JP2008265638A - 車両用ドア駆動制御装置 - Google Patents

車両用ドア駆動制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008265638A
JP2008265638A JP2007113789A JP2007113789A JP2008265638A JP 2008265638 A JP2008265638 A JP 2008265638A JP 2007113789 A JP2007113789 A JP 2007113789A JP 2007113789 A JP2007113789 A JP 2007113789A JP 2008265638 A JP2008265638 A JP 2008265638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
semi
opening
automatic
stop station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007113789A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Nagakura
孝行 長倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Systems Co Ltd
Priority to JP2007113789A priority Critical patent/JP2008265638A/ja
Publication of JP2008265638A publication Critical patent/JP2008265638A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

【課題】列車が停車駅に到着した後に開動作スイッチを操作することなく、半自動ドアを自動的に開かせる。
【解決手段】フラグ設定手段22は、ドア開閉動作スイッチ6の操作に基づいて各ドア1についての半自動開ラッチフラグ21を設定し、半自動状態判別手段23は、半自動指令P3に基づいてドア1が半自動状態かどうかを判別し、ドア開手段24は、半自動状態判別手段23にて半自動状態と判別された場合、半自動開ラッチフラグ22が設定され、次の停車駅で開く側のドア1を開かせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は車両用ドア駆動制御装置に関し、特に、開閉動作が半自動化された車両用ドアの駆動制御方法に適用して好適なものである。
鉄道車両においては、乗務員の操作により編成中の全てのドアが一斉に開閉されることが通常行なわれている。一方、乗降客の少ない路線や寒冷地では、ドアの開閉動作が半自動化されることがある。
ドアの開閉動作が半自動化されると、乗降客がドアを手動で開放するか、あるいはドアの付近に設置された開動作スイッチを操作することで、個別のドアのみを開放することができる。
この場合、列車が停車駅に着くと、乗務員はドアの半自動開操作を行い、ドアのロックを解除することで、乗降客は個別にドアを任意に開放することができる。また、発車の際には、乗務員がドアの閉操作を行うことで、開いているドアを一斉に閉じることができる。
また、ドアの開閉動作スイッチが点灯することで、ドアが半自動状態になったことを乗降客が認識することができる。
このような半自動方式として、例えば、特許文献1には、乗務員により開指令が出されても、半自動回路にて乗降者のある扉のみを開き、また、必要に応じて乗務員の閉操作によることなく、乗降者のスイッチ操作により各扉ごとに閉操作を行う開閉装置が開示されている。
また、近年では、ドアの上部などに表示器を設けて、次の停車駅を案内したり、停車駅で開くドアを案内したりすることが行われている。
このような表示方式として、例えば、特許文献2には、列車内の乗客に対して適切な案内を提供するために、列車の運行状況を示すデータを無線で受信し、列車の運行状況を示すデータを車内の表示器に表示する方法が開示されている。
また、例えば、特許文献3には、運行スケジュールに従って開閉ドアの方向を駅ごとに判別し、降車ドアの方向を前もって乗客に知らせる方法が開示されている。
このような機構が組み込まれた列車においては、乗客は停車駅が近づくと、表示器に表示された内容を確認して次の停車駅で開くドアの方向に向かうことができる。そして、列車が停車駅に到着し、ドアが半自動状態になってからドア付近に設置されている開動作スイッチを操作することで、乗客はドアを開いて降車することができ、降車を円滑に行うことができる。
特公平1−33379号公報 特開2002−87268号公報 特開平1−297790号公報
