JP2008265923A - エレベータ - Google Patents

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浩二 奥村
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Abstract

【課題】着床した乗りかごが混雑している場合での新たなホール呼びにかかる効率を改善することで、乗りかご内およびホールにいる乗客の利便性を向上させる。
【解決手段】エレベータ制御装置1は、乗りかご4のかご荷重検出装置からの検出信号を入力し、この検出結果で示される荷重をもとに新たに人が乗り込めない混雑状態であるか否かを判別する。エレベータ制御装置1は、乗りかごが人が乗り込めない混雑状態であると判別した場合には当該着床している階床のホール呼び釦3が乗りかご4の発車前に操作された場合の機能を、戸開制御でなく、乗りかご4の発車後の新たなホール呼びの登録に切り替える。このホール呼び釦3が乗りかご4の発車前に操作された場合には、エレベータ制御装置1は、当該乗りかご4の発車後の新たなホール呼び登録を行なう。
【選択図】 図1

Description

本発明は、乗りかごの運転効率の改善機能を有するエレベータに関する。
従来、エレベータの乗客は、ホールにて乗りかごを呼ぶ場合、ホール呼び釦を押す。その後、ホール呼び釦は、乗りかごがホール呼び釦の押された階床に到着するまで点灯し続け、呼びのあった階に乗りかごが到着した時に消灯する。
エレベータの運転効率を向上させる手法として、例えば特許文献1に開示されたように、特定階床でのエレベータ需要の増大を検出した場合に当該階床のホール呼び釦を常時点灯に切り替えることで、乗りかごの応答時間を短縮している。
特開平6−40671号公報
エレベータ運転効率の良し悪しを決める要素としては、前述した乗りかごの応答時間だけではなく、昇降中の乗りかごの各階床での停止時間も挙げられる。
例えば、ある階床に到着した乗りかごの混雑等によりホールにいた利用者全員が乗りかごに乗り込むことが出来なかった場合、この乗り込むことの出来なかった利用者は、発車後に新たにホール呼びを行なおうと、消灯しているホール呼び釦を押してしまうことがある。
従来のエレベータでは、乗りかごが階床に着床した場合で、応答前の他の階床のホール呼びやかご呼びが残っている場合には、着床階での一定時間の戸開後、完全に戸閉した際に他の目的階へ向かって発車するが、この戸閉中、もしくは戸閉直後で乗りかごの発車前のタイミングで着床していた階床のホール呼び釦を押下すると、出発しようとしていた乗りかごのドアが再度開いてしまう。つまり、到着した乗りかごに利用者が乗り込み、扉が完全に閉まり出発するまで、新たなホール呼びを登録することができない。
しかし、前述したように乗りかごの中が既に混雑して満員となっている場合には、ホールに残っている乗客は新たに乗り込むことができないので、前述したようにドアが再度開いてしまったために乗りかごの到着から他の階床までの出発までの時間が長くなると、乗りかご内の乗客にとって不快であるばかりでなく、新たなホール呼びを行なえるまでの時間を要してしまうことになるのでホールに残った乗客にとっても不快である。
そこで、本発明の目的は、着床した乗りかごが混雑している場合での新たなホール呼びにかかる効率を改善することで、乗りかご内およびホールにいる乗客の利便性を向上させることが可能になるエレベータを提供することにある。
すなわち、本発明に係わるエレベータは、乗りかごの着床後に前記乗りかごの混雑状況が定められた水準にないと判別した場合で、戸開後から前記乗りかごが発車するまでに当該着床した階床のホール呼び釦が操作された場合には戸開動作を制御し、乗りかごの着床後に乗りかごの混雑状況が前述した水準にあると判別した場合で、戸開後から乗りかごが発車するまでに当該着床した階床のホール呼び釦が操作された場合には戸開動作を行なわずに当該乗りかごの発車後に応答させる当該階床のホール呼びの登録制御を行なうことを特徴とする。
本発明によれば、着床した乗りかごが混雑している場合での新たなホール呼びにかかる効率を改善することで、乗りかご内およびホールにいる乗客の利便性を向上させることができる。
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータのホールの各種装置の概略図である。図2は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの乗りかごの概略図である。
図1に示すように、各階床のホール(乗場)のホールドア2の近傍には、図2に示した乗りかご4の通常時のホール呼びを行なうために操作するホール呼び釦3が設けられる。
エレベータ制御装置1は、操作されたホール呼び釦3が設けられる階床のホール呼び登録を行い、この呼びに乗りかご4を応答させて、当該乗りかご4が着床すると、かご制御装置6にかごドアやホールドア2を開扉するための制御信号を出力する。
