JP2008273261A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両の天井部分に設置されるエバポレータユニットで発生するドレン水を活用し、所要のタイミングで車両に搭載されている被冷却機器をドレン水により効率よく冷却することができる車両用空気調和装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 少なくともエバポレータ22と、ドレンパン23と、エバポレータ用ファン24とを備えたエバポレータユニット20が車両1の天井部分に設置される車両用空気調和装置10において、ドレンパン23に接続されるドレンホース25が、車両1に搭載される機器であって冷却が必要な被冷却機器32,34,35,51にドレン水を供給可能に配設され、エバポレータユニット22からのドレン水供給が、エバポレータ用ファン24の回転制御により調整される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、バス等のように車両の天井部分にエバポレータユニットが設置される車両用空気調和装置に好適に適用できる車両用空気調和装置に関するものである。
大型バス等に適用される車両用空気調和装置においては、車両天井部分の中央部あるいは後部の両側に、エバポレータ、ドレンパン、エバポレータ用ファン等を備えたエバポレータユニットが設置される。そして、このエバポレータユニットで生成される冷風を、天井部分の両側に車両前後方向に沿って設けられるダクトを介して各客席に配風し、車室内を空調するようにしている。また、空気調和装置を構成するコンデンサ、コンデンサ用ファン、レシーバ等を備えたコンデンサユニットは、車両の中央部あるいは後部の床下に設置される。また、車両走行用ディーゼルエンジンにより駆動される圧縮機は、車両後部のエンジンルームに設置され、それらエバポレータユニット、コンデンサユニット、および圧縮機は、冷媒配管を介して接続される。
上記のような車両用空気調和装置では、車室内の冷房運転を行うことにより、空気中の水分がエバポレータで凝縮し、ドレン水が発生する。このドレン水は、エバポレータの下部に設けられるドレンパン内に滴下された後、ドレンパンに接続されているドレンホースを介してそのまま車外に排出されるのが通常である。
一方、自動車用クーラユニットにおいて、エバポレータで発生されるドレン水を利用することにより、液冷媒が流通される液冷媒配管を冷却し、冷房効率を向上させるようにしたものが、特許文献1に示されている。また、バス等の車両の屋根上に蒸発器部と凝縮器部とを一体としたルーフトップ型空調ユニットを設置し、蒸発器コイルで発生されるドレン水を、蒸発器部から適当な流路を経て凝縮器部側に導き、凝縮器用ファンのモータ軸に取り付けられているスリンガにより、ドレン水を凝縮器コイルに散布して、蒸発処理するようにしたものが、特許文献2に示されている。
特開平5−332623号公報 特表2006−525186号公報
上記特許文献1および2は、エバポレータ側で発生されたドレン水を、液冷媒配管と熱交換させて液冷媒を過冷却し、冷房効率を向上させる、あるいはコンデンサに散布してドレン水を蒸発処理し、あわせて凝縮能力を高め、冷房効率を向上させることにより、ドレン水の冷熱を有効利用することを教示している。
この技術を、エバポレータユニットが車両天井部分に設置され、コンデンサユニットが車両床下部分に設置される上記バス用空気調和装置に適用すると、エバポレータユニットのドレンパンに接続されるドレンホースを介してドレン水がコンデンサユニットに導かれることとなる。
この場合、ドレンホースの先端開口をコンデンサユニットのコンデンサ、レシーバ、あるいは液冷媒配管の上方に配設し、そこからコンデンサ、レシーバ、あるいは液冷媒配管にドレン水を散水する構成となる。しかし、空気調和装置の運転中は、エバポレータ用ファンが高速回転されており、ドレンパン側が負圧気味になることから、ドレン水が排出されにくく、必要なタイミングでドレン水を散水することができない。このため、有効に活用しづらく、結果としてドレン水をドレンパンで受け、重力に任せて、ドレンホースにより車外に自然排出しているのが実情である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、車両の天井部分に設置されるエバポレータユニットで発生するドレン水を活用し、所要のタイミングで車両に搭載されている被冷却機器をドレン水により効率よく冷却することができる車両用空気調和装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車両用空気調和装置は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる車両用空気調和装置は、少なくともエバポレータと、ドレンパンと、エバポレータ用ファンとを備えたエバポレータユニットが車両の天井部分に設置される車両用空気調和装置において、前記ドレンパンに接続されるドレンホースが、前記車両に搭載される機器であって冷却が必要な被冷却機器にドレン水を供給可能に配設され、前記エバポレータユニットからのドレン水供給が、前記エバポレータ用ファンの回転制御により調整されることを特徴とする。
