JP2008281244A - 大型受液器用フィルタキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタと栓体を組み付けることなく、合成樹脂で一体に形成し、強度を保ちつつ合成樹脂量を低減することで形状の安定を図れるようにした大型受液器用フィルタキャップを提供する。
【解決手段】熱媒体を気液分離する受液器を構成する筒状の受液器本体11の開口部12から挿入され、この開口部12を閉塞する栓体21と、受液器本体11内で栓体21の先端面に配置され、かつ、受液器本体11に供給される熱媒体中の不純物を捕集するフィルタ22とを具備する大型受液器用フィルタキャップにおいて、栓体21とフィルタ22とを合成樹脂によって一体に形成すると共に、栓体21は、外周面にOリング23の嵌挿溝21aを有する筒状部21bを有し、かつ、筒状部21bにおける嵌挿溝21aの背部側に、金属例えばアルミニウム合金製の補強部材24を一体に成形固定してなる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、大型受液器用フィルタキャップに関するもので、更に詳細には、例えばブルドーザやショベルカー等の建設・土木現場等で使用される特殊大型車両や産業機械等に設置する空調設備に組み込まれる大型パラレルフロー型熱交換器の受液器用フィルタキャップに関するものである。
従来、建設・土木現場等で使用される特殊大型車両用や産業機械用の大容量の熱交換器として、アルミニウム製の受液器とサブクール域を持たせたコンパクトで高性能の熱交換器、特に熱媒体の冷却凝縮用の熱交換管が並行し、これら熱交換管の間に伝熱面積の広いコルゲートフィンを配設した、いわゆるパラレルフロー型コンデンサ(PFC)が使用されている。
PFCの大型化に伴って、熱交換面の拡大は熱交換チューブの本数や長さを拡大することで対応が可能であるが、上記特殊大型車両用や産業用等の熱交換器中に使用される場合、熱媒体だけでなく、冷凍サイクル内に設置される乾燥剤の量も大幅に増加する。その結果、乾燥剤がセットされ、熱媒体の気液分離を行う受液器も大型にすることが要求され、従来の数倍以上の容積になるため、受液器の長さ、径とも拡大せざるを得ない。
また、受液器の径の拡大に伴って受液器を構成する筒状の受液器本体の開口部を閉塞する栓体と、受液器本体内でこの栓体の先端面に配置され、かつ、受液器本体に供給される熱媒体中の不純物を捕集するフィルタ等も大径にする必要がある。すなわち、一般の自動車用熱交換器に組み込まれる受液器に使用されるフィルタの鍔部の外径は20〜40mmφ未満であるのに対し、上記特殊大型車輌等の熱交換器に組み込まれる受液器に使用されるフィルタの鍔部の外径は40〜60mmφと大径にする必要がある。
上記栓体とフィルタの構造として、図8に示すように、例えばアルミニウム等の金属によって円柱状に形成され、その外周面に形成された周溝a内にOリングbを嵌挿する栓体cと、この栓体cの先端面に、着脱自在に取り付けられる合成樹脂製のフィルタdとで構成される。この場合、栓体cの基端面には、栓体cを受液器本体内から取り出す際に使用される摘み部fが突設されている。また、フィルタdは、合成樹脂によって有底筒状に形成されており、その周面に設けられた合成樹脂製の濾過膜eにより、熱媒体中の不純物等を捕集するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、別の栓体とフィルタの構造として、図9に示すように、濾過膜eを有するフィルタdと、外周面に2条のOリングbの嵌挿溝gを有する栓体hとを合成樹脂によって一体に形成した構造のものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−336863号公報(段落[0050],[0055]、図9) 特開2002−195701号公報(特許請求の範囲、図1,図3,図4)
しかしながら、従来の栓体とフィルタとからなるフィルタキャップをそのまま大型の受液器用に適用した場合、前者すなわち特開2001−336863号公報に記載のものにおいては、アルミニウム製の栓体と合成樹脂製のフィルタとを組み付けるため、組み付け工数が多くなると共に、コストが嵩むという問題があった。また、フィルタが栓体から離脱しやすいという問題もあった。
