JP2008289524A - 医用クリップ装置、その弾性クリップユニットおよびフレキシブルチューブユニット - Google Patents

医用クリップ装置、その弾性クリップユニットおよびフレキシブルチューブユニット Download PDF

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Abstract

【課題】患者の身体負担と医師の作業負担とを軽減できる構造の医用クリップ装置を提供する。
【解決手段】患者の体内には弾性クリップ部材100と締結リング部材200のみ留置され、大型のクリップ連結部材600が残留することがない。このため、クリップ連結部材600が患者の負担となることを防止できる。締結リング部材200をフレキシブルチューブ部材300の内部に収容したり後退不能に支持するため、フレキシブルチューブ部材300を二重とする必要がない。従って、フレキシブルチューブユニット1100を小径かつ柔軟として患者と医師との負担を軽減することができる。柔軟なフレキシブルチューブ部材300に対して操作ワイヤ部材400のみを手動操作すればよいため、その操作も簡単で医師の負担を軽減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、患者の体内で患部を結紮するための医用クリップ装置、その弾性クリップユニットおよびフレキシブルチューブユニットに関する。
現在、患者の体内で患部を結紮する医療行為に医用クリップ装置が利用されている。このような医用クリップ装置は、弾性クリップユニットとフレキシブルチューブユニットからなる。
フレキシブルチューブユニットは、フレキシブルチューブ部材と操作ワイヤ部材からなり、そのフレキシブルチューブ部材の内部に操作ワイヤ部材がスライド自在に挿入されている。
弾性クリップユニットは、例えば、弾性クリップ部材とクリップ連結部材からなる。弾性クリップ部材は、前端側が開閉自在で開放方向に弾発的に付勢されている一対のクリップアーム部を有する。
フレキシブルチューブ部材は、閉止状態の弾性クリップ部材がスライド自在な内径に形成されている。また、操作ワイヤ部材は、弾性クリップユニットの後端に緩結合される。
クリップ連結部材は、弾性クリップ部材の後部がスライド自在に挿通される円筒状に形成されており、弾性クリップ部材の外面を前後方向にスライド移動して一対のクリップアーム部を開閉する。
クリップ連結部材は、拡縮自在で拡径方向に弾発的に付勢されている一対の支持連結凸部が後端に形成されている。この支持連結凸部は、フレキシブルチューブ部材の内部をスライド自在な小径スライド状態と、フレキシブルチューブ部材の前端に係合する大径係合状態とに拡縮する。
上述のような構造の医用クリップ装置では、フレキシブルチューブ部材の前端から前方に突出した操作ワイヤ部材の前端に弾性クリップユニットが装着される。つぎに、クリップ連結部材の支持連結凸部が小径スライド状態に縮径されたまま、弾性クリップユニットの全体がフレキシブルチューブ部材の内部に収容される。
このような状態で、弾性クリップユニットを収容したフレキシブルチューブユニットが患者の体内に挿入されて患部に対向される。つぎに、そのフレキシブルチューブ部材に対して操作ワイヤ部材が前進操作されると、弾性クリップユニットがフレキシブルチューブ部材の前端から前方に突出する。
このとき、クリップ連結部材の支持連結凸部が大径係合状態に拡径することで、フレキシブルチューブ部材の前端に係合する。また、弾性クリップ部材は、フレキシブルチューブ部材による保持が解除されることで弾発的に開放される。
このような状態でフレキシブルチューブ部材に対して操作ワイヤ部材が後退操作されると、クリップ連結部材から前方に突出している弾性クリップ部材のクリップアーム部が閉止される。
このため、弾性クリップ部材により患者の体内で患部を結紮することができる。この弾性クリップ部材の閉止状態はクリップ連結部材により維持される。そこで、この閉止状態から、さらに操作ワイヤ部材を後退させると、この操作ワイヤ部材の前端が弾性クリップ部材の後端から離脱する。
このため、患部を結紮した弾性クリップユニットを患者の体内には留置した状態で、フレキシブルチューブユニットを患者の体内から回収することができる(例えば、特許文献1,2参照)。
また、上述のようなクリップ連結部材を有さず、単純な円環状の締結リング部材を弾性クリップ部材に装着した医用クリップ装置もある。この医用クリップ装置では、フレキシブルチューブ部材が二重とされており、内側のフレキシブルチューブ部材で締結リング部材が支持される。
このため、内側のフレキシブルチューブ部材とともに操作ワイヤ部材を前後操作することで、外側のフレキシブルチューブ部材により弾性クリップ部材を開閉させることができる。
また、内側のフレキシブルチューブ部材に対して操作ワイヤ部材を後退操作することにより、操作ワイヤ部材が弾性クリップ部材から離脱する。この場合、フレキシブルチューブユニットは締結リング部材により閉止状態に維持される(例えば、特許文献3,4参照)。
特開2006−198388号公報 特開2002−191609号公報 特開平08−019548号公報 実開昭62−170010号公報
しかし、特許文献1,2に記載の医用クリップ装置では、患者の体内に弾性クリップ部材だけでなくクリップ連結部材も残留することになる。このため、クリップ連結部材が患者の負担となることがあり、以降の医療行為の邪魔となることもある。
一方、特許文献3,4に記載の医用クリップ装置では、フレキシブルチューブ部材を二重とする必要がある。このため、必然的にフレキシブルチューブユニットが大径となって患者の身体の負担が増大する。
また、フレキシブルチューブユニットを二重とすると、その柔軟性も大幅に阻害される。このため、医用クリップ装置の操作性が低下して患者の身体と医師の操作との負担が増大する。