本発明によれば、エバポレータユニットのドレンパンに接続されるドレンホースが、冷却が必要な被冷却機器にドレン水を供給可能に配設され、エバポレータユニットからのドレン水供給がエバポレータ用ファンの回転制御により調整されるため、被冷却機器にドレン水を供給する際、エバポレータ用ファンの回転を制御、すなわちファンを停止あるいは低速回転とすることにより、天井部分に設置されているエバポレータユニットのドレンパン側からヘッド差を利用して被冷却機器側に必要なタイミングでドレン水を供給することができる。つまり、空気調和装置の運転中はエバポレータ用ファンが高速回転され、ドレンパン側が負圧気味となるため、ドレン水が排出されにくく、必要なタイミングでドレン水を供給することができない。しかし、上記のように、エバポレータ用ファンの回転を制御することにより、そのタイミングでドレンパンやドレンホースに溜まっているドレン水を円滑に被冷却機器に供給することができる。従って、所要のタイミングで低温のドレン水を活用して被冷却機器を効率よく冷却することができ、能力の向上や高い冷却効果を得ることができる。
さらに、本発明の車両用空気調和装置は、上記の車両用空気調和装置において、前記被冷却機器が、前記空気調和装置を構成するコンデンサユニットのコンデンサ、レシーバ、または液冷媒配管の少なくとも1つ以上とされることを特徴とする。
本発明によれば、被冷却機器が、空気調和装置を構成するコンデンサユニットのコンデンサ、レシーバ、または液冷媒配管の少なくとも1つ以上とされるため、低温のドレン水をこれら被冷却機器に散水することにより、液冷媒に対して充分な過冷却を付与することができる。従って、空気調和装置の冷房能力を向上させることができる。
さらに、本発明の車両用空気調和装置は、上記の車両用空気調和装置において、前記エバポレータユニットからのドレン水供給が、クールダウン運転時に車内温度の降下速度が所定値以下になったタイミングで行われることを特徴とする。
本発明によれば、エバポレータユニットからのドレン水供給が、クールダウン運転時に車内温度の降下速度が所定値以下になったタイミングで行われる。このように、車内温度の降下速度が所定値以下になったタイミングでドレン水を供給し、冷房能力を増大させることにより、車内温度の降下速度を速くし、車内温度を迅速に設定温度まで降下させることができる。これによって、クールダウン性能を改善し、空調性能を向上させることができる。
さらに、本発明の車両用空気調和装置は、上記の車両用空気調和装置において、前記被冷却機器が、車両走行用ディーゼルエンジンの排気ガス処理に用いられるディーゼルパティキュレートフィルタまたはその周辺補器類とされることを特徴とする。
本発明によれば、被冷却機器が、車両走行用ディーゼルエンジンの排気ガス処理に用いられるディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)またはその周辺補器類とされるため、DPFの再生時(捕集した微粒子を燃焼させる)に発生する高熱を、ドレン水の供給によって、効率よく冷却することができる。これによって、DPF自身またはその周辺補器類を熱害から保護し、耐久性を向上させることができる。
さらに、本発明の車両用空気調和装置は、上記の車両用空気調和装置において、前記ディーゼルパティキュレートフィルタまたはその周辺補器類へのドレン水供給が、前記ディーゼルパティキュレートフィルタの手動再生時に、前記空気調和装置を冷房運転して行われることを特徴とする。
本発明によれば、DPFまたはその周辺補器類へのドレン水供給が、DPFの手動再生時に、空気調和装置を冷房運転することにより行われる。これにより、車両を停止させて行われるDPFの再生時にも、DPFから発生される高熱を空気調和装置の冷房運転で発生されるドレン水を利用して効率よく冷却することができる。従って、DPF自身またはその周辺補器類を熱害から保護することができる。
さらに、本発明の車両用空気調和装置は、上述のいずれかの車両用空気調和装置において、前記エバポレータ用ファンが、前記被冷却機器への前記ドレン水供給時、停止、オン/オフ、または低速回転のいずれかに制御されることを特徴とする。
