JP2008278820A - リアディスチャージモーアおよびそのリアディスチャージモーアを用いた草刈り機 - Google Patents

リアディスチャージモーアおよびそのリアディスチャージモーアを用いた草刈り機 Download PDF

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Abstract

【課題】 隣接位置で逆転駆動するブレード軸同士の間に形成される刈草排出流路の上向き傾斜始端をできるだけ前方側に寄せて、刈草排出流路の角度変化を緩やかにする。
【解決手段】 リアディスチャージモーアの各ブレード軸22を軸支する筒軸ケース30部分と筒軸ケース30部分の上端部同士を接続する接続ケース31部分とを有した刈刃駆動ケース3を備え、この刈刃駆動ケース3内に、両ブレード軸22間にわたって動力を伝達する伝動機構4を配設してある。
【選択図】 図3

Description

本発明は、草刈り機において用いられるリアディスチャージモーア、及びそのリアディスチャージモーアを用いたミッドマウント型草刈り機の改良に関する。
この種のリアディスチャージモーアを用いたミッドマウント型草刈り機では、例えば下記の構造のものが従来より知られている。
[1] 隣接位置のブレード軸に対する動力伝達手段として、伝動プーリと伝動ベルトとを用い、両軸同士を互いに逆転駆動するために、一方のブレード軸とそのブレード軸に対する入力用の伝動プーリの軸とを別軸で構成して、その両軸間に逆転用のギヤ対を設けたもの(例えば、特許文献1参照)。
[2] 隣接位置のブレード軸に対する動力伝達手段として、伝動プーリと伝動ベルトとを用い、両軸同士を互いに逆転駆動するために、一方のブレード軸の伝動プーリに対しては伝動ベルトの内周面側を巻き掛け、他方のブレード軸の伝動プーリに対しては伝動ベルトの外周面側を巻き掛けるように、ベルト巻き掛け方向転換用の補助プーリを用いたもの(例えば、特許文献2参照)。
[3] 隣接位置のブレード軸に対する動力伝達手段として、入力軸から伝達される動力を、一対の伝動シャフトで分岐して左右のブレード軸の上部に設けられたギヤボックスに入力して、ベベルギヤ機構等を介して軸伝動するように構成したもの(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−274728号公報(段落〔0017〕、図6,8) 特開2003−274729号公報(段落〔0016〕、図2) 特開2003−158907号公報(段落〔0033〕、図2)
この種のリヤディスチャージモーアでは、切断した刈草をブレードの回転に伴なう起風と跳ね飛ばしによって後方へ排出するため、かなりの高速、かつ高トルクでブレードの駆動回転が行われている。
そして、できるだけ刈草の排出方向への移動エネルギーを低減させずに後方上方の集草装置側へ搬送しようとすれば、ブレードの回転による搬送作用が付与される搬送開始領域から、搬送作用が終了する後方側の排出開始箇所にわたって、徐々に刈草の移動方向を上向きに変化させながら搬送するのが望ましい。そのためには、モーアデッキのできるだけ前端に近い位置から刈草排出流路の上向き傾斜を開始させて緩やかに移動方向を変化させる方が有利である。
ところが、前記特許文献1及び2に記載のように、ベルトを用いてブレード軸に動力を伝達する構造のものでは、強いベルトテンションが作用している状態で用いられるものであるから、モーアデッキから伝動プーリを大きく離間させて設けることは、モーアデッキから離れた位置の伝動プーリに強いテンションが作用して、ブレード軸に対する曲げ方向のモーメントが強く働く可能性があるので、ブレード軸の支持構造やモーアデッキの強度をかなり高く確保しなければならない。しかしながら現実には、薄肉の板金製で構成されるものであるモーアデッキでは十分な支持強度を得ることができないので、無理に伝動プーリをモーアデッキから離間させようとすれば、否応なくモーアデッキを厚肉にして強度を確保するなど、非現実的な構造改変が必要となるものであって、実用的なものではない。
