JP2008275833A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008275833A
JP2008275833A JP2007118448A JP2007118448A JP2008275833A JP 2008275833 A JP2008275833 A JP 2008275833A JP 2007118448 A JP2007118448 A JP 2007118448A JP 2007118448 A JP2007118448 A JP 2007118448A JP 2008275833 A JP2008275833 A JP 2008275833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
fixing
prints
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007118448A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Tsukamura
慎一 束村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2007118448A priority Critical patent/JP2008275833A/ja
Publication of JP2008275833A publication Critical patent/JP2008275833A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】所定のプリント枚数以下の場合のみ、定着条件を通常の場合と変更して低い温度から定着可能とし、ウォームアップ時間も短くなり、効率的にプリント作成が可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】複数の搬送速度に制御でき、ウォーミングアップ完了後の設定温度より低い暫定温度以上で定着処理ができる定着装置を有する画像形成装置において、ウォーミングアップ中に設定されたプリント部数に対応するプリント枚数を算出し、算出されたプリント枚数が所定の枚数より少ないか否かを判別し、少ないと判別した場合は、前記暫定温度に達するとともに、通常プリントモードの搬送速度よりも遅い搬送速度で定着処理を行うように搬送速度を制御する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式の複写機、プリンタ、FAX等の画像形成装置に関し、特に未定着のトナー像を担持した用紙を熱定着する定着装置を有する画像形成装置(以下、単に装置ともいう。)に関する。
従来、定着装置は用紙の紙種や画像情報に応じて定着性が異なるため、搬送速度(以下、定着速度ともいう。)等の条件を変えて定着処理を行っている。
例えば、普通紙の場合は、画像情報が単色モードで、搬送速度は300mm/秒(65枚/分)、カラーモードで250mm/秒(50枚/秒)、厚紙の場合は、単色モードで140mm/秒(30枚/分)、カラーモードで125mm/秒(25枚/分)というように搬送速度を変えている。
上記のような搬送速度で定着処理を可能にするために、ウォーミングアップ(装置の立ち上げ時、定着装置が所定の温度に達するまでの状態)完了時の設定温度は、大量プリントを連続して行うと、大量の熱が奪われ、熱供給が追い付かず低下する。そこで、設定温度は、紙種、画像情報、プリント枚数による影響を考慮して高めに設定されている。しかし、ウォーミングアップ(以下、単にWUと略称する。)状態で小部数のテストプリント等、特に早くプリントを必要とするとき、可能な限り早く最初のプリントを行うためには、低い温度で出力すればよいが、当然低い温度では定着性が不足してしまう問題がある。
このような問題を回避するために、WU完了前の温度でも定着処理可能な、WU完了時の設定温度(通常温度)より低い暫定温度を設け、搬送速度を遅くしてプリントが可能となるように制御するWU短縮モードを設ける方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−66765号公報
しかしながら、特開2003−66765号公報では、プリント枚数の多少による定着処理への影響が考慮されておらず、通常温度より低い暫定温度以上あれば定着速度を遅くしてコピー可能としたり、通常温度より高い場合は定着速度を通常温度時に設定した定着速度より早くし、装置のロス時間を少なくする等の制御でコピー処理効率を高める技術を提案しているにすぎない。
以下、上記のWU短縮モードを採用した場合のプリント枚数の多少による不都合の例を説明する。
図2は、通常プリントモードとWU短縮モードを説明するための1例を示す図である。
図3は、図2のWU短縮モードにおけるWU時間と定着温度との関係を説明するための図である。
