);7.63(d,1H);7.15(m,3H);5.15(s,2H);4.35(t,2H);4.03(m,2H);3.85(s,3H);3.73(m,2H);1.44(s,6H)
(実施例52)
3−[4−メトキシ−3−(2−モルフォリン−4−イル−エトキシ)−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
出発材料としての[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−メトキシ−フェノキシ]−アセトアルデヒド70mgと、モルフォリンに代わる対応するアミンを使用することによって、実施例51eと同様に以下の化合物を調製した。生成物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た。
収量:44mg。
MS(ES+):m/e=503
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=9.31(s,1H);8.94(d,1H);8.32(d,1H);8.12(d,1H);7.88(t,1H);7.75(t,1H);7.68(d,1H);7.15(m,3H);5.18(s,2H);4.32(t,2H);3.85(s,3H);3.06(m,2H);1.85(m,2H);1.69(m,4H);1.45(s,6H)
(実施例53)
3−{メトキシ−3−[2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:50mg。
MS(ES+):m/e=518
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.93(d,1H);8.32(d,1H);8.12(d,1H);7.88(t,1H);7.75(t,1H);7.68(d,1H);7.10(m,3H);5.16(s,2H);4.15(m,2H);3.82(s,3H);3.05(m,2H);2.78(s,3H);1.44(s,6H)
(実施例54)
3−{4−メトキシ−3−[2−(2−メトキシ−エチルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
生成物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た。収量:23,4mg。
MS(ES+):m/e=493
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.92(d,1H);8.73(m,2H);8.29(d,1H);8.10(d,1H);7.85(t,1H);7.73(t,1H);7.64(d,1H);7.15(m,3H);5.15(s,2H);4.25(t,2H);3.84(s,3H);3.40(m,2H);3.33(s,3H);3.28(m,2H);1.44(s,6H)
(実施例55)
3−[3−(2−シクロペンチルアミノ−エトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
生成物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た。収量:53.2mg。
MS(ES+):m/e=503
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.92(d,1H);8.70(m,2H);8.29(d,1H);8.10(d,1H);7.85(t,1H);7.73(t,1H);7.64(d,1H);7.15(m,3H);5.16(s,2H);4.23(t,2H);3.85(s,3H);3.37(m,2H);2.02(m,2H);1.72(m,2H);1.58(m,4H);1.44(s,6H)
(実施例56)
3−(4−メトキシ−3−{2−[(5−メチル−イソキサゾール−3−イルメチル)−アミノ]−エトキシ}−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
生成物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た。収量:60.1mg。
MS(ES+):m/e=530
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=9.43(m,2H);8.90(d,1H);8.30(d,1H);8.10(d,1H);8.85(t,1H);7.73(t,1H);7.64(d,1H);7.15(m,3H);6.42(s,1H);5.16(s,2H);4.44(s,2H);4.28(t,2H);3.85(s,3H);2.45(s,3H);1.44(s,6H)
(実施例57)
3−(3−{2−[(フラン−2−イルメチル)−アミノ]−エトキシ}−4−メトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
生成物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た。収量:17.6mg。
MS(ES+):m/e=515
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=9.23(m,2H);8.91(d,1H);8.29(d,1H);8.10(d,1H);7.85(t,1H);7.83(dd,1H);7.73(t,1H);7.64(d,1H);7.15(m,3H);6.68(d,1H);6.55(dd,1H);5.16(s,2H);4.39(m,2H);4.24(t,2H);3.85(s,3H);1.44(s,6H)
(実施例58)
3−(4−メトキシ−3−{2−[(5−メチル−ピラジン−2−イルメチル)−アミノ]−エトキシ}−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
生成物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た。収量:27.5mg。
MS(ES+):m/e=541
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=9.33(m,2H);8.93(d,1H);8.67(s,1H);8.63(s,1H);8.29(d,1H);8.11(d,1H);7.87(t,1H);7.75(t,1H);7.66(d,1H);7.15(m,3H);5.16(s,2H);4.52(m,2H);4.30(t,2H);3.85(s,3H);2.55(s,3H);1.44(s,6H)
(実施例59)
3−{4−メトキシ−3−[2−(2−モルフォリン−4−イル−エチルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
出発材料としての[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−メトキシ−フェノキシ]−アセトアルデヒド80mgとモルフォリンに代わる対応するアミンを使用することによって、実施例51eと同様に以下の化合物を調製した。収量:14.4mg。
MS(ES+):m/e=548
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.91(d,1H);8.29(d,1H);8.11(d,1H);7.85(t,1H);7.73(t,1H);7.63(d,1H);7.15(m,3H);5.16(s,2H);4.26(t,2H);3.85(s,3H);1.44(s,6H)
(実施例60)
3−{4−メトキシ−3−[2−(2−ピリジン−4−イル−エチルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
生成物をそのトリフルオロ酢酸として得た。収量:26.2mg。
MS(ES+):m/e=540
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.93(d,1H);8.86(m,2H);8.68(d,2H);8.30(d,1H);8.11(d,1H);7.85(t,1H);7.74(t,1H);7.65(d,1H);7.55(d,2H);7.15(m,3H);5.16(s,2H);4.26(t,2H);3.80(s,3H);3.10(t,2H);1.44(s,6H)
(実施例61)
3−[4−メトキシ−3−(2−ピロリジン−1−イル−エトキシ)−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
生成物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た。収量:42.5mg
MS(ES+):m/e=489
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=10.05(s,1H);8.91(d,1H);8.70(s,1H);8.28(d,1H);8.10(d,1H);7.85(t,1H);7.72(t,1H);7.64(d,1H);7.15(m,3H);5.15(s,2H);4.29(t,2H);3.85(s,3H);3.20−3.05(m,6H);2.10−1.80(m,4H);1.44(s,6H)
(実施例62)
3−{3−[2−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−エトキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:10.3mg。
MS(ES+):m/e=479
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.90(d,1H);8.65(m,2H);8.29(d,1H);8.10(d,1H);7.85(t,1H);7.73(t,1H);7.63(d,1H);7.15(m,3H);5.15(s,2H);4.25(t,2H);3.83(s,3H);3.70(t,2H);3.41(m,2H);3.15(m,2H);1.44(s,6H)
(実施例63)
3−[3−(2−エチルアミノ−エトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:18.1mg。
MS(ES+):m/e=463
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.90(d,1H);8.58(m,2H);8.29(d,1H);8.10(d,1H);7.85(t,1H);7.73(t,1H);7.63(d,1H);7.15(m,3H);5.15(s,2H);4.21(t,2H);3.85(s,3H);3.38(t,2H);3.08(q,2H);1.45(s,6H);1.23(t,3H)
(実施例64)
3−(4−メトキシ−3−{2−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−エトキシ}−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:46.7mg。
MS(ES+):m/e=526
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=9.30(s,1H);8.92(d,1H);8.66(m,1H);8.29(d,1H);8.11(d,1H);7.93(t,1H);7.85(t,1H);7.73(t,1H);7.65(d,1H);7.52(d,1H);7.45(m,1H);7.15(m,3H);5.15(s,2H);4.51(m,2H);4.30(t,2H);3.85(s,3H);3.46(m,2H);1.44(s,6H)
(実施例65)
3−(4−メトキシ−3−{2−[(チアゾール−2−イルメチル)−アミノ]−エトキシ}−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:37.8mg。
MS(ES+):m/e=532
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=9.55(s,1H);8.90(d,1H);8.27(d,1H);8.11(d,1H);7.97(d,1H);7.90(d,1H);7.85(t,1H);7.73(t,1H);7.65(d,1H);7.15(m,3H);5.15(s,2H);4.77(m,2H);4.29(t,2H);3.85(s,3H);1.44(s,6H)
(実施例66)
3−{4−メトキシ−3−[2−(2−ピリジン−3−イル−エチルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:41.2mg。
MS(ES+):m/e=540
1H−NMR(500MHZ,DMSO/TMS):d=8.92(d,1H);8.82(s,2H);8.59(m,2H);8.29(d,1H);8.11(d,1H);7.88(m,2H);7.75(t,1H);7.65(d,1H);7.55(m,1H);7.15(m,3H);5.17(s,2H);4.26(t,2H);3.81(s,3H);3.42(m,4H);3.05(m,2H);1.44(s,6H)
(実施例67)
3−(4−メトキシ−3−{2−[(ピリジン−4−イルメチル)−アミノ]−エトキシ}−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:39.8mg。
MS(ES+):m/e=526
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=9.28(s,2H);8.93(d,1H);8.71(d,2H);8.31(d,1H);8.12(d,1H);7.87(t,1H);7.75(t,1H);7.68(d,1H);7.59(d,2H);7.15(m,3H);5.18(s,2H);4.40(m,2H);4.27(t,2H);3.85(s,3H);3.43(m,2H);1.44(s,6H)
(実施例68)
3−{4−メトキシ−3−[2−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:42.6mg。
MS(ES+):m/e=519
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.90(d,1H);8.75(s,2H);8.29(d,1H);8.11(d,1H);7.85(t,1H);7.73(t,1H);7.64(d,1H);7.15(m,3H);5.15(s,2H);4.25(t,2H);3.93(m,2H);3.85(s,3H);3.43(m,2H);3.32(t,2H);2.00(m,2H);1.56(m,2H);1.44(s,6H)
(実施例69)
3−{3−[2−(2−ヒドロキシ−1−フェニル−エチルアミノ)−エトキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:15.2mg
MS(ES+):m/e=555
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=9.19(s,2H);8.90(d,1H);8.28(d,1H);8.11(d,1H);7.85(t,1H);7.73(t,1H);7.65(d,1H);7.58(d,2H);7.46(m,3H);7.15(m,3H);5.70(s,1H);5.15(s,2H);4.54(m,1H);4.25(5,2H);3.85(s,3H);3.28(m,2H);3.17(m,2H);1.43(s,6H)
(実施例70)
3−{4−メトキシ−3−[2−(1−メチル−ピペリジン−4−イルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
出発材料としての[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−メトキシ−フェノキシ]−アセトアルデヒド100mgと、モルフォリンに代わる4−アミノ−1−メチルピペリジンを使用することによって、実施例51eと同様に表題化合物を調製した。収量:25.0mg
MS(ES+):m/e=532
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.87(d,1H);8.25(d,1H);8.08(d,1H);7.82(t,1H);7.69(t,1H);7.59(d,1H);7.12(s,1H);7.07(d,1H);7.02(dd,1H);5.13(s,2H);4.00(t,2H);3.81(s,3H);2.91(t,2H);2.70(m,2H);2.45(m,1H);2.14(s,3H);1.92(m,2H);1.78(m,2H);1.43(s,6H);1.25(m,3H)
(実施例71b)
3−{2−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−メトキシ−フェノキシ]−エチルアミノ}−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
出発材料としての[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−メトキシ−フェノキシ]−アセトアルデヒド70mgと、モルフォリンに代わる3−アミノ−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステルを使用することによって、実施例51eと同様に表題化合物を調製した。生成物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た。収量:44mg。
MS(ES+):m/e=604
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.97(m,2H);8.90(d,1H);8.29(d,1H);8.10(d,1H);7.85(t,1H);7.73(t,1H);7.64(d,1H);7.15(m,3H);5.15(s,2H);4.24(t,2H);3.95(m,2H);3.85(s,3H);3.70−3.40(m,3H);3.29(m,2H);2.25(m,1H);2.09(m,1H);1.44(s,6H);1.41(s,9H)
(実施例71a)
3−{4−メトキシ−3−[2−(ピロリジン−3−イルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
メタノール中の塩酸の8N溶液2ml中の3−{2−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−メトキシ−フェノキシ]−エチルアミノ}−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル40mgの溶液を室温で1時間撹拌した。減圧下で溶媒を除去した後、水2ml及びアセトニトリル1mlの混合物中に残留物を溶解した。得られた混合物の凍結乾燥により白色気泡を生じた。生成物をその塩酸塩として得た。収量:25.1mg。
MS(ES+):m/e=504
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS);d=9.35(m,1H);9.26(m,1H);8.97(d,1H);8.34(d,1H);8.16(d,1H);7.93(t,1H);7.78(m,2H);7.15(m,3H);5.20(s,2H);4.29(t,2H);4.06(m,1H);3.85(s,3H);3.25(m,1H);2.36(m,1H);2.20(m,1H);1.45(s,6H)
(実施例72)
3−{3−[2−ヒドロキシ−3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−プロポキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
ジメチルスルホキシド1ml中のヨウ化トリメチルスルホキソニウム60.92mgの溶液へ、水素化ナトリウム6.64mgを室温で添加した。10分間撹拌した後、[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−メトキシ−フェノキシ]−アセトアルデヒド100mgを添加し、混合物を室温でさらに1時間撹拌した。減圧下で濃縮した後、酢酸エチル2mlと塩化アンモニウムの飽和水溶液2mlの間に、残留物を分配した。有機層を硫酸ナトリウム上で脱水した。ろ過後、溶媒を減圧下で除去した。エタノール1ml中に残留物を溶解し、テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミン23.37mgを添加した。得られた溶液を70℃で1時間撹拌した。室温まで冷却した後、混合物の溶媒を減圧下で除去し、調製用HPLC(C18逆相カラム、0.1%トリフルオロ酢酸を有する水/アセトニトリル勾配で溶出)によって残留物を精製した。溶液の凍結乾燥によって白色固体を生じた。収量:12.8mg。
MS(ES+):m/e=549
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.90(d,1H);8.55(m,2H);8.29(d,1H);8.10(d,1H);7.85(t,1H);7.73(t,1H);7.64(d,1H);7.08(m,3H);5.93(m,1H);5.15(s,2H);4.18(m,1H);3.95(m,4H);3.83(s,3H);3.20(m,1H);3.06(m,1H);1.95(m,2H);1.59(m,2H);1.43(s,6H)
(実施例73)
3−{3−[2−ヒドロキシ−3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロポキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
出発材料としての[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−メトキシ−フェノキシ]−アセトアルデヒド100mgと、テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミンに代わる1−メチル−ピペラジンを使用することによって、実施例72と同様に以下の化合物を調製した。収量:7.9mg。
MS(ES+):m/e=548
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.92(d,1H);8.29(d,1H);8.11(d,1H);7.85(t,1H);7.73(t,1H);7.65(d,1H);7.10(m,3H);5.15(s,2H);4.15(s,1H);3.95(d,2H);3.82(s,3H);2.75(m,2H);1.43(s,6H)
(実施例74)
3−(3−{2−ヒドロキシ−3−[(ピリジン−4−イルメチル)−アミノ]−プロポキシ}−4−メトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
出発材料としての[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−メトキシ−フェノキシ]−アセトアルデヒド100mgと、テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミンに代わるピリジン−4−イル−メチルアミンを使用することによって、実施例72と同様に以下の化合物を調製した。生成物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た。収量:10.2mg。
MS(ES+):m/e=556
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=9.13(s,2H);8.92(d,1H);8.69(d,2H);8.30(d,1H);8.10(d,1H);7.86(t,1H);7.73(t,1H);7.66(d,1H);7.57(d,2H);7.08(m,3H);5.15(s,2H);4.30(m,2H);4.22(m,1H);4.00(m,1H);3.95(m,1H);3.78(s,3H);3.23(m,1H);3.07(m,1H);1.44(s,6H)
(実施例75)
3−[3−(2−ヒドロキシ−3−モルフォリン−4−イル−プロポキシ)−4−メトキシ−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミンに代えて対応するアミンを使用することによって、実施例72と同様に以下の化合物を調製した。
収量:23.4mg。
MS(ES+):m/e=535
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.92(d,1H);8.30(d,1H);8.10(d,1H);7.86(t,1H);7.73(t,1H);7.65(d,1H);7.10(m,3H);6.03(m,1H);5.15(s,2H);4.34(m,1H);3.98(m,4H);3.83(s,3H);3.55−3.12(m,8H);1.44(s,6H)
(実施例76)
3−{3−[2−ヒドロキシ−3−(ピリジン−4−イルアミノ)−プロポキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:20.3mg。
MS(ES+):m/e=542
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.90(d,1H);8.30(d,1H);8.10(m,4H);7.85(t,1H);7.73(t,1H);7.64(d,1H);7.16(s,1H);7.13(d,1H);7.08(dd,1H);6.82(d,2H);5.70(m,1H);5.15(s,2H);4.39(m,1H);4.15(m,2H);4.00(m,1H);3.92(m,1H);3.74(s,3H);1.44(s,6H)
(実施例77)
3−{3−[2−ヒドロキシ−3−(1−メチル−ピペリジン−4−イルアミノ)−プロポキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミンに代えて4−アミノ−1−メチル−ピペリジンを使用することによって、実施例72と同様に以下の化合物を調製した。この場合、粗生成物をさらに、調製用HPLC(C18逆相カラム、0.1%トリフルオロ酢酸を有する水/アセトニトリル勾配で溶出)によって精製した。溶液の凍結乾燥により白色固体を生じた。収量:3.0mg。
MS(ES+):m/e=562
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.90(d,1H);8.77(m,1H);8.28(d,1H);8.10(d,1H);7.97(m,1H);7.84(t,1H);7.73(t,1H);7.62(d,1H);7.12(m,3H);5.95(m,1H);5.15(s,2H);4.50(m,1H);4.18(m,1H);4.00−2.70(m,8H);3.83(s,3H);3.18(s,3H);2.25(m,1H);2.06(m,2H);1.75(m,1H);1.44(s,6H)
(実施例78)
3−{3−[2−ヒドロキシ−3−(ピロリジン−3−イルアミノ)−プロポキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミンに代えて3−アミノ−ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを使用することによって、実施例72と同様に以下の化合物を調製した。この場合、粗生成物をメタノール中の塩酸の8N溶液2ml中に溶解し、得られた溶液を室温で1時間撹拌した。減圧下での溶媒の除去後、水2ml水とアセトニトリル1mlの混合物中に水を溶解した。溶液の凍結乾燥後、調製用HPLC(C18逆相カラム、0.1%トリフルオロ酢酸を有する水/アセトニトリル勾配で溶出)によって残留物をさらに精製した。溶液の凍結乾燥により白色固体を生じた。
収量:8.5mg。
MS(ES+):m/e=534
