JP2008500490A - 過給気内燃機関の排気再循環装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、過給気燃焼機関1の排気再循環装置に関する。該装置は、燃焼機関1から出る排気を導くための排気ライン3と、燃焼機関1に対して大気圧よりも高圧の空気を導くための入口ライン7と、帰還ライン10を介して、排気ライン3から入口ライン7に排気を再循環させ得るように、排気ライン3を入口ライン7に接続する前記帰還ライン10と、帰還ライン10内で再循環する排気が、入口ライン7内で空気と混合される前に冷却剤によって冷却されるEGR冷却器12とを含む。EGR冷却器12内の排気が、循環する冷却剤によって冷却され、循環する冷却剤は、それがEGR冷却器12内に導かれる時に、周囲温度と事実上同等の温度であるようになされる。

Description

本発明は、請求項1の前段に記載された過給気燃焼機関の排気再循環装置に関するものである。
EGR(排気再循環)として知られている技術は、燃焼機関における燃焼プロセスから出る排気の一部を、帰還ラインを経て、燃焼機関に空気を供給するための入口ラインに戻して導く、既知の方法である。かくして、燃焼が行われるエンジンのシリンダに、入口ラインを経て、空気と排気の混合物が供給される。空気に対する排気の添加は、燃焼温度の低下を引き起こし、とりわけ排気中の窒素酸化物NO量の低下に帰する。この技術は、オットー(Otto)機関およびディーゼル機関の両者に適用される。
過給気燃焼機関に供給可能な空気量は、空気圧力によるが、空気温度にもよる。したがって、燃焼機関に対する最大可能量の空気の供給は、燃焼機関に導かれる前の圧縮空気を給気冷却器内で冷却することを伴う。圧縮空気は、給気冷却器を通って流れる周囲空気によって、給気冷却器で冷却される。このように、圧縮空気は、周囲温度よりも僅かに数度高い温度にまで冷却可能である。EGR技術を使用する場合には、帰還排気の冷却も必要である。これは、いわゆるEGR冷却器によって達成される。EGR冷却器は、冷却系内で循環する冷却剤によってEGR冷却器内で排気が冷却されるように、燃焼機関の冷却系に通常接続される。したがって、EGR冷却器は、冷却系内の冷却剤温度よりも低い温度に排気が冷却されないという限界を受ける。よって、冷却された排気は、燃焼機関への入口ラインに投入される時、通常、冷却された圧縮空気よりも高温である。したがって、燃焼機関に導かれる排気と空気の混合物は、排気の再循環を行なわない過給気燃焼機関内に導かれる圧縮空気よりも高温である。したがって、EGRを設けた過給気燃焼機関の性能は、EGRを設けない過給気燃焼機関の性能よりも多少劣る。
本発明の目的は、排気再循環が、これを行なわない類似燃焼機関の性能よりも劣る燃焼機関性能にならないような、過給気燃焼機関における排気再循環を行う装置を提供することである。
この目的は、前記種類の装置であって、請求項1の特徴部分で示される構成を有する装置によって達成される。これは、事実上、周囲温度と同等の温度である冷却剤によってEGR冷却器で冷却される排気を伴う。それによって、周囲温度よりも僅かに高い温度に排気を冷却することができる。斯様に、排気を、従来の給気冷却器での冷却した後の圧縮空気の温度と事実上同等の温度にすることができる。この場合、燃焼機関に供給される排気と圧縮空気の混合物は、排気再循環のない類似燃焼機関に供給される圧縮空気よりも高温ではない。したがって、本発明による装置を具備する燃焼機関の性能は、EGR冷却器を具備しない燃焼機関の性能と事実上同等である。