しかも、外側のフレキシブルチューブ部材に対して内側のフレキシブルチューブ部材と操作ワイヤ部材とを個々に手動操作する必要がある。このため、その操作も複雑であり、医用クリップ装置を操作する医師の負担が増大する。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、患者の身体負担と医師の作業負担とを軽減することができる構造の医用クリップ装置、その弾性クリップユニットおよびフレキシブルチューブユニットを提供するものである。
本発明の医用クリップ装置は、患者の体内で患部を結紮するための医用クリップ装置であって、前端側が開閉自在で開放方向に弾発的に付勢されている一対のクリップアーム部と、一対のクリップアーム部を後端で連結しているアーム連結部と、を有する弾性クリップ部材と、弾性クリップ部材の外面を前後方向にスライド移動して一対のクリップアーム部を開閉する締結リング部材と、閉止状態の弾性クリップ部材がスライド自在な内径に形成されていて前端近傍の内周面に支持連結凹部が形成されているフレキシブルチューブ部材と、フレキシブルチューブ部材の内部にスライド自在に挿通されていて前端に大径の大径前端部分が形成されている操作ワイヤ部材と、少なくとも弾性クリップ部材の後部がスライド自在に挿通されて締結リング部材を支持する支持前端部分と、フレキシブルチューブ部材の内部をスライド自在な小径スライド状態と支持連結凹部に係合する大径係合状態とに拡縮自在で拡径方向に弾発的に付勢されている支持連結凸部と、を有する円筒状のリング支持部材と、リング支持部材に挿通されている弾性クリップ部材のアーム連結部に緩結合される緩結合前端部と、操作ワイヤ部材の大径前端部分をフレキシブルチューブ部材の外部では着脱自在に保持して内部では着脱不能に保持するワイヤ保持部と、を有するクリップ連結部材と、を有する。
従って、本発明の医用クリップ装置では、例えば、締結リング部材とリング支持部材とに挿通された弾性クリップ部材のアーム連結部と、フレキシブルチューブ部材の前端から前方に突出された操作ワイヤ部材の大径前端部分とが、クリップ連結部材で連結される。
このような状態で、例えば、専用の部材保持治具などにより、リング支持部材の支持連結凸部を小径スライド状態に保持されるとともにクリップ連結部材のワイヤ保持部を閉止状態に保持され、クリップ連結部材とリング支持部材と締結リング部材と弾性クリップ部材とが、操作ワイヤ部材とともにフレキシブルチューブ部材の内部に収容される。このように弾性クリップユニットを収容したフレキシブルチューブユニットが患者の体内に挿入されて患部に対向される。
つぎに、そのフレキシブルチューブ部材に対して操作ワイヤ部材が前進操作されると、リング支持部材の支持連結凸部がフレキシブルチューブ部材の前端近傍の支持連結凹部に係合する。
この状態で操作ワイヤ部材が前後操作されると、弾性クリップ部材が締結リング部材から前方に出没することで開閉される。そして、フレキシブルチューブ部材に対して操作ワイヤ部材が後退操作されると、締結リング部材から前方に突出している弾性クリップ部材のクリップアーム部が閉止されて患部が結紮される。この弾性クリップ部材の閉止状態は締結リング部材により維持される。
この閉止状態から、さらに操作ワイヤ部材が後退されると、クリップ連結部材が弾性クリップ部材から離脱する。このため、患者の体内には弾性クリップ部材と締結リング部材のみ留置される。
このような状態でも、リング支持部材は支持連結凸部と支持連結凹部との係合によりフレキシブルチューブ部材の前端に保持されている。このため、このフレキシブルチューブ部材とともにリング支持部材も体内から回収される。
本発明の弾性クリップユニットは、本発明の医用クリップ装置の弾性クリップユニットであって、前端側が開閉自在で開放方向に弾発的に付勢されている一対のクリップアーム部と、一対のクリップアーム部を後端で連結しているアーム連結部と、を有する弾性クリップ部材と、弾性クリップ部材の外面を前後方向にスライド移動して一対のクリップアーム部を開閉する締結リング部材と、少なくとも弾性クリップ部材の後部がスライド自在に挿通されて締結リング部材を支持する支持前端部分と、フレキシブルチューブ部材の内部をスライド自在な小径スライド状態と支持連結凹部に係合する大径係合状態とに拡縮自在で拡径方向に弾発的に付勢されている支持連結凸部と、を有する円筒状のリング支持部材と、リング支持部材に挿通されている弾性クリップ部材のアーム連結部に緩結合される緩結合前端部と、操作ワイヤ部材の大径前端部分をフレキシブルチューブ部材の外部では着脱自在に保持して内部では着脱不能に保持するワイヤ保持部と、を有するクリップ連結部材と、を有する。
本発明のフレキシブルチューブユニットは、本発明の医用クリップ装置のフレキシブルチューブユニットであって、閉止状態の弾性クリップ部材がスライド自在な内径に形成されていて前端近傍の内周面に支持連結凹部が形成されているフレキシブルチューブ部材と、フレキシブルチューブ部材の内部にスライド自在に挿通されていて前端に大径の大径前端部分が形成されている操作ワイヤ部材と、を有する。
なお、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明では前後方向を規定しているが、これは本発明の構成要素の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定したものであり、本発明を実施する場合の製造時や使用時の方向を限定するものではない。