これに対して、後者すなわち特開2002−195701号公報に記載のものは、栓体とフィルタとを合成樹脂により一体に形成するため、組み付けの手間がなく、コストの低廉化を図ることができる。大型受液器に使用する場合、フィルタ及び栓体も大径になる結果、冷凍サイクル使用時の内圧により加わる力が増大する。また、受液器内部に装着される乾燥剤の重量が増す場合、フィルタに加わる力も増大する。そのため、強度を保つために合成樹脂の肉厚を厚く成形しなければならない。しかし、合成樹脂で肉厚を厚く成形する場合、金型内各部への樹脂の均一な注入が困難になり、肉厚が異なる部位で硬化開始が異なる。また、硬化後の収縮が大きい等の原因で、寸法不良や変形が発生し易いという問題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、フィルタと栓体を組み付けることなく、合成樹脂で一体に形成し、強度を保ちつつ合成樹脂量を低減することで形状の安定を図れるようにした大型受液器用フィルタキャップを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、熱媒体を気液分離する受液器を構成する筒状の受液器本体の開口部から挿入され、この開口部を閉塞する栓体と、上記受液器本体内で上記栓体の先端面に配置され、かつ、受液器本体に供給される熱媒体中の不純物を捕集するフィルタとを具備する大型受液器用フィルタキャップであって、 上記栓体とフィルタとを合成樹脂によって一体に形成すると共に、上記栓体は、外周面にOリングの嵌挿溝を有する筒状部を有し、かつ、この筒状部における上記嵌挿溝の背部側に金属製の補強部材を一体に成形固定してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、栓体とフィルタとを組み付けることなく、合成樹脂によって一体に形成することができる。また、Oリングを嵌挿する嵌挿溝の背部側を金属製の補強部材によって補強することで、栓体の筒状部に加わる力を、金属製の補強部材により受けるので、当該部分の合成樹脂の肉厚を低減することができ、その結果、嵌挿溝の寸法不良や変形を抑制することができる。また、栓体の筒状部、栓体の先端部、及び応力が集中する補強部材と筒状部が接する角部を補強することができる。
この発明において、上記補強部材を円筒状に形成し、上記フィルタに、上記補強部材の中空部を介して基端側へ突出する摘み片を一体に形成するか、あるいは、上記補強部材を有底筒状に形成すると共に、底部から基端側へ突出する摘み片を一体に形成する方が好ましい(請求項2,3)。
このように構成することにより、フィルタ又は補強部材に設けられた摘み片を工具によって把持して受液器本体内から取り出すことができる。また、補強部材が有底筒状に形成されている場合、フィルタの底部を兼用する栓体の先端部全体が補強されるので、全体の強度向上及び肉厚低減による形状の安定が図れる(請求項3)。
また、この発明において、上記補強部材は、栓体の筒状部におけるOリングの嵌挿溝の背部側に一体に成形固定されるものであれば任意の形状や固定形態であってもよい。例えば、上記補強部材を円筒状に形成すると共に、栓体内に埋設により一体に成形固定するか、あるいは、上記補強部材を円盤状に形成すると共に、栓体内に埋設により一体に成形固定してもよい(請求項4,5)。この場合、上記栓体におけるフィルタの底部を兼用する先端部から基端側へ突出する摘み片を一体に形成する方が好ましい(請求項6)。
このように構成することにより、金属製の補強部材を外部に露出させずに合成樹脂製の栓体内に埋設することができる(請求項4,5)。この場合、栓体におけるフィルタの底部を兼用する先端部から基部側へ突出する摘み片を一体に形成することにより、摘み片を工具によって把持して受液器本体内から取り出すことができる。
(1)請求項1記載の発明によれば、フィルタと栓体を合成樹脂によって一体に形成するので、栓体とフィルタとを組み付ける手間がなくコストの低廉化を図ることができる。また、Oリングを嵌挿する嵌挿溝の背部側を金属製の補強部材によって補強することで、冷凍サイクル運転時の内圧、及び受液器内部に装着される乾燥剤の重量を、金属製補強部材で受けることができる。そのため、使用する合成樹脂の量を低減することができ、成形時の寸法不良や変形等を抑制することができる。したがって、Oリングが変形するのを防止することができるので十分なシール性の維持を図ることができる。