従来、前記WU短縮モードを採用した装置は、通常プリントモードとWU短縮モードとを有し、厚紙、普通紙等の紙質情報や、モノクロ、カラー等の画像情報により定着速度等の定着条件を切り替えている。
すなわち、図2、図3において、通常プリントモードのみの場合、少量プリント枚数(例えば、10枚)のような、特に可能な限り早く最初のプリントを必要とするときも通常プリントモードの設定温度になるまでWU時間Wnだけ待たなければならない不便が生じる。最初のプリントを早く得るためのWU短縮モードを設けた場合、図3に示すように、通常プリントモードの搬送速度VnをVn-1に低下させ、通常プリントモードのWU完了時の定着温度Tnから、定着不良が生じない範囲の暫定温度Tn-1に下げると、WU時間を通常プリントモードのWnからWn-1へ短縮できる。しかし、大量の連続プリント(例えば、100枚)枚数の場合、搬送速度Vn-1、暫定温度Tn-1の条件で、最初の1枚目は短いWU時間Wn-1でスタートするが、搬送速度が低下しているので単位時間あたりに出力できる枚数が少ないため、最終プリント完了が通常プリントモードより遅くなる不便が生じる。
本発明は、所定のプリント枚数以下の場合のみ、定着条件を変更し、通常の設定温度より低い温度で定着可能で、しかもWU時間を短縮できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的は、下記の構成によって達成される。
複数の搬送速度に制御でき、ウォーミングアップ完了後の設定温度より低い暫定温度以上で定着処理ができる定着装置を有する画像形成装置において、ウォーミングアップ中に設定されたプリント部数に対応するプリント枚数を算出し、算出されたプリント枚数が所定の枚数より少ないか否かを判別し、少ないと判別した場合は、前記暫定温度に達するとともに、通常プリントモードの搬送速度よりも遅い搬送速度で定着処理を行うように搬送速度を制御する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
少ないプリント枚数の時だけ、低い温度から定着可能な条件でプリントを行うため、WU時間が短縮でき、プリント枚数に応じて最も早い搬送速度が選択されるのでプリント作成効率が向上する。
はじめに、本発明の画像形成装置について図1を基に説明する。
本発明の実施の形態における説明では、本明細書に用いる用語により技術範囲が限定されることはない。
図1は画像形成装置の全体構成の一例を示す模式図である。
図1において、10は像形成体である感光体、11は帯電手段であるスコロトロン帯電器、12はデジタル式像露光手段である書込装置、13は現像手段である現像器、14は感光体10の表面を清掃するためのクリーニング装置、15は感光体10のクリーニング用のブレード、16は現像スリーブ、20は像担持体である中間転写ベルト(以下、単にベルトともいう。)を示す。
画像形成手段1は感光体10、スコロトロン帯電器11、現像器13、およびクリーニング装置14等からなっており、各色毎の画像形成手段1の機械的な構成は同じであるので、図ではY(イエロー)系列のみの構成について参照符号を付けており、M(マゼンタ)、C(シアン)およびK(黒)の構成要素については参照符号を省略した。
各色毎の画像形成手段1の配置は中間転写ベルト20の走行方向に対して、Y、M、C、Kの順になっており、各感光体10は中間転写ベルト20の張設面に接触し、接触点で中間転写ベルト20の走行方向と同方向、かつ、同線速度で回転する。
中間転写ベルト20は駆動ローラ21、アースローラ22、テンションローラ23、除電ローラ27、従動ローラ24に張架され、これらのローラと中間転写ベルト20、転写手段である転写器25、クリーニング装置28等でベルトユニット2を構成する。なお、前記アースローラ(バックアップローラ)22は、アルミ地肌のままの導電性アルミローラで、接地されている。
感光体10は、例えばアルミ材によって形成される円筒状の金属基体の外周に導電層、a−Si層あるいは有機感光体(OPC)等の感光層を形成したものであり、導電層を接地した状態で図の矢印で示す反時計方向に回転する。
読み取り装置80からの画像データに対応する電気信号は、画像形成レーザで光信号に変換され、書込装置12によって感光体10上に投光される。
現像器13は、感光体10の周面に対し所定の間隔を保ち、感光体10の回転方向と逆方向に回転する円筒状の非磁性ステンレスあるいはアルミ材で形成された現像スリーブ16を有している。
