JP2008291795A - ハイブリッド圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 第1圧縮機構の固定スクロールと第2圧縮機構の固定スクロールとの間に十分な容積の吐出室が形成されたハイブリッド圧縮機を提供する。
【解決手段】 第1駆動源のみにより駆動されるスクロール型の第1圧縮機構と、第2駆動源のみにより駆動されるスクロール型の第2圧縮機構と、第1圧縮機構と第2圧縮機構とを収容する圧力容器とを備え、第1圧縮機構の固定スクロールと第2圧縮機構の固定スクロールとは別体であり、第1圧縮機構と第2圧縮機構とは固定スクロールの端板が互いに当接固定された状態で一体に組付けられ、第1圧縮機構の固定スクロールの端板と第2圧縮機構の固定スクロールの端板との当接部に吐出室が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ハイブリッド圧縮機に関するものである。
本発明の出願人は、特許文献1において、第1駆動源のみにより駆動されるスクロール型の第1圧縮機構と、第2駆動源のみにより駆動されるスクロール型の第2圧縮機構と、第1圧縮機構と第2圧縮機構とを収容する圧力容器とを備え、第1圧縮機構の固定スクロールと第2圧縮機構の固定スクロールとは一体であり、前記一体の固定スクロールの端板内に吐出室が形成され、前記一体の固定スクロールの端板と第1圧縮機構を収容するフロントハウジングと第2圧縮機構を収容するリアハウジングとが協働して圧力容器を形成し、前記端板とフロントハウジングとの当接部と前記端板とリアハウジングとの当接部とにシール部材が配設されたことを特徴とするハイブリッド圧縮機を提案した。
特開2006−283683号公報
特許文献1のハイブリッド圧縮機には、固定スクロールの端板内に十分な容積を有する吐出室を形成することが加工技術上困難なので、吐出圧脈動を減衰させるために吐出室に連通する膨張室を別途配設する必要があり、圧縮機の構成が複雑化するという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、第1圧縮機構の固定スクロールと第2圧縮機構の固定スクロールとの間に十分な容積の吐出室が形成されたハイブリッド圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、第1駆動源のみにより駆動されるスクロール型の第1圧縮機構と、第2駆動源のみにより駆動されるスクロール型の第2圧縮機構と、第1圧縮機構と第2圧縮機構とを収容する圧力容器とを備え、第1圧縮機構の固定スクロールと第2圧縮機構の固定スクロールとは別体であり、第1圧縮機構と第2圧縮機構とは固定スクロールの端板が互いに当接固定された状態で一体に組付けられ、第1圧縮機構の固定スクロールの端板と第2圧縮機構の固定スクロールの端板との当接部に吐出室が形成されていることを特徴とするハイブリッド圧縮機を提供する。
本発明に係るハイブリッド圧縮機においては、第1圧縮機構の固定スクロールと第2圧縮機構の固定スクロールとは別体であり、第1圧縮機構の固定スクロールの端板と第2圧縮機構の固定スクロールの端板とは互いに当接固定されているので、大容量の吐出室を両者の当接部に容易に形成することができる。吐出圧脈動を減衰させるために吐出室に連通する膨張室を別途配設する必要がなくなることにより、ハイブリッド圧縮機の構成が特許文献1に比べ単純化される。
本発明の好ましい態様においては、第1圧縮機構又は第2圧縮機構の固定スクロールの端板と第1圧縮機構を収容するフロントハウジングと第2圧縮機構を収容するリアハウジングとが協働して圧力容器を形成し、前記端板とフロントハウジングとの当接部と前記端板とリアハウジングとの当接部とにシール部材が配設されている。