(2)請求項2,3記載の発明によれば、フィルタ又は補強部材に設けられた摘み片を工具によって把持して受液器本体内から取り出すことができるので、上記(1)に加えて、更に受液器本体内に挿入された栓体とフィルタの取り出しを容易にすることができると共に、フィルタの交換作業を容易にすることができる。また、補強部材が有底筒状に形成されている場合、フィルタの底部を兼用する栓体の先端部全体が補強されるので、全体の強度向上及び肉厚低減による形状の安定が図れる(請求項3)。
(3)請求項4,5記載の発明によれば、金属製の補強部材を外部に露出させずに合成樹脂製の栓体内に埋設することができるので、上記(1),(2)に加えて、更に補強部材と栓体を強固に固定することができると共に、使用時の振動等によって補強部材が栓体から脱落するおそれがない。また、金属製補強部材が合成樹脂部材内に埋設されることで、耐食性をもたせることができるので、フィルタキャップの寿命の増大を図ることができる。この場合、栓体におけるフィルタの底部を兼用する先端部から基部側へ突出する摘み片を一体に形成することにより、摘み片を工具によって把持して受液器本体内から取り出すことができる(請求項6)。
以下に、この発明に係る受液器付き熱交換器の最良の実施形態例について詳細に説明する。
図1は、この発明に係る受液器付き熱交換器の一例を示す正面図(a)及びその要部拡大平面図(b)、図2は、この発明におけるヘッダーパイプと受液器の接合状態を示す断面図(a)及び(a)のI部拡大断面図(b)である。
上記受液器付き熱交換器である凝縮器1(以下にコンデンサ1という)は、アルミニウム製の一対のヘッダーパイプ2a,2bと、これらのヘッダーパイプ2a,2b間に互いに平行に架設される複数のアルミニウム合金製の熱交換管3と、各熱交換管3の間に介設されると共に、一体に接合されるアルミニウム合金製の熱交換用フィン例えばコルゲートフィン4とで主に構成されている。このコンデンサ1の一方のヘッダーパイプ2bには後述する連結部材60を介してアルミニウム合金製の受液器であるレシーバタンク10がろう付け接合されている。また、レシーバタンク10内には、乾燥剤30が挿入されると共に、後述するこの発明に係るフィルタキャップ20によって閉塞されている。
上記ヘッダーパイプ2a,2bは、例えばアルミニウム合金製の押出形材にて略円筒状に形成されており、その上下端部にはアルミニウム合金製のエンドキャップ5がろう付けにより被着固定されている。また、一方のヘッダーパイプ2a(図1において左側)の例えば外方側上端付近には高温の熱媒体の流入ロ2cが設けられ、外方側下端付近には、熱媒体の流出口2dが設けられている。更に、ヘッダーパイプ2bの下部側面には、図2に示すように、上記レシーバタンク10と連通するために、熱媒体の流出用及び流入用の連通口を構成する流出孔51及び流入孔52が穿設されており、これらの流出孔51及び流入孔52と連通するようにして、連結部材60に設けられた連通口を介してレシーバタンク10が連通・接合されている。
なお、ヘッダーパイプ2aにおける上部側の約1/3の箇所と下部側の約1/6の箇所に仕切板2e,2fが配設されている。また、ヘッダーパイプ2bにおける約中間部の箇所と仕切板2fと対応する箇所には、仕切板2g,2hが配設されている。
このように、ヘッダーパイプ2a,2bに仕切板2e,2f,2g,2hを配設することにより、流入口2cからヘッダーパイプ2a内に流入する高温高圧の熱媒体が仕切板2eより上方の過熱域1A(高温領域)の熱交換管3内を流れて、ヘッダーパイプ2b内へ流れる。この際、気体状態で熱交換が行われ、熱媒体の温度が降下する。ヘッダーパイプ2b内へ流れた熱媒体は、仕切板2e及び2fと2gの間の凝縮域1B(気液2相領域)の熱交換管3内を流れて再びヘッダーパイプ2b内へ流れる。この際、潜熱の熱交換が行われ、100%気体状態から100%液体状態に変化する。なお、この領域では相変化に伴う温度変化はない。ヘッダーパイプ2a内に流れた液体状態の熱媒体は流出孔51を介してレシーバタンク10内に流れ、レシーバタンク10によって気液分離された後、液体状態の熱媒体は流入孔52を介して仕切板2f,2hより下方の過冷却域1C(サブクール域)の熱交換管3内を流れてヘッダーパイプ2a内へ流れる。この際、熱媒体は液体状態で熱交換が行われ、温度が降下する。
上記熱交換管3は、アルミニウム合金製の押出形材にて例えば偏平な板状に形成されており、その内部には長手方向に向かって貫通する複数に区画された熱媒体の流路(図示せず)が形成されている。このように形成される熱交換管3の両端部は、両ヘッダーパイプ2a,2b側面の対向する側に、適宜間隔をおいて互いに平行に配列される複数のスリット(図示せず)に挿入固着されている。