中間転写ベルト20の走行は不図示の駆動モータによる駆動ローラ21の回転によって行われる。当該中間転写ベルト20の材質は、体積抵抗率106〜1012Ω・cmの無端ベルトであり、例えば変性ポリイミド、熱硬化ポリイミド、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ナイロンアロイ等のエンジニアリングプラスチックに導電材料を分散した、厚さ0.04〜0.10mmの半導電性フィルム基体の外側に、好ましくはトナーフィルミング防止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを行った、2層構成のシームレスベルトである。
転写器25には、トナーと逆極性の直流電圧が印加され、感光体10上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20上に転写させる機能を有する。
3は、2次転写手段である転写ローラユニットで、不図示の機構によって転写ローラ26を中間転写ベルト20を介してアースローラ22へ当接および当接解除する機能を有する。
4は定着装置で、加熱ローラ41と圧着ローラ42を有している。
前記加熱ローラ41は薄手のアルミから形成された円筒状のもので、不図示の動力源から駆動力を得て回転する。当該加熱ローラ41の内側には所定の温度まで加熱するハロゲンヒータ47等が横架されている。当該ハロゲンヒータ47は加熱ローラ41の両端側にある不図示の固定部材で支持されている。加熱ローラ41の温度は、ローラ表面近傍に設けた温度測定手段である接触温度センサTHにより検出され、制御部B1によって制御される。また、加熱ローラ41の回転数は制御部B1によって制御され、複数の搬送速度の出力が可能となっている。すなわち、各搬送速度は、定着温度、画像情報(カラー又はモノクロ)、紙質(厚紙または普通紙)、算出手段によって算出されたプリント枚数に応じて選択される。なお、当該搬送速度については後述する。
70は紙送り出しローラ、71はタイミングローラ、72は紙カセット、73は搬送ローラである。81は排紙ローラで、定着された用紙を排紙皿82へ排出する。
85は入力手段である操作パネルで、電源スイッチのON、OFFするキー、プリント枚数、紙種、画像情報(単色モードまたはカラーモード)等を指定するキー、テンキー、表示部等を有している。
制御部B1は、画像形成プロセス制御、定着温度制御、用紙搬送制御を行う他に、操作パネル85を介して入力されたプリント部数からプリント枚数を算出する算出手段を有する。
次に、図1に基づいて画像形成プロセスを説明する。
電源スイッチをONしてWU中にプリント部数、紙質、画像情報を入力し、プリント釦を押す。WU完了後、画像記録のスタートと同時に不図示の感光体駆動モータの始動により色信号Yの感光体10は矢印で示す反時計方向に回転され、同時にスコロトロン帯電器11の帯電作用により感光体10に電位の付与が開始される。
感光体10は電位を付与されたあと、書込装置12によってYの画像データに対応する画像の書込みが開始され、感光体10の表面に原稿画像のYの画像に対応する静電潜像が形成される。
前記静電潜像はYの現像器13により非接触の状態で反転現像され、感光体10の回転に応じYのトナー像が感光体10上に形成される。
当該感光体10上に形成されたYのトナー像は、Yの転写器25の作用により、中間転写ベルト20上に一次転写される。
その後、前記感光体10はクリーニングのブレード15によって残留トナーが清掃され、次の画像形成サイクルにはいる(以下、M、C、Kのクリーニングプロセスにても同様故、説明を省略する)。
次いで、書込装置12によってM(マゼンタ)の色信号すなわちMの画像データに対応する画像書き込みが行われ、感光体10の表面に原稿画像のMの画像に対応する静電潜像が形成される。当該静電潜像は、Mの現像器13により感光体10上にMのトナー像となり、Mの転写器25において、中間転写ベルト20上の前記Yのトナー像と同期が取られ、前記Yのトナー像の上に重ね合わされる。
同様のプロセスにより、Y、Mの重ね合わせトナー像と同期が取られ、C(シアン)のトナー像が、Cの転写器25において、前記のY、Mの重ね合わせトナー像上へ重ね合わされる。次に、すでに形成されているY、M、Cの重ね合わせトナー像と同期が取られ、Kのトナー像が、Kの転写器25において、前記のY、M、Cの重ね合わせトナー像上へ重ね合わされ、Y、M、CおよびKの重ね合わせトナー像が形成される。
重ね合わせトナー像が担持されている中間転写ベルト20は矢印のように時計方向に送られ、用紙Pが紙カセット72より、紙送り出しローラ70によって送り出され、搬送ローラ73を経て、タイミングローラ71へ搬送され一時停止し、その後前記タイミングローラ71の駆動によって、中間転写ベルト20上の重ね合わせトナー像と同期がとられて、トナーと逆極性の直流電圧が印加されている転写ローラ26(中間転写ベルト20に当接状態にある)のニップ部Sに給送され、中間転写ベルト20上の重ね合わせトナー像が一括して用紙Pに2次転写される。
その後、中間転写ベルト20は走行し、除電ローラ27によって残留トナーの電荷が弱められ、クリーニング装置28でベルト上の残存トナーがクリーニング装置28のブレード29によって清掃され、次の画像形成サイクルに入る。