また、エレベータ制御装置1は、この開扉後、予め定められた時間が経過するか、乗りかご4内の戸閉釦が操作された場合には、かごドアやホールドア2を閉扉するための制御信号をかご制御装置6に出力する。この場合で、エレベータ制御装置1は、登録済みの呼びが残っている場合には、この呼びに応答すべく乗りかご4を発車させる。
また、本実施形態では、乗りかご4の床面に当該乗りかご4の荷重を検知するかご荷重検出装置5を備える。このかご荷重検出装置5は乗りかご4内の荷重の検知信号をエレベータ制御装置1に出力する。
各階床のホール呼び釦3は、操作されるか自階床のかご呼びが登録された場合に点灯する。この点灯したホール呼び釦3は乗りかご4が当該ホール呼び釦3の設置階床に到着して開扉した時点で消灯する。
本実施形態にしたがったエレベータでは、この消灯後に乗りかご4内の荷重を確認し、この荷重が予め定められた基準値を超え、満員で乗客がさらに乗り込めない状態である場合に、当該到着したホール呼び釦3を操作した場合の機能を、従来の戸開動作ではなく、乗りかご4の発車後の新たなホール呼び登録制御に変更する。
また、ホール呼び釦3の操作による機能が変更された事をホールの乗客に知らせるために、乗りかご4の荷重が前述した基準値を超えた際に乗りかご4が位置する階床のホール呼び釦3を点滅させる。
図3は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータのエレベータ制御装置の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、エレベータ制御装置1は、入力部11、荷重判別部12、機能制御部13および出力部14を備える。
入力部11は、ホール呼び釦3やかご荷重検出装置5からの信号を入力する。荷重判別部12は、かご荷重検出装置5による検出結果をもとに、乗りかご4内の荷重が予め定められた基準値を超えているか否かを判別する。
機能制御部13は、乗りかご4が着床している階床のホール呼び釦3が乗りかご4の発車前に操作された場合の機能を戸開制御、および当該乗りかご4の発車後の新たなホール呼び登録の機能との間で切り替える。
出力部14は、かごドアやホールドア2を開扉するための制御信号をかご制御装置6に出力する。
次に、このような構成のエレベータの処理動作について説明する。図4は、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャートである。
まず、エレベータ制御装置1は、登録済みのかご呼びやホール呼びがある場合、これらの呼びに乗りかご4を応答させる(ステップS1)。この場合、応答対象のホールのホール呼び釦3は点灯している。
乗りかご4が目的階に着床すると(ステップS2)、エレベータ制御装置1は、当該階床の呼びを取り消して、かご制御装置6に戸開制御の信号を出力するとともに、当該着床した階床のホールのホール呼び釦3を消灯させる(ステップS3)。ここでは、他の階床に関する登録済みの呼びが残っているものとする。
そして、エレベータ制御装置1の入力部11は、乗りかご4のかご荷重検出装置5からの検出信号を入力する(ステップS4)。荷重判別部12は、この検出結果で示される荷重と予め定められた基準値とを比較することで、乗りかご4内の荷重が前述した定められた基準値を超えているか否かを判別する(ステップS5)。この基準値とは、乗りかご4が混雑していて新たに人が乗り込めない混雑状態であるとみなす値である。
エレベータ制御装置1の荷重判別部12がステップS5の処理で「NO」と判別した場合には、機能制御部13は、乗りかご4内が新たに人が乗り込めない混雑状態ではないとみなし、前述した戸開後の時間経過か戸閉釦操作により戸閉して乗りかご4が発車するまでに当該着床している階床のホール呼び釦3が操作された場合には(ステップS6のYES)、従来のエレベータの機能と同様に、戸開制御のための制御信号を出力部14を介してかご制御装置4に出力する。これにより、かごドアおよびホールドア2が開扉することになる(ステップS7)。
また、エレベータ制御装置1の機能制御部13がステップS5の処理で「YES」と判別した場合には、機能制御部13は、乗りかご4内が新たに人が乗り込めない混雑状態にあるとみなし、当該着床している階床のホール呼び釦3が乗りかご4の発車前に操作された場合の機能を、戸開制御でなく、乗りかご4の発車後の新たなホール呼びの登録に切り替えるとともに(ステップS8)、当該着床している階床において消灯していたホール呼び釦3を点滅させる。これによりホールの乗客はホール呼び釦3の機能が変化したことを認識できる(ステップS9)。
この点滅中のホール呼び釦3が操作された場合には(ステップS10のYES)、エレベータ制御装置1は、当該乗りかご4の発車後の新たなホール呼び登録を行なう(ステップS11)。
この場合、エレベータ制御装置1は、乗りかご4内の戸開釦が操作されない限り戸開制御は行なわず、戸閉後、他の階床の呼びに応答すべく乗りかご4を発車させた後に、ステップS11の処理で登録されたホール呼びに応答すべく乗りかご4を昇降させる。また、機能制御部13は、この着床していた階床のホール呼び釦3が乗りかご4発車前に操作された場合の機能を戸開制御に戻す。
