JP2008296968A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】一度開封して食材等を投入した後、安全に電子レンジで加熱できる包装袋を提供する。
【解決手段】本発明は、前面部材2及び背面部材3の四方の端部が一体に接合されて形成されており、第1端部4を引き裂くことによって開口が形成される包装袋1であって、前面部材2の内面に設けられた第1ジッパー部材7と、背面部材3の内面に設けられ、第1ジッパー部材7と係合して開口を開閉自在に密封する第2ジッパー部材9と、第1ジッパー部材7の、第1端部4と対向する第2端部5側に設けられ、包装袋1の内部に発生した水蒸気を外部に発散させる通気孔が形成される通気部8と、通気部8を前面部材2の内面側から封止する封止部材10とを備え、第1ジッパー部材7と第2ジッパー部材9との係合を解除して開口を広げる操作によって、封止部材10が前面部材2の一部とともに前面部材2から剥離されて通気孔が形成されることを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】本発明は、前面部材2及び背面部材3の四方の端部が一体に接合されて形成されており、第1端部4を引き裂くことによって開口が形成される包装袋1であって、前面部材2の内面に設けられた第1ジッパー部材7と、背面部材3の内面に設けられ、第1ジッパー部材7と係合して開口を開閉自在に密封する第2ジッパー部材9と、第1ジッパー部材7の、第1端部4と対向する第2端部5側に設けられ、包装袋1の内部に発生した水蒸気を外部に発散させる通気孔が形成される通気部8と、通気部8を前面部材2の内面側から封止する封止部材10とを備え、第1ジッパー部材7と第2ジッパー部材9との係合を解除して開口を広げる操作によって、封止部材10が前面部材2の一部とともに前面部材2から剥離されて通気孔が形成されることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、内部に食材を投入して、あらかじめ充填された調味液等とともに電子レンジで加熱調理するための包装袋に関する。
従来、パウチ等の包装袋に入れた食品をレトルト釜で加熱、加圧殺菌した、いわゆるレトルト食品が広く流通し、使用されている。レトルト食品は包装袋によって密封されているため、そのまま電子レンジで加熱しようとすると、食品から発生する水蒸気によって包装袋が膨張し、破裂するおそれがある。
この問題を解決するために、包装袋の一方の端部寄りの内部に、上述の水蒸気を逃がすための耐熱性不織布を二つ折りに折り込んで取付けた包装袋が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この包装袋を使用したレトルト食品を電子レンジで加熱するときには、不織布が取り付けられている端部側を切り取って、不織布側の端部を開放し、その後食品を包装袋ごと電子レンジに入れて加熱する。
特開平8−80978号公報
しかしながら、特許文献1の包装袋は、開放した端部が不織布等で覆われているので、タレや調味液等が充填されたレトルト食品の包装袋を一度開封して食材を加えた後、電子レンジでタレ等と食材とを一緒に加熱するということはできない。
開口部に開閉自在の公知のジッパー等を設ければ、食材を投入して再度包装袋を密封することは可能になるが、ジッパーを閉じた開口部は通気性に乏しく、電子レンジで過熱する際には、上述の破裂の危険性が問題となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、一度開封して食材等を投入した後、安全に電子レンジで加熱することができる包装袋を提供することを目的とする。
本発明の包装袋は、前面部材及び背面部材の四方の端部が一体に接合されて形成されており、前記端部の一つである第1端部を引き裂くことによって開口が形成される包装袋であって、前記前面部材の内面に設けられた第1ジッパー部材と、前記背面部材の内面に設けられ、前記第1ジッパー部材と係合して前記開口を開閉自在に密封する第2ジッパー部材と、前記第1ジッパー部材の、前記第1端部と対向する第2端部側に設けられ、前記包装袋の内部に発生した水蒸気を外部に発散させる通気孔が形成される通気部と、前記通気部を前記前面部材の前記内面側から封止する封止部材とを備え、前記第1ジッパー部材と前記第2ジッパー部材との係合を解除して前記開口を広げる操作によって、前記封止部材が前記前面部材の一部とともに前記前面部材から剥離されて前記通気孔が形成されることを特徴とする。
