JP2008300486A - 半導体装置の検査システム、検査方法、及び検査装置 - Google Patents

半導体装置の検査システム、検査方法、及び検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体装置の検査に要する時間を短縮する。
【解決手段】半導体装置にビームを照射する照射装置と、前記半導体装置のテスト期間に前記半導体装置の良否を判定するテスト装置と、前記半導体装置の各テスト期間に得られた良否値を、各テスト期間の開始から終了までに前記ビームが照射された照射領域、の良否値として設定し、良値領域又は否値領域が前記ビームの走査方向の直交方向に連続する連続数に基づいて、前記半導体装置の故障領域を特定する情報処理部と、前記ビームの照射位置と前記半導体装置の故障領域とが関連付けられた2次元画像を表示する表示部とを備えることを特徴とする、半導体装置の検査システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の検査システム、検査方法、及び検査装置に関する。
半導体装置の故障箇所の特定手法として、DLS(Dynamic Laser Stimulation)法が知られている。DLS法では、細く収束させたレーザ光を半導体装置に照射し、局部的な加熱又は光励起電流を発生させ、局部的に半導体装置の動作を変化させることで、半導体装置の故障箇所を特定する。これにより、タイミング不良や電圧マージン不良等の故障の存在箇所が特定される。DLS法は例えば、特許文献1で説明されている。なお、DLS法は、SDL法、LADA法等と呼ばれる事もある。
DLS法では通常、LSM (Laser Scanning Microscope:レーザ走査顕微鏡)により半導体装置にレーザが照射され、半導体装置の良否がテスタにより判定される。そして、DLS法では、レーザの照射位置と良否の判定値とを関連付けて2次元画像にマッピングすることで、故障箇所を画面表示する。よって、DLS法では、各レーザ照射位置の良否判定値を得る必要がある。そのため、従来、テスタにより良否判定が行われている間は、レーザが同一位置に照射されている必要があるとされてきた。
しかし、半導体装置の回路規模は年々増加している。よって、DLS法の実行に要する時間は増加傾向にある。そのため、1回の良否判定が行われる間、即ち、1回のテストが行われる間、レーザの照射位置を動かせないと、DLS法の実行に膨大な時間がかかってしまう。
例えば、上記2次元画像の画素数を512×512、1回のテストに要する時間を1秒と想定する。この場合、1枚の2次元画像を得るのに要する時間は、1秒×512画素×512画素=262144秒≒73時間となる。これは、到底実用的とは言い難い時間である。
このような時間を短縮する方法として、いくつかの方法が知られている。
第1の例として、単純に上記2次元画像の画素数を減らす、という方法が挙げられる。これは例えば、512×512の画素数を128×128の画素数に減らす、という事に相当する。この場合、測定時間は単純に16分の1に短縮される。しかしながら、微細な故障を検出しようとする場合には、2次元画像の画素数を減らす分だけレーザの照射範囲を減らす必要がある。よって、128×128の場合に512×512の場合と同じ領域を測定しようとすると、16分の1の時間の測定を16回繰り返す必要があり、128×128の場合のトータル測定時間は、512×512の場合のトータル測定時間と同じになってしまう。そのため、2次元画像の画素数を減らすという方法は、測定すべき領域が既に絞り込まれている場合にしか有効ではない。
一方、第2の例として、レーザ照射と良否判定との同期を完全には行わない、という方法が挙げられる。この方法では、実際に故障がある箇所と不良と判定される箇所とが多少ずれてもよい、と考えるのである。この方法では、レーザの照射位置がテスト中に大きくずれると、実際に故障がある箇所と不良と判定される箇所とが大きくずれる事になる。よって、この方法は、1回のテスト中にレーザが移動する距離が短い場合にしか採用する事ができず、採用できる場面が限定的である。逆に言えば、この方法では、1回のテスト中にレーザが移動する距離が短くなるよう、測定条件を設定する必要がある。このような測定条件を設定しようとすると、1回のテスト中にレーザが移動できる距離は、高々数画素程度に限定され、その時間短縮効果は、非常に限定されたものとなる。
米国特許第7,062,399号公報
