JP2008312272A - 軸流ファン - Google Patents

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Abstract

【課題】高速回転を伴う軸流ファンにおいて、優れた放熱性を備えた軸流ファンを提供する。
【解決手段】複数のコイル31の端部を接続する基板5は、ケース4の底部42の軸方向下側において、軸方向に離れて配置される。基板5と底部42との間にはスペーサ6が配置され、基板5はスペーサ6に固定される。底部42に形成される複数の貫通孔421と、スペーサ6に形成される複数の貫通孔とは、軸方向に重なるように配置される。インペラ2の回転により発生する空気の流れの少なくとも一部が、ケース4の内部を通り、底部42およびスペーサ6の貫通孔を介してケース4の外部へ流出することにより、モータ3で発生する熱をケース4の外部へ効率よく放熱することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸流ファンに関し、特に電子機器を冷却する冷却装置として好適な軸流ファンに関する。
近年、パーソナルコンピュータやサーバ等の装置は、装置を構成する電子部品の高性能化に伴い、発熱量が増大している。特にサーバにおいては、比較的狭い筐体内に多数の電子部品が収容されるため、筐体内が高温になる。多くの電子部品は、正常に動作する温度範囲が定められており、その温度範囲外では電子部品の本来の性能を発揮することができない。そこで、電子部品を冷却するために、高い冷却性能を有する冷却装置が必要とされている。
従来、電子部品を搭載した電子機器を冷却する冷却装置として、特許文献1に記載の軸流ファンが知られている。
特開2004−159421号公報
ところで、近年、パーソナルコンピュータやサーバ等の装置の小型化により、装置の筐体内に複数の電子部品が高密度に配置されている。そのため、この筐体内を冷却する冷却装置は、冷却装置自身の小型化を実現しつつ、大風量を確保することが要求されている。その対策として、特許文献1の軸流ファンのモータを高速で回転させることで、大風量を確保することが考えられる。
モータを高速で回転させるためには、モータを構成するコイルに高い電圧を与えるか、コイルに大きな電流を流す必要がある。しかしながら、コイルに高い電圧を与える方法を採用すると、電源電圧を昇圧させるための昇圧回路が必要となり、コスト高となる問題がある。また、コイルに大きな電流を流す方法を採用すると、コイルにおける発熱量が大きくなり、モータの効率が低下するという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、高速回転を伴う軸流ファンにおいて、安価な構成を実現しつつ、軸流ファン自身の放熱性を備えた軸流ファンを提供することを主な目的としている。
上述した目的を達成するために、本発明の軸流ファンは、シャフトと、シャフトの中心軸を中心に、シャフトとともに回転するロータマグネットと、ロータマグネットと径方向に対向する位置に配置される複数の磁極歯、および、複数の磁極歯のそれぞれに導電線を巻回することにより形成されるコイルを備えるステータと、シャフトをステータに対し回転可能に支持する軸受機構と、からなるモータ、ステータよりも軸方向一端側に配置されシャフトとともに回転するインペラ、ステータを保持する筒部と、ロータマグネットよりも軸方向他端側に配置され、複数の貫通孔を有する底部と、を備えるケース、および、複数のコイルの端部を接続する基板、を備え、インペラの回転により発生する空気の流れの少なくとも一部がケースの内部から貫通孔を介してケースの外部へと流れる軸流ファンであって、底部の軸方向他端側には基板が備えられ、基板は底部から軸方向に離れて設けられることを特徴とする。
上記の構成によれば、基板が底部から軸方向に離れているため、貫通孔を介してケースの外部へと流れる空気の流れが基板によって妨げられることがない。したがって、ケース内部を流通する空気の流れにより、ステータを効率よく冷却することができる。
また、上述した軸流ファンにおいて、底部にはスペーサが固定され、スペーサの軸方向他端側に基板が取り付けられることが望ましい。
上記の構成によれば、底部と基板との間にスペーサが設けられ、基板がスペーサに固定されることにより、底部と基板との軸方向の距離を確保しつつ、基板を強固に固定することができる。