なお、「内面」とは、包装袋の内部において、前面部材及び背面部材の、互いに対向する面を指す。
本発明の包装袋は、第1ジッパー部材と第2ジッパー部材との係合を解除して開口を広げる際に、封止部材が連動して前面部材の一部とともに通気部から剥離され、通気部に通気孔が形成される。
前記封止部材と第2ジッパー部材との間の距離は、15ミリメートル以下であってもよい。この場合、上述の開口操作によって、封止部材がより強く前面部材から引き離されるので、確実に通気部が開通する。
前記背面部材は、蛇腹状に折り返された第1折返し部と、前記第1折返し部の折線と離間して蛇腹状に折り返された第2折返し部とを有し、前記第1折返し部及び前記第2折返し部の折線方向の両端は、それぞれ一体に接合されてもよい。この場合、第1折返し部及び第2折返し部が前面部材に対して略垂直に立ち上がることによって、包装袋の容積を増加させることができる。
前記封止部材は、前記第1端部の長さ方向にわたって帯状に設けられてもよい。この場合、通気部との位置合わせの必要性が低下し、製造効率を向上させることができる。
本発明の包装袋によれば、一度開封して食材等を投入した後、安全に電子レンジで加熱調理を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態の包装袋1について、図1から図8を参照して説明する。
図1は包装袋1の斜視図である。包装袋1の内部には、後述するようにカレーソース等の調味液が充填されている。
図2は包装袋1の側面を断面で示す図である。包装袋1は、前面部材2と、前面部材2に接合された背面部材3とから構成されている。
図1は包装袋1の斜視図である。包装袋1の内部には、後述するようにカレーソース等の調味液が充填されている。
図2は包装袋1の側面を断面で示す図である。包装袋1は、前面部材2と、前面部材2に接合された背面部材3とから構成されている。
図1に示すように、前面部材2と背面部材3とは、四方の端部が一体に接合されて形成されており、4つの端部の1つである第1端部4が引き裂かれることによって後述する開口が形成される。
なお、以下の説明における前後左右等の表現は、図1のように、前面部材2を正面とし、かつ第1端部4を上端、第1端部4に対向する第2端部5を下端とした状態を基準とする。
なお、以下の説明における前後左右等の表現は、図1のように、前面部材2を正面とし、かつ第1端部4を上端、第1端部4に対向する第2端部5を下端とした状態を基準とする。
前面部材2は、熱融着性を有するシート状の可撓性フィルム(以下、「本体フィルム」と称する。)で形成されている。
本体フィルムは、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート又はこれらを積層したものに酸化アルミニウムや酸化ケイ素等の無機化合物が蒸着された基材層に、ポリプロピレン(PP)等からなる熱融着性層が積層されて形成されている。
本体フィルムは、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート又はこれらを積層したものに酸化アルミニウムや酸化ケイ素等の無機化合物が蒸着された基材層に、ポリプロピレン(PP)等からなる熱融着性層が積層されて形成されている。
前面部材2の第1端部4の下方の左右の端部には、第1端部4を引き裂く際のきっかけとなるノッチ6が設けられている。ノッチ6は左右いずれか一方の端部に設けられてもよい。また、ノッチ6に代えてスリットが設けられてもよい。
前面部材2の、ノッチ6より第2端部5側の内面には、PP等からなる第1ジッパー部材7が左右方向(第1端部の長さ方向)にわたって設けられている。第1ジッパー部材7は、後述する第2ジッパー部材と係合して開封後の開口を開閉自在に密封する。
前面部材2の第1ジッパー部材7より第2端部5側の左右方向中央には、包装袋1の開封時に通気孔が形成される通気部8が設けられている。通気部8は、略半円形の第1スリット8A及び第2スリット8Bが、所定の間隔をおいて両端を対向させた状態で、上下に並んで配置されている。すなわち、通気部8は、全体として左右の接続部8Cで前面部材2との接続が保持された、略円形の切り込みとして形成されている。
通気部8は、四角形等の多角形に形成されてもよいが、本実施形態のように角を有さない形状とした方が、スリット形成時の微粒子の発生等が少なく、より好ましい。また、通気部8は、必要に応じて2箇所以上に設けられてもよい。