本発明は、半導体装置の検査システム、検査方法、及び検査装置に関し、半導体装置の検査に要する時間を短縮することを課題とする。
本発明の実施例は例えば、半導体装置にビームを照射する照射装置と、前記半導体装置のテスト期間に前記半導体装置の良否を判定するテスト装置と、前記半導体装置の各テスト期間に得られた良否値を、各テスト期間の開始から終了までに前記ビームが照射された照射領域、の良否値として設定し、良値領域又は否値領域が前記ビームの走査方向の直交方向に連続する連続数に基づいて、前記半導体装置の故障領域を特定する情報処理部と、前記ビームの照射位置と前記半導体装置の故障領域とが関連付けられた2次元画像を表示する表示部とを備えることを特徴とする、半導体装置の検査システムである。
本発明の実施例は例えば、半導体装置にビームを照射し、前記半導体装置のテスト期間に前記半導体装置の良否を判定し、前記半導体装置の各テスト期間に得られた良否値を、各テスト期間の開始から終了までに前記ビームが照射された照射領域、の良否値として設定し、良値領域又は否値領域が前記ビームの走査方向の直交方向に連続する連続数に基づいて、前記半導体装置の故障領域を特定し、前記ビームの照射位置と前記半導体装置の故障領域とが関連付けられた2次元画像を表示することを特徴とする、半導体装置の検査方法である。
本発明の実施例は例えば、半導体装置にビームを照射する照射装置と、前記半導体装置のテスト期間に前記半導体装置の良否を判定するテスト装置と、に接続可能な検査装置であって、前記半導体装置の各テスト期間に得られた良否値を、各テスト期間の開始から終了までに前記ビームが照射された照射領域、の良否値として設定し、良値領域又は否値領域が前記ビームの走査方向の直交方向に連続する連続数に基づいて、前記半導体装置の故障領域を特定する情報処理部と、前記ビームの照射位置と前記半導体装置の故障領域とを関連付けられた2次元画像を表示する表示部とを備えることを特徴とする、半導体装置の検査装置である。
本発明は、半導体装置の検査システム、検査方法、及び検査装置に関し、半導体装置の検査に要する時間を短縮することを可能にする。
図1は、本実施例の検査システム101のシステム構成図である。図1の検査システム101は、半導体装置の検査システムであり、DLS(Dynamic Laser Stimulation)法による半導体装置の検査を実行する。図1の検査システム101は、照射装置の例であるLSM(Laser Scanning Microscope:レーザ走査顕微鏡)111と、テスト装置の例であるテスタ112と、半導体装置の検査装置の例である計算機113とを備える。
LSM111は、半導体装置にビームの例であるレーザ光を照射する装置である。図1には、LSM111にセットされた半導体装置(S)と、LSM111により発せされたレーザ光(L)とが図示されている。LSM111は、レーザ光源121と、対物レンズ122と、偏向装置123と、偏向装置制御部124と、カメラステージ125と、試料ステージ126と、信号ケーブル127とを備える。
テスタ112は、半導体装置のテスト期間に半導体装置の良否(pass/fail)を判定する装置である。テスタ112は、テスト期間の開始を示すtest start信号、テスト期間の終了を示すtest end信号、テスト期間における良否の判定値を示すpass/fail信号を出力する。
計算機113は、半導体装置の検査に関する種々の情報処理を行う装置であり、LSM111及びテスタ112に有線又は無線で接続可能である。計算機113は例えば、パーソナルコンピュータ(PC)又はワークステーション(WS)である。計算機113は、ここではLSM111と別個の機器であるが、LSM111の一部でも構わない。計算機113は、計算機本体131と、表示装置132と、記憶装置133と、入力装置134とを備える。
計算機本体131には、制御部141と、情報処理部142と、表示部143等の機能ブロックが存在する。制御部141は、LSM111及びテスタ112の制御を行うブロックである。情報処理部142は、種々の情報処理を行うブロックである。表示部143は、表示装置132への画面表示を行うブロックである。これら機能ブロックは例えば、コンピュータプログラム(検査プログラム)により実現される。