第1圧縮機構又は第2圧縮機構の固定スクロールの端板を、第1圧縮機構と第2圧縮機構とを収容する圧力容器の一部として利用しても良い。この場合、第1圧縮機構を収容するフロントハウジングと第2圧縮機構を収容するリアハウジングと第1圧縮機構又は第2圧縮機構の固定スクロールの端板とが協働して圧力容器を形成することになる。前記端板とフロントハウジングとの当接部と前記端板とリアハウジングとの当接部とにシール部材を配設する必要がある。
本発明の好ましい態様においては、筒部の端面を互い当接させた有底筒状の一対のハウジングが協働して圧力容器を形成し、第1圧縮機構の固定スクロールと第2圧縮機構の固定スクロールとは何れか1方のハウジングに固定され、前記一対のハウジングの当接部にシール部材が配設されている。
筒部の端面を互い当接させた有底筒状の一対のハウジングによって、第1圧縮機構と第2圧縮機構とを収容する圧力容器を形成しても良い。この場合、第1圧縮機構の固定スクロールの端板と第2圧縮機構の固定スクロールの端板とは、前記一対のハウジングが形成する圧力容器内に収容されることになる。第1圧縮機構の固定スクロールと第2圧縮機構の固定スクロールとを何れか1方のハウジングに固定し、前記一対のハウジングの当接部にシール部材を配設する必要がある。
本発明の好ましい態様においては、第1圧縮機構の固定スクロールと第2圧縮機構の固定スクロールとは、何れか1方のハウジングの内周面に形成された段部に固定されている。
第1圧縮機構の固定スクロールと第2圧縮機構の固定スクロールとを、何れか1方のハウジングの内周面に形成された段部に固定することにより、これらの部材を、ひいては第1圧縮機構と第2圧縮機構とを容易に位置決めすることができる。
本発明の好ましい態様においては、第1駆動源は車両等の内燃機関又は走行用電動モータであり、第2駆動源は電動モータである。
ハイブリッド圧縮機を車両等に搭載する場合、車両等の内燃機関又は走行用電動モータを第1駆動源とし、ハイブリッド圧縮機が内蔵する電動モータ又は別置きの電動モータを第2駆動源とすることが可能である。
本発明に係るハイブリッド圧縮機においては、第1圧縮機構の固定スクロールと第2圧縮機構の固定スクロールとは別体であり、第1圧縮機構の固定スクロールの端板と第2圧縮機構の固定スクロールの端板は互いに当接固定されているので、大容量の吐出室を両者の当接部に容易に形成することができる。吐出圧脈動を減衰させるために吐出室に連通する膨張室を別途配設する必要がなくなることにより、ハイブリッド圧縮機の構成が特許文献1に比べ単純化される。
本発明の実施例に係るハイブリッド圧縮機を説明する。
図1に示すように、ハイブリッド圧縮機Aは、第1圧縮機構1と、第2圧縮機構2とを備えている。
第1圧縮機構1は、端板10aと渦巻体10bとを有する固定スクロール10と、端板11aと渦巻体11bとを有し固定スクロール10とかみ合って複数の作動空間12を形成する可動スクロール11と、可動スクロール11に係合して可動スクロール11を旋回運動させる駆動軸13と、可動スクロール11の自転を阻止するボールカップリング14とを備えている。
第2圧縮機構2は、端板20aと渦巻体20bとを有する固定スクロール20と、端板21aと渦巻体21bとを有し固定スクロール20とかみ合って複数対の作動空間22を形成する可動スクロール21と、可動スクロール21に係合して可動スクロールを旋回運動させる駆動軸23と、可動スクロール21の自転を阻止するボールカップリング24とを備えている。
ハイブリッド圧縮機Aは、図示しない車両等のエンジンにベルトを介して接続され、車両等のエンジンの回転駆動力を駆動軸13に伝達する電磁クラッチ3と、電磁クラッチ3が取り付けられると共に第1圧縮機構1の一部を収容する浅い有底筒状のフロントハウジング4とを備えている。ここで、車両等のエンジンは、車両等の内燃機関と走行用電動モータとを含む概念である。駆動軸13はフロントハウジング4の底壁を貫通して、フロントハウジング4外へ延びている。
