JP2008310730A - 煙感知器 - Google Patents

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浩司 阪本
Yoshitake Shimada
佳武 島田
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幹生 小松
Shoichi Oka
昭一 岡
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Abstract

【課題】煙感知室内に流入した煙が、感煙領域へと誘導され易いように構成した煙感知器を提供する。
【解決手段】複数のラビリンス壁4を周設した煙感知室A内に、発光部2を設けるとともに、この発光部2からの光を直接受光しない位置に受光部3を設けて感煙領域Bを構成し、隣接するラビリンス壁4間から感煙領域Bに流入して来た煙による散乱光を受光部3で受光することで、煙を検知するようにした煙感知器において、煙感知室A内には発光部2と受光部3とに挟まれ、且つ、感煙領域Bを含まない狭領域Cが形成されており、受光部3の先端における狭領域Cとは反対側には、狭領域Cから流入して来た煙を感煙領域Bへと誘導する第一の誘導壁6aが設けられていることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本願発明は、煙を感知することで火災等を検知する煙感知器に関するものである。
従来から、特開2002−352346号公報(特許文献1)に示されるように、煙を感知することで火災等を検知する煙感知器は知られている。このものは、図6に示すように、複数のラビリンス壁91を周設した煙感知室A内に、発光部92及び受光部93が設けられており、隣接するラビリンス壁91間から感煙領域Bに流入して来た煙による散乱光を受光部で受光することで、煙を検知するものである。また、煙感知室Aの中心近傍には、遮光壁94が設けられており、発光部92から受光部93に直行する光を遮ることで、煙感知の障害となる光りが受光部93に入光するのを防いでいる。
よって、このものでは、受光部93で受光した光量を受光信号に変換し、この受光信号がある閾値を超えたときに火災警報を発報する構成となっている。
特開2002−352346号公報
ところで、上記従来例である煙検知器では、発光部92と受光部93とに挟まれた領域(狭領域)Cは、発光部92及び受光部93が障壁になるため、外部から煙が流入されにくい領域となっている。よって、この方向から煙が進行して来た場合においては、煙の流入量が少ないため煙感知が遅れるおそれがあった。更に、遮光壁94はその役割上、狭領域Cから感煙領域へと流入して来た煙を遮る位置に配置されるため、遮光壁94を設けることによって、より煙感知が遅れるおそれがあった。
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、煙感知室内に流入した煙が、感煙領域へと誘導され易いように構成した煙感知器を提供することである。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明では、複数のラビリンス壁を周設した煙感知室内に、発光部を設けるとともに、この発光部からの光を直接受光しない位置に受光部を設けて感煙領域を構成し、隣接するラビリンス壁間から感煙領域に流入して来た煙による散乱光を受光部で受光することで、煙を検知するようにした煙感知器において、煙感知室内には発光部と受光部とに挟まれ、且つ、感煙領域を含まない狭領域が形成されており、受光部の先端における狭領域とは反対側には、狭領域から流入して来た煙を感煙領域へと誘導する第一の誘導壁が設けられていることを特徴としている。
又、本願請求項2記載の発明では、複数のラビリンス壁を周設した煙感知室内に、発光部を設けるとともに、この発光部からの光を直接受光しない位置に受光部を設けて感煙領域を構成し、隣接するラビリンス壁間から感煙領域に流入して来た煙による散乱光を受光部で受光することで、煙を検知するようにした煙感知器において、煙感知室内には発光部と受光部とに挟まれ、且つ、感煙領域を含まない狭領域が形成されており、発光部の先端における狭領域とは反対側には、狭領域から流入して来た煙を感煙領域へと誘導する第二の誘導壁が設けられていることを特徴としている。
本願請求項1及び2記載の煙感知器においては、狭領域から流入した煙を感煙領域へと誘導する第一の誘導壁及び第二の誘導壁を設けているため、煙が流入し難い領域である狭領域の煙が感煙領域へと進行し易くなり、狭領域側から進行する煙の感知が遅れるのを防ぐことができる。
図1〜4は、一実施形態である煙感知器を示している。この煙感知器は、煙を感知することで火災警報を行うものであり、図1に示すように、複数のラビリンス壁4を周設した煙感知室A内に、発光部2を設けると共に、この発光部2からの光りを直接受光しない位置に受光部3を設けて感煙領域Bを構成し、複数のラビリンス壁4間の空隙18から感煙領域Bに流入してきた煙の散乱光を受光部3で受光し、この受光量を受光信号に変換して、受光信号が閾値を超えたときに火災警報を行うように構成している。
以下、この煙感知器の具体的な構造を記す。図4に示すように、この煙感知器は、天井面等に取り付けられる感知器ボディ11と、発光ダイオードLやフォトダイオードPの光学系素子や受光信号を監視して閾値を超えたときに火災発報信号を出力するマイコン等の回路部品が実装される回路基板10と、煙感知室Aが設けられ、発光部2、受光部3等の光学系部品とラビリンス壁4とを備えた光学基台1と、煙感知室Aの内部に虫等が侵入するのを防止する防虫カバー12と、火災を検知する警報音を鳴動するスピーカ14と、保護カバー15とで構成される。なお、図4の分解斜視図は天地が逆になっており、紙面下方側が天井面等に取り付けられる側となるが、ここでは、紙面上方を上方向、紙面下方を下方向として説明する。