また、上述した軸流ファンにおいて、スペーサは、軸方向に貫通する複数の貫通孔を有し、底部の複数の貫通孔の少なくとも1つ、および、スペーサの複数の貫通孔の少なくとも1つは中心近傍に形成されるとともに、それぞれが軸方向に重なることが望ましい。
上記の構成によれば、底部と基板との間にスペーサを配置する構成であっても、スペーサがケースから流出する空気の流れを妨げることがないため、ステータを効率よく冷却することができる。
さらに、上述した軸流ファンにおいて、スペーサは、外周面に少なくとも1つの開口部を備える構成であってもよい。
上記の構成によれば、ケースから流出する空気の流れの一部がスペーサの外周面の開口部から外部へ流出することにより、ケースから流出する空気の流れが分散され、基板に加わる力を低減することができる。
また、上述した軸流ファンにおいて、スペーサは、軸方向他端側へ向かうに連れて径方向外側へ傾斜する傾斜面を有することが望ましい。
上記の構成によれば、スペーサ自身の強度を確保しつつ、ケースから流出する空気の流れが通る空間を確保することができる。
さらに、上述した目的を達成するために、本発明の軸流ファンは、シャフトと、シャフトの中心軸を中心に、シャフトとともに回転するロータマグネットと、ロータマグネットと径方向に対向する位置に配置される複数の磁極歯、および、複数の磁極歯のそれぞれに導電線を巻回することにより形成されるコイルを備えるステータと、シャフトをステータに対し回転可能に支持する軸受機構と、からなるモータ、ステータよりも軸方向一端側に配置されシャフトとともに回転するインペラ、ステータを保持する筒部と、ロータマグネットよりも軸方向他端側に配置され、複数の貫通孔を有する底部と、を備えるケース、および、複数のコイルの端部を接続する基板、を備え、インペラの回転により発生する空気の流れの少なくとも一部がケースの内部から貫通孔を介してケースの外部へと流れる軸流ファンであって、基板は底部の軸方向他端側において底部に取り付けられ、底部の一部は基板と軸方向に間隙を介して対向する対向面を有し、対向面は複数の貫通孔を備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、底部と基板との間には間隙が形成され、対向面に複数の貫通孔を備えるため、ケースから流出する空気の流れが基板によって妨げられることがない。したがって、ケース内部を流通する空気の流れによって、ステータを効率よく冷却することができる。
上述した軸流ファンにおいて、基板は、底部の複数の貫通孔と軸方向において重なってもよい。
上記の構成によれば、基板の少なくとも一部は底部から軸方向に離れて設けられるため、底部の貫通孔と基板とが軸方向に重なっていても、ケースから流出する空気の流れを基板が妨げることがない。したがって、ステータを効率よく冷却することができる。
また、上述した目的を達成するために、本発明の軸流ファンは、シャフトと、シャフトの中心軸を中心に、シャフトとともに回転するロータマグネットと、ロータマグネットと径方向に対向する位置に配置される複数の磁極歯、および、複数の磁極歯のそれぞれに導電線を巻回することにより形成されるコイルを備えるステータと、シャフトをステータに対し回転可能に支持する軸受機構と、からなるモータ、ステータよりも軸方向一端側に配置されシャフトとともに回転するインペラ、ステータを保持する筒部と、ロータマグネットよりも軸方向他端側に配置される底部と、を備えるケース、および、複数のコイルの端部を接続する基板、を備える軸流ファンであって、基板は底部の軸方向他端側に備えられ、筒部はステータよりも軸方向他端側において複数の貫通孔を備え、インペラの回転により発生する空気の流れの少なくとも一部がケースの内部から複数の貫通孔を介してケースの外部へと流れることを特徴とする。
上記の構成によれば、ケースを構成する筒部が複数の貫通孔を備えるため、ケース内部を流通する空気の流れが筒部の複数の貫通孔を介してケースの外部へ流出する。したがって、ケース内部を流通する空気の流れにより、ステータを効率よく冷却することができる。
上述した軸流ファンにおいて、基板には外部へ引き出される複数のリード線が接続され、複数のリード線は、基板上に形成される配線パターンを介して複数のコイルの端部と接続されることが望ましく、複数のリード線の線径は、導電線の線径よりも大きいことが望ましい。
