JP2008309947A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的にC-AF(コンティニュアンスオートフォーカス)を利用して消費電力を削減する。
【解決手段】ヨー方向角速度センサ42及びピッチ方向角速度センサ43の出力に基づいて、角速度検出回路44が角速度を算出し、この角速度に基づいてブレ幅検出回路45が、装置のブレ量を連続的に検出する。最新のNms間のブレ量の最大値が所定値未満の場合は、撮影動作が行われるタイミングであると判断してC−AFを動作させ、最新のNms間のブレ幅の最大値が所定量以上の場合は、撮影動作を行っていないと判断してC−AFを停止させる。このように、必要なときだけC−AFを動作させることにより、消費電力を削減することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は撮像装置及び撮像方法に係り、特に手ブレを検出してコンティニュアンスAFの動作、非動作を制御する撮像装置及び撮像方法に関する。
デジタルカメラ等のオートフォーカス(AF)カメラにおいて、レリーズボタンが半押しされた場合にのみAF動作を行い、一旦合焦すると半押しが解除されるまでその合焦状態を保持するいわゆるシングルAFモード(S−AFモード)と、半押しに関係なく常に連続して繰り返しAF動作を行ういわゆるコンティニュアンスAFモード(C−AFモード)の2つのモードが切り替え可能なカメラが知られている。C−AFモードでは、合焦後、焦点評価値が下がると再びAF動作を開始し、フォーカスレンズを所定量移動して、移動前後の焦点評価値の大きさを比較して評価値が増加する方向にさらに所定量移動し同様の処理を行う。そして、このような処理を繰り返し実行することにより焦点評価値がピークとなる位置にフォーカスレンズを移動する。
このC−AFモードは、動きのある被写体の追従動作や撮影時のタイムラグ短縮に用いられるが、前述のように常にフォーカスレンズを駆動して合焦動作を行うため、消費電力が大きいという欠点があった。この欠点を解消するために、特許文献1には、一旦合焦した後に再起動して再度合焦動作を行うための評価値範囲の範囲幅を、被写体や撮影条件により変更するカメラについて記載されている。この特許文献1に記載のカメラによれば、C−AFの再起動頻度を減らして無駄な消費電力を抑制することが可能となる。
特開2003−107326号公報
しかしながら、特許文献1に記載のカメラにおいても、撮影者が被写体に対してポジション、アングル、撮影サイズ等のカメラワークを行うときにもC−AFが動作してしまうため、無駄な消費電力を消費しているという欠点があった。本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、効率的にC−AFを利用して消費電力を削減できる撮像装置及び撮像方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に記載の撮像装置は、撮像レンズを介して受光した被写体像を画像信号に変換する撮像手段と、前記画像信号に基づいてフォーカスレンズを合焦位置へ移動させる自動合焦手段と、前記自動合焦手段を連続的に動作させる制御手段と、装置本体のぶれを連続的に検出するぶれ検出手段とを備え、前記制御手段は、前記検出手段によって検出した最新の所定期間のぶれが所定量未満の場合は前記自動合焦手段を動作させ、所定量以上の場合は前記自動合焦手段の動作を停止させることを特徴とする。
これにより、効率的にC−AFを利用することができ、消費電力を抑制することができる。
請求項2に示すように請求項1に記載の撮像装置において、ユーザが撮影パラメータを設定可能な入力手段を備え、前記入力手段は、前記所定量を設定可能なことを特徴とする。
これにより、使いやすいC−AFを実現することができる。
請求項3に示すように請求項1又は2に記載の撮像装置において、前記入力手段は、前記所定期間を設定可能なことを特徴とする。
これにより、使いやすいC−AFを実現することができる。
前記目的を達成するために請求項4に記載の撮像方法は、撮像レンズを介して受光した被写体像を画像信号に変換する撮像工程と、前記画像信号に基づいてフォーカスレンズを合焦位置へ移動させる自動合焦工程と、前記自動合焦工程を連続的に動作させる制御工程と、装置本体のぶれを連続的に検出するぶれ検出工程とを備え、前記制御工程は、前記検出工程によって検出した最新の所定期間のぶれが所定量未満の場合は前記自動合焦工程を動作させ、所定量以上の場合は前記自動合焦工程の動作を停止させることを特徴とする。