このため、特許文献1及び2に記載のものでは、伝動プーリをモーアデッキから離間させるのではなく、補助プーリを用いて隣接ブレード軸間の伝動ベルトをできるだけモーアデッキの前方側に寄せ、モーアデッキ上の刈草排出流路部分の上向き開始箇所を前方寄りに設定するように工夫していた。しかしながら、伝動プーリがモーアデッキ上面に近接して存在していることには変わりがないため、伝動プーリやベルトの存在位置を避けてそれよりも後方側に前記上向き開始箇所を設けなければならず、十分に前方には上向き開始箇所を寄せることはできないものであった。
また、ベルトを伝動機構として用いている以上、隣接するブレード軸同士の間で何らかの逆転機構が必要であり、そのための専用のギヤ対や、余分な補助プーリなどを必要とするものであった。
上記のようなベルトと伝動プーリを用いた構造に替えて、特許文献3に記載のように、一対の伝動シャフトとベベルギヤ機構などを利用して分岐伝動する構造のものも従来より知られている。
このように伝動シャフトを用いてベベルギヤを横軸芯周りに駆動する構造では、隣接ブレード軸間で大きなテンションが発生するような不具合はないが、空間的に余裕の少ないモーアデッキ上ではあまり径の大きなベベルギヤを配置することは困難であるため、次のような問題がある。
つまり、ベベルギヤ同士の咬合による伝動機構自体が、平ギヤによる伝動機構にくらべて比較的騒音の大きいものであるが、そのことに加えて、ベベルギヤ自体の径が小さいと、少ない歯数の咬合部に集中的に作用する負荷に起因して、ギヤ咬合部での騒音がより大きくなるという不具合がある。また、別途逆転機構も当然必要となっている。
本発明は、隣接位置で逆転駆動するブレード軸同士の間における伝動構造を工夫して、そのブレード軸同士の間に形成される刈草排出流路の上向き傾斜始端をできるだけ刈草搬送方向での前方側に寄せることにより、刈草排出流路の角度変化を緩やかにする点にその目的がある。
上記目的を達成するために本発明の集草容器では次の技術手段を講じたものである。
〔解決手段1〕
互いに逆転駆動される隣接位置のブレード軸の軸間を通して後方へ刈草を排出する刈草排出流路を備えたリアディスチャージモーアにおいて、
各ブレード軸を軸支する筒軸ケース部分と前記筒軸ケース部分の上端部同士を接続する接続ケース部分とを有した刈刃駆動ケースを備え、この刈刃駆動ケース内に、前記両ブレード軸間にわたって動力を伝達する伝動機構を配設してあることを特徴とする。
〔解決手段1にかかる作用及び効果〕
上記構成によれば、隣接ブレード軸を支持する筒軸ケース部分とその筒軸ケース部分同士を接続する接続ケース部分とを有した刈刃駆動ケースを備えたものであるから、隣接して位置する両ブレード軸を支持するための強度は刈刃駆動ケースに担わせ、モーアデッキ自体は本来のブレード回動空間を形成するための強度を有した薄肉部材で構成することができる。
そして、刈刃駆動ケースの接続ケース部分は、ブレード軸を支持する筒軸ケース部分同士を接続するものであるから、筒軸ケース部分の長さを適宜に設定することによって、モーアデッキから十分に離れた位置に配置することが可能となる。したがって、その接続ケース部分の存在に影響されることなく刈草排出流路の始端を、モーアデッキの上面側における刈草搬送方向でのより前端近くに設定して、刈草排出性能の良い刈草排出流路を形成することができる。
〔解決手段2〕
請求項2にかかる発明では、請求項1記載のリアディスチャージモーアにおいて、刈刃駆動ケースの接続ケース部分に配設される伝動機構が、平ギヤによるギヤ対で構成されている点に特徴がある。
〔解決手段2にかかる作用及び効果〕
上記のように、接続ケース部分に配設される伝動機構を平ギヤによるギヤ対で構成したことにより、接続ケース部分の上下方向厚さを比較的薄く形成することが可能であるとともに、個々の平ギヤの径方向の大きさは上下方向に比べて制限が少ないので、比較的径の大きなものを採用して、より騒音の少ない動力伝達を行うことができる。
〔解決手段3〕
請求項3にかかる発明では、請求項2記載のリアディスチャージモーアにおいて、平ギヤによるギヤ対は一平面に配設されている点に特徴がある。
〔解決手段3にかかる作用及び効果〕
上記のように、平ギヤによるギヤ対を一平面に配設することにより、例えば、平ギヤの複数個を上下に重なる状態に配置して伝動機構を構成する場合に比べ、刈刃駆動ケースの上下方向厚みを必要最小限の薄いものに設定することができ、より一層、刈草排出流路の始端をモーアデッキのより前端近くに設定して、刈草排出性能の良い刈草排出流路を形成することができる。
〔解決手段4〕