本発明の好適実施形態によれば、前記冷却剤が、第1冷却系に対して別体の冷却系を構成する第2冷却系で循環する。従来のEGR冷却器では、再循環する排気が、燃焼機関を冷却する冷却系の冷却剤で冷却される。このように、EGR冷却器は、周囲温度よりも通常かなり上である、冷却系における冷却剤の温度よりも低温に排気を冷却することができないという制限を受ける。適切な大きさの冷却能力を有する斯様な別体第2冷却系を用いることによって、冷却系内で再循環する冷却剤に、その冷却剤がEGR冷却器内に導かれる時に周囲温度と事実上同等の温度を与えることが可能である。斯様に、再循環する排気は、圧縮空気と混合される前に、周囲温度よりも僅かに高い温度に同様に冷却することができる。第2冷却系は、これを通る冷却剤を循環させる冷却剤ポンプを有してもよい。このように、第2冷却系における冷却剤は、冷却系内で首尾よく制御された循環を受けることが保証される。第2冷却系は、循環する冷却剤を冷却するための放熱エレメントを含んでもよく、該放熱エレメントは、周囲空気が流れる領域に配設される。燃焼機関は、車両に動力を与えるために有利に使用される。そのような場合、放熱エレメントを適切に配置することによって、車両が作動する間に放熱エレメントを通る周囲空気の自然な流れを得ることを可能にする。代替的に、第2冷却系は、放熱エレメントを通して周囲空気を流れさせる放熱器ファンを有することができる。
本発明の別の好適実施形態によれば、過給気内燃機関の排気再循環装置が、燃焼機関への入口ラインの圧縮空気を冷却するように構成された給気冷却器を含む。そのような給気冷却器は、普通、燃焼機関を冷却するための冷却剤を冷却する、車両前部の通常の放熱器に取り付けられる。給気冷却器における圧縮空気は、給気冷却器を通って流れる周囲空気によって冷却される。放熱エレメントおよび給気冷却器は、周囲空気が通って流れる別の領域に配設してもよい。したがって、第2冷却系は、放熱エレメントを通って周囲空気を循環させる別体放熱器ファンを有してもよい。代替的に、放熱エレメントおよび給気冷却器を、共通領域に配設してもよい。そのような場合、給気冷却器および放熱エレメントの両者を通る周囲空気を循環させるために共通放熱器ファンを用いてもよい。
本発明の別の好適実施形態によれば、放熱エレメントおよび給気冷却器は、各々が一つの平面に主たる広がりを有する平坦な冷却パッケージを実質的に含み、それによって、放熱エレメントおよび給気冷却器が、共通領域における事実上共通の平面に配設される。有利には、放熱エレメントおよび給気冷却器が、空気流の方向に事実上直角である共通平面に互いに並んで配設される。そのような場合、共通領域を通って導かれる空気が、放熱エレメントおよび給気冷却器を通って平行に導かれる。斯様に、この空気は、放熱エレメントまたは給気冷却器のみを通過する。かくして、放熱エレメントおよび給気冷却器を通る周囲温度の空気の流れが保証される。このように、給気冷却器内の圧縮空気および放熱エレメント内の冷却剤は、事実上同様な温度への同様な冷却を受ける。また、第1冷却系に属する放熱器は、空気流の方向に放熱エレメントおよび給気冷却器よりも下流位置で、前記共通領域に配設することができる。したがって、車両に存在する放熱器ファンは、給気冷却器および放熱エレメントを通って空気を循環するためにも使用できる。そのような場合、空気は、第1冷却系に属し、かつ、燃焼機関の冷却を意図する放熱器を通って導かれる前に、放熱エレメント、または、給気冷却器を通ってまず導かれる。このように、初めに、空気が冷却エレメントまたは給気冷却器を通過するので、後側に位置する放熱器に空気が到着する時、空気は、周囲よりも多少高温である。それにもかかわらず、燃焼機関を冷却する第1冷却系の冷却剤は、許容可能な機能を実行するために周囲温度まで冷却される必要は必ずしもない。
以下、添付の図面を見ながら、例示としての本発明の好適例について説明する。