上記熱交換用フィンすなわちコルゲートフィン4は、図1に示すように、アルミニウム合金製の板材を屈曲することにより連続波形状に形成されており、各熱交換管3の間に介設されてろう付されている。この場合、最上段及び最下段に配設された熱交換管3の外方側にもコルゲートフィン4がろう付接合されており、これらの両コルゲートフィン4を保護するために、両コルゲートフィン4の更に外方側にはサイドプレート4aがろう付接合されている。
一方、上記レシーバタンク10は、図2に示すように、アルミニウム合金製の受液器(レシーバタンク)本体11(以下に、タンク本体11という)を具備しており、このタンク本体11内に乾燥剤30が挿入され、タンク本体11の下端の開口部12が、シール部材例えばOリング23を有するフィルタキャップ20によって閉塞されている。
この場合、タンク本体11は、例えばインパクト加工により有底筒状に形成されると共に、タンク本体11の直管部11aの厚さt1に対して開口部12の厚さt2が肉厚(t1<t2)に形成されると共に、開口部12に拡径平行内周面13aを有し、この拡径平行内周面13aに上記フィルタキャップ20の抜け止め用リング例えば保持部材40を係止する係止溝14が周設されている。また、開口部12の拡径平行内周面13aと直管部11aの基準内周面13bの間にテーパ内周面13cが設けられており、基準内周面13bとテーパ内周面13c、及びテーパ内周面13cと拡径平行内周面13aは、滑らかな曲面を介して連続的につながっている(図2(b)参照)。
上記フィルタキャップ20は、図2ないし図4に示すように、栓体21とフィルタ22とを、例えばナイロンからなる合成樹脂によって一体に形成されると共に、栓体21は、外周面にOリング23の嵌挿溝21aを有する筒状部21bを有し、かつ、この筒状部21bにおける嵌挿溝21aの背部側の内周面に例えばアルミニウム合金からなる金属製の円筒状の補強部材24が一体に成形固定されている。
この場合、フィルタ22は、受液器本体11の基準内周面13bと適宜の隙間を有する大きさの筒状に形成されており、その先端部に鍔部22aを形成して先端部がそのまま開口される一方、後部側の底部22bが栓体21の先端部を兼用している。また、フィルタ22の底部22bには、円筒状の補強部材24の中空部24aを介して基端側すなわち開口側に突出する摘み片25を一体に突設する方が好ましい。この摘み片25は、図2ないし図4に示すように、円柱部21cの下面中央部に筒状部21b側まで垂下して形成された矩形状をなしている。摘み片25は、タンク本体11からフィルタキャップ20を取り外すとき、図示しない工具によって把持されると共に、その把持された状態のまま下方に引き抜かれることにより、フィルタキャップ20がタンク本体11から取り出せるようになっている。
フィルタ22に設けられた鍔部22aは、図2に示すように、受液器本体11内にフィルタ22が挿入されたとき、基準内周面13bに嵌合するようになっている。この場合の嵌合公差は、しまりばめ程度でよい。
また、フィルタ22の周面部には、図3に示すように、例えば周方向に渡って四等分する位置に窓22cが形成され、フィルタ22がタンク本体11の所定位置に取り付けられたとき、タンク本体11に設けられた流入口53を介してタンク本体11内に流入した熱媒体がフィルタ22の先端開口部から内部に入り込み、かつ窓22cからタンク本体11に設けられた流出口54を経てコンデンサ1に流出するようになっている。
更に、フィルタ22の窓22cには濾過膜22dが設けられている。この濾過膜22dは、熱媒体中に含まれる不純物を捕集するためのものであって、例えばナイロンによって網目状に形成されている。この濾過膜22dは、フィルタ22と共に一体に成形されている。
一方、栓体21は、図3及び図4に示すように、Oリング23の嵌挿溝21aを有する断面円形の筒状部21bと、この筒状部21bの先端側に同径の大きさで軸方向に沿って連設された円柱部21cとを有して形成されている。なお、円柱部21cの一部がフィルタ22の底部22bを兼用している。
円柱部21cは、その大きさがタンク本体11の基準内周面13bに嵌合する径寸法をなしている。つまり、フィルタ22及び栓体21がタンク本体11内に挿入されたとき、フィルタ22の鍔部22aがタンク本体11内の基準内周面13bに嵌合すると共に、栓体21の円柱部21cの外周面も対応する位置の基準内周面13bに嵌合するようになっている。