これにより、効率的にC−AFを利用することができ、消費電力を抑制することができる。
本発明によれば、手ブレ量を検出してC-AFの動作、非動作を制御することで、効率的にC-AFを利用して消費電力を削減できる撮像装置及び撮像方法を提供することができる。
以下、添付図面に従って本発明を実施するための最良の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明が適用されたデジタルカメラの第1の実施の形態の電気的構成を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ10は、CPU11、操作部12、ズームレンズ用モータドライバ13、ズームレンズ14、フォーカスレンズ用モータドライバ15、フォーカスレンズ16、手ブレ補正制御部17、手ブレ補正レンズ18、タイミングジェネレータ19、CCDドライバ20、CCD21、アナログ信号処理部22、A/D変換器23、画像入力コントローラ24、画像信号処理回路25、圧縮処理回路26、ビデオエンコーダ27、画像表示装置28、バス29、メディアコントローラ30、記録メディア31、メモリ(SDRAM)32、AF検出回路33、AE検出回路34等を備えて構成される。
各部はCPU11に制御されて動作し、CPU11は、操作部12からの入力に基づき所定の制御プログラムを実行することにより、デジタルカメラ10の各部を制御する。
CPU11はプログラムROMを内蔵しており、このプログラムROMにはCPU11が実行する制御プログラムのほか、制御に必要な各種データ等が記録されている。CPU11は、このプログラムROMに記録された制御プログラムをメモリ32に読み出し、逐次実行することにより、デジタルカメラ10の各部を制御する。
なお、このメモリ32は、プログラムの実行処理領域として利用されるほか、画像データ等の一時記憶領域、各種作業領域として利用される。
操作部12は、電源スイッチやレリーズボタン、撮影モードダイヤル、手ブレ補正スイッチ等のカメラの一般的な操作手段を含み、操作に応じた信号をCPU11に出力する。
フォーカスレンズ16は、フォーカスレンズ用モータドライバ15に駆動されて、ズームレンズ14の光軸上を前後移動する。CPU11は、フォーカスレンズ用モータドライバ15を介してフォーカスレンズ16の移動を制御し、フォーカシングを行う。
ズームレンズ14は、ズームレンズ用モータドライバ13に駆動されて、フォーカスレンズ16の光軸上を前後移動する。CPU11は、ズームレンズ用モータドライバ13を介してズームレンズ14の移動を制御し、ズーミングを行う。
手ブレ補正レンズ18は、レンズ面内の直交する2つの方向それぞれに手ブレを打ち消すように手ブレ補正制御部17により制御され、ズームレンズ14、及びフォーカスレンズ16を介した被写体像の手ブレを補正し、手ブレ補正後の被写体像をCCD21へ透過させる。
CCD21は、手ブレ補正レンズ18の後段に配置されており、手ブレ補正レンズ18を透過した被写体光を受光する。CCD21は、周知のように多数の受光素子がマトリクス状に配列された受光面を備えている。手ブレ補正レンズ18を透過した被写体光は、このCCD21の受光面上に結像され、各受光素子によって電気信号に変換される。
このCCD21は、タイミングジェネレータ19からCCDドライバ20を介して供給される垂直転送クロック及び水平転送クロックに同期して、各画素に蓄積された電荷を1ラインずつシリアルな画像信号として出力する。CPU11は、タイミングジェネレータ19を制御して、CCD21の駆動を制御する。
なお、各画素の電荷蓄積時間(露出時間)は、タイミングジェネレータ19から与えられる電子シャッタ駆動信号によって決められる。CPU11は、タイミングジェネレータ19に対して電荷蓄積時間を指示する。
また、画像信号の出力は、デジタルカメラ10が撮影モードにセットされると開始される。すなわち、デジタルカメラ10が撮影モードにセットされると、画像表示装置28にスルー画像を表示するため、画像信号の出力が開始される。このスルー画像用の画像信号の出力は、本撮影の指示が行われると、一旦停止され、本撮影が終了すると、再度開始される。
CCD21から出力される画像信号は、アナログ信号であり、このアナログの画像信号は、アナログ信号処理部22に取り込まれる。