ハイブリッド圧縮機Aは、第2圧縮機構2の駆動軸23を回転駆動する電動モータ5と、電動モータ5、第2圧縮機構2、第1圧縮機構1の残余部を収容する深い有底筒状のリアハウジング6とを備えている。
筒部の解放端同士が突き合わされた状態で、フロントハウジング4とリアハウジング6とは図示しないボルトを用いて連結されている。フロントハウジング4とリアハウジング6との当接部に、該部をシールするOリング7aが配設されている。フロントハウジング4とリアハウジング6とは協働して、第1圧縮機構1、第2圧縮機構2、電動モータ5を収容する圧力容器30を形成している。
固定スクロール10の端板10aと固定スクロール20の端板20aとは、渦巻体10b、20bが形成された端面とは反対側の端面同士を当接させた状態で、複数のボルト8を用いてリアハウジング6の内周面に形成された環状段部6aに固定されている。従って、第1圧縮機構1と第2圧縮機構2とは、固定スクロールの端板が互いに当接固定された状態で一体に組付けられている。
端板10aの周側面と端板20aの周側面とは、リアハウジング6の筒部内周面に当接している。端板10aの周側面とリアハウジング6の筒部内周面との当接部をシールするOリング7bと、端板20aの周側面とリアハウジング6の筒部内周面との当接部をシールするOリング7cとが配設されている。
端板10aと端板20aとの当接部に、端板10aの前記反対側の端面の中央部に設けた凹部が形成する吐出室9aが配設されている。吐出室9aは、端板10a、20aの径方向中心部に形成された吐出穴10a’、20a’を介して、径方向中心部の作動空間12、22に連通している。吐出穴10a’、20a’を開閉する図示しない吐出弁が配設されている。
リアハウジング6の筒部に吸入ポート6bが形成されている。吸入ポート6bは、渦巻体10b、11bの径方向外方に配設された第1圧縮機構1の吸入室15に連通すると共に、端板10aと端板20aの互いに当接した周縁部を板厚方向に貫通するバイパス穴9bを介して、渦巻体20b、21bの径方向外方に配設された第2圧縮機構2の吸入室25に連通している。
リアハウジング6の筒部に吐出ポート6cが形成されている。吐出ポート6cは、Oリング7bとOリング7cとの間で端板10aに形成された図示しない連通穴を介して吐出室9aに連通している。
ハイブリッド圧縮機Aがエンジン駆動される場合には、電磁クラッチ3がONされ、車両等のエンジンの回転が駆動軸13へ伝達され、駆動軸13により可動スクロール11が旋回駆動される。吸入ポート6bから流入した冷媒ガスが第1圧縮機構1の吸入室15を通って第1圧縮機構1の作動空間12に取り込まれ、作動空間12が体積を減少させつつ固定スクロール10の中心へ向けて移動し、作動空間12内の冷媒ガスが圧縮される。圧縮された冷媒ガスは固定スクロール10の端板10aに形成された吐出穴10a′と吐出穴10a’を開閉する図示しない吐出弁とを介して吐出室9aに吐出し、端板10aに形成された図示しない連通穴と吐出ポート6cとを介して外部冷媒回路の高圧側へ流出する。冷媒ガスが吐出室9aに吐出する際に発生する吐出圧脈動は、十分な容積を有する吐出室9a内で減衰するので、外部冷媒回路の凝縮器に振動や異音を発生させない。
第2圧縮機構2を駆動する電動モータ5には電力は供給されず、電動モータ5は回転しない。従って第2圧縮機構2は作動しない。吐出穴20a’を開閉する図示しない吐出弁が吐出穴20a′を閉鎖し、第1圧縮機構1から吐出した冷媒ガスの第2圧縮機構2への逆流を阻止する。