その場合、筒状部21bの下端部には、それより若干の大きさで拡径された周縁部21dが軸方向に延長形成され、この周縁部21dがタンク本体11における拡径平行内周面13aに隙間嵌め程度の嵌合公差で当接するようになっている。
更に、筒状部21bの外周部に形成される嵌挿溝21aは、筒状部21bの外周面においてOリング23を嵌合し得る大きさの高さ(幅)及び深さをもって凹んでおり、本例では筒状部21bの外周面に軸方向に沿って一個設けられている。Oリング23は、タンク本体11内の所定位置にフィルタキャップ20が挿入されたとき、円柱部21cとタンク本体11の基準内周面13bとの間で圧縮変形を受けることにより両者11,20間をシールするようになっている。このとき、Oリング23の圧縮変形によって筒状部21bに負荷がかかるが、Oリング23を嵌挿する嵌挿溝21aの背部側の内周面に金属製の補強部材24が一体に成形固定されているので、強度を保ちつつ合成樹脂量を低減することで、嵌挿溝21aの寸法や形状の安定を図ることができる。また、フィルタキャップ20の撓みや変形によりOリング23が変形することがない。したがって、タンク本体11とフィルタキャップ20との間のシール性の維持を図ることができる。
更にまた、タンク本体11の開口部12を構成する拡径平行内周面13aには、フィルタキャップ20をタンク本体11の所定位置にて所定の押圧力で係止させておく保持部材40が備えられている。この保持部材40は、例えばC字状に形成されており、その周方向の各端部を互いに近づける方向に治具等で変形されることによって弾性的に縮径すると、その縮径した状態のままでタンク本体11の開口部12に形成された拡径平行内周面13a内に挿入されることにより、係止溝14に保持部材40が嵌合するようになっている。
この場合、保持部材40の上面がフィルタキャップ20における栓体21の基端と当接することにより、フィルタキャップ20をタンク本体11内の所定位置に所望の押圧力で係止させておくことができるようになっている。そのため、係止溝14は、開口部12を形成する拡径平行内周面13aの端部に保持部材40を係止し得るよう、環状に凹んで形成されている。
なお、保持部材40によるフィルタキャップ20の係止力は、受液器本体を流通する熱媒体の流速及び流体圧の大きさ,フィルタキャップ20の材質,保持部材40の材質等に基づき適宜の大きさに選定されている。
上記のように形成されるフィルタキャップ20を作製するには、例えば、摘み片25を形成する凹所を有する円柱状の型に補強部材24をセットして金型を組み付けた状態で、合成樹脂材料を金型内に射出して栓体21とフィルタ22を一体に成形すると共に、フィルタ22の窓22cに濾過膜22dを一体に成形することで、嵌挿溝21aの背部側の内周面に円筒状の金属例えばアルミニウム合金製の補強部材24を一体に成形固定した合成樹脂製のフィルタキャップ20を作製することができる。
なお、タンク本体11に収容される乾燥剤30は、例えばポリエステルの繊維によって形成される袋内に、例えばシリカゲル等の吸湿手段を詰めた、楕円柱の如き棒状に形成されている。
上記のように構成された受液器10を組み立てるには、まず、タンク本体11内に乾燥剤30を挿入し、次いで、そのタンク本体11に対しフィルタキャップ20を、そのフィルタ22側から挿入する。
この場合、タンク本体11の拡径平行内周面13aの径が基準内周面13bの径に比べて大きく形成されているので、フィルタ22の鍔部22a及びOリング23が開口部12や係止溝14に引っ掛かるおそれがなく、拡径平行内周面13a内にスムーズに入る。
その後、挿入が進むと、Oリング23がテーパ内周面13cに案内されることにより、次第に圧縮変形を受けながら基準内周面13bに至り、かつ基準内周面13bに所定の圧力で密接した状態となる。そして、挿入が更に進み、フィルタキャップ20に対しタンク本体11の内周壁によって所定量の圧力がかかり、この時点で栓体21の底面と、係止溝14における内方の側面とがほぼ一致した状態になる。その後、弾性的に縮径させた保持部材40を、更に開口部12から拡径平行内周面13aに挿入し、係止溝14の位置にて保持部材40の縮径変形を解除すると、保持部材40が弾性復元力を受けるので、係止溝14に嵌合すると共に、栓体21の基端面に当接する。
これにより、フィルタキャップ20はタンク本体11に対し所定の圧力で係止された状態を維持することができる。