請求項4にかかる発明では、請求項2または3記載のリアディスチャージモーアにおいて、刈草排出流路の上方に位置する平ギヤを、伝動機構における他の平ギヤよりも小径に構成してある点に特徴がある。
〔解決手段4にかかる作用及び効果〕
上記のように、接続ケース部分に配設される伝動機構を平ギヤで構成するにあたって、刈草排出流路の上方に位置する平ギヤを、伝動機構における他の平ギヤよりも小径に構成すると、その伝動機構を内装する接続ケースの外周縁部分のうち、前記小径の平ギヤが存在する箇所の外周側では、接続ケースの後方縁をより前方に位置させることができる。
したがって、その後端縁部分が前方に位置することにより、左右のブレード軸の軸間を通して後方へ刈草を排出する刈草排出流路の傾斜開始端部をできるだけ刈草搬送方向での前方へ寄せて配設し得るものであり、これによって、前述の刈草排出性能の良い刈草排出流路を形成することができる。
〔解決手段5〕
請求項5にかかる発明では、請求項2〜4の何れか1項記載のリアディスチャージモーアにおいて、刈草排出流路の上方に位置する平ギヤの回動軸心の位置を、伝動機構における他の平ギヤの回転軸心よりも前方側に設定してある点に特徴がある。
〔解決手段5にかかる作用及び効果〕
上記のように、刈草排出流路の上方に位置する平ギヤの回動軸心の位置を、伝動機構における他の平ギヤの回転軸心よりも前方側に設定することによっても、前記刈草排出流路の上方に位置する平ギヤが存在する箇所の外周側では、接続ケースの後方縁をより前方に位置させることができる。
したがって、その後端縁部分が前方に位置することにより、左右のブレード軸の軸間を通して後方へ刈草を排出する刈草排出流路の傾斜開始端部をできるだけ前方へ寄せて配設し得るものであり、これによって、前述の刈草排出性能の良い刈草排出流路を形成することができる。
〔解決手段6〕
請求項6にかかる発明では、請求項2〜5の何れか1項記載のリヤディスチャージモーアにおいて、接続ケース部分に外部動力が入力される平ギヤが配備され、その外部動力が入力される平ギヤと咬合して動力が伝えられる平ギヤのうち、一方のブレード軸に動力を伝達する平ギヤの配設枚数が奇数個であり、他方のブレード軸に動力を伝達する平ギヤの配設枚数が偶数個であるように構成されている。
〔解決手段6にかかる作用及び効果〕
上記のように、外部動力が入力される平ギヤと咬合して動力が伝えられる平ギヤのうち、一方のブレード軸に動力を伝達する平ギヤの配設枚数が奇数個であり、他方のブレード軸に動力を伝達する平ギヤの配設枚数が偶数個であるように構成すると、その動力伝達用の平ギヤが、特別な構造変更や部品の追加を要することなく逆転機構としての機能をも兼ね備えることになり、部品点数の削減によるコスト低減を図り得る点で有利である。
〔解決手段7〕
請求項7にかかる発明では、請求項1〜6の何れか1項記載の構成において、隣接位置の各ブレード軸に装着されるブレードは、その回転軌跡の一部が互いに重複し、かつ回転方向の位相が互いに異なるように配設されている点に特徴がある。
〔解決手段7にかかる作用及び効果〕
上記のように、各ブレード軸に装着されるブレードの回転軌跡の一部が互いに重複するように構成されていると、両ブレードを左右に横並び状態に併設しても、刈草の刈り残し部分の生じない刈取作業が行えるので、左右のブレードを前後方向にも位置ずれさせて回転軌跡の通過跡が重複するように斜めに配設する必要がない。したがって、刈草の後方排出をスムースに行い易くなる。
そして、このようにブレードの回転軌跡の一部を重複させた場合に、隣接箇所のブレードの回転方向の位相が互いに異なるように配設する必要があるが、刈刃駆動ケース内における伝動機構を平ギヤで構成しておくと、その異なる位相を確実に維持した刈取作業を続行できるので、伝動ベルトやプーリを用いた場合のように、位相のずれによるブレードの衝突を未然に回避することができる。
〔解決手段8〕
請求項8にかかる発明では、請求項1〜7の何れか1項記載のリアディスチャージモーアを、ミッドマウント型草刈り機の前後の車輪間に配設し、刈草排出流路を左右後輪間に設けてあることを特徴とする。
〔解決手段8にかかる作用及び効果〕
上記のように構成されたリアディスチャージモーアを、ミッドマウント型草刈り機の前後の車輪間に配設し、刈草排出流路を左右後輪間に設けてあることにより、モーア部分の重量増加やコスト増を招くことなく刈取性能面で優れたミッドマウント型草刈り機を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図面の記載に基づいて説明する。