本発明の医用クリップ装置では、患者の体内には弾性クリップ部材と締結リング部材のみ留置され、大型のクリップ連結部材が残留することがない。さらに、リング支持部材もフレキシブルチューブ部材とともに体内から回収されるので、患者の体内に大型のリング支持部材が残留することもない。このため、クリップ連結部材やリング支持部材が患者の負担となることを防止でき、以降の医療行為の邪魔となることも防止できる。しかも、締結リング部材をフレキシブルチューブ部材の内部に収容したり後退不能に支持するため、フレキシブルチューブ部材を二重とする必要がない。従って、フレキシブルチューブユニットを小径かつ柔軟として患者と医師との負担を軽減することができる。しかも、フレキシブルチューブ部材に対して操作ワイヤ部材のみを手動操作すればよい。このため、その操作も簡単であり、操作する医師の負担を軽減することができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図18を参照して以下に説明する。なお、本実施の形態では図示するように前後左右上下の方向を規定して説明する。しかし、これは構成要素の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定するものである。従って、本発明を実施する製品の製造時や使用時の方向を限定するものではない。
本実施の形態の医用クリップ装置1000は、患者の体内で患部を結紮するために利用される。このため、医用クリップ装置1000は、図1に示すように、前端側が開閉自在で開放方向に弾発的に付勢されている一対のクリップアーム部110と、一対のクリップアーム部110を後端で支持していて開放方向に弾発的に付勢しているアーム連結部120と、を有する弾性クリップ部材100と、弾性クリップ部材100の外面を前後方向にスライド移動して一対のクリップアーム部110を開閉する締結リング部材200と、閉止状態の弾性クリップ部材100がスライド自在な内径に形成されていて前端近傍の内周面に支持連結凹部321が形成されているフレキシブルチューブ部材300と、フレキシブルチューブ部材300の内部にスライド自在に挿通されていて前端に大径の大径前端部分であるワイヤ前端部材410が形成されている操作ワイヤ部材400と、少なくとも弾性クリップ部材100の後部がスライド自在に挿通されて締結リング部材200を支持する支持前端部分510と、フレキシブルチューブ部材300の内部をスライド自在な小径スライド状態と支持連結凹部321に係合する大径係合状態とに拡縮自在で拡径方向に弾発的に付勢されている支持連結凸部521と、を有する円筒状のリング支持部材500と、リング支持部材500に挿通されている弾性クリップ部材100のアーム連結部120に緩結合される緩結合前端部611と、操作ワイヤ部材400のワイヤ前端部材410をフレキシブルチューブ部材300の外部では着脱自在に保持して内部では着脱不能に保持するワイヤ保持部620と、を有するクリップ連結部材600と、を有する。
より具体的には、本実施の形態の医用クリップ装置1000は、図2および図3に示すように、フレキシブルチューブ部材300と操作ワイヤ部材400からなるフレキシブルチューブユニット1100と、弾性クリップ部材100と締結リング部材200とクリップ連結部材600とリング支持部材500からなる弾性クリップユニット1200と、を有する。
弾性クリップ部材100は、例えば、バネ材のプレス加工により、左右対称および上下対称に形成されている。そのバネ材としては、弾発性と耐食性とが良好で、医療行為に不適な成分が溶出しない、SUS301,SUS304などのステンレス材が利用される。
弾性クリップ部材100のアーム連結部120は、フレキシブルチューブ部材300の軸心方向と直交する平板状に形成されており、その左右両端から前方にクリップアーム部110が形成されている。
そのクリップアーム部110は、患部を結紮する幅広の結紮前部111と、締結リング部材200が係合することで結紮前部111が完全に閉止される完全閉止部113と、円弧状に湾曲していて締結リング部材200がスライド移動することで結紮前部111が開閉されるリングスライド部114と、直線状に形成されている平行後部115とが、前部から後部まで形成されている。
なお、完全閉止部113には、外側に突出したリング係合突起112が形成されており、リングスライド部114から完全閉止部113にスライド移動する締結リング部材200は、リング係合突起112に前面が当接することで一時停止される。
このため、締結リング部材200は、その前面がリング係合突起112より後方に位置する状態ではリングスライド部114をスライド移動することにより、一対のクリップアーム部110を開閉する。
そして、締結リング部材200は、リング係合突起112を乗り越えて完全閉止部113に位置すると、この完全閉止部113に固定的に係合して一対のクリップアーム110を閉止状態に維持する。
なお、締結リング部材200、クリップ連結部材600、ワイヤ前端部材410、操作ワイヤ部材400、チューブ前端部材320、フレキシブルチューブ部材300、等も、前述したSUS301,SUS304などのステンレス材で形成されている。
リング支持部材500は、例えば、弾発性と耐食性とが良好で医療行為に不適な成分が溶出しない樹脂の成型部品として、左右対称および上下対称に形成されている。その支持前端部分510は円環状に形成されており、この支持前端部分510から後方に上下一対の弾性アーム部520が形成されている。
この弾性アーム部520は、フレキシブルチューブ部材300の軸心方向と直交する拡開方向に弾発的に付勢されており、その後端外面に支持連結凸部521が形成されている。
クリップ連結部材600は、例えば、前述したステンレスなどのバネ材をプレス加工することで上下対称に形成されている。その連結部材本体610は、上下一対の平行な平板状に形成されている。
緩結合前端部611は、相対する上下一対の凸部として連結部材本体610の前端に形成されており、フレキシブルチューブ部材300の軸心方向と直交する上下方向で外側からアーム連結部120を保持する。
ワイヤ保持部620は、一対の連結部材本体610の各々の後端から後方に、図1に示すように、フレキシブルチューブ部材300の軸心方向と直交する上下方向に弾発的に拡開する形状に形成されている。
一対のワイヤ保持部620の後端には、相対するワイヤ係合凸部621が形成されている。なお、詳細には後述するが、クリップ連結部材600は、図16に示すように、フレキシブルチューブ部材300の内部でリング支持部材500の弾性アーム部520の後端内面に接離自在に当接する。