掻き落とされたトナーは、クリーニング装置28内に溜められ、不図示の搬送スクリューの回転によって軸方向(図において紙表面から紙裏面方向)に搬送し、不図示の廃棄管を介して貯留箱に溜められる。
前記重ね合わせトナー像が転写された用紙Pは、定着装置4へと送られ、加熱ローラ41と加圧ローラ42とのニップ部Tで挟持、加圧され定着される。トナー像が定着された用紙Pは、排紙ローラ81によって排紙皿82へ搬送される。
前述したが、通常プリントモードのWU完了時の設定温度Tnより低い暫定温度Tn-1を設定し、搬送速度を遅くしてプリントが可能となるように制御すると、WU短縮モードでは最初の1枚目は短いWU時間Wn-1でスタートでき、少量のプリント枚数の定着処理には好ましいが、搬送速度が低下しているので単位時間あたりに出力できる枚数が少ないので、大量プリント枚数の場合は最終プリント完了が通常プリントモードより遅くなる不便が生じる。
本発明によると、少量プリントではWU短縮モードにし、大量プリントではWU時間の長い通常プリントモードに切り替わるよう制御できる。すなわち、設定されたプリント枚数、紙種、画像情報に応じて最適なWU時間、搬送速度が選択されるので上記のような不便が回避でき、プリント作成効率が向上する。
なお、プリント枚数検知に当たっては、原稿枚数および部数を手動で設定する方法と、原稿を先ずスキャナーで読み取った原稿枚数と、手動で設定された部数とで設定する方法が考えられる。
以下、プリント枚数に応じて2つの搬送速度が制御できる場合について、図3、4を基に説明する。
図3において、WU中に、プリント部数を操作パネル85(図1参照)から入力し、その後、プリント釦を押すと、制御部B1でプリント部数を基に、算出手段を介してプリント枚数を算出する。ここで、プリント枚数が閾値N枚以下の場合は暫定温度Tn-1に達したら、その暫定温度に対応する搬送速度で定着処理を行う。プリント枚数がN枚より多い場合は通常温度Tnに達したら、その温度に対応した搬送速度で定着処理を行う。
例えば、少量のプリント枚数(N=10枚)までは、定着不良の生じない範囲の定着温度を選択し、通常プリントモードより遅い搬送速度Vn-1を選択して定着処理を行い、大量のプリント枚数の場合(N=100枚)は、通常プリントモードの搬送速度Vnに戻って定着処理を行う。
上記のプリント枚数により選択される搬送速度の制御について、フロー図にて説明する。
図4は、プリント枚数により選択される搬送速度の制御についてのフロー図である。
図4において、ステップS0で、WU中にプリント部数を入力し、ステップS1で、WU中にコピー(プリント)SW(スイッチ)をonする。ステップS2で、定着温度がTn-1以上(暫定温度)か否かが検知され、Noの場合は暫定温度に達するまで加熱される。ステップS2でYesの場合はステップS3で定着温度が、通常定着温度Tn以上か否かがチェックされ、Yesの場合は、ステップS7で、用紙は通常プリントモードの搬送速度(定着速度)Vnが選択され、ステップS6でプリントが開始される。ステップS3で、Noの場合は、ステップ4でプリント枚数がN以下か否かチェックされ、Noの場合は定着温度がTn-1より高いTnになるまで加熱される。ステップS4でYesの場合は、ステップS5で用紙は搬送速度Vnより遅いVn-1が選択され、ステップS6でプリントが開始される。
さらに、搬送速度を3つ以上持つ定着装置にも設定されたプリント枚数に応じて、WU時間、搬送速度を選択することができる。
図5は、搬送速度を3つ以上もつ場合のWU短縮モードにおけるプリント枚数、搬送速度と定着温度とWU時間との関係を説明するための図である。
図5において、V4は通常プリントモードに適用する搬送速度で、N3<プリント枚数Nの場合に選択される搬送速度である。その場合の設定温度はT4、WU時間はW4となる。N2<プリント枚数N≦N3では、搬送速度V3、プリント釦が押された時点での温度以上暫定温度T3、WU時間W3となり、N1<プリント枚数≦N2では、搬送速度V2、暫定温度T2、WU時間W2となり、プリント枚数≦N1では、搬送速度V1、暫定温度T1、WU時間W1となる。ただし、プリント枚数は、N1<N2<N3<N4の順に少量から大量まで段階的に区分され、各段階のプリント枚数に対応して搬送速度V1<V2<V3<V4,定着温度T1<T2<T3<T4、WU時間もW1<W2<W3<W4とする。ただし、T1、T2、T3は暫定温度を示し、T4は通常プリントの設定温度を示す。
したがって、プリント枚数によっては、通常のプリントモード(普通紙、大量連続プリント)のWU時間より短縮することができる。
次に、上記の紙種、画像情報、プリント枚数に応じて3つ以上の搬送速度の制御の一例についてフロー図、表1、表2を基に説明する。
Figure 2008275833
Figure 2008275833