この実施形態においては、上述の如く、フィルタ22と栓体21とが一体的に形成されているので、部品点数を削減することができるばかりでなく、組み付け工数を省くことができ、ひいては部品管理が容易になると共に、コストの低廉化を図ることができる。しかも、Oリング23を嵌挿する嵌挿溝21aの背部側を金属製の補強部材24によって補強するので、強度を保ちつつ合成樹脂量を低減することで、嵌挿溝21aの寸法や形状の安定を図ることができる。また、使用時の内圧によってOリング23が変形するのを防止することができると共に、Oリング23のタンク本体11の内面に対する押圧力(密接力)を保つことができるので、一つのOリング23で十分なシール性の維持を図ることができる。
また、フィルタ22と栓体21間で芯ずれが起こることがなく、双方の軸芯が常に一致しているので、自動組立機で組立を行う場合、昇降台上にフィルタキャップ20を単にセットするだけでよく、昇降台上に的確にセットすることができる。そのため、昇降台の上昇時、フィルタ,栓体が受液器本体に衝突したりする恐れがなく、スムーズに挿入して組み立てることができる。
一方、上記連結部材60は、図2及び図7に示すように、ヘッダーパイプ2bの接合面に当接すると共に、タンク本体11の接合面に当接する板状部材6と、この板状部材6に設けられ、ヘッダーパイプ2b及びタンク本体11に設けられた熱媒体の流出用及び流入用の連通口、すなわち、流出孔51,流出口53と流入孔52,流入口54に嵌合可能な流出用パイプ部材71(流出用連通部)及び流入用パイプ部材72(流入用連通部)とで形成されている。
上記板状部材6は、ろう材が被着されたクラッド材にて形成されており、略平坦状の基部60aの一側面に、ヘッダーパイプ2bの接合面に当接する断面円弧状の2つのヘッダーパイプ側接合面61,63(以下に、第1,第3の接合面61,63という)を設け、基部60aの他側面に、タンク本体11の中間筒部接合面に当接する受液器本体側接合面62,64(以下に、第2,第4の接合面62,64という)を設けている。この場合、第4の接合面64には、上記パイプ部材71,72を嵌合するための2つの貫通孔6a,6bが穿設されると共に、2つの貫通孔6a,6bの間に、上記ヘッダーパイプ2b内における仕切板2hとの干渉を回避するための長孔状の透孔65が設けられている。また、第1の接合面61と第2の接合面62との間、第2の接合面62と第3の接合面63との間、及び第3の接合面63と第4の接合面64との間には、それぞれ基部60aの両側に設けられた切欠き66を境にして反対方向に屈曲して設けられている。
なお、この場合、第4の接合面64に穿設された2つの貫通孔6a,6bは、タンク本体11との接合面側が、外方に向かって拡径するテーパ部6cが形成されている(図7(d)参照)。
パイプ部材71,72のうちの一方のパイプ部材71は、板状部材6の第4の接合面64における板状部材6の第3の接合面63側すなわちヘッダーパイプ2bの流出孔51及びタンク本体11の流出口53に連通する側に穿設された第1の貫通孔6a内に嵌合されて流出用パイプ部を形成している。また、他方のパイプ部材72は、板状部材6の先端側すなわちヘッダーパイプ2bの流入孔52及びタンク本体11の流入口54に連通する側に穿設された第2の貫通孔6b内に嵌合されて流入用パイプ部を形成している。これらパイプ部材71,72は、先端がヘッダーパイプ2bに設けられた流出孔51又は流入孔52に嵌合可能な円筒状の円筒基部73と、この円筒基部73の他方の端部に形成され外径部が外方に向かって拡径すると共に、タンク本体11に設けられた流出口53又は流入口54に当接する拡径開口部74とによって形成されている。このように形成されるパイプ部材71,72は、円筒基部73を貫通孔6a,6b内に嵌挿すると共に、貫通孔6a,6bに形成されたテーパ部6cに拡径開口部74をかしめて結合することによって板状部材6に固定される。
次に、受液器付き熱交換器の組立手順について説明する。まず、ヘッダーパイプ2a,2bの上下端にそれぞれエンドキャップ5を圧入する。次に、ヘッダーパイプ2aに熱交換フィン4、熱交換管3と他方のヘッダーパイプ2b及びタンク本体11、連結部材60を組み付けて治具(図示せず)にて固定して、仮組みする。
上記のようにして仮組みされたコンデンサ1本体、タンク本体11及び連結部材60にフラックスを塗布した後、これらコンデンサ1本体、タンク本体11及び連結部材60を図示しないろう付け炉内に収容し、所定温度例えば600℃の温度で加熱して、コンデンサ1本体、タンク本体11及び連結部材60を一体ろう付けする。