本発明によれば、エバポレータ用ファンが、被冷却機器へのドレン水供給時、停止、オン/オフ、または低速回転のいずれかに制御されるため、ドレン水の供給時、ドレンパン側の圧力をドレンホースの先端が開口する部位の圧力と同一圧力とすることができる。つまり、空気調和装置の運転中、エバポレータ用ファンの高速回転により負圧気味となっているドレンパン側の圧力を、エバポレータ用ファンを停止、オン/オフ、または低速回転とすることにより大気圧とし、ドレンホースの両端部位の圧力を同一圧力とすることができる。これにより、ヘッド差を利用してドレンパンやドレンホースに溜まっているドレン水を速やかに被冷却機器に供給することができる。従って、必要なタイミングで適宜低温のドレン水を活用して被冷却機器を効率よく冷却することができ、能力の向上や高い冷却効果を得ることができる。
さらに、本発明の車両用空気調和装置は、上述のいずれかの車両用空気調和装置において、前記エバポレータユニットが、車両の天井部分の両側に一対設置され、前記被冷却機器への前記ドレン水供給時、前記一対のエバポレータユニットが交互にドレン水供給制御されることを特徴とする。
本発明によれば、エバポレータユニットが、車両の天井部分の両側に一対設置され、被冷却機器へのドレン水供給時、一対のエバポレータユニットが交互にドレン水供給制御されるため、一対のエバポレータユニットから交互にドレン水を供給することにより、被冷却機器に対して連続的にドレン水を供給することが可能となる。つまり、一方のエバポレータユニットで冷房運転を行ってドレン水を発生させながら、他方のエバポレータユニットからドレン水を供給する動作を一定時間間隔で交互に繰り返すことにより、冷房運転を継続しながら被冷却機器に対して連続的にドレン水を供給することができる。従って、長期にわたり継続して低温のドレン水を供給し、能力向上や冷却効果を得つづけることができる。
本発明によると、エバポレータ用ファンの回転を制御することにより、エバポレータユニットのドレンパン側からヘッド差を利用してドレンパンやドレンホースに溜まっているドレン水を円滑に被冷却機器に供給することができるため、所要のタイミングで低温のドレン水を活用して被冷却機器を効率よく冷却することができ、能力の向上や高い冷却効果を得ることができる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図4を用いて説明する。
図1および図2には、本発明の第1実施形態にかかる車両用空気調和装置を搭載した大型バス車両1の概略斜視図が示されている。大型バス車両1は、その後方部に図示省略の走行用ディーゼルエンジンを搭載しており、このディーゼルエンジンを駆動源として走行される。また、大型バス車両1には、上記走行用ディーゼルエンジンにより駆動され、車室内を空調する空気調和装置10が搭載される。この空気調和装置10は、図1に示されるように、車両1の中央部位に搭載される場合と、図2に示されるように、車両1の後方部位に搭載される場合とがある。ただし、空気調和装置10の構成は、何れの場合も同じであるので、以下に空気調和装置10の構成について、同一符号を付して説明する。
空気調和装置10は、車両1の天井部分に設置される左右一対のエバポレータユニット20と、車両1の床下部分に設置されるコンデンサユニット30と、車両1の後方エンジンルーム内に設置される複数台(本例の場合、2台)の圧縮機40とから構成される。各エバポレータユニット20は、図3に示されるように、ユニット本体21と、このユニット本体21内において、車両前後方向に沿って配設される細長いエバポレータ22と、エバポレータ22の下部に配設され、エバポレータ22で発生されたドレン水を受けるドレンパン23と、エバポレータ22を通して車内空気を循環させる複数台(本例の場合、4台)のエバポレータ用ファン24とを有する。
このエバポレータユニット20は、エバポレータ用ファン24により車両1の天井部分に設けられている空気吸い込み口2を経て車内空気を吸い込み、エバポレータ22を通過させて冷却した後、ダクト3に吹き出す構成とされる。ダクト3は、車両1の天井部の両側にその前部から後部にかけ略全長にわたって設けられ、エバポレータユニット20より吹き出される冷風を車両1の前後方向に配風するものである。ダクト3には、各座席4の上方に対応して空気吹き出し口5が設けられ、車内に向けて冷風を吹き出すことができるように構成されている。