しかしながら、従来のドアの半自動方式では、次の停車駅で降車する乗客が予め開くドアを認識し、そのドアの前で待機している場合においても、そのドアが自動的には開くことはなく、そのドアを開くには開動作スイッチを操作する必要がある。このため、重量物や多くの荷物を持っている乗客にとっては、それらの荷物を一旦床に置いて開動作スイッチを操作した後にそれらの荷物を再び持ってから降車する必要があり、動作が煩わしいという問題があった。
また、表示器が車内に設置されていない場合や、乗客が表示器に気が付かない場合などで次の停車駅で開くドアが予め認識できないと、停車駅に到着して初めてどのドアが開いたかが判るため、慌ててそのドアの方向に向かう必要があることから、降車に手間取るという問題があった。
さらに、ワンマン運転や列車の停車ホームが短い場合などにおいて、次の停車駅で開くドアのない車両に乗車している場合には、次の停車駅で開くドアが予め認識できないと、列車の停車後にその停車駅で開くドアのある車両に移動する必要があり、降車動作が非常に慌ただしくなるだけでなく、車両運行面から見ても乗降時間がかかるため、運行ダイヤに乱れが発生するという問題があった。
そこで、本発明の目的は、列車が停車駅に到着した後に開動作スイッチを操作することなく、半自動ドアを自動的に開かせることが可能な車両用ドア駆動制御装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1記載の車両用ドア駆動制御装置によれば、ドアの付近に設置されている開動作スイッチの操作に基づいて前記ドアについての半自動開ラッチフラグを設定するフラグ設定手段と、前記ドアが半自動状態かどうかを判別する半自動状態判別手段と、前記半自動状態判別手段にて半自動状態と判別された場合、前記半自動開ラッチフラグが設定され、次の停車駅で開く側のドアを開かせるドア開手段とを備えることを特徴とする。
これにより、乗客による開動作スイッチの操作を記憶することが可能となり、列車が停車駅に到着する前の開動作スイッチの操作を列車が停車駅に到着した後に有効にすることができる。このため、列車が停車駅に到着した後に乗客が開動作スイッチを操作することなく、半自動ドアを自動的に開かせることが可能となり、乗客が多くの荷物を持っている場合においても、降車を円滑に行うことができる。
また、請求項2記載の車両用ドア駆動制御装置によれば、前記半自動開ラッチフラグが設定されているドアが次の停車駅で開く場合、そのドアが開くことを通知させる通知手段をさらに備えることを特徴とする。
これにより、列車が停車駅に到着する前に乗客が開動作スイッチを操作することで、その開動作スイッチが設置されているドアが開くかどうかを認識することができる。このため、列車が停車駅に到着する前に次の停車駅で開くドアの前で待機することができ、降車を円滑に行うことができる。
また、請求項3記載の車両用ドア駆動制御装置によれば、前記半自動開ラッチフラグが設定されているドアが次の停車駅で開かない場合、そのドアとは異なるドアが開くことを通知させる通知手段をさらに備えることを特徴とする。
これにより、列車が停車駅に到着する前に乗客が開動作スイッチを操作することで、その開動作スイッチが設置されているドアが開かないことを認識することができる。このため、列車が停車駅に到着した後に開いたドアの方向に慌てて向かう必要がなくなることから、降車に手間取るのを防止することが可能となるとともに、車両運行面から見ても乗降に時間がかかるのを防止することができ、運行ダイヤの乱れを防止することができる。
以上説明したように、本発明によれば、列車が停車駅に到着した後に乗客が開動作スイッチを操作することなく、半自動ドアを自動的に開かせることが可能となり、乗客が多くの荷物を持っている場合においても、降車を円滑に行うことができる。
以下、本発明の実施形態に係る車両用ドア駆動制御装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両用ドア駆動制御装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、鉄道車両には、乗降客が乗降する際に開閉するドア1、ドア1を駆動するリニアモータ2、ドア1とリニアモータ2とを連結する連結部3、ドア1の位置を検出する位置検出部5、乗務員が車両の運転操作を行う運転台20、ドア1の駆動制御を行うドア駆動制御装置10が設けられている。そして、乗降客がドア1の開閉操作を行う開閉動作スイッチ6が設置されている。
ここで、ドア駆動制御装置10には、運転指令演算器11、速度制御器13および電力変換器15が設けられ、電力変換器15の出力側には、リニアモータ2に供給されるモータU相電流およびモータW相電流を検出する出力電流検出部4が設けられている。