フレキシブルチューブ部材300は、湾曲自在で伸縮困難なフレキシブルコイルチューブ310と、このフレキシブルコイルチューブ310の前端に固定されている円環状のチューブ前端部材320からなる。このチューブ前端部材320は、例えば、樹脂の成型部品からなり、その内周面に支持連結凹部321が形成されている。
操作ワイヤ部材400は、やはり湾曲自在で伸縮困難なワイヤ部材本体420と、このワイヤ部材本体420の前端に固定されているワイヤ前端部材410からなる。このワイヤ前端部材410は、例えば、樹脂の成型部品からなる。
このワイヤ前端部材410は、クリップ連結部材600のワイヤ保持部620で保持される円筒前部411が円筒状に形成されており、詳細には後述するが、図5に示すように、この円筒前部411の後端にクリップ連結部材600のワイヤ係合凸部621が係合する。
このワイヤ係合凸部621が係合する部分は円環状の凹溝412として形成されており、この凹溝412より後方には、フレキシブルチューブ部材300の内面にスライド自在に位置する円筒状の大径後端部分413が形成されている。円筒前部411は、前面が前方ほど縮径した円錐状に形成されている。
なお、クリップ連結部材600の一対のワイヤ保持部620は、前述のように開閉自在で弾発的に開放されるが、ワイヤ前端部材410の円筒前部411に係合した閉止状態で、外面がフレキシブルチューブ部材300の内面に当接する。
また、本実施の形態の医用クリップ装置1000は、さらに部材保持治具(図示せず)も有する。この部材保持治具は、図2および図3に示すように、フレキシブルチューブ部材300の外部でリング支持部材500の支持連結凸部521を小径スライド状態に保持するとともにクリップ連結部材600のワイヤ保持部620を閉止状態に保持する。
上述のような構成において、本実施の形態の医用クリップ装置1000による治療方法を以下に順番に説明する。まず、医用クリップ装置1000では、フレキシブルチューブユニット1100は、例えば、医療作業の内容に対応して消毒や滅菌などされ、繰り返し使用される。
一方、弾性クリップユニット1200は、消耗品として一回ごとに使い捨てられる。この弾性クリップユニット1200は、例えば、部材保持治具にセットされた状態で出荷される。
この部材保持治具は、図2および図3に示すように、リング支持部材500の支持連結凸部521を小径スライド状態に保持するとともにクリップ連結部材600のワイヤ保持部620を閉止状態に保持する。
このような状態で、医師などの作業者は、フレキシブルチューブユニット1100の操作ワイヤ部材400を前進操作し、図3に示すように、そのワイヤ前端部材410をフレキシブルチューブ部材300の前端から前方に突出させる。
そして、図4に示すように、このワイヤ前端部材410の円筒前部411を、クリップ連結部材600の閉止状態のワイヤ保持部620に後方から圧入する。なお、ワイヤ前端部材410の円筒前部411の前面は円錐状に形成されており、ワイヤ保持部620は弾性を有するので、上述の圧入は円滑に実行される。
このようにフレキシブルチューブ部材300の外部でクリップ連結部材600が操作ワイヤ部材400に連結されると、図5および図6に示すように、この操作ワイヤ部材400が後退操作されてクリップ連結部材600が閉止状態のままフレキシブルチューブ部材300に収容される。
このとき、部材保持治具によるクリップ連結部材600の保持が解除されるので、そのワイヤ保持部620は弾発的に拡開しようとするが、図5に示すように、フレキシブルチューブ部材300に保持されることで閉止状態に維持される。
このような状態から、さらに操作ワイヤ部材400が後退操作されることで、図7に示すように、縮径状態のリング支持部材500とともに締結リング部材200と弾性クリップ部材100もフレキシブルチューブ部材300の内部に収容される。
このように弾性クリップユニット1200を収容したフレキシブルチューブユニット1100が患者の体内に挿入されて患部に対向される(図示せず)。このとき、弾性クリップユニット1200の全体がフレキシブルチューブユニット1100に収容されているので、患者の身体を損傷することはない。
そして、上述のように患部に対向されたフレキシブルチューブ部材300に対して操作ワイヤ部材400が前進操作されると、弾性クリップユニット1200が前進する過程で、図8に示すように、拡径方向に弾発的に付勢されているリング支持部材500の支持連結凸部521がフレキシブルチューブ部材300の前端近傍の支持連結凹部321に係合する。
このような状態から、さらに操作ワイヤ部材400が前進操作されると、図9に示すように、弾性クリップ部材100が締結リング部材200から前方に突出することで開放される。
そして、このような状態から操作ワイヤ部材400が後退操作されると、図10および図11に示すように、弾性クリップ部材100が締結リング部材200に対して後退することで閉止される。このため、弾性クリップ部材100で患部を結紮することができる。
ただし、本実施の形態の医用クリップ装置1000では、締結リング部材200が弾性クリップ部材100のリングスライド部114に位置している状態では、操作ワイヤ部材400が前後操作されると、弾性クリップ部材100も前後されて開閉される。このため、患部を結紮することもでき、この結紮を解除することもできる。
そして、患部の結紮を固定するときには、さらに操作ワイヤ部材400を後退操作する。すると、図12に示すように、締結リング部材200が弾性クリップ部材100の完全閉止部113に位置することで固定的に保持される。このため、弾性クリップ部材100による患部の結紮が固定される。
このように患部の結紮が完了すると、さらに操作ワイヤ部材400が後退操作される。すると、図13に示すように、クリップ連結部材600の緩結合前端部611が変形して弾性クリップ部材100から離脱する。
このような状態でフレキシブルチューブユニット1100が後退されると、図14および図15に示すように、患者の体内には弾性クリップ部材100と締結リング部材200のみ留置されることになる。