コンデンサユニット30は、図3に示されるように、ユニット本体31と、ユニット本体31内において、車両1の床下側面に設けられる空気取り入れ口6に対面して配設されるコンデンサ32と、コンデンサ32に対して外気を流通させる複数台(本例の場合、2台)のコンデンサ用ファン33と、コンデンサ32に冷媒液配管34を介して接続されるレシーバ35とを有する。このコンデンサユニット30は、圧縮機40で圧縮された高温高圧の冷媒ガスをコンデンサ32で外気と熱交換させて凝縮液化し、それを一時的にレシーバ35で溜め、エバポレータユニット20に必要量を供給する機能を担っている。
2台の圧縮機40は、走行用ディーゼルエンジンにより図示省略の電磁クラッチを介して駆動されるように設置されており、該ディーゼルエンジンより動力を得て回転され、冷媒ガスを圧縮するものである。この2台の圧縮機40と、上記コンデンサ32、レシーバ35、図示省略の膨張弁、およびエバポレータ22をこの順に冷媒配管で接続することにより、空気調和装置10の冷凍サイクルが構成される。なお、2台の圧縮機40は冷凍サイクルに対して並列に接続される。
上記エバポレータユニット20のドレンパン23には、前後2箇所にドレン水を排出するためのドレンホース25が接続される。この2本のドレンホース25の他端は、各々コンデンサユニット30に導かれ、その先端開口は、図3に示されるように、レシーバ35またはレシーバ35の前後に接続される冷媒液配管34のいずれか、あるいはその双方に向けてドレン水を散水できる位置に配設される。また、上記ドレンホース25の先端開口は、図4に示されるように、コンデンサ32の上部からその空気吸い込み側に向けてドレン水を散水できる位置に配設することができる。
ドレンホース25は、ドレンパン23に滴下されたドレン水を車外に排出するためのものであるが、ドレン水の冷熱を有効活用するため、上記のように、ドレンホース25の他端開口をコンデンサユニット30内に導き、その構成部品であるコンデンサ32、レシーバ35、または冷媒液配管34等に散水できるように構成されている。しかし、ドレンホース25が接続されるドレンパン23は、エバポレータ用ファン24の吸い込み側に配置されているため、空気調和装置10の運転中、エバポレータ用ファン24が高速で回転されると、ドレンパン23側の圧力P1は、負圧気味となる。一方、ドレンホース25の先端開口部位の圧力P2は、大気圧であり、P1<P2の関係となることから、ドレン水が排出されにくく、必要なタイミングで円滑にドレン水を散水することができない。
そこで、本実施形態では、ドレン水の供給(散水)が必要な時、エバポレータ用ファン24の回転を制御することにより、所要のタイミングでドレン水を供給できるようにしている。つまり、ドレン水の供給が必要な時、エバポレータ用ファン24を停止、オン/オフまたは低速回転のいずれかに制御することにより、ドレンパン23側の圧力P1を大気圧とし、P1=P2となるようにする。これによって、ドレンパン23およびドレンホース25に溜まっているドレン水をヘッド差により速やかに排出し、コンデンサ32、レシーバ35、または冷媒液配管34の少なくとも1つに散水できる構成としている。
以上に説明の構成により、本実施形態によると、以下の作用効果を奏する。
空気調和装置10が運転され、エバポレータ用ファン24が回転されると、車室内の空気は、空気吸い込み口2からエバポレータユニット20に吸い込まれ、エバポレータ22を通過する間に冷媒と熱交換されて冷却される。この冷風は、エバポレータユニット20からダクト3に吹き出され、ダクト3内を車両1の前後方向に流通される間に、順次吹き出し口5から座席4に向けて車室内に吹き出され、車室内の冷房に供される。
この間、エバポレータ22に循環される空気に含まれる水分は、エバポレータ22のフィン表面で凝縮し、ドレン水となってドレンパン23に滴下される。このドレン水は、ドレンパン23からドレンホース25を経てコンデンサユニット30に導かれ、その構成部品であるコンデンサ32、レシーバ35、または冷媒液配管34のいずれか1つ以上に散水される。この際、エバポレータ用ファン24が高速回転されていると、ドレンパン23側の圧力P1が負圧気味となるため、ドレン水が排出されにくく、必要なタイミングでドレン水を排出することができず、ドレンホース25およびドレンパン23内に溜まるドレン水の一定量が自然排出されるだけである。
しかして、本実施形態では、低温のドレン水をコンデンサ32やレシーバ35または冷媒液配管34に散水し、ドレン水の冷熱を活用して凝縮能力の向上や液冷媒に過冷却を付与して冷房能力の向上を図りたいタイミングでエバポレータ用ファン24の回転を制御する。つまり、エバポレータ用ファン24を停止、オン/オフまたは低速回転のいずれかに制御する。これによって、ドレンパン23側の圧力P1が大気圧となり、ドレンホース25の先端開口部位の圧力P2と同一圧となるため、ドレンホース25およびドレンパン23内に溜まっているドレン水をヘッド差により速やかに排出することができる。