〔草刈り機の構造〕
図1及び2に、本発明に係るリアディスチャージモーアを備えた草刈り機の一例である乗用型のミッドマウント型芝刈り機が示されている。
この芝刈り機は、乗用型の走行機体1の前輪11と後輪12との間に、モーア2が昇降操作可能に吊り下げ装着されるとともに、機体後部に平行四連式のリンク機構13を介して集草容器6が昇降自在に連結された構造となっている。
走行機体1の前部にはエンジン5が搭載され、このエンジン5の前部出力軸50から取出された動力がベルト伝動装置51を介して機体前部の下方に配備した作業用動力取出し軸52に伝達され、この作業用動力取出し軸52の動力がモーア2に軸伝達されている。
前記後輪12は、機体フレーム10に固定されたミッションケース14の左右両側から、後方下方へ向けて延出された左右一対の後車軸ケース15の下端部に、左右の後輪12が各別に片持ち状態で軸支されており、左右の後車軸ケース15同士の間に形成された空間に刈草排出用のダクト16が固定されている。
前記集草容器6は、集草位置で走行機体1側に向き、ダクト16の後端に外嵌して接続される入口開口61とその反対側に向く出口開口62とを備えて全体が箱状に形成された容器本体60と、その容器本体60に形成された出口開口62を開閉自在な後部蓋63とから構成されている。
上記のようにリンク機構13に連結された集草容器6は、走行機体1に装備されているモーア2から風力搬送されてきた刈草を収集するように走行機体1側の刈草搬送用のダクト16に接続される集草位置と、前記ダクト16から分離された排出位置とにわたって位置移動自在に構成してある。
〔モーアの構成〕
図2及び3に示すように、モーア2は、モーアハウジング20内に2枚の回転ブレード21を左右に並列した構造のものであり、左側のブレード21が時計回りに駆動されるに対して、右側のブレード21が反時計回りに駆動されることで、刈草がブレード21の回転によって発生した搬送風に乗ってモーアハウジング20の後部中央近くに形成した出口20Aから排出されるリアディスチャージ式のモーアに形成されている。前記出口20Aから排出される刈草は、左右の後輪12の間に配備されたダクト16を介して前記集草容器6に導かれるようになっている。
このモーア2は、上端側を機体フレーム10側に枢着した前後一対の揺動リンク23の下端側に昇降自在に吊り下げ連結されており、刈取作業状態では、モーアハウジング20の下端部に配備されたゲージ輪24を接地させた状態で刈取走行を行うように構成されている。
前記揺動リンク23のうち、後方の揺動リンク23の一部が、機体フレーム10上に配備された運転座席7横の昇降操作レバー25に対して、連結杆26で連動連結されており、昇降操作レバー25での揺動操作により、人為操作力により上げ下げ操作可能に構成されている。
図3乃至図5に示されるように、モーア2の左右のブレード21を軸支するブレード軸22は、刈刃駆動ケース3に内装された平ギヤ40からなるギア対によって構成された伝動機構4によって互いに連動連結されている。
刈刃駆動ケース3は、前記ブレード軸22を内装する筒軸ケース30と、その筒軸ケース30の上端側同士を連結する接続ケース31とで構成されており、接続ケース31の内部空間に伝動用の平ギヤ40が内装されている。
前記接続ケース31の中間部にはギヤボックス32が固定してあり、このギヤボックス32に、機体前方側の作業用動力取出し軸52に連結された伝動軸53の軸端に形成されたベベルギヤ33と、そのベベルギヤ33に咬合するベベルギヤ34を軸端に備えた入力軸35とが装備されている。
前記ギヤボックス32から突出する前記入力軸35部分に形成されたスプラインとスプライン嵌合する入力用平ギヤ41のボス部41aが、接続ケース31の中間部にボールベアリング44を介して軸支されており、その入力用平ギヤ41と、一方のブレード軸22の軸端にスプライン嵌合した出力用平ギヤ42との間に、奇数個の、つまり一つの中継用平ギヤ43を介装してある。前記入力用平ギヤ41と、他方のブレード軸22の軸端にスプライン嵌合した出力用平ギヤ42との間には、偶数個の、つまり二つの中継用平ギヤ43を介装してある。