なお、表1、表2は制御部B1にテーブルとして記憶されている。
図6は、紙種、画像の種類、プリント枚数に応じて4つの搬送速度が選択できる制御に係わるフロー図である。
なお、図6における定着温度、画像、紙質、プリント枚数の各条件に応じた搬送速度について表1、表2に示す。
図6(a)において、ステップS10でWU中にプリント部数を入力する。ステップS11で、WU中にコピー(プリント)SW(スイッチ)をonする。ステップS12で、定着温度がTn-1以上(暫定温度)か否かがチェックされ、Noの場合は暫定温度に達するまで加熱される。ステップS12でYesの場合はステップS13で定着温度がTn以上か否かがチェックされ、Yesの場合は、ステップS14で画像がモノクロか否かチェックされる。ステップS14でモノクロの場合はYesでステップS15へ進み、用紙が厚紙か否かチェックされ、厚紙でない(普通紙)の場合はNoで、ステップS16で、定着速度V4が選択され、ステップ18でプリントが開始される。ステップS15で厚紙の場合はYesで、ステップS17で定着速度V2が選択され、ステップ18でプリントが開始される。ステップS14でNoの場合は、ステップS19で用紙が厚紙か否かチェックされ、厚紙でない(普通紙)の場合はNoで、定着速度V3が選択され、ステップ18でプリントが開始される。ステップS19でYesの場合は、ステップ24で定着速度V1が選択され、ステップ18でプリントが開始される。ステップS13でNoの場合、ステップ21へ進み、ステップS21で画像がモノクロか否かチェックされる。ステップS21でモノクロでない場合は、Noで定着温度がTn以上になるのを待つ。ステップS21でモノクロの場合Yesとなり、ステップ22で用紙が厚紙か否かチェックされ、Yesの場合は定着温度がTn以上が必要となり、Noの場合は、ステップS23でプリント枚数がN枚以下かチェックされ、Noの場合は定着温度がTn以上が必要となる。Yesの場合はステップS24で定着温度V1が選択され、ステップS18でプリントが開始される。
次に、図6(a)のプリント枚数を、さらにN1,N2に区分した場合を、図6(b)のフロー図に従って説明する。
図6(b)において、ステップS30でWU中にプリント部数を入力する。ステップS31で、WU中にコピー(プリント)SW(スイッチ)をonする。ステップS32で、定着温度がTn-1以上(暫定温度)か否かが検知され、Noの場合は暫定温度に達するまで加熱される。ステップS32でYesの場合はステップS33で定着温度がTn以上か否かが検知され、Yesの場合は、ステップS34で画像がモノクロか否かチェックされる。ステップS34でモノクロの場合はYesでステップS35へ進み、用紙が厚紙か否かチェックされ、厚紙でない(普通紙)の場合はNoで、ステップS36で、定着速度V4が選択され、ステップ38でプリントが開始される。ステップS35で厚紙の場合は、ステップS37で定着速度V2が選択され、ステップS38でプリントが開始される。ステップS34でNoの場合は、ステップS39で用紙が厚紙か否かチェックされ、厚紙でない(普通紙)の場合はNoで、定着速度V3が選択され、ステップ38でプリントが開始される。ステップS39でYesの場合は、ステップS45で定着速度V1が選択され、ステップ38でプリントが開始される。ステップS33でNoの場合は、ステップ41へ進み、ステップS41で画像がモノクロか否かチェックされる。ステップS41でモノクロでない場合はNoで定着温度がTn以上になるのを待つ。ステップS41でモノクロの場合Yesとなり、ステップ42で用紙が厚紙か否かチェックされ、Yesの場合は定着温度がTn以上が必要となり、Noの場合は、ステップS43でプリント枚数がN1枚以下か否か問われ、Yesの場合はステップS45へ進み定着速度V1が選択され、ステップS38でプリントが開始される。ステップS43でNoの場合は、ステップS44でプリント枚数がN2以下か否かチェックされ、No(N2より多い)の場合は定着温度がTn以上を必要となり、ステップS33にもどる。ステップS44でYesの場合は、定着速度V3が選択され、ステップS38でプリントが開始される。
ただし、図6において、定着速度はV1<V2<V3<V4順とし、プリント枚数はN1<N2とする。
画像形成装置の全体構成の一例を示す模式図である。 本実施の形態と従来とのWU時間を比較するためための1例を示す図である。 図2のWU短縮モードにおけるWU時間と定着温度との関係を説明するための図である。 プリント枚数により選択される搬送速度の制御についてのフロー図である。 搬送速度を3つ以上持っている場合のWU短縮モードにおけるプリント枚数、搬送速度と定着温度とWU時間との関係を説明するための図である。 紙種、画像の種類、プリント枚数に応じて4つの搬送速度が選択できる制御に係わるフロー図である。
符号の説明
1 画像形成手段