このため、所要のタイミングでドレンパン23やドレンホース25に溜まっているドレン水をコンデンサ32やレシーバ35または冷媒液配管34等の被冷却機器に散水することが可能となる。従って、低温のドレン水を活用して適宜被冷却機器を効率よく冷却することができ、凝縮能力の向上や凝縮冷媒に充分な過冷却を付与し、冷房能力を向上させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図5を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、左右一対のエバポレータユニット20から交互にドレン水を供給できるように構成している点が異なっている。その他の点については第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
本実施形態では、図5に示されるように、左右一対のエバポレータユニット20のドレンパン23から、それぞれドレンホース25をコンデンサユニット30に導き、各ドレンホース25の先端開口をコンデンサユニット30側のコンデンサ32、レシーバ35、または冷媒液配管34等の被冷却機器に散水できる位置に配設している。
そして、一対のエバポレータユニット20を、コンデンサユニット30側のコンデンサ32、レシーバ35、または冷媒液配管34等へのドレン水供給時、所定の時間間隔で交互にドレン水供給制御できる構成、すなわちエバポレータ用ファン24を停止、オン/オフまたは低速回転のいずれかに制御できる構成としている。
上記の構成により、コンデンサ32、レシーバ35、または冷媒液配管34等へのドレン水供給時、左右一対のエバポレータユニット20が所定時間間隔で交互にドレン水供給制御されるため、一対のエバポレータユニット20から交互にコンデンサユニット30側にドレン水を供給することができる。
従って、コンデンサユニット30側の被冷却機器に対して連続的にドレン水を供給することが可能となる。すなわち、一方のエバポレータユニット20で冷房運転を行い、ドレン水を発生させながら、他方のエバポレータユニット20からドレン水を供給する動作を一定時間間隔で交互に繰り返すことにより、冷房運転を継続しながら被冷却機器に対して連続的にドレン水を供給することができる。このため、長期にわたり継続して低温のドレン水を供給し、冷房能力の向上効果を得つづけることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、図6および図7を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、ドレン水供給制御タイミングがクールダウン運転時の車内温度降下速度により特定される点が異なっている。その他の点については第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。本実施形態においては、エバポレータユニット20からのドレン水供給が、クールダウン運転時に車内温度の降下速度が所定値以下になったタイミングで行われる。図6には、その制御フロー図が示されている。
図6に示されるように、空気調和装置10の運転を開始して車内温度TIを設定温度TSまで冷却するクールダウン運転時、運転がスタートされると、まず、ステップS1において、その時の車内温度TIと冷房設定温度TSとが検知される。ステップS2でTI−TS>5か否かが判断され、NOであれば、ステップS3に進み通常の温調制御が行われる。一方、YESであれば、ステップS4に移り、続いてTI−TS>10か否かが判断され、NOの場合は、ステップS3に進み通常の温調制御が行われ、YESの場合は、ステップS5に進む。ステップS5では、エバポレータ用ファン24が最大風量(Hi)とされるとともに、圧縮機40がオンとされて冷房運転が開始される。
上記冷房運転により、エバポレータ22のフィン温度TFは低下される。この冷房運転の間、フィン温度TFが検知される(ステップS6参照)。車内温度TIとフィン温度TFとは、図7に示されるように、運転時間の経過に伴って徐々に低下される。つまり、これらの温度は、クールダウンの初期は、吸い込み温度が高く、能力も大きいため、車内温度TIは急激に低下するが、車内温度が低下するに伴って、吸い込み温度が低くなり、能力が減少されることから、車内温度が下がりにくくなる。ステップS7では、現在のフィン温度TF1と1分前のフィン温度TF0とから、TF1>TF0−0.5か否かが判断される。図7に示されるように、1分間で0.5℃以上温度降下しておれば、ステップS7でNOと判断され、ステップS5の戻り冷房運転が続けられる。1分間で0.5℃以上温度降下しなくなった場合は、車内温度の降下速度が所定値以下になったと判断(YES)し、ステップS8に進み、タイマーTをゼロスタートさせ、ステップS9でエバポレータ用ファン24の風量をダウンさせる。