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=9.00(m,2H);8.90(d,1H);8.28(d,1H);8.10(d,1H);7.84(t,1H);7.73(t,1H);7.63(d,1H);7.12(m,3H);5.95(m,1H);5.15(s,2H);4.17(m,1H);3.99(m,3H);3.84(s,3H);3.25(m,2H);3.12(m,1H);2.34(m,1H);2.06(m,1H);1.44(s,6H)
(実施例79a)
3−(1−アセチル−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
Daniel Elbaumほかによって公表された手法に従って、1−(6−アミノ−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−インドール−1−イル)−エタノンを調製した。2−アミノ−チアゾール−5−カルボン酸メチルエステルに代えて、1−(6−アミノ−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−インドール−1−イル)−エタノン100mgを使用することによって、実施例51cと同様に表題化合物を調製した。収量:28mg。
MS(ES+):m/e=457
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.97(d,1H);8.34(d,1H);8.14(d,1H);8.08(s,1H);7.93(t,1H);7.77(m,2H);7.49(d,1H);7.12(d,1H);5.23(s,2H);3.93(s,2H);2.19(s,3H);1.45(s,6H);1.35(s,6H)
(実施例79b)
3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
3−(1−アセチル−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン230mgを、加工バイアル中の水5ml及び塩酸の2N水溶液5ml中に溶解した。テフロン隔壁で密閉した後、電子レンジ空洞の中にバイアルを設置し、マイクロ波に補助される加熱(Emrys Optimizer,Personal Chemistry)によって、反応混合物を120℃で15分間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、調製用HPLC(C18逆相カラム、0.1%トリフルオロ酢酸を有する水/アセトニトリル勾配で溶出)により残留物を精製した。溶液の凍結乾燥により白色固体を生じた。
MS(ES+):m/e=414
1H−
NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.97(d,1H);8.34(d,1H);8.15(d,1H);7.93(t,1H);7.69(t,1H);7.73(d,1H);7.18(d,1H);6.78(m,2H);5.20(s,2H);3.32(s,2H);1.44(s,6H);1.28(s,6H)
(実施例79c)
3−[3,3−ジメチル−1−(2−モルフォリン−4−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
1,2−ジクロロエタン1ml中の3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン50mgの溶液へ、エチル−ジイソプロピル−アミン0.04ml及びクロロアセチルクロリド13.67mgを0℃で添加した。0℃で1時間撹拌した後、10.5mgのモルフォリンを添加し、反応混合物を室温で1時間撹拌した。次に、10.5mgのモルフォリンを添加し、混合物を室温でさらに16時間撹拌した。減圧下で溶媒を除去した後、調製用HPLC(C18逆相カラム、0.1%トリフルオロ酢酸を有する水/アセトニトリル勾配で溶出)により残留物を精製した。溶液の凍結乾燥により白色固体を生じた。収量:26.0mg。
MS(ES+):m/e=542
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=10.28(m,1H);8.92(d,1H);8.28(d,1H);8.15(s,1H);8.11(d,1H);7.86(t,1H);7.73(t,1H);7.65(d,1H);7.48(d,1H);7.25(d,1H);5.17(s,2H);4.45(m,2H);3.90(m,6H);3.48(m,2H);3.23(m,2H);1.45(s,6H);1.38(s,6H)
(実施例80)
3−[3,3−ジメチル−1−(2−チオモルフォリン−4−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてチオモルフォリンを使用することによって、実施例79cと同様に以下の化合物を調製した。収量:12.5mg。
MS(ES+):m/e=558
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=9.95(m,1H);8.90(d,1H);8.28(d,1H);8.15(s,1H);8.10(d,1H);7.86(t,1H);7.73(t,1H);7.65(d,1H);7.48(d,1H);7.25(d,1H);5.17(s,2H);4.45(m,2H);3.90(s,2H);3.33(m,2H);3.10(m,2H);2.95(m,2H);1.45(s,6H);1.38(s,6H)
LC/UV/MS実験を、Waters1525ポンプ、Waters2488UV検出器、及びYMC J’sphere H80(30×2.1mm、4u、80A)カラムを使用する多重ESI−TOF質量分析計(Micromass MUX−LCT)で実施した。UVデータを220nm及び254nmで記録した。勾配分離のため、H2O+0.05%TFA及びACN+0.05%TFAを95:5(0分)対5:95(3.4分)対5.95(4.4分)の比で、1ml・分−1の流速で混合する。
(実施例81)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピルフェニル]−2−(4−メチルピペリジン−1−イル)アセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
実施例42eに記載されているとおり、表題化合物を調製した。
測定されたM+H+=492
LC/MS保持時間[分]=1.36
(実施例82)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピルフェニル]−2−(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)アセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
実施例42eに記載されているとおり、表題化合物を調製した。
測定されたM+H+=492
LC/MS保持時間[分]=1.17
(実施例83)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]ニコチンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
トリエチルアミン51mg(0.51mmol)及び塩化3−ニコチニル45mg(0.25mmol)を、THF5ml中の3−(3−アミノ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン100mg(0.25mmol)へ添加し、室温で6時間撹拌した。精密検査のため、混合物を水へ添加し、酢酸エチルで抽出し、乾燥及び濃縮した。調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により、残りの残留物を精製した。収量:50mg。
測定されたM+H+=500
LC/MS保持時間[分]=1.04
(実施例84)
2−(2,2−ジフルオロエチルアミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイマダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピルフェニル]アセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
ジフルオロエチルアミン1mlを使用して、実施例42eに記載されているように表題化合物を調製した。
収量:80mg。
測定されたM+H+=474
LC/MS保持時間[分]=0.95
(実施例85)
2−({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニルカルバモイル]メチル}アミノ)アセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
DMF5ml中の塩酸グリシンアミド69mg(0.63mmol)及びヒューニッヒ塩基162mg(1.26mmol)を使用して、実施例2に記載されているように表題化合物を調製した。
測定されたM+H+=509
LC/MS保持時間[分]=0.53
(実施例86)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−3−ピリジン−3−イルプロピオンアミド
2−ピリジルプロピオン酸1.0g(6.6mmol)を塩化メチレン20ml中に溶解し、塩化オキサリル1.92g(15.1mmol)及びDMFの3滴を添加し、混合物を室温で3.5時間撹拌し、最後に濃縮する。残りの酸塩化物塩酸塩78mg(0.38mmol)を塩化メチレン5ml中に溶解し、塩化メチレン7.5ml中の3−(3−アミノ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン100mg(0.25mmol)及びトリエチルアミン38.5mg(0.38mmol)の溶液へ添加する。室温で2.5時間撹拌した後、混合物を濃縮し、調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により、残りの残留物を精製する。炭酸水素ナトリウム溶液による処理によって、価値ある画分から遊離塩基を得る。
収量:40mg。
測定されたM+H+=528
LC/MS保持時間[分]=0.97
(実施例87)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−3−チアゾール−2−イルプロピオンアミドを、実施例86に記載されているように調製した。
測定されたM+H+=534
LC/MS保持時間[分]=1.15
(実施例88)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2−ピリジン−2−イルアセトアミド
2−ピリジル酢酸塩酸塩1.0g(5.8mmol)を塩化アセチル7.5ml中に溶解し、五塩化リン2.40g(11.5mmol)を添加し、混合物を一晩撹拌した。その後、混合物をアセトン670mgと混合し、固体としての沈殿物を吸引ろ過し、塩化アセチル及びジエチルエーテルで洗浄し、減圧下で脱水した。
ジクロロメタン5ml中に溶解した未精製酸塩化物73.1mg(0.38mmol)を、ジクロロメタン7.5ml中の3−(3−アミノ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイマダゾリジン−2,4−ジオン100mg(0.25mmol)及びトリエチルアミン39mg(0.38mmol)の溶液へ添加した。室温で2時間後、混合物を濃縮し、調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により、残存する残留物を精製する。炭酸水素ナトリウム溶液による処理によって、価値ある画分から遊離塩基を得る。
収量:40mg。
測定されたM+H+=514
LC/MS保持時間[分]=1.02
(実施例89)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2−(2−メチルベンジミダゾール−1−イル)アセトアミドを、実施例88に記載されているとおり調製した。
測定されたM+H+=567
LC/MS保持時間[分]=1.06
(実施例90)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2−ピリジン−3−イルアセトアミドを、実施例88に記載されているとおり調製した。
測定されたM+H+=514
LC/MS保持時間[分]=0.92
(実施例91)
3−[4−イソプロピルアミノ−3−(4−メチルピペラジン−1−カルボニル)フェニル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
a)N−(4−メチルピペラジン−1−イル)−2−イソプロピルアミノ−5−ニトロベンズアミド
3−ブロモ−5−ニトロ安息香酸メチル20g(77mmol)を、THFの200ml中に溶解し、イソプロピルアミン11.4g(192mmol)を滴下して添加し、混合物を60℃で16時間撹拌した。その後、沈殿を吸引ろ過し、ろ液を濃縮した。未精製材料20gが残存した。n−ブチルリチウム64ml(160mmol)(ヘキサン中の2.5m)を、0℃でN−メチルピペラジン76mlへ滴下して添加し、室温で1時間撹拌した後、THF100ml中の未精製中間体(約79mmol)19gの溶液を滴下して添加した。室温で1時間撹拌した後、水200mlを添加し、混合物を酢酸エチルで抽出する。有機相の濃縮及び乾燥後に残存する残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、9:1の塩化メチレン/メタノール)により精製する。収量:20g。
b)N−(4−メチルピペラジン−1−イル)−5−アミノ−2−イソプロピルアミノ−ベンズアミド
N−(4−メチルピペラジン−1−イル)−2−イソプロピルアミノ−5−ニトロベンズアミド2.0g(6.5mmol)を氷酢酸40ml中に溶解し、亜鉛粉末6.8gを45ないし50℃で徐々に添加した。精密検査のため、水40mlを添加し、混合物を酢酸エチルで1回抽出し、水性相をNaOHでアルカリ化し、混合物を塩化メチレンで繰り返し抽出した。乾燥及び濃縮後に残存する残留物(1.9g)を、さらに精製せずに次の反応に使用できた。
c)N−(4−メチルピペラジン−1−イル)−5−アミノ−2−イソプロピルアミノベンズアミドの使用により、実施例136a)に記載されている工程と同様に表題化合物を調製した。
測定されたM+H+=479
LC/MS保持時間[分]=0.85
(実施例92)
5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロポキシ−N−ピペリジン−4−イルメチルベンズアミド塩酸塩
2−クロロ−5−ニトロ安息香酸941mg(4.67mmol)を塩化チオニル10mlとともに、気体発生が終了するまで加熱還流した。その後、混合物を濃縮し、トルエンとともに2回同時蒸発させた。塩化メチレン10ml中に残留物を採取し、4−(アミノメチル)−1−Boc−ピペリジン1000mg(4.67mmol)及びトリエチルアミン567mg(5.6mmol)の溶液へ滴下して添加した。室温で1時間後、混合物を飽和炭酸水素ナトリウム溶液へと注ぎ、酢酸エチルで抽出し、乾燥及び濃縮した。
粗生成物1350mgを、0℃で、(イソプロパノール50mlへのNaH(96%)500mgの添加によって得られる)ナトリウムイソプロポキシド溶液へ添加し、混合物を室温で2時間撹拌した。室温で1時間後、混合物を氷上へ注ぎ、酢酸エチルで抽出し、乾燥及び濃縮した。
粗生成物1200mgを、Pd炭素20mgとともに、エタノール50ml中で水素化した。精密検査のため、混合物を吸引ろ過し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、塩化メチレン:メタノール=98:2)により濃縮及び精製した。収量:N−(ピペリジン−4−イルメチル)−5−アミノ−2−イソプロポキシベンズアミド920mg。
N−(ピペリジン−4−イルメチル)−5−アミノ−2−イソプロポキシベンズアミド50mgを、2−メチル−2−[(ピリジン−4−イルメチル)アミノ]プロピオン酸メチルと反応させることによって、実施例2と同様に表題化合物を得た。粗生成物をTFA水溶液とともに加熱することによってBOC基を脱離させ、粗生成物を調製用HPLCにより精製した。(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)。
収量:64mg。
測定されたM+H+=494
LC/MS保持時間[分]=0.93
(実施例93)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−3H−イミダゾール−4−カルボキサミド;トリフルオロ酢酸との化合物
イミダゾール−4−カルボン酸168mg(1.5mmol)をジクロロメタン5ml中に溶解し、塩化オキサリル216mg(1.7mmol)及びDMF11mg(0.15mmol)を添加し、混合物を室温で一晩撹拌し、最後に濃縮した。
ジクロロメタン3ml及びDMAP12mg(0.1mmol)中の3−(3−アミノ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン39mg(0.1mmol)の溶液を、残存する固体28mgへ添加し、混合物を2時間加熱還流した。精密検査のため、混合物を水へ添加し、アルカリ化し、CH2Cl2で抽出し、乾燥及び濃縮した。残存する残留物を、調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により精製した。
収量:30mg。
測定されたM+H+=489
LC/MS保持時間[分]=1.02
(実施例94)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−1−メチル−3−ピペリジンカルボキサミド;トリフルオロ酢酸との化合物を実施例93に記載されているように調製した。
測定されたM+H+=520
LC/MS保持時間[分]=0.92
(実施例95)
3−[3−(アセチジン−3−イルアミノ)−4−トリフルオロメトキシフェニル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン;トリフルオロ酢酸との化合物
3−(3−アミノ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン394mg(1mmol)をDMF1ml中に溶解し、炭酸カリウム166mg(1.2mmol)及びメタンスルホン酸1−(ジフェニルメチル)−3−アゼチジン413mg(1.3mmol)を添加し、混合物を80℃で5時間撹拌した。精密検査のため、混合物を氷水へ添加し、CH2Cl2で抽出し、乾燥及び濃縮した。調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により、残存する残留物を精製した。この方法で得られる中間体をメタノール3ml中に溶解し、5%Pd/C10mg及びギ酸アンモニウム50mg(0.8mmol)と混合し、2時間加熱還流した。ろ過及び蒸発後に残存する残留物を調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により精製した。
測定されたM+H+=450
LC/MS保持時間[分]=0.86
(実施例96)
3−[3−(2−ジメチルアミノエチルアミノ)−4−トリフルオロメトキシフェニル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イル−メチルイミダゾリジン−2,4−ジオン;トリフルオロ酢酸との化合物
a)N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2,2,2−トリフルオロアセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
3−(3−アミノ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イル−メチルイミダゾリジン−2,4−ジオン394mg(1.0mmol)を、4:1のジクロロメタン/ピリジン5ml中に溶解し、0℃まで冷却し、4:1のジクロロメタン/ピリジン5ml中に溶解した無水トリフルオロ酢酸252mg(1.2mmol)を、0℃で滴下して添加した。室温で撹拌した後、混合物を氷水へ添加し、CH2Cl2で抽出し、濃縮及び乾燥した。残存する残渣を調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により精製した。収量:550mg。
b)N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2,2,2−トリフルオロアセトアミド、TFA塩60mg(0.1mmol)を、酢酸エチル3ml、2−ジメチル(アミノ)エチルアミン・HCl18mg(0.13mmol)、炭酸カリウム69mg(0.5mmol)及び水の1滴を添加し、混合物を12時間加熱還流した。精密検査のため、混合物を水へ添加し、アルカリ化し、酢酸エチルで抽出し、乾燥及び濃縮した。残存する残留物を調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により精製する。収量:30mg。
測定されたM+H+=466
LC/MS保持時間[分]=0.98
(実施例97)
5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−3−[3−(2−ピロリジン−1−イルエチルアミノ)−4−トリフルオロメトキシフェニル]イミダゾリジン−2,4−ジオン;トリフルオロ酢酸との化合物
実施例96に記載されているように調製した。
測定されたM+H+=492
LC/MS保持時間[分]=1.03
(実施例98)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2,2,2−トリフルオロ−N−(2−ピペリジン−1−イルエチル)アセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
実施例96に記載されているように調製した。生成物の混合物の調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)によって、実施例97の主生成物に加えて、さらなる反応生成物として表題化合物が得られた。
測定されたM+H+=602
LC/MS保持時間[分]=1.26
(実施例99)
5,5−ジメチル−3−[3−(2−ピペリジン−1−イルエチルアミノ)−4−トリフルオロメトキシフェニル]−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例96に記載されているように調製した。
測定されたM+H+=506
LC/MS保持時間[分]=1.05
(実施例100)
3−[3−(2−ジイソプロピルアミノエチルアミノ)−4−トリフルオロメトキシフェニル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例96に記載されているように調製した。
測定されたM+H+=522
LC/MS保持時間[分]=1.14
(実施例101)
3−[3−(2−ジエチルアミノエチルアミノ)−4−トリフルオロメトキシフェニル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例96に記載されているように調製した。
測定されたM+H+=494
LC/MS保持時間[分]=0.99
(実施例102)
5,5−ジメチル−3−{3−[(2−メチルチアゾール−4−イルメチル)アミノ]−4−トリフルオロメトキシフェニル}−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例96に記載されているように調製した。
測定されたM+H+=506
LC/MS保持時間[分]=1.25
(実施例103)
3−[3−(1−シクロヘキシルアゼチジン−3−イルアミノ)−4−トリフルオロメトキシフェニル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
3−(3−アミノ−4−トリフルオロメトキシフェニル)5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン300mg(0.76mmol)を酢酸エチル15ml中に溶解し、1−シクロヘキシルアゼチジン−3−イルメタンスルホン酸オキサラート492mg(1.52mmol)及びK2CO3の631mg(4.56mmol)と混合し、4時間加熱還流した。反応を完了するため、1−シクロヘキシルアゼチジン−3−イルメタンスルホン酸オキサラートのさらなる49mg(0.15mmol)及びK2CO3の63mg(0.46mmol)を添加し、混合物を再度、2時間還流下で撹拌した。その後、混合物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲルの150g/95:5のCH2Cl2:CH3OH)により残留物を精製した。
収量:13mg。
測定されたM+H+=532
LC/MS保持時間[分]=1.12
(実施例104)
3−{5−tert−ブチル−1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン;トリフルオロ酢酸との化合物
a)2−(3−アミノ−5−tert−ブチルピラゾール−1−イル)−1−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタノン
3−アミノ−tert−ブチルピラゾール1.90g(13.7mmol)を、アルゴン下で無水DMF60ml、炭酸カリウム1.89g(13.7mmol)及び2−クロロ−1−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタノン1.96g(11.1mmol)中に溶解し、混合物を80℃で2時間撹拌した。反応を完了させるため、2−クロロ−1−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタノンのさらなる0.49g(2.6mmol)を添加し、混合物を80℃でさらに3.5時間撹拌した。精密検査のため、前記混合物を10%塩化ナトリウム溶液と混合し、酢酸エチルで抽出し、回転蒸発により乾燥及び濃縮した。残存する残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、塩化メチレン:メタノール=85:15)により精製する。
収量:1.85g。
2−メチル−2−[(ピリジン−4−イルメチル)アミノ]プロピオン酸メチル229mg(1.1mmol)を、0℃でアルゴン下においてTHF5ml中にまず付加し、1,1−カルボニルジイミダゾール196mg(1.2mmol)を添加し、混合物を0℃で15分間、及び室温で1時間撹拌した。その後、DMFの2.5ml中に溶解した2−(3−アミノ−5−tert−ブチルピラゾール−1−イル)−1−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタノン285mg(1.0mmol)を添加し、混合物を50℃で3時間及び75℃で1時間撹拌した。精密検査のため、混合物を濃縮し、水中に採取し、酢酸エチルで抽出し、乾燥及び濃縮した。残存する残留物を調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により精製した。
収量:35mg(TFA塩)
測定されたM+H+=482
LC/MS保持時間[分]=0.96
(実施例105)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメチル−スルファニルフェニル]−2−モルフォリン−4−イルアセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
a)5,5−ジメチル−3−(3−ニトロ−4−トリフルオロメチル−スルファニルフェニル)−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン;トリフルオロ酢酸塩
5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−3−(4−トリフルオロメチルスルファニルフェニル)イミダゾリジン−2,4−ジオン4.0g(7.9mmol)をアセトニトリル150ml中に溶解し、テトラフルオロホウ酸ニトロニウムの総量2.4g(18.1mmol)を0℃で数時間にわたって添加した。混合物を室温へゆっくり加熱した後、溶媒を除去し、残留物を水100ml中に採取し、濃アンモニア10mlで塩基性にし、塩化メチレンで抽出した。脱水、ろ過及び蒸発後に、残存する残留物を調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により精製した。
