JP2008273290A - エアバッグシステムの配管の保護構造 - Google Patents

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聡 梶
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Abstract

【課題】車輛の衝突時等にエアバッグが膨出する際、インフレータから吐出する高圧ガス中に混入する破片や異物から配管の内面を保護するようにしたエアバッグシステムの配管の保護構造を提供する。
【解決手段】1は衝撃検出センサ2や着火装置3及びガス発生器4等を備えたインフレータ、5は高圧ガス(約10MPa)等の吐出により瞬時に膨出するエアバッグを示し、前記インフレータ1のガス吐出口6とエアバッグ5のガス流入口7とは、湾曲したゴムホース,樹脂ホース等の配管8を介して接続されている。前記インフレータ1のガス吐出口6に設けられた口金9の内部には、高圧ガスQ中に混入する破片や異物を除去するフィルター10が設けてある。前記フィルター10は、高圧ガスQの流動する方向Sと直交する向きに配設され、加締め部材11または接着(溶接またはロウ付け)により固定されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エアバッグシステムの配管の保護構造に係わり、更に詳しくはインフレータから吐出する高圧ガスに混入する破片や異物を除去し、ゴムホース等の配管の内面を保護するエアバッグシステムの配管の保護構造に関するものである。
従来、自動車等に搭載されるエアバッグシステムは、衝撃検出センサや着火装置,ガス発生器等を備えたインフレータと、高圧ガス(約10MPa)等の吐出により瞬時に膨出するエアバッグとが一体的に形成されている。このようなエアバッグシステムは、車輛の運転席のハンドルや、ダッシュボードや後部座席等に組み込まれていることが多い(例えば、特許文献1参照)。
しかし、近年ではエアバッグシステムとして、インフレータとエアバッグとを分離し、この両者をゴムホース等の配管等により接続して構成するものが提案されている。然しながら、この接続用の配管は直線的なものとは限らず、部品等を避けて湾曲させて配管する場合があり、また振動や揺動を吸収するために、ゴムホースのような柔軟な材料を使用する場合がある。
このような湾曲した柔軟なゴムホースを配管として使用している場合に、インフレータから吐出した高圧ガス(約2気圧)がゴムホース内を流れる際、高圧ガス中に混入した破片や異物等がゴムホースの内面や補強層に突き刺さったり、傷付けることがあり、ゴムホースが膨れたり、破ける等の問題があった。
特開2005−255082号公報
この発明はかかる従来の問題点に着目し、車輛の衝突時等にエアバッグが膨出する際、インフレータから吐出する高圧ガス中に混入する破片や異物から配管の内面を保護するようにしたエアバッグシステムの配管の保護構造を提供することを目的とするものである。
この発明は上記目的を達成するため、インフレータとエアバッグとを結ぶ配管の保護構造であって、前記インフレータから吐出する高圧ガスの口金内部に、高圧ガス中に混入する破片や異物を除去するフィルターを設けたことを要旨とするものである。
ここで、前記フィルターは、高圧ガスの流動する方向と直交する向きに配設され、加締め部材または接着により固定し、また前記フィルターは、ステンレス,鉄の線材,樹脂材料から選ばれた一つを使用するものである。
このようにインフレータから吐出する高圧ガスの口金内部に、高圧ガス中に混入する破片や異物を除去するフィルターを設けたので、ゴムホース等の配管の内面を保護し、ゴムホースが膨れたり破けるのを未然に防止出来るものである。
この発明は、上記のようにインフレータとエアバッグとを結ぶ配管の保護構造であって、前記インフレータから吐出する高圧ガスの口金内部に、高圧ガス中に混入する破片や異物を除去するフィルターを設けたので、車輛の衝突時等にエアバッグが膨出する際、インフレータから吐出する高圧ガス中に混入する破片や異物等から配管の特に湾曲した外側内面を保護し、ゴムホースが膨れたり破けるのを未然に防止出来る効果がある。
以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
図1はこの発明を実施したエアバッグシステムの概略構成図、図2は図1のX部の拡大断面図を示し、1は衝撃検出センサ2や着火装置3及びガス発生器4等を備えたインフレータ、5は高圧ガス(約10MPa)等の吐出により瞬時に膨出するエアバッグを示し、前記インフレータ1のガス吐出口6とエアバッグ5のガス流入口7とは、湾曲したゴムホース,樹脂ホース等の配管8を介して接続されている。
前記インフレータ1のガス吐出口6に設けられた口金9の内部には、高圧ガスQ中に混入する破片や異物を除去するフィルター10が設けてある。前記フィルター10は、高圧ガスQの流動する方向Sと直交する向きに配設され、加締め部材11または接着(溶接またはロウ付け)により固定されている。
また前記フィルター10は、ステンレス,鉄の線材,樹脂材料から選ばれた一つを使用し、具体的にはパンチングメタルや編み目状のものを使用するものである。更に配管8の湾曲部8aの外側内壁面に、内面保護材を設けることで湾曲したゴムホースの内壁面を保護することが可能である。
内面保護材としては、麻,綿等の天然繊維,PET,PA等の樹脂繊維,ステンレス等の蛇腹管や螺旋管等の金属管,セラミック管等の非金属管,PET,PA等の樹脂管から選ばれた一つを使用して円筒状に形成されたものを使用する。
以上のように、この発明ではインフレータ1から吐出する高圧ガスQの口金9の内部に、高圧ガスQ中に混入する破片や異物を除去するフィルター10を設けたので、車輛の衝突時等にエアバッグ5が膨出する際、インフレータ1から吐出する高圧ガスQ中に混入する破片や異物等をフィルター10により除去でき、この結果、配管8の湾曲した外側内面を保護して、ゴムホース等の配管8の内壁面が膨れたり、破けるのを防止出来るものである。
更に、配管8内の少なくともインフレータ1から吐出する高圧ガスQの当接する部分に、内面保護材12を内装することで、高圧ガスQ中に混入する破片や異物等がフィルター10を通過しても、該破片や異物を内面保護材12により保護することも可能であり、よりゴムホース等の配管8の内壁面が膨れたり、破けるのを防止出来る。
この発明を実施したエアバッグシステムの概略構成図である。 図1のX部の拡大断面図である。
符号の説明
1 インフレータ
2 衝撃検出センサ
3 着火装置
4 ガス発生器
5 エアバッグ
6 ガス吐出口
7 ガス流入口
8 配管
8a 湾曲部
9 口金
10 フィルター
11 加締め部材
12 内面保護材
Q 高圧ガス

Claims (3)

  1. インフレータとエアバッグとを結ぶ配管の保護構造であって、
    前記インフレータから吐出する高圧ガスの口金内部に、高圧ガス中に混入する破片や異物を除去するフィルターを設けたことを特徴とするエアバッグシステムの配管の保護構造。
  2. 前記フィルターは、高圧ガスの流動する方向と直交する向きに配設され、加締め部材または接着により固定した請求項1に記載のエアバッグシステムの配管の保護構造。
  3. 前記フィルターは、ステンレス,鉄の線材,樹脂材料から選ばれた一つを使用する請求項1または2に記載のエアバッグシステムの配管の保護構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002024493A1 (fr) * 2000-09-19 2002-03-28 Nippon Kayaku Kabushiki-Kaisha Generateur de gaz
JP2003306101A (ja) * 2002-04-12 2003-10-28 Honda Motor Co Ltd 車両外置きエアバッグ装置
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