感知器ボディ116は、回路基板10が収容され、光学基台1、防虫カバー12、スピーカ14が収容された保護カバー15が開口から突出した状態で組み付けられ、これらが一体に組み合わされて煙感知器として天井面等に取り付けられる。
光学基台1は、略円板状の底板8と、底板8の周縁に形成された周壁9とを備え、底板8の上面には発光部2及び受光部3が設けられている。また、光学基台1には、周壁9に沿うようにして複数のラビリンス壁4が設けられており、この複数のラビリンス壁4で囲まれた部分が煙感知室Aとなる。発光部2及び受光部3は、回路基板10の上面に取り付けられた発光ダイオードL及びフォトダイオードPを収容するものであり、光学基台1を回路基板10上に設置することにより、発光ダイオードL及びフォトダイオードPは発光部2及び受光部3にそれぞれ収容される。
防虫カバー12は、虫や埃等が煙感知室A内に入らないように防虫網13を有した構造としており、その下端部が光学基台1の周壁9と嵌合するよう構成されている。また、防虫カバー12の上面にはスピーカ14が嵌合されるようになっている。保護カバー15は有底円筒状に形成され、側面には開口部16が形成されており、外部の煙は、この開口部16を経て防虫カバー12における防虫網13の開口を通って煙感知室A内に侵入するようになっている。また、保護カバー15の上面にはスピーカ14の警報音を外部に流すための音孔17が複数設けられている。
次に図1に基づいて煙感知室Aを備えた光学基台1の内部構造について説明する。光学基台1上には、発光部2、受光部3、複数のラビリンス壁4、遮光壁5、仕切部材7を備えている。
発光部2には発光ダイオードLが収容されており、発光部2の先端から煙感知室Aの中心側に向かって光を出射している。受光部3にはフォトダイオードPが収容されており、受光部3における煙感知室Aの中心側の先端から光を受光している。そして、発光部2及び受光部3の光軸Dが交わる周辺は感煙領域Bとなり、この領域に煙が流入すると、発光部2からの出射光が煙で乱反射し、受光部3で受光されるようになる。
また、煙感知室Aには、発光部2と受光部3とで挟まれて、且つ、感煙領域Bを含まない狭領域C(図1の点線楕円で示した領域)が形成されている。この狭領域Cは、発光部2及び受光部3が障壁となるために、外部から煙が流入しにくい領域となる。
遮光壁5は、発光部2及び受光部3の先端に介在して設置されており、発光部2からの出射光が直接受光部3で受光されるのを防いでいる。仕切部材7は、狭領域Cのいずれかのラビリンス壁4の先端と、遮光壁5とを繋ぐ板体であって、狭領域Cに流入した煙を感煙領域B側へと誘導するものである。
次に、本願発明の特徴である第一の誘導壁6a及び第二の誘導壁6bについて説明する。受光部3の先端における狭領域Cとは反対側には、先端が三角に尖った五角柱形状の第一の誘導壁6aが設けられており、発光部2の先端における狭領域Cとは反対側には、同様に先端が三角に尖った五角柱形状の第二の誘導壁6bが設けられている。第一の誘導壁6aの高さ寸法は、図2(図1のX−X矢視断面図)に示すように、光学基台1の最上面から受光レンズ31の上端までの高さとなっており、受光部3での受光を妨げない程度の高さ寸法となっている。これは、第二の誘導壁6bも同様であり、発光部2からの出射光よりも上側に配置されるような高さ寸法となっている。
ここで、狭領域Cに流入した煙は図3に示した矢印の経路R1、R2を通って感煙領域Bへと誘導される。具体的には、受光部3側から狭領域Cに流入した煙は、仕切部材7に衝突することで受光部3先端側に誘導され、受光部3の先端に沿って直進する煙は、第一の誘導壁6aに衝突し、感煙領域Bへと誘導される。また、発光部2側から狭領域Cに流入した煙は、仕切部材7に衝突することで発光部2の先端側に誘導され、発光部2の先端に沿って直進する煙は、第二の誘導壁6bに衝突し、感煙領域Bへと誘導される。
したがって、上述のように仕切部材7を設けたことにより、狭領域Cで滞留してしまう煙を感煙領域B側へと誘導することができ、更に、第一の誘導壁6a及び第二の誘導壁6bを設けたことにより、受光部3及び発光部2の先端に沿って素通りしてしまう煙を感煙領域Bへと誘導することができる。そして、このように狭領域Cに流入した煙を感煙領域Bへ誘導する構造とすることで、もともと煙の流入しにくい狭領域C方向からの煙の感知が遅れるのを防ぐことができる。
ところで、第一の誘導壁6aの先端は三角に尖った形状となっているが、これは先端面を傾斜させることで、発光部2からの出射光及び外部からの光が第一の誘導壁6aで反射して受光部3に入光するのを防ぐものである。同様に、第二の誘導壁6bの先端も三角に尖った形状となっているが、これは外部からの光が第二の誘導壁6bで反射して受光部3に入光するのを防ぐものである。
ただし、本願発明の第一の誘導壁6a及び第二の誘導壁6bの形状は、この実施形態に記載した形状に限定されるものではない。また、第一の誘導壁6aは、図5に示す別の実施形態のように受光レンズ31よりも下側に設けられていてもよい。そして、第二の誘導壁6bについても、同様に、発光部2の光が出射される位置よりも下側に設けられていてもよい。なお、第一の誘導壁6a及び第二の誘導壁6bはそれぞれ単独で設けられていてもよい。
本願発明の第一の実施形態である煙感知器の煙感知室を示す図。 同煙感知器における煙感知室のX−X矢視断面図。 同煙感知器の煙の経路を示す説明図。 同煙感知器を示す分解斜視図。 本願発明の別の実施形態である煙感知器の煙感知室を示す断面図。 従来例である煙感知器の煙感知室を示す断面図。
符号の説明
1 光学基台
2 発光部
3 受光部
4 ラビリンス壁
5 遮光壁
6a 第一の誘導壁
6b 第二の誘導壁
A 煙感知室
B 感煙領域
C 狭領域

