JP2008285282A - エレベータのかご - Google Patents

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英司 安藤
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Abstract

【課題】本発明は、簡単な構成により荷重を支持することができるエレベータのかごを得ることを目的とするものである。
【解決手段】かご室支持枠1の下部には、下梁6が設けられている。下梁6は、かご室支持枠1の第1及び第2の角部1a,1bを結ぶ対角線と交差するように配置されている。第1及び第2の角部1a,1bの近傍には、一対の縦柱8,9が立設されている。斜め部材15は、第3及び第4の角部1c,1d間を結ぶように下梁6上に設けられている。斜め部材15の中間部(下梁6との交差部)は、下梁6に結合されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、かご枠の一対の縦柱がかご室の前後方向にずらして配置されているエレベータのかごに関するものである。
従来のエレベータでは、方形の下枠と、下枠の四隅にそれぞれ立設されている4本の縦枠と、縦枠の上部に固定された方形の上枠と、下枠、縦枠及び上枠にそれぞれ斜めに固定された複数の筋交い部材とを有するかご枠が用いられている。また、4本の縦枠のうち、対角に配置された2本の縦枠の上下にそれぞれガイドシューが固定されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−352377号公報
上記のような従来のエレベータにおいては、かご枠が直方体状に構成され、かつ複数の筋交い部材を必要とするため、構成が複雑になってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成により荷重を支持することができるエレベータのかごを得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータのかごは、対角に位置する第1及び第2の角部と、第1及び第2の角部とは異なる対角に位置する第3及び第4の角部とを有する方形のかご室支持枠、第1及び第2の角部の近傍間を結ぶようにかご室支持枠の下部に設けられ、両端部がかご室支持枠に結合されている下梁、第1及び第2の角部の近傍に立設された一対の縦柱、縦柱の上部間に設けられた上梁、第3及び第4の角部間を結ぶように下梁上に設けられ、両端部がかご室支持枠に結合されているとともに中間部が下梁に結合されている斜め部材、及びかご室支持枠上に支持されているかご室を備えている。
この発明のエレベータのかごは、第1及び第2の角部の近傍間を結ぶようにかご室支持枠の下部に設けられた下梁の両端部がかご室支持枠に結合され、第3及び第4の角部間を結ぶように下梁上に設けられた斜め部材の中間部が下梁に結合され、斜め部材の両端部がかご室支持枠に結合されているので、かご室支持枠及び下梁の曲げ剛性により荷重を安定して支持することができ、しかも構成を簡素化することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータのかごを斜め下方から見た斜視図、図2は図1のかごを示す底面図、図3は図2のIII−III線に沿う断面図、図4は図2のIV−IV線に沿う断面図である。
図において、方形(矩形)のかご室支持枠1は、第1〜第4の支持枠部材2〜5をロ字形に組み合わせて構成されている。即ち、第1〜第4の支持枠部材2〜5は、かご室支持枠1の4辺を構成している。支持枠部材2〜5の端部同士は、溶接等により強固に結合されている。また、かご室支持枠1は、対角に位置する第1及び第2の角部1a,1bと、第1及び第2の角部1a,1bとは異なる対角に位置する第3及び第4の角部1c,1dとを有している。
かご室支持枠1の下部には、断面ハット形の下梁(下枠)6が設けられている。下梁6は、第1及び第2の角部1a,1bの近傍間を結ぶようにかご室支持枠1の下部に設けられている。また、下梁6は、第1及び第2の角部1a,1bを結ぶ対角線と交差するように配置されている。さらに、下梁6の両端部は、ボルト・ナット等の複数組の締結具7を用いて、かご室支持枠1の下部に結合されている。
第1及び第2の角部1a,1bの近傍には、一対の縦柱(縦枠)8,9が立設されている。各縦柱8,9の下端部は、下梁6の長手方向両端部に固定された下部目板10に、ボルト・ナット等の複数組の締結具11を用いて結合されている。
縦柱8,9の上部間には、上梁(上枠)12が架設されている。上梁12の長手方向両端部には、上部目板13が固定されている。上部目板13は、ボルト・ナット等の複数組の締結具14を用いて、縦柱8,9の上端部に結合されている。下梁6、縦柱8,9及び上梁12により、ロ字形の枠が構成されている。また、この例では、かごは、上梁12で懸架手段により吊り下げられる。また、懸架手段としては、例えばロープ又はベルトが用いられる。
かご室支持枠1の内側には、下梁6と交差する斜め部材15が設けられている。斜め部材15は、第3及び第4の角部1c,1d間を結ぶように下梁6上に設けられている。また、斜め部材15の両端部は、溶接等によりかご室支持枠1に強固に結合されている。さらに、斜め部材15の中間部(下梁6との交差部)は、ボルト・ナット等の複数組の締結具16を用いて、下梁6に結合されている。
かご室支持枠1上には、かご室支持枠1と同サイズの方形のかご床17が設けられている。かご室支持枠1とかご床17との間には、防振装置18が設けられている。防振装置18は、第1〜第4の角部1a〜1d上に配置された複数(ここでは4個)の防振部材19を含んでいる。防振部材19としては、例えば防振ゴムが用いられている。