図1の検査システム101では、レーザ光Lが、レーザ光源121から発せられ、対物レンズ122によって収束され、半導体装置S上に照射される。偏向装置123は、偏向装置制御部124による制御の下、レーザ光Lを偏向させ、レーザ光Lで半導体装置S上を走査する。LSM111では、半導体装置Sから反射された反射光により、半導体装置Sを観察する。なお、レーザ光Lは、半導体装置Sの表面に照射してもよいが、ここでは半導体装置Sの裏面に照射する。
レーザ光源121、対物レンズ122、及び偏向装置123は、カメラステージ125に固定されている。これにより、LSM111では、レーザ光Lの焦点調整や、レーザ光Lの照射位置の移動が可能になっている。一方、半導体装置Sは、試料ステージ126にセットされており、信号ケーブル127によりテスタ112と電気的に接続されている。これにより、図1の検査システム101では、テスタ112による半導体装置Sの電気的なテストが可能になっている。
計算機113は、LSM111を制御する事、及びテスタ112からtest start信号、test end信号、pass/fail信号を受け取る事が可能となっている。計算機113は更に、レーザ光の照射位置とpass/failの判定値とを関連付けて、2次元画像(pass/fail画像)として表示する事が可能である。計算機113は更に、LSM画像及びpass/fail画像を複数記憶する事が可能であり、画像間の演算を行う事も可能である。LSM画像を記憶するメモリは、LSM111にも設けてもよい。
以下、半導体装置の検査方法について説明する。
計算機113は、半導体装置の各テスト期間に得られた良否値(pass値/fail値)を、テスタ112から取得する。そして計算機113は、半導体装置の各テスト期間に得られた良否値を、各テスト期間の開始から終了までにレーザが照射された照射領域、の良否値として設定する。この場合に得られる2次元画像(pass/fail画像)の例を、図2に示す。図2において、領域Aは良値領域(pass領域)を表し、領域Bは否値領域(fail領域)を表す。
ここでは、図2の画像の画素数を50×50とし、図2の横方向及び縦方向をそれぞれレーザの走査方向及びレーザの走査方向の直交方向とする。ここではまた、1回のテスト中にレーザの照射位置が移動する距離を、図2の画像の15画素分とする。図2に示す各領域は、1回のテストの開始から終了までにレーザが照射される照射領域に相当し、15画素分の領域となっている。
この場合、1回の良否判定が、15画素分の領域が走査される間に行われる事になる。即ち、1つの良否値が、15画素分の領域が走査される間に得られる事になる。本実施例では、この良否値を、この15画素全てを代表する良否値とする。即ち、この良否値を、この領域全体の良否値とする。図2には、このようにして設定された良値領域と否値領域とが図示されている。良値領域は15個の良値画素により構成され、否値画素は15個の否値画素により構成される。
ここで、DLS観測について説明することにする。DLS観測では、精密な観測を行うべく、テストの条件として、pass/failの状態が不安定になるような条件を設定する事が多い。そのため、DLS観測では、故障箇所がない場合でもfailが現れる事がある。
図2では、故障箇所は領域Xであるとする。にもかかわらず、図2では、画像内の様々な箇所にfail領域が現れている。これらは、故障箇所以外にfail領域が現れた例に相当する。図2の画像の周辺部では、pass領域とfail領域が、縦方向に1画素又は2画素ごとに交互に現れている。
計算機113は、図2のようなpass/fail画像を一旦、記憶装置133に保存する。続いて、計算機113は、当該画像内の各画素の良否値を調べ、fail画素が縦方向に3画素以上連続する領域が存在するか否かを判断する。続いて、計算機113は、fail画素が縦方向に3画素以上連続しない領域をpass画素に書き換え、fail画素が縦方向に3画素以上連続する領域をfail画素に書き換える。こうして得られる画像を、図3に示す。
上述のように、図2には、故障箇所でないにもかかわらず、fail領域となっている領域が存在する。しかし、このような領域は、縦方向に何画素も連続する可能性は極めて少ない。従って、上記の書き換え処理によれば、半導体装置の故障箇所をおおまかに特定する事ができる。実際、図2の画像の周辺部では、pass領域とfail領域は縦方向に1画素又は2画素ごとに交互に現れており、fail領域が3画素以上連続する領域は存在しない。そのため、これらのfail領域は全て、図3ではpass領域に書き換えられている。