収量:表題化合物420mg(及び異性体の5,5−ジメチル−3−(2−ニトロ−4−トリフルオロメチル−スルファニルフェニル)−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン620mgも)
b)3−(3−ニトロ−4−トリフルオロメチル−スルファニルフェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン370mg(0.67mmol)を氷酢酸5ml中に溶解し、40℃の温度へと徐々に冷却しながら亜鉛粉末655mg(10.0mmol)を添加し、混合物を室温で1.5時間撹拌する。その後、混合物を水で希釈し、酸性溶液を少量の酢酸エチルで抽出する。残存する水性相を6MのNaOHでアルカリ化し、酢酸エチルで抽出し、乾燥及び濃縮する。
収量:270mg。
c)N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメチル−スルファニルフェニル]−2−モルフォリン−4−イルアセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
3−(3−アミノ−4−トリフルオロメチルスルファニル−フェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン100mg(0.24mmol)から出発して、実施例1d及び1eに記載の工程にしたがって本化合物を調製した。
収量:40mg。
測定されたM+H+=538
LC/MS保持時間[分]=1.1
(実施例106)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメチル−スルファニルフェニル]−2−ピペリジン−1−イルアセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
ピペリジン1mlを使用して、3−(3−アミノ−4−トリフルオロメチルスルファニル−フェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン47mg(0.11mmol)から出発して、実施例1d及びeに記載の工程にしたがって本化合物を調製した。
収量:7mg
測定されたM+H+=536
LC/MS保持時間[分]=1.05
(実施例107)
2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメチル−スルファニルフェニル]アセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
tert−ブチルアミン1mlを使用し、3−(3−アミノ−4−トリフルオロメチルスルファニル−フェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン47mg(0.11mmol)から出発して、実施例1d及びeに記載の工程にしたがって本化合物を調製した。
収量:5mg。
測定されたM+H+=524
LC/MS保持時間[分]=1.04
(実施例108)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2−モルフォリン−4−イルプロピオンアミド
まず、3−(3−アミノ−4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン125mg(0.32mmol)を、CH2Cl2の5ml中に加え、−20℃まで冷却し、ヒューニッヒの塩基43mg(0.34mmol)と混合し、塩化2−クロロプロピオニル48mgを滴下して添加した。40℃で2時間撹拌し一晩放置した後、エタノール性HCl1mlを添加し、脱水するまで混合物を濃縮した。モルフォリン1ml中に混合物を溶解し、100℃で2時間撹拌した。精密検査のため、混合物を水へ添加し、酢酸エチルで抽出し、乾燥及び濃縮した。残存する残留物を、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、塩化メチレン:メタノール=95:5)により精製する。
本方法で得られたラセミ化合物140mgをキラル調製用クロマトグラフィーにより分離した。
測定されたM+H+=536
LC/MS保持時間[分]=0.9
(実施例109)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2−モルフォリン−4−イルプロピオンアミド
実施例108に記載されているように調製。
測定されたM+H+=536
LC/MS保持時間[分]=0.92
(実施例110)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2−ピペリジン−1−イルプロピオンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
実施例108に記載されているように調製。
測定されたM+H+=534
LC/MS保持時間[分]=1
(実施例111)
2−シクロヘキシルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]プロピオンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
実施例108に記載されているように調製。
測定されたM+H+=548
LC/MS保持時間[分]=1.11
(実施例112)
2−シクロプロピルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]プロピオンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
実施例108に記載されているように調製。
測定されたM+H+=506
LC/MS保持時間[分]=0.97
(実施例113)
2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]プロピオンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
実施例108に記載されているように調製。
測定されたM+H+=534
LC/MS保持時間[分]=1.13
(実施例114)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2−(ピロリジン−3−イルアミノ)プロピオンアミド塩酸塩
実施例108に記載されているように調製。
測定されたM+H+=535
LC/MS保持時間[分]=0.89
(実施例115)
2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]プロピオンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
実施例108に記載されているように調製。
測定されたM+H+=522
LC/MS保持時間[分]=1.01
(実施例116)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2−(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)プロピオンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
実施例108に記載されているように調製。
測定されたM+H+=548
LC/MS保持時間[分]=1.36
(実施例117)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2−[1,4]オキサゼパン−4−イルプロピオンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
実施例108に記載されているように調製。
測定されたM+H+=550
LC/MS保持時間[分]=1.02
(実施例118)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2−[メチル−(1−メチルピロリジン−3−イル)アミノ]プロピオンアミド
実施例108に記載されているように調製。
測定されたM+H+=563
LC/MS保持時間[分]=0.97
(実施例119)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−3−ジメチルアミノ−4−メチルペンタミド
a)N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−4−メチルペント−2−エンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
4−メチル−2−ペンテンカルボン酸240mg(2.1mmol)を塩化メチレン3ml中にまず加え、塩化オキサリル794mg(6.3mmol)を0℃で添加した。室温で3時間撹拌した後、混合物を濃縮し、トルエンで2回同時蒸発させた。1,2−ジクロロエタン5ml中に溶解した本方法で得られた酸塩化物278mgを、−20℃で、1,2−ジクロロエタン10ml中の3−(3−アミノ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン500mg(1.27mmol)の溶液へ添加し、室温で1時間撹拌した。精密検査のため、回転蒸発によって混合物を濃縮し、残存する残留物を調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により精製した。収量:250mg。
b)N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−4−メチルペント−2−エンアミド(TFA塩)100mg(0.16mmol)を、DMF0.5ml中に溶解し、ジメチルアミン溶液(H2O中40%)1mlを添加し、混合物を50℃で8時間撹拌した。精密検査のため、混合物を回転蒸発により濃縮し、残存する残留物を調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により精製した。
収量:17mg。
測定されたM+H+=536
LC/MS保持時間[分]=1.03
(実施例120)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−カルボキサミド;トリフルオロ酢酸との化合物
まず、FMOC−L−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−カルボン酸152mg(0.38mmol)を、CH2Cl210ml中に加え、塩化オキサリル55mg(0.43mmol)及びDMF3mgをアルゴン下で添加し、混合物を室温で一晩撹拌する。その後、混合物を回転蒸発により濃縮し、塩化メチレン7.5ml中に溶解した3−(3−アミノ−4−トリフルオロメトキシフェニル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン100mg(0.25mmol)を添加した。DMAP31mg(0.25mmol)の添加後、混合物を室温で7時間撹拌した。精密検査のため、混合物を濃縮し、残存する残留物を調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.01%TFA)により精製した。価値のある画分を凍結乾燥した後に残存するFMOC誘導体(TFA塩)90mgを、DMF中のピペリジンの20%溶液中で1時間撹拌することによって脱保護した。回転蒸発及び再度の調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.01%TFA)による濃縮により最終生成物を得た。
収量:白色固体(TFA塩)38mg。
測定されたM+H+=554
LC/MS保持時間[分]=1.13
(実施例121)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−(S)−ピペリジン−2−カルボキサミド
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=506
LC/MS保持時間[分]=0.97
(実施例122)
3−[3,3−ジメチル−1−((R)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−カルボニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=524
LC/MS保持時間[分]=1.1
(実施例123)
3−[3,3−ジメチル−1−((S)−ピペリジン−2−カルボニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=476
LC/MS保持時間[分]=0.96
(実施例124)
3−[3,3−ジメチル−1−((R)−ピペリジン−2−カルボニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=476
LC/MS保持時間[分]=0.96
(実施例125)
3−[1−(1−tert−ブチルアゼチジン−2−カルボニル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=504
LC/MS保持時間[分]=1.08
(実施例126)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−(R)−ピペリジン−2−カルボキサミド
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=506
LC/MS保持時間[分]=0.97
(実施例127)
(R)−2−アミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2−フェニルアセトアミド
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=528
LC/MS保持時間[分]=1.09
(実施例128)
(S)−2−アミノ−3−シクロヘキシル−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]プロピオンアミド
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=548
LC/MS保持時間[分]=1.25
(実施例129)
(R)−2−アミノ−3−シクロヘキシル−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]プロピオンアミド
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=548
LC/MS保持時間[分]=1.23
(実施例130)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−3−メチルアミノ−3−フェニルプロピオンアミド
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=556
LC/MS保持時間[分]=1.09
(実施例131)
(R)−2−アミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−3−フェニルプロピオンアミド
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=542
LC/MS保持時間[分]=1.09
(実施例132)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−1−tert−ブチルアゼチジン−2−カルボキサミド
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=534
LC/MS保持時間[分]=1.04
(実施例133)
3−[3,3−ジメチル−1−((S)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−カルボニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=524
LC/MS保持時間[分]=1.1
(実施例134)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−カルボキサミド;トリフルオロ酢酸との化合物
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=554
LC/MS保持時間[分]=1.1
(実施例135)
N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−2−アミノ−4−メチルペンタミド;トリフルオロ酢酸との化合物
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=508
LC/MS保持時間[分]=1.09
(実施例136)
3−[3,3−ジメチル−1−(2−モルフォリン−4−イルアセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
a)3−(1−アセチル−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
まず、ジホスゲン7.26g(36.7mmol)を1,2−ジクロロエタン80ml中に、−20℃で加え、1,2−ジクロロエタン80ml中に溶解した1−(6−アミノ−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロインドール−1−イル)エタノン3.0g(14.5mmol)を滴下して添加した。室温で2時間撹拌し、1時間還流した後、混合物を完全に濃縮した。残存する残留物をTHF80ml中に溶解し、THF80ml中の2−メチル−2−[(ピリジン−4−イルメチル)アミノ]プロピオン酸メチル3.06g(14.7mmol)の溶液へ添加し、8時間加熱還流した。蒸発後に残存する残留物を、調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により精製した。収量:4.69g。
b)3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
前述の化合物1.9g(3.65mmol)をジオキサン8ml及び2NのHCl8ml中に溶解し、混合物をマイクロ波で120℃で15分間加熱した。その後、混合物を濃縮し、炭酸ナトリウム溶液に採取し、酢酸エチルで抽出し、回転蒸発により乾燥及び濃縮した。収量:1.3g。
c)3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン440mg(1.2mmol)を、1,2−ジクロロエタン5ml中に溶解し、−20℃まで冷却し、1,2−ジクロロエタン5ml中に溶解した塩化クロロアセチル163mg(1.44mmol)の溶液を滴下して添加した。濃縮後に残存する粗生成物をさらに精製せずにその後の反応に使用した。
d)3−[3,3−ジメチル−1−(2−モルフォリン−4−イルアセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
前述の粗生成物120mg(約0.3mmol)を、1,2−ジクロロエタン2.5ml中に溶解し、1,2−ジクロロエタン中のモルフォリン0.9mmolの溶液へ添加し、60℃で2時間撹拌した。その後、混合物を氷水へと注ぎ、塩化メチレンで抽出し、乾燥及び濃縮した。残存する残留物を調製用HPLC(RP18,アセトニトリル/水、0.1%TFA)により精製した。
収量:15mg。
測定されたM+H+=492
LC/MS保持時間[分]=0.95
(実施例137)
3−[3,3−ジメチル−1−(2−チオモルフォリン−4−イルアセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてチオモルフォリンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=508
LC/MS保持時間[分]=0.99
(実施例138)
3−[3,3−ジメチル−1−(2−ピペリジン−1−イルアセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてピペリジンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=490
LC/MS保持時間[分]=1
(実施例139)
3−{3,3−ジメチル−1−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)アセチル]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−ピペリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えて1−メチルピペラジンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=505
LC/MS保持時間[分]=0.92
(実施例140)
3−{1−[2−(3,5−ジメチルピペラジン−1−イル)アセチル]−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えて2,6−ジメチルピペラジンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=519
LC/MS保持時間[分]=0.89
(実施例141)
3−{3,3−ジメチル−1−[2−(4−メチルペルヒドロ−1,4−ジアゼピン−1−イル)アセチル]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてN−メチルホモピペラジンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=519
LC/MS保持時間[分]=0.81
(実施例142)
3−[3,3−ジメチル−1−(2−ピロリジン−1−イルアセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてピロリジンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=476
LC/MS保持時間[分]=0.81
(実施例143)
3−[1−(2−ジエチルアミノアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてジエチルアミンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=478
LC/MS保持時間[分]=0.97
(実施例144)
3−(1−{2−[((S)−1−エチルピロリジン−2−イルメチル)アミノ]アセチル}−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えて(S)−(−)−2−アミノメチル−1−エチルピロリジンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=533
LC/MS保持時間[分]=0.88
(実施例145)
3−(1−{2−[((R)−1−エチルピロリジン−2−イルメチル)アミノ]アセチル}−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えて(R)−(+)−1−エチル−2−アミノメチルピロリジンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=533
LC/MS保持時間[分]=0.89
(実施例146)
3−[1−(2−シクロプロピルアミノアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてシクロプロピルアミンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=462
LC/MS保持時間[分]=0.95
(実施例147)
3−[1−(2−シクロペンチルアミノアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてシクロペンチルアミンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=490
LC/MS保持時間[分]=1.06
(実施例148)
3−[1−(2−シクロヘキシルアミノアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてシクロヘキシルアミンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=504
LC/MS保持時間[分]=1.19
(実施例149)
3−[1−(2−ヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イルアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてオクタヒドロ−ピロロ[1,2−A]ピラジンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=531
LC/MS保持時間[分]=0.99
(実施例150)
3−{1−[2−(3−ジメチルアミノ−2,2−ジメチルプロピルアミノ)アセチル]−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてN,N−ジメチルネオペンタンアミドを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=535
LC/MS保持時間[分]=0.85
(実施例151)
3−{1−[2−(4−イソプロピルピペラジン−1−イル)アセチル]−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてイソプロピルピペラジンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=533
LC/MS保持時間[分]=1
(実施例152)
3−[3,3−ジメチル−1−(2−ペルヒドロ−1,4−オキサゼピン−1−イルアセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えて塩酸ホモモルフォリン及びヒューニッヒの塩基を使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=506
LC/MS保持時間[分]=0.94
(実施例153)
3−{1−[2−((S)−3−ジメチルアミノピロリジン−1−イル)アセチル]−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えて(3S)−(−)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=519
LC/MS保持時間[分]=0.85
(実施例154)
3−[1−(2−tert−ブチルアミノアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてtert−ブチルアミンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=478
LC/MS保持時間[分]=1.02
(実施例155)
3−{3,3−ジメチル−1−[2−(2,2,2−トリフルオロエチルアミノ)アセチル]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてトリフルオロエチルアミンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=504
LC/MS保持時間[分]=1.11
(実施例156)
3−[1−(2−ジメチルアミノアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてジメチルアミン(THF中の2M)を使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=450
LC/MS保持時間[分]=0.98
(実施例157)