図1は、過給気燃焼機関の排気再循環装置を示す。この場合、燃焼機関はディーゼル機関1である。そのような再循環は、通常EGR(排気再循環)と呼ばれる。燃焼機関のシリンダに導かれる圧縮空気に対する排気の添加は、燃焼温度を低下させ、したがって、燃焼プロセスの間に形成される窒素酸化物(NO)の量も低下させる。ディーゼル機関1は、重い車両に動力を提供することを目的とすることができる。ディーゼル機関1のシリンダからの排気は、排気マニホールド2を経て排気ライン3に導かれる。大気圧よりも高圧の排気ライン3内の排気がタービン4に導かれる。かくして、接続部を介して圧縮機5に伝達される駆動動力が、タービン4に提供される。圧縮機5は、空気フィルタ6を経て入口ライン7に導かれる空気を圧縮する。給気冷却器8が、入口ライン7に配置される。給気冷却器8の目的は、ディーゼル機関1に導かれる前の圧縮空気を冷却することである。圧縮空気は、放熱器ファン9により給気冷却器8を通って流れる周囲空気によって、給気冷却器8で冷却される。放熱器ファン9は、適切な接続部を介してディーゼル機関1により駆動される。
排気ライン3内の排気の一部を再循環させる装置は、排気ライン3と入口ライン7との間に延在する帰還ライン10を含む。帰還ライン10は、EGRバルブ11を含み、このEGRバルブ11により、必要に応じて、帰還ライン10内の排気流を遮断できる。EGRバルブ11は、帰還ライン10を経て排気ライン3から入口ライン7に導かれる排気の量を制御するためにも使用可能である。ディーゼル機関1の現在の動作状態に関する情報に基づいて、制御ユニット13がEGRバルブ11を制御するように構成される。制御ユニット13は、適切なソフトウエアを付与したコンピュータ・ユニットであってよい。帰還ライン10は、排気を冷却するためのEGR冷却器12も含む。過給気ディーゼル機関1では、或る作動状態における排気ライン3内の排気圧力が、入口ライン7内の圧縮空気の圧力よりも低い。そのような状態で、特別な補助手段なしに、帰還ライン10内の排気を入口ライン7内の圧縮空気と直接混合することはできない。このために、例えばベンチュリ14を用いることができる。燃焼機関が、過給気オットー機関であるならば、帰還ライン10内の排気は、入口ライン7内に直接導くことができる。なぜなら、事実上全ての作動状態におけるオットー機関の排気ライン3中の排気は、入口ライン7中の圧縮空気よりも高い圧力だからである。排気が、入口ライン7中の圧縮空気と混合された時、混合物は、マニホールド15を経てディーゼル機関1の各シリンダに導かれる。
ディーゼル機関1は、第1冷却系によって従来方法で冷却される。第1冷却系は、第1の冷却剤ポンプ16によって循環せしめられる冷却剤を有する回路を含む。回路は、サーモスタット17、および、周囲空気が流れる第1の領域Aに配置される放熱器18も含む。放熱器ファン9は、放熱器18および給気冷却器8を通って第1の領域Aに空気の流れを作るためのものである。帰還ライン7内の再循環する排気は、第2冷却系によってEGR冷却器12内で冷却される。同様に、第2冷却系は、循環する冷却剤を有する回路を含む。冷却剤は、第2冷却剤ポンプ19によって回路内で循環せしめられる。冷却系は、周囲空気が第2の放熱器ファン21から流れる第2の領域Bに配置された放熱エレメント20も含む。第2の放熱器ファン21は、電気モータ22によって駆動される。
