JP2008302434A - 電動工具 - Google Patents

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義広 小室
Kazuhiro Omori
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Abstract

【課題】作業環境に適した吸排気状態を選択することができ、異物が多い作業環境でのハウジング内への異物の侵入を確実に防ぐことができる電動工具を提供すること。
【解決手段】ハウジング5に内蔵された電動モータと、該電動モータの回転を先端工具に伝達する回転伝達機構を備え、前記電動モータを冷却するための冷却風を給排するための吸気孔17と排気孔18を前記ハウジング5に形成して成る電動工具において、前記ハウジング5の内側(又は外側)を移動(スライド)して前記吸気孔17と前記排気孔18を同時に開閉するカバー19を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、駆動源である電動モータを冷却するための冷却風を給排するための吸気孔と排気孔をハウジングに形成して成る電動工具に関するものである。
この種の電動工具の一例として図12にインパクトドライバの構成を示す。
図12はインパクトドライバの側断面図であり、図示のインパクトドライバ1は、バッテリ2を電源とし、電動モータ3を駆動源として回転打撃機構を駆動し、アンビル4に回転と打撃を与えることによって不図示の先端工具に回転打撃力を間欠的に伝達して被締結材にねじをねじ込む工具である。
上記電動モータ3は、ハウジング5の胴体部5A内に収容されており、その出力軸(モータ軸)6の両端はボールベアリング7,8によって回転可能に支持され、該出力軸6には冷却ファン9が結着されている。尚、ハウジング5のハンドル部5Bの上部には、前記バッテリ2から電動モータ3への給電をON/OFFして電動モータ3を起動/停止させるスイッチ10が設けられている。
而して、ハンマケース11に内蔵された回転打撃機構においては、電動モータ3の出力軸6の回転は、遊星ギヤ機構12を経て減速されてスピンドル13に伝達され、該スピンドル13が所定の速度で回転駆動される。ここで、スピンドル13とハンマ14とはカム機構によって連結されており、このカム機構は、スピンドル13の外周面に形成されたV字状のスピンドルカム溝13a及びハンマ14の内周面に形成されたV字状のハンマカム溝14a及びこれらのカム溝13a,14aに係合するボール15で構成されている。
又、ハンマ14は、スプリング16によって常に先端方向(図12の右方)に付勢されており、制止時にはボール15とカム溝13a,14aとの係合によってアンビル4の端面とは隙間を隔てた位置にある。そして、ハンマ14とアンビル4の相対向する回転平面上の2箇所には不図示の凸部がそれぞれ対称的に形成されている。
而して、前述のようにスピンドル13が回転駆動されると、その回転は前記カム機構を介してハンマ14に伝達され、ハンマ14が半回転しないうちに、該ハンマ14の凸部がアンビル4の凸部に係合してアンビル4を回転させるが、そのときの係合反力によってハンマ14とスピンドル13との間に相対回転が生ずると、ハンマ14はカム機構のスピンドルカム溝13aに沿ってスプリング16を圧縮しながら電動モータ3側へと後退を始める。
そして、ハンマ14の後退動によって該ハンマ14の凸部がアンビル4の凸部を乗り越えて両者の係合が解除されると、ハンマ14は、スピンドル13の回転力に加え、スプリング16に蓄積されていた弾性エネルギーとカム機構の作用によって回転方向及び前方に急速に加速されつつ、スプリング16の付勢力によって前方へ移動し、その凸部がアンビル4の凸部に再び係合して一体に回転し始める。このとき、強力な回転打撃力がアンビル4に加えられるため、該アンビル4に装着された先端工具を介してねじに回転打撃力が伝達される。
以後、同様の動作が繰り返されて先端工具からねじに回転打撃力が間欠的に繰り返し伝達され、該ねじが木材等の被締結部材にねじ込まれる。
ところで、斯かるインパクトドライバ1においては、冷却風を給排するための吸気孔17と排気孔18がハウジング5の胴体部5Aの両側部にそれぞれ形成されており、電動モータ3の出力軸6と共に回転する冷却ファン9によって冷却風が吸気孔17からハウジング5内に吸引される。このようにハウジング5内に供給された冷却風は、電動モータ3を通過して前方へと流れて電動モータ3を冷却した後、排気孔18からハウジング5外へ排出される。