3−[1−(2−イソプロピルアミノアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてイソプロピルアミンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=464
LC/MS保持時間[分]=0.97
(実施例158)
3−[1−(2−シクロブチルアミノアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてシクロブチルアミンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=476
LC/MS保持時間[分]=0.99
(実施例159)
3−{1−[2−(2−アミノ−2−メチルプロピルアミノ)アセチル]−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えて1,2−ジアミノ−2−メチルプロパンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=493
LC/MS保持時間[分]=0.87
(実施例160)
3−{1−[2−((R)−3−ジメチルアミノピロリジン−1−イル)アセチル]−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えて(3R)−(+)−3−(ジメチルアミノ)ピロリジンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=519
LC/MS保持時間[分]=0.89
(実施例161)
3−(3,3−ジメチル−1−{2−[メチル(1−メチルピロリジン−3−イル)アミノ]アセチル}−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてN,N−ジメチル−3−アミノピロリジンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=519
LC/MS保持時間[分]=0.85
(実施例162)
3−(1−{2−[1−ヒドロキシシクロプロピルメチル]アミノ]アセチル}−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えて1−(アミノメチル)シクロプロパノールを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=492
LC/MS保持時間[分]=0.97
(実施例163)
2−{2−[6−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−1−イル]−2−オキソエチルアミノ}アセトアミド
モルフォリンに代えて塩酸グリシンアミド及びヒューニッヒの塩基を使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=479
LC/MS保持時間[分]=0.95
(実施例164)
3−[1−(2−アゼチジン−1−イルアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
モルフォリンに代えてアゼチジンを使用することによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=462
LC/MS保持時間[分]=0.94
(実施例165)
3−{3,3−ジメチル−1−[2−(ピロリジン−3−イルアミノ)アセチル]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン;化合物
モルフォリンに代えて3−アミノ−1−N−BOC−ピロリジンを使用し、その後BOC基を2NのHClで脱離させることによって、実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=491
LC/MS保持時間[分]=0.87
(実施例166)
N−(ピペリジン−4−イル)−6−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロインドール−1−カルボキサミド
3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン1.00g(2.74mmol)をTHF10ml中に溶解し、THF10ml中の4−イソシアナト−トリフルオロアセチルピペリジン609mg(2.74mmol)の溶液を滴下して添加し、一部反応させる。5時間、還流加熱した後、混合物を濃縮し、残存する残留物を、ジオキサン/2NのHCl(1:1)の2ml中に採取し、マイクロ波で120℃で15分間加熱した。精密検査のため、混合物を濃縮し、残存する残留物を調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により精製した。炭酸水素ナトリウム溶液で処理することによって塩基を放出した後、表題化合物240mgが残存する。前述の調製方法と同様にして得られた加水分解されていない中間体化合物から、純粋なN−(ピペリジン−4−イル)−6−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロインドール−1−カルボキサミドを、調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により得た。
測定されたM+H+=491
LC/MS保持時間[分]=0.96
(実施例167)
3−[3,3−ジメチル−1−(ピリジン−2−カルボニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
3−[3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン100mg(0.27mmol)をジクロロメタン5ml中に溶解し、ヒューニッヒの塩基107mg(0.82mmol)及び塩化ピコリニル塩酸塩73mg(0.41mmol)を添加し、混合物を室温で15時間撹拌した。精密検査のため、混合物を濃縮し、残存する残留物を調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により精製した。炭酸水素ナトリウム溶液で処理することによって塩基を放出した後、表題化合物22mgが残存する。
測定されたM+H+=470
LC/MS保持時間[分]=1.2
(実施例168)
3−[3,3−ジメチル−1−(ピリジン−3−カルボニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例167に記載されているように調製。
測定されたM+H+=470
LC/MS保持時間[分]=1.02
(実施例169)
5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−3−{3−[(ピリジン−2−イルメチル)アミノ]−4−トリフルオロメトキシフェニル}イミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例96に記載されているように調製。
測定されたM+H+=486
LC/MS保持時間[分]=0.95
(実施例170)
1−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−3−[1−(2,2,2−トリフルオロアセチル)ピペルジン−4−イル]尿素;トリフルオロ酢酸との化合物
実施例166に記載されているように調製。
測定されたM+H+=617
LC/MS保持時間[分]=1.33
(実施例171)
1−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシフェニル]−3−ピペリジン−4−イル尿素
実施例166に記載されているように調製。
測定されたM+H+=521
LC/MS保持時間[分]=0.94
(実施例172)
3−[1−(2−ジメチルアミノ−2−フェニルアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
1,2−ジクロロエタン中の、塩化クロロフェニルアセチル、ジメチルアミンを溶媒として使用することによって、実施例136のc)に記載されているように調製。
測定されたM+H+=526
LC/MS保持時間[分]=1.06
(実施例173)
3−[1−(2−アゼチジン−1−イル−2−フェニルアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
1,2−ジクロロエタン中の塩化クロロフェニルアセチルを溶媒として使用することによって実施例136のc)に記載されているように調製。
測定されたM+H+=538
LC/MS保持時間[分]=1.11
(実施例174)
3−[1−(2−イソプロピルアミノ−2−フェニルアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
1,2−ジクロロエタン中の塩化クロロフェニルアセチルを溶媒として使用することによって実施例136のc)に記載されているように調製。
測定されたM+H+=540
LC/MS保持時間[分]=1.13
(実施例175)
3−[1−(2−シクロプロピルアミノ−2−フェニルアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
1,2−ジクロロエタン中の塩化クロロフェニルアセチルを溶媒として使用することによって実施例136のc)に記載されているように調製。
測定されたM+H+=538
LC/MS保持時間[分]=1.12
(実施例176)
3−[1−(2−シクロブチルアミノ−2−フェニルアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
1,2−ジクロロエタン中の塩化クロロフェニルアセチルを溶媒として使用することによって実施例136のc)に記載されているように調製。
測定されたM+H+=552
LC/MS保持時間[分]=1.16
(実施例177)
3−[1−(2−シクロペンチルアミノ−2−フェニルアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
1,2−ジクロロエタン中の塩化クロロフェニルアセチルを溶媒として使用することによって実施例136のc)に記載されているように調製。
測定されたM+H+=566
LC/MS保持時間[分]=1.19
(実施例178)
3−[3,3−ジメチル−1−(ピリジン−2−スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
まず、3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン100mg(0.27mmol)をピリジン1ml中に加え、塩化2−ピリジルスルホニル塩酸塩88mg(0.41mmol)を添加した。精密検査のため、混合物を完全に濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲルの100g/95:5のCH2Cl1:CH3OH)により残留物を精製した。
収量:80mg。
測定されたM+H+=506
LC/MS保持時間[分]=1.28
(実施例179)
3−[3,3−ジメチル−1−(ピリジン−3−スルホニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例178に記載されているように調製。
測定されたM+H+=506
LC/MS保持時間[分]=1.27
(実施例180)
3−[3,3−ジメチル−1−ピリジン−2−イルメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン]
3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオンを2−ブロモメチルピリジンと反応させることによって、実施例96に記載されているように調製。
測定されたM+H+=456
LC/MS保持時間[分]=1.05
(実施例181)
3−[1−(1−シクロヘキシルアゼチジン−3−イル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−2,4−ジオンをメタンスルホン酸1−シクロヘキシルアゼチジン−3−イルオキサラートと反応させることによって、実施例96に記載されているように調製。
測定されたM+H+=502
LC/MS保持時間[分]=1.16
(実施例182)
N−(1−シクロプロピルピペリジン−4−イル)−6−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロインドール−1−カルボキサミド
1−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピペリジン−4−イル尿素50mg(0.1mmol)をメタノール2ml中に溶解し、分子ふるい(4Å)1g、氷酢酸53mg、[(1−エトキシシクロプロピル)オキシ]トリメチルシラン77mg(0.44mmol)及びシアナト水素化ホウ素ナトリウム17mg(0.26mmol)を添加し、混合物を1時間還流加熱した。その後、混合物をろ過及び濃縮し、残存する残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、95:5塩化メチレン/メタノール)により精製した。
収量:22mg。
測定されたM+H+=531
LC/MS保持時間[分]=1.08
(実施例183)
N−(1−メチルピペリジン−4−イル)−6−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロインドール−1−カルボキサミド
[(1−エトキシシクロプロピル)オキシ]トリメチルシランに代えてホルムアルデヒド(水中の37%)を使用することによって、実施例182に記載されているように調製。
測定されたM+H+=505
LC/MS保持時間[分]=1.07
(実施例184)
N−(1−エチルピペリジン−4−イル)−6−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロインドール−1−カルボキサミド
[(1−エトキシシクロプロピル)オキシ]トリメチルシランに代えてアセトアルデヒドを使用することによって、実施例182に記載されているように調製。
測定されたM+H+=519
LC/MS保持時間[分]=0.99
(実施例185)
N−(1−イソブチルピペリジン−4−イル)−6−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロインドール−1−カルボキサミド
[(1−エトキシシクロプロピル)オキシ]トリメチルシランに代えてイソブチルアルデヒドを使用することによって、実施例182に記載されているように調製。
測定されたM+H+=547
(実施例186)
N−(1−イソプロピルピペリジン−4−イル)−6−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチルイミダゾリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロインドール−1−カルボキサミド
[(1−エトキシシクロプロピル)オキシ]トリメチルシランに代えてアセトンを使用することによって、実施例182に記載されているように調製。
測定されたM+H+=533
LC/MS保持時間[分]=1.01
(実施例187)
N−(ピペリジン−4−イルアミド)−6−[3−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−4,4−ジメチル−2,5−ジオキソイミダゾリジン−1−イル]−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロインドール−1−カルボキサミド
a)3−(1−アセチル−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−(2−メチルスルファニルピリミジン−4−イルメチル)イミダゾリジン−2,4−ジオン
まず、1−(6−アミノ−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロインドール−1−イル)エタノン2.40g(7.6mmol)をDMF10ml中に加え、炭酸セシウム2.72g(8.36mmol)を添加し、混合物を室温で30分間撹拌した。その後、4−ブロモメチル−2−メチルチオピリミジン(THF中の30%)6.66g(9.12mmol)を添加し、混合物を室温で15時間撹拌した。精密検査のため、混合物を沈殿物から吸引ろ過及び濃縮し、残存する残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、95:5塩化メチレン/メタノール)により精製した。
収量3.5g
b)3−(1−アセチル−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−1−(2−メタンスルホニルピリミジン−4−イルメチル)−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
3−(1−アセチル−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−(2−メチルスルファニルピリミジン−4−イルメチル)イミダゾリジン−2,4−ジオン3.5g(7.72mmol)を塩化メチレン50ml中に溶解し、塩化メチレン10ml中のm−クロロ過安息香酸(85%)の4.65g(23.1mmol)の溶液を徐々に添加した。室温で計15時間後、混合物を濃縮し、残存する残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、95:5塩化メチレン/メタノール)により精製した。
収量3.7g。
c)1−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
3−(1−アセチル−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−1−(2−メタンスルホニルピリミジン−4−イルメチル)−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン3.7g(7.62mmol)をジオキサン10ml中に溶解し、アンモニア水溶液(33%)10mlを添加し、混合物をマイクロ波で、120℃で20分間加熱した。その後、混合物を濃縮し、残存する未精製3−(1−アセチル−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−1−(2−メタンスルホニルピリミジン−4−イルメチル)−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン(3.7g)を、マイクロ波で、ジオキサン5ml及び2NのHCl5mlとともに120℃で20分間加熱した。精密検査のため、混合物を濃縮し、炭酸ナトリウム溶液中に採取し、酢酸エチルで抽出し、乾燥及び濃縮した。残存する残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、95:5塩化メチレン/メタノール)により精製した。
収量1.7g
d)N−ピペリジン−4−イル−6−[3−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−4,4−ジメチル−2,5−ジオキソイミダゾリジン−1−イル]−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロインドール−1−カルボキサミド
1−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン200mg(0.53mmol)をTHF3ml中に溶解し、THF3ml中の4−イソシアナトトリフルオロアセチルピペリジン118mg(0.53mmol)の溶液を添加した。室温で1時間撹拌した後、混合物を濃縮し、ジオキサン3ml及び2NのHCl3ml中に採取し、混合物を、マイクロ波で120℃で15分間加熱した。精密検査のため、混合物を濃縮し、残存する残留物を調製用HPLC(RP18、アセトニトリル/水、0.1%TFA)により精製した。炭酸水素ナトリウム溶液で処理することによって塩基を放出した後、表題化合物の60mgを得た。
測定されたM+H+=507
LC/MS保持時間[分]=0.98
(実施例188)
1−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−3−[1−(2−tert−ブチルアミノアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=494
LC/MS保持時間[分]=1.01
(実施例189)
1−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−3−[1−(2−アゼチジン−1−イルアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=478
LC/MS保持時間[分]=1.01
(実施例190)
1−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−3−[1−(2−シクロプロピルアミノアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=478
LC/MS保持時間[分]=0.96
(実施例191)
1−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−3−[1−(2−シクロペンチルアミノアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例136に記載されているように調製。
測定されたM+H+=506
LC/MS保持時間[分]=1.05
(実施例192)
1−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−3−[3,3−ジメチル−1−(ピリジン−2−カルボニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例167に記載されているように調製。
測定されたM+H+=486
LC/MS保持時間[分]=1.23
(実施例193)
1−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−3−[1−(2−アゼチジン−1−イル−2−フェニルアセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
1,2−ジクロロエタン中の塩化クロロフェニルアセチルを溶媒として使用することによって、実施例136のc)に記載されているように調製。
測定されたM+H+=554
LC/MS保持時間[分]=1.15
(実施例194)
1−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−3−[3,3−ジメチル−1−(ピリジン−3−カルボニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例167に記載されているように調製。
測定されたM+H+=486
LC/MS保持時間[分]=1.07
(実施例195)
1−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−3−[3,3−ジメチル−1−((S)−ピペリジン−2−カルボニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=492
LC/MS保持時間[分]=1.05
(実施例196)
1−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−3−[3,3−ジメチル−1−((R)−ピペリジン−2−カルボニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=492
LC/MS保持時間[分]=1.01
(実施例197)
1−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−3−[3,3−ジメチル−1−((R)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−カルボニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=540
LC/MS保持時間[分]=1.16
(実施例198)
1−(2−アミノピリミジン−4−イルメチル)−3−[3,3−ジメチル−1−((S)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−カルボニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチルイミダゾリジン−2,4−ジオン
実施例120に記載されているように調製。
測定されたM+H+=540
LC/MS保持時間[分]=1.23
(実施例199)
3−[1−(2−ジメチルアミノ−アセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
1,2−ジクロロエタン1ml中の3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン50mgの溶液へ、エチル−ジイソプロピル−アミン0.04ml及びクロロアセチルクロリド13.7mgを0℃で添加した。0℃で1時間撹拌した後、ジメチル−アミン5.5mgを添加し、反応混合物を室温で2日間撹拌した。減圧下で溶媒を除去した後、調製用HPLC(C18逆相カラム、0.1%トリフルオロ酢酸を有する水/アセトニトリル勾配で溶出)により残留物を精製した。溶液の凍結乾燥後、得られた粗生成物をジクロロ−メタン/メタノール勾配によるシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによりさらに精製した。生成物を含有する画分を蒸発させると、白色固体を生じた。
収量:3mg。
測定されたM+H+=500
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.98(d,1H);8.25(d,1H);8.12(s,1H);8.08(d,1H);7.83(t,1H);7.70(t,1H);7.60(d,1H);7.43(d,1H);7.19(d,1H);5.15(s,2H);3.93(s,2H);2.65(m,2H);2.60−2.40(s,6H);1.44(s,6H);1.35(s,6H)
(実施例200)
3−{3,3−ジメチル−1−[2−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−アセチル]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
加工バイアル中の1,2−ジクロロエタン2ml中の3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン100mlの溶液へ、エチル−ジイソプロピル−アミン0.08ml及びクロロアセチルクロリド27.2mgを0℃で添加した。0℃で1時間撹拌した後、2,2,2−トリフルオロ−エチルアミン119.4mgを添加した。得られた混合物を室温で1時間撹拌した後、さらに2,2,2−トリフルオロ−エチルアミン119.4mgを添加した。バイアルをテフロン隔壁で密閉し、電子レンジ空洞の中に設置した。100℃でマイクロ波により補助される加熱(Emrys Optimizer,Personal Chemistry)により、反応混合物を15分間撹拌した。150℃でさらに15分間撹拌した後、溶液を150℃で1時間加熱した。溶媒を減圧下で除去し、調製用HPLC(C18逆相カラム、0.1%トリフルオロ酢酸を有する水/アセトニトリル勾配による溶出)により残留物を精製した。溶液の凍結乾燥により白色固体を生じた。
収量:39mg。
測定されたM+H+=554
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.96(d,1H);8.33(d,1H);8.14(m,2H);7.90(t,1H);7.75(m,2H);7.42(d,1H);7.16(d,1H);5.21(s,2H);3.88(s,2H);3.80(s,2H);3.55(m,2H);1.46(s,6H);1.35(s,6H)
(実施例201)