図2は図1のA−A線における断面図である。図2に示すように、背面部材3は、前面部材2と同様に、本体フィルムで形成されている。背面部材3の内面には、第1ジッパー部材7と係合する第2ジッパー部材9と、通気部8を封止する封止部材10と、包装袋1の内部の状況に応じて展開して容積を増加させる展開部11とが設けられている。
第2ジッパー部材9は、第1ジッパー部材7と同様の材質からなり、第1ジッパー部材7と互いに係合する、例えば係合突起と溝等の形状を有している。第2ジッパー部材9は、後述する連結部材を介して、背面部材3に熱融着等の手段で固定されている。
封止部材10は、PPとポリエチレンとのブレンド樹脂等から形成された幅広の帯状の部材である。封止部材10は、前面部材2に設けられた通気部8を前面部材2の内面側から封止している。封止部材10は、本体フィルムに対してイージーピール性を有するため、内面側に引くことによって、容易に前面部材2から剥離する。封止部材10は、連結部材12を介して背面部材3と連結されている。
連結部材12は、PP等からなる帯状の部材である。連結部材12の一方の端部には第2ジッパー部材9が固定されており、第1ジッパー部材7と第2ジッパー部材9とが係合可能な位置関係となるように、背面部材3の内面に熱融着等の手段によって接合されている。連結部材12の他方の端部には、封止部材10の背面部材3に対向する面が固定されている。
第2ジッパー部材9と封止部材10との間の距離は、後述する開封操作時に確実に通気部8が開通されるように、好ましくは30ミリメートル以下、さらに好ましくは15ミリメートル以下に設定される。
第2ジッパー部材9と封止部材10との間の距離は、後述する開封操作時に確実に通気部8が開通されるように、好ましくは30ミリメートル以下、さらに好ましくは15ミリメートル以下に設定される。
展開部11は、連結部材12の下端と第2端部5との間に設けられており、第1端部4側の第1折返し部13と、第2端部5側の第2折返し部14とを有して構成されている。各折返し部13、14は、折線が第1端部4及び第2端部5と略平行になるように、前後に交互に1回ずつ、いわゆる蛇腹状に折り返されて形成されている。すなわち、第1折返し部13と第2折返し部14とは、それぞれの折線が略平行となるように設けられている。各折返し部13、14の折り返す回数は適宜設定されてよい。
各折返し部13、14には、折線によって第1端部4の後方に突出する第1突出部13A及び第2突出部14Aが形成される。そして、後述する包装袋1の使用時に底面となる底面部15が、第1突出部13Aと第2突出部14Aとの間に形成される。
上記のように構成された包装袋1の製造手順について説明する。
図3は、前面部材2を示す斜視図である。前面部材2は、熱融着できるように、熱融着性層を内面として、第1ジッパー部材7が固定され、第1スリット8A及び第2スリット8Bが形成されて通気部8が設けられる。
図3は、前面部材2を示す斜視図である。前面部材2は、熱融着できるように、熱融着性層を内面として、第1ジッパー部材7が固定され、第1スリット8A及び第2スリット8Bが形成されて通気部8が設けられる。
図4は、背面部材3を示す斜視図である。背面部材3も、前面部材2と同様に熱融着性層を内面として、4箇所の折線16で折り曲げられて第1折返し部13、第2折返し部14、及び底面部15を有する展開部11が形成される。そして、連結部材12の第2ジッパー部材9が固定された側の端部が固定される。
図5に示すように、前面部材2と背面部材3とを内面同士を対向させて重ね合わせ、左右の端部と第1端部4、及び通気部8と封止部材10とを熱融着で一体に接合する。この接合によって、通気部8が封止部材10によってバリア性を保持した状態で封止される。
さらに、第1突出部13A及び第2突出部14Aの左右(折線16の長さ方向)の端部を、背面部材3の他の部分の左右の端部と一体に接合する。
このとき、背面部材3の他の部分と各突出部13A、14Aとでは、互いの基材層が対向しているので、パンチ等で部分的に基材層を除去して、互いの熱融着性層を融着させる、図1に示すようないわゆるポイントシール18によって接合を行う。
このとき、背面部材3の他の部分と各突出部13A、14Aとでは、互いの基材層が対向しているので、パンチ等で部分的に基材層を除去して、互いの熱融着性層を融着させる、図1に示すようないわゆるポイントシール18によって接合を行う。
接合されていない第2端部5を充填口として調味液Aを内部に充填した後、熱融着等によって第2端部5が封止されると、図6に示すように包装袋1が完成する。
完成した包装袋1に対して、JIS−Z−0238「密封軟包装袋の試験方法」によって耐圧縮強度、落下強度、外観の各項目について評価を行った。結果を表1に示す。