上記の構成によれば、リード線とコイルの端部とが配線パターンを介して接続されるため、リード線に加わる力がコイルに伝わらない。したがって、リード線に加わる力によるコイルの断線を防止することができる。
上述した軸流ファンにおいて、モータはステータの径方向内側にロータマグネットを備え、複数のコイルの端部は基板の外周側に接続され、複数のリード線は基板の中心近傍に接続されることが好ましく、基板には、複数のコイルの端部を案内する複数のガイド部が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、コイルの端部を基板に容易に接続することができる。また、リード線が基板の中心近傍に接続されるため、複数のリード線を1つに束ねることができ、外部への引き出しを容易にすることができる。
上述した軸流ファンにおいて、基板の最外径は、ケースの外径と略等しく構成されることが望ましい。
上記の構成によれば、基板をできる限り大きくすることができるため、基板に形成される配線パターンを大きくすることができる。したがって、モータに大きな電流を流すことが可能となる。
また、上述した軸流ファンにおいて、底部は、基板と軸方向に重ならない位置に複数の取り付け穴を有していてもよい。
さらに、上述した軸流ファンにおいて、モータは多相モータであり、基板はモータの相数と同数の径方向外側へ突出する凸部を備えることが望ましい。
上記の構成によれば、コイルの端部を基板に接続する際の配線ミスを防止することができる。
上述した軸流ファンにおいて、モータは3相モータであり、複数のコイルはデルタ結線により接続されていることが望ましい。
上記の構成によれば、複数のコイルがデルタ結線により接続されるため、スター結線により接続される場合と比較して、線径の大きい導電線でコイルを形成することができる。したがって、モータに大きな電流を流すことが可能となる。
上述した軸流ファンにおいて、軸受機構は、ロータマグネットよりも軸方向一端側に配置されてもよい。
上記の構成によれば、ステータで発生する熱が軸受機構へ伝わりにくい。したがって、十分な軸受寿命を確保することができる。
上述した軸流ファンにおいて、インペラは略10000rpm以上の回転速度で回転することが望ましい。
上記の構成によれば、軸流ファンは大きな風量を確保することができる。
本発明では、高速回転を伴う軸流ファンにおいて、安価な構成を実現しつつ、自身の放熱性を備えた軸流ファンを実現することができる。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係る軸流ファン1について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る軸流ファン1を示す図であり、中心軸J1を含む平面で切断した縦断面を示す。
図1に示すように、軸流ファン1は、回転することにより中心軸J1に沿った空気の流れを発生するインペラ2、インペラ2に接続されてインペラ2を中心軸J1回りに回転させるモータ3、モータ3の外周を保持するケース4、モータ3から引き出されるコイル31の端部を接続する基板5、および、基板5に接続され外部へ引き出されるリード線51を備える。本実施形態に係る軸流ファン1は、10000rpm以上の回転速度で回転することにより大風量を確保し、例えば、パーソナルコンピュータやサーバ等の装置を冷却する冷却装置として好適である。以下の説明において、便宜上、中心軸J1に沿ってインペラ2側を上側、モータ3側を下側として説明するが、中心軸J1は必ずしも重力方向と一致する必要はない。
<モータについて>
モータ3は、インナーロータ型の3相ブラシレスモータであり、ステータ32、ロータ33、および、軸受機構34を備える。そして、ロータ33は、軸受機構34によりステータ32に対して中心軸J1を中心に回転可能に支持される。
ロータ33は、中心軸J1に沿って伸びるシャフト331、および、シャフト331の外周に固定される略円筒形状のロータマグネット332を備える。
ステータ32は、ロータマグネット332の外周面と径方向に対向する内周面を備える。ステータ32は、環状のコアバック3211、および、コアバック3211から径方向内側へ突出する複数の磁極歯3212を有するステータコア321を備える。ステータコア321の各磁極歯3212には導電線311がそれぞれ巻回されることにより、コイル31が形成されている。