そこで、フレキシブルチューブユニット1100が操作ワイヤ部材400およびリング支持部材500とともに患者の体内から回収される。ただし、このフレキシブルチューブユニット1100の回収時には、図16に示すように、操作ワイヤ部材400が前進操作されてクリップ連結部材600がリング支持部材500の弾性アーム部520の後端内面に圧接される。
このようにすることで、リング支持部材500の弾性アーム部520が弾発的に縮径して支持連結凸部521が支持連結凹部321から離脱することがないので、患者の体内から回収されるフレキシブルチューブユニット1100からリング支持部材500が脱落しない。
上述のようにリング支持部材500などとともにフレキシブルチューブユニット1100が患者の体内から回収されると、その前端に装着されているリング支持部材500が前述の部材保持治具に圧入される。
図17に示すように、これで弾性アーム部520が縮径されて支持連結凸部521が支持連結凹部321から離脱するので、リング支持部材500がフレキシブルチューブユニット1100から脱落する。
つぎに、操作ワイヤ部材400が前進操作されてワイヤ前端部材410がフレキシブルチューブ部材300の外部に突出される。すると、図18に示すように、このフレキシブルチューブ部材300による保持が解除されたワイヤ保持部620が拡開することで、クリップ連結部材600が操作ワイヤ部材400から脱落する。
上述のように脱落したリング支持部材500と操作ワイヤ部材400は廃棄される。一方、フレキシブルチューブユニット1100は医療作業に対応して消毒や滅菌などされ、新品の弾性クリップユニット1200が装着されることで再度使用される。
本実施の形態の医用クリップ装置1000は、上述のように患者の体内には弾性クリップ部材100と締結リング部材200のみ留置され、大型のクリップ連結部材600やリング支持部材500が残留することがない。このため、クリップ連結部材600やリング支持部材500が患者の負担となることを防止でき、以降の医療行為の邪魔となることも防止できる。
しかも、締結リング部材200とともにリング支持部材500がフレキシブルチューブ部材300の内部に収容され、そのリング支持部材500が操作ワイヤ部材400の前進操作により前進されてフレキシブルチューブ部材300の前端に連結される。
このようにフレキシブルチューブ部材300の前端に連結されたリング支持部材500で締結リング部材200が後退不能に支持されるので、締結リング部材200をフレキシブルチューブ部材300の内部に収容したり後退不能に支持するために、フレキシブルチューブ部材300を二重とする必要がない。
従って、フレキシブルチューブユニット1100を小径として患者の負担を軽減することができる。さらに、二重構造ではないフレキシブルチューブ部材300は柔軟なので、その操作性が良好で医師と患者との負担を軽減することができる。
しかも、フレキシブルチューブ部材300に対して操作ワイヤ部材400のみを手動操作すればよい。このため、その操作も簡単であり、操作する医師の負担を軽減することができる。
また、弾性クリップ部材100のアーム連結部120は、フレキシブルチューブ部材300の軸心方向と直交する平板状に形成されており、クリップ連結部材600の緩結合前端部611は、フレキシブルチューブ部材300の軸心方向と直交する方向で外側からアーム連結部120を保持する。
このため、弾性クリップ部材100とクリップ連結部材600との構造が簡単で生産性が良好である。しかも、クリップ連結部材600で弾性クリップ部材100を確実に保持することができ、それでいて、クリップ連結部材600を弾性クリップ部材100から的確に離脱させることができる。
しかも、この離脱がクリップ連結部材600の緩結合前端部611の変形により実現され、弾性クリップ部材100は変形することがない。このため、変形した弾性クリップ部材100により患者の身体が損傷されることがない。
さらに、上述のようにクリップ連結部材600のワイヤ保持部620は、ワイヤ前端部材410に係合した状態で、外面がフレキシブルチューブ部材300の内面に当接する。
このため、クリップ連結部材600が、操作ワイヤ部材400のワイヤ前端部材410をフレキシブルチューブ部材300の外部では着脱自在に保持するとともに内部では着脱不能に保持することができる。
特に、クリップ連結部材600のワイヤ保持部620は、フレキシブルチューブ部材300の軸心方向と直交する方向に開閉自在で開放方向に弾発的に付勢されている。このため、図18に示すように、ワイヤ前端部材410がフレキシブルチューブ部材300の外部に突出されると、ワイヤ保持部620が拡開してクリップ連結部材600が操作ワイヤ部材400から脱落する。
このため、結紮作業を完了した医用クリップ装置1000から、煩雑な手動操作などを必要とすることなく、無用となったクリップ連結部材600を簡単に取り外して廃棄することができる。
それでいて、前述のようにワイヤ前端部材410に係合した閉止状態で外面がフレキシブルチューブ部材300の内面に当接する。このため、フレキシブルチューブ部材300の内部に位置する使用状態では、クリップ連結部材600が操作ワイヤ部材400から脱落することがない。
しかも、このようなクリップ連結部材600のワイヤ保持部620が部材保持治具によりフレキシブルチューブ部材300の外部で閉止状態に保持される。このため、弾発的にワイヤ保持部620が拡開するクリップ連結部材600を簡単にフレキシブルチューブ部材300の内部に挿入することができる。
特に、部材保持治具は、フレキシブルチューブ部材300の外部でリング支持部材500の支持連結凸部521を小径スライド状態に保持するとともにクリップ連結部材600のワイヤ保持部620を閉止状態に保持する。
このため、やはり支持連結凸部521が弾発的に拡径するリング支持部材500も、クリップ連結部材600とともに簡単にフレキシブルチューブ部材300の内部に挿入することができる。