表1に示すように、包装袋1においては、良好な性能が確保されていることが確認された。
続いて、包装袋1の使用時の動作について説明する。まずユーザがノッチ6から第1端部4を左右方向に引き裂くと、図7に示すように、包装袋1の上部に開口17が形成される。
開口17は、互いに係合した第1ジッパー部材7と係合した第2ジッパー部材9とによって密封されている。ユーザは、図7に示すように、第1ジッパー部材7と第2ジッパー部材9との係合を解除して開口17を広げて開放させる。
このとき、連結部材12に固定された封止部材10は、イージーピール性を有するため前面部材2から剥離する。しかし、通気部8には第1スリット8Aが設けられているため、第1スリット8Aより下方の前面部材2の一部は、封止部材10から剥離せずに封止部材10とともに前面部材2から引き離される。さらに力を加えると、左右の接続部8Cが切断されて第1スリット8Aと第2スリット8Bとが連続し、スリット8A、8Bに囲まれた略円形の前面部材2の一部が封止部材10と一体となって剥離する。こうして通気部8に通気孔19が形成される。
ユーザは図8に示すように、開口17からジャガイモやニンジン等の食材Fを包装袋1の内部に投入し、図9に示すように第1ジッパー部材7と第2ジッパー部材9とを係合させて密封する。このとき、食材Fの投入によって包装袋1の内容物の重量が増加し、第1折返し部13及び第2折返し部14が、前面部材2に対して略垂直に立ち上がるように伸展して展開部11が箱状に展開する。それと同時に調味液A及び食材Fは、展開部11に移動する。展開部11の形状は、第1突出部13A及び第2突出部14Aに施された上述のポイントシール16によって保持される。
続いて、通気部8を上にして電子レンジ内に設置し、加熱すると、食材Fは調味液Aとともに加熱調理される。このとき、加熱によって発生した高温の水蒸気が滞留する蒸らし空間Sが、展開部11の上部に形成される。包装袋1の容積を超える量の水蒸気は、通気部8に形成された通気孔19から適宜外部に発散し、包装袋1の破裂が防止される。
包装袋1においては、図1に示すように、通気部8が展開部11の第1端部4側の突出部13Aよりさらに第1端部4側に設けられている。このため、図9に示すような加熱時の状態において、通気部8に形成された通気孔19は、調味液A及び食材Fの上方ではなく、やや第1端部4寄りに位置することになる。従って、加熱によって調味液Aがはねたりしても、通気孔19から包装袋1の外部に漏れたりすることがない。
加熱調理が終了した後、ユーザは開口17を開放して、食材F及び調味液Aを容器に盛り付ける。
加熱調理が終了した後、ユーザは開口17を開放して、食材F及び調味液Aを容器に盛り付ける。
本発明の包装袋1によれば、第1ジッパー部材7と第2ジッパー部材9との係合を解除して開口17を開放させる際に、連動してイージーピール性を有する封止部材10が前面部材2から剥離し、確実に通気部8に通気孔19が形成される。従って、通気孔の開通し忘れを防ぎ、安全に電子レンジによる加熱調理を行うことができる。
また、封止部材10が前面部材2の幅方向にわたって帯状に配置されているので、通気部8と上下方向の位置を合わせて融着されるだけで、確実に通気部8が封止される。従って、通気部8と封止部材10との左右方向の位置合わせの必要がなく、製造工程が簡素な包装袋とすることができる。
また、蛇腹状に折り曲げられた第1折返し部13及び第2折返し部14を有する展開部11が展開することによって包装袋1の内部容積が増加し、蒸らし空間Sが確保される。従って、包装袋1の内部でムラのない加熱が行われ、良好に加熱調理を行うことができる。
さらに、前面部材6が、1枚のシート状の本体フィルムで形成されているので、部品点数が少なく、低コストで簡素な構造に包装袋を構成することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
また、上述の実施形態においては、展開部11の第1折返し部13と第2端部5側の第2折返し部14とが略平行に設けられている例を説明したが、本発明はこれには限定されず、互いの折線が交差しなければどのような位置関係にあっても構わない。また、各折返し部13、14は第1端部4又は第2端部5と平行である必要もなく、例えば第1端部4又は第2端部5と直交するように設けられてもよい。また、容積増加作用は若干低下するが、折返し部を1箇所だけ設けて展開部11を構成してもよい。
さらに、上述の実施形態においては、第2ジッパー部材9が、連結部材12を介して背面部材3に直接固定されている例を説明したが、これに代えて、第2ジッパー部材9が直接背面部材3に固定され、連結部材12が第2ジッパー部材9の下方に固定されてもよい。