かご床17上には、かご室20が支持されている。即ち、かご室20は、かご床17及び防振部材19を介してかご室支持枠1上に支持されている。かご室20は、かご出入口が設けられた前面と、前面に対向する背面と、互いに対向する第1及び第2の側面と、天井面とを有している。
縦柱8は、第1の側面に対向している。縦柱9は、第2の側面に対向している。縦柱8,9は、かご室20の前後方向にずらして配置されている。上梁12は、天井面の上方で、かご室20の幅方向に対して斜めに、かつ下梁6と平行に配置されている。
下梁6の長手方向両端部の下部及び上梁12の長手方向両端部の上部には、それぞれガイドシュー21が取り付けられている。ガイドシュー21は、昇降路内に設置された一対のかごガイドレール22に係合し、かごの昇降を案内する。
このようなエレベータのかごでは、かご床17にかかる負荷は、4個の防振部材19に分配される。防振部材19からの荷重は、かご室支持枠1により支持される。かご室支持枠1は、下梁6を介して縦柱8,9によって吊られている。
縦柱8,9に近い側の第1及び第2の角部1a,1bに配置された防振部材19からの荷重は、縦柱8,9からの距離が近いため、縦柱8,9に直接伝達される。これに対して、縦柱8,9から遠い側の第3及び第4の角部1c,1dに配置された防振部材19からの荷重は、その一部が斜め部材15及び下梁6を介して縦柱8,9に伝達され、残りが支持枠部材2,3を介して縦柱8,9に伝達される。そして、縦柱8,9に伝達された荷重は、上梁12によって支持され、最終的に懸架手段によって懸架支持される。
上記のような荷重伝達経路において、防振部材19の荷重は、支持枠部材2,3、斜め部材15及び下梁6の曲げ剛性により支持されているため、各部材の断面を適当に選ぶことで、十分な剛性を持って防振部材19からの荷重を安定して支持することができる。
また、かご枠の構成を簡素化することができ、かごの軽量化を図ることができるので、かご枠の材料費を低減できるとともに、懸架手段及び巻上機等の関連部材及び関連機器として標準仕様のものを使用することができ、エレベータ全体としての製造費を低減することができる。
さらに、かご床17は、かご枠の強度・剛性に寄与させる必要がないため、かご床17の下に防振装置18を配置し、防振装置18をかご室支持枠1により支持する二重構造を採用することができる。これにより、巻上機から懸架手段を介してかご枠に伝達される振動や、かごガイドレール22の継ぎ目をガイドシュー21が通過するときの振動が、かご床17に直接伝達されるのが防止され、乗り心地を向上させることができる。
実施の形態2.
次に、図5はこの発明の実施の形態2によるエレベータのかごを斜め下方から見た斜視図である。実施の形態1では、縦柱8,9の下端部を下梁6の両端部に固定したが、実施の形態2では、かご室支持枠1の支持枠部材2,3の側面に縦柱8,9の下端部が固定されている。即ち、各縦柱8,9の下端部は、支持枠部材2,3の側面に固定された下部目板10に、ボルト・ナット等の複数組の締結具11を用いて結合されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータのかごでは、斜め部材15を介して下梁6に伝達される荷重は、締結具7の軸力によって支持されることになるが、締結具7が負担する荷重は床面荷重の一部のみであるため、締結具7による支持が十分可能である。このため、実施の形態2のような構成によっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、上記の例では、かご室支持枠1の上に防振装置18を介してかご床17を載せたが、防振装置18を省略し、かご室支持枠1をかご床として用いることもできる。
また、上記の例では、かご荷重が上梁12から懸架手段に伝達される構成(いわゆる上吊り式)としたが、下梁6から懸架手段に伝達される構成(いわゆる下吊り式)であってもよい。
この発明の実施の形態1によるエレベータのかごを斜め下方から見た斜視図である。 図1のかごを示す底面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータのかごを斜め下方から見た斜視図である。
符号の説明
1 かご室支持枠、1a 第1の角部、1b 第2の角部、1c 第3の角部、1d 第4の角部、6 下梁、8,9 縦柱、12 上梁、15 斜め部材、17 かご床、18 防振装置、19 防振部材、20 かご室。

Claims (3)

  1. 対角に位置する第1及び第2の角部と、上記第1及び第2の角部とは異なる対角に位置する第3及び第4の角部とを有する方形のかご室支持枠、
    上記第1及び第2の角部の近傍間を結ぶように上記かご室支持枠の下部に設けられ、両端部が上記かご室支持枠に結合されている下梁、
    上記第1及び第2の角部の近傍に立設された一対の縦柱、
    上記縦柱の上部間に設けられた上梁、
    上記第3及び第4の角部間を結ぶように上記下梁上に設けられ、両端部が上記かご室支持枠に結合されているとともに中間部が上記下梁に結合されている斜め部材、及び
    上記かご室支持枠上に支持されているかご室
    を備えていることを特徴とするエレベータのかご。
  2. 上記かご室支持枠上に設けられ、上記かご室を支持する方形のかご床、及び
    上記かご室支持枠と上記かご床との間に設けられている防振装置
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご。
  3. 上記防振装置は、上記第1〜第4の角部に配置された複数の防振部材を含むことを特徴とする請求項2記載のエレベータのかご。
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