ハイブリッド圧縮機Aがモータ駆動される場合には、電動モータ5がONされて回転し、電動モータ5の回転が第2圧縮機構2の駆動軸23へ伝達され、駆動軸23により可動スクロール21が旋回駆動される。吸入ポート6bから流入した冷媒ガスが第1圧縮機構1の吸入室15とバイパス穴9bと第2圧縮機構2の吸入室25とを通って第2圧縮機構2の作動空間22に取り込まれ、作動空間22が体積を減少させつつ固定スクロール20の中心へ向けて移動し、作動空間22内の冷媒ガスが圧縮される。圧縮された冷媒ガスは固定スクロール20の端板20aに形成された吐出穴20a′と吐出穴20a’を開閉する図示しない吐出弁とを介して吐出室9aに吐出し、端板10aに形成された図示しない連通穴と吐出ポート6cとを介して外部冷媒回路の高圧側へ流出する。冷媒ガスが吐出室9aに吐出する際に発生する吐出圧脈動は、十分な容積を有する吐出室9a内で減衰するので、外部冷媒回路の凝縮器に振動や異音を発生させない。
電磁クラッチ3には電力は供給されず、車両等のエンジンの回転は第1圧縮機構1へ伝達されない。従って第1圧縮機構1は作動しない。吐出穴10a’を開閉する図示しない吐出弁が吐出穴10a′を閉鎖し、第2圧縮機構2から吐出した冷媒ガスの第1圧縮機構1への逆流を阻止する。
第1圧縮機構1は第1駆動源である車両等のエンジンのみにより駆動され、第2圧縮機構2は第1駆動源とは異なる第2駆動源である電動モータ5のみにより駆動されるので、第1圧縮機構1は大出力の車両等のエンジンのみに適合させれば良く、第2圧縮機構は小出力の電動モータ5のみに適合させれば良い。従って、ハイブリッド圧縮機Aにおいては、圧縮機構と駆動源とが良く適合する。
第1圧縮機構1と第2圧縮機構2とが一体的に組み付けられることにより、ハイブリッド圧縮機Aが小型化される。
ハイブリッド圧縮機Aにおいては、第1圧縮機構1の固定スクロール10と第2圧縮機構2の固定スクロール20とは別体であり、第1圧縮機構の固定スクロールの端板10aと第2圧縮機構の固定スクロールの端板20aとは互いに当接固定されているので、両者の当接部に大容量の吐出室9aを容易に形成することができる。吐出圧脈動を減衰させるために吐出室9aに連通する膨張室を別途配設する必要がないことにより、ハイブリッド圧縮機Aの構成は特許文献1に比べ単純化されている。
ハイブリッド圧縮機Aにおいては、フロントハウジング4とリアハウジング6とが協働して第1圧縮機構1と第2圧縮機構2とを収容する圧力容器30を形成するので、フロントハウジング4とリアハウジング6との当接部にOリング7aを配設すれば圧力容器30を形成することができる。従って、ハイブリッド圧縮機Aの圧力容器30を形成するのに必要なシール部材の数は、特許文献1のハイブリッド圧縮機の圧力容器を形成するのに必要なシール部材の数に比べて少ない。
第1圧縮機構1の固定スクロール10と第2圧縮機構2の固定スクロール20とは、リアハウジング6に固定されるので、圧縮機構1、2の作動に支障は生じない。
第1圧縮機構1の固定スクロール10と第2圧縮機構2の固定スクロール20とを、リアハウジング6の筒部内周面に形成された段部6aに固定することにより、これらの部材を、ひいては第1圧縮機構1と第2圧縮機構2とを容易に位置決めしている。
第1圧縮機構1の固定スクロール10と第2圧縮機構2の固定スクロール20とをリアハウジング6に固定するのに代えて、フロントハウジング4を深い有底筒状に形成し、第1圧縮機構1の固定スクロール10と第2圧縮機構2の固定スクロール20とをフロントハウジング4に固定しても良い。
第2圧縮機構2の駆動軸23を、内蔵の電動モータ5で駆動するのに代えて、別置きの電動モータで駆動しても良い。
図2に示すように、第1圧縮機構1’の固定スクロール10’の端板10a”と、第1圧縮機構1’の大部分を収容する深い有底筒状のフロントハウジング4’と、第2圧縮機構2’の大部分を収容する深い有底筒状のリアハウジング6’とが協働して、第1圧縮機構1’と第2圧縮機構2’とを収容する圧力容器30’を形成するようにハイブリッド圧縮機A’を構成しても良い。この場合、端板10a”とフロントハウジング4’との当接部にOリング7a’を配設し、前記端板10a”とリアハウジング6’との当接部とにOリング7a”を配設することになる。