前記伝動機構4を構成する平ギヤ40は、上記の各平ギヤ41,42,43によって構成されている。このように平ギヤ40からなる伝動機構4を用いて連動連結された左右のブレード21は、夫々の回転軌跡が部分的に重合するように配設されているが、ブレード21同士の衝突は避けられるように、図3に示す如く互いの位相をずらして組み付けてある。
上記の各平ギヤ41,42,43のうち入出力用の平ギヤ41,42は、そのボス部41a,42aがボールベアリング44を介して夫々接続ケース31の内部に軸受けされている。また、入出力用の平ギヤ41,42のボス部41a,42aの内周側における入力箇所及び出力箇所にはスプラインが形成されていて、スプラインが形成された前記入力軸35及びブレード軸22の上端部に対して抜き差し可能に構成されている。
前記各平ギヤ41,42,43の夫々は、そのボス部41a,42a,43aと歯部41b,42b,43bとが厚肉に形成されているものの、その中間のハブ部分は薄肉に形成されている。
前記中継用平ギヤ43の枢支軸45は、夫々、上端部が最大径で、ベアリングに軸支される軸中間部がそれよりも小径で、その下端側はベアリングの内径よりも小径に形成してあって、上方から抜き差しするように構成されている。
前記ブレード軸22を内装する筒軸ケース30と接続ケース31とは、個別に形成されているものの、夫々のケース端に形成した接続フランジ部30A,31Aで一体的にボルト連結されるように構成されており、筒軸ケース30の下端側は、筒軸ケース部分の径が上端側よりも大きく形成されているとともに、その下端側にさらに大きなフランジ部分30Bを一体形成してあって、モーアデッキ20Bに対してボルト連結可能に構成してある。
このように、刈刃駆動ケース3は、その全体が組み立てられた状態でモーアデッキ20Bにボルト止めすればよいので、組み立ての際の作業性がよい。
図3、及び図6、図7に示すように、モーアハウジング20のデッキ20B部分では、そのモーアデッキ20Bの外周縁近くで、図3における図中のa点近くから徐々に上向きに***する***部分20Cが形成されている。この***部分20Cは、両ブレード軸22の軸心同士を結ぶ仮想線分x付近が刈草排出開始箇所と考えると、およそ、4分の3周近くの範囲にわたって緩やかに上向き傾斜面を形成しており、出口20Aから後続のダクト16に刈草をスムースに引き渡すように構成されている。
〔別実施形態〕
次に、本発明の別の実施形態を列記する。
[ 1] 前記刈刃駆動ケース3を構成するにあたり、図示しないが筒軸ケース30と接続ケース31との全体を一体物で形成し、平ギヤ40や各軸類などの伝動機構4を出し入れするための構造としては、部分開口部や開閉蓋を用いて構成したものでもよい。
[ 2] 図8(イ)は、モーアハウジング20の内部高さを、同図(ロ)に示す通常のものよりも、例えば1.2倍〜1.5倍程度、高く設定してある。このように、モーアハウジング20の高さを高く設定すると、ハウジング20の内部で刈草の長時間の持ち回りにより、刈草を細かく細断することが可能である。
[ 3] 平ギヤ40の配設形態としては、上述の実施形態のように、全体をほぼ同一径の平ギヤ40で構成したものに限らず、図9に示すように、例えば、両ブレード21の回転軌跡の重合箇所の上方側に位置する平ギヤ40がブレード軸22部分の平ギヤ40よりも小径の平ギヤ40によって構成されたものであってもよい。
このように、両ブレード21の回転軌跡の重合箇所の上方側に位置する平ギヤ40がブレード軸22部分の平ギヤ40よりも小径の平ギヤ40によって構成してあると、その小径の平ギヤ40を内装する箇所の接続ケース31部分の形状を、ケース外周壁が小径の平ギヤ40に近づくように平面視で凹入させた形状とすることができる。したがって、その凹入させた部分が、左右のブレード軸22の軸間を通して後方へ刈草を排出する刈草排出流路の上方に位置するように接続ケース31を配置して、結果的に刈草排出流路の傾斜開始端部をできるだけ刈草搬送方向の前方へ寄せて配設し得るように、接続ケース31の後端縁を極力前方側へ寄せることができたものである。
[ 4] 平ギヤ40の配設形態としては、上記[3]の実施形態のように、全体を平面視で一直線に沿って配設したものに限らず、例えば、図10に示すように、両ブレード21の回転軌跡の重合箇所の前方側に位置する平ギヤ40がブレード軸22部分の平ギヤ40よりも前方に位置するように屈曲した線分に沿って配設されるものであってもよい。