一方、この点滅中のホール呼び釦3が操作されない状態で(ステップS10のNO)、前述した戸開後に予め定められた時間が経過するか乗りかご4内の戸閉釦が操作された場合には、エレベータ制御装置1は、戸閉制御の為の信号を出力部14を介してかご制御装置6に出力し、他の階床の呼びに応答すべく乗りかご4を発車させる。
このように乗りかご4が発車した場合には(ステップS12のYES)、機能制御部13は、この着床していた階床のホール呼び釦3が操作された場合の機能を通常の機能に戻す(ステップS13)。
この場合、エレベータ制御装置1は、この着床していた階床への乗りかご4の再度の着床前にホール呼び釦3が操作された場合は当該階床の乗場呼び登録を行い、前述した着床していた階床へ乗りかご4が再度着床した場合、エレベータ制御装置1の荷重判別部12は、乗りかご4内の荷重が前述した定められた基準値を超えているか否かを再度判別することになる。
以上のように、本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータでは、着床した乗りかご4内が混雑していて新たに人が乗り込めない状態で、戸閉前に着床階床のホール呼び釦3が操作された場合に、戸開制御を行なう代わりに、乗りかご4の発車後の新たなホール呼びを登録する。これにより、到着した乗りかご4に乗ることが出来なかった利用者にとって、乗りかご4の発車後の新たなホール呼びを早く行なうことができ、また到着した乗りかご4に乗車し出発しようとしている利用者も再度ドアが開くことがないため、スムーズに目的階に移動できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るエレベータの構成のうち第1の実施形態と同様の同一部分の説明は省略する。
図5は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの乗りかごの概略図である。
この実施形態では、第1の実施形態と比較して、乗りかご4の混雑状態の判別の為に、かご荷重検出装置5を用いる代わりに、乗りかご4内に撮影手段であるかご内カメラ21を設置した上で、このかご内カメラ21による撮影画像をもとに、乗りかご4の混雑状態が予め定められた水準にあるか否かを判別する。
図6は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータのエレベータ制御装置の構成を示すブロック図である。
この実施形態では、図6に示すように、エレベータ制御装置1は、荷重判別部12の代わりに画像判別部22を備える。画像判別部22は、かご内カメラ21による撮影結果をもとに、乗りかご4内の混雑状態が予め定められた水準にあるか否かを判別する。また、入力部11は、ホール呼び釦3からの信号やかご内カメラ21からの撮影画像を入力する。
次に、このような構成のエレベータの処理動作について説明する。図7は、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャートである。
まず、第1実施形態におけるステップS1からS3の処理後(ステップS21,S22,S23)、エレベータ制御装置1の入力部11は、乗りかご4のかご内カメラ21からの撮影画像を入力する(ステップS24)。画像判別部22は、この撮影画像を解析して、かご内の乗客の占める割合を検出することで、乗りかご4内の混雑状態が前述した定められた水準にあるか否かを判別する(ステップS25)。この水準とは、乗りかご4が混雑していて新たに人が乗り込めない混雑状態であることを意味する。
エレベータ制御装置1の荷重判別部12がステップS25の処理で「NO」と判別した場合には、機能制御部13は、乗りかご4内が、新たに人が乗り込めない混雑状態ではないとみなし、第1の実施形態で説明したステップS6以降の処理に移行する(ステップS26,S27)。
また、エレベータ制御装置1の機能制御部13は、ステップS25の処理で「YES」と判別した場合には、乗りかご4内が、新たに人が乗り込めない混雑状態にあるとみなし、第1の実施形態で説明したステップS8以降の処理に移行する(ステップS28〜S33)。
以上のように、本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータでは、乗りかご4の撮影結果にしたがって、着床した乗りかご4内が混雑していて新たに人が乗り込めない状態であると判別した場合、戸閉前に着床階床のホール呼び釦3が操作された場合に、戸開制御を行なう代わりに、乗りかご4の発車後の新たなホール呼びを登録する。これにより、到着した乗りかご4に乗ることが出来なかった利用者にとって、乗りかご4の発車後の新たなホール呼びを早く行なうことができ、また到着した乗りかご4に乗車し出発しようとしている利用者も再度ドアが開くことがないため、スムーズに目的階に移動できる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るエレベータの構成のうち第1の実施形態と同様の同一部分の説明は省略する。