リング支持部材500は、フレキシブルチューブ部材300の軸心方向と直交する拡開方向に弾発的に付勢されている弾性アーム部520が支持前端部分510から後方に形成されており、この弾性アーム部520の後端外面に支持連結凸部521が形成されている。
このため、上述のようにリング支持部材500は部材保持治具によりフレキシブルチューブ部材300の内部に挿入されてから所定位置まで前進されるとチューブ前端部材320に装着される。
従って、フレキシブルチューブ部材300の内部に挿入されたリング支持部材500を、操作ワイヤ部材400の通常操作だけでフレキシブルチューブ部材300の前端に装着することができる。
さらに、クリップ連結部材600は、フレキシブルチューブ部材300の内部でリング支持部材500の弾性アーム部520の後端内面に接離自在に当接する。このため、結紮作業を完了した医用クリップ装置1000を患者の体内から回収するとき、弾性アーム部520が弾発的に縮径して患者の体内にリング支持部材500が脱落することがない。
しかも、患者の体内から回収されたフレキシブルチューブユニット1100の前端に装着されているリング支持部材500は、部材保持治具に圧入されると弾性アーム部520が縮径されてフレキシブルチューブユニット1100から脱落する。
このため、結紮作業を完了した医用クリップ装置1000から、煩雑な手動操作などを必要とすることなく、無用となったリング支持部材500を簡単に取り外して廃棄することができる。
なお、本発明は本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では、クリップ連結部材600のワイヤ保持部620が開閉自在で開放方向に弾発的に付勢されており、フレキシブルチューブ部材300によりワイヤ前端部材410に係合した閉止状態に保持されることを例示した。
しかし、図19ないし図21に例示する医用クリップ装置2000のように、弾性クリップユニット2100のクリップ連結部材2110が、フレキシブルチューブ部材300の軸心方向と直交する方向に相互に着脱自在でワイヤ前端部材410を係脱自在に保持する一対の分割連結部品2111からなってもよい。
この場合も、クリップ連結部材2110が、操作ワイヤ部材400のワイヤ前端部材410をフレキシブルチューブ部材300の外部では着脱自在に保持するとともに、内部では着脱不能に保持することができる。
また、上記形態では弾性クリップ部材100のアーム連結部120が平板状に形成されており、クリップ連結部材600の一対の緩結合前端部611が外側からアーム連結部120を保持することを例示した。
しかし、図22および図23に例示するように、弾性クリップ部材2210の平板状のアーム連結部2211に、フレキシブルチューブ部材300の軸心方向と直交する方向に開口係合凹部2212が形成されており、クリップ連結部材2220の緩結合前端部2221は、フレキシブルチューブ部材300の軸心方向と直交する方向に突出していて開口係合凹部2212に係合する形状に形成されていてもよい。
この場合も、簡単な構造でクリップ連結部材2220が弾性クリップ部材2210を確実に保持することができ、それでいて、クリップ連結部材2220を弾性クリップ部材2210から的確に離脱させることができる。
しかも、この離脱がクリップ連結部材2220の緩結合前端部2221の変形により実現され、弾性クリップ部材2210が変形して患者の身体が損傷されることがない。特に、弾性クリップ部材2210にクリップ連結部材2220を簡単に装着することができるので、その生産性が向上する。
また、上記形態ではリング支持部材500の支持前端部分510から後方に弾性アーム部520が形成されていることを例示した。しかし、図24および図25に例示するように、リング支持部材2300は、後端に位置している円環状の円環後端部分2310から前方に弾性アーム部2320が形成されており、この弾性アーム部2320の前端内部に支持前端部分2321が形成されているとともに前端外面に支持連結凸部2322が形成されていてもよい。
この場合も、例えば、部材保持治具などによりリング支持部材2300を小径スライド状態としてフレキシブルチューブ部材300の内部に挿入することができ、このように挿入されたリング支持部材2300を操作ワイヤ部材400の通常操作だけでフレキシブルチューブ部材300の前端に装着することができる。
さらに、図26ないし図28に例示する医用クリップ装置2400のように、弾性クリップユニット2410のクリップ連結部材2500が、上下非対称の構造で弾性クリップ部材100と操作ワイヤ部材400とを保持してもよい。
より詳細には、上述のクリップ連結部材2500は、例えば、前述したステンレスなどのバネ材のプレス加工により形成されている。その連結部材本体2510は、左右一対の平行な平板状に形成されていて前端および後端で相互に連結されている。
その後端での連結はワイヤ保持部2520により実現されている。このため、このワイヤ保持部2520は、ワイヤ部材本体420より上方でワイヤ前端部材410の後端に係合する。
緩結合前端部2531,2532は、連結部材本体2510の前端を連結している前端連結部材2511から前方に、相対する上下一対として形成されている。ただし、上方の緩結合前端部2531は、下方に曲折された係合爪状に形成されており、下方の緩結合前端部2532は、上方に傾斜したガイド板状に形成されている。
この医用クリップ装置2400でも、簡単な構造でクリップ連結部材2500が弾性クリップ部材100を確実に保持することができ、それでいて、クリップ連結部材2500を弾性クリップ部材100から的確に離脱させることができる。
しかも、クリップ連結部材2500が、操作ワイヤ部材400のワイヤ前端部材410をフレキシブルチューブ部材300の外部では着脱自在に保持するとともに内部では着脱不能に保持することができる。
さらに、上記形態では弾性クリップ部材100のリングスライド部114は上縁と下縁とが平行な形状に形成されており、完全閉止部113は前方ほど拡開した形状に形成されていることを例示した。