この場合にも、左右のブレード軸22の軸間を通して後方へ刈草を排出する刈草排出流路の上方に位置するように配置された接続ケース31が、結果的に刈草排出流路の傾斜開始端部をできるだけ刈草搬送方向の前方へ寄せて配設し得るように、接続ケース31の後端縁を極力前方側へ寄せることができる。
[ 5] 平ギヤ40の配設形態としては、上述の実施形態のように、全体をほぼ同一径の平ギヤ40で構成したり、平面視で一直線に沿って配設したものに限らず、例えば、図11に示すように、両ブレード21の回転軌跡の重合箇所の前方側に位置する平ギヤ40が、他の平ギヤ40よりも小径で、かつ、ブレード軸22部分の平ギヤ40よりも前方に位置するように屈曲した線分に沿って配設されるものであってもよい。
この場合には、さらに接続ケース31の後端縁を極力前方側へ寄せることができる。
[ 6] 平ギヤ40の配設形態としては、上述の各実施形態のように、全体を一平面に配設したものに限らず、図示しないが、例えば、伝動機構4を構成するギヤ対を上下複数段に設けたものであってもよい。
[ 7] 刈刃駆動ケース3内に設けられる伝動機構4としては、上述の実施形態のように平ギヤ40を用いたものに限らず、伝動ベルトや、伝動軸を用いたものであってもよい。
ミッドマウント型草刈り機の全体側面図 ミッドマウント型草刈り機の全体平面図 リアディスチャージモーアの平面図 リアディスチャージモーアの伝動系を示す左右方向での縦断面図 リアディスチャージモーアの伝動系を示す水平方向での横断面図 リアディスチャージモーアの伝動系を示す前後方向での縦断面図 リアディスチャージモーアのハウジングを示す斜視図 リアディスチャージモーアのハウジングの別実施形態を示す説明図 リアディスチャージモーアの伝動系の別実施形態を示す平面視での説明図 リアディスチャージモーアの伝動系の別実施形態を示す平面視での説明図 リアディスチャージモーアの伝動系の別実施形態を示す平面視での説明図
符号の説明
1 走行機体
2 モーア
3 刈刃駆動ケース
4 伝動機構
20 ハウジング
20A 出口
20B モーアデッキ
20C ***部分
21 ブレード
22 ブレード軸
30 筒軸ケース
31 接続ケース
40 平ギヤ

Claims (8)

  1. 互いに逆転駆動される隣接位置のブレード軸の軸間を通して後方へ刈草を排出する刈草排出流路を備えたリアディスチャージモーアであって、
    各ブレード軸を軸支する筒軸ケース部分と前記筒軸ケース部分の上端部同士を接続する接続ケース部分とを有した刈刃駆動ケースを備え、この刈刃駆動ケース内に、前記両ブレード軸間にわたって動力を伝達する伝動機構を配設してあることを特徴とするリアディスチャージモーア。
  2. 刈刃駆動ケースの接続ケース部分に配設される伝動機構が、平ギヤによるギヤ対で構成されている請求項1記載のリアディスチャージモーア。
  3. 平ギヤによるギヤ対は一平面に配設されている請求項2記載のリアディスチャージモーア。
  4. 刈草排出流路の上方に位置する平ギヤを、伝動機構における他の平ギヤよりも小径に構成してある請求項2または3記載のリアディスチャージモーア。
  5. 刈草排出流路の上方に位置する平ギヤの回動軸心の位置を、伝動機構における他の平ギヤの回転軸心よりも前方側に設定してある請求項2〜4の何れか1項記載のリアディスチャージモーア。
  6. 接続ケース部分に外部動力が入力される平ギヤが配備され、その外部動力が入力される平ギヤと咬合して動力が伝えられる平ギヤのうち、一方のブレード軸に動力を伝達する平ギヤの配設枚数が奇数個であり、他方のブレード軸に動力を伝達する平ギヤの配設枚数が偶数個である請求項2〜5の何れか1項記載のリアディスチャージモーア。
  7. 隣接位置の各ブレード軸に装着されるブレードは、その回転軌跡の一部が互いに重複し、かつ回転方向の位相が互いに異なるように配設されている請求項1から6の何れか1項記載のリアディスチャージモーア。
  8. 請求項1〜7の何れか1項記載のリアディスチャージモーアを前後の車輪間に配設し、刈草排出流路を左右後輪間に設けてあるミッドマウント型草刈り機。
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