そして、運転指令演算器11は、運転台20から出力される開指令P1、閉指令P2または半自動指令P3、ドア開閉動作スイッチ6による操作に基づいて出力される半自動開指令P10または半自動閉指令P11、位置検出部5から出力される位置検出値P9などに基づいて、速度指令値P5を算出することができる。
速度制御器13は、運転指令演算器11から出力される速度指令値P5、出力電流検出部4から出力されるモータUW相電流値P7および位置検出部5から出力される位置検出値P9に基づいて、電圧指令値P6を算出することができる。
電力変換器15は、速度制御器13から出力される電圧指令値P6に基づいて、リニアモータ2を駆動制御することができる。
また、運転指令演算器11には、ドア開閉動作スイッチ6が操作されたかどうかを示す半自動開ラッチフラグ21が保持されるとともに、フラグ設定手段22、半自動状態判別手段23およびドア開手段24が設けられている。
ここで、フラグ設定手段22は、ドア開閉動作スイッチ6の操作に基づいて各ドア1についての半自動開ラッチフラグ21を設定することができる。半自動状態判別手段23は、半自動指令P3に基づいてドア1が半自動状態かどうかを判別することができる。ドア開手段24は、半自動状態判別手段23にて半自動状態と判別された場合、半自動開ラッチフラグ22が設定され、次の停車駅で開く側のドア1を開かせることができる。
そして、乗務員がドア1を開く場合、乗務員が運転台20を操作することにより、開指令P1が運転指令演算器11に出力され、乗務員がドア1を閉じる場合、乗務員が運転台20を操作することにより、閉指令P2が運転指令演算器11に出力される。そして、運転指令演算器11は、開指令P1または閉指令P2を受け取ると、開指令P1または閉指令P2に基づいて速度指令値P5を算出し、速度制御器13に出力する。また、位置検出部5にて検出されたドア1の位置検出値P9は運転指令演算器11および速度制御器13に出力されるとともに、出力電流検出部4にて検出されたモータUW相電流値P7は速度制御器13に出力される。
そして、速度制御器13は、運転指令演算器11から出力される速度指令値P5、出力電流検出部4にて検出されたモータUW相電流値P7および位置検出部5にて検出されたドア1の位置検出値P9に基づいて電圧指令値P6を算出し、電力変換器15に出力する。そして、電力変換器15は、速度制御器13から出力される電圧指令値P6に基づいて、リニアモータ2を駆動制御することにより、車両に設置された全てのドア1を一斉に開動作させたり、閉動作させたりすることができる。
また、乗客が半自動でドア1を開くことができるようにする場合、乗務員が運転台20を操作することにより、半自動指令P3が出力されると、運転指令演算器11は、車両のドア1は開かないが、ドア1のロックが解除された状態(半自動状態)にすることができる。
そして、ドア1が半自動状態になると、乗降客がドア開閉動作スイッチ6にて開操作することにより、半自動開指令P10が運転指令演算器11に出力され、乗降客がドア開閉動作スイッチ6にて閉操作することにより、半自動閉指令P11が運転指令演算器11に出力される。そして、運転指令演算器11は、半自動開指令P10または半自動閉指令P11を受け取ると、半自動開指令P10または半自動閉指令P11に基づいて速度指令値P5を算出し、速度制御器13に出力する。
また、位置検出部5にて検出されたドア1の位置検出値P9は運転指令演算器11および速度制御器13に出力されるとともに、出力電流検出部4にて検出されたモータUW相電流値P7は速度制御器13に出力される。そして、速度制御器13は、運転指令演算器11から出力される速度指令値P5、出力電流検出部4にて検出されたモータUW相電流値P7および位置検出部5にて検出されたドア1の位置検出値P9に基づいて電圧指令値P6を算出し、電力変換器15に出力する。そして、電力変換器15は、速度制御器13から出力される電圧指令値P6に基づいて、リニアモータ2を駆動制御することにより、車両に設置された全てのドア1を個別に開動作させたり、閉動作させたりすることができる。
また、ドア1が半自動状態になる前に、乗降客がドア開閉動作スイッチ6にて開操作すると、半自動開指令P10が運転指令演算器11に出力される。そして、運転指令演算器11が半自動開指令P10を受け取るとともに、ドア1が開く側を示すドア開側信号P4が出力されると、フラグ設定手段22は、ドア開閉動作スイッチ6にて開操作されたドア1が次の停車駅で開く側のドア1かどうかを判断し、ドア開閉動作スイッチ6にて開操作されたドア1が次の停車駅で開く側のドア1である場合、そのドア1についての半自動開ラッチフラグ21を設定する。