3−{3,3−ジメチル−1−[2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセチル]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
加工バイアル中の1,2−ジクロロエタン2ml中の3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン70mgの溶液へ、エチル−ジイソプロピル−アミン0.06ml及びクロロアセチルクロリド13.5mgを0℃で添加した。0℃で1時間撹拌した後、1−メチル−ピペラジン33.9mgを添加した。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、残渣を調製用HPLC(C18逆相カラム、0.1%トリフルオロ酢酸を有する水/アセトニトリル勾配で溶出)により精製した。溶液の凍結乾燥により白色固体を生じた。
収量:65mg。
測定されたM+H+=555
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.90(d,1H);8.28(d,1H);8.11(m,2H);7.85(t,1H);7.73(t,1H);7.65(d,1H);7.41(d,1H);7.16(dd,1H);5.17(s,2H);3.94(s,2H);3.90−3.30(m,4H);3.10(m,4H);2.79(s,3H);2.68(m,2H);1.44(s,6H);1.35(s,6H)
(実施例202)
3−[1−(2−シクロペンチルアミノ−アセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
1−メチル−ピペラジンに代えて対応するアミンを使用することによって、実施例201と同様に以下の化合物を調製した。対応するアミンのさらなる0.1mlを添加し、マイクロ波により補助される加熱(Emrys Optimizer,Personal Chemistry)によって、反応混合物を100℃で15分間撹拌した。生成物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た。
収量:45mg
測定されたM+H+=540
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.95(m,2H);8.90(d,1H);8.28(d,1H);8.13(d,1H);8.10(d,1H);7.85(t,1H);7.72(t,1H);7.63(d,1H);7.48(d,1H);7.25(dd,1H);5.17(s,2H);4.20(t,2H);3.97(s,2H);2.00(m,2H);1.70(m,4H);1.55(m,2H);1.44(s,6H);1.38(s,6H)
(実施例203)
3−[1−(2−イソプロピルアミノ−アセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
生成物をそのトリフルオロ酢酸塩として得た。
収量:43mg
測定されたM+H+=
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.90(d,1H);8.79(m,2H);8.28(d,1H);8.13(d,1H);8.10(d,1H);7.85(t,1H);7.72(t,1H);7.63(d,1H);7.48(d,1H);7.25(dd,1H);5.17(s,2H);4.19(t,2H);4.00(s,2H);3.37(m,1H);1.45(s,6H);1.38(s,6H);1.28(d,6H)
(実施例204)
3−{3,3−ジメチル−1−[2−(ピロリジン−3−イルアミノ)−アセチル]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
さらに、マイクロ波により補助される加熱(Emrys Optimizer,Personal Chemistry)によって、反応混合物を100℃でさらに15分間撹拌した。凍結乾燥後、メタノール中の塩酸の8N溶液2ml中に残留物を溶解し、室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去した後、水2ml及びアセトニトリル1mlの混合物中に残留物を溶解した。得られた混合物の凍結乾燥により白色気泡を生じた。生成物をその塩酸塩として得た。
収量:19mg
測定されたM+H+=541
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=9.90−9.25(m,4H);8.98(d,1H);8.35(d,1H);8.19(d,1H);8.13(s,1H);7.95(d,1H);7.80(m,2H);7.48(d,1H);7.25(d,1H);5.13(s,2H);4.29(m,2H);3.96(m,3H);3.70−3.30(m,2H);3.25(m,2H);2.35(m,1H);2.25(m,1H);1.46(s,6H);1.39(s,6H)
(実施例205)
3−{1−[2−(2−ジメチルアミノ−エチルアミノ)−アセチル]−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
凍結乾燥後、粗生成物を酢酸エチル5mlと炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液5mlの間に分配した。有機層を硫酸ナトリウム上で脱水した。減圧下で溶媒を除去した後、ジクロロメタン/メタノール/水/トリエチルアミン勾配によるシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって、残留物をさらに精製した。生成物を含有する画分を蒸発させると白色固体を生じた。
収量:9.5mg
測定されたM+H+=543
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.89(d,1H);8.25(d,1H);8.12(s,1H);8.08(d,1H);7.82(t,1H);7.70(t,1H);7.60(d,1H);7.40(d,1H);7.13(d,1H);5.13(s,2H);3.89(s,2H);3.52(d,2H);2.65(t,2H);2.36(t,2H);2.17(s,6H);1.43(s,6H);1.33(s,6H)
(実施例206)
3−{3,3−ジメチル−1−[2−(1−メチル−ピペリジン−4−イルアミノ)−アセチル]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
凍結乾燥後、ジクロロ−メタン/メタノール/水/トリエチルアミン勾配によるシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより粗生成物をさらに精製した。生成物を含有する画分を蒸発させると、白色固体を生じた。
収量:2mg
測定されたM+H+=569
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.89(d,1H);8.25(d,1H);8.12(s,1H);8.08(d,1H);7.82(t,1H);7.70(t,1H);7.60(d,1H);7.40(d,1H);7.15(d,1H);5.14(s,2H);3.93(s,2H);3.60(m,2H);3.52(s,1H);3.32(s,3H);2.85(m,2H);2.28(m,2H);1.84(m,2H);1.43(s,6H);1.34(s,6H)
(実施例207a)
3,3−ジメチル−6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール
2gの1−(3,3−ジメチル−6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−インドール−1−イル)−エタノンを、加工バイアル中のジオキサン6mlと塩酸の2N水溶液6mlの混合物中に溶解した。バイアルをテフロン隔壁で密閉し、電子レンジ空洞の中に設置した。マイクロ波により補助される加熱(Emrys Optimizer,Personal Chemistry)によって、反応混合物を120℃で15分間撹拌した。減圧下で溶媒を除去した後、炭酸ナトリウムの飽和水溶液で残留物を処理し、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で脱水した。減圧下で溶媒をろ過及び濃縮すると、白色固体を生じた。
収量:1.7g
測定されたM+H+=193
1H−NMR(400MHz,DMSO/TMS):d=7.43(dd,1H);7.19(m,2H);6.15(s,1H);3.35−3.25(s,2H);1.25(s,6H)
(実施例207b)
4−(3,3−ジメチル−6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−インドール−1−イルメチル)−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
N,N−ジメチルホルムアミド10ml中の3,3−ジメチル−6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−1H−インドール1g、4−ブロモメチル−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル1.59g及びカリウムtert−ブトキシド1.17gの懸濁液を有する加工バイアルをテフロン隔壁で密閉し、電子レンジの空洞の中に設置した。マイクロ波により補助される加熱(Emrys Optimizer,Personal Chemistry)により、反応混合物を100℃で15分間撹拌した。減圧下で溶媒を除去した後、n−ヘプタン/酢酸エチルの勾配によるシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより残留物を精製した。生成物を含有する画分を組み合わせ蒸発させると、白色固体を生じた。
収量:0.24g
測定されたM+H+=388
1H−NMR(400MHz,DMSO/TMS):d=7.44(m,1H);7.19(m,2H);3.95(m,2H);3.27(s,2H);3.05(d,2H);2.70(m,2H);1.83(m,1H);1.65(m,2H);1.40(s,9H);1.28(s,6H);1.10(m,2H)
(実施例207c)
4−(6−アミノ−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−インドール−1−イルメチル)−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
4−(3,3−ジメチル−6−ニトロ−2,3−ジヒドロ−インドール−1−イルメチル)−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル240mg、炭素上の10%パラジウム20mg及びエタノール5mlの混合物を、水素雰囲気下で3時間撹拌した。化学溶出カートリッジを通じて混合物をろ過し、化合物をエタノールで溶出した。減圧下で濃縮した後、残留物をさらに精製せずに、その後の反応へ直接供した。
収量:216mg
測定されたM+H+=360
1H−NMR(400MHz,DMSO/TMS):d=6.59(d,1H);5.80(d,1H);5.73(s,1H);4.61(s,2H);3.95(m,2H);3.00(s,2H);2.79(d,2H);2.70(m,2H);1.72(m,3H);1.39(s,9H);1.15(s,6H);1.05(m,2H)
(実施例207d)
4−[6−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−インドール−1−イルメチル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル
テトラヒドロフラン5ml中の4−(6−アミノ−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−インドール−1−イルメチル)−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル50mgの溶液へ、エチル−ジイソプロピル−アミン0.05ml及びクロロギ酸4−ニトロフェニル28mgを添加し、混合物を室温で2時間撹拌した。その後、2−メチル−2−[(キノリン−4−イルメチル)−アミノ]−プロピオン酸メチルエステル36mgを反応混合物へ添加した。室温で16時間撹拌した後、溶媒を減圧下で除去し、調製用HPLC(C18逆相カラム、0.1%トリフルオロ酢酸を有する水/アセトニトリル勾配で溶出)により残留物を精製した。溶液の凍結乾燥により白色固体を生じた。
収量:25mg
測定されたM+H+:612
1H−NMR(250MHz,DMSO/TMS):d=8.97(d,1H);8.35(d,1H);8.13(d,1H);7.91(t,1H);7.79(t,1H);7.70(d,1H);7.08(d,1H);6.60(d,1H);6.51(s,1H);5.19(s,2H);4.20−3.80(m,2H);3.17(s,2H);2.93(d,2H);2.75(m,2H);1.73(m,3H);1.43(s,6H);1.38(s,9H);1.26(s,6H);1.07(m,2H)
(実施例208)
3−(3,3−ジメチル−1−ピペリジン−4−イルメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
メタノール中の塩酸の8N溶液2ml中の4−[6−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−インドール−1−イルメチル]−ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルエステル25mgの溶液を室温で1時間撹拌した。減圧下で溶媒を除去した後、調製用HPLC(C18逆相カラム、0.1%トリフルオロ酢酸を有する水/アセトニトリル勾配で溶出)により残留物を精製した。生成物を含有する合わせた画分の凍結乾燥により白色固体を生じ、これを炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液2mlと酢酸エチルの2mlの間に分配した。有機層を硫酸ナトリウム上で脱水した。ろ過後、溶媒を減圧下で除去した。アセトニトリル1mlと水2mlとの混合物中に残留物を溶解した。塩酸の1N溶液0.01mlの添加後、得られた溶液を凍結乾燥すると白色気泡を生じた。生成物をその塩酸塩として得た。
収量:15mg
測定されたM+H+=512
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.95(d,1H);8.73(m,1H);8.50(m,1H);8.33(d,1H);8.15(d,1H);7.90(t,1H);7.76(t,1H);7.68(m,1H);7.10(d,1H);6.63(dd,1H);6.55(d,1H);5.19(s,2H);3.30(m,2H);3.17(s,2H);2.95(d,2H);2.88(m,2H);1.90(m,3H);1.50−1.35(m,8H);1.27(s,6H)
以下の化合物の調製のための一般的な手法(実施例209ないし221)
出発材料としての3−(3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン100mgと、1−メチル−ピペラジンに代えて対応するアミンの3当量を使用することによって、実施例201と同様に、以下の化合物を調製した。
マイクロ波により補助される加熱(Emrys Optimizer,Personal Chemistry)によって、反応混合物を100℃で1時間撹拌した。精製後、炭酸水素ナトリウム100mgの飽和水溶液5mlと酢酸エチル5mlとの間に分配した。ろ過後、溶媒を減圧下で除去した。アセトニトリル1mlと水2mlの混合物中に残留物を溶解し、凍結乾燥した。
(実施例209)
シス/トランス−3−{1−[2−(3,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル)−アセチル]−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
ジクロロメタン/メタノール/水/トリエチルアミンの勾配を使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより表題化合物をさらに精製した。生成物を含有する画分を組み合わせ蒸発させると、白色固体を生じた。
収量:35.5mg
測定されたM+H+=569
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.88(d,1H);8.25(d,1H);8.08(m,2H);7.82(t,1H);7.69(t,1H);7.60(d,1H);7.39(d,1H);7.13(dd,1H);5.15(s,2H);4.05(s,2H);3.23(s,2H);2.73(m,4H);1.67(t,2H);1.44(s,6H);1.33(s,6H);0.91(d,6H)
(実施例210)
3−[1−(2−ジエチルアミノ−アセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:50mg
測定されたM+H+=528
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.88(d,1H);8.25(d,1H);8.08(m,2H);7.82(t,1H);7.69(t,1H);7.60(d,1H);7.39(d,1H);7.12(dd,1H);5.15(s,2H);4.05(s,2H);3.36(s,2H);2.60(q,4H);1.44(s,6H);1.33(s,6H);1.01(t,6H)
(実施例211)
3−[3,3−ジメチル−1−(2−ピロリジン−1−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:19.5mg
測定されたM+H+=526
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.88(d,1H);8.25(d,1H);8.08(m,2H);7.82(t,1H);7.69(t,1H);7.60(d,1H);7.39(d,1H);7.12(dd,1H);5.15(s,2H);3.98(s,2H);3.43(s,2H);2.60(m,4H);1.72(m,4H);1.44(s,6H);1.34(s,6H)
(実施例212)
(S)−3−(1−{2−[(1−エチル−ピロリジン−2−イルメチル)−アミノ]−アセチル}−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
ジクロロメタン/メタノール/水/トリエチルアミンの勾配を使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより、表題化合物をさらに精製した。生成物を含有する画分を蒸発させると、白色固体を生じた。
収量:30.5mg
測定されたM+H+=583
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.88(d,1H);8.25(d,1H);8.13(s,1H);8.08(d,1H);7.82(t,1H);7.69(t,1H);7.60(d,1H);7.39(d,1H);7.13(dd,1H);5.15(s,2H);3.90(s,2H);3.50(q,2H);3.05(m,1H);2.83(m,1H);2.40(m,1H);2.14(m,1H);2.05(m,1H);1.82(m,1H);1.64(m,3H);1.46(s,6H);1.35(s,6H);1.24(m,2H);1.04(t,3H);0.86(m,1H)
(実施例213)
3−[1−(2−シクロプロピルアミノ−アセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:46mg
測定されたM+H+=512
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.88(d,1H);8.25(d,1H);8.13(s,1H);8.09(d,1H);7.82(t,1H);7.69(t,1H);7.60(d,1H);7.39(d,1H);7.13(dd,1H);5.15(s,2H);3.91(s,2H);3.53(s,2H);2.25(m,1H);1.45(s,6H);1.35(s,6H);0.37(m,2H);0.26(m,2H)
(実施例214)
3−[1−(2−シクロブチルアミノ−アセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:18.8mg
測定されたM+H+=526
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.88(d,1H);8.25(d,1H);8.08(m,2H);7.82(t,1H);7.70(t,1H);7.60(s,1H);7.38(d,1H);7.14(d,1H);5.15(s,2H);3.92(s,2H);3.44(s,2H);3.25(m,1H);2.08(m,2H);1.72(m,2H);1.64(m,1H);1.55(m,1H);1.43(s,6H);1.34(s,6H)
(実施例215)
3−[1−(2−シクロヘキシルアミノ−アセチル)−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:50.8mg
測定されたM+H+=554
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.88(d,1H);8.25(d,1H);8.12(s,1H);8.08(d,1H);7.82(t,1H);7.70(t,1H);7.60(s,1H);7.38(d,1H);7.12(d,1H);5.14(s,2H);3.92(s,2H);3.50(s,2H);2.37(m,1H);1.83(m,2H);1.68(m,2H);1.55(m,1H);1.43(s,6H);1.34(s,6H);1.19(m,4H);1.05(m,2H)
(実施例216)
(R)−3−{1−[2−(3−ジメチルアミノ−ピロリジン−1−イル)−アセチル]−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
ジクロロメタン/メタノール/水/トリエチルアミンの勾配を使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーによって、表題化合物をさらに精製した。生成物を含有する画分を組み合わせ蒸発させると、白色固体を生じた。
収量:33.7mg
測定されたM+H+=569
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.88(d,1H);8.25(d,1H);8.08(m,2H);7.82(t,1H);7.70(t,1H);7.60(d,1H);7.39(d,1H);7.12(dd,1H);5.14(s,2H);3.97(s,2H);3.35−3.30(s,2H);2.73(m,3H);2.60(m,1H);2.10(s,6H);1.84(m,1H);1.60(m,1H);1.43(s,6H);1.32(s,6H);0.85(m,1H)
(実施例217)
3−{1−[2−(4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−アセチル]−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
収量:40.4mg
測定されたM+H+=583
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.88(d,1H);8.25(d,1H);8.08(m,2H);7.82(t,1H);7.70(t,1H);7.60(d,1H);7.39(d,1H);7.12(dd,1H);5.14(s,2H);4.03(s,2H);3.25(s,2H);2.60−2.40(m,9H);1.43(s,6H);1.32(s,6H);0.95(d,6H)
(実施例218)
3−{3,3−ジメチル−1−[2−(4−メチル−[1,4]ジアゼパン−1−イル)−アセチル]−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
ジクロロメタン/メタノール/水/トリエチルアミンの勾配を使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより、表題化合物をさらに精製した。生成物を含有する画分を組み合わせ蒸発させると、白色固体を生じた。
収量:16.5mg
測定されたM+H+=569
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.88(d,1H);8.25(d,1H);8.08(m,2H);7.82(t,1H);7.70(t,1H);7.60(d,1H);7.39(d,1H);7.12(d,1H);5.14(s,2H);4.02(s,2H);3.45(s,2H);2.78(m,4H);2.24(s,3H);1.75(m,2H);1.45(s,6H);1.30(m,10H)
(実施例219)
3−{1−[2−(3−ジメチルアミノ−2,2−ジメチル−プロピルアミノ)−アセチル]−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
ジクロロメタン/メタノール/水/トリエチルアミンの勾配を使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより、表題化合物をさらに精製した。生成物を含有する画分を組み合わせ蒸発させると、白色固体を生じた。
収量:30.8mg
測定されたM+H+=585
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.88(d,1H);8.25(d,1H);8.12(s,1H);8.08(d,1H);7.80(t,1H);7.70(t,1H);7.60(d,1H);7.40(d,1H);7.12(d,1H);5.14(s,2H);3.92(s,2H);3.48(s,2H);2.39(d,2H);2.21(s,6H);2.12(s,2H);1.89(m,1H);1.43(s,6H);1.33(s,6H);0.85(s,6H)
(実施例220)
(R)−3−(1−{2−[(1−エチル−ピロリジン−2−イルメチル)−アミノ]−アセチル}−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
ジクロロメタン/メタノール/水/トリエチルアミンの勾配を使用するシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにより、表題化合物をさらに精製した。生成物を含有する画分を組み合わせ蒸発させると、白色固体を生じた。
収量:9mg
測定されたM+H+=583
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.88(d,1H);8.25(d,1H);8.13(s,1H);8.08(d,1H);7.82(t,1H);7.69(t,1H);7.60(d,1H);7.39(d,1H);7.13(dd,1H);5.15(s,2H);3.90(s,2H);3.50(q,2H);3.05(m,1H);2.83(m,1H);2.40(m,1H);2.14(m,1H);2.05(m,1H);1.82(m,1H);1.64(m,3H);1.46(s,6H);1.35(s,6H);1.24(m,2H);1.04(t,3H);0.86(m,1H)
(実施例221)
3−{1−[2−(4,4−ジフルオロ−ピペリジン−1−イル)−アセチル]−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
2,6ジメチルピペラジンに代えて4,4−ジフルオロ−ピペリジンを使用することによって、例A003440050と同様に以下の化合物を調製した。マイクロ波により補助される加熱(Emrys Optimizer,Personal Chemistry)によって、反応混合物を100℃で15分間撹拌した。
収量:55mg