エバポレータ用ファン24の風量は、その回転を停止、オン/オフ、または低速回転とすることによりダウンされる。これによって、エバポレータユニット20はドレン水供給運転される。エバポレータ用ファン24の回転が上記のように調整されると、ドレンパン23側の圧力P1とドレンホース25の先端部位の圧力P2との関係が、P1=P2となり、ドレンパン23およびドレンホース25に溜まっていたドレン水がヘッド差により速やかに排出され、コンデンサ32、レシーバ35、または冷媒液配管34の少なくとも1つ以上に散水される。
エバポレータ用ファン24の風量ダウンによるドレン水供給運転が、タイマーTにより設定された時間(例えば、10秒間)だけ継続され、ステップS10でタイムアップと判断(YES)されると、ステップS11でエバポレータ用ファン24の風量は、元の最大風量(Hi)に戻され、ドレン水供給運転が終了される。このように、車内温度の降下速度が所定値以下になるタイミングを検知してエバポレータユニット20をドレン水供給運転し、低温のドレン水をコンデンサ32、レシーバ35、または冷媒液配管34の少なくとも1つ以上に散水することにより、液冷媒を過冷却して空気調和装置10の冷房能力をアップさせることができる。
このため、本実施形態によると、図7に一点鎖線で示されるように、車内温度TIの降下速度を速くし、車内温度TIを迅速に設定温度TSまで降下させることができるようになる。従って、クールダウン性能を改善し、空調性能を向上させることができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について、図8および図9を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1ないし第3実施形態に対して、ドレン水を供給する被冷却機器が異なっている。その他の点については第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。本実施形態では、図8に示されるように、エバポレータユニット20で発生されるドレン水を、車両1の走行用ディーゼルエンジン50に搭載される排気ガス処理用ディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)51に供給するようにしている。
ディーゼルエンジン50では、排気ガス低減のため、排気ガス再循環(EGR)によりNoxを低減し、Noxの低減により増加するPM(微粒子)をDPF51で捕集することによって、相反する「Noxの低減」と「PMの低減/燃費向上」との両立を図っている。このDPF51は、PMを捕集し、排気ガス中の煤を減少させるものであり、捕集したPMを燃焼させることにより、フィルタを再生するようにしている。PMの燃焼方法としては様々あり、通常は車両1が走行中に自動的に燃焼させるようにしているが、燃焼しきれない場合がある。その時は、車両1を停止し、アイドリング状態で手動再生する必要がある。
PMを燃焼させてDPF51を再生するには、高温で燃焼させる必要があり、DPF51自身またはその周辺補器類への熱害が懸念される。そこで、エバポレータユニット20で発生されるドレン水を、図8に示すように、ドレンホース25を介してDPF51自身またはその周辺補器類に供給することにより、これらの機器を低温のドレン水を利用して効率よく冷却できるようにしている。
図9には、その制御フロー図が示されている。まず、ステップS21において、DPF51の手動再生がオンか否かが判断される。YESと判断されると、ステップS22で外気温度TAが検知され、ステップS23において、外気温度TAが、例えば35℃以上か否かが判定(TA>35℃)される。NOと判定されると、空気調和装置10は停止のまま(ステップS24)とされ、一方、YESと判定されると、ステップS25で空気調和装置10が冷房運転され、エバポレータユニット20からドレン水を供給する上記実施形態と同様のドレン水供給運転が実施される。こうして、外気温が35℃以上の高温時、DPF51またはその周辺補器類を冷却するために、低温のドレン水がエバポレータユニット20から供給される。
さらに、ステップS27でDPF51の手動再生が終了したことが判定されると、ステップS27で空気調和装置10の運転が停止され、ドレン水の供給が終了される。上記したDPF51の手動再生は、乗客を乗せずに行われるので、空気調和装置10の温調性を無視して行うことができる。従って、ドレン水の発生、供給を優先させるため、例えば外気モードで空気調和装置10の冷房運転を行ってもよい。