而して、ハウジング5に形成された吸気孔17と排気孔18にはスリット状の複数のリブ17a,18aがそれぞれ設けられており、これらのリブ17a,18aによって吸気孔17と排気孔18がそれぞれ細孔に区画されることによってハウジング5内への異物の侵入が防がれるよう工夫されている。
しかしながら、リブ17aによって細かく区画された吸気孔17よりも大きな異物のハウジング5内への侵入は防がれるが、吸気孔17よりも小さな異物は吸気孔17を通過してハウジング5内に侵入し、電動モータ3の出力軸6を支持するボールベアリング7,8に異物が付着し、ボールベアリング7,8がグリース切れとなって電動モータ3に異常回転が発生したり、異物が電動モータ3のマグネット3aの磁力に引き寄せられてアマチュアコア3bとマグネット3aの間に入り込み、電動モータ3が動作しなくなる等の故障の原因となる。このような問題は、粉塵や金属粉等の異物が多い作業環境において発生し易い。
ところで、特許文献1には、電動モータの冷却に供された熱気が作業者の顔に向かって排出されることがないよう、カバーによって排出口(空気流出開口)の一部を閉塞する技術が開示されている。
又、特許文献2には、排気孔に開閉自在な蓋を装着し、この蓋を工具作動中は排気孔を開き、工具停止中は排気孔を閉じるよう動作させる技術が開示されている。
特開2003−200364号公報 特許第3674308号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、カバーによって排出口(空気流出開口)の一部を閉塞するのみであって、吸気口は開口しているため、吸気口からハウジング内への異物の侵入を阻止することができず、異物の侵入による前記問題を解決することができない。
又、特許文献2に開示された技術においては、工具停止中に排気孔のみが閉じられ、工具作動中は吸気口と排気孔が共に開いているため、ハウジング内への異物の侵入を阻止することができず、異物の侵入による前記問題を解決することができない。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、作業環境に適した吸排気状態を選択することができ、異物が多い作業環境でのハウジング内への異物の侵入を確実に防ぐことができる電動工具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハウジングに内蔵された電動モータと、該電動モータの回転を先端工具に伝達する回転伝達機構を備え、前記電動モータを冷却するための冷却風を給排するための吸気孔と排気孔を前記ハウジングに形成して成る電動工具において、前記ハウジングの内側又は外側を移動して前記吸気孔と排気孔を同時に開閉するカバーを設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記カバーをハウジングに対して軸方向にスライドさせて前記吸気孔と排気孔を同時に開閉することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記カバーをハウジングに対して周方向に回動させて前記吸気孔と排気孔を同時に開閉することを特徴とする請求項1記載の電動工具。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記カバーと前記ハウジングとの間にパッキンを介設したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、ハウジングに内蔵された電動モータと、該電動モータの回転を先端工具に伝達する電動機構を備え、前記電動モータを冷却するための冷却風を給排するための吸気孔と排気孔を前記ハウジングに形成して成る電動工具において、前記吸気孔と排気孔を同時に開閉するカバーを前記ハウジングに着脱可能に設けたことを特徴とする。
請求項1〜3記載の発明によれば、異物が多い環境での作業においては、カバーをハウジングの内側又は外側を移動させて吸気孔と排気孔を同時に閉じることができるため、ハウジング内への異物の侵入を確実に防ぐことができ、異物の侵入による故障等の種々の問題の発生を防ぐことができる。尚、異物が少ない比較的クリーンな環境での作業においては、吸気孔と排気孔を共に開けてハウジング内に冷却風を積極的に導入し、この冷却風によって電動モータを効率良く冷却してその温度上昇を低く抑えることができる。