従って、計算機113は、図2の画像を図3の画像に書き換え、図3の画像のfail領域を半導体装置の故障領域とする。即ち、計算機113は、fail領域(fail画素)が縦方向に連続する連続数に基づいて、半導体装置の故障領域を特定する。図2から図3への書き換えにおいては、fail領域(fail画素)が縦方向に3画素以上連続している領域が、故障領域として特定されている。図3には、このようにして特定された故障領域Yが図示されている。そして、計算機113は、図3の画像を表示装置132に表示する。即ち、計算機113は、レーザの照射位置と半導体装置の故障領域とが関連付けられた2次元画像を表示装置132に表示する。これにより、ユーザは、半導体装置の故障箇所をおおまかに把握する事ができる。
以上のように、本実施例では、故障箇所がどの位置に存在するかを示す画像ではなく、故障箇所がどの範囲に含まれるかを示す画像が得られる。即ち、本実施例では、故障箇所そのものを特定する画像ではなく、故障箇所の存在領域である故障領域を特定する画像が得られる。
このように、本実施例では、DLS反応が現れて欲しい範囲より広い範囲にDLS反応が現れてしまう。しかし、本実施例によれば、故障箇所そのものを特定するよりも遥かに短い時間で、故障箇所をある程度絞り込む事ができる。本実施例では更に、絞り込まれた範囲を詳細に観測する事で、必要に応じて故障箇所そのものを特定する事もできる。この場合、絞り込まれた範囲のみについて観測を行えばよいため、観測に要する時間は短くて済む。
なお、上記の説明では、非故障箇所が「fail」と判定される例について説明した。このような場合には、上記のように、fail画素が縦方向に3画素以上連続しない領域をpass画素に書き換え、fail画素が縦方向に3画素以上連続する領域をfail画素に書き換えるような処理が望ましい。
一方、実際のDLS測定では、故障箇所が「pass」と判定される場合もある。このような場合、計算機113は、pass画素が縦方向に3画素以上連続しない領域をfail画素に書き換え、pass画素が縦方向に3画素以上連続する領域をpass画素に書き換えてもよい。この場合、計算機113は、pass領域(pass画素)が縦方向に連続する連続数に基づいて、半導体装置の故障領域を特定する。上記のような画像書き換えでは、pass領域(pass画素)が縦方向に3画素以上連続していない領域が、故障領域として特定される。
本実施例では、1回のテスト中にレーザ光の照射位置が移動する距離を、15画素分としている。すなわち、1回のテストの開始から終了までにレーザ光が照射される照射領域のサイズを、15画素分としている。本実施例では、当該照射領域のサイズは、15画素分以外のサイズでも構わない。
本実施例では更に、上記照射領域のサイズは、表示装置132の操作画面上でユーザが設定可能としてもよい。このような操作画面の例を、図4に示した。ユーザは、操作装置134を操作して、操作画面上のボックスB1内に上記照射領域のサイズを入力する事ができる。そして、計算機113の制御部141は、上記照射領域のサイズを、操作画面で入力されたサイズに基づいて設定する。制御部141は、LSM111又はテスタ112を制御して、上記照射領域のサイズを制御するとする。
なお、計算機113の情報処理部142は、図2や図3の画像を作成する際、照射領域のサイズのデータを必要とする。情報処理部142は、サイズがユーザにより設定される場合には、照射領域のサイズのデータとして、ユーザにより設定されたサイズのデータを利用可能である。その他の場合には、情報処理部142は、照射領域のサイズを、例えばtest start信号及びtest end信号から自動的に算出する。
また、本実施例では、fail画素が縦方向に3画素(基準連続数)以上連続している領域が、故障領域として特定されている。本実施例では、当該基準連続数は、3画素以外の数でも構わない。これは、pass画素が縦方向に3画素(基準連続数)以上連続していない領域を、故障領域として特定する場合も同様である。
本実施例では更に、上記基準連続数は、表示装置132の操作画面上でユーザが設定可能としてもよい。このような操作画面の例は既に、図4に示されている。ユーザは、操作装置134を操作して、操作画面上のボックスB2内に上記基準連続数を入力する事ができる。そして、情報処理部142は、半導体装置の故障箇所を特定するための基準となる上記基準連続数を、操作画面で入力された基準連続数に基づいて設定する。そして、情報処理部142は、図2の画像を図3の画像に書き換える際、当該基準連続数を参酌する。