以上のように、本実施形態によると、空気調和装置10のエバポレータユニット20で発生されるドレン水の供給によって、DPF51またはその周辺補器類を効率よく冷却することができる。従って、DPF51自身またはその周辺補器類を熱害から保護し、耐久性を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、コンデンサ32で凝縮された液冷媒は、レシーバ35の底部から溜められるため、ドレン水をレシーバ35の底部に供給することがより効果的である。また、第4実施形態において、左右一対のエバポレータユニット20を交互にドレン水供給運転し、継続的にDPF51等にドレン水を供給してもよいことはもちろんである。さらに、ドレンホース25をエバポレータユニット20からコンデンサユニット30とDPF51との双方に配設し、開閉弁等でドレン水を選択的に供給できるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る車両用空気調和装置を搭載したバス車両の一例を示す概略斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る車両用空気調和装置を搭載したバス車両の他の例を示す概略斜視図である。 図1および図2に示す車両用空気調和装置の概略構成図である。 図1および図2に示す車両用空気調和装置の変形例の概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用空気調和装置の概略構成図である。 本発明の第3実施形態に係る車両用空気調和装置の制御フロー図である。 図6に示す車両用空気調和装置のクールダウン運転時の特性図である。 本発明の第4実施形態に係る車両用空気調和装置の概略構成図である。 図8に示す車両用空気調和装置の制御フロー図である。
符号の説明
1 バス車両
10 車両用空気調和装置
20 エバポレータユニット
22 エバポレータ
23 ドレンパン
24 エバポレータ用ファン
25 ドレンホース
30 コンデンサユニット
32 コンデンサ
34 液冷媒配管
35 レシーバ
50 走行用ディーゼルエンジン
51 ディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)

Claims (7)

  1. 少なくともエバポレータと、ドレンパンと、エバポレータ用ファンとを備えたエバポレータユニットが車両の天井部分に設置される車両用空気調和装置において、
    前記ドレンパンに接続されるドレンホースが、前記車両に搭載される機器であって冷却が必要な被冷却機器にドレン水を供給可能に配設され、
    前記エバポレータユニットからのドレン水供給が、前記エバポレータ用ファンの回転制御により調整されることを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 前記被冷却機器が、前記空気調和装置を構成するコンデンサユニットのコンデンサ、レシーバ、または液冷媒配管の少なくとも1つ以上とされることを特徴とする請求項1に記載の車両用空気調和装置。
  3. 前記エバポレータユニットからのドレン水供給が、クールダウン運転時に車内温度の降下速度が所定値以下になったタイミングで行われることを特徴とする請求項2に記載の車両用空気調和装置。
  4. 前記被冷却機器が、車両走行用ディーゼルエンジンの排気ガス処理に用いられるディーゼルパティキュレートフィルタまたはその周辺補器類とされることを特徴とする請求項1に記載の車両用空気調和装置。
  5. 前記ディーゼルパティキュレートフィルタまたはその周辺補器類へのドレン水供給が、前記ディーゼルパティキュレートフィルタの手動再生時に、前記空気調和装置を冷房運転して行われることを特徴とする請求項4に記載の車両用空気調和装置。
  6. 前記エバポレータ用ファンが、前記被冷却機器への前記ドレン水供給時、停止、オン/オフ、または低速回転のいずれかに制御されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の車両用空気調和装置。
  7. 前記エバポレータユニットが、車両の天井部分の両側に一対設置され、前記被冷却機器への前記ドレン水供給時、前記一対のエバポレータユニットが交互にドレン水供給制御されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の車両用空気調和装置。
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