ここで、本実施形態におけるステータ32は、磁極歯3212毎に分割された分割コアに導電線311を巻回することによりコイル31を形成し、それらを環状に配置して構成されている。分割コアを用いる構成によると、導電線311の占積率を向上させることができるため、モータ3の効率を向上させることができる。特に、本実施形態に係る軸流ファン1のように、インペラ2を高速回転させるために、コイル31に大電流を流す必要があり、線径の大きい導電線311を用いる場合、分割コアを使用しないステータコアを用いると巻回作業が困難であり、占積率が低下するという問題がある。しかし、分割コアを用いたステータコア321を使用することにより、導電線311の線径が大きい場合であっても、巻回作業を容易にすることができ、占積率を向上することができる。
<ケースについて>
図2は、インペラ2を除く軸流ファン1の下面図である。ステータ32は、筒部41および底部42を有するケース4に収容される。筒部41はステータコア321の外周面を保持し、底部42はシャフト331の下端よりも軸方向下側に設けられる。本実施形態において、ステータコア321は、筒部41に圧入されることにより固定され、底部42は、筒部41の下端にカシメ固定されている。また、図2に示すように、底部42は、複数の貫通孔421、および、複数の取り付け穴422を備える。複数の貫通孔421は、底部42の中心に形成される底部中央貫通孔4211、および、その径方向外側において周方向等間隔に3つ形成される底部貫通孔4212から構成される。複数の取り付け穴422は、各底部貫通孔4212の間に形成され、軸流ファン1を外部装置(不図示)に固定するために使用される。
筒部41の内周面には径方向内側に向かい突出する環状の凸部43が形成されている。凸部43は、ステータコア321の上面と当接してステータコア321の軸方向の位置を決定する。この構成により、モータ3を組み立てる際に、治具等の組み立て専用部材を用いずにステータコア321の軸方向の位置決めを容易に行うことができる。さらに、凸部43の上面には後述する軸受保持部341の下端面が当接され、軸受保持部341の軸方向における位置を決定している。この凸部43は必ずしも環状に形成される必要はなく、周方向に間隔を設けて複数形成されていても良い。
<軸受機構について>
図3は、インペラ2を除く軸流ファン1の上面図である。軸受機構34は、ロータマグネット332の上側に配置される1対のボールベアリング342、および、ボールベアリング342の外周を支持する略円筒形状の軸受保持部341を備える。1対のボールベアリング342は、互いに軸方向に間隙を介して配置される。ここで、1対のボールベアリング342のうち、軸方向上側に配置されるボールベアリングを上側ボールベアリング3421、軸方向下側に配置されるボールベアリングを下側ボールベアリング3422、とする。軸受保持部341は各ボールベアリング3421、3422の外周を支持する円筒部3411と、円筒部3411の下端から径方向に延出する略円板形状のフランジ部3412とを備え、フランジ部3412の下端面は凸部43の上面に当接され、ケース4に固定される。円筒部3411は、上端および下端に凹部3413を備える。この凹部3413には、それぞれ上側ボールベアリング3421および下側ボールベアリング3422が圧入、接着、または、挿入により固定される。図3に示すように、フランジ部3412は、軸方向に貫通する貫通孔3414を周方向等間隔に複数備える。これらの貫通孔3414は、周方向に長い円弧状の開口を有することが望ましい。
<インペラについて>
シャフト331の上端にはケース4の外径より大きい径を有するインペラ2が固定される。インペラ2は、シャフト331とともに回転することにより、軸方向に沿って上側から下側へ流れる空気の流れを発生させる。発生した空気の流れの一部は、軸受保持部341のフランジ部3412に形成された複数の貫通孔3414からケース4内部に流入し、ケース4に収容されているモータ3内部を通り、ケース4の底部42に形成された複数の貫通孔421からケース4外部へ流出する。この構成によると、インペラ2の回転により発生した空気の流れが、ステータ32で発生する熱を奪い、ケース4の外部へ放熱する。したがって、ステータ32を効果的に冷却することができる。
<基板について>