図8は、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータのホールの各種装置の概略図である。
前述した第1,第2の実施形態では、各階床の単一のホール呼び釦3が乗りかご4の発車前に押された場合の機能を戸開制御から、乗りかご4発車後の新たなホール呼び登録に変更したが、第3の実施形態では、図8に示すように、各階床に、通常時用の第1ホール呼び釦3に加えて、混雑時用の第2ホール呼び釦23をさらに設け、着床した乗りかご4の混雑状態が、新たに人が乗り込めない状態にある場合に、この第2ホール呼び釦23が押された際に、戸開制御を行なう代わりに、乗りかご4の発車後の新たなホール呼び登録を行なう。
この第3の実施形態にしたがったエレベータの乗りかご4は、図2に示したようにかご荷重検出装置5を備える。また、この第3の実施形態にしたがったエレベータのエレベータ制御装置1の構成は図3に示した構成と同様である。ただし、機能制御部13は、第1の実施形態のようにホール呼び釦3の機能を切り替えるのではなく、当該ホール呼び釦3の機能を変更せずに、混雑時用の第2ホール呼び釦23の操作を有効にする。
次に、このような構成のエレベータの処理動作について説明する。図9は、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャートである。
まず、初期状態が混雑していない通常時であるとする。通常時は、エレベータ制御装置1は、各階床の通常時用の第1ホール呼び釦3の操作を有効とする一方で、混雑時用の第2ホール呼び釦23の操作を無効としている。
そして、第1実施形態におけるステップS1からS3の処理後(ステップS41,S42,S43)、エレベータ制御装置1の入力部11は、乗りかご4のかご荷重検出装置5からの検出信号を入力する。荷重判別部12は、この検出結果で示される荷重と予め定められた基準値とを比較することで、乗りかご4内の荷重が前述した定められた基準値を超えているか否かを判別する(ステップS44)。
エレベータ制御装置1の荷重判別部12がステップS44の処理で「NO」と判別した場合には、機能制御部13は、乗りかご4内が、新たに人が乗り込めない混雑状態ではないとみなし、前述した戸開後の時間経過か戸閉釦操作により戸閉して乗りかご4が発車するまでに当該着床している階床の第1ホール呼び釦3が操作された場合には(ステップS45のYES)、従来のエレベータの機能と同様に、戸開制御のための制御信号を出力部14を介してかご制御装置4に出力する。これにより、かごドアおよびホールドア2が開扉することになる(ステップS46)。
また、エレベータ制御装置1の機能制御部13がステップS44の処理で「YES」と判別した場合には、機能制御部13は、乗りかご4内が、新たに人が乗り込めない混雑状態にあるとみなし、当該着床している階床の第2ホール呼び釦23の操作を有効とし、この第2ホール呼び釦23を点滅させる(ステップS47)。これによりホールの乗客は第2ホール呼び釦23の操作が有効となったことを認識できる。
この点滅中の第2ホール呼び釦23が操作された場合には(ステップS48のYES)、エレベータ制御装置1は、当該乗りかご4の発車後の新たなホール呼び登録を行なう(ステップS49)。
この場合、エレベータ制御装置1は、同じ階床の第1ホール呼び釦3や乗りかご4内の戸開釦が操作されない限り戸開制御は行なわず、戸閉後、他の階床の呼びに応答すべく乗りかご4を発車させた後に、ステップS49の処理で登録されたホール呼びに応答すべく乗りかご4を昇降させる。また、機能制御部13は、この着床していた階床の第2ホール呼び釦23の操作を無効にする。
一方、この点滅中の第2ホール呼び釦23が操作されない状態で(ステップS50のNO)、前述した戸開後に予め定められた時間が経過するか乗りかご4内の戸閉釦が操作された場合には、エレベータ制御装置1は、戸閉制御の為の信号を出力部14を介してかご制御装置6に出力し、他の階床の呼びに応答すべく乗りかご4を発車させる。
このように乗りかご4が発車した場合には(ステップS50のYES)、機能制御部13は、この着床していた階床において点滅していた第2ホール呼び釦23を消灯させ、この第2ホール呼び釦23の操作を再度無効にする(ステップS51)。
第2ホール呼び釦23の操作が無効となった後、エレベータ制御装置1の荷重判別部12は、乗りかご4が当該ホール呼び釦3の設置階床に再度着床して戸開した際に、かご荷重検出装置5からの信号をもとに、乗りかご4内の荷重が前述した定められた基準値を超えているか否かを再度判別する。