請求項4記載の発明によれば、カバーとハウジングとの間のシール性がパッキンによって高められるため、電動工具に一層高い防塵性が確保される。
請求項5記載の発明によれば、異物が多い環境での作業においては、カバーをハウジングに装着して吸気孔と排気孔を同時に閉じれば、ハウジング内への異物の侵入を確実に防ぐことができ、異物の侵入による故障等の種々の問題の発生を防ぐことができる。又、カバーを軟質材で構成することによって、該カバーをプロテクタとして機能させることができる。更に、カバーの色や模様を数種類準備しておくことによって、各作業者が使用している電動工具に装着すべきカバーを容易に見分けることができる。尚、異物が少ない比較的クリーンな環境での作業においては、カバーをハウジングに装着せず、吸気孔と排気孔を共に開けてハウジング内に冷却風を積極的に導入し、この冷却風によって電動モータを効率良く冷却してその温度上昇を低く抑えることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明に係る電動工具の一形態としてのインパクトドライバの側面図、図2は同インパクトドライバの吸・排気孔を開けた状態のハウジングの部分内面図、図3は同インパクトドライバの吸・排気孔を閉じた状態のハウジングの部分内面図、図4は図3のA−A線断面図である。
図1に示すインパクトドライバ1は、側面視T字状を成す樹脂製のハウジング5を備え、該ハウジング5の胴体部5A内には駆動源である電動モータ3が横置きに収容されている。又、ハウジング5の胴体部5Aから下方へ一体に延びるハンドル部5Bの下端部にはバッテリ2が着脱可能に装着されており、ハンドル部5Bの上部には、バッテリ2から電動モータ3への給電をON/OFFして電動モータ3を起動/停止させるスイッチ10が設けられている。
又、ハウジング5の胴体部5Aの両側部には、冷却風を給排するための吸気孔17と排気孔18がそれぞれ形成されており、電動モータ3の出力軸と共に回転する不図示の冷却ファンによって冷却風が吸気孔17からハウジング5内に吸引される。このようにハウジング5内に供給された冷却風は、電動モータ3を通過して前方へと流れて電動モータ3を冷却した後、排気孔18からハウジング5外へ排出される。
而して、本実施の形態においては、図2〜図4に示すように、ハウジング5の胴体部5A内には、ハウジング5の内側に沿って前後方向にスライドして吸気孔17と排気孔18を同時に開閉するカバー19が設けられている。このカバー19のハウジング5から露出する上面に一部には、図1〜図3に示すように、該カバー19をスライド操作するためのレバー19aが一体に形成されており、図4に示すように、カバー19とハウジング5との間にはシリコンゴム等の弾性体から成るパッキン20が介設されている。
以上のように構成されたインパクトドライバ1を用いてねじ締め作業を行う場合、スイッチ10をON操作して電動モータ3を駆動すれば、前述のように回転打撃力がアンビル4とこれに装着された先端工具であるビット24に伝達され、ビット24によってねじ25が木材等の被締結材Wにねじ込まれる。
ところで、粉塵や金属粉等の異物が多い作業環境においては、レバー19aを操作してカバー19をハウジング5の内側に沿って前方(図3の矢印a方向)へスライドさせ、図3及び図4に示すように吸気孔17と排気孔18をカバー19で同時に閉じれば、粉塵等の異物のハウジング5内への侵入が確実に防がれ、異物の侵入による故障等の種々の問題の発生が防がれる。特に、本実施の形態では、カバー19とハウジング5との間のシール性がパッキン20によって高められるため、インパクトドライバ1に一層高い防塵性が確保される。
他方、異物が少ない比較的クリーンな環境での作業においては、レバー19aを操作してカバー19をハウジング5の内側に沿って後方(図2矢印b方向)へスライドさせ、図2に示すように吸気孔17と排気孔18を共に開ければ、吸気孔17からハウジング5内に冷却風が積極的に導入され、この冷却風によって電動モータ3が効率良く冷却され、該電動モータ3の温度上昇が低く抑えられる。尚、電動モータ3の冷却に供されて温度が高くなった冷却風は排気孔18から大気中に排出される。
従って、本実施の形態によれば、作業環境に適した冷却風の吸排気状態を選択することができる。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図5〜図7に基づいて説明する。