測定されたM+H+=576
1H−NMR(500MHz,DMSO/TMS):d=8.88(d,1H);8.25(d,1H);8.08(m,2H);7.82(t,1H);7.69(t,1H);7.60(d,1H);7.39(d,1H);7.13(dd,1H);5.15(s,2H);3.98(s,2H);3.44(s,2H);2.72(m,4H);1.97(m,4H);1.45(s,6H);1.35(s,6H)
(実施例222)
薬学的組成物
以下の処方に対応する錠剤を調製した。
実施例9の製剤・・・・・・・・・・・・0.2g
最終錠剤重量のための賦形剤・・・・・・1g
(賦形剤の詳細:乳糖、滑石、デンプン、ステアリン酸マグネシウム)
(実施例223)
以下の処方に対応する錠剤を調製した。
実施例32の製剤・・・・・・・・・・・0.2g
最終錠剤重量のための賦形剤・・・・・・1g
(賦形剤の詳細:乳糖、滑石、デンプン、ステアリン酸マグネシウム)
前述の薬学的組成物222及び223の実施例は本発明を例示するものであり、同一の調製物が本発明の他の好ましい製剤を用いて作製され得ること、及び本発明の一部を形成し得ることは理解されるべきである。

Claims (43)

  1. 式(I)の生成物。
    Figure 2008508228
    (式中:
    pは、整数0、1及び2を表し、
    Aは、アリール、ヘテロアリール又は単環式若しくは二環式縮合炭素環式若しくは複素環式5員ないし11員の基を表し(これらの基は全て、Rから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されている。);
    Xは、単結合又は以下の二価の基を表し:−N(R6)−;−NH−アルク−;アルキレン;−O−;−C(O)−;−S(O)n−;−N(R6)−C(O)−;−NH−CO−アルク−,−N(R6)−C(O)−N(R6’)−;−N(R6)−C(S)−N(R6’)−;−N(R6)−C(O)O−;−N(R6)−SO2−;−N(R6)−SO2−N(R6’)−;−C(O)−N(R6)−;−SO2−NR6−;及び−C(O)O−;
    L1は、単結合又は以下の二価の基を表し:アルキレン、アルケニレン、アルキニレン及びシクロアルキレン(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);フェニレン及びヘテロアリーレン(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基で場合によっては置換される。);
    基NR1R2は、次のとおりであり:
    R1及びR2(同一又は別異であり得る。)のいずれかは、次のとおりであり:
    R1は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル及びシクロアルキル(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル及びヘテロアリールアルキル(芳香環の各々は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換され得る。);−SO2R9;−C(O)R9;−C(O)OR9;−C(O)NR10R11,−C(S)NR10R11及び−SO2NR10R11を表し;
    並びにR2は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル及びシクロアルキル(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
    又はR1及びR2は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、NR12及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を形成し;
    又はNR1とL1若しくはNR2とL1は、一緒に、O、N、NR12及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を形成し;
    R3は、水素原子;ハロゲン原子;ヒドロキシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アルコキシ及びアルキレンジオキシ(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);−NR13R14;−C(O)R13;−S(O)R13;−C(O)OR13;−C(O)NR15R16;−S(O)NR15R16;SF5;ニトロ;シアノ;ハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ又はオキソ基から選択される1つ以上の基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員のヘテロシクロアルキル;アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);但し、Aが単環式又は二環式縮合11員基を表す場合には、R3は、さらなるオキソ、R4に対して以下で定義された基から選択される、R4、R4’、R4’’及びR4’’’(同一又は別異であり得る。)を表し;
    R4は、水素原子;ハロゲン原子;アルキル、アルケニル、アルキニル又はシクロアルキル基(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);オキソを表し;R4、R4’及びR4’’の中から得られる2つの置換基は、これらが結合している炭素原子とともに3員ないし10員環(O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有する。)を形成し得ることが理解され;
    L2は、単結合;アルキレン;アルケニレン;アルキニレン;シクロアルキレン;−O−;−NR17−;−C(O)−及びSO基から選択され;
    Yは、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR5から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された飽和、部分飽和又は不飽和N−複素環を表し;
    R5は、水素原子;ハロゲン原子;アルキル、アルケニル、アルキニル又はシクロアルキル基(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール及びヘテロアリールアルキル(芳香環は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);−OR18;−NR19R20;NR19COR20;−NR19CONR19’R20;−NR19−S(O)2−R20;NR19−S(O)2−NR19’R20;−COR18;COOR21;−CONR22R23;−S(O)nR18;SO2NR22R23;シアノ;ニトロを表し、
    R6は、次のとおりであり:
    R6は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル、アシル若しくはシクロアルキル基(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
    又はR6とNR1R2は、一緒に、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし8員の複素環を形成し;
    又はR6は、L1と一緒に、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし8員の複素環を形成し;
    R6’(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6から選択され;
    R7は、ハロゲン原子;アルキル;シクロアルキル:シクロアルキルアルキル;ヒドロキシル;アルコキシ;シクロアルコキシ;シアノ;−CF3;−NR24R25;−NR26COR27;−NR26CONR26’R27;−NR26−S(O)2−R27;−NR26−S(O)2−NR26’R27;−COOR26;−COR26;−CO(NR24R25);S(O)nR26;−S(O)2NR24R25;OH及びNH2基、ハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ又はオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4ないし7員の複素環;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアリール;ハロゲン原子及びNH2、アルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたヘテロアリール;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたフェノキシを表し;
    R8(R7と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R7と同じ基を表し、さらに、ハロゲン原子;ニトロ;−OCF3;アルキレンジオキシ;ジフルオロメチレンジオキシ;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたベンジルを表し;
    R9(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基を表し;
    R10及びR11(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R12は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アルキルCO又はアルキルSO基(全て、ハロゲン原子、OH、アルコキシ及びジアルキルアミノ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
    R13(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基を表し;
    R14(R13と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R13と同じ基を表し、並びにC(O)R28;C(O)N28R29;SO2R28及びSO2NR28R29も表し;
    R13及びR14は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R15及びR16(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR13と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R13と同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R17は、水素原子、アルキル又はシクロアルキルを表し;
    R18(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基を表し;
    R19及びR20(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R21(R13と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R13と同じ基を表し、及び水素も表し;
    R22及びR23(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R24及びR25(同一又は別異であり得る。)は、水素原子を表し、又はハロゲン原子及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル、アルケニル又はアルキニル基を表し;あるいは、R24及びR25は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N、N−アルキル及びN−C(O)アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子及びOH、アルキル、アルコキシ及びオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R26は、水素原子を表し、又はハロゲン原子及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル、アルケニル若しくはアルキニル基を表し;
    R27(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
    R26及びR27は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N、N−アルキル及びN−C(O)アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子及びOH、アルキル、アルコキシ及びオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環も場合によっては形成することができ;
    R28(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
    R29(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
    R30(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
    nは、整数0、1及び2を表し;
    式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
  2. 請求項1に記載の式(I)の生成物。
    (式中:
    pは、整数0、1及び2を表し、
    Aは、アリール、ヘテロアリール又は単環式若しくは二環式縮合炭素環式若しくは複素環式5員ないし11員の基を表し(これらの基は全て、R3から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されている。);
    Xは、単結合又は以下の二価の基を表し:−N(R6)−;−O−;−C(O)−;−S(O)n−;−N(R6)−C(O)−;−N(R6)−C(O)−N(R6’)−;−N(R6)−C(S)−N(R6’)−;−N(R6)−C(O)O−;−N(R6)−SO2−;−N(R6)−SO2−W(R6’)−;−C(O)−N(R6)−;−SO2−NR6−;及び−C−(O)O−;
    L1は、以下の二価の基を表し:アルキレン、アルケニレン、アルキニレン及びシクロアルキレン(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);フェニレン及びヘテロアリーレン(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基で場合によっては置換される。);
    基NR1R2は、次のとおりであり:
    R1及びR2(同一又は別異であり得る。)のいずれかは、次のとおりであり:
    R1は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル及びシクロアルキル(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル及びヘテロアリールアルキル(芳香環の各々は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換され得る。);−SO2R9;−C(O)R9;−C(O)OR9;−C(O)NR10R11,−C(S)NR10R11及び−SO2NR10R11を表し;
    並びにR2は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル及びシクロアルキル(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
    又はR1及びR2は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、NR12及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を形成し;
    又はNR1とL1若しくはNR2とL1は、一緒に、O、N、NR12及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし8員の複素環を形成し;
    R3は、水素原子;ハロゲン原子;ヒドロキシル;アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アルコキシ及びアルキレンジオキシ(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);−NR13R14;−C(O)R13;−S(O)R13;−C(O)OR13;−C(O)NR15R16;−S(O)NR15R16;SF5;ニトロ;シアノ;ハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ又はオキソ基から選択される1つ以上の基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員のヘテロシクロアルキル;アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);但し、Aが単環式又は二環式縮合11員基を表す場合には、R3は、さらなるオキソ、R4に対して以下で定義された基から選択されるR4、R4’、R4’’及びR4’’’(同一又は別異であり得る。)を表し;
    R4は、水素原子;ハロゲン原子;アルキル、アルケニル、アルキニル又はシクロアルキル基(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);オキソを表し;R4、R4’及びR4’’の中から得られる2つの置換基は、これらが結合している炭素原子とともに3員ないし10員環(O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有する)を形成し得ることが理解され;
    L2は、単結合;アルキレン;アルケニレン;アルキニレン;シクロアルキレン;−O−;−NR17−;−C(O)−及びSO基から選択され;
    Yは、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR5から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された飽和、部分飽和又は不飽和N−複素環を表し;
    R5は、水素原子;ハロゲン原子;アルキル、アルケニル、アルキニル又はシクロアルキル基(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール及びヘテロアリールアルキル(芳香環は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);−OR18;−NR19R20;NR19COR20;−NR19CONR19’R2O;−NR19−S(O)2−R20;−NR19−S(O)2−NR19’R20;−COR18;COOR21;−CONR22R23;−S(O)nR18;SO2NR22R23;シアノ;ニトロを表し、
    R6は、次のとおりであり:
    R6は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル若しくはシクロアルキル基(全て、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
    又はR6とNR1R2は、一緒に、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし8員の複素環を形成し;
    又はR6は、L1と一緒に、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし8員の複素環を形成し;
    R6’(R6と同一であってもよく、又は別異であってもよい。)は、R6から選択され;
    R7は、ハロゲン原子;アルキル;シクロアルキル:シクロアルキルアルキル;ヒドロキシル;アルコキシ;シクロアルコキシ;シアノ;−CF3;−NR24R25;−NR26COR27;−NR26CONR26’R27;−NR26−S(O)2−R27;−NR26−S(O)2−NR26’R27;−COOR26;−COR26;−CO(NR24R25);S(O)nR26;−S(O)2NR24R25;OH及びNH2基、ハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ又はオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4ないし7員の複素環;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアリール;ハロゲン原子及びNH2、アルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたヘテロアリール;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)1つ以上の置換基で場合によっては置換されたフェノキシを表し;
    R8(R7は同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R7と同じ基を表し、さらに、ハロゲン原子;ニトロ;−OCF3;アルキレンジオキシ;ジフルオロメチレンジオキシ;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたベンジルを表し;
    R9(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基を表し;
    R10及びR11(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基から選択され、並びにこれらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R12は、水素原子;アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アルキルCO又はアルキルSO基(全て、ハロゲン原子、OH、アルコキシ及びジアルキルアミノ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
    R13(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基を表し;
    R14(R13と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R13と同じ基を表し、並びにC(O)R28;C(O)N28R29;SO2R28及びSO2NR28R29も表し;
    R13及びR14は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R15及びR16(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、並びにR13と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R13と同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、R7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R17は、水素原子、アルキル又はシクロアルキルを表し;
    R18(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基を表し;
    R19及びR20(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R21(R13と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R13と同じ基を表し、及び水素も表し;
    R22及びR23(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12から選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R24及びR25(同一又は別異であり得る。)は、ハロゲン原子及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル、アルケニル又はアルキニル基を表し;あるいはR24及びR25は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N、N−アルキル及びN−C(O)アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子及びOH、アルキル、アルコキシ及びオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R26は、水素原子を表し、又はハロゲン原子及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル、アルケニル又はアルキニル基を表し;
    R27(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
    R26及びR27は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N、N−アルキル及びN−C(O)アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子及びOH、アルキル、アルコキシ及びオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環も場合によっては形成することができ;
    R28(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
    R29(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
    R30(R26と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26と同じ基を表し;
    nは、整数0、1及び2を表し;
    式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
  3. 式(Ia)に対応する請求項1又は2の何れか1項に記載されている式(I)の生成物。
    Figure 2008508228
    (式中:
    pは、整数0、1及び2を表し、
    Aaは、R3aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、フェニル、ヘテロアリール及び単環式又は二環式縮合炭素環式又は複素環式5員ないし11員の基を表し;
    Xaは、単結合又は以下の二価の基を表し:−N(R6a)−;−O−;−C(O)−;−S(O)n−;−N(R6a)−C(O)−;−N(R6a)−C(O)−N(R6’a)−;−N(R6a)−SO2−;−C(O)−N(R6a)−;−SO2−NR6a−;
    L1aは、1ないし4個の炭素原子を含有し、及びR7aから選択される1つ以上の置換基で場合によっては置換されたアルキレン基を表し;
    基NR1aR2aは、次のとおりであり:
    R1a及びR2a(同一又は別異であり得る。)のいずれかが、次のとおりであり:
    R1aは、水素原子;アルキル及びシクロアルキル(これら最後の2つの基は、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル及びヘテロアリールアルキル(芳香環の各々は、R8aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換され得る。)を表し;
    並びにR2aは、水素原子、アルキル及びシクロアルキル(これら最後の2つの基は、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