そして、列車が次の停車駅に停車し、乗務員が運転台20を操作することにより、半自動指令P3が出力されるとともに、半自動状態判別手段23にてドア1が半自動状態である判別される。そして、ドア開手段24は、半自動状態判別手段23にて半自動状態と判別されると、半自動開ラッチフラグ21が設定されているドア1について開くように指示する。そして、半自動開ラッチフラグ21が設定されているドア1について開くように指示されると、運転指令演算器11は、そのドア1についての速度指令値P5を算出し、速度制御器13に出力する。
また、位置検出部5にて検出されたドア1の位置検出値P9は運転指令演算器11および速度制御器13に出力されるとともに、出力電流検出部4にて検出されたモータUW相電流値P7は速度制御器13に出力される。そして、速度制御器13は、運転指令演算器11から出力される速度指令値P5、出力電流検出部4にて検出されたモータUW相電流値P7および位置検出部5にて検出されたドア1の位置検出値P9に基づいて電圧指令値P6を算出し、電力変換器15に出力する。そして、電力変換器15は、速度制御器13から出力される電圧指令値P6に基づいて、リニアモータ2を駆動制御することにより、半自動開ラッチフラグ21が設定されているドア1を開動作させることができる。
これにより、乗客によるドア開閉動作スイッチ6の操作を記憶することが可能となり、列車が停車駅に到着する前の開閉動作スイッチ6の操作を列車が停車駅に到着した後に有効にすることができる。このため、列車が停車駅に到着した後に乗客が開閉動作スイッチ6を操作することなく、半自動化されたドア1を自動的に開かせることが可能となり、乗客が多くの荷物を持っている場合においても、降車の直前にその荷物を置いたり持ったりする必要がなくなることから、降車を円滑に行うことができる。
図2は、図1の車両用ドア駆動制御装置の半自動状態における開動作を示すフローチャートである。
図2において、ドア開手段24は、半自動開ラッチフラグ22がセットされているかどうかを判断し(ステップS1)、半自動開ラッチフラグ22がセットされていない場合、フラグ設定手段22は、ドア開閉動作スイッチ6が押下されているかどうかを判断する(ステップS2)。そして、フラグ設定手段22は、ドア開閉動作スイッチ6が押下されている場合、そのドア開閉動作スイッチ6が押下されたドア1が次の停車駅(停車中のならば現在の停車駅)で開く側かどうかを判断する(ステップS3)。そして、ドア開閉動作スイッチ6が押下されたドア1が次の停車駅で開く側である場合、フラグ設定手段22は半自動開ラッチフラグ22をセットする(ステップS4)。
一方、半自動開ラッチフラグ22がセットされている場合(ステップS1)、半自動状態判別手段23は、ドア1が半自動状態になっているかどうかを判断する(ステップS5)。そして、列車が走行中の場合や、列車が停車したが乗務員による操作がない場合などでドア1が半自動状態になっていない場合、処理を終了する。
一方、ドア開手段24は、半自動状態判別手段23にて半自動状態と判別された場合、ドア開閉動作スイッチ6が押下されたドア1が全開位置にあるかどうかを判断し(ステップS6)、ドア開閉動作スイッチ6が押下されたドア1が全開位置にある場合、そのドア1についての自動開ラッチフラグ22をリセットする。なお、開指令P1または閉指令P2が運転指令演算器11に出力された場合や、ドア開側信号P4にてドア1が開く側が変わったと判断された場合にも、自動開ラッチフラグ22をリセットすることができる(ステップS7)。
一方、ドア開手段24は、ドア開閉動作スイッチ6が押下されたドア1が全開位置にない場合、そのドア1が開くように指示することができる(ステップS8)。
なお、図2の処理において、乗務員が運転台20を操作することにより開指令P1または閉指令P2が出力された場合、この操作による指令を優先させることができる。
また、上述した実施形態では、ドア1が開く側を判断するために、ドア開側信号P4を用いる方法について説明したが、ドア開側信号P4を用いることなく、ドア開閉動作スイッチ6による開操作を記憶し、停車駅でドア1が半自動状態になった時にその開操作が記憶されているならば、そのドア1が開くようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ドア開閉動作スイッチ6による開操作をドア駆動制御装置10に記憶させる方法について説明したが、ドア開閉動作スイッチ6による開操作を記憶する機能をドア開閉動作スイッチ6に持たせるようにしてもよい。
ここで、ドア開閉動作スイッチ6による開操作をドア駆動制御装置10に記憶させるか、ドア開閉動作スイッチ6による開操作を記憶する機能をドア開閉動作スイッチ6に持たせるかは、現在運用されている車両の付加機能として本発明を使用する場合には、現在備え付けられているドア開閉装置の改良の容易性などに基づいて適宜選択することができる。
図3は、本発明の第2実施形態に係る車両用ドア駆動制御装置の概略構成を示すブロック図である。