図5は本発明の実施の形態2に係るインパクトドライバのハウジングの部分内面図、図6及び図7は図5のB−B線断面図であり、図6は吸・排気孔が開けられた状態を示し、図7は吸・排気孔が閉じられた状態を示す。
本実施の形態は、カバー21をハウジング5の内側に沿って周方向に回動させて吸気孔17と排気孔18を同時に開閉することを特徴としている。ここで、カバー21には、ハウジング5に形成された吸気孔17と排気孔18に選択的に連通する通気孔21b(図6及び図7には排気孔18に連通する通気孔のみを示す)が形成されている。又、カバーの21ハウジング5から露出する上面に一部には、該カバー21を回動操作するためのレバー21aが一体に形成されている。
而して、本実施の形態においては、粉塵や金属粉等の異物が多い作業環境においては、レバー21aを操作してカバー21をハウジング5の内側に沿って図7の矢印c方向(反時計方向)に回動させ、図7に示すように該カバー21によって吸気孔17と排気孔18を同時に閉じれば、粉塵等の異物のハウジング5内への侵入が確実に防がれ、異物の侵入による故障等の種々の問題の発生が防がれる。
他方、異物が少ない比較的クリーンな環境での作業においては、レバー21aを操作してカバー21をハウジング5の内側に沿って図6の矢印d方向(時計方向)に回動させ、図6に示すように該カバー21の通気孔21b(図6には一方のみ図示)を吸気孔17と排気孔18に連通させれば、吸気孔17と排気孔18が共に開けられ、吸気孔17からハウジング5内に冷却風が積極的に導入され、この冷却風によって電動モータ3が効率良く冷却されてその温度上昇が低く抑えられる。
従って、本実施の形態においても、作業環境に適した冷却風の吸排気状態を選択することができる。
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3を図8及び図9に基づいて説明する。
図8及び図9は本発明の実施の形態3に係るインパクトドライバの部分側面図であり、図8は吸・排気孔が開けられた状態を示し、図9は吸・排気孔が閉じられた状態を示す。
本実施の形態は、カバー22をハウジング5の外側に沿って前後にスライドさせて吸気孔17と排気孔18を同時に開閉することを特徴としている。ここで、カバー22の両側部には、ハウジング5に形成された吸気孔17と選択的に連通する矩形の通気孔22b(図8及び図9には一方のみ図示)が形成されている。又、カバー22の上面に一部には、該カバー22をスライド操作するためのレバー22aが一体に形成されている。
而して、本実施の形態においては、粉塵や金属粉等の異物が多い作業環境においては、レバー22aを操作してカバー22をハウジング5の外側に沿って図9の矢印e方向(前方)にスライドさせ、図9に示すように該カバー22によって吸気孔17と排気孔18を同時に閉じれば、粉塵等の異物のハウジング5内への侵入が確実に防がれ、異物の侵入による故障等の種々の問題の発生が防がれる。
他方、異物が少ない比較的クリーンな環境での作業においては、レバー22aを操作してカバー22をハウジング5の外側に沿って図8の矢印f方向(後方)にスライドさせ、図8に示すようにカバー22の通気孔22bを吸気孔17に連通させるとともに、排気孔18を開放させれば、吸気孔17と排気孔18が共に開けられ、吸気孔17からハウジング5内に冷却風が積極的に導入され、この冷却風によって電動モータ3が効率良く冷却されてその温度上昇が低く抑えられる。
従って、本実施の形態においても、作業環境に適した冷却風の吸排気状態を選択することができる。
<実施の形態4>
次に、本発明の実施の形態4を図10及び図11に基づいて説明する。
図10は本発明の実施の形態3に係るインパクトドライバにカバーを装着した状態を示すハウジングの部分横断面図、図11は同インパクトドライバからカバーを取り外した状態を示すハウジングの部分横断面図である。
本実施の形態は、ハウジング5に形成された吸気孔17と排気孔18を同時に開閉する切欠き円筒状のカバー23をハウジング5に着脱可能に設けたことを特徴としている。
而して、本実施の形態においては、粉塵や金属粉等の異物が多い作業環境においては、図10に示すようにカバー23をハウジング5に装着して吸気孔17と排気孔18をカバー23で同時に閉じれば、粉塵等の異物のハウジング5内への侵入が確実に防がれ、異物の侵入による故障等の種々の問題の発生が防がれる。