アナログ信号処理部22は、相関二重サンプリング回路(CDS)、及び自動ゲインコントロール回路(AGC)を含んで構成される。CDSは、画像信号に含まれるノイズの除去を行い、AGCは、ノイズ除去された画像信号を所定のゲインで増幅する。このアナログ信号処理部22で所要の信号処理が施されたアナログの画像信号は、A/D変換器23に取り込まれる。
A/D変換器23は、取り込んだアナログの画像信号を所定ビットの階調幅を持ったデジタルの画像信号に変換する。この画像信号は、いわゆるRAWデータであり、画素ごとR、G、Bの濃度を示す階調値を有している。
画像入力コントローラ24は、所定容量のラインバッファを内蔵しており、A/D変換器23から出力された1コマ分の画像信号を蓄積する。この画像入力コントローラ24に蓄積された1コマ分の画像信号は、バス29を介してメモリ32に格納される。
バス29には、上記CPU11、メモリ32、画像入力コントローラ24のほか、画像信号処理回路25、圧縮処理回路26、ビデオエンコーダ27、メディアコントローラ30、AF検出回路33、AE検出回路34等が接続されており、これらはバス29を介して互いに情報を送受信できるようにされている。
メモリ32に格納された1コマ分の画像信号は、点順次(画素の順番)に画像信号処理回路25に取り込まれる。
画像信号処理回路25は、点順次に取り込んだR、G、Bの各色の画像信号に対して所定の信号処理を施し、輝度信号Yと色差信号Cr、Cbとからなる画像信号(Y/C信号)を生成する。
AF検出回路33は、CPU11の指令に従い、画像入力コントローラ24を介してメモリ32に格納されたR、G、Bの画像信号を取り込み、AF(Automatic Focus)制御に必要な焦点評価値を算出する。このAF検出回路33は、G信号の高周波成分のみを通過させるハイパスフィルタ、絶対値化処理部、画面に設定された所定のフォーカス領域内の信号を切り出すフォーカス領域抽出部、及び、フォーカス領域内の絶対値データを積算する積算部を含み、この積算部で積算されたフォーカス領域内の絶対値データを焦点評価値としてCPU11に出力する。CPU11は、AF制御時、このAF検出回路33から出力される焦点評価値が極大となる位置をサーチし、その位置にフォーカスレンズ16を移動させることにより、主要被写体への焦点合わせを行う。
AE検出回路34は、CPU11の指令に従い、画像入力コントローラ24を介してメモリ32に格納されたR、G、Bの画像信号を取り込み、AE制御に必要な積算値を算出する。CPU11は、積算値から輝度値を算出し、輝度値から露出値を求める。また露出値から所定のプログラム線図に従って、絞り値及びシャッタ速度を決定する。
圧縮処理回路26は、CPU11からの圧縮指令に従い、入力された輝度信号Yと色差信号Cr、Cbとからなる画像信号(Y/C信号)に所定形式(たとえば、JPEG)の圧縮処理を施し、圧縮画像データを生成する。また、CPU11からの伸張指令に従い、入力された圧縮画像データに所定形式の伸張処理を施して、非圧縮の画像データを生成する。
ビデオエンコーダ27は、CPU11からの指令に従い、画像表示装置28への表示を制御する。
メディアコントローラ30は、CPU11からの指令に従い、記録メディア31に対してデータの読み/書きを制御する。なお、記録メディア31は、メモリカードのようにカメラ本体に対して着脱自在なものでもよいし、また、カメラ本体に内蔵されたものでもよい。着脱自在とする場合は、カメラ本体にカードスロットを設け、このカードスロットに装填して使用する。
次に、手ブレ補正制御部17について説明する。図2は、手ブレ補正制御部17、及びその周辺部について示したブロック図である。
手ブレ補正制御部17は、位置検出回路41、ヨー方向角速度センサ42、ピッチ方向角速度センサ43、角速度検出回路44、ブレ幅検出回路45、手ブレ補正制御回路46、及びドライブ回路47から構成される。また手ブレ補正レンズ18は、手ブレ補正レンズ18を移動するためのX軸アクチュエータ18a及びY軸アクチュエータ18b、手ブレ補正レンズ18の位置を検出するためのX軸ホール素子18c及びY軸ホール素子18dを備えている。