以上のように、本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータでは、着床した乗りかご4内が混雑していて新たに人が乗り込めない状態で、第2ホール呼び釦23の操作を有効として、この釦が戸閉前に操作された場合に、戸開制御を行なう代わりに、乗りかご4の発車後の新たなホール呼びを登録する。これにより、到着した乗りかご4に乗ることが出来なかった利用者にとって、乗りかご4の発車後の新たなホール呼びを早く行なうことができ、また到着した乗りかご4に乗車し出発しようとしている利用者も再度ドアが開くことがないため、スムーズに目的階に移動できる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータのホールの各種装置の概略図。 本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの乗りかごの概略図。 本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータのエレベータ制御装置の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの乗りかごの概略図。 本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータのエレベータ制御装置の構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータのホールの各種装置の概略図。 本発明の第3の実施形態にしたがったエレベータの処理動作の一例を示すフローチャート。
符号の説明
1…エレベータ制御装置、2…ホールドア、3…第1ホール呼び釦、4…乗りかご、5…かご荷重検出装置、6…かご制御装置、11…入力部、12…荷重判別部、13…機能制御部、14…出力部、21…かご内カメラ、22…画像判別部、23…第2ホール呼び釦。

Claims (8)

  1. 乗りかごの混雑状況が予め定められた水準にあるか否かを判別する判別手段と、
    前記乗りかごの着床後に前記乗りかごの混雑状況が前記水準にないと前記判別手段が判別した場合で戸開後から前記乗りかごが発車するまでに当該着床した階床のホール呼び釦が操作された場合には、戸開動作を制御し、前記乗りかごの着床後に前記乗りかごの混雑状況が前記水準にあると前記判別手段が判別した場合で戸開後から前記乗りかごが発車するまでに当該着床した階床のホール呼び釦が操作された場合には、戸開動作を行なわずに当該乗りかごの発車後に応答させる当該階床のホール呼びの登録制御を行なう制御手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータ。
  2. 前記制御手段は、
    前記乗りかごの着床後に前記乗りかごの混雑状況が前記水準にあると前記判別手段が判別した場合に、当該着床した階床のホール呼び釦を点滅させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 各階床のホールに設けられる通常時ホール呼び釦と、
    前記ホール呼び釦とは別に各階床のホールに設けられる混雑時ホール呼び釦と
    乗りかごの混雑状況が予め定められた水準にあるか否かを判別する判別手段と、
    前記乗りかごの着床後に前記乗りかごの混雑状況が前記水準にないと前記判別手段が判別した場合で戸開後から前記乗りかごが発車するまでに当該着床した階床の前記通常時ホール呼び釦が操作された場合には、戸開動作を制御し、前記乗りかごの着床後に前記乗りかごの混雑状況が前記水準にあると前記判別手段が判別した場合で戸開後から前記乗りかごが発車するまでに当該着床した階床の前記混雑時ホール呼び釦が操作された場合には、戸開動作を行なわずに当該乗りかごの発車後に応答させる当該階床のホール呼びの登録制御を行なう制御手段と
    を備えたことを特徴とするエレベータ。
  4. 前記制御手段は、
    前記乗りかごの着床後に前記乗りかごの混雑状況が前記水準にあると前記判別手段が判別した場合に、当該着床した階床の混雑時ホール呼び釦を点滅させる
    ことを特徴とする請求項3に記載のエレベータ。
  5. 前記乗りかごの荷重を検出する検出手段をさらに備え、
    前記判別手段は、前記検出手段による検出結果をもとに前記混雑状況が前記定められた水準にあるか否かを判別する
    ことを特徴とする請求項1または3に記載のエレベータ。
  6. 前記乗りかご内を撮影する撮影手段をさらに備え、
    前記判別手段は、前記撮影手段による撮影結果をもとに前記混雑状況が前記定められた水準にあるか否かを判別する
    ことを特徴とする請求項1または3に記載のエレベータ。
  7. 前記制御手段は、
    前記乗りかごの着床後に前記乗りかごの混雑状況が前記水準にあると前記判別手段が判別した場合で、戸開後から前記乗りかごが発車するまでに当該着床した階床のホール呼び釦が操作されなかった場合で、前記乗りかごの発車後に当該ホール呼び釦が操作された場合には、当該階床のホール呼びの登録制御を行なう
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  8. 前記制御手段は、
    前記乗りかごの着床後に前記乗りかごの混雑状況が前記水準にあると前記判別手段が判別した場合、前記乗りかごが発車するまで当該着床した階床の前記混雑時ホール呼び釦の操作を有効とする
    ことを特徴とする請求項3に記載のエレベータ。
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