次に、コンデンサ1本体に一体ろう付けされたタンク本体11内に、上述したように、乾燥剤30を挿入し、フィルタキャップ20を挿入した後、開口部12内に設けられた係止溝14内に保持部材40を係合させて、フィルタキャップ20を気水密に固定する。
なお、コンデンサ1のヘッダーパイプ2a,2bの上下位置には、熱交換器を例えば車両内に固定保持するための取付ブラケット80が装着されている。この取付ブラケット80も一体ろう付けによってヘッダーパイプ2a,2bに接合することができる。
なお、上記実施形態では、フィルタキャップ20のフィルタ22の底面22bに摘み片25を一体に突設した場合について説明したが、必ずしもこのような構造にする必要はない。例えば、図5及び図6に示すように、補強部材24Aに摘み片25Aを一体に形成してもよい。この場合、補強部材24Aは、アルミニウム合金製ダイキャストにて形成されており、有底筒状例えば有底円筒状部24bと、この有底円筒状部24bの底面24cから基部側に突出する断面略矩形状の摘み片25Aとが一体に形成されている。
上記のように形成される補強部材24Aは、上記実施形態と同様に、栓体21の筒状部21bにおける嵌挿溝21aの背部側の内周面に一体に成形固定されてフィルタキャップ20Aの一部を構成する。
上記フィルタキャップ20Aを作製するには、例えば、摘み片25Aを有する補強部材24Aをセットして金型を組み付けた状態で、合成樹脂材料を金型内に射出して栓体21とフィルタ22を一体に成形すると共に、フィルタ22の窓22cに濾過膜22dを一体に成形することで、嵌挿溝21aの背部側の内周面に、摘み片25Aとを一体を有する補強部材24Aを嵌挿固定した合成樹脂製のフィルタキャップ20Aを作製することができる。
なお、図5及び図6において、その他の部分は第1実施形態のフィルタキャップ20と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
なお、上記第1実施形態では、円筒状の補強部材24を栓体21の筒状部21bの内周面に一体に成形固定する場合について説明したが、図8(a),(b)に示すように、筒状部21bと段付き底部22eとの間に設けられた周溝22f内に円筒状の補強部材24を一体に成形固定してフィルタキャップ20Bを形成してもよい。なお、この場合、段付き底部22eには、フィルタキャップ20Bの基端側すなわち開口側に突出する摘み片25を一体に突設する方が好ましい(図8(b)参照)。
なお、図8(a),(b)において、その他の部分は第1実施形態のフィルタキャップ20と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
また、上記実施形態では、補強部材24,24Aを栓体21の筒状部21bの内周面に一体に成形固定する場合について説明したが、補強部材の固定形態は上記構造に限定されるものではない。
例えば、図9(a),(b)に示すように、筒状部21bにおける嵌挿溝21aの背部側に円筒状の補強部材24を埋設により一体に成形固定してフィルタキャップ20Cを形成してもよい。なお、この場合、フィルタ22は、合成樹脂量の削減を図るために段付き底部22e(栓体21の先端部を兼用)が形成されている。なお、段付き底部22eには、フィルタキャップ20Cの基端側すなわち開口側に突出する摘み片25を一体に突設する方が好ましい(図9(b)参照)。
また、図10(a),(b)に示すように、筒状部21bにおける嵌挿溝21aの背部側に位置する底部22b(栓体21の先端部を兼用)内に例えばアルミニウム合金からなる金属製の円盤状の補強部材24Bを埋設により一体に成形固定してフィルタキャップ20Dを形成してもよい。なお、この場合、上述と同様に、底部22bには、フィルタキャップ20Dの基端側すなわち開口側に突出する摘み片25を一体に突設する方が好ましい(図10(b)参照)。
なお、図9(a),(b)及び図10(a),(b)において、その他の部分は第1実施形態のフィルタキャップ20と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