ケース4の底部42の下側には後述するスペーサ6を介して基板5が取り付けられる。基板5は、径方向外側へ突出する凸部52を周方向等間隔に3つ備える略Y字形状を有している。そして、基板5の最外径はケース4の最外径と略等しく形成される。ここで、凸部52の数はモータ3の相数に対応している。基板5には、例えば外部電源(不図示)へ接続される複数のリード線51が基板5の中央近傍に半田付けにより接続される。複数のリード線51はコイル31を形成する導電線311の線径よりも大きい線径を有している。また、基板5には、複数のリード線51が接続されている部分よりも径方向外側において、3つの凸部52のそれぞれにコイル31の端部が半田付けにより接続される。基板5に接続されたコイル31の端部は、基板5上に形成された配線パターン(不図示)を介してリード線51と電気的に接続される。この構成によると、リード線51に加わる力が導電線311に直接伝わらないため、外力による導電線311の断線を防止することができる。
本実施形態において、モータ3は3相ブラシレスモータであり、複数のコイル31はデルタ結線により接続されるため、3つの凸部52のそれぞれには、異なる相のコイル31の端部が2つずつ接続される。例えば、1つの凸部52には、U相を形成するコイル31の一端、および、W相を形成するコイル31の他端が半田付けにより接続される。
また、基板5の各凸部52には、基板5へ接続されるコイル31の端部の位置決めを行う、ガイド部54が形成される。ガイド部54は、各凸部52の側面を切り欠くことにより形成されている。各コイル31の端部は、ガイド部54を介して配線パターン上へ導かれる。これにより、端部の基板5への接続作業が容易になるとともに、配線ミスを防ぐことができる。
基板5は底部42の複数の貫通孔421と軸方向において重なるように配置される。具体的には、基板5の中央部分は底部中央貫通孔4211と軸方向において重なり、基板5の3つの凸部52は3つの底部貫通孔4212とそれぞれ軸方向において重なるように配置される。このとき、底部42に形成される複数の取り付け穴422と基板5とは、軸方向において重ならない位置関係になっている。
<スペーサについて>
図4は、スペーサ6の斜視図である。スペーサ6は樹脂材料等により形成され、底部42と基板5との間に設けられる。図4に示すように、スペーサ6は、ネジ等の固定部材により底部42に取り付けられる略円板形状の基部61、および、基部61から径方向外側へ突出する凸部62を周方向等間隔に3つ備える。各凸部62は、基部61から下側に向かうに連れて径方向外側へ傾斜する傾斜面63、および、傾斜面63から連続して形成され、底部42と略平行な基板載置面64を備える。それぞれの傾斜面63には軸方向に貫通する貫通孔631が形成され、基板載置面64には基板5が固定される。この構成により、基板5は底部42から軸方向に離れて設けられる。
スペーサ6は、各凸部62の基板載置面64に形成された弾性変形可能なフック部65を、基板5の各凸部52の外周に形成された係止部55に係止させることにより基板5を保持する。また、スペーサ6の各基板載置面64には、フック部65よりも径方向内側にピン66が圧入されている。ピン66は、基板5の係止部55よりも径方向内側、かつ、コイル31の端部が接続される箇所よりも径方向外側に形成された貫通孔56に挿入され、基板5に半田付けされる。この構成により、スペーサ6は基板5を保持する。このように、スペーサ6は、フック部65を用いる手段、および、ピン66を用いる手段の2つの手段にて、基板5を強固に保持することができる。
スペーサ6の基部61の中央には軸方向に貫通する中央貫通孔612が形成され、底部中央貫通孔4211と基部61の中央貫通孔612とは軸方向において重なる。また、傾斜面63に形成される貫通孔631と複数の底部貫通孔4212とは、軸方向において重なる位置に配置される。すなわち、スペーサ6の各凸部62は、底部貫通孔4212と軸方向において重なる位置に配置される。この構成によれば、モータ3内部を通り底部42の複数の貫通孔421から流出した空気の流れが、スペーサ6に形成される中央貫通孔612、および、傾斜面63に形成される貫通孔631を通してケース4外部へ流出するため、スペーサ6が空気の流れを妨げることなく、モータ3内部を効率よく冷却することができる。