図2に示すように、複数のボルト8’を用いて第1圧縮機構1’の固定スクロール10’の端板10a”と第2圧縮機構2’の固定スクロール20’の端板20a”とを一体に組み付けてリアハウジング6’の段部6a’に固定し、フロントハウジング4’と第1圧縮機構1’の固定スクロール10’の端板10a”とを図示しない複数のボルトを用いて連結しても良く、或いは端板10a”と端板20a”とを図示しない複数のボルトを用いて単に一体に固定し、フロントハウジング4’と第1圧縮機構1’の固定スクロール10’の端板10a”とリアハウジング6’とを図示しない複数のボルトを用いて連結しても良い。
上記構成においても、第1圧縮機構1’の固定スクロール10’と第2圧縮機構2’の固定スクロール20’とは別体であり、第1圧縮機構の固定スクロールの端板10a”と第2圧縮機構の固定スクロールの端板20a’とは互いに当接固定されているので、大容量の吐出室9a’を両者の当接部に容易に形成することができる。吐出圧脈動を減衰させるために吐出室9a’に連通する膨張室を別途配設する必要がなくなることにより、ハイブリッド圧縮機A’の構成は特許文献1に比べ単純化される。尚、端板10a”と端板20a’との当接部には、吐出室9a’を取り囲むOリング7dを配設する必要がある。
本発明の実施例に係るハイブリッド圧縮機の側断面図である。 本発明の他の実施例に係るハイブリッド圧縮機の側断面図である。
符号の説明
A、A’ ハイブリッド圧縮機
1、1’ 第1圧縮機構
2、2’ 第2圧縮機構
10、20、10’、20’ 固定スクロール
11、21 可動スクロール
3 電磁クラッチ
4、4’ フロントハウジング
5 電動モータ
6、6’ リアハウジング
6a、6a’ 段部
7a、7b、7c、7d、7a’、7a” Oリング
8、8’ ボルト
9a、9a’ 吐出室
9b バイパス穴
15、25 吸入室
6b 吸入ポート
6c 吐出ポート
30、30’ 圧力容器

Claims (5)

  1. 第1駆動源のみにより駆動されるスクロール型の第1圧縮機構と、第2駆動源のみにより駆動されるスクロール型の第2圧縮機構と、第1圧縮機構と第2圧縮機構とを収容する圧力容器とを備え、第1圧縮機構の固定スクロールと第2圧縮機構の固定スクロールとは別体であり、第1圧縮機構と第2圧縮機構とは固定スクロールの端板が互いに当接固定された状態で一体に組付けられ、第1圧縮機構の固定スクロールの端板と第2圧縮機構の固定スクロールの端板との当接部に吐出室が形成されていることを特徴とするハイブリッド圧縮機。
  2. 第1圧縮機構又は第2圧縮機構の固定スクロールの端板と第1圧縮機構を収容するフロントハウジングと第2圧縮機構を収容するリアハウジングとが協働して圧力容器を形成し、前記端板とフロントハウジングとの当接部と前記端板とリアハウジングとの当接部とにシール部材が配設されていることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド圧縮機。
  3. 筒部の端面を互い当接させた有底筒状の一対のハウジングが協働して圧力容器を形成し、第1圧縮機構の固定スクロールと第2圧縮機構の固定スクロールとは何れか1方のハウジングに固定され、前記一対のハウジングの当接部にシール部材が配設されていることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド圧縮機。
  4. 第1圧縮機構の固定スクロールと第2圧縮機構の固定スクロールとは、何れか1方のハウジングの内周面に形成された段部に固定されていることを特徴とする請求項3に記載のハイブリッド圧縮機。
  5. 第1駆動源は車両等の内燃機関又は車両等の走行用電動モータであり、第2駆動源は電動モータであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1に記載のハイブリッド圧縮機。
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