ディーゼル機関1の作動中、排気ライン3内の排気は、周囲に導出される前にタービン4を駆動する。かくして、タービン4に、圧縮機5を駆動する駆動動力が与えられる。圧縮機5は、空気フィルタ6を経て入口ライン7に導かれる空気を圧縮する。給気冷却器8を通る周囲空気の流れによって、給気冷却器8内で圧縮空気が冷却される。このように、給気冷却器8内の圧縮空気は、周囲温度を僅かに数度超える温度まで冷却される。ディーゼル機関1のほとんどの作動状態で、制御ユニット13は、排気ライン3内の排気の一部が帰還ライン10に導かれるように、EGRバルブ11を開放状態に保つ。排気ライン3内の排気は、通常、温度約600℃〜700℃である。帰還ライン10内の排気がEGR冷却器12に到達すると、それら排気は、第2冷却系による冷却を受ける。第2冷却系は、放熱エレメント20内で周囲空気によって冷却される循環冷却剤を含む。放熱エレメント20を適切な大きさに設定することによって、冷却剤を、周囲温度と事実上同等の温度に冷却することができる。代替的に、第2冷却系内の冷却剤の流れは、冷却剤が放熱エレメント20を通過した後に、周囲温度と事実上同等の温度に冷却されるように調整可能である。そのような冷却剤の冷却を達成するために、放熱エレメント20を通る冷却剤の流れは、比較的小さいことが必要である。EGR冷却器12の適切な設計によって、冷却剤がEGR冷却器12内に導かれた時、そのように周囲温度と事実上同等の温度である冷却剤が、周囲温度を僅かに数度超える温度にEGR冷却器12内の排気を冷却することができる。斯様に、帰還ライン10内の排気は、給気冷却器8内の圧縮空気と事実上同等の温度水準までの冷却を受ける。
過給気ディーゼル機関1では、或る作動状態において、排気ライン3内の排気圧力が、このように入口ライン7内の圧縮空気の圧力よりも低い。排気が、入口ライン7内に導かれ、かつ、入口ライン7内で圧縮空気と混合され得るように、帰還ライン10への接続部で局所的に入口ライン7内の空気の静圧を下げるためにベンチュリ14を用いることができる。排気と圧縮空気の混合物は、その後、マニホールド15を経てディーゼル機関1の各シリンダに導かれるEGRを具備するディーゼル機関1は、EGR冷却器12内での再循環排気の斯かる冷却によって、給気冷却器8内での冷却後に、再循環する排気に、入口ライン7内の圧縮空気の温度と事実上同等の温度を与えることができる。ディーゼル機関1に導かれる排気と圧縮空気の混合物は、EGRを具備しないディーゼル機関に導かれる圧縮空気の温度と事実上同等の温度が与えられる。したがって、本発明で、EGRを設けたディーゼル機関は、EGRを具備しないディーゼル機関の性能と事実上同等の性能を呈することができる。
図2は、ディーゼル機関1で排気を再循環させる代替装置を示す。この場合、第2冷却系に属する放熱エレメント20は、給気冷却器8および放熱器18と同じ、空気流領域A内に位置する。したがって、第1の放熱器ファン9は、放熱エレメント20を通って空気を導くために使用することもできる。この場合、このように、第2の放熱器ファン21を使用する必要はない。放熱エレメント20および給気冷却器8は、一平面に主たる広がりをそれぞれ有する平坦な冷却パッケージを事実上含む。この場合、放熱エレメント20および給気冷却器8は、第1の領域Aにおける空気の流れ方向に事実上直角である事実上共通の平面に互いに並んで配設される。ここで、空気は放熱エレメント20および給気冷却器8を通って平行に導かれる。このように、周囲温度の空気は、放熱エレメント20および給気冷却器8の両者を通って流れることが保証される。このように、給気冷却器8内の圧縮空気、および、放熱エレメント20内の冷却剤は、周囲温度と事実上同等の温度まで冷却を受ける。この場合、第1冷却系に属する放熱器18は、空気流方向で放熱エレメント20および給気冷却器8から下流位置に配置される。したがって、空気は、放熱器18を通って導かれる前に、先ず放熱エレメント20または給気冷却器8を通って導かれる。このように、放熱器18に到達する空気は、周囲より幾分高い温度である。しなしながら、放熱器18内の冷却剤が、周囲温度に必ずしも冷却される必要はない時、この空気は、放熱器18内の冷却剤を冷却するために、通常、全く十分な温度である。
本発明は、図示例に全く限定されず、特許請求の範囲内で自由に変更可能である。