角速度検出回路44は、ヨー方向角速度センサ42及びピッチ方向角速度センサ43の出力により、デジタルカメラ10の角速度を連続的に検出する。図6(a)は、ピッチ方向角速度センサ43の出力を示す図であり、図6(b)は、ヨー方向角速度センサ42の出力を示す図である。このように角速度センサは、静止時には一定バイアスの直流電圧が出力され、センサが回転すると、角速度に応じた直流電圧がバイアス電圧に付加されて出力される。角速度検出回路44は、この2方向のセンサ出力に基づいて角速度を算出する。
手ブレ補正制御回路46は、ドライブ回路47を介してX軸アクチュエータ18a及びY軸アクチュエータ18bを駆動し、手ブレ補正レンズ18を移動させることが可能である。また、位置検出回路41はX軸ホール素子18c及びY軸ホール素子18dの出力に基づき、手ブレ補正レンズ18の位置を検出することが可能である。手ブレ補正制御回路46は、この位置検出回路41から出力される位置情報に基づいて、角速度検出回路44が算出した角速度に応じた制御量で手ブレ補正レンズ18を移動させ、手ブレ補正を行う。
またこのとき、ブレ幅検出回路45は角速度検出回路44が算出した角速度の変動量を監視し、CPU11へブレ量を出力する。CPU11は、入力されたブレ量に基づいて、フォーカスレンズ16に対するAF動作を制御する。
ここで、ブレ量に基づくAF動作の制御について説明する。図3は、デジタルカメラ10におけるAF動作の制御を示すフローチャートである。
デジタルカメラ10に電源が投入されると、連続的にブレ量の検出を行う(ステップS301)。前述したように、ブレ幅検出回路45は、角速度検出回路44が算出した角速度の変動量を監視し、CPU11へブレ量を出力する。次に、AFのモードの判定を行う(ステップS302)。本発明に係るデジタルカメラ10は、S−AFとC−AFの2つのAFモードを有し、操作部12を用いて撮影者が選択することが可能である。S−AFモードに設定されている場合は、検出したブレ量についての判定は行わず、ステップS305に進み、C−AFはOFFとする。C−AFモードに設定されている場合は、ステップS301において検出したブレ量の最大値が、最新のNms間所定量未満であるか否かの判定を行う(ステップS303)。ブレ量の最大値が最新のNms間所定量未満であると判定された場合はC−AFの動作を行い(ステップS304)、ブレ量の最大値が所定量以上であると判定された場合はC−AFを行わない。図4及び図5を用いて、ブレ量の検出及びC−AFの制御について説明する。
図4(a)は、ピッチ方向角速度センサ43の出力を示す図であり、図4(b)は、ヨー方向角速度センサ42の出力を示す図である。ここで時間tから時間tにおいては、ピッチ方向及びヨー方向共に角速度の変化が大きくなっており、不安定な状態であることがわかる。この状態は、撮影者が片手でデジタルカメラ10を構えている等、撮影動作は行われていない状態である。また、時間tから時間tにおいては、ピッチ方向及びヨー方向共に角速度の変化が小さくなっており、この状態がNms継続している。これは、撮影者がデジタルカメラ10を構えて撮影動作が行われている状態である。
また同様に、図5(a)は、ピッチ方向角速度センサ43の出力を示す図であり、図5(b)は、ヨー方向角速度センサ42の出力を示す図である。時間tから時間tにおいては、ピッチ方向の角速度の変化が大きく、撮影者がデジタルカメラ10をチルト操作している状態である。また、時間tから時間tにおいては、ヨー方向の角速度の変化が大きく、撮影者がデジタルカメラ10をパン操作している状態である。これらは、撮影者がアングルを探索している状態である。その後、時間tから時間tにおいては、ピッチ方向及びヨー方向共に角速度の変化が小さくなっており、この状態がNms継続している。これは、撮影者がデジタルカメラ10を構えて撮影動作が行われている状態である。
このように、撮影者がカメラワークを行うときの角速度センサは出力信号の振幅が大きく、カメラワーク終了時に角速度センサ出力信号の振幅が小さくなる特徴があることがわかる。よって、角速度センサを用いてブレ量を監視することで、撮影動作が行われるタイミングを予想することが可能である。本実施の形態のデジタルカメラ10におけるC−AFモードでは、撮影動作が行われるタイミングであると予想した場合に、C−AF動作を行う。即ち、最新のNms間の角速度センサ出力レベルの幅をGyroWNms、C−AF動作閾値をGyroW_Threshとしたときに、GyroWNms≦GyroW_Threshを満たした場合のみ、C−AFを動作させ、満たさない場合はC−AF動作は行わない。