2 ベルトユニット
10 感光体
20 中間転写ベルト
4 定着装置
41 加熱ローラ
42 圧着ローラ
85 操作パネル
B1 制御部
TH 接触温度センサ

Claims (5)

  1. 複数の搬送速度に制御でき、ウォーミングアップ完了後の設定温度より低い暫定温度以上で定着処理ができる定着装置を有する画像形成装置において、ウォーミングアップ中に設定されたプリント部数に対応するプリント枚数を算出し、算出されたプリント枚数が所定の枚数より少ないか否かを判別し、少ないと判別した場合は、前記暫定温度に達するとともに、通常プリントモードの搬送速度よりも遅い搬送速度で定着処理を行うように搬送速度を制御する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. プリントされる用紙の紙種に応じて前記搬送速度を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. プリントされる画像情報に応じて前記搬送速度を選択することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像情報は、単色または多色のモード選択により入力されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. ウォーミングアップ中にプリント釦が押された時点での温度以上の温度に対応する搬送速度が選択されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2007118448A 2007-04-27 2007-04-27 画像形成装置 Pending JP2008275833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007118448A JP2008275833A (ja) 2007-04-27 2007-04-27 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007118448A JP2008275833A (ja) 2007-04-27 2007-04-27 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008275833A true JP2008275833A (ja) 2008-11-13

Family

ID=40053874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007118448A Pending JP2008275833A (ja) 2007-04-27 2007-04-27 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008275833A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123124A (ja) * 2009-12-08 2011-06-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
CN102236309A (zh) * 2010-04-21 2011-11-09 京瓷美达株式会社 图像形成装置
JP2013218358A (ja) * 2010-04-21 2013-10-24 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置における画像形成方法
JP2014224982A (ja) * 2013-04-22 2014-12-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、定着動作制御方法
CN104883468A (zh) * 2014-02-27 2015-09-02 夏普株式会社 图像形成装置以及该装置的起动方法
US9182711B2 (en) 2013-04-30 2015-11-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device for suppressing power consumption by fixing unit