過給気ディーゼル機関で排気を再循環するための、本発明の第1実施例による装置を示す。 過給気ディーゼル機関で排気を再循環するための、本発明の第2実施例による装置を示す。

Claims (10)

  1. 第1冷却系によって冷却される過給気燃焼機関(1)の排気を再循環させる装置であり、
    前記燃焼機関(1)から出る排気を導くための排気ライン(3)と、
    前記燃焼機関(1)に大気圧よりも高圧の空気を導くための入口ライン(7)と、
    帰還ライン(10)を介して、前記排気ライン(3)から前記入口ライン(7)まで排気を再循環させ得るように、前記排気ライン(3)を前記入口ライン(7)に接続する前記帰還ライン(10)と、
    前記帰還ライン(10)内で再循環する前記排気が、前記入口ライン(7)内で空気と混合される前に、冷却剤によって冷却されるEGR冷却器(12)とを含む、前記過給気内燃機関の排気再循環装置において、
    前記EGR冷却器(12)内の前記排気が、循環する冷却剤によって冷却され、該循環する冷却剤は、それが前記EGR冷却器(12)に導かれる時に、周囲温度と事実上同等の温度であるようになされていることを特徴とする過給気内燃機関の排気再循環装置。
  2. 前記冷却剤が、前記第1冷却系に対して別体冷却系を構成する第2冷却系内で循環されることを特徴とする請求項1に記載された過給気内燃機関の排気再循環装置。
  3. 前記第2冷却系が、冷却剤ポンプ(19)を含み、該冷却剤ポンプ(19)によって、前記冷却系を通って前記冷却剤が循環せしめられることを特徴とする請求項2に記載された過給気内燃機関の排気再循環装置。
  4. 前記第2冷却系が、前記循環する冷却剤を冷却するための放熱エレメント(20)を含み、前記放熱エレメント(20)が、周囲空気が流れる領域に配置されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載された過給気内燃機関の排気再循環装置。
  5. 前記第2冷却系が、放熱器ファン(21)を含み、該放熱器ファン(21)によって、前記放熱エレメント(20)を通して周囲空気を流すことを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載された過給気内燃機関の排気再循環装置。
  6. 前記過給気内燃機関の排気再循環装置が、前記燃焼機関(1)への前記入口ライン(7)内の前記圧縮空気を冷却するようになされた給気冷却器(8)を含むことを特徴とする請求項4または請求項5に記載された過給気内燃機関の排気再循環装置。
  7. 前記放熱エレメント(20)および前記給気冷却器(8)は、周囲空気が流れる別の領域(A、B)に配置されていることを特徴とする請求項6に記載された過給気内燃機関の排気再循環装置。
  8. 前記放熱エレメント(20)および前記給気冷却器(8)は、周囲空気が流れる共通領域(A)に配置されていることを特徴とする請求項6に記載された過給気内燃機関の排気再循環装置。
  9. 前記放熱エレメント(20)および前記給気冷却器(8)は、一平面に主たる広がりをそれぞれ有する平坦な冷却パッケージを事実上含み、前記放熱エレメント(20)および前記給気冷却器(8)は、前記共通領域(A)における事実上共通の平面に配設されていることを特徴とする請求項8に記載された過給気内燃機関の排気再循環装置。
  10. 前記第1冷却系に属する放熱器(18)も、前記空気流方向で、前記放熱エレメント(20)および前記給気冷却器(8)から下流位置で、前記共通領域(A)に配置されていることを特徴とする請求項9に記載された過給気内燃機関の排気再循環装置。
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