図3において、車両には、図1の構成に加え、次の停車駅でドア1が開くかどうかを表示する表示器16が各ドア1の付近に設けられるとともに、運転指令演算器11には、図1の構成に加え、次の停車駅でドア1が開くかどうかを通知する通知手段25が設けられている。
そして、ドア開閉動作スイッチ6が押下されたドア1が次の停車駅で開く場合、通知手段25はそのドア1が開くことを表示するように表示器16に表示データP12を送出することができる。そして、表示器16は、ドア1が開くことを表示するための表示データP12を受け取ると、例えば、「次の停車駅でこのドア1が開きます。」というメッセージを表示することができる。
図4は、図3の車両用ドア駆動制御装置の半自動状態における開動作を示すフローチャートである。
図4において、この第2実施形態では図2の処理に加え、ステップS9の処理が追加されている。そして、半自動開ラッチフラグ22がセットされると(ステップS4)、通知手段25はそのドア1が開くことを表示するように表示器16に指示し、表示器16はそのドア1が開くことを表示することができる(ステップS9)。
これにより、列車が停車駅に到着する前に乗客がドア開閉動作スイッチ6を操作することで、そのドア開閉動作スイッチ6が設置されているドア1が開くかどうかを認識することができる。このため、乗客は、列車が停車駅に到着する前に次の停車駅で開くドア1の前で待機することができ、降車を円滑に行うことができる。
また、表示器16を設置することで、他の乗客にとっても、列車が停車駅に到着する前にドア開閉動作スイッチ6を操作することでドア1を開けられるということを認識することができ、次回以降の降車時に有効活用することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、ドア開閉動作スイッチ6とは別個に表示器16を設ける方法について説明したが、表示器16はドア開閉動作スイッチ6と一体的に設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、次の停車駅でどのドア1が開くかを乗客に知らせるために、次の停車駅で開くドア1が判るように表示器16に表示する方法について説明したが、次の停車駅でどのドア1が開くかを音声などで乗客に知らせるようにしてもよい。
図5は、本発明の第3実施形態に係る車両用ドア駆動制御装置の半自動状態における開動作を示すフローチャートである。
図5において、この第3実施形態では図4の処理に加え、ステップS10の処理が追加されている。そして、ドア開閉動作スイッチ6が押下されたドア1が次の停車駅で開く側でない場合(ステップS3)、通知手段25はそのドア1が開かないことを表示するように表示器16に指示し、表示器16はそのドア1が開かないことを表示することができる(ステップS10)。
これにより、列車が停車駅に到着する前に乗客がドア開閉動作スイッチ6を操作することで、そのドア開閉動作スイッチ6が設置されているドア1が開かないことを認識することができる。このため、列車が停車駅に到着した後に開いたドア1の方向に慌てて向かう必要がなくなることから、降車に手間取るのを防止することが可能となるとともに、車両運行面から見ても乗降に時間がかかるのを防止することができ、運行ダイヤの乱れを防止することができる。
なお、上述した実施形態では、ドア開閉動作スイッチ6が押下されたドア1が次の停車駅で開かないことを表示器16に表示する方法について説明したが、次の停車駅で車両のどのドア1が開くか(ドア開閉動作スイッチ6を押下したドア1と反対側のドア、X号車のドアなど)の情報があれば、その情報を表示器16に表示させるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る車両用ドア駆動制御装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の車両用ドア駆動制御装置の半自動状態における開動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る車両用ドア駆動制御装置の概略構成を示すブロック図である。 図3の車両用ドア駆動制御装置の半自動状態における開動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る車両用ドア駆動制御装置の半自動状態における開動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ドア
2 リニアモータ
3 連結部
4 出力電流検出部
5 位置検出部
6 開閉動作スイッチ
10 ドア駆動制御装置
11 運転指令演算器
13 速度制御器
15 電力変換器
16 表示器
20 運転台
21 半自動開ラッチフラグ
22 フラグ設定手段
23 半自動状態判別手段
24 ドア開手段
25 通知手段