しかし、図29に例示する医用クリップ装置2600のように、弾性クリップユニット2610の弾性クリップ部材2700の完全閉止部2710は上縁と下縁とが平行な形状に形成されており、リングスライド部2720は前方ほど拡開した形状に形成されていてもよい。
この場合、締結リング部材200を、より確実に完全閉止部2710に固定的に係合させることができるとともに、より良好にリングスライド部2720にスライド自在に係合させることができる。
なお、当然ながら、上述した実施の形態および複数の変形例は、その内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。また、上述した実施の形態および変形例では、各部の構造などを具体的に例示したが、その構造などは本願発明の機能を満足する範囲で各種に変更することができる。
本発明の実施の形態の医用クリップ装置の組立構造を示す分解斜視図である。 医用クリップ装置の初期状態の弾性クリップユニットとフレキシブルチューブユニットとの外観を示す分解斜視図である。 医用クリップ装置の初期状態の弾性クリップユニットとフレキシブルチューブユニットとの内部構造を示す縦断側面図である。 弾性クリップユニットをフレキシブルチューブユニットに連結する状態を示す縦断側面図である。 フレキシブルチューブユニットの操作ワイヤ部材に連結された弾性クリップユニットのクリップ連結部材がフレキシブルチューブ部材の内部に収容された状態を示す縦断側面図である。 操作ワイヤ部材に連結されたクリップ連結部材がフレキシブルチューブ部材の内部に収容された状態を示す斜視図である。 弾性クリップユニットの全体がフレキシブルチューブユニットの内部に収容された状態を示す縦断側面図である。 リング支持部材がフレキシブルチューブ部材に装着されて弾性クリップ部材が開放された状態を示す縦断側面図である。 リング支持部材がフレキシブルチューブ部材に装着されて弾性クリップ部材が開放された状態を示す斜視図である。 弾性クリップ部材が閉止された状態を示す縦断側面図である。 弾性クリップ部材が閉止された状態を示す斜視図である。 弾性クリップ部材の閉止が固定された状態を示す縦断側面図である。 クリップ連結部材が弾性クリップ部材から離脱した状態を示す縦断側面図である。 弾性クリップユニットがフレキシブルチューブユニットから離脱した状態を示す縦断側面図である。 弾性クリップユニットがフレキシブルチューブユニットから離脱した状態を示す斜視図である。 フレキシブルチューブ部材の内部でリング支持部材の後部内面にクリップ連結部材が圧接された状態を示す縦断側面図である。 リング支持部材がフレキシブルチューブユニットから離脱する状態を示す縦断側面図である。 クリップ連結部材が操作ワイヤ部材から離脱する状態を示す縦断側面図である。 一の変形例の医用クリップ装置の内部構造を示す縦断側面図である。 クリップ連結部材が弾性クリップ部材から離脱した状態を示す縦断側面図である。 クリップ連結部材が操作ワイヤ部材から離脱した状態を示す縦断側面図である。 他の変形例の医用クリップ装置のクリップ連結部材が弾性クリップ部材に連結されている状態を示す側面図である。 クリップ連結部材が弾性クリップ部材から離脱した状態を示す側面図である。 さらに他の変形例の医用クリップ装置のリング支持部材と締結リング部材と弾性クリップ部材との組立構造を示す分解斜視図である。 リング支持部材と締結リング部材と弾性クリップ部材からなる要部の外観を示す斜視図である。 さらに他の変形例の医用クリップ装置の組立構造を示す分解斜視図である。 医用クリップ装置の内部構造を示す縦断側面図である。 クリップ連結部材が弾性クリップ部材から離脱した状態を示す縦断側面図である。 さらに他の変形例の医用クリップ装置の内部構造を示す縦断側面図である。
符号の説明
100 弾性クリップ部材
110 クリップアーム部
111 結紮前部
112 リング係合突起
113 完全閉止部
114 リングスライド部
115 平行後部
120 アーム連結部
200 締結リング部材
300 フレキシブルチューブ部材
310 フレキシブルコイルチューブ
320 チューブ前端部材
321 支持連結凹部
400 操作ワイヤ部材
410 ワイヤ前端部材
411 円筒前部
412 凹溝
413 大径後端部分
420 ワイヤ部材本体
500 リング支持部材
510 支持前端部分
520 弾性アーム部
521 支持連結凸部
600 クリップ連結部材
610 連結部材本体
611 緩結合前端部
620 ワイヤ保持部
621 ワイヤ係合凸部
1000 医用クリップ装置
1100 フレキシブルチューブユニット
1200 弾性クリップユニット
2000 医用クリップ装置
2100 弾性クリップユニット
2110 クリップ連結部材
2111 分割連結部品
2210 弾性クリップ部材
2211 アーム連結部
2212 開口係合凹部
2220 クリップ連結部材
2221 緩結合前端部
2300 リング支持部材
2310 円環後端部分
2320 弾性アーム部
2321 支持前端部分
2322 支持連結凸部
2400 医用クリップ装置
2410 弾性クリップユニット
2500 クリップ連結部材
2510 連結部材本体
2511 前端連結部材
2520 ワイヤ保持部
2531 緩結合前端部
2532 緩結合前端部
2600 医用クリップ装置
2610 弾性クリップユニット
2700 弾性クリップ部材
2710 完全閉止部
2720 リングスライド部

Claims (14)

  1. 患者の体内で患部を結紮するための医用クリップ装置であって、
    前端側が開閉自在で開放方向に弾発的に付勢されている一対のクリップアーム部と、一対の前記クリップアーム部を後端で連結しているアーム連結部と、を有する弾性クリップ部材と、
    前記弾性クリップ部材の外面を前後方向にスライド移動して一対の前記クリップアーム部を開閉する締結リング部材と、
    閉止状態の前記弾性クリップ部材がスライド自在な内径に形成されていて前端近傍の内周面に支持連結凹部が形成されているフレキシブルチューブ部材と、