JP2017015814A (ja) * 2015-06-29 2017-01-19 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置およびプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002132086A (ja) * 2000-10-20 2002-05-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2006242982A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002132086A (ja) * 2000-10-20 2002-05-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2006242982A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123124A (ja) * 2009-12-08 2011-06-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
CN102236309A (zh) * 2010-04-21 2011-11-09 京瓷美达株式会社 图像形成装置
JP2011242746A (ja) * 2010-04-21 2011-12-01 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2013218358A (ja) * 2010-04-21 2013-10-24 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置における画像形成方法
US8781345B2 (en) 2010-04-21 2014-07-15 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and method of forming image
JP2014224982A (ja) * 2013-04-22 2014-12-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、定着動作制御方法
US9182711B2 (en) 2013-04-30 2015-11-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device for suppressing power consumption by fixing unit
CN104883468A (zh) * 2014-02-27 2015-09-02 夏普株式会社 图像形成装置以及该装置的起动方法
CN104883468B (zh) * 2014-02-27 2018-04-13 夏普株式会社 图像形成装置以及该装置的起动方法
JP2017015814A (ja) * 2015-06-29 2017-01-19 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9063481B2 (en) Fixing device, image forming apparatus and surface restoration method
JP2002318482A (ja) 画像形成装置
JP2008275833A (ja) 画像形成装置
JP4455144B2 (ja) 画像形成装置
JP2007025353A (ja) 画像形成装置
US5991563A (en) Image forming apparatus
JP2016151702A (ja) 画像形成システム、画像形成装置および蛇行補正方法
JP2009109716A (ja) 画像形成装置
US7127188B2 (en) Image forming apparatus
JP4306557B2 (ja) 画像形成システム
JP2008009097A (ja) 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
JP4517864B2 (ja) 画像形成装置
JP2004117853A (ja) カラー画像形成装置
JP2007279624A (ja) 画像形成装置
JP2007140309A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2005106919A (ja) 画像形成装置
JP2004178888A (ja) 加熱装置
JP2007298561A (ja) 画像形成装置
JP4479419B2 (ja) 画像形成装置
JPH1152781A (ja) 画像形成装置
JP5862626B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2007171752A (ja) 画像形成装置
JPH11327352A (ja) 両面画像形成装置
JP2010139954A (ja) 画像形成装置
JP2006209009A (ja) 定着装置、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100201

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120417