他方、異物が少ない比較的クリーンな環境での作業においては、図11に示すようにカバー23をハウジング5から取り外せば吸気孔17と排気孔18が共に開けられるため、ハウジング5内に冷却風を積極的に導入し、この冷却風によって電動モータ3を効率良く冷却してその温度上昇を低く抑えることができる。
従って、本実施の形態においても、作業環境に適した冷却風の吸排気状態を選択することができる。
特に、本実施の形態においては、カバー23を軟質ゴム等の軟質材で構成することによって、該カバー23をプロテクタとして機能させることができ、相手材の傷付き等を防ぐことができる。又、カバー23の色や模様を数種類準備しておくことによって、各作業者が使用しているインパクトドライバ1に装着すべきカバー23を容易に見分けることができる。
尚、以上は本発明を特にインパクトドリルに対して適用した形態について説明したが、本発明は、電動モータを冷却するための冷却風を給排するための吸気孔と排気孔をハウジングに形成して成る他の任意の電動工具に対しても同様に適用して前記と同様の効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係るインパクトドライバの側面図である。 本発明の実施の形態1に係るインパクトドライバの吸・排気孔を開けた状態のハウジングの部分内面図である。 本発明の実施の形態1に係るインパクトドライバの吸・排気孔を閉じた状態のハウジングの部分内面図である。 図3のA−A線断面図である。 本発明の実施の形態2に係るインパクトドライバのハウジングの部分内面図である。 吸・排気孔が開けられた状態を示す図5のB−B線断面図である。 吸・排気孔が閉じられた状態を示す図5のB−B線断面図である。 本発明の実施の形態3に係るインパクトドライバの吸・排気孔が開けられた状態を示す部分側面図である。 本発明の実施の形態3に係るインパクトドライバの吸・排気孔が閉じられた状態を示す部分側面図である。 本発明の実施の形態3に係るインパクトドライバのカバーを装着した状態を示すハウジングの部分横断面図である。 本発明の実施の形態3に係るインパクトドライバからカバーを取り外した状態を示すハウジングの部分横断面図である。 従来のインパクトドライバの側断面図である。
符号の説明
1 インパクトドライバ(電動工具)
2 バッテリ
3 電動モータ
3a 電動モータのマグネット
3b 電動モータのアマチュアコア
4 アンビル
5 ハウジング
5A ハウジングの胴体部
5B ハウジングのハンドル部
6 モータの出力軸(モータ軸)
7,8 ボールベアリング
9 冷却ファン
10 スイッチ
11 ハンマケース
12 遊星ギヤ機構
13 スピンドル
13a スピンドルカム溝
14 ハンマ
14a ハンマカム溝
15 ボール
16 スプリング
17 吸気孔
17a 吸気孔のリブ
18 排気孔
18a 排気孔のリブ
19 カバー
19a カバーのレバー
20 パッキン
21 カバー
21a カバーのレバー
21b カバーの通気孔
22 カバー
22a カバーのレバー
22b カバーの通気孔
23 カバー
24 ビット(先端工具)
25 ねじ
W 被締結材

Claims (5)

  1. ハウジングに内蔵された電動モータと、該電動モータの回転を先端工具に伝達する回転伝達機構を備え、前記電動モータを冷却するための冷却風を給排するための吸気孔と排気孔を前記ハウジングに形成して成る電動工具において、
    前記ハウジングの内側又は外側を移動して前記吸気孔と排気孔を同時に開閉するカバーを設けたことを特徴とする電動工具。
  2. 前記カバーをハウジングに対して軸方向にスライドさせて前記吸気孔と排気孔を同時に開閉することを特徴とする請求項1記載の電動工具。
  3. 前記カバーをハウジングに対して周方向に回動させて前記吸気孔と排気孔を同時に開閉することを特徴とする請求項1記載の電動工具。
  4. 前記カバーと前記ハウジングとの間にパッキンを介設したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電動工具。
  5. ハウジングに内蔵された電動モータと、該電動モータの回転を先端工具に伝達する電動機構を備え、前記電動モータを冷却するための冷却風を給排するための吸気孔と排気孔を前記ハウジングに形成して成る電動工具において、
    前記吸気孔と排気孔を同時に開閉するカバーを前記ハウジングに着脱可能に設けたことを特徴とする電動工具。
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