Claims (3)

  1. ドアの付近に設置されている開動作スイッチの操作に基づいて前記ドアについての半自動開ラッチフラグを設定するフラグ設定手段と、
    前記ドアが半自動状態かどうかを判別する半自動状態判別手段と、
    前記半自動状態判別手段にて半自動状態と判別された場合、前記半自動開ラッチフラグが設定され、次の停車駅で開く側のドアを開かせるドア開手段とを備えることを特徴とする車両用ドア駆動制御装置。
  2. 前記半自動開ラッチフラグが設定されているドアが次の停車駅で開く場合、そのドアが開くことを通知させる通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の車両用ドア駆動制御装置。
  3. 前記半自動開ラッチフラグが設定されているドアが次の停車駅で開かない場合、そのドアとは異なるドアが開くことを通知させる通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記載の車両用ドア駆動制御装置。
JP2007113789A 2007-04-24 2007-04-24 車両用ドア駆動制御装置 Pending JP2008265638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007113789A JP2008265638A (ja) 2007-04-24 2007-04-24 車両用ドア駆動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007113789A JP2008265638A (ja) 2007-04-24 2007-04-24 車両用ドア駆動制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008265638A true JP2008265638A (ja) 2008-11-06

Family

ID=40045742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007113789A Pending JP2008265638A (ja) 2007-04-24 2007-04-24 車両用ドア駆動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008265638A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111225845A (zh) * 2017-08-16 2020-06-02 Lg电子株式会社 驾驶辅助***以及包括驾驶辅助***的车辆

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568716A (en) * 1979-06-30 1981-01-29 Aruna Koki Kk Door operating device for vehicle

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568716A (en) * 1979-06-30 1981-01-29 Aruna Koki Kk Door operating device for vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111225845A (zh) * 2017-08-16 2020-06-02 Lg电子株式会社 驾驶辅助***以及包括驾驶辅助***的车辆
CN111225845B (zh) * 2017-08-16 2023-06-30 Lg电子株式会社 驾驶辅助***以及包括驾驶辅助***的车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10220716B2 (en) Electric bus and charging system
CN114013452A (zh) 自动驾驶控制方法、***、可读存储介质及车辆
JP2007186322A (ja) エレベータの案内装置
CN112606846A (zh) 自动驾驶车辆的控制装置
JP6649663B1 (ja) エレベータシステム、エレベータ制御装置、およびエレベータ制御方法
EP3000686B1 (en) Train information management device and train crew assistance method
JP5091638B2 (ja) エレベーターのかご内案内装置
JP2008265638A (ja) 車両用ドア駆動制御装置
JP4930132B2 (ja) 車両用ドア駆動制御装置
JP2007283991A (ja) 車両情報表示システム
JP2016016976A (ja) エレベーターシステム
JPH10203361A (ja) 列車ドアの自動開閉システム
JPH11234813A (ja) 列車の自動運転制御装置
JP2010030776A (ja) エレベータシステム
JP2009269481A (ja) 車載装置、車載装置の制御方法及び車載システム
JP7236861B2 (ja) ドア制御装置
JP2005193761A (ja) 鉄道車両用ドア開閉制御装置
CN113482482A (zh) 轨道车辆紧急情况的车门控制方法及***
JP2006315605A (ja) 列車ドア開閉制御装置
JP2007254076A (ja) エレベータシステム
JP2019203360A (ja) 機械式駐車装置
JPH11116152A (ja) エレベータの制御装置
KR100239941B1 (ko) 전동차의 노선안내 및 진행상태 표시방법
JP2009143647A (ja) エスカレーター制御装置
JPH08225263A (ja) ダブルデッキエレベータのかご内案内表示制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091215

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20110422

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110920

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Effective date: 20110922

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110922

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A521 Written amendment

Effective date: 20111031

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A02 Decision of refusal

Effective date: 20120918

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02