以上のように、本実施例では、1回のテスト中にレーザの照射位置が移動する距離を、15画素分としている。本実施例では、図2の画像を図3の画像に変換するが、この変換処理に要する時間はごく僅かである。従って、本実施例では、テスト中にはレーザの照射位置を動かさない場合と比べて、観測時間が1/15程度に短縮される。このように、本実施例は、半導体装置の検査に要する時間を短縮する事ができる。
図5は、本実施例の検査方法に関するフローチャート図である。
本実施例では先ず、LSM111によるレーザ照射と、テスタ112による良否判定とが行われる。そして、情報処理部142は、各テスト期間に得られた良否値を、対応する照射領域の良否値として設定する。即ち、情報処理部142は、図2のような画像を作成する(S11)。続いて、情報処理部142は、半導体装置の故障領域を特定する。即ち、情報処理部142は、図2のような画像を図3のような画像に変換する(S12)。そして本実施例では、表示部143が、例えば操作装置134による表示操作に応じて、図3のような画像を表示装置132に表示する(S13)。なお、当該画像表示(及び図4の操作画面の画面表示)は、ローカル表示ではなく、リモート表示でも構わない。
本実施例の検査システムのシステム構成図である。 書き換え前のpass/fail画像の例である。 書き換え後のpass/fail画像の例である。 操作画面の例である。 本実施例の検査方法に関するフローチャート図である。
符号の説明
101 検査システム
111 LSM
112 テスタ
113 計算機
121 レーザ光源
122 対物レンズ
123 偏向装置
124 偏向装置制御部
125 カメラステージ
126 試料ステージ
127 信号ケーブル
131 計算機本体
132 表示装置
133 記憶装置
134 入力装置
141 制御部
142 情報処理部
143 表示部

Claims (5)

  1. 半導体装置にビームを照射する照射装置と、
    前記半導体装置のテスト期間に前記半導体装置の良否を判定するテスト装置と、
    前記半導体装置の各テスト期間に得られた良否値を、各テスト期間の開始から終了までに前記ビームが照射された照射領域、の良否値として設定し、良値領域又は否値領域が前記ビームの走査方向の直交方向に連続する連続数に基づいて、前記半導体装置の故障領域を特定する情報処理部と、
    前記ビームの照射位置と前記半導体装置の故障領域とが関連付けられた2次元画像を表示する表示部とを備えることを特徴とする、半導体装置の検査システム。
  2. 前記情報処理部は、前記半導体装置の故障箇所を特定するための基準となる基準連続数を、操作画面で入力された基準連続数に基づいて設定することを特徴とする、請求項1に記載の検査システム。
  3. 前記照射装置又は前記テスト装置を制御して前記照射領域のサイズを制御する制御部を備え、前記制御部は、前記照射領域のサイズを、操作画面で入力されたサイズに基づいて設定することを特徴とする、請求項1に記載の検査システム。
  4. 半導体装置にビームを照射し、
    前記半導体装置のテスト期間に前記半導体装置の良否を判定し、
    前記半導体装置の各テスト期間に得られた良否値を、各テスト期間の開始から終了までに前記ビームが照射された照射領域、の良否値として設定し、良値領域又は否値領域が前記ビームの走査方向の直交方向に連続する連続数に基づいて、前記半導体装置の故障領域を特定し、
    前記ビームの照射位置と前記半導体装置の故障領域とが関連付けられた2次元画像を表示することを特徴とする、半導体装置の検査方法。
  5. 半導体装置にビームを照射する照射装置と、前記半導体装置のテスト期間に前記半導体装置の良否を判定するテスト装置と、に接続可能な検査装置であって、
    前記半導体装置の各テスト期間に得られた良否値を、各テスト期間の開始から終了までに前記ビームが照射された照射領域、の良否値として設定し、良値領域又は否値領域が前記ビームの走査方向の直交方向に連続する連続数に基づいて、前記半導体装置の故障領域を特定する情報処理部と、
    前記ビームの照射位置と前記半導体装置の故障領域とを関連付けられた2次元画像を表示する表示部とを備えることを特徴とする、半導体装置の検査装置。
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