上記のように、筒状部21bにおける嵌挿溝21aの背部側に補強部材24,24Bを埋設することにより、補強部材24,24Bと栓体21とを強固に固定することができると共に、使用時の振動等に対しても補強部材24,24Bが栓体21から脱落するおそれがない。また、金属製の補強部材24,24Bが合成樹脂部材内に埋設されることで、耐食性をもたせることができるので、フィルタキャップ20C,20Dの寿命の増大を図ることができる。
この発明に係るフィルタキャップを具備する受液器付き熱交換器の一例を示す正面図(a)及び要部平面図(b)である。 この発明におけるヘッダーパイプと受液器のろう付け接合状態を示す断面図(a)及び(a)のI部拡大断面図(b)である。 この発明に係るフィルタキャップの第1実施形態を示す平面図(a)、断面図(b)及び底面図(c)である。 上記フィルタキャップの分解斜視図である。 この発明に係るフィルタキャップの第2実施形態を示す断面図である。 上記フィルタキャップの分解斜視図である。 ヘッダーパイプと受液器を接合する連結部材の平面図(a)、(a)のII−II線に沿う断面図(b)、拡大側面図(c)及び要部拡大断面図(d)である。 この発明に係るフィルタキャップの第3実施形態を示すもので、(a)は摘み片を有しない場合、(b)は摘み片を有する場合の断面図である。 この発明に係るフィルタキャップの第4実施形態を示すもので、(a)は摘み片を有しない場合、(b)は摘み片を有する場合の断面図である。 この発明に係るフィルタキャップの第5実施形態を示すもので、(a)は摘み片を有しない場合、(b)は摘み片を有する場合の断面図である。 従来のフィルタと栓体を別体に形成した場合の分解斜視図(a)及び栓体の底面図(b)である。 従来のフィルタと栓体を一体に形成した場合の斜視図である。
符号の説明
10 レシーバタンク(受液器)
11 タンク本体(受液器本体)
12 開口部
20,20A,20B,20C,20D フィルタキャップ
21 栓体
21a 嵌挿溝
21b 筒状部
22 フィルタ
22b,22e 底部
23 Oリング
24,24A,24B 補強部材
24a 中空部
24b 有底円筒状部
24c 底面
25,25A 摘み片

Claims (6)

  1. 熱媒体を気液分離する受液器を構成する筒状の受液器本体の開口部から挿入され、この開口部を閉塞する栓体と、上記受液器本体内で上記栓体の先端面に配置され、かつ、受液器本体に供給される熱媒体中の不純物を捕集するフィルタとを具備する大型受液器用フィルタキャップであって、
    上記栓体とフィルタとを合成樹脂によって一体に形成すると共に、上記栓体は、外周面にOリングの嵌挿溝を有する筒状部を有し、かつ、この筒状部における上記嵌挿溝の背部側に金属製の補強部材を一体に成形固定してなる、ことを特徴とする大型受液器用フィルタキャップ。
  2. 請求項1記載の大型受液器用フィルタキャップにおいて、
    上記補強部材を円筒状に形成し、上記フィルタに、上記補強部材の中空部を介して基端側へ突出する摘み片を一体に形成してなる、ことを特徴とする大型受液器用フィルタキャップ。
  3. 請求項1記載の大型受液器用フィルタキャップにおいて、
    上記補強部材を有底筒状に形成すると共に、底部から基端側へ突出する摘み片を一体に形成してなる、ことを特徴とする大型受液器用フィルタキャップ。
  4. 請求項1記載の大型受液器用フィルタキャップにおいて、
    上記補強部材を円筒状に形成すると共に、栓体内に埋設により一体に成形固定してなる、ことを特徴とする大型受液器用フィルタキャップ。
  5. 請求項1記載の大型受液器用フィルタキャップにおいて、
    上記補強部材を円盤状に形成すると共に、栓体内に埋設により一体に成形固定してなる、ことを特徴とする大型受液器用フィルタキャップ。
  6. 請求項4又は5記載の大型受液器用フィルタキャップにおいて、
    上記栓体におけるフィルタの底部を兼用する先端部から基端側へ突出する摘み片を一体に形成してなる、ことを特徴とする大型受液器用フィルタキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013185716A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Fuji Koki Corp レシーバドライヤ及びその製造方法
WO2023140207A1 (ja) * 2022-01-24 2023-07-27 サンデン株式会社 レシーバタンク及びレシーバタンク付き熱交換器

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