加えて、封止部材10は連結部材12を介さずに、背面部材3に対向する面が直接背面部材3に固定されてもよい。ただし、連結部材を介して第2ジッパー部材9及び封止部材10を固定すると、連結部材を固定するだけで両者を背面部材に固定できるので、製造工程をより簡素にすることができる。
加えて、封止部材10は連結部材12を介さずに、背面部材3に対向する面が直接背面部材3に固定されてもよい。ただし、連結部材を介して第2ジッパー部材9及び封止部材10を固定すると、連結部材を固定するだけで両者を背面部材に固定できるので、製造工程をより簡素にすることができる。
このほか、上述の実施形態においては、通気部8が左右の接続部8Cで前面部材との接続が保持されている例を説明したが、これに代えて、接続部が1箇所、例えば下方だけに設けられた、いわゆるC字状のスリットを有して構成されてもよい。
1 包装袋
2 前面部材
3 背面部材
4 第1端部
5 第2端部
6 前面部材
7 第1ジッパー部材
8 通気部
9 第2ジッパー部材
10 封止部材
11 展開部
13 第1折返し部
14 第2折返し部
16 折線
17 開口
19 通気孔
2 前面部材
3 背面部材
4 第1端部
5 第2端部
6 前面部材
7 第1ジッパー部材
8 通気部
9 第2ジッパー部材
10 封止部材
11 展開部
13 第1折返し部
14 第2折返し部
16 折線
17 開口
19 通気孔
Claims (4)
- 前面部材及び背面部材の四方の端部が一体に接合されて形成されており、前記端部の一つである第1端部を引き裂くことによって開口が形成される包装袋であって、
前記前面部材の内面に設けられた第1ジッパー部材と、
前記背面部材の内面に設けられ、前記第1ジッパー部材と係合して前記開口を開閉自在に密封する第2ジッパー部材と、
前記第1ジッパー部材の、前記第1端部と対向する第2端部側に設けられ、前記包装袋の内部に発生した水蒸気を外部に発散させる通気孔が形成される通気部と、
前記通気部を前記前面部材の前記内面側から封止する封止部材と、
を備え、
前記第1ジッパー部材と前記第2ジッパー部材との係合を解除して前記開口を広げる操作によって、前記封止部材が前記前面部材の一部とともに前記前面部材から剥離されて前記通気孔が形成されることを特徴とする包装袋。 - 前記封止部材と第2ジッパー部材との間の距離が15ミリメートル以下であることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
- 前記背面部材は、蛇腹状に折り返された第1折返し部と、前記第1折返し部の折線と離間して蛇腹状に折り返された第2折返し部とを有し、前記第1折返し部及び前記第2折返し部の折線方向の両端は、それぞれ一体に接合されていることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
- 前記封止部材は、前記第1端部の長さ方向にわたって帯状に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の包装袋。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013023283A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Toppan Printing Co Ltd | 電子レンジ加熱用容器 |
JP2014151935A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | Toppan Printing Co Ltd | 包装体 |
JP2014151936A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | Toppan Printing Co Ltd | 包装体 |
JP2019064609A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | 株式会社フジシール | ジッパー付き包装袋 |
-
2007
- 2007-05-31 JP JP2007144963A patent/JP2008296968A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
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