Claims (2)

  1. 複数のラビリンス壁を周設した煙感知室内に、発光部を設けるとともに、この発光部からの光を直接受光しない位置に受光部を設けて感煙領域を構成し、隣接するラビリンス壁間から感煙領域に流入して来た煙による散乱光を受光部で受光することで、煙を検知するようにした煙感知器において、
    煙感知室内には発光部と受光部とに挟まれ、且つ、感煙領域を含まない狭領域が形成されており、受光部の先端における狭領域とは反対側には、狭領域から流入して来た煙を感煙領域へと誘導する第一の誘導壁が設けられていることを特徴とする煙感知器。
  2. 複数のラビリンス壁を周設した煙感知室内に、発光部を設けるとともに、この発光部からの光を直接受光しない位置に受光部を設けて感煙領域を構成し、隣接するラビリンス壁間から感煙領域に流入して来た煙による散乱光を受光部で受光することで、煙を検知するようにした煙感知器において、
    煙感知室内には発光部と受光部とに挟まれ、且つ、感煙領域を含まない狭領域が形成されており、発光部の先端における狭領域とは反対側には、狭領域から流入して来た煙を感煙領域へと誘導する第二の誘導壁が設けられていることを特徴とする煙感知器。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62186335U (ja) * 1986-05-19 1987-11-27
JP2002352346A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Matsushita Electric Works Ltd 火災感知器

Patent Citations (2)

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