    又はR1a及びR2aは、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、NR12a及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を形成し;
    又はNR1aとL1a若しくはNR2aとL1aは、一緒に、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし18員の複素環を形成し;
    R3aは、水素原子、ハロゲン原子;アルキル、シクロアルキル、アルコキシ又はアルキレンジオキシ基(全て、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);−NR13aR14a;−C(O)R13a;−S(O)nR13a;−C(O)NR15aR16a;−S(O)nNR15aR16a;アリール及びヘテロアリール(これら最後の2つの基は、R8aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
    R4a、R4a’、R4a’’及びR4a’’’(同一又は別異であり得る。)は、R4aについて以下で定義されている基から選択され;
    R4aは、水素原子、ハロゲン原子(F)、アルキル又はシクロアルキル基(全て、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;R4a、R4a’及びR4a’’の中から得られる2つの置換基は、これらが結合している炭素原子とともに3員ないし7員環(O、S、及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有する)を形成し得ることが理解され;
    L2aは、単結合;アルキレン;シクロアルキレン;−O−及び−NR17a−から選択され;
    Yaは、O、S及びNから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR5aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたN−複素環を表し;
    R5aは、水素原子、ハロゲン原子、アルキル又はシクロアルキル基(R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール及びヘテロアリールアルキル(芳香環は、R8aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);−OR18a;−NR19aR20a;NR19aCOR20a;−NR19aCONR19a’R20a;−NR19a−S(O)2−R20a;−NR19a−S(O)2−NR19a’R20a;―COR18a;COOR21a;−CONR22aR23a;−S(O)nR18a;SO2NR22aR23a;シアノを表し、
    R6aは、次のとおりであり:
    R6aは、水素原子若しくはアルキル若しくはシクロアルキル基(全て、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
    又はR6aとNR1aR2aは、一緒に、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された5員ないし7員の複素環を形成し;
    又はR6aとL1aは、一緒に、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された5員ないし7員の複素環を形成し;
    R6a’(R6aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6aから選択され;
    R7aは、ハロゲン原子(F);アルキル;ヒドロキシル(OH);アルコキシ;シクロアルコキシ;シアノ基;−CF3;−NR24aR25a;−NR26aCOR27a;−NR26aCONR26a’R27a;−NR26a−S(O)2−R27a;−NR26a−S(O)2−NR26a’R27a;−COOR26a;−COR26a;−CO(NR24aR25a);S(O)nR26a;−S(O)2NR24aR25a;OH及びNH2基、ハロゲン原子(F)及びアルキル、アルコキシ又はオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアリール;ハロゲン原子及びNH2、アルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたヘテロアリール;ハロゲン原子及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)1つ以上の置換基で場合によっては置換されたフェノキシを表し;
    R8a(R7aと同一又は別異であり得る。)は、R7aと同じ基を表し、ハロゲン原子(Cl、Br又はI)及び−OCF3、アルキレンジオキシ及びジフルオロメチレンジオキシ基も表し;
    R12aは、水素原子を表し、又はアルキル、シクロアルキル、アルキルCO若しくはアルキルSO基(全て、ハロゲン原子(F)及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
    R13aは、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアルキル又はシクロアルキル基;ハロゲン原子(F)及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたフェニル基;ハロゲン原子(F)及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された5員又は6員のヘテロアリール基を表し;
    R14aは、R7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル又はシクロアルキル基;C(O)R28aを表し;
    R13a及びR14aは、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N及びNアルキルから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R15a及びR16a(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR13aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R13aと同じ基から選択され、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12Aから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R17aは、水素原子又はアルキル又はシクロアルキル基を表し;
    R18a(R6と同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6と同じ基を表し;
    R19aは、水素原子又はアルキル又はシクロアルキル基を表し;
    R20aは、水素原子又はR7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル若しくはシクロアルキル基;R8aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アリール及びヘテロアリールを表し;
    R19a及びR20a(互いに同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12aから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環も形成することができ;
    R21a(R13aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)はR13aから選択され、水素原子も表す;
    R22a及びR23a(互いに同一であってもよく、又は異なってもよく、及びR6aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R6aから選択され、並びに、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNR12aから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、及びR7aから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環も形成することができ;
    R24a及びR25a(同一又は別異であり得る。)は、ハロゲン原子(F)及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアルキル基を表し、あるいはR24a及びR25aは、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N、N−アルキル及びN−C(O)アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子(F)及びOH、アルキル、アルコキシ又はオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R26aは、水素原子を表し、又はハロゲン原子(F)及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアルキル基を表し;
    R27a(R26aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26aから選択され;
    R26a及びR27aは、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、S、N、N−アルキル及びN−C(O)アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子(F)及びOH、アルキル、アルコキシ又はオキソ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環も場合によっては形成することができ;
    R28a(R26aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26aから選択され;
    R29a(R26aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26aから選択され;
    R30a(R26aと同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、R26aから選択され;
    nは、整数0、1及び2を表し;
    pは、整数0、1及び2を表し、
    式(Ia)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(Ia)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
  4. pが整数0を表し、式(I)の前記生成物の他の置換基が請求項1ないし3の何れか一項に定義されている基の何れかを有する、請求項1ないし3の何れか一項に記載の式(I)の生成物。
  5. pが整数1を表し、式(I)の前記生成物の他の置換基が請求項1ないし4の何れか一項に定義されている基の何れかを有する、請求項1ないし4の何れか一項に記載の式(I)の生成物。
  6. pが整数2を表し、式(I)の前記生成物の他の置換基が請求項1ないし5の何れか一項に定義されている基の何れかを有する、請求項1ないし5の何れか一項に記載の式(I)の生成物。
  7. 式(Ib)に対応する請求項1ないし6に記載されている式(I)または(Ia)の生成物。
    Figure 2008508228
    (式中
    Abは、R3bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、フェニル、ヘテロアリール又は炭素環若しくは複素環式7員ないし11員の環状基を表し;
    Xbは、単結合又は以下の二価の基を表し:−N(R6b)−;−O−;−C(O)−;−S(O)n−;−N(R6b)−C(O)−及び−N(R6b)−SO2−;
    L1bは、1ないし4個の炭素原子を含有し、並びにハロゲン原子及びOH及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されたアルキレン基を表し;
    基NR1bR2bは、次のとおりであり:
    R1b及びR2b(同一又は別異であり得る。)のいずれかが、次のとおりであり:
    R1bは、水素原子又はアルキル若しくはシクロアルキル基(これら最後の2つの基は、R7bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。);ともにR8bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アリール及びヘテロアリールを表し;
    並びにR2bは、水素原子又はアルキル若しくはシクロアルキル基(これら最後の2つの基は、R7bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換される。)を表し;
    又はR1b及びR2bは、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、N−アルキル及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし10員の複素環を形成し;
    又はNR1bとL1b若しくはNR2bとL1bは、一緒に、R7bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし8員の複素環を形成し;
    R3bは、水素原子を表し、F;OCF3;S(O)−アルキル基(アルキル残基は1ないし4個の炭素原子を含有し、及び1つ以上のFで場合によっては置換される。);1つ以上のFで場合によっては置換されてもよいアルキルアミノ;ジアルキルアミノ(2つのアルキル残基は、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、N−アルキル及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにF及びアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよい4員ないし10員の複素環基を場合によっては形成してもよい。))から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル、アルコキシ(−OCH3)又はシクロアルキル基を表し、;
    R4b及びR4’b(同一又は別異であり得る。)は、水素原子、ハロゲン原子F、及び1つ以上のFで場合によっては置換された、アルキル又はシクロアルキル基を表し、2つの置換基R4bは、これらが結合している炭素原子と一緒に、3員ないし5員のスピロ環を形成し得ることが理解され;
    L2bは、単結合及びメチレンから選択され;
    Ybは、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジン、ピラジン、アザインドリル、キノリル、イソキノリル、シンノリニル、キナゾリニル、チアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、1H−ピロロ[2,3−b]ピリジル、フラザニル、モルホリニル、ピロリジニル、3H−イミダゾ−(4,5b)−ピリジン、1H−ピラゾロ−(3,4b)−ピリジン、1H−ピラゾロ−(3,4d)−ピリミジン、ピペリジル、チエニル、インドリル、ピロリル、プリニル、ベンゾオキサジニル、ベンゾイミダゾリルから選択される単環式又は二環式ヘテロアリール基を表し、これらの基はR5bから選択される1つ以上の基で場合によっては置換されており;
    R5bは、水素原子;ハロゲン原子;アルキル;シクロアルキル;−NHR20b;−NHCOR20b;−NHCONR19bR20b;−NH−S(O)2−R20bを表し;
    R6bは、1から4個までの炭素原子を含有する水素原子又はアルキル基を表し;
    R6bとNR1bR2bは、一緒に、R7bから選択される1つ以上の基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された5員ないし7員の複素環を場合によっては形成することができ;
    R7bは、ハロゲン原子;ヒドロキシル;シアノ;COOH;−CF3;アルキル、アルコキシ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−NHCO−アルキル、−CO(NH−アルキル)及びCO(Nジアルキル)(アルキル残基は、ハロゲン原子、OH及びメトキシから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよい。);ハロゲン原子並びにアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよいアリール基;4員ないし7員の複素環;ハロゲン原子及びNH2、アルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよいヘテロアリールを表し;
    R8b(R7bと同一又は別異であり得る。)は、R7bから選択され、並びに、さらに、ハロゲン原子及び−OCF3、アルキレンジオキシ及びジフルオロメチレンジオキシ基を表し;
    R19bは、水素原子又はアルキル又はシクロアルキル基を表し;
    R20bは、水素原子又はR7bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アルキル若しくはシクロアルキル基;R8bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された、アリール及びヘテロアリールを表し;
    R19b及びR20b(互いに同一であってもよく、又は異なってもよい。)は、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N及びNアルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにR7bから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環も形成することができ;
    nは、整数0、1及び2を表し;
    式(Ib)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(Ib)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
  8. 式(Ic)に対応する、請求項1ないし7に記載されている式(I)、(Ia)または(Ib)の生成物。
    Figure 2008508228
    (式中、
    Aは、フェニル、5員ないし6員のヘテロアリール又は以下のリスト:1,2,3,4−テトラヒドロキノリン、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン、インドリル、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドリル、2,3−ジヒドローベンゾチアゾール、テトラヒドロキノリン又はテトラヒドロイソキノリン(これらの基は全て、アルキル、アルコキシ、シクロアルキル、アルキルアミノ及びジアルキルアミノ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されており、各アルキル基は、F、−OCF3、SCF3及びSO2CF3基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されている。)から選択される縮合複素環系を表し;
    Xcは、単結合又は以下の二価の基を表し:−N(R6c)−;−O−;−C(O)−;及び−N(R6b)−C(O)−;
    L1cは、ヒドロキシル基で場合によっては置換されてもよい、1ないし4個の炭素原子を含有するアルキレン基を表し;
    R1c及びR2c(同一又は別異であり得る。)のいずれかが、次のとおりであり:
    R1cは、ハロゲン原子;ヒドロキシル;アルコキシ;シアノ、遊離の又はエステル化されたカルボキシル、フェニル、3員ないし7員のシクロアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−NHCO−アルキル−、−CO(NH−アルキル)、CO(Nジアルキル)から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよいアルキル又はシクロアルキル基を表し、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を含有し、及びハロゲン原子及びアルキル、NH2及びアルコキシ基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよい飽和、部分飽和又は不飽和5員、6員又は7員のヘテロアリール基を表し;あるいは、R1cは、フェニル基又は飽和、部分飽和若しくは不飽和4員ないし7員の複素環基(これ自体、O、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子を含有し、並びにハロゲン原子及びアルキル、NH2及びアルコキシ基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されてもよい。)を表し;
    及びR2cは、水素原子又は1つ以上のハロゲン原子で場合によっては置換されてもよいアルキル若しくはシクロアルキル基を表し;
    又はR1c及びR2cは、これらが結合している窒素原子と一緒に、O、N、NH、N−アルキル及びSから選択される1つ以上の他の複素原子(同一又は別異であり得る。)を場合によっては含有し、並びにハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ、CF3及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を形成し;
    又はNR1cとL1c若しくはNR2cとL1cは、一緒に、ハロゲン原子、及びアルキル、アルコキシ及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された4員ないし7員の複素環を形成し;
    L2cは、単結合及びメチレンから選択され;
    R4c及びR4c’(同一又は別異であり得る。)は、水素原子、1つ以上のハロゲン原子で場合によっては置換されてもよい、アルキル又はシクロアルキル基を表し、
    2つの置換基R4cは、これらが結合している炭素原子と一緒に、3員ないし5員のスピロ環を形成し得ることが理解され;
    Ycは、ピリジ−4−イル、ピリミジン−4−イル、キノリン−4−イル、イソキノリン−5−イル;アザインドール−4−及びキナゾリン−4−イルから選択されるヘテロアリール基(これらの基は、R5cから選択される1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されている。)を表し;
    Rc5は、水素原子、ハロゲン原子;アルキル、シクロアルキル、NH2、−NH−シクロアルキル、−NHCO−アルキル、−NHCO−、シクロアルキル、−NHCONH−アルキル又は−NHCON(ジアルキル)基を表し(アルキル及びシクロアルキル残基は、ハロゲン原子(F)及びアルコキシ、モルホリニル、ピペリジル、ピペラジニル、N−メチル−、ピペラジニル及びCOOH基;NH−アリール、NH−ヘテロアリール、−NHCO−アリール及び−NHCO−ヘテロアリールから選択される1つ以上の基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換されてもよく、芳香族残基は、ハロゲン原子及びアルキル、アルコキシ及びCOOH基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されている。)、
    R6cは、1から4個までの炭素原子を含有する水素原子又はアルキル基を表し;
    R6cとNR1cR2cは、一緒に、ハロゲン原子(F)並びにアルキル及びアルコキシ基から選択される1つ以上の基(同一又は別異であり得る。)で場合によっては置換された5員ないし7員の複素環を形成し;
    式(Ic)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(Ic)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
  9. 請求項1ないし8に記載の式(I)の生成物。
    (式中:
    Aは、R3から選択される1つ以上の基で場合によっては置換された、フェニル、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル又はインドリル基を表し;
    Xは、単結合、−NH−アルク−、アルキレン、−O−、−Nアルク−CO−、NH−CO、−NH−CO−アルク、−NH−CO−NH、−CO−NH−、−SO2、NR6d又は−CO−を表し、
    Lcは、単結合、ヒドロキシル基で場合によっては置換されてもよい、1ないし5個の炭素原子を含有するアルキレン基、シクロアルキルアルキル基、フェニル基を表し;
    R1及びR2(同一又は別異であり得る。)が、次のとおりであり:
    R1は、水素原子を表し、ハロゲン原子及びヒドロキシル、アルコキシ、NH2、NH(アルク)、N(アルク)2、シアノ、遊離の又はエステル化されたカルボキシル基、フェニル及び3員ないし7員のシクロアルキル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されたアルキル基、並びに飽和、部分飽和若しくは不飽和4員ないし7員の複素環基(これ自体、1つ以上のアルキル基で場合によっては置換され、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を含有する。)を表し、
    又は、R1は、3員ないし7員のシクロアルキル基、フェニル基又は飽和、部分飽和若しくは不飽和4員ないし7員の複素環基(これ自体、1つ以上のアルキル基で場合によっては置換され、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子を含有する。)を表し、
    並びに、R2は、水素原子又はアルキル基を表し;
    又はR1及びR2は、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の他の複素原子を場合によっては含有する飽和又は不飽和の4員ないし7員の複素環基を形成し、NとともにR1及びR2によって形成されるこの基は、これ自体、アルキル、ハロゲン、NH2、NH(アルク)、N(アルク)2、CF3及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換され、上記アルキル及びアルコキシ基は全て、直鎖又は分岐であり、及び最大6個の炭素原子を含有し、
    又は、NR1R2は、L1とともに、少なくとも1つの窒素原子を含有し、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の他の複素原子を場合によっては含有する飽和若しくは不飽和4員ないし−10員の複素環を形成し、L1とともにNR1R2によって形成されるこの基は、これ自体、アルキル、シクロアルキル及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換され、
    R3は、水素原子及び1つ以上のFで場合によって置換されてもよい、最大4個の炭素原子を含有するアルキル又はアルコキシ基;場合によってはFによって置換されてもよいアルキル−(S)On;OCF3;SO2CF2;又はSCF3から選択される、環Aの1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)を表し、nは0又は2を表し;