スペーサ6の各凸部62の外周面67にはそれぞれ開口部671が形成されている。この構成によれば、底部42の複数の貫通孔421から流出する空気の流れの一部は開口部671を通るため、モータ3内部をさらに効率よく冷却することができる。さらに、空気の流れが分散し、基板5に当たる空気の流れの量を減らすことができるため、基板5に加わる力が減少し、スペーサ6と基板5との固定の信頼性が向上する。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態に係る軸流ファン1aについて説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係る軸流ファン1aを示す図であり、中心軸J1を含む平面で切断した縦断面を示す。図6は、インペラ2を除く軸流ファン1aの下面図である。図5に示すように、本実施形態に係る軸流ファン1aは、図1および図4に示すスペーサ6を用いることなく、底部42aに基板5aが固定される。その他の構成は図1と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
図5および図6に示すように、底部42aの外周側には下側に突出する凸部423(図6に破線で示す)が周方向等間隔に3つ形成される。それぞれの凸部423は周方向に長い円弧形状を有する。底部42aの下側には基板5aが配置され、ネジ等の固定部材により底部42aの凸部423に取り付けられる。基板5aの構成は、他の部材に固定される部分以外については、図3に示す基板5と同様である。底部42aは、基板5aと軸方向に間隙を介して対向する対向面424を有する。対向面424は、複数の貫通孔421a、および、軸流ファン1aを外部装置(不図示)に取り付ける複数の取り付け穴422aを有する。複数の貫通孔421aは、底部42aの中心に形成される底部中央貫通孔4211a、および、その径方向外側において周方向等間隔に3つ形成される底部貫通孔4212aから構成される。図6に示すように、複数の貫通孔421aと基板5aとは、軸方向に重なっている。
この構成によると、インペラ2の回転により発生した空気の流れの一部は、軸受保持部341のフランジ部3412に形成された複数の貫通孔3414からケース4内部に流入し、ケース4に収容されているモータ3内部を通り、ケース4の底部42aに形成された複数の貫通孔421aからケース4外部へ流出する。ここで、底部42aと基板5aとの間に間隙があることにより、基板5aが空気の流れを妨げることなく、モータ3内部を効率よく冷却することができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態に係る軸流ファン1bについて説明する。図7は、本発明の第3の実施形態に係る軸流ファン1bを示す図であり、中心軸J1を含む平面で切断した縦断面を示す。図8は、インペラ2を除く軸流ファン1bの外観を示す側面図である。図9は、インペラ2を除く軸流ファン1bの下面図である。図7および図8に示すように、本実施形態に係る軸流ファン1bは、図1および図4に示すスペーサ6を用いることなく、底部42bに基板5bが固定され、ケース4bの筒部41bに複数の貫通孔411bが形成される。その他の構成は図1と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
図7および図8に示すように、ケース4bの底部42bには基板5bがネジ等の固定部材により固定され、筒部41bには複数の貫通孔411bが備えられる。底部42bおよび基板5bは、図1および図3に示す構成と同様であり、底部42bの複数の貫通孔411bと基板5bとは軸方向において重なる。筒部41bは、ステータ32よりも下側に複数の貫通孔411bを有する。複数の貫通孔411bは、周方向等間隔に形成される。
この構成によると、インペラ2の回転により発生した空気の流れの一部は、軸受保持部341のフランジ部3412に形成された複数の貫通孔3414からケース4b内部に流入し、ケース4bに収容されているモータ3内部を通り、ケース4bの筒部41bに形成された複数の貫通孔411bからケース4b外部へ流出する。しかし、図9に示すように、底部42bに形成される複数の貫通孔421bは、そのほとんどが基板5bによって塞がれているため、通風孔としての機能は期待できない。しかし、筒部41bに形成された複数の貫通孔411bが通風孔の役割を果たすため、モータ3内部を効率よく冷却することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記の第1ないし第3の実施形態に係る軸流ファン1、1a、1bのモータ3では、必ずしも3相のブラシレスモータである必要はなく、2相または4相以上の多相モータであってもよい。この場合、基板5、5a、5bの凸部52、52a、52bも相数と等しくなるように構成される。第1の実施形態においては、スペーサ6の凸部62も相数と等しくなるように構成される。