次に、操作部12のレリーズボタンが半押しされたか否かの判定を行う(ステップS306)。レリーズボタンが半押しされていない場合は、ステップS301に戻る。
レリーズボタンが半押しされた場合は、CPU11はAE検出回路34を動作させ、得られた露出値から絞り値及びシャッタースピードを決定する(ステップS307)。次に、AFのモードを判定する。ここで、S−AFに設定されている場合はフォーカスロックを行い(ステップS310)、C−AFに設定されている場合は、レリーズボタンが半押しされる前の情報に基づいて合焦動作を継続する(ステップS309)。
その後レリーズボタンが全押しされると(ステップS311)、本撮影を行い(ステップS312)、撮影した画像を記録メディア31に記録する(ステップS313)。
このように、角速度センサからブレ量を算出し、算出したブレ量に基づいてC−AFを制御することにより、無駄なC−AFの動作を抑制し、消費電力を削減することができる。
本実施の形態においては、最新の所定期間(Nms間)のブレ量が所定量(GyroW_Thresh)未満の場合にC−AFの動作を行わせたが、この時間の閾値であるNmsに関しては、予めデジタルカメラ10に設定された値であってもよいし、操作部12により撮影者が設定できるようにしてあってもよい。同様に、ブレ量の閾値であるGyroW_Threshについても、予めデジタルカメラ10に設定された値であってもよいし、操作部12により撮影者が設定できるようにしてあってもよい。
本実施の形態においては、ヨー方向角速度センサ42及びピッチ方向角速度センサ43の両方の出力が安定しているときにC−AFを動作させたが、ヨー方向角速度センサ42及びピッチ方向角速度センサ43の一方の出力が安定しているときに、C−AFを動作させてもよい。
図1は、本発明が適用されたデジタルカメラの第1の実施の形態の電気的構成を示すブロック図である。 図2は、手ブレ補正制御部17、及びその周辺部について示したブロック図である。 図3は、デジタルカメラ10におけるAFの動作を示すフローチャートである。 図4は、ピッチ方向角速度センサ43及びヨー方向角速度センサ42の出力を示す図である。 図5は、ピッチ方向角速度センサ43及びヨー方向角速度センサ42の出力を示す図である。 図6は、ピッチ方向角速度センサ43及びヨー方向角速度センサ42の出力を示す図である。
符号の説明
10…デジタルカメラ、11…CPU、12…操作部、15…フォーカスレンズ用モータドライバ、16…フォーカスレンズ、17…手ブレ補正制御回路、18…手ブレ補正レンズ、21…CCD、22…アナログ信号処理回路、23…A/D変換器、24…画像入力コントローラ、25…画像信号処理回路、26…圧縮処理回路、32…メモリ、33…AF検出回路、34…AE検出回路

Claims (4)

  1. 撮像レンズを介して受光した被写体像を画像信号に変換する撮像手段と、
    前記画像信号に基づいてフォーカスレンズを合焦位置へ移動させる自動合焦手段と、
    前記自動合焦手段を連続的に動作させる制御手段と、
    装置本体のぶれを連続的に検出するぶれ検出手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記検出手段によって検出した最新の所定期間のぶれが所定量未満の場合は前記自動合焦手段を動作させ、所定量以上の場合は前記自動合焦手段の動作を停止させることを特徴とする撮像装置。
  2. ユーザが撮影パラメータを設定可能な入力手段を備え、前記入力手段は、前記所定量を設定可能なことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記入力手段は、前記所定期間を設定可能なことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 撮像レンズを介して受光した被写体像を画像信号に変換する撮像工程と、
    前記画像信号に基づいてフォーカスレンズを合焦位置へ移動させる自動合焦工程と、
    前記自動合焦工程を連続的に動作させる制御工程と、
    装置本体のぶれを連続的に検出するぶれ検出工程と、を備え、
    前記制御工程は、前記検出工程によって検出した最新の所定期間のぶれが所定量未満の場合は前記自動合焦工程を動作させ、所定量以上の場合は前記自動合焦工程の動作を停止させることを特徴とする撮像方法。
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