    R4及びR4’(同一又は別異であり得る。)は、水素原子及び最大4個の炭素原子を含有するアルキル基から選択され、
    R6は、水素原子を表し、1つ以上のFで場合によっては置換されてもよいアシル基又は1から4個までの炭素原子を含有するアルキル基を表し、
    L2は、アルキレン基を表し、
    Y2は、NH2によって場合によっては置換されてもよい、キノリル、ピリジル又はピリミジニル基を表し;
    式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
  10. 式(Id)に対応する請求項1ないし9に記載されている式(I)の生成物。
    Figure 2008508228
    (式中:
    Adは、R3dから選択される1つ以上の基で場合によっては置換された、フェニル又はインドリル基を表し;
    Xdは、−O−、−NH−CO−、NR6又は−CO−を表し、
    L1dは、ヒドロキシル基で場合によっては置換されてもよい、1ないし3個の炭素原子を含有するアルキレン基を表し;
    R1d及びR2d(同一又は別異であり得る。)が、次のとおりであり:
    R1dは、ハロゲン原子及びヒドロキシル、アルコキシ、シアノ、遊離の又はエステル化されたカルボキシル基、フェニル及び3員ないし7員のシクロアルキル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換されたアルキル基、並びに飽和、部分飽和若しくは不飽和4員ないし7員の複素環基(これ自体、1つ以上のアルキル基で場合によっては置換され、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子(同一又は別異であり得る。)を含有する。)を表し、
    又は、R2dは、3員ないし7員のシクロアルキル基、フェニル基又は飽和、部分飽和若しくは不飽和4員ないし7員の複素環基(これ自体、1つ以上のアルキル基で場合によっては置換され、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の複素原子を含有する。)を表し、
    並びに、R2dは、水素原子又はアルキル基を表し;
    又はR1d及びR2dは、これらが結合している窒素原子とともに、O、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の他の複素原子を場合によっては含有する飽和又は不飽和4員ないし7員の複素環基を形成し、NとともにR1a及びR2dによって形成されるこの基は、これ自体、アルキル、CF3及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換され、上記アルキル及びアルコキシ基は全て、直鎖又は分岐であり、最大6個の炭素原子を含有し、
    又は、NR1dR2dは、L1dとともに、少なくとも1つの窒素原子を含有し、並びにO、S、N、NH及びN−アルキルから選択される1つ以上の他の複素原子を場合によっては含有する飽和若しくは不飽和4員ないし8員の複素環を形成し、L1dとともにNR1dR2dによって形成されるこの基は、これ自体、アルキル及び遊離の又はエステル化されたカルボキシル基から選択される1つ以上の基で場合によっては置換され、
    R3dは、水素原子及び1つ以上のFで場合によって置換されてもよい、最大4個の炭素原子を含有するアルキル又はアルコキシ基;場合によってはFによって置換されてもよいアルキル−(S)On;OCF3;SO2CF2;又はSCF3から選択される、環Adの1つ以上の置換基(同一又は別異であり得る。)を表し、nは0又は2を表し;
    R4d及びR4’d(同一又は別異であり得る。)は、水素原子及び最大4個の炭素原子を含有するアルキル基から選択され、
    L2dは、アルキレン基を表し、
    Y2dは、キノリル、ピリジル又はピリミジニル基を表し;
    式(Id)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(Id)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
  11. 請求項1ないし10の何れか1項に記載されている式(I)、(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の生成物。
    (式中、
    Aがフェニル基を表す場合には、Xdは、−O−、−NR6又は−NH−COを表し、式(I)、(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の前記生成物の他の置換基は、請求項1ないし10の何れか1項に定義されている意味を有し、
    式(I)、(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)、(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)
  12. 以下に名称が記載されている、請求項1ないし11の何れか1項に記載されている式(I)の生成物。
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−モルホリン−4−イル−アセトアミド
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(ジメチル−モルホリン−4−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−チオモルホリン−4−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−ピロリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−4−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−メトキシ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−ジメチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−(シアノメチル−アミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−[1,4]ジアゼパン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(1,2,2−トリメチル−プロピルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − ({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル−アミノ)−アセタートメチルエステル;トリフルオロ−アセタートとの化合物
    − 2−(2,2−ジフルオロ−エチルアミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4,4−ジメチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−トリフルオロメチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[1,4]オキサゼパン−4−イル−アセトアミド
    − 1−{[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル−ピロリジン−3−カルボン酸メチルエステル
    − 2−アゼチジン−1−イル−N−[5−[4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミド
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−フルオロ−エチルアミノ)−アセトアミド
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(2−メトキシ−エチル)−メチル−アミノ]−アセトアミド
    ({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−酢酸トリフルオロアセタート
    − 2−シクロヘキシルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−シクロプロピルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4/4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−モルホリン−4−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(ジメチル−モルホリン−4−イル)−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピペリジン−1−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−チオモルホリン−4−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピロリジン−1−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − 3−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−プロピオンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
    − 3−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−モルホリン−4−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−ジメチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 1−メチル−ピペリジン−4−カルボン酸[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アミド,トリフルオロ−アセタート
    − 3−[3−(2−シクロペンチルアミノ−エトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−(3−{2−[(フラン−2−イルメチル)−アミノ]−エトキシ}−4−メトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−{3−[2−(2−ヒドロキシ−1−フェニル−エチルアミノ)−エトキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    −3−[3,3−ジメチル−1−(2−モルホリン−4−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−[3,3−ジメチル−1−(2−チオモルホリン−4−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−{4−メトキシ−3−[2−(2−モルホリン−4−イル−エチルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−[4−メトキシ−3−(2−ピロリジン−1−イル−エトキシ)−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−(4−メトキシ−3−{2−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−エトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−{4−メトキシ−3−[2−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−{4−メトキシ−3−[2−(l−メチル−ピペリジン−4−イルアミノ)−エトキシ]−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−{3−[2−ヒドロキシ−3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−プロポキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−{3−[2−ヒドロキシ−3−(ピリジン−4−イルアミノ)−プロポキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−{3−[2−ヒドロキシ−3−(l−メチル−ピペリジン−4−イルアミノ)−プロポキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
  13. 以下に名称が記載されている、請求項1ないし11の何れか1項に記載されている式(I)の生成物。
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−モルホリン−4−イル−アセトアミド
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(ジメチル−モルホリン−4−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−チオモルフィン−4−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−ピロリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
    N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(ピリジン−4−イルメチル)−アミノ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−メトキシ−エチルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−ジメチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−(シアノメチル−アミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−メチル−[1,4]ジアゼパン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(1,2,2−トリメチル−プロピルアミノ)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − ({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−酢酸メチルエステル;トリフルオロ酢酸との化合物
    − 2−(2,2−ジフルオロ−エチルアミノ)−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4,4−ジメチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(4−トリフルオロメチル−ピペリジン−1−イル)−アセトアミド
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[1,4]オキサゼパン−4−イル−アセトアミド
    − 1−{[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−ピロリジン−3−カルボン酸メチルエステル
    − 2−アゼチジン−1−イル−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミド
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−(2−フルオロ−エチルアミノ)−アセトアミド
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−2−[(2−メトキシ−エチル)−メチル−アミノ]−アセトアミド
    − ({[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニルカルバモイル]−メチル}−アミノ)−酢酸トリフルオロアセタート
    − 2−シクロヘキシルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−シクロプロピルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−モルホリン−4−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(ジメチル−モルホリン−4−イル)−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピペリジン−1−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−チオモルホリン−4−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−ピロリジン−1−イル−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − 3−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−3−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−プロピオンアミド;トリフルオロ酢酸との化合物
    − 3−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−プロピオンアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−モルホリン−4−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−ピペリジン−1−イル−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−2−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−ジメチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−ジエチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−tert−ブチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 2−シクロペンチルアミノ−N−[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−イソプロピル−フェニル]−アセトアミドトリフルオロアセタート
    − 1−メチル−ピペリジン−4−カルボン酸[5−(4,4−ジメチル−2,5−ジオキソ−3−ピリジン−4−イルメチル−イミダゾリジン−1−イル)−2−トリフルオロメトキシ−フェニル]−アミド、トリフルオロ−アセタート
    − 3−[3−(2−シクロペンチルアミノ−エトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−(3−{2−[(フラン−2−イルメチル)−アミノ]−エトキシ}−4−メトキシ−フェニル)−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−{3−[2−(2−ヒドロキシ−1−フェニル−エチルアミノ)−エトキシ]−4−メトキシ−フェニル}−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−[3,3−ジメチル−1−(2−モルホリン−4−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    − 3−[3,3−ジメチル−1−(2−チオモルホリン−4−イル−アセチル)−2,3−ジヒドロ−1H−インドール−イル]−5,5−ジメチル−1−キノリン−4−イルメチル−イミダゾリジン−2,4−ジオン
    式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。
  14. 医薬品としての、請求項1ないし11の何れか1項に記載されている式(I)の生成物及びこれらのプロドラッグ(式(I)の前期生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前期生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との薬学的に許容される不可塩でもある。)。
  15. 医薬品としての、請求項1ないし13に記載されている式(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の生成物及びこれらのプロドラッグ(式(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体及びジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(Ia)、(Ib)、(Ic)又は(Id)の前記生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との薬学的に許容される付加塩でもある。)。
  16. 医薬品としての、請求項12又は13に記載された生成物及びこれらのプロドラッグ、並びにこれらの生成物の、無機酸及び有機酸との又は無機塩基及び有機塩基との薬学的に許容される付加塩。
  17. 活性成分として、請求項14ないし16に記載されている医薬品の少なくとも1つを含有する薬学的組成物。
  18. 特に癌の化学療法用の医薬品として使用されることを特徴とする、請求項17に記載の薬学的組成物。
  19. 活性成分に加えて、癌を撲滅するための他の化学療法医薬品を含有する、請求項18に記載の薬学的組成物。
  20. 複数のタンパク質キナーゼの、特に1つのタンパク質キナーゼの活性を阻害するための医薬品の調製のための、請求項1ないし13のいずれか1項に記載されている式(I)の前記生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  21. タンパク質キナーゼがタンパク質チロシンキナーゼである、請求項1ないし13のに記載されている式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  22. タンパク質キナーゼが以下の群:IGFl、Raf、EGF、PDGF、VEGF、Tie2、KDR、Flt1−3、FAK、Src、Abl、cKit、cdk1−9、オーロラ1−2、cdc7、Akt、Pdk、S6K、Jnk、IR、FLK−I、FGFRl、FGFR2、FGFR3、FGFR4、FGFR5、PLK、Pyk2、CDK7、CDK2及びEGFRから選択される、請求項1ないし13のいずれか1項に記載されている式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  23. タンパク質キナーゼが以下の群:IGFl、cdc7、オーロラ−2、Src、Jnk、FAK、KDR、IR、Tie2、CDK7、CDK2及びEGFRから選択される、請求項1ないし13のいずれか1項に記載されている式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  24. タンパク質キナーゼがIGF1Rである、請求項1ないし13のいずれか1項に記載されている式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  25. タンパク質キナーゼがFAK又はAKTである、請求項1ないし13のいずれか1項に記載されている式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  26. タンパク質キナーゼが細胞培養物中に存在する、請求項1ないし13のいずれか1項に記載されている式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  27. タンパク質キナーゼが哺乳動物中に存在する、請求項1ないし13のいずれか1項に記載されている式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  28. タンパク質キナーゼの活性の脱制御によって特徴付けられる疾病を予防又は治療するための医薬品の調製のための、請求項1ないし13のいずれか1項に記載されている式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  29. 予防又は治療されるべき疾病が哺乳動物中に存在する、請求項1ないし13に記載の式(I)の生成物の使用。
  30. 以下の群:血管増殖の疾患、繊維性疾患、メサンギウム細胞増殖の疾患、末端肥大症、代謝性疾患、アレルギー、喘息、クローン病、血栓症、神経系の疾病、網膜症、乾癬、関節リウマチ、糖尿病、筋肉変性、老化、年齢に関連する黄斑変性、腫瘍疾病及び癌に属する疾病を予防又は治療するための医薬品の調製のための、請求項1ないし13に記載されている式(I)生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  31. 腫瘍疾病を治療するための医薬品の調製のための、請求項1ないし13のいずれか1項に記載されている式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  32. 癌を治療するための医薬品の調製のための、請求項1ないし13のいずれか1項に記載されている式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  33. 治療されるべき疾病が充実性腫瘍の癌である、請求項1ないし13に記載の式(I)の生成物の使用。
  34. 治療されるべき疾病が細胞毒性薬に対して耐性がある癌である、請求項1ないし13に記載の式(I)の生成物の使用。
  35. 乳癌、胃癌、大腸の癌、肺癌、卵巣の癌、子宮の癌、脳の癌、腎臓の癌、喉頭の癌、リンパ系の癌、甲状腺の癌、尿生殖路の癌、精嚢及び前立腺を含む経路の癌、骨癌、膵臓の癌及び悪性黒色腫である癌を治療するための医薬品の調製のための、請求項1ないし13のいずれか1項に記載されている式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  36. 治療されるべき疾病が乳癌、大腸の癌又は肺癌である、請求項1ないし13に記載の式(I)の生成物の使用。
  37. 癌化学療法用の医薬品の調製のための、請求項1ないし13のいずれか1項に記載されている式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  38. 単独で又は組み合わせて使用される、癌化学療法用の医薬品の調製のための、請求項1ないし13のいずれか1項に記載されている式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  39. 単独で又は化学療法若しくは放射線療法と組み合わせてあるいは他の治療剤と組み合わせて使用するための医薬品の調製のための、請求項1ないし13のいずれか1項に記載されている式(I)の生成物又は式(I)の前記生成物の薬学的に許容される塩の使用。
  40. 治療剤が一般的に使用される抗癌剤であり得る、請求項1ないし13に記載の式(I)の生成物の使用。
  41. タンパク質キナーゼ阻害剤としての、請求項1ないし13の何れか1項に記載されている式(I)の生成物(式(I)の前記生成物は、全ての想定可能なラセミ、鏡像異性体又はジアステレオマー異性体形態であり、並びに式(I)の前記生成物の、薬学的に許容される無機酸及び有機酸との又は薬学的に許容される無機塩基及び有機塩基との付加塩でもある。)及びこれらのプロドラッグ。
  42. IGF1R阻害剤としての、請求項1ないし13の何れか1項に記載されている式(I)、(Ia)、(Ib)又は(Ic)の生成物。
  43. IGF1R阻害剤としての、請求項1ないし13に記載の式(Id)の生成物。
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