    前記フレキシブルチューブ部材の内部にスライド自在に挿通されていて前端に大径の大径前端部分が形成されている操作ワイヤ部材と、
    少なくとも前記弾性クリップ部材の後部がスライド自在に挿通されて前記締結リング部材を支持する支持前端部分と、前記フレキシブルチューブ部材の内部をスライド自在な小径スライド状態と前記支持連結凹部に係合する大径係合状態とに拡縮自在で拡径方向に弾発的に付勢されている支持連結凸部と、を有する円筒状のリング支持部材と、
    前記リング支持部材に挿通されている前記弾性クリップ部材の前記アーム連結部に緩結合される緩結合前端部と、前記操作ワイヤ部材の前記大径前端部分を前記フレキシブルチューブ部材の外部では着脱自在に保持して内部では着脱不能に保持するワイヤ保持部と、を有するクリップ連結部材と、
    を有する医用クリップ装置。
  2. 前記フレキシブルチューブ部材と前記操作ワイヤ部材からなるフレキシブルチューブユニットと、
    前記弾性クリップ部材と前記締結リング部材と前記クリップ連結部材と前記リング支持部材からなる弾性クリップユニットと、
    を有する請求項1に記載の医用クリップ装置。
  3. 前記クリップ連結部材の前記ワイヤ保持部は、前記大径前端部分に係合した状態で外面が前記フレキシブルチューブ部材の内面に当接する請求項1または2に記載の医用クリップ装置。
  4. 前記クリップ連結部材の前記ワイヤ保持部は、前記フレキシブルチューブ部材の軸心方向と直交する方向に開閉自在で開放方向に弾発的に付勢されており、前記大径前端部分に係合した閉止状態で外面が前記フレキシブルチューブ部材の内面に当接する請求項3に記載の医用クリップ装置。
  5. 前記フレキシブルチューブ部材の外部で前記クリップ連結部材の前記ワイヤ保持部を前記閉止状態に保持する部材保持治具を、さらに有する請求項4に記載の医用クリップ装置。
  6. 前記部材保持治具は、前記フレキシブルチューブ部材の外部で前記リング支持部材の前記支持連結凸部を前記小径スライド状態に保持するとともに前記クリップ連結部材の前記ワイヤ保持部を前記閉止状態に保持する請求項5に記載の医用クリップ装置。
  7. 前記クリップ連結部材は、前記フレキシブルチューブ部材の軸心方向と直交する方向に相互に着脱自在で前記大径前端部分を係脱自在に保持する一対の分割連結部品からなる請求項3に記載の医用クリップ装置。
  8. 前記弾性クリップ部材の前記アーム連結部は、前記フレキシブルチューブ部材の軸心方向と直交する平板状に形成されており、
    前記クリップ連結部材の前記緩結合前端部は、前記フレキシブルチューブ部材の軸心方向と直交する方向で外側から前記アーム連結部を保持する請求項1ないし7の何れか一項に記載の医用クリップ装置。
  9. 前記弾性クリップ部材の前記アーム連結部は、前記フレキシブルチューブ部材の軸心方向と直交する平板状に形成されており、前記軸心方向と直交する方向に開口係合凹部が形成されており、
    前記クリップ連結部材の前記緩結合前端部は、前記フレキシブルチューブ部材の軸心方向と直交する方向に突出していて前記開口係合凹部に係合する形状に形成されている請求項1ないし7の何れか一項に記載の医用クリップ装置。
  10. 前記リング支持部材は、前記支持前端部分から後方に形成されていて前記フレキシブルチューブ部材の軸心方向と直交する拡開方向に弾発的に付勢されている弾性アーム部を、さらに有し、前記弾性アーム部の後端外面に前記支持連結凸部が形成されている請求項1ないし9の何れか一項に記載の医用クリップ装置。
  11. 前記クリップ連結部材は、前記フレキシブルチューブ部材の内部で前記リング支持部材の前記弾性アーム部の後端内面に接離自在に当接する請求項10に記載の医用クリップ装置。
  12. 前記リング支持部材は、後端に位置している円環状の円環後端部分と、前記円環後端部分から前方に形成されていて前記フレキシブルチューブ部材の軸心方向と直交する拡開方向に弾発的に付勢されている弾性アーム部とを、さらに有し、前記弾性アーム部の前端で前記支持前端部分が形成されており、前記弾性アーム部の前端外面に前記支持連結凸部が形成されている請求項1ないし9の何れか一項に記載の医用クリップ装置。
  13. 請求項2に記載の医用クリップ装置の弾性クリップユニットであって、
    前端側が開閉自在で開放方向に弾発的に付勢されている一対のクリップアーム部と、一対の前記クリップアーム部を後端で連結しているアーム連結部と、を有する弾性クリップ部材と、
    前記弾性クリップ部材の外面を前後方向にスライド移動して一対の前記クリップアーム部を開閉する締結リング部材と、
    少なくとも前記弾性クリップ部材の後部がスライド自在に挿通されて前記締結リング部材を支持する支持前端部分と、前記フレキシブルチューブ部材の内部をスライド自在な小径スライド状態と前記支持連結凹部に係合する大径係合状態とに拡縮自在で拡径方向に弾発的に付勢されている支持連結凸部と、を有する円筒状のリング支持部材と、
    前記リング支持部材に挿通されている前記弾性クリップ部材の前記アーム連結部に緩結合される緩結合前端部と、前記操作ワイヤ部材の前記大径前端部分を前記フレキシブルチューブ部材の外部では着脱自在に保持して内部では着脱不能に保持するワイヤ保持部と、を有するクリップ連結部材と、
    を有する弾性クリップユニット。
  14. 請求項2に記載の医用クリップ装置のフレキシブルチューブユニットであって、
    閉止状態の前記弾性クリップ部材がスライド自在な内径に形成されていて前端近傍の内周面に支持連結凹部が形成されているフレキシブルチューブ部材と、
    前記フレキシブルチューブ部材の内部にスライド自在に挿通されていて前端に大径の大径前端部分が形成されている操作ワイヤ部材と、
    を有するフレキシブルチューブユニット。
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