第1の実施形態に係る軸流ファン1のスペーサ6では、外周面67に形成される開口部671が外周面671の一部を切り欠くことで形成されているが、径方向に貫通する孔によって形成されていてもよい。
第2の実施形態に係る軸流ファン1aでは、底部42aに凸部が形成される構成であるが、基板5aが折り曲げられて形成されることにより、底部42aと基板5aの一部との間に間隙が形成される構成であってもよい。
第1の実施形態に係る軸流ファンの構成を示す縦断面図である。 軸流ファンの一部を示す下面図である。 軸流ファンの一部を示す上面図である。 スペーサの斜視図である。 第2の実施形態に係る軸流ファンの構成を示す縦断面図である。 軸流ファンの一部を示す下面図である。 第3の実施形態に係る軸流ファンの構成を示す縦断面図である。 軸流ファンの一部の外観を示す側面図である。 軸流ファンの一部を示す下面図である。
符号の説明
1,1a,1b 軸流ファン
3 モータ
4,4b ケース
421,421a、421b 貫通孔
4211,4211a,4211b 底部中央貫通孔
4212,4212a,4212b 底部貫通孔
5,5a,5b 基板
6 スペーサ
J1 中心軸

Claims (19)

  1. シャフトと、
    前記シャフトの中心軸を中心に、前記シャフトとともに回転するロータマグネットと、
    前記ロータマグネットと径方向に対向する位置に配置される複数の磁極歯、および、前記複数の磁極歯のそれぞれに導電線を巻回することにより形成されるコイルを備えるステータと、
    前記シャフトを前記ステータに対し回転可能に支持する軸受機構と、
    からなるモータ、
    前記ステータよりも軸方向一端側に配置され前記シャフトとともに回転するインペラ、
    前記ステータを保持する筒部と、前記ロータマグネットよりも軸方向他端側に配置され、複数の貫通孔を有する底部と、を備えるケース、および、
    前記複数のコイルの端部を接続する基板、を備え、
    前記インペラの回転により発生する空気の流れの少なくとも一部が前記ケースの内部から前記貫通孔を介して前記ケースの外部へと流れる軸流ファンであって、
    前記底部の軸方向他端側には前記基板が備えられ、前記基板は前記底部から軸方向に離れて設けられることを特徴とする軸流ファン。
  2. 請求項1に記載の軸流ファンであって、
    前記底部にはスペーサが固定され、前記スペーサの軸方向他端側に前記基板が取り付けられることを特徴とする軸流ファン。
  3. 請求項2に記載の軸流ファンであって、
    前記スペーサは、軸方向に貫通する複数の貫通孔を有することを特徴とする軸流ファン。
  4. 請求項3に記載の軸流ファンであって、
    前記底部の複数の貫通孔の少なくとも1つ、および、前記スペーサの複数の貫通孔の少なくとも1つは中心近傍に形成されるとともに、それぞれが軸方向に重なることを特徴とする軸流ファン。
  5. 請求項2ないし4のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記スペーサは、外周面に少なくとも1つの開口部を備えることを特徴とする軸流ファン。
  6. 請求項2ないし5のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記スペーサは、軸方向他端側へ向かうに連れて径方向外側へ傾斜する傾斜面を有することを特徴とする軸流ファン。
  7. シャフトと、
    前記シャフトの中心軸を中心に、前記シャフトとともに回転するロータマグネットと、
    前記ロータマグネットと径方向に対向する位置に配置される複数の磁極歯、および、前記複数の磁極歯のそれぞれに導電線を巻回することにより形成されるコイルを備えるステータと、
    前記シャフトを前記ステータに対し回転可能に支持する軸受機構と、
    からなるモータ、
    前記ステータよりも軸方向一端側に配置され前記シャフトとともに回転するインペラ、
    前記ステータを保持する筒部と、前記ロータマグネットよりも軸方向他端側に配置され、複数の貫通孔を有する底部と、を備えるケース、および、
    前記複数のコイルの端部を接続する基板、を備え、
    前記インペラの回転により発生する空気の流れの少なくとも一部が前記ケースの内部から前記貫通孔を介して前記ケースの外部へと流れる軸流ファンであって、
    前記基板は前記底部の軸方向他端側において前記底部に取り付けられ、前記底部の一部は前記基板と軸方向に間隙を介して対向する対向面を有し、前記対向面は前記複数の貫通孔を備えることを特徴とする軸流ファン。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記基板は、前記底部の複数の貫通孔と軸方向において重なることを特徴とする軸流ファン。
  9. シャフトと、
    前記シャフトの中心軸を中心に、前記シャフトとともに回転するロータマグネットと、
    前記ロータマグネットと径方向に対向する位置に配置される複数の磁極歯、および、前記複数の磁極歯のそれぞれに導電線を巻回することにより形成されるコイルを備えるステータと、
    前記シャフトを前記ステータに対し回転可能に支持する軸受機構と、
    からなるモータ、
    前記ステータよりも軸方向一端側に配置され前記シャフトとともに回転するインペラ、
    前記ステータを保持する筒部と、前記ロータマグネットよりも軸方向他端側に配置される底部と、を備えるケース、および、
    前記複数のコイルの端部を接続する基板、を備える軸流ファンであって、
    前記基板は前記底部の軸方向他端側に備えられ、前記筒部は前記ステータよりも軸方向他端側において複数の貫通孔を備え、前記インペラの回転により発生する空気の流れの少なくとも一部が前記ケースの内部から前記複数の貫通孔を介して前記ケースの外部へと流れることを特徴とする軸流ファン。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記基板には外部へ引き出される複数のリード線が接続され、前記複数のリード線は、前記基板上に形成される配線パターンを介して前記複数のコイルの端部と接続されることを特徴とする軸流ファン。
  11. 請求項10に記載の軸流ファンであって、
    前記複数のリード線の線径は、前記導電線の線径よりも大きいことを特徴とする軸流ファン。
  12. 請求項10または11に記載の軸流ファンであって、
    前記モータは前記ステータの径方向内側に前記ロータマグネットを備え、前記複数のコイルの端部は前記基板の外周側に接続され、前記複数のリード線は前記基板の中心近傍に接続されることを特徴とする軸流ファン。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記基板には、前記複数のコイルの端部を案内する複数のガイド部が設けられていることを特徴とする軸流ファン。
  14. 請求項1ないし13のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記基板の最外径は、前記ケースの外径と略等しいことを特徴とする軸流ファン。
  15. 請求項1ないし14のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記底部は、前記基板と軸方向に重ならない位置に複数の取り付け穴を有することを特徴とする軸流ファン。
  16. 請求項1ないし15のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記モータは多相モータであり、前記基板は前記モータの相数と同数の径方向外側へ突出する凸部を備えることを特徴とする軸流ファン。
  17. 請求項16に記載の軸流ファンであって、
    前記モータは3相モータであり、前記複数のコイルはデルタ結線により接続されていることを特徴とする軸流ファン。
  18. 請求項1ないし17のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記軸受機構は、前記ロータマグネットよりも軸方向一端側に配置されることを特徴とする軸流ファン。
  19. 請求項1ないし18のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記インペラは略10000rpm以上の回転速度で回